幸子「た、たまたま偶然、誕生日だって聞いただけですよ！」
小梅「手帳にもしるしつけて、毎日カウントダウンもしてたもんね。忘れないよね」
幸子「小梅さん！？」
輝子「あ、小梅ちゃんも、おはよう」
小梅「おはよー輝子ちゃん。お誕生日、おめでとう。私からはこれだよ」
輝子「お、おぉ！これは……！」
小梅「そう、この前一緒に見た映画、マタンゴのお人形」
幸子「ﾋｯ!?」
輝子「カ、カッコいい……！ありがとう小梅ちゃん」

？？「こっちです！こっちから輝子ちゃんのサイキックパワーを感じます！」
輝子「ﾌﾋ?」
裕子「輝子ちゃん！いますか？いますね！」ｶﾞﾁｬﾘ
輝子「あ、裕子ちゃん」
茜「私も居ますよおおおおおお！！！」
輝子「茜ちゃんも」
裕子「輝子ちゃん！お誕生日！」
茜「おめでとうございまあああああああああっす！！」
輝子「お、おおう！？あ、ありがとう」
茜「私からのプレゼントはこれです！」
輝子「あ、これって……この前の」
茜「はい！握力を鍛えるハンドクリップです！何とキノコ柄が新しく出たと聞いて！これはもう輝子ちゃんの為に手に入れるしかない！と！！」
輝子「私の為に……ありがとう」

裕子「私からはこれです！」
輝子「な、何だこの山盛りのキノコ（友達）は！しかも、多いだけじゃなくて、大きい……！」
裕子「そ、それがですね……買った時は普通のキノコだったんですけどね。今日の朝起きたらこんなに！いやぁ！キノコの成長速度って凄いんですね！」
輝子「もしかして、裕子ちゃん。昨日の夜はサイキックの鍛錬を」
裕子「勿論しましたよ！でも昨日は調子が悪くて、スプーンが全然曲がらなかったんですよ……」
輝子（裕子ちゃんのサイキックパワー……凄いな……）

友紀「うわー！何か賑やかだねー！」
輝子「あ、友紀さん」
友紀「輝子ちゃん！お誕生日おめでとう！」
輝子「お、覚えててくれたのか……！」
友紀「そりゃー一緒にユニット組んだし、当たり前だよー！前のユニットではあんまりお話しできなかったけどさ！」
輝子「そ、そうだったな……」
友紀「だからこれからは、今までの分、もっともっとお話しして仲良くなりたいなって思ってるよ！だからまずは、これ！」
輝子「これは？」
友紀「今日から発売のき〇この山だよ！一緒に食べよう！」
輝子「お、おぉ……これはこれは……」

？？「幸子さんに小梅ちゃん。裕子さんに茜さんに友紀さん……に、賑やかで……この輪の中に入るのは……ちょっと……むぅー」
？？「大丈夫、行きましょう？」
ｶﾞﾁｬﾘ
輝子「ﾌﾋ?」

愛梨「輝子ちゃん！」
森久保「あ、あの……」
輝子「愛梨ちゃんに、乃々ちゃんも」
茜「お二人とも！おはようございまあああああっす！！」
森久保「ﾋｨｯ!!」ｻｯ
愛梨「もー！茜ちゃん？」
茜「ご、ごめんなさい乃々ちゃん！」

輝子「で、大丈夫か？乃々ちゃん」
森久保「だ、大分落ち着きましたけど……」
愛梨「じゃあ改めて！輝子ちゃん！」
森久保「お、お誕生日……」
愛梨「おめでとう！」
森久保「おめでとうですけどおおおおおおおお！！」
輝子「お、おぉう！？」
森久保「も、燃え尽きました。使命は果たしたので森久保は消えます……」
愛梨「乃々ちゃん！まだ終わってないよ！プレゼント！」
森久保「そ、そうでした……これ、プレゼントです……けど……」
輝子「あ、ありがとう。これは……？」
森久保「キ、キノコ柄の……ペンとノートの……ポエムセットです……けど……」
輝子「か、可愛い。良いな、これ……」
愛梨「私からはこれです！」
輝子「お、おぉ！これは……キノコの原木型のケーキ……！」
森久保「ブッシュドノエルですけどぉ」
愛梨「乃々ちゃんと一緒に作ったんですよ！」
森久保「森久保は……主に飾り付けですけど」

まゆ「輝子ちゃん」
輝子「まゆさん！？い、いつの間に……」
裕子「私のサイキックパワーでも感知不可能でした……！」
まゆ「うふふふ」
藍子「まゆさんー！先に行っちゃうなんて酷いですよぉ！」ｶﾞﾁｬﾘ
輝子「あ、藍子ちゃんも」
まゆ「輝子ちゃん、お誕生日」
藍子「おめでとう！はい、私達からのプレゼント」
輝子「あ、ありがとう。お、おぉ……凄い……キノコ料理だ……もうこれ、今からパーティーが出来るぞ……」

拓海「こっちで良いんだよな？」
美玲「あぁ！こっちからショーコの波動を感じるからな！」
拓海「お前、何か裕子に似てきたな……」ｶﾞﾁｬﾘ
美玲「よう！ショーコ！お祝いに来たぞ！」
拓海「誕生日だって聞いてすっ飛んできてやったぜ！」
輝子「美玲ちゃんに、拓海さん！」
拓海「よう！元気にしてっか！」

美玲「おめでとうショーコ！ウチからのプレゼントだ！」
輝子「おぉ！これはデビキャのぬいぐるみ！」
美玲「お揃いだぞ！」
輝子「嬉しい……」
拓海「アタシからはこれだ！」ｽｯ
輝子「こ、これは！！」
拓海「あぁ！ライブチケットだぜ！」
輝子「あ、ありがとう、絶対行く」

輝子「た、沢山の人に祝ってもらえた……」
輝子（も、もうボッチではないのかも……しれない？ﾌﾋﾋ……）

幸子「輝子さんー？早く早く！主役が来ないと始まりませんよ」
友紀「そーそー！折角の料理も冷めちゃうし！」

輝子「う、うん今行く……ﾌﾋﾋ」

輝子「幸せだ」