隊長のゾフィーさん (142)


※注意
世界観・キャラなどその他もろもろが崩壊しています。苦手な方は閲覧注意です。書き溜めたものをちびちび投下していきます。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496493766

-M78星雲・光の国-


ウルトラの父「ゾフィー!!また書類にミスがあったぞ!これで何度目だと思っているんだ!」

ゾフィー「申し訳ありません大隊長!」ペコペコ

ウルトラの父「まったく…最近隊長としての自覚が足りないんじゃないのか?そういえばまたセブンが無断で地球へ行ったそうだな」

ゾフィー「え!?…そっ…そんな……」

ウルトラの父「部下の行動も把握できていないのか…」

ゾフィー「すみません…セブンには私から言っておきます……」

ウルトラの父「当たり前だ!いいか?今度何か問題があったらただではすまないと思っておけ!!」

ゾフィー「はい………」

ウルトラの父「まったく…君の父親は誰もが尊敬する立派な男だったというのに息子の君ときたら……」グチグチ

ゾフィー「……………」



ゾフィー「……」トボトボ

-警備隊オフィス-


シーーーン……


ゾフィー「(みんな出払ってるんだな…デスクワークは私だけか……)」

ゾフィー「……」

ゾフィー「(えーと、まず被害請求の書類から片づけていくか…)」

ゾフィー「(まったくみんな好き勝手暴れてくれるな……壊れた街や建物の被害請求や損害賠償を処理するのは最終的に私なのに……)」

ピピピピピピピピピ

ゾフィー「!」

ゾフィー「はい、こちら宇宙警備隊ですが」ピッ

ゾフィー「はい、はい……ご心配なく…きちんと支払い致しますので……はい…」

ゾフィー「……」ピッ

ピピピピピピピピピ

ゾフィー「はい、こちら宇宙警備隊…」ピッ

ゾフィー「………え?はぁ……そうですか…ゼロが無礼なことを……私から言っておきますので……はい…」

ゾフィー「ったく…親子そろって…」

ピピピピピピピピピ

ゾフィー「…はい…宇宙警備隊…」

ゾフィー「え?行方不明?……えぇ、わかりました。すぐに捜索します」ピッ

ゾフィー「行方不明になったのはM23星雲か…一番近いところにいる戦士は…」

ゾフィー「マックスか…」ピピッ

人いないな…まぁいいや


ゾフィー「マックス、聞こえるか?今すぐ行方不明者の捜索にあたってくれM23星雲だ。急げ」

マックス『……………チッ』

ゾフィー「え?」

マックス『いや、なんでもないですよ……今すぐ向かいます』

ゾフィー「そ、そうか…頼んだぞ」

ゾフィー「(舌打ちされたような……いや、気のせいだろう…)」ピッ

ゾフィー「………」



ピピピピピピピピピ

ゾフィー「はい…宇宙警備隊………いや、うちはピザ屋じゃありません…ラーメン屋でもないです……」

馬鹿にしたいだけのスレと聞いて

数時間後…


ゾフィー「(はぁ……疲れた…やっと書類が半分くらい片付いた……)」

セブン「おっゾフィーか。おつかれさん」

ゾフィー「あぁ……セブンか……ご苦労…」

ゾフィー「!!」

ゾフィー「そうだ!お前に話がある!!また無断で地球に行ったそうだな!?お前は…」

セブン「悪いが俺は今日は早引きだ」

ゾフィー「なんだと?」

>>9
見てくれてるだけ嬉しいです


セブン「久々にアナザースペースからゼロが帰ってくるんだ」

セブン「早引きの許可は事前に取ってあるからな、じゃあ仕事がんばれよ~」タタタッ

ゾフィー「お、おい待て!お前とゼロに話が…」ガッ

ゾフィー「ヘァァッ!?」ドンガラガッシャ-ン

ゾフィー「デュワァァ…いてて……」

ゾフィー「あぁ!!まとめた書類がごちゃまぜに!?」

メビウス「あっ…ゾフィー隊長」

ゾフィー「おお!メビウスちょうどいいところに来た!この書類を片付けるのを手伝ってくれ!」

メビウス「すみません隊長……僕これからすぐ任務なので…」

ゾフィー「あ……そう…任務が最優先だからな……仕方ないな……うむ……」

メビウス「すみません。失礼します」

ゾフィー「(今日はメビウスの任務はもう終わったような気がするが………)」

ゾフィー「………片付けよう…」

…………………………………………………………


ゾフィー「はぁ……(さすがに疲れたな…コーヒーでも淹れて少し休憩しよう…)」

ゾフィー「……」コポコポ

ゾフィー「ズズッ…」

ゾフィー「うむ、うまい!上出来だ」

ゾフィー「(円谷ッターでもチェックするか)」

ゾフィー「……」

最近のハイライト

ウルトラマンメビウス @ M78_GUYS


今日は任務が少ししかなくてヒマだったのでヒカリとショッピングしてきました!!???
カレーおいしかったです!??


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ゾフィー「……」

ゾフィー「(みなきゃよかった……)」

あっ、絵文字は表示されないのか



ゾフィー「(そっかぁ…あんなに素直でかわいいヤツだったメビウスがねぇ…そうかそうか)」

ゾフィー「………」

ウルトラの父「コーヒーを飲みながら携帯をいじるとは随分と余裕だな」

ゾフィー「ブバッ!?」

ゾフィー「だ、大隊長!?いつの間に!?」

ウルトラの父「その様子だと仕事のほうはもう終わったんだろうな?」

ゾフィー「い、いや……まだ……」

ウルトラの父「.……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ




ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ


ゾフィー「はぁ…ひどい目にあった……なんとか終わったが…もうこんな時間か……」

ゾフィー「早く帰って寝よう……」


ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ


ゾフィー「(飲み屋街は賑やかだなぁ)」

\ただいま宇宙警備隊員の方、飲み放題無料でーす!!/

ゾフィー「………」

ゾフィー「(少しよっていくか…)」

ゾフィー「(いやいや!いかんいかん!!宇宙警備隊の隊長ともあろう者が居酒屋など…)」

ゾフィー「………」

ゾフィー「……少しくらいいいだろう。今日は頑張ったし…」

\いらっしゃいませーーー!!/

店員「お通しです」コト

ゾフィー「どうも…(モツ煮か…)」

店員「ご注文お決まりですか?」

ゾフィー「あぁ、はい…じゃあ飲み放題のビールと…バードン唐翌揚げと…ゲスラの刺身をいたただこうか」

店員「かしこまりました!」タタタ

ゾフィー「ふぅ……」オシボリゴシゴシ

ゾフィー「(この居酒屋は仕切りがあって落ち着くな……賑やかだが自分一人というこの感覚…)」

ゾフィー「(どれ、お通しを頂こう)」モグモグ

ゾフィー「うまい………」

ガラガラガラガラ

\いらっしゃいませー!何名様ですかー?/

\6人でーす/

\こちらの席へどうぞー!/

ゾフィー「(ん……?今の声は…)」

ウルトラマン「なかなかいい店じゃないか」

セブン「そうだな」

ジャック「今日はエースのおごりですからね~」

エース「ちょっ!聞いてないですよ!」

タロウ「さすがエース兄さん太っ腹!」

エース「タロウ!それはどういう意味だ?」

タロウ「えっ…あ、いや…別にエース兄さんが寸胴だって言いたいわけでは……」

エース「どうやら三枚おろしにされたいらしいな……」

タロウ「ちょっ!なにギロチン技の構えしてるんですか!」

メビウス「あはははは!」

エース「メビウス笑うな!」

ウルトラマン「おい何やってる、早く座れ」

タロウ「さっ、座りましょうエース兄さん」

エース「ったく…」

メビウス「あはは」

ゾロゾロゾロゾロゾロ…

座席の下に隠れたゾフィー「…………」

ゾフィー「(なんてことだ…まさか兄弟が来るとは…しかも仕切りを隔てて隣だぞ!?居心地が悪いったらありゃしない!)」

ウルトラマン「みんなとりあえず生でいいかな?」

6人「はーい」

ジャック「そういえばセブン兄さん、今日はゼロが帰ってくる日じゃないんですか?こんなところに居ていいんですか?」

セブン「あぁ…ゼロのやつ帰ってきたと思ったらすぐにまた出て行ってしまったよ…まったく…親不孝ものめ…」

ウルトラマン「ははは、いいじゃないか。若いうちは好きにさせてやれ」

セブン「うーん…」

ゾフィー「(好きにさせすぎなんだよ!)」

店員「お待たせしました!生とバードン唐翌揚げとゲスラの刺身でーす!」

ゾフィー「どうも…(小声)」

タロウ「ヒカリは来ないのか?メビウス。さっきまで一緒に居たんだろう?」

メビウス「あぁ、誘ったんですけど重要な研究があるそうで」

タロウ「そうか」

ゾフィー「(ふっ…私は誘われてすらいない……か…)」

店員「お待たせしました!生6つです!」

エース「おっきたきた」

セブン「じゃあ、マン、頼むぞ」

ウルトラマン「ん?あぁ…えぇ、オホン」

ウルトラマン「それでは日ごろの激務に耐えてきた我々に…」

ウルトラマン「かんぱ~い!!」

5人「かんぱ~い!!!」

ゾフィー「かんぱい…」ボソッ

ゾフィー「」ゴキュゴキュ

ゾフィー「はぁ……」ゴト

エース「いやーうまい!最高ですね」

ウルトラマン「たまにはこういうのもいいもんだな」

メビウス「! タロウ兄さん、いつものアレを」ヒソ

タロウ「あぁ…わかってる」ニヤリ

タロウ「あれ?」ニヤニヤ

ジャック「ん?」

ウルトラマン「どうした?タロウ」

セブン「……!」

タロウ「『ゾフィー兄さんは?』」ニヤニヤ

ゾフィー「」ピク

セブン「『ゾフィーのことなんかいいよ』」

どっ あははははははははははは


メビウス「でた~wwwタロウ兄さんとセブン兄さんの十八番!!」

ウルトラマン「懐かしいなぁ、はははは!」

ジャック「鉄板ですねwww」

エース「ゾフィーに同情するよwwwwww」

ゾフィー「…………」

ウルトラマン「あいつは昔から肝心な時に役に立たないからなwwwwwww」

セブン「そうそうwwwwww出てきたかと思えば大抵やられるしなwwwww」

メビウス「そしてウルトラ兄弟No. 1(笑)を語る上で欠かせないのは………」

全員「ミスターファイヤーヘッド!!!」


どはははははははははははははははは






ゾフィー「………店をかえよう……」

光の国の近くにある惑星「ゴラク」

様々な宇宙人が立ち寄る惑星。遊園地からカジノまでたくさんの娯楽施設が星中にあり、子供から大人まで楽しめる惑星である。夜になると居酒屋やバーなどが開店し、「眠らずの惑星」とも呼ばれる。





ゾフィー「ういいい~~~///ちょっと飲みすぎたかなぁ~~っと///」

ゾフィー「最初の店出てから何軒まわったっけ///……えーと…あの店出てあの店……」

ゾフィー「まぁいいか!///こうなりゃ朝まで飲み明かしてやるぜ!!////」

ゾフィー「た~ろうやえーすのおにい~~さん~~そんけいできるおにい~~さん~~」

ゾフィー「たすけて~~ぞふぃ…」ドン

ゾフィー「ってぇなぁ~~どこに目ェつけてんだコラ!」

ナックル星人「あ?」

ババルウ星人「なんだァ~この酔っぱらい」

ザラブ星人「おい!こいつゾフィーじゃねぇか!?」

ゾフィー「おう!いかにも俺ァ宇宙警備隊の隊長ゾフィーだぞォ!!」フラフラ

ナックル星人「オイオイ!できあがってんじゃねぇかよ!大丈夫か隊長さんよお!!」ドン 

ゾフィー「って!!」フラフラ ドシャ

ババルウ星人「ぎゃははははは!!尻餅ついてやんの!!」

ザラブ星人「がははははこいつァ傑作だ!!」

ナックル星人「オイ!隊長さん!サッサと仲良し兄弟の所にでも帰りな!!」

ババルウ星人「よせよせ!!どうせ兄弟達にハブられたもんだからこんな所で1人でヤケ酒やってんだろうぜ!」

ナックル星人「違いねぇ!」

三人「あーっははははははははははははははは」


ゾフィー「くっ……」ピクピク  

ゾフィー「オラァ!」ボゴ

ババルウ星人「ぐほぉ!?」

ナックル星人「なっ……!テメェよくも俺のダチ公を……」

ババルウ星人「くっ…てめー……」

ザラブ星人「やっちまいやしょうぜ!!」

ナックル星人「おう!たりめーだコラァ!!」

ゾフィー「おうおう、上等だァ!!三人まとめてかかってきやがれ!!俺ァ、ウルトラ兄弟ナンバーワンのゾフィーたいちょ((ナックル星人「オラァ!!」ドス

ゾフィー「ゴフッ……」

ゾフィー「き、貴様…不意打ちはひきょ…」

ババルウ星人「ウラァ!!」ボゴ

ゾフィー「ジェア!?」ドシャア

ババルウ星人「なにぬかしてんだ!!さきに突っかかってきたのはテメーだろうが!!!」ゲシゲシ

ザラブ星人「卑怯もラッキョウもねぇんだよ!!」ゲシゲシ

ナックル星人「オラ!オラ!」ドカドカ


ドカ バキ メキ ドゴ ドシャ ボコ ボコ

ゾフィー「」ピクピク

ババルウ星人「いや~久々に楽しかったぜ」

ザラブ星人「まったくですね!」

ナックル星人「ふん、宇宙警備隊も案外たいしたことねぇのかもな」

ザラブ星人「いやいや、ゾフィーだから勝てたんですよ!ナックルさん。他の兄弟だったらこうはいきませんよ!」

ナックル星人「そうだな!!」

ババルウ星人「違いねぇ!」


わーーっははははははははははははははははははははははははは


ゾフィー「(くっ……私は一体……何をしているんだ……)」

ゾフィー「(これからどうしようか………)」

ウルトラの父「何!?ゾフィーがいないだと!?」

ウルトラマン「は、はい…今朝の朝礼にも現れず……」

セブン「ウルトラサインでも連絡がつかず…」

ウルトラの父「すぐに探すんだ!!ゾフィーが見つかるまではウルトラマンを隊長代理とする!!」

ウルトラマン・セブン「了解!!」

ざわざわ ざわざわ



「おい、聞いたか?」「あぁ、隊長行方不明らしいぜ」

「ったく何やってんだか」「部下に迷惑かけて何考えてんだろうな」


「もういっそウルトラマンさんが隊長でいいんじゃないか?」「そうだな。あの人はゾフィーに比べて頼りになるし」

セブン「よし、不本意だがゾフィー捜索に向かうぞ」

ジャック「はぁ……」

エース「本当に不本意ですよ」

タロウ「さっさと見つけましょう」

セブン「よし、じゃあまず……どこから探そうか……」

ジャック「さぁ…?任務の時はいつもゾフィーの指示を仰いでから向かっていましたから……」


一同「………」


セブン「とっ…とにかく近くから探して行こう」

ウルトラマン「隊長の仕事か…デスクワークなんか久しぶりだな…」

ウルトラマン「ん!?この資料全部やるのか!?」

ウルトラマン「なんて量なんだ…」

ウルトラマン「ペン…ペンはどこだ?」

ピピピピピピピピピ

ウルトラマン「ん?電話か?」

ウルトラマン「はい、もしもし」

ウルトラマン「えっ!?宇宙人に襲われてる?場所は!?」

ウルトラマン「はい、はい…K62星雲ですね?わかりました」ピッ

ウルトラマン「えーと、K62星雲はどの辺だったかな…」

ピピピピピピピピピ

ウルトラマン「またか!?」

ウルトラマン「はい、もしもし!」

ウルトラマン「えっ被害請求?そういうのはここじゃなく……えっ?ゾフィー隊長はいつも請け合ってくれたって……?はい、わかりました…では……」


ウルトラマン「はい、はい…失礼します。え?ゾフィー隊長はいつ帰ってくるかって?それは…今はなんとも……」

ウルトラマン「はいはい…失礼します」ピッ

ウルトラマン「はぁ…そうだ!K62星雲!!えーと…」
ピピピピピピピピピ

ウルトラマン「はい、もしもし!!」

ウルトラマン「えぇ、今すぐ向かいます!!待っていて下さい!!」ピッ

ウルトラマン「K62星雲!K62星雲!!」

ピピピピピピピピピ

ウルトラマン「受話ッ!!」

ウルトラマン「え!?うちはピザ屋じゃない!!」ピッ

ウルトラマン「K62星雲!!!」

ジャック「いませんね…」

エース「どうします?」

セブン「え、えーと…次はその辺の惑星を…」

タロウ「さっきから指示が曖昧すぎますよセブン兄さん!」

セブン「なに?」

エース「俺もタロウと同意見ですよ」

セブン「だったらお前らが指示を出せばいいだろ!!」

ジャック「やめて下さい!喧嘩したって仕方ないでしょう!?」


ウルトラの父「まだ終わっていないのか!?ゾフィーならとっくに終わらせていたぞ!」

ウルトラマン「すみません……」







セブン「はぁ……ウルトラの父にたっぷり絞られた……」

ウルトラマン「私も……限界だ…ゾフィーはあんなことをひたすら毎日続けていたのか……」

ジャック「………」

エース「…ゾフィー…いや……ゾフィー兄さんはどこにいるんでしょう…」

タロウ「何者かに捕まっているのかも…」

ジャック「……いや、もしかしたら…この仕事がイヤになって、我々兄弟に愛想を尽かしたのかもしれませんね………」


兄弟「……………」

-ヒカリの研究室-

メビウス「はぁ……」

ヒカリ「ずいぶんお疲れだな」

メビウス「うん……ゾフィー兄さんがいなくなってから任務の効率が大幅に悪くなったんだ…」

ヒカリ「明日からは俺も出向いたほうがよさそうだな」

メビウス「でも大事な研究はいいのかい?」

ヒカリ「宇宙の平和に比べればたいしたことはないさ」

ヒカリ「……」

ウルトラの父「……」

ウルトラの母「あなた……」

ウルトラの父「……ん…あぁ、お前か」

ウルトラの母「ゾフィーの行方…まだわからないのですか…」

ウルトラの父「あぁ…ウルトラマンでは業務の3分の1も進まん……」

ウルトラの母「はやく…見つかるといいんですが…」

ウルトラの父「あぁ………」

ウルトラの父「(ゾフィー……どこにいるんだ…)」











ゾフィー「…」ピンポ-ン

ゾフィー「ちはーメフィラス急便でーす」

ファントン星人「あ、どーもご苦労さんです」

ゾフィー「いえいえ。ここにハンコいただけますか?」

ファントン星人「はいっと」トン

ゾフィー「ありがとうございます」ペコリ

ゾフィー「では」ペコリ

ファントン星人「はーい」バタン

ゾフィー「えーと次はピット星か…」

ゾフィー「デュワッ!」キィィィン

今更ですが元ネタは「機動戦士ガンダムさん」の隊長のザクさんです。





ゾフィー「(あれから何週間たっただろうか…)」

ゾフィー「(私はあの後、正体を隠し、こうしてメフィラス急便で働いている…)」

ゾフィー「(幸いなのか、どうなのか…宇宙警備隊の部下達とは一度も会っていない…)」

ゾフィー「(いや、『元』部下か……」

ゾフィー「(私がいなくとも宇宙の平和は守られるだろう…優秀な戦士達がいる。私はもともとあんな仕事には向いていなかったのだ…私はまだ3万5000歳…若い……とは言えないがまだまだ先は長い。怪獣や宇宙人を倒すことよりも別の生き方がある……これでいいんだ…)」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


バルタン星人「フォフォフォフォフォ……」

ゼットン星人「くくくくく…」

マグマ星人「ふふふふふふ…」

バット星人「ぐふふふふ…」

ペダン星人「ふん……」

バルタン星人「やったぞ!!ついに完成したのだ!」

ゼットン星人「これがかつてウルトラマンゼロによって破壊された……」

マグマ星人「『ギガバトルナイザー』!!!」

バット星人「素晴らしい…これがウルトラマンベリアルが手にしたという100体の怪獣を操る悪魔のアイテム!」

バルタン星人「ついに完全に復元することに成功したのだ!」

ペダン星人「なんだと?まるで自分で復元したかのような言い草だな…このギガバトルナイザーを復元する技術を提供したのは我々ペダンなのだぞ?」

バルタン星人「わかっている。感謝しているさ」

ゼットン星人「しかし、ついに我々の復讐が実現するのだな…!」

バルタン星人「そうだ…ついにウルトラ戦士どもに殺された同胞達の仇を打てるのだ!!」

バルタン星人「ゼットン星人、バット星人、マグマ星人。怪獣達の育成は万全だろうな?」

ゼットン星人「無論、バット星人と協力し、最高級のゼットンを量産したぞ!!」

バット星人「うむ!」

マグマ星人「こちらもギラス軍団に加えて、かつてウルトラ兄弟と戦ったことがある強力な怪獣達を宇宙中から集めたぞ」

バルタン星人「うむ!上出来だ!!」

ペダン星人「聞かれる前に答えておこう。我々も新型キングジョーを大量に量産している。メンテナンスは完璧だ。今すぐにでも戦闘可能だ」

バルタン星人「素晴らしい……これで全ての準備は整った……ついに…ついに光の国への復讐の時だ!!」

バルタン星人「決行は明日!!今日は充分に休むのだ!!」

ウルトラの星壊滅同盟 メンバー

【バルタン星人】
この侵略グループの統率役。だが、実力はそれほどでもない。レイオニクスの生き残りで、ギガバトルナイザーを使えるのは彼のみであるため、他のメンバーは仕方なく従っている。


【ペダン星人】
ペダン星の科学力を駆使してギガバトルナイザーを復元させた。バルタンをあまり好かない。

【ゼットン星人】
バット星人と共にゼットンの養殖に力を入れる。養殖の腕はなかなか。

【バット星人】
ゼットン星人と共に養殖に力を入れる。うまくいけばハイパーゼットンのような強力なゼットンを養殖できるが、大抵豚のようなゼットンばかり養殖する。そこはゼットン星人にフェローされてなんとかなっている。

【マグマ星人】
宇宙を荒らすならず者。他のメンバーと違って復讐心があるわけではないが、邪魔なウルトラ戦士達を皆殺しするため、協力している。ギラス軍団を育て上げ、さらにギガバトルナイザーに収納するための強力な怪獣達を宇宙中から集めた。何気に一番苦労している。







ゾフィー「今戻りました」

メフィラス「あぁ、ご苦労様です。今日は帰っていいですよ」

ゾフィー「いえ、明日の仕分けをしてから帰ります」

メフィラス「そうですか…仕事熱心なのはいいですが体を壊さないように気をつけて下さいよ」

ゾフィー「はい!」


タタタタ…

>>59
ミス。フェローじゃなくてフォロー




メトロン「メフィラスさん」

メフィラス「ん?」

メトロン「あのような者を働かせていてよろしいのですか?」

メフィラス「……」

メトロン「彼は明らかに偽名を使って正体を隠しています…ヤツはどこからどうみてもゾ…」

メフィラス「うちは平和主義の会社です。どんな星の者でも、どんな事情でも、働いてくれるならばいいのです」

メトロン「しかし…」

メフィラス「それに……彼は近いうちにここを去ります」

メトロン「え?」

メフィラス「彼にはここではない居るべき場所があるんです。彼は宇宙警備隊の隊長という席に座っていなくてはならない。そこは彼以外誰も座ることはできない…他の誰にも務まらない…彼しかいないのですよ宇宙警備隊の隊長は…」

メトロン「……」

メフィラス「彼も本当はわかっているはずです。自分が居るべき場所がどこかを……」




壁に隠れたゾフィー「…………」

-宇宙ボロアパート-


ゾフィー「(その考えは間違いですよ…メフィラスさん…私は誰にも必要とされてない。私の代わりなんていくらでもいる…宇宙警備隊隊長の席は私が座るべき席ではなかったんです………私より、もっと特別な選ばれし者が座るべきだ)」

ゾフィー「………」

ゾフィー「いいんだ…私はこのままささやかな暮らしを続けていくんだ……」

ゾフィー「星空が綺麗だな……」



ゾフィー「………」

ゾフィー「!?」

ゾフィー「あれは…!?」ガラッ

ゾフィー「なんだあの巨大な円盤は……!?」


ゾフィー「デェァ!!」キィィィン

ゾフィー「レーダーにつかまらないように接近しよう…」

ゾフィー「しめた!小惑星群だ!陰に隠れよう」



ゾフィー「……」

ゾフィー「何か邪悪なエネルギーを感じるぞ……」

ゾフィー「透視光線!」


ゾフィー「!!?」


ゾフィー「バルタン星人…バット星人…マグマ星人…ゼットン星人…ペダン星人……それにあれは……」

ゾフィー「間違いない!!ギガバトルナイザーだッ!!!」

ゾフィー「なぜだ…あれは失われたはず……」

ゾフィー「それに大量のキングジョーまで……」

ゾフィー「これほどの大軍団で向かう星と言えば……ウルトラの星しかない!!」

ゾフィー「方角からしても間違いない…」

ゾフィー「マズイぞ……あれほどの大軍団に攻め入られたらいくら警備隊の戦力でも…」

ゾフィー「………(しかし……)」

ゾフィー「(私が行った所で…何か変わるわけでもない……)」

ゾフィー「……アパートに戻ろう」

ゾフィー「……(私には何もできない…足手まといになるだけだ……)」

ゾフィー「(警備隊の勇士達ならきっと奴らを倒し、平和を掴み取るだろう)」

ゾフィー「………寝よう…明日も配達がある…」

ゾフィー「………」

-光の国-


セブン「……」

ジャック「セブン兄さん?セブン兄さん!」

セブン「あっ…?あぁ。なんだ」

ジャック「大丈夫ですか?少し休んだほうが…」

セブン「いや、大丈夫だ。マンが過労で倒れてからは俺が隊長なんだからな」

ジャック「マン兄さんの二の舞にならないようにしてくださいね」

セブン「あぁ…」

セブン「…………」

セブン「『ゾフィーのことなんかいいよ』か………」

セブン「全然よくないじゃないか……ゾフィー…」

セブン「どこにいるんだ…まったく……」





ゾフィー「………」

ゾフィー「もう朝か…」

ゾフィー「(結局ほとんど眠れなかったな)」

ゾフィー「朝は宇宙コンビニでいいか…」

宇宙コンビニ


ゾフィー「会計お願いします」

ボーグ星人「宇宙おにぎりが一点、パンドンカツパンが一点、ブラック指令コーヒーが一点ですね」

\ありがとうございましたー/

ゾフィー「……」

ゾフィー「おはようございます!」

リフレクト星人「おっ!おはよう!」

ガッツ星人「おはようさん!」

ゴドラ星人「おはよー!」

メトロン「おはよう…」

メフィラス「おはようございます」

ゾフィー「(やはり…私のいるべき場所はここだ……ここは警備隊と違ってみんな優しく、同じ目線で接してくれる…)」

ゾフィー「よし!今日もはりきっていきましょう!!」

\おっ元気だなー!/ \いいぞいいぞー!/


TV「えー番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします」

TV「現在M78星雲・ウルトラの星が侵略者によって攻撃を受けています」

ゾフィー「ッ!!?」

TV「非常に大きな規模での戦闘が起こっているとみられ、被害は「第二次ベリアルの乱」に匹敵すると思われます」

ゾフィー「………ッ!」ワナワナ

ゾフィー「…………」

-光の国-



マグマ星人「わはははははは!!ゆけ!ギラス軍団よ!」

ギラス「グォォォォォォォォ!!」

タロウ「ストリウム光線!!」ビィィイイ

レオ「イヤァァァァ!!」ドゴォ-ン  

アストラ「タァー!!デヤッ!」ボゴォ

ゼットン星人「ゆけ!ゼットン共よ!!」

バット星人「圧倒的な力をみせてやれ!!」


ゼットン「ゼットォォン...」ピポポポポ

ゼッ豚「ブモ-」

パワードゼットン「ゼットオオン...」

ハイパーゼットン「ズゥウェットォォォン......」プポポポポポ

ハイパーゼットン・デスサイス「ズゥウェットォォォン......」プポポポポポ

その他大勢のゼットンの皆さん「ゼットォォン...」

ウルトラマン「クソッ!なんて数だ…」

ジャック「マン兄さん…本当に大丈夫なんですか?」

ウルトラマン「みんなが必死に戦っているのに過労で寝てられるか!」

ジャック「無理はしないでくださいよ!!」

ウルトラマン「わかっている!!」

マックス「とにかく今はゼットンを片っ端からやるしかないですよ!」

ゼノン「やりましょう!」

ペダン星人「行け!新型キングジョー達よ!ペダン星の科学力をみせてやれ!!」

キングジョー「ウィンウィン」

セブン「デュワァ!」(アイスラッガーを投げる)
キングジョー「ウィンウィン」ガキン

セブン「クソッ!ダメか!」

エース「俺のギロチン技も通じません!」



バルタン星人「フォフォフォ……そろそろコイツを使うか…」つギガバトルナイザー

バルタン星人「いでよ!!大怪獣軍団よ!!!」

アントラー「キシャーー!!」

ゴモラ「キシャァァオオ!!」

パンドン「キシェァ!」

ゲスラ「ウェェェェ!」

ブラックキング「グォォォ!」

ガンダー「グォォォ!」

ガロン「ギェェェェ!!」

リットル「ギェェェェ!」

バードン「クロォォォ!!」

タイラント「グォォォォ!!」

グドン「グォォォ!」

ツインテール「キシャァァァ!」

ベムスター「キェェェ!!」

テロチルス「キェェェ!」

恐竜戦車「グォォォ!!」

スノーゴン「グォォォ!!」

グランドキング「グォォォオオオン!!」

キングザウルス「グォォォ!!」

インペライザー「ウィンウィン」

アシュラン「キシャォォ!!」

ラゴラスエヴォ「グォォォォォ!!」


その他強豪怪獣の皆さん「わー!どんどん!ぱふぱふ」

ウルトラマン「バカなッ!?」

セブン「あれはギガバトルナイザー!?」

タロウ「破壊されたハズでは……!?」

ペダン星人「ふん…我がペダン星の科学力を駆使すれば復元など容易いことなのだよ…」

レオ「なんてことだ…」

アストラ「奴からギガバトルナイザーを奪わなければ…」

ジャック「だがこれではヤツに近づくことすらできないぞ!」

エース「怪獣共を片付けるしかない!」

ウルトラマン「行くぞ!みんな!!」


一同「おう!!!」


バルタン星人「フォフォフォフォフォ……いつまで持つかな…?」



-メフィラス急便-

ゾフィー「………」

メフィラス「何をしているんです」

ゾフィー「はっ!…あっ…メフィラスさん……」

メフィラス「早く行きなさい」

ゾフィー「はい……すぐ配達に…」

メフィラス「違います」

ゾフィー「……え?」

メフィラス「あなたの行くべき場所があるでしょう。あなたもわかっているハズです」

ゾフィー「………」

ゾフィー「しかし…私には……何もできません…」

ゾフィー「デスクワークも手際が悪いし…戦闘に行ってもデスクワークの疲れをとれていないせいでいつも負けてばかり……」

ゾフィー「おまけに部下からの評判も最悪です……こんな私が…行ったところで一体何が変わると…」

メフィラス「ほざくなッ!!」

ゾフィー「!?」

メフィラス「自分を過小評価するな!!お前は宇宙警備隊の隊長だ!!」

ゾフィー「………」

メフィラス「お前にしかできないことがある!お前だからできることがある!」

メフィラス「ウルトラの星を救うのはお前だ!!『ウルトラマンゾフィー』!!!」

ゾフィー「……………………ッ!!」バッ

ゾフィー「メフィラスさん……今まで…短い間でしたが………ありがとうございました!!」

ゾフィー「デュワッッ!!」



キィィィィィィィィィィィィィィン…

メトロン「メフィラスさん……」

メフィラス「……彼は…自分のいるべき場所に帰って行きましたよ…」

メトロン「……」

メフィラス「さぁ、仕事を始めますよ」

メトロン「……はい」

メフィラス「(頼みましたよ……宇宙の平和を…)」

-光の国-


セブン「デュワァーーーッ!!」ガキン

セブン「クソッ!アイスラッガーが欠けた!」

ジャック「俺のブレスレットももう使い物になりません!」

タロウ「うぐぅ……」ドサッ  

エース「タロウ!!タロウしっかりしろ!」

エース「誰か!タロウを銀十字軍本部へ運んでくれ!」

ネオス「大変です!!銀十字本部がヤツらに制圧されました!!」

エース「なんだと!?」

マグマ星人「へへへ…結構いい女がいるじゃねぇかよ…」

ウルトラウーマン「ひっ……」

ウルトラの母「やめなさい!」ビイイイ

マグマ星人「おっと!」サッ

マグマ星人「ソラッ!」ビビッ

ウルトラの母「ああっ!!」

ウルトラの母「」ガク

ウルトラウーマン「隊長!!しっかり!」

ウルトラの母「うぅ……」

マグマ星人「おとなくしてろ…お前らは大事な人質なんだからな…」

スコット「クソッ!これじゃ手が出せない!」

チャック「どうすればいいんだ…」

ベス「なんて最低なヤツらなの……!」



ゼノン「銀十字軍本部が落ちたとなると……救援はもうこない……」

マックス「このままでは負傷者が増えるばかりだ…」

セブン21「クソ…ここまでなのか……!?」

ネオス「……ッ!」

パワード「くらえッ!」バッ

パワード「……!?光線が出ない!?」

グレート「仕方ないね」



80「ユリアン!しっかりしろ!!ユリアン!!」

ユリアン「80…私……もう…」

80「あきらめるな!!きっと勝利はつかめる!」

ユリアン「……」

80「……ユリアン?ユリアアアアアアアン!!」


ウルトラの父「ぐぅ……」

ウルトラマン「大隊長!お気を確かに!」

ウルトラマン「クソッ!!」

ウルトラマン「(終わりなのか……?この星は…ウルトラ族は……)」

ウルトラマン「(だっ……ダメだ……私も意識が……)」ドサッ

ウルトラマン「(ふふふ……死にかけるのはこれで何度目だ………?)」

ウルトラマン「(そう……最初に死にかけたのはあの時…いや、文字どうり死んだことがあった……)」

ウルトラマン「(もう遠い記憶だ…ハヤタと共に戦った最後の戦い……)」

ゼットン「ゼットォォン...」ピポポポポポ 

ウルトラマン「(ゼットン…また私はこいつに殺されるのか……)」

ウルトラマン「(私はあの時…ハヤタに命を与えて死ぬつもりだった……)」

ウルトラマン「(だがあいつが…都合よく命を2つ持ってきていて……)」

ウルトラマン「(私もハヤタも無事にすんだ…)」

ゾフィー「………」ズン

ウルトラマン「(ふふふ…ついに幻覚まで見えてきたか……そうそう…あいつだ…胸に星の勲章をつけた……あの時から何も変わっていないな…お前は……)」

ドゴォォォォォォォォォン


ウルトラマン「………………!?」

ウルトラマン「(ゼットンが爆発した……?)」

ウルトラマン「ま…さか……幻覚じゃなく……」

メビウス「あれは……?」

ヒカリ「フッ…やはり……お前は…」


セブン「あれは……」

ジャック「………!」

エース「まさかッ!?」

ペダン星人「!?」

ゼットン星人「なんだ!?」

バット星人「あ、あれは!!」

ユリアン「………」パッ

80「ユリアン!気がついたか!」

ユリアン「私は……あれは………?」


バルタン星人「なにィ………?」

レオ「おぉ……!」

アストラ「あ、あぁ………」


タロウ「………うぅ……この光の感覚は…」

ウルトラの母「………これは……」

マグマ星人「なっ!?なんだってんだ!?」




ウルトラの父「……帰ってきたか…」

一同「「「ゾフィー兄さん!!!!」」」



ゾフィー「………」

ゾフィー「みんな…すまない!!遅くなった!」

セブン「遅すぎるぞ……バカが…」ニヤリ


バルタン星人「怪獣共よ!!ゾフィーを始末しろ!!」


怪獣共「グォォォォォォォォォォォォ!!!」

ゾフィー「M87光線!!」ゴオオオオオオオ


怪獣共「ギィヤアアアアアアアアアアアア!!!」


バルタン星人「うぐぉあああああ!!!??!?」

ゼットン星人「ばっバカな……」

ペダン星人「100体の怪獣軍団が……」

バット星人「一瞬で消し飛んだだと!?」

ゾフィー「デュワァ!!」


マグマ星人「ゲッ!こっちに来る!!」


ゾフィー「……」スッ

マグマ星人「ま、まさか光線を撃つ気か!?よせ!!こっちには人質がいるんだぞ!!」

ゾフィー「ッ!!」ゴオオオオオオ   

マグマ星人「うっ……撃ちやがっt

ドォーーン!!

ウルトラウーマン「すごい……!マグマ星人だけを正確に狙って当てた……!」

ゾフィー「ウルトラの母!みんな、大丈夫か!?」

ゾフィー「ここは危険だ!早く避難するんだ!!」

ウルトラウーマン「いえ、我々は負傷者の救助に向かいます」

ゾフィー「しかし…」

ウルトラウーマン「それが我々の使命ですから」

ゾフィー「わかりました…気をつけて」

ウルトラウーマン「はい!」

ウルトラの母「ゾフィー、よく戻りましたね」

ゾフィー「ウルトラの母……」

ウルトラの母「信じていますよ」

ゾフィー「はいッ!!」

ゾフィー「お気をつけて!デュワッ!!」

ギラス軍団「オオオオオオオオオオオオ!!」

ゾフィー「邪魔だ!!M87光線!!」ゴオオオオオオ

ギラス軍団「ウギャアアアアアアアア!!」

ウルトラマン「宇宙警備の隊長は…」

セブン「チャンスの時を逃さない…」


ペダン星人「こっ…今度はこっちに来るぞ!」

ゼットン星人「ええい!ゼットン達よ!!ゾフィーを一斉攻撃しろ!!」

ペダン星人「キングジョー達もだ!!」

エース「タロウや、俺の…」

タロウ「お兄さん……!」

ゾフィー「……ゼットンにキングジョー…かなりの数だな……」

ゾフィー「しかしッ!!」

ゾフィー「ネオ・M87光線ッ!!」ドオオオオオオオ

ゼットン達「!?!??!」ドグオオオオオン

キングジョー達「ピピピピ--!!」ドゴオオオオオン

ジャック「尊敬できる…」

レオ「お兄さん…」

アストラ「お兄さァァァァん!!(復唱)」

ゾフィー「うぉぉぉ!!」

ハイパーゼットン「ズゥエットォォン!」

ゾフィー「ヘアァ!!」ドゴッ

ハイパーゼットン「グォ!?」


ウルトラの母「助けて!ゾフィー!兄弟達を!」

ウルトラの父「倒せ!ゾフィー!宇宙の悪を!」

ゾフィー「ディヤァァァァ!!!」

ハイパーゼットン・デスサイス「ズゥエットオォン!!」

TV「こちら宇宙TV局です!!ただいま急きょ中継でお送りしております!!光の国から中継です!!皆さんご覧ください!!ゾフィーです!行方が分からなくなっていたゾフィーが帰還し、怪獣軍団を圧倒的な力でやっつけております!!強い兄貴だ!!ゾフィー!ゾフィー!ウルトラ兄弟No.1!!!」

メフィラス「……………」

メトロン「すごい………」

ゼットン星人「ゲェェェ!!?全部やられた!!」

ペダン星人「これは勝機は2%以下だ……私は離脱させてもらう」

バット星人「お、俺も!」

ゼットン星人「あっ!ズルいぞお前ら!!」

ゾフィー「逃すか!!!」

ゾフィー「Z光線ッ!!!」ビビビビ---!!


ペダン星人・ゼットン星人・バット星人「ぐわあああああああああああああああ!!!!!」

ゼットン星人「な、南無三……」




ドグオオオオオオオン!!



ゾフィー「………」

-光の国上空-


バルタン星人「なんということだ……まさかゾフィーがあれほどの力を持っていたとは想定外だ…」

バルタン星人「しかし…このギガバトルナイザーが無事だっただけでも良しとするか……」

バルタン星人「私はあきらめんぞ………同胞達の仇をうつまでは…限りなきチャレンジ魂を忘れずに、何度でも挑戦してやる…!」

バルタン星人「今回はさらばだ……ゾフィー…この借りは必ず返すぞ」

ゾフィー「今度と言わず今借りを返したらどうだ?」

バルタン星人「いや…さすがに私一人ではちょっと厳しいというか…」

バルタン星人「フォッ!?」

ゾフィー「ドゥワ!」(ゾフィーキック)

バルタン星人「ぐわああああーーーーーー!!」ヒュ---



どかーーーん

バルタン星人「いててて……」

バルタン星人「……はっ!!」


ウルトラマン「……」

セブン「……」

ジャック「……」

エース「……」

タロウ「……」

その他ウルトラ戦士たち「……」

バルタン星人「ひっ…ヒィィィ!!」

ゾフィー「……」ドン

バルタン星人「ひぇっ!?」ドシャ

ウルトラマン「ゾフィー……頼んだぞ」

セブン「バシッと決めてくれよ」

ウルトラ戦士達「…」コクリ(うなずき)

ゾフィー「みんな……ありがとう……」

バルタン星人「あっ……あぁあああ……」

ゾフィー「思い知れ、バルタン星人ッ!」

ゾフィー「これが、我々ウルトラマンの力だッ!!」

ゾフィー「くらえッ!必殺!M87光s((ゼロ「ウルトラゼロキーーーーック!!!」

バルタン星人「ぐほおおああああああああ!!おのれええええええーーーッ!!」


ドカアアアアアアアアアン


ウルトラマン「」

セブン「」

ゼロ「よう!みんな!待たせちまったな!!光の国が攻撃されてるって聞いてアナザースペースからスッ飛んできたぜ!」

ゼロ「……どうやらコイツが最後だったみたいだな!!」


一同「・・・・・・・・・・・」

ゼロ「…ん?どうしたんだみんな?俺、なんか悪いことしたか?」

セブン「いや…悪いってわけじゃないんだが…」

ウルトラマン「その……な…」

ゼロ「おっす!ゾフィー隊長!久しぶりだな!どうしたんだ?光線のポーズで固まって」

ゾフィー「」

ゼロ「もしもーし」ツンツン

ゾフィー「」ドシャ

ゼロ「うおっ!?隊長!?大丈夫か!?そっそんなに強くつついたつもりは……」

セブン「ゾフィィィィィィィ!!」

ウルトラマン「しっかりしろォォォォォォ!!」




















その後…光の国は宇宙警備隊によりみるみるうちに再建され、すぐに元の平和な星に戻りました。復元されたギガバトルナイザーは怪獣墓場の浮翌遊惑星の地下深くへ封印されました。

邪悪な宇宙人達による光の国壊滅計画はこうして終わったのです。




数週間後…




ゾフィー「………」

ゾフィー「ふわぁぁぁぁ…」

ゾフィー「しかし…せっかく休暇を貰ってもやることがないな……警備隊本部に行こうかな…」

ゾフィー「いや…『ゾフィー隊長は休暇なんですから休んでください』と帰らされるのがオチだな…」

ゾフィー「うーむ…逆にハブられている気分だ…」

ゾフィー「休暇というより、長期間の無断欠勤による謹慎処分だな…これは……」

ピンポ-ン

ゾフィー「む?誰だ?」

ゾフィー「はいはい」ガチャ

ゾフィー「……誰もいない…ピンポンダッシュというやつか………ん?」

ゾフィー「この荷物は…」


【メフィラス急便】

ゾフィー「!」

ゾフィー「……」バリバリ

ゾフィー「………」

ゾフィー「………ふふ」



これは我が社で働いてくれた心ばかりのお礼です。

メフィラス急便一同



「ウルトラアクト ゾフィー (ファイヤーヘッドエフェクトパーツ付き)」

ゾフィー「……」スチャ(ウルトラアクトのゾフィーの頭部にファイヤーヘッドエフェクトパーツを付ける)

ゾフィー「ふふふ……ありがたくいただきます、メフィラスさん……」








THE END

【オマケ】



???「フン、バルタン星人…レイオニクスの恥さらしめ……」

???「だが安心しろ…じきに私の忠実な下僕として蘇らせてやろう…」

???「ウッシュゥゥゥゥゥゥ………」

亡霊デマーガ「グルルルル……」

???「フフフ…機は熟した…今こそ……」



レイバトス「この亡霊魔導士レイバトスが、全宇宙に君臨する時だッ!!!」


レイバトス「まずはウルトラ戦士共を根絶やしにせねばならん……」

レイバトス「記念すべき最初の犠牲者は…………『ウルトラマンオーブ』!!貴様だ!」



-地球-


ガイ「う~~ん!今日も地球は平和だな。太陽がまぶしいぜ……」つラムネ

ガイ「!?」

ガイ「なんだあの邪悪な気配は!?」

亡霊デマーガ「グォォォォ!!!」

ガイ「!!」

ガイ「クソォ……せっかくの平和をぶち壊しにしやがって!」

ガイ「……」つオーブリング



カッ!!



オーブオリジン「銀河の光が、我を呼ぶ!!」





to be continued…

これで本当に終わりです。いるかわかりませんが、セリフ回しも、ストーリーも世界観も、何もかもめちゃくちゃなこのSSを最後まで見てくださった方、ありがとうございます。書いてから言うのもなんですが、オマケは完全に蛇足でしたね…

最後のは今度映画でやるのね
いいと思うよ。乙

>>138
いや、最後のは昨日ゼロクロニクルで最終回を迎えたウルトラファイトオーブに無理矢理つなげただけです…分かりづらくてすみません。

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