モバP「七夕って7月7日じゃないのか?」 (25)

杏「そう思うならそうなんでしょ、兄貴の中ではさ」

P「常識は7月7日なんだが」

千秋「そうね、でも有名な仙台の七夕も8月じゃない」

P「あ、それもそうか」

千夏「同じ国で同じ行事なのに日にちがちがうのは七夕くらいかしら」

千秋「どうかしら、調べてみないことにはわからないけど」

美由紀「さーさーのーはー、さーらさらー」

音葉「のきーばーにー、ゆーれーる」

美由紀「おーほしさーまー」

音葉「きーらきらー」

「「きーんぎーんーすなごー♪」」

P「そんな歌も有ったな」

アナスタシア「……プロデューサー」

P「どうした?」

アナスタシア「……タナバタ? は何ですか?」

P「あー、アーニャはそういうの詳しく教えてもらってないのか」

アナスタシア「Да、日本来てからまだ5年です」

P「えーとな、織姫と彦星が」

アナスタシア「織姫? ヴェガですか?」

P「お前は星が好きだったな、今日の夜にでも星を見に行くか」

アナスタシア「действительно? それ素晴らしいです」

P「杏、アーニャは何て言った」

杏「本当? だって」

P「ああ、本当だ」

アナスタシア「веселье……楽しみ、です」

美由紀「どこでお星様見るの?」

P「んー……うちのベランダでいいだろ」

杏「めんどくさそうな予感」

P「よくわかったな、今日の夜は七夕会やるか!」

千秋「断る理由は無いけれど、夕食はどうしましょう」

P「うちで食っていいだろ、何を食うかな」

千秋「そこよね、散らし寿司なんてどうかしら」

P「暑いしいいかもしれんな」

音葉「それでは……そちらにお邪魔するときに材料を買って行きますね」

P「宜しく頼んだ」

美由紀「杏さん! パーティーだよ!」

杏「……めんどくさいなぁ」

アナスタシア「……杏さん」

杏「んー?」

アナスタシア「私と一緒に星見る……嫌ですか?」

美由紀「えー、嫌なの?」

杏「嫌じゃないけど面倒臭い」

アナスタシア「……嫌なんですね……」

杏「あーもう」

アナスタシア「じゃあ、一緒見ますか?」

杏「わかった、見るよ」

アナスタシア「спасибо! 杏さん」

杏「お礼なんていいって」

美由紀「皆でお星様をみよー!」

アナスタシア「おー」

杏「……おー」

千夏「……ふふ、元気ね」

P「本当だな」

千夏「アーニャの趣味は天体観測だったわね」

P「いい機会だろ」

千夏「パーティーもアーニャの趣味だったわね」

P「一石二鳥だと思ってな」

千夏「流石ね」

P「褒めても何も出んぞ」

千夏「あら、仕事をポンっととってきてくれてもいいのに」

P「割と頑張ってるつもりだが不満か!?」

千夏「さあ、どうかしら」

P「ぐぬぬ……」

千夏「なんて、冗談よ……貴方を信じて私達はレッスンをする」

P「ああ、努力に見合う仕事をとってくるさ」

千夏「期待してるわよ」

P「任せておけ」

千秋「さて、午後のレッスンに行ってくるわ」

杏「収録だるー……」

アナスタシア「杏さん、一緒行きますよ」

P「どうせ俺が担いでいくんだろ」

杏「わかってんならほれ、はよ」

P「はいはい」

アナスタシア「……ふふっ」

美由紀「杏さん、アーニャさん行ってらっしゃーい!」

杏「だるい眠い歩きたくない」

P「お前歩いてないだろ、アーニャを見習えアーニャを」

アナスタシア「背……伸びませんよ?」

杏「こうやって楽出来るなら身長いらないや」

アナスタシア「Что?……杏さん、前にお風呂で」

杏「何も言ってない」

アナスタシア「身長欲しいって言いました」

P「そうかそうか、杏も歩く気になったか」

杏「歩かない!」

P「うわ、離れろこのくっつき虫!」

杏「怠けるための努力は惜しまないよ」

P「それをもうちょっと他の方にだな」

杏「やだ、杏は自分を曲げないよ」

P「他事務所の子のネタを取っちゃだめ」

杏「ちぇ、歩けばいいんでしょ」

P「わかればいいんだ」

杏「あー、歩くのだるいな」

P「置いていくぞ」

杏「引っ張ってって」

P「断る」

アナスタシア「私引っ張ります」

P「そうしてやってくれ」

杏「あ……うん」

アナスタシア「ふふっ、残念……ですね」

杏「……ふん」

P「早く来いって」

杏「あい」

アナスタシア「Да」

―――――

―――



P「お疲れ」

杏「疲れたよ」

アナスタシア「お疲れ様です」

P「アーニャの人気も今はすごいからな」

アナスタシア「プロデューサーのお陰です」

P「謙遜すんな、お前の実力だよ」

なでなで

アナスタシア「……Да、もっとアイドル頑張りますね」

P「お前もこのくらい頑張ってくれればなー? なー?」

杏「頑張ってるじゃん、頑張ってるよ。 もっと杏を労わるべきだね」

P「そうかー? じゃあ今日は飴を三つやろう」

杏「わかってるじゃん……うまー♪」

アナスタシア「あの、私も飴……いいですか?」

P「ああ、言えばいつでもやるぞ」

アナスタシア「Спасибо、ありがとうです」

P「相変わらず日本語に変な癖がついてるが、それもいいキャラだからな。 直さなくていいか」

アナスタシア「日本語難しいです……」

杏「にもんごもろいあごもむぶかじいよ(日本語もロシア語も難しいよ)」

P「あ! 3ついっぺんに食いやがったな!」

杏「ひもついう?」

P「いるか!」

アナスタシア「杏さんおかしいです……ふふっ」

P「こいつは本当に……」

杏「んー?」

P「いいか、帰るぞ」

アナスタシア「Да、帰りましょう」

http://i.imgur.com/SAsTd94.jpg
http://i.imgur.com/O0KBFjj.jpg
双葉杏(17)

http://i.imgur.com/3PZrn1l.jpg
http://i.imgur.com/OLjRy1u.jpg
黒川千秋(20)

http://i.imgur.com/jhTFZS1.jpg
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相川千夏(23)

http://i.imgur.com/QEC6uiP.jpg
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柳瀬美由紀(14)

http://i.imgur.com/Qv5tFAw.jpg
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梅木音葉(19)

http://i.imgur.com/Tpa1E5S.jpg
http://i.imgur.com/hWwG16g.jpg
アナスタシア(15)

―――――

―――



P「ただいま」

杏「ただいまー」

アナスタシア「ただいま、です」

美由紀「おかえりー! お疲れ様でした!」

千秋「お疲れ様、今日はもう終わりかしら?」

P「ああ、じゃあ解散の後うちに集合な」

千夏「ええ、また後で」

音葉「頑張ります……」

千夏「え? ええ、そうね……」

千秋「頑張りましょう」

音葉「はい……♪」

P「じゃあ俺たちも帰るか」







P「ぜー、ぜー」

千秋「はー、はー……」

千夏「危なかったわ」

美由紀「音葉さん、大丈夫?」

音葉「平気……だよ」

杏「もう杏には弁護できないよ」

アナスタシア「……」

音葉「今度こそ上手くいくと思ったのですが……」

P「何だ、何を造ろうとしたんだ」

音葉「何をって……澄まし汁です……」

千秋「澄まし汁は油がハネたりしないわよ」

音葉「……え……?」

千夏「そうね、その見たことも無い野菜も必要ないし」

杏「キャッサバじゃん、どこで買って来たの?」

音葉「そこのスーパーで……千夏さん達と一緒に……」

千秋「そのときにはそんなモノは入って無かったと思うけど」

千夏「どこで目を離したのかしら」

P「まあキャッサバは今度どうにかするか、どうにか……うん」

音葉「……ごめんなさい、少し失敗してしまいました……」

千夏「……少し……ね」

P「美由紀、大丈夫そうか?」

美由紀「うん! お鍋も全部平気だよ!」

P「よし、料理再開だ」

アナスタシア「音葉さん、こっち手伝ってくれますか?」

音葉「……ええ……」

アナスタシア「お掃除、します」

―――――

―――



P「出来た」

杏「……腕疲れた」

P「仕方ないだろう、酢飯は扇いでナンボだ」

杏「飴を」

P「今から飯だぞ」

杏「ぐぬぬ……」

P「あれ? 音葉とアーニャは?」

アナスタシア「ここ、です」

P「おお、ベランダか」

アナスタシア「звезда……星、綺麗です」

音葉「すっかり晴れて……綺麗ですね……」

P「どれどれ……おー、これはすごい」

美由紀「これなら織姫さんと彦星さんも会えるね」

P「ああ、そうだな……」

千夏「感傷に浸ってるところ悪いけど」

千秋「ご飯にしてしまいましょう?」

杏「さもないと飴を食べるよ」

P「悪い悪い、あと飴をお前の手の届くところに置いてあると思うなよ」

杏「鬼、悪魔」

P「そう褒めるなよ」

アナスタシア「ご飯、ですね」

千秋「ええ、散らし寿司よ」

美由紀「いただきます!」

「「「「「いただきます」」」」」

―――――

―――



P「さ、そろそろ……」

アナスタシア「звезда……あー、星、ですね」

P「アーニャのテンションがここまで高いのも珍しいな」

アナスタシア「ヴェガ、アルタイル、デネヴありますね……夏の大三角形です」

P「ああ、天の川を挟んでヴェガとアルタイルがあるだろ? あれを織姫と彦星と日本では言うんだ」

アナスタシア「ヴェガが織姫……ですか?」

P「そうだな、ここからはうろ覚えなんだが織姫は機織の仕事、彦星は牽牛……牛飼いだったんだ」

アナスタシア「はい」

P「お互い働き者でさ、織姫の親に気に入られて結婚することになったんだ」

アナスタシア「結婚、ですか」

P「ああ、結婚して一緒に暮らすようになったはいいが二人は天の川のほとりでおしゃべりしてばかり」

 「それを見かねた織姫の父親が『そろそろ仕事をしたらどうだ』と聞いても『はい、明日から』と言い続けたんだ」

アナスタシア「サボり……ですね」

P「そうすると織姫の父親が怒っちゃってさ、二人を引き離して1年に1度だけ会うことを許したんだ」

アナスタシア「それが、今日ですか?」

P「本当は7月7日なんだけどな、七夕の習慣が北海道は8月7日なんだよ」

アナスタシア「二人、会えていますか?」

P「晴れてるから天の川も大人しいだろう、会えているさ……きっと」

アナスタシア「好きな人、傍にいる方がいいです」

P「年1じゃ寂しいもんな」

アナスタシア「Да,.Поэтому я пришел сюда.Я хочу остаться рядом с близкими.」

P「……どういう意味だ?」

アナスタシア「教えません、杏さん知ってるかもしれませんね」

P「杏、今のはどういう意味だ?」

杏「……わからなかったよ」

アナスタシア「星が綺麗ですね、Да」


終わり

支援ありがとうね、北海道組の七夕だよ

アーニャ昇格+七夕ってきたら丁度良いと思って
最後のロシア語は英訳できる筈なので各自で楽しんでください

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