周防桃子「え?ラムネが飲みたい?」 (19)

これはミリオンssです

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P「もうだいぶ夏が近づいてきたな」

桃子「そうだねお兄ちゃん、まだ梅雨入りしてないからじめじめしてないのが救いだけど、けどこれからもっと暑くなっていくんでしょ?」

桃子「夏は夏で桃子は好きなんだけど、暑すぎるのは桃子もちょっとね……」

P「そうだな、俺もだよ。暑いといろいろ集中力も途切れたりしてな。けどなんかただ暑いことに耐えているのは何か気に入らない」

桃子「冷房つければいいだけのことじゃん。どうこう言ってるけど要は冷房をつけてくれってことなんでしょ?いいよ桃子がつけてきてあげるから。感謝してよね!」

P「ふっ…………バカめ……」

~~

桃子「………暑い…………冷房つけたはずなのにどなんか暑くなった気がするんだけど…………ねぇお兄ちゃんどうなってるの」

P「……クーラーは壊れていてどう設定しても37.5°Cになるようになっている……」

桃子「なんでつける前に言わないの!!!!!馬鹿なのお兄ちゃん!!!ならはやく消してよ!!!!わかってたことじゃん!!!」

桃子「……あれ?なんか消せないんだけど……!!」

P「なぁ桃子……俺はな、さっきも言ったけど、ただ暑さに耐えて何もしないのは嫌なんだ……」

桃子「だから早くエアコンを消せば…………ってだめだこれお兄ちゃん聞いてない……」

P「なぁ桃子、なんで暑いと感じるだと思う?」

P「桃子、それはだな……人が暑いと考えるなんだ。だから俺たちは暑いってことを考えるのをやめるためにあつあつの鍋を食べることにしようと思うんだ」

P「そして部屋の温度が暑いって考えないようにしようと思う」

桃子「そう、ならそれはお兄ちゃん一人でやってよね。桃子は帰るから」

桃子「じゃあねお兄ちゃん。がたっがたっ────あれ?」

がたがたがたがた

P「その扉はこの某アイドル特製のあつあつ鍋を食べ終わるまで開かなくなっている」

桃子「えっ……?というかこれ室温といいこのものすごく量の多い鍋といい完全に美奈子さんの仕業でしょ!!出てきて美奈子さん!!!!!!」

P「桃子、こっちに一緒に食べるぞ。うまそうだぞ!!」

桃子「桃子はこの場から逃げられないの……?」

~~

食べ始めたころは、ただただ部屋が暑いということと、無理やりこのようなことに付き合わされたという境遇自体には悪態をついていたものの、ただ用意された鍋に舌鼓を打っていた桃子であった

そこそこのおおきさのある美奈子特製鶏団子を頬張る、美奈子の作とだけ味に対してケチのつけようがない
よくしみ込んだ出汁が舌のうえに広がり、そして消える
またその次のおいしさを求めて白菜、お豆腐、椎茸へ……

窓も開けられない中、暖房のついた気温の十分上がった初夏の一室
そんな中、美奈子特製鍋に使われている大量の発汗性を有するスパイスを摂取していることもあり、桃子は次第に頬を赤く、そして内外からの熱気に煽られ羽織っていたカーディガンを脱ぎ、胸元に風を送ったり足元のストッキングを引っ張たりしていた

そして、そんなこんなで桃子とプロデューサーは美奈子特製の鍋を堪能したのである

~~

P「食べきった後はなにか飲み物が欲しくなるだろう、ちょっと待ってろ何か飲み物をもってきてやろう」

桃子「この期に及んで暑いコーヒーとかホントにやめてよね、お兄ちゃん」

P「はは、さすがに俺にもそれは堪えるから飲み物は冷たいものだよ」

桃子「ふーん?信じていい?」

P「まぁ期待してくれ」

そういってプロデューサーは冷蔵庫に向かい取りに行った

P「ほれっ」

火照った首筋に、指三本くらい太さで決して柔らかくはないものが押し当てられる

桃子「んひゃっ!!」

突然のことへの驚きと警戒からか、桃子の小さな体が跳ねる

桃子「ちょっと!何するのお兄ちゃん!!」

そんな桃子の抗議になんともず、それを火照る桃子の目前にしながら言葉をつづけた

P「ここでいいか?」

桃子「なんでここでわざわざここでするのっ!」

それの上部を包んでいるものがとられあらわになる───
最初は抵抗をしていた桃子であったが、抵抗もやむなしと悟ったのか静かになる
それの先端部があらわになり、その途端、桃子はびくん、と身をこわばらせた

P「行くぞ」

この位置だとうまく勝手がつかめない
微妙に角度を変えたり、向きを変えたりといろいろ繰り返し次第にようやくコツを掴めたるかもしれないというところ

桃子「は…はやく…てお兄ちゃん…んっ……!」

勝手を理解したのち、一気に奥にめがけて、奥に届くように力をこめる

こつん

最深部に触れた後、刹那、その先っぽから白の噴流が溢れ出す
しばし気を取られていた桃子であったが、気づき手で押さえようとする

桃子「もうっ………あふれちゃうっっっ…………」

その白い軌跡は彼女のストッキングにも跡を残し、その行為の結末を物語るかのようだった

桃子「もうお兄ちゃんっ!!!どうしてラムネを水場とかせめてテーブルの上とかじゃなくて桃子の前で開けようとしたの!!!こうなるのなんてわかってたことじゃない!!!馬鹿なんじゃないの!!!!!」

そう、全くをもってアホなのである

おしまい。
以下のスレにインスピレーションを受けて衝動的に書きました。
ラムネっていいですよね。青春って感じがします。

周防桃子「耳かき、して?」
周防桃子「耳かき、して?」 - SSまとめ速報
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