【ミリマスSS】ミリP「なぁ、風花って女神じゃねぇ?」 (54)



中の人漏れ出し注意報!!

キャラ崩壊注意報!!

 

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志保「は?」

未来「へ?」


静香「何を今更」

紗代子「気がつくのが遅いです」


 


未来「静香ちゃん!?ここはいつもみたいにプロデューサーさんに『何バカなこと言ってるんですか?』って怒るとこじゃないの?」

静香「何を言ってるの、未来?プロデューサーは当たり前のことを言ったにすぎないわ」

志保「紗代子さんもどうしたんですか?」

紗代子「静香ちゃんの言うとおりだよ。プロデューサーの言うことは何一つ間違ってないよ」

 


ミリP「わかってくれる同士がいて心強いよ。未来と志保はどうした?お前らの目は節穴か?」

志保「節穴ってなんなんですか!?そこまで言うなら、そう思う根拠を述べてください!!」

未来「そーだ!そーだ!boooo!!」

ミリP「オーケーオーケー。理由は簡単だ。風花は何をしても絶対に怒らない」

未来「何をしても?」

ミリP「あぁ、いくらせくちーな衣装を着させても、怒ることなくきちんと仕事をしてる」

ミリP「正直自分の仕事を振り返って『この時の俺は違法薬物でもキメてたのかな?』って心配になるけど、絶対に風花はどんな仕事もやり抜くんだ」



志保「たしかに、プロデューサーさんの持ってくる仕事はひどいものが多いですね...特に風花さんには...」

静香「風花さんが女神というプロデューサーの意見には賛成しますが、だからと言ってプロデューサーの風花さんに対する振る舞いを許している訳ではないですからね」

紗代子「風花さん泣かしたらマジで許さねぇからな。マジで」

ミリP「紗代子ちゃん!口調がおかしいよ!!」

 


未来「はーい!はーい!しつもーん!」(ぴょんぴょん

ミリP「はい!春日くん!どうぞ!」

未来「プロデューサーさんが変な仕事持ってきた時、風花さんいつも『なんでこんな仕事ばっかりなんですかー!?』って怒ってる気がするんですけど!?」

ミリP「あぁ、あれな。あれは本心では怒ってないんだよ」

未来「えー?でもでも、『お仕事イヤだー!プロデューサーさん嫌だー!』って言ってますよ」

ミリP「あれは『嫌よ嫌よも好きのうち』というやつだ。字義通りに取れば怒ってるけど、本当には怒っていない」

ミリP「本気で怒ってる人間はあーいう反応はしないよ。口で言ってもわかりにくいから実演しよう」

未来「はーい!」

 


ミリP「そうだな、志保。想像してくれ」

志保「想像ですか?」

ミリP「俺がもし『今回はみんなに鍋の具材になってもらう。志保はマロニーだ。初めはカチコチだけど、温かいお湯に気持ちよくなって快感に溺れて破顔する一枚が欲しい。ついでに衣装はほとんどお湯で溶ける』って言ったらどうする?」

志保「その場でプロデューサーさんの頰を5発くらい引っ叩いたあと、1年くらい口をききません」

ミリP「ほらな?怒った人間は有無を言わせないんだ。交渉の余地を残さずに実力行使に出る」

未来「・・・」

静香「・・・」

紗代子「・・・」

ミリP「ちょっと待って例えの話だからね、本当にこんな仕事持ってこないからね、引かないでお願い」

 


静香「こほん...というわけで、プロデューサーの言うことわかった、未来?」

未来「うーん...まだよくわかんないや...」

ミリP「まぁ手っ取り早く言うと『誘い受け』ってやつだ」

静香「???」

紗代子「???」

志保「???」

未来「あーなるほど!よくわかりました!」

しずしほさよこ「「「????????????」」

 


ミリP「と言うわけで、事程左様に風花は女神ってわけだ」

志保「いえ、風花さんも怒ったりすることが絶対にあるはずです!女神女神と言って悪戯にもてはやすのは、かえって風花さんに失礼だと思います!」

未来「んー、志保の言ってることはよくわかんないけど、風花さんだって怒ったりするんじゃないかなーって思います」

静香「可哀想な人達、物事の本質が見えていないのね...」

紗代子「風花さんが怒ったりしない優しい女神なんてことは『地球には重力がある』って言うくらい明確なのに...」

 


志保「そこまで言うならいいです!私が風花さんを怒らせてみせます!」

志保「もし私がしたことで風花さんが怒ったら、風花さんは女神じゃなく人間!いいですね!?」

未来「わあっ!?志保!?ダメだよ喧嘩は!?」

志保「未来、このままプロデューサーさんを放っておいたら『風花さんは女神』を合言葉に好き勝手な仕事を風花さんに押し付ける」

志保「そして静香と紗代子さんをこのままにしておくと、あまりに神格化されてしまって風花さんがプレッシャーを感じてしまうと思う」

志保「だからあの人達にはきちんと『風花さんは人間』ってところを見せつけなきゃ」

未来「うん!なんとなく半分の半分くらいはわかったよ志保!私も協力するね!」

志保「心許ないけど、ありがとう、未来」

 


静香「偉大なる女神に泥をつけようとする愚か者ども、くだらない雑言は終わったの?」

未来「静香ちゃん...なんかいつもとキャラが違うよ...?」

紗代子「風花さんを崇めて風花さんに従えば世界は平和になるというものを、それに背きあまつさえ自分たちと風花さんは同じだと宣うなど、なんと穢らわしいことか」

志保「すごい眼力...でも、負けない...」

ミリP「なんか俺の軽口が巡り巡って凄いことになってきたな...じゃあ志保、いってみようか」

 


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風花さんを怒らせよう!
Trial 1 北沢志保
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風花「お疲れ様でーす」(ガチャリ

志保「...」

風花「あっ、志保ちゃん。お疲れ様」

志保「...お疲れ様です」(ボソッ

静香(あぁ...風花さんの挨拶になんて失礼な返し方...)(グギギギ

未来(静香ちゃん!演技!演技だから!)

 


風花「志保ちゃんどうしたの?元気なさそうだけど?」

紗代子(あぁ、不躾な挨拶をした愚か者にも優しさを振りまく風花さんはやはり女神)

志保「...風花さん?そんなにのんびりしてていいんですか?」

風花「え?のんびり?」


 


志保「この前のライブ映像見ました。風花さんはまだまだたくさんレッスンが必要だと思います。なのにのんびりしてていいんですか?」

風花「...」

志保「まだまだ高いレベルに達していないと思います。レッスン時間より早く来るとか、もっと自主練習が必要なのではないでしょうか?」

風花「...」(しゅん

未来(あっ、風花さんダメージ受けてるみたい)

静香(風花さんのパフォーマンスがまだまだなんてよくもよくもよくもよくも)

紗代子(我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢)

ミリP(ある意味風花よりこの2人に対する試練だな...)

 


志保(風花さんがライブに向けてとても頑張ってたのは知ってる)

志保(そして、本番の歌、ダンス、とても素晴らしかった。嫉妬するくらいに)

志保(その努力に成功に泥をつけられてるのだもの、必ず風花さんは怒るはず)

志保(......とはいえ、やっぱとても心苦しいわね。ごめんなさい、風花さん...)

風花「......」

志保「あの、聞いてます?風花さん?」

風花「ねぇ、志保ちゃん...」

志保(...きた...怒られる...)

 


風花「私のために怒ってくれてるんだよね?ありがとう!」

志保「へ?」

風花「私、先輩たちと一緒にライブやって、もっともっと頑張らなきゃって思ったの!」

志保「は...はい...」

風花「だからね、気になったとこがあれば教えて欲しいな!ズバッと言われると少し傷つくかもって思うけど、もっともっと上手くなりたいから!」

風花「それに、他の人のためって言っても、ズバッと言うのは心が痛いよね?それでも言ってくれて、志保ちゃんは本当に優しいね!」

風花「というわけで、ご指導お願いします!」(ぺこり

志保「あばばばばばばばばばば」(バタン

風花「志保ちゃん!どうしたの!?志保ちゃん!大丈夫!?」

 


志保「うっ...うーん...」

ミリP「おっ、気がついたか?」

未来「大丈夫、志保?」

志保「えぇ、少し頭がくらくらするけど大丈夫よ」

紗代子「無理もないよ。風花さんの神々しさを直に浴びちゃったんだもん」

静香「むしろよく蒸発しなかったものだわ」

志保「くっ....こうなった手前、反論ができない...」



未来「...私、志保のカタキとるよ」

静香「未来!?あなたまで無駄な愚行に手を染めるのね...」

紗代子「わざわざ自分から悪に堕ちることはないのに...」

ミリP「まぁ、ほどほどにな.,」

 


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風花さんを怒らせよう!
Trial 2 春日未来
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未来「おはよーございまーす!」

風花「あら、未来ちゃん。今日も元気ね」

未来「わーい!風花さーん!」(ガバッ

風花「あらあら、未来ちゃんは甘えんぼさんだね」(ナデナデ

静香(ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ)

紗代子 〈●〉 〈●〉

ミリP(怖い怖い怖い怖い怖い怖いこの人達怖い)


 


未来「でへへ〜。風花さん柔らかくって大好き〜」(ポヨポヨ

風花「柔らか!?」

風花「未来ちゃん、その言葉に他意はないよね?皮肉はないよね?」

未来「鯛?お肉?今はあまりお腹すいてないですよ〜」(ポヨポヨ

静香(そのポヨポヨするのをやめなさい!!!!!)

紗代子 〈●〉 〈●〉

志保(未来...一体何を考えているの?)

ミリP(未来のことだから、何も考えてないかもなぁ)

 


未来(そろそろ作戦に出ちゃいますよ~)

未来(風花さんはいっつもプロデューサーさんに『えっちなことはやめてください!』って言ってるから...こうやって...顔でおっぱいをスリスリして...)スリスリ

風花「やんっ///未来ちゃ...ん...?」

ミリP(ウホッ!すっげぇーポヨポヨ...)

静香(目潰し!)

ミリP(あびゃあああああああああああ)

紗代子 〈◯〉 〈◯〉

志保(////////)ドキドキ

 


風花「ちょ...未来ちゃんやめてくすぐったい...」

未来「いやでーす!やめないですよー」(スリスリ

風花「もっ...もぅ...やだっ...」

静香(あとで未来の記憶を吸わなきゃ!)

紗代子 〈◯〉 〈◯〉●脳内メモリに記憶中

ミリP(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い目が痛い)

志保(風花さん嫌がってる!その調子よ!未来!)


 


未来(風花さんそろそろ怒るかなぁ?)

未来(あぁ、でも本当におっぱいきもちいい...プロデューサーさんが夢中になるのもわかる...)

未来(あれ......なんだか...意識が...)

未来(˘ω˘)スヤァ

志保(寝たああああああああああああああああああ!?)

風花「あらあら、未来ちゃん寝ちゃったの?」

風花「もぅ、今日はたくさん甘えてどうしたの?疲れちゃってたのかな?」

風花「ふふっ、可愛い寝顔」(ほっぺツンツン

風花「あっ!毛布かけてあげなきゃ!でも、動いたら未来ちゃん起きちゃうしどうしよう...?」(アワアワ

静香(なんと神々しい...)シュウウウウウウウ

紗代子(楽園は、ここにあった...)シュウウウウウウウ

志保(えっ!?ちょっと待って!?2人とも本当に身体が消えていって...)

ミリP(大丈夫。部屋の温度下げれば固まるから)

 


未来「うわああああああ!学校!?」(ガバッ

志保「起きたのね、未来。今は日曜の午後よ、学校行かなくてもいいから安心して」

未来「あれ?志保?えーっと、私なんで事務所にいるの?」

ミリP「あー、見事にメメントってるな」




未来「なるほどー、私も寝ちゃって結局風花さんを怒らせられなかったんだね」

静香「これでもうわかったでしょ?自分たちの過ちを悔い改めなさい」

紗代子「今ならまだ引き返せるから、きちんと罪を償ってやり直そ?ね?」

未来「うー、失敗かー。でも、きもちよかったからいっかー」

静香「未来あとで屋上だから」

紗代子「前歯な?」

未来「うえぇっ!?屋上?前歯?なに?」

ミリP「昭和のヤンキーかお前ら...」

 


静香「というわけで、わかったでしょ?風花さんは女神なの!これ以上時間を無駄にさせないで」

紗代子「うんうん。2人ともよーくわかったでしょ?」

未来「うーん、確かに反論はできないかも...」

志保「まって。まだあなたたちが試してないわ?」

静香「は?」

紗代子「ん?」




志保「静香と紗代子さんも試してみてもらえる?2人でもダメだったら私の負けでいいから」

静香「貴様ッ!?我々の信仰を試すというのかッ!?」

紗代子「何を言ってるのかわかってるのかッ!?神に!?神に逆らえと!?」

志保「大袈裟よ。少し怒らせればいいだけ」

未来「ねーねー志保?2人とも風花さん好きだから手抜きするんじゃないかなぁ?」

志保「大丈夫。2人曰く風花さんは女神なのだから、何をしても怒らないわ。繰り返す『何をしても』怒らない」

静香「こいつッ!?手を抜いてしまうとそのまま風花さんを人間認定する気だわ」

紗代子「世界中の同士のためにも...ここは私達が頑張らないと...!風花さんの名誉のためなら私たちはどうなってもいい!!」

ミリP「いやー、新CDシリーズとかあるから2人ともきちんと生きて帰ってね」

 


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風花さんを怒らせよう!
Trial3 高山紗代子
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紗代子(風花さんが怒るビジョンが見えないから、私がされて一番嫌なことをやってみよう...)

紗代子(心苦しいけど、風花さんの名誉のために頑張らなきゃ!)

風花「あっ、紗代子ちゃん!これから一緒にレッスンだよね?よろしくね」

紗代子「......いやです!」

風花「えぇ!?」

 


風花「紗代子ちゃん...どうしたの?」

紗代子「嫌です!レッスンなんてめんどくさいです!どうして私は完璧なのにレッスンなんて疲れるだけのことしないといけないんですか!」

風花「...紗代子ちゃん...」

紗代子「次のライブだって決まってないし、こんな時くらいダラダラしてもいいじゃないですか。毎日毎日だるいんです!」

紗代子「だから、風花さん1人で行ってください!私はズル休みしますから!」(ツーン

 


紗代子(ここまでワガママを通せば、大体の人はイラっとくるよね!でも全力だから、ここでもうひと押し!)

紗代子「だいたい、ファンの人なんて可愛い女の子がちょっと踊って歌えば満足するんですよ。毎日レッスンして頑張っても意味がないです」

紗代子(これは完全に765プロのポリシーに反する言葉、それに風花さんは人一倍応援してくれる1人1人を大事にする人)

紗代子(これが...私の...全力っ!)



静香(紗代子さん...すごい覚悟です...)

ミリP(律子だったら完全にキレてるな)

志保(私だったら1ヶ月口ききませんね)

未来(風花さんの反応は...)


 


風花「紗代子ちゃん!!!!!」

紗代子「はいっ!!!!」

風花「私も今日はサボっちゃおうかな♩付き合ってくれる?」

紗代子「えええええええええええ!!!!!!」

風花「わっ!?びっくりしたぁ...」

紗代子「でもでもでもでも、風花さんが、そのっ、サボりなんて...」

風花「私もちょーっとレッスンだけの毎日に疲れちゃってたから、一緒に猫カフェでお休みしない?」

紗代子「えっ、そのっ、あのっ、そのっ」

 

風花「プロデューサーさんなんて、変なお仕事たくさんとって来ちゃうし、たまにはこっちから抗議してもバチは当たらないよ」

風花「もし嫌じゃなかったら、一緒に行かない?」

紗代子「でも、風花さんに迷惑かけちゃ...」

風花「うん。私なんかが付いて行って迷惑かなって思うんだ。でも、人一倍努力家で頑張ってる紗代子ちゃんがそんなこと言うなんて、ほっとけなくって」

風花「そういう時、誰かが側にいるって凄く大事だと思うの。これは私の前のお仕事の経験の話。辛いこととか悲しいこととか吐き出して欲しいとは言わないから、隣にいるだけだから、ね?」




風花「でも、相談したくなったら相談してね。絶対に私は味方だから」

紗代子(シュウウウウウウウ

風花「紗代子ちゃん?あれ?紗代子ちゃんどこ行ったの?紗代子ちゃん!?」

ミリP「未来!!でかいビニールを振り回せ!!紗代子を集めろ!!志保!!物置にクーラーボックスとドライアイスあるから持ってこい!!はやく!!」


 


紗代子「ここは...」

ミリP「安心しろ、なんとか身体は復元できたよ」

未来「身体が...集まって...よかった...」(ゼーハー

志保「ギリギリのところだったわね...」(ゼーハー

紗代子「ということは私のチャレンジは失敗ですね...良かった...」

静香「紗代子さんの覚悟、この目に焼き付けました!感動しました!」

紗代子「静香ちゃん...」



ミリP「ちなみに風花から俺にメール来てたぞ」

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プロデューサーさんへ

風花です。お疲れ様です。

紗代子ちゃんが疲れてるようなので、できるだけケアしてあげてください。あと、少しくらいのワガママなら聞いてあげてくださいね。
紗代子ちゃんのために私ができることがあれば協力しますので、遠慮なく言ってください。

あと、プロデューサーさんも無理しちゃダメですからね。

風花
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紗代子(シュウウウウウウウ

志保「もぅ!!プロデューサーさん!!やめてください!!」

未来「うわー!うわー!紗代子さーん!!」


 


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風花さんを怒らせよう!
Trial4 最上静香
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静香(最後は私の番ね)

静香(普通の人間であれば、誰もが怒ること。私は今からそれをやる!)

未来(静香ちゃんが、何やら冷蔵庫をゴソゴソしてますね)

志保(一体、何を企んでるのかしら?)

静香(冷蔵庫の左奥、ここに確か...あった!)

紗代子(あっ!?あれは!?)

ミリP(風花が楽しみにしていた、ゴージャスセレブプリン期間限定サクラ味)

 


未来(まさか...静香ちゃんまさか...)

志保(そんな...そんな外道なことを...)

紗代子(静香ちゃん...あなたは自分の信念のためなら、鬼にもなれるんだね...)

風花「お疲れ様でーs 静香「いただきまーす」(パクっ

風花「あっ、そのプリン!!!!!」

みらしほさよこ(((勢いよくいったー!!!)))




静香「うーん、期間限定商法のものだけあって、そんなに美味しくないわね」

みらしほさよこ(((おいうちー!!!)))

静香(最も人が耐えられないこと。それは、『楽しみにしていたものを食べられること』)

静香(私はもし楽しみにしていたうどんを食べられたら、絶対にその人を許すことはできないわ...)

風花「...」

 


静香「あっ、風花さんおはようございます!風花さんもこれ食べます?微妙かなって思うんですけど、試しにどうですか?」

志保(自分のものを食べられてけなされた挙句、『おすそわけ』と他人に所有権があるように言われる...)

未来(凄い...凄い煽りテクニックだよ静香ちゃん...)

ミリP(さすがの風花もこれはどうだ?)


 


風花「じゃあいただくね、あーん」(パクっ

静香「ええええええ///////」

みらしほさよこ(((そのままいったー!!!)))

風花「うーん。確かに、いつものやつの方が美味しいかな?でも、こっちの香りすごく好きだな」



静香「風花さん...あのそのごめんなさい!」

風花「えっ?ごめんって何が?」

静香「えっと、これ風花さんのだったんですよね?」

風花「うん。そうだよ。でも、せっかくの期間限定のものだから独り占めするよりも誰かと食べたかったの!」

風花「静香ちゃんが食べようとしてたのはびっくりしたけど、でもちょうど良かったかなって」

 


風花「じゃあ、残りも食べよっ♩......あれ?スプーンが一つしか...あれ?じゃあ私さっき、静香ちゃんの食べたスプーンで////」

静香「えっ////あっ/////あっ////」

風花「まぁ、洗い物少ない方がエコだからいいかな?じゃあ静香ちゃん、あーん」

静香(シュウウウウウウウ

風花「あれ?静香ちゃん?あれ?こんなこと確か紗代子ちゃんも...あれ?」

未来「よし、捕まえるか」(ブンブン

志保「はい、ドライアイス追加しておきました」(ゴトン

ミリP「この数時間ですっかり慣れちゃったね」

 


静香「やっぱり風花さんは女神!女神!」

紗代子「女神!!女神!!」

志保「はぁ...もう女神でいいわ。結局風花さんに迷惑ばかりかけちゃったし、あとで謝らないと...」

未来「志保、私も一緒に謝るね」

ミリP「言い出しっぺが悪いけど、俺そろそろやばいから仕事戻るな」

 


しずさよ「「めーがーみー!めーがーみー!」」

志保「あぁ!もぅわかったから、ここぞとばかりにコールしないで!!」

千早「お疲れ様です。あら、賑やかね。どうしたの?」

未来「ちはやさーん!」(ダキッ

千早「きゃっ!もぅ、びっくりするじゃない!未来!」

未来「でへへ〜。ごめんなさーい」




千早「なるほど『風花さんが怒ることがあるのか?』って、みんなで試してたのね」

静香「そうです!無駄だって言ったんですけど」

志保「結局、やっぱり風花さんは怒らないって結論に至りました」

千早「あまり悪戯に風花さんを振り回すのは感心しないけど、」

紗代子「けど?」

千早「そうね。風花さんが怒りそうかつ悪戯にならないこと、ひとつだけ思い当たることがあるわ」

未来「それなんですか!?教えてください!」(スリスリ

千早「わかったわ。でも、話しにくいから私の胸から離れてくれる、未来」

未来「はーい」

 


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風花さんを怒らせよう!
Trial5 如月千早
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紗代子(今日は小鳥さんも律子さんも美咲さんも帰ってしまって事務所にはプロデューサーが1人)

志保(千早さんは風花さんにメールを一通送って帰ってしまった)

静香(『ここで待っていればいいわ』って言ってたけど、何が始まるのかしら?)

未来(あー、私も春香さんと千早さんとご飯食べたかったなぁ)

 


ミリP「あー、疲れすぎて目が開かんな。ここ1週間半睡眠時間を削りすぎた」

ミリP「でも、この仕事はやり遂げないといけないんだ!頑張ろう!」

カツカツカツカツ

静香(あれ?すごい足音がする?)

バーン

志保(すごい勢いで扉が!)

ミリP「うおっ!びっくりした!なんだ風花か!?どした!?」




風花「どうしたじゃないですよ!!!!何やってるんですか!!!!!」



 


紗代子(えええええええええ)

未来(風花さんが!風花さんが怒ってる!!)

静香(凄い...顔も耳も真っ赤で涙目で...)

志保(声もすごく荒げてる...)

ミリP「なんだでかい声だして?ご近所様に迷惑d 風花「静かにしてください!!!」

ミリP「はっ...はい」

風花「ちょっと失礼します!!!」

静香(プロデューサーさんの腕を無理やり...///)ドキドキ

未来(何が始まるんだろう?)ワクワク




風花「次はおでこ出してください!!」

ミリP「へ?でこ?」

風花「いいから!!!」

ミリP「はっ...はい...」

風花「動かないでくださいね」(ピトッ

志保(えっ///えっ////おでことおでこが////)ドキドキ

紗代子(そんな////あっ、14歳はまだ見ちゃダメ////)ドキドキ


 


風花「こんな時のために買っておいて良かった。プロデューサーさん、これで血圧測りますからじっとしてくださいね!!!」

志保(へ?)

未来(血圧?)

静香(じゃあ、さっきまでのって)

紗代子(脈拍と体温測ってたの!?)

風花「ハイ終わりました。少し脈が不規則ですし血圧も高めなので、過労気味です!今日のお仕事はやめてもう帰りましょう!」

ミリP「えっ...でもまだ今日の分の仕事が...」

風花「ダメです!!!!!何言ってるんですか!?千早ちゃんから聞きました!!プロデューサーさんがここ1週間半くらい睡眠時間を削って、ろくな栄養も取らずにひたすらお仕事してるって!!」

風花「何考えてるですか!?きちんと栄養をとって、しっかり休んでください!身体を壊しちゃったら元も子もないんですから!!」

 


ミリP「でもでも今日のタスクが...」

風花「資料見せてください!!今日絶対に締め切りのものは...ないじゃないですか!!じゃあいいですよね!?帰りましょう!!」

ミリP「でも、今日やっておかないと律子や小鳥さんや美咲さんに迷惑ががが」

風花「私が事情を説明して一緒に謝ります!だから!!!」

風花「...だからっ...ぐすん...」

ミリP「あああああ泣かないで、泣かないでください分かりました帰ります少し待ってください」

風花「ぐすっ...ごめんなさい。プロデューサーさんのことが心配で。あと、晩ご飯きちんと食べるか心配なので、プロデューサーさんの家に作りに行きます...ぐすっ」

ミリP「はいはいはいオーケーオーケーWelcome!!Welcome!!...って、おいマジか?うちに来るって?」

風花「プロデューサーさんはやく準備してくださいよぉ...ぐすっ」

ミリP「あぁもうどうにでもなれ!はい準備できました!!」

 


志保「静香、紗代子さん、見ましたか?風花さん怒ってましたよ?」

未来「うんうん、凄い怒ってた!」

紗代子「ぐぬぬぬぬぬ、まさか風花さんが風花さんが...」

静香「あぁ、なんてこと...風花さんにも怒りの感情が...」




志保「これでわかったでしょう?風花さんも怒る。はい、リピートアフターミー、風花さんも怒る」

しずさよこ「「風花さんも、怒る」」(ギリリリリリ

未来「風花さんを怒らせるには、不健康なプロデューサーさんを心配させればいいんだね!なるほど!」

志保「...待って、未来?」

未来「ん?どしたの志保?」

志保「風花さんはいくら私達が悪戯しても怒らず笑顔で返してくれて、唯一怒ったのがプロデューサーさんのため...」

未来「うんそうだよ!それがどうs...あっ?」

志保「未来も気がついた?」

未来「うん、気がついた」




みらしほ「「風花さんって、女神なんじゃね?」」




E N D

 


終わりだよ~(○・▽・○)

風花さんは裏表のない立派な女神!

 

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