【安価】三人目の勇者 (850)

ここは、魔法の力が存在する世界...

魔王が召喚され、世界がその手に沈もうかという時に___

『一人目の勇者』が現れた

一人目の勇者は魔王を打ち倒し、世界を闇より救ったという

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492856093

より時代が進み、人間と魔物は友好関係を築いた

しかし両者の仲は決裂し、戦争が始まろうかという時に_____

『二人目の勇者』が現れた

二人目の勇者は速やかな停戦、人魔友好の再構築を遂行したという

勇者「イイ話だよなぁ、先代と先先代の勇者の話」

勇者「はぁ」

勇者「最悪だよ、まさか...」

勇者は自室のカーテンを開け、外を見る

勇者「こんなに平和だとはな」

勇者「いやいや、俺は勇者でこの世界に生まれた」

勇者「きっと何か、果たすべき使命があるのだろう」

勇者「早速散歩に出よう」

勇者は身支度を整え、散歩に出た

直下>>散歩先

下2>>そこでの出来事、事件

勇者「魔王」

魔王「何?」

勇者「初代の勇者についてなんか知らない?」

魔王「あ~」

直下コンマ>>数字が大きい程初代勇者に詳しい

魔王「まぁ、それなりに情報は持ってるよ」

勇者「じゃあ教えてくれん?」

魔王「おk」

魔王「初代勇者は...ご存知だとは思うが、初代魔王が大暴れしていた時の勇者だ」

魔王「出生等は謎のままだが...」

魔王「神の力を存分に駆使して戦ったそうだ」

勇者「神の力っていうのは俺とかが生まれた時から持っているような?」

魔王「ああ、そうだ」

魔王「勇者は生き返れるとされているが」

魔王「初代と二代目、そしてお前も戦死していない」

魔王「とまぁ、俺が話せるのはここまでだ」

勇者「ふむ」

勇者「ありがとな、魔王」

勇者「やっぱ話をしただけじゃあ、あんま時間は進まねぇよなぁ」

太陽が少し上に昇っているが、勇者が家から出た時のように朝日が空を照らしていた

勇者「他の所に行ってみるかな」

直下>>散歩先

下2>>そこでの出来事、事件

~勇者記念公園~

勇者記念公園は、今日も整備されて綺麗な状態だ

勇者「ん?」

勇者「ありゃ、魔法使いか...」

ステンッ

勇者「あ、すっ転んだ」

勇者「おーい、大丈夫か?」

勇者は手を伸ばす

魔法使い「すいません、どなたですか...っと」

魔法使いはその手を掴み、立ち上がる

勇者「あぁ、俺は勇者ってんだけども...」

魔法使い「勇者ですか!?」

勇者「そうともさ、俺が勇者だ」

勇者「君は見た所魔法使いの様だけど」

魔法使い「ええ、そうです」

勇者「そうか、じゃあな」

勇者は歩き出す

魔法使い「待って下さい!」

勇者「どうした?」

魔法使い「私も...連れて行って下さい」

勇者「は...はぁ...」

勇者「何故?」

魔法使い「何故って、決まっているでしょう」

魔法使い「勇者さんの使命のお手伝いですよ」

魔法使い「もしかして、もう仲間は揃ってますか?」

勇者「ま、待て待て」

勇者「ええっとだな...俺の使命に関してなんだが...」

勇者「まだ分からないんだよ」

勇者「つまり、仲間はいないな。友達はいるけど」

魔法使い「じゃ、じゃあ!」

勇者「なんでしょう」

魔法使い「あなたの使命を探すお手伝いをします!」

勇者「...いいの?」

魔法使い「是非!」

勇者「初めての仲間は冒険の前に加入する仲間なのか」

魔法使い が なかま に くわわった!

結局、勇者はそのまま公園をうろつき、魔法使いと一緒に戻って来るのであった

勇者「もう昼かぁ」

魔法使い「私もお腹空きましたぁ」

勇者「飯だ飯」

直下>>飯を食いに行く所

下2>>頼む物

勇者「しかし、ここら辺はあんま歩いた事ないからどこに店があるのか...」

魔法使い「そうですねぇ」

勇者「あっ」

魔法使い「屋台がありますよ」

勇者「俺はケバブを食うとするかな」

魔法使い「あの~」

勇者「?」

魔法使い「ケバブって何ですか?」

勇者「あー」

勇者「まぁ、肉を焼く、削ぐ、食う。って感じ」

魔法使い「興味ありますね」

勇者「じゃあ二人分だな」

~食事~

勇者「うまかったな」

魔法使い「ですね」

勇者「でもさ」

勇者「ちょっと辛くなかった?」

魔法使い「ですね...」

直下>>勇者の発言

でも辛い料理は俺の好みではあるんだなこれが

勇者「でも辛い料理は俺の好みではあるんだなこれが」

魔法使い「へぇ」

勇者「つまり辛党って奴だな」

魔法使い「私は甘党ですかね」

勇者「まぁ甘いモンも嫌いではないがね」

直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件

~初代勇者の墓~

勇者「ここに来るのは久し振りだな」

魔法使い「毎日墓参りに来てるとかでは無いんですね」

勇者「親族や先祖では無いしな」

勇者「お」

勇者「シスターが居るな、祈ってる」

魔法使い「勇者さんも祈ってみたらどうですか」

勇者「作法とか知らん」

魔法使い「あなた仮にも神様の関係者じゃないんですか」

勇者「面倒臭い事はあんまり...」

シスター「...ふぅ」

勇者(あ、終わった)

勇者「とても熱心なんですね」

シスター「あれ、どなたですか」

勇者「んー、勇者だよ」

シスター「勇者さん」ボソッ

勇者「...何?」ボソッ

シスター「今は、何と戦ってるんですか?」ボソッ

勇者「あぁー...」

勇者「それが、誰とも戦ってないんだ、平和そのもの」

シスター「...」

勇者「どうした」

シスター「うっ...うっ...」ポロポロ

勇者「おい待て!泣くなよ!」

シスター「少しぐらい...少しぐらい信用して頂いてもいいじゃないですか!!」

勇者「どうしたんだよ突然」

勇者「この世は本当に平和なんだよ...多分」

結局、シスターの説得には十分ぐらいかかった

勇者「わかったかな...?」

シスター「...わかりました」

勇者「じゃあな~」

勇者たちは墓地から出た

魔法使い「で、何だったんですか」

勇者「さぁ?」

勇者「もう夕方か」

魔法使い「そうですねー」

勇者「んじゃ、俺はもう帰るからな」

魔法使い「じゃあ私もそうします」

勇者「さて、今日はもう寝るか...」

勇者「おっと」

勇者「アレをしなければ」

直下>>勇者の寝る前の習慣

勇者「日記を書こう」

勇者「今日は色々あったからな...書く事に困らんぞ」

勇者「魔王の城に行った」

勇者「魔法使いを仲間にした」

勇者「シスターが恐ろしかった」

勇者「...これで十分だろう。今日の事を忘れるかと言われてしまえばアレだが」

~翌日~

???「あ、おはようございます」

勇者「...?」

勇者「何だ夢か...」

???「待って下さい!寝ないで!」

勇者「!?」

勇者「あれ?お前確か...」

シスター「シスターですよ」

勇者「まずなんで家に入ってきた」

シスター「やっぱり信じきれなかったので」

勇者「勇者の事尊敬してる奴がそんな疑うなよ」

勇者「なんで家の場所が分かった?」

シスター「ストーカーしました」

勇者「は?」

勇者「マジですか...」

シスター「大マジですよ」

勇者「どうやって家に入った」

シスター「まほうのカギです」

勇者「何でお前がそんな物持ってんだよ...」

シスター「私の家系は代々そうなんですよ」

勇者「なるほど、大体分かった。」

シスター「良かったです」

勇者「じゃあ帰って」

シスター「酷ッ!?」

勇者「じゃあどうするって言うのさ」

シスター「私を仲間にして下さい」

シスター「もう一人お仲間さんがいることですし、ね?」

勇者「えー...まぁいいか」

シスター「やったー♪」ギュッ

勇者「やめろぉ!抱きつくな!」

勇者「さて今日も散歩に...」ガラッ

シスター「私もお供します!」

勇者「魔法使いよ」

魔法使い「...はい」

勇者「何故玄関の前に突っ立っている」

魔法使い「あー...あはは」

勇者「まぁいいさ」

直下>>勇者が行く所

下2>>そこでの出来事、事件

~図書館~

勇者「よし、この本にしよう」

魔法使い「あれ、それって」

シスター「初代勇者様の本ですね」

勇者「司書さん、この本借りれますか」

司書「えっ、あぁ...はい」

司書「この本は貸し出しが多いので、在庫があるんですよ」

司書「取って来ますね」

数分後、司書は戻って来た

勇者「何でそんな埃まみれなの?」

司書「はは...じゃあこちらですね」

勇者(無視しやがった)

勇者「はい、これです...ってこれ違う奴じゃないですか」

司書「ええっ」

勇者「はぁ」

司書が本を探す間、別の所へ行くことにした

魔法使い「すごい司書さんですね」

シスター「まぁ勇者様の本...特に初代勇者様の本は多いから間違える事もあるのでは」

勇者「とは言えあそこまで埃にまみれる物なのか」

直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件

~ショッピングモール~

魔法使い「そういえば私達っていいとこ住んでるよね」

勇者「そうか?」

魔法使い「少しあるけば大抵の物は揃うしね」

シスター「確かに」

勇者「そうかも知れないな...ん?」

戦士「~~ら!~~~!」

店員「~~~!?」

勇者「戦士だよな、あれ」

魔法使い「戦士のようですね」

シスター「そうね」

勇者「...商人じゃあないよね?」

魔法使い「頭悪そうだし戦士で間違いないかと」

シスター「そういえばバカっぽいわね」

勇者「酷いな君たち...」

勇者「ちょっと見に行ってくるわ」

勇者は戦士と店員の近くに行った

勇者「はろー」

戦士「何だお前!?」

店員「あ、勇者さん」

戦士「勇者ァ!?」

勇者「...まぁ、そうだけど」

戦士「じゃあ勇者様!これを私めに恵んで下さい!!」

勇者「いいよ」

店員(態度全然違うじゃないか...)

店員「いいんですか?」

勇者「まぁね」

直下>>戦士が値切っていたもの

勇者「凄い派手やね」

戦士「でもほら!デザインが...ね?」

勇者「いや、買ってやるけども」

店員「ありがとうございます」

勇者「あ、そうだ」

戦士「ん?」

勇者「電話先かメールアドレス教えてくんね?」

戦士「やっぱりお前...」

勇者「や、待て待て。お前さんにたまに助太刀に来てもらおうと思ってるだけさ」

戦士「そうか」

戦士「店員よ」

店員「なんですか今度は」

戦士「なんでお前勇者の事知ってるんだ?」

店員「あれ、知らないんですか?」

店員「勇者さんは常連で、しかも他人に何かを恵んであげたりするんですよ」

戦士「何故そんな事を」

店員「貴女が言わないで下さいよ...」

店員「俺は世界を救えないから、これぐらいはすべきではなかろうか」

店員「って言ってました」

戦士「へぇ」

戦士(世界を救えない...?)

勇者「さて、そろそろ店から出るかな」

シスター「私、見ちゃいました」

シスター「なんで人に、それに初対面の人に、物を恵んであげたんですか?」

勇者「いやだってさ、俺勇者の癖にやる事ないし」

勇者「一応地位のお陰でお金はあるんだよね」

シスター「勇者様は優しいんですね」

勇者「そりゃどーも」

直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件

~迷いの森~

勇者「ここで迷う事はないんだよなぁ」

魔法使い「もうここ地名変えた方がいいんじゃないかなって思う」

勇者「ありゃ?」

勇者「誰か倒れてるなこれ」

シスター「魔物っぽいですね」

勇者「珍しいな、ここら辺で魔物とは...」

直下>>行き倒れている魔物の種族

勇者「だいじょぶですか」

(ア)女騎士「うぅ...だいじょばないっす...」

勇者「とりあえずどっか休める場所で治療した方がいいか?」

(ア)女騎士「はいぃ...」

勇者(しかし...)

勇者(何故ここで倒れてるんだろうか...?)

直下>>何故行き倒れたか

(ア)女騎士「道に迷ったのが運の尽き...」

勇者「え?」

(ア)女騎士「へ?」

勇者「いや...」

勇者(どういう方向音痴なんだこいつ)

勇者「魔法使いー?」

魔法使い「はい」

勇者「ここらで休めるとこない?」

魔法使い「あー...ここら辺はちょっと...」

魔法使い「あっ」

勇者「ど、どうした」

魔法使い「私の家に行きましょう」

~魔法使いの家~

勇者「おじゃましまーす」

シスター「思ったより散らかってるわね」

魔法使い「ははっ。とりあえず寝室にでも運びましょう」

シスター(笑って誤魔化すなよ...)

~寝室~

勇者「じゃあここに寝かせていいかな」

魔法使い「じゃあそこで」

勇者はベッドの上に女騎士のアンディトをのせた

シスター「冷蔵庫から食べ物と飲み物をもってきたわよ」

魔法使い「それ私のおやつですよ」

シスター「勇者の人助けの精神を見習いなさい」

魔法使い「う~」

勇者「あ」

勇者「もう夕方だ」

魔法使い「そうですね」

シスター「今日も昨日も割とハードですね」

勇者「俺もそんな事になるとは思ってなかったけどな」

直下>>1.魔法使いの家に泊まる
2.おうちかえう

勇者(あ、本取りにいかなくちゃ)

勇者「ごめんな俺帰るわ、後よろしく」

勇者「じゃあの」

勇者は出ていった

魔法使い「え!?」

シスター「あら」

魔法使い「...」

シスター「まぁ、しょうがないわよ」

~勇者の家~

勇者「ストーカーされてた」

勇者「魔法使いもその容疑がかかってる」

勇者「司書が凄いポンコツだった」

勇者「戦士に変な剣を買ってあげた」

勇者「アンディトが倒れてた」

勇者「...まあまあやね」

直下>>女騎士のアンディトは今どんな状態?

~魔法使いの家~

魔法使い「私はもう寝るけど」

(ア)女騎士「えぇ~!?もっと話そうよ」

魔法使い「貴女に付き合っていたら私は明日起きれないんです」

(ア)女騎士「じゃあ一人で外で筋トレでも」

魔法使い「...勇者から聞いたけど、あなたそんな事したら迷子確定じゃない」

(ア)女騎士「酷いですね...否定出来ませんが」

(ア)女騎士「じゃあ勉強でもしてますよ」

魔法使い(そういう所だけ騎士っぽいのよね)

~翌日~

勇者「うーむ」

勇者「今日は誰もいないな」

勇者「そういえばいつもより早起きしたな」

勇者「外で散歩でもするかね」

直下>>散歩先

下2>>そこでの出来事、事件

~商店街~

勇者「なんか売ってないかな」

ウワァーッッ!!

勇者「!?」

店主A「食い逃げだぁー!」

勇者「あいつは...ラーメン屋の店主!」

勇者「そして、あいつが食い逃げ犯という訳か」

勇者「待てや糞ヤローがぁ!」

食い逃げ犯「うぇ!?なんだあいつ!?」

勇者「俺は勇者だ!」

~数分後~

勇者「捕まえたぞ」

食い逃げ「馬鹿な!?」

勇者「気配を察知する事など容易い事よォ!」

勇者は食い逃げを警察に突きだした

直下>>勇者のラーメン屋での食事のメニュー

勇者「うむ、実に上手いぞ」

勇者「この辛さがなんとも...」

勇者「たまらんのですよ!」ズルルッ

~食事終了~

勇者「はい、お代です」

勇者「いやぁ、食った食った」

勇者「ふー」

???「あ!」

勇者「んん?」

勇者「あ、お前...」

直下>>???の正体

勇者「遊び人じゃないか」

遊び人「やっほー☆」

勇者「元気そうだな...」

遊び人「遊び人はいつでも元気なんです!」

勇者「そうだったな」

勇者「で、なんでここに居んの」

遊び人「あー...」

直下>>遊び人の目的

遊び人「ちょっとお小遣いを、ね?」

勇者「いやお前金持ってたじゃねーかよ」

遊び人「カジノでパーッと...」

勇者「負けただけじゃないのか」

遊び人「...そうです」

勇者「おいおい」

遊び人「まあ、そんな訳で私はアルバイトを探しています」

勇者「頑張ってな」

遊び人「え''っ」

勇者「...何?」

遊び人「お金、くれないんですか」

勇者「カジノで溶かす癖に」

遊び人「うっ」

遊び人「んな殺生な...」

勇者「分かったよ、じゃあアルバイト先紹介してやっからさ」

遊び人「本当ですか!?」

直下>>勇者の紹介するアルバイト先

勇者「城のメイドでもすれば」

遊び人「メイドさんですか...是非一度やってみたかったんですよ!」

遊び人「ありがとう勇者さん!」

勇者(これでもっと普通の人間になってくれると良いのだが)

勇者「じゃあ連絡は俺からつけとくぞ」

直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件

~市場~

勇者「確かによく考えてみると、家の近くに何でもあるな...」

勇者「むむっ!フラグオーラ...」

説明しよう!フラグオーラとは、三代目勇者の家系が察知できるオーラである!
具体的には、自分の出会いをどのような物であれ近づける事ができるのだ!

少女「ひっ...」

チンピラA「おいおいおいよぉ!?テメエどうしてくれんじゃコラァ!」

勇者「あっ...(察し)」

勇者「待てい!そこのチンピラどもめ!」

直下>>勇者の少女救出作戦の内容





今更だけど凄い安価ぶっぱしてるよこれ

勇者「うおおおっ!」

勇者の右ストレート!チンピラAにクリーンヒット!

勇者「っしゃい!」

勇者「うっし、終わったぞ」

少女「あなたは、誰ですか...?」

勇者「勇者ですよ」

少女「えっ!?」

勇者「さて、君は何か買いに来たのかな」

少女「そうです」

勇者(家庭の事情でやむなしと言った所か)

勇者「一人で大丈夫?」

少女「...じゃあ、付いてきてくれますか」

勇者「分かったけど...何を買うんだい」

直下>>少女の買い物

今更だけど>>118の凄い安価ぶっぱしてるとはどういうことだろ
>>114>>116も特におかしな安価ではないと思うけど

>>124 安価を沢山しているからです

勇者「ふむ、食材か」

少女「はい」

勇者「じゃあ俺があげるよ」

少女「えっ!?いや、ここで買わないと駄目なんです...」

勇者「じゃあ買ってあげよう」

少女「ありがとうございます」

~買い物終了~

勇者「気をつけて帰れよー」

少女「はい!」

勇者「...」

勇者「んー、なんか疲れたな」

勇者(まぁ多分、俺が一人でエキサイトしているだけなのだろうが...)

直下>>勇者が次に行く所

下2>>そこでの出来事、事件

~地下神殿~

勇者「観光でござる」

ザザッ...

勇者「んお?何だか妙な気配...」

霊「やぁ」

勇者「わお、モンスター?」

霊「まさか」

勇者「じゃあ、英霊すか?」

霊「まぁ、そんな所だ」

勇者「つかぬことをお聞きしますが、何故ここに?」

えっ...?
じゃあ少し、予定を変更してこのまま続行致します。

霊「ああ、それはな...」シュウウッ

霊が薄くなって行く

勇者「消えてますよ、少しずつ」

霊「え」

英霊は消滅した!

勇者「なんだったんだあいつ...?」

勇者「えぇ...」

考古学者「すみません、どちら様でしょうか」

勇者「ん、あ、はい、勇者です」

考古学者「そうですか、何の為にここへ...勇者!?」

勇者「はい、勇者ですよ。あと、観光で来ました」

考古学者「なるほど。因みにですが、この地下神殿に関して何か知りませんか?」

勇者「それがですね、俺も来るの初めてだから何もわからんのですよ」

考古学者「さいですか」

勇者「しかし、何故そんな質問を?」

考古学者「実は、ここは初代勇者が居城としていた神殿なのではないか、と言われています」

考古学者「勇者の方なら分かるのではと思い...」

勇者「俺も、初代勇者とは血縁関係ではないからなぁ」

考古学者「えっ!?勇者って血縁で受け継がれるんじゃないですか!?」

勇者「全ては神の意思だからなぁ」

勇者「...おっと」

勇者は暫く遠くから地下神殿を眺めていたが、もう夕方である事に気づいた

勇者「じゃあ帰りますね」

考古学者「あーい」

~勇者の家~

勇者「食い逃げを捕まえた」

勇者「激辛ラーメン食った」

勇者「遊び人に会った」

勇者「遊び人にアルバイトを紹介した」

勇者「市場に言ってチンピラを倒した」

勇者「少女に食糧を買った」

勇者「地下神殿に行った」

勇者「英霊?に出くわした」

勇者「考古学者と話をした」

勇者「うむ、イベント最後までたっぷり。トッ●ポだ」

~翌日~

勇者「おーおー、よく眠れたよ」

勇者「ふむ...今日はどうしようか」

直下>>今日誰に会いに行くか
1.魔王(城)
2.魔法使い(家)
3.シスター(教会)
4.司書(図書館)
5.戦士は現段階では不可能
6.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
7.遊び人(城)
8.少女は現段階では不可能
9.考古学者(地下神殿)

勇者「また本でも借りようかな」

勇者は図書館に向かった

~図書館~

勇者「...」

勇者「ふむ、これにしよう」

勇者「すみません、これ借りて良いですかね」

司書「...はい」

勇者「あ、司書さんじゃないですか」

司書「あれ、あなたは確か...」

勇者(どうしよう、素直に勇者って言おうかな...図書館で騒ぎを起こすのもアレだけど...)

直下>>勇者が名乗るか

勇者「あ~...」

勇者「勇者です」

司書「えっ!?」

勇者「図書館では静かに」

司書「す、すみません...」

勇者「全く、これでは立場が逆じゃあないか」

司書「申し訳ないです」

勇者「それではこれで」

司書「あ、どうも...」

勇者は図書館から出た

直下>>次誰に会いに行くか
1.魔王(城)
2.魔法使い(家)
3.シスター(教会)
4.司書(図書館)
5.戦士は現段階では不可能
6.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
7.遊び人(城)
8.少女は現段階では不可能
9.考古学者(地下神殿)

~古代神殿~

勇者「やあ」

考古学者「!!」ビクッ

勇者「あれ。もしもーし」

考古学者「あ、勇者さんですか」

勇者「さっき固まってたけどどうかしたんですか?」

勇者(さてはビビっただろ)

考古学者「いえ、特になんでもないです」

考古学者(ビビったなんて口が裂けても言えない...私のイメージ的に)

考古学者「何か用ですか」

勇者「いや、なんか発見があったかな。って」

考古学者「本当に暇なんですね」

勇者「しょうがない事だよ。きっとね」

勇者「...いや俺がクソ鈍過ぎて理解出来てないだけじゃないよな?な?」

考古学者「ちょ、ちょっと。私に聞かないで下さいよ」

勇者「あ、すまなかった」

考古学者「はぁ...ん?あ、その本は」

勇者「え、ああこれ?さっき図書館で借りてきたんだけど」

考古学者「それ、妙なページがなかったですか」

勇者「妙...?ああ、変な模様と挿絵だけのページがあったな」

考古学者「そこの挿絵、よく見てみて下さい」

勇者「ふむ、あっ!」

考古学者「そう、この神殿なんです」

考古学者「話の流れでは勇者の紹介、そのページ、勇者出陣なんです」

勇者「だから初代勇者の居城はここだって言われてるのか」

考古学者「そうです」

考古学者「あと、『変な模様』ではありません。解読の済んでいない古代文字です」

勇者「へぇ、ためになるなぁ」

考古学者「えっへん」

勇者「じゃあ俺行くから」

考古学者「あ、そうですか」

勇者「ありがとなー!」

勇者は地下神殿から出た!

考古学者「話がノっていただけあってなんか虚無感...」

>>153古代神殿ではなく地下神殿です。すみませんでした

直下>>次誰に会いに行くか
1.魔王(城)
2.魔法使い(家)
3.シスター(教会)
4.司書(図書館)
5.戦士は現段階では不可能
6.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
7.遊び人(城)
8.少女は現段階では不可能
9.考古学者(地下神殿)

~魔王城~

勇者「やほー」

魔王「なんだ勇者か...」

勇者「なんだとはなんだなんとは」

魔王「ナンだよ」

勇者「ナンだったんだ」

魔王「ナニがナンだかわからんだろう」

勇者「少なくともナニはナンではない」

魔王「なんなんだこの会話」

勇者「ナンだよ」

魔王「で、どんな用だ」

勇者「特に用はない」

魔王「じゃあ何故ここに来た」

勇者「いいだろ。付き合いの長い友達はお前ぐらいなんだから」

魔王「ここ城だぞ」

勇者「ゲーセンより楽な感覚でこれるぞ」

魔王「人間UFOキャッチャーとか人間音ゲーとか」

勇者「物騒だな」

魔王「人間リフレクは特に楽しいって古文書に記してある」

勇者「えぇ...」

勇者「おっと、もう夕方だ」

魔王「気をつけて帰れよ」

勇者「ははは、気をつける事なんてないさ」

魔王「ま、そうだな」

~勇者の家~

勇者「図書館に行った」

勇者「本を借りた」

勇者「地下神殿に行った」

勇者「考古学者に色々教えてもらった」

勇者「魔王に会った」

勇者「なんか話した」

勇者「...なんか、平和?」

直下>>勇者が見る夢

~夢の中~

勇者「...む」

鉄兵士「ヴヴヴッ...」ズゴッ

人間「ぐっ!」

勇者「なんだあのヤロー!?」

鉄兵士「オオォォゥ...」バヂヂヂッヂィ

魔王「ッア''ア''ア''ア''!!!」ズドォン!

勇者「ッ、とっとと終わらせてや...」

勇者「馬鹿な!体が動かねぇぞ!?」

不思議な事に勇者は動けない。体力を消耗している前提の夢なのか、

金縛りなのか、___恐怖からだろうか

勇者「ぬっ!ぬぬぬぬ...、ん?あいつは!?」

直下>>夢の中に出てくる人物

下2>>何をしていた?

下2で戦闘に関する描写がなければ惨殺されます

勇者「なんだよ...あいつ」

そこにいた白衣の男は、既に死んでいた

しかし、その死をものともせず蘇り続けている

肉体は再構成され、飛び散った肉片は光になって消えていく

鉄兵士「フウウゥ...」ギィギシシシシ

不思議な事が勇者にはあった

彼は反撃をしていないのだ、平和主義なのだろうか

そのうち彼の白衣は白衣であることが分からない位汚れてしまった

勇者「なんなんだよ...あいつはよぉ」

~勇者の家~

勇者「ん~?」

勇者「...夢かよ、とんだ不吉な内容だぜ」

勇者「昨日は平和だったが、不吉な出だしだ全く」

直下>>今日誰に会いに行くか
1.魔王(城)
2.魔法使い(家)
3.シスター(教会)
4.司書(図書館)
5.戦士は現段階では不可能
6.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
7.遊び人(城)
8.少女は現段階では不可能
9.考古学者(地下神殿)

勇者「そうだ!シスターなら祓ってくれるんじゃないかこの不吉!」

~教会~

勇者「という訳なんだけど」

シスター「あなたが怖がる物ってあるのね」

勇者「はは...まぁ、俺も人間だしね」

シスター「一応ね」

勇者「なんじゃ一応とは」

直下>>シスターのお祓い(やり方とか工程)

儀式終了

勇者「...」

シスター「...」

勇者「終わりですか?」

シスター「ええ」

勇者(くっそ怪しい!)

勇者「お、おう、あんがとな」

直下>>次誰に会いに行くか
1.魔王(城)
2.魔法使い(家)
3.シスター(教会)
4.司書(図書館)
5.戦士は現段階では不可能
6.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
7.遊び人(城)
8.少女は現段階では不可能
9.考古学者(地下神殿)

~図書館~

勇者「すみません」

司書「あ、」

勇者「あ、ではありませんよあ、では」

勇者「はい、返却です」

司書「読むの早いですね」

勇者「勇者の本はほとんど絵本みたいなもんだしね」

司書「絵本...ですか」

勇者「あれ、なんか間違えたかね」

司書「いえ」

勇者(変なの)

直下>>次誰に会いに行くか
1.魔王(城)
2.魔法使い(家)
3.シスター(教会)
4.司書(図書館)
5.戦士は現段階では不可能
6.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
7.遊び人(城)
8.少女は現段階では不可能
9.考古学者(地下神殿)

※その日のうちに同一人物と二度会うことは出来ません。(例外も存在します)

~魔法使いの家~

勇者「...」ピンポーン

魔法使い「あ、あーい」

魔法使い「どちら様...あ、勇者さん」

魔法使い「久しぶりですね。なんの用ですか」

勇者「久しぶりって...二日しか間が開いてないよ」

勇者「で、用なんだけども」

勇者(やべぇ!なんとなく来ちまった!なんか言おう!適当に!)

直下>>勇者が魔法使いに会いに来た理由(嘘)

勇者「いや、いやぁさ、なんか魔法を覚えたくなってね」

魔法使い「勇者さんって魔法使えないんですか」

勇者「んんんんー、そんなに」

魔法使い「じゃあ一応使えるんですね?いいですよ入って下さい、教えるの楽そうなんで」

勇者「あ、ぁい...」

魔法使い「なんですかその適当くっつける喋りは」

魔法使い「新手の魔法使いですか」

勇者「スタンド使いみたいに言うな」

直下コンマ>>
20以下>>らりるれ火事だー!

21以上60以下>>まあまあ

61以上>>新魔法習得

勇者「むむむっ」

魔法使い「うーん、筋はいいのにね」

勇者「体から魔法の力は出てるんだけどね」

魔法使い「即昇華されちゃうのか」

勇者「まあ続きはまたの機会にでも」

直下>>次誰に会いに行くか
1.魔王(城)
2.魔法使い(家)
3.シスター(教会)
4.司書(図書館)
5.戦士は現段階では不可能
6.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
7.遊び人(城)
8.少女は現段階では不可能
9.考古学者(地下神殿)

※その日のうちに同一人物と二度会うことは出来ません。(例外も存在します)

めんどくさいので女騎士にします

女騎士「あれ?勇者じゃん」

勇者「ん」

勇者「まさかお前...この前の」

女騎士「女騎士でーす」

勇者「こんなテンションの高い奴とは」

魔法使い「私もびっくりしたよ」

勇者「こういうタイプはあまり会った事がないなぁ」

魔法使い「そして唐突に何かを言う」

勇者「へ?」

直下>>女騎士の突拍子もない発言

勇者「ふむ、修行か」

女騎士「お願いします!」

勇者「まあ、いいか」

勇者「どんな修行なんだい」

女騎士「ああ、それなら...」

直下>>修行のメニュー

勇者「魔法剣?」

女騎士「ええ」

勇者「どこにあんのそれ」

女騎士「それはですね」

直下>>魔法剣のある場所

下2>>取得条件

~古神殿~

女騎士「ここにあります」

勇者「どこよ」

女騎士「まぁ待って下さいよ、条件があるんです」

勇者「ほほーう」

勇者「どんな?」

女騎士「パンを尻にはさんで右手の指を鼻の穴に入れて左手でボクシングをしながら『いのちをだいじに』と叫ぶ


勇者「帰っていいかな」

女騎士「ええーっ!?」

勇者「なんでそんな事しなきゃならぬのだぁ!」

勇者「一人で行え一人で!」

女騎士「ど、どうしても...」

勇者「はぁ、分かりましたよ」

~儀式?終了~

女騎士「はぁ...はぁ...」

勇者「ふうぅっ....」

ズゴゴゴゴゴ....!!

魔法剣が地面の中から出て来た

勇者「やった...!!やったぞ!」

女騎士「遂にこの時が!」

女騎士は魔法剣を手にした

女騎士「やったー!」

勇者「良かったな...」

女騎士「ふふっ、勇者爺さんみたいな顔してるよ」

勇者「そーですか」

女騎士「あ、そうそう」

勇者「今度は何よ」

女騎士「今日の事は秘密にして下さいね?」

勇者「そうするつもりだけど...何故?」

女騎士「なぜって...恥ずかしいじゃないですか?」

勇者「えっ」

女騎士「?」

勇者「お前に恥ずかしいとかあんのかよ」

女騎士「失礼な!」

女騎士「女騎士は恥じらいを持つのが普通です」

勇者「腐っても女騎士ってか」

女騎士「うっさい」

勇者「ていうか、女騎士って最終的にくっ殺じゃないのかよ」

女騎士「私はあんなのとは違います!...多分」

勇者「まぁ殺せなんて言える奴がゾンビになる訳がないよな」

女騎士「ゾンビ禁止です。もっと良い呼び方にして下さい」

勇者「はぁ」

~勇者の家~

勇者「変な夢見た」

勇者「シスターに祓ってもらった...のか?あれは...」

勇者「司書に会って、本を借りた」

勇者「魔法使いと魔法の特訓をした」

勇者「女騎士と会った」

勇者「あ~...アレをアレしてアレした」

勇者「多分一生忘れん」

~翌日~

勇者「ふむ...」

勇者「ゆっくり寝れたぞ」

ガゴガゴガゴガゴガゴ

勇者「な、なんだこのノックの音は!?」

直下>>訪ねて来た人物

勇者「はーい...」ガチャッ

勇者「あっ、王様じゃないですか」

王様「今日は儂から貴殿に直々に伝えたい事があってのう」

勇者「...どんな?」

直下>>王様が勇者に伝える内容

王様「姫が家出してな」

勇者「へえ」

王様「という訳で探して欲しいのだ」

勇者「なぜまた俺に...」

王様「お主の人探しスキルは常人の物ではないわい」

勇者「は、はぁ...」

直下>>勇者が姫を探しに行く場所

~海辺の町~

勇者「王様の話じゃここにいるらしいが...」

勇者「町をしらみつぶしに探し回るのも町の構造に慣れていない今、得策とは言えん」

勇者「と、いう訳で聞き込みをしよう」

直下>>勇者が聞き込みを行う人物

~酒場~

勇者「こんちは」

マスター「ご注文をどうぞ」

勇者「あー、チャーハンで」

マスター「畏まりました!」

勇者「あ、そうだ」

マスター「何でしょうか」

勇者「ここら辺に王国の姫様が来てるんだけどさ、なんか知りません?」

直下>>酒場のマスターの知っている情報(知らないも可)

マスター「そういやえらいべっぴんさんが怪しい黒い集団と一緒に船に乗ってたな」

勇者「!?ま、まじすか」

マスター「ああ。丁度昨日の事」

勇者「その船がどこ行きか分かりますか?」

マスター「そうだな...」

直下コンマ>>51以上で知っている

マスター「いやぁ、知らないねぇ」

勇者「そうですか」

勇者はチャーハンを食べて店を後にした

直下>>勇者が次に聞き込みをする人

~港~

勇者「...という訳なんですが」

船乗り「へぇ。それなら...」

直下コンマ>>30以上で知っている

船乗り「確かその船なら...そう!ここです」

海図を指差しながら船乗りは教えてくれた

勇者「ふむ、因みに、島の名前は何て言うんだい?」

船乗り「クトゥルー島です」

勇者「何故そんな忌まわしい名前を...」

直下コンマ>>次クトゥルー島行きの船が出るまでの時間

船乗り「まぁ、確かにあなたがいった通り名前からして忌まわしいんでね」

船乗り「定期便はないんですよ」

船乗り「しかし!今回はこの僕が船を出してあげましょう!」

勇者「おお!」

船乗り「...まぁそんなにでかい訳じゃないですが」

勇者「あ、もう一人呼んでいい?」

船乗り「別にいいですよ?」

~海辺の町~

勇者「結局セットに61時間かかるってか」

勇者「だいたい今から三日目のスタートぐらいか」

勇者「よし、そこら辺をうろつこう」

直下>>うろつく先

下2>>そこでの出来事、事件

勇者「少し空も暗くなってきたな...」

勇者「ん?」

勇者が路地裏に目をやる

勇者「あれ、君達こんなところで...あぁ」

少年「食べ物下さい」

少女「...」

勇者「そうだな...よし!」

勇者「とりあえず付いてこい!悪いようにはしないから!」

勇者「お、宿屋はっけーん」

勇者は宿屋に入った

受付「旅人の方ですね」

勇者「まぁそんなとこよ!とりあえず3人1部屋で」

勇者「あと、また誰か一人来るかもしれないんで出来れば4人で泊まれる部屋があればそれで」

受付「畏まりました」

~宿屋(勇者の部屋)~

勇者「さて、君達」

少年「は、はぃ...」

少女「何でしょう...?」

勇者「そう怯えんでもいいよ」

勇者「何か食いたいもんある?」

直下>>少年少女が食べたい物

少年・少女「オムレツ...」

勇者「なるほど...あっ」

少年・少女「?」

勇者「土地勘がない!」

勇者「よし、俺が作ろう」

直下コンマ>>完成度

52=普通に美味しい

勇者「出来たぞ」

少年「おお」

少女「...」パクッ

少女「美味しい」パク

少年「お、ほんとだ、旨い」パクパク

少女「...辛い」

少年「ほんとだ」

勇者「すまんすまん、辛いのが好きなもんで...」

~食事終了~

勇者「歯磨きはしたか」

少女「...うん」

少年「ちょ、ちょっと待って!」ペッペッ

勇者「じゃあ寝るぞ」

少年・少女「はーい」

中のチキンライスにピリ辛に味付けした肉が入っています...料理あんましないからわかんないけど



夜、寝静まった勇者の部屋に忍びこむ者が一人

そう、戦士である

戦士(何が戦闘になるかもしれない。だよ!?仲良く添い寝じゃねーか!?)

戦士「許さんぞ...」ボソッ

直下>>戦士のいたずら

NGAAAAAA!!!オムレツとオムライスを間違えたあああああ!!!チキンライス入ってません!!!
そわそわして風呂にもまともに入れなかったぞおおおぅ!!

...すみませんでした。



戦士「うへへへ...」ピチョッ

戦士(よし!寝よう!)

~翌日~

勇者「...ん」

勇者は垂らされた水を発見した

勇者「!?」

勇者「ど...どういう事なのだこれは...」

勇者「...んんん?」

勇者は隣で寝ている戦士を見つけた

勇者「おい、まさか...」

勇者「おい。起きろ戦士」グラッグラッ

戦士「すー、すー...ん」

勇者「おい、戦...」

戦士「あはー、勇者様ったらぁ、お漏らしですかー?」

勇者「げ、寝ぼけてやがんな」

勇者「これお前がやっただろ絶対」

戦士「あふぁー、そーいやそーかもですねぇ...」

戦士「すー、すー」

勇者「結局寝んのかい...」

勇者「はぁ...」

朝から押し寄せる精神的疲労感を味わいながら勇者は椅子に座ってぼーっとしている

少女「んー...」パチ

少女「!?」

少女は驚いた。そりゃあ朝起きたら知らねぇ奴が隣で寝てたら誰だって驚く。多分。

少女「勇者...さん」

勇者「あ、起きた?眠いなら寝てろよ」

少女「いえ、大丈夫です...よ?いや、そんな事よりこの人、誰ですか」

勇者「戦士だ。元々の俺の目的の為に呼んだ助っ人だ」

少女「へー」

戦士「ハッ!!」カッ!!!

勇者「やーっと起きやがったなこの変態」

戦士「失敬な!変態とはなんだ変態は!」

勇者「寝ている奴の股下ら辺に水を垂らしておねしょした様に見せかけた癖に」

戦士「何故バレた!?」

勇者「早朝の寝ぼけたお前に聞くという究極の手段をとった」

勇者「そしたら認めたかんなお前」

勇者「こっちは朝っぱらからビビって血の気が引いたわ!」

戦士「寝ている女の子に手を出さないで下さい」

勇者「寝ている勇者にいたずらをしたのはお前だ」

勇者「じゃあ俺は出かけるから」

戦士「じゃあ私も」

勇者「少年と少女の世話でもしてろ。利口だから困るこたぁないさ」

勇者「そうだよな、少女」

少女「ほ、本人に同意を求めるのはいけない事だと思います!」

勇者「ははは、そーかもな」

直下>>うろつく先

下2>>そこでの出来事、事件

~草原~

勇者「おお、こんなとこもあんだな」

武道家「セイッ!ハアァッ!」

勇者「す、すげー」

武道家「ぬうううううん?」

武道家「お主....」

直下>>武道家の発言

武道家「達人とみえるな」

勇者「あなたこそ」

武道家「そうだ!私と少し闘わないかな?」

勇者「いいですね」

勇者(近頃鈍ってたからな...丁度いい機会だ)

直下コンマ>>41以上で勇者の勝利

00=100!

武道家「感服した」

勇者「んー。ありがとうございました」

武道家「しかし、どのような修行をしたらそのような技を...」

直下>>勇者の使った技

勇者「こう、特殊な掴みで空気を集めて、冷凍魔法を込めて打ち出すんですよ」ビスィィィン

武道家「その道のプロでしたか」

勇者「え、ええ。実は冷凍ビームの使い手でして...」

勇者(読み勝ったから外してもいいかって気持ちで撃ったら予想外に強くて応用できただけなんて言えない)

勇者「ではまた」

直下>>うろつく先

下2>>そこでの出来事、事件

~魔王城~

勇者(まぁ今日の夜までには帰れるでしょ)

勇者「こんちはーっす...お」

魔王「おーっす」

先代魔王「何かと思えば勇者か」

勇者「先代魔王さん、お久し振りでーす」

魔王「今会食中なんだけどさ、勇者も食う?」

勇者「食うぞ」

~食事終了~

勇者「ふう、食った食った」

魔王「俺もだ」

先代魔王「ヌハハハハ、まだまだよのう」

勇者「恐ろしいぞ...」

直下>>うろつく先

下2>>そこでの出来事、事件

~ゾンビ村~

勇者「少し寄っていくかな」

勇者「凄い静かだな」

勇者「いや、てか誰もいねぇじゃねぇのよこれ!?」

勇者「おや、ありゃあ...」

直下>>勇者が見た物とは(生き物、人でも可)

勇者「何じゃあいつら」

勇者「んん、待てよ」

勇者「酒場のマスターが怪しい黒い集団とか言ってたよな」

勇者「ふむ」

勇者「ちょっと待てぇい!!」

勇者「貴様ら、名を名乗れ!俺は勇者だ!」

すると、集団の中から一人出てくる

???「我々は...」

直下>>武装した黒装束の集団の名前

勇者「へぇ、随分語呂悪いね」

黒装束「ふん」

勇者「あとな、ゾンビは既に救われてる」

勇者「今さらそんな事しようなんて...不自然だぞ」

勇者「まぁいいさ」

勇者「大人しく捕まれよ」

直下コンマ>>31以上で勇者の勝利

勇者「あべし」

黒装束達「ふっふっふ」

勇者「ちょ、マジでお前らどんだけいんだよ!?」

勇者「あ、無理だこれ」

直下>>1.逃げる
2.助っ人を呼ぶ
3.捕まる

勇者(逃、逃げだよ逃げぇ!?)

勇者(こんなん勝てる訳がないよ!)

勇者「くっそ...余力は残しておきたかったがな...」

勇者「正直今更贅沢は言えん」

勇者の移動魔法!

勇者「調子に乗って驕っちまったな」

~宿屋(勇者の部屋)~

勇者「うぃーっす...」

戦士「あ!勇者...」

戦士「いや、待てよお前。何故にそんなボロボロなんだ」

勇者「あ?これすか...まぁ大した事はねーべ」

戦士「うっさいわ、無理すんなよ?その喋り方をしても無駄だ」

勇者「...はいはい」

戦士「...とりあえずお前を治療しなきゃならねぇ。そうだな...?」

直下>>戦士はどうやって勇者を治療する?(戦士は魔法を使えません)

戦士「うし、じゃあそこで寝てろ」

勇者「え~...」

少年「あ、おはよう」

勇者「遅いわボケぇ...」

戦士「じゃ、ちょっと待ってろ」

バタン!!

少女「大丈夫ですか...?」

勇者「多分。でもほら頼まれたからには」

少女「嘘です」

勇者「wow...」

勇者「酷いぞ...俺は嘘つきじゃない」

少年「僕も嘘だと思うよ」

勇者「えぇ」

少年「嘘つきは泥棒の始まりなんだ」

少年「泥棒は悪い人なんだ」

少年「悪い人と闘う勇者が嘘をつくなんて間違ってる」

少年「...僕はそう思うかな?」

勇者「...そうかい」

~数分後~

戦士「おーっす」

勇者「...」

戦士「やっぱ元気ねぇじゃねーのよ」

戦士「ほら、これで治してやるよ」

直下コンマ>>1~30で薬草
31~60で上薬草
61~90で特薬草
91~99、00、ゾロ目で世界樹の葉

上薬草!

勇者「お、良くなったぞ」

戦士「そうか」

勇者「あ、もうこんな時間だ!もうすぐ日付が変わる!」

戦士「それがどうかしたのか」

勇者「日付変更と同時に船を出す事にしてるんだ」

戦士「じゃあ私が」

勇者「駄目だ」

戦士「でも」

勇者「駄目だと言っている」ズズズ...

戦士(なんだこの気迫は!?しまった...多分地雷踏んだなこれ)

勇者「相手が何をしてくるか...分かっているか」

戦士「知らない」

勇者「じゃあ尚更危険だ。国王から姫を拐える奴らが普通だとは思えない」

勇者「未来予知アイテムや、未来からの情報...桁外れのパワーを持つかもしれない」

勇者「とりあえず全力でやればこの世界線は守れるだろうな」

勇者「奴等が現実改変能力者でもない限りはな」

勇者「だとしてもお前一人で行かせる訳には行かねぇぞ」

勇者「...おっと」

戦士「?」

勇者「すまんな、今のは疲れのために出てきた心にもない妄言か寝言さ」

勇者「だから忘れてくれん?」

戦士「は、はぁ...」

勇者「じゃあ行こうかね」

~船上~

船乗り「いやぁ驚きました」

船乗り「きっと何か宿命を背負っていらっしゃるのかと思ったら怪我負って現れるじゃないですか」

勇者「まぁ、気にすんな」

船乗り「自分も手伝いましょうか?何するのか知りませんけど」

勇者「戦闘技能あります?」

船乗り「あります」

戦士「マジかよ...」

船乗り「あっ、島が見えてきましたよ」

戦士「うわぁ...」

勇者「とても形容しがたい形だ」

~クトゥルー島~

勇者「とりあえず隠れながら行こうか」ボソッ

戦士「了解」ボソッ

船乗り「了解」ボソッ

~数分後~

勇者(お、誰かいるぞ)

直下>>誰が居た?

勇者「ゾンビだよな...あれ...?」

ゾンビ「んん...」

勇者「やべぇ、気付かれたわ」

戦士「大丈夫なのそれ」

船乗り「勇者さんが負傷しているのでゾンビに出くわした時点で敏感に匂いを嗅ぎ付けられるのは確定です」

勇者「まぁ、だいたいそんなとこよ」

勇者「てかさ、なんか言いたそうにしてのやけども」

直下>>ゾンビは何と言った?(只のうめき声でもよし)

ゾンビ「女騎士……女騎士はどこだ……」

勇者「!!!」

戦士「誰だ」

船乗り「さぁ?」

勇者「俺の友達だよ」

勇者「あいつもゾンビみたいなもんだしなんか関係あんじゃないのか」

戦士「どんな友達ですかそれ」

船乗り「さすが勇者」

勇者「ヘイゾンビさん!女騎士に何の用かな!?」

直下>>ゾンビは何と返答したか

ゾンビ「奴と決着を…」

勇者「ほう」

戦士「どうだ」

勇者「放っておこう」

勇者「じゃあまた探索だな」

直下>>誰が居た?

勇者「...幽霊?」

幽霊「...」

戦士「幽霊...!!」

船乗り「戦士さんはなんでそんなに緊張してるんですかね」

戦士「物理あんま効かないから嫌い」

船乗り「あ、そーいう」

直下>>幽霊は何と言ったか

幽霊「立ち去れ・・・ ここは生きている者がくる場所ではない・・・」

勇者「いやだ」

勇者「この手の幽霊は基本情報を持ってないからな、とっとと行こうぜ」

戦士「よくもまぁこんな島をズカズカと」

船乗り(なんか重要な気がするんだよなぁ...?)

直下>>誰が居た?

勇者「死人の巣窟かここは!?」

勇者「あと歩き回んのめんどいからもう話聞くべ」

勇者「へいそこのクソ強スケさん」

勇者「怪しい黒い集団とか見ませんでした?」

戦士「いや、あんな装備してんのが居んだから逃げろよ」

船乗り「自分もそう思う」

直下>>怪しい黒い集団についての情報

スケ「あいつらはな...」

戦士「うわ喋った」

スケ「初代魔王より前に存在した『何か』復活するのが目的だ」

勇者「なんじゃそりゃ、ん...?」

勇者「じゃあさ、今どこに居るかも知ってたりしますかね」

直下コンマ>>51以上で知っている

スケ「あっちだ」

勇者「サンクス」

戦士「えぇ...?」

船乗り「いよいよですね」

直下>>怪しい黒い集団は何をしていた?

勇者「うわぁ...」

戦士「ちょっと勇者!引いてる場合じゃないでしょ!」

勇者「そ、そうだな」

船乗り「では」

勇者・戦士・船乗り「ちょっと待った!」

直下コンマ>>21以上で勝利

勇者「まぁ三人も居るし...」

戦士「勝てるよな」

船乗り「自分も参加して良かった」

戦士「てかさ、勇者」

勇者「なんぞなんぞ」

戦士「なんなのそのビーム」

勇者「冷凍ビームだよ」

勇者「お前こそなんで無傷なんだよ」

戦士「読み合いに勝っただけです」

勇者「さすが戦士といえよう」

船乗り「おふたりとも凄いっすね」

勇者・戦士「いや、一番おかしいのはお前だ」

船乗り「え?」

勇者「いや普通さ、武器使うなり魔法使うなりすんじゃん」

勇者「敵を錨で殴りつける奴にはあったことねぇよ」

船乗り「はは...自分、船乗りなんで」

勇者「なんだよそれ」

戦士「ていうかこんな事してる場合じゃないだろ。みんなを助けないと」

勇者「おぉ、そうだそうだ」

直下コンマ>>姫含むみんなの状況
1~30で無傷
31~70で怪我してる
71~99で意識不明
ゾロ目で???

勇者「う...うげ」

戦士「勇者?どうし」

勇者「下がってろ」

戦士「な」

勇者「ここから先へは行くなよ...」

勇者「嗚呼、何とも無惨な...」

勇者「皆、死んでいる!」

戦士・船乗り「!!」

勇者「...うむ」バタッ ゴロゴロ

勇者の立っていた所は坂であり、勇者は戦士に向かって転がっていった

戦士「げっ...気絶してやがる」

船乗り「どうするよこれ」

戦士「一度帰るしかないだろうな」

~戦士の家~

勇者「...む」

戦士「あ、起きたな」

勇者「おろ?俺は確か...」

勇者「嗚呼糞ったれが、思い出してしまった」

勇者「と、ともか、くお前には礼を、言わねばならな...い」

戦士「ま、待てよ」

勇者「それはできない。が、一つ聞いていいか」

戦士「何でも聞け」

勇者「少年と少女はどうした」

戦士「船乗りが引き取ってくれた」

勇者「そうか、ありがとな」

~王様の城~

勇者「...という事です。」

勇者「全てはもたもたしていた俺の責任です」

勇者「なんなりと処罰を与えて下さい」

王様「ふむ」

直下>>王様は何と言ったか

王様「例の少年少女と同じ船に乗ってどこへでも行け」

勇者「...え?」

王様「二度は言わぬぞ」

勇者「...ご厚意、感謝します」

勇者「とはいえ」

勇者「あいつらに挨拶もせずに行くのはアレだし」

勇者「できればみんなの力があれば楽なんだけどな」

勇者「とりあえず魔王を連れていくのは無理だな。魔王だし」

勇者「とりあえずメールでも送るか」

勇者「遊び人は城勤務だから連れ出す訳にはいかんしな」

勇者「市場で出会った方の少女もどこに居んのか分からんし」

勇者「やはり
1.魔法使い(家)
2.シスター(教会)
3.司書(図書館)
4.戦士は現段階では不可能
5.女騎士のアンディト(魔法使いの家)
6.考古学者(地下神殿)
が可能性のあるメンバーか?」

勇者「司書と考古学者は厳しそうだが」

すみません、前のコピペの再利用をしてしまったので戦士が不可能になっていました。戦士は可能性あります

~数時間後~

勇者「とりあえず、戦士と魔法使いと女騎士はついてきてくれるらしいが...」

勇者「他の知り合いの所に行くか」

ごめんなさい。あれ安価じゃないんです。順番に回ります。

~教会~

シスター「へぇ...」

勇者「どうするよ」

直下コンマ>>51以上でついてくる

~図書館~

勇者「へろー」

司書「あ、勇者さん...最近来なかったので心配で心配で」

勇者「なんだそりゃ。俺は元気だよ」

勇者「ああ、そうだ...」

直下コンマ>>51以上でついてくる

~地下神殿~

勇者「ヘェーイ!元気かーい!」

考古学者「うひっ」ビクッ

勇者「やあ」

勇者(またビビったろ)

考古学者「う、うるさいですね」

考古学者(ちょ、ちょっと漏らしちゃった...///)

直下コンマ>>51以上でついてくる

考古学者「すまないが、僕はついていく事は出来ない」

勇者「そうか...」

勇者「まぁ、また頼る事もあるかもしれねぇかんな」

勇者「メールアドレスは交換しといた」

考古学者「はぁ!?待てこの強制直径厨!」

勇者「考古学者だけは連れてこれなかったな」

勇者「実に残念だ」

勇者「まぁしょうがないさ」

勇者「...じゃあ行くぞ!」

一同「出航!!」

直下>>何処の島・大陸を目指す?

魔法使い「どこを目指すの?」

勇者「緑が多い自然豊かな大陸を目指すぞ」

戦士「うぇー、強敵とかいなさそう」

勇者「大木のように構え、柳のように受け、雑草の様にしぶとい」

戦士「重厚な斬撃、堅牢な守り、意地で耐える」

勇者「...はて、何を伝えようとしていたのか」

直下>>大陸までの海路の天候

司書「...天気晴朗なれど波高し」

魔法使い「そうですねぇ」

司書と魔法使いは読書をしながらうわごとの様に喋っている

司書「...」

魔法使い「...」

女騎士「ぐおおおおっ...」ググググ

戦士「ふんぬっ...」ググググ

女騎士と戦士は船室でお互いに押し合っている

当人達からすればじゃれているような物なのだろうが、あまりに威力が強すぎる

そこに勇者が入ってくる

勇者「ふぅ...」

勇者「...!?おい待て、船が壊れる。ここでやるな」

女騎士「え!?」

戦士「ここで!?」

勇者「あ~、訂正。」

勇者が訂正しようとした時には既に外で第二ラウンドに突入していた

勇者「訂正じゃボケェ!」ガッターン

勇者は二人ごと掴んで放り投げた

女騎士「へ?」

戦士「あ?」

勇者「やっべ、海に投げちった」

勇者「よっし、行くぞ!」

勇者は二人の落下地点の海を凍らせて着地する

勇者「キャーッチ!」

勇者「そしてジャンプ!」

勇者「あはぁ...疲れた」

女騎士「肝を潰したわ...」ハァハァ

戦士「同じく」ハァハァ

勇者「そうか、まあ気にすんな」

戦士「はぁ!?」

勇者「話は変わるが、島への到着は明日になりそうだ」

女騎士「へぇー、そ、そう」

戦士(こいつ許さん)

勇者「じゃあ俺風呂入るわ」

勇者「...と思ったが沸かしてなかった」

シスター「あら、それなら私が沸かしましたよ」

勇者「ありがとう、気が利くな」

シスター「ふふふっ」

直下コンマ
1~25.清められた冷水
26~50.程よい
51~75.熱い
76~99、00.聖水(意味深)

勇者「では失礼して...」

勇者「あっつ!」

シスター「クスッ」

勇者「お主、謀りおったな!」

シスター「口調が乱れてますよ」

勇者「いつもの事であろうが!」

勇者「本日は睡眠を取る」

勇者「王様に会いにいった」

勇者「[かすれて読めない]」

勇者「みんなを誘った」

勇者「考古学者はついてこなかった」

勇者「戦士と女騎士を放り投げてキャッチした」

勇者「風呂が熱かった」

~次の日~

勇者「んー」

魔法使い「勇者さん!?」

勇者「んお、どうした」

魔法使い「実は...」

直下>>何が起こった

魔法使い「げっふ...体調が悪いです」

勇者「何!?とにかく症状を教えてくれ、もしかしたら治療、処置できるかもしれん」

魔法使い「出来なかったら?」

勇者「今日行くのは大陸だ。病院の一つや二つ、容易に見つかるだろうな」

直下>>魔法使いの症状

勇者「ふむ」

勇者「ともかくこれを付けろ」

勇者はマスクを差し出す

魔法使い「何ですかこれ?」パチーン

勇者「それはマスクだ」

魔法使い「マスク?マスクにしては紙切れですね」

勇者「いやガスマスクじゃねーよ」

勇者「で、大人しく寝てろ」

勇者「枕はこれを使うがいい」

魔法使い「枕ですね...うわっ冷た!」

勇者「これを使えば処置になる」

魔法使い「胡散臭いですね」

勇者「お前に知識が無さすぎるだけに過ぎない」

勇者「大陸が見えてきたべ」

少年「おっ!あそこが初めての島か」

少女「本当に自然豊かそうね」

勇者「よっしゃ上陸だぁ!」

船乗り「任せろ!」

直下コンマ
01~20.草原
21~40.村
41~60.町
61~80.都市
81~98.荒れ地
ゾロ目.???

勇者「...荒れ地かぁ」

勇者「ともかく、上陸しよう」

勇者「しかし、大人数で乗り込むには平和過ぎる大陸だな」

勇者「二人選んで連れて行こう」

下1、下2>>連れていく仲間

勇者「司書さんよ」

司書「あ、はい。何でしょう?」

勇者「大陸に上陸するから着いてこい」

司書「え、でも私は戦力には」

勇者「安全な大陸だし薬草の採集が目的だからな。薬草に詳しいだろ?」

司書「それなりには...」

勇者「じゃあ決まりだな。後は...」

シスター「私が行きます」

勇者「ほーう」

シスター「薬草を取りに行くんですよね」

勇者「ま、そうなるな」

シスター「私、薬草を研究してより良い回復魔法を作りたいんです」

勇者「成る程、じゃあ行くか!」

~荒れ地~

勇者「本当になんも無いな」

シスター「早く別の所へ行きましょう」

司書「そうですね...満足に研究もできなさそうです」

勇者「ん?誰か居るぞ」

直下>>誰が居た?

勇者「遭難者だわ、ありゃ多分商人だな。そしてオッサン」

シスター「助けましょうよ」

勇者「もとよりそのつもりだ」

直下>>商人の状態(無傷、重体など)

勇者「おーい、大丈夫てすかー!」

商人「ひっ!?て、敵か!」

勇者「いえ、救助に来ました」

司書「この人がついていれば安心...」

シスター「神の名のもとに救済を」

勇者「どこか別の所に...よし、あっちの方向へ進もう」

直下>>何処に着く?(荒れ地から抜けられないも可)

~神秘的な湖~

勇者「おお、オアシスだな」

商人は湖の水を飲んだ

商人「おお!」

司書「ど、どうしましたか!?」

シスター「多分大丈夫だと思うけど」

直下>>湖の水を飲んだ商人に起こった変化

商人「あれー?」

勇者「...え?」

シスター「あらかわいらしい」

司書「ん、商人さんは何処に...」

勇者「この幼女だよ」クイッ

司書「え、ええっ!?」

勇者「はぁ、早いとこ治りゃいいがな」

司書「治るんですか...?これ」

勇者「分からん。さっぱりだ」

直下>>次は何処を目指す?(大陸内で)

勇者「あそこにさ、なんか見えないか?」

シスター「んん?あれは灯台ですね。しかも凄い大きい」

勇者「もうあそこに船停めりゃ良かったかな」

司書「どれですか?あ、そうか眼鏡が...」

勇者「お前眼鏡かけてんじゃん」

司書「え...?あ、本当だ」

~大灯台~

勇者「ここが大灯台か」

司書「うわっ、大きい...」

シスター「そーねぇ」

???「あっ」

直下>>大灯台の中には誰が居た?

少女?「...」

勇者「!?」

勇者「君、一度俺と会った事ない?」

少女?「ひっ...」

シスター「それ完璧に不審者ですよ」

勇者「あっ...ごめん」

少女「ところで、何故ここに?」

勇者「灯台があるしな。家や町があるかと思ったんだが、どうもないようだ」

勇者「ところで、病院と草原...いや、森でもいいのだけど、ここからどっちが近いかな?」

少女「それなら...」

直下>>病院と草原、森ならどっちが近いか

少女「それなら...そこに森が」

勇者「ん?あ本当だ。ありがと」

司書「早速行きましょう」

シスター「私も私も」

直下>>どんな薬草があった?

~森~

司書「あっ、薬草」

勇者「どれ」モグモグ

勇者「...旨いなこれ」

シスター「本当ですか?では私も失礼して」モグモグ

シスター「かっら!辛すぎますよこれ!」

司書「じゃあ...えっと、違うの、採ってきますね」

勇者「いや、俺も手伝うよ」

勇者「そういえば商人が見当たらないが」

シスター「それならさっき灯台に預けてきたわ」

勇者「それならいいんだが」

直下>>どんな薬草があった?

司書「お、これも薬草ですね」

勇者「では早速俺が...」

司書「今度は私が食べてみます」パクッ

勇者「ど、どーよ?」

司書「みなぎって来ました!凄いですよこれ!」

司書「今の私なら何でも出来そうです!!」

勇者「???」

司書「とにかく!勇者さんとシスターさんも食べて下さいっ!」

司書は強引に勇者とシスターの口の中に薬草を突っ込んだ

勇者「お、おお。凄いなこれ!」

シスター「Fooooooooooooo!!!」



薬草狩りはヒートアップし、その森から薬草はほぼ無くなったという

~翌日~

勇者「...」

司書「...」

シスター「...」

商人「あ、あの!皆さん、どうしたんですか?」

勇者「いや、俺は気にしてないから、うん。平気」

商人「えぇ...話が通じない」

直下>>翌日の魔法使いの体調

~船~

勇者「魔法使い?大丈夫か」

魔法使い「ぬはははは...」

勇者「...」

魔法使い「あ...」

勇者「まあ待て、病気が治ったんだ。悪い事じゃない」

勇者「だが魔法使いともあろう者があの笑い方」

勇者「もしや精神を...!?」

魔法使い「そんな事...ない...よ?」

勇者「ならいいけど」

魔法使い「凄いさっぱり終わらせるね!?」

直下>>次は何処の島・大陸を目指す?

勇者「次はここを目指すとしよう」

少年「ねぇ勇者さん」

勇者「何かな」

少年「あの子...誰?」

少年は商人の方を指差す

勇者「あれは...多分幸せ者だよ」

少年「???よく分かんないや」

勇者「さて...」

直下>>その島での用事

勇者(伝説の装備か...)

勇者(そこまで凄い物なのか?)

勇者「いや、わからんな」

直下>>勇者は何をする?(船内で)

勇者「うっしゃ釣りでもすんべ」

勇者「...」

勇者(ううむ...何とも綺麗な水面...)

勇者(本当に世界を揺るがす悪が居るのか疑いたくなるぐらいだ)

直下>>どんな魚が釣れた?(釣れないも可)

勇者「ぬっ!」

勇者「来たぞ来たぞ!これはデカイ!」

バシャァァァァン!

勇者「おお!すげぇ!」

黄金のガノトトスが釣れた

勇者「きっとこれが希少種なんだな」

勇者「いや、希少種なんていたか...?」

直下>>このガノトトス、誰が料理する?

勇者「よし、では早速俺が料理をするぞ」

勇者「食えなさそうな部分は引き剥がして...」

勇者「料理開始じゃ」

直下コンマ>>
1~20.まずい
21~40.微妙
41~60.普通
61~80.うまい
81~99、00.滅茶苦茶旨い
それ以上...???
ガノトトス補正により+10されます

勇者「うーん...」

勇者「焦がしたなぁ」

勇者「俺の今日の昼飯これでいいよな」

勇者「どれ...」モグモグ

勇者「微妙だなぁ」

勇者「でも腹は満腹になったぞ」

勇者「で、何をしようか?」

直下>>勇者は何をする?(船内で)

勇者「さぁ少年よ!かかってこい!」

少年「うおおおおっ!」

少年「せいっ!」ガシン

勇者「そい」

少年「うりゃ!」ブオン

勇者「スゥ」カコーン

勇者「よし、良く頑張ったな」

少年「でも...」

勇者「安心しろ、最初は誰だってそうだ」

直下>>特訓ではどれぐらいの効果が出た?

勇者(町人がレベル1の冒険者になったって感じかな)

勇者「さて、何をしよう」

直下>>勇者は何をする?(船内で)

勇者「あー」

シスター「うぃー」

勇者「のう、シスターや」

シスター「どうしました?お爺さん」

勇者「ちゃうわボケ」

勇者「天国に興味あります?」

シスター「それはあれですか、天国を作り出すんですか」

勇者「『位置』が来るッ」

カッ

光が充満する

シスター「うおっまぶしっ」

シスター「ていうか大丈夫ですか!?」

勇者「あぁ、あんなの只のネタさ」

勇者「『まぶしい光』を体得したんでね。使いたかった」

シスター「...心配して損しました」

勇者「ごめんよ、許せ」

勇者「ふむ」

勇者「帰ってきた」

勇者「魔法使いがアホ魔法使いになってた」

勇者「釣りした」

勇者「少年に稽古をつけてやった」

勇者「シスターにふざけた」

勇者「...まぁ、楽な日だな」

翌日

勇者「...ふむ」

勇者「外に出てみるか」

直下>>今日の天気
下2コンマ50以上でハプニング

勇者「うーむ、小雨かぁ」

勇者「小雨程度、何の影響もない...よな?」

勇者「でもなんか落ち着かないな」

勇者はそう言うと船内を歩き回り始めた

勇者「あっ!」

直下>>勇者が見つけたハプニング

勇者「...」

勇者「なんか妙だな?」

勇者「感覚的に風向きがおかしい」

勇者「でもドアも無いし壁紙を貼ったこともねぇ」

勇者「よし、壊すか」

勇者「鎌鼬!」スパッ

勇者「こ...これは!」

直下>>隠し部屋には何があった?

勇者「金塊じゃないか!」

勇者「これは安置しておこう」

船乗り「勇者さーん!」

勇者「何ぞ」

船乗り「島に着きました」

勇者「ありがとう。早速上陸だ」

勇者「これより島に上陸する」

勇者「全員、手分けして伝説の装備を探してくれ」

一同「把握」(の意を示すだけの者も)

勇者「俺も探しに行くぞ」

直下>>誰が伝説の装備を発見した?(手掛かりだけでもよし)

司書「?何か生えてますね」

司書「抜いてみましょう。それっ!」

ズゴッ

司書「おお...何これ...」

直下>>伝説の装備の見た目

司書「普通の...ロングソードかな」

司書「でも、ロングソードにしては軽いような」

司書「一応持ち帰ってみましょうか」

そこでは、メンバーが集合し、これは伝説の装備ではないか、と思ったアイテムを勇者に見せていた

勇者「...伝説かぁ」

中には妙な物も多く、勇者はたまに憂んだような顔をする

勇者「よし、じゃあ折角だし、一人一人紹介して貰おう!」

エントリーナンバー1.魔法使い

魔法使い「はい!」

魔法使い「私が見つけてきたのは...これです!」

直下>>魔法使いが見つけてきた伝説の装備の見た目(伝説の装備じゃない)

安価間違えました。再安価します

直下>>魔法使いが見つけて来た装備の見た目

魔法使い「じゃじゃーん!」ジジジジ...

勇者「凄いオーラ...というかプラズマか」

魔法使い「ちょっと着てみて」

勇者「どれ、よいしょっと」

勇者「フゥン!」ジジジジ...

勇者「ブルェアアア!!!」ガッチャーン

勇者「使用者にエネルギーを放ちやがったこんちきしょう!」

魔法使い「欠陥品ですねぇ」

勇者「何を満足気に見ている。まあいいだろう。次だ」

シスター「そう、私よ」

勇者「伝説の装備って...いや、なんでもない」

下2>>魔法使いが見つけて来た装備の見た目

勇者「...これが伝説の装備な訳ないだろう」

シスター「おかしいですね、これが入っていた箱には間違いなく」

シスター「『世界中の男が求める伝説のロマン装備』」

シスター「と書いてあったんですがね?」

勇者「成る程。ニュアンスが違うな?それに良く見るがいい」

勇者「もしこれが伝説の装備だったら詰みだ。俺は男だかんな」

シスター「な、なるほど...」

勇者「思った事が伝わったようで何より____」

シスター「つまり!勇者様に近しい女性である私が着れば良いと?」

勇者「!?」

シスター「成る程分かりました」

勇者「オーマイガー!ホールドアンドストップ!」

勇者「これ以上服を脱ぐなこのド変態がぁ!」

シスター「え?しょうがありませんね...」

勇者「何がだよ!当然の判断だ!もういい!次!」

戦士「はーい!」

すみません。前の安価で魔法使いとなっていた部分はシスターです。
また、下2なのは500到達記念です

直下>>戦士が見つけて来た装備の見た目

戦士「ででーん!」

勇者「何...この....何?」

戦士「これはね、鉄下駄って言うらしいよ」

勇者「下駄?ああ下駄か。で、これのどこが伝説なんだ?」

戦士「なんとこれは、履いて動くだけで強くなれるのだ」

勇者「絶対苦痛の伴う筋トレだ!?もうヤダよ俺!」

勇者「せめて『しあわせのくつ』を持ってきて言え!」

戦士「じゃあ私が着ける」

勇者(ピッコロかよお前...)

女騎士「はいはい、次私ね」

勇者「あいよー」

直下>>戦士が見つけて来た装備の見た目

ああ...またミスだ。すみません。
正しくは女騎士です。重ね重ね申し訳ありません。

直下>>女騎士が見つけて来た装備の見た目

女騎士「ふはは、これを見ろ!」

勇者「うん、分かったから女物を持ってくるのはやめろ」

女騎士「えー」

勇者「俺に女装の趣味は無い」

女装陣(似合うと思うんだけどなぁ...)

少年少女「じゃあ今度は、僕(私)達の番」

勇者「え?君達...一人で探索したの?」

少女「船乗りの後をこっそりと」

少年「尾行ってやつかな」

直下>>少年少女が見つけて来た装備の見た目

少年「勇者さん、これどう思う?」

勇者「おお、それっぽいぞ」

少女「強い...かな?」

勇者「分かんないな」

勇者「戦士、ちょっと攻撃してみて」

直下>>盾はどうなった?

盾<ガシィィィン

戦士「おふっ」

勇者「凄いなこれ」

魔法使い「でもこれ、一定の魔力を流し入れると壊れますよ」

勇者「へぇ」

魔法使い「アタックカンタって奴ですね」

勇者「ああ、成る程ね」

船乗り「次は僕だな」

勇者「うむ」

直下>>船乗りが見つけて来た装備の見た目

勇者「おお、マントだ」

船乗り「ふふ、気に入って貰えたかな」

勇者「ちなみに、これにはどんな効果か?」

船乗り「言うと思ったよ。それはね...」

直下>>黒いマントに秘められた効果

船乗り「認識阻害...他人から見え辛くなるよ」

勇者「着けてみていい?」

船乗り「駄目だ。君は何をするか分からない」

勇者「...おい、顔赤くなってんぞ?ナニ考えてんだ?」

船乗り「へっ!?い、いや、何でもないよ」

司書「あの~」

勇者「全く...」

司書「すいませーん...」

勇者「?ああ司書か」

司書「実は...私も持って来たんです」

勇者「どうぞ」

直下>>司書のロングソードについた効果

勇者「ちょっと振ってみるか」

剣は素振りの為、短剣に変化した

勇者「おお!?」

勇者が驚いて手を離す

剣は飛ばされた為、ジャベリンになった

勇者「なんだこれ...すごい合理的...」

勇者「良いわこれ」

勇者「じゃあ出航だ」

直下>>次は何処の島・大陸を目指す?

勇者「幻の古代龍が住んでる極寒の島を目指す」

魔法使い「寒いのはいや」

司書「私も」

勇者「許せ」

魔法使い「許さぬ」

勇者「お慈悲を」

司書「欲しい物をやらぬだけよ」

直下>>その島での用事

勇者「老人...」

船乗り「どうしたんですか。目覚めましたか?...ホモに」

勇者「んな訳ねぇよ」

船乗り「良かった」

勇者「良かったのか」

勇者「まぁそれはいいとして」

直下>>勇者は何をする?(船内で)

勇者「釣りだ釣り!」

勇者「眠くなってきた...」

ビンッ

勇者「お、かかったぞ!?」

直下>>どんな魚が釣れた?(釣れないも可)

ザバーン!

勇者「うわっ!きめぇ!」

勇者「これを皆に出す訳にはいかんな...俺が食おう」

勇者「しかし、生で食う訳にもいかぬ故、調理せねばならぬ」

勇者「前回の失敗を踏まえ、勇敢に挑む所存でありまする」

直下コンマ>>
1~20.まずい
21~40.微妙
41~60.普通
61~80.うまい
81~99、00.滅茶苦茶旨い
それ以上...???
『中身は超美味』により+15されます

勇者「オアーッ!また焦がしたぁー!」

勇者「ても意外と行けるかも...?」

勇者「うげぇ...外側超きめぇ」カリカリ

勇者「中身超うめぇ!」

直下>>勇者は何をする?(船内で)

勇者「あぁ...なんかする事ねーかなぁ」

シスター「どどーん!」

勇者「...」

シスター「...」ドヤッ

勇者「何だシスターか...」

シスター「何だとは何だ何とは」

勇者「ははは、冗談冗談」

シスター「もう、全く」

勇者「結局何しに来たんだい?」

シスター「そ、それは、勇者様がその、暇そうにですね」

勇者「様はつけんでいいから」

シスター「勇者が暇そうにしてたからちょっと話し相手にでもなってやろうかなー?って」

勇者「流石シスター。親切心溢れる女性」

シスター「や、やめて下さい照れてしまいます///」

勇者「いや、どんだけ誉められ慣れてないんだよ」

シスター「はは...は...」

シスター「勇者?もうちょい近寄っていい?」

勇者「なっ...べ、別にいいが」

シスター「えへへ」ズリズリ

シスターは立ち膝のまま足を引きずって迫ってきた

勇者「...」ゴクリ

シスター「そいっ」ベチーン

勇者「あいたっ」

シスターは勇者にデコピンをした

勇者「何すんじゃ」

シスター「んふ。ドキドキしてる勇者可愛かったよ」

勇者「...ふん」

シスター「じゃあの」

勇者「お、おう」

直下>>勇者は何をする?(船内で)

勇者「少女?」

少女「はい」

勇者「風の噂で聞いたのだが...少女って料理ができるそうじゃないか」

少女「ええ、まぁそれなりには」

勇者「そうか、じゃあ頼みがある」

少女「えっ、まさか」

勇者「料理を教えて下さい。手伝って貰うだけでいいんで」

少女「...分かりました」

少女「勇者さんの情熱...ひしひしと伝わってきました」

少女「やりましょう!勇者Sキッチン」

勇者「勇者Sキッチン...?」

少女「まぁ細かい事は置いといてですね、これから皆の前で料理して貰います」

勇者「え"っ」

少女「それとも、ビデオに録って焼き増しして皆に配りましょうか」

勇者(それはマズイ、未来永劫ネタにされかねない)

勇者「皆の前でやってみるよ!俺!」

少女「その意気です。それでは勇者さんには...」

ドドドドドドン(ドラムロール)

直下>>勇者が挑戦する料理

少女「パエリア!」デデーン!

勇者「プァゥエルルイィィア!?」

少女「下手にネイティブにトライしないで下さい」

~準備~

勇者「よし...やるぞ!」

一同「ザワ....ザワ....」

直下コンマ>>
1~20.まずい
21~40.微妙
41~60.普通
61~80.うまい
81~99、00.滅茶苦茶旨い
『料理下手』により-5されます

勇者「完成!」

一同「オイ...ダイジョウブカアレ...?」

勇者「少女。試食お願い」

少女「わ、分かった」モグモグ

勇者「どう?」

少女「はっきり言っていい?」

勇者「お、おう」

少女「びみょい」

勇者「ごふっ」ドサッ

少女「...あっ」

少女「すいませーん。勇者さん、倒れちゃったんですけど...」

戦士「んなプレッシャーに弱い勇者が居るか!?」

女騎士「全くです」

魔法使い「あんたらは能天気過ぎると思うよ」

___________________

____________

______

___

~翌日~

勇者「ぬあっ!」

勇者「...」

勇者「ううっ...くそぉ...料理のバカヤロー...」

~数分後~

勇者「ハァ」

勇者「とにかく誰かにあの後どうなったか聞こう」

勇者は船内を歩く

勇者「おっ...あれは」

直下>>船内に誰が居た?

勇者「むっ...少年か」

勇者(まぁ馬鹿にはされるまい)

勇者「少年よ」

少年「んひ!?」ビクッ

勇者「俺だよ俺。勇者」

少年「何だ勇者さんか...あれ?」

勇者「まぁ待て、俺が倒れた後何があった?」

直下>>勇者がショックで倒れた後何が行われた?

勇者「...」ピクピク

司書「...そうだ」

少女「?」

司書「折角ですし、誰が一番うまい料理を作れるかバトルしません?」

女騎士「受けて立とう!」

戦士「ふむ、やってみよう」

船乗り「やぶさかでもない」

直下コンマ>>魔法使いの料理(数字が大きいほど旨い)

審査員:少女

少女「...」モグモグ

少女「普通に旨い」

魔法使い「まぁ、そんなに自信がある訳ではないわ」

直下コンマ>>シスターの料理(数字が大きいほど旨い)

因みに作っているのはさっきの勇者同様パエリアです

少女「...」モグモグ

少女「おお、旨い」

少女「慣れ親しんだ味って感じ」

シスター「えへへ」

直下コンマ>>司書の料理(数字が大きいほど旨い)

少女「...!」

少女「う、旨い!」

少女「正直に言って、かなり見直しました」

司書「は、はい...?」

少女(司書じゃなくてコックでも食っていけるぞこの人)

直下コンマ>>戦士の料理(数字が大きいほど旨い)

少女「普通ね」

戦士「ズバッと行くね」

少女「強いて言うなら、ザ・独り暮らし?」

戦士「孤独って...辛いんだぜ?」

少女「すみませんでした」

直下コンマ>>女騎士の料理(数字が大きいほど旨い)

少女「まぁあれね。うん」

女騎士「な、何よ」

少女「微妙よ」

女騎士「ひ、酷い!もう嫁に嫁げない!」

少女「多分大丈夫よ」

少年「僕は料理が出来ないよ?」

少女「...愚か者めが」ボソッ

少年「え?」

少女「ううん、何でも無い!」ニコッ

船乗り「じゃあ私で最後ね」

直下コンマ>>船乗りの料理(数字が大きいほど旨い)

少女「旨いです」

船乗り「そうかな?」

少女「癖のないサッパリした味ですね」

船乗り「僕は薄味派だからね」

少女「この料理大会、勝者は...」

少女「司書さんでーす!おめでとうこざいます!」

司書「ど、どうも...」

その他(いずれこんな風になりたいなぁ)

少年「という具合に」

勇者「...」

少年「勇者...さん?」

勇者「ええい!食材を無駄に使いおって!」

勇者「これは船旅だぞ!いつ食糧難になるか...」

勇者「まあいいだろう」

勇者「ヤバくなったら釣りでもしよう」

少年(釣りってそんなに効率的かなぁ?)

船乗り「島に着いたぞ」

勇者「ご苦労様。さて...」

下1、下2、下3>>連れていく仲間

男「まずシスターかな」

シスター「はい!」

男「回復魔法が使えるのはデカイ」

男「次に司書」

司書「あ、はい」

男「サバイバル知識がある」

男「最後に戦士!...でも良かったんだが料理練習中の為女騎士!」

女騎士「ついでみたいな言いかたをするな!」

勇者(あっ)

勇者(女騎士って極度の方向音痴だったよな?)

勇者(迷わない為には...)

勇者(やはりリードを着けるしか...)

勇者「おい、誰か女騎士とリードで繋がりたい奴居る?」

勇者(しまった、こんなド直球に言う必要は無かったか)

直下>>女騎士とリードで繋がるのは
1.勇者
2.シスター
3.司書
4.そもそも繋がらない

シスター「私が行きます!」

勇者「お、おう。ありがとうな」

女騎士「ちょ!?何で私がリードで繋がれなければならぬのですか!?」

勇者「あんな整備の行き届いた森で遭難する奴はそうそういねぇべ」

勇者「まぁ犬になったと思えば」

女騎士「じゃあ勇者さんがリードで繋がれて下さいよ」

勇者「不純過ぎだ!ていうか俺なら良いのかよ!?」

勇者「ともかく、シスターがお前を連れてってくれる」

勇者「お前のそれが神隠しじゃあなければ問題無いぞ」

女騎士「ひっど!ひっど!」

勇者「さて、この島に古代竜が棲んでいるらしい」

勇者「敵対的でなければ問題無いが」

勇者「出来れば出会いたくないな」

司書「勇者さん」

勇者「どうした」

司書「その、老人の家まではどのくらい...?」

直下>>老人の家までの距離

勇者「なあに、歩いて一時間ぐらいさ」

女騎士「跡が残るよ~」

シスター「まあまあ、そうお気になさらず」

直下コンマ>>50以上で非常事態

ミスです。正確には

直下コンマ>>
50以上で非常事態

~一時間後~

勇者「よし、たどり着いたぞ」

シスター「こうも寒いと道のりも長く感じますね」

司書「そうですねぇ」

女騎士「わーい、休憩ら」

勇者「精神が壊れてるぞこれ」

直下>>老人の家で何をする?

勇者「...こんにちは」

老人「!]=)=]@_)|)+]#$*|\+?,」

勇者「まぁ、そんな所ですかね」

その他一同「!?」

女騎士「何あの言語」

シスター「神の言語?」

司書「私も聞いたことがありません」

勇者「それでですね、ここに参った訳ですよ」

老人「=>/,\===~//.+\\>];

勇者「えぇ、そうさせて頂きます」

~数時間後~

勇者「はい。ありがとうございました」

老人「]/;$&|:`\$`|^/&--(?]」

勇者「ええ、さあ行きましょう」

シスター「お、おう」

~船内~

勇者「帰ってきたぞ」

司書「ただいま」

シスター「た...ただいま」

女騎士「いいからリードを外してくれぇ...」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「度胸試しするぞ!」

勇者は船の甲板でそう宣言した

勇者「今から足に20キロの重りを着けて海に潜る!」

勇者「上がってこなかったらそん時はそん時だ!」

みんなの静止を振り切り勇者は海へダイブした

直下>>勇者は浮かんでくる?

ザポッ

勇者「ヴェア!アアアア...オオ...」

勇者は船体をよじ登る

戦士「敵襲か!?」

勇者「ヴゥ...わしじゃよ、わし...」

戦士「誰だてめぇ!」

結局勇者が船に戻るまで三回ぐらい突き落とされた

勇者「あ"ァ~」

戦士「こいつ、勇者か!?」

ここまでみんなが止めなかったのは何故か?

ある者は抱腹絶倒し、ある者は無視、酷い奴は戦士を応援したりと大騒ぎだったからである

(勇者の日記です)

勇者「[海水で汚れて見えない]」

勇者「[海水で汚れて見えない]」

勇者「[海水で汚れて見えない]」

勇者「[海水で汚れて見えない]」

勇者「[海水で汚れて見えない]」

勇者「度胸試しはもうしない」

~翌日~

勇者「げっ...髪ばりばり」

勇者「まぁいいだろう」

シスター「勇者さん!」

勇者「んん?」

シスター「実は...」

直下>>非常事態

シスター「巨大なイカが襲って来ました!」

勇者「ぬぁにぃ!?」

勇者「妙に船が揺れてるしイカ臭いと思ったが巨大イカとは」

シスター「イカ臭い...?」

勇者「なんだどうした?教えてみろ」

シスター「私がお淑やかである内は禁則事項です」

勇者「イカは殺す!」

巨大イカの攻撃!勇者は完璧に回避した!

勇者の斬撃!巨大イカは逃げ出した!

シスター「どんだけイカが嫌いなんですか」

勇者「少々トラウマが...ね」

船乗り「おい、勇者」

勇者「ん?どうした...」

船乗り「どーしたもこーしたも無い!とっとと行き先をを指定しなさいよ!」

勇者「おおっと!すまない」

直下>>次は何処の島・大陸を目指す?

勇者「食物豊かな大自然てんこもり大陸」

船乗り「ほぅ」

勇者「と伝わっている」

船乗り「でもなんで?」

勇者「食糧難じゃ」

船乗り「...マジ?」

勇者「そうさね、みんなで料理大会をしたそうじゃないか」

船乗り「何故知っている...まさか!」

勇者「そう!教えて貰ったのだよ!」

船乗り「ふん」スタスタ

勇者「おい?気乗りしないね君?」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「やぁ」

司書「!?」ビクッ

勇者「そんなに怯えるでないぞ」

司書「か、勝手に部屋に入って来て失礼ですよ」

勇者「それはすまなかった」

勇者「本題に入るが、何かお勧めの本とかあるか?」

司書「お勧めの本...そうですね...」

司書「これとかどうでしょう?」

直下>>司書のお勧めの本

勇者「ふむ...」ペラペラ

~数時間後~

勇者「うむ」パタン

司書「どうでしょう」

勇者「いい話だなぁ...うん」

司書「良かったです」

勇者「また頼むかもしれんから、そん時はまた頼むよ」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「少年達を更に鍛えよう」

勇者「少年達だからな...追加で誰かの特訓をしてあげよう」

勇者「...つっても誰にしようかね?」

直下>>少年と一緒に鍛える人物(人数は問わない)

勇者「少女も一緒にやろう」

勇者「少年よ、少女を連れてきてはくれまいか」

少年「うん」トタタタタ...

________________________

トタタタタ...

少年「連れて来たよ」

少女「?」

勇者「本日は少女も交えての修行を行う事とする」

少女「修行...」

勇者「なに、寝るまで付き合えと言う訳でもあるまい。楽に行けよ」

直下コンマ下一桁>>少年のレベル上昇量
下2コンマ下一桁>>少女のレベル上昇量

少年...LV1 少女...LV0

勇者「本日は終了としよう」

少年「ふぅ、だんだん分かってきたよ」(LV8)

少女「やっぱまだきついよ...これ...」(LV5)

勇者「そうだな...弱い魔物ならもう余裕かな?」

少年「そういえば、剣を振るときに背中がポワッてなったんだけど」

勇者「わお。魔力でブーストしてる」

少年「???何それ」

勇者「魔力っていう...まぁ一種の力があってね」

勇者「『前に進む』という気持ちがその力を引き出したのかな」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「...」シーン

少女「...」

少女(何してるんだろう?...座禅だよねあれ?)

~暫くして~

勇者「...」スッ

勇者「少女か」

少女「何で座禅を?」

勇者「いずれ時が来るからだよ。俺の場合、瞑想は逆効果だ」

少女「は、はぁ...」

勇者「イカに襲われた」

勇者「船乗りに怒られた」

勇者「司書お勧めの本を読んだ」

勇者「少年少女を鍛えた」

勇者「座禅を組んだ」

~翌日~

「起きろー」

「おい?」

勇者「むむむ...」

そこに立っていたのはのは船乗りだった

勇者「という事は」

船乗り「島に着いたぞ」

勇者「お疲れ。存分に休んでくれ。むしろ休んで下さい」

勇者「上陸メンバーは...そうだな」

下1、下2、下3>>連れていく仲間

勇者「よっしゃー!全員で食物探しだ!」

司書「なんとも豊かな緑」

女騎士「長く居たら体に種子が根付いてしまいそうだ」

少年「凄いなぁ」

勇者「おっ」

直下>>見つけた食糧

勇者「果物だ。みかんとかバナナとか」

司書「とくに異常もないようです」

女騎士「毒味」パクッ

少年「ずるい」

勇者「色々な事情で女騎士しか出来ないんだ。毒味」

勇者(女騎士が死人だと気付いてない奴ら多いからな...)

勇者「どうやら食糧難は解決しそうだ」

女騎士「む、あれは」

司書「お」

少年「?」

直下>>見つけた食糧

女騎士「野菜だ」

女騎士「でも埋まってるし引っこ抜くぞ」ググググ...

勇者「よし、俺も手伝う...」ズボォッ

野菜は勢い良く飛んで行ってしまった

勇者「...ごめんよ」

勇者「でも果物だけで食っていくのはキツいな」

少年「僕もそう思う」

女騎士「私も私も」

司書「私は...その...別に...」

勇者「食糧発見!!」

直下>>見つけた食糧

勇者「芋じゃああああ!」ザクザクザクザク

司書「小麦たくさん」

女騎士「これで大丈夫っぽいね」

少年「うーん...まぁそうだね」

勇者「まぁあれよ、必要だったら補給すれば良い」

女騎士「なるほど。では____」

勇者「だからといって料理ばっかするのも駄目だ。というかなんでそんな料理ばっかしてんだよ」

司書「女の子にとって料理はとっても大事なんです」

少年・勇者(よくわかんないなぁ...)

勇者「帰ってきたぞー!」

司書「もう慣れてあんま疲れなくなってきました」

女騎士「飯だ!飯にしよう!」

勇者「早えよ」

少年「思ったより疲れなかった」

勇者「次は野菜でも引っこ抜くか」

少年「ああそっか」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「うぃー疲れた」

シスター「勇者よ」

勇者「...む、どうした。正座なんかして」

勇者は怪訝な表情になる

シスター「いいから早く来て」

勇者「はいはい...」スタスタ

シスター「良し、じゃあ私の前に座って」

勇者「よいしょ」

シスター「おわっ///」

シスター(ち、近い!)

シスター「あ、あっち向いて」

勇者「後ろか」

シスター「よしよし、最後にそのまま仰向けになって...」

勇者「どれ...!?」

シスター「えへへ、如何でしょう」

勇者「お、おい?これ、これってさ...?」

シスター「そうですね、膝枕って奴です」

勇者「そうか、悪くないぞ」

シスター「じゃあそのまま横になって下さい」

勇者「横に...!!」

勇者(ま、まさかこれはっ!)

シスター「ふふ、勇者でももう分かるよね」

勇者「う、うん」

シスター「じゃあ始めまーす♪」

勇者「ふ、はぁ.......ぁ」ゾリゾリ

シスター「んふ」クリッ

勇者「ぁ......んひ」ゾゾゾ

~数分後~

シスター「はーい!耳掻き終了ー!」

勇者「はぁ......うぐ」

シスター「...!」ニヤリ

シスター「フーッ」

シスターは勇者の耳に息を吹きかける

勇者「ひぁ!?」ゾクゾク

シスター「よし、もうゴミは付いてませんね」

勇者「...そ、それは流石に反則」

シスター「顔赤いですよ」

勇者「...うぅ」

勇者「...」ポケー

船乗り「おい」

勇者「...ふぇ?」

船乗り「うるせぇやめろかわいいな」

船乗り「...じゃない。今度はどこの島に行くの?」

勇者「あ、あぁ。ごめんよ?」

勇者「次の島か...」

直下>>次は何処の島・大陸を目指す?

勇者「常に雪が降り続ける幻想的な島を目指す」

船乗り「あぁ、そこか」

船乗り「ちなみに何をしに?」

勇者「え?そこ聞く?」

船乗り「この前は答えてくれたじゃないか」

船乗り「それに行き先を教えて貰ってなかった時、凄く苦労したんだぞ」

勇者「だから言って詫びろと...」

勇者「分かったよ」

直下>>その島での用事

勇者「その島にな、魔女が居んのよ」

勇者「そやつに会わねばならぬってことさ」

船乗り「ふぅん」

勇者「どうせ価値の無い情報だろ?」

船乗り「そうかもしれないね」

勇者「魔女か...」

勇者「上陸した」

勇者「食糧を見つけた」

勇者「シスターに[薄くて読めない]」

勇者「船乗りに行き先を伝えた」

勇者「何故か目的も聞かれた」

~翌日~

勇者「~~~っく」

勇者「はぁ」

勇者「ちょっと出歩くか...」

直下コンマ>>
50以上で非常事態

男「うむ異常なし」

男「よし、じゃあいつも通りだな」

直下>>勇者の暇潰し

>>689で勇者が男になってました。すみませんでした

勇者「あ、朝飯食ってねぇ」

司書「ほほう」

勇者「ん?司書じゃないか」

司書「折角ですし...その、私が料理を作ろうかなって」

勇者「本当か!ありがたいな!」

司書「そ、そんな期待しないで下さい...」

直下>>司書が作ってくれる料理

勇者「...芋?」

司書「はい、焼き芋ですよ」

勇者「いただきます」カジッ

勇者「おお!ホクホクしてる!」

勇者「このふくよかな旨味と匂いが食欲をそそるぞ!」ガツガツ

~食事終了~

勇者「ふぅ、焼き芋でこんなに満足したのは初めてだ」

司書「喜んで貰えて何よりです」

勇者「おう!ありがとな!また頼むぜ!」

勇者がたち去ろうとした間際、司書が言った

司書「その...たまには、なんか、こう...ご褒美?下さい」

勇者「ご褒美か」

司書「えぇ!いや、その...」

勇者「いいよいいよ、確かに頑張って貰ってるからね」

勇者「そうだな...よし、一つ頼みを聞いてあげよう」

司書「頼み」

勇者「そう。何か悩みでもいいししてほしい事でもいい」

直下>>司書の勇者への頼み(願いでも可)

司書「ぎゅって抱きしめてほしい...かな」

勇者「...!」

勇者「ああ、いいぞ」ギュ

司書(温かい...これが勇者の)

勇者「ほれ、もっとリラックスして」

司書「は、はぃ」スッ

司書は勇者に体を預け、勇者は優しい抱擁で応える

そのシルエットはさながら映画の一シーンの様だ

勇者「...」ニコッ

~数分後~

勇者「...」サッ

司書「あぅ」グラッ

勇者「おっと」ガシッ

倒れそうになった司書を勇者が支える

勇者「急に離してごめんよ。もう満足した?」

司書「あ、え...はい」

司書は少し名残惜しそうだ

勇者「司書は...その、あれだ。とても重要な仲間さ」

勇者(こういう風に人を褒めるのは苦手だなぁ)

さぞぎこちなく恥ずかしがってているようにいるように見えただろうと勇者は思った

司書「勇者...さん」

勇者「ん、あじゃあ、またな」

司書「はい」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「さて」

勇者は船の高台に座る

勇者「この話を読むとしよう」

勇者「あ、いっけね。司書に借りた事伝え忘れた」

勇者「まあいいよね」

~一方そのころ~

司書「一冊...無い...」

直下>>勇者が読む怪談話

勇者「ほほう」ペラペラ

勇者「これはネタに出来そうだな」

勇者「さて次を...」

船乗り「到着!」

勇者「おっと。もう時間の様だ」

勇者「行くとしよう...誰か連れて」

下1、下2、下3>>連れていく仲間

勇者「目には目を、魔女には...」

魔法使い「私ね」

勇者「そういう事さ」

勇者「司書よ」

司書「は!はい、なんでしょうか」

勇者「んな怯えるなよ」

勇者「これから魔女に会いに行く」

勇者「という訳でだ、きっとさぞかし色んな本が置いてあるだろう」

司書「成る程。つまり...」

勇者「うむ、連れて行こうと言う訳さ」

勇者「あ、あとこれ」サッ

司書「あっ、これって」

勇者「そう、借りてた本...というか伝え忘れた。こめんよ」

シスター「はろー」

勇者「む、シスターか」

シスター「ノリ悪いぞーっ」

勇者「ははは、すまんすまん」

勇者「で?用件を聞こう」

シスター「連れてって下さいよ」

勇者「いいよ。でも魔女の家とかにも聖職的な本はあるかな?」

シスター「勇者が分からないなら私にも分かりません」

勇者「魔女に会った事ないかんな。俺」

シスター「マジですか...」

勇者「よし、全員揃ったな」

魔法使い「準備完了」

司書「右に同じく」

シスター「いつから私に準備が必要だと錯覚していた...?」

勇者「では行くぞ。シスターは凍傷に注意しとけ」

直下コンマ>>
50以上で非常事態

勇者「着いたべ」

魔女の家と言うよりかは、ごく普通の一軒家と言う感じである

魔法使い「思ったより小さい」

司書「失礼ですね」

シスター「...寒ッ」ブルブル

勇者「では入ろう」

勇者「魔女はいますか!?」ガチャッ

直下>>魔女の家の中の状況

勇者「!?」ギョッ

シスター「うーっ...えっ幻覚?」

司書「本棚...いっぱい...」

魔法使い「ああ、そういう事ね」

勇者「これはあれか。空間...」

魔法使い「そう、空間魔法ね」

魔法使い「しかしこれだけのスペースを持つとなると魔女ってのは凄いのね」

魔女「...」スタスタ

勇者「いやぁすみませんね急に押し掛けて」

直下>>魔女の発言

魔女「...な、なんのご用、でしょうか?」

司書「そういえば...勇者の目的はまだ話されて無かった」

シスター「確かに」

魔法使い「ていうか魔女さん凄いびびってますよ」

シスター「いや、よく分かんないご一行が急に押し掛けて来て平気だったら少し怖いよ」

直下>>勇者の魔女への目的

勇者「いきなり押し掛けた挙げ句あまつさえこんな事を頼むのは心苦しいのですが」

勇者「『金の鍵』が欲しいのです」

魔女「金の...鍵...」

勇者「しかしです。これではあまりにも勝手過ぎます」

勇者「なので...まぁ、『何でもする』と言えば語弊になりますが」

勇者「出来る限り貴女の望みを聞いてあげたいのです」

シスター(勇者ってあんな喋り方するのか...)

司書(意外ですね)

魔法使い(あの勇者が下手に出る...?これこそ幻覚じゃないの?)

直下>>魔女の望み(願いや依頼でも良し)

魔女「雪山に...精霊が住んでいるの」

勇者「精霊」

魔女「私...その精霊に魔石を奪われてしまって」

勇者「成る程。取り返せば良いと」

魔女「はい」

勇者「しかし魔石一つにそこまでとは、何か特別な思い入れでも...?」

勇者「...おっと、余計な詮索は不要ですね」

魔女「母親の形見なんです」

勇者「そうですか」

勇者は雪山から発せられる微小な力を元に、精霊の居場所を突き止めた

勇者「ここか」

そこは洞窟になっており、そこまで深くないようだった

勇者「精霊とか居ますかね」

精霊「...む」

勇者「あ、居た」

勇者「魔女から奪った魔石を返して貰えますかね?」

直下>>精霊の返答

精霊「魔石を返せば魔女はおぞましい儀式を行うから返せぬ」

勇者「おぞましい儀式?」

精霊「そうだ。魔女というのは皆そうなのだろう?」

精霊「お主の仲間にも___」

ジャキン!

勇者「流石にそれ以上はアウトだ。それにアイツはそんなんじゃない。...決して」

勇者「それはそれとして」

勇者「おぞましい儀式って...何の事なんだ?」

直下>>精霊の言う『おぞましい儀式』とは

精霊「はるか昔の事だ」

精霊「とある国に伝説の英雄が居た」

精霊「いずれ其奴は英雄王となった」

精霊「しかし、奴は力を持っていたのだ」

精霊「力といっても、天下無双という訳ではない」

精霊「その力は天上にすら届き、神をも凌駕してしまったのだ」

精霊「神はその力を恐れ、国ごと英雄王を滅ぼした」

精霊「しかし、神ともあろう者が人を恐れてしまった」

精霊「それだけが要因ではないが...神は神である事を辞めた」

精霊「今は別の神が居る」

精霊「さて、昔話はここまで」

精霊「魔女はその力を継承しようとしているのだ」

勇者「彼女にそれは出来ない」

勇者「あれは彼女の母親の形見だ。しかも」

勇者「あれを傷付けずそのような力を支える事など到底出来ようも無い」

精霊「それは...まことか?」

勇者「これでも勇者ですからね」

勇者「彼女の魔法や嘘程度、簡単に見抜けますよ」フッ

勇者は不敵に笑う

精霊「ほう」

精霊「いいだろう。貴様の言葉、聞くに値する」

勇者「...」

精霊「これが魔石だ。受けとるが良い」

勇者「...これが」

勇者「それでは!」ダッ

勇者は脱兎の如く去って行った

~魔女の家~

勇者「只今ァ!」バァン!

勇者「はい...これ、魔石」

魔女「あ、ありがとう」

魔女「これ、鍵」

勇者「ありがとう」

勇者は金の鍵を手に入れた

勇者「じゃあ帰りますかね」

司書「...もうこんな時間」

魔法使い「まだ調べたい事が...」

勇者「魔道書が欲しければ買ってやる」

シスター「...はぁ」

勇者「全く、防寒具無しではきついだろう」

勇者「これでも着てくれ」

そう言うと勇者は自分の防寒具を差し出す

シスター「えっ!?...でも」

勇者「俺は平気。むしろシスターが体調を崩しちゃいけない」

シスター「...分かった。ありがとう」

勇者「帰って来ましたぞー!」

勇者「さーて早速ダラダラ...」

ガシッ

船乗り「...」

勇者「...分かったよ」

勇者「今回は事だ。皆の前で発表する事にする」

船乗り「へぇ」

勇者「よし!皆!」

一同「...?」

勇者「これより仇討ちをする!」

勇者「忘れてはいないだろう...我々がこの広大な海に飛び出す原因となった事件を!」

一同「...」

勇者「これからの目標は奴らを倒す事だ」

戦士「なぁ勇者」

勇者「む、どうした?」

戦士「それは分かったけどさ、奴らの居場所とか知ってるの?」

勇者「勿論だ!それは...」

直下>>怪しい黒い集団が現在居る島

勇者「ダゴン島」

船乗り「なんでそう忌々しい土地にばかり」

戦士「へぇ」

勇者「という訳で皆その時に備えよう」

勇者「以上だ」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「...」

シスター「ていうか勇者は準備とかしないんですか?」

司書「確かに気になる」

勇者「え?ああ...何をするかは決まっているよ」

司書「ちょっと...勇者は緊張しすぎだと思います」

勇者「はぁ」

シスター「そうですね。じゃあリラックスして下さい♪」

勇者「ど、どうやってだい?」

司書「聞く?」

勇者「いや、べべ別に知られたくないなら...」

ツンッ

勇者「ひ...」

シスター「んふー。お腹ツンツンしてあげます」

勇者「え...ちょ」

ツンッ

勇者「ひっ」

ツンッ!

勇者「んん!」

ツンッツンッツンッ

勇者「ひっあぁ...」

シスター「情けないですねぇ」フフフ

勇者「酷いよぉ...」

シスター「あ!用事を思い出しました」

勇者「...?」

シスター「ではまた」タッタッタッ...

勇者「全く...」

ギュッ

勇者「!?」

司書が後ろから勇者に抱きついている

司書「この前、勇者抱きしめてくれたよね」

勇者「あ、あぁ...まさか」

司書「今度は私の番...たっぷりリラックスしてね」

勇者「おおおぅ...」

勇者(しかし...司書も暖かいな)

勇者(こうしてみるとよく分かるものだ)

勇者「...なぁ」

司書「な、なんでしょう?」

勇者「そっち向いていい___」

司書「ダ、ダメです!」

司書の声はひどく焦っている調子だ

勇者「むー、...まぁいいか」

勇者はここで司書は真っ赤になっていると思っている

実際そうであり、司書は自分がされた様にしたかった

勇者はそれを理解しているつもりでは無かったが心の片隅では分かりきっていたのかも知れない

司書「じゃあ、もう終わりです」スッ

勇者「...そうか」

司書「じゃあ私も用事があるので...ふふっ」

勇者「!」

勇者「そうか」

司書は去って行った

勇者「実に心臓に悪い二人組だな」

勇者の顔には既に緊張の色は見えなかった

直下>>勇者の暇潰し

勇者「やぁ少年よ」

少年「あっ勇者さん」

勇者「少年は何かやりたい事とかあるのか?」

少年「やりたい事...それは将来の夢とかそういう感じ?」

勇者「ま、そんなとこさね」

少年「そうか~、うーん...あっ!」

勇者「何だ?」

直下>>少年の将来の夢

勇者「孤児院を?」

少年「うん。昔の僕達の様な人を助けたいんだ」

勇者「なるほど、そりゃいいや」

勇者「世界を平和に出来てもな、他人の財産や感情や金はどうにもならん」

勇者「実際この世界は今少なくとも表面上は平和だ」

勇者「それでも少年のような子が居る」

勇者「だから少年。その夢は叶えるべきだ」

勇者「俺のように悪を倒すなんて事はしなくても...」

勇者「それは一つの正義の形であって、君にしか出来ない」

勇者「...なんだかすまんな、押し付けがましくなってしまった」

少年「僕のやりたいことは、間違ってないんだね」

勇者「そうさ」

少年「勇者のように多くの人を救えなくても僕は頑張るよ」

勇者「少年は少年らしくしてればいい...なんてこの流れで言うのはちょっと違うか」

少年「ははは」

直下>>勇者の暇潰し

勇者「眠いぞ!」

魔法使い「起きろ!」

勇者「なぬっ」

魔法使い「魔法の修行だ」

勇者「成る程、じゃあやってみよう」

直下コンマ>>
15以下>>らりるれ火事だー!

16以上55以下>>まあまあ

56以上>>新魔法習得

勇者「せいっ!」プス~

魔法使い「...すかしっぺですか?」

勇者「ちゃうわ」

勇者「うむむ」

魔法使い「でも筋は良くなって来ましたよ」

勇者「おう、ありがと」

勇者「はぁ...冷凍ビームなら出せるんだけどな」

魔法使い「え、なにそれ。初耳です」

勇者「え?出せるよ?」

魔法使い「どういう魔翌力の使い方してるんですか...」

勇者「司書に焼き芋を作ってもらった」

勇者「司書にご褒美をあげた」

勇者「百物語を読んだ」

勇者「魔女に会った」

勇者「精霊から魔石を取り戻した」

勇者「金の鍵を貰った」

勇者「次の目的地を決めた。どうにも冒涜的だ」

勇者「シスターにからかわれた」

勇者「司書に[薄くて読めない]」

勇者「少年の将来の夢について話した」

勇者「魔法使いと魔法の修行をした」

~翌日~

勇者「うお寝過ごした」

勇者「やっちまった...」

勇者「とにかく船内を歩こう」

直下コンマ>>
50以上で非常事態

勇者「平和で何より」

勇者(多分後少しで島に着くな...)

勇者「よし」

直下>>勇者の暇潰し

勇者(...シスターにはいっつも弄られてばかりだな)

勇者(泣き出し、不法侵入に始まり今では腹ツンツンやデコピン)

勇者(こちらからも何かしてやろう)

勇者「ふふふ」

勇者(しかし何をしよう?)

勇者(うーむ...ハグとかでいいかな)

勇者「...」コソコソ

勇者「!」

シスター「...」ニコニコ

そこには、いつもの様に笑顔で歩くシスターが

勇者(あとはこっそり後ろについて...)

直下コンマ>>
81以上で気付かれる

勇者(よし、今だ)

ギュッ

シスター「うひゃっ!」

勇者「ぬふふ」

勇者(顔が見たいな...どんな顔してるんだろ?)

勇者は一旦離れ、前から抱く

勇者(これは...)

直下>>勇者にハグされた時のシスターの顔

シスター「うぅ」

シスターは顔を真っ赤にし、涙目だった

勇者(なっ)

普通の人間ならばここで一歩退くなり軽く謝るなりするだろう

だが勇者は違った。むしろ勇者は楽しんでいたのだ

勇者「おやおや、随分恥ずかしそうな顔だね」

シスター「っ...それは勇者が///」

勇者「おや?俺は優しくハグしてあげただけだよ?」

勇者「まさかストーカーしたりお腹ツンツンしたりするような人間が恥ずかしがっているのか?」

勇者「おかしいなぁ。ちょっとハグしただけなんだけどなー」

シスター「な、なっ///」

シスター「くそぉ...勇者なんて嫌い...じゃない///」ボソッ

勇者「おや、何か言ったかい」

シスター「うるさい!///」

勇者「はいはい、分かりましたよっと」

勇者「じゃあの」スタスタ...

シスター「...うぅぅ...///」プシーッ

勇者(凄いそそる顔だったな...)

船乗り「...着いた」

勇者「ご苦労。とりあえずみんな船から降りてくれ」

~移動~

勇者「よし、皆。ヤバくなったら俺は帰ってくるから相応の準備で出撃しなおす」

一同「...?」

勇者「まぁヤバくなったら逃げ帰ってくるから」

勇者「じゃ、行ってくる」

勇者「...とは言ったものの」

勇者「奴らどこに居るんだ?」

ガサッ

勇者「む」

勇者「そこに居るのは誰だ?」

直下>>そこには誰が居た?

ちなみに勇者は絶対に自分以外の死人を出したくないので大人数で行くのには抵抗があります

機械人形「...」

勇者「機械人形...?何故このような所に」

勇者「まぁいいさ。すまないが、怪しい黒い集団の居場所は分かるかな?」

直下>>怪しい黒い集団の居場所(知らないも可)

機械人形「多分...地下」

勇者「成る程...地下かぁ...」

勇者「ありがとう」

勇者「じゃあ穴でも掘るかね」

勇者「しっかしスコップもツルハシもねぇのよなぁ」

勇者「あ!」

勇者「この司書から貰ったロングソードを使えば」

ロングソードはスコップに変化した

勇者「良し!じゃあ掘るか!」

勇者「オラオラオラオラオラオラ」ザクザクザクザクザクザク

勇者「オラァ!」グシャッ!

勇者「...なんつって」

グラグラ...

勇者「マジで地下に落ちるぞこれ!?」

勇者「くっそ、調子のんなk___」

バコン!!

勇者の足元の土が崩れた

ヒュウウウウウ....

勇者は落下する

ズドォン!!

勇者「ぐっ!!ここは...?」

直下>>勇者の落下してきた場所

勇者「何だこの祭壇!?」

勇者「くそ!こんなもんは破壊するに限る!」

???「ストップ」

勇者「ほ?あぁ、誰か居たのか」

勇者(薄暗い地下に目が慣れない...)

勇者(ん?こいつは...)

直下>>勇者を止めた人物

勇者「...多いな」

幹部「貴様が誰かなど知らぬが...我らの野望を邪魔するとあれば許さぬ!」

勇者「いやぁ、正直ショックだね」

幹部「この六千人の戦闘員が怖いか?」

勇者「俺が今こうしてここに居るというのに、だ」

勇者「こんな危険な思想に染まる奴がこんなに居る」

勇者「しかしまぁ...これもお国でぬくぬくしてたツケさ」

勇者「予定が変わった。祭壇は破壊しない」

勇者「...貴様らをどうにかするまではな」

直下コンマ>>
50以上で勇者の勝利

勇者「ぐっ!!」ドサッ

幹部「ふん、確かに出来るようだがな」

幹部「それではまだまだ甘いのだ」

勇者(まずいな...とりあえず逃げよう)

勇者(俺はここに落ちてきた...ということはここには光が射している)

勇者「ふっふっふ...」

勇者「背に腹は変えられないな」

勇者「食らえ!ダイアモンドダスト!」ジャシュィーン

勇者はその場に360度放射状の氷魔法...というよりかは滅茶苦茶に氷の魔力を解き放った

光は屈折し、地下に居た戦闘員や幹部の目が眩む

勇者「はっ!!」ピョイーン

勇者は地上へと逃げて行った

魔法使い「勇者、大丈夫だろうか?」

シスター「さぁ?でもどうせ生きてるでしょうよ」

戦士「そりゃ酷いな。...ん?」

戦士が遠くからの音に気付く

勇者「...」ズダダダダ

勇者「とうっ!」キキーッ

司書「あ、帰って来たんですか」

勇者「おう。負けたわ」

シスター「えっ!?」

勇者「だから今からプランBだ」

女騎士「...マジ?」

勇者「マジよ」

勇者「んでさ、こうなったら降ろすしかないのよ」

戦士「降ろす?降ろすって何をだ?」

勇者「初代勇者」

シスター「な...っ」

シスター「そんな簡単な事じゃ無いですからね!?」

勇者「いや、奴らの使う祭壇なら降ろせると思うわ」

勇者「では君達。今まで俺が調べたカラクリを説明しよう」

勇者「俺の調べた限りでは初代勇者は一つではない」

勇者「たくさんの亡霊の欠片や魂があるからだ」

勇者「...実はな、神の加護を受けて生まれた人間の特徴なんだが」

勇者「神様はきっと割かし下手な継ぎ接ぎで俺や初代勇者を作った」

勇者「だって氷の魔力は自由に使えるのに魔法が使えないし」

勇者「だいたい喋り方がこんな安定しない奴そうそうおらんよ」

勇者「つまりこれは関係無いんだが」

勇者「俺も死んだら多分バラバラになって亡霊が世界をさ迷うと思う」

勇者「この法則には王族も従っていて」

勇者「お姫様も蘇らせる事が出来るかもしれない」

勇者「降ろす為には『金の鍵』が必要だったのさ」

勇者「だから手に入れた」

勇者「安全に忍び込む為にも認識阻害のマントを着けて行くよ」

魔法使い「ふむ、大体分かりました」

魔法使い「しかし、それを何故私達に?」

勇者「降ろした初代勇者がもし俺の体に残ったら今の俺の人格は薄れるからな」

勇者「まぁ元から継ぎ接ぎみたいな人格だから心配は無いと思うが」

勇者「...」

勇者は再び自分で開けた穴の近くに立っていた

勇者「まだ中に人は居るか...」

勇者「よっと」

勇者は迷わず飛び入る

ストッ

勇者「さて、ここが祭壇」

勇者「金の鍵を置いて...」

勇者「『我が身に顕現せよ、初代勇者』」

勇者(これで良いのか?)

直下コンマ>>多ければ多い程初代勇者が強く現勇者に宿ります

勇者「...」フゥー

勇者「成る程、こういう事か」

勇者「ん?」

勇者が確認すると、認識阻害のマントは破れてしまっていた

初代勇者を降ろしたのはそれ程までに強い術式だったのだ

勇者「へぇ、てことはさ...」

幹部「な...お前はさっきの!」

勇者「バレたらしょうがないな」

勇者「...我が全力で叩き潰してくれよう」

勇者「いや、もうね俺もなんでこんなバラバラになったんだと思ったね」

勇者「これが悠久の時を経て分かった真実」(調べてないだけ)

勇者「ふん!」ズドン!

勇者は手から竜巻を発生させた

戦闘員達は吹き飛んでいく

勇者「おぉ...何でもできるような気分だ」

勇者「いざ...参る!」

勇者「ずぇい!」スピン

勇者が剣を振ると、黒装束の幹部の頭が切断される

勇者「距離なぞあって無いような物よ...」

敵の集団にもどよめきが走る

勇者「まぁあれだ、お前ら全員殺しはしねぇよ」

勇者「ただし、今すぐ投降すればだがな」

直下>>
1.敵を無力化する
2.『何か』を召喚して撃破する

黒装束「...ッ」ザワザワ

再び敵の集団にどよめきが走る

勇者「甘い!」プォン

勇者は黒装束の集団の動きを止めた

勇者「貴様ら...少しばかり迷ったろう」

勇者「その迷いが我が呪文の付け入る隙となるのだ」

勇者「...そろそろ時間の様だ」

ズドドドド...

勇者「良く来てくれたな...王国兵士団よ」

王国兵士A「はっ!現在のご状況の説明を...」

勇者「うむ、奴らは魔法で縛り付けてある故、好きに持っていって構わぬ」

勇者「だが」

勇者「王国を追い出された身でこのような事を言うのは大変おこがましいのだが...」

勇者「...彼等を、殺さないでやってくれ」

勇者「いや、やはり今のは聞かなかった事にしてくれ」

勇者「ここで妙な迷いでも起こされてしまえば皆の地位にも問題が生じるだろう?」

勇者「俺の発言には権威も信じる意義も無いからな」

???「ふむ」

勇者「...?いやまさか」

???「勇者よ、そのまさかだ」

勇者「あ、貴方は...国王陛下!」

国王「うむ」

勇者「しかし何故こんなところに来られたのですか?」

国王「まぁ...お主に用があるでな」

勇者「そうでしたか...」

国王「そうそう、さっきの勇者の話は聞いていたのだが」

勇者「...」

国王「今回は勇者の言う通りにしてやろうと思う」ニコッ

勇者「...え?」

国王「二度は言わぬ」

勇者「しかし...いくらなんでもそれは」

国王「分かっておるよ。そんなお主には交換条件としよう」

勇者「して、一体?」

国王「それはの」

直下>>国王が持ちかけた条件

国王「元々お主にしか頼めんと思っていたのだが」

国王「この銀河のどこかで大いなる終末の獣が目覚めた...と今日神からのお告げがあったのだ」

国王「とても危険な輩でな。其奴を倒すか封印して欲しいのだ」

国王「勿論、調査は宇宙で行って貰う」

国王「また、これは重要な任務だ。生半可な覚悟で行かれては困る」

国王「その為にも、『お主が星には戻って来てはならない』というルールを付け足す事とした」

国王「奴を倒したら是非帰ってきてくれ。お主は勇者だ。成し遂げてみせよ」

勇者「...承知致しました」

~船の停泊地~

勇者「やぁ、帰ってきたよ」

魔法使い「...」

勇者「安心してくれ、奴らは倒した」

シスター「で、でも...」

司書「何でさっきから俯いているんです?」

勇者「...」

戦士「そうだぞ勇者。お前は胸を張って前を見ていればいい」

勇者「いや...今の俺が、皆の顔を見て凛としているられるだろうか?」

勇者「ううむ...どうにも...だが、やるしかないだろう!」バッ

勇者「ふ...」ジロッ

勇者「うっ...ハぁ、ムむ...目ヲ逸らす訳にはイかない」

勇者「ナンだか...ろる、呂律が上手く回らn、回らないな...」

勇者「すまな...イ。こ、こうもコミュニケーション...が取りづラくなるとは...」

シスター「む...無茶しましたね!よくも!よくもそんな無茶してくれましたね!」

勇者「ハハ...今の俺に、は、謝る事...そレしか出来ぬ...い」

シスター「その様子だと初代勇者を降ろす時にかなり強くしたでしょう」

勇者「ま...ァそーなるカね...」

勇者「ん...んグ...ングググググ...あぁ」ポロポロ

勇者「ど、どーにモみっともナイな...しかし!シカし!」ポロポロ

勇者のみんなを見る目には多量の涙が含まれている

勇者「溢れるこノ激情...もはヤ限界よ」ポロポロ

司書「ね、ね...勇者」

司書「私達を何故...信用してくれなかったの?」

戦士「みんなで挑めばきっと勝てた...そうだろ?」

勇者「ク...グゥぅぅ...み、みんな?」

勇者「死ヌなょ...決シテ!!絶対ニだ...俺ノ前でこレ以上!?」ドサッ

魔法使い「た...倒れた」

戦士「とにかく休ませてやろう」

司書「そ、そうする他...ないのかな」

~船の空き部屋~

勇者「...ンん...!」

シスター「いつまでうなされてるんですか?ねぇ」

シスター「頼みますよ...無茶しないで下さいよ...」

シスター「勇者が一番...阿呆やってるじゃないですか...」

シスター「...」スーハー

シスター「これより、念話を始める。対象は初代勇者...」

~精神世界~

初代勇者「むむ、今度はどこだ」

シスター「聞こえてますか」

初代勇者「ほ?ああ、聞こえておるよ」

初代勇者「全く...あの青年め...我を払い退け続けおって」

シスター「では、早速ですが質問があります」

初代勇者「...ふむ」

シスター「質問...というかお願いなのですが」

シスター「勇者から離れてくれますか?」

初代勇者「ふむふむ」

直下>>初代勇者の返答

初代勇者「まだ我にはやるべき事がある」

シスター「そう...」

シスター「まぁ呼び寄せたのはこちら側だから、無理矢理離そうなんて考えは無いの」

シスター「...ぐ」

シスター(意識が朦朧としてきた...もう限界ね)

シスター「そ、それでは」

~現実~

シスター「ふぅ」

戦士「よ」

シスター「!?」ビクッ

戦士「起きたか。寝るならベッドで寝ろよ」

シスター「あ、あぁ、ごめん」

~数時間後~

司書「...」

司書「だれも居ませんね」

勇者はまだ寝ていたが、枕元には書き置きが置いてあった

司書「...ん。なんでしょう。これ」

そこには、こう書いてあった

『これを一体誰が読んでいるかは分からないが、恐らく誰が読もうと問題なかろうと思う』
『これからの目標についてだが、国王からの指令があった』
『なにやら物騒な獣が目覚めたらしい。どうにかする為に宇宙での調査を行う』
『宇宙には酸素とやらがないらしい。特殊な装備で行く事になりそうだ』
『俺の体調については気にしなくていい。皆を見ると変になるのは何故なんだ?』
『こんな奴ですまない』

司書「これは...」

司書「勇者...どうしてこんな事に...」

~その後~

シスター「やぁ、私から一つ提案があるのだけど」

魔法使い「提案?」

シスター「実は、勇者に宿った初代勇者に念話で話をしたの」

シスター「初代勇者は、『我にはまだやるべき事がある』って言ってた」

シスター「だから、また話をしようと思うの」

シスター「そうすれば、何をしたいのか分かるし、それを解決すれば勇者もきっと」

魔法使い「じつは私もさっき勇者の寝ている所に行って来た」

魔法使い「封の開けられた書き置きがあって」

魔法使い「そこに書いてあった。勇者が次、何をするのかね」

魔法使い「国王の命令で宇宙に行くらしいんだけど、多分急がねばならないようで」

魔法使い「つまり、初代勇者のやりたい事...」

魔法使い「それがこれからを左右すると思うわ」

魔法使い「という訳で、これ」サッ

シスター「...これって」

魔法使い「そう。魔法の聖水よ」

魔法使い「これ飲んでもっぺん会話してきなさい」

シスター「...分かった。分かりました!」

シスター「じゃあ頑張ってきます」

魔法使い「うん」

~精神世界~

シスター「む」

初代勇者「ふー!...ん?またお主か」

シスター「さっき言った、やるべき事ってなんですか?」

初代勇者「そういえば、まだ話してなかったな」

直下>>初代勇者のやるべき事とは

初代勇者「初代魔王には息子がおってな」

初代勇者「とにかく強いのだこれが」

初代勇者「しかし,..奴は殺戮を得意とし、実際にそうした」

初代勇者「ま、そのせいで初代魔王に封印されたのだが」

初代勇者「奴を討ち滅ぼすのが我のすべき事だ」

シスター「分かりました...」ドサッ

初代勇者「お主、気を失うのが早いな」

勇者「...」カッ

勇者「うむむ...」

勇者「ちょっと外にでも出るかな」ガチャッ

勇者「...?」

勇者は異変に気付いた

まず、船が停泊している。それも、王国の大陸にである

勇者「...代わりに装備取ってきてくれんのかな?」

勇者の立てた仮説は即効で砕けた

何故なら、そこに特殊装備____いわゆる宇宙服があったのだ

ガガガガ...

勇者「アナウンスの音?機材は弄ってないと思うのだが」

アナウンス「これより、上昇を開始します」

勇者「上昇?何を言っているんだ?」

勇者「まさか!」クルッ

勇者は船内を走り回ったが、仲間はどこにも居なかった

アナウンス「甲板にいらっしゃる方は、船室へとお入り下さい」

ゴゴゴゴ...

勇者「この音!間違い無く王国製の魔力式上昇炉!」ダダダダ

勇者は船室に避難した

~船室~

勇者「くっ...」

船室には、一つの置き手紙があった

勇者「ん?置き手紙か?」カサッ

勇者「どれどれ」

『私達はあなたを解放する為、成すべき事をしてきます』
『別れは心苦しいですがあなたが真の勇者であるなら、私達は最大限手助けをします』
『今回はこの行動が最善であると判断しました』
『いずれまた出会える事を願っています』

勇者「...何...!?」

勇者「あ、あいつらはどうしたんだ?」

勇者(きっと、それを書いていたら俺が無理矢理にでもそっちに行っていた)

勇者「俺は...!俺は何て事を...!」

アナウンス「高度上昇します」ゴゴゴゴ...!

勇者「...おいおい!?まさかこれ」

勇者はここで気付いた事がある

勇者「この!この声!!」

アナウンスの音声...それは勇者の仲間達の声で同時に録音されていた

勇者「くそっ!」

勇者「俺には...何があるんだ...?使命か!?」

勇者「勇者である事はやはり辛いなぁ...」

暫く経っただろうか___

アナウンスに異変が起きた

アナウンス「...ぅ...うう」

勇者「...?」

アナウンス「ごめんよ...ごめんな...」

その言葉を皮切りに、次々と謝罪の言葉が述べられる

アナウンス「ぐすっ...ぐすっ...」

泣き出す者も居た

勇者「もういい...もう十分だよ...俺は...」

アナウンス「...ううん」

アナウンスが急に静かになる

勇者「...」

アナウンス「宇宙に到達しました。船体は特殊な魔法アーマーで守られています」

アナウンス「しかし、乗員の方は念のため、特殊装備を着ておいて下さい」

アナウンス「また、船外に出る際も特殊装備の着用をお願いします」

その声は最早バラバラで、聞き取りずらかった

しかし、聞き慣れた仲間の声を勇者が聞き逃す筈は無い

アナウンス「最後に...」

アナウンス「勇者。頑張ってね(な)!!」

勇者「えっ」

勇者「う、ぁぁ...」グスッ

勇者「分かった。みんなの気持ち、痛い程伝わった」ポロポロ

勇者「だ、だからこそ!!」ゴシゴシ!

勇者「成し遂げてみせる!!」

勇者「絶対にッ!!」グッ!!!

以上です。多量の安価・コンマの数々に付き合って下さりありがとうございました
風呂敷を広げたままの形でのENDとなりますが何卒ご容赦下さい

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