由良「最近長良型の皆がいっぱい構ってくる気がする…ような」提督「何でだろうな…」 (185)

五十鈴「さぁ、あたしの番ね・・・!」

体重計<ギシッ




五十鈴「に、2kg太った・・・」orz

名取「この間のパーティで食べ過ぎたんだよ五十鈴姉さん・・・」

鬼怒「あーあ、五十鈴ねーちゃんってさーホント計画性ないよねー」

阿武隈「カロリー計算キチンとしなきゃ・・・」

五十鈴「う、うるさいわよ鬼怒と阿武隈!あんたたちはどうだったのよ!?」

鬼怒「へっへーん、あたしはきちんと体重変わってないもんねーだ」

阿武隈「あ、あたしだってキチンと50kg未満だからそう太ってないもん!」

五十鈴「うぐぐぐ・・・!」

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由良(お風呂お風呂・・・誰かいるかな?)ガララ

名取「あ、由良さん・・・今からお風呂?」

由良「名取、うん、そうだよ」コクリ

鬼怒「あー・・・そっか、もうちょっと早く来てればあたし達入ってたんだけどなぁ」

名取「ち、ちょっと鬼怒ちゃん・・・!」

鬼怒「あ、ごめんごめん言い方悪かった」

由良「じゃあ由良一人かぁ・・・」           >ブツブツ

由良「うん?」チラッ



五十鈴「いや待つのよ、今のはもしかしたら乗り方が悪かった可能性が・・・」ブツブツ

阿武隈「見苦しいよ・・・いい加減あきらめてってば・・・」

由良「五十鈴・・・何かあったの?」

名取「え?五十鈴姉さん?えっと・・・」

鬼怒「体重増えちゃったんだってさ」

阿武隈「あ!由良お姉ちゃん!今日の秘書の仕事は終わったの?」

由良「うん、とりあえず今日の分はね」

五十鈴「ん、由良・・・」

五十鈴(そういえば由良って背も高くて髪の量もすごく多いわよね)ジー・・・

五十鈴(いやでも今は秘書用にパンツスーツ着てるけどかなり細かったような・・・)ジー・・・

由良「どうしたの五十鈴?由良の事じーっと見て」

五十鈴「ちょっと由良、あんた体重計乗ってみなさい」

由良「体重計?何で?」

五十鈴「べ、別に理由なんて必要ないでしょ!?ほら乗りなさいよ!」

鬼怒(うわぁ、自分が体重増えたからって由良ねーちゃんを巻き添えにしようとしてる)

由良「よくわからないけど乗ればいいの?」スッ

体重計<ギシッ





五十鈴「え゛ッ!?」

名取「う、うそぉ!?」

鬼怒「な、なんだこりゃあ!?」

阿武隈「嘘でしょ!?あたしより軽いんだけど!?」

由良(・・・・・・やっぱり少ないなぁ)

阿武隈(よ、予想以上に体重少ないじゃないこの人・・・!あたしより頭一個分は大きいのになんで!?)ジー・・・

鬼怒(病気・・・?いやいやどう考えても健康だよね、じゃなきゃ艤装無しであんな人間やめてる身体能力持ってるわけないもん)ジー・・・

名取(ご、ご飯もしっかり食べてるよね・・・なのに・・・この体重!?)ジー・・・

五十鈴(こんなの嘘よ!どうみても背の高さと髪の量に対して体重が釣り合ってないじゃない!)ジー・・・

由良「・・・・・・?どうしたの皆?やっぱり少ない?」

五十鈴(159cm)「・・・由良、あんたかなり背高いけど身長いくつよ」

由良(172cm)「170・・・は越えてたかな」

名取(155cm)「ず、ずいぶん大きいね・・・」

阿武隈(150cm)(あ、あたしもそのぐらいの年齢になれば・・・いや、長良お姉ちゃん(153cm)って五十鈴お姉ちゃんや名取お姉ちゃんより1学年上だけど背低いから年齢は関係ないか・・・)

鬼怒(157cm)「ちょっとBMI計算」スッスッ






鬼怒「( ゚д゚)」

五十鈴「ちょっとどうしたのよ固まって・・・ファッ!?」

名取「ひ、低すぎじゃない!?」

阿武隈「これって病気か何かじゃないの!?」

由良「昔から・・・どんなに食べても太らないんだ」

五十鈴「」ピクッ

由良「もう少し体重増やしたいと何度も思ったこともあるよ、でも全然増えなかったんだ」

名取「」ピクッ

由良「体重ある人が羨ましいなぁ・・・髪の毛でごまかさなきゃいけないし」

鬼怒「」ピクッ

由良「少し体重分けてほしいぐらいだよ」

阿武隈「」ピクッ

由良「まあそんなことは出来るわけないんだけどね」

五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「・・・・・・・・・・・・」



五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈((((贅沢言ってんじゃねえぞこのアマ))))

由良「結局一人でお風呂かぁ・・・でも気持ちいい・・・♪」カポーン・・・



五十鈴「由良のあの低体重はさすがに問題だと思うわ、いくらなんでも軽すぎよ」

名取「う、うん・・・」

五十鈴「本人ももう少し体重増やしたいって言ってたわよね?なら食事をいっぱいさせることだと思うのよ」

鬼怒「お、おう」

五十鈴「だから健康的な体にしてあげるためにもいっぱい食べさせるわよ、これは親切心でやることなのよ」

阿武隈「あー・・・うん」

五十鈴「というわけで由良を肉付き良くする作戦を開始するわよ!」





名取「・・・・・・それで、本音は?」

五十鈴「由良が太ったのを落ち込む様子を笑ってやるからにきまってるじゃない」クックック

鬼怒・阿武隈「うん知ってた」

長良(体重増えたぐらいで由良は落ち込むとはとても思えないんだけど・・・)

長良「というか何であんたたちはあたしの部屋でそんな計画立ててんのよ・・・」

登場人物紹介

由良:このスレのヒロイン兼被害者、鎮守府最強の存在の片割れ、天然で鈍感なため他人の気持ちを察するのがろくに出来ないし喧嘩売ることも多々
誰が言ったか『世界で一番提督の事を理解しているが理解してない女』

提督:由良に約2年片思いしてる鎮守府最強の存在の片割れ、五十鈴たちの計画に巻き添えを食う羽目になる、由良と共に大学生になったばかり
料理には自信があるがとある事情で由良には止められてる

五十鈴:腹黒くてゲスいが計画性が無いため大体失敗して自滅する故に割と憎まれない芸人気質

名取:人見知りで臆病だが内面は意外と口悪い、一応ツッコミ寄り

鬼怒:お調子者のやんちゃ娘、結構毒を吐く、でも由良にはツッコむことも多い

阿武隈:気が弱いため流されやすい常識人・・・だが長良と五十鈴にはそこそこ辛辣

長良:紛うことなき常識人・・・と言いたいが話の展開上あまり常識的じゃなくなった、ネームシップだが由良の方が年上である

木曾:苦労人・常識人成分など完全に無く生意気で皮肉屋


時期:『発令!第十一号作戦』が終わったあたりで五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈は1ヶ月前に着任したばかり

由良「・・・・・・っ」ムクリ

提督「zzz・・・」

由良「・・・・・・」ソロ・・・ソロ・・・ガチャ



由良(サラダ調理中)「」トントントントン

由良(コンソメスープ調理中)「」グツグツ・・・

由良(目玉焼き調理中)「」ジュー・・・

由良(盛り付け中)「」ヨセヨセ


       , -‐ ――-

       /  , ,, ;' ;, ; 。, ヽ
     / ; ゛ ;  ゚  ,。 ,ヾ ':.
     ′;  ;  ;   `  ;∧
    { ;  , ′   ''   ゙^ : ;i }____________________
.    ', ^´ ゛     ; .´  ゙゚ ; , イ: : ̄ ̄ : : : : ̄ ̄ ̄ ̄ : ヽ {:  ̄ ̄:.:.: ̄ ̄: : ̄ヾl: : :: : .
.     ゝ r  ゙ ゜ ´: ^ ,  ;~ , ', "|: : : : : : : : : : :〃////ハ : :| |: :  mー-ァ=..,   : :||: : : :
       ' 、:.' 。.;' ,  ' , '   |: :    ,-=- 、//////}: :| |: : 〔彡ミ::ヽ:ミヽ : : :||: : :
          > -‐-'゚ <     |: :   /,.........   ヽ///丿.:| |: :  ,- =ュ'ゝァ、   : :||: : : : .
      , ´   ,,,,,,,,,,,,,、  丶   |: : 〃 i::::::::::。ヽ゛ i、 ̄ : :/ ` r"气フハゞYゞ一 '::|: : : : : . .
   /  ,,;;:'";;;;;; ::::::::::;;:丶  ', |: : {  ゝ:::::::;::: '    }:. :.://´ ,/Yゞ介厶彡^ミ ̄:ヽ|: : : : : : :
.  /   /;;...i.ヽ...;;;c;;;;;;; ;;;;;;;;ヽ Ⅵ: : ゝ、   ̄     ノ´: ://. : ,赱ヾハ iO Yr,从 : : :||: : : :: : : : . .
  ′〃::::::;;;;;;::::::::::::::::::::_::::::::;;;;;; ',|: :   `ー==-‐‐'; : : : : ://. : ,'L=ハくi!}¬!∠r刃.} :.:||: : : : : : : . . . .
 {  {:::::::::::::::C:::::::::::::::ゝ;;}:::::::;;;;;i }: : . . . . . . . . . . . . .: ://. : ゝ≧!ノ厶从」ノ厶彡':.:.:||: : : : : : : : : :. . . .
 {  i:::::::::::cヽ:::::.::::::::::::::_:冫;;;;;;リ∧________ノ ヽ__________}|: : : : : : : : : : :. . . . . .
. ',  ';:::::::::::´":::::::::::{;;;Y::;;;;;;;;;;//  : : ̄ : : ̄ ̄ : : :  ̄: :  ̄ ̄ ̄: : : : ̄ : : : ̄ ̄:´ : : : : : : : : : : :: : :
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.   \ ヾ:::;;;::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,/
     ` ‐-''=---==''´



由良「・・・・・・出来た」コクリ

由良「朝ごはん出来たよ、提督さん」ガチャ

提督「zzz・・・」

由良「・・・・・・やっぱり声掛けただけじゃ起きない」スタスタ

由良「・・・・・・おはよ、朝ごはん出来たよ」ユサユサ

提督「ん・・・あぁ、おはよう、由良」

提督(・・・・・・)

提督(やっぱ由良は今日もかわいいなぁ・・・//)

由良「はい、今日の提督さんのお弁当だよ」

提督「ああ、いつもありがとな、由良」
提督(待ってたぜ!やっぱこれ食わなきゃ生きてる心地しねぇ!)

提督「ん、あれ・・・今日のじゅぎょ・・・じゃなかった、講義何時からだっけか?」スタスタ

由良「11時からだね・・・ちょっと時間はあるね」トコトコ

由良「皆に作戦伝えてちょっと資料纏めたら大学行こっか」

提督「そうだな」

五十鈴「待ちなさい由良!提督!」

由良「あれ、五十鈴?」

提督「朝から早いじゃないか五十鈴、何かあったか?」

五十鈴「ありがたく思うのよ!弁当を作ってあげたから昼ごはんに食べなさい!」

提督「えっ・・・昼飯って由良が既に弁当作っt」

由良「っ!」提督ノクチオサエ

提督「もがっ!?//」

由良「駄目・・・せっかく作ってくれたのに断るのは・・・今日は五十鈴の弁当を食べよう?」ゴニョゴニョ

提督「で、でも既に由良が作ってくれたじゃないか・・・俺は由良の弁当が食べたくて・・・//」ボソボソ
提督(う、うぉぉ・・・顔ちけぇ・・・由良が耳元でささやいてくれてる・・・///)

由良「ならまた作ってあげるから・・・ね?」ゴニョゴニョ

提督「あ、あぁ・・・わかった//」

提督「よ、よしじゃあ五十鈴、早速弁当を貰うよ」

五十鈴「えぇいいわよ、受け取りなさい」

由良「五十鈴のお弁当・・・楽しみだなぁ」

提督「さて・・・どんなのg」





重箱5段「」ドーン

提督「えっ」

由良「」

提督「ちょ、ちょっと待て、重箱5段って2人じゃ多くn」

五十鈴「残さず食べるのよ!」ダダダダ

由良「い、五十鈴っ!?」

提督「お、おい待て五十鈴!」

由良「・・・・・・・・・・・・」ヒョイ

提督「・・・わざわざこれを持って大学まで行けってか?なんかの嫌がらせか?」

由良「ん~!おいしぃ~!」モグモグ

提督「ほ、本当うまいな!五十鈴の奴こんな料理上手かったんだな!」

──────────────────────────────

雷「五十鈴ったら急になんだったのかしら、重箱5段に弁当作ってくれって、誰かと食べるのかしら?」

──────────────────────────────

提督「・・・・・・でも、由良」モグモグ

由良「なぁに?○○君」モグモグ

提督「明らかに・・・多すぎるよな、五十鈴がくれた昼飯の量」モグモグ

由良「・・・食べきれるかなぁ」モグモグ

由良(2人で食べてるはずなのに・・・全然減らない・・・おいしいけど)モグモグ

提督(美味い事は美味いが・・・そろそろ辛くなってきたぜ・・・)モグモグ

大学講師「~~~が○○であるからして~~」

提督(くそっ、食いすぎて気持ちわりぃ・・・)・・・ウップ

由良「」カキ・・・・・・ウプ・・・カキ・・・・・・







五十鈴(ま、太らせるには単純に食べる量を多くすればいいわよね)

五十鈴(なんだかんだあの2人、かなりのお人よしらしいしああ言っておいたからには全部食べるはずよ)

五十鈴(あの弁当どれほどカロリーあるんでしょうね)フフフ



五十鈴(・・・・・・もう一つ弁当作ってもらったから食べてみましょ)パク

五十鈴(ッ!?)

五十鈴(なにこれ!?本当においしいじゃない!!)パクパクパクパク

提督「今日の夕御飯は無しって間宮さんたちに言っておいたぜ・・・由良も腹減ってないだろ・・・?」

由良「・・・・・・うん」

提督「さて・・・じゃあ今日は家に帰るとするk」





名取「ゆ、由良さん!と、提督!夕御飯お持ちいたしました!」ガチャ

提督「ファッ!?」

由良「!?」

名取「こ、これがあたし特性のからあげ丼です!マヨネーズもたっぷりかかってますよ!」

由良「か、からあげ丼!?」

提督「へ、へぇ・・・な、なかなかうまそうだな・・・」
提督(おいおい冗談だろ!?腹減ってねえのに肉だなんて!?しかも結構丼ぶりでけえぞ!?)

提督「な、なあ名取・・・別の機会でいいか?」

名取「・・・・・・え」

由良「て、提督さん!」ボソボソ

提督「しょ、しょうがないだろ!?事前に間宮さんたちには言ってあるし、由良だって腹減ってないだろ!?」ボソボソ

由良「うぅ・・・でも・・・」

提督「そ、そのさ・・・俺達あまり腹が」





名取「・・・・・・ごめんなさい、迷惑・・・でしたよね・・・」ポロポロ

提督・由良「!?」

名取「あたし・・・まだこの鎮守府に・・・来たばっかりで慣れてなくて・・・」ポロポロ

名取「ただ・・・料理を振舞って仲良くなりたいって思ってたんですけど・・・」ポロポロ

名取「あたし・・・提督と由良さんの事情も考えず勝手なことしようとして・・・・・・ごめ、なさい・・・」ポロポロ

名取「この料理は・・・下げますね・・・失礼・・・しました・・・」ポロポロ

名取「食べて・・・欲しかったなぁ・・・うぅ・・・うぇええん・・・」小声

由良「・・・・・・」

提督「・・・・・・」





由良「・・・・・・食べるよ」箸持ち

提督「・・・・・・・・・俺も」箸持ち

五十鈴「あ、ありがとうございます!とっても嬉しいです!」パアッ





名取(悪く思わないで由良さん、提督・・・)

名取(五十鈴姉さんの昼食を食べてお腹が空いてないことなんてわかりきってます・・・)

名取(だからこそ油たっぷり使った唐揚げにマヨネーズをたっぷり乗せたんです、とっても辛いと思います)モグモグ



名取(・・・・・・ところでこの作戦って、提督も巻き添えになってるけどいいの・・・?)モグモグ

名取(本来由良さんを太らせることが目的だったはずなのに・・・)モグモグ

>>21
訂正

名取「あたし・・・まだこの鎮守府に・・・来たばっかりで慣れてなくて・・・」ポロポロ

名取「ただ・・・料理を振舞って仲良くなりたいって思ってたんですけど・・・」ポロポロ

名取「あたし・・・提督と由良さんの事情も考えず勝手なことしようとして・・・・・・ごめ、なさい・・・」ポロポロ

名取「この料理は・・・下げますね・・・失礼・・・しました・・・」ポロポロ

名取「食べて・・・欲しかったなぁ・・・うぅ・・・うぇええん・・・」小声

由良「・・・・・・」

提督「・・・・・・」





由良「・・・・・・食べるよ」箸持ち

提督「・・・・・・・・・俺も」箸持ち

名取「あ、ありがとうございます!とっても嬉しいです!」パアッ





名取(悪く思わないで由良さん、提督・・・)

名取(五十鈴姉さんの昼食を食べてお腹が空いてないことなんてわかりきってます・・・)

名取(だからこそ油たっぷり使った唐揚げにマヨネーズをたっぷり乗せたんです、とっても辛いと思います)モグモグ



名取(・・・・・・ところでこの作戦って、提督も巻き添えになってるけどいいの・・・?)モグモグ

名取(本来由良さんを太らせることが目的だったはずなのに・・・)モグモグ

提督「・・・・・・よし、今日の執務はもう終わりにするか、後は明日以降じゃないとできないもんばっかだし」

由良「お疲れ様、でも寝るには時間があるね、どうする?今日は帰る?」

提督「いや、今日は泊まっていくよ、そうだな・・・トレーニングしにいかないか?寝る前に運動しようぜ」

由良「そういえば由良達最近トレーニングも出撃も出来てないね・・・いいよ」

提督「今日の内容は由良が決めていいぜ」

由良「そう?うーん・・・とりあえず・・・今日は軽めに・・・」





由良「海水入りドラム缶を片手に1個ずつ持って鎮守府(5階建て)屋上までジャンプで30往復する?」

提督「久々の肩慣らしにはちょうどいいな、よしじゃあ着替えてくる」ガチャ

由良(ここで着替えちゃってもいいのに・・・)

提督(ジャージ)「待たせたな由良、着替え終わったぜ」

由良(ジャージ)「じゃあ、まず空のドラム缶を用意しy」





鬼怒「由良ねーちゃーん!提督ー!!勉強教えてー!!」ガチャ

提督「はぁ!?」

由良「・・・タイミング悪いなぁ」

鬼怒「提督も由良ねーちゃんも国立大学行ってるから頭いいんでしょ!?」

鬼怒「もうすぐ期末試験近いからヤバいんだって!だから助けてよ!提督!由良ねーちゃん!」

提督「・・・期末試験いつだよ」

鬼怒「来週」

提督「だいぶギリギリじゃねえか!?もっと早く来いよお前!?」

由良「なら急いで教えなきゃね、まずは何を教えてほしいの?」

鬼怒「うーんとまずは・・・関数!」

提督「中二だと・・・一次関数か、それ覚えねえと二次も三次も四次もわけわかんなくなるんだよなぁ」

鬼怒(えっなに、二次・三次・四次って、関数って他にもあんの)

由良「ならそこはきっちり教えないとね、早速始めよっか」





鬼怒(あんな人知を超えたトレーニングでカロリー消費なんてさせるかぁ!)

鬼怒(由良ねーちゃんは無駄なカロリー消費させないしあたしは勉強教えてもらえる最高の作戦だよ!)

提督「んで、b=9を代入するとだな・・・」

鬼怒「・・・そういや提督と由良ねーちゃんって2年前からの付き合いなんだって?」

由良「え?うん、そうだよ、高校2年生からだね」

提督「俺がこの鎮守府で提督やるから2年の時に転校してきてな、それで同じクラスで前後の席だったんだ、2人とも『あ』から始まる苗字だったしな」

鬼怒「へぇ~・・・じゃあ互いにどう想ってんの?」

提督「ッ!?そ、それはもちろん恋b」

由良「一番頼りになる親友であり相棒だよ」

鬼怒「ほー・・・そう断言出来るんだ、提督はどうなの?」

提督「ああそうだぜ!俺と由良はもはや性別を超えた関係なんだそう断言してくれるなんて嬉しくて涙が出るぜ!」血涙

鬼怒「その赤い涙拭けよ」

鬼怒「疲れたーお腹すいたからちょっと休憩しない?」

提督「おい!まだ30分も経ってねえぞ!?」

鬼怒「由良ねーちゃーんあたしが持ってきたもので料理作ってー」

提督「しかも由良に頼むのかよ・・・お前図々しすぎだろ」

由良「まあまあ提督さん、由良は構わないよ、持ってきたものって?」

鬼怒「じゃーん、これ!インスタントラーメン!」

提督「この時間にラーメンかよお前・・・」

由良「3個・・・?ラーメン3杯も食べるの?」

鬼怒「んなわけないっての!由良ねーちゃん達も食べていいよ」

由良「いいの?じゃあ作ってくるね?提督さん、その間鬼怒に勉強見ててあげて?」ガチャ

提督「任せてくれ、よし鬼怒続けるぞ」

鬼怒「えー、ラーメン食べてからでいいじゃーん」

提督「まだ30分も経ってねえんだからな、由良がラーメン作り終えるまでは続けるぞ」

鬼怒「そんなぁ~・・・」





鬼怒(本当は由良ねーちゃんだけに食わせたかったけどそれは不自然すぎるから仕方ない)

鬼怒(それにしても・・・)

鬼怒「提督と由良ねーちゃんは生涯独身確定かぁ」

提督「ふざけんじゃねえぞお前!?まだそうなるって決まってねえだろ!?」

鬼怒「だって2年も一緒にいるのに由良ねーちゃんって恋愛感情持ってないんでしょ?もう無理じゃん?」

提督「諦めねえ俺は諦めねえぞ!俺は絶対由良を恋人にしてやるからな!?」

鬼怒「まあ由良ねーちゃんって提督にはものすごく献身的だし老後もきちんと介護してくれるんじゃん?」

提督「やめてくれよ・・・同い年の女の子にそんなことされたくねえし、割と簡単にその光景想像できるから・・・」

鍋「」グツグツ

提督「くそっ!俺はなぜ出会って1ヶ月の中学生にあんな言われねばならんのだ!覚えてろ鬼怒!」

提督「ならばやってやるよ!俺も本気を出してやる!」

提督「天のお告げで『しれ~か~ん!異性に振り向いてもらうには~料理で胃袋をつかむとい~ですよ~!(cv綾波)』と聞こえた」

提督「実際俺も由良に胃袋掴まれてるから間違いはないな」

提督「最近は五十鈴や名取が何故か飯作ってくれるから俺もやってみるというわけだ」

提督「・・・・・・よし、こんなもんだな」



提督「というわけで出来たぜ由良!俺特製のカレーうどんだ!」







由良「・・・・・・緑色の、カレーうどん?」

提督「俺の自信作だ!」

由良「これは・・・桃とメロン?」

提督「あぁ!由良の好きな果物だしな!当然桃は白桃だぜ!」

由良「桃とメロンが入ってるカレーうどんって初めて見たなぁ・・・あれ、お魚?」

提督「それはアジだ、青魚は体にいいからな、丸ごと入れてみたぜ」

由良「まだほとんど生だね・・・何で緑色なの?グリーンカレー?」

提督「隠し味の抹茶がちょっと多すぎたからか・・・?いやそれとももう一つの隠し味の青汁か?」

由良「・・・そっか、じゃあ、いただきます」ズズッ

提督「ど、どうだ由良!?」

由良「まずい」

提督「えっ」

由良「桃とメロンにつゆが染み込み過ぎている」

由良「アジは頭も骨も内臓も取ってない」

由良「色々な物が混ざりすぎててもはやカレーの味が消えてる」

由良「隠し味は1種類で十分」

由良「・・・・・・とりあえず、こんなまずいの他の人には食べさせないでね」

提督「ボ、ボロボロの評価じゃないか・・・な、何が悪かったんだ?どこで間違えたんだ?」

由良「・・・・・・味見、した?」





提督「いやいやするわけないよ」

由良「」ブチッ!!!

提督「だって由良に一番に食べてもらいたいのに俺が先に食べても・・・」

由良「」ガシッ!

提督「え・・・」

提督(うぉぉぉ!!ゆ、由良が抱きしめてくれてるぅぅぅ!やっぱ料理作ってよかったぜぇ!//)

提督(ん?ちょっと待ってくれ、何で由良しゃがんでるんだ、まるでこれから思いっきりジャンプするみたいじゃないか)

提督(これってまさk)





阿武隈(流石にあたしとしても20cm以上背が高いってのにあたしより軽いってのは許しがたい)

阿武隈(夜中に甘いもの、お菓子を食べさせれば太るよね!)

阿武隈(あ、着いた着いた、多分提督用部屋にいるはずよね、ってか由良お姉ちゃん単独の部屋ってあるの?)

阿武隈「由良お姉ちゃーん!あたしと一緒にお菓子を・・・」ガチャ

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|l!1!|!l |!l            ./ヽ .∨.  \儿八ノ     |从/ i| /           l    l:|| |l!1!|!l
|l!1!|!l |!l          ヽ´/ヽ  . \ノ           i|レ'  iレ/           l    l:|| |l!1!|!l
|l!1!|!l |!|.i               ヽ´.  ⌒ヽ         И  イ/            l|.i  .l:|| |l!1!|!l
|l!1!|!l |!|.|                   \ノ           /(//       .l|l|   il:|| |l!1!|!l

阿武隈(あたしが執務室で見た光景は・・・)

阿武隈(由良お姉ちゃんが提督を持ち上げてジャンプして・・・)

                           |!        i| :
                            |!       i| i
                             |!         ∨|
                              |!            i!
 ┌─────┐                 i  |!           i|
 │          │                 i! |!         i|
 │          │                 |∨             i!
 │          │┌─| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   i|!            i|
 │          ││  |_____|   |!              i|
 │          │└────‐┘    |!              i|
 │          │               |!            i|
 │          └────┐      |!                i|
 │                    │       |!              i|       ┌──| ̄ ̄ ̄|┌───┐
 │                    │       |!             i|        │    |___|│      │
 │                    │    i! |!                i|         └──‐┘    │      │
 │                    │    |i |!              i| i                 |      │
 │          ┌────┘     i|∨             ∨|                  |       ,ノ
 │          │            |l                  l|                  |___/
 │          │             |l                l|  !
 │          │             |l                     l| i!
 │          │   、          |l                ∨|          /
 └─────┘    \         |l           :            l|
                         |l          i           l|     /
                  \ _ノ,'      _  |!         l|     /
.          く>         ヾ<       /Υ 〉 !|   _  |]    ー '´/
                        }l       〈_::」/  :!:i:  〈/    __   l {      /
.               \、    /,    __     .:|.:|: .     _ノ::::\\  、ヽ. __/
                   \ー '    「::::://    . :.:|:.:.v!: .    \::::://    ー   (       /
                    ) )     〈::::://   . . : ::!:.: .:|: : .      ̄      i      ー '/
.          \ 、    // l7    ̄  . : :|: :: :!: :. :|: : : . . .      l>   il     フ∠/
.           \ー '    i!       . . .: : :|!: : |..: . :l : く]: . i. .        !:l      //
               \\   il 、〈〉  i . . : <>!|: :,' .:: .: | : : !: : !:. . .    ノ::l    // l7
                 ):.:\ 八:.\_ 人 )、 : : ノ.:V.: : .::.: :!: :人 八,、 ノl / : ノ,、 /: (
.         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

阿武隈(ものすごく華麗で強烈そうないづな落としをしている光景だった)

提督「ぐ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛」

由良「」スタッ

提督「あぁ~!い、いて、あ、あぁ~!」ゴロゴロ

由良「」スッ グイッ

提督(がああああ!!!やっぱ由良のいづな落とし痛すgゴボボボボ!?!?」

由良「ほら、あ~んして?カレーうどん(?)食べよ?ね?味見もしないでこんな不味いもの他人に食べさせようなんてひどいよね?ねっ?」ハイライトオフ

カレーうどん(?)「」ドボドボドボドボ

提督「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛!゛!゛!゛」

カレーうどん(?)「」ドボドボ・・・

由良「」ブンッ!パリーン!!

提督「」チーン

阿武隈「ア、アワワ・・・アワワワワ・・・」ガクガク

由良「・・・・・・何か、用?」グルッ

阿武隈「ヒイィィィ!?」後ズサリ

由良「・・・・・・阿武隈?そう怯えてちゃ・・・わからないよ・・・?」

由良「だから・・・落ち着いて・・・ゆっくり・・・言いたいことを教えて・・・ね?」

阿武隈「あ、あた、あたしっ、いっぱいっ、おかし、貰ったのっ」

阿武隈「ひ、一人じゃ食べられないからっ、ゆ、由良お姉ちゃんと、食べたくって・・・」ポロポロ

由良「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」





由良「食べていいの?じゃあ一緒に食べよ?」ケロッ

阿武隈(ゆゆゆ由良お姉ちゃんは怒らせないようにしなきゃ・・・)ガクガクブルブル

由良「もう・・・由良が一生提督さん・・・○○君のご飯を作る」モグモグ

阿武隈「えッ!?///」パリパ・・・ポロッ

阿武隈(そ、それって提督へのプロポーズじゃ・・・///)

由良「じゃないと将来○○君のお嫁さんになる誰かに迷惑がかかるもん・・・」モグモグ

阿武隈「何でその発想になるの!?そのお嫁さんが自分だとは考えないの!?」

由良「まさかぁ、提督さんにとって由良は親友であり相棒で恋愛感情は多分持ってないよ」

阿武隈(え、これ提督に希望あるの?てかさっきので下手すりゃ好感度下がってない?)

今日はここまで、AAはズレてませんか?

遅くなりました、投下します

提督(『ツーカーの仲』という言葉がある)

由良「余計な感情(モノ)は見えなくていい♪」グツグツ

提督(こちらの意思がすぐに相手に伝わる、気心が通じ合う関係だ)

由良「だってだって都合が悪いことだって~あるし~♪」グツグツ

提督(由良は実際そういうシチュエーションで俺が詳しく語らなくても理解してくれるのか?)

由良「口にしちゃいけないことくらい♪」グツグツ

提督(・・・正直なこと言えば普段の鈍感さからちっとも期待できんが)

提督(ところでその曲やめてくれ由良、その歌詞は俺にきく、やめてくれ)

由良「あたしだってちゃんと持ってたりするんd、料理出来た」

由良「今日は〇〇君が持ってきてくれた蟹だよ、蟹を使った雑炊やお味噌汁もおかわりあるからいっぱい食べて、ね?」

提督(ん、取り皿が無いな・・・・・・試してみるか)

提督「由良」

由良「うん?なぁに?」

提督「・・・・・・あれ(取り皿)、取ってくれないか?」





由良「あ、ごめんね、取り皿用意してなかったよ、はい、提督さんの分」

提督「ッ!?」

提督(ま、マジでわかるのか!?)

>>51
すみません、いきなりですが訂正

提督(『ツーカーの仲』という言葉がある)

由良「余計な感情(モノ)は見えなくていい♪」グツグツ

提督(こちらの意思がすぐに相手に伝わる、気心が通じ合う関係だ)

由良「だってだって都合が悪いことだって~あるし~♪」グツグツ

提督(由良は実際そういうシチュエーションで俺が詳しく語らなくても理解してくれるのか?)

由良「口にしちゃいけないことくらい♪」グツグツ

提督(・・・正直なこと言えば普段の鈍感さからちっとも期待できんが)

提督(ところでその曲やめてくれ由良、その歌詞は俺にきく、やめてくれ)

由良「あたしだってちゃんと持ってたりするんd、料理出来た」

由良「今日は〇〇君が持ってきてくれた蟹だよ、蟹を使った雑炊やお味噌汁もおかわりあるからいっぱい食べて、ね?」

提督(ん、取り皿が無いな・・・・・・試してみるか)

提督「由良」

由良「うん?なぁに?」

提督「・・・・・・あれ(取り皿)、取ってくれないか?」





由良「あ、ごめんね、取り皿用意してなかったよ、はい、提督さんの分」

提督「ッ!?」

提督(ま、マジでわかるのか!?)

>>52
修正できてねえ、もう一回

提督(『ツーカーの仲』という言葉がある)

由良「余計な感情(モノ)は見えなくていい♪」グツグツ

提督(こちらの意思がすぐに相手に伝わる、気心が通じ合う関係だ)

由良「だってだって都合が悪いことだって~あるし~♪」グツグツ

提督(由良は実際そういうシチュエーションで俺が詳しく語らなくても理解してくれるのか?)

由良「口にしちゃいけないことくらい♪」グツグツ

提督(・・・正直なこと言えば普段の鈍感さからちっとも期待できんが)

提督(ところでその曲やめてくれ由良、その歌詞は俺にきく、やめてくれ)

由良「あたしだってちゃんと持ってたりするんd、料理出来た」

由良「今日は提督さんが持ってきてくれた蟹だよ、蟹を使った雑炊やお味噌汁もおかわりあるからいっぱい食べて、ね?」

提督(ん、取り皿が無いな・・・・・・試してみるか)

提督「由良」

由良「うん?なぁに?」

提督「・・・・・・あれ(取り皿)、取ってくれないか?」





由良「あ、ごめんね、取り皿用意してなかったよ、はい、提督さんの分」

提督「ッ!?」

提督(ま、マジでわかるのか!?)

提督「じゃ、じゃあ由良!あれ(蟹フォーク)どこにある!?」

由良「蟹用のフォーク・・・蟹用のフォーク・・・あ、お皿で隠れてたね」

提督「あ、あれ(オレンジジュース)はあれ(冷蔵庫)の中にあるか!?」

由良「オレンジジュース・・・ごめんね、オレンジジュースは無かった・・・貰ってくる?」冷蔵庫ガチャ

提督「な、なら代わりにあれ(ウーロン茶)はあるか!?」

由良「あ、ウーロン茶ならあるよ、注いであげる」

提督(『あれ』だけできちんと理解してくれるなんて最高だぜ由良ぁぁぁぁぁ!今ならいけるんじゃないか!?)

提督「じゃ、じゃあ俺とアレして(付き合って)くれ!」





由良「付き合って・・・?食事直前で何をするの?」キョトン

提督(ど゛う゛し゛て゛そ゛れ゛は゛わ゛か゛ら゛な゛い゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛!゛!゛)

提督(い、いや待て!こんな対応されるのはいつもの事じゃないか!)

提督「ち、違うんだ!今度の土日空いてるか!?空いてるよな!?//」

由良「え?う、うん・・・特に予定はないかな・・・どうしたの?なんだか顔が赤いよ?」

提督「な、ならどっちか・・・よし!土曜日に俺と2人でデーt」









長良「由良!今度の土曜日アウトレットモールに行くわよ!って蟹食べてる!?」ガチャ

由良「アウトレットモール?うんいいよ」

提督(心 が 折 れ た)

由良「でも急にどうしたの?」

長良「遂に長良型がこの世に再び揃ったじゃないの、でもまだ特に6人で何かできたわけでもないじゃない?」

長良「だから次の土曜日にみんなで買い物に行きたいのよ、これからよろしくって意味も込めて」

長良「もちろんこれから他の4人も誘うつもりよ」

由良「そっか、でも誘ってくれるってうれしいな・・・着任当初の長良は私に対して対抗心むき出しだったから・・・」

長良「そ、それはもう言いっこなしでしょ!?あ、あれはちょっと意地張ってただけよ!今はあんたの事認めてるし!//」

長良「と、ともかく来てくれる?悪いけど断るなんて今回ばかりは言わせないわよ」

由良「もちろん行くよ、次の土曜日が楽しみだよ」



長良「・・・・・・ところで、少しでいいからあたしにも・・・蟹、食べさせてくれない?」

由良「ミンナニ ナイショダヨ」

長良「・・・というわけだから既に由良と司令官も来ることになってるわよ、司令官は荷物持ちとして志願してきたわ」

五十鈴「へぇ、いいじゃない、皆で買い物だなんて、荷物持ちならこき使ってやるわよ」

名取「も、もちろんあたし達も行きます!」

長良「よし、決まりね、服やアクセサリー買うんだからお金は多めに用意してきなさいよ」

鬼怒「んじゃあ、その代わりにさ、昼ごはん食べるお店はあたしたちが決めていい?」

長良「え、まぁそれは決めてないからいいけど」

阿武隈「ありがとう!とびっきりのお店紹介してあげるね!」

長良(なんか嫌な予感がするわ・・・てかこの4人最近なんか企んでたような・・・)





由良「ねぇ提督さん、あの書類・・・どこにあったっけ?」

提督(あ の 書 類 っ て な ん だ わ か ら ね ぇ)

              ┌───────────────┐
              │                         │
              │    .┌─────────┐    │
              └──┼─────────┼──┘
                    .│  ┌─────┐  │
                    .└─┼─────┼─┘
                  └─────┘

                   ┌───┐
                   └───┘

                     ┌─┐
                     └─┘
                      □

長良「じゃあ最後は由良ね、どんな服がいい?」

由良「うーん・・・」

五十鈴「・・・ねぇ由良、1回自分だけで選んでみてくれないかしら?」

由良「え?」

五十鈴「1回アンタのセンスってのを見てみたいのよ」

鬼怒「センスを見たいって今まで5人ともそれぞれで勧めする服装を着てき・・・もがっ」

五十鈴「ちょっと黙ってなさい鬼怒、どう?由良」

由良「・・・・・・うん、わかった、選んでくる・・・ねっ」

長良「いきなりどうしたのよ五十鈴、由良だけ本人だけで選ばせるなんt」

五十鈴「よし、××(提督苗字)さんに服見せに行くわよ」

阿武隈「えっ!?由良お姉ちゃん置いてっちゃうの!?」

鬼怒「ひっでぇ!パナい!鬼!悪魔!ツ級!」

名取「い、いくらなんでもそれはひどいよ!どうして!?」

五十鈴「・・・・・・バカね」



五十鈴「由良連れてったらあの男絶対由良ばっか評価するに決まってるでしょ?」メソラシ

名取・鬼怒・阿武隈「あぁ・・・」

長良「その光景すごい想像できるわ・・・」

提督「俺は今日知ったことがある」カチカチ

提督「女の子の買い物ってすっげぇ長い・・・!」カチ・・・

提督「もう1時間半は経ってるぞ!?いくらなんでも長くないか!?」

提督「いやでも6人いるからこんなもんなのか・・・?う~んわからん・・・」

提督「それにしても腹減ってきた・・・もう13時過ぎてるじゃないか」カチカチ

提督「・・・・・・?」カチ・・・

提督「おっしゃ色違いケロマツ来たぁ!」



提督「・・・・・・げきりゅうだった」

              >××さーん!

提督「ん、ようやく来たか皆」




http://i.imgur.com/NpVkIry.png


長良「どうですか××さん!」

五十鈴「これがあたし達のコーディネートよ!」

名取「あ、あたし達自身いい出来だと思ってます!」

鬼怒「へへーん!似合ってるでしょー!」

阿武隈「どう!?どう!?」

提督「ほぉー・・・いいじゃん、似合ってるよ」

長良「ちょっ、反応薄くないですか!?」

五十鈴「こんなかわいい女の子が普段とは違う衣装着てるんだからもっと興奮しなさいよ!?」

名取(じ、自分で可愛いって言っちゃうんだ・・・)

提督「つってもなぁ・・・俺は女の子の服装の評価なんてわかんねえぞ?どういえばいいのか・・・」

鬼怒「そこはなんとか感想もっとひねり出してよ!」

阿武隈「最低!女心わかってないよ!もっとコメントちょうだいよー!」

提督「そうだな・・・・・・ん?由良はどこだ?」

五十鈴「あぁ、由良ならもうちょっとかかるわ、先に行っててって言ってたわよ」

長良(この女)

10分経過

提督「な、なぁ・・・由良はまだか?」ソワソワ

五十鈴「落ち着きなさいよ、まだ10分ぐらいよ?」

名取「女の子にはいろいろあるんです・・・もう少し待っていただけませんか?」

鬼怒「でも由良お姉ちゃんどんな服着てくるかなー」

阿武隈「うーん・・・想像できない・・・」


                                   >由良:皆ーお待たせー!

長良「今の声・・・由良ね、あっちの扉からだわ」

提督「お!着替えてきたか由良・・・」

提督・長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「( ゚Д゚)」



http://i.imgur.com/EpBUTzj.png


由良「・・・・・・どう、かな」

提督「・・・・・・か」

由良「か?」

提督「かっけぇ・・・//」

提督「すっげぇカジュアル?でかっけぇ!//」

提督「俺自身もそういう服は好みなんだけど背ぇ高い由良が着ると着映えするぜ!由良自身手足も長いしさ!//」

提督「普段とは違って髪下してるから新鮮さもあって・・・!」

提督「くそっ・・・俺がもっと言葉にうまく表せれたら・・・!」

由良「ううん、大丈夫だよ、褒めてくれてるってのはわかるから」

由良「ありがとう、○○君」ニコ

提督「ッ!?あ、あぁ!!////」



長良「うわぁ・・・明らかにあたし達5人と反応違う・・・ベタ褒めじゃない・・・」

五十鈴「ムカついたからちょっとあの男リンチしない?」

名取「だ、駄目ェ!ここだといろんな人見られるからぁ!」

鬼怒「腹立ってきた・・・もう帰んない?」

阿武隈「き、気持ちはわかるけどまだ駄目だって!本来の目的果たさないと!」

由良「さて、じゃあ2人で皆の分支払うよ」財布出し

提督「そ、そうだな、いくらだ?」財布出し

長良「えっ」

五十鈴「えっ」

名取「えっ」

鬼怒「えっ」

阿武隈「えっ」

阿武隈「えっ、えっ!?は、払ってくれるの!?」

由良「うん、今日1日は2人で全額払ってあげるよ」

提督「由良と2人で話し合ってな、今日はお前ら5人の分全額奢ってやるって決めたんだ」

鬼怒「マジで!?パナい!あざーっす!」

名取「ほ、本当にいいんですか!?」

五十鈴「い、言ったわね!?かなり高いもの買いまくってやるわよ!?取り消しは無いわね!?」

由良「うん、大丈夫だよ」

提督「まあ財布の金が足りなくなったらATM寄らせてもらうけどな」

長良「この服多分合わせて10万はしますよ!?本当に大丈夫なんですか!??」



由良「とりあえず・・・今日のところは50万ぐらいは余裕かな?」

提督「まあ俺もそのぐらいなら余裕で出せるな」

長良(自慢か、このブルジョワ共)

五十鈴(えっ、なに、こいつらそんな金持ちなの)

名取(ご、50万ぐらいって言いのけるなんて・・・)

由良「ぎゅって繋いだ~両手は、絶対離さな~いから~♪」スタスタ

提督「・・・・・・//」ポォー・・・

名取「さっきからずっと見惚れてる・・・」

五十鈴「ホント良く言えば由良一筋、悪く言えば由良キチよね・・・ま、一途なのはある意味尊敬するわ」

長良「んで何食べに行くのよ?ハンバーグ?ラーメン?パスタ?寿司?」

阿武隈「もーわかってないなぁ長良お姉ちゃんは」

鬼怒「提督はともかく女子6人だよ?女子力高いものを食べに行くに決まってんじゃん?」

長良「むっ、じゃあ何食べに行くってのよ」

五十鈴「なら教えてあげるわ、カツ丼よ」

長良「カツ丼のどこに女子力があるってのよ!?」

名取「ゆ、由良さん!××さん!お2人は昼ごはん、カツ丼でいいですか!?」

由良「カツ丼?いいよ、確かこのショッピングモールにもカツ丼屋があったはずだね」

提督「・・・・・・はっ!?ひ、昼ごはん?カ、カツ丼?お、俺は大丈夫だ」

五十鈴「ほら見なさい!××さんも由良だって了承してくれたわよ!」

長良「いやまああたしも別にいいんだけどさ・・・」

阿武隈「早速行こう!」

鬼怒「あたしも腹減ったよ!」

店員A「いらっしゃいませー!何名様でしょうか?」

提督「7人でお願いします」

店員A「ではこちらのお席へどうぞー!」

       下座
  阿         五
  武  鬼  名  十
  隈  怒  取  鈴
┌─────────┐
│             │
│             │
└─────────┘
    長  由  提
    良  良  督
       上座

長良「はい、メニュー、先選んでいいわよ由良」

由良「どれにしようかなぁ・・・」

提督「よし、俺はとりあえずロースカツ定食あたりn」







五十鈴「カツ丼超弩級盛り」

名取「制限時間30分」

鬼怒「食べきったら賞金3万円貰えて」

阿武隈「失敗したら逆に1万円払わなきゃいけないやつで!」

提督・長良「ファッ!?」

店員A「えっ・・・!?」

\ざわ・・・ざわ・・・/

店員B「おぉ・・・アレを注文されるのは久しぶりだな・・・」

店員A「でも7人で挑戦させていいのか・・・?」

店員C「いや6人が女の子だからいいんじゃないか・・・?」

由良「へぇ~4人共そんなにいっぱい食べるんだ、すごいなぁ」

五十鈴「違うわよ!あたし達7人で食べきるのよ!」

由良「え?7人全員で?食べきれるかな私・・・」

長良「何呑気なこと言ってんのよ由良!?アンタ達何やってるのよ五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈―――ッ!注文はともかく理由を言いなさいよ―――ッ!!」

提督「ふざけんじゃねぇよオイ!誰がそんなん注文して言いっつったおいオラァ!?」

由良(あれ?あの写真に写ってる完食して机に項垂れてる2人ってもしかして赤城と加賀?)

店員A「お待たせしました、カツ丼超弩級盛りでございます、制限時間は30分です」


長良「あんた達言い出しっぺだからには本当に最後まで食べ切れるのよね!?」

五十鈴「任せなさい!早食いチャレンジは五十鈴のオハコよ!」

名取「は、早食いは得意なんですあたし!」

鬼怒「さ~て、カツ丼早食いチャレンジに行っちゃいますか!」

阿武隈「さぁて早食いチャレンジね!どこかの一航戦には負けないんだから!」

由良「わぁ~・・・4人ともやる気満々だよ、皆でチャレンジなんて楽しみだね」

提督「嘘だろ由良、俺は既に嫌な予感しかしないんだが」

店員A「では、開始!」


    8分経過

残りのカツ丼の量 7/10

五十鈴「ふぅー・・・もうお腹いっぱいよ」

名取「もう食べられません・・・」

鬼怒「いやぁー!食べた食べた!満足!」

阿武隈「あたし達はギブアップするから3人で頑張って・・・」

提督「ざっけんじゃねえぞテメェらァァァァァ!!」ガタッ

長良「まだ10分も経ってないし半分以上残ってるじゃないちょっとォォォ!?」ガタッ

五十鈴「完全になめてたわ・・・この量」

名取「たった一度の過ちであり二度と同じ間違いはしません・・・」

鬼怒「ずっと味変わんないしさー流石に飽きた」

阿武隈「もうしばらくカツは見たくないし食べたくない・・・」

提督「だったらお前ら何でこんなもん注文しやがった!?」

長良「アンタ達いったい何なのよ!?嫌がらせ!?一体どういうことか説明して頂戴!」

鬼怒「ホラホラ、由良ねーちゃんは黙々と食べてるじゃん、長良ねーちゃん達も速く食べなよ」

由良(器の底が全然見えない・・・でも4人ともギブアップしちゃったから頑張らなきゃ・・・)パクパク

提督「うわっ、すまん由良!俺も食べるから!」ガツガツ

長良「アンタ達後で覚えてなさいよ!?」モグモグ


    15分経過

残りのカツ丼の量 4.5/10

長良「もう勘弁してください・・・カツはこりごりです・・・」チーン

提督「くっ・・・ま、まぁ長良は反応見る限り巻き込まれただけだしな・・・よくやった、お前を責めるつもりはないから安心しろ」ガツガツ

由良「○○君・・・まだ食べられる?辛かったら無理しなくてもいいから・・・ね?私1人だけでも・・・頑張って食べきるから」パクパク

提督「そ、そんなことはない、俺は・・・まだ、平気だ!」ガツガツガツガツ!

提督(流石に恋び・・・親友として由良より先にギブアップするわけにはいかねぇ!)

由良「そっか・・・なら私もまだまだいけるよ・・・っ!」パクパクパクパク!



五十鈴「あれってある意味悪循環よね」

名取「互いが食べるから自分も食べ続ける・・・」

鬼怒「血を吐きながら続ける悲しいマラソンかな?」

阿武隈「でもある意味あの二人イチャついて見えるような・・・」

長良「鎮守府着いたら演習よ・・・あんた達の対戦相手は・・・あの2人だからねっ・・・!」

五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「」


    28分経過

残りのカツ丼の量 9.9/10

由良「・・・あ・・・むっ」パクッ

提督「これで・・・最後・・・っ」パクッ

店員A「・・・・・・か」

店員A「完食ぅぅぅ!おめでとうございまぁぁぁぁす!!」

  \ワーワー!/

由良「や・・・った・・・」ガクッ

提督「どうだ・・・食い切った・・・ぜ・・・」ガクッ

五十鈴「やるじゃない2人とも!見直したわ!」パチパチ

名取「す、素晴らしいです!本当に完食なさるなんて!」パチパチ

鬼怒「パナイ!ホントカッコいいよ2人とも!」パチパチ

阿武隈「純粋に尊敬します!最高です!」パチパチ

長良「ホントこんなの注文させてごめんなさい由良!××さん!」



由良「お願い・・・今は動かさないで・・・気持ち・・・悪い・・・」

提督「覚えてろよ・・・お前ら・・・」

今日はここまで、次回で終わります


おまけ

ファッションの副産物
>>65の由良 ポニーテールver
http://i.imgur.com/pMy2An6.png
どう考えても私服じゃないんでボツったスーツ姿ポニーテールver
http://i.imgur.com/MarSXVF.png
略)ストレートヘアーver
http://i.imgur.com/TFKF1h2.png

一応使用したMMDの出展先載せておきます

長良:まめる氏
ハートアラモード 初音ミク v1.1:REMmaple氏

五十鈴:さくさくたいむ氏
着せ替え用ドットワンピース:ねこる氏

名取:まめる氏
巡音ルカ改変_ゆるふわコーデ:YYB氏

鬼怒:つみだんご氏
初音ミク ハニーウィップ風衣装 配布用:kumagoro氏

阿武隈:つみだんご氏
着せ替え用チュールスカート衣装:ねこる氏

由良:つみだんご氏
モッズコート:ES 嘆きの舞P氏

ではまた次回

ちょっと今日は投下はできないですが訂正だけ、指摘ありがとうございます

>>35
阿武隈(あたしが目の前で見た光景は・・・)

阿武隈(由良お姉ちゃんが提督を持ち上げてジャンプして・・・)


>>79
    28分経過

残りのカツ丼の量 0.1/10

長い間お待たせして申し訳ございません・・・投下します

体重計「」

長良「はぁっ・・・はぁっ・・・!」

長良「こんなの・・・こんなの・・・嘘よ・・・!」ガシッ

長良「確実にこの間のカツ丼のせいよ・・・!」

長良「あの子たちどういうつもりなのよ!自分達だけで食べるならまだしもあたしも由良も司令官も巻き込んで!」

長良「・・・・・・いや、待って、あの4人最近何か企んでなかった?」

長良「・・・・・・・・・・・・」

長良「そうだわ!何でこんな大事なこと忘れてたのよ!」ダッ

~五十鈴・名取待機部屋~

五十鈴「うぐぐぐ・・・あのかなり華奢な体でパワータイプとか詐欺にもほどがあるでしょ・・・!」

名取「おまけに回避力もジャンプ力もかなり高いから・・・攻撃が全然当たらなかったよぉ・・・!」

鬼怒「耐久力はとんでもなく低いって聞いたから何度か隙突いてみたのに相方が尋常じゃない耐久力で庇ってくるんだけど!」

阿武隈「何なのあの2人!?ただ水上移動用の足艤装だけであそこまで戦えるなんて!?」

長良「入るわよ、五十鈴、名取」コンコン ガチャ

鬼怒「おっ、長良ねーちゃん」

阿武隈「長良お姉ちゃんどうしたの?」

長良「鬼怒と阿武隈もいるのね、ちょうどいいわ、4人とも今からちょっと来てくれないかしら?」

五十鈴「何よこんな時間に・・・もう21時じゃない」

名取「こ、これからどこへいくんですか・・・?」

長良「別に大したことじゃないわ、大浴場よ」

鬼怒「えー?もうとっくのとうに入ったんだけど」

長良「別にお風呂に入るわけじゃないわ、調べたいことがあんのよ」

阿武隈「何だろう一体・・・とりあえず行こ?」スクッ

五十鈴「仕方ないわね・・・」スタスタ

~大浴場~

長良「話は簡単よ、アンタ達最近なんか司令官と由良に色々食わせまくったりしてるみたいよね・・・」

五十鈴「え?えぇ、ま、まぁそうよ」

名取「や、やっぱり由良さんってかなり細いじゃないですか?だ、だからいっぱい食べさせてるんですよ」

鬼怒「ホントは由良ねーちゃんだけにいっぱい食べさせたいんだけど提督と常にいるからさぁ」

阿武隈「だから・・・えーっと・・・えーっと・・・」

長良「・・・・・・ふーん」





長良「あんたたち体重計乗って測ってみなさいよ」

五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「えっ」

五十鈴「な、何であたし達が体重計乗る必要あんのよ!?」

名取「由良さんならわかりますけどあたし達は測る必要ないですよね!?」

長良「確かそれ五十鈴が発案だったわよね?あんた達が着任した時の自己紹介を思い出したんだけど・・・」

長良「五十鈴・・・あんた昔っから計画性がなくて失敗しやすいって名取と鬼怒と阿武隈が言ってたわよね?」

五十鈴「は、はぁ!?そ、そんなわけないでしょ!?」

鬼怒(いや思いっきりあんだろ、心当たりありまくんぞ)

阿武隈(いつも使わないものでも買って後悔してたり夏休みの宿題とかはギリギリにやってたしなぁ・・・)

名取「そ、それってつまりあたし達が逆に太ったんじゃないのかって言いたいんですか!?」

長良「あたしの勘違いならいいのよ、あんた達が太ってないならその時は素直に謝るつもりよ」

長良「それともなによ、自分の体重が太ったの?」

五十鈴「(ギクッ!?)そ、そんな事あるわけないでしょ!?じょ、上等じゃないのよ!測ってやるわよ!」

五十鈴「全く、こんな短期間で太るわけが・・・」

体重計<ギシッ





五十鈴「そうよ、これは夢なのよ、あたしは今、夢を見ているのよ、目が覚めたとき、あたしの体重はまだ50前半、
起きたらジョギングして、朝はヘルシーなご飯を食べて、涼しい午前中に演習でMVPとって、午後から食べ過ぎて体重増えた娘をおちょくって遊ぶのよ・・・」

長良「やっぱり!」

名取「嘘でしょ五十鈴姉さん!?」

鬼怒「また太ったんかい!」

阿武隈「てか午後の内容がとんでもなくゲスいんですけどぉ!?」

五十鈴「イヤァァァァァ!嘘よこんなのォォォ!!前回と合わせて5kgも増えるなんてェェェェェ!!!」

名取「えぇ・・・5kgも増えたの・・・?」

阿武隈(確か前回2kg増えたって言ってたような・・・てことは今回は3kg増えたのかぁ・・・)

鬼怒「ちょっと待ってよ、何で長良ねーちゃんは五十鈴ねーちゃんが太ってんの知ってんの」

長良「五十鈴・・・由良に食べさせまくったはいいけどあんたも同じように結構食べたんじゃないの?」

五十鈴「えっ!?」ドキッ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

五十鈴(・・・・・・もう一つ弁当作ってもらったから食べてみましょ)パク

五十鈴(ッ!?)

五十鈴(なにこれ!?本当においしいじゃない!!)パクパクパクパク

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

五十鈴「い、いや・・・そ、そんなつもりは・・・」ガタガタ

長良「他の3人も他人事じゃないわよ、あんた達も心当たりあるんじゃないの?」

名取・鬼怒・阿武隈「!?」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

名取(悪く思わないで由良さん、提督・・・)

名取(五十鈴姉さんの昼食を食べてお腹が空いてないことなんてわかりきってます・・・)

名取(だからこそ油たっぷり使った唐揚げにマヨネーズをたっぷり乗せたんです、とってもつらいと思います)モグモグ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

鬼怒「じゃーん、これ!インスタントラーメン!」

由良「3個・・・?ラーメン3杯も食べるの?」

鬼怒「んなわけないっての!由良ねーちゃん達も食べていいよ」

鬼怒(本当は由良ねーちゃんだけに食わせたかったけどそれは不自然すぎるから仕方ない)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

阿武隈「あ、あた、あたしっ、いっぱいっ、おかし、貰ったのっ」

阿武隈「ひ、一人じゃ食べられないからっ、ゆ、由良お姉ちゃんと、食べたくって・・・」ポロポロ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

五十鈴「ふぅー・・・もうお腹いっぱいよ」

名取「もう食べられません・・・」

鬼怒「いやぁー!食べた食べた!満足!」

阿武隈「あたし達はギブアップするから3人で頑張って・・・」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

名取(こ、心当たりが多すぎる・・・)ガクガク

鬼怒(いやいや待て待て落ち着け、まさか太ったわけないじゃん)ガクガク

阿武隈(あ、あ、あたしはそんなに食べてないもん・・・食べてたのは大半由良お姉ちゃんの方だもん!)ガクガク

長良「次!名取測りなさい!」

名取「ふぇえ!?は、はいぃ!!」

名取「じゃ、じゃあ測るね・・・」

体重計<ギシッ





名取(+2kg)「夕張ちゃん呼んで!この体重計壊れてるよぉ!」

五十鈴「そうよね!体重計が壊れてるのよね!」

長良「壊れてるわけないでしょ!?この体重計はあんた達が1ヶ月前に買い替えたものだって司令官が言ってたわよ!?」

阿武隈「ねえちょっと、あたし達由良お姉ちゃんを太らせる計画をしてるはずなのに何で2人が太ってんのよ」

鬼怒(やべぇよやべぇよ・・・この流れから行くと次あたしの番じゃん)

長良「ほら!次は鬼怒よ!」

鬼怒「え、えぇ!?あ、あたしも?」

長良「当然よ!」

鬼怒「わ、わかったっての・・・」

鬼怒「全く・・・あたしは2人と違って太ってるわけないじゃん・・・」

体重計<ギシッ



鬼怒(+3kg)「ちょっと待って、服が重いんだこれ」ヌギヌギ

五十鈴「あっ、そっかぁ・・・」ヌギヌギ

長良「今のアンタ達の恰好普通のパジャマでしょ!?そんなのが重いわけないでしょうが!」

鬼怒「知らないの長良ねーちゃん?今のあたしの服は地球の神様に貰ったもので修行用だから重量がかなりあって・・・」

名取「違うよね、それ確かこの前UNICR〇で買ったものだよね」

阿武隈「」ソロ・・・ソロ・・・

五十鈴「逃がさないわよ阿武隈」ガシッ

阿武隈「ひぃぃぃぃぃ!?」

名取「ひ、一人だけ逃げようとしないで!阿武隈ちゃん!」ガシッ

阿武隈「ヤダヤダ!降ろして!体重計以外の場所に降ろしてぇ!」バタバタバタバタ

鬼怒「長良型6番艦、阿武隈さんのために、スペシャルな、体重測定を、用意しましたー!」

阿武隈「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!」ジタバタジタバタ

長良「あれよー、太ってなければいいじゃないかしらー頑張れー阿武隈ー(棒)」

阿武隈「嫌だぁぁぁぁぁ!!!」ストッ

体重計<ギシッ





阿武隈(+2kg)「ついに50kg代になっちゃったぁ・・・」ポロポロ

鬼怒(50kg弱でも軽いじゃんかざけんなよ)

五十鈴「んで?こんな壊れた体重計にあたし達を乗せてなんのつもりよ長良姉」

名取「は、早く正常な体重計を持ってきてください!」

長良「いい加減現実を認めなさいよ!!アンタ達は・・・」

由良「じゃあお風呂入ってくるね、提督さん」

提督「ああ、俺も入ってくるよ」

五十鈴「ッ!?」

名取「こ、この声由良さんと提督!?」

>>101
訂正

由良「じゃあお風呂入ってくるね、提督さん」

提督「ああ、俺も入ってくるよ」

>五十鈴:ッ!?

>名取:こ、この声由良さんと提督!?

由良「・・・・・・・・・・・・」

由良「・・・・・・ねぇ、提督さん」



由良「たまには一緒にお風呂入らない?ね?」

提督「ぶふぅ!?//」

>五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈:ファッ!?//

>長良:な、何言ってんのよあの子!?//

提督「だ、駄目だっての!他の奴らが入ってるかもしれないだろ!?///」

由良「うーん・・・でも今の時間なら誰もいないんじゃない?」

>長良:アンタ以外の長良型全員いるわよちょっとぉ!?

提督「ほ、ほらいるじゃないか!長良の声聴こえたぞ!?//」

由良「そっかいるんだ・・・皆ー!提督さんも一緒にお風呂入ってもいいー!?」

>五十鈴:駄目に決まってんでしょうがぁ!

>名取:そ、そそ、それは勘弁してください!///

提督「断られるにきまってるだろ、当たり前だろ!?」

由良「じゃあしょうがない、一緒に男湯行こ?」

提督「ちょっと待ってくれぇ!?それ絶対一緒に入ろうとしてるだろ!?//」

由良「?」キョトン

提督「待て、何で「何当たり前のこと言ってるの?」みたいな顔してるんだ」

由良「???でもこの鎮守府で2人だけだった時は一緒に入ってたでしょ?」

>阿武隈:うぇぇ!?は、入ってたの!?//

提督「ちょっちょちょ!?そ、そそ、それは他の皆には内緒だって言っただろ!?///」

由良「あ・・・ごめん、でもわざわざ内緒にする意味ある・・・かなぁ?」

提督「い、いや駄目だろ!男女が同じ風呂に入るなんて!!」

由良「由良は気にしないよ?」ニコッ

提督「~~~~~~~ッッッ!そうじゃなくってなぁ!!///」

由良「だって・・・提督さんすぐ顔真っ赤にして鼻血出すしのぼせてたんだもん、だから・・・心配なの」

提督(あん時はバスタオル巻いてたとはいえ由良の裸見て鼻血出してたなんて言えるかぁぁぁぁ!!////)

>鬼怒:(それ多分由良ねーちゃんの裸見て情けなく鼻血出してたんだろうなぁ)

由良「今はのぼせたり鼻血出させないように・・・ね?それに男湯だと1人で寂しいだろうし・・・一緒に入ろう?」

提督「いいい、今はもう鼻血出さないから大丈夫だって!!///」

提督「と、とにかく!恋人同士でもない男女が一緒の風呂に入っちゃ駄目だっての!///」

由良「恋人同士じゃない男女だとダメ・・・」






由良「じゃあ提督さん、これから私たち恋b」

提督「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」ダダダダダダ・・・・
提督(流石にこんなシチェーションで付き合うのは勘弁してくれぇぇぇ!!)

由良「あっ!?提督さん!?提督さーーーーん!!」

由良「・・・・・・」ショボン





阿武隈(今由良お姉ちゃんとんでもないこと口走ろうとしたような)

鬼怒(提督ってもう2年も由良ねーちゃんに片思いしてるんでしょ?もうプライドなんてかなぐり捨てて今ので付き合っちゃえば・・・)ヒソヒソ

名取(こ、こんなシチュエーションで付き合うなんてあたしいやだよぉ!)ヒソヒソ

五十鈴(そもそもこの様子だと提督を異性扱いしてないじゃないのよこれ!?)ヒソヒソ

長良(これじゃまだまだ由良と司令官はくっつきそうには無いわね・・・)

入口扉「」ガララ

由良(>>81のスーツ姿・ポニーテールver)「じゃあ皆・・・一緒にお風呂入ろっか・・・」

長良「いや・・・あたしたちもう入ったわよ?入るつもりは無いわよ・・・?」

由良「え?そんなぁ・・・」

阿武隈「ゆ、由良お姉ちゃん!!えっと、えっとなんかツッコミどころ満載な会話してたけど・・・」

名取「ゆ、由良さん!?ちょ、ちょっと体重計乗ってくれません!?」

由良「・・・あれ?前も乗らなかった?・・・なんで?」

五十鈴「べ、べべ別に理由なんて無いわよ!い、嫌だなんて言わせないわよ!」

鬼怒「ホ、ホラホラホラホラ乗った乗ったぁ!」

長良(いくら何でも必死すぎでしょ4人とも)

由良「・・・・・・?」

体重計<ギシッ

由良「・・・・・・・・・・・・」

長良(まぁ結構食べさせられたみたいだし流石にちょっとは体重増えたでs)




由良「1kg・・・?いや、500g・・・?増えた、かな?」

長良「ッ!?へ、へぇ・・・」

阿武隈(ちょっ!?どういうこと!?あれだけ食べさせたのにそれだけしか増えてないの!?)

鬼怒(待て流石に可笑しいでしょ、あたし達は体重2~3kg増えたのに由良ねーちゃんはそんだけとか)

名取(これどう考えても割に合ってないよ!?明らかに作戦失敗してるじゃない!?)

五十鈴(こ、こうなったらあたし達は食べないようにして由良だけまたいっぱい食べさせるしか・・・)

風呂の扉「」ガララ

木曾(裸)「おーっと待ってもらおうか」

阿武隈「うぇぇ!?き、木曾さん!?」

鬼怒「うげっ、まためんどくさい人が・・・」

長良「木曾・・・!何のつもりよ・・・!」ギリッ

木曾「くっくっく、ずいぶんな言われようだな、俺はただ風呂上りなだけだぜ?」

木曾「もっとも・・・その由良の体重測定にはちょっとだけ異議を申し立ててみたいけどな」

由良「木曾君?どうしたの?」

木曾「盗み聞きしてたからな、状況は全部把握してるぜ」

木曾(提督と一緒に風呂に入るかどうかの言い争いまで聞こえたがな)

木曾「お前ら、由良の体重が変わった理由を知りたいか?」

由良「由良の体重が変わった理由?」キョトン

名取「え・・・?ふ、普通にいっぱい食べたからですよね?」

木曾「そうだとお前らにとっちゃ嬉しいんだろうねぇ、だが・・・」

木曾「由良、抜き打ち荷物チェックだ」

由良「え?え?荷物チェック?」

木曾「おうよ、まさかお前やましいもんでも持ってんのか?」

由良「やましいもの?よくわからないけど・・・それはないよ」

由良「でも荷物チェックするならせめて・・・体は拭いてほしい・・・かな?」

木曾「そうだな(フキフキ)・・・おし、ズボンのポケット出せ」ゴソゴソ

由良「わっわっ」

長良(服は着ないのねアイツ・・・)

五十鈴(馬鹿言うんじゃないわよ、荷物程度で体重が変わるわけが・・・)

500ml水筒「」ゴトッ

長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「えっ」

木曾「やっぱお前こんなの入れてやがったか、こんな水筒必要なのか?」

由良「お風呂から出た後に飲もうと思ってたんだ、中身はアクエリアスだよ」

五十鈴(ちょっとぉ!?増えた500gってあの水筒!?)

名取(ちっとも体重増えてないよ!明らかに失敗してるよぉ!)

鬼怒(・・・・・・おい待てふざけんなよ、流石に一切増えてないっておかしいだろ)

阿武隈(ならまだまだ食べさせるしか・・・!)

長良(・・・あたし自身も体重増えた身としては納得いかない)

木曾「何してんだ・・・?まだ由良の荷物チェックは終わってねえぞ・・・?」

長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「えっ」

由良「う、うんまだポケットしか調べてないしね・・・」

木曾「つーわけで・・・次はこいつだ」

スーツの上着「」ゴトッ

長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「!?」

由良「わわっ!機械入ってるんだからもっと丁寧に扱ってってば!」

木曾「おっと悪い悪い、よーし、調べさせてもらうぜ・・・スマホか、ここ置いとくぜ」

由良「そこ濡れてない?ならいいよ」

木曾「お前New3DSLLと一番初めの3DS持ち歩いてんのかよ・・・何でだ?」

由良「New3DSLLは普通に遊ぶようだね、3DSは音楽を聴くように持ってるよ」

木曾「無線機まであるぜ、普段から持ち歩いてんのか」

由良「出撃や遠征に行った人たちと連絡は取りたいからね、私と提督さんは常に持つようにはしてるんだ」

木曾「おら、その腕時計はずせよ、これ防水なのか?」

由良「防水でもお風呂でつけちゃだめだよ、お湯で変形するし石鹸やシャンプーが腐食させるからね」

木曾「・・・・・・もうめんどくせえな、とっとと上も下も全部脱げ」

由良「ひゃぅ!あ、あははは!く、くすぐったいってばぁ!!」

名取(ふてぶてしい皮肉屋で筋肉質な女の人と素直な天然で華奢な女の人の絡み合い・・・はっ!?あたし今何を!?そ、それより・・・!)

五十鈴「ちょ、ちょっと待って・・・由良って何であんなに荷物持ってんのよ・・・由良の本当の体重どうなってんの・・・?」ガクガク

鬼怒「ま、まさかもっと少ないっていうの・・・!?」ガクガク

阿武隈「や、やだ、こ、怖い・・・見たくない・・・!」ガクガク

由良(下着姿)「うぅ、全部脱がされちゃった」

木曾「どうせこれから風呂入んだからいいだろ、つーわけで、もう一回体重計乗れ」

由良「え?ま、また?わ、わかった」

長良(い、いや・・・やめて・・・!)

体重計<ギシッ





由良「・・・・・・3.5kgも減っちゃった」

木曾「ちげーよ、その表示されてる・・・44か、44kgがお前の元の体重だ」

長良「」

五十鈴「」

名取「」

鬼怒「」

阿武隈「」

由良「ちなみに木曾君は身長と体重どれぐらいなの?」

木曾「俺か?身長は171cmで・・・」

体重計<ギシッ

木曾「72kgか、前と変わらねえな、体脂肪率は前調べたら10代前半だったがな」

由良「そっか・・・やっぱり170cm越えてるとそのぐらい無いとおかしいんだ・・・」

木曾「おう、そいつを同じ170前半の奴に言ってみろ、天龍(174cm)には笑い飛ばされるし翔鶴(170cm)はブチ切れるぜ」



長良「・・・・・・ふ、ふふ・・・」ワナワナ

五十鈴「あ、あははははは・・・・・・」ワナワナ

名取「そっかぁ・・・そうなんですねぇ・・・」ワナワナ

鬼怒「な~るほどなるほど・・・」ワナワナ

阿武隈「それが・・・由良お姉ちゃんの本当の体重・・・なのね・・・ワナワナ」

由良「・・・・・・?皆どうしたn」

五十鈴「ふざけんじゃないわよバカァァァ!!何であんたが3.5kgも痩せるのよぉぉぉ!!」ダダッ

名取「結局あたし達と違って体重増えてないってそんなの絶対おかしいよぉぉぉ!!」ダダッ

鬼怒「ざっけんなチクショォォォ!あたしだって痩せてやらぁぁぁ!!」ダダッ

阿武隈「あたしより20cm以上背高いのにあたしより体重軽いとかあたしに対する嫌がらせでしょぉぉぉ!?」ダダッ

長良「やっぱ許せるかぁぁぁ!覚えてなさいよ由良ぁぁぁ!!」ダダッ

由良「え?え!?えぇ!?」

木曾(太らせようと思った奴は一切太らず自分達は太る・・・どんな屈辱だろうねぇ?長良は巻き添えだがな)

由良「ひどいよ木曾君・・・私、皆に嫌われちゃった・・・」ポロポロ

由良「長良だって出会ったばかりみたいになっちゃったよぉ・・・」ポロポロ

由良「どうしよう・・・追っかけた方がいいかな・・・」ポロポロ

木曾「そうだな、さらに嫌われたかったら追っかけろ、傷口に砂ぶっかけたかったらな」

由良「そ、それはヤダ・・・ものすごく痛いしバイ菌入るもん・・・」

由良「と・・・とりあえず木曾君、一緒にお風呂入る?」

木曾「嫌だね、俺はもう入ったばかりだ、何で2度も入らねばならんのだ」

由良「そっか・・・」

木曾「誰かと入りたいのか?なら提督専用風呂にでも行ってろよ」

由良「え?でも提督さんが来ちゃダメだって・・・」

木曾「・・・・・・馬鹿かお前?」

木曾「お前が行かなきゃ提督は鼻血出してのぼせて溺れてるはずだぜ?」

由良「提督さんっ!今助けに行くからね!!」キガエキガエ ダッ!

木曾「うおっ、速ぇ!おい由良!」





木曾「風呂なんだからキチンと服は脱いで提督を保護しろよな!バスタオルも着けんじゃねえぞ!!」





由良(裸)「提督さんっ!大丈夫!?のぼせてない!?鼻血出してない!?」ガラッ!

提督「由良ァ!?あれほど入ってきちゃダメだttぶっほぉぉぉぉぉ!?」鼻血ドバァァァ!!
提督(由良の一糸纏わぬ裸ァァァァァ!!)

由良「わぁぁっ!?は、鼻血!鼻血!やっぱりのぼせてるよぉ!」





木曾「由良の体重が軽すぎるねぇ・・・」

木曾「・・・・・・ま、代わりに愛情と友情と心配心はむちゃくちゃ重いんじゃねえのか、恋愛感情は欠片も無いが」

              ┌───────────────┐
              │                         │
              │    .┌─────────┐    │
              └──┼─────────┼──┘
                    .│  ┌─────┐  │
                    .└─┼─────┼─┘
                  └─────┘

                   ┌───┐
                   └───┘

                     ┌─┐
                     └─┘
                      □

由良(あれから3日・・・未だに5人に会えてない・・・)トボトボ

由良(うぅ・・・どうすればいいんだろう・・・)

由良(やっぱり私も太るべきなの?でもどうやって太ったらいいの・・・?)

由良(・・・・・・こういう時提督さんと出会う前はあまり友達いなかったのがつらいなぁ・・・参考にできない)

                            >ガヤガヤ

由良(・・・・・・うん?あっちは確かトレーニングルームだったような)

由良(・・・・・・私は立ち入り禁止だけど・・・覗くぐらいなら大丈夫だよ・・・ね?)チラッ

長良(ランニングマシーン稼働中)「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」

五十鈴(腹筋中)「38・・・39・・・40・・・!」

名取(五十鈴の足押さえ中)「後10回だよ五十鈴姉さん、そしたら交代だよ!」

鬼怒(バーベル持ち上げようとしている最中)「うぐぉぉぉぉぉ・・・・・・無理!!」

阿武隈(バランスボール中)「よっ・・・よっ・・・うわっとと!?あ、危ない危ない・・・」

長良「・・・・・・っ」ポチッ

長良「ハァ・・・ハァ・・・・・・ねえ、あんた達・・・まだ由良を太らせようと企んでんの?」

五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「もうそれどころじゃ無いわよ(です)(っての)(よ)!!!」

長良「あ、うん・・・」



由良(皆居た!トレーニングしてるみたい!)パァァァァ

由良(でもこのまま言っても取り合ってくれないよね・・・)

由良「・・・・・・・・・・・・」

由良(・・・・・・よし)ガラッ ピョン ヒュゥゥゥ・・・ スタッ タッタッタ・・・

ちょっと今日はここまで、次回で今度こそ終わらせます

>>126
ちょっと訂正

由良(皆居た!トレーニングしてるみたい!)パァァァァ

由良(でもこのまま言っても取り合ってくれないよね・・・)

由良「・・・・・・・・・・・・」

由良(・・・・・・よし)スタスタ ガラッ ピョン ヒュゥゥゥゥゥ・・・ スタッ タッタッタ・・・

>>スタスタ ガラッ ピョン ヒュゥゥゥゥゥ・・・ スタッ タッタッタ・・・

情景が全く想像出来ないんだがどういうことなの……

>>133-136
由良「ものすごく急いでる時は階段使うよりも窓から飛び降りたり地上から窓に飛び移ったりした方が早いと思うんだ」

長良「そんなこと出来るのあんたと司令官だけよ・・・」


・・・・・・まあそういうことでお願いします、投下はもう2、3日待ってください

やっぱ表現的にはだいぶ無茶がありますか・・・
すみませんが訂正します、混乱させるような描写をしたり何度も訂正を繰り返して申し訳ございません

>>126

由良(皆居た!トレーニングしてるみたい!)パァァァァ

由良(でもこのまま言っても取り合ってくれないよね・・・)

由良「・・・・・・・・・・・・」

由良「・・・・・・よし」ダッ


投下はもうしばらくお待ちください

大変お待たせして申し訳ございません・・・今日の23時以降にようやく投下できそうなのでその時投下します

お待たせしました、投下します

木曾「お前あれから由良と一緒に風呂に入ってんのか?」

提督「ブボッ!?ゲホッゴホッ!!」ビチャビチャ

木曾「うわきったねえなぁ」

提督「はぁ・・・はぁ・・・!お、おまえ・・・何で知ってんだよ!?」

木曾「アホかお前、俺は聞いただけだぜ?何勝手に早とちりしてんだよ」

提督「」

木曾「はん、言わなくてもいい、どうせ由良の事だから鼻血出してもすぐに助けられる~ってだけで他意なんて由良にはねえんだろ」

木曾「んで?鼻血出してぶっ倒れたのか?」

提督「・・・・・・出してないに決まってんだろ、流石にそんな情けない姿見せらんねえよ」

提督(だ、大体なぁ!何であの時裸だったんだよ!あれ以降は流石にバスタオル巻いて入るように言っておいたけど!///)

木曾「ったくお前は赤城・加賀・蒼龍・飛龍・翔鶴の裸見たときは特に無反応だったらしいのに、何で由良では鼻血出すのかねぇ」
※艦娘用風呂の清掃中に気づかず入ってきた、ちなみに瑞鶴はまだ見つかっていない

提督「お前全部知ってんだろ!お前の差し金なんだろ!!」

扉「」コンコン

由良「提督さん、ちょっと大仕事してくるね」ガチャ

提督「大仕事?俺達も手伝うよ由良」

木曾「嫌に決まってんだろ、何勝手に人を巻き込もうとしてんだ」

提督「・・・・・・じゃあ俺1人でも手つd」

由良「」ハイライトオフ

提督「すんません・・・見てるだけにしますからその目は勘弁してください・・・」ドゲザ

木曾(あの由良が提督を頼ろうとしねえ・・・?何をするつもりなんだこいつ)

トレーニングルーム自動扉「」ウィーン

長良「はぁ・・・はぁ・・・今日はこれぐらいにするわよ」

五十鈴「ふぅ・・・そうね・・・もう18時じゃないの、どうすんのよ、先お風呂?食事行く?」

名取「うーん・・・あたしは汗かきすぎたからお風呂行きたい・・・」

鬼怒「うへー疲れた・・・あたしは腹減ったなー」

阿武隈「じゃあとりあえず二手に分かれる?行きたい方に行くようにして・・・」

提督「そうはさせるか、長良型5人!」ガシッ ガシッ ガシッ

木曾「由良がお前たちを呼んできてほしいとさ、ったくなんで俺までこんなこと」ガシッ ガシッ

阿武隈「ッ!?て、提督!?木曾さん!?」ビクッ ジタバタ

鬼怒「ななな何しに来たぁ!?つーか何であたし達を抱えてんの!?」ジタバタ

名取「は、離してぇ!降ろしてくださーい!」ジタバタ

五十鈴「ど、どこ触ってんのよ!一体どこへ連れて行く気なのよ!?」ジタバタ

木曾「安心しろよ普通に応接室だ、まぁ、とっとと観念しとけ」

提督「由良が既に準備してるからな!早く行くぜ!」ダッ

長良「ちょっ!?まっ!?ふ、普通に行きますから!降ろしてぇぇぇ・・・」

~応接室前~

由良「皆、来てくれてありがとう」

長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈(無理やり連れてこられたんだよ!)

提督(こいつら由良に比べたらちょっと重かったな・・・いや、由良が軽すぎるのか、今何kgなのか俺はわからないけど・・・確か50無かったような・・・)

長良「・・・・・・それで、何の用なのよ」

由良「え、えっとね?皆トレーニングしてたでしょ?だから・・・」

鬼怒「あたし達ご飯かお風呂入るかしようとしてたんだから手短にできる?」

由良「あ、なら都合がいいよ、皆に差し入れ・・・時間的に夕御飯か、夕御飯を作ったから食べて欲しいんだ」

五十鈴「! へ、へぇ・・・気が利くじゃないの」

名取「ゆ、夕御飯ですか?あ、ありがとうございます・・・!」

鬼怒「ラッキー!ちょうど腹減ってたんだ!」

阿武隈(あたしと名取お姉ちゃんはお風呂行きたかったけど・・・まあいいか)

長良「由良が作ってくれたのね、ならお言葉に甘えて食べようかしら」

由良「さあ皆上がって上がって、出来上がった直後だし自信はあるよ」ガチャ

提督「お前ら、言ったからにはキ チ っ と食えよな」

長良(由良ってかなり料理上手いから期待できるわy)

五十鈴(そういえばあたしって由良の料理食べるの初めてかしr)

名取(由良さんの料理・・・噂ではとってもおいしいらしいから楽しみでs)

鬼怒(インスタントラーメンじゃ実力はわからんから手料理を食べてみれb)

阿武隈(もしかしてあたし達ダイエット中だから色々考慮してくれたのかn)

重箱3段×3+ケーキの箱「」ドーン!!

長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「( Д)゚ ゚」

木曾(鍵かけとくか)バタン ガチャ

由良「まずはこの1段がおにぎり詰め合わせ、一口で食べられるサイズをいっぱい用意したの」パカッ

由良「それでこっちの2段はたんまりお肉を入れておいたんだ」パカッ パカッ

由良「この2段は野菜が中心」パカッ パカッ

由良「この1段にはお刺身を入れたよ、マグロ、サーモン、カンパチ、ヒラメ、タコ、イカ、ホタテ、甘えび・・・まあいろいろあるよ」パカッ

由良「それでこの1段は卵がメインだね」パカッ

由良「この段は揚げ物の段、天ぷらやフライ、コロッケがたくさんあるよ、カツは勘弁してってこの間言ってたから入れなかったけど」パカッ

由良「それで重箱最後の段がデザートの果物詰め合わせ」パカッ

由良「そしてこちらはイチゴのショートケーキ1ホールだよ」

由良「というわけで・・・」

由良「召し上がれ♪」ニカッ

長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「ちょっと待ってぇええええええ!?!?」

阿武隈「さささ流石にじゅ、重箱9段にケーキなんて食べられるわけないでしょお!?」

鬼怒「あたし達5人でこれを食べきれと!?どう考えてもこの間のカツ丼以上の量じゃん!?」

由良「本当はもうちょっと少なかったんだけどね」

由良「でも『今時の中学生や高校生は食べ盛りでトレーニング直後だからもっともっと食える』って提督さんや木曾君が言ってたから張り切っていっぱい作っちゃった」

提督(後ろ向きながら口笛)「」ヒューヒュッヒュヒュー♪

木曾(由良の背後でゲス顔)「」ニヤニヤ

五十鈴(あの2人覚えてなさいよ!)

名取「い、いや・・・あ、あたし達そんなにお腹すいてn(グー)」

由良「もう・・・お腹すいてるでしょ?無理なんてしなくていいよ、いっぱい運動したならその分いっぱい食べなきゃ、ね?」

五十鈴「ちょっと待ちなさいよ!?何なのよこの嫌がらせは!?」

由良「へ?・・・嫌がらせ?」クビカシゲ

名取「あ、あたしたちに対する仕返しなんですか!?」

由良「うーん・・・仕返し、なのかな・・・最近皆が由良達にお弁当作ってくれたり夕御飯作ってくれたり食べ物を持ってきてくれたでしょ?」

由良「名取も『料理を振舞って仲良くなりたい』って言ってたしね」

鬼怒(・・・え、嘘でしょおい)

由良「でも・・・由良も酷い事して怒らせたみたいだから謝りたいの・・・ごめんなさい、皆」ペコリ

阿武隈(まさかまだこの人あたし達が太らせようと画策してた事にも太らないことにあたし達が嫉妬してた事にも気づいてないの!?)

由良「それで・・・今度は由良の・・・私の番」

由良「私も5人の為に沢山料理を振舞おうって思ったんだ」

長良・五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈(ダイエット中の人間に何でそんな発想になった!?)

すみませんがちょっとだけ待ってください、どうしよう・・・

とりあえず続けます

長良「てか待って!?あたしは関係ないでしょ!?あたしは別にあんたに料理を奢ったりして無いわよ!?」

由良「そんなことないもん、長良もみんなで買い物を企画してくれたもん、あれのお礼も含めてるよ」

長良「ちくしょう!否定できねえ!」

由良「・・・・・・否定?」

木曾(ちっ、仕方ねえな)

木曾「由良、ちょっと時間をくれ、こいつらに伝えたいことがある」

由良「伝えたいこと?いいよ、でもご飯冷めちゃうから手短にしてね?・・・ね?」

木曾(この際ハッキリ言うぜ、由良はお前らがダイエットしてることにも気づいてねえぞ)ヒソヒソ

木曾(わかるか?あいつは純粋にお前らと仲直りしたいって気持ちでいるんだぜ?)ヒソヒソ

木曾(量に関しては俺と提督が焚きつけてやったがな)

五十鈴(ううう嘘よ絶対!嫌がらせのつもりなんでしょう!?)ヒソヒソ

木曾(じゃあ見ろよ由良のあの顔)指さし


由良(皆食べてくれるかなぁ・・・)ワクワク


木曾(あんな純粋な顔してるのにそんなこと企んでるわけないだろ?)ヒソヒソ

鬼怒(余計タチ悪いよそれ!!)ヒソヒソ

阿武隈(そそそ、そんなこと言われてもこんなの食べたら確実に太っちゃうよぉ!)ヒソヒソ

木曾(知らねえなぁ、自業自得なんじゃねえか?)ヒソヒソ

長良(ま、待ちなさいよ木曾!あたし完全に巻き込まれただけじゃない!)ヒソヒソ

木曾(あん?そうだな、長良は関係無いんだろうけど・・・)ヒソヒソ

木曾(長良型ネームシップとして連帯責任取るべきじゃねえのか?お礼って言ってるしな)ニッコリ

長良(チクショオオオオオオオ!!!)

由良(・・・・・・でも)

由良「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

由良「木曾君、もういいよ」

木曾「あん?」

提督「大丈夫って・・・由良、まさか」

由良「食べられないって言ってるのに無理に食べさせちゃダメだよね」

由良「特に本人たちに同意も取ってないのに独断で勝手なことしちゃったんだもん」

名取・阿武隈「うぐぅっ!?」グサッ

由良「よくよく考えたら無理やり食べさせるのも人の都合を考えない失礼な行為だしね」

五十鈴・鬼怒「ふぐっ!?」グサッ

由良「ごめんね皆、忙しいところ呼び出しちゃって」シュン

長良(な、なんて悲しい顔してんのよこの子は・・・!)



木曾「おい、あいつは今のはわざとやったのか?」

提督「んなわけねえだろ」

提督「由良はち ょ っ と人の考えや気持ちを察するのが苦手なだけだ」白目

木曾(流石2年間好意に気づいてもらえてないだけあって説得力がすさまじいな)

由良「じゃあ・・・片づけよっかな」

提督「待ってくれ由良、俺に食わせてくれ」

由良「提督さん・・・・・・いいの?でも・・・」

提督「気兼ねなんてしないでくれ、あいつらの責任は取ってやる」

提督(何より由良にそんな顔はさせたくない・・・!)

木曾「おうおう、1人で勝手なことしてんじゃねえぞ、俺にもよこせよ」

由良「木曾君も・・・」

木曾「こんな美味そうな料理、タダで食えるんなら何度だって食ってやるぜ」

由良「・・・・・・ありがとう、2人とも」

木曾「まぁ、3人で食いきれるとは思わねえけどな、5人ぐらいいるならまだしもな」チラッ

長良(こ、こっち見んじゃないわよ木曾・・・!)

木曾「仕方ねえ、一航戦や二航戦、翔鶴辺りも呼ぶか?」

提督「いや、戦艦4人(扶桑・伊勢・長門・大和)もいいんじゃないか?」

由良「でも・・・食べてくれるかな」



阿武隈(どうしよう・・・罪悪感が酷い)

鬼怒(由良ねーちゃんは完全に純粋な気持ちであたし達に食わせたいのは理解した、でも・・・)

名取(こ、こんなに食べたら太るにきまってるよぉ・・・ただでさえダイエット中なのに!)

五十鈴(食べるわけには・・・でもおいしそう・・・!)

長良(・・・・・・・・・・・・ぐっ!)ギリッ!

長良「・・・・・・待ちなさい、由良」

由良「どうしたの?長良」





長良「・・・・・・箸をちょうだい!全部、全部!食べて見せるわ!」

長良(こんな純粋な笑顔と悲しい笑みを見せられて食べないなんてできるわけ無い!)

由良「!!!」パァァァァ

五十鈴・名取・鬼怒・阿武隈「えッ!?」

由良「本当に!?本当に食べてくれるの!?」キラキラキラ

長良「えぇ最後まで食い切ってやるわよ!長良型ネームシップとして!この4人の分までね!あたし1人で!」ビシッ!

五十鈴(な、長良姉!?正気!?)ヒソヒソ

長良(えぇ!正気よ!)ヒソヒソ

名取(ほ、本当に食べきるつもりなんですか!?)ヒソヒソ

長良(食べきって見せるわよ!どこぞの4人が食べようとしないならね!!)ヒソヒソ

鬼怒(イヤミかチクショウ!)

長良「こぉんな美味しそうな料理食べないなんてもったいないわー!残念だわー!」チラチラ

阿武隈(ムカつく!ホンットムカつく!)

木曾(もうヤケクソだなあいつ)

提督(だが気持ちは絶対わかる、俺だって断れん)

由良「じゃあはい、箸だよ、召し上がれ♪」

長良「~~~~~ッッッ!いただきますッ!!」パクッ





長良「お、おいしぃ・・・!」パァァァァ

長良「久しぶりに食べたけどやっぱりあんたの料理は最高だわ!全部食べていいのよね!?」

由良「もちろんだよ、どんどん食べてね、長良」ニコニコ

長良「えぇ!食い切ってみせるわよ!うわっ、これもおいしいわね!あー!こんなおいしいご飯食べれて幸せだわー!最高だわー!」モグモグモグモグ!

由良「えへへ、そう言ってくれると嬉しいよ」

五十鈴(腹立つ・・・!なんておいしそうに食べるのよ長良姉・・・!)グー

名取(あ、あたしも食べたいよぉ・・・)グー

鬼怒(ほ、本格的にお腹すいてきた・・・!何の拷問なのこれ・・・!?)グー

阿武隈(食べたい・・・でも、でも、でもぉ・・・!)グー

五十鈴「由良!あたしも食べるわ!!」

五十鈴(もうプライドなんて捨ててやる!誇りで飯が食えるか!)

名取「待ってください!あたしにも箸をください!」

名取(意地張ってチャンスを逃す・・・そんなことしたくない!)

鬼怒「長良ねーちゃん!独り占めしようったってそうはいかないからね!」

鬼怒(ヤケクソだぁ!目一杯食べてやる!)

阿武隈「由良お姉ちゃん!絶対完食して見せるから!」

阿武隈(もう知らない!明日より今だよ!)

由良「わぁぁ・・・!ありがとう皆!」キラキラキラキラ

木曾「ちっ、結局俺は食えねえのか、あー腹減った、とっとと食堂行くぞ提督」

提督「・・・俺も食いたかったな」

由良「待って、2人の分も重箱2段ずつあるよ、食材内容はあの5人の分の縮小版だけど」重箱差出し

提督「流石だぜ由良・・・///」

木曾「ほぉー・・・これまた美味そうじゃねえか、さっそくいただくぜ」

長良「た・・・食べきってしまった・・・」

五十鈴「もう満足・・・いやまだケーキがあるわね」

名取「やめようと思っても食べ続けてしまう・・・それほどおいしかったです・・・」

由良「わぁ~・・・凄いや皆・・・全部食べ切ってくれるなんて・・・」キラキラ

由良「じゃあ最後にケーキだね、待ってて、切ってあげるから」

鬼怒「ホント美味かったぁ・・・でもなんで食い切れたんだろう、カツ丼はだめだったのに」

由良「うーん、カツ丼は味が変わらなかったからじゃないかな?一応こっちは味も色々変えて飽きは来ないようにしてたし」

阿武隈「え、そんな事情で済むの?」

由良「ねえ、どうする皆?流石に毎日この量を作るのは無理だけど1週間に1回ぐらいならまた作るよ?」

長良「1週間に1回!?」

長良(落ち着け・・・落ち着くのよあたし・・・これは罠よ・・・こんなの食べ続けたら結果はわかりきっt)

五十鈴「いいのね!?じゃあいただくわ!」

名取「あ、ありがとうございます!」

鬼怒「やりぃ!ゴチになりまーす!」

阿武隈「楽しみにしてるね由良お姉ちゃん!」

長良「ちょっとぉ!?」

木曾「いいのか?そんな割に合わねえ約束しちまって」

由良「えへへ、おいしそうに食べてくれて完食までしてくれたなら料理を作った側としては何よりも幸せだよ」ニコニコ

提督(女神・・・///)

長良が応接室から退室しました
五十鈴が応接室から退室しました
名取が応接室から退室しました
鬼怒が応接室から退室しました
阿武隈が応接室から退室しました



由良(食器洗い中)「えへへ・・・これから楽しみだなぁ」ジャー・・・シャカシャカ



提督「・・・・・・」

木曾「どーした、不機嫌そうな顔して」

提督「・・・・・・複雑なんだよ、あいつらもこれからは由良の料理を食べるって聞くと、今まではこの鎮守府では俺だけが食わさせてもらえてたのに・・・」

木曾(こいつ割と独占欲強えな)

木曾「ま、安心しろよ、あいつらも1ヶ月もすれば食わなくなるからよ」

提督「・・・・・・なんだよそれ、由良の料理に飽きるってことか?それも複雑だぞ」

木曾「ちげーよ、別の問題をあいつらは自覚するはずだ、女だからな」

木曾「華奢な由良や筋肉質の俺には理解できないがな」

提督「別の問題?」

提督「・・・・・・あっ(察し)」

              ┌───────────────┐
              │                         │
              │    .┌─────────┐    │
              └──┼─────────┼──┘
                    .│  ┌─────┐  │
                    .└─┼─────┼─┘
                  └─────┘

                   ┌───┐
                   └───┘

                     ┌─┐
                     └─┘
                      □

体重計「」







五十鈴「」orz

名取「」orz

鬼怒「」orz

阿武隈「」orz

長良「・・・・・・うん、まぁ」

長良「あんだけ食べさせられれば消費できるわけもなく嫌でも太るわよね・・・」orz





由良「最近長良型の皆が構ってくれないどころか避けられるしご飯も食べてくれないよぉ・・・」ぐすっぐすっ

提督「な、なんでだろうな・・・」メソラシ

木曾(当たり前なんだよなぁ)ソファーでゴロゴロ

正直間隔開けすぎたからだいぶ迷走した感がすごい、ただこれだけは言える

由良は可愛くて綺麗で至高の人、HTML依頼してきます

ちなみにこの由良と提督が恋人同士になれるかどうかは・・・下の2年ぐらい後のお話で
(ただし由良が無口だったり長良と由良を除いた4人がク〇イ〇ー〇イ〇レ〇だったりするパラレルな世界だが)
【艦これ】長良「不法侵入よ不法侵入、今すぐ引き取りに来てお願い」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482756662/)

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