ライナー「特に理由の無い◯◯が俺を襲っている」 (55)

スレ立て始めてなので、至らない点もあるかと思いますが宜しくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371370510

肉棒

すみません、少し電波が悪いので。

ネタバレあります。
キャラは迷子です。

ご注意です!

すみません、少し電波が悪いので。


ネタバレあります。
キャラは迷子です。

ご注意です!

期待

ある朝の訓練前...


ミカサ「ライナー、私はもの凄く怒っている。ので、今日の対人格闘訓練は私と組もう。」

ライナー(な、なんだ!?ミカサは何に怒ってるんだ!?全く身に覚えがない。命の危機を感じる...ここは断ったほうがよさそうだ)

ライナー「わ、悪いな。エレンと組む約束をしているんだ...そ、それじゃ...」ガシッ

ライナー「い゛!?」

ミカサ「待ちなさい。貴方に拒否権は無いの。今日の格闘訓練は私と組む。分かった?」ゴゴゴゴゴ...

ライナー「は、ハイ...」ブルブル





ツカレタナ-
メシダメシ-

ライナー(ふう。午前中の訓練も疲れたな。メシ食って午後も頑張ろう)

スープズズッ


ダンッ

ライナー「!?」

サシャ「ライナー!!!あり得ません!ふざけないで下さい!例えパァンをくれたってこの怒りはおさまりません!!!あ、でもパァンは私がもらってあげてもいいですよ?ていうか、勿論くれますよね?」スッ ムシャムシャ

ライナー(な、何なんだ!?もしかして無意識のうちにサシャの分の食事まで食べてしまったのか?...いや、流石にそれはないな。サシャじゃあるまいし。って)

ライナー「って、おい!人のパン勝手に食うな!!」グイッ

サシャ「言いましたよね?私、怒ってるんです。だからこのパァンはいただいて行きますよ!」スタスタ


ライナー(どういうことだ!?今朝のミカサといい。俺が何かしたのか?)

ライナー(まぁでも。ミカサに理由のない暴力を受けるのは日常茶飯事だし、サシャが人のパンを取るのもいつものことだな。気にすることは無いさ...)

ライナー(おっと。そろそろ午後の訓練が始まるな。行くか!恐怖の対人格闘訓練だ...ブルブル)ガシッ


ライナー「!?」

アニ「おい。午後の格闘訓練、あたしと組まないか?」ゴゴゴゴゴ...

ライナー「わ、悪いな!ミカサと組むやくそk」

アニ「ふざけないでくれる?誰のせいでこんなに怒っていると思ってるんだ?」

アニ「勿論私と組むよな?」ゴゴゴゴゴ...

ライナー(ファッ!?だから何でみんな怒っているんだ?)

>>3
ぺろぺろ

>>6
お言葉は嬉しいですが、
ごめんなさい...



ライナー「なぁ、何でお前おこっt」グルン

アニ「組むよな?」圧力(物理)

ライナー「ぐ...かはっ......首がっ.........わ、かった...組む......がっ、く、みま...す......」スッ

アニ「ふん。最初からそう言えばいいんだよ...じゃあ先いってるからな。」



ライナー(ハァハァ...死ぬかと思った...ミカサとアニ2人相手にして生きて夕食を迎えられるのか?)

ライナー(それ以前にあいつらは何に対して怒ってるんだ?...鼻血垂らしながら女子風呂を覗いているのはジャンだし、洗濯置き場に忍び込んでクリスタの下着を盗んでいるのはマルコだ...)

ライナー(いや、考えるのはよそう。あいつら仲悪いから2人一緒ってことは無いだろうし、流石に殺人はしない筈だ...恐らく......)ブルッ

ライナー(とりあえず訓練に行くか。時間がギリギリだ)



対人格闘訓練


ミカサ「ライナー、始めよう」ゴゴゴゴゴ...
アニ「ライナー、始めるぞ」ゴゴゴゴゴ...

ミカサアニ「!?」

アニ「もしかしてアンタもかい?」

ミカサ「ええ、お互い目的は同じのようだ。ここは交代でどうだろうか?」

アニ「いいね。じゃあ、最初はあたしからいこう。」

ミカサ「わかった。」



ライナー(この2人が一致団結している、だと...?いつもエレンのことで火花撒き散らしている2人が!?)

ライナー(不味い。いや、かなりヤバイ!本格的に命の危機が...!)

ライナー「3人だと効率悪いから2人組のほうがいいんじゃないか?」ハハッ

ミカサ「その必要は無い。私達は格闘訓練において成績がとてもいい。ので、貴方につきっきりで教えても問題ない。」

アニ「うだうだ言ってないで始めるよ。」



グルン
ドサッ

ライナー(くっ...痛い!!だが、いつもより手を抜いているのか...?痛みが幾分か少ないような。やはり2人は鬼じゃないんだな!!!)

ライナー「おっと、やっぱりアニは強いな」

アニ「ふん。次はアンタの番だよ。」

ミカサ「行く」




バシッ
ゲシッ

ライナー(っいたた...だが、やはり、いつもより痛みは少ない!!普段なら一発で意識を失っているところだ!今日は運がいい!!!!これなら医務室行きは免れる!)

ライナー「悪いな。気を使わせているのか?まぁ、流石に1対2だしな。ありがたい。」





ミカサ「?何を言っているの?」








ミカサ「一発で気絶されてしまっては、この怒りをどう処理すればいいのか分からない。」

ライナー「」

アニ「アンタにはこの時間、きっちり落とし前つけてもらうよ。」

ライナー「」





教官「これで、今日の訓練は終わりだ!明日に疲れを残さないようにしっかり休め!では解散!」

アリガトウゴザイマシタ!
オツカレ-
ハラヘッタ-
メシダメシ-


ライナー「」ピクピクッ




消灯後、布団にて


ライナー(今日はひどい目に会った。身体中が軋む。意識がある分余計に辛い!くそっこれなら一発昇天の方がよっぽどいいぜ!)

ライナー(それにしても、普段の理由のない暴力はとばっちりと言っても過言ではなかった。しかし今日は、何故か怒り狂っていた!俺に!)

ライナー(特にあいつらを怒らせるような事をした覚えは...)





ハッ!!




ライナー(理由のない...怒りが、俺を襲っているというのか!?)

ライナー(いや、きっとそうだ!そうに違いない!なら、しょうがない。気にしても無駄だ。格闘訓練の生き地獄のせいで身体が悲鳴を上げている)


ライナー(今日はもう寝よう...)zzz







エレン「...やる...ラ.........くして...る......ライ......駆逐......る」ブツブツ



次の日の朝


ライナー(気が付かなかったが、昨日から俺、ぼっちだ...何故か幼馴染のベンベンムシも話しかけてこない。昨日の事と何か関係があるのか?)




午前中の訓練、立体機動で巨人模型を狩ろう!



ライナー「ふんっ」ザシュッ

エレン「駆逐してやる駆逐してやる駆逐してやる駆逐してやる駆逐し(ry」ガキィィィン

ライナー「ファッ!?」ガキィィィン

ライナー「お、おい!エレン!!俺は的じゃないぞ!?」

エレン「俺はお前の事、許さねぇ...駆逐してやるっ」ガキィィィン

ライナー(な、何だあの憎しみのこもった目は!)




ハッ!!

ライナー(ま、まさか、俺が鎧の巨人である事がバレたのか!?)

ライナー(くそっ、だがまだ確実じゃない。それに、ここで終わるようなおれではぬぁぁぁぁいい!!)


エレン「考え事か?ライナー!随分余裕だな!!」ハッ




ハイゴカラ



ガキィィィン×2



ライナー「っく!」フセギフセギ

ジャン「背後からの攻撃にも対応出来るなんて、流石次席ジャン↑」ギロッ

コニー「でも、俺たちは3人だ!お前に勝ち目はねぇ!」ギロッ


ライナー(エレンだけじゃない!?この憎悪に満ちた目...俺の秘密が知れ渡ってしまったのか?)

ライナー(それにエレンとジャンが協力している!この三人の連携のとれた攻撃、防ぐのは...無理だっ)


エレン「うなじもらったぁぁぁぁああああああ」ベチィィィィイイン




ライナー「がっ...!!」

ライナー(俺も、所詮この程度だったということか...くそ!故郷に帰りたかった......)






ライナー(......)






ライナー(?死んでない...?)

ライナー「どういう事だ!?」




エレン「どうだこうだと聞かれたら」



ジャン「答えてあげるが世の情け」

エレン「世界の巨人を駆逐して」

ジャン「世界の平和を守るため」

エレン「憎悪と希望で巨人を貫く」

ジャン「イケイケハンサムな訓練生」

エレン「エレン!」←※ヒロイン

ジャン「ジャンジャン↑」←※馬面

エレン「巨人をジェノサイドしたその日には」

ジャン「ミカサとの甘い結婚生活が待ってるぜ!」

コニー「にゃーんてな!」←※うましか





ジャン「やべっ、コニーのこと忘れてた」

コニー「いや、俺のセリフが一番キマってたし?寧ろ、ミカサと結婚とか戯言ほざくよりはマシ?みたいな?」

エレン「何か少しかみ合ってない気がする」


ライナー「」



ライナー(何がどうなってるんだ!?結局何もわからなかった...)

ライナー(いや、一つだけわかったことがある...こいつらは俺に、憎しみの感情を向けている......!)

ライナー(今日は理由のない憎悪が、俺を襲っているのか...でも、よく考えれば理由はあるのか、いやしかしまだ正体がバレたと決まったわけでは...)



ライナー「いてて」


エレン「おっ、ライナー!まだ立てるか。やっぱり一撃じゃ、つまんないよな!」ギロッ

ジャン「安心してくれ!この刃、いつもの訓練で使ってるのと同じだと思うジャン?↑」

コニー「そ・れ・が!!ちっがうんだなぁ〜!」ドヤァ

ライナー「」イラッ

コニー「これ、切れないようになってるんだぜ?」

エレン「俺は、特に理由のないお前に対する憎しみで、おかしくなっちまいそうなんだ。」

ジャン「上に同じジャン↑」

コニー「上に同じこにー」

エレンジャンコニー「だから、今日のライナーのうなじは俺たちのものだぁぁぁぁぁああああ!!!!」ベチィィィィイイン×3



ライナー「ッアー!!」




何だかんだで今日の訓練は終わりました。


ライナー(酷い目にあった。)ウナジガモノスゴクイタイヨ

ライナー(あのエレンまで俺に理由のない憎しみを向けてくるなんて...、
いや考えようにはあるのか...複雑だ)

ライナー(ジャンはさて置き、コニーはうましかだからな。しょうがないか...)

ライナー(さっさとメシ食って寝ちまおう!それが一番だ!明日には何か変わってるかもしれん)



あっと食堂


ライナー「」むしゃむしゃ


ベルベトルン「ねぇ、ライナー」ゴゴゴゴゴ...

ライナー「!?」

ライナー(このオーラは何だ!?そしてこいつの目...まさかっ!)

ライナー「な、なんだベクトルン」

ベクトルン「ファッ!?」

ライナー「ビクッ」

ベジタジベ「君は僕の幼馴染だって言うのに......何で君まで僕の名前を間違えるんだぁぁぁああああ」超大型人間パーンチ!!



ライナー「ぐぼへ」


ベルトルト「ふんっ」スタスタ



「うわぁなんだなんだ!?」
「ベルベルベトンがキレたみたいだぜー」
「ああ、ライナーは幼馴染なのに名前も覚えてなかったみたいだからなー」
「ライナー酷い奴だな」
「全くだ」



ライナー「」ピクッピクッ



消灯後いん布団

ライナー(ベロロンガの件は理由があったな...明日からはしっかり名前で読んでやるよ、ベルベルベルト)

ライナー(それにしても、昨日は理由のない怒りだった。そして今日は憎しみ...悪化している!確実に悪化している!!!明日には理由のない殺意とかだったら俺は、もう...)

ライナー(それに理由もなく怒りや憎しみをぶつけられるのはキツイな。何とか2日持ちこたえたがまた明日もとなると...理由のない罪悪感まで俺を襲うし。俺何もしてないのに!!)

ライナー(不幸中の幸いはエレンたちに俺が鎧の巨人である事がバレてなかったことだな)

ライナー(今日はもう寝よう)zzz



すずめ「ちゅんちゅん。朝ですよ〜、起きないと訓練に間に合いませんよ〜」ゲシッゲシッ


朝食あっと食堂


ライナー(なるべく被害を受けないように隅で、気配を消してさっさと食べてしまおう...)もぐもぐ


カタッ

マルコ「隣、いいかな?」

ライナー(下着泥棒のマルコか。変な雰囲気ではないし、いいか)

ライナー「ああ。座ってくれ」


マルコ「ライナー、その、君には感謝してるよ。」

ライナー(何のことだ?下着泥棒について黙ってることかな)

ライナー「いや、いいんだ気にするな。寧ろ同志じゃないか!俺は行動に移さないけどな!」

マルコ(あ、もしかしてクリスタの下着のこと言ってるのかな。あれ僕じゃないんだけどな。ベルトルトが犯人なんだけど...)

マルコ「まぁ、勘違いも程々にしておいて、その話じゃなくてね。何だか今日はライナーに感謝の気持ちを伝えたいんだ。特にこれといって何かあったわけじゃないんだけどね」

ライナー「お、おう。なんか照れるな。けど、ありがとよ!」

マルコ「うん、それじゃ!僕は食べ終わったから行くね。」

ライナー「おう」



ライナー(どどどどどう言うことだ!?日頃から理不尽な暴力に晒されてきたせいで状況が読み込めん...)

ライナー(ハッ!訓練が始まる!急がなくては...)



座学の授業ぎりぎりにとーちゃく!



ライナー(席は何処が空いてるんだ?ミカサとアニとサシャとエレンとジャンとコニーの隣は避けておこう...)


アルミン「ライナー!僕の隣空いてるよ!」

ライナー「おお!ありがとう!」

ライナー(ミカサとエレンは別のところに座ってるのか。良かった)きょろり

アルミン「どうしたの?」

ライナー「いや、なんでもない!」ハハハ


アルミン「そう?ところで今日の授業で何かわからないところがあったら言ってね?わかる範囲で教えたい、というか、僕に出来るのは座学くらいだからね。お礼に何かしたいんだ」

ライナー「お礼?何のだ?」

アルミン「ん〜。何って聞かれると特に何にもないのかな?」

ライナー「?そうか。でも、助かるよ。サンキュー!」

ライナー「ここは...
アルミン「えっとね...
ライナー「ああ、なるほど、助かった!
アルミン「ふふ、それほどても。役に立てて嬉しいよ





馬術の時間

クリスタ「ライナー!あの、私で良かったら、その、私、馬術得意だから、えと、、何か手伝えることあるかなって...それで...」

クリスタ(なんだか今日はライナーに感謝を伝えたい気がするの。ライナーは成績良いから私にできることって言ったら馬術くらいよね)

ライナー「(結婚したい)ああ!!是非お願いします!!!」

ライナー(これは俺のことが好きに違いない!!よっしゃぁぁああああ!みwなwぎwっwてwきwたwww)

クリスタ(!?なんだか少し気持ち悪いけど我慢我慢)

クリスタ「うん!それじゃはじめよっか!」ニコッ

ライナー「(結婚しよ)鼻血」ぶしゃああああ


クリスタ(ただお礼したかっただけなのに。気持ち悪いし、いきなり鼻血噴き出すなんて。少し体調悪かったのかな)

クリスタ「体調よくないなら、医務室に行った方がいいよ!悪化したら大変だし...」

ライナー「す、すまん。そうさせてもらおう。悪いが教官には言っておいてもらえるか?」

クリスタ「うん!任せて!」ニコッ

ライナー「(天使と結婚すれば俺は新世界の髪に...)すまない...」

ライナー(ん?なんか違う気がするが、まぁいいか)


ライナー(とりあえず気持ちを落ち着けよう)

しばらく離れます。

いつも暴力受けてばかりのライナーを救いたかったけど、無理だった。
誰かが救ってくれるのを待ちます。

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