勇者「あらしの」魔王「よるに」(52)

嵐の夜、丘向こうのあばら屋

魔王「酷い嵐だ。付き人もなく一人出歩いたのは間違いであったな」

魔王「・・・・・・それにしても、ここは暗いな」

ザァァァァ

ドンドン!

魔王「・・・・・・」ビク

「すいません!」

魔王「・・・・・・何用かな?」

「嵐が酷くて! 少し雨宿りさせて貰えませんか?」

魔王「ああ、入りたまえ」

ガラガラ、ピシャ

勇者「ふう、濡れた濡れた。すいません、突然お邪魔しちゃって」

魔王(・・・・・・人型魔族か、僻地にしては珍しいな)

魔王「構わんよ。私も同じ口さ」

勇者「ああ、そうだったんですね」

魔王「うむ。この荒れ具合をみるに、大方空き家だろう」

勇者「はは、確かに少し埃っぽいですね」ニコ

魔王「うむ」

ザァァァァ

魔王「・・・・・・」

勇者「・・・・・・」

魔王「・・・・・・身体、濡れているのか」

勇者「え? ああ。服はまだ良いんですけど、頭が」ニコ

魔王「このタオルを使うといい、私が使った後で申し訳ないが」スッ

勇者「良いんですか? ありがとうございます」ゴシゴシ

魔王「うむ」

勇者(・・・・・・良い匂いのするタオルだ)

魔王「ところで、いつまで立っているのだ?」

勇者「ああ、こう暗いと周りがよく見えなくて」

魔王「こっちに来ると良い。あと一人なら座れる」

勇者「じゃあ、遠慮なく」


ザァァァァ

勇者「・・・・・・」

魔王「・・・・・・」

勇者「すいません、なにからなにまで」

魔王「なに、近頃は物騒だからね。困った時はというやつさ」

魔王(この一帯は最近勇者に侵略されたばかりだからな。危険な人間が増えた)

勇者(ああ、ここは最近魔王から取り戻した土地だもんな。まだ凶暴な魔物が多い)

勇者「ところで、どうして女性が一人で此処に?」

魔王(はは。女性、ね)

魔王「なに、ふらりと散歩に出たらこの嵐だ。困ったものだよ」

勇者「それは災難でしたね。どうでした? ここら辺は」

魔王「他所の戦線と変わらないさ。暴力、病に飢え・・・・・・皆暗い顔をして生きている」

勇者「・・・・・・」

魔王「・・・・・・どうしたのだ?」

勇者「俺、もっと頑張ります」

魔王「ほう、流しの傭兵かな?」

勇者「まあ、そんなところです。ここら辺は仕事が多いし・・・・・・なにより、ここの方々を見捨てられないです」

魔王(この土地に残り、まだ戦う魔族が居たとは。・・・・・・頭が上がらない)

魔王「ありがとう」ニコ

勇者「・・・・・・い、いや。俺なんかに出来ることは少ないですけど」ドキドキ

魔王「そんなことはないさ。一人が立ち上がらなければ何もはじまらない」

勇者「・・・・・・その通りですね、希望は捨てちゃいけない」

魔王「うむ」

勇者「・・・・・・」ニコ

魔王「でも少し」

勇者「・・・・・・?」

魔王「・・・・・・少し、疲れた」

ザァァァァ

勇者「・・・・・・この近くに、果樹園があるんですよ。そこのリンゴすごく美味いんです」

魔王「ん?」

勇者「美味いものを食べれば、元気が出るんですよ」ニコ

魔王「・・・・・・そうだな、うむ」

勇者「俺、ここら辺詳しいんです。だから、良かったら今度」

魔王「・・・・・・ああ、是非」

ザァァ、ァァ

勇者「あ、雨上がりましたね」

魔王「ああ、風も収まったようだ」

勇者「じゃあ、俺行きます。この嵐で困っている方が居るかもしれない」スタ

魔王「待て」

勇者「え?」

魔王(しまった、つい)

魔王「い、いつ行くのだ?」

勇者「え?」

魔王「その・・・・・・果樹園の話だ」

勇者「この様子だと、明日は快晴です」ニコ

魔王「あ、ああ。じゃあ明日の昼でどうだろう」

勇者「いいですね、待ち合わせはここでいいですか?」

魔王「うむ。・・・・・・しかし、お互いの顔が分かるだろうか」

勇者「・・・・・・あー・・・・・・」

魔王「こういうのはどうだろう。 相手を見つけたら、あらしのよるに出会った者です、と言うのは」

勇者「はは、いいですね。あらしのよるに、で大丈夫ですよ」

魔王「うむ。ではそうしよう」

勇者「じゃあ、また明日」スタ、スタ

魔王「また明日」

魔王(・・・・・・つい約束をしてしまった。この私が、軍事でも、社交でもない予定を)

魔王「・・・・・・社交辞令だったら、どうしようか」

丘のはずれ、境界線にある村

戦士「あ!! おーい、勇者!」ブンブン

勇者「ん? おお、みんな!」

魔法使い「何処に行っていたんですか!? 心配したんですからね?」

僧侶「土砂崩れ、勇者、どかーん」

魔法使い「ちょ、ちょっとやめて下さいよ僧侶さん!」

戦士「みんな心配してたんだぞ?」

勇者「ごめんごめん、雨宿りしててさ」

士「お前は人間界の英雄なんだから、勝手に死なれたら困るぞ」

勇者「このくらいの嵐じゃ土砂崩れは起きないって」

魔法使い「・・・・・・む、勇者さんなんだか嬉しそうじゃないですか?」

戦士「そういえば。なんか良いことでもあったのか?」

勇者「え? ああ、いや。別に?」ニコ

僧侶「あやしい」

勇者「はは、怪しくないって」

魔王城、ホール

魔王「・・・・・・」スタ、スタ

側近「魔王様!」タッタッタ

魔王「今帰った」

側近「そんなことは分かっております! 今度は何処に行っていたのですか?」

魔王「・・・・・・東の戦線の辺りだ」

側近「あの辺りは人間に侵攻されて治安も悪いのですよ!?」

魔王「だって、見ておきたかったのだ」ボソ

側近「な、ん、で、す、か!?」

魔王「・・・・・・すまぬ」

側近「あなたは魔王です! 魔界の英雄なのですよ!? その辺りをもう少しお考え下さい!」

魔王「うむ」

側近「・・・・・・はあ。夕げの準備が出来ております」スタ、スタ

魔王「お腹が空いた」スタ、スタ

側近「まずはお着替えを」スタ、スタ

魔王(・・・・・・明日、彼は来るのだろうか)

※続きはまた更新します。

乙、原作のようになるか違うのか楽しみ

すごいマッチしてるな

翌日、正午、あばら屋の前

魔王「・・・・・・」

魔王(なんだか、妙に緊張するな)

魔王「・・・・・・うむ」

魔王(・・・・・・出会い頭に声が上擦るのも情けない話だ。練習しておこう)

魔王「・・・・・・あらしのよるに」ボソ

スタ、スタ

魔王「・・・・・・あらしのよるに、あらしの、よるに」ボソ

勇者「あらしのよるに!」

魔王「きゃッ!」ビク

勇者「ははは。すいません、驚かせちゃいましたか?」

魔王「・・・・・・いや、驚いていない」ドキドキ

魔王(・・・・・・なんというか、人間のような格好をしているな。カモフラージュだろうか)

勇者「それにしても、良い天気ですね」

魔王「ああ、昨日の嵐が嘘のようだ」

勇者「じゃあ早速行きましょうか、果樹園」

魔王「うむ」スッ

勇者「え?」

魔王「なんだ?」

勇者「い、いや。その手はなにかなと」

魔王「・・・・・・あ、いや。すまぬ」

魔王(しまった。こういう状況では手を引かれないのか)

勇者「・・・・・・あ、なるほど」ガシ

魔王「なッ!?」

勇者「すいません。俺、そういうマナーが分からなくて。・・・・・・一瞬気づきませんでした」ドキドキ

魔王(いやいや、私が間違えたのだ!)

勇者「行きましょうか」

魔王「・・・・・・うむ」

期待

まだっすかー

昼、果樹園

魔王「・・・・・・美味い」シャク

勇者「良かったです」ニコ

魔王「静かなところだな、ここは」

勇者「ああ、今日はお休みですからね」

魔王「入って良かったのかい?」

勇者「ええ、俺が居ますから」

魔王「君はここで働いているのかい?」

勇者「働いているというか、作ったんですよ」


魔王「君が?」

勇者「ええ」

魔王「傭兵だけでは食べれないものなのか?」

勇者「はは、そういう訳じゃないんですけどね。ここは早く復興しないと行けないですから」

魔王「・・・・・・やはり、頭が上がらないよ。君には」

勇者「え?」

魔王「いや、いいんだ。・・・・・・うむ、美味い」シャクシャク

勇者「・・・・・・」ニコ

炎トカゲ「キャア」テクテク

勇者「あ、こら! あ、いや! これは」

魔王「おお、炎トカゲじゃないか」

勇者「・・・・・・驚かないんですか?」

魔王「ん? なにか驚くことがあるのだろうか」

勇者「はは、なんでもないです」

魔王「しかし、幼体の魔物が一匹で居るのは珍しいな。君、親は何処に居るのだ?」

炎トカゲ「キャア!」

魔王「おお、そうか。この方が親なのだな」ニコ

勇者「まるで話しているみたいですね」

魔王「ん? 話しているのだ」

勇者「ははは、俺もよく悩みを聞いて貰うことがありますよ」

待ってた

https://www.girlsheaven-job.net/10/yubou_kuraya/blog/

魔王「それは良い。これは聞き上手だろうね」ナデ

炎トカゲ「キャア」

魔王「ほう、そうか」ニコ

勇者「本当によく慣れているんですね」

魔王「なに、赤子相手に得て不得手もないだろう」

勇者「・・・・・・こいつは、目の前で親を殺されたんですよ」

魔王「・・・・・・人間に」

勇者「・・・・・・ええ、そう。人間に」

魔王「そうか」

勇者「ここには、そういう魔物の子が他にも居ます」

魔王「全て、君が拾って育てているのか?」

勇者「一緒に居るだけですよ。育てるなんて、そんな」チラ

炎トカゲ「キャア?」

勇者(お前は、俺を恨んでいるのだろうな)ナデナデ

魔王「それにしては、とても君に懐いているようだ」

勇者「そうでしょうか」

魔王「そうだとも。なあ?」

炎トカゲ「キャア!」

魔王「ほら」

勇者「ははは、そうだと良いですね」

魔王「む、笑うでない。これもそう言っているではないか」

勇者「ええ」ニコ

魔王「うむ」

勇者「・・・・・・」

魔王「・・・・・・」

勇者「リンゴ、もう一つどうですか?」

魔王「うむ、頂こう」

炎トカゲかわいい。続きはよ!

はよはよ

まだか

魔王「・・・・・・」シャクシャク

勇者「疲れ、少しは取れました?」

魔王「ん?」

勇者「ほら、昨日言ってたじゃないですか」

魔王(・・・・・・だからここに連れてきてくれたのか)

魔王「ああ、こんな穏やかに過ごすのは久しぶりだよ」

勇者(身なりも良いし・・・・・・貴族の方なんだろうか)

魔王「そうだ、リンゴのお代を支払わねば」ゴソゴソ

勇者「いいですよそんな。一杯ありますし」

魔王「そういう訳にはいかないよ」

勇者「うーん。なら、園内の草刈を手伝って貰うってことでどうでしょう」

魔王「そんなことでいいのか?」

勇者「ええ、もちろん」ニコ

魔王「・・・・・・うーん・・・・・・」

勇者「?」

魔王「……実は、私は草刈をしたことがないのだ」

勇者「ははは、大丈夫ですよ。そんなに難しくないですから」

魔王「わ、笑うことはないではないか!」

勇者「あ、すいません」

魔王「い、いや、頭を上げてくれ。すまない、私が悪いのだ」

勇者「それで、どうですか?」

魔王「・・・・・・うむ。それでは、草刈を手伝わせて貰おう」

勇者「よし、なら行きましょうか!」ニコ

午後、果樹園

勇者「よし、じゃあはじめましょうか」

魔王「うむ。とりあえず近場にあった鎌を持ってきたぞ」ドキドキ

勇者「あー、とりあえず鎌は使わないんですよ」

魔王「そ、そうか」

魔王(少し使ってみたかったな)

勇者「なんか、すいません」

魔王「それで、どうすればいいのだ?」

勇者「えっと、少し下がってください」

魔王「? うむ」スタ、スタ

勇者「ごほん。・・・・・・中級広域風魔法!」ブン

ズバババババ!

魔王「おお、全て刈ったのか! 凄いではないか」ニコ

勇者「そ、そうですか? はは」

魔王「流石は一線で戦う傭兵だな」

勇者「いやぁ。でも細かい調整は出来ないので、刈った草は手で集め――」

魔王「中級広域風魔法!」ブン

フワー

勇者「なッ!?」

魔王「あの小屋の隣にまとめて置いても良いだろうか」フワフワ

勇者「え、ええ。・・・・・・あのー、魔法使えたんですね」

勇者(切らないで浮かばせるって、うちの魔法使い並のコントロールだぞ)

魔王「え・・・・・・? あ! いや、このくらい女の嗜みだよ」

勇者「な、なるほど」

勇者(世界は広いんだなぁ)

魔王「む、木の周りの草は刈ってないのか?」

勇者「ええ、間違って切ったら大変ですからね」

魔王「で、では今度こそ鎌の出番か?」ドキドキ

勇者「普段は下級魔法を使うんですけど・・・・・・ええ、今日は鎌を使いましょう」ニコ

魔王「おお! よし、私が刈るぞ!」

勇者「僕は袋に入れていきますね」

炎トカゲ「キャア!」ボオォ

魔王「ほう、最後は君が燃やすのか」ニコ

勇者「よく分かりましたね」

魔王「? だから、これがそう言っているではないか」

勇者「ははは、そうでしたね」

まってた乙。

トカゲさん可愛い

うひょー

夕方、果樹園

パチパチ、パチ

魔王「・・・・・・」

勇者「珈琲どうですか?」

魔王「え? ああ、すまない」スッ

勇者「よく燃えてますね」ズズズ

炎トカゲ「キャア!」ボォォ

魔王「そうか、君も楽しいか」ニコ

勇者「・・・・・・疲れました?」

魔王「うむ。良い具合の疲労で、こう、まったりとだな」

勇者「分かりますよ」ニコ

魔王「・・・・・・良い日だ」

勇者「お客さんが居るから、いつもより張り切って燃やしてるみたいですよ」

魔王「いや、それもそうだが・・・・・・今日は良い一日だった」

勇者「ああ、なるほど」ニコ

パチパチ、パチ

魔王「なんといえばいいのだろうな。・・・・・・これは・・・・・・そう、楽しい」ボソ

勇者「ええ、僕もです」

魔王「・・・・・・楽しいぞ、今日は」

勇者「僕も楽しいですよ」

魔王「うむ、私は楽しいのだ」

勇者「ははは、聞こえてますよ」

魔王「そうか」ニコ

魔王「君、あそこに燃え残りがあるぞ」

炎トカゲ「キャア!」ボォォ

魔王「うむ。そう、そこだ」

勇者「・・・・・・本当に不思議な方ですね」

魔王「ん?」

勇者「どうして怖くないのですか?」

魔王「なにをだ?」

勇者「魔物です」

魔王「馬鹿なことを。恐れる必要などないではないか」

勇者「どうして?」

魔王「同胞だからだ」

勇者「? 同じ大地に生きる、という意味ですか?」

魔王「? まあ、そうだ」

勇者「・・・・・・みんながそうだったら、戦争なんてしなくて済むんですけどね」

魔王「戦争はなくならんさ。人間が魔物を殺す限りは」

勇者「魔族が人間を殺すからでしょう?」

魔王「どちらが悪でどちらが正義だろうとなにも変わらんよ。戦争は終わらない」

勇者「その通りですね。だからこそ、魔王を殺さないと」

魔王「勇者さえ死ねば、この戦争は」

勇者「え?」

魔王「え?」

勇者「勇者、ですか?」

魔王「魔王を殺す・・・・・・?」

勇者「・・・・・・あ」

魔王「・・・・・・」

勇者「あの・・・・・・もしかして僕たち、大きな思い違いをしていませんか?」

魔王「あ、ああ」

勇者「・・・・・・あなた・・・・・・魔族、なんですか?」

魔王「そうだ」

勇者「あ、あ・・・・・・そうか、だから」

魔王「・・・・・・君は、人間なのか?」

勇者「・・・・・・はい」

魔王「・・・・・・そうか」

パチパチ、パチ

勇者「・・・・・・」

魔王「・・・・・・」

勇者「・・・・・・酒、酒持ってきます」

魔王「うむ。・・・・・・キツイやつを頼む」

勇者「ええ」スタ、スタ

魔王「・・・・・・ふう」

魔王(なんだ、これは)

気づきおった

ここからがおたのしみゾーン!!

乙。

まぁバレる時はバレるよね


凄く続きが気になります


勇者「ど、どうぞ」

魔王「あ、ああ」スッ

勇者「・・・・・・」ゴクゴク

魔王「・・・・・・」ゴクゴク

勇者「ふう・・・・・・もう一杯ですか?」

魔王「いや、大丈夫だ」

勇者「はい」

魔王「・・・・・・何度も聞いてすまない。君は、本当に人間なのか?」

勇者「はい、人間です」

魔王「・・・・・・そうか」

勇者「・・・・・・」

魔王「もう一杯頂いても良いだろうか」

勇者「ええ」

魔王「んく、んく・・・・・・ふう」カラン

勇者「・・・・・・あの」

魔王「なんだ」

勇者「これは、つまり・・・・・・敵に遭遇したってことで良いんでしょうか」

魔王「あ、ああ、そうだろうな。お互いに」

勇者「・・・・・・じゃあ、戦闘ですか?」

魔王「・・・・・・うむ」

勇者「・・・・・・あの」

魔王「な、なんだ」

勇者「先、どうぞ」

魔王「いや、君が先に攻撃をしてくれ」

勇者「・・・・・・」

魔王「・・・・・・」

勇者(まずい・・・・・・)

魔王(切り替えが追いつかない・・・・・・)

勇者「すいません、僕から手を出すのはちょっと」

魔王「そう言わないでくれ。私も困っているのだ」

勇者「・・・・・・」

魔王「・・・・・・」

炎トカゲ「キャア!」ボォォ

魔王「おお! やれ、炎トカゲ」

勇者「あ、それはズルいですよ!」

炎トカゲ「キャア?」

魔王「なにを言う! 親でも相手は人間なのだぞ!?」

勇者「よし、やるんだ炎トカゲ!」

魔王「馬鹿め、同胞に火を吹く魔物など居ない!」

勇者「・・・・・・ちょっと休戦しませんか」

魔王「・・・・・・ああ」

や、やりづれぇーw

どっちかが動けばいいんだけど、ここまで親しくなっちゃったからな...無理だよな

まだか

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