もう無理だ、自殺しよう。
しかし自宅だと何故か必ず邪魔が来る。

だから旅に出る事にした。
誰も私の死を邪魔しない場所を探して。


男｢いやあ良いホテル、いい天気、絶好の自殺日和だ。｣

女｢まだそんな事を言ってるんですか。｣

男｢またついてきたのか君は。家に帰りたまえ。｣

女｢何故です！こんな美女がついてきたというのに！｣

男｢君のせいで何回自殺が失敗したと思っているんだ！首吊りの縄を切られること23回、練炭燃焼で発生した空気を換気されたこと13回、ビルに入らせないこと12回、さあ計算してみろ！そして私は巨乳派だから君を美女とは認めん!出直せ貧乳！そして勝手にホテルの部屋に入るな！出てけ！｣

女｢言うに事欠いて貧乳とは何です！この間風呂で私の入っている所に突入したくせに！｣

男｢風呂で練炭自殺しようとしただけですぅー。君の裸なぞ誰が見たいんだ。そして私が借りたホテルの部屋で何故入浴していた。｣

女｢先回りしました。反応が面白かったですよ！｣

男｢面白かったとはなんだ。｣

女｢いやあ、勃起を隠しながら赤面する様は童貞臭くて愉快でしたよ？｣

男｢ぶっ飛ばすぞ。｣

女｢あなたに理性をぶっ飛ばされるなら本望です！｣

男｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！調子狂うなあああああ！｣

女｢狂うならベッドの上で！私を抱いて獣の様に！｣

男｢なんでそんな平和的なヤンデレストーカーなんだよ！ベッドに縛って『貴方を殺して私も死ぬわ』とかの方が良かったよ！｣

女｢ベッドに縛られたいんですか？もしかしてマゾの方でした？わかりました！今すぐに手錠と鞭を!｣

男｢いらねええええええええ！頭の中ピンク一色なのかふざけんなビッチが！縛って『子作りしましょ』じゃねえよ！縛って『貴方を殺して私も死ぬわ』をお望みなの私は！鞭はいらねえの！手錠と包丁なの！いやいっそ鞭でもいいわ絞め殺して！｣

女｢ビッチって、私は処女ですよ？ちなみに手錠はちゃんと持ってます。ヤンデレのたしなみです。ほら、警察が使うような本物なんですよ！｣ｶﾞﾁｬ

男｢えっ、何その鮮やかな手際。｣