京太郎「魔人…さんについて教えてください。その父も魔人さんに願い事を叶えてもらったんですよね？なんで願い事を叶えてくれるんですか？」

魔人「つまらぬ事を聞くのだな。私の名は言えぬが私はスサ…お前の祖先と契約を交わしたのだ。その契約があるから願い事を叶えている」

京太郎「祖先との契約…アラジンみたいな感じですか？」

魔人「アラジン？…なるほどその語りと似ているな。私もそろそろこの器で過ごすのは飽きた。」

魔人「今ので２つの問いに答えたが…良いだろう。あと２つ、何を望む？」

1.頭が良くなりたい
2.器用になりたい
3.モテたい
4.魔人の解放

下2

京太郎「じゃあ魔人さんの解放で」

魔人「は？お前、今なんて」

？？「その時、不思議なことが起こった！！」

京太郎「え、今誰かの声が…」

魔人「器に戻れん…私を解放されたのか？」

京太郎「そうみたいですね」

魔人「馬鹿者！２つ目の願い事で私を解放してどうする！解放するにしても３つめだ！お前には願い事は無いのか？聖人なのか？馬鹿なのか！？」

京太郎「アラジンの話をして飽きて来たって言われたら解放するでしょ」

魔人「此奴は…あの阿保そっくりだ。お前は阿保だ、阿呆。私も言った手前、３つは願い事を叶える。さあ、３つ目を早く言え」

1.ない
2.未来の話を聞きたい

下2

京太郎「ないです。叶えて欲しい願いとか特にないです」

魔人「馬鹿者！ここはモテたいや賢くなりたいなど幾らでもあるだろ！」

京太郎「いやぁ、それも考えたんですけど別に良いかなって」

魔人「本当に阿呆の中の阿呆か！」

京太郎「そこまで言わなくてもいいじゃないですか！こうなったら意地でも願いません！」

魔人「なっ！……そこまで言うなら私にも考えがある。お前、いや須賀京太郎」

京太郎「はい」

魔人「女子は好きじゃな？」

京太郎「おなご？ああ、好きです」

魔人「学術は好きか？」

京太郎「…物によっては好きです」

魔人「これで最後だ、京太郎」

魔人「お前は運命を信じるか？」

京太郎「信じます…あ」

魔人「なら私からお前に願い事の変わり１つ数奇な運命を送ろう。その運命をもってして願い事の代わりとする」

京太郎「具体的にはどうなるんですか？」

魔人「知らん。だが、きっとそれは常人が歩むものではない。せいぜい楽しめ、京太郎」

魔人「もう会う事はない、さらばじゃ京太郎！」

ボン！！

京太郎「消えた…！このランプは残るのか…カレールーは無理か。部屋にでも飾るか」

次の日

咲「あれ京ちゃん、何かあった？」

京太郎「なんだ急に」

咲「こう…何って言ったら良いんだろ…こうムズムズする」

京太郎「特に何もなかったけどな…あ、ランプを貰ったんだ。今度見にこいよ」

咲「ランプ？」

京太郎「そうそう。父さんがくれたんだけどカレールーは入れれないけどランプとしては良いものっぽい」

咲「そ、そうなんだ…また今度行くね」

京太郎「おう。お菓子とかもあるからな」

咲「本当！行く！絶対に行く！」

京太郎「中々に強かだな」

咲「京ちゃんのお菓子は美味しいからね！」

遭遇安価

1.清澄
2.長野勢
3.その他

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