引きこもり提督と遊びに行こう【艦隊これくしょん・安価】 (186)

提督
女性。22歳。
引きこもってゲーム(つまり仕事)ばかりしている。
あまり人間と話すのが得意ではない。
えうー。

大淀
艦娘。
提督のことを心配している。

吹雪
かわいい

初月
かわいい

不知火
かわいい

皐月
かわいい

叢雲
かわいい

親潮
かわいい

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-真っ暗な部屋

提督「ふひひ……きょうも仕事……あしたも仕事……仕事、好き……楽しい……」カタカタカタカタッターン

提督「外にでなくても……できる仕事って聞いて、提督になったけど……。ほんとだった……」タカタカタカタカッカーン

提督「えっと……次は、この編成で……出撃して……っと」カチカチッカチカチ

コツコツコツコツ

提督「……ん……?」

ガラッ

提督「うわーっ、光、光がーっ」

大淀「提督」

提督「光、光……外のひかりぃーっ」

大淀「提督、しっかりしてください。……もう、ほら、外に出ますよ」ガシッ ズルズル

提督「や、やめよ、おおよど。れいじゅをもってめいずる」

大淀「なにわけのわからないことを言ってるんですか。ほら、自室に引きこもってないで執務室へ行きましょう」ズルズル

提督「うー、やだー……」

-執務室

大淀「さて、提督」

提督「…………」

大淀「提督がこの鎮守府に着任して、もう3ヶ月ほど経ちますが」

提督「…………」

大淀「その間、ずーっと自室にひきこもって、モニターと向かい合っているのはどうかと思います」

提督「…………」

大淀「もちろん、鎮守府運営システムを使った仕事ぶりに問題があるわけではないのですが」

提督「じゃあいいよね、わたし仕事するから」サッ

大淀「ですが」グイッ トサッ

提督「えうー」

大淀「こうしてずっとひきこもっている、というのは肉体・精神両面の健康上も、艦娘たちとのコミュニケーションにも問題があります」

提督「…………」

大淀「なので、今日は外出をしていただきます」

提督「や、やだ……そと嫌い……」

大淀「だめです」

提督「わたし、提督だから……だめをだめにする……」

大淀「私には提督健康管理システムと、鎮守府保全システム、そして艦娘風紀管理システムが組み込まれています。三システムは全会一致で提督の外出を支持しました。この決定は本部の許可を得て、先ほど実行命令も発令されました」

提督「……つまり……?」

大淀「提督には強制的に外出していただきます」

提督「ひいー。しんだ。わたししんだ」

大淀「落ち着いてください。なにも提督一人で外へ放り出そうというわけではありません」

提督「……というと……?」

大淀「艦娘が同行します。希望者が何人かいますので……」

提督「ひいー」

大淀「なんでですか」

提督「……わたし、知らない人と話すの……にがてだから……」

大淀「この鎮守府の艦娘じゃないですか。いつも編成したり出撃の命令を下したりしているでしょう」

提督「……それはモニターごしだから……なまで、あったらしぬ……」

大淀「大げさですね。そもそも、私とは話せてるなら平気ですよ」

提督「……あとでしぬ……」

大淀「死にません」

提督「人は誰でも死ぬもん」

大淀「それでも今はまだ死にません。では、こちらが候補者のリストです」ズラッ

提督「……うう……。このこは……ひとだ……。このこも……ひと……。このこだって、ひと……」

大淀「みんな人です。さあ、選んでください」


誰とでかけましょうか↓

1吹雪

2初月

3不知火

4皐月

5叢雲

6親潮

7大淀

提督「この子……不知火ちゃんにおねがいする……」

大淀「不知火さんですね。わかりました。では、呼んできます」

提督「まって」

大淀「なんですか」

提督「こころの準備が……いるから……あと一週間まって」

大淀「待ちません。メールしますね。はい、今しました」ピッ

提督「えうー」

不知火「お呼びにあずかりました、不知火です。おひさしぶりです、司令」

提督「……ひとだ……」

不知火「人です」

大淀「提督?」

提督「あっ、そのっ、えっと、えーと、えーとえーとえーと、提督です」

不知火「知っています」

提督「うぉはっ」

不知火「うぉは?」

大淀「お二人とも、とても打ち解けてきたようですね。それでは私はこれで失礼します」

提督「まって」ガシッ

大淀「待ちません」グイ

提督「ひとりにしないで」

不知火「二人ですが」

提督「ひゃふ」

不知火「ひゃふ……?」

大淀「では、お二人とも楽しんできてくださいね」バタン

提督「えうー」

不知火「えう……」

提督「…………」

不知火「…………」

提督「……えっ……とお……」

不知火「司令」

提督「はいっ」

不知火「質問があります」

提督「ッ……しつもん……だと……」

不知火「質問です」

提督「……す、すりーさいずは……」

不知火「違います」

提督「……………………」

不知火「この不知火以外にも、候補者はいた、と聞いています。司令は、なぜ不知火をお選びになったのですか」

提督「……き、きくかー……それきくかー……」


なぜ不知火を選んだのでしょうか↓

1かわいかったから

2頼れそうだから

3興味があった

4なんとなく

5特に理由はない

6実は大淀が選んだとは言いづらい

7大淀が作ったあみだくじで選んだなんて言えない

-回想シーン

提督「わ、わたしにはえらべない……みんなひとだから……」

大淀「どうやら重症ですね」

提督「……へやで療養する……」

大淀「だめです」

提督「えうぅ」

大淀「では、こうしましょう」カキカキ シャッシャッシャッ

提督「……な、なに……これ……まさ……か……」

大淀「あみだくじです」

提督「……わたし、ようじをおもいだした」ガタッ

大淀「さあ提督、選んでくださいね」グイ

提督「……や、やめ、うでが折れる……」グググ

大淀「どこからスタートしますか? はずれはありませんよ」

提督「わたしにはえらべないから……」

大淀「ではここにしましょう。さ、なぞっていきましょう。てーてー、てててて、てーてーてててて」グイグイ

提督「ひいーびーじーえむつき」

大淀「てーてーてててて、てててててん。はい、不知火さんですね」

提督「不知火……たしか、ひとの……」

大淀「そこしか覚えてないんですか? とにかく、決まりました。いいですね、提督」

提督「はい……。この子……不知火ちゃんにおねがいする……」

提督「も、も、も、も、もち、もちろ、もちろん、重大なりゆうがあります……」

不知火「……どういった理由でしょうか」

提督「それは……まだいえません」

不知火「なるほど」

提督「わかっていただけましたか」

不知火「はい。軍には機密が付き物です」

提督「そうです」

不知火「わかりました。この件についてはもう聞きません」

提督「はい」

不知火「では、もうひとつ質問をよろしいでしょうか」

提督「ど、どうぞ」

不知火「この机の上のあみだくじはなんですか。不知火の名前もここにありますね」ヒラッ

提督「ぎゅわっ」

不知火「質問は終わりです。ありがとうございました」

提督「……う、うう……ごめんなさい……」

不知火「なにをですか」

提督「……すべてです……わたしのすべてをごめんなさい……」

不知火「気にしていません。むしろ、幸運でした」

提督「……? な、なんで……」

不知火「不知火には理由があるからです」

提督「……???……あ……そ、そういえば……」

(大淀『艦娘が同行します。希望者が何人かいますので……』)

提督「……希望者……?……ど、どうして……?」

不知火「聞きたいのですね」

提督「は、はい……」


不知火が提督と同行したい理由とはなんなのでしょうか↓←これが安価の印です ↓は直下 ↓↓は二つ下です 関係なさそうなものは飛ばします

1提督と個人的に話してみたかったから

2提督の謎を暴きたかったから

3提督に胸を大きくする方法を聞きたかったから

4単純に外出したかったから

5行きたいお店があるから

6提督と同行すると大淀が間宮でごちそうしてくれるから

7引きこもりを外に連れ出すのが趣味だから

不知火「司令に話があるからです」

提督「は、はなし?」

不知火「話をしてみたかったから、といったほうが正しいですね」

提督「……どういうこと?……」

不知火「司令は、ご自分が鎮守府内でどのように噂をされているかご存知ですか」

提督「えっ、ちょっ、うわ、うわさ、って……」

不知火「一切艦娘達の前に姿を見せず、秘書艦・大淀を通して冷徹にして合理的、そして精密な指揮を行う謎の指揮官……というのがおおむねの評判です」

提督「れ、れいてっ?」

不知火「レイテではありません。冷徹です」

提督「……え、それ……わたしのはなし……じゃないよねそれ……ちがうよねそれ……」

不知火「あなたの話ですよ」

提督「……えー……」

不知火「そういった評判でしたので、実際に直接話をしてみたいという艦娘は多かったのです」

提督「しぬ」

不知火「大淀さんにそうした要望を伝える艦娘の数も次第に多くなり……その結果、こうした機会をいただけたというわけです」

提督「おー、ごっど」

不知火「……では、そういうわけですので」

提督「……わけ?」

不知火「さっそく外出をしましょう」

提督「ぎゃーそうだった……」

不知火「どこか希望はありますか、司令」

提督「わたしのへや」

不知火「では、不知火の希望の場所に行きましょう」

提督「えうー」


不知火の行きたい場所はどこでしょうか(その1)↓

1お店

2映画館

3遊園地

4公園

5海

6ホテル

7ダンジョン

不知火「海へ行きましょう」

提督「……海……ッ……!……?……」

不知火「不知火たちの職場だと思うのですが」

提督「……わたしの職場はへやだから……でも、うみって……いまから?」

不知火「はい。ぜひ、今の季節に」



今の季節はどれでしょうか↓

1春

2夏

3秋

4冬

5梅雨

6実は一年中暖かい地方

7深海棲艦によって四季は破壊されてしまい予測不能の天候・気温

-季節はまさに夏ッ! 燦々と輝く太陽ッ! それに照らされ煌く海ッ! そして、足裏から感じる砂浜の熱ッ!

提督「完全にしぬ」

不知火「統計上、海に行くために外に出ただけで死ぬ人間はごく少数です。問題ありません」

提督「ぎゃくに不安になるいいかたぁー……」

不知火「では、海に行きましょう」

提督「う、うみっていってもいろいろあるから一週間かけてきめたい」

不知火「不知火はもう決めてあります」


海のどのあたりに行きましょうか↓

1鎮守府の窓からでも海は見える

2海沿いの街を歩く

3水着でビーチサイドへGO

4釣り船に乗り込み今夜のおかずをつかまえる

5ヨットで沖のほうに出る

6艤装を付けて深海棲艦の領域に突入してみる

7ネットでサーフィンする

提督「……どこへいくつもりなの……」

不知火「もちろん、砂浜です。夏ですから」

提督「ほひゃ」

不知火「ほひゃ?」

提督「……そういうところに……いくなら……宇宙服をよういしないと……」

不知火「何を言っているのですか。砂浜では水着を着るものなのですよ。ちゃんと酸素もありますから」

提督「し、しってるけどぉー」

不知火「では問題ありませんね」

提督「不知火ちゃん、水着なんか別にいらないって言ってなかったっけ」

不知火「そう思っていたころもありましたが、せっかくの司令との外出ですので」

提督「ぐっ、なんなのプレッシャー……。あ、でもわたし、水着なんかもってないから」

不知火「事前に大淀さんに用意していただきました」

提督「いたれりつくせりで殺しにきた」

ガラッ

大淀「そういったわけでして、こちら、お二人のために用意した水着となります」

提督「大淀もタイミングはかってたし……」



大淀が用意した水着とはどんなものでしょうか 『番号』と『色』でお答えください 提督のもの↓ 不知火のもの↓↓

1ワンピース水着

2ビキニ水着

3モノキニ水着

4マイクロビキニ水着

5学校用水着

6スリングショット水着

7パワードスーツみたいな深海作業服

提督「ひいー……びきに……しかもくろ」

不知火「不知火のものはシンプルですね」

大淀「気に入っていただけたようでなによりです。では、わたしはこれで」ガラッ スタスタ

提督「あのこ強引にはなしをすすめすぎじゃない」

不知火「司令のためでしょう。ずっと付き合っていると何も終わらないと仰っていました」

提督「ぐさっときた」

不知火「それでは水着も用意できましたし、砂浜へ行きましょう」

提督「……砂浜……こわい……」

不知火「それはまんじゅうこわいというものですね」

提督「ちゃう」


どんな砂浜にいきましょうか↓

1ちょっと遠くの砂浜 のんびりしていて、ひと気はあまりない

2遠くの砂浜 観光客がたくさん

3結構遠くの砂浜 誰かのプライベートビーチで全然人がいない

4海外の砂浜その1 マジ暑い

5海外の砂浜その2 超寒い

6実は鎮守府は南の海の小さな島にある

7南国ビーチ風娯楽施設

不知火「我々が向かうべき砂浜はこちらです」カタカタカタ カチッ

提督「……あ、ひとが少なそう……よかった……」

不知火「そういった場所を選びました」

提督「やさしさをかんじた」

不知火「いえいえ」

提督「えーとお……ここ、どうやっていくの」

不知火「歩いても行ける場所ではありますね」

提督「あるく? あるくってなに」

不知火「この二本の足を交互に動作させて進行する移動方法です」

提督「そんな行為はじんるいにはふかのう」

不知火「では不知火がおぶっていきましょうか」

提督「そ、それはもっとむり……」


ここからは外出パートです
提督疲労度:10 体を動かしたり、人目にさらされると減ります これを0にするのが健康管理システムとしての大淀の目的です
予算度:10 お金を使ったり物を壊したり戦闘したりすると減ります あまったら次回の外出(あれば)に持ち越すこともできます
どちらかがゼロ以下になったら帰宅します


どうやって砂浜まで行きましょうか↓

1歩く 疲労度-3 予算0

2電車 疲労度ー1 予算ー2

3バス 疲労度-2 予算ー1

4車 疲労度0 予算ー3

5不知火がおぶっていく 疲労度-5 予算+1

6艤装で提督を乗せたボートを牽引 疲労度ー2 予算-2

7ネットで写真を見て行った気になる 疲労度+3 予算0

不知火「では、やはり歩いていきましょう」

提督「ええええーええええーむちゃだよー」

不知火「一応、司令も軍人のはずですが」

提督「なんか試験とかいろいろ受けたらいい成績だったから、提督になれただけで……」

不知火「では、これから体力をつけることにしましょう。体力はあっても邪魔になりません」

提督「えうー」

ツカツカ バタン

大淀「はい、こちらタイマーつきの水筒と帽子、そして涼しいワンピースと歩きやすい靴です。日差しも気温も危険ですからね。タイマーが鳴ったら水分を補給してください」

提督「盗聴器でも付けてるわけ」

大淀「秘書艦ですから」

不知火「さすがです」

提督「さすがじゃないし」

大淀「さ、着替えてください。嫌なら無理やり脱がして着せます」

提督「い、いいからもう。観念したから……」パチパチ バサッ

不知火「司令は胸が大きいですね」

提督「な、なぬ、なにいってんの。みてないででていきたまえよ」

大淀「女性同士なのですからかまわないと思うのですけど」

提督「かんむすにはデリカシーがたりない……女の子同士で集団生活してるから……」

大淀「貴女も同じ建物で生活しているんですよ。ひきこもってばかりいるから変に恥ずかしいんです」

提督「わたしがわるいの? ……いえ、そうです、すべてわたしがわるいんです、からすが黒いのもポストが赤いのも……」シュルッ トサッ

提督「はい、きがえました。これでよろしいですか」

大淀「結構です」

不知火「よくお似合いです」

提督「みゅっ……り、りがと」

不知火「……そうだ、不知火も着替えておけばよかったですね。失念していました」

提督「え、あ、あ、そっか、制服だ」

不知火「はい。では、急いで着替えてきます。少々お待ちください」バタン

提督「………………」

大淀「………………」

提督「き、きいた?」

大淀「何をですか?」

提督「と、とぼけるなよよど、わかるでしょ。よくおにあいです、だってーだってさーだってばよー」バンバンバンバン

大淀「いたっ、すごく肩叩いてきますね。うれしかったんですか」

提督「よ、よくわからぬ。はずかしいなーもういわせるな」バシッバシッ

大淀「何を言わせてしまったのか私もよくわからないんですが、おそらく喜んでいただけたようで何よりです」

提督「どうどう、大淀はどう?」クルクル

大淀「はい、サイズぴったりですね」

提督「ちょっとーそういうんじゃなくてさー」

大淀「少しカジュアル寄りなものですからね。私はもう少しフォーマルな服が好みです」

提督「え、大淀が用意したんでしょ」

大淀「何着か用意したものを、希望者に選んでもらっておいたんですよ」

提督「えっ、ということは」

ガチャッ

不知火「お待たせしました」

不知火の服はどんなものでしょうか↓

1Tシャツとスカート

2シャツとジーパン

3ワンピース

4ネクタイとホットパンツ

5カットソーにブリーツスカート

6材質が違うだけでいつもと同じ

7レザーアーマーとロングソード

提督「えっ、なにそれ……コスプレ?」

不知火「道中や海で、何が起きるかわかりませんから」

提督「なにがおきることを想定しているの」

大淀「提督もきちんと装備を整えたほうがいいですね」

提督「どういうこと……」

大淀「はい、これをどうぞ。治癒の杖です。道具として使うと傷を回復できます」

提督「ちょっ、どうぐとしてつかうって何」

大淀「ただし、戦闘中は使えないので気をつけてください。ほかにも色々なアイテムを取り揃えてあります」


大淀がアイテムを用意してくれました。どれか二つを持っていくことができます。二つ目で予算度が0以下になる組み合わせは飛ばします ひとつめ↓ ふたつめ↓↓

1ポーション 提督疲労度が半分以下になったとき、『コンマ一桁÷3(切り上げ)』回復する 予算-2

2万能薬 これを買っておくと状態異常が効かなくなる 予算-5

3離脱の宝珠 ダンジョン、海の底、森、新宿駅などから一瞬で脱出できる 予算-3

4ドラゴンソード ドラゴンが現れて助けてくれるロングソード 予算-6 ロングソードを下取りして-4に

5ウイングシールド 翼の加護のある盾 予算-5

6金属探知機 埋まっている戦車とかバス停とかを見つけるのに使う 予算-1

7EXIT またのご利用をお待ちしております

ドラゴンソード二本だと-4-6=-10になってしまうのでもうひとつ↓です

-不知火はドラゴンソードをてにいれた
予算度10-4=6

大淀「またのご利用をお待ちしております」

不知火「これはいいものですね」チャキ

提督「よくわかんないけどすごそう」

不知火「この刀身にはめこまれた3つの宝石を見てください。これを代償にして、ドラゴンを呼び出すことができます」

提督「ドラゴンなんているの」

不知火「います。人々の心の中に」

提督「え、きゅうにあやふや……」

-こうして剣士不知火とひきこもり提督は旅立った……


つづく

-海沿いの道

提督「うー、ほんとにあるくんだここ……みちのりはてしなすぎ」

不知火「数キロ程度ですが」

提督「夏だし……杖がじゃまいし……わたしだし……」

不知火「がんばりましょう」ギュ

提督「ぎゃふっ。なななななぜててててをにぎぎぎるのののですすか」

不知火「途中で逃げられると困りますので」

提督「おぅ……信用……」

不知火「暑苦しいなら離しますが」

提督「あー、いや、まあ、いいけど?」

不知火「そうですか」

提督「……っていうか……不知火ちゃんのほうが暑くないの……その鎧」

不知火「お気遣いいただきありがとうございます。特に問題ありません」

提督「そうなの……。そういえば汗とかかいてないね」

不知火「艦娘ですから」

不知火「そういえば、お聞きしたかったのですが」

提督「なに……?」

不知火「司令はなぜ、鎮守府に勤めることにしたのですか」

提督「え、えーと。じんるいのためとかそういうやつ」

不知火「そうですか」

提督「あとそとにでなくていいって聞いたから。嘘だったけど……」

不知火「実際、これまで外に出ていなかったので嘘ではなかったと思います。ただ限度があっただけで」

提督「むむむ。正論の国からやってきた不知火ちゃんはなんで艦娘なの」

不知火「そうですね……」


不知火が艦娘であるわけとはなんでしょうか↓

1志願し、適正があったので艦娘になった おおよそ全体の50%

2志願し、適正がなかったので艦娘化改造を受けた 10%

3元々艦娘として作られた機械 20%

4元々艦娘として作られた機械だったが、適正がなかったので改造を受けた 10%

5海で拾われた 8%

6違法艦娘が軍に所属した 2%

7神の声を聞いた とてもレア

不知火「不知火は海で拾われたのです」

提督「うみ」

不知火「海です」

提督「……んんんんんー……。資料でよんだことある……どろっぷってやつ?」

不知火「そうですね。深海棲艦との戦闘後に、海に浮いている艦娘が見つかるという現象です」

提督「ほえー、そうだったんだー」

不知火「なので、海には特別な思い入れがあります」

提督「だからわたしを海につれていって、ひからびさせようとしたわけ」

不知火「干からびはさせませんが、そうですね。せっかくなので、思い入れがある場所を使いました」

提督「なるほどねえ」

不知火「……ところで司令」

提督「ん、なに」

不知火「そろそろエンカウントスイッチが入るかもしれません」

提督「急にどうした」

不知火「不知火にもよくわかりませんが、そう呼ばれる現象が起こると報告されています」

提督「え、どういうこと」

不知火「歩いていると、地上型深海棲艦が現れる現象です。なんとなく今日はそんなことが起こる気がしていました」

提督「え、どういうこと」

不知火「不知火にもよくわかりませんが、そういうことが起こるのです。司令はご存知なかったのですね」

提督「どういうことだ……最近、ちゃんとつうたつじこうとかチェックしてなかった……」

不知火「軍事組織の不備というものです」

提督「その、地上型深海棲艦ってのがでてくるからそういうよろいとかなの?」

不知火「そうです。新型艤装の一種と説明されました。艤装でもなんでもありませんが」

提督「ぜんぜんよくわからないけどやばい」


エンカウント率はどのようなものでしょうか 安価のコンマでエンカウントが決定します↓

1コンマ0~8でエンカウント(レベル上げ用設定)

2コンマ0~6でエンカウント(ラストダンジョン的なエンカウント率)

3コンマ0~4でエンカウント(割とイライラするエンカウント率)

4コンマ0~2でエンカウント(通常レベルのエンカウント率)

5コンマ0でエンカウント(低エンカウント率)

6ランダムエンカウントとか古い シンボルエンカウント(安価で選ぶとエンカウント)

7やっぱり今日はエンカウントしない日だった

エンカウントはしませんでした

不知火「……」

提督「……」

不知火「出ませんね」

提督「よかったー」

不知火「ですが、油断はできません。できるだけ離れないようにしてください」グッ

提督「おおう」

不知火「……そろそろ水分補給もしてください」

提督「はーい」ゴクゴク

不知火「休憩はしなくても大丈夫ですか」

提督「だいじょうぶっぽい……おもったより歩けてる。不知火ちゃん、なんかおねえさんぽいね」

不知火「そうでしょう。一応、次女のあたりの存在ですから」

提督「よろしくおねがいします、不知火お姉さん」

不知火「はい」

-人気の少ない砂浜


不知火「着きました。ここです」

提督「ふへー、やっとついた……」

不知火「綺麗な場所ですが、人は少ないですね」

提督「交通がふべんだからかなあ。……でも、ひとはいないわけじゃないんだよね……」

不知火「そうですね」

提督「……やだなあ……でもなあ……いまから帰るのももったいないなあ……」


砂浜に着いたのでどうしましょうか↓
提督疲労度:7
予算度:6 
コンマ0~2でエンカウント
時間:午後・前半

1更衣室(有料 予算度-1)で水着に着替える

2更衣室(無料 疲労度-1)で水着に着替える

3海の家に行く

4ビーチチェアとパラソルを借りる(予算度-1)

5砂浜で走る(疲労度-2)

6宿泊準備をする(予算度-5 無駄になる可能性が高いです)

7帰る(疲労度+8)

不知火「では、水着に着替えましょう」

提督「うあーやっぱりきるんだ……」

不知火「その姿で泳ぐつもりですか」

提督「それはそうだけど……」

不知火「あそこの更衣室を使いましょう」

提督「うう……」


-更衣室


不知火「どうぞ。司令の水着です」

提督「はい……ビキニですね」

不知火「そうです」

提督「せめてそっちのワンピースがいいなあ」

不知火「サイズが違うので大変なことになるでしょうが、それでもよいのでしたら」

提督「自分のものを着ます……」ゴソゴソ

不知火「では、不知火も」カチャカチャ

提督「……そういえば、その鎧と剣はどうするの」

不知火「水着の上から着ます。艤装なので問題ありません」

提督「そういえばそうだった……」

-着替え後


黒のビキニ提督「えうー……はずい……」

白のワンピース水着の上から鎧と剣を身につけた不知火「よくお似合いですよ」

提督「あ、ありがと……不知火ちゃんはかなーりふぁんたじっくになったね……らのべっぽい」

不知火「そうでしょうか」

提督「わたしはきにしないけど……、けっこうすごい」

不知火「そうですか。司令が気にしないなら結構です」

提督「な、ならいいけど」

不知火「司令もなかなかですよ」

提督「なかなか!?」

不知火「ええ、なかなか。重巡洋艦以上の方々に匹敵……」

提督「じょ、上官をいやらしい目でみないように」

不知火「ただ、もう少し運動をしたほうがいいかもしれませんね」

提督「ごはっ」

不知火「そのために来たのです。さあ、外へ出ましょう」

提督「うわー、はずい……」


海でなにをしましょうか↓
提督疲労度:7
予算度:6-1=5 
コンマ0~2でエンカウント
時間:午後・後半


1準備体操をして泳ぐ準備(疲労度-1 水着なので更に-1)

2とりあえず海に近づく(水着で疲労度-1)

3海の家に行く (水着で疲労度-1)

4ビーチチェアとパラソルを借りる(予算度-1 水着疲労度-1)

5砂浜で走る(疲労度-2 水着疲労度-1)

6おおっとナンパだ!(疲労度-3 水着疲労度-2)

7伝説の海中迷宮に挑戦する

提督「うう、みんながこちらを見ている気がする……」

不知火「たぶん、あれは不知火を見ているのではないでしょうか」

提督「ま、まあそれはそうかもだけど……」

不知火「では、早速泳ぎましょう」

提督「ま、まって。やっぱりほら、こういうところに来たからにはあれがいるんじゃないかな」

不知火「あれとは」

提督「日陰と座るところ……」

不知火「なるほど」

提督「……あ、あそこ……借りられるみたい……」

不知火「では、行ってまいります」ダッ

提督「あ、待って……」

-その時!

-深海棲艦 スライム級 が 1ひき あらわれた!

不知火「司令、お下がりください。どうやらこいつを倒さなくては、ビーチチェアとパラソルを借りることはできないようですね」

提督「ちょ、どうなってんのこれ」

しらぬい レベル 3
ていとく レベル-2

スライム級 レベル 1

提督「わたしのレベルマイナスなんですけど!?」

不知火「経験を積めば、レベルも上がっていきますよ」

提督「けいけんっていわれても」

不知火「ひと夏のアバンチュールとか」

提督「そ、そういうけいけん!?」


コマンド! ↓

1たたかう(しらぬい ドラゴンソード・レベル補正+2)

2たたかう(ていとく)

3どうぐ(ドラゴンソード)

4にげる

5不知火式・両断剣(レベル補正+3 ドラゴンソード・レベル補正+2)

6提督式・ころぶ(レベル補正-1)

7おおっとナンパだ!(疲労度-3 水着疲労度-2)

提督「し、不知火ちゃんがんばって!」

不知火「はい。本気でいきます……不知火の技に沈め」ゴゴゴゴゴゴ


-不知火のオーラに天地が鳴動する! 秘技! 不知火式両断剣!

ダメージ算出
スライム1-(不知火3+剣2+技3+コンマ8)=-15

必殺判定
スライムHP1×3-ダメージ15=-12


深海棲艦 スライム級 は まっぷたつになった!(専用撃墜モーションつき)


-戦闘に勝利した!

不知火「つまらないわね。もっと骨のある敵はいないの」(勝利セリフ)

経験値を1入手した


不知火「余裕でした」

提督「す、すごい!」

不知火「ただし、今の技は1シナリオに1回しか使えないので注意してください」

提督「えー。なにもかもあとから説明されるんだけど……」

不知火「説明書など誰も読まない時代ですから」

提督「そうかなあ……」


パラソルとビーチチェアを借りました(予算度-1 水着疲労度-1)
戦闘で疲れました(疲労度-1)


提督「ふー……なんだかちょっとくらくなってきた」

不知火「歩きでしたから、少し時間がかかりましたね」


引き続き、海でなにをしましょうか↓
提督疲労度:7-1-1=5
予算度:5-1=4
コンマ0~2でエンカウント
時間:夕方・前半(夜・後半以降に帰宅します)


1準備体操をして泳ぐ準備(疲労度-1 水着なので更に-1)

2とりあえず海に近づく(水着疲労度-1)

3海の家に行く (水着疲労度-1)

4ビーチチェアとパラソルでのんびり(水着疲労度-1)

5砂浜で走る(疲労度-2 水着疲労度-1)

6おおっとナンパだ!(疲労度-3 水着疲労度-2)

7伝説の海中迷宮に挑戦する

不知火「では、泳ぎましょう」

提督「やっぱり泳ぐんだ……」

不知火「海に来て泳がずして終わるわけにもいきません。準備運動をしましょう」

提督「はーい……」

-不知火と提督が準備体操をはじめたその時!

-深海棲艦 おおガニ級 が 1ひき あらわれた!

不知火「司令、お下がりください。どうやらこいつを倒さなくては、準備体操を行うことはできないようですね」

提督「……あ、これ知ってる。ソシャゲのストーリーのモンスターだ……」

しらぬい レベル 3
ていとく レベル-2

おおガニ級 レベル 3


コマンド! ↓

1たたかう(しらぬい ドラゴンソード・レベル補正+2)

2たたかう(ていとく)

3どうぐ(ドラゴンソード)

4にげる

5提督式・ころぶ(レベル補正-1)

6おおっとナンパだ!(疲労度-3 水着疲労度-2)

7なんだか空の雲行きが怪しい……(疲労度-2)

提督「わ、わたしだってだてにひきこもってるんじゃないんだからー!」ダッ

不知火「あっ、司令、あぶな……」


ダメージ算出
おおガニ3-(提督-2+コンマ5)=0

必殺判定
(おおガニHP3×3)-ダメージ0=9

逆襲判定
おおがにHP9=ダメージ9

被害判定
(提督HP-2×5+10)-9=0以下

提督は大破!


提督「きゃ、きゃあああ! み、みみみずずずぎぎぎ!!!!」

-杖の一撃は甲殻に阻まれ、おおガニのハサミで提督のビキニはばらばらになった……

不知火「これはまずいですね……いろいろと」


コマンド!! ↓

1追撃せず

2夜戦突入

3ドラゴンソードをつかう

4にげる(1と同じ)

5おおっとナンパだ!(疲労度-3 水着疲労度-2)

6なんだか空の雲行きが怪しい……(疲労度-2)

7夕日が綺麗だ(疲労度-1 水着疲労度-1)

男A「ねえ、キミたちヒマ? お茶しない?」

提督「きゃあああああああああああー!! み、みないでー!!!」

男B「っておいおい、それどころじゃねーって!」

男C「キミ、とりあえずこれ着なよ!」

-男Aと男Cはパーカーを渡した。提督は上下をとりあえず隠せた……。

提督「ううううう、あ、ありあり、あり……がとうございますう……」

不知火「とりあえずこの場を離れ、更衣室へ戻りましょう」

-5人はその場を離れ、おおガニ級は巣へと戻っていった……。

-提督は着替え、不知火と男たちと共に海の家に入った……。

男B「いや、大変だったね」

提督「……た、たすかり……ました……」

男C「なんかああいうの、最近増えてるらしいよ」

男A「シンカイセーカンだっけ? 見た目カニだから全然それっぽくないけどさ」

提督「……不知火ちゃん、あ、あれ本当に深海棲艦なの……?」

不知火「とりあえずなんだかわからないので、深海棲艦と呼んでいるだけというのが実情だそうです」

提督「えー……」

男A「軍隊もしっかりしてほしいよなあ。あんなのが沢山出てきたら大変だし」

提督「…………ご、ごめんなさい……」

男B「ちょ、別にキミが謝ることないっしょ」

男C「……あれ? ひょっとして、キミら、かんむすってやつ?」

不知火「それは秘密です」

男C「秘密もなにも……なんか、剣とか鎧とか持ってるし……」

不知火「コスプレです」

男C「そ、そう……」

提督「……えうー……」

不知火「司令……ではなく、詩麗さんはもう限界のようですね。では、不知火たちはこれで失礼します」

提督「…………うー……。すいませーん……」

男A「あ、うん」

男B「まあ、気にしないでよ。キミたちみたいな綺麗なコと一緒できただけでもラッキーだし」

提督「ひゅっ」

男C「ひゅ?」

不知火「ありがとうございます。ここの支払いは不知火たちが(予算度-1)」

男C「え、別にいいのに」

不知火「お礼の気持ちだと思ってください。ありがとうございました」

提督「……ありがとーございますー……」

-提督と不知火は男たちと別れ、帰路についた。

提督疲労度:5-3-2=0
予算度:4-1=3

-帰りのタクシーの中

提督「……ねえねえ、わたしたち綺麗だって! だって!」

不知火「……そうですね」

提督「やー、わたしナンパってはじめてされちゃったし、もうなんかへんな気分なんだけど」

不知火「はあ……」

提督「ね、ね、どうかな、わたしって実はけっこうあれ? いけるやつ?」

不知火「裸になったのがよかったんじゃないですか」

提督「ちょ」

不知火「重たそうなものもぶらさげていますし」グニュ

提督「ちょちょっ!! や、やめてよう……」

不知火「不知火も疲れました。少し休みます」

提督「あ、うん……」

不知火「…………」

提督「…………ど、どうしちゃったんだろ……なんか怒らせちゃったかな……」

-鎮守府

大淀「おかえりなさい。どうでしたか、海は」

提督「……んー、いろいろあった……ナンパとか……」

大淀「難破……?」

提督「そっちではなく」

大淀「え、男の人に声をかけられたんですか。ははあ……」

提督「そうなんだよねー、いやー、まいっちゃったなーあはは」

大淀「水着になったのがよかったんですね。これが威力を発揮したのでしょう」ムニュ

提督「や、やめるょ! そういうのは!」

大淀「不知火さんはどうでしたか?」

提督「えーっと……なんか怒っちゃったみたいで……あと寝ちゃったから、他の子に部屋にはこんでもらった」

大淀「そうでしたか。……でも、その様子だと、ずいぶんと外を楽しんできたようですね」

提督「ん。んんんん……そうかも……?」

大淀「では、またそのうちに外出をしていただきましょうか」

提督「……えー……」

大淀「希望者はまだまだたくさんいるんですよ。……もう一度不知火さんと外出されてもかまいませんし」

提督「んーまあ……か、かんがえておく」

大淀「次は一週間後にお願いします」

提督「ちょ」

・リザルト
提督健康管理システム大淀「提督疲労度が0になっています。大変よい結果です。運動と対人での減少バランスもすばらしいですね」
提督疲労度の上限が+3されました 次回は13スタートです

鎮守府保全システム大淀「残った予算度は3ですか。有難いです。5以上だともっとうれしいのですが、でも、0未満にならなくてよかったです」
予算度の上限が+2されました
予算度が持ち越しされました 次回は15スタートです

艦娘風紀管理システム大淀「不知火さんは『提督と個人的に話してみたかった』ようですね。砂浜まで歩くことで会話はしましたが、できればもう少し会話をしたかったようです。次回はもう少し艦娘の要望を意識してみるといいかもしれません」
艦娘の評価が1上がりました


提督「なにこれ」

大淀「説明書は後から読むタイプかと思いまして」

提督「そういうもんだいなの」

大淀「みなさま、お疲れ様でした。そして、ここまで読んでいただきありがとうございます。何か聞きたいことはありますか?」 ↓ ↓↓ ↓↓↓(3つまで 被ったら飛ばします)

1リザルトの内容を知りたい

2ED条件を知りたい

3選ばなかった安価先の展開や効果を知りたい(>>●●の、1~7のどれかひとつを選択してください)

4戦闘で勝ちたい

5その他(何が聞きたいか指定してください)

6えっちな展開を見たい

7ぶっちゃけエタるかどうかしりたい(可能性は高いです)

大淀「ED条件は、『1、リザルトで上昇した能力のうち、どれかが+10された時』、『2、艦娘とすごく仲良くなった時(個人ED)』」です」

大淀「1は、提督疲労度の上限が20以上、予算度の上限が20以上、艦娘の評価が10以上のどれかになった際に発生します。内容はまだ考えていませんが……」

大淀「2は、すごく曖昧です。とにかく仲良くなったなー、これ以上他のキャラとくっつけても仕方ないなー、と思った時、EDにします。能力値は関係ありません」

大淀「あと、エタったらそこで終了です。お疲れ様でした」

大淀「えっちな展開は、合意が必要です。体力もいりますね。雰囲気作りには予算も必要でしょう。艦娘の評価もあるに越したことはないはず」

大淀「あと、昼よりは夜に発生しやすいイベントです。今回ならば>>64の宿泊の準備などが狙い目でした。でもその前に予算が尽きたと思いますが……」

大淀「基本的に、提督に興味があったり、えっちなことに興味のある艦娘とのほうが合意を得やすいでしょう。艦娘以外の相手ともありえなくはないですが……あんまり読みたくないんじゃないでしょうか」

大淀「人相手に合意がない展開はないとおもいますが、今回のように服が破れる程度の展開ならモンスター……じゃなかった、地上型深海棲艦となら発生しやすいですね」

大淀「まあでも、たぶんR板でじっくり描写をしたりはしないので……あまり期待はしないでください。あくまでもそういう事をするイベント、程度です」

大淀「リザルトの内容はこんな感じです」

提督健康管理システム大淀「外出終了時に、提督疲労度が半分(切り上げ)以上なら+0、未満で+1、0で+2。その内容によって、+1~2します。基本的にひきこもり脱出が目的です」

鎮守府保全システム大淀「予算度が半分(切り上げ)以上なら+3、未満で+2、0なら+1、0未満なら+0。その他、お金を稼ぐような行為や艦娘からのプレゼントでも上昇します。どんどん使いつつ、しかし0にはしない程度を狙うのがいいかもしれません。バランス上、お金を使わなそうな場所でも、予算消費は発生します」

艦娘風紀管理システム大淀「艦娘の同行したい理由>>19を叶えてあげることで上昇します。上げづらい理由を選ぶと難しいかもしれませんが、逆にあげやすいものを選ぶとどんどん上がります」

大淀「評価は数値以外の部分は厳密なものではないので、ブレる事もあると思います。ご了承ください」

というわけで、次回同行する艦娘は ↓1~↓8まで投票です

1もう一度不知火(連続補正-2)

2吹雪

3初月

4皐月

5叢雲

6親潮

4

>>94-102
初月 3票
皐月 3票
叢雲 2票

今回は先に3票が集まった初月が同行します
同行しない艦娘の票数は次回(あれば)に繰り越します

>>103-104
安価指定後のレスにいただいた票は次回に繰り越す、0.5票ぶんとして扱います

次回(あれば)は「皐月 3+1票」「叢雲 2票」からスタートです

-執務室

大淀「不知火さんの話を聞いて、希望者殺到ですよ」ドサ-

提督「みんなひとだ」

大淀「そうですね」

提督「ひとじゃない艦娘はいないの」

大淀「いたらどうするんですか?」

提督「……どうしようもないね……じゃあ……えーと……」

コンコン ガチャ

初月「秋月型防空駆逐艦・4番艦、初月だ。久しぶりだな、提督」

提督「は、はい……おひさしぶりです」

初月「なぜそんなにおびえているんだ」

提督「い、いえ、おびえてなどいません」

初月「そうなのか。まあいい。滅多に艦娘たちに顔を見せない提督が僕を呼んだからには、なにか理由があるのだろう」

提督「はい……あります……」

初月「……どうしたんだ。言い出しづらいことなのか。僕ならば平気だ。なんでも言ってくれ、提督」

提督「えーと……その……あしたの……」

初月「あした?」

提督「その……外出に……」

初月「なんだって? 僕が同行? ……確かに申請書類は出していたけれど」

提督「え、え、ひょっとして嫌だったんですか。ごめんなさいごめんなさい」

初月「いや、もちろんそういうわけじゃないが……なぜ敬語なんだ? じゃなくて、どうして僕を?」

提督「そ、それは……」


なぜ初月を選んだのでしょうか↓

1不思議と魅力がある

2守ってくれそうなので

3興味があった

4実は個人的な因縁がある

5僕っ娘が好きだから

6大淀がおすすめした

7目をつぶって選んだ

提督「その……初月さんは覚えてないかもしれないけど……」

初月「……なんだろう」

提督「わたし……前に、会ったことがあって……」

初月「着任の時か?」

提督「……じゃ、なくて……」

初月「それよりも前、というと……僕の記憶では……」


初月はどんな艦娘でしょうか↓

1志願し、適正があったので艦娘になった おおよそ全体の50%

2志願し、適正がなかったので艦娘化改造を受けた 10%

3元々艦娘として作られた機械 20%

4元々艦娘として作られた機械だったが、適正がなかったので改造を受けた 10%

5海で拾われた 8%

6違法艦娘が軍に所属した 2%

7神の声を聞いた とてもレア

初月「そうだ。僕は機式艦娘だから……僕が作られたあと、この鎮守府に着任するまでの間、ということか」

提督「うん……あ、べ、べつに思い出せなければいいです。大丈夫です」

初月「……そうか。すまない」

提督「いえいえいえいえいえいえいえ、もう全然、全然……」

初月「しかし……」

提督「そ、それよりも。初月さんはどこにいきたいですか」

初月「……ん? 僕が決めていいのか」

提督「も、もちろん……不知火ちゃんもそうだったし……」

初月「うん……そうだな……」


初月の行きたい場所はどこでしょうか↓


1デパート

2映画館

3遊園地

4スポーツをしたい

5海

6温泉

7ダンジョン

初月「……そうだ。観たい映画がある」

提督「えいが」

初月「ああ。よかったら、一緒に観に行くというのはどうだろう」

提督「……なるほど……わかりました。そ、それではあしたはよろしくお願いします」

初月「うん。こちらこそよろしく頼む」



初月(無理に聞きだせる空気じゃなかったな……)

初月(しかし、僕と提督はどこで会っていたのだろう……。明日のうちに提督から話してもらうか、僕が思い出すことができればいいのだけど……)


つづく

-翌日

初月「……ん。朝か」

初月(今日は提督と出かけるんだったな)

初月(……さてと、これからどうするのだったか……)


初月はこの後何をするのでしょうか ↓

1着替えて提督の部屋へ行く

2準備をして鎮守府内の待ち合わせ場所へ行く

3外出用意をして、外の待ち合わせ場所へ行く

4そういえばどういう形で出るか決めていなかったので、提督に連絡をこころみる

5自分の部屋で待っていれば、大淀が迎えに来る予定

6……時計を見ると、早く起きすぎていた……もう一回寝る

7……しまった、この時間は! まずい、遅刻する! 慌てて外に走り出す

初月(……確か、提督の準備が整い次第、この部屋に大淀が迎えに来る手筈だな……。何を企んでいるのやら)

初月(とりあえず、着替えて食事にするか……)


-食堂

初月「ふむ、今日は鮭に納豆、海苔とサラダ……。旅館の朝食のようなメニューだな」

初月(そういえば、艦娘はみんなここで食べているけれど、提督はどこで食べているんだろう)

初月「どこに座ろうか。……ん、あれは不知火だな」

初月(そういえば、不知火は前回の提督外出同行者だったはずだ。何か話を聞いてもいいかもしれない……)



初月はどこに座るのでしょうか ↓

1不知火の隣に座って、前回の話を聞く

2不知火の対面に座って、提督の話を聞く

3不知火の斜め前に座って、様子をうかがう

4不知火の座っている隣のテーブルの席に着き、食事をする

5特に不知火と関係ない席に座る

6朝食を持ったまま提督の部屋まで行ってみる

7突然皐月が後ろから襲ってきて、同行者の座を奪おうとしてきた

初月「不知火、少しいいかな……」

不知火「……? あ、後ろ……」

皐月「皐月キーック!」ヒュッ

初月「うおっ!」バッ

ザッ

皐月「よく避けたね、初月!」

初月「なんのつもりだ、皐月」

皐月「とぼけちゃって。わかってるよね」

初月「いや、さっぱりわからない」

皐月「あ、そう……。じゃあ、説明するけど、ボクと、司令官とのデート権をかけて、勝負してもらうよ!」

初月「何を言っているんだ……」

皐月「……そんなにわかりにくく言ったつもりはないんだけど」

初月「内容はわかるが、意味がよくわからない。そもそも、僕と同行したいと言ったのは提督だ。勝手に賭けたり譲ったりできるものじゃない」

皐月「それはもっともだよ。でも、肝心の同行者の都合が悪くなったら、急遽変更もありうるんじゃないかな」

初月「ほう、都合が悪く、か。なるほど、たとえば?」ジリッ

皐月「急にお腹や頭が痛くなったら……しかたないよね」ズイッ

初月「そうだな。もしも転んで骨が折れでもしたら……さすがに同行はできなくなるだろうな」スッ

皐月「かわいそうだけど……事故で顔に傷ができたら、あきらめるしかないかな」キュッ

初月「ふ……」

皐月「あは……」


-食堂が二人を中心にざわめきはじめた…


この後どうなるのでしょうか ↓

1この場で壮絶な殴り合いが始まる

2場所を変えて決闘する

3やや平和的に腕相撲で勝負する

4もう少し平和的に大食い勝負をする

5皐月が一度退く

6ちょうど大淀が食堂に入ってくる

7なぜか提督がやってきてどうにかなる

初月「さすがにここではまずいな。場所を変えよう」

皐月「そうだね。もっとおあつらえ向きのところがある」

-二人は相手から目をそらさずに歩き始めた……


二人の向かった先はどこでしょうか ↓

1人目につかない鎮守府裏

2道場

3屋上

4近くの林

5訓練海域

6地下迷宮

7提督の部屋

-艤装を完了した二人が海の上で向かい合っている……

初月「一応聞くが、引く気はないんだな」

皐月「今更? そんなことを言い出すなんて、よっぽど自信がないんだね」

初月「なに、勝つのがわかっている勝負に興味が湧かないだけだ」

皐月「負けるのがわかりきっている勝負の間違いだよ」

初月「そうだとも、今からお前が負けるんだからな! 行くぞ!」ギュォウ

皐月「かわいいね! その威勢の良さがどこまで続くか楽しみだな!」ガシャ


つづく

・初月
ライフ 3
得意距離 近距離、白兵距離

・皐月
ライフ 3
得意距離 中距離、近距離

先攻:初月

基本ルール
・コンマが4以上なら攻撃が当たります(0は10です)
・互いが選んだ距離によって補正があります
・先攻、後攻は交互に交替します。先攻の攻撃が命中すると後攻は攻撃できません


二人はどう動くのでしょうか 初月↓ 皐月↓↓

1白兵距離 近代兵器にあるまじき蛮行 艤装や魚雷を持ってして相手を殴り倒す ダメージ2 コンマが9~0の際に3

2近距離 魚雷による攻撃を行う ダメージ2

3中距離 命中が見込まれる距離からの砲撃による攻撃を行う ダメージ1 コンマが9~0の際に2

4遠距離 可能な限り遠距離からの砲撃による攻撃を行う ダメージ1 コンマが9~0の際に2

5回避専念 相手の攻撃を避けてチャンスを待つ

6冷静に考える コマンドの効果を確認する

7乱入者が現れる

-初月と皐月が、今まさに砲門を開かんとした、その時!


乱入者は果たして何者でしょうか ↓

1提督

2大淀

3不知火

4深海棲艦

5地上型深海棲艦(海上仕様)

630年に一度のビッグウェーブ

7夢オチ

初月「いくぞ……おい、まてなんだあれは」

皐月「いつでも……え、ちょっとまってなにあれ」

-ざざざざざざ どざばじゃばばざぱーん

初月「わー」

皐月「きゃー」


-砂浜 ザザーン ザザーン

初月「………………」

皐月「………………」

-二人は砂浜に打ち上げられていた……


初月「………………うーん。……い、いや、こんなことをしてる場合ではなかった」ムクッ

皐月「きゅー」

初月「皐月は目を回して気絶している……放っておこう……」ダッ タッタッタッタッ

初月「ふぅ……やっと僕の部屋に戻って……あっ」

大淀「……初月さん。どこに行っていたんですか?」

初月「お、大淀……いや、その、少し朝の運動を……」

大淀「へえ、さぞ激しい運動だったんでしょうね。皐月さんと連れ立って食堂を出て行ったって聞きましたから」

初月「……知られているのか。いや、そうだろうな。待たせてすまなかった。……色々あった……ような、……特に何事もなかったような……。だが、ともかく僕が提督の同行者だ」

大淀「ふう……。わかりました。……急いでその磯の臭いのする服を脱いでシャワーを浴びたら、執務室に来てください」

初月「わかった、そうする……」

大淀「着替えは中に用意してありますからね」

初月「なに?」


-10分後

初月「……着替えたけれど、この服はなんだか……どうなのだろう」トコトコ

-執務室前

初月「初月だ。失礼する……」ガチャ

大淀「はい、ようこそ執務室へ」

初月「なんだ? 大淀だけなのか? 提督はどこだ」

大淀「すぐにいらっしゃいますよ。ところで……」チラッ

半そでシャツ、ネクタイ、スーツパンツの初月「?」

大淀「うふふ。いいでしょう、その服。私が選んだんですよ」

初月「……いいのかな……? なんだかOLみたいだ……」

大淀「妙に不満そうですねえ」

初月「僕は、もう少し、その……かわいい服が……」

大淀「えー。似合っているのに」

初月「まあ、それなら別にいいけど」

テツテツ ガチャ

提督「お、おまたせしましひゃ」

初月「ああ、提督。おはよう」

提督「おっ……! おお……いい……」

初月「……? ひょっとして、この服のことかな」

提督(うんうん)

初月「そうか。……ありがとう」ニコ

提督「おおっ……眩しい」

大淀「私のときとずいぶん反応がちがいますね」

初月「そんなことはない」

大淀「こちらを向かずに断言された……。まあ、いいですけど」

初月「……ところで、提督はなぜ制服なんだ」

提督「えっ、ま、まずかったでしょうか」

初月「僕が選んだ服があったはずだが」

大淀「それなら、じゃーん。ここにあります。さあ、お着替えタイムですよ」

提督「ちょっ……! な、なんで部屋にもってきてくれないの……なぜここできがえさせようとするの」

大淀「別にそういうわけではないです。普通です、普通」

提督「いみわかんない」

大淀「あまりどうでもいいことを気にしすぎるとひきこもりが悪化しますよ。さあ脱いで脱いで」

初月「目の前で着てもらえるのは嬉しいな。提督に気に入ってもらえるといいんだが……」

提督「うう、じゅ、じゅんしんなめが……わかりました、ぬぎます……ぬげばいいのでしょう」パチパチ トサッ

初月「いや、着てほしいのだけれど」

大淀「ふむふむ……なるほど」

初月「うん、とてもいい」

カラフルなアウターとTシャツ、ホットパンツの提督「な、なんかすごいリア充っぽいかっこうなんですけど」

初月「アクティブな服装をすると映えるんじゃないかと思ったのだけど、正解だったな」

提督「そ、そうなの。そうかな。えへへ」

大淀「ポケモンの女性主人公みたいですね」

提督「それほめたの」

大淀「ゴーストポケモンとか好きそうです。ヌケニンとかダダリンとか」

提督「ほめてないなこいつ」

初月「提督、そんなやつは放っておけばいい。映画館に行こう」

提督「は、はい」

大淀「あーっ、ちょっとまってまって。車を用意してありますから、それに乗ってください」

初月「車?」

提督「歩かなくてすむのは助かる……」

大淀「というわけで、これらが用意した車です」

提督「なんで5台もあるの……。これなら予算をふやしてくれればいいのに……」

大淀「いえ、元々鎮守府にはこれくらいの車はあるんですよ。それにこのバイクは提督のですよね」

提督「ん……? あ、え、ほんと……。実家においてきたのに、え、これどうしたの」

初月「提督がバイクに乗る!?」

提督「おどろかれた……むりもない……」

大淀「自分で言うんですか。実家の方が誰も乗らないし、場所を取るから、持っていっていただけるなら是非と」

提督「わざわざ……?」

大淀「これもあなたの外出のためです」

提督「……わざわざ……」

初月「……ん、これは艦娘の買出し用の車だな。これも使えるのか」

大淀「はい。数を揃えたかったので」

初月「これなら僕が運転してもいいな」

提督「……このリムジンはだれが運転できるの。わたし、リムジン用免許なんてもってないよ」

大淀「リムジン用免許なんてありませんよ。これは私が運転しますね」

初月「……ついてくるつもりか」

大淀「車を運転するだけですからご安心を」

提督「なにをあんしんするのだろう。……あ、自転車もある……」

大淀「あら、これも使いますか? 健康的で大変いいですね」

提督「うえー」

初月「ふーむ。どれを使うか……」



どの車を使いましょうか ↓

1リムジン(大淀が運転) 予算-2

2普通の自動車・艦娘用(初月が運転) 予算-1

3バイク・サイドカー付き(提督が運転) 予算-1

4赤いオープンカー・二人乗り(提督が運転) 予算-3

5軍用四輪駆動車(初月が運転) 予算-0

6自転車の二人乗り(提督が運転) 体力-1・移動毎

7車を使わず歩く 体力-2・移動毎

提督「わたし、リムジンがいいな……なにもしなくていいから」

大淀「なるほど。初月さんはいかがですか?」

初月「僕は……そうだな……」

提督「……あ」

初月「……いや、僕もリムジンで……」

大淀「……と言いつつ、このバイクが気になっているのを私は見逃しませんでしたよ、ふふふ」

初月「え……」

大淀「提督、おひさしぶりにどうです? まだ運転を完全に忘れてしまったわけではないのでしょう」

提督「お、おおう。えっと、うん……」

初月「い、いや、確かに少し気になってはいたけど。提督が別に無理をする必要はないんだ」

提督「……いえ、わたしはだいじょうぶです。その、はつ、初月さんがきになるなら、ぜひ……」

初月「しかし、……いや、わかった。同乗させてもらうよ」

提督「は、はい、よろ、よろしくおねがいします……」

初月「うん、こちらこそ。……ついでにもう一つなのだけど」

提督「いえいえ、こちらこそ……。なんでしょうか」

初月「ずっと気になっていたんだ。なぜ提督は僕に『さん』をつけて、敬語なのか。僕はあなたの指揮下にあるのだから、もっと身近な呼び方をしてくれても……」

提督「え、っと、それはー」

初月「……他の呼び方をしてくれてもいいんだよ」ズイ

大淀(むしろ呼べ、って迫り方ですね)

提督「う、あー、あーっと、それじゃあ……」


初月の呼び方はどうしましょうか ↓

1初月

2初月ちゃん

3初月君

4初ちゃん

5初クン

6やっぱり初月さん

7はっつー、はっきーなど、はから始まるあだ名(自由に考えて書き込んでいただいてもかまいません)

提督「えーとえーと……そ、それじゃあ……」

初月「うん」

提督「は、はつづき……………………………………ちゃん……………………で……」

初月「…………」

提督「ひっ、ごめんなさいごめんなさいわたしごときがはつづきちゃんなどと」

初月「……ああ、ごめん。感動していた」

提督「え」

初月「初月ちゃん、初月ちゃんか。いいものだな……」

提督「え、えー」

初月(しかし、この感動……いったいどういうことなのだろう。もしかすると、昔、こう呼ばれていたことが……)↓


1ある

2ない

初月「……僕か? 僕は初月だ」

初月「……初月ちゃん?」

初月「……ああいや、嫌というわけじゃない。ただ、あまり呼ばれなれない言い方だったから」

初月「しかし、初月ちゃん、か。……初月ちゃんね。はは、なんだか少し……恥ずかしいな」



初月(そうだ、確かに誰かにそう呼ばれたことがあった……)

初月(誰だったかな……。もしかすると、それが提督だったのか……?)

初月(もっときっかけがあれば、思い出せるかもしれないな……)



提督「…………は、はつづきさ、じゃない、ちゃん……?」

初月「あっ。すまない、少し考え込んでしまった。なんでもないんだ」

提督「そ、そう。なら……いい、けど……。ほんとは……いやだった、とかじゃ……」

初月「そんなことはない。嫌じゃないよ、提督。うん。嫌じゃない」

提督「……そ、そっかー……」

初月「ああ。だから……そろそろ、行こう」ギュッ

提督「ぁおっ」

初月「どうかしたか」

提督「な、なんでもないれす(どうしてかんむすは急に手をにぎってくるの……)」


つづく

提督疲労度:13
予算度:15-1(バイクのガソリンその他経費)=14

提督「じゃ、じゃあいこ……っか……」

初月「まってくれ。提督、大事なことを忘れている」

提督「え、なんだっけ……?」

初月「経験値を割り振っていないだろう」

提督「…………は……!?」

初月「前回、不知火が地上型深海棲艦を倒した時に手に入れた、あれだ」

提督「もうめたなのかめためたなのかよくわからない」

初月「そのセリフ自体がメタ視点を内包しているが……。まあ、それはいい。経験値を何に使う?」

提督「えー、こういうのまようよね」

大淀「ちなみに、経験値は毎回割り振りなおせますよ。消費しちゃったらなくなりますけど」

提督「そうなんだ……どういう仕組みなのかぜんぜんわからないけど」

大淀「ED条件にも関係しません。入手できる状況も限られている、おまけシステムですね」



経験値を何につかいましょうか(現在値:1) ↓

1提督疲労度を1上げる

2予算度を1上げる

3初月がスキルを取得する

4提督がスキルを取得する(消費)

5経験値システムの説明を聞く(消費)

6今回は使わない(特にいいことはありません)

7選択肢をさらに一つ増やす(大変)

さげてしまったので上げさせてください
安価は↓で

初月にどのスキルを取得させましょうか ↓


1凛々しい横顔(常時)

2まっすぐな眼差し(常時)

3悲しみを秘めた微笑(宣言:1シナリオに1回)

4実はスキンシップが多い(常時)

5少しえっちなことに興味がある(常時)

6溜め対空技(戦闘:使う機会があるかどうか怪しい)

7朴念仁(常時)

提督「はっ。なにかめたっぽいはなしをしていた気がするけど、なにも覚えてない」

初月「何を言っているんだ、提督。ほら、このバイクに乗るんだろう?」

提督「あ、うん……よっ」ヒョイ

初月「では僕も……」トス

提督「……あの」

初月「どうかしたか」

提督「な、なんで後ろに乗るの。サイドカーがついてるのに」

初月「いや……こっちのほうが、何かあったときに提督を守りやすいから」

提督「な、なにかってなに……?」

初月「たとえば」グイ

提督「ひゃ!」

初月「こうやって、提督をだきかかえて飛び降りることもできる」

提督「わ、わか、わかったから……おろして……」

初月「ああ、すまないな」

大淀「そういうことでしたら、サイドカーは外してしまいましょうね。はいできました」カチャカチャ ガタン

提督「はんだんとじっこうの速度ぉー……」

初月「準備は整ったな。行こう」

提督「艦娘ってみんな強引だなあ……」

大淀「提督にもよるのではないでしょうか」

提督「……なめられてるってことかな……」

大淀「ふふふ」

初月「さすがに舐めたりは(まだ)しない」

提督「そ、そういうことじゃなくて……いや、もういいや。行こう。ゴー」ギュオーン

大淀「いってらっしゃいませー」

-路上・走行中

提督「……………………」

初月「…………」ギュー

提督「……あの」

初月「……ん」ギュー

提督「そ、そんなに力いれてだきつかなくてもだいじょうぶでしょ」

初月「……ああ」ギュー

提督「……た、たいしてスピードも出してないし……かんむすだし……」

初月「……落ち着くんだ」ギュー

提督「わ、わたしがおちつかないんですが」

初月「提督の背中は温かいな」

提督「ひゅえ」グラッ

初月「おっと危ない」ガッ

提督「わ、わわ……」

初月「提督、安全運転で頼むよ」ギュー

提督「お、おちつかないってばぁ……」

-劇場前

提督「や、やっとついた……なんかどっと疲れた……(疲労度-2)」

初月「おつかれさま、提督」

提督「えーっと……それで、あれ、映画……なに観るんだったっけ……」

初月「そういえば、まだ伝えてなかったな。チケットはここにある」

提督「こ、これは……?」


初月が観たい映画とはなんでしょうか ↓

1流行のアクション映画

2話題の恋愛映画

3好評のアニメ映画

4評判のホラー映画

5大作のSF映画

6艦娘のドキュメンタリー映画

7昨日ネットで探したベッドシーンのある映画

提督「……『愛と淫欲の虹の際(きわ)に』……? な、なにこのたいとる」

初月「タイトル通りの恋愛映画だよ」

提督「……タイトル通りだと、かなり、その、きまずい映画にみえるんですけど」

初月「そうかな。まあ、気のせいだろう」

提督「えええええ」

初月「さあ、無駄話をしていると映画が始まってしまう。行こう」グイグイ

提督「ちょっ、これ入場するところからかなりはずかしい、やめてーひっぱらないで」ズルズル


-シアター7

提督「R-15してい」

初月「そうだな」

提督「その、わたしグロ系とかはあんまりなんだけど」

初月「そういうシーンはないはずだ」

提督「グロ系がなくてR-15ってやっぱりそういう映画なんじゃ……?」

初月「まあ、映画は観ないとわからないからな」

提督「さっきからわたしの発言ながしてるよね」

初月「そうかな。まあ、気にしすぎだろう」

提督「それそれ、それ!」

初月「おっと、照明が落ちた。ここからは喋ってはいけないんだ」

提督「くっ……」


-本編開始

提督(とうとう始まってしまった……。どんな内容なんだろ)

提督(うわー……いきなりこういうシーンから……きまずい……はやくも死にたい……)

初月「…………」

提督(……初月ちゃん、じーっとみてる……。こういうの好きなのかな……)

提督(こういうまじめな子が、意外に……みたいな? ひょっとして私生活も……)

提督(いやいやいやさすがに提督としてその発想はどうよ。映画の好みなんて人それぞれだし)

初月(この女優、提督に似ている気がする。提督のほうが綺麗だけれど。あと胸も大きいし)

提督(初月ちゃんがまじめに観てるのに、わたしだけうわのそらなのもよくないよね……。恥ずかしいけどちゃんと集中しよう……)

提督(あ、主人公の女の人の日常シーンが……。えーっと、職業は……)


主人公の職業はなんだったのでしょうか ↓

1弁護士

2会社員

3主婦

4高校生

5フリーター

6提督

7ひきこもり

-『愛と淫欲の虹の際(きわ)に』
 とある事件がきっかけで、自宅にひきこもってしまった女性。
 孤独に耐えかねた彼女は、出会い系サイトに登録し、ある男と会うように。
 身体を重ねる快楽に溺れながらも、絆の無い関係を続ける二人……。
 そんな日々の中、ある時、彼女は自分がひきこもる事件のきっかけとなった、元恋人と出会うのだった……。


提督(…………えええええええええええええ)

提督(え、これってそういう? え、これって……そういうメッセージなの!?)

提督(どどどどどどどどどうしよう……困った……困るっていうか、やばい! わ、わたしなんかただのひきこもりだし……)

提督(かんむすの子が本気でこう……どうこうしようとしたら、どうしようもなく……)

提督(や、やばーっ、ひいーっ、あわわわわわわわ)

初月(提督の様子がおかしいな。映画の内容が恥ずかしいのか……?)

初月(僕も少し恥ずかしいのだけれど。しかし……ふむ……やはり興味深い)

提督(なんか初月ちゃん、すごく真剣に見てない……? これは、ほんとうに危険域なのでは)

提督(も、もしもそうなってしまったらどうしよう……。さすがに、めったなことはないとおもうけど)

提督(で、でも、もしもめったなことがあったら……うわあああああああ)


提督疲労度:13-3(すごいつかれた)
予算度:15-1(ポップコーンなど)


-劇場前

初月「……ふう。面白かった」

提督「そうですね」

初月「最後に三人でやりとりをするシーンがよかったな……」

提督「そうですね」

初月「関係性の変化が丁寧に描かれていたからこその、あのラストシーンだと思う」

提督「そうですね」

初月「ところでさっきから、なんだか少し遠くないか、提督」

提督「そそそそそそんなことは」

初月「ふうん。まあいいけれど……。まだ時間はあるし」

提督(びくっ)

初月「次はどこへ行こうか、提督」

提督「つ、つぎ……?」

初月「そうだな……。たとえば……」


次はどこへいきましょうか(残り時間・5)()内は移動コストです ↓

1すぐ側の喫茶店(時間1 予算3)

2近くのレストラン(時間2 予算5)

3やや遠いゲームセンター(時間2 予算2)

4遠めな遊園地(時間3 予算4)

5海(時間3 予算2)

6ホテル(時間1 予算5)

7鎮守府に戻る(時間2 予算2)

初月「たとえば……、ああ、そうだ。ホテルに行かないと」

提督「え」

初月「大淀から、今度の祝勝会に使えそうな場所の下見をしてきてくれと言われているんだ。絶対に提督も出席させると言っていた」

提督「れ」

初月「そういうわけだから、外出のついでに下見をしてきてくれと言われたんだ。住所はこのメモの通りなんだが……提督? どうした、提督」

提督「か」

初月「様子がおかしいな……。正気に戻ってくれ、提督」ユサユサ

提督「はっ」

初月「聞いていたか、提督」

提督「……………………………………………………」

初月「聞いていなかったのかな……」

提督「ホテルがどうとか」

初月「聞いていたのか。そういうわけだから、この住所に……」

提督「いやいやいやいやいやいや!! まって、まってください!! ホテルとか、旅館とか、民宿とか、そういうのはちがうとおもう!! そういうのは、ちがうとおもう!」

初月「何が違うのかわからないが、やっぱり聞いていなかったようだな」


-路上・走行中

提督「なーんだーなーんだあっはっはっはっはっはっは、下見、下見ね、あっはっはっはっはっはっは」

初月「そうだ、下見だ。下見なんだが……」

提督「あはははっははっははははっはは」

初月「何と勘違いを……」

提督「葉ハッは刃はハッはハッははhっはっははっははhhっ波あああhhっは」

初月「提督? バイクが揺れてるぞ、提督? おい、危ない……! うわっ」

ガシャーン

提督「はやわやや……ころんだ……もうだめしんだ……」

提督「みんないままでありがとう……さようなら……あ、私用のHDは中身をみないでたたきこわして……」

提督「…………あれ?」

初月「危なかったな、提督。大丈夫か?」

提督「……は、はつづきさん。わたしはいったい」

初月「ああ、転倒した瞬間に提督を掴んで飛び降りて、そのままバイクを引き起こして併走しながらブレーキをかけて路肩に止まったんだ」

提督「……なるほどー、だからわたしはこうして、初月ちゃんにだきかかえられているわけですね」

初月「そうなるな」

提督「……ご、ごめんなさい! わたし、事故で……」

初月「気にしないでくれ。むしろ悪いのは僕のほうだ」

提督「え……」

初月「まさか、事故を起こすほど祝勝会に出たくなかったとは……無神経な発言だった」

提督「えー」

初月「違ったかな」

提督「ぜんぜんちがうけど、いや、もうこの話はやめましょう」

初月「そうか? よくわからないが、提督がそういうなら」

提督「……で、えーっと、事故をおこしちゃったけど、どうしよう……」

初月「そうだな。幸いケガも故障もないし、僕が運転しよう」

提督「え、できるの」

初月「艦娘だからな。大体、車と二輪の免許は持っている」

提督「そうだったんだ……意外」

初月「提督が知らなかったことのほうが意外だな。艦娘は、必要になりそうなおおむねのことは自分でできるように教育されているんだ」

提督「う……わたしひきこもりだったから……」

初月「気にしないでもいい。こうして外に出たのだから、これから僕たちのことを知っていってもらえるんだ」

提督「な、なんてぽじてぃぶなの……まぶしい……かっこいい」

初月「……ああ、そうだ。すまないな、提督。ずっと抱えたままだった」

提督「はっ」

-高級ホテル

提督「うおおおお……何もかもがかがやいている……高級すぎる……本当にこんなところで祝勝会……?」

初月「大淀は、提督が経費を使わないから余っていると言っていた」

提督「え? け、けいひ? よそは何につかってるの……?」

初月「そこまでは知らないけども……。まあ、使わなければこういう場所で祝いの席を設けられる、と思えばそれでいいんじゃないか」

提督「ん、んー、みんなによろこんでもらえるなら……ガチャは経費でおちないだろうし……」

初月「さて、提督。どこを見て回ろうか」


ホテルでなにをしましょうか(何をしても予算5がかかります。高級なので)↓

提督疲労度:10
予算度:14
残り時間:4

1最上階で食事をしてみる 予算-(5+2) 時間-2

2会場候補のホールを下見する 予算-5 疲労度-3 時間-3

3艦娘的には重要なのでプールに行く 予算-(5+2) 疲労度-4 時間-2

4艦娘的には重要なのでお風呂に入る 予算-(5+3) 疲労度-2 時間-2

5部屋を取ってみる 予算-(5+6) 時間-4

6なぜか地下にゲームコーナーがある 予算-(5+3) 疲労度-2 時間-4

7提督がここまできておいてビビる

前回までのあらすじ
初月と一緒に外出した提督。
そこそこにいやらしい映画を観た提督はバイク事故を起こし、超高級ホテルに連れ込まれたのだった。
果たして提督のサイフの運命は……。

提督疲労度:7
予算度:9
残り時間:1


初月「じゃあ、さっそくホールを見てみるか。100人くらいは入るらしい」

提督「お、おう……(おどおど)」

初月「そんなに気後れすることはない。堂々と胸を張っていればいいんだ」

提督「うー、でも……なんというか……わたしひきこもりだし……」

初月「もう外出しているんだからひきこもりじゃないだろう」

提督「そういうことじゃ……でもそうかな……そうかも……」

初月「ほら、こっちだ」グイ

提督「ひー、ごういんなアプローチ」


-更衣室

提督「な、なんでまた着替える流れなの…………」

初月「ドレスコードというものがあるんだ」

提督「えー」

初月「それに、大淀にも貸衣装を試してほしいと言われている。ドレスを持っている艦娘は少ないからな」

提督「ま、まあわたしももってないし……」

初月「提督は買ったほうがいいんじゃないか。こういう機会も多くなるだろう」

提督「い、いやいや、そもそもわたしには制服があるし……」

初月「それはみんなある。しかし、こういう場所で行う祝勝会で、いつもの制服を着るのもな」

提督「うー」

初月「納得してもらえたようなので。これが事前に借りておいたものだ」さっ

提督「おお……青い……ドレス」

初月「この花飾りがポイントらしい」

提督「わー……。わたし、こういうの着たことないんだけど……うおっなにこれ」

初月「どうかしたのか」

提督「こ、これすごい背中開いてる……。背中に羽が生えてるひと用を借りちゃったんじゃ」

初月「何を言っているんだ。羽が生えてる人などいない」

提督「そうですね。そうですよねー……」

初月「じゃあ、早く着替えてくれ」

提督「ちょ、まって。こういうのって下着はどうするの……」

初月「専用の下着がある。これだ」

提督「なんと……」

初月「さあ、早く着替えるといい。僕はここで待っているから」

提督(……冷静に考えるとこの服を用意したの初月ちゃんなのに……。なぜわたしは予定通りに連れてこられたはずのホテルで着替えをさせられているのだろう)

初月「提督、早く」

提督「……わかったわかった、わかりましたー」ヌギヌギ

提督「うー、せなかが寒い」

初月「うん。よく似合っていると思う」

提督「え、あ、そ、それはどうも……」

初月「その衣装にふさわしい会場だといいな。さあ、ここが候補のホールだ」ガチャリ

-ホール

提督「うわっ、ひろっ! あかるっ! もしやひきこもりのわたしに空間的ダメージをあたえるワナ……!」

初月「何を言っているのかよくわからないが、確かに広いし豪華だな。ここなら鎮守府のメンバーもほぼ全員が入るだろう」

提督「そ、その全員がわたしを知っているメンバー……そこにいる自分を想像すると緊張ではきそう……」

初月「難儀だな、提督は。まあ、そういう状況に慣れるための外出だろう」

提督「最初からむりがあったんだ……死んでしまう……犯人はめがねの女、よどです」

初月「提督もメガネをしてるが。……そうだ、あれを見てくれ」

提督「ん……? なんか人がのぼってしゃべるちょっと高いところ……?」

初月「演壇だな。本番では、提督はあそこに立って、皆に向かってスピーチをする。そして乾杯の音頭をとるんだ」

提督「……………………………………ははは、まさかそんな」

初月「早速やってみよう」

提督「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや」

(つづく)

-演壇

提督「どうしてこんなことに」

初月「提督が提督になったからだろう」

提督「こ、これはおもってた提督のしごと、とちがう感じがする」

初月「予想と実相、理想と現実のギャップはどんな仕事にもあるということだな。僕も艦娘がこんなことをするとは思ってなかった」カチッ ジー

提督「うう。何を言えばいいんだろう……」

初月「艦娘を労う言葉をかければいいんだ」ジー

提督「うーん……。じゃあ、えーと……」


提督「あーそのー、みなさん、おつかれさまでした。みんなががんばってくれたおかげで……なんかいい感じの活躍で、いい感じになりました」

提督「なんかいい感じになったので、なんかこんなところで、なんかいい感じのパーティができます。おめでとうございます」

提督「…………あとは……えーっと……んっと……じゃ、じゃあ、そういうことでカンパーイ」

提督「あとはー……。あとは、あとはその、各自、すきになんか食べたり飲んだりしてください。予算は鎮守府が出すのでただです。おめでとうございます」


提督「………………こ、こんなんでいいのかな……いやよくない気がする」

初月「いや、なかなかいい感じだった。もう少し洗練すれば本番でもいける」ジー カチッ

提督「ほ、ほんとに……? ……て、ちょ、ちょっとなにそれ!」

初月「ビデオカメラだ」

提督「まさか、と……とって……?」

初月「ああ。大淀から頼まれた。別に全然隠してはいなかったんだが、気づくのがずいぶんと遅かったな」

提督「い、いっぱいいっぱいすぎて……いやいやいや、そうじゃなくて! どうするのそんなの!」

初月「どうするのだろうな。僕も知らないんだ」

提督「そ、そんなものをよどに渡すわけには……(ドレスの裾をふむ)ふぎゃっ」ベチッ

初月「大丈夫か、提督」スッスッスッ ピッ

提督「い、いたい……でも、そのカメラだけは…………なにしてるの……」

初月「ああ、データを携帯電話に移して大淀に送信した」

提督「こ、こらー!」ポカポカポカ

初月「痛くないぞ提督。許してくれ、これも仕事なんだ」

提督「はあ、はあ、ぜえ、ぜえ……つ、つかれた……」

初月「きっとこれは提督にとってもいい経験になったはずだ」

提督「絶対なってない……」


-経験点が1手に入った


初月「ほら、なった」

提督「……なってないっ」

次はなにをしますか↓

提督疲労度:7
予算度:9
残り時間:1 (0未満になると帰ります)


1最上階で食事をしてみる 予算-(5+2) 時間-2

2会場候補のホールを下見したので帰る

3艦娘的には重要なのでプールに行く 予算-(5+2) 疲労度-4 時間-2

4艦娘的には重要なのでお風呂に入る 予算-(5+3) 疲労度-2 時間-2

5部屋を取ってみる 予算-(5+6) 時間-4

6なぜか地下にゲームコーナーがある 予算-(5+3) 疲労度-2 時間-4

7提督がなぜか疲れた顔をしているので帰る

すいませんいきてます

他のSS(3つくらいある)が落ち着いたら再開しようと考えているだけ考えている感じで考えています

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年03月27日 (月) 20:42:51   ID: sbaPGnu8

きんもー☆

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