【艦これ】夕張「陽炎型の新しい装備を開発したわ!」 (20)

提督「新しい装備?」

夕張「そう、私気付いたんです。陽炎型にはある特徴があるって」

提督「特徴……?」

夕張「それは――手袋よ!」

提督「あぁ、確かに付けている奴らが多いな。それがどうかしたのか?」

夕張「提督も思い当たる節があるはず。手袋を攻撃の手段としているキャラクターが……」

提督「はっ!まさか!!」

夕張「そう……某大佐です!」

http://i.imgur.com/1E9mgqc.png

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提督「おいおいおい、ちょっと待ってくれよ夕張さんよ。あれって錬金術だろ?んなもんファンタジーの世界じゃん」

夕張「そんな事言ったら私達の存在だってファンタジーですよ」

提督「……そうだな」

夕張「で、試運転するので立ち会ってもらえますか?」

提督「気になるし、良いぞ」

夕張「よかった、実験場まで行きましょう」

―実験場―

夕張「お待たせ!陽炎ちゃんと不知火ちゃん」

陽炎「大丈夫よ。……って、司令も来たのね」

不知火「……」ペコリ

提督「そりゃ、俺が居ないとな」

陽炎「?」

夕張「新装備の試運転には提督が居ないとね」

陽炎「あぁなるほど」

ありそうでなかった発s…と思ったが海上で戦闘するんだから火花でない

提督「で、陽炎達はもう着けてるのか?」ソワソワ

夕張「めっちゃ楽しみにしてるじゃないですか」アハハ

提督「バカ野郎!男の浪漫がそこにあるんだよ!」

夕張「はいはい浪漫浪漫」

提督「夕張ぃ……」

夕張「さて2人とも、準備はいい?」

陽炎「任せて!」

不知火「問題ありません」

夕張「ではあちらの的目掛けてお願い!」ユビサシ

提督「んんー?どっかで見た――」チラッ

















提督「俺の秘蔵コレクション(エロゲやエロ本等)!?」

夕張「では――」

提督「夕張ストップ!頼む!お願――」

夕張「てーっ!」

提督「やめろぉぉぉぉ!!!」

陽炎不知火「」パチッ

チチチッ

シーン

提督「はは……はははっ、焦らせやがっ――」

ドォォォーーーン!!!!!

提督「嫌ぁぁぁぁぁ!!」

――

陽炎不知火「えぇー……」

夕張「ほうほう、かなりの威力ですね。戦艦の砲撃――よりは弱いけど重巡くらいはあるかな?」メモメモ

提督「俺のなけなしの金で買い集めたコレクションが……」シクシク

夕張「執務室にあんなの置いとくからです」プイッ

提督「床下の金庫の中に隠してたのに何故……」

夕張「青葉さんです」

提督「青葉ワレェ!」

>>4
実は水分がありかつ火種が確保できる状態だと大佐は無敵だぞ
水素爆発起こせるから

夕張「ではこの錬金術用手袋――通称"大佐手袋"をもっと作っても?」

提督「何が『では』なのかは分からんが威力は十分だしな。……待て、海の上でも使えるのか?」←立ち直った

夕張「海の上くらいの湿気なら大丈夫です」

提督「原作の大佐が泣くぞそれ」

夕張「知りません」キッパリ

提督「ひでぇ」

夕張「で、作っても?」

提督「まぁいいぞ」

夕張「やりぃっ!」

――

後日、大佐手袋は大量に生産されたが、第一艦隊の陸奥や大鳳らが酷く怯えた為廃止になったそうで……

――

提督「なぁ、他の奴らに装備させるわけにはいかないのか?」

夕張「あ、これ陽炎型限定装備なんで」

提督「なにその無駄な縛り!?」

終わり

>>9
>>10のところミスった

訂正……はしなくていいや
このまま依頼出してきます

おつおつ


焔の錬金術って炎出してるんじゃなくて燃焼反応が起こりやすい条件産み出してるんだよね
だから火種が使えなければどうあがいても無能

>>16
大佐の場合は
手袋の摩擦で起こした小さな火花を火種、空中の塵を導線として目標物に飛んでドカン!
じゃなかったっけ?
爆発物自体は深海棲艦の弾薬とか燃料とか沢山あるからそこの心配は無いけどe

sage忘れた……

>>17
大佐は発火布を使うときはその目標物の周辺の酸素濃度を変化させて爆発的な燃焼を起こしてた
ラストと戦ってるときに水を大量に撒かれて発火布を火種として使えなくなったときは水を酸素と水素に分解してライターを火種にして爆発を起こした

大佐の師匠が編み出したという焔の錬金術は最後までよく分からんかった、開発経緯とか利用目的とか一切の説明なかったし
まぁ格好良いからいいけど

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