サーニャ「エイラ…。話があるの」エイラ「ナンダヨサーニャ」 (29)

サーニャ「…せ、生理が来ないの」

エイラ「…ナ、ナンダッテー!!」

宮藤「それきっと妊娠だよサーニャちゃん」

サーニャ「芳佳ちゃん!?」サーニャ「ミヤフジ!?イッタイドコカラハイッテ…!?」

宮藤「だけどサーニャちゃん昨日も夜間飛行してたよね?ってことはサーニャちゃんにはまだ魔力がある…つまり処女ってことでしょ?」

サーニャ「…しょじょ?」エイラ「ミヤフジ!オマエナニイッテ…!」

宮藤「それなのに妊娠してるってことは…きっとそれイエスキリスト病だと思う。きっとサーニャちゃんは次世代のキリストを産むんだよ」

サーニャ「そんな…」エイラ「ナンダヨソレハ!」

宮藤「羨ましいな~サーニャちゃん。だって次世代のマリア様になれるんだよ?処女膜をイエス様に破られちゃうんだよ?それって凄く偉大なことだよ」

サーニャ「…芳佳ちゃん…酷い…!」エイラ「オマエ…!ミヤフジ!ナオスホウホウハナイノカ!?」

宮藤「うーん、一つだけあるにはあるけど」

サーニャ「…あるの?」エイラ「ハヤクオシエロヨ!ミヤフジ!」

宮藤「イエス様が産まれる前にサーニャちゃんの処女を誰かが奪えばイエス様は天に戻るって伝記にはあるけど…」

サーニャ「…え」エイラ「ナニー!?ソンナホウホウガ!?」

宮藤「今までもイエスキリスト病の患者は誰かに処女を捧げることで未然に防いできたんだよ。私には理解できないけどな~。だってマリア様になれるんだよ?」

サーニャ「…けど誰に…?」エイラ「ソウダヨ!ダ、ダレガサーニャノアレヲ…!」

ぼく「ぼくがいいと思うよ」

サーニャ「だれ?」

芳佳ちゃん「ぼく君」////

芳佳ちゃん「私の彼氏だよ」

ぼく「どうも芳佳ちゃんの彼氏です」

宮藤「どうしてもって言うなら私が奪ってもいいよサーニャちゃん」

サーニャ「え?芳佳ちゃんが…?」エイラ「オマッ、チョットマテ!ミヤフジ!」

宮藤「でもリスクはあるのは覚えておいて。処女を失うと魔力を失って二度と魔女になれない。この事に納得するなら私がその役になってあげるよサーニャちゃん」エイラ「オイ!ミヤフジ!オマエショウキカ!?」

サーニャ「…私、芳佳ちゃんになら…初めてを捧げても…。うん、芳佳ちゃんお願い出来る?」エイラ「チョット!?サーニャ!?」

宮藤「早く処置はした方が良いから今から始めよっか」エイラ「オイオイオイ!チョットー!?」

サーニャ「あ…エイラ。は恥ずかしいから…その…」

宮藤「エイラさん、サーニャちゃんが可哀想ですよ。サーニャちゃんの事を思ってるならもう少しデリカシー持ちましょうよ。早く部屋から出てってください」

エイラ「!?」

エイラ「…ミヤフジ。オマエサーニャノハジメテヲウバウトカイッテルケド…ソノ…オマエ…ドウヤッテウバウンダヨ。オマエ…ア、アレモッテナイダロ。オンナナンダシ」

宮藤「あぁ、ちんこですか?それなら大丈夫ですよ。この扶桑で開発された秘薬「百合花ー二形ー」を使えば女の子の体にもちんこが生えちゃうんです」

サーニャ「芳佳ちゃん、恥ずかしい…」エイラ「ナ、ナナナ…」

宮藤「とりあえずここからは二人だけの時間なのでエイラさんには悪いけど部屋から退室してもらってもいいですか?」

エイラ「ウ、ウ、ウワーン!!」バタンッ!(←部屋から出てった)

サーニャ「エイラ!」

宮藤「さぁ、サーニャちゃん。邪魔者は居なくなったんですし、早々に始めちゃおっか」

サーニャ「う…うん。けど心の準備が…」

宮藤「…サーニャちゃん。治したくないの?」

サーニャ「な、治したいけど…」

宮藤「それならやるしかないよ。じゃ始めよ。服脱いでねサーニャちゃん」

サーニャ「(…エイラ…嫌われちゃったかな…けど…病気治したいし…)…よ宜しくお願いします」

その頃エイラは…

エイラ「グスン…。モウ…モウ…サーニャハ…ハハハ。モウドーデモイーカ…」

ペリーヌ「ちょっとエイラさん!汚らしいから早く部屋に戻りなさい!」

エイラ「…ウ、ウ、ウ、サーニャァアアア…」ズルッズルッ

ペリーヌ「…何何何?どうしたのよ。何があったのか知らないけどいつもの貴方らしくないじゃない.何かあったのならこのペリーヌ様にお聞きなさい」

エイラ「ウワァアン!サーニャァアア!」

ペリーヌ「…!トネール!!」

ビシャアアアアアン!!!(←雷の音)

エイラ「ぎゃん!!!…ン?ココハ…?」

ペリーヌ「眼は覚めたかしら?エイラさん。貴方に何があったのか分かりかねるけどいつまでも廊下の隅でウジウジされるとこっちも気分悪くなりますのよ」

エイラ「…ソウダナ。ナンカイキナリノコトでビビッチャッテタノカモナ。ツンツンメガネノマホウでメガサメタヨ」

ペリーヌ「つ、つんつん…!まぁいいですわ。早くお行きなさい。鬱陶しいったらありゃしないですわ」

エイラ「ウン。アリガトナ!ペリーヌ!」タッ

ペリーヌ「…フン」

宮藤「これがサーニャちゃんの生肌…。白魚みたい…それに良い匂い…」

サーニャ「よ、芳佳ちゃん。その早くして…早く終わらしたいの…」

宮藤「あ、ごめんごめんサーニャちゃん。でもたっぷり前戯しておかないと痛いと思って」

サーニャ「そ、そう…」

宮藤「じゃそろそろこの秘薬飲んで終わらしちゃおっか」ゴクン!

サーニャ「よ、芳佳ちゃんの股に…」

宮藤「フー、準備万端。それじゃ…いただきまーす」

サーニャ「…(エイラ!)」

バタンッ!!!

エイラ「マテ!!!サーニャハワタシノモンダー!!!」

サーニャ「エ、エイラ!?エイラ!!」ダッ(←ベッドから降りてエイラに向かって走りだす)

サーニャ「エイラ!エイラ!怖かった…!」ダキッ

エイラ「サ、サーニャァ。マダ…ソノウバワレテハイナイイノカ?」

サーニャ「うん…」

エイラ「…ヨカッター。サーニャ…ゴメンナ。ホッテオイテ」

サーニャ「ううん。いいの。こうやって助けてくれたじゃない。ありがとう。エイラ」

エイラ「サーニャ…」ギュッ



宮藤「…敵わないなぁ。この火照りどうしようっかな。リーネちゃん起きてるかなぁ…。じゃお二人さんお幸せに」バタンッ

サーニャ「あれ?芳佳ちゃんは?」

エイラ「ミヤフジノヤロウ。コンドアッタラブッタオシテ…」

サーニャ「やめてエイラ。芳佳ちゃんは私の病気を気遣ってくれたのよ…。それでだけど…エイラ…」

エイラ「ン?ナンダ?」

サーニャ「そ、その…私の初めての人…エイラ…その…頼める?」

エイラ「オ、オ…ウン。サーニャのためなら当然ナンダナ。ミヤフジ、あの秘薬置いていったみたいだし…」

サーニャ「エイラ…その…よろしく…」

エイラ「お、オウ。これのみゃイイノカナ。ソレッ」ゴクン

サーニャ「エイラの股にも…凄い…」

エイラ「ナ、ナンダカ照れるナー。ソレジャサーニャ…イイカ?」

サーニャ「うん…」

バタンッ!

エーリカ「おっすー。お二人さん、何してる…ってえーーーーー!!」

サーニャ「ハルトマンさん!?」エイラ「中尉!?」

エーリカ「ゴメーン!!なんか邪魔しちゃったみたいだね!じゃっ!!」

ドンッ!!

エーリカ「痛っー」

バルクホルン「まったく何してるハルトマン。部屋の掃除は終わったのか?それにここの部屋はエイラとサーニャの…」

サーニャ&エイラ&エーリカ「あっ」

バルクホルン「……あ、あ、お前ら…なな何してるんだーーー!!!」


説明中

バルクホルン「成る程。つまり、サーニャがそのイエスキリスト病とやらにかかったから宮藤がサーニャのその…を奪おうとしてエイラが止めに入って今の状況か…」

サーニャ&エイラ「はい」エーリカ「なんで私も正座させられてるのトゥルーデ」

バルクホルン「お前は黙っていろハルトマン。サーニャとエイラ…まぁエイラはともかくとしてサーニャ…このような行為が規律違反だとはわかっているんだろうな?もし…その…が無くなったら501部隊の夜間飛行は誰がやるんだ」

サーニャ「すいません…けどその病にかかってもし子どもが産まれたら…」

バルクホルン「…ハルトマン。イエスキリスト病というのは本当にあるのか?」

エーリカ「ないに決まってるじゃん」

サーニャ&エイラ「!?」

エーリカ「あれ?そういう口実じゃなかったの?」

バルクホルン「だ、そうだ。これについてエイラとサーニャは何か文句があるか?」

サーニャ「いや…でも…芳佳ちゃんが」エイラ「ソウダヨ。ミヤフジガ…」

バルクホルン「思い出してみろ。生理が来ないだけで何もそのような行為を行なっていないのに妊娠なんてそんなふざけた病があるわけがないだろう」

エーリカ「だからさー夜型の生活リズムだと生理不順になったりするんだよ。私もよく夜更かしする時に来なかったりするよー」

バルクホルン「だ、そうだ。つまり宮藤に騙されただけだお前たちは」

サーニャ「そんな…芳佳ちゃんが…」エイラ「…アノヤロー…」

バルクホルン「しかしだな、騙す方が悪いのは当然だが騙される方も悪いんだ。しっかり反省しろ。あとその秘薬とやらは私が回収する。宮藤にもあとできつく言っておこう」

サーニャ&エイラ「…はい」

サーニャ「ハルトマンさんは何故知ってたのですか?」

エーリカ「いやいやいや。私ウィッチ引退したら医者になろうと思っててさー。ま、それの関係で時たま勉強したりしてるんだ」

サーニャ「そうなんですか」エイラ「イガイダナー」

エーリカ「まぁミヤフジには私からも言っておくから。じゃ」バタン

バルクホルン「では私も退室するが…二度とこのような行為は行うな。サーニャも一応医務室で見てもらえ」バタン

サーニャ「…なんか…疲れたね」エイラ「ホントダヨ。ミヤフジガアンナコトイウナンテナー」


廊下にて
バルクホルン「成る程。この秘薬とやらを飲めば体に…が生えるのか…。…みミヤフジにはきつく言っておかないとな…キツく…」

エーリカ「(まぁ…実のところ学会では開示されてないだけでイエスキリスト病はあると言われる場合もあるんだよねー。今後どうなるか…まぁ私は悪くないよね)」

来たる8月4日、サーニャが突然吐き気を催したとのことで医務室にサーニャとエイラは向かった。単なる生活リズムの乱れだと思っていたが、実際医師の診断は…

END

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