ことぱな『口臭チェック?』 にこ「そうよ」 (11)

~部室~


にこ「おいーす」

ことり「あ、にこちゃんおはよー♪」

にこ「おはよ。・・・ことりだけなの?」

ことり「うん、かよちゃんも後から来るって」チクチク

にこ「そう・・・」ジー

ことり「ん?どうしたのにこちゃん?」チクチク

にこ「いや、あんたも頑張るわねーって」

ことり「うん♪ことりは好きでやってるから」

にこ「ふーん」

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ガチャ


花陽「にこちゃん!ことりちゃん!」

にことり『花陽(ちゃん)!」

花陽「遅れてすみません・・・ハアハア」

にこ「遅いわよー」ジトー

ことり「まあまあ・・・かよちゃんも座ろう?」

花陽「うん!」



~1時間後~

にこ「疲れた~」

ことり「お疲れ様♪」

花陽「にこちゃんもことりちゃんも上手いなあ・・・」

にこ「何いってんの、花陽もにこ程じゃないけど中々よ」

ことり「そうだよかよちゃん♪」ニコニコ

花陽「あ・・・・ありがとう」

にこ「それにしても甘い物が欲しいわね」

花陽「私も欲しいです!」

ことり「じゃあお菓子食べる?」

にこ「え?買ってきたの?」

ことり「ううん、ことりが作ってきたの」ゴソゴソ

ことり「はいこれ」ジャーン

にこぱな『おお~!』

ことり「クッキーだよ。甘くて美味しいの♪」

にこ「あんた本当器用ねえ・・・」

花陽「いただきます!」

にこ「いただきます」

ことり「召し上がれ♪」



花陽「美味しい!」サクサク

にこ「うん。丁度良い甘さだししっかりサクサクしてるわね」サクサク

ことり「さすがにこちゃんだね。分かってる♪」サクサク



ことにこぱな『ご馳走様でした』

にこ「本当に美味しかったわことり」

花陽「だよねぇ、また食べたいな」ニコニコ

ことり「2人ともありがとう♪」ニコニコ

にこ「はぁ~・・・」ハァー

花陽「?」

ことり「何してるのにこちゃん?」

にこ「口臭チェックよ」

ことぱな『口臭チェック?』 にこ「そう」コク

ことり「何で?」

にこ「何でも何も無いわ。アイドルの口が臭いなんてご法度でしょ」

花陽「分かるよにこちゃん!!花陽も臭いには気を使ってるもん!」

ことり「へぇ~・・・・・大変なんだねえ」

にこ「他人事じゃないわよことり」ズィッ

ことり「ふぇ?」

にこ「あんたの口の臭い嗅がせてくれない?」



ことり「ええっ!?///」



ことり「ことりは良いよぉ・・・」

にこ「何言ってんのよ、スクールアイドルたるもの臭いには特に気を使わないと」

花陽「うんうん」

ことり「自分でやっちゃ駄目?」

にこ「自分の臭いは意外と分からないものよ」

にこ「それに第3者の感想も聞いておけば対策も立て易いしね」

花陽「ふむふむ」メモメモ

ことり「なるほど・・・・・・でも恥ずかしいなあ///」

にこ「まあ今日はクッキーも食べちゃったし、時間を置きましょうか?」

花陽「良いのにこちゃん?」

にこ「良いわよ。今やっても3人とも似たような匂いだし」

ことり「ありがとにこちゃん♪」

翌日の部室



にこ「ことりー」

ことり「」ガタッ

にこ「どうしたの?」

ことり「だって昨日にこちゃんが・・・」

にこ「緊張しすぎよ・・・」

ことり「恥ずかしいもん///」

にこ「恥ずかしがらないの、大事なことなんだし」

ことり「そ・・・・・そうだけど・・」


ガラガラ

花陽「ハァハァ・・・・おはよう2人とも」

にこ「おはよー」

ことり「オハヨウカヨチャン」

花陽「ことりちゃんは何で顔を机に伏せてるの?」

ことり「ハズカシイハズカシイハズカシイ・・・」

にこ「駄目だこりゃ」

花陽「?」




にこ「ことりはこんなんだし花陽からやるわよ」

花陽「え?何を?」

にこ「口臭チェック」

花陽「ピャアッ!?花陽もなの!?」

にこ「当たり前でしょ」ジトー

花陽「ピャア・・・ピャア・・」

にこ「あ」

花陽「ハズカシイハズカシイハズカシイ・・・・・」

ことり「ハズカシイハズカシイハズカシイ・・・・・」

にこ「共鳴しちゃってるじゃない・・・」

にこ「ああもう」ガシッ

花陽「ひゃっ!?」カオツカマレ

にこ「んっ・・・はぁ~・・・」

花陽「んっ!・・・すぅっ・・・」クンクン






花陽「甘い・・・・」トローン

にこ「んっ・・・ぺろっ・・・・ぷはっ」

花陽「ふわぁ・・・//」

ことり「」

にこ「どう?」ドヤ

花陽「よかったよぉ・・・・」

にこ「でっしょー?」

花陽「うん・・・///」

にこ「突っ込みなさいよ・・・」

ことり「」ガタッ

にこ「ん・・どうしたのk」

ことり「んっ・・・はぁ~・・・」

にこ「んん~~!?」

ことり「んっ・・・・ぺろっ・・・」

にこ「」

ことり「ぷはっ・・・・・・・どう?にこちゃん///」

にこ「」

ことり「にこちゃん!?」

花陽「どうしたのにこちゃん!?」

にこ「・・・・・はっ!!」

ことぱな『ぴゃあ!』

にこ「ことりの匂いが凄すぎて気絶したわ」

ことり「くさかった・・・・?」

にこ「逆よ逆、良い匂い過ぎて脳が溶けるかと思ったわ」

ことり「へえ~~・・・///」

花陽「良かったねことりちゃん♪」

ことり「うん♪」

にこ「そうだ、花陽もことりにやってあげなさいよ」

ことぱな『ええっ!!』

にこ「花陽だけ嗅がせてないなんてずるいでしょ?」

花陽「確かに・・・・」

ことり「じゃあかよちゃんお願い♪」

花陽「う・・うん・・・・はむっ」

ことり「ひゃあっ!」

花陽「ぷはぁ~っ・・・」

ことり「すんすん・・・」

花陽「ぺろっ・・・ぷはっ」

ことり「すぅっ・・・」

花陽「どうだったことりちゃん?」

ことり「良い匂いだったよおかよちゃん♪」ナデナデ

花陽「えへへ///」

にこ「あんたら仲良しねー・・・まあとりあえず3人とも合格ってことで良いわね」

花陽「うん!」

ことり「合格?」キョト

にこ「そう。普段から気を遣えるなら心配ないって事」

ことり「じゃあ日を空けたのも」

にこ「そうよ」コク

花陽「さすがにこちゃんだね♪」

ことり「でも恥ずかしかったよぉ・・・」

にこ「何言ってんの急に嗅がせてきたくせに」ジトー

ことり「えへへ///」

終わりです

超嗅ぎたい

いったいどうやってお互いの口臭を嗅いでたんですかねぇ

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