文香「それでは決闘講座を…始めます…。今日は当然…美奈子さんです…」

美奈子「よろしくお願いします。私にはどんなデッキがいいですか？」

のあ「悪魔の調理師」

文香「どう組めと…？ここは宇宙船の艦長をしてたので…巨大戦艦ですね…」

美奈子「宇宙船のモンスターなんているんですね。面白そうです」

文香「簡単に巨大戦艦について…説明しますね…。巨大戦艦の主な戦術はキーカードで…後続を途切れさせないことです…。後続を次々出すことで相手を疲弊させ…疲れた所で一気に勝負を決めましょう…」

美奈子「強そうですね！でもキーカードがなくなったらきつそうです…」

文香「はい…。だから守る手段が…必要になってきます…。今日はルール説明で終わりますね…。明日までにベースデッキと…預かった予算内で使えそうなカードを用意します…」

文香「これがベースデッキと…使えそうなカードです…」

美奈子「すごいですね。でもどこかで見たような気がします」

文香「元がゲームのボスですからね…。デッキが出来たら…言って下さい…」

美奈子「なるほど。要塞が鍵なんですね！」

杏「まああったら強いよね～」

のあ「菜々さんはもちろんグラディウス1作目からプレイしてるんでしょ？」

菜々「はい、もちろんやって…な、ないに決まってるじゃないですか！ナナ永遠の17歳ですよ！」

美奈子「出来ました！」

文香「それなら…よかったです…。相手は誰が…いいでしょうか…」

紗南「あたしがやるよ！ボスは攻略しないとね」

美奈子「紗南ちゃんが相手ですね。負けませんよ！」

文香「決まりですね…。準備が出来たら…始めて下さい…」

美奈子・紗南「「決闘！」」

紗南「先攻はもらうよ！あたしのターン！モンスターを裏側守備表示で召喚！あたしはカードを1枚伏せてターンエンド！」

のあ「かなり普通ね」

飛鳥「大体は墓地に送られてからが勝負だよね」

美奈子「私のターン、ドロー！テラ・フォーミング発動！デッキから巨大要塞ゼロスを手札に加えます。ゼロス発動！ゼロスの効果処理でボスラッシュを手札に加えます。ボスラッシュ発動！更にボスラッシュ発動！もう1枚ボスラッシュ発動！ゼロスの効果発動！手札から巨大戦艦を特殊召喚します。後方から現れ敵を轢き潰せ！出撃せよ！巨大戦艦クリスタル・コア！ゼロスの効果発動！クリスタル・コアにカウンターを置きます。バトル！クリスタル・コアで裏側守備モンスターに攻撃！アーム・レーザー！ゼロスの効果で巨大戦艦の攻撃翌力守備力は500アップしてます」

紗南「へー。少しはやられにくいかもね」

美奈子「ダメージステップ終了時にクリスタル・コアの効果発動！コインの表裏を言い外れたらカウンターを取り除きます。ちなみにカウンターなしで戦闘したら破壊されます。私が選ぶのは表！…表なのでそのままです。私はカードを1枚伏せてターンエンド！」

紗南「あたしのターン、ドロー！モンスターを裏側守備表示で召喚！あたしはこれでターンエンド！」

美奈子「私のターン、ドロー！ゼロスの効果発動！我が2つの核、潰せる物なら潰してみろ！現れろ！巨大戦艦ビカビッグ・コアMK-ⅠⅠ！特殊召喚されたMK-ⅠⅠの効果発動！MK-ⅠⅠにカウンターを3つ置きます。ゼロスの効果発動！MK-ⅠⅠにカウンターを1つ置きます。バトル！クリスタル・コアで裏側守備モンスターに攻撃！アーム・レーザー！ダメージステップ終了時にクリスタル・コアの効果発動！私は表を宣言します。…裏なのでカウンターを取り除きます。MK-ⅠⅠでダイレクトアタック！フォーティーン・レーザー・MK-ⅠⅠ！ダメージステップ終了時にカウンターを1つ取り除きます」

紗南「そっちはカウンターが確実に減るんだね」LP5100

美奈子「減ってもそこまで問題ないです。私はこれでターンエンド！」

紗南「あたしのターン、ドロー！モンスターを裏側守備表示で召喚！あたしはカードを1枚伏せてターンエンド！」

美奈子「私のターン、ドロー！ゼロスの効果発動！我が2つの核、潰せる物なら潰してみろ！現れろ、巨大戦艦ビッグ・コアMK-ⅠⅠ！バトル！クリスタル・コアで裏側守備モンスターに攻撃！アーム・レーザー！カウンターがないからクリスタル・コアは破壊されます。1体目のMK-ⅠⅠでダイレクトアタック！フォーティーン・レーザー・MKⅠⅠ！ダメージステップ終了時にカウンターを1つ取り除きます。トドメです！2体目のMK-ⅠⅠでダイレクトアタック！フォーティーン・レーザー・MK-ⅠⅠ！」

紗南「くず鉄のかかし発動！攻撃を無効にするよ。発動したくず鉄のかかしはセットされるよ」LP2200

美奈子「私はこれでターンエンド！巨大戦艦が破壊されたからボスラッシュ発動！デッキから巨大戦艦を特殊召喚します。反射レーザーと短いレーザーの雨で敵を撃ち抜け！現れろ！巨大戦艦MK-ⅠⅠⅠ！特殊召喚されたMK-ⅠⅠⅠの効果発動！MK-ⅠⅠⅠにカウンターを3つ置きます。ゼロスの効果発動！MK-ⅠⅠⅠにカウンターを1つ置きます。もう1枚のボスラッシュ発動！反射レーザーと短いレーザーの雨で敵を撃ち抜け！現れろ、巨大戦艦ビッグ・コアMK-ⅠⅠⅠ！特殊召喚されたMK-ⅠⅠⅠの効果発動！MK-ⅠⅠⅠにカウンターを3つ置きます。ゼロスの効果発動！MK-ⅠⅠⅠにカウンターを1つ置きます。最後のボスラッシュ発動！反射レーザーと短いレーザーの雨で敵を撃ち抜け！現れろ、巨大戦艦ビッグ・コアMK-ⅠⅠⅠ！特殊召喚されたMK-ⅠⅠⅠにカウンターを3つ置きます。ゼロスの効果発動！MK-ⅠⅠⅠにカウンターを1つ置きます」

紗南「破壊したそばから次々と…。まさにボスラッシュだね」

美奈子「フフフ。MK-ⅠⅠⅠはゼロスの効果で攻撃翌力3200で効果では破壊されません。しかもカウンターがある限り戦闘では破壊されません。この布陣、突破できるなら突破してみて下さい！」

蘭子「自ら説明死を招いたな！（自分で説明して敗北フラグをたてましたね）」

菜々「確かに勝ち筋はありますけど…。そう都合よく引けますかね？」

ミスです。>>15で1体目のMK-ⅠⅠのカウンターが取り除かれてカウンター2つになってます。

紗南「まだ勝負はこれからだよ。あたしのターン、ドロー！テラ・フォーミング発動！デッキから暴走魔法陣を手札に加えるよ。暴走魔法陣発動！効果処理で召喚師アレイスターを手札に加えるよ。召喚師アレイスター召喚！召喚されたアレイスターの効果発動！デッキから召喚まし

ミスです。

紗南「デッキから召喚魔術を手札に加えます。召喚魔術発動！手札のヴォルカニック・バレットを墓地に送り場のアレイスターを除外して融合！炎よ！我が呼び声に答え全て焼き尽くせ！召喚魔術！現れろ、炎の召喚獣プルガトリオ！プルガトリオの攻撃翌力は相手の場のモンスター×200アップするよ。墓地の召喚魔術の効果発動！除外されているアレイスターを手札に戻して召喚魔術をデッキに戻すよ。バトル！プルガトリオで1体目のMK-ⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ！」

美奈子「戦闘したのでカウンターを1つ取り除きます」LP7600

紗南「まだだよ。プルガトリオは全てのモンスターに1度ずつ攻撃出来る！プルガトリオでもう1体のMK-ⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ・セカンド！プルガトリオでMK-ⅠⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ・サード！プルガトリオで2体目のMK-ⅠⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ・フォース！プルガトリオで3体目のMK-ⅠⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ・フィフス！」

美奈子「カウンターを1つずつ取り除きます。…完全に展開力と場持ちのよさが仇になってますね」LP6900

紗南「せいぜい的にさせてもらうよ。あたしはこれでターンエンド！」

美奈子「私のターン、ドロー！2体目のMK-ⅠⅠとMK-ⅠⅠⅠ3体を守備表示に変更！バトル！1体目のMK-ⅠⅠでプルガトリオに攻撃！フォーティーン・レーザー・MK-ⅠⅠ！これでカウンターがなくなりました」LP6500

紗南「なるほど。MK-ⅠⅠがなくなればプルガトリオの攻撃翌力は3100に下がる。攻撃翌力3200のMK-ⅠⅠⅠで倒せるわけだね」

美奈子「そういうことです。私はこれでターンエンド！」

紗南「あたしのターン、ドロー！手札のアレイスターを墓地に送りプルガトリオの攻撃翌力を1000アップするよ。そしてプルガトリオには貫通能力がある。その意味はわかる？」

美奈子「…え？」

紗南「バトル！プルガトリオで1体目のMK-ⅠⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ！プルガトリオで2体目のMK-ⅠⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ・セカンド！
プルガトリオでMK-ⅠⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ・サード！トドメだよ。プルガトリオで2体目のMK-ⅠⅠに攻撃！プルガトリオ・ファイガ・フォース！」

美奈子「一気に決められてしまいました…」LP-1900

紗南「ふー危なかったー！アレイスターが来なかったらどうしようかと思ったよ」

美奈子「最後の最後で詰めを誤りましたね。守備表示にしなければまだどうにかなってたかもしれません」

文香「いえ…。アレイスターを召喚…召喚魔術サーチ…召喚魔術でアレイスターと…墓地のヴォルカニック・バレットを除外するか効果を発動して手札融合してプルガトリオ…。召喚魔術の効果でアレイスターを手札に戻して召喚魔術をデッキへ…。プルガトリオ1体にアレイスター…。使ってないプルガトリオでMK-ⅠⅠⅠ3体と2体目のMK-ⅠⅠに攻撃…。使ったプルガトリオでMK-ⅠⅠⅠ3体と2体目のMK-ⅠⅠに攻撃…。最後にカウンターがないMK-ⅠⅠに攻撃してトドメです…」

泉「どっちにしてもアレイスターを出せるかどうかが勝負の分かれ目だったんですね」