【ラブライブSS】希「デュエマせぇへん?」 (214)


ミューズのメンバーがひたすらデュエマするだけのSSです。

新しいギミックなどは注釈しながら進めていくつもりですので、基本的なルールを知って

いれば問題ないかと思います。

質問や感想などいただけるととても励みになります!

書き溜めなしの遅筆ですがご容赦ください。

穂乃果「いきなりどうしたの?希ちゃん」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1485345065

穂乃果「いきなりどうしたの?希ちゃん」

希「いやな、今日拾ったんよ。クリーチャーを実体化する装置を!」

にこ「またわけわかんないことを……」

凛「おもしろそうだにゃー!」

海未「今日も練習があるのですが……」

希「ええやんええやん!」

ことり「たまにはいいんじゃないかなぁ。海未ちゃん、おねがぁい」

海未「うっ……ことり、それはずるいですよ!」

絵里(相変わらず海未はことりに弱いのね……)

真姫「ていうか、みんな学校にデッキなんて持ってきてるの?」

花陽「みんながデュエマしてるなんて知りませんでしたっ!」

希「ま、女子高生のたしなみやね!」

絵里「みんなデッキはあるみたいだし、せっかくだからやってみましょうか!」

穂乃果「せっかくだからトーナメントにしようよ!優勝した人が次の曲のセンターね!」

8人「「「「「「「「!!!!?」」」」」」」」

にこ(こ、これは負けられないわっ!!)

真姫(この間パパに買ってもらったこのデッキがあれば楽勝ね!)

花陽(ま、負けられませんっ!)

凛(優勝するにゃー!)

絵里(ふふ……悪いけど勝ちはもらったわっ!)

希(スピリチュアルやね)

海未(私のデッキが火を噴きます!)

ことり(みんな、悪いけどことりが勝っちゃいますっ!)

穂乃果「じゃ、組み合わせ決めよっか!」

一回戦第一試合 凛VSことり

凛「よ~~~し、いっくにゃ~!」

ことり「負けないよ、凛ちゃん!」

希「じゃ、この機械を使うで!」

ポチッ

絵里「ハラショー!いきなりテーブルが出てきたわ!」

真姫「アニメなんかでよくあるあれね」

穂乃果「シールドが実体化した!すごい!」

海未「真のデュエルですね……って、怪我したりしないでしょうね!」

希「安全性は確保されとるから心配せんでいいやん」

「「デュエマ、スタートぉ!」」」

海未「先攻はことりですか……いったいどんなデッキを使うんでしょう」

花陽「かわいいスノーフェアリーデッキとか使いそうです」

穂乃果「あ、わかる!」

にこ「確かにそういうイメージはあるわね」

ことり「マナをためて、ターンエンドだよ!」

ことりがマナに置いたカード『爆走戦鬼レッドライダーズ』

ぱなまきほのうみえりにこのぞ「「「「「「「ええええええええええええええっっっっ!!!!!?」」」」」」」

爆走戦鬼レッドライダーズ 2マナ 火文明 種族ヒューマノイド パワー1000

・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の墓地に『爆走戦鬼レッドライダーズ』

が一枚でもあれば、相手のマナゾーンからカードを一枚選び、持ち主の墓地に置く。

真姫「って、なんかつられて声上げちゃったけどなんでそんなに驚いてるの?」

絵里「だって、あのカードは……」

希「ジョバンニスコールなんてことりちゃんのイメージとは正反対やん」

海未「真姫はあのデッキを知らないのですか?」

真姫「そ、そんなわけないでっしょー。……でも、説明したいなら聞かないこともないわ」

にこ「……ジョバンニスコールっていうのはね、まぁ簡単に言えば……ひたすら相手のマナ

を奪い続け、何もさせないっていうデッキよ」

真姫「何もさせないって……そんなことできるの?」

花陽「うまく回れば、本当に何もできないで終わるんだよ」

海未「そしてそうなる確率は、それなりに高いです」

穂乃果「ドリルスコールとジョバンニさえ来ればそれだけで完成だからね……」

ドリルスコール 2マナ 火文明 呪文
・カードを1枚、自分のマナゾーンから自分の墓地に置く。その後、相手はカードを1枚、自分自身のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。

天雷王機ジョバンニⅩ世
2マナ 光文明 パワー1000 種族グレートメカオー/ナイト
・ブロッカー

・このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

・自分のターンの終わりに、自分の墓地にあるコスト1の呪文を好きな枚数、自分の手札に戻す。

すみません、大嘘を書いていました。

ドリルスコールは1マナです。

申し訳ありません。

ドリルスコール 1マナ 火文明 呪文
・カードを1枚、自分のマナゾーンから自分の墓地に置く。その後、相手はカードを1枚、自分自身のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。

天雷王機ジョバンニⅩ世
2マナ 光文明 パワー1000 種族グレートメカオー/ナイト
・ブロッカー

・このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

・自分のターンの終わりに、自分の墓地にあるコスト1の呪文を好きな枚数、自分の手札に戻す。

真姫「つまり……ジョバンニの効果で毎ターンドリルスコールを使いまわすってこと?」

絵里「そうよ。相手はずーっとマナがたまらないってわけ。考えるだけでも恐ろしいチカ…

…」

真姫「でも待って。それじゃ自分のマナもたまらないし、相手にとどめさせないじゃない」

にこ「ばかねぇ。ことりのマナゾーンにあるカードをもう一回見てみなさい」

真姫「レッドライダーズでしょ?それがいったい……あ!わかったわ!」

海未「もう気づきましたか、真姫は頭の回転が速いですね」

にこ「さっきまでのデッキの説明を踏まえて考えれば誰だってわかるでしょ」

真姫「何よにこちゃん!そんな言い方しなくてもいいでしょ!」

にこ「それにあんた、本当にわかってるの?」

真姫「ドリルスコールの効果でレッドライダーズを墓地に落とす。そうすることで、2枚目

のレッドライダーズの効果で相手のマナだけを減らせるようになる、ってことでしょ」

絵里「さすが真姫ね」

真姫「それで……レッドライダーズで攻撃していくの?シールドトリガー踏んだら一気に

逆転されそうなんだけど……」

穂乃果「だから攻撃しないで相手の山札がなくなるのを待つんだよ!」

真姫「え?今回はことりが先攻だから先に山札がなくなるのは凛の方だけど……それって

不安定すぎじゃない?」

海未「だから山札を回復させるんですよ」

真姫「山札を回復?」

希「このカード、『クルトの気合釣りを使うんよ』

クルトの気合釣り 1マナ 光文明 呪文
・Sトリガー

・呪文を1枚、自分の墓地から山札の一番上に置く。

花陽「これで必要に応じて山札の枚数を調整するんです」

真姫「なによそれ、めちゃくちゃ強いじゃない……」

真姫(私のデッキでそれやられたら……それこそ何もできなくなる)

穂乃果「あ、凛ちゃんがカードを引いたよ!」

ことり「ごめんね、凛ちゃん。何もできずに終わってもらうよ?」

凛「それはわからないよ、ことりちゃん」

ことり「もしかして、ことりがキーカード引いてないと思ってる?でもごめんね、ちゃあん

とあるんだ、大事なカードが2枚とも。ほら、見せてあげる!」

ことりが2枚のカードを凛に見せつける。

海未「なっっ!?」

にこ「ドリルスコールとジョバンニ……コンボが、完成してる」

凛「いいの?対戦相手に手札見せるなんて」

ことり「いいんだよ、何もできないで終わる凛ちゃんへのせめてものプレゼントだから」

凛「何もできない……かあ。凛、そんなの嫌だにゃ!」

叫ぶと同時、凛の目の前に一匹のクリーチャーが現れた。

闇戦士ザビクロー「グルルルルルルッ!」

ことり「そ、速攻っ!!!?」

闇戦士ザビクロー 1マナ 闇文明 パワー1000 種族ドラゴノイド/エイリアン
・このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。

花陽「凛ちゃん……なんでわざわざ速攻デッキなんて」

希「正直時代錯誤……でも、このデッキならジョバンニを倒せる!」

真姫「どういうこと?凛のデッキ、おかしいの?」

にこ「ああいう1マナや2マナのカードをポンポン並べていくようなデッキを使うメリッ

トってあんまりないのよ。侵略や革命チェンジを使った方が、結果的に早く勝負を決められ

るし、勝負がもつれこんでも押し切れる可能性がはるかに高い。……ジョバンニデッキはそ

こをうまくついてるのよ」

真姫「……?」

海未「最近の早期決着を目指すデッキというのは、速攻デッキのように1ターン目から動き

出すということはあまりないです。その代わり、4ターン目ごろから強力な能力を持つトリ

プルブレイカーサイズのクリーチャーを出し、一気に押し切るというタイプのものが多い

んです。こういったデッキは、最序盤には特に動きません。あくまで4マナ、5マナたまっ

てから急に爆発する。そして、4マナ5マナ必要だというなら……間に合うんですよ。ジョ

バンニのマナ破壊が、十分すぎるほどに」

穂乃果「革命チェンジや侵略をバンバン使うデッキならチェンジ元を1ターン目に出すってこともあるんだけど、闇の1コストクリーチャーなら、その線は薄いかな……」

希「そうやね、自然のクリーチャーやったら、ドギラゴン剣やべアフガン、光ならシドやミ

ラクルスター、ミラダンテを目指してってことが考えられるけど……」

絵里「ドグライーターやデモンカズラ、強力なカードではあるけれど、それを主軸に作られ

たデッキは環境には存在していないわ」

真姫「さっきから気になってたんだけど、侵略や革命チェンジって何?」

にこ「そこから!?あんたホントにデュエマやってんの!?」

真姫「しょうがないでしょ!この前パパに買ってもらったばっかりなんだから!」

海未「にこ、初心者の手引きをするのも大切な役目ですよ」

にこ「わかってるわよ!じゃあ、軽く説明するわ。侵略っていうのは、特定の種族のクリー

チャーが攻撃するときに手札からコストを支払わずに進化できる能力のことよ」

希「例を挙げた方がわかりやすいやんね」

花陽「真姫ちゃん、このカードをどう思う?」

轟速ザ・レッド 4マナ 火文明 パワー4000 種族ソニックコマンド/侵略者

・スピードアタッカー

真姫「ヴぇぇぇ……4マナでスピードアタッカーだけ……正直使おうとは思わないわ」

海未「昔は4マナのスピードアタッカーならパワー2000でしたからこれでも悪くはな

いんですが、確かにデッキには採用しようとは思えないスペックですね」

穂乃果「じゃあじゃあ、このカードがあったらどうかな!?」

轟く侵略レッドゾーン 6マナ 火文明 パワー12000種族ソニックコマンド/侵略者

・進化―自分の火のクリーチャー1体の上に置く。

・侵略―火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃するとき、自分の手札にあるこのクリー

チャーをその上に重ねてもよい)

・Tブレイカー

・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、一番パワーが大きい相手のクリーチャーをす

べて破壊する。

真姫「何よこれ……4マナでいきなりパワー12000のTブレイカーが相手の一番強い

クリーチャーを破壊しながら攻撃してくるってこと!?」

希「こういうカードを使うと、『従来の速攻よりも速く』『安定的に』強力な攻撃を続けるこ

とができるんよ。しかも、1体1体のパワーや効果が強いから、終盤にもつれ込んでも十分

勝機が残ってる。正直なぁ、従来の速攻がこういうデッキに勝ってるところってほとんどな

いんよ」

穂乃果「次は革命チェンジの説明だね!」

海未「革命チェンジというのは、攻撃しているクリーチャーと手札にあるクリーチャーを入

れ替えてしまうというものです。有名どころでいくと……」

花陽「あれだよね」

穂乃果「あれしかないよ」

絵里「いやぁ……怖いチカ……」

希「まぁ、圧倒的やんなぁ」

にこ「じゃあ、せーのでいきましょうか」

穂乃果「せーのっ!」

ぱなほのうみにこのぞ「ドギラゴン剣!!!」

絵里「その名前を呼ぶのはやめるチカぁ!」

蒼き団長ドギラゴン剣 8マナ 火/自然文明 パワー13000 

種族メガコマンドドラゴン/革命軍/ハムカツ団

・マナゾーンに置くとき、このカードはタップしておく。

・革命チェンジー火または自然のコスト5以上のドラゴン(自分の火または自然のコスト5

以上のドラゴンが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替

えてもよい)

・自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。

・Tブレイカー

・ファイナル革命―このクリーチャーが『革命チェンジ』によってバトルゾーンに出た時、

そのターン中に他の『ファイナル革命』をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下に

なるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーン又は手札から選び、

バトルゾーンに出す。

希「改めて見てみても、酷いこと書いとるなぁ」

海未「デュエマ開発者のカティノ氏が強くしすぎたカードは何だ?と聞かれたときに迷わ

ずこのカードを挙げたのはあまりにも有名な話ですね」

にこ「しかも当初は、出せる多色クリーチャーのコストが7以下だったらしいわ」

絵里「ボルバルザークが出てくるチカぁ……」

希「あれは禁止カードやからさすがにないけどなぁ」

無双竜機ボルバルザーク 7マナ 火/自然文明 パワー6000

種族アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン

・マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のパワー6000のクリーチャーをすべて

破壊する。その後、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。そのターンの終わりに、

自分はゲームに負ける。

・スピードアタッカー

・W・ブレイカー
※プレミアム殿堂(禁止カード)

穂乃果「ねぇねぇ真姫ちゃん、このドギラゴン剣ね、3ターン目に出てくるんだよ?」

真姫「ヴぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!?」

海未「3ターンキルドギラゴン剣ですね、安定性と終盤力、防御力の欠如から最近はほとん

ど見ませんが」

希「強いデッキであることに疑いようはないなぁ」

花陽「3ターン目にリュウセイカイザーやら引き連れて出てこられたら泣くしかありませ

ん……」

海未「アパッチウララーは除去しづらいし……本当に何なんでしょうかね、このカードは!」

穂乃果「海未ちゃんが怒った!」

絵里「イーヴィルヒート、アパッチウララー、リュウセイカイザー……うぅぅぅぅぅ……」

希「えりちが震えだしたで……」

絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート 闇/火文明 5マナ

種族デーモン・コマンド・ドラゴン パワー4000

・マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

・スピードアタッカー

・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。そ

の後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。

勝利のアパッチ・ウララー 闇/火文明 6マナ

種族メルト・ウォリアー/ダークロード/ハンター パワー3000

・マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

・このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが破壊された時、相手の手札を見ないで1枚選び、相手はそれを見せる。そのカードと同じ文明を持つ、コス

ト8以下のハンター・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトル

ゾーンに出す。

真姫「サイキッククリーチャーって何?」

海未「40枚のデッキとは別に用意することのできる両面カードのことです」

真姫「デッキとは別?」

花陽「超次元ゾーンっていうところに、8枚まで用意できるの」

穂乃果「超次元呪文っていう呪文や、アパッチウララーみたいな一部のクリーチャーで呼び

出せるんだよ」

希「特徴としては、バトルゾーン以外のゾーンに行くときには超次元ゾーンに戻ること、条

件を満たせばコストの大きい方に裏返せること、超次元ゾーンのカードは誰でも見ること

ができるってこととかかなぁ」

絵里「だから、超次元ゾーンの内容から相手のデッキを予測することもできるわ」

勝利のリュウセイ・カイザー   水/闇/火文明 6マナ

・サイキック・クリーチャー 種族レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター パワー6000

・相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。

・W・ブレイカー

希「超次元ゾーンには他にドラグハートってカードも置けるんやけど……それは出た時に

説明しよっか」

花陽「イーヴィルヒートで必要なカードを墓地から回収しつつドギラゴン剣に革命チェン

ジ、ファイナル革命の能力でアパッチウララーを呼び出しさらにサイキッククリーチャー

を呼び出す、というのがこの一年で嫌というほど見た光景ですね」

海未「ドギラゴン剣がTブレイカー、呼び出すサイキッククリーチャーがWブレイカー、

そしてアパッチウララーでダイレクトアタック……シールドを一枚も削れていない状況か

らでも一気に勝負を決めることができます」

絵里「仮にシールドトリガーで止められても、この面倒極まりないクリーチャーを処理しな

きゃいけないチカ。しかも手札には革命チェンジで戻ったイーヴィルヒートがいて、ドギラ

ゴン剣を破壊しようものなら結局墓地から回収されて同じような動きをされるチカ……」

風呂入ってきます、感想なんかいただけると嬉しいです!

絵里「今までの(革命編以前)速攻と侵略、革命チェンジを用いた早期決着を目指すデッキ

の違いをまとめるとこんな感じね」

速攻の特徴
・1ターン目からクリーチャーを展開する。

・デッキの大半が3コスト以下のカードで構築される。

・防御用カードは皆無。

・終盤にもつれ込むと勝機がなくなる。

・4マナ以上溜める必要はあまりない。2マナあればクリーチャーを展開できる。

・パワーの最大ラインは5000程度。

革命チェンジ、侵略デッキを用いたデッキの特徴
・3マナ時点までは手札調整等に使われ、クリーチャーはあまり展開されない。
(されるとしてもコスト軽減系クリーチャーで、積極的に攻撃に参加するクリーチャーは、序盤にはあまり出ない)

・コストの高いカードも採用される余地は十分にある。

・シールドトリガーをはじめとした防御用カードもある程度搭載される。

・終盤になっても、割と戦える。

・4,5マナないと主要カードを使うことはできない。

・パワーラインは10000を優に超える。

真姫「なるほどね……速攻デッキが淘汰されていったのもうなずけるわ」

希「殆どマナを必要としない速攻デッキが消えていき、回すにはある程度のマナがいるタイ

プのデッキが残った。コントロール系統は勿論マナが必要だしね。ジョバンニが台頭してき

たのは、そういうわけやん」

花陽「でも凛ちゃんは、マナを使わない旧式の速攻を使ってる。ことりちゃんにとっては、

かなり嫌な相手の筈だよ」

希「いろいろ解説も終わったし、試合に戻ろか」

ことり「予想外のデッキだけど……負けないよ!凛ちゃん!呪文、死亡遊戯!」

ザビクロー「アァァァッッッ!」

凛「そんにゃっ!!?」

死亡遊戯 呪文 1マナ 火文明
・Sトリガー

・相手のパワー1000以下のクリーチャーを1体破壊する。

ことり「さらに!呪文ドリルスコールで、凛ちゃんのマナを奪うよ!私が墓地に送るのは、

もちろんレッドライダーズ!」

ことり、マナ2→1 凛、マナ1→0

凛「凛のデッキは、1マナあれば動けるんだニャー!死んでいった仲間を糧にして、召喚!

死神術士デスマーチ!」

死神術士デスマーチ 1マナ 闇文明 パワー1000 種族デスパペット
・ブロッカー

・墓地進化―闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重

ねつつバトルゾーンに出す。

・このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーは-4000される。

デスマーチ「……ザビクロー!貴様の命、使わせてもらうぞ!」

凛「進化クリーチャーは出たターンに攻撃できる!いっけー、デスマーチ!」

ことり(デスマーチをバトルで倒すには最低5000が必要……私のデッキにはそんなパ

ワーのクリーチャーは入ってない。でも、パワー1000なら、ジョバンニの力で死亡遊戯

を回収すれば対処できる……)

凛「デスマーチを……革命チェンジ!」

凛「頼むにゃ!【問3】ジーン↑!」

【問3】ジーン⤴(アップ)  水/闇文明 5マナ
種族クリスタル・ドラゴン/革命軍/テック団 パワー5000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
革命チェンジ:水または闇のクリーチャー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。そのうちの1枚を相手に選ばせ、手札に加える。もう1枚を自分の墓地に置く。

凛「デスマーチは、進化元ごと手札に戻る!そして、ジーンの効果発動!山札の上から2枚

を表に!そのうちのどちらかを手札、もう片方を墓地に送るよ!」

『海底鬼面城』『アクアジェスタールーペ』

凛「さぁ、ことりちゃん!選んで!」

海底鬼面城 水文明 1マナ


自分のターンのはじめに、相手はカードを1枚引いてもよい。その後、自分がカードを1枚引いてもよい。さらに、バトルゾーンに自分のサイバーロードがあれば、カードを1枚引いて、自分の手札を1枚山札の一番下に置いてもよい。

アクア・ジェスタールーペ 水文明 4マナ
種族リキッド・ピープル 2000
M・ソウル
連鎖(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目を見る。そのカードが、このクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーであれば、バトルゾーンに出してもよい)
自分のターン中に、このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、それがそのターンに出した2体目のクリーチャーであれば、カードを1枚引いてもよい。

ことり(ジェスタールーペを使えるまでマナを伸ばさせるつもりはない……厄介なのは、手札を増やす鬼面城のほうかな)

ことり「ジェスタールーペを墓地に!」

にこ「凛ったら、なかなかやるわね……この時点で手札の差を3枚つけ、バトルゾーンにク

リーチャーを残して、しかも墓地に闇のクリーチャーがあるから、次のターンにはデスマー

チでの攻撃も確実……これはことりは相当厳しい筈よ

ジーン「いきますよぉぉ!」

―バリィン!―

音を立てて、ことりのシールドが砕ける。

ことり「お願い!シールドトリガー!」

絵里「ここであのジーンを除去することができれば大きいわね」

ことり(このカードは……確かにシールドトリガー、だけど……)

ことり(ボルカニックランス、か……)

ボルカニックランス 2マナ 火文明 呪文
・Sトリガー

・相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。

・自分のシールドを1枚選び、墓地に置く。

寝ます

→→→38
そうですね、水文明は使わせる予定です。

ボルメテウスが出るかはお楽しみにということで。

→→→39
ありがとなす!

→→→40

そうなんですか!僕が以前使っていた型をほぼ流用しているので少し時代遅れな感じになっていたかもしれません。

アドバイスありがとうございます!

ことり(ジェスタールーペを使えるまでマナを伸ばさせるつもりはない……厄介なのは、手札を増やす鬼面城のほうかな)

ことり「鬼面城を墓地に!」

にこ「凛ったら、なかなかやるわね……この時点で手札の差を3枚つけ、バトルゾーンにク

リーチャーを残して、しかも墓地に闇のクリーチャーがあるから、次のターンにはデスマー

チでの攻撃も確実……これはことりは相当厳しい筈よ

ジーン「いきますよぉぉ!」

―バリィン!―

音を立てて、ことりのシールドが砕ける。

ことり「お願い!シールドトリガー!」

絵里「ここであのジーンを除去することができれば大きいわね」

ことり(このカードは……確かにシールドトリガー、だけど……)

ことり(ボルカニックランス、か……)

ボルカニックランス 2マナ 火文明 呪文
・Sトリガー

・相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。

・自分のシールドを1枚選び、墓地に置く。

ことりちゃんが墓地に置かせたのは鬼面城の方です。

訂正します。

ことり(ジーン……あのカードは、鬱陶しい……でも、ボルカニックランスを使うと、私の

シールドは1枚減っちゃう。凛ちゃんの手札にはデスマーチがあることはわかってる。

もし他に革命チェンジのカードがあれば、デスマーチの進化元になったジーンが回収されて、結局またジーンが革命チェンジで出てくる。そうなったら、ジーンの効果で手札も補充

されて……。

シールドを犠牲にしてまで今倒す必要はあるの……?

だけど、放置したら、次に出てくるデスマーチと合わせて一気に攻められる……。

墓地に送ったシールドが、1マナの呪文だったら、ジョバンニで回収できる枚数も増える…

…。

ここはっ)

ことり「シールドトリガー発動!ボルカニックランス!ジーンを破壊するよ!」

凛「にゃっっ!?でも、ことりちゃんのシールドは1枚無くなるにゃ!

どれを墓地に送るの!?」

ことり(ここでシールドトリガーを選んじゃったら目も当てられない……。

お願い!今だけは出ないで、シールドトリガー!)

真姫「……ことりったら、随分悩むのね。あのシールドトリガーを使うかどうかもだいぶ考

えてたみたいだけど」

にこ「当たり前でしょ、この選択が勝負を左右するといっても過言じゃないんだから」

海未「速攻相手にシールドは減らしたくないですからね」

真姫「それはそうだけど、クリーチャーを残せば結局シールドは割られるんだから1枚のシ

ールドよりも除去を取るべきなんじゃないの?1枚どころか2枚以上壊される可能性もあ

るんだから」

希「普通ならそうやろね」

絵里「でも、この場合はもう少し複雑よ。凛の手札にはデスマーチがあることがわかってる。

もしここでジーンを倒せば、間違いなくジーンを進化元にしてデスマーチが攻撃してくる。

凛の手札にもし別の革命チェンジカードがあったら?ジーンは手札に戻り、また革命チェ

ンジで現れるのよ?出た時の墓地と手札を増やす効果を発動しながらね」

真姫「ことりからすればどっちにしろ地獄ってわけね」

希「まあそれは凛ちゃんが革命チェンジカードを持っとるかって話なんやけど、ここまでの

流れは圧倒的に凛ちゃんに傾いとる。ことりちゃんがいくら警戒してもしすぎるってこと

はないやろなぁ」


ことり「私が墓地に送るのは……これだよ!」

『オリオティス・ジャッジ』

ことり「そ、そんな……」

凛「や、やったにゃ!危なかったぁ」

穂乃果「こ、ことりちゃん……」

海未「これは決まったかもしれませんね……」

オリオティス・ジャッジ 光文明 3マナ
呪文

・S・トリガー

・各プレイヤーは、自身のマナゾーンにあるカードの枚数以上のコストを持つクリーチャーをすべて、好きな順序で自身の山札の一番下に置く。

絵里「あのカードが残っていれば、手札でもなく墓地でもない、山札の底にジーンだろうと

デスマーチだろうと送って処理できていたはずなのに……ことり、とことん運がないわね」

希「デッキ相性といい、凛ちゃんの運が良すぎるんかもしらんけどね」

ことり「ま、まだだよ!勝負はこれから!ドロー!」

海未「ことり……こんな状況でも全く諦めていません」

にこ「デュエリストにとって、何より大切なことよ。私達は、最後までデッキを信じて、全

力を尽くさなきゃいけないの。でも、それって案外できないもんよ。ことりもなかなかやる

じゃない」

ことり(プレイできるカードはレッドライダーズかジョバンニ……ここは、少しでも展開力

を落としたい)

ことり「お願い!爆走戦鬼レッドライダーズ!効果で凛ちゃんのマナを墓地に!」

凛マナ1→0

凛「またマナがなくなったにゃー……」

ことり「ターンエンドだよ!」

凛「でも、凛の手札にはデスマーチがある!1マナで十分動けるんだよ!さっき倒されたジ

ーンを進化元に、召喚!死神術士デスマーチ!」

凛「デスマーチでシールドに攻撃!さらに革命チェンジ!ジーン↑!」

にこ「うわ、えぐいわねー」

希「やっぱ持っとったか」

凛「効果で山札の上から2枚を表向きに!さぁ、選んで!」

『死神術士デスマーチ』『海底鬼面城』

ことり「どう考えてもデスマーチのほうが厄介だね……デスマーチを墓地に」

ジーン「さぁ!2度目の攻撃です!」

ことり「うっっ……」

ことり(またシールドトリガー!勇愛の天秤、か。ジーンは倒せないし、私の手札はジョバ

ンニ1枚。捨てるわけにはいかない。せっかくのトリガーなのに……)

勇愛の天秤 火文明 2マナ
呪文

・S・トリガー

・次のうちいずれかひとつを選ぶ。

►手札を1枚捨て、その後、カードを2枚引く。
►相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。

凛「凛のターンは終わりにゃ!」

ことり「ドロー、マナチャージ。……脈々と受け継がれし騎士の血統、永遠の呪術よ、今、

私の手の中に!召喚!天雷王機ジョバンニⅩ世!」

ジョバンニ「私の力、とくと見せよう!」

ことり「頑張ろうね、ジョバンニ!」

ジョバンニ「ああ!いつものようにマナを奪いつくし、絶望に染めようではないか!」

花陽「ことりちゃん、怖い顔してます……」

ことり「さらに、呪文ドリルスコールを発動!私はマナゾーンのロジックサークルを墓地

に!これで凛ちゃんのマナはまた0だよ!」


ロジック・サークル 光文明 1マナ
呪文

・S・トリガー

・自分の山札を見る。その中から呪文を1枚選び、相手に見せてもよい。その後、山札をシャッフルし、その呪文を山札の一番上に置く。

凛「1マナあれば十分にゃ!」

ことり「ターン終了時に、ジョバンニの効果発動!」

ジョバンニ「舞い戻れ、偉大なる呪文たちよ!」

『ドリルスコール』×2『死亡遊戯』『ロジックサークル』回収

ことり「4枚のカードを手札に戻すよ!」

凛「凛のターン!ドロー!マナをためて、デスマーチを進化元に、デスマーチ召喚!

さっきのターンに出てたジーンでシールド攻撃にゃー!」

ことり「ブロックはしないよ」

花陽「あ、凛ちゃん!」

にこ「あのバカ、調子に乗ってミスしたわね」

真姫「ミスって?」

絵里「凛の手札にはジーンがあるのよ?攻撃するジーンと手札にあるジーンを入れ替える

べきだったの。そうすれば墓地も手札も増やせたのに」

穂乃果「勝利が近づいて、焦っちゃったのかもね」

希「そして、勝負の流れっていうのは、こういうミスから案外変わったりするんよねぇ」

―パリィン!―

ことり「凛ちゃん、ダメだよ。焦っちゃ」

凛「にゃ?」

ことり「デュエマの神様はね、こういう小さいところ、案外ちゃんと見てるんだよ!シール

ドトリガー、オリオティスジャッジ!」

おやすみなさい

コメントくれた方、ありがとうございました!

ジーン、デスマーチ「「うおぉぉぉっぅっっ!?」」

ことり「厄介なカードは、山札の底で眠っててもらうよ!」

穂乃果「大逆転だ!」

絵里「いいえ、まだよ!」

ジョバンニ、レッドライダーズ「「ぐっっ……」」

希「ことりちゃんのマナゾーンにあるカードは2枚、それ以下のコストを持つジョバンニた

ちも山札に戻ってまう」

海未「ことりの不利には変わりありませんね……」

にこ「でも、確かに風向きは変わったはずよ」

→→52
らしいですね。殿堂入りは予想していましたがまさか一気に禁止カードになるとは……

他の新制限カードを使ったデッキも多数扱う予定だったのですが……

制限施行前に書き上げられるよう頑張るぞい!

ことり「ドロー!……不正は許さない!制御の翼、オリオティス召喚!」

穂乃果「うまい!これで革命チェンジは封じられたね!」

制御の翼 オリオティス 光文明 2マナ
種族ジャスティス・ウイング 2500
ブロッカー

このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

相手が、自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストの大きいクリーチャーを出した時、相手はそのクリーチャーを自身の山札の一番下に置く。

希「不正は許さない(オリオティスのフレーバーテキスト)って、革命チェンジも侵略も

なんもかんも否定しとるなぁ」

絵里「まあ、そういいたくなることが多々あるのは事実だけどね」

ことり「さらに、ドリルスコール発動!」

(墓地に送るのは1マナの呪文がいい……でも、今ロジックサークルを墓地に送ると、光の

カードを引いても使えなくなっちゃう、ここは……)

ことり「勇愛の天秤を墓地に」

凛「いい加減そのマナ破壊鬱陶しいにゃ~」

凛「凛のターン、ねじれる者ボーンスライムを召喚だにゃ!」


ねじれる者ボーン・スライム 闇文明 1マナ

種族リビング・デッド 1000
ブロッカー
このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃する時、攻撃の後、このクリーチャーを破壊する。

花陽「立て続けに1マナのカードをプレイできてる!やっぱり凛ちゃん、今日は絶好調だ

よ!」

にこ「そうかしら?せっかく出したクリーチャーだけど、オリオティスにパワー負けしてる

し、革命チェンジも封じられているわ」

海未「いえ、やはり運はいいですよ。青黒速攻に入る1マナのアタッカーは、デスマーチ以

外ではザビクローかボーンスライムです。そして、ザビクローなら相手の場にブロッカーが

いても絶対に攻撃しなければならない。様子を見て温存しておけるボーンスライムはこの

場での最適解です!」

希「海底鬼面城という選択もあるけど……でも、手札で凛ちゃんが勝っている現状、2枚目

のジョバンニを引かせるような鬼面城はむしろことりちゃんを利することになるやろうし

ね」

絵里「この勝負……本当に面白いわ」

にこ「ことりがさっさとジョバンニを引ければ、デスマーチ2枚がもうない以上、一気に流

れを持っていけるはずよ。ううん、デスマーチが来ても死亡遊戯で対処できる」


希「もし次のターンにジョバンニを出すことができれば、凛ちゃんを1マナのままで縛るこ

とができる。ことりちゃんのドロー、このドローは激しく重いで」

ことり「お願い!来て!ドロー!」

凛(ここで引かれるとまずいにゃ~。2マナ、いくら速攻でもせめて2マナはほしい。この

ターンにマナを減らされるのはきついにゃ!)

ことり(勇愛の天秤、か。一刻も早くジョバンニを引きたい今、このカードを使うのは確定。

問題は、ドリルスコールと死亡遊戯のどちらを使うかってことだよね。いや、一応マナチャ

ージなしで片方を残すっていう選択もあるけど……)

希「ことりちゃんが引いたのは勇愛の天秤かぁ……さて、どうするんやろか」

真姫「ことりはどこで迷ってるの?」

絵里「今ことりには4つの選択肢があるのよ。そしてどの選択肢にも妥当性がある」

真姫「選択肢、ねぇ」

にこ「聞こえてはないでしょうけど、一応説明するなら声を潜めるのよ」

絵里「わかってるわ。まぁ、どっちも完全に勝負に集中してるみたいだけどね」

にこ「それでもよ!」

絵里「わかってるってば。私だってデュエリストなんだから。それで、ことりの選ぶだろう

選択肢はこんな感じよ」

1、 死亡遊戯をマナチャージ→ドリルスコール発動→勇愛の天秤で2枚ドロー

2、ドリルスコールをマナチャージ→死亡遊戯を発動しボーンスライムを破壊→勇愛の天秤で2枚ドロー

3、マナチャージなし→勇愛の天秤でドリルスコールを捨てて、死亡遊戯をキープしつつ2枚ドロー

4、マナチャージなし→勇愛の天秤で死亡遊戯を捨てて、ドリルスコールをキープしつつ2枚ドロー

真姫「ちょっと待って、勇愛の天秤って、手札捨てないとドローできないんじゃなかった

の?」

希「それがちょーっと違うんよ。ほら、もう1回勇愛の天秤の効果を読んでみ?」

勇愛の天秤 火文明 2マナ
呪文

・S・トリガー

・次のうちいずれかひとつを選ぶ。

►手札を1枚捨て、その後、カードを2枚引く。
►相手のパワー2000以下のクリーチャーを1体破壊する。

真姫「その……後?」

希「デュエマのルールってな、実行できないことはやらずにその先に進めるようになっとる

んよ」

真姫「つまり、手札がない状態でこのカードを使えば、2マナで2枚ドローできるってこと

!?」

海未「そう、そこがこのカードの強いところなのです」

花陽「まぁ、除去か手札調整か選べるだけでも十分なんだけどね」

穂乃果「でも、そうした場合って書いてある時は、その前に書いてある条件を満たさないと

いけないよ!」

デッドリー・ラブ  闇文明 2マナ
呪文

S・トリガー

自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊する。

真姫「これは、自分のクリーチャーを破壊しないと相手のクリーチャーを破壊することはで

きないってことね」

絵里「さすが真姫ね!やっぱり理解が速いわ!」

にこ「で、肝心の選択肢の話だけど」

絵里「あ、そうだったそうだった。まず一つ目の選択、ドリルスコールと勇愛の天秤を使う

パターンね。まぁ、多分これを選ぶ可能性が一番高いわ。凛のマナを減らしつつドローする

ことができる」

花陽「二つ目、死亡遊戯と天秤を使うパターンですね。相手の頭数を減らしてドロー、十分

考えられると思います。ただ、凛ちゃんの手札は4枚、ドローすると5枚まで伸びるので、

高確率で2マナのカードをプレイされちゃうから、選択肢1のほうが堅実だといえるかも

しれません」

海未「3つ目と4つ目は、マナを溜めない、というより死亡遊戯かドリルスコールをキープ

する選択肢です。三つめは、とりあえずドリルスコールを撃つのは待って、ドローしてから

対応していく、というものですね。ただこれは……一番可能性が低いでしょうね。死亡遊戯

を無駄に捨てるくらいならチャージしてドリルスコールを売ってしまった方がいいという

話ですから。一応選択肢1よりも1枚多く手札を多く残せてはいるのですが、1枚の手札で

相手のマナを減らせるのならそうすべきではないかと私は思いますね」

希「そうやね、これは多分無いやろね」

にこ「だけど、死亡遊戯を残す選択肢には十分意味があるわ」

真姫「そう?さっき海未が言ってたように、1枚の手札でマナを減らせるならそうした方が

いいんじゃないの?」

希「そうやねぇ、まぁこの選択は1枚のカードを対策するためだけにあるようなもんやからなぁ」

真姫「何よ、そのカードって」

にこ「散々見たでしょ、デスマーチよ。前にも聞いたと思うけど、

あいつはパワーは1000しかないけど、バトルで倒すとなると5000必要なの。そして、

基本的にジョバンニデッキには、そんなパワーを持ったクリーチャーはいない」

真姫「デスマーチを警戒した選択ってことね」

絵里「でも、デスマーチ2枚は山札の下にあるし、さっきのターンボーンスライムを出したってことは手札にもないってこと。だからこれもあんまり現実的ではないわね。

マナを残せば手札にある2コストのカードを使われるんでしょうし……そっちの方がよっ

ぽど厄介だわ」

希「せやね、客観的に見ればそうするべきや」

海未「客観的?どういう意味ですか?」

希「考えてもみいや、ことりちゃんはあんなデッキに当たるなんて全く考えてなかった。

しかもかなり相性の悪い速攻デッキに、な。そして、デスマーチとジーンの流れるようなコ

ンボで、まあ今こそ多少持ち直しはしたけど……ぼろぼろにされた。

そう、今ことりちゃんが受け取る攻撃の起点は、全部デスマーチにやられたもんなんよ。

そしたら、ちょっと怖ない?デスマーチのこと」

絵里「希、それは……」

希「絵里ちだって言っとったやん、ドギラゴン剣怖いチカぁ、ってな」

絵里「ぐぬぬチカぁ」

海未「デュエリストにはそれぞれ思い入れのあるカードというものがあります。そしてそれ

と同じように」

穂乃果「ちょっとトラウマになっちゃうようなカードも、あるよねえ」

希「ことりちゃんからしたらデスマーチってさ、まさにそんな感じやないんかな?」

にこ「この勝負に勝ったら、そのトラウマはなくなるんでしょう。だけどこの勝負の最中、

必要以上にデスマーチを警戒してしまうっていうのは、ない話じゃないわね」

ことり(デスマーチ……またあのカードが来たら……今度こそやられるかもしれない。

私は、どうすれば……)

オリオティス「デッキを、信じるのです!なぁに、一撃くらいなら命がけで止めて見せます

よ!」

ことり「あなたに死なれちゃ困るんだけどね。わかった!そうだよね!デュエリストがデッ

キを信じなくてどうするのって話だよ!呪文、ドリルスコール!」

穂乃果「ことりちゃんがドリルスコールを使ったよ!」

海未「ことり……思い切りましたね!」

ことり「勇愛の天秤発動!手札はないから、ドローだけするよ!」

凛「ちょっと強くないかにゃ~?」

ことり(クルトの気合釣りと、死亡遊戯!ジョバンニこそ引けなかったけど、結局死亡遊戯

が手に入った。悪くない!やっぱり思い切ってよかった!)

凛「うぅ……ザビクローを出してターン終了」

花陽「凛ちゃん!」

にこ「初めて、凛が攻撃できなかったわね」

希「むしろこんだけ連続で1マナ引くことをすごいと思うべきやないんかなぁ」

ことり「ドロー!……ありがとう、来てくれたんだね。騎士の魂は、何度倒れても永遠不滅!

召喚!天雷王機ジョバンニⅩ世!」

ジョバンニ「待たせたな。私が来た以上、好きにはさせない!」

ボーンスライム「俺達と変わらないパワー1000のくせにかっこつけてんじゃね!……

ぅぉっっ!!?」

ことり「死亡遊戯発動。ここからは私達のステージだよ!」

『死亡遊戯』×2『ドリルスコール』×2回収

凛「にゃぁぁぁ……」

ことり「どう!凛ちゃん!これが私のジョバンニデッキだよ!」

凛「困ったにゃぁ……」

海未「これは凛にとって相当きつい筈です!」

絵里「ハラショーなドローだったわ!」

希「……そやろか」

絵里「え?最高のドローでしょ?」

花陽「……凛ちゃん、笑ってる」

にこ「確かにさっきのターンは、ことりが最高のパフォーマンスをして見せたわ。

でもね、今から始まるターン、凛は初めて2マナのカードを使うことができるの。

そして、闇の2コストには、」

「グルァァアアアアッッッッ!!!!!」

凛「ゴワルスキーを進化元に墓地進化!鬼面妖蟲ワームゴワルスキー、召喚だにゃ~!」

鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー 闇文明 2マナ
進化クリーチャー 種族パラサイトワーム/デビルマスク 4000

墓地進化-闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。

このクリーチャーが破壊された時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

希「これまた鬱陶しいのが出てきたなぁ」

にこ「デスマーチよりもコストは高いけど、その分パワーが高く、火力での除去を受けにく

い。この局面では相当強いわね」

穂乃果「デスマーチなら死亡遊戯で処理できてたけど、ゴワルスキーには効かない……」

凛「さぁ!いっくにゃー!」

ザビクロー「キシャァァァッッ!」

真姫「ザビクローの攻撃……ああ、毎ターン強制攻撃だったわね。負けるとわかってるのに

突撃だなんてかわいそうね」

希「かわいそう?そんなことないよ、この攻撃にはちゃぁんと意味がある。さっきまでとは

状況が変わったんよ」

真姫「だってオリオティスにブロックされて終わりじゃない」

希「ブロック、するかなぁ」

真姫「いや、この状況どう考えても……」

ことり(どうしよう……ザビクローの攻撃を止めたら、まず間違いなくゴワルスキーがオリ

オティスを倒しに来る。私の手札にあるカードでは、ゴワルスキーは処理できない。

オリオティスがいなくなったら、またジーンが出てくる)

真姫「なるほど、ブロックのためにタップしたらオリオティスが狙われるってわけね」

絵里「でも、ザビクローの攻撃を許すってことはシールドを0にするってことよ?それは流

石に許容できないんじゃないかしら」

にこ「まあ、ゴワルスキーを革命チェンジされてもマナを奪うからもう出てこないし、1マ

ナクリーチャーは死亡遊戯で倒せばいい。ザビクローもボーンスライムもパワー1000

だしね。ロンリーウォーカーが入ってたら困るでしょうけど」

希「でも結局、ことりちゃんにとって鬱陶しいのはあのコンボやんね」

ことり(ううん、落ち着いて考えたら1マナのクリーチャーは死亡遊戯で攻撃前に

倒せるから問題ないよ。はぁ……結局私を悩ませるのは、あなたなんだね、デスマーチ……

ていうかほんと1マナのスペックじゃないよ!なんなの、墓地に闇のクリーチャーがいる

だけでスピードアタッカー、革命チェンジで進化元ごと買えるって!

もうもう!ちゅんちゅん!)

ことり「いい加減鬱陶しいよ!デスマーチなんて、怖くない!オリオティス、お願い!」

オリオティス「かしこまり!」

ザビクロー「ルゥゥ……」


凛「行くにゃ、ゴワルスキー!その邪魔なオリオティスを倒すにゃ!」

ゴワルスキー「俺は伝説の大ヒール!お前の心に恐怖を刻み込んでやるぜ!」

オリオティス「何が恐怖だ、貴様のようなものにっ!」

ゴワルスキー「目障りだ、うせろぉ!」

ゴワルスキーに握りつぶされ、オリオティスが砕け散る。

ことり「ごめんねオリオティス、ドロー!」

ことり(グローリーストーン、この試合では使えないよぉ)

グローリー・ストーン 光文明 1マナ
呪文

S・トリガー

相手のマナゾーンのカードが自分のより多ければ、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

ことり「死亡遊戯をチャージして、ドリルスコール2枚を使って、ターンエンドだよ」

『ロジックサークル』『死亡遊戯』→マナから墓地へ

『ロジックサークル』『死亡遊戯』『ドリルスコール』×2回収

ことり(大丈夫、次のターンにロジックサークルでオリオティスジャッジを山札の上に持っ

てくれば、ゴワルスキーも処理できる)

凛(引いたカードはクロック。鬼面城を張れるけど、それだとことりちゃんにも大分メリッ

トがあるよね。諸刃の剣だにゃぁ。

……でも、デスマーチと革命チェンジのカードを引ければ、まず勝てる。

それに、引くなんて凛には似合わないよね!)

凛「クロックをチャージして、海底鬼面城でシールドを要塞化するよ!」

終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック 水文明 3マナ

クリーチャー:アウトレイジMAX 3000

S・トリガー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)

孤独の影ロンリー・ウォーカー 闇文明 1マナ
種族ゴースト 2000

自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーがこのクリーチャーだけであれば、破壊する。

凛「ゴワルスキーでシールドに攻撃!革命チェンジ!ジーン、お願い!」

ジーン「さあ、選ぶのです!」

『死神術士デスマーチ』

ぱなまきほのうみにこえりのぞ「「「「「「「!!!!!!?」」」」」」」

凛「そんな……」

希「すごい!ここで残り2枚のうちのデスマーチの1枚を潰した!」

真姫「これでことりはしばらく耐えしのげるはずよ」

絵里「本当にハラショーな展開ね!」

海未「あとはあのジーンさえ除去することができれば完璧ですね」

ことり「ふふ、言うまでもないよね、何が来ようとデスマーチを墓地に……え?」

表向きになったカード『死神術士デスマーチ』『死神術士デスマーチ』

ことり(その時私にははっきり見えました、二体の死神が鎌を持って自分の周りにまとわり

つく姿が)

凛「さあことりちゃん!どうする?」

にこ「どうするって……こんなの選びようがないじゃない」

ことり「右のデスマーチを墓地に」

凛「りょーかいにゃ!攻撃続行にゃ!ジーン!」

ことり「シールドトリガー発動!勇愛の天秤!死亡遊戯を捨てて2枚ドロー!」

凛「凛のターンはこれで終わり!次で決めるにゃ!」

ことり(ターン始めのドローと合わせて、引いた3枚のカードはドリルスコール、火

炎流星弾、ロジックサークル)

火炎流星弾 1マナ 火文明
呪文

Sトリガー

相手の『ブロッカー』を持つパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。

ことり「マナチャージして、ロジックサークル発動!……っ!?」

ことり(今の顔、見られた!?落ち着いて、落ち着こう私。

……凛ちゃん、ほんとにすごい強運だね。でも、私も負けてない。

ロジックサークルで山札を確認したから、私には最後のシールドが何なのかわかる。

私を守る最後の砦、その中身は……オリオティスジャッジ。

まさか3枚もシールドにあったなんて……。

これをうまく使えば、完全に逆転できる!)

ことり「オリオティスジャッジを山札の上に置くね。シャッフルお願い」

凛「了解にゃ~」

ことり(ここは、ドリルスコールだよね。マナを削らなかったらゴワルスキーを使われてデ

スマーチが手札に残っちゃうもん。マナを削って、シールドトリガーのオリオティスジャッ

ジでデスマーチとジーンをまとめて処理する。そうなれば、もうことりが負けることはな

い!守りを固めたら、レッドライダーズで攻撃を仕掛けてもいい。この勝負、もらったよ!)

ことり「ドリルスコールを発動してエンドだよ」

凛「……シールドトリガーが残っててよかったね」

ことり「え!!!?」

凛「海底鬼面城の効果、ことりちゃん、1枚引いていいよ。凛も追加で1枚ドローだにゃ」

ことり「凛ちゃん?何言って」

凛「凛知ってるよ?さっき山札見た時にことりちゃんの表情が一瞬すごくびっくりしてた

こと」

ことり「な……」

凛「凛さっきミスしちゃったでしょ?ジーンとジーンを入れ替えなかった。

だからもう絶対にミスしない!と思っていろんなことをしっかり見てたんだ。

あれが演技ならすごいけど……でも、それにしたって勝負を急ぐ必要はないよね。

革命チェンジのカードが手札に来てからデスマーチを出したっていいんだから」

ことり「ぅ……」

凛「マナをチャージして、ジーンで攻撃だにゃ~!」

ことり「……ジョバンニでブロック」

ジョバンニ「ぐぅっ……」

凛「やっぱり。シールドがオリオティスジャッジじゃなかったらここはジョバンニでブロッ

クする必要はないもんね」

ことり「スパーク系の呪文かもしれないよ?」

凛「だとしても、デスマーチは出さなくても何とかなるにゃ。さ、ことりちゃんのターンだ

よ」

ことり「オリオティスジャッジでジーンを山札の下に」

ことり(あと1マナあれば……ドリルスコールでマナを削れるのに……。ううん、先攻とっ

といてそんな言い訳しちゃだめだよね)

ことり「ターンエンド!」

凛「ボーンスライムを進化元に、ワームゴワルスキー召喚!最後のシールドを攻撃!」

ことり「シールドトリガー、オリオティスジャッジ」

凛「やっぱりにゃぁ、ことりちゃんの運もすごいにゃ!」

ことり「うぅ、でも結局……あれ?」

ことり(えっと、これ……もしかして、私まだいける?)

ことり「ドリルスコールを2枚発動!さらに、オリオティスを召喚!」

凛「にゃ……にゃ!?」

ことり「えへへ……まだ頑張れるみたい」

にこ「嘘でしょ……あそこから、巻き返したっていうの?」

真姫「呼んだ?」

にこ「呼んでないわよ!」

希「巻き返したっていうのは、違うやろなぁ。現状、ことりちゃんはやっぱり圧倒的に降り

や。ただ、ジョバンニを引けたらその時は完全に逆転できる。ただ、ことりちゃんのジョバ

ンニはもう2枚しか残ってないんよねぇ」

絵里「さて、どうなるかしらね……」

ことり(……ジョバンニを引かないことには私に勝ち目はない……こうなってく

るとあの海底鬼面城がありがたいね)

ことり「鬼面城の効果で1枚引かせてもらうよ!」

凛「鬼面城の効果と合わせて2枚ドロー!ザビクローを召喚して、ターンエンド!」

凛(またジーンを引けた。でも、オリオティスがいる限り使えないよ……)

ことり「ドロー!」

ことり(引いたカードは、オリオティス。ジョバンニでこそないけど、今ほしかったカード

だよ!)

ことり(……マナチャージして、このターン使えるのは3マナ。……オリオティスを召喚し

て余ったマナで、死亡遊戯を撃つことができる。でも、その必要はないよね。凛ちゃんはマ

ナチャージして2マナ。デスマーチが1枚手札にあるけど、残りの3枚は墓地と山札の下に

あるから、絶対に使われることはない。となると、2マナでアタッカーを2体用意されるこ

とはあり得ない。……ザビクローは、絶対にアタックしなきゃいけない。なら、このターン

に破壊しなくても勝手にやられてくれる。ここは死亡遊戯をキープしておくべきだよね)

ことり「マナチャージして、オリオティス召喚!エンド!」

ことり「鬼面城の効果、ドローさせてもらうよ」

ことり(!!?やった!ジョバンニを引けた!これで、なんとかなるかもしれない!)

凛「2枚ドロー……ふぅん」

ことり(一瞬凛ちゃんの表情が変わった。革命チェンジを引けたとか?でも、私の場にはオ

リオティスが2体いるから問題ない!)

凛「ボーンスライムを進化元に、ゴワルスキー召喚だにゃー!」

真姫「デスマーチが1枚墓地にあったはずだけど、進化元にしなかったのね」

海未「仮に革命チェンジがあっても今使うメリットはないですからね」

穂乃果「デスマーチが2枚手札にある状態にすることはできるけど、革命チェンジカードを

失った上に攻撃も中止になったんじゃ損のほうが大きいもんね」

花陽「革命チェンジしなくても、オリオティスジャッジでまとめて山札の底に送られる可能

性が高いし」

にこ「あとから革命チェンジが使えるようになる可能性も考えると、ここはデスマーチ以外

の1コストクリーチャーを使うのがやっぱり一番でしょうね。そして、ことりのシールドが

1枚もない以上、そのクリーチャーで攻撃するのは1度でいい。なら、ボーンスライムの攻

撃後破壊される能力は何のデメリットにもならない」

絵里「それを踏まえて考えるとやっぱり選ぶべきはボーンスライムね」

希「あ、凛ちゃんが攻撃に入るみたいや」

凛「ゴワルスキーでダイレクトアタック!」

ことり「オリオティスでブロック!」

ゴワルスキー「大ヒールの前に屈するのだ!」

オリオティス「ぐあぁぁ!」

真姫「今度はゴワルスキーからいったのね」

にこ「シールド0で絶対ブロックしなきゃいけないからね」

希「あと、ライデンケアのことを考えてもやっぱりゴワルスキーからやろね」

海未「……ジョバンニデッキにライデンが入るのでしょうか」

絵里「あくまでももしもの話だけど、それでも気にしないよりはいいわ」


光牙忍ライデン 光文明 3マナ
種族アーク・セラフィム/シノビ 1000

ニンジャ・ストライク1

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。

凛「ザビクローでとどめ!」

ことり「オリオティス!お願い!」

ザビクロー「シャァァッ!」

オリオティス「お前ごときにやられる私ではないわ!」

真姫「……この攻撃は完全に無駄死にね」

海未「負けるとわかっていてあんなに元気よく突撃させるとは……凛の意外な一面が見え

ましたね」

希「ん~?それはどうかなぁ」

海未「どういう意味ですか?」

ザビクロー「ぐあああああ!」

ザビクローの体が爆散する。

オリオティス「他愛もな……がぁぁっ!」

ことり「お、オリオティス!?どうしたの!」

オリオティス「急に、体、が……ぐぅっ」

穂乃果「な、なんで!?オリオティスまで破壊されちゃった!」

真姫「どういうことよ、パワーではザビクローが負けてたでしょ?強制攻撃以外に特別な効

果は持ってなかったみたいだけど」

凛「それはこの子がやったんだよ!」

???「我は暗殺者、ヤミカゼドラグーン!」

威牙忍ヤミカゼ・ドラグーン 闇文明 3マナ
種族ティラノ・ドレイク/シノビ 2000

ニンジャ・ストライク2

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体は、「スレイヤー」を得る。

穂乃果「ヤミカゼドラグーン?あんなシノビいたっけ」

希「相当マイナーであることは確かやけど、速攻デッキなんかにはたまーに入っとったんよ」

にこ「それって、かなり昔のことじゃないの?ヘヴィメタル対策に黒緑速攻なんかに入って

たって話は聞いたことあるけど」

真姫「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで攻撃中にクリーチャーが出てくるのよ!

しかもあのクリーチャー3マナでしょ?凛のマナは2マナしかないじゃない」

にこ「……あんたちょっとルール知ら無すぎじゃないの」

花陽「さっき言ってたライデンやヤミカゼドラグーンは、ニンジャストライクっていう効果

を持ってるの。これは、相手クリーチャーが攻撃かブロックしたときに、指定された数以上

のカードがマナゾーンにあればマナを使わずに手札から召喚できるの。

ヤミカゼドラグーンのニンジャストライクは2だから、2マナあれば出せるんだ。今のは、

相手クリーチャーオリオティスのブロックに対してニンジャストライクを使った感じだね」

海未「あ、1度の攻撃やブロックに対して使えるニンジャストライクは1枚までですよ」

穂乃果「1ターンに何度まで、とかはないけどね」

真姫「つまり、マナを支払わずに展開できるのね」

絵里「あ、ニンジャストライクの効果で出たクリーチャーはそのターンの終わりに山札の下

に戻るわ」

希「どこからともなく現れ、いつの間にか消えていく……これぞシノビって感じやん!」

真姫「どこからともなくって……手札からでしょ」

希「真姫ちゃんはつれないなぁ」

海未「さすがに相手ターンに現れてバトルゾーンに残るとなると強すぎますからね」

絵里「革命ゼロトリガー……」

にこ「その話はまた今度よ!」

龍神ヘヴィ  闇文明 5マナ

種族ゴッド/ドラゴン・ゾンビ 5000+

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャー1体を破壊してもよい。そうした時、カードを1枚引き、相手は自身のクリーチャー1体を破壊する。

G・リンク《破壊神デス》または《龍神メタル》の左横

このクリーチャーがリンクしている時、相手クリーチャーは可能であればこのクリーチャーを攻撃する。


破壊神デス 闇/火文明 10マナ

種族ゴッド 11000+

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

スピードアタッカー

W・ブレイカー

トライ・G・リンク《龍神ヘヴィ》の右横または《龍神メタル》の左横、またはその間
このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクした時、相手のゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。

このクリーチャーは、《龍神ヘヴィ》と《龍神メタル》の2体とリンクしている時「ワールド・ブレイカー」を得、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)


龍神メタル 火文明 7マナ

種族ゴッド/アーマード・ドラゴン 7000+

W・ブレイカー

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクロスギア1枚か、相手のマナゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。

G・リンク《龍神ヘヴィ》または《破壊神デス》の右横

このクリーチャーは、リンクしている時「T・ブレイカー」を得る。

このクリーチャー、《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》の3体がリンクしていて《破壊神デス》がバトルゾーンを離れた時、このクリーチャーを《龍神ヘヴィ》とリンクしてもよい。

龍神ヘヴィ/龍神メタル 闇/火文明 (5+7)=12マナ

種族ゴッド/ドラゴン・ゾンビ/アーマード・ドラゴン  12000

《破壊神デス》とリンク可能

T・ブレイカー

W・ブレイカー

相手のクリーチャーは可能であればこのクリーチャーを攻撃する。

*神化編、覚醒編時代、ヘヴィデスメタルを主軸としたデッキが使用されていた。

このヘヴィが持つ『このクリーチャーがリンクしている時、相手クリーチャーは可能であれ

ばこのクリーチャーを攻撃する』という能力のせいで、ヘヴィがリンクしようものなら、除

去カードがなくパワーも低い速攻は途端に敗北確定となっていた。

それをなんとかしようと、一部のプレイヤーはバトルに負けても相手を破壊できる『スレイヤー』能力を付与するヤミカゼを採用した。


ことり「そんな……」

ことり(私の計算は、オリオティスが残ってくれることが前提だった。せっかく、ジョバン

ニを引けたけど、これじゃぁ……)

ことり「ドロー、ジョバンニを召喚して、ターンエンド!」

凛「どっちが勝ってもおかしくない勝負だったにゃ……ありがとうことりちゃん、楽しかっ

たよ。……ファイナルターン!」

ことり「さぁ、凛ちゃん!とどめを刺して!」

凛「死神術士デスマーチを召喚!そのままダイレクトアタックにゃ~!」

ことり「きゃああぁぁぁっ!」

希「勝負あり、やね」

花陽「どっちもすごい戦いぶりでした!」

真姫「ま、素直に感心したわ」カミノケクルクル―

穂乃果「2人とも、お疲れさま!」

海未「凛は1度ミスしましたが、そこ以外の集中力は圧巻でしたね。ことりも、相性をもろ

ともしないいい闘いっぷりでした」

にこ「アイドルに恥じない最高のデュエマだったわ!」

絵里「はらしょー!」

ことり「いや~、まさか速攻デッキに当たるとは思ってなかったよ~。

凛ちゃん、後の試合も頑張ってね!」

凛「にゃ!すっごく楽しいデュエマだったよ!」

ことり「うぅ……しばらくデスマーチは見たくないよ~」

使用デッキレシピ
『ジョバンニスコール』使用者 南ことり

1コスト
ドリルスコール×4

死亡遊戯×4

火炎流星弾×1

グローリーストーン×2

ロジックサークル×2

ロジックサークル×4

2コスト
爆走戦鬼レッドライダーズ×4

ボルカニックランス×1

勇愛の天秤×4

天雷王機ジョバンニⅩ世×4

制御の翼オリオティス×4

3コスト
オリオティスジャッジ×4

ライトゲート×2

ジョバンニⅩ世とドリルスコールを用いて相手に一切マナを溜めさせない凶悪なデッキ。

作中では旧式の速攻デッキという相性の悪いデッキに当たったが、一般的なデッキでは、

早期にコンボを完成されると本当に何もできなくなる。

見事に革命ファイナル環境に合い、各チャンピオンシップでも優秀な成績を収めた。

その強力さが評価され、2017年2月末に施行される新制限でジョバンニⅩ世がプレミ

アム殿堂入り(禁止カード)することが決定。

今後このデッキを見ることはないだろう。誰がどう見ても残当。

すみません、ロジックサークル×2のところ、クルトの気合釣り×2です。

使用デッキレシピ
『ジョバンニスコール』使用者 南ことり

1コスト
ドリルスコール×4

死亡遊戯×4

火炎流星弾×1

グローリーストーン×2

クルトの気合釣り×2

ロジックサークル×4

2コスト
爆走戦鬼レッドライダーズ×4

ボルカニックランス×1

勇愛の天秤×4

天雷王機ジョバンニⅩ世×4

制御の翼オリオティス×4

3コスト
オリオティスジャッジ×4

ライトゲート×2

ジョバンニⅩ世とドリルスコールを用いて相手に一切マナを溜めさせない凶悪なデッキ。

作中では旧式の速攻デッキという相性の悪いデッキに当たったが、一般的なデッキでは、

早期にコンボを完成されると本当に何もできなくなる。

見事に革命ファイナル環境に合い、各チャンピオンシップでも優秀な成績を収めた。

その強力さが評価され、2017年2月末に施行される新制限でジョバンニⅩ世がプレミ

アム殿堂入り(禁止カード)することが決定。

今後このデッキを見ることはないだろう。誰がどう見ても残当。

今日は寝ます。

何か質問等あればお気軽にどうぞ!

コメントありがとうございます!

ニンプウタイフーンは、ジョバンニデッキに合うカードだと思いますし、

現に多くのプレイヤーが使用しています。しかし、デッキを回していく中で、私は他のカードを優先させた方がいいと思い

採用を見送りました。

ニンプウ・タイフーン  火文明 2マナ
呪文

自分の手札の枚数を数え、自分の山札の一番下に好きな順序で置く。その後、その枚数より1枚多くカードを引く。

穂乃果「次の対戦は、海未ちゃんと花陽ちゃんだね!どっちも頑張って!」

海未「ふふ、あんな勝負を見せつけられたらデュエリストの血が騒ぐというものです」

ことり「私の分も頑張って、海未ちゃん!」

花陽「私だって負けません!」

絵里「花陽が燃えてるわ」

凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃ~」

希「二人がどんなデュエマをするのか、楽しみやん!」」

花陽「海未ちゃん、よろしくね!」

海未「花陽、ええ、こちらこそ!」

花陽、海未「「デュエマ、スタートぉ!」」

花陽、海未「「デュエマ、スタートぉ!」」

にこ「さ、今度はどんな試合になるのかしらね」

真姫「海未は水文明を使いそうなイメージね」

にこ「……あんた、単純ね。名前が海だから?」

真姫「そ、それだけじゃないわよ!」

にこ「ふぅん、まぁいいけど」

花陽「ホワイトグリーンホールをチャージしてターンエンドです!」

超次元ホワイトグリーン・ホール 光/自然文明 (4)
呪文

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

コスト5以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

このようにして光のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。

このようにして自然のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。

*殿堂入り

希「ホワイトグリーンか、ガンガン攻めるデッキではなさそうやね」

絵里「たまに五色バスターに入れる人もいるから断定はできないけど、多分そうでしょうね」

真姫「シールド追加かマナ回収、かなり便利そうなカードね」

凛「あのカード嫌いにゃ~!」

ことり「あはは、速攻からしたら天敵だよね」

にこ「シールド追加かマナ回収、じゃなくて、たいていの場合どっちもやってくるのが面倒

なのよね~」

勝利のプリンプリン 光/水/自然文明 5マナ

サイキック・クリーチャー:ハンター/エイリアン 4000

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

V覚醒リンク-バトルゾーンに自分の《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》がある時、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。

真姫「ヴぇぇぇ……クリーチャー1体止めながらシールドトリガーを仕込んで、シノビをマ

ナから回収、なんてこともできるってこと?強すぎるわ」

絵里「だから殿堂入りしたんだけどね」

凛「ホワイトグリーンとプリンプリンはプレミアムコンビにするべきだにゃ~!」

*プレミアム殿堂超次元コンビ……あまりにも相性の良すぎるサイキッククリーチャーと

特定のカードを同じデッキに投入してはならないというルール。偽りの名ゾルゲと紅蓮の

怒鬼流院刃がこれに当たるが、新殿堂ルールにより解禁される。

真姫「ちょ、ちょっと待って。これってもしかして……プリンプリンみたいに光と自然文明

どっちも持ってるサイキッククリーチャーを出したら、マナから回収したカードをシール

ドに仕込むこともできるってこと!?」

穂乃果「あはは、さすがにそれは無理だよ~」

希「呪文は、上に書いてあるものから順番に解決するんよ。だから、シールドに仕込むなら

先に仕込んで、それからマナのカードを回収するって感じになるね」

にこ「ちなみに、先にプリンプリンの攻撃も防御もできなくさせるっていう効果を使っちゃ

うとホワイトグリーンの2つの効果は使えなくなるから気を付けるのよ!」

真姫「……?え、どうして?」

にこ「呪文の効果に割り込めるのは置換効果だけだからよ」

真姫「痴漢?いきなり何言ってるの!」

希「あはは、にこっちが言っとるのは置き換えの方の置換よ。~する代わりに~するみたい

な効果のことやね」

絵里「こういう効果だけは呪文の処理を中断してそっちから解決するんだけど、それ以外の

効果は呪文の処理中には使えないのよ。逆に言えば、強制発動じゃない効果を飛ばして他の

ことを始めると、その効果を使う意思はないとみなされてしまうの」

凛「え~……でも凛ならそんなけちけちしないで使わせてあげるけどにゃぁ」

にこ「凛、けちけちとか言うのは違うわ。効果の処理を忘れるのは、そのプレイヤーのミス

よ。将棋や囲碁の勝負に普通待ったはないでしょ?それと同じよ」

ことり「う~ん、確かにこれはプレイヤーによって意見の分かれるところだよねぇ」

穂乃果「まあ、いろんな人がいるからミスはなるべくしないようにってことだね」

*相手のプレイミスのやり直しをどこまで許すか、というのは本当にプレイヤー次第だと

思います。ホワイトグリーンの問題を挙げましたが、どちらの立場の意見もうなずけます。

ただ、プレイミスを認めない人に向かって「ケチだなぁ」とか、ミスのやり直しを認めた人

に「ちゃんとやれよ」とか言ったりするのはマナー違反だと考えます。

ちなみに事務局回答では、こういう場合は対戦相手が認めた場合はやり直しても構わない、

とのことでした。(2016年12月)

蛇足失礼しました。

海未「超次元ガードホールをチャージ、終了です」

超次元ガード・ホール 光/闇文明 (7)

呪文

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

バトルゾーンにある進化ではないクリーチャーを1体選んで裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。

闇または光の、コスト10以下の、「コマンド」と種族にあるサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

ことり「どっちもじっくり腰を据えて戦うデッキみたいだね」

希「さっきとは全く違った勝負になりそうやね、楽しみやん!」

花陽「デス・ハンズをチャージしてジャスミンを召喚!効果でマナを増やします!」

ジャスミン「土に還ることが私の幸せ。そして大きな実が育てばいい」

花陽「ありがとう、ジャスミン。あなたのくれたマナ、大事に使うからね」

にこ「……え、ちょっと待って。花陽が使ってるデッキって……」

穂乃果「あはは、さっきの凛ちゃんのデッキといい、今日は大分懐かしいデッキが見れるね」

絵里「ハラショー……ネクラなんて、何世代前のデッキチカ……?」

*ネクラ(カラー)……自然、光、闇文明で構築されたデッキのこと。

基本的にコントロール気味である。極神編ではパーフェクトギャラクシーやオルゼキアと

言った優秀なフィニッシャー、伊賀の幻ハンゾウやハヤブサマルといったシノビに加えて、

ドローの要となるハッスルキャッスルを獲得し一気にトップメタに躍り出た。

神化編ではエンペラーキリコデッキなどに押され、若干使用率は落ち込んだが、覚醒編環境

では強力なサイキッククリーチャーを得て環境に舞い戻った。

しかし、その後の高速化についていけず、今では完全な懐かしのデッキとなっている。

霞み妖精ジャスミン 自然文明 2マナ

種族スノーフェアリー 1000

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。


凶殺皇 デス・ハンズ 闇文明 (7)

種族ダークロード 2000

S・トリガー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。

海未(まさかネクラを相手にすることになるとは……ふふ、好都合ですね)

海未「特攻人形ジェニーを召喚!その命と引き換えに、花陽の手札を奪います!」

ジェニー「……ワタシ、また死ぬのね……」ギロッ

花陽「ぴゃぁあっ!」

ジェニー「……ただで死んだと思わないでよね!」

穂乃果「捨てられたのはゼロカゲかぁ、やっぱりネクラで決まりだね」

ことり「手札破壊にガードホール、海未ちゃんのデッキはドロマー超次元みたいだね」

特攻人形ジェニー 闇文明 (2)

種族デスパペット 1000

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。


光牙王機ゼロカゲ 光文明 (7)

種族イニシエート/シノビ 7000

ブロッカー

ニンジャ・ストライク7

このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない

ドロマー超次元……光、水、闇で構成された手札破壊デッキ。

序盤は大量に投入されている相手の手札を捨てさせる(ハンデス)カードと自分の手札を増

やすカードで相手の選択肢を奪い、その後に強力なサイキッククリーチャーを展開し制圧

するデッキ。

覚醒編に誕生し、今なお現役の強力な環境デッキの1つである。

花陽「マナチャージはせずに、青銅の鎧を召喚します!」


青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ) 自然文明 (3)

クリーチャー:ビーストフォーク 1000

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。

にこ「!これはなかなかいい手ね」

真姫「青銅の鎧の効果でマナは増えたけど、普通の手札から置くマナチャージはしなかった

わね」

凛「手札破壊デッキ相手には1枚でも多く手札を残したいからにゃ~」

穂乃果「マナチャージした上にカードをプレイなんかしたら、すごい勢いで手札がなくなっ

ちゃうからね」

ことり「かといって何もしなかったら海未ちゃんの思う壷。マナチャージと同じ消費枚数で

展開できた今のプレイはなかなかのファインプレーだと思うな」

海未「いい手だということは認めますが、その程度ではどうということはありません。

ドロー!マナをチャージし、ブレインタッチ発動!」


ブレイン・タッチ 水/闇文明 (3)
呪文

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。

カードを1枚引く。

花陽「うぅ……」

海未「生死の天秤、ですか。良かったですよ、手札を回復されては困りますからね」


生死の天秤 闇文明 (5)

呪文

S・トリガー

次のうちいずれかひとつを選ぶ。

►クリーチャーを2体まで、自分の墓地から手札に戻す。

►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-5000する。
絵里「リカバリーカードを持っていかれたわね……」

希「うぅん……やっぱりこれ、花陽ちゃん相当厳しいかなぁ」

花陽「ドロー、マナは溜めず、ライフプランチャージャーを発動します!

その力で、スカイソードを手札に!」

無頼聖者スカイソード 光/自然文明 (5)

種族ビーストフォーク/イニシエート 2000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置

き、その後さらにもう1枚を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーン

に置く。

にこ「花陽のやつ……使うデッキタイプもそうだけど、採用してるカードも相当古いわね。

超次元ネクラの時代にだって、スカイソードの採用率ってそこまで高くなかったような気

がするけど」

凛「速攻対策に入れてた人は一定数いた筈にゃ」

にこ「それはそうなんだけどね」

真姫「花陽はこのターンも手札を減らさずにマナを増やせたわね」


海未(ふむ……なかなか手札を削れませんね)

海未「ドロー、マナチャージ、再び特攻人形ジェニーを召喚、手札を捨ててもらいます」

花陽「うぅ、きついです……」

海未「墓地に落ちたのはハヤブサマルですか……残念。まだマナはありますが、ここで

ターン終了です」

凛「かよちんがハッスルキャッスルでも引けたら流れがガラッと変わるんだけどにゃー」

光牙忍ハヤブサマル 光文明 (3)

種族ガーディアン/シノビ 3000

ニンジャ・ストライク4

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリー
チャー1体に「ブロッカー」を与える。

※殿堂入り


ハッスル・キャッスル 自然文明 (5)

城-自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)

自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。

この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。

花陽「スカイソード召喚、マナとシールドを増やして終了です」

ことり「花陽ちゃん、すごい。さっきからずっと手札を減らさずにプレイしてるよ」

希「うん、花陽ちゃん……持っとるね」

海未(厄介なのは認めますが……なら、これでどうですか!)

海未「開け!超次元の門!リバイヴホールを発動し、ジェニーを墓地から回収!そして、超

次元ゾーンからシャチホコカイザーをバトルゾーンに!」

真姫「な、なに!?何もないところに、いきなり割れ目が……」

絵里「ハラショー……異なる次元からやってくる存在、サイキッククリーチャー」

にこ「まぁぁた厄介なのが出てきたわね」

シャチホコ「全ての命はわが手の中に……」

激天下!シャチホコ・カイザー 光/闇/火文明 (7)

サイキッククリーチャー

種族レインボー・コマンド・ドラゴン/エイリアン 5500

自分のターンのはじめに、コスト3以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

海未「ふふ、花陽、あなたにもう自由は与えませんよ!」

穂乃果「海未ちゃんの墓地にはジェニーがある。シャチホコの効果で使いまわされたら、花

陽ちゃんの手札は……」

花陽「……雪精ホルデガンスを召喚して、ターン終了」


雪精 ホルデガンス 自然文明 (3)

スノーフェアリー風/革命軍 1000

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。


すみません、りバイヴの効果をのせ忘れていました。

超次元リバイヴ・ホール 闇文明 (5)

呪文

クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。

次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►自分の超次元ゾーンから好きな数のサイキック・クリーチャーをコストの合計が5以下になるように選び、バトルゾーンに出す。

►コスト7以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

真姫「花陽ったら、どうしてもう1枚の手札をマナチャージしなかったのかしら。どうせシ

ャチホコとジェニーのコンボで捨てられるのに」

穂乃果「……ミス?」

希「いや、多分あのカードはマナにあるよりは墓地にあってほしいカードってことなんやな

いかな」

海未「どういう意図で手札を残したのかは知りませんが……シャチホコの効果でジェニー

を復活、そのまま破壊して手札を捨ててもらいます!」

海未「なるほど、プチョヘンザですか。リバイヴホールからそのまま革命チェンジさせたい

ということですね」


百族の長(ミア・モジャ) プチョヘンザ LC 光/自然文明 (8)

クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ダママ団 12500

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

革命チェンジ―光または自然のコスト5以上のドラゴン

T・ブレイカー

自分のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。

ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によってバトルゾーンに出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。


海未「ジェニーをマナに置き、コアクアンのおつかい発動!山札の上から3枚を表にし、

光と闇のカードをすべて手札に!」

『預言者マリエル』『ブレインタッチ』『黙示護聖ファルピエロ』

海未「やりました!3枚すべてを手札に!さらに、そのままファルピエロを召喚し、効果で

自身を破壊、リバイヴホールを回収します!」

コアクアンのおつかい UC 水文明 (3)

呪文

自分の山札の上から3枚を、すべてのプレイヤーに見せる。その中から光と闇のカードをすべて自分の手札に加え、残りを墓地に置く。


黙示護聖ファル・ピエロ C 光文明 (3)

クリーチャー:ライトブリンガー/ガーディアン 1500

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。


予言者マリエル R 光文明 (4)

クリーチャー:ライトブリンガー 1000

パワー3000以上のクリーチャーは攻撃できない。(パワー3000未満のクリーチャーが、攻撃中にパワーが追加された場合、攻撃することができる)

※殿堂入り

花陽(まずい、まずいよぉ……ファルピエロとリバイヴホールのコンボを使われたら、毎タ

ーンサイキッククリーチャーが出てくる。なんとかしなくちゃだけど、私には手札がない。

何かいいカード来て、お願い!)

花陽「ドロー!ふふ、あなたかぁ。よし、いくよっ!」

凛「んにゃ?そ、空から何か来てるにゃぁぁぁー!」

絵里「は、ハラショー……なんて神々しさなの」

希「赤い、ギャラクシー……」


花陽「砕けぬ体と折れぬ心が、あらゆる戦を勝利へと導く。召喚、不滅の精霊パーフェクト

ギャラクシー!」

不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー VR 光文明 (7)

クリーチャー:エンジェル・コマンド 9000

シールド・フォース

SF-このクリーチャーは「ブロッカー」を得る。

SF-このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、離れるかわりにとどまる。

W・ブレイカー

*赤いギャラクシー……大会優勝者限定で配布された色違いのギャラクシー。

真姫「すごいわね、あのクリーチャー……あら?花陽のシールドが1枚光ってるのはどうし

て?」

にこ「パーフェクトギャラクシーのシールドフォース能力よ」

ことり「シールドフォース能力を持つクリーチャーを出すときは、シールドを1枚指定する

の。そして、そのシールドがシールドゾーンにある間、特別な力を得るんだよ」

凛「パーギャラの場合は、ブロッカー能力と、何があってもバトルゾーンを離れない力だよ。

かっこいいにゃ~」

絵里「花陽は、攻撃するかしら」

希「う~ん、どうやろうねぇ。海未ちゃんはもうファルピエロとリバイヴホールのコンボを

完成させてる。それに場を離れ無いギャラクシーも出たことやし、攻めに行ってもいいとは

思うね」

花陽(このままじゃ状況は悪くなるだけ……ええい!いきましょう!)

花陽「青銅の鎧、スカイソード、ホルデガンスでシールドを攻撃!」

青銅の鎧「でいやぁ!」

海未「シールドトリガー発動、スーパーエターナルスパーク。スカイソードをシールドに」

スーパー・エターナル・スパーク 光文明 (5)

呪文

S・トリガー

バトルゾーンにあるコスト6以下の進化ではないカードを1枚選び、裏向きにして、持ち主のシールドゾーンに新しいシールドとして加える。

花陽「……攻撃を続けます!ホルデガンスでシールドをブレイク!」

海未「ふむ……トリガー発動はなしです」

花陽「ターン、終了」

海未「シャチホコの効果発動。ファルピエロを甦らせ、自壊。リバイヴホールを回収」

花陽「うぅぅう……」

海未「そしてドロー、マナを溜め、超次元ガードホール発動!

効果でホルデガンスをシールドに!そして、再び開け!超次元の門!時空の凶兵ブラック

ガンヴィート!その力で青銅の鎧を破壊!」

時空の凶兵ブラック・ガンヴィート R 闇文明 (7)

サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 5000

B・ソウル

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のタップされているクリーチャーを1体破壊する。

覚醒-相手のターンの終わりに、相手の手札が1枚もなければ、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

ホルデガンス「ち、力が……」

ガンヴィート「貴様の死に様に乾杯!」

青銅の鎧「そ、そんな……」

希「あかん、これはもう完全に海未ちゃんのペースや」

にこ「花陽はあいつらを除去しない限りカードが使えない……」

真姫「どういうこと?」

凛「かよちんが手札0枚でターン終了するとガンヴィートが覚醒して、ラストストームにな

っちゃうんだにゃ~」

ことり「あはは、その説明じゃちょっとわからないんじゃ……」

希「ガンヴィートが覚醒する条件は、相手ターンの終わりに、相手の手札が1枚もないこと。

これを満たすと、ダークネスガンヴィートになるんよ。この覚醒後のコストは13なんやけ

ど、」

凶刀(きょうじん)の覚醒者ダークネス・ガンヴィート R 闇文明 (13)

サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 9000

B・ソウル

このクリーチャーが攻撃する時、相手は、自身の手札を1枚選んで捨て、その後、自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。

W・ブレイカー

絵里「これにシャチホコカイザーの7コストを足すと、20になるのよねぇ」

真姫「?それが何だっていうのよ」

にこ「サイキッククリーチャーのコストの合計が20を超えた時、こいつが出てくるのよ」

凛「1枚でゲームを終わらせるカードがね」

超時空ストーム G(ゲンジ)・XX(ダブルクロス) SR 火文明 (20)

進化サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 24000

超無限進化-コストの合計が20以上になるよう、自分のサイキック・クリーチャーを1体以上選び、その上に置く。

自分のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した時、または覚醒させた時、このクリーチャーを自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。

メテオバーン覚醒―自分のターンのはじめに、このクリーチャーの下にあるカードをすべて墓地に置き、その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

Q・ブレイカー

覚醒後⇒《超覚醒ラスト・ストーム XX》

超覚醒ラスト・ストーム XX(ダブルクロス) SR 火文明 (40)

サイキック・クリーチャー:アーマード・ドラゴン/フレイム・コマンド/サムライ 35000

バトルゾーンにある自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)

このクリーチャーが攻撃する時、コスト10以下のサイキック・クリーチャーを好きな数、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

ワールド・ブレイカー

穂乃果「ガンヴィートが覚醒するのは相手ターンの終わり。

そして、ラストストームに覚醒するのは自分のターンの始め。つまり、ガンヴィートの覚醒

を許しちゃうっていうことは、そのままラストストームになるのも見逃しちゃうってこと

なんだよ」

にこ「そして、ラストストームになったらまず海の勝ちが決まるでしょうね」

凛「そうさせないために、かよちんは引いたカードが除去カードか手札を増やすカードじゃ

ない限り使えなくなったんだにゃ~」

ことり「しかも、引いたカードを次のターンのために残しておこうとしても、シャチホコとジェニーの力で捨てられる。半分ロックがかかったようなものだよ」

絵里「こうなると花陽としては……」

花陽「ドロー!」

花陽(ど、どうして……どうして今キチャッタノォォ!?)

『ハッスルキャッスル』

花陽(さっきのターンまでだったら最高だったのに!でも今これを使ったらラストストー

ムになられちゃうから使えないよぉ!)

海未「その顔を見ると……ハッスルキャッスルでも引いたのでしょうか。いいんですよ?使

っても」

花陽「うぅぅ……ターン終了です」

海未「シャチホコとジェニーの力でその手札を墓地に。やはりハッスルキャッスル……さっ

きのターンに出されていたら大問題でしたが、今はむしろありがたかったですね。

さぁ、どんどんいきますよ!禁断機関VV―8を召喚!」

とりあえずここまで。

週末には海未と花陽の対戦を終わらせるつもりです。

禁断機関 VV-8 水文明 (6)

禁断クリーチャー:(種族なし) 12345

T・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚を自分の手札に加える。このクリーチャーに封印を3つ付ける。

禁断機動:このクリーチャーの封印がすべてなくなった時、このターンの後に自分のターンを追加する。


海未「VV8の効果発動、山札の上から5枚を見て、2枚を手札に加えます。

そして、残り3枚のカードで、VV8を封印!」

希「あちゃ~、厄介なんが出てきたねぇ」

真姫「封印……?なんなのあのクリーチャー……鎖で縛られてるけど」

ことり「あれはね、禁断クリーチャーだよ」

真姫「禁断クリーチャー?」

凛「禁断のカードは、最初は力を封じられた状態でバトルゾーンに出てくるの。そして、同

じ文明を持つ自分のコマンドがバトルゾーンに出るたびに封印が1つずつ取れていって、

全部の封印が解けたら真の力を発揮するんだにゃ」

穂乃果「そして、VV8の力は、封印が外れた時、追加ターンを得ること」

絵里「しかも、封印状態のカードは無視して扱われるから、力を使われる前に除去すること

もできない」

真姫「なにそれ……イミワカンナイ!」

希「いや、わかるやろ……」

にこ「ともあれ、あいつの力が発動したら相当厄介なことになるのよ」

花陽(う、うう……ただでさえ大ピンチなのに、この上VV8まで……どうすれば……)

花陽「だ、誰か助けて~~~~~!」

オルゼキア「ちょっと待ってて~!」

ガンヴィート、シャチホコ「「かはっ!?」」

絵里「ハラショー……そうね、あの時代で、ネクラなら、当然このカードは入ってるわよね」

凛「あのオルゼキアの口調、ちょっと変じゃないかにゃ~?」

にこ「あんたがそれ言うのね……」


魔刻の斬将オルゼキア SR 闇文明 (7)

クリーチャー:デーモン・コマンド 6000

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを2体選び、破壊する。

W・ブレイカー

ことり「この場面では、考えられる最高のカードだよ!」

希「ほんと、ドキドキさせてくれるやん!」

花陽「封印が解かれる前に、終わらせます!パーフェクトギャラクシーでダブルブレイク!」

海未「ニンジャストライク発動、ハヤブサマルでブロックします」

花陽「う……ターン終了です」

海未「まさかのオルゼキアとは……驚きました。が、まだ私には手があります!ドロー!

再びガードホール発動!オルゼキアをシールドに送り、開け!超次元の門!

5元の力を抱きし、絶対なる支配者(コマンド)!

時空の支配者ディアボロスZ!」

時空の支配者ディアボロス Z(ゼータ) SR 光/水/闇/火/自然文明 (10)

サイキック・クリーチャー:ワールド・コマンド 9000

E・ソウル

ブロッカー

このクリーチャーは攻撃することができない。

相手のクリーチャーの能力によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーを選ぶことはできない。

覚醒-自分のターンのはじめに、バトルゾーンまたはマナゾーンから自分のカードを3枚選び、山札に加えてシャッフルしてもよい。そうした場合、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。

ディアボロス「サァ、終わりにしようか」

海未「水文明を含むコマンドが出たことにより、VV8の封印を1枚外します!」

にこ「あちゃ~……ガードホールは最初のマナチャージとガンヴィートを出す分で使った

からしばらくは出ないと思ってたんだけどねぇ」

ことり「次のターンにあのカードを除去できなければ、今度こそ海未ちゃんの勝ちが決まっ

ちゃう」

真姫「勝ちが決まる?そこまでいうの?」

希「まぁ、見てればわかる、かな」

凛「かよちん……」

花陽(まずい、まずいです!ここをなんとかしないと本当に終わっちゃいます!)

花陽「お願い!」

『アポカリプスデイ』

花陽「な、なんで1ターン遅く来なかったのぉぉ!!?」グニャァ


アポカリプス・デイ R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにクリーチャーが6体以上あれば、それらをすべて破壊する。

花陽(手札にキープしていても、どのみち手札破壊で捨てられちゃう……

コアクアンのお使いを使った時にブレインタッチが手札に加わったことは確認してる。

どうせ捨てられるなら、次のためにマナを伸ばすべきだよね)

花陽「マナチャージして、ターン終了」

海未「!!!?アポカリプスデイ、ですか……なんて恐ろしいカードを……

ですが、惜しかったですね。1ターン遅く引けていたら、逆転できていたのに」

花陽「っ……」

真姫「6体以上クリーチャーがいたらすべて破壊する、確かに強力なカードだけど、海未は

そんなに展開できるの?」

希「見とき、真姫ちゃん。今から始まるえっぐいコンボを」

海未「ディアボロスの覚醒!マナゾーンにあるガードホールと、バトルゾーンにある2枚の

封印カードを山札に加え、覚醒します!」

真姫「ど、どうなってるのよ!!!封印は、コマンドを出して外すんじゃなかったの!?」

デビルディアボロス「全てを、無に帰す」

VV8「永遠の時間を始めよう」

最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z SR 光/水/闇/火/自然文明 (20)

サイキック・クリーチャー:ワールド・コマンド 23000

E・ソウル

このクリーチャーが攻撃する時、相手の光のクリーチャー、水のクリーチャー、闇のクリーチャー、火のクリーチャー、自然のクリーチャーを1体ずつ破壊する。

解除

Q・ブレイカー

穂乃果「ねえ真姫ちゃん、ディアボロスの覚醒条件は覚えてる?」

真姫「バ、バカニシナイデッ!バトルゾーンかマナゾーンから合計3枚のカードを山札に戻

す、でしょ?」

ことり「うん、その通りだね。ところでさ、真姫ちゃん。封印のために使われてるのは、何

かな?」

真姫「それは勿論カード。……っ?」

絵里「じゃあそのカードは、どこにあるのかしら」

真姫「バトルゾーンにあるVV8の上、つまり……バトルゾーン」

希「そう。封印のために使われとるカードも、『バトルゾーンにあるカード』として扱われ

る。そうなると、あとはもう、わかるやろ?」

真姫「ディアボロスの力で、無理やり封印をはがした、ってとこね」

凛「大正解だにゃ。しかも、本来覚醒するときにはマナかクリーチャーが減るはずなのに、

そのデメリットも打ち消してる」

にこ「そして、このコンボはまだ終わらないのよねぇ」

海未「デビルディアボロスのコストは20!よって、このカードに進化することができま

す!

いでよ、時空獣達を統べる偉大なる龍!超時空、ストームゲンジXX!」

にこ「ストームゲンジの力は圧倒的よ。1ターン場に残し、覚醒させることができれば、勝

利が確定的になる。だけど、このカードには除去耐性がない。せっかく20コスト分サイキ

ッククリーチャーを出しても、これを倒されればすべてがパー。だから、それなりにこのカ

ードを使うことにはリスクが伴う筈なのよ。本来なら、ね」

絵里「ストームゲンジの弱点は、あまりにも無防備な状態で相手に1ターンの猶予を与えて

しまうこと」

ことり「でも、VV8を使えば……」

真姫「安全に覚醒までのターンを迎えることができるってわけね」

海未「このターンは、特攻人形ジェニーを召喚し、ターン終了です」

ジェニー「ふふ、今度は死ななくていいのね」

海未「ええ、いつもすみませんね」

ジェニー「まあ。それが私の仕事だからね」

海未「それでは、再び私のターン!進化元のディアボロスを超次元ゾーンに戻し、ラストス

トームへと覚醒します!」

花陽「ぅぅぅ……」

海未「ふむ……必要はないと思いますが、一応マナを溜めておきますか。

これで7マナ、何を引いてもプレイできるコストです。

さて……それではいきますよ!ラストストームで、シールドをワールドブレイクです!

そしてその力により、コスト10以下のサイキッククリーチャーを全てバトルゾーン

に!超次元の門、完全開放!」

『時空の支配者ディアボロスZ』『時空の凶兵ブラックガンヴィート』『激天下!シャチホコ

カイザー』『ヴォルグサンダー』『『『勝利のガイアールカイザー/リュウセイカイザー/プリン

プリン』』』

ヴォルグ・サンダー  ≡V≡  闇文明 (6)

サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、プレイヤーを一人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。

W・ブレイカー

《サンダー・ティーガー》と覚醒リンク後⇒《雷獣ヴォルグ・ティーガー》

勝利のガイアール・カイザー  ≡V≡  闇/火/自然文明 (7)

サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 5000

スピードアタッカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、アンタップされているクリーチャーを攻撃できる。


勝利のリュウセイ・カイザー  ≡V≡  水/闇/火文明 (6)

サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 6000

相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。

W・ブレイカー


勝利のプリンプリン C 光/水/自然文明 (5)

サイキック・クリーチャー:ハンター/エイリアン 4000

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

V覚醒リンク-バトルゾーンに自分の《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》がある時、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。


唯我独尊ガイアール・オレドラゴン  ≡V≡  光/水/闇/火/自然文明 (30)

サイキック・スーパー・クリーチャー:レインボー・コマンド・ドラゴン/ハンター 26000+

スピードアタッカー

ハンティング

このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップし、相手のシールドをふたつ選ぶ。相手はそのシールドを自身の手札に加える。

ワールド・ブレイカー

リンク解除


海未「ヴォルグサンダーの効果で指定するのは花陽です。クリーチャーが2体出るまで山札

をめくり、めくったカードを全て墓地に送ってもらいます」

『超次元リバイヴホール』『墓守の鐘ベルリン』『黙示賢者ソルハバキ』

花陽「あ、また、逆転の可能性が……」


墓守の鐘ベルリン UC 光/闇文明 (2)

クリーチャー:イニシエート/ヘドリアン/ハンター 3000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

ブロッカー

このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。

相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、自分の手札が捨てられた時、カードを2枚まで、自分の墓地から手札に戻してもよい


黙示賢者ソルハバキ C 光文明 (2)

クリーチャー:ライトブリンガー/グラディエーター/オリジン 1000

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。そうしたら、自分の手札を1枚、マナゾーンに置く。

海未「花陽、あなたは本当に油断なりませんね。もしスパーク系統のカードでこのターンを

しのがれていたら、ソルハバキの効果でマナゾーンからアポカリプスデイを回収、という

目もあったというわけですね。ですが……これで今度こそ終わりですね」

凛「かよちん……うう、ついてないにゃ~」

海未「さらに、勝利シリーズのカードが3枚そろったことにより、ビクトリーサイキックリ

ンク発動!3体のクリーチャーを合体させ、唯我独尊!ガイアールオレドラゴンに裏返し

ます!

さぁ、食らいなさい!ワールド、ブレイクぅ!みんなのハート、撃ち抜くぞ~!バーーン!」

花陽(私のシールドは9枚。でもそのうちの3枚は海未ちゃんに無理やり埋められたカード。

ここからシールドトリガーが出ないのはわかってる。トリガーが期待できるのは、実質6枚。

……というかそもそも、アポカリプスデイがない今、あれだけの数のクリーチャーを処理す

るのは無理です……ぅぅ、やっぱり最新の環境デッキには勝てないのかな……)

花陽「……」

凛「かよちぃん!諦めちゃダメだにゃ!」

花陽「凛ちゃん?」

凛「デュエリストは、何があっても最後の最後までベストを尽くさなきゃいけないのにゃ!

だから、そんな顔したらダメだにゃ~~~!」

花陽「凛ちゃん……ありがとう。わたし、もう、諦めないよ!」

海未「ふふ、それでいいのです。途中で相手が諦めた試合での勝利など、何の価値もありま

せんからね。まぁそれでも、勝つのは私ですがね!」

花陽「みんなには、ちゃんと言ったことなかったかもね……。

私、小泉花陽といいます!一年生で、背も小さくて、声も小さくて。人見知りで、得意なも

のは何もないです。でも……でも、デュエマへの思いは誰にも負けないつもりです!だから

……だから、あなたたちの力、私に貸してください!」

オルゼキア「よく言った!」

パーフェクトギャラクシー「それでこそ我らの主!」

スカイソード「俺たちの力、存分に使ってくれ!」

花陽「シールドトリガー発動、スーパーエターナルスパーク!ガイアールオレドラゴンのサ

イキックセル1枚を指定!まとめて超次元ゾーンに還ってもらいます!」

ガイアールオレドラゴン「うああああああっ!」

真姫「どうなってるの……?だって、オレドラゴンのコストは30。あの呪文で処理できる

のは、コスト6以下のカードじゃなかったの?」

にこ「そうね。ガイアールオレドラゴンは30マナの1体のクリーチャーとみることもでき

る。でも、それを構成する3枚のカード1つ1つに着目すると、それ単体では何の役割も果

たさないコスト0のカードってことになるのよ」

真姫「????」

絵里「ゴッドリンクの場合は、それぞれのカード1枚1枚にきちんと能力やパワー、コスト

がある。だけど、サイキックリンクの場合は、集合体としては意味のある存在でも、1枚1

枚は能力もコストもパワーも何も持っていないカードとして考えられるの。そして何の情

報も得られないカードのコストは、0とみなす。それがデュエマのルール」

希「集合体としてのガイアールオレドラゴンが、『1体のクリーチャーとして』除去された

ときは、リンク解除といって、構成要素の1枚を超次元ゾーンに戻して、後の2枚は裏返し

てバトルゾーンに残すことができる。だけど、構成要素を無理やりはがされると、クリーチ

ャーとしての存続が不可能になって、全員まとめて超次元ゾーンに戻るんよ」

真姫「なんだかわかったようなわからなかったような複雑な感じだわ」

穂乃果「大丈夫、穂乃果もあんまりわかってないから!」

ことり「穂乃果ちゃん……」

にこ「ま、この辺はちょっと面倒くさいところだからね。しばらくはわからなくてもそこま

で問題じゃないわ」

絵里「オレドラゴンを倒したはいいけど、依然として花陽の大ピンチは続いてるわ」

凛「かよちんの残りシールドは2枚……」

真姫「そして、海未のアタックできるクリーチャーはVV8とジェニーの2体。ここでトリ

ガーが来ないときついわね」

花陽「シールド天使と悪魔の墳墓!バトルゾーンとマナゾーンから、同名カードを全て墓地

に送ります!」

天使と悪魔の墳墓(ふんぼ) R 光/闇文明 (4)

呪文

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

S・トリガー

バトルゾーンに同じ名前のクリーチャーが2体以上あれば、それらをすべて破壊する。その後、すべてのマナゾーンを見て、同じ名前のカードが2枚以上あれば、それらをすべて持ち主の墓地に置く。

海未「バトルゾーンにはかぶっているクリーチャーはありませんね」

花陽「海未ちゃんのマナゾーンには、オリオティス2枚とオリオティスジャッジ2枚がある

ね。全部墓地においてもらうよ!」

海未マナ7→3

海未「なっ……そういう花陽はどうなんですか!?」

花陽「海未ちゃんと被ってるカードがなければ私がこの呪文の被害を受けることはないよ」

海未「そんなのわからな」

花陽「だってこのデッキには、同じカードなんて1枚も入れてないもん!」

にこ「ネクラハイランダー……」

希「いや、1枚も同名カードが出てこんなぁとは思っとったけど」

絵里「驚きチカ……」

*ハイランダー……すべてのカードを1枚積みにして構築されたデッキのこと。

五色コントロールのような、結果としてそれに近い構成となることはまれにあるものの、

普通このようなデッキは用いられない。安定性が落ちるからである。

デメリットはいくつかある。メリットは……毎回いろんな動きができて使っていてとても

楽しいこと。1もフリー対戦ではしばしばこの構築を用いるが、本当に面白い。

海未「ま、まあいいです。これだけのクリーチャーがいる以上、もうマナはいりません!

さぁ、最後のシールドを確認してください!」

花陽「さっきまで、この状況をなんとかできるのは、アポカリプスデイだけだった。

でもね、海未ちゃんのマナが減ってくれたおかげで、もう1枚逆転のカードができたんだ

よ?」

海未「戯言ですね」

花陽「シールドトリガー発動、オリオティスジャッジ!」

海未「そ、そんな……。そんな、ことが……」

凛「や、やったにゃ~!」

ことり「嘘……ここで、そのカード!?主人公力高すぎだよ」

花陽「海未ちゃんのサイキッククリーチャーを超次元ゾーンに、VV8を山札の下に!」

海未「花陽、本当にすごいです。まさかここまで返されるとは、思ってもいませんでした。

だけど、あと一歩、でしたね。さっきのターン出しておいて本当に良かったですよ。

特攻人形ジェニーで、ダイレクトアタック!」

凛「にゃあぁ……せっかくあそこまで巻き返したのににゃー」

穂乃果「ハヤブサマルもゼロカゲも墓地にある。

そしてあのデッキがハイランダーだっていうなら、もう花陽ちゃんを守るものは……」

絵里「本当にいい勝負だったわね」

にこ「なに終わった気でいるのよ」

絵里「え?」

希「あのネクラデッキが、発生当初のコンセプトを引き継いどるなら……」

ハンゾウ「あと一歩、カ。その通り。本当にあと一歩だったぞ、小娘!」

花陽「ニンジャストライク、威牙の幻ハンゾウ、ジェニーのパワーをマイナス6000し、

破壊します」





威牙の幻ハンゾウ VR 闇文明 (7)

クリーチャー:デーモン・コマンド/シノビ 5000

ニンジャ・ストライク7

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、
そのクリーチャーのパワーを-6000する。

このクリーチャーが破壊される時、自分のマナゾーンに闇のカードが1枚でもあれば、かわりに自分のシールドをひとつ墓地に置いてもよい。

※殿堂入り

海未「ハンゾウ……確かに強力なカードですが……」

花陽「そうだね、ドルマゲドン以外のデッキでは今じゃなかなか使われない。

でもこのネクラデッキは、そのスタートは、ハッスルキャッスルやセイントキャッスルみた

いな城と、シノビの相性の良さを守りの要にしたデッキなんだ。まあ、さすがにセイントキ

ャッスルは今は使ってないけどね」

海未「うぅ……ターン、終了です」

花陽「ありがとう、ハンゾウ。ゆっくり休んで」

ハンゾウ「また何かあったら呼べ」

花陽「ありがとう、でももう、大丈夫だよ」

ハンゾウ「ふん、そうか」

花陽「ドロー、マナチャージ。

偉大なる光の龍の前に、すべての呪術は塵と化す!召喚、光神龍スペルデルフィン!」



光神龍スペル・デル・フィン VR 光文明 (9)

クリーチャー:アポロニア・ドラゴン 6000+

相手は、手札をすべてのプレイヤーに見せてプレイする。

このクリーチャーのパワーは、相手の手札にある呪文1枚につき+2000される。

相手は、呪文を唱えることができない。

W・ブレイカー


海未「な、なんなのですかこれは!!?」

穂乃果「海未ちゃんの手足に光の鎖が!」

海未「あ、私の手札が!!」

花陽「海未ちゃん、ここからは手札は公開してもらうね」

『ブレインタッチ』『超次元リバイヴホール』×2

『預言者マリエル』

花陽「呪文が3枚、1枚につきパワープラス2000して、スペルデルフィンはパワー12

000!」

凛「これで海未ちゃんは呪文を使えない!サイキッククリーチャーを呼ぶこともできない

にゃ!大逆転にゃ~!」

花陽「ターン終了」

海未「ま、まだです!ドロー!」

『黙示護聖ファルピエロ』

海未「やりました!光のカード!召喚!預言者マリエル!」



予言者マリエル R 光文明 (4)

クリーチャー:ライトブリンガー 1000

パワー3000以上のクリーチャーは攻撃できない。(パワー3000未満のクリーチャーが、攻
撃中にパワーが追加された場合、攻撃することができる)

※殿堂入り

海未「確かに呪文は使えません、ですが花陽のシールドは0!それに、ハヤブサ、ゼロカゲ、

ハンゾウと、もう流石にシノビはない筈です!このカードを残すことができれば……」

希「……海未ちゃん、冷静さを失っとる。これじゃあかん」

真姫「どういうこと?」

にこ「海未はガードホールとスーパーエターナルスパークで花陽のスカイソード(シールドを増やす)とオルゼキア(相手クリーチャー2体除去)をシールドに埋めてたのよ?

そしてさっきのターン、シールドを全てブレイクした。

その2枚が花陽の手札にあるのを覚えてたら除去されなければ、なんて言えないわよ

冷静さを失ってるってのはそういうことよ」

海未「この鎖……本当に鬱陶しいですね。ですが、もうすぐ私の勝ちです!」

ことり「海未ちゃん……」

花陽(オルゼキアで除去してもいいけど、ここは)

花陽「パーフェクトギャラクシーを進化!海未ちゃん、あなたの時間は、今から完全に止ま

ります。時の革命、ミラダンテ!」

海未「なっ……また鎖が!」

穂乃果「今度は海未ちゃんの全身が縛られた!」

海未「な、なんですか一体……これじゃカードを使えないじゃありませんか!」

花陽「……いいんだよ、海未ちゃん。だってもう、海未ちゃんに使えるカードはないんだか

ら」

海未「何を言って……」

花陽「ミラダンテ第一の能力。それは、相手クリーチャーすべてをタップして、次のターン

アンタップさせないこと。そして、第二の能力は」

希「終わったね。これは完全に詰みや」

にこ「なかなかこの光景は拝めないんだけどねぇ」

絵里「ほんと、ハラショーね」

にこ「あんたそればっかりね」

絵里「チカっ!!?」

花陽「私のシールドが1枚もないとき、相手はクリーチャーを召喚することができなくなる。

この意味……わかるよね?」

凛「海未ちゃんはもう、呪文もクリーチャーも使えない。本当に、何もできなくなっちゃっ

たにゃ」

時の革命 ミラダンテ LC 光文明 (8)

進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍 13500

進化-自分の光のクリーチャー1体の上に置く。

T・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。それらは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。

革命0―自分のシールドが1枚もなければ、相手はクリーチャーを召喚できない。

花陽「ターンエンド、だよ」

海未「私のターン、といっても……なにもできません。ターン終了です」

花陽「オルゼキアを召喚。オルゼキア自身を破壊して、マリエルを墓地に」

花陽「ミラダンテで、残ってる3枚のシールドを全部ブレイク!」

海未「シールドトリガーは……使えない、ですね」

花陽「海未ちゃん、ありがとう。。最高のデュエルだったよ。

スペルデルフィンで、ダイレクトアタック!」

海未「きゃぁぁあああああ!」

デッキ紹介『ドロマー超次元』使用者 園田海未
2コスト
・制御の翼オリオティス×2

・アクアベララー×2

・特攻人形ジェニー×4

3コスト
・光牙忍ハヤブサマル×1

・黙示護聖ファルピエロ×2

・オリオティス×3

・エナジーライト×2

・コアクアンのおつかい×4

・ブレインタッチ×4

4コスト
・預言者マリエル×1

5コスト
・復讐ブラックサイコ×1

・超次元リバイヴホール×4

・スーパーエターナルスパーク×2

6コスト
・禁断機関VV8×2

・魔天降臨×1

7コスト
・超次元ガードホール×3

8コスト
・アルカディアスパーク×1

補足

超次元ゾーンは以下の通りです。

超次元ゾーン
・ヴォルグサンダー

・勝利のプリンプリン

・勝利のリュウセイカイザー

・勝利のガイアールカイザー

・時空の凶兵ブラックガンヴィート

・激天下!シャチホコカイザー

・時空の支配者ディアボロスZ

・超時空ストームG・XX

『ネクラハイランダー』 使用者 小泉花陽
*カードはすべて1枚ずつ

2コスト
・霞み妖精ジャスミン

・制御の翼オリオティス
・黙示賢者ソルハバキ

・墓守の鐘ベルリン

3コスト
・雪精ホルデガンス
・青銅の鎧

・正々堂々ホルモン

・天真妖精オチャッピィ

・光牙忍ハヤブサマル

・暗黒鎧ヘルミッション

・オリオティスジャッジ
・どんどん掘るナウ

4コスト
・預言者マリエル

・解体人形ジェニー
・リーフストームトラップ

・ライフプランチャージャー

・天使と悪魔の墳墓

・超次元ホワイトグリーンホール

5コスト
・無頼聖者スカイソード

・超次元フェアリーホール
・スーパーエターナルスパーク

・生死の天秤

・超次元リバイヴホール

・超次元ミカドホール

・ハッスルキャッスル

・Dの楽園サイケデリックガーデン

6コスト
・口寄の化身

・アポカリプスデイ

7コスト
・不滅の精霊パーフェクトギャラクシー

・光牙王機ゼロカゲ

・威牙の幻ハンゾウ

・魔刻の斬将オルゼキア

・凶殺皇デスハンズ

・悪魔龍ダークマスターズ

・超次元ガードホール

8コスト
・百族の長プチョヘンザ

・時の革命ミラダンテ

・支配のオラクルジュエル

9コスト
・光神龍スペルデルフィン

・閃光の守護者ホーリー



超次元ゾーン
・魂の大番長四つ牙

・ヴォルグサンダー

・勝利のプリンプリン

・勝利のリュウセイカイザー

・勝利のガイアールカイザー

・時空の凶兵ブラックガンヴィート

・時空の封殺ディアスZ

・時空の支配者ディアボロスZ

→→→146
コメントありがとうございます!

ミストリエスは、あまりにも場持ちが悪すぎたので抜きました。

懐かしのデッキということで出したので、入れていてもよかったかもですね。

海未「ネクラコントロール……驚きでした」

絵里「熱い勝負だったわね」

にこ「ていうか花陽……あんたトリガー運強すぎでしょ」

海未「光と闇が入っていたのですから、墳墓は警戒すべきでした」

穂乃果「でも、最近のデッキは4枚積みとかが多いから、どうしてもかぶっちゃうよね」

希「手札次第では、いやでも被せんといかんことがある。だからこそ、墳墓は強いんやん?」

海未「……さて、では私は観戦を楽しむことにしましょうか」

絵里「次は希と真姫の対戦ね」

凛「希ちゃんの実力はわからないけど……真姫ちゃん大丈夫かにゃ~?」

真姫「ちょっと凛!どういう意味よ!」

凛「だって超次元ゾーンも侵略や革命チェンジ、ニンジャストライクのことも知らなかった

んでしょ?ちょっと勝負にならないんじゃ」

真姫「バカニシナイデ!私には、パパに買ってもらった無敵のデッキがあるんだから!」

海未「構築済みデッキですか……確かに、一定のクオリティが確保されるようにはなりまし

たが……」

にこ(そんなに甘いもんじゃないわよ……)

穂乃果「穂乃果はゼンアクのスーパーデッキは大好きだったよ!」

ことり「あれはすっごくクオリティ高かったし、使ってて楽しかったよね!」

花陽「のぞみちゃん、ちょっとだけ真姫ちゃんにカードを貸してあげてもいいかな?」

希「ん、ええよ。好きにして」

花陽「ありがとう、……真姫ちゃん、デッキ見せてくれないかな?」

真姫「ヴぇぇ?」

花陽「人のデッキについていろいろ言うのは間違ってるし、マナー違反だってわかってる。

でも私、真姫ちゃんの力になりたいの!」

真姫「しょ、しょうがないわねー。ほら、これよ」

花陽「なるほど、このデッキですか。手持ちのカードで使えそうなのは……はい、真姫ちゃ

ん。よかったら使って?」

真姫「ん、ありがと。……これとこれと入れ替えて、と。よし、こんな感じでいいわ」

希「ほな、始めよっか」

にこ「初心者相手だからって手加減なんかするんじゃないわよ」

希「デュエマはいつだって真剣勝負、当たり前やん」

凛「どっちも頑張るにゃ~!」

真姫、希「「デュエマスタート!」」

希「禁断のカードをバトルゾーンにセット!」

真姫「ちょ、ちょっと待ちなさい!なんで始める前からクリーチャーがいるのよ!」

希「このカードは、封印された状態で最初からバトルゾーンにおるんよ」


禁断~封印されしX~ FLC 火文明 (マナコストなし)

禁断の鼓動

この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。

この鼓動はバトルゾーンを離れない。

禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。

禁断解放後⇒《伝説の禁断 ドキンダムX》
※殿堂入り


伝説の禁断 ドキンダムX FLC 火文明 (99)

禁断クリーチャー:(種族なし) 99999

T・ブレイカー

このクリーチャーが禁断解放した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印をひとつ付ける。

コスト4以下の呪文によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。

このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、自分はゲームに負ける。


希「さっき海未ちゃんが使っとったカードと同じ感じやね。うちが火のコマンドを出すたび

に一つずつ封印が取れていく。そして、最後の1枚が取れた時、このカードを裏返して、ク

リーチャーになる。ま、自分の目で見た方が早いやんね。はい、カード効果読んどき?

他にも効果わからんカードあったら言うてな?」

真姫「ン、ありがと。……これが裏返ったとき、私のクリーチャーが封印される……」

希「封印されとるカードは、存在しないものとして扱われる。もちろん攻撃やブロックもで

きんし、効果を発動することもできない。自分がコマンドを出した時、それと同じ文明を持

ってるカードについとる封印を1枚外すんや」

真姫「レインボークリーチャーを出したらどうなるの?」

希「その文明を持っとったらレインボーでも問題ないよ。でも、1体のコマンドを出すこと

で外せる封印のカードは1枚や」

真姫「なるほどね……って、ヴぇぇ!?このカードを倒せば、私の勝ち!?」

希「ん、そうやよ」

真姫「なにそれ、めちゃくちゃ弱いじゃない!負けるリスクのあるカードなんて使うの?

……もしかしてハンデのつもり?」

希「ハンデ、か。さっきも言うたはずやん?デュエマはいつでも真剣勝負やって」

海未「真姫……そのカードが弱いなどということはあり得ません。全国で行われているチャ

ンピオンシップをはじめとするデュエマの大会では、火文明が入るデッキならまず投入さ

れるといってもいいほどにドキンダムは採用率が高いんですよ」

絵里「高レベルのプレイヤーの使用率が高いカード……弱い筈がないわよね?」

にこ「なんなら火文明が入らなくても使われることもあるけどね……」

ことり「まあドルマゲドンが出てからは人気を二分してる感じだけど、それでも強いことに

は変わりないし」

花陽「確かに当初はデメリットにばかり注目されていましたが……」

凛「そんな予想を一瞬で覆すほどそれは強いんだにゃ~」

真姫「ふぅん……悪かったわ、希、失礼なこと言って」

希「いやいや、気にしとらんよ。ほな、始めよか。真姫ちゃんの先攻やで」

にこ「あ、真姫!先攻は最初のターンドローできないからね!」

真姫「にこちゃん馬鹿にしすぎ!」

真姫「まったくもう……アルカディアスパークをチャージしてターン終了よ」

アルカディア・スパーク P 光/水文明 (8)

呪文

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

S・トリガー

次のうちいずれかひとつを選ぶ。バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドがあれば、両方を選んでもよい。

►相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを自身の山札に加えてシャッフルし、その後カードを1枚引く。

►相手のクリーチャーをすべてタップする。

希「ふうん……エンジェルコマンドのレジェンドクロニクルか。

リンネビーナスをチャージしてターン終了」








Mの悪魔龍 リンネビーナス VR 闇/火文明 (6)

クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン/イニシャルズ 6000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

スレイヤー

W・ブレイカー

マナ武装4:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに多色カードが

4枚以上あれば、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出し

てもよい。その後、このターン、自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。

絵里「五色バスター、ね」

穂乃果「ついにドギラゴンのデッキが出てきたね」

真姫「ドロー、チャージして終わりよ」

希「マナをチャージしてうちも終わりや」

真姫「3マナ使ってエナジーライトを発動!2枚ドローするわ」





エナジーライト 3マナ 水文明

呪文

・カードを2枚引く





にこ「確かあのデッキにエナジーライトは入ってなかったわよね」

花陽「はい、おつかいだけじゃちょっと足りないと思ったのであのカードも渡しておきまし

た」

希「うちのターン、ダークライフを発動や!アルカディアスパークをマナに、そして、イー

ヴィルヒートを墓地に!ターン終了」

凛「う~ん、いやなカードが落ちたにゃぁ」

海未「次のターン一気に来るかもですね」

真姫「私のターン!スパークチャージャーでマナと手札を増やすわ!」

スパーク・チャージャー UC 光/水文明 (4)

呪文

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

相手のクリーチャーを1体選び、タップする。

カードを1枚引く。

チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置く代わりに自分のマナゾーンに置く)

真姫「デュエマでは、できないことは飛ばす。なら、相手クリーチャーがいない状況でもこ

のカード使えるんでしょ?」

希「ん、もちろんや」

希「成長した真姫ちゃんにいいもん見せたる……ん?このカードか」

希(ここでイーヴィルヒートを出して一気に攻めてもいいんやけど……せっかくやから使

おうかな)

希「呪文、裏切りの魔狼月下城発動!」

にこ「うわ、出た。3枚ハンデスとかいうチートカード」

凛「どう考えても2マナの能力じゃないにゃ~」





裏切りの魔狼月下城 R 闇文明 (2)

呪文

S・トリガー

相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。

マナ武装 4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、相手は自身の手札をさらに2枚選び、捨てる。

希「うちのマナゾーンにはレインボーカードが4枚!さあ、手札を3枚捨ててもらうで!」

真姫「ふふ……いいわよ。浄化の精霊ウル、天星の玉ラ・クルスタ、そして、提督の精霊龍ボ

ンソワールを墓地に!そして、ボンソワールの効果発動、手札から捨てられるとき、代わり

にバトルゾーンに出すわ!」





提督の精霊龍 ボンソワール P 光文明 (7)

クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 5000

ブロッカー

相手の呪文またはバトルゾーンにある相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチ

ャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。


このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイ

ヤーに見せる。その中から、「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて自分の手札に加え、

その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。

真姫「ボンソワールの効果!山札の上から3枚を表に!」

『知識の精霊ロードリエス』『スパークチャージャー』『天門の精霊ヘブンズ』

真姫「ブロッカーを持つカード、ロードリエスとヘブンズを手札に加えるわ!」

希「あちゃ~、墓穴掘ってもうたみたいやね」

ボンソワール「私に手札破壊など通じるものか!」

真姫「花陽、助かったわ。ありがとう」

花陽「力になれてよかったよ!」

真姫「私のターン、ドロー!」

真姫(ううん……ヘブンズゲートがあれば最高だったんだけど……仕方ないわね)

真姫「マナを溜めて、知識の精霊ロードリエスを召喚!その能力で1枚カードを引くわ!」

知識の精霊ロードリエス P(R) 光/水文明 (5)

クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

ブロッカー

このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

このクリーチャーまたは自分の他の「ブロッカー」を持つクリーチャーをバトルゾーンに出した時、カードを1枚引いてもよい。

希「う~ん、ちょっと面倒やなぁ。ほな、うちもエンジン全開でいくで!

マナをチャージして、絶叫の悪魔龍イーヴィル・ヒート召喚!」





絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート VR 闇/火文明 (5)

クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

スピードアタッカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。


イーヴィルヒート「さあ、悪夢を始めよう」

絵里「出たわね……ドギラゴン剣最高の相棒」


海未「このカード自身のカードパワーだけを見ると壊れているとは言えないのですが……」

にこ「『コスト5以上のドラゴン』『火、闇のコマンド』それにこいつが持つ墓地肥やし、回

収能力が合わさると……」

ことり「侵略に革命チェンジ、何でもお任せの超便利クリーチャーに早変わり、ってわけだ

ね」

希「火のコマンドが出たことにより、ドキンダムの封印を1枚墓地に送るで!

さらに、イーヴィルヒート自身の効果で、山札の1番上のカードを墓地に!

リンネビーナスと武者ホール、ね。墓地からリンネビーナスを回収!

そして、イーヴィルヒートでシールドに攻撃!革命チェンジ発動!」

真姫「来るのね……あのカードが」

希「蒼き団長、ドギラゴン剣!降臨やぁ!」

→→→161
墓地にイーヴィル落ちてる時のリンネの強さは異常ですね。


→→→162、163

自分もかなり集めてたのでショックですが、殿堂入りはまぁ仕方ない、というか適切な判断だと思います。

開発部レター(?)で強力なカードを出すにはリスクが伴う、とのことでしたがまあ確かにこのカードはあまりにも革命チェンジ、侵略どちらとも相性良すぎますよね。

このカード1枚引いたら一瞬で体勢を立て直せる、というのは流石に5コストの性能じゃないですね。

リバイブホールと違って

革命チェンジなら手札に戻りますし。

プチョヘンザはリセットカードとしてとんでもなく有能ですね。

ドギバスが攻撃の切り札ならプチョは防御の要といったところでしょうか。

イーヴィルヒート「頼むぜ!団長!」

海未「あなたハムカツ団じゃないでしょう……」

ことり「あはは、まあ革命軍側についてるみたいだしいいんじゃないかな」

にこ「色的に明らかにそれっぽいのにアクミ団じゃないのよね」

絵里「あの蜜月ももうすぐ見納めねぇ」

花陽「アイドルがそんな言葉を使っちゃいけません!」

ドギラゴン剣「いつも悪いな、イーヴィル」

イーヴィル「へっ、お前のおかげで俺も輝けるってもんよ」

希「ドギラゴン剣が出たから、さらに封印を外すよ!」

凛「敵対勢力の筈なのにドギラゴンとドキンダム相性良すぎじゃないかにゃ~?」

海未「それはボルドギが出てからというもの皆が思っていることです……」

希「さぁ、いくでぇ!ドギラゴン剣のファイナル革命!手札のリンネビーナスをバトルゾー

ンに!封印解除!さらにマナ武装効果発動!墓地のイーヴィルヒートをバトルゾーンに!

封印解除!墓地の完璧問題オーパーツを回収!」


穂乃果「あのさぁ……」

海未「この動き、5マナでできることじゃないでしょう……」

凛「なにこれ、イミワカンナイ!」

真姫「ちょっと凛!それ私の真似でしょ!やめてよね!」

凛「オコトワリシマス!」

にこ「あんたねぇ、こっちにかまってる余裕あるの?」

真姫「わ、わかってるわよ!」

ドギラゴン剣「我が剣、受けてみよ!」

真姫「ヴぇぇ……ノーガードよ!」

希「それヴァンガードやろ……まぁええけど」

真姫「来なさい!シールドトリガー!1枚目……無し、2枚目……無し。3枚目……来た!

シールドトリガー発動!ヘブンズゲート!

さぁ、希!この真姫ちゃんがあなたを天国へ導いてあげるわ!

天門の精霊ヘブンズと奇跡の精霊ミルザムをバトルゾーンに!」

ヘブンズ「希望の門を、今開けよう」

ミルザム「私が織りなす奇跡の物語、とくと見よ!」

凛「な~にが奇跡だにゃ、ループしかしないくせににゃぁ」

ヘブンズ・ゲート R 光文明 (6)

呪文

S・トリガー

進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。




天門の精霊ヘブンズ P 光文明 (8)

クリーチャー:エンジェル・コマンド 9500

ブロッカー

W・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光の「ブロッカー」を持つ進化でないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。



奇跡の精霊ミルザム SR 光文明 (9)

クリーチャー:エンジェル・コマンド 11000

ブロッカー

ウルトラシールド・プラス-このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を上から5枚まで、裏向きのまま、自分のシールドいずれかひとつの下に置いてもよい。

W・ブレイカー

※殿堂入り→2017年2月26日よりプレミアム殿堂

絵里「あんのクソ天使……石投げてやるチカ!」

にこ「馬鹿、やめなさいっての。それに、ループで使われてるんじゃないんだからかわいい

もんでしょーが」

ことり「花陽ちゃん……やっぱりあのカードを渡してたんだね」

海未「まあ、天門使うならあれがないと話になりませんからね」

花陽「うん……だって真姫ちゃんシリウスとかいうクソカ……変わったカード入れたまま

にしてるんだもん」

穂乃果「今ぽろっと本音が出たね……」



天海の精霊シリウス SR 光文明 (11)

クリーチャー:エンジェル・コマンド 12000

ブロッカー

T・ブレイカー



絵里「Tブレイカー、ブロッカー。びっくりするほどシンプルよね。そして……びっくりす

るほど弱いわよね……これで11マナって……」

花陽「ガチンコジャッジで出たら強いくらいしか魅力が……」

にこ「わかってないわね~。シールドトリガーでいきなりパワー12000のTブレイカ

ーが2体出てくる。そういうわかりやすいインパクトが子供の心を引くのよ。

かくいうにこも、あのスーパーデッキにはずいぶん楽しませてもらったわ」

真姫「ロードリエスの効果で2枚ドロー!ヘブンズの効果で手札のカイザルバーラをバト

ルゾーンに!ロードリエスの効果と合わせてさらに2枚ドローして、エメラルーダをバト

ルゾーンに出すわ!」




歴戦の精霊龍 カイザルバーラ VR 光文明 (8)

クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍 8000

ブロッカー

W・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。その後、光のコスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。



音感の精霊龍 エメラルーダ P(R) 光文明 (5)

クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 5500

ブロッカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをひとつ、手札に加えてもよい。

その後、自分の手札を1枚、裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに

置いてもよい。(こうして自分の手札に加えたシールド・カードの「S・トリガー」を使ってもよい)


真姫「ロードリエスの力で1枚引くわ。そして……行くわよ!ミルザムのウルトラシールド

プラス!シールド1枚に、山札の上から5枚のカードを重ねるわ!

そして、エメラルーダの効果!今重ねたシールドを手札に加える!」

希「あらら……これはちょっとピンチ、やん?」

花陽「まさかのバスター敗退でしょうか……」

絵里「この回り方は……相当ね」

真姫「シールドトリガー発動!フォースアゲイン!ミルザムを破壊し、再びバトルゾーン

に!もう一度ミルザムのウルトラシールドプラス!5枚のカードを重ねるわ!」

真姫(山札の枚数も減ってきたし、手札も十分。ドローする必要はないわね)



フォース・アゲイン UC 水文明 (4)

呪文

S・トリガー

自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。

※殿堂入り


にこ「花陽……あんたこれ、ただのミルザムデッキにしようとしてない?」

ことり「いっそのこと天門ループにしちゃえばよかったのに」

海未「いや、初心者の真姫には使いこなせないでしょう……」

真姫「さらにシールドトリガー、浄化の精霊ウル!厄介なスレイヤーを持ってるリンネビー

ナスをタップよ!」




清浄の精霊ウル P 光文明 (6)

クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000

S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)

ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)

このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、タップまたはアンタップする。

真姫(あと1枚、アルカディアスパークがあるけど、これは使わずにエメラルーダの効果で

仕込んどきましょ。もしあのドキンダムとかいうのが解放されても倒せるようにね。

ふふ、真姫ちゃん天才!)

真姫「エメラルーダの効果で手札を1枚シールドに加えるわ」

希「う~ん、どないしようかなぁ。ま、考えてもしゃあないか!イーヴィルヒートでシール

ドに攻撃!革命チェンジ!完璧問題オーパーツ!カードを2枚ドロー!真姫ちゃんには手

札かバトルゾーンからカードを2枚選んで山札の下に送ってもらうで!」




完璧問題(ラストクエスチョン) オーパーツ SR 水/闇文明 (8)

クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン/革命軍/テック団 11000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

革命チェンジ:水または闇のコスト5以上のドラゴン

W・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを2枚引く。その後、相手はバトルゾーンまたは手札から、自身のカードを合計2枚選び、好きな順序で山札の下に置く。

真姫「ふふ、痛くもかゆくもないわ!手札の2枚を山札の下に送るわ。

そして攻撃は、ウルで止めるわ」

ウル「ウルっ!!?」

真姫「さ、私のターンを始めるわよ?

……希、悪いけどこの勝負、もらったわ!私のバトルゾーンには、エンジェルコマンドが6

枚。よって、このカードをコストを支払わずに使うことができるの」

絵里「まさか……」

にこ「あちゃ~……希のやつ……」

真姫「呪術を封じ、生あるものの息吹を止め、後に残るは天使の楽園!進化!聖霊王、アル

ファリオン!」




聖霊王アルファリオン P 光/水文明 (10)

進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 15500

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

G・ゼロ:バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。

進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。

T・ブレイカー

相手は呪文を唱えられない。

相手のクリーチャーを召喚するコストは5多くなる。


希「アルファリオン……って、2体!?」

真姫「ふふ、完璧でっしょ~?ロードリエスとボンソワールを進化元にしたわ。

さあ希、これであなたは呪文も使えない、クリーチャーのコストは10も上がる。

勝負あったわね」

希「うぅ……やってくれるやん」

真姫「アルファリオン!希を縛りなさい!」

アルファリオン「「はぁっ!」」

海未「あれは、私の時と同じ……」

ことり「この拘束いるのかなぁ……」

にこ「まあ気分の問題なんじゃない?」

花陽「まあ、海未ちゃんの時とは微妙に違うんですけど……真姫ちゃんは気づいてるのかな」

真姫「さあ、いくわよ!2体のアルファリオンで、オーパーツとドギラゴン剣を破壊!さら

に、カイザルバーラとリンネビーナスを相打ちにさせるわ」

アルファリオン「「我ら天界の者に逆らうとは……愚かなり」」

ドギラゴン剣「ぐっ……やってくれる」

オーパーツ「この選択肢は、想定外だ……」

リンネ「地獄の底で、また会おう……」

真姫「ここはターンエンドね。せっかくなら一気に決めたいわ」

希「マナを溜めて、ターン終了や」

真姫「ふふ、何もできないみたいね。一思いに決めてあげるわ!アルファリオンでシールド

をトリプルブレイク!」

アルファリオン「ぜいやぁっ!」

希「シールドチェック、超次元ムシャホールを墓地に」

真姫「無駄よ、アルファリオンの効果で呪文は使えない」

希「ふふ、誰もこのカードを使うなんて言うとらんやん?これはあくまで発動コスト。

今から使うカードの代償みたいなもんや」

希「さあ、頼むで!うちの守護神!界王類邪龍目、ザ・デッドブラッキオ!」

真姫「な、何よそのカード……シールドトリガーでも何でもないじゃない!」

希「このカードはな、マナゾーンに5文明全てそろっとって、なおかつ5枚以上カードがあ

る時にシールドが割られたら、そのカードを捨てて手札から出すことができるんよ」

真姫「そんな……アルファリオンの力でコストが上がってるはずなのに」

界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ SR 自然文明 (8)

クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 9000

多色マナ武装 5:このカードが自分の手札にあり、自分のマナゾーンにカードが5枚以上

あって5文明がそろっていれば、このクリーチャーは「スーパーS・バック」を得る。(カー

ドを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうした場合、

このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する)

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。

相手のドラグハートは龍解できない。

W・ブレイカー

希「アルファリオンの相手を縛る力は確かに強いけど、さっき海未ちゃんが使われとったミ

ラダンテとはだいぶ違う。あれは召喚そのものを封じる。せやけどアルファリオンにできる

のは、召喚コストを上げるだけ。

コストを上げるだけなら、シールドトリガーとかのコスト踏み倒しカードは止められん。

と、いうわけで、いくで!デッドブラッキオの効果で、まだ攻撃しとらんアルファリオンを

マナに!」

真姫「ふ、ふん!私にはまだ十分アタッカーがいるのよ!ドギラゴン剣は超攻撃型デッキ。

そうそう止めるカードはは……」

希「あかんなぁ、真姫ちゃん。うちら、教えたやん?今までの速攻と違って、こういうデッ

キには、ちゃあんと防御用カードも入っとる、って」

真姫「うぅ……」

希「2枚目、トリガーなし。3枚目、ふふ、ほぉら、さっそく来たで?

シールドトリガー、静寂の精霊龍カーネル!効果でミルザムの動きを封じる!」

ミルザム「くっ……小癪な」





青寂の精霊龍 カーネル P(UC) 光/水文明 (5)

クリーチャー:エンジェル・ドラゴン/革命軍 3500

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

S・トリガー

ブロッカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。



真姫(カーネルはブロッカー……なら、ここで無理に攻めても決めきれない)

真姫「ターンエンドよ」

真姫(ふふ、希ったら、すっかり逆転したつもりみたいだけど、全然よ。

私の場にはまだアルファリオンがいるし、ブロッカーが3体もいる。それに何より、シール

ドにはアルカディアスパークが仕込んである。もしドキンダムが解放されても全く問題な

い。いいえ、むしろ早く解放してほしいくらいだわ」

希「いくで、真姫ちゃん。このターン、うちの禁断が目を覚ます!」

真姫「ふん、アルファリオンがいるのよ?できるわけないでっしょー」

真姫(ふふ、革命チェンジかしら?早く解放させなさい。そうすれば問題なくこの真姫ちゃ

んの勝ちよ)

にこ「真姫ちゃんったら……相変わらず顔に出やすいわね」

凛「まぁ、あれだけあった手札から仕込んだらそりゃぁ何かあると誰でも思うけどにゃ~」

希「革命チェンジは召喚やない。アルファリオンの効果は効かんよ!」

真姫(ふふ、わかってるわよ)

真姫「ナ、ナンデスッテ―」

希「デッドブラッキオをドギラゴン剣に革命チェンジ!封印を1枚墓地に!

ファイナル革命!手札のリンネビーナスをバトルゾーンに!この瞬間、ドキンダムの封印

が0に!禁断、開放や~!」

真姫(……来た!)

希「ドキンダムの力で、真姫ちゃんのクリーチャーを全て封印!」

ドキンダム「……キエウセロ」

絵里「て、天井から槍が!」

「「「「ウアァァァッッッ!!!」」」」

真姫(よくも私のクリーチャーたちを……今に見てなさい、アルカディアスパークでこのド

キンダムを)

ドキンダム「ムダダ、チイサキモノヨ」

真姫「ふん、何が無駄だっていうのよ!あんたは今から、倒されるのよ!

シールドトリガー、アルカディアスパーク!ドキンダムを山札に!」

ドキンダム「ムダダトイウニ」

真姫「……?な、なんで!?なんで発動しないのよ!」

リンネビーナス「それはな?……俺がこいつを呼んだからさ!」

ラフルル「ふふ、最後のしめは僕にお任せ、ってね」


音精 ラフルル P 光/水文明 (5)

クリーチャー:エンジェル・ドラゴン/革命軍/ドレミ団 5000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

革命チェンジ:光または水のクリーチャー(自分の光または水のクリーチャーが攻撃する時、

そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、相手は呪文を唱えられない。

真姫「呪文が、使えない……?そんな……それじゃ……」

希「ふふ、いくで!真姫ちゃん!ドキンダムXで、とどめや~!」

真姫「いやああぁぁぁっっっ!」

凛「かなりいい勝負だったにゃ!」

海未「そうですね、アルファリオンが並んだときは勝負あったかと思いました」

にこ「どうせ10マナプラスで希は自分のターンには何もできないんだから、もっとクリー

チャーを展開して攻撃してたら結果は違ってたかもね」

真姫「……勝負を急ぎすぎたってわけね」

絵里「まあ、ミルザムの効果2回分とロードリエスのドローで山札が減ってたから、早く仕

掛けたいって気持ちはわかるわ」

希「ラフルルが墓地に無かったら危なかったなぁ」

ことり「あれやられると逆転の目が一気に消えちゃうからねぇ」

海未「花陽が渡したカード、大活躍でしたね」

花陽「あはは、力になれたなら良かったです」

真姫「ミルザム……これすごく強いわね。私の大好きなシリウスにも劣らない……」

穂乃果「……その2枚を比べるのは失礼じゃ……」

デッキ紹介 光水ヘブンズゲート(ベース、構築済みデッキ 聖霊王の創生)

使用者 西木野真姫

3マナ
エナジーライト×2

コアクアンのおつかい×4

4コスト
天星の玉ラ・クルスタ×2

フォースアゲイン×1

スパークチャージャー×3

5コスト
音感の精霊龍エメラルーダ×2

知識の精霊ロードリエス×4

6コスト
清浄の精霊ウル×3

ヘブンズゲート×4

7コスト
提督の精霊龍ボンソワール×2

龍聖霊ウィズダムフェウス×2

8コスト
歴戦の精霊龍カイザルバーラ×2

天門の精霊ヘブンズ×3

アルカディアスパーク×3

9コスト
奇跡の精霊ミルザム×1

10コスト
聖霊王アルファリオン×2

5色ドギラゴン剣 使用者 東條希

2コスト
爆砕面ジョニーウォーカー×2

エールライフ×2

ダークライフ×4

裏切りの魔狼月下城×2

4コスト
嘘と盗みのエンターテイナー×2

青音の精霊龍リンガール×1

ドンドン吸い込むナウ×2

5コスト
音精ラフルル×2

静寂の精霊龍カーネル×2

絶叫の悪魔龍イーヴィルヒート×4

超次元ムシャホール×2

6コスト
Mの悪魔龍リンネビーナス×3

8コスト
界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオ×3

蒼き団長ドギラゴン剣×4

百族の長プチョヘンザ×1

完璧問題オーパーツ×1

アルカディアスパーク×2

コスト無し
禁断~封印されしX~

終わったかな?おつ一応だけど安価はカッコ二つで>>1

ループって結局終始があえば良いだけだし
数学得意な真姫ちゃんならプレ殿までの間に使いこなしそう

あと緑天門ループで使われてた深緑の魔方陣
かよちんのネクラはもしかするとってカードかな
最近の高速環境なら欲しいねえ

>>183

親切にありがとうございます!

多分真姫ちゃんなら、説明してもらって、少し回してみたら使えるようになると思います。

パターンはある程度決まってますからね。

今回は『シリウスやアルファディオスかっこいいわ!』という感じの駆け出しプレイヤーのつもりで描いたので

花陽からもらったカード以外はほぼ構築済みデッキの転用という形になりましたが。


ネクラデッキに新緑の魔法陣、ありですね。

海未「さて、一回戦は次が最後の試合ですね」

にこ「やっぱり~、にこは持ってるにこ~。

一回戦はシード、これがスーパーアイドルにコニーの実力にこ!」

穂乃果「ふふ、よろしくね!絵里ちゃん!」

絵里「最高の勝負にしましょう」

海未「さて……2人はどんなデッキを使うのでしょうか」

ことり「楽しみだねぇ」

穂乃果、絵里「「デュエマ、スタートぉ!」」

穂乃果「穂乃果は禁断のカード、ドキンダムをセットするよ」

絵里「私も。ドキンダムをバトルゾーンにセット」

穂乃果「超次元ゾーン見せてね」

絵里「同じく。チェックさせてもらうわ」




穂乃果 超次元ゾーン

ブーストグレンオー

流星のフォーエバーカイザー

紅蓮の怒鬼流院刃

不死身のブーストグレンオー

レッドABYTHENカイザー

時空の司令コンボイトレーラー

勝利のリュウセイカイザー

勝利のガイアールカイザー






絵里 超次元ゾーン
ヴォルグサンダー

時空の凶兵ブラックガンヴィート

紅蓮の怒鬼流院刃

不死身のブーストグレンオー

時空の司令コンボイトレーラー

勝利のプリンプリン

勝利のガイアールカイザー

勝利のリュウセイカイザー

真姫「なんだか2人とも……使ってるカードが似てるわね」

希「そうやね……どっちも鬼流院刃が入っとるけど、ガイアールカイザーやアクアアタック

はなし、か。大体わかるね」

にこ「穂乃果に至っては露骨ね。ムシャホール以外の超次元呪文がないのが丸わかりだわ」


ことり「同系対決、かなぁ。どっちもドキンダム使ってるし」

凛「ま、みてればわかるにゃ~」

海未「……そうなると、このじゃんけんはいよいよとんでもない重みをもってきますね」

花陽「じゃんけんに負けるのはプレミです!」

真姫「先攻後攻ってそこまで大事なの?」

希「先攻が絶対有利なゲーム。それが今のデュエマの現状やね。

まぁ、海未ちゃんみたいな手札破壊デッキを使うなら一概にそうとも言い切れんけど」

ことり「3本勝負の大会だと、負け先っていって、前の試合に負けた方が先攻になることが

多いね。他のカードゲームだと好きな方を選べるっていう風にしてることが多いんだけど、

デュエマはほぼ間違いなく負けたら先攻って決まってる。

これは、デュエマが先攻有利ってことを証明してるよね」

穂乃果、絵里「「じゃんけんポン!」」

穂乃果「やった!穂乃果の先攻だよ!」

絵里「う~ん、このチカ……」

穂乃果「終末の時計クロックをチャージしてターン終了!」

絵里「ボルメテウスホワイトフレアをチャージ。終了よ」

穂乃果「さぁ!いくよお!脳細胞が、トップギアだよ!

一撃奪取トップギア召喚!」






一撃奪取(スタート・ダッシュ) トップギア C 火文明 (2)

クリーチャー:アウトレイジ 1000

各ターン、自分の火のクリーチャー1体目の召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは0以下にならない。




ボルメテウス・ホワイト・フレア P(UC) 光/火文明 (5)

呪文

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

S・トリガー

次のうちいずれかひとつを選ぶ。名前に《ボルメテウス》とある自分のクリーチャーがバトルゾーンにあれば、両方選んでもよい。

►相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。

►相手のクリーチャーをすべてタップする。

海未「赤青レッドゾーン、ですか」

にこ「レッドゾーンは最近また少し持ち直してきたわよね」

花陽「先攻取られて3ターン目にレッドゾーンが飛んでくるとなると、きついですね。

コスト軽減クリーチャーを出しても、破壊されてしまいます」

絵里「さすがに認められないわぁ。勇愛の天秤発動。トップギアを破壊」

トップギア「ぐっ……やられちまったぜ……」

希「ちゃんと処理できたね。これは大きいで」

穂乃果「う~ん……ターン終了だよ」

絵里「もう一度勇愛の天秤を発動、今度は手札を入れ替えるわ。

S級不死デッドゾーンを捨てて、2枚ドロー」

ことり「赤黒デッドゾーンかぁ」

凛「あの色構成なら最近はドルマゲドンの方が多いけどにゃ~」

海未「ドルマゲドンデッキとは似て非なるものですからね。入ってるカードもがらりと変わ

ってきますし」

穂乃果「穂乃果のターン、いっくよ~!轟速ザ・ゼット召喚!」


轟速 ザ・ゼット P 火文明 (4)

クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 7000

スピードアタッカー

W・ブレイカー

自分のターンの終わりに、そのターンこのクリーチャーが攻撃していたら、破壊する。

ザゼット「さぁ!ひとっ走り付き合えよ!」

穂乃果「ドキンダムの封印を1枚外すよ!」

穂乃果「ザゼットで、シールドに攻撃!そして、侵略発動!

真姫「つ、ついに侵略がみられるのね」ワクワク

穂乃果「熱き侵略、レッドゾーンZ!その力で、絵里ちゃんのシールドを1枚墓地に!」

絵里「いやなカードね、まったく……」

穂乃果「まだまだいくよ!さらに侵略!超音速ターボ3!

合計2枚の封印を墓地に!さあ、シールドブレイクだぁ!」

真姫「1度の攻撃で何度でも侵略できるのね」

希「うん、最初に攻撃したクリーチャーが侵略の条件を満たしとったらね」

熱き侵略 レッドゾーンZ(ゼット) SR 火文明 (6)

進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000

進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。

侵略-火のコマンド

W・ブレイカー

このクリーチャーを進化ではないクリーチャーの上に置いた時、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。




超音速 ターボ3(スリー) SR 火文明 (5)

進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 7000

進化-自分の火のクリーチャー1体の上に置く。

侵略-火のコマンド

W・ブレイカー

このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の手札をすべて捨ててもよい。そうしたら、カードを3枚引く。

絵里(ターボスリーが攻撃終了後にバトルゾーンに残っていると、厄介なことになるわ。

トリガーが来てくれると助かるんだけど……)

絵里「1枚目、……2枚目、シールドトリガーはなしよ」

穂乃果「やったぁ!ターボスリーの効果発動!

攻撃が終わった後にこのクリーチャーがバトルゾーンにあれば、手札を全部捨てて、3枚ド

ローできる!穂乃果は手札がないから、ただで3枚ドロー!」

にこ「侵略デッキの息切れを防ぐいいカードね、まったく」

花陽「除去されてしまうと大ダメージですが、やはり強力です!」

海未「あそこで処理できていれば絵里が一気に流れをつかんでいたのですが……」

絵里「ふふ……別に問題ないわ。手札が手に入ったなら、私が捨てさせればいいだけのこ

と!召喚!轟音ザ・ブラックV!封印解除!」



轟音 ザ・ブラックV P(UC) 闇/火文明 (4)

クリーチャー:ソニック・コマンド/イニシャルズ 3000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

スピードアタッカー

このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。

真姫「闇の、ソニックコマンド……」

希「ザ・ブラックは、パワーが下がった代わりに、攻撃する時相手の手札を捨てさせること

ができるようになったソニックコマンドや」

海未「そして、侵略に使われる以上、進化元のパワーというのはさして重要ではありません。

多色化した上位種といってよいでしょう」

絵里「ブラックで、ターボ3を攻撃!そして、侵略発動!

復讐ブラックサイコ!

ザ・ブラックの効果と合わせて3枚の手札を墓地に!さっき手に入れた3枚の手札、すべて

捨ててもらうわ!」



復讐 ブラックサイコ VR 闇文明 (5)

進化クリーチャー:デーモン・コマンド/侵略者 7000

進化-自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。

侵略-闇のコマンド

W・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。
※2017年2月26日より殿堂入り

にこ「出たわね、生きたスケルトンバイス……」

花陽「今まで殿堂入りしてないことが驚きです」

絵里「まだまだ終わらないわよ!さらに、墓地から侵略!S級不死デッドゾーン!

能力で、ターボスリーを破壊!」

真姫「ぼ、墓地から侵略!!?」

ことり「デッドゾーンの持つ能力は、侵略を超えたS級侵略。

その力は……墓地にあっても、手札から侵略するのと同じように侵略できること」



S級不死(ゾンビ) デッドゾーン SR 闇文明 (6)

進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者 12000

進化-自分の闇のクリーチャー1体の上に置く。

S級侵略[不死]-闇のコマンド(自分の闇のコマンドが攻撃する時、自分の手札または墓地
にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)

T・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000する。

デッドゾーン「呪われし我が力……受けてみよ」

ターボ3「う、うあぁっ!」

絵里「攻撃対象のターボ3が破壊されたことにより、デッドゾーンの攻撃は中止。

これで私のターンは終了よ」

穂乃果「ううぅ……」

海未「シールドの枚数こそ勝っていますが、これは穂乃果にとって苦しい展開ですね……」

真姫「手札が切れたら侵略元のカードを引いてもあまり強くない状態で攻撃することにな

るし、侵略先のカードを引いたら進化元がいないからそれこそ何もできない、ってわけね」

ことり「ザ・ゼットでも引けたら絵里ちゃんのシールドをゼロにして追い込めるんだけど」

にこ「そうはいっても、穂乃果のデッキだってそれなりにシールドトリガーは積み込んでる

はずよ。マナゾーンにクロックや吸い込むナウとか見えてるしね。絵里がシールドを攻撃し

てそこから逆転という可能性も十分あるわ」

希「というかエリチとしては、自分のシールドがあってシールドトリガーに期待できるうち

に攻め込みたいってとこやろうね」

穂乃果「ドロー!……レッドゾーンをチャージして、ターン終了」

絵里「私のターン。ふふ、なかなかいいカードを引いたわ。

巧みな詐術で自由を奪い、気付かぬうちに、大切なものを奪っていく……

嘘と盗みのエンターテイナーを召喚!」

噓と盗みのエンターテイナー「さぁ、ショータイムだ!」

穂乃果「嫌なカードだね……」

ウソと盗みのエンターテイナー P 闇/火文明 (4)

クリーチャー:ヒューマノイド/ダークロード 4000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

バトルゾーンに自分の他のクリーチャーがあれば、このクリーチャーは攻撃されない。

相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのクリーチャーを破壊する。

真姫「あのカード、強いの?」

花陽「侵略や革命チェンジ、サイキッククリーチャーに革命ゼロトリガー……コストを支払

わずにクリーチャーが常態化しているこの環境下で、『相手にのみ』それを禁じるカードが

強くないわけありません!」

凛「正確には禁止じゃなくて、そうやって出てきたクリーチャーを破壊する、なんだけど、

まぁともかく強力だにゃー。あれをなんとか除去しないと、いろんなデッキが動かなくなっ

ちゃう」

希「あのカードの台頭で……いや、昔から強いは強かったんやけど、まぁそれは置いといて

……エンターテイナーの採用率が急激に上がったことで、その対抗策となるムシャホール

の採用率もぐーんと伸びたり……この一年間の環境を語るうえで欠かせないカードやんな」

超次元ムシャ・ホール P 火文明 (5)

呪文

相手のコスト4以下のクリーチャー1体を破壊する。

コスト7以下の火のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾ

ーンに出す。

にこ「ていうか、能力がおかしいのよ。コストを払わずに出てきたクリーチャーを破壊する

代表的なカードとしてはマグナム系統のものが前からあったけど、それはお互いが対象、

つまり自分もコストを支払わずにカードを使ったらデメリットを受けていたの。なのにエ

ンターテイナーはどういうわけか相手だけが対象、しかも味方がいたら攻撃されない能力

まで持ってる。火と闇の多色クリーチャーだから火文明が持つ攻撃されない能力を持つの

はわからないじゃないんだけど、それならそれでパワーを下げろって話。

4マナでこれだけの能力を持っといてパワー4000って……おかしいわよ」

海未「せめてボルシャックホールで対処できる3000くらいまでなら落としていたら

と思いますね」

ことり「でも、このカードが革命チェンジとかの抑止力になってる面も否定できないし」

凛「抑制されるはずのデッキで殊更エンターテイナーの採用率が高いのも皮肉な話だにゃ

~」

エンターテイナー「敵の侵略とトリガークリーチャーは俺が封じる。さぁ、行け!」

絵里(攻撃するタイミング……トリガー呪文でエンターテイナーが除去される可能性

はある。でも、そうなったとしても次のターンで負けることは無い筈。穂乃果のドキンダム

の封印は残り3枚。デッドゾーンがブレイクする3枚に加えてターン始めのドローで、

穂乃果が使える手札は4枚。禁断開放するには、進化元のコマンド1体と侵略先の

カードが2枚必要。いいえ、トリガーでエンターテイナーを処理するためのカードを考える

と、シールドトリガー以外の3枚でその条件を満たす必要がある。なら、ドキンダムと合わ

せた2体でダイレクトアタックまで持ち込まれる可能性はかなり低い。それに、私のデッキ

だってそれなりにシールドトリガーは入ってる。仮にドキンダムが解放してもシールドト

リガーで私が勝つ可能性も十分考えられる。なら、ここはっ……!)

絵里「オッケー、わかったわ。デッドゾーン!シールドをトリプルブレイク!」

デッドゾーン「不死の力、思いしれぇ!」

ことり「攻撃した!」

にこ「絵里のやつ、思い切ったわね」

穂乃果「シールドチェック!1枚目……これは」

『終末の時計ザ・クロック』

終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック R 水文明 (3)

クリーチャー:アウトレイジMAX 3000

S・トリガー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのタ

ーンをすぐに始める)

海未「クロックですか……これは悩みますね」

真姫「なんで?あれを出せばターンの残りを飛ばせるんでしょ?シールドも守れるしアタ

ッカーも残る。出せばいいじゃない」

花陽「ううん。アタッカーは残らないんだ」

真姫「エンターテイナーの効果?でもその前にクロックがターンを飛ばすから、破壊する効

果もなくなるんじゃない?」

凛「今が穂乃果ちゃんのターンなら、ね」

真姫「どういうこと?」

にこ「同時に複数の能力が発動したとき、解決されるのはアクティブプレイヤー、つまり、

今ターンを行っているプレイヤー側の効果からなのよ。このルールがあることで、今みたい

な状況の処理が、それぞれのターンで変わってくるの」

海未「例えばこれが穂乃果のターンに起きたことなら、真姫の言ったとおりになります。

ターンプレイヤーである穂乃果のカード効果を先に処理するので、絵里のエンターテイナ

ーより先にクロックのターンを飛ばす効果でターンが終わり、破壊効果は不発になります」

希「逆にエリチのターンならどうなるかというと」

真姫「ターンプレイヤーである絵里のエンターテイナーの効果でクロックが破壊される。

その破壊された後で、ターンを飛ばす効果が発動するわけね」

希「そういうこと。つまりもしここでクロックを出せば、穂乃果ちゃんは手札を増やすこと

なくただシールドを1枚失うだけってことになってしまうんよ」

にこ「手札ゼロ、相手のバトルゾーンにエンターテイナーがいる状態でターンを迎えても、

たいしてできることは無い。だから穂乃果は迷ってるのよ」

絵里「どうしたの穂乃果?シールドトリガーがせっかく来たなら、使えばいいじゃない」

穂乃果「……2枚目のシールドをチェック!」

絵里「あら、もったいない」

穂乃果「3枚目!来た!シールドトリガー発動!ドンドン吸い込むナウ!

轟速ザ・マッハを手札に!火文明のカードを加えたから、エンターテイナーを手札に!」

ドンドン吸い込むナウ R 水文明 (4)

呪文

S・トリガー

自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せてから手札に加え、残りを

好きな順序で山札の一番下に置く。このようにして見せたカードが火または自然のカード

であれば、クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。



轟速 ザ・マッハ R 火文明 (5)

クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 5000

スピードアタッカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から4枚を表向きにする。そ

の中から進化クリーチャーを1体、自分の手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札

の一番下に置く。

絵里「……よりによって、一番嫌なカードを引いてくれたわね」

穂乃果「穂乃果のターンを始めるよ!さっき手に入れたザ・マッハを召喚!

封印解除!マッハの能力で、山札の上から4枚を表に!その中にある進化クリーチャーを

手札に加えるよ!」

『轟速ザ・マッハ』『熱き侵略レッドゾーンZ』『轟く侵略レッドゾーン』『一撃奪取トップ

ギア』

穂乃果(レッドゾーンZはもう手札にあるから、)

穂乃果「レッドゾーンを手札に!そして、攻撃!

ザ・マッハを、レッドゾーンZに侵略!そして、これで終わりだよ!絵里ちゃん!

レッドゾーンZをさらに」―ゾワッー

真姫「どうしたのかしら、穂乃果。マッハの効果でレッドゾーンがあるはずなのに」

海未「禁断開放させれば、ここで勝負を決められますが」

にこ「そりゃドキンダムを解放させて除去されたら負けるから、怖いのはわかるけど、

穂乃果らしくないわね」

希「何かを、かぎ取った?」

穂乃果(なに?この嫌な感じ……だめだ。ドキンダムを今使ったらだめ!)

穂乃果「これ以上の侵略は無し!レッドゾーンZの力で、右のシールドを墓地に!」

『オリオティスジャッジ』

ことり「あ、危なかった~」

海未「紙一重でしたね。ドキンダムのマナは99。もし解放させていたら……」

にこ「違うでしょ。あのシールドは墓地に送られたんだから、やっぱり開放するべきだった

のよ。本当に直前になって開放をやめたから、破壊効果を持つレッドゾーンへの侵略ができ

なくて絵里のデッドゾーンバトルゾーンに残ってるし」

凛「やっぱり決めに行くべきだったんだにゃ~」

絵里(違う、違うわ。穂乃果の勘は当たっていた。私の最後のシールドはボルメテウスホワ

イトフレア。もしドキンダムが解放していたらタップして、次のターン手札にあるリバイブ

ホールからガンヴィートを出してドキンダムを破壊。私の勝利が決まっていた。

穂乃果はそれを、直前になってかぎ取った。すごいわね、あの子の嗅覚は)

絵里「さすがね、穂乃果。もしドキンダムを解放させていたら、あなたは負けていた。

だけど、気付くのが少し遅かったみたいね。

もしあなたが、レッドゾーンZに侵略する前にそれに気づけていたら、破壊効果のあるレ

ッドゾーンに侵略して、私のデッドゾーンを倒すことができたのに。

悪いけど、勝つのは私よ!召喚!絶叫の悪魔龍イーヴィルヒート!」

真姫「うわ、嫌なのが来たわね」

希「あのデッキにはドギラゴン剣は入っとらんはずやで」

にこ「いや、たまに入れてる人いるわよ」

希「ドギラゴン怖いチカぁとか言うとったし多分使って無いんとちゃうかな」

絵里「封印解除!……あら、いいカード」

『禁断の轟速レッドゾーンX』

禁断の轟速 レッドゾーンX SR 闇/火文明 (6)

進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者/イニシャルズ 8000

マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。

進化-自分の闇または火のクリーチャー1体の上に置く。

S級侵略[轟速]-闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分

の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)

W・ブレイカー

このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれ

に封印をひとつ付ける。

ことり「絵里ちゃん、Xも入れてるんだ」

花陽「5枚目のデッドゾーン、といったところでしょうか」

絵里「さらに、山札の上から1枚を墓地に、やったわ!ハヤブサマルを回収!

流れは私にあるみたいね!」

真姫「エリー、すごいわね。この土壇場で」

希「いやいや、あんなんただかましとるだけやで」

真姫「このぎりぎりの状況でシノビを持ってきたのよ?凄いと思うけど」

海未「1枚防御札が増えても意味ないんです」

にこ「仮にこのターンを耐えられたら、穂乃果は間違いなくスピードアタッカーの火のコマ

ンドを出してくる。そうすると、そうやって出てきたクリーチャーと禁断開放したドキンダ

ムの2体を止めなきゃいけなくなる。でも絵里にはもうシールドがない。

たとえハヤブサマルが1枚あったって変わらないのよ」

ことり「精神的な効果はあるかもしれないどね」

絵里「ハラァァショぉぉぉぉ!イーヴィルヒートでシールドに攻撃!墓地から侵略!

レッドゾーンX!穂乃果のレッドゾーンZを、封印するチカ!」

オリオティスにしろエンターテイナーにしろ立てたところで手遅れなパターンも多い
あとcipを使われるのも地味に痛い

にこ「ここで、すべてが決まる」

絵里「はぁあぁっ!シールドを、ダブルブレイクっ!」

レッドゾーンX「これで、終わりだぁぁっ!」

ことり「穂乃果ちゃんっ!」

海未「穂乃果っ!」

穂乃果「お願い……」

希「エリチ……」

穂乃果「切り札はいつも、私の手の中に!

シールドトリガー発動!ジ・エンドオブエックス!」

ジ・エンド・オブ・エックス R 火文明 (5)

呪文

S・トリガー

自分の封印をひとつ、墓地に置く。

相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印をひとつ付ける

穂乃果「ドキンダムの最後の封印を解除!

目覚めて!封じられし古の力!伝説の禁断、ドキンダムX!」

絵里「……私の、負けね」

穂乃果「さらに、シールドトリガー終末の時計ザ・クロック。

穂乃果のターンを始めるよ」

にこ「えぐ……シールドトリガー4枚とか、どんな主人公補正よ」

海未「それが穂乃果ですから」

ことり「あはは……」

穂乃果「いくよ!絵里ちゃん!轟速ザ・ゼットを召喚して、ダイレクトアタック!」

絵里「ガッチャ、楽しいデュエルだったわ……」

>>205

そうですね。出しても、ちょっと遅いんだよな……と感じる部分は多々あります。

2ターン目にオリオティス出せればだいぶ違う気はしますが。

出る『代わりに』となってしまうとさすがに4コスト域の能力として壊れすぎ、ということになってしまうので何とも難しいところです。

デッキ紹介 『赤青レッドゾーン』 使用者 高坂穂乃果

2コスト

・一撃奪取トップギア×4

3コスト

・単騎連射マグナム×2

・終末の時計ザ・クロック×4

・革命の鉄拳×2

4コスト

・轟速ザ・レッド×4

・轟速ザ・ゼット×4

・超轟速マッハ55×1

・ドンドン吸い込むナウ×3

5コスト
・轟速ザ・マッハ×2

・超音速ターボ3×1

・ジ・エンド・オブ・エックス×2

・超次元ムシャホール×2

6コスト

・轟く侵略レッドゾーン×4

・熱き侵略レッドゾーンZ×4

赤白レッドゾーンが主流となり今では見ることが減った火/水で構築されたレッドゾーンデ

ッキ。

3ターン目からトリプルブレイカーが出てくるのはやはり魅力的。

シールドトリガーからなる防御もなかなかに厚く、使い勝手のいいデッキ。

デッキ紹介 『赤青レッドゾーン』 使用者 高坂穂乃果

2コスト

・一撃奪取トップギア×4

3コスト

・単騎連射マグナム×2

・終末の時計ザ・クロック×4

・革命の鉄拳×2

4コスト

・轟速ザ・レッド×4

・轟速ザ・ゼット×4

・超轟速マッハ55×1

・ドンドン吸い込むナウ×3

5コスト
・轟速ザ・マッハ×2

・超音速ターボ3×1

・ジ・エンド・オブ・エックス×2

・超次元ムシャホール×2

6コスト

・轟く侵略レッドゾーン×4

・熱き侵略レッドゾーンZ×4

コスト無し

・禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX


ブーストグレンオー

流星のフォーエバーカイザー

紅蓮の怒鬼流院刃

不死身のブーストグレンオー

レッドABYTHENカイザー

時空の司令コンボイトレーラー

勝利のリュウセイカイザー

勝利のガイアールカイザー



赤白レッドゾーンが主流となり今では見ることが減った火/水で構築されたレッドゾーンデ

ッキ。

3ターン目からトリプルブレイカーが出てくるのはやはり魅力的。

シールドトリガーからなる防御もなかなかに厚く、使い勝手のいいデッキ。


すみません、デッキレシピにドキンダムと超次元ゾーンを載せ忘れていました。


赤黒デッドゾーン 使用者 綾瀬絵里

2コスト

・勇愛の天秤×4

3コスト

・光牙忍ハヤブサマル×1

・停滞の影タイムトリッパー×2

・オリオティス・ジャッジ×2

4コスト

・噓と盗みのエンターテイナー×2

・轟音ザ・ブラックV×4

5コスト

・絶叫の悪魔龍イーヴィルヒート×4

・復讐ブラックサイコ×4

・超次元ムシャホール×2

・超次元リバイヴホール×2

・ボルメテウスホワイトフレア×3

6コスト

・S級不死デッドゾーン×4

・禁断の轟速レッドゾーンX×1

8コスト

・Kの反逆キル・ザ・ボロフ×2

9コスト
・閃光の守護者ホーリー×2

コスト無し
・禁断~封印されしX~/伝説の禁断ドキンダムX


ヴォルグサンダー

時空の凶兵ブラックガンヴィート

紅蓮の怒鬼流院刃

不死身のブーストグレンオー

時空の司令コンボイトレーラー

勝利のプリンプリン

勝利のガイアールカイザー

勝利のリュウセイカイザー

とりあえずここまで。

間隔があいてしまい申し訳なかったです。

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