まどか「似た者同士」 (64)

魔法少女まどか☆マギカ まどほむ物です(後半まであんま絡んでないかも)
割と短め
深夜テンションで書きなぐった奴なので雑な所や誤字脱字あったらゴメンね
ゆっくり投下していきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476463667

月曜日 朝 通学路

ほむら(まずいわ…まどか分が尽きてきた…昨日の日曜日にまどかと会えなかったせいで圧倒的に足りないわ…)そわそわ

ほむら(早く補給しないといけないわね…まあいいわ。もうすぐまどかも来るだろうしそれまで我慢よ!)キリッ

さやか「お、ほむらぁ~おっはよー!」

仁美「おはようございます。暁美さん」

ほむら「あらさやか、仁美。おはよう」

さやか「相変わらずほむらは来るのが早いですなぁさやかちゃんも見習いたいですよ~」

仁美「さやかさんが寝坊助さんなのですわ」

ほむら「さやかはもう少し早起きの努力をしないとね。所でまどかは居ないのかしら?珍しくまだ来てないようだけれど…」キョロキョロ

さやか「あれ?メール来てない?まどかは今日風邪で学校休むって」

仁美「なんでもまだ暖かいからと、薄着で寝てたら風邪をひいてしまったそうです」

ほむら「な、なんですって?!」ガサゴソ

ほむら「ほ、ホントだわ…気が付かなかった…」ガックシ

忘れてた…地の文無しの台詞形式っす
iPadだから半角カナ使えないの。気分悪くしたらごめんなさいね

さやか「まあ落ち込まないで。まどかの事だから明日には治ってるよ。心配なら放課後3人でお見舞い行く?」

ほむら(どうしましょう…こんな時に…でも仕方ないわ。なんとか今日を乗り切って放課後まで耐えるのよ暁美ほむら!)

ほむら「え、ええ。そうね、そうしましょう」

仁美「私もお供しますわ」

さやか「おっとそろそろ学校に向かおうよ。遅刻しちゃうよ」

ほむら「ええ」

仁美「急ぎましょう」

教室 ホームルーム後

ほむら(ああ、まだ一限目も始まっていないのにまどかに会いたくて仕方がないわ…こんなので今日1日もつのかしら…先行き不安だわ…)そわそわ

ほむら(と言うかもう限界寸前よ…!まどかまどかまどかまどか…)そわそわそわそわ

さやか(ほむら、さっきからずっとそわそわしてるなー…やっぱいつも一緒にイチャイチャしてるまどかが居ないせいかな?)ジー

A子「さーやか!聞いてよー。昨日のお昼頃結構気温とか暑かったじゃん?そんで窓開けてたら“窓か”ら蜂が入ってきてさー」

さやか「えーそりゃこわ「今…」いね」

A子・さやか「ん?」

ほむら「今、まどかって言ったかしら?!」ガタン

A子「ひゃぁ!あ、暁美さん?!」

さやか「ほむら?!どうしたのっ!」

ほむら「ハッ!ご、ごめんなさい…まどかって聞こえたものだからつい…」

女子「まどか…?あぁ窓から…の所かな」

さやか「ほむらあんた重症だね…」

ほむら「ご、ごめんなさいね?さやか、A子さん。驚かせてしまって…」

A子「あ、ううん大丈夫大丈夫!気にしないで!まどかって鹿目さんの事だよね?今日休みだけど、何かあったの?」ブンブン

ほむら「ええ…ちょっとね。でも大丈夫よ。多分きっと。私、席に戻るわね…」スタスタ

さやか「う、うん…」

ほむら(…)

ほむら(や、やってしまったーーー!)ズーン

ほむら(普段クールに振舞っているのにこれじゃまるで変な奴じゃない!)

ほむら(これホント今日1日もたないかもしれないわね…)

ほむら(いえ!こんなんじゃまどかに顔向けできないわ!キチンと耐えて放課後まどかの元へ行くのよ!)ホムーッ

そして…

休憩時間1

男子1「そしたらさ…写ってたんだよ…俺を睨むまっ“かな目”がよ…!」

男子2「うわーマジ「今鹿目って言ったかしら?!」かよ」

男子1・2「!?」ビクッ

ほむら「…ごめんなさい、何でもないわ」ファサッ

順調に時間は過ぎていくが…

休憩時間2

中沢「そういやこないだ駅前で“まどか”ヒロシ見たぜ」

上条「えー」

ほむら「まどか!?」ガタタンッ

過ぎていくが…

休憩時間3

B子「かまどでご飯炊くと美味しいよねー」

C子「Bちゃん渋ーい」

ほむら「まどっ…かまどか…」ガタッ

昼休み 屋上

ほむら「…」ズーン

マミ「ね、ねぇ美樹さん、暁美さんどうしちゃったのかしら…元気がないようだけれど…」ヒソヒソ

さやか「いえ…私にもよくわからないんですけど、まどか分がどうたらこうたらって…さっきまでもまどかとか鹿目とかの単語に敏感に反応しててですね…」ヒソヒソ

マミ「成る程…大方想像ついてたけどやっぱり鹿目さん関係なのね…」ヒソヒソ

さやか「そうなんですよ。肝心のまどかが今日風邪で学校休んでるんです。ほむらがまどかに会えないからって発作みたいなの起こしてるみたいで…」ヒソヒソ

マミ「これはマズイわね…早くなんとかしてあげないと…」ヒソヒソ

マミ「あ、暁美さん?お昼だし取り敢えずご飯食べましょう?」

さやか「そ、そうだぞほむらー。あんたがそんなんじゃまどかも悲しむぞー」

ほむら「…か」ボソ

マミさや「?」

ほむら「…どか…まどか…」

さやか「ほむら…?」

マミ「何か嫌な予感が…」

ほむら「まどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどか」ユラァ

ほむら「まどかぁー!!!」バサァッ

さやか「わあああ!何か背中から黒い羽が生えたー!!」

マミ「な、なんてカッコいい…じゃなかった…暁美さん!こんな所で魔法を使ったらダメよ!」

ほむら「もう限界よ!まどか!今会いに行くわ!!!」バッサバッサ

さやか「いけない!ここから飛び立つつもりだ!」

マミ「もうっ仕方ないわね!」シュルルッ

ほむら「ほむんっ!」ブチィッ

マミ「私のリボンを引きちぎった?!」

ほむら「止めないでマミ!!今すぐまどか分を摂取しないとまど死してしまうわ!!」

さやか「ほむらあんた何言ってんのよ…」

ほむら「まどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどかまどか」ゴゴゴ

さやか「ま、マズイわ。止めないと!」

マミ「で、でもとても抑えきれないわ…」

「なーにやってんだよお前ら」

さやか「その声は…杏子?!」

杏子「よぉ、何か楽しそうな事になってんな」

さやか「杏子!良いところに!」

マミ「暁美さんを止めて!」

杏子「うん?よく分からないけど動きを封じ込めたらいいんだよな?」

杏子「よーし、ちょっと痛いけど我慢しろよほむら…オラァ!!」バコーン

ほむら「ぐはあああ!」バターン

ほむら「」きゅう

杏子「いっちょあがりっと」スタッ

さやか「ふぅ、サンキュー杏子。でもあんたそんな力技で…」

マミ「ごめんなさいね暁美さん。でもあの姿で飛んだら目立ち過ぎるのよ…」

杏子「一体どういう状況だよオイ」

マミさや「かくかくしかじか」

杏子「何だそりゃ。面倒くせー事になってんな」

杏子「まぁこの様子だと暫く寝てるだろうし放課後まで置いとけば良さそうだな」

さやか「ところであんた、どうしてここに?」

杏子「いやー腹が減ったもんでメシをたかりに…」

さやか「はぁ、どうせそんなことかと思ってたわよ!」

マミ「クスクス…良いわよ佐倉さん。今日はちょっと多めに作ってあるの。一緒に食べましょう」

杏子「マジか!流石マミ!心の友よ!」パァァ

マミ「ふふっ、調子いいわね。暁美さんもベンチに寝かせたし、頂きましょうか」クルリ

弁当「」グチャリ

マミさや杏「」



「「「さっきので滅茶苦茶になってるゥーーー!!!」」」

放課後 保健室

ほむら「ん…」ゴロ…

ほむら「…ハッ!」ガバッ

ほむら「ここは…保健室…?…痛っ!何だか後頭部が痛いわ…」ズキズキ

マミ「あ、起きた?」

ほむら「マミ…?ここは…それに私は一体…」

マミ「お昼休みにあなたが暴走して、偶々居合わせた佐倉さんに止めてもらったのよ。結構乱暴だったけど、大丈夫かしら?」

ほむら「平気よ…それに何と無く察しはついたわ。迷惑を掛けたわね…」

マミ「いいのよ。それより佐倉さんが結構ショックを受けてて…まぁ運が悪かったわ…」

ほむら「どういう事?」

マミ「それは後で本人に聞いてみて?それはそうともう放課後よ暁美さん。鹿目さんのお見舞いに行かなくていいの?」

ほむら「…!私とした事が…忘れるところだったわ!」

マミ「他の子達も校門付近で待っているわ。あなたの荷物も美樹さんに持ってきてもらっているから、準備ができたら行きましょう」ティロッ

ほむら「ええ、分かったわ」サッ

校門前

さやか「あっ!来た来た!おーい!」ブンブン

杏子「おっせーぞー!」

ほむら「ごめんなさい。待たせたわね」タッタッ

マミ「お待たせ皆」タッタッ

仁美「揃いましたわね。まどかさんには一応これから伺う事は連絡していますわ」

ほむら「ありがとう。仁美」

さやか「用意がいいですなぁ~さやかちゃん感心感心」ウンウン

杏子「バカ言ってねーで行こうぜ。またほむらが暴走しても困るしな」

鹿目家までの道

ほむら「成る程…そんな事になっていたのね。迷惑を掛けたわ杏子。ごめんなさい」

杏子「別にいいさ。代わりにマミ食ったから」

仁美「キマシタワー」

マミ「もう、何言ってるのよ。購買部で残ってたパンを買って食べたんでしょ」

さやか「残ってて良かったですね~マミさん」

ほむら「今度お詫びに何かご馳走するわね皆」

杏子「やったぜ!」

さやか「ちょっとは遠慮しなよ杏子~」

マミ「気にしないでいいのよ?暁美さん」

ほむら「いえ、いいのよ。丁度皆で食事でもと思っていたところだったのよ。まどかも誘ってね。仁美もいらっしゃい」

仁美「ええ、その時は是非!」

さやか「ところでほむらあんた今は落ち着いてるね。大丈夫なの?」

ほむら「何とかピークは過ぎたみたいね。空腹を通り越して何も感じていない状態かしら?」

杏子「どっちにしろ極限状態かよ…まだ安心は出来ねーな」

ほむら「大丈夫よ…多分きっとそう…」

マミ「不安が残るわね…」

仁美「今日の暁美さんは何だかとってもユニークでしたわね」

ほむら「あれはいつもの私じゃないわ…忘れて頂戴…」

さやか「いやーありゃもうクラスの皆の記憶に刻まれちゃってますよ~」

仁美「普段の暁美さんからは想像もできませんでしたわね」クス

ほむら「不本意だわ…」

杏子「いいんじゃねーの?その方が周りもとっつきやすくなるだろ。いつもの鉄面皮よりは好感が持てたりしてな」ケラケラ

ほむら「あなたねえ…」

マミ「っと、着いたわね。呼び鈴を鳴らしてっと」ピンポーン

<はーい

ガチャ

知久「やぁ皆。まどかから話は聞いているよ。さ、あがってあがって」

他の皆「お邪魔しまーす」

鹿目家 まどかの部屋の前

コンコン

知久「まどか。暁美さん達が来てくれたよ」

ダダダダッ

まどか「ホント!?ほむらちゃん!!!」ガチャッ

ほむら「まどかぁー!!!」バッ

まどか「ホムラチャーン!!!」ダキッ

ほむら「マドカァー!!!」ギュッ

<マドカァー! ホムラチャン!



さやか「何だこれ」

仁美「キマシタワー」ウットリ

マミ「まぁこうなるわよね」

杏子「はいはいいつものいつもの」

知久「ふふ、相変わらず仲が良いね。後でお菓子でも持って行くよ。まどかも風邪なんだから安静にしておくんだよ?」

まどかの部屋

まどか「皆来てくれてありがとう!」スリスリ

ほむら「体調はどう?気分悪くない?」ギュー

まどか「ウェヒヒ!もう結構良くなってきてるんだ!明日には学校に行けそう!」スリスリ

ほむら「それは良かったわ。心配していたのよ?」ギュー

まどか「ありがとうほむらちゃん!嬉しいなぁ!」スリスリ

仁美「ああ、美しい愛の形ですわぁ…」ウットリ

さやマミ杏「もはや何も言うまい」ゲッソリ

ほむら「まどかと触れ合うだけで私のソウルジェムも光り輝くわ」ピカピカ

まどか「ウェヒヒ///」テレテレ

マミ「羨ましいようなそうでもないような…」ウーン

杏子「ワルプルギスの夜が来る前にあんたらが結ばれてたらもっと楽だったんだろうな」モグモグ

さやか「2人とも当時はかなり奥手だったからねぇ…引っ付いたら早かったけど」ポリポリ

仁美「周りから見ればお互いを意識してるのは一目瞭然でしたけど」クスクス

ああんもう、また忘れてた
全員生存かつまどか未契約でワルプル突破済みの時間軸です
仁美は魔法少女の存在を知っています。そこら辺の設定は特に考えてないや
書き溜めてるので淡々と投下していくよ

さやか「そう言えばほむらー、まどか分って結局何なのよ?」

ほむら「ああ、まどか分と言うのはね。栄養素の1つなのよ!」ホムッ

杏子「はい?」

ほむら「今みたいにまどかとイチャイチャしていないと摂取できないのよ。欠乏すると今日の様な事になるわ」

マミ「何よその未知の物質は…と言うかそんなにすぐ無くなるものなのかしら…?」

ほむら「昨日は日曜日だったけれどまどかが用事があるからと、一回も会えなかったのよね」スリスリ

まどか「ごめんねーほむらちゃん。私も寂しかったよー」ギュー

さやか「1日空けただけで枯渇するって燃費悪すぎでしょ…」

仁美「満たされますわぁ」

さやか「仁美も大概だね…」

それから約1時間後

さやか「でさー、ほむらったらおかしくって…」

まどか「ウェヒヒ、ほむらちゃん可愛い」

ほむら「そ、その話はもう良いでしょう…っと、もうこんな時間ね」チラッ

マミ「そろそろお暇しないといけないわね」

仁美「じゃあ今日はこの辺で…」

杏子「そだなー」

まどか「みんな今日はありがとう。お陰で気分も良くなったよ」

杏子「良いってことよ」ケラケラ

ほむら「まどか分も摂取できたし、今日のところはこれで帰るわね」

マミ「お見舞いで色々買ってきたから、ご家族の方達と食べてね?」

まどか「わあ、ありがとうございますマミさん!」

マミ「ふふ、いいのよ。後でおじ様に渡しておくわね」

まどか「はい!」ニコニコ

玄関前

ほマさ杏仁「お邪魔しました!」

まどか「みんな今日は本当にありがとう!気をつけて帰ってね!」

知久「お見舞いありがとうね皆。それじゃあ気をつけてね」

ほマさ杏仁「はーい!」

帰路

ほむら「それじゃあ私はここで、さようなら。また明日ね」バイバイ

さやか「じゃあねー!気をつけてー!」バイバイ

杏子「あばよ~」ブンブン

マミ「さようなら~」フリフリ

仁美「お気をつけて」ペコリ

テクテク

ほむら「ふぅ、一時はどうなるかと思ったけど何とかなって良かったわ…」

ほむら「クラスの皆の私の見る目が少し変わってしまったのは遺憾だけど、まあ仕方がないのかしらね…ックシュン!」

ほむら「うう、何だか今日は冷えるわね…早いうちに帰宅しましょう…」フルフル

そして2日後朝 通学路

まどか「…」プルプル

さやか「あちゃ~、ほむら今日も休みかー」

仁美「まどかさんの風邪が感染ってしまったのでしょうか」

さやか「そりゃああんだけ密着してりゃあねぇ。仕方ないっちゃ仕方ないよ。ほらまどか、気持ちはわかるけど学校行くよ。アレだったら放課後今度はほむらん家にお見舞い行こうよ」ポン

まどか「…らちゃ…」プルプル

さや仁「ん?」

まどか「ほむらちゃほむらちゃほむらちゃほむらちゃ…」ブツブツ

さやか「まさか…」ヒキッ

仁美「これは所謂例の…」ゴクリ

まどか「ほむらちゃあああああああああ!!」ガバアッ

さや仁「やっぱりいいいい!?」

まどか「ほむらちゃん!!今行くね!!!」ダッ

さやか「まどかああああ!これから学校ー!!」

仁美「今度はほむら分ですのね!」キャー

さやか「仁美ぃ!喜んでる場合じゃないよ!まどか捕まえてよぉ!」

さやか「爆発しろバカップル共~!!!」

終わり

思いの外あっさり終わっちゃった
クソ眠いんで寝ます。起きたら本編に入れれなかったオマケ的な奴1つか2つ放り込んでHTML化依頼してきますノシ


懐かしい雰囲気で良かった

起きました
オマケ放り込みます
>>47読んでくれてありがとう

おまけ

教室

中沢「上条、昨日の野球中継見たか?」

上条「見ていたよ。逆転サヨナラ“ホームラ”ンだよね。すごか「ほーむらンちゃん!?」ったね」

中沢上条「!?」

まどか「今ほむらちゃんって言った?!」ズンズン

さやか「まどかーっ!?」

おまけその2

暁美家

ほむら「ま、まずいわ…!風邪を引いた上もう2日もまどかに会ってない…まどかまどかまどかまどか…」ガクブル

QB「やぁ暁美ほむら。何だか大変な事になっているね」ヒョコ

ほむら「インキュベーター…何の用かしら。今の私は虫の居所が悪いわよ…」ギロリ

QB「まぁそう言わず、実は君にとって有益になりそうな物を持ってきたんだ」キュップイ

ほむら「有益な物…?」

QB「そうとも。これを見て欲しい」パッ

ほむら「なっ…それはパンツ?」

QB「うん。実はこれ、まどかの下着なのさ」

ほむら「な、なんですって!?貴方勝手にそんな物を持ち出して…死ぬ覚悟は出来ているのかしら!?」チャキッ

QB「待ってくれ。まず話を聞いて欲しいんだ」

QB「君はどうやらまどか分とやらが不足してそんな事になっているそうじゃないか。なら代わりの物で代用出来ないかと思ってこれを用意したんだ」

ほむら「にしたってパンツは無いでしょう…それに、どういう風の吹き回しかしら?」

QB「何、大した事じゃ無いんだ。先日君達はあのワルプルギスの夜を越えただろう。」

QB「それに対し僕達は驚きと同時に惜しみない称賛の念を感じているんだよ」

ほむら「感情の無い下等生物の分際で、笑わせるわね」ハン

QB「酷い言われようだなぁ。兎も角そういった事もあって僕達は偉業とも言える事を成し遂げた君達に何か贈り物をしたいと思ってね」

QB「とは言っても君達の僕への信用性は皆無と言っていいだろう。だから少しでも信用して貰えるように、これからは君達へのサポートを買って出る事にしたんだ」

ほむら「それでこのパンツって訳ね…」

QB「そうさ。君は鹿目まどかに大きな好意を寄せているだろう?それなら彼女が身に付けている衣類で君を癒す事が出来るんじゃ無いかなと思ってね」

ほむら「ふむ…確かに試してみる価値はありそうね…でもパンツなのよね…」ウーン

QB「君にもプライドがあるだろうが、これも君を助ける為だ。じっくり考えてみて欲しい」

ほむら「うーん、まあちょっと考えてみるわ…」

QB(…)

QB(キュププ…物は言いようだね。すっかり騙されているよ。)

QB(実はこのパンツ、何を隠そう鹿目まどかの物ではなく美樹さやかのパンツ!!)

QB(彼女がまどかの物だと思ってそれを使用した時に僕がネタバラシをする事によって彼女は絶望し魔女となる!)

QB(そしてそんな彼女を救う為にまどかは僕と契約して魔法少女となり、それを僕達が上手い事コロコロすれば魔女になってくれるだろう!まさに一石二鳥だね!)

QB(キュププ…確かに贈り物はするよ?だけどそれは絶望という名のものだけどね!君達も宇宙を延命するエネルギーになれて幸せだろ?キュップップ!)

QB(さぁ君の絶望した表情を見せてくれ!暁美ほむらぁ!!)

ほむら「…全部聞こえてるわよ…」ジトー

QB「ドキッ!!な、なんの事だい!?」ビクゥッ

ほむら「パンツがまどかの物じゃないとか私達を絶望させるとか」

QB「キュップェエエ!?そんな馬鹿な!?」

ほむら「貴方感情芽生えているでしょう。テレパシーで思考がだだ漏れだったし表情もあからさまに変わっていたわよ」ガチャコン

QB「まままま待ってくれほむら!いや、ほむら様!これには深い訳が…」

ほむら「怒りを通り越して寧ろ冷静になるレベルだわ。だけど、死になさい」チャキッ

QB「うわあああああ!!」



「話は聞いたよ!!」バンッ

まどか「ほむらちゃん!」ババーン

ほむら「ま、まどか!?どうしてここに!?」

まどか「えへへ、ほむらちゃんに会いたくて学校早退してきちゃった」ダキッ

ほむら「まどか…私の為になんて無茶を…いえ、ありがとうまどか。とても嬉しいわ」ニコ

まどか「ウェヒヒ…それでね、ほむらちゃんのそばに私がいないと、ほむらちゃんの体調が悪くなってしまうんだよね? 」ギュー

ほむら「え、ええ。恥ずかしいけどそうなのよ」ギュー

まどか「実は私もそうなんだ…今日もほむらちゃんがお休みだったからほむらちゃん分が無くなっちゃって、我慢できなくなってここに来ちゃった」ギュー

ほむら「貴方もだったのね…」ギュー

まどか「うん。お揃いだね!それで、私考えたんだ。ほむらちゃんと私、お互いがそばにいないと色々大変な事になっちゃうなら…」ギュー

ほむら「なっちゃうなら…?」ギュー

まどか「うちで一緒に暮らそうよ!そしたらいつでも一緒だよ!」

まどか「というか私と結婚して鹿目ほむらちゃんになって欲しいなって思ってしまうのでした」

ほむら「ま、まどかからプロポーズをしてくれるなんて…私嬉しいわ!勿論返事はイエスよ!!」ダキッ

まどか「ホムラチャン!!」ギュウウウ

ほむら「マドカァー!!」ギュウウウ

QB「…あれ?僕空気?」

QB「ま、まあいい…2人が結婚している間に僕はさっさと退散するとしよう」ススス…

ふみっ

QB「ん?あ、あれ、身体が進まないぞ?と言うか何かふんずけられている感じが…」クルリ

まどか・ほむら「…」ニコニコ

QB「や、やぁ2人とも。何か機嫌がよさそうだね。エントロピーでも凌駕したのかい?」ガクブル

ほむら「お・し・お・き・よ。インキュベーター?」ニコ

QB「あわわわわわ…」ガタガタブルブル

「ギュップエエエエエエエ!!!」

終わり

これで終わりっす
読んでくれてありがとうございます
あんまりまどほむ出来なかった…
また何か書きたいな

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