【ガルパン×ドリフ】黒森峰の大工道 (37)


ガルパン×ドリフシリーズ第5弾。

元ネタは8時だヨ!全員集合より「ドリフのダ・ダ・ダ大工騒動記」

配役は以下のとうり。

いかりや長介→西住まほ

志村けん→ももがー

加藤茶→ぴよたん

仲本工事→ねこにゃー

高木ブー→は入院中だったため不在


過去作はこちら↓

自動車部とサイレン
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隊長達の最前線体験学習
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ガルパン×ドリフ短編集
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歴女達と仏道
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476277282

杏「黒森峰に大工道ができたらしいね。」

桃「そうみたいです。参加者を募集してるみたいで…」

杏「河嶋、他校の生徒も参加できるよね?」

桃「はい、一応は。」

杏「じゃあ、あの3人を行かせよう。」


    ~黒森峰~

エリカ「本当にやるんですか?」

まほ「西住流に後退の文字は無い。」

エリカ「しかし、いきなり始めても参加してくれるかどうか…」

まほ「大洗から3人来ている。」

エリカ「!?」

まほ「そろそろ時間だな。エリカ、そこで座って見ていろ。」


まほ「時間だ!!来い!!」

    チャ~チャチャッチャラララン チャ~チャチャラララン♪

    チャ~チャチャッチャラララン チャ チャララララン チャン♪


音楽と共に歩いてきたのは制服の上に半纏を着た
アリクイことネトゲチームであった。

ねこにゃー「おまたせ。」

ぴよたん「待たせたっちゃ!」

まほ「待て待て待て待て、何粋がってるんだ!!」

ぴよたん「え?」

まほ「初っ端から粋がるんじゃない!!」

まほ「それと、お前がももがーだな?」

ももがー「はい。」

まほ「なんだその恰好は。祭りに来てるんじゃないんだぞ!!」

ももがー「半纏がこれしかなかったものだから。」

まほ「まぁいい、それよりお前達、手ぶらで来るとはどういうつもりだ!!」

アリクイさんチーム「あ」

まほ「さっさと道具を持って出直して来い!!」

アリクイさんチーム「はーい」

    チャ~チャチャッチャラララン チャ~チャチャラララン♪

    チャ~チャチャッチャラララン チャ チャララララン チャン♪

3人は言われたとうり物を持ってきたが、どれも
大工とは無関係な物であった。

ねこにゃー

・ps4本体

・ps4コントローラー

・ps4ケーブル

・小さいテレビ

・自家発電機

・ps4版 World of tanks

ぴよたん

・天秤棒

・排泄物の入った木バケツ×2

ももがー

・赤星小梅

まほ「持ってきたか!!」

アリクイさんチーム「はい!!」

まほ「よし、では……待て。」

まほ「なんだこれは。」

ねこにゃー「ps4です。」

まほ「見ればわかる!!」

まほ「こんな所でゲームしてどうする!!」

まほ「ぴよたん、これはなんだ。」

ぴよたん「え?」

まほ「なんなんだこれは!」

ぴよたん「ウ○コを運ぶ道具っちゃ。」

まほ「そういう道具じゃないってば!!」

まほ「まったく……ももがー、これはなんだ。」

ももがー「担ぐの無かったし、しょうがないから捕まえたんですよ。」

まほ「バカァ!!担いで来ればいいってもんじゃない!!」

まほ「大工道具を持ってこい!!」

ねこにゃー「あぁ大工道具ね。」

今日はここまで、続きは明日になります。

まほ「そこに置いてあるだろ早くしろ!!」

まほ「まったく…」

    チャ~チャチャッチャラララン チャ~チャチャラララン♪

    チャ~チャチャッチャラララン チャ チャララララン チャン♪

まほ「ちゃんと持ってきたか?」

ねこにゃー「ばっちりです!」

まほ「いいか、持ってくればいいってもんじゃない、ちゃんと
   整理してあるか?」

ねこにゃー「大丈夫!」

ぴよたん「問題無いっちゃ!」

まほ「よし、蓋を開けろ!」

     パカッ

まほ「まずは鋸!」

ねこにゃー「あります。」

ぴよたん「ちゃんとあるっちゃ。」

ももがー(箱から箱が出てきた…)パカッ

ももがー(!?)

まほ「次は…なぐりはあるか?」

ねこにゃー「はい。」

ぴよたん「入ってたっちゃ!」

ももがー(また箱が…)パカッ

ももがー(!!??)

まほ「墨壺はあるか?」

ももがー(次は…)パカッ

ももがー(!!!???)

まほ「よし、指金はあるか?」

ねこにゃー「あの、まほさん?」

まほ「なんだ。」

ねこにゃー「あれ…」

ももがー「一体幾つ…」パカッ

ももがー「はわわわ…まだ入ってるぅ…」


  パァン!! ボヨ~~~~~ン バコォ!!

まほ「ぶっ!!」

箱からバネの付いたボクシンググローブが飛び出し、
まほの顔に当たる。

ももがー「ビックリしたなぁもー!!」

まほ「いたたた…お前なに箱を無駄に並べてるんだ!!」

ももがー「いくら開けても道具が出てこないから…」

ももがー「すいません…すぐ片付けます…」




まほ「まったく…まぁいい、始めよう。」

まほ「ももがー、鉋をかけてくれ。」

ももがー「わかりました。」


ももがー「えーっと、ここにかけてと…」

ももがー「まほさん!終わりました!」

まほ「早いじゃないか。見せてくれ。」

ももがー「はい、ちゃんとここにかけました。」

まほ「……お前には呆れた。」

ももがー「え?今、まほさんが板にかけろって…」

まほ「意味が違うだろ!!これは引っ掛けるっていうんだ!!」

まほ「私が言ってるのは鉋をかけるんだ!引っ掛けるじゃなくて!」

ももがー「すいません。」

ももがー(意味が違ったかぁ、次は気をつけないと。」

 タッタッタッタッタッタッタッタッ…

ぴよたん「まほさん!あれは一体…?」

 タッタッタッタッタッタッタッタッ…

まほ「待て、何してるんだ!!!」

ももがー「だって今"かけろ"って…」

まほ「誰が駈け出せって言った!!鉋持って駈け出してどうするんだ!!」

まほ「私の言う"かける"っていうのは"削る"って意味だ!!」

まほ「まったく、鉋はもういい。あれならわかるだろう、瓦。」

ももがー「屋根についてるあれだね。」

まほ「そうだ、あれをあげておけ。」

ももがー「わかりました!えーっと、瓦は…あった!」

ももがー「ぴよたん、はい。」

ぴよたん「はいどうも。…?」

ももがー「ねこにゃー、はい。」

ねこにゃー「あ、ありがとう……?」

ももがー「まほさん、どうぞ。」

まほ「悪いな。」

ももがー「逸見さん、どうぞ。」

エリカ「ありがとう…素直にもらっていいのかな…」

まほ「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!!!」

まほ「何してるんだ。」

ももがー「今、瓦をあげたところです。」

まほ「人にあげてどうするんだ!!!」

まほ「返せ!エリカも!!」

エリカ「は、はい!」

まほ「お前はぺパロニ以上の馬鹿か!!あげる意味が違うんだ!!
   もういい、瓦はお前の仲間にやらせる。」

まほ「お前は大工の基本を練習しよう。」

まほ「まず釘を打て。」

ももがー「なるほど!!」

まほ「基本は分かってるんだな?」

ももがー「もちろん!!これですよね。」

まほ「そうだ、それをちゃんと打つのが基本だ。
   しっかりやれ。」

ももがー「わかりました!」


ぴよたん「えー、逸見さん、これが瓦です。そして…
     どうも河原幸太郎です。」

ぴよたん「なんちゃってwwwww」

    バァン!

まほ・ねこ・ぴよ「わあああああ!!」

    バァン!

まほ・ねこ・ぴよ「わあああああ!!」

ぴよたん「ふざけて悪かったっちゃ!だから撃たないで!」

    バァン!

まほ「何やってるんだお前は!!」

ももがー「いや、釘を撃てって言うから…」

まほ「誰が拳銃で撃てなんて言った!!」

ももがー「だって今…」

まほ「こんな物持ち歩いて警察に見つかったらどうするんだ!」

ぴよたん「真面目にやれっちゃ!!」

     バキャァ!!

瓦でももがーの頭を叩く。

まほ「お前は怒んなくていい!」

まほ「ももがー、お前は私の使い走りだ。」

ももがー「はいよ!」

まほ「じゃあさっそくだがあれだ。なぐり。」

ももがー「はい?」

まほ「なぐりだよ。」

ももがー「はい!」


ももがー「失礼します。」

     バコッ

木材でまほの頭を叩く。

ももがー「失礼します。」

     バコッ

ももがー「失礼します。」

     バコッ

まほ「あた」

ももがー「し、失礼します!」

     バコッ

まほ「いったいなぁ!!」

まほ「ちょっと注意したからってそこまですることないだろ!!!」グスッ

ももがー「い 今、まほさんが"殴れ"って言ったんじゃないですか!!」

ももがー「失礼します!!」バコッ

まほ「このポンコツが!!」

まほ「さっきも言っただろ!殴れじゃないなぐりを持ってこいって
   言ったんだ!!」

ももがー「あんだって?」

まほ「なぐりっていうのは大工用語でトンカチって意味だ!!」

ももがー「最初っからそう言ってくれればよかったのに。」

まほ「早く持ってこい!!」

ももがー「はい!」

ももがー「持ってきました!」ヒラヒラ

まほ「それはハンカチだバカ!」

ねこ・ぴよ「」バキィ

ももがー「え!?」

まほ「トンカチだ!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「ジューシーなのを持ってきました!」

まほ「それはトンカツだ!」

ねこ・ぴよ「」メキッ

ももがー「ええ!?」

まほ「昼はまだ先だ!トンカチを持ってこい!!」
      ※(トンカツはエリカが美味しくいただきました。)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「香りがいいのを持ってきました!」

まほ「それは豚骨ラーメンだ!!」

ねこ・ぴよ「」ベキィ

ももがー「えええ!?」

まほ「だから昼はまだ先だ!!トンカチだってば!!」

ぴよたん「体張ってズッコケてるこっちの身にもなれっちゃ!!」
      ※(ラーメンはエリカが(ry

ももがー「よいしょっと、持ってきました!」

まほ「それはとんかめの看板だ!!」

ねこ・ぴよ「」バキィ

ももがー「ええええ!?」

まほ「もういい、次はあれだ。墨壺。」

ももがー「はい?」

まほ「墨壺!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「墓をぶっ壊して持ってきました!」

まほ「骨壺じゃないかそれは!!」

ねこ・ぴよ「」メキッ

ももがー「えええええ!?」

まほ「後見悪いの持ってくるな!!」

まほ「もういい、そこに瓦があるだろ。それを持ってこい。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「持ってきました!」

まほ「俵だよそれは!!」

ねこ・ぴよ「」ボキベキィ

ももがー「ええええええ!?」

まほ「なんでいちいち間違えるんだ!次は鉋を持ってこい!!」

ももがー「はい?」

まほ「鉋!!」

ももがー「連れてきました!」

女性「ちょ、ちょっと…」

まほ「女だろそれは!!」

ねこ・ぴよ「」ドドンバタァ

ももがー「えええええええ!?」

まほ「鉋を持ってこい!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「連れてきました!」

浴衣姿の男「俺が何をしたというんだ!?」

まほ「旦那だろそれは!!」

ねこ・ぴよ「」ドバタァ

ももがー「ええええええええ!?」

まほ「だから鉋を持ってこいってば!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「連れてきました!」

???「まずい…捕まってしまいました…」

まほ「まったく、何度言えば…ってプラウダのノンナじゃないか!!」

ねこ・ぴよ「」ズガシャァ

ももがー「えええええええええ!?」

まほ「なんで此処に居るんだ!」

ノンナ「大工道の様子が気になって見に来ました。」

まほ「じゃあエリカの隣で座って見てくれ。」

ももがー「次は何を持ってくれば?」

まほ「そこに戸をはめるから戸を持ってこい。」

ももがー「なんだって?」

まほ「戸だよ!!」

ぴよたん「一回耳鼻科行けっちゃ!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「この!暴れるな!!」

  ガルルルルルルル…

まほ・ねこ・ぴよ「わあああああ!!!」

  ガアアアアアア!!!

ももがー「こら!!逃げるな!!」

まほ「」

ももがー「とだ!!」

まほ「ももがー…あれは虎だ。しかも本物じゃないか!!」

まほ「勘違いの仕方がおかしすぎる!!私は戸を持ってこいって
   言ったんだ。虎を連れてこいなんて言ってないぞ!!」

ねこにゃー「あーあ、材料置き場に居座っちゃった。」

まほ「まったくもう、お前はやることを覚えろ!板は切れるか?」

ももがー「もちろん切れます。」

まほ「よし、ここに板があるからちゃんと線に沿って切れ。
   それがすんだらセメントを運んで、セメントを練るんだ。
   わかったな?」

ももがー「オッケー!えっとまずは横に切る…」

電動丸鋸を持つ。


 ウィーーン ガガガガガガガ

     ゴトン

ももがー「よし。」

ぴよたん「その調子っちゃ。」


 ウィーーン ガガガガガガガ

     ゴトン

ももがー「あ、勢いつけすぎた!」

電動丸鋸がぴよたんの頭にぶつかる。

ももがー(まずい!!)

慌てて丸鋸を離す。

ぴよたん「………痛い!!」

ももがー「ごめん!!」

ぴよたん「痛い!!」

ももがー「ごめん!!」

ぴよたん「あんた、頭だからよかったものの首だったら確実に
     死んでたっちゃ!!」

ももがー「詫びに指を斬るんで!!」

     ウィーーン

ももがー「あああああああああ!!!」

ももがー「…なんてね、刃が引っ込むみたいだ。」

ぴよたん「紛らわしいっちゃ!」ブンッ

ももがー「危ない!鋸振り回さないで!!」

今日はここまで。続きは明日になります。

ももがー「それより次はセメンt…コメn セメントがどうのこうのって。」

ぴよたん「コメントじゃないっちゃバカ!」

ぴよたん「セメントを運ぶっちゃ!」

ももがー「はい?」

ぴよたん「セメントを運ぶっちゃ!!」

ももがー「あんだって?」

ぴよたん「コメントだっちゃ!!!」

ももがー「オッケー、セメントね。」

ぴよたん「バカが…」


ももがーは長い木材を小さい台に乗せる。

ぴよたん「板は私が切るっちゃ。」

ももがー「よいしょっと!なんと重たいセメントナリ!
     何ていうセメント??」

ももがー「ここに置いてと…」

ももがー「あぁ~疲れたぁ~。」


 ズシッ ゴーーーーーーン

ぴよたん「アッーーーー♀!!!」

ももがーが台の上に置いた木材の端に座り、
反対側がぴよたんの股間を強打する。

ももがー「だ、大丈夫!?」

ぴよたん「今グチャっていわなかった!?」

ももがー「あそこ大丈夫!?」

ぴよたん「大丈夫じゃないっちゃ!!さっき上で散々打ったっちゃ!!」

ぴよたん「もう、気をつけるっちゃ!!」

ももがー「ごめんごめん。よいしょ!!」

ももがー「セメントが重たくて…」

ぴよたん「筋トレで力を上げたはずっちゃ。」

ももがー「よっこらせと、あぁ~疲れたぁ~。」

 ズシッ ゴーーーーーーン

ぴよたん「アッーーーー♀!!!」

ぴよたん「うぅ…2回もここにいたのが悪かったっちゃ。」

ぴよたん「半分まで切ったから後は頼むっちゃ。」

ももがー「わかった!」

ぴよたん「ここに置いてと…」

ぴよたん「せーので!!」

   バキィ♀!!

ももがー「…( ゚д゚)」

ももがー「股間の中で何か破れた!!」

ももがー「なんか気持ちよかったような痛かったような…」

まほ「…」ヌッ

ももがー「わあああああ!!」

まほ「何してるんだ。」

ももがー「い、今セメントをこっちに運びました!!」

まほ「運んでそれでお終いか。」

ももがー「え?」

まほ「ちゃんと覚えておけ。セメントを練るには水が要るんだ。」

ももがー「はいわかりました。」

まほ「ぴよたん、手貸してやれ。」

ももがー「水運ぶんだって。」

ぴよたん「わかってるっちゃ!」

ももがー「セメントに水を運んでと…」

ぴよたん「ここに水を(バシャァ!!

ぴよたん「…」

ももがー「ごめん…」

ぴよたん「気をつけろ!!」


ぴよたん「まったく、今日はろくなことが(バシャァ!!

ももがー「ごめん!!」

ぴよたん「あんたワザとぶつかってるっちゃ!?」

ももがー「まさか!!今度は私が先に行くナリ。」


     バシャァ!!

ももがー「…」

ぴよたん「そこにいたの?」


ぴよたん「だーれがこーろしたクックロビン♪
     だーれがこーろしたクックロビン♪」

ももがー「せーの、」

ぴよたん「!!」サッ←とっさにしゃがむ

ももがー「よいしょの…」

ぴよたん「そろそろかな…」

ももがー「こらしょ!!」バシャァ!!

ぴよたん「」カチン


ぴよたん「ももがー!」

ももがー「ん?」


     バシャァ!!

ももがー「…このやろ!!」

      ゲシッ

ズブッ グルン バタバシャァ!!

ぴよたんは大きな水バケツに頭を突っ込みひっくり返る。
    ※(元ネタは台本ではなく、素で事故りました。)

まほ「あーあーあーあー!!!」

ももがー「ちょww今、危なかったwwww」

ぴよたん「笑いどころじゃ無いっちゃ!!」

ぴよたん「溺れて死んだらどうするっちゃ!!!」

まほ「あのくらいなら溺れて死なないだろw!」

まほ「大丈夫か?」

ぴよたん「鼻から入ってツーンと…フン!」

まほ「汚いな!!」

ぴよたん「フン!」

まほ「だから汚いってば!!あーあ、こんなに散らかして…
   後々の作業に支障が出るだろ!!」

まほ「まったく!!ねこにゃー、そこに木材があるだろ。
   向こうに置いてくれ。」

ねこにゃー「わかりました。」

まほ「虎に気をつけろ。」


<バキ ボゴ ドガ ボキッ


ももがー「よいしょ、よいしょ…」

まほ「なんだその持ち方は。」

ももがー「思ったより重たくて…」

まほ「だらしないなお前は。筋トレやったんだろ!?
   抱えてないで担ぐんだ!!」

ももがー「そうか、よいしょっと…」

バースクワットのように両肩に木材を載せる。

     タッタッタッタッ

       バキィ!!

まほ「ぶっ!!」

ももがー「今何か音が?」クルッ

       バキィ!!

まほ「どべっ!!」

まほ「痛いじゃないか!!気をつけろ!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ぴよたん「わっせ、どっこいせ…」

ももがー「ぴよたん!」

ぴよたん「はいよ!」クルッ

       バキィ!!

まほ「ばげっ!!」

ぴよたん「呼んだっちゃ?」

ももがー「特に用は無いナリ!」

ぴよたん「そう?」クルッ

       バキィ!!

まほ「あばっ!!」

ぴよたん「あれ、どっから音が…」

まほ「いったいなぁもぉ…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ももがー「こんな感じでいいですか?」

まほ「そうだ、それが正しい担ぎ方だ。」

ぴよたん「ももがー!」

まほ(まずい!!)サッ

ももがー「…」

まほ「よし、そろそろ…」

ももがー「呼んだww?」クルッ

       バキィ!!

まほ「あべしっ!!」

ぴよたん「別に呼んでないっちゃwww」

ももがー「そうwww?」クルッ

       バキィ!!

まほ「ぐぁ!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ぴよたん「こう持って、グルーン♪グルーン♪」

まほ「待て!!仮にも私はお前達の親方だぞ!!
   何か言ったらどうなんだ!!」

ぴよたん「え?」

まほ「謝れって言ってるんだ!!!」

ぴよたん「どうも、すいません!!」ペコリ

       バキィ!!

まほ「」

ももがー「まほさんwwwヘルメット被った方がいいですよww」

まほ「余計なお世話だ!!早くしろ早く!!」

ももがー「まほさん、どうやって担いだらいいんですか?」

まほ「私が見本を見せてやる。」


まほ「こうやって担ぐんだ。」

ももがー「なるほど。」

まほ「これは四分六っていうんだ。前よりも後ろに重心をかけてる。」

ももがー「四分六かぁ、思ったより難しいっておとととと!!!」

       ガタァン!!

まほ「おい、気をつけろ!」

       ガタァン!!

まほ「わあああああ!」

まほの近くに立ててた木材が倒れる。

ぴよたん「ももがーどくっちゃ!!って危ない危ない危ないああああ!!」

       ガタァン!!

まほ「ちゃんと持て!!」

      ガガタァン!!

まほ「わあああああああああ!!」

今度はまほを挟むように左右の木材が倒れる。

ぴよたん「すいません。」

まほ「だから気をつけろって…」

ねこにゃー「遅くなりました。」

まほ「遅かったな。ってボロボロじゃないか!!」

ねこにゃー「虎とタイマンはった結果です。」

まほ「木材運んでからずっと戦ってたのか!?」


ももがー「これはちょっと大きいナリ…」

まほ「それは別の場所だ。」

ももがー「別の場所ですか?っておととととと!!!」

       ガタァン!!

まほ「だから気をつけろって!!!」

       グラッ

別の場所に立てられた多くの木材が、エリカとノンナの方に傾く。

エリカ「え?」

ノンナ「!!」

ノンナは庇うようにエリカの前に立つ。

まほ「はっ!!まずい!!」

エリカ「キャアアアアアアアア!!」

       ピタッ

まほ・エリ・ノン「!?」

木材の傾きは丁度45度の位置で止まった。

ももがー「ぶwwwあの顔で『キャアアアア!!』ってwwww」

まほ「笑ってる場合か!!こっちは心臓が止まるかと思ったぞ!!」

まほ「もういい!!下は私がやる。お前達は上をやれ。」

ももがー「よし、この梯子から上に登って…」

ぴよたん「へぇーっくしゅん!!」

ももがー「危ない危ない!!」ガタン!

ももがー「今、ここを触ったでしょ!!」

ぴよたん「ごめん。」

ももがー「くしゃみすると危ないから離れて。」


ぴよたん「へ、へぇーーっくしゅん!!!」

ももがー「あああああああ!!」ガタン!!

ももがー「危ないでしょ!!」

ももがー「まったく…今度は一緒に行こう。」

ぴよたん「なるほど!」

ももがー「一緒に行けばたぶん大丈夫…」


ぴよたん「へっくしゅん!!!!」

ももがー「ああああああああああああああ!!!」ガタン!!!


   ギギギギギギ…ガタン!!ドゴン!!ドンガラガラガッシャーン!!!



まほ「なぁーーーーー!?」

えりか「えええええええ!?」

ねこにゃー「にゃあああああ!?」

ノンナ「Что это значит…」








     もも・ぴよ「だめだこりゃぁあああああ!!!!」







終わり

これで終わりです。依頼出してきます。

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