安部菜々「ライラさんの食生活ですか!」 (14)

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安部菜々「新しいユニットですか!」

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菜々「お疲れ様でした!」

ライラ「お疲れさまでございますよー」

イヴ「お疲れ様です♪」

菜々「いやー無事にサイン会も終わりましたねー」

イヴ「ですねぇ。もうペンの持ちすぎで指が痛いですぅ!」

ライラ「ライラさんはみなさんとお話しできて楽しかったのですよー」

菜々「あー…ライラちゃんはもう少し時間短めにしましょうね? 並んでる方がたくさんいらっしゃいますから…」

ライラ「そうですか…次から気をつけるのでございますよー」

イヴ「出来ればもっと時間が欲しいですよね~」

イヴ「それにしても普通のドレスにしてもらえて良かったですねぇ~」

菜々「はい! このドレス着るために少しダイエットしてましたし今日はたくさん食べちゃいましょう!」

ライラ「ライラさんもたくさんご飯たべるのでございますです」

イヴ「私もお腹ペコペコですぅ~」

ライラ「それじゃあ何か食べに行くのですよー」

菜々「め、珍しくライラちゃんがグイグイきますねっ!」

イヴ「着替えたらみんなで行きましょ~」

ライラ「着いたのでございますよー」

菜々「えーっと…ここ、川ですよね?」

ライラ「そうでございますよ?」

イヴ「どうして川に来たんですかぁ? あっ、美味しい川魚のお店ですか~?」

ライラ「お店ではないのでございますです。はい、釣竿でございますよ」

菜々イヴ「えっ」

ライラ「お金が無いのでライラさんのご飯は採るものでございますです」

菜々「いやいやいやいや!!! ダメですよ! 川魚そのまま食べるのはダメです!」

イヴ「ライラさんはいっつもこんな生活なんですかぁ…?」

ライラ「はいですよー。お魚釣りは初めてでございますが野草採りには自信があるのでございますです」

菜々(ナナもここまでではないにせよ苦労したな……いろいろ助けてあげなきゃっ!)

菜々「分かりました、任せて下さい! 少し前のブラックバス釣りブームの時に結構やってたんですよ!」

イヴ「ブラックバスとは少し違うんじゃないですかぁ~?」

ライラ「ブラックバスは食べられるのでございますかねー?」

菜々「魚釣りは基本が出来てれば大丈夫です! ブラックバスは……あまり……」

ライラ「美味しくないのでございますかー?」ショボーン

菜々「じ、十分美味しいですよっ!」

菜々(そんな純粋な目で見ないでぇ!)

菜々「えっと、まずはこうやってエサをつけて…」

菜々「よっ…と! こうやって投げ入れるんですよっ」

ライラ「おー、見事でございますねー」

イヴ「私もやってみますね~…ほいっ! あ、あれ? 茂みに引っかかっちゃいましたぁ…」

菜々「初めてなら仕方ないですよ。慌てずに外して下さいね…とと、釣れましたっ!」

ライラ「ライラさんもやるー……はいですよー」

菜々「おっ、上手ですねぇ…て、もう引いてる! ライラさん引き揚げて!」

ライラ「おー、力が強いでございますですよー」

イヴ「ライラさん頑張ってくださ~い♪」

菜々「ゆっくり寄せてくださいっ! ナナが網でとりますから」

ライラ「ありがとうございますです…むむぅ…」

菜々「いいですよっ! そのまま…そのまま…とりますねっ!」

菜々「…て、あわ、あわわわ!!」ジャバーン

イヴ「だ、大丈夫ですかぁ?」

ライラ「お魚はしっかり取れたのですよー」

菜々(こ、腰が…腰が…!)

菜々「だっ、大丈夫ですよっ! ただ着替えを……」

ライラ「無事で良かったのでございますよー。待っていますですよ」

菜々「それじゃあちょっと二人で釣っててくださーい!」

菜々「うう……衣装のドレスを汚すわけにはいかないですもんね……」E:スパンコールボディコン

イヴ「その衣装もらってたんですねぇ…」

菜々「違いますっ! プロデューサーさんに押し付けられたんです!」

ライラ「よく似合ってるのでございますよー」

菜々(うう…ライラちゃんに悪気はない…悪気はないはず…)

イヴ「それにしても河原でボディコンってとんでもないですねぇ~♪」

菜々「イヴちゃんには悪意があるっ!!!」

ライラ「イヴさんもダンボールで道にいたのはとんでもないのですよー」

イヴ「事情があったので~…」

菜々(ライラさんは悪意、本当にないよね…?)

菜々「気を取り直して料理なのですが、火はどうしましょうか…」

ライラ「火は…焚き火でございますですか?」

菜々「いえ。んー…この河原でバーベキューは禁止されてるので事務所に行きましょう!」

ーーーーーーーーー

菜々「まずは腹から包丁をいれてエラごと内臓を抜いて……背骨の血あいを軽く洗い流して……で、塩を揉み込んで串に刺します!」

菜々「川魚なので内臓と皮のヌメリはしっかりとりましょうね!」

ライラ「手際が良いのですねー」

イヴ「手慣れてますねぇ…菜々さんもよく食べてたんですかぁ?」

菜々「ま、前に少しだけ…ん”ん”っ! ウサミン星人の主食はニンジンですからっ!」

イヴ「事務所で火を使っても良いんですかね~?」

菜々「きちんと火の管理をしていれば大丈夫ですよっ!」

ライラ「コンロでございますかー…」

菜々「さすがに事務所内で焚き火はダメですからね」

ライラ「今度は焚き火もしてみたいですねー」

イヴ「クリスマスには木を用意しませんと~」

菜々「クリスマスプレゼントに薪木は酷すぎませんか!?」

イヴ「いいえ! 輝子さんは喜んでましたぁ~♪」

菜々「そ、そうですか……」

ライラ「良く焼けましたでございますね」

イヴ「良い匂いですねぇ~」

菜々「はいっ。先に手を洗ってきてくださいね!」

ライラ「分かりましたですよー」

イヴ「はーい。しっかり洗いましょうね~」

ガチャッ

モバP「ただいまー」

イヴ「あっ、おかえりなさーい♪」

ライラ「おかえりなさいませでございますよ」

菜々「お疲れ様ですっ!」

モバP「おう、お疲れ……菜々? やっぱりそっちの衣装の方が気に入ってたか? 次はちゃんとその仕事取ってくるからな」

菜々「か、勘違いしないでくださいっ!! これは仕方なく着てるだけで…!!」

菜々「ああっ!! 営業に行かないでくださいっ!! ボディコンのお仕事は嫌ですーっ!!」

終わりです
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