美城乗務「お前がアイドルになるンだよォーーッ!!」武内P「!?」 (50)

会議室~

美城乗務「…君を呼んだ理由は他でもない。我が346プロ総力を挙げてあるプロジェクトの件だ。」

美城乗務「そのプロジェクトは、346プロでまだ取り扱っていない男性アイドルの実装に向けての、第一歩となる。」

美城乗務「そこで、だ。君をアイドルとして売り出そうと思う」

武内P「…え?」

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美城乗務「君がアイドルとしてステージに上がるのだ。」

武内P「ま、待ってください!私は一介のプロデューサーです!アイドルには…」

美城乗務「ある事務所では、元アイドルがプロデューサーになったという。」

美城乗務「一度アイドルとして舞台に立った経験を生かし、見事アイドル達を成功に導いたようだよ。」

美城乗務「安心したまえ。君のプロデュースは私自らが行おう。」

武内P「…アイドルの皆さんは、どうなるのですか?」

美城乗務「あくまでこれは一時的なプロデュースのつもりだ。彼女達のプロデュースも周りがフォローすればいいだろう。」

武内P「…断った場合はどうなりますか」

美城乗務「そうだな、ある朝起きた時、コップに君の大事なωが浮かぶことになるだろう」

武内P「」

美城乗務「冗談だ。まあ、346プロの促進を断るのと同義だからな、CPの当たりも強くなるかもしれん」

武内P「…」

美城乗務「シンデレラの舞踏会の件で、私は君に気づかされた。

「私では見えない空でも、君たちには輝く星々を見ることができると。

「だからこそ、私に見えた星を、君を、輝かせたいのだ。

美城乗務「…私は君に社の命運をかけてみたいと思う。」

武内P「…分かりました。そのプロジェクト、有り難く受けさせていただきます。」

ピッ

美城乗務「…言質とったぞ」

美城乗務「本当にいいんだな?アイドルになってくれるんだな?」

武内P「は、はぁ」

美城乗務「よーし、来週早朝にここに動ける服を持って来てくれ。」

武内P「分かりました。失礼します。」

バタン

美城乗務「…」?( ・ ?・)?? グッ

翌週~

武内P「おはようございます」

美城乗務「おはよう。今日は君の実力を計らせてもらう。このプロジェクトは外には漏らせん。隠れてレッスンを行うことになる。」

武内P「レッスン場はどうなりますか?」

美城乗務「時間帯で人を入らせないようにしてある。ではまずは着替えてーまあ、トイレでいいだろうーレッスン場に来てくれ。」

期待

Vo.レッスン~

武内P「あぁぁぁあしぃぃぃいいかぁぁだぁよおぉぉぉぉぉぉ」

ミシロ「oh」

マストレ「すごい美声…」

Da.レッスン

武内P「深く…抉りこむように…」キュッキュッ

DJ.msiro「wow」

マストレ「む、紫のオーラが見える」

Vi.レッスン

武内P「は、ハダカになっちゃおっかな~?」

田中敦子「なっちゃえーっ!!」

マストレ「乗務なんで一回一回着替えているんですか」

美城乗務「ノリだ」

マストレ「じゃあしょうがない」

アイドルケイケンハナイヨナ?
ライセデナラ

凛「…なにあれ……」

田中敦子「なっちゃえーっ!」
 かわいい

CP室~

武内P「本日のトライアドプリムスでの活動、お疲れ様です。お疲れ様です。」

凛「….ねえ、プロデューサー。なんか隠れてやってるでしょ」

武内P「…」クビサスリー

武内P「…極秘プロジェクトを」

凛「プロデューサーが話したくないんだったらそれでいいんだけどさ、抱え込んじゃダメだよ?私でよければ相談に乗るし」

武内P「ありがとう、ございます。」

凛「なんならこれから何処かに食べに行く?」

凛「プロデューサーの家で話って手もあるよ」

武内P「流石にそこまでは…でも、ご心配ありがとうございます」

凛「私の家って手あるな…」

武内P「いえ、ですから」

凛「ぐふふふふ」

武内P「話聞いてねえなこいつ」

そして数ヶ月後…

美城乗務「今日は夏の346プロ大感謝祭だ。全力を出し切って来てくれたまえ。」

一同「はい!」

ワイワイ ガヤガヤ

卯月「あれ…?」

凛「どうしたの?卯月」

卯月「プロデューサーさんが見当たらなんいんです…いつもだったら応援の一言を言ってくれるんですけど」

未央「『皆さん、…楽しんできてください。』って?」

みく「未央チャン、妙に似ているモノマネやめるにゃ」

みく「まあ、プロデューサーにも用事はあるにゃ…。しょうがないよ」

武内P「み、皆さん!」タタタ

卯月「あ!プロデュー…サー…さん?」

みく「(なんだその格好)」

李衣菜「」

凛「(カメラ!カメラ!…ない)」

未央「ど、どうしたのその格好?!ドッキリか何か?」

凛「…きっとプロデューサーは私たちの緊張をほぐすために仕掛けをしてくれたんだよ」ヒソヒソ

卯月「成る程」ヒソヒソ

武内P「皆さん、楽しんできてください。それでは」
タタタ

李衣菜「プロデューサーも、冗談とか言うんだね…」

卯月「私たちも頑張らないといけませんね!それじゃ、行きましょう!」

未央「(なんか急いでいたみたいだけど…何かあるのかな?)」

武内P「…ふぅ」

美城乗務「それでは君も準備に入りたまえ」

武内P「まさかこんな格好をするとは…」お察しの服

美城乗務「何を言う、似合っているじゃないか」

武内P「服のサイズ合っていますよね」パツパツ
美城乗務「そういう仕様だ」

※→26 今気づきました…全国2000万人の常務ファンの皆様、申し訳ない…以後修正します

卯月「ありがとうございましたー!」

俺ら「ワーーッ!」

未央「お疲れーッ!しまむーもしぶりんも、すっごい可愛かったよ!」

凛「私たちの出番は当分先だね。楽屋で休もうか」



卯月「そういえば、今日はシークレットゲストが来てるそうですよ?」

凛「え?私は、新しいアイドルがデビューするって聞いたけど…」

美嘉「あ、その話私も知ってるよー★」

楓「デビュー当時のレビュー…微妙ね」

未央「私も聞いた事あるけど…誰が出るんだろう…?」





……イーズィットゥダーンス……
……イーズィットゥダーンス……

卯月「」

未央「」

美嘉「( ゚д゚)」

楓「( ゚д゚)」

凛「wwwwww」

俺ら「うお"お"ーーッッ!!」

ちひろ「お主もやりおるのう」

美城常務「いいえ、ちひろ殿ほどでは」

わ"あ"あ"ぁ"ーーっ

武内P「あ、あの…私の拙いパフォーマンスを応援してくださり、ありぁとうございます、っ!」

武内P「…」

武内P「噛んでしまいました…」

ふう"う"う"う"う"う"

か"わ"い"い"よ"お"お"ぉ"ぉ"

まゆP「笑うわこんなん」

ライブ終了後~

未央「プロデューサーどうしたの?!アイドルにでもなった?!」

アーニャ「prrロデューサー、アー、とても、カッコ良かった、です。」

蘭子「我が友!遂に見つけし者として紫の衣を纏い金色の元に降り立ったな!」

卯月「ダンス、すっごいキレキレでした…」

武内P「皆さん、心配をお掛けしてすみません…」

武内P「これからは、私も一時的ですが同じ舞台に立って皆さんを支えて行きます。」

楓「今夜のいい肴ができましたなぁ」

キング「ほんまですなぁ」

莉嘉「おねーちゃん、しゃがみこんじゃってどうしたのー?☆」

美嘉「ちょっ…と、腰がぬけちゃって…」

美嘉「(耳から妊娠するって本当にあるんだなぁ…)」

卯月「夏のライブはシークレットゲストの効果もあってか大成功」

凛「ますます私たちもアイドルとしての仕事が増えて、充実した毎日を送っていた…」

アナウンサー『いやー、今人気絶頂のプロデューサーアイドル、武内P!
出演された医療ドラマも、今度映画化されることも決まって、ノリに乗ってます!』

武内P『皆さんの手助けがあってこその今、です。私のような一介のプロデューサーがテレビに出られるなんて、私は幸せ者ですね』

アナウンサー『さwわwやwかwでwすw』

では次は異色の経歴の持ち主ー

未央「どうしてこうなった」

短いですが終わりです。
明日まで残ってたら続きを書こうと思ってますが、誰か乗っ取ってもらって構いません。
読んでくださり、ありがとうございます。

アナウンサー『シカゴは初めてですか?』

武内P『そうだ』

アナウンサー『飛行機は揺れました?』

武内P『いや、快適だ』

アナウンサー『お腹の方は…』

武内P『空いてない』

アナウンサー『飲み物でも』

武内P『ウォッカ』

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