【ガルパン】 まほ「ラジオ道、はじめます」【安価あり】 (287)

ガルパンSSです

n番煎じのラジオ物で、長めの前置のあと安価をお願いする予定です

はじめてのSSなので至らないところあるかもしれませんが探り探りやっていくのでどうぞよろしくお願いします

予防線はりまくりで申し訳ありません
以下、注意事項です

※ほぼ会話のみです

※キャラ崩壊等、苦手な方はご注意ください


不備等ありましたら指摘いただけると幸いです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472824805

第一回 「ラジオ道、はじめます!」

パーソナリティ  西住まほ
一回 ゲスト   逸見エリカ


♪~(なんかそれっぽい音楽)

まほ「全国の戦車道ファンのみなさん、こんばんは。西住流公認ラジオ、『西住まほのラジオ道』の時間です」

まほ「この番組は、戦車鵜を愛するすべての人と共にこれからの戦車道を盛り上げていくため、わたくし西住まほが戦車道の素晴らしさを改めて発信していく番組となっております」

まほ「今回は第一回放送ということで、いろいろな面でまだ手探りな状況ではありますが、是非30分間お付き合いください。」

まほ「はい、オープニングはいりまーす」


 ♪~

まほ「はい、というわけでいよいよ始まりました。」

まほ「若干まじめなノリはここまでにしておきましょうか」

まほ「それでは早速ゲストを紹介させていただきます」

まほ「記念すべき西住まほのラジオ道、第一回のゲストは」

まほ「銀髪に鋭い目つき、戦車を駆る姿はまさに銀狼」

まほ「好物はハンバーグでおなじみの、黒森峰から逸見エリカさんです!どうぞ!」ワーパチパチ

エリカ「最後の情報いります?」


エリカ「えっと、黒森峰高校機甲科、逸見エリカです。よろしくお願いします」

まほ「エリカ、少し堅いな。もっとリラックスだ」

まほ「せっかくの私の技巧的なボケに対するツッコミとしてそれはないんじゃないか」

エリカ(ボケだったんだ…)

エリカ「いや、前半の紹介から後半にかけての落差がすごいなとは思いましたが…」

まほ「私のお茶目な面を早いうちからみんなにも知っておいてもらったほうがいいだろう」

エリカ「自己紹介の前に小ボケを挟まれてしますと紹介が先かツッコミが先かわからなくなってしまうんですって」

エリカ「しかも第一回放送のゲストとして程よく緊張している中でのそれは戸惑いしか生みませんからね」

まほ「一転して冗長だが味のあるツッコミだ」

エリカ「あ、はい」


まほ「ぶっちゃけてしまうと第一回放送でよそ様から呼んだゲストを相手に大事故を起こすのも問題なので実験的に内部の人間を呼んだのだが、」

エリカ「本当にぶっちゃけましたね」

まほ「実際まず何をすればよいだろうか」

まほ「エリカ、考えて」

エリカ「えぇ!?」

まほ「……」

エリカ「…えと、まあオープニングトークでもおっしゃっていたように、戦車の素晴らしさを伝えていけばよろしいのではないでしょうか?」

まほ「たとえば? エリカ、考えて!」

エリカ「最近の戦車道事情について話すとか…」

まほ「ほかには? エリカ!!」

エリカ「そもそも戦車道とは何なのかとか…」

まほ「なるほど、ちょっとやってみてくれないか?」

エリカ「……ちょっ」

まほ「エリカ!!!!」


エリカ「隊長さっきから私に丸投げじゃないですか!」

まほ「これも戦車道だ」

エリカ「出た!これも戦車道!二次創作で見かけがち!!」

まほ「そういう発言はほどほどにしておけ」

まほ「まあそうだな、適当に黒森峰の近況を話してお茶を濁しておくか」

エリカ「適当とか言わない」


まほ「最近どうだ、現在の黒森峰について何か思うこととかないのか」

エリカ「そうですね、全体の練度自体は「エリカ」……はい」

まほ「もっと面白い話が私は聞きたい」

エリカ「え」

まほ「なんだ、一言目に練度って、なめているのか」

エリカ「えぇ…」

まほ「大体授業には私も出ているし、反省会もあるのだから私も情報は共有している」

エリカ「いや、リスナーのみなさん置いてけぼりですって」

まほ「もっと面白い話はないのか!!西住流家元が自販機の下漁ってたとか」

エリカ「隊長的にはそれもどうなんですか!」

まほ「あの堅物にはそれくらいの茶目っ気が必要だろう」

エリカ「親のこと堅物とか言わない」


まほ「エリカ!面白い話!!」

エリカ「近年まれにみるムチャぶりですよ」

エリカ「えーと…あ、そうだ」

エリカ「先週の日曜日のことなんですけど」

まほ「ほう」

エリカ「コンビニでピザポテトとみかんゼリーを買ったんですが」

まほ「ンフッ……ふむ」

エリカ「レジで会計の時、店員さん、何を思ったのか「温めますか?」って聞いてきたんですよ」

まほ「…なるほど?」


エリカ「……以上です」



まほ「……」


エリカ「………」



まほ「……はぁ」

エリカ「ちょっと」

まほ「まあこれが熊本県民の限界か」

エリカ「あなたもでしょうが」

まほ「しゃべり方が圧倒的に下手すぎる、間がない」

まほ「どうしてオチまで一息にしゃべりきるんだ」

まほ「一番面白かったのはピザポテトとみかんゼリーの組み合わせだろう」

まほ「日曜日にわざわざコンビニに出向いてその組み合わせでレジに持っていけば、店員も驚きを隠せないのは想像に難くない」

エリカ「うっ…」

まほ「大体なんだピザポテトとみかんゼリーって」

まほ「何を欲すればそういった組み合わせが出来上がるんだ」

まほ「イタリア人か!」

エリカ「そのツッコミもわけわからないですからね!」

まほ「逸見エリカのキレッキレの面白い話も終わったところで」

エリカ「アイロニー!」

まほ「お便りのコーナー行こうか」


まほ「…なんでいま英語で言ったんだ?」

エリカ「…こう、勢いで」

まほ「そういうところやで」

エリカ(なぜ関西弁…)

>9

早速で申し訳ありません

以後気を付けます


まほ「はい、では記念すべき……なんでも初めが記念だと思うなよ!」

エリカ「!?」

まほ「一通目のお便りだ」

まほ「茨城県にお住いの」

エリカ「どうせみほじゃない」

まほ「全人類ボコボコ作戦です!さんからだ」

エリカ「やっぱりみほ……みほ!?」

まほ「うるさいぞエリカ、お便りが読みづらいじゃないか」

エリカ「いえ、ラジオネームがあまりに常軌を逸していたものでして…」

まほ「逸見だけに?」

エリカ「は?」


まほ「…『お姉ちゃん、エリ…逸見さんこんばんは』」

エリカ「もはやみほであることを隠す気ないじゃない、って、ラジオでまで言い間違えるって何よ!?それはもはや確信犯じゃない!!」

まほ『毎週楽しく聞いています』

エリカ「第一回よ」

まほ『先週のボコが88mmに打ち抜かれる話、最高に面白くてずっと笑っていました!』

エリカ「…この子はいったいどこの世界線から来たの?」

まほ『冗談はさておき』

エリカ「はかり知れない安堵感よ」

まほ『このお便りが読まれているということは、無事第一回放送が流れているということですね』

エリカ「遺書か」

まほ『最近どうですか?ちゃんとご飯食べていますか?外食ばかりではだめですよ』

エリカ「田舎から娘を送り出した母か」

まほ『これからも放送頑張ってね』

まほ「ンフッ……『西住しほ』」

エリカ「家元ォ!!」

エリカ「本名書いちゃいましたよ!母だった!茨城にお住まい!?」

まほ「エリカ、落ち着け……ンフッ」

エリカ「隊長も笑ってるじゃないですか!!」

まほ「笑っていない」クワッ!

エリカ(こわっ)

まほ「オニバ…お母様はいま出張で大洗だ」

エリカ「お住まいではないじゃないですか」

まほ「うるさいぞ」

エリカ「これ以上何も言えないタイプの注意」


まほ「続いてのお便りだ」

まほ『西住まほさん、逸見エリカさん、こんばんは』

まほ・エリカ「こんばんは」

まほ『西住まほのラジオ道、放送開始おめでとうございます』

まほ「ありがとう」

まほ『私は戦車道はやっていないのですが、戦車道が大好きだったので、あの西住まほさんのラジオが始まると聞いて放送の開始を心待ちにしていました』

エリカ「なんかごめんなさいね、こんなんで」

まほ『これからの放送も楽しみにしています!頑張ってください!!』

エリカ(まともなお便りでよかったわ…)

まほ「…さんからのお便りだ」

エリカ「今のラジオネーム!?」

まほ「おや、本文がないぞ…おかしいな」

エリカ「もっと引っかかるポイントあったでしょう!!」


まほ「さて、大体このラジオの雰囲気がわかってきたところで、次のコーナーに行こうか」

エリカ「このラジオ、コーナーとかあるんですか?」

まほ「まあ、初回放送だからな。ゲストに対する質問コーナーしかない」

エリカ「ふつおたとあんまり変わらないじゃないですか」

まほ「その他のコーナーについてはリスナーのみなさんから随時募集中だ」

まほ「次があるかは限りなく怪しいがな」

エリカ「ちょっと」

まほ「送ってきてくれた(書き込んでくれた)アイデアの中で面白そうなものがあれば次回以降正式にコーナー化するかもしれないそうだ。」

まほ「放送終了後(SS終了後)から随時受け付けている、気楽に送って(書き込んで)くれると嬉しい」

エリカ「なんだかやっとラジオ番組みたいになってきましたね」

まほ「さて、とりあえずエリカへの質問を適当に読んでいくとするか」

エリカ「適当とか言わない」

まほ『 下スレ 』


まほ『エリカさんこんばんは。早速ですが、エリカさんは大のハンバーグ好きと伺いました』

まほ『好きなハンバーグなどありましたらお聞かせください』

まほ「とのことだ」

エリカ「私がハンバーグ好きなことってどうしてこんなにも広まっているのでしょう…?」

エリカ「正直、好きな芸能人なんかでもあんまり好きな食べものまでは把握していませんよね」

まほ「ほう」

まほ「つまりはエリカは好物を把握されるほどに人気で、巷ではその勢いは波の芸能人を凌駕すると」

エリカ「曲解です」

まほ「今の黒森峰の隊長、次期家元だか何だか知らないけどわたしを差し置いて調子に乗っていると」

エリカ「被害妄想です」

まほ「まあいい、次の練習で覚悟しておけ」

エリカ「さっきの何気ないコメントでここまで追い詰められます?」


まほ「ふん、あれじゃないか?」

まほ「あの可憐な西住み大隊長に憎まれ口ばっかりたたいておいて好物が『ハンバーグ』だぁ?調子に乗るのも大概にしろ!」

すいません途中送信です

まほ「ふん、あれじゃないか?」

まほ「あの可憐な西住み大隊長に憎まれ口ばっかりたたいておいて好物が『ハンバーグ』だぁ?調子に乗るのも大概にしろ!」

まほ「というギャップがあったんじゃないか」

エリカ「もっと優しくギャップを伝えられたでしょう!」

まほ「私もそうだが、堅いイメージの黒森峰の隊長副隊長がそろって子供が好きそうなもの、というのが意外だったんだろう」

まほ「どうだ?この説明で満足か?」

エリカ「当たりの強さは改善されないんですね


まほ「大体話がそれているんだ」

まほ「早く好きなハンバーグの話をしてくれ」

エリカ「すいません…」


エリカ「えーと、そうね…」

エリカ「そもそも好きなハンバーグって質問難しくないですか?」

エリカ「ハンバーグはハンバーグでしょう?」

まほ「なんだ、哲学か?」

エリカ「そういう大それたのではなく」

エリカ「私はハンバーグが好きですけど、正直そこまで種類を意識していたわけではないので、いざ何が好きかと聞かれると…」

まほ「困るわけだな」

まほ「間をとってカレーはどうだ?」

エリカ「ハンバーグとなにの間をとったんですか?」

まほ「種類もたくさんあるぞ」

エリカ「種類の少なさに絶望して好きな食べ物を変える人は稀ですよ」

>22

指摘ありがとうございます

こういうのってあげなおしたほうがいいでしょうか?

>25

いえ、助かります
ご丁寧にありがとうございます


エリカ「まあしいて言うなら、チーズインハンバーグとか好きですよ」

まほ「!」

エリカ「少し手間がかかっているのが嬉しいですよね」

エリカ「口に入れたときに溢れてくる肉汁と、そのしつこさを和らげるようにトロッと広がるチーズ…」

エリカ「なんだかおなかがすいてきました」


まほ「ふざけるな」


エリカ「!!」

まほ「なにが『ちょっとおなかすいてきましたね(笑)』だ」

エリカ「ちょっと改変してイメージ悪くしないで下さいよ!」

まほ「納得がいかないな」

エリカ「一応聞きますがどこがですか?」

まほ「ちょっと扱い適当になってきてないか?まあいい」

エリカ(いいんだ)

まほ「真のハンバーグ好きなら、何も手を加えていないシンプルなハンバーグを愛するべきだろう」

まほ「チーズインハンバーグって」

まほ「チーズという侵入者を許したそれはもはや純粋なハンバーグではない」

まほ「いわば汚れたハンバーグ」

まほ「汚れバーグだ!」ドヤッ

エリカ「最後まで頑張りましょうよ… なんですか汚れバーグって、くだらない」

なほ(え)

エリカ「それに隊長の好きなカレーは何ですか?」

まほ「断然カツカレーだ」

エリカ「よく私にあんなこと言えましたね

>27

答えてくださりありがとうございます
以後、誤字については部分的に指摘する(していただく)にとどめることにします

何レスもSS以外に割いてしまい申し訳ありません


まほ「はあ、どうして好きなハンバーグの話にこんなに時間がかかるんだ」

エリカ(大体は隊長のせいでは?)

まほ「お前の責任もあるぞ!」

エリカ「!?」

まほ「さっと答えれば5秒でおわる質問だろう」

エリカ「ラジオ的にそれもいけないでしょう!」

まほ「まあいい、次の質問だ」

まほ「誰かさんのせいで時間がないから次が最後だ」

エリカ「じゃあ早く読んでください」

まほ「…そういうところやで」

エリカ(だからなんで関西弁…)

まほ『 安価下スレ 』


まほ『お二方こんばんは』

まほ・エリカ「こんばんは」

まほ『逸見さんに質問です。戦車道は残念ながらまだ十分な練習設備の整った場所の確保が難しく、頻繁に合同練習を行われると聞きました』

まほ『そこで質問なのですが、逸見さんは、他の学園の隊長でならこの人の下につきたい!みたいな隊長はいらっしゃいますか?』

まほ「もちろん一番はまほ大隊長であることは重々承知の上での質問です」

まほ『ラジオ楽しみにしています、これからも頑張ってください』

エリカ「ちょっとお便り見せてもらえます?」

まほ「諸事情により見せることはできない」

エリカ「…はい」

まほ「なんだそのすべてを察したような顔は」

エリカ「いえ…」


エリカ「そうですねぇ…」

エリカ「どの学校の隊長も素晴らしいとは思いますが…」

エリカ「この人についていきたいなと思うのは…えと、ダージリンさんですかね」

まほ「嘘をつけ、今の間、絶対みほの顔よぎっただろう」

エリカ「そ、そんなことないですよ!」

まほ「わかりやすく動揺して、それも演技化か?」

まほ「お前に遠回しなのろけ話の“ダシ”に使われたダージリンの気持ちがわかるか?」

まほ「あ、ダージリンだから“茶葉”のほうがよかったか?」

エリカ「だからちがいますって!」

まほ「ラジオで赤面なんてしても伝わらないから本当にやめてくれ」

エリカ「くっ…」


まほ「大体なんで本人の目では思春期にもちょっと早い小学生中学年みたいな態度なんだ」

エリカ「そんなことないですっ!」

まほ「どうした、今までの私に対する優位性を誇示してくる態度はどうした。防戦一方だぞ」

エリカ「ちょ、ちょっとタイムください!」

まほ「正論に負けそうになった時のガキ大将か」

エリカ「私はダージリンさんの名前を挙げたんですよ!」

エリカ「隊長がみ、みほの、その、アレは、」

まほ「文法も何もないくらいにしどろもどろじゃないか」

エリカ「ダージリンさんは!」

まほ「!!」

エリカ「その、大局的な見方の冷静な采配ができます!」

まほ「ほう、強行突破した割には的確じゃないか」

エリカ「だから、おおあ」

まほ「大洗戦でも未だ無敗、奇策に惑わされない確かな判断力があると」

エリカ「そ、そうです!それにいざとい」

まほ「いざというときには自分の流儀をまげて柔軟に事態に臨む対応力もあると」

エリカ「えと、はい! そのうえ、普段からじょうほ」

まほ「普段から情報を集め、対策を綿密に練るまめなところもあり、そういった姿が後輩からの信頼も獲得していると」

エリカ「先取りがひどい!!」

まほ「ほとんど忘れているかもしれないが私はこれでも黒森峰の隊長だぞ?」

エリカ(そうだった!!)


まほ「エリカがどれだけみほのことが好きかわかったところでそろそろ終わりの時間も近づいてきたな」

エリカ「だから違いますって!」

まほ「エリカはこの後しっかりダージリンに謝っておいたほうがいい」

エリカ「くっ…」

まほ「最後に程よく私のイメージも取り戻せただろう」

エリカ「あ、それはもう駄目でしょう」


まほ「……」


まほ「さっきまでのしどろもどろエリカはどうした」

エリカ「頃合いでしょう」

まほ(こいつちょっと怖いな)



まほ「さて、第一回放送、楽しんでいただけただろうか」

まほ「私は思いのほか楽しめた」

エリカ「私は想像の倍疲れました」

まほ「今からラジオの締めをしようとしているタイミングでこういうことを言ってしまうエリカだが、どうか嫌いになってやらないでくれ、頼む…っ!」

エリカ「深刻そうな感じやめてください!」

エリカ「それより、隊長はも少し自分のイメージを考えたほうがいいですよ」

まほ「…そんなに?」

エリカ「それはもう」

まほ「……」

まほ「……まあいいか」

エリカ「!?」


 ♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さて、本当に締めるぞ」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」

エリカ「戦車の情報…?」

まほ「エリカ、今台本読んでるから静かにして」

エリカ「そういうこと言っちゃダメです」

まほ「では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

エリカ「同じく副隊長、逸見エリカでした」


まほ・エリカ「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)

ひとまず以上になります

夜遅くに乱文失礼しました。

誤字等の指摘もありがとうございます、以後気を付けていきます


続きはこのままの板に後日書いていこうと思っています

また、SS中でもふれたように、コーナー案などありましたら気軽に書き込んでくださるとありがたいです


ひとつ忘れてました

あと、スレじゃなくてレスですね
安価に危うく一つのスレを立ち上げるところでした

次回ゲストの安価だけご協力お願いします

安価下でお願いします

今日は更新ありませんが、もう一つ安価のご協力をお願いすることになりました

第一回の安価があまりにも少なかったのと、第二回を書き溜めるに当たり、ふつおたのネタが僕の空っぽの頭では思いつかないという理由により、急ですがふつおたの内容の安価をとらせていただくことにしました

カチューシャへの質問はその場で安価をとるので、質問以外でお便りの内容を二つ募集したいと思っています
あくまでふつおたなので、皆さんが最近体験したことや疑問に思っていることなどで大丈夫です

第一回のピザポテトの話みたいなやつです

内容でなく、そのままがっつりお便りの体裁をとっていただいてもかまいません
その場合、SS本編において多少の改変があるかもしれませんがご容赦ください

そんなに来ないとはおもいますが、三つ以上の書き込みがあった場合は先着順とさせていただきます、ご了承ください

あ、コーナー案は随時受付中です

安価下からでお願いします

第二回「小さな暴君、登場です!」

パーソナリティ 西住まほ
二回 ゲスト  カチューシャ


※今回は若干の偽造と多大な自己解釈を含んでいます

 苦手な方はお気を付けください


♪~(なんかそれっぽい音楽)

まほ「全国の戦車道ファンのみなさん、こんばんは。西住流公認ラジオ、『西住まほのラジオ道』の時間です」

まほ「この番組は、戦車道を愛するすべての人と共にこれからの戦車道を盛り上げていくため、わたくし西住まほが戦車道の素晴らしさを改めて発信していく番組となっております」

まほ「前回放送で、あれくらいの暴走なら構わないということなので、今回は外部よりゲストをお招きしています」

まほ「まだ慣れないため見苦しいところもあるかもしれませんが、是非30分間お付き合いください」

まほ「はい、オープニングはいりまーす」

 ♪~


まほ「はい、というわけで今週もはじまりました。改めて、この番組のパーソナリティの西住まほだ」

まほ「さて、オープニングトークでもふれたように今回は黒森峰の外からゲストを呼んでいる」


まほ「早速紹介しよう。その小さな体からは想像もつかない大きな志」

まほ「辣腕の小さな暴君、プラウダより地吹雪のカチューシャ隊長だ」

カチューシャ「やっとしゃべれるのね!」

カチューシャ「みんな待たせたわね!カチューシャ様のおでましよ!!」

まほ「ラジオでは伝わらないが、オープニングトークからずっとそわそわしていたからか今最高に笑顔だ」

まほ「いつまで続くだろうか」

カチューシャ「出だし十秒で不穏なこと呟いてるんじゃないわよ!」

まほ「なお、ブースの外では本人たっての希望により副隊長兼保護者のノンナさんも来ています」

カチューシャ「保護者じゃないわ!」

まほ「Добрый вечер.」

カチューシャ「!?」

まほ「ほらカチューシャ、手を振り返してあげなさい」

カチューシャ「子ども扱いしないでってば!!」

まほ「ノンナもせっかく来ているんだから入ってきたらどうだ?」

まほ「まあギャラとかは発生しないが」

カチューシャ「生々しい話も禁止!」

カンペ(ギャラが出ないならちょっと… とのことです)

カチューシャ「ビジネスライク!」


まほ「さすがはカチューシャだ。登場から語尾にエクスクラメーションマークが付かなかったことがないな」

カチューシャ「このラジオはほんと…聞いていたとおりね…」


カチューシャ「まあいいわ!カチューシャが来たからには先週のようにはいかないんだから!!」

まほ「先週の放送か」

まほ「カチューシャも聴いていてくれたんだな」

カチューシャ「べ、べつに聴きたかったわけじゃないわ!」

カチューシャ「何となくつけたらたまたまやっていたのよ!」

まほ「なるほど、すごい偶然だな」

カチューシャ「そ、そうよ!」


まほ「確かカチューシャには事前に放送時間を伝えていたが…」

まほ「友人には私の初めてのラジオ放送を聞いてほしいと思ってのことだったが…」

まほ「どうやら忘れてしまっていたようだな……」シュン

カチューシャ「え」

まほ「そうだな…そもそもそこまで興味がなかったかもしれない…」ショボン

カチューシャ「ちょ、ちょっと」

まほ「まあいい。たまたまだが聴いていてくれたならば結果オーライだろう…」ドヨーン

カチューシャ「うぅ…」

カチューシャ「う、嘘よ!!」

カチューシャ「本当は楽しみにしていたわよ!!」

まほ「だろうな」ケロッ

カチューシャ「表情変化の速さどうなってんのよ!」

カチューシャ「マホーシャは巷では『表情変化に乏しい』で通ってるんだからね!」

まほ「世間の評価と実際の私は関係ない。私は私だ」

カチューシャ「カッコつけてるようだけど、その実ただの開き直りじゃない!!」

カチューシャ「それに、じわじわと『そうだろうな』が効いてきたわ」

カチューシャ「あなたの自分のラジオに対するよくわからない自信はどこから来ているのよ!!」

まほ「私は、のどから…」

カチューシャ「そんなあなたには銀のベンザ…ってやかましいわ」

まほ「そういえば」

カチューシャ「せっかくノッたんだからちょっとは興味持ちなさいよ!!」

まほ「カチューシャは私のことをマホーシャと呼んでいるが…」

カチューシャ「まったく響いていない…」


カチューシャ「…で、なによ、なにか問題でもあるの?」

カチューシャ「その…」


カチューシャ「と、ともだち…でしょ!」

まほ「あ、今そういうのいいぞ」

カチューシャ「ぶん殴るわよ!」


まほ「たしか、みほのこともミホーシャと呼んでいたな」

まほ「基本的に『~シャ』というあだ名をつける傾向にあるとみた」

カチューシャ「冷静に分析しないで、恥ずかしくなっちゃうじゃない」

まほ「大丈夫だ、ダージリンよりはましだ」

カチューシャ「先週もだけど、このラジオはダージリンになにか恨みでもあるの?」

まほ「やっぱり『金田(カネダ)』さんには『ガネーシャ』ってつけるのか?」

カチューシャ「そんなわけないでしょ!」

カチューシャ「プラウダにインドの神様が現れちゃったじゃない!」

カチューシャ「大体、気を遣ってわざわざ濁点を付けたのはどうしてよ!」

まほ「なるほど、では『カネーシャ』になるわけか」

カチューシャ「-10が-8になったくらいの変化でしかないわよ!」

まほ「じゃあなんてつけるんだ!」クワッ

カチューシャ「なにブチキレてるのよ!」

カチューシャ「大学選抜の時と違ってまったく怖さを感じないわ!不思議よ!!」

まほ「なんだ、大学選抜の時は怖かったのか」

カチューシャ「都合のいいところしか聞こえないの!?」


まほ「大体カチューシャは本名は何なんだ?」

まほ「エカチェリーナ?」

カチューシャ「残念ながら純度100パーセントの道産子よ」

まほ「なるほど、じゃあ松井須磨子だな」

カチューシャ「劇『復活』でカチューシャを演じた女優じゃない!!」

カチューシャ「そのネタで『なるほど』ってなるのは日本中であなたくらいよ!」

カチューシャ「日本史の先生でも一瞬首をかしげるわ!」

まほ「じゃあ島村抱月か?」

カチューシャ「松井須磨子の旦那じゃない!」

カチューシャ「どういう思考回路たどればそうなるのよ!せめて性別くらい合わせて!!」

まほ「安達としまむらには女性として島村抱月が出てくるじゃないか」

カチューシャ「知らないわよ!!」

まほ「じゃあもうなんなんだ…」

まほ「言っておくが、あとは旧ソ連の多連発ロケット砲『カチューシャ』くらいしか思いつかないぞ」

カチューシャ「もちろん違うわ!当たり前でしょ!!」

カチューシャ「それにもっと身近に髪留めのカチューシャがあるでしょ!」

まほ「!?」

まほ「じ、じゃあ、本名は『髪留め』、なのか…?」

カチューシャ「ままならない!!」


まほ「すっと教えてくれればいいだろう…」

カチューシャ「…その」

カチューシャ「今さら本名教えるなんて、ちょっと恥ずかしいじゃない…」

まほ「カチューシャで選手登録しているほうがよほど恥ずかしいだろう」

カチューシャ「本当にぶん殴るわよ!!」


まほ「あとでラインで教えて?」

カチューシャ「…あとでね」


まほ「さて、あたたまってきたところで」

まほ「お便りコーナー行こうか」

カチューシャ「カチューシャはそろそろ限界が近いわ…」

まほ「ずっと叫んでいるからだろう」

カチューシャ「ずっと叫ばされているからよ!もう!!」


まほ「では一通目」

まほ「茨城県にお住いのスノーラビットさんからのお便りだ」

まほ『まほさんカチューシャさんこんばんは』

まほ・カチューシャ「こんばんは」

まほ『ラジオ、予想とは少し違いましたがとっても面白いです!』

まほ「ありがとう」

まほ『じつは私も戦車道を選択しています。まだ初めて数カ月ですが、今では自分の乗る戦車が大好きです♪』

まほ『さて、本題なのですが』

まほ『実は、私には彼氏がいたのですが、戦車道を始めて戦車の話ばかりしていると先日彼氏に逃げられてしまいなした…』

まほ『先輩の恋愛マスターに相談もしてみたのですが、ぜひお二人にも相談に乗ってほしいとおもい、メールを送らせていただきました!』

まほ『ではでは、これからもラジオ頑張ってください♪』

まほ「とのことだ」

カチューシャ「いいわね!こういうの!!」

カチューシャ「そうよ、私はこういうのを待っていたのよ!!」

まほ「では、ノンナさん」

カチューシャ「なんでよ!!」

カンペ(カチューシャにはまだ早い… とのことです)

カチューシャ「そんなことないわ!」

カチューシャ「カチューシャにかかればたいていの恋のお悩みなんてピロシキ前なんだから!!」

まほ「朝飯前にかけているのかもしれないが、生地を醗酵させたりすると一時間くらいかかるぞ、ピロシキ」

カチューシャ「ニュアンスでとらえなさいよ!」


カチューシャ「そうね…」

カチューシャ「そもそも戦車の話題についてこれない男なんてこちらから願い下げなのよ!」

カチューシャ「それくらいの大きな心持ちで臨めばいいわ!!」

カチューシャ「いつか戦車を大好きなあなたを愛してくれる人が現れたとき、その人を大事にしなさい」

カチューシャ「最近戦車道を始めたってことは、まだ全然若いのよね」

カチューシャ「焦ることはないわ、ゆっくり探していけばきっと大丈夫よ」

カチューシャ「がんばるといいわ!」

まほ「……と、ノンナのカンペに書いてあるな」

カチューシャ「ちょっ!」

まほ「さすがはプラウダの隊長、カチューシャだ」

まほ「ためになるなぁ…」

カチューシャ「馬鹿にしてるわね!」

まほ「さすがはプラウダの隊長、カチューシャだ」

まほ「ばれてしまったなぁ…」

カチューシャ「あんた本当に一回殴らせなさい!!」


まほ「しかし恋か」

カチューシャ「え?なになに~?やっぱりマホーシャも恋のエピソードの一つや二つあったりするんじゃないの?」

まほ「ない」

カチューシャ「ばっさりね」

カチューシャ「……」

カチューシャ「カチューシャはね~」

まほ「ない」

カチューシャ「あなたに分かりっこないでしょう!!」

まほ「ノンナがすごい顔でこちらを見ている、正直に言ってくれ」

カチューシャ「くっ…」

カチューシャ「な、ないわ…」

まほ「さて、ではスノーラビットさん」


まほ「そもそも戦車の話題についてこれない男なんてこちらから願い下げなのよ!」

カチューシャ「ちょっと」

まほ「それくらいの大きな心持ちで臨めばいいわ!!」

カチューシャ「恋愛経験がない話をしたばっかりだから!やめて!!」

まほ「いつか戦車を大好きなあなたを愛してくれる人が現れたとき、その人を大事にしなさい」

カチューシャ「ちょっとマホーシャ、ちょ、ま」

カチューシャ「まほ!!!」

まほ「!」

カチューシャ「……」

まほ「……ごめんやで」

カチューシャ「ぶっとばすわよ!」


カチューシャ「もういいいわ!」

カチューシャ「次の、お便りに、行くわよ」


まほ「…さて、次のお便りだ」

カチューシャ「仕切り直しよ!」

まほ「では、兵庫県にお住いの干されていない芋さんからだ」

カチューシャ「ただの芋じゃない」

まほ『まほさんカチューシャさんこんばんは!』

まほ・カチューシャ「こんばんは」

まほ『私は中学三年生にしては小柄だとよく言われます』

まほ『カチューシャさんとちょうど同じくらいの身長なのですが、カチューシャさんが大好きな私は友達にたのんでよく肩車をしてもらいます』

まほ『しかし、先日友達に肩車をしてもらっているとき、私のスカートの中に肩車をしてくれていた友達の顔がすっぽり入ってしまい、とても恥ずかしい思いをしました』

まほ『カチューシャさんもノンナさんに肩車をしてもらっていてなにかハプニングが起きたことってありますか?よろしければお聞かせください』

まほ「とのことだ」


カチューシャ「うーん…」

カチューシャ「トラブルっていうトラブルはあんまり起こらないのよ」

まほ「そうなのか?」

カチューシャ「ほら、ノンナって体が大きいじゃない?」

カチューシャ「それに戦車道もやってるから、ともかく安定感がすごいのよ」

まほ「カチューシャも小さいしな」

カチューシャ「あえて言わなかったところを突っつかないで」


カチューシャ「…それに、プラウダのスカートの長さで同じことやっちゃったらそれはもう大変なことになるから結構気を付けてるのもあるわね」

まほ「たしかに、やろうものなら(ノンナが)大変なことになるな」

カチューシャ「絶妙にかみ合ってない感じがするのだけれど…」

まほ「じゃあ困ったことはあんまりないんだな」

カチューシャ「うーん…」

カチューシャ「あ、そういえば」

カチューシャ「大学選抜戦、あったじゃない?」


まほ「…?」


カチューシャ「う、嘘よ!」

まほ「どうしてそんな当たり前のことを? の『?』だ」

カチューシャ「軽い相槌を求めていたのよ!」

カチューシャ「び、びっくりしたわ…」

カチューシャ「よくできた夢なのかと疑っちゃったじゃない」


まほ「で、その大学選抜戦がどうしたんだ?」

カチューシャ「その大学選抜戦で、あなたの隊のエリーシャと一緒に戦う場面があってね…」

まほ「あぁ、あの時は副隊長の一角を倒してくれたらしいな」

まほ「助かった、ありがとう」

カチューシャ「う、うん」

カチューシャ(戦車道のことになると真面目ね…)

カチューシャ「それで、思うところがあってカチューシャに肩車をさせてあげたんだけど…」

まほ「まてまてまて」

カチューシャ「なによ!」

まほ「いや、ここからオチに向かっていくのはわかるんだが無視するにはいささかわからないことが多すぎる」

まほ「まず肩車をさせてあげるってなんだ」

まほ「肩車は権利なのか?肩車許可証とかあるのか」

カチューシャ「カチューシャは自分が認めた相手にしか肩車なんてさせないわ!!」

カチューシャ「あまりいたくないけど、さすが黒森峰の副隊長というだけあってなかなかのものだったわ」

まほ「それなら、わたしもやりたいと言ったらさせてくれるのか?」

カチューシャ「やってくれるの?」

まほ「絶対にしないが」

カチューシャ「『絶対』っていう必要あった!?」

まほ「私のイメージを考えてくれ、カチューシャを肩車なんてできないだろう」

カチューシャ「今のあなたなら何してももう不思議じゃないわよ…」


まほ「それから、思うところっていうのは何だ」

カチューシャ「……まあ、あなたたちにはわからないかもしれないわね」

カチューシャ「エリーシャは自分が副隊長であることに負い目を感じている気がしたのよ」

まほ「?」

まほ「なんでだ?よくやっているだろう」

カチューシャ「だからこそよ」


カチューシャ「あの子、最後のあなたたち姉妹の戦っているところを見て、すごく満足気な顔しながら…」


カチューシャ「泣いてたのよ」


まほ「!!」

カチューシャ「そのとき、あぁ、この子はこれが見たかったんだろうな、って思ったのよ」

カチューシャ「あの連携はたしかにあなたたちでないとできないものだったわ」

カチューシャ「エリーシャは、あなたたち姉妹の唯一無二の戦車道が大好きなのよ、きっと」

まほ「……」

カチューシャ「だからこそ、自分が副隊長になりたくなんてなかったんじゃないかしら」

まほ「…だから、わざわざ肩車させたわけか」

カチューシャ「そうよ!」

カチューシャ「エリーシャは十分すぎるくらいによくやってるわ!」

カチューシャ「私を肩車できたことをもっと誇りに思うことね!!」

まほ「…っふ、ずいぶんと分かりにくい慰め方だな」

カチューシャ「うるさいわよ!」

カチューシャ「それにあの後大変だったんだから…」

カチューシャ「…そう!大変だったのよ!!」

まほ「…大体の予想はついているが、何があったんだ?」


カチューシャ「ノンナがすねちゃったのよ!!!」


まほ「…まあ、そういうオチだろうな」

まほ「ちょっといい話からのオチとしては落差が尋常じゃないな」

カチューシャ「いつもしてくれていた肩車を遠慮するようになったのよ!」

カチューシャ「あげく、『ニーナにでもやってもらったらどうですか?』とかいうのよ!」

カチューシャ「それじゃそんなに目線が高くならないじゃない!」

まほ「そこなのか」

カチューシャ「大事なことでしょ!」



カチューシャ「結局また肩車してくれるようになるまでは外を歩くのも恥ずかしかったんだから!」

まほ「常日頃肩車されている日常のほうが異常なのだが」

カチューシャ「あなたたちにはわからないわ!いつも視線を下げられて応対される人の気持ちが!!」

まほ「そうだな」

カチューシャ「即答で認めてるんじゃないわよ!」


まほ「なんだ、軽い相槌を欲していたんだろう?」

まほ「したらしたで怒られるならもうどうすればいいんだ」

カチューシャ「日本人の空気を読む力!!」

まほ「ロシアにかぶれておいてなにを言っているんだ?」

カチューシャ「絶対にぶん殴るわ!」

まほ「本日四度目の暴力宣言か」

まほ「プラウダは荒れているな…」

カチューシャ「あなたに対してだけよ!!」

まほ「///」

カチューシャ「照れてるんじゃないわよ!!」


まほ「おっと、だいぶ時間が押しているな」

カチューシャ「もうほんとにしんどいわ、早く次のコーナーに行きましょ」

まほ「さて、まあコーナーといっても質問コーナーだが」

カチューシャ「やっとね!ずいぶん長く感じたわ…」

まほ「なんだ? このコーナーが楽しみだったのか?」

カチューシャ「違うわ!みんなが楽しみにしていたのよ!」

カチューシャ「このカチューシャ様に質問できるのよ?」

カチューシャ「みんなこの時間を待ち望んでいたに違いないわ!!」

まほ「うっす」

カチューシャ「反応うっすいわね!」

まほ「おもしろくないぞ」

カチューシャ「かぶせたわけじゃないわよ!!!」


まほ「…さっそく行こうか、一つ目の質問だ」


まほ『 安価下 』

まほ『まほさん、カチューシャさんこんばんは』

まほ・カチューシャ「こんばんは」

まほ『カチューシャさんへの質問です』

まほ『カチューシャさんは驚くくらいに小柄ですが、それでも立派に隊長を務めていて感心します』

まほ『そんなカチューシャさんでも、もしかするとノンナさんやくらーらさんにも負けない体のパーツがあるんじゃないかと思い、メールさせていただきました』

まほ『もしありましたら、教えてくれると嬉しいです』

まほ「とのことだ」

カチューシャ「若干上から目線なのなんなのこいつ?」

まほ「まあまあ」

カチューシャ「いなし方雑すぎでしょ」


カチューシャ「だいたいね、身体のパーツって、本人に言わせるとかやめて!」

カチューシャ「ただただ恥ずかしいじゃない!!」

まほ「それは答えられる場合だろう」

カチューシャ「どういう意味よ!」

まほ「そもそもノンナやクラーラに負けない部位がないのなら答える必要もないから大丈夫だろう、という意味だ」

カチューシャ「馬鹿正直に返さないでよ!余計みっともないでしょ!」

まほ「…で、あるのか」

カチューシャ「……ぐぬぬ」

 
    ガチャッ!

        バタン!

   ~ ノンナ入場 ~

まほ「!!」

カチューシャ「!!?!???!?!!!?」



ノンナ「同志カチューシャの魅力がわからないなんて、このリスナーの方はきっと目が濁っているのでしょうね」

ノンナ「そうは思いませんか?」

まほ「まて、突然のことにオーバーフローな私に問いをぶつけないでくれ」

ノンナ「いいですか、カチューシャの素晴らしいところはそれこそあげていっては霧がありません」

ノンナ「残り少ない放送時間いっぱい語りつくしたところで三分の一話せたなら上出来なほどなのです」

ノンナ「次このような舐めたお便りを送ってきたならば…」

まほ「……」ゴクリ

ノンナ「まほさんも」

まほ「はい」

ノンナ「あまりご冗談が過ぎるようではいけませんよ」

まほ「肝に銘じておきます」

ノンナ「放送中に失礼しました」

ノンナ「では」ニコッ

    ガチャ

  ノンナ「とりあえずスタッフの方は先ほどのお便りを送ってきた方の住所と電話番号を……」

       バタン!


まほ「……」

カチューシャ「………」


まほ「おい」

カチューシャ「……」

まほ「メモを片手にどこかに行ってしまったぞ」

カチューシャ「か、カチューシャは悪くないわ!!」

まほ「カチューシャさえどん引いてるじゃないか」

カチューシャ「こ、怖かったわ…(小声)」

まほ「よしよし」



まほ「しかしアレは本当にダメだろう」

まほ「地上波に乗せてはいけない声色をしていた」

カチューシャ「いつもと変わらない口調のはずなのに隠しきれないさっきを感じたわ…」

カチューシャ「つ、次の質問へ行きましょう!?」

まほ「そ、そうだな」

まほ「これ以上尾が引くとリスナーの方にも深い恐怖を残すことになってしまう」

まほ「さて、次の質問だ」

まほ『 安価下 』


まほ『こんばんは!カチューシャさんに質問というか、お願いがあります!』

まほ『せっかくのラジオということで、普段いつも一緒にいるノンナさんに向かって普段であれば面と向かっては絶対いえないようなことを言ってください!』

まほ『きっと聞いているとは思いますが、いい機会だと思うのでぜひお願いします!!』

まほ「…とのことだ」

カチューシャ「今いないからいいけど、さっきまでいたからね!」

まほ「スタッフもなかなかに綱渡りだな」フフン

カチューシャ「なんで誇らしげなのよ…」

カチューシャ「それにさっきのノンナ見た後だと、これ結構勇気いるわよ?」

まほ「大丈夫だ、カチューシャを貶めることでなければノンナは決して怒らない」

カチューシャ「なにそれ、ちょっと怖い…」

まほ「いい機会じゃないか、何かないのか」

カチューシャ「そ、そうね」

カチューシャ「じゃあ…」

カチューシャ『 安価下 』


カチューシャ「いつもいつも私の手足として従順に忠実に働いてくれて感謝してるわ。」

カチューシャ「だけどもっとこう、固く接するんじゃなくてノンナのしたい事を私にお願いして欲しいわね」

まほ「……」

まほ「ふむ」

カチューシャ「な、なによ!」

まほ「どういじってやったものだろうと思っていたのだが…」

カチューシャ「思考パターンが人としてどうなのってレベルだわ」

まほ「なんとまじめな言葉だ」

カチューシャ「そもそもいままでさんざん叫び倒してた状況がおかしいのよ」

まほ「もっとこう…」

まほ「『身長半分わたしなさいよ!』とか」

カチューシャ「え?」

まほ「『おっぱいおっきいからって調子に乗ってんじゃないわよ!』みたいな」

カチューシャ「ん?」

まほ「そういう文句系で来るのかなあと」

カチューシャ「は?」

まほ「こらこら、素の感じの声が出てるぞ」

カチューシャ「ノンナには感謝しこそしても、文句なんかないわ!」

カチューシャ「大体何よその中学生男子のやり取りみたいな程度の低さ!」

まほ「カチューシャの一番気にしているところかと」

カチューシャ「たとえそうであっても言わない優しさ!」

カチューシャ「ほしい!!!」

まほ「気を遣いあうだけが友達じゃないだろう」

カチューシャ「何でも言えばいいってもんでもないわよ!?



まほ「さて、そろそろ最後のお便りだろうか」

カチューシャ「な、長かったわね…」

まほ「そうか?私にはあっという間に感じたが」

カチューシャ「楽しそうなのは伝わってきたわ…」

まほ「ラジオというものはいいな!」

まほ「心に翼が生えたようだ」

カチューシャ「ゲストは総じて疲労感に沈められていくのね…」

まほ「!!」

まほ「これがエネルギー保存の法則というわけだな」

カチューシャ「エントロピーも増大してるわね…」

カチューシャ「もうこれどうやって収拾つけるのよ…」

まほ「だから最後のお便りと言っているだろう」

カチューシャ「わかったわ、いきましょ…」

まほ『 安価下 』

まほ「!!」

カチューシャ「?」

カチューシャ「どうしたのよ」

まほ「…熊本県にお住いの、全人類ボコボコ作戦です!さんからだ」

カチューシャ「!!」

まほ「クソバ…あの野郎また送ってきたな」

カチューシャ「クソババアこらえたんだから直しなさいよ!」

まほ「しっかりと熊本県に直しているあたりが腹が立つ」

カチューシャ「いいがかり」

まほ「まあいい読むぞ」

まほ『こんばんは、早速ですが質問です』

まほ『まほについてなのですが、コミュ障なきらいがあります』

カチューシャ「ンフッ」

まほ「……」

まほ『現在も黒森峰の隊長、そして将来的には西住流を背負っていく身としては、少し心配です』

まほ『どんな所を直せばより良くなるか、カチューシャ様からありがたい助言をぶつけてやってください』

まほ「やかましいわ」

カチューシャ(なんで関西弁)プッ…クク

まほ「わらっとんちゃうでほんまに」

カチューシャ「だって…ぷっ、家元が…プハッ、だめよ…!!!」

まほ「ちょっと言葉が足りないといわれることはあるが、断じてコミュ障ではない!」クワッ!


まほ「…まあ、一応は質問だから答えてくれ」

まほ「はやく!!」

カチューシャ「ノータイムでせかさないでよ」

まほ「こういうのもか!」

まほ「こういうところもコミュ障だというのか!!!」

まほ「なんでだ!!」

カチューシャ「何も言ってないわよ!!」

カチューシャ「たまに暴走する被害妄想なんとかしなさいよ!!」

カチューシャ「そういうところよ!!」

まほ「わかんない!!どこ!!」

カチューシャ「そういうところよ!!!!」

カチューシャ「…いった落ち着きなさい」

カチューシャ「口調が若干怪しいわ」

まほ「くっ…」


カチューシャ「だいたい、言葉が足りない自覚ありないなら直していきなさいよ」

カチューシャ「凛々しい顔の人が口数少なくしてたらそれだけでちょっと話しかけずらいのよ」

まほ「正論じゃないか!」

カチューシャ「私はこの三十分正論しか話していないつもりよ!」

カチューシャ「このラジオみたいな勢いを普段から持つことね」

カチューシャ「っていうか、いままではそれでなんとかなってたの?」

まほ「エリカが何とかしてくれていた」

カチューシャ「心労察するわ」

まほ「…カチューシャは私がラジオの勢いのまま外で接しても引かないか?」

カチューシャ「………もちろんよ」

まほ「あああぁっぁぁぁあぁぁっぁああぁあぁ…」

カチューシャ「ほ、ほんとよ!」

カチューシャ「しばらくすればそういうものなんだと思うようになるわ!」

まほ「それは慣れじゃないか…」

カチューシャ「慣れだっていいじゃない!ね?」

まほ「…それなら今までの私に慣れてるならそれでいいんじゃないのか?」

カチューシャ「あ」

まほ「あああぁあぁぁあぁぁぁぁあああぁあぁぁぁああぁ……」

カチューシャ「しょ、初対面の人とか接しやすいほうがいいじゃない!」

まほ「うぅ…」

まほ「そうだろうか?」

カチューシャ「そうよ!」

まほ「じゃあちょっと頑張るようにする…」

カチューシャ「そうしなさい…」

カチューシャ(マホーシャが子供みたいになってる…)


まほ「…さて、少々取り乱したな」

カチューシャ(少々…?)

まほ「そろそろいい時間だ、締めに入るとしよう」

まほ「ラジオ、どうだった?」

カチューシャ「なかなかにカロリーを使うね…」

まほ「たしかに、全国放送だし緊張もするからな」

カチューシャ「マホーシャのせいよ!!」

カチューシャ「声枯れちゃうかと思ったわ…」

まほ「ずっと叫んでいるからだろう」

カチューシャ「ずっと叫ばされているからよ!!」

カチューシャ「このやり取り二回目よ!」

カチューシャ「学習して!!!」

まほ「?」

まほ「何はともあれ私は今週も楽しかった」

カチューシャ「それはよかったわ……」

まほ「?」

カチューシャ「……」

まほ「………」

カチューシャ「早く締めてなさいよ!」

♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さてさて」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」

カチューシャ「戦車の話ほんとうになかったわね…」

まほ「カチューシャ、今台本読んでるから、ほんとに」

カチューシャ「…もうつっこまないわよ」

まほ「では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

エリカ「プラウダ高校隊長、カチューシャでした」


まほ・エリカ「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)

訂正

♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さてさて」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」

カチューシャ「戦車の話ほんとうになかったわね…」

まほ「カチューシャ、今台本読んでるから、ほんとに」

カチューシャ「…もうつっこまないわよ」

まほ「では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

カチューシャ「プラウダ高校隊長、カチューシャでした」


まほ・カチューシャ「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)


最後の文章をコピー&ペーストしているのがばれてしまいました…

今回はここまでにさせていただきます

分量が前回に比べ大幅に増えてしまい申し訳ありません…

深夜に乱文お付き合いくださりありがとうございました


次回のゲストの安価とお便りの安価だけ置いておきます

ゲストは連続での重複は避けてください

あと、書いている中で気づいたのですがお便りについては県名とラジオネームがあると助かります

それぞれ過去に出たラジオネームから使っていただいても大丈夫ですし、原作のキャラクターを連想させるものでも構いません

長くなりました、では以下よりお願いします

安価下1  次回ゲスト
安価下2  ふつおたのお便り1
安価下3  ふつおたのお便り2

第三回

パーソナリティ 西住まほ
三回 ゲスト  ケイ

 

今回は書き溜めなしなのでゆっくり更新していきます

ケイめっちゃ難しいので安価多めになるかもしれません

よろしくお願いします…


 ♪~(なんかそれっぽい音楽)

まほ「全国の戦車道ファンのみなさん、こんばんは。西住流公認ラジオ、『西住まほのラジオ道』の時間です」

まほ「この番組は、戦車鵜を愛するすべての人と共にこれからの戦車道を盛り上げていくため、わたくし西住まほが戦車道の素晴らしさを改めて発信していく番組となっております」

まほ「なんとか無事放送までこぎつけることができました」

まほ「今回も皆さんに楽しんでいただけるようつたないながらも努力しますので、どうぞお付き合いください」

まほ「はい、オープニングはいりまーす」

 ♪~


まほ「では改めて、この番組のパーソナリティ西住まほだ」

まほ「今週も先週に引き続き、他校からのゲストを呼んでいる」

まほ「正直今までの放送のようにはいかないんじゃないかと不安だが…」

まほ「ともかく、紹介しよう」

まほ「戦車道選択生徒数日本一、その全隊員のトップ」

まほ「圧倒的カリスマ、サンダース大付属よりケイ隊長だ」

ケイ「ハロー紹介にもあったようにケイよ!」

ケイ「中々にクレイジーな番組だって聞いてるから楽しみにしてきたのよ、よろしくね♪」






まほ「そう、そのことなんだが」

ケイ「?」

まほ「前回、前々回はエリカ、カチューシャと」

まほ「掘り返せば無限にネタがわいてくる源泉のような二人だったからこそ、あのような雰囲気になっていたんだ」

ケイ「まあ、あの二人は確かにいじりやすさに関しては群を抜いているわね」

まほ「あぁ」

まほ「しかしケイは先ほども言ったようにあの膨大な生徒数のサンダースの隊長として皆から慕われている」

まほ「それだけあって、まったくと言っていいほどに非の打ち所がないんだ」

ケイ「こんなにストレートに褒められちゃったらさすがに照れちゃうわね」

まほ「冗談抜きの真面目なラジオになってしまうかもしれないんだ」

ケイ「……」

ケイ「な、何か問題があるの?」


まほ「……」


まほ「いや、まあ……」


まほ「ないが」


ケイ「そうね、クレイジーなものももちろん大好きだけれど、普通のラジオだってきっと楽しいわ!」

まほ「そうだな」

まほ「それに話していく中で足がかりさえ見つけられればこっちのものだ」

ケイ「あきらめてはいないのね!」

ケイ「そういう姿勢はとてもグッドよ!!」

まほ「そのすべてを肯定してくれる姿勢が私としては困るのだが…」

まほ「まあいい」


まほ「そうだな…」

まほ「戦車道にかかわっているときのケイのことはよく知っているのだが、そういえば普段のケイというものをあまり知らないな」

まほ「そういったあたりを掘り下げていこうか」

ケイ「いいんじゃないかしら!」

まほ「普段ケイは、暇なときとか何をしているんだ?」

ケイ「ワオ!なんだかいかにもラジオって感じの質問ね」

まほ「ラジオだからな」

まほ「私が言うのもなんだが、今までのほうがおかしかったんだ」

ケイ「そうね~」

ケイ「私は特に何もすることがないときは…」

ケイ「『 安価下 』 をしていることが多いわ!」


ケイ「ビリーズブートキャンプをしていることが多いわ!」

まほ「ストイックだな」

ケイ「戦車に乗るんだから、暇な時こそ鍛えなきゃね!!」

まほ「あれを継続して続けられるのはすごいな」

ケイ「やってみたらなかなか楽しいものよ?」

まほ「私はやってみたことはあるのだが…」

ケイ「へぇ!少し意外だわ!!」

まほ「真顔で淡々とやってるうちにいろいろ考えてしまってな…」

ケイ「真顔で淡々とやってたら、それはいろいろ考えちゃうでしょうね…」

ケイ「ああいうのは楽しまないと!!」

ケイ「ビリー教官にしたがって素直に大声を出して楽しむものよ!」

まほ「それに付属の黒いゴムみたいなやつも、気づいたらなくなっていた」

ケイ「あるあるね!」

ケイ「今度一緒にやりもしょうよ!」

ケイ「きっと楽しいわ!!」

まほ「考えておこう」

ケイ「それ断るやつじゃない!」

ケイ「いいわ!今度遊びに行くからそのときやりましょう!」

ケイ「あ、どうせなら黒森峰のみんなともやりましょうよ!」

まほ「!?」

ケイ「きっと楽しいわ!!」

まほ「やめてくれ!」

ケイ「そんなにいやがらなくてもいいいじゃない♪」

まほ「想像してみてくれ!」

まほ「笑顔で筋トレをするケイの周りに、休みの日に体調に呼び出されて集まった隊員が真顔でビリーズブートキャンプをする画だ!」

まほ「地獄絵図じゃないか!!」

ケイ「悲観しすぎよ・・・」


ケイ「そういうマホは普段何をしているの?」

まほ「わたしか?」

ケイ「もちろん!」

ケイ「私も答えたんだから、次はあなたのことが気になるわ!!」

ケイ「聞きたくなるのも当然!」

ケイ「でしょ?」

まほ「まあそういわれればそうだな…」

まほ「まあ言って困ることでもないしな」

まほ「私は普段は『 安価下 』をしているな」


まほ「わたしは普段ツーリングをしているな」

ケイ「ワオ!中々にワイルドね!!」

まほ「そうか?」

ケイ「(バイクで)いろんなところを走り回るわけね!!」

まほ「そうだな」

まほ「(自転車だから)あまり遠くには行けないが、できるだけいろんなところを走るな」

ケイ「やっぱり、走っているときの風と一体化する感じが気持ちいいの?」

まほ「ああ、それもあるが…」

まほ「どちらかというとゆっくり走って、風景を楽しむほうかな」

まほ「いろんなところを見ながら走っていると、普段とは違った物に気が付いたりする」

ケイ「あら、少しおとなしめなのね」

ケイ「でもよそ見運転はあんまり感心しないわよ?」

まほ「もちろん、安全には気を付けているさ」

ケイ「スピードもほどほどにね」

ケイ「私の友達もそれで制限速度破って警察につかまったりした子もいたんだから」

まほ「!?」

まほ「そ、それはすごいな」

ケイ「そうなの!」

ケイ「50kmの道を30kmもオーバーしてたんだから、目も当てられないわね」

まほ「!?!?!?!!!?」

まほ「…サンダースにはいろんな人がいるんだな」

まほ「同じ九州とはいえ、これが長崎と熊本の間に横たわる“差”というわけだ…」

ケイ「まほもスピード違反はだめよ?」

まほ「わたしなんてせいぜい出せて40kmだ…」

ケイ「あら!安全運転じゃない!」

まほ「」!!??!?!!?!?!?!?!??



まほ「……少し惨めな気持ちになってきたよ…」


ケイ「でも、ツーリングが趣味っていうのもおしゃれでいいわね!」

まほ「ケイも何か新しい趣味を始めてみたらどうだ?」

まほ「筋トレもいいが、たまには何か新しいことを試して世界を広げるのもいいだろう」

ケイ「それもそうね!!」

ケイ「う~ん、でもいざ始めるとなると何をしていいかも困るわね」

まほ「そうだな…」

まほ「『 安価下 』 なんかどうだ、面白いかもしれないぞ」


まほ「釣りなんかどうだ?」

まほ「やってみると案外楽しいと聞くぞ」

ケイ「釣り、釣りね~……」

まほ「お、少し釣りをないがしろにしているきらいがあるな」

ケイ「う~ん、やってる人は楽しいんでしょうけど」

ケイ「自分がやりたいかと聞かれると、ちょっとね~……」

まほ「やったことがないうちから敬遠していては始まらないぞ」

ケイ「まあ、その通りなんだけどね…」

ケイ「釣りって、私の性格的にも厳しいんじゃないかしら?」

まほ「そういわれると確かに…」

ケイ「待つだけっていうのもちょっと苦手だし…」

ケイ「どうせするならスポーツをしたいわね」

まほ「それはおかしいぞ!」クワッ!

ケイ「うわっ!びっくりしたわ!」

ケイ「いきなり食いついたわね、釣りだけに♪」

まほ「釣りを否定した上にスポーツをしたいというのは矛盾している!!」

ケイ(ものすごくスルーされちゃったわ)

ケイ「どういうことなの?」


まほ「釣りだってれっきとしたスポーツだ」

ケイ「え~?」

ケイ「それはないんじゃない?」

まほ「アメリカにかぶれているくせにそんなことも知らないのか」ヤレヤレ

ケイ(あ、ちょっとむかつく)

まほ「釣りは世界中でも広くスポーツとして受け入れられている」

まほ「ケイの大好きなアメリカでも『バス・マスター・クラシック』『FLW』といったツアー形式の大会が開催されているくらいだ」

まほ「もちろん、日本でだってバス釣りの大会が開催されたりしている」

まほ「それに、かつて一回だけだがオリンピックの正式種目になったこともあるくらいなんだ!!」

ケイ「!!」

まほ「スポーツじゃないなんて言うのは失言だ、訂正してくれ」

ケイ(そこまではいってないわ)

ケイ「悪かったわ、あなたの好きなものを否定するようなことを言ってしまって…」

まほ「いや別に好きではないぞ」

ケイ「!!?」

まほ「ツーリングと何となく語感が似ていたから言ってみただけだ」

ケイ「なんでそんなに詳しいのかしら……」


まほ「結局どんな趣味を始めるべきかは私では力になれなかったな」

まほ「申し訳ない」

ケイ「いいのいいの!」

ケイ「これからのんびり考えるわ!」

ケイ「それに今は戦車があるから、あんまり趣味にも時間が割けないもの」

まほ「ビリーズブートキャンプもあるしな」

まほ「さて、そろそろお便りのコーナーに行こうか」


あんまり書けていないですが今日はここまでで

お便り一通も読めなくてごめんなさい…


まほ「長崎県にお住いの蟻さんからのお便りだ」

まほ『こんばんは、いつも楽しく聞いています』

まほ『さっそくですが、相談したいことがあります』

まほ『最近思い人のタカ…男性と上手く行っていません。』

まほ『私自身積極的なアピールをしているのですが浮気をされているように感じています』

まほ『お二人は積極的なアピールをする際に心がけていることはありますか?』

まほ「とのことだ」

ケイ「ラジオネームが蟻でタカから始まる男性が好きな長崎県にお住いの女子ねぇ…」

まほ「あぁ、心当たりしかないな」

ケイ「ラジオのお便りで言い間違えるってことは、何かしら伝える意思があってのことよね?」

まほ「あからさまに気付いてほしそうな感じではあるな」

ケイ「だったら遠慮はいらないわね!!」

まほ「…わかったうえでも一応気づいていない体で頼む」

ケイ「積極的なアピールをしているつもりだって書いてあるけどね…」

ケイ「私から言わせればアリサはまだまだアピールが足りないわ!!」

まほ「聞いていたか?」


ケイ「だいたい、浮気をされているような気がしますって…」

ケイ「そもそもまだ告白もしてないじゃない!!」

まほ「そこはとてもプライベートなところだから!」

まほ「全国波に乗ることを少し意識してあげてやってくれ!!」

ケイ「サンダースの副隊長やってるんだからもっと自信もっていきなさい!!」

まほ「聞いていたか!!?」

まほ「個人情報管理ガバガバじゃないか!」

まほ「あと、ちょっとずつエキサイトしているようだが、ラジオ放送として超えてはいけないラインは守るんだぞ」

ケイ「オーケーオーケー」

ケイ「さすがにわかっているわ、大丈夫よ♪」

まほ「本当か?」


ケイ「とにかくアリサ」

まほ「名前はもう隠す気がないな…」

ケイ「押してダメなら押し倒すのよ!!」

ケイ「ガッとヤッて既成事実を作ってしまえばこっちのものよ!!」

まほ「やっぱり聞いてないじゃないか!」

まほ「ちょっとでいいから耳を傾けてくれ!」

ケイ「ちょっと[ピーーー]を[ピーーー]で[ピーーー]すれば男なんてイチコロよ!」

まほ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……」


ケイ「ちょっとマホ?どうしちゃったのよ?」

まほ「100%こっちのセリフだ!」

まほ「『大丈夫よ♪』じゃないんだが!」

ケイ「あんまり似てないわ…」

まほ「そこはそんなに大事じゃない!」

まほ「自分の世界に入り込みすぎだ!」

まほ「少しは落ち着いてくれ…」

ケイ「ウープス…」

ケイ「ソーリー、ちょっと自分の世界に入り込みすぎたわ…」

まほ(ちょっと…?)

ケイ「まあいいわ」

ケイ「いつだって相談には乗るから、なにかあったらすぐ私に言うのよ」

まほ「絶対にやめておいたほうがいい(小声)」

ケイ「頃合いね!」

ケイ「次のお便りに行きましょう!」

まほ「…あぁ」



まほ「茨城県にお住いのユーカリさんからのお便りだ」

まほ『まほさん、ケイさんこんばんは』

まほ・ケイ「こんがんは」

まほ『いつも楽しく拝聴しております。』

まほ『試合や取材でのまほさんと違う姿が印象的で、このラジオが一週間で二番か三番の楽しみであります。』

まほ『ちなみに一番の楽しみは戦車道の授業です。お二人は週に一度の楽しみ等はありますか?』


まほ「とのことだ」

ケイ「絶妙な加減で高圧的ね」

まほ「あぁ、かなり丁寧かつ低姿勢なように見えて巧妙に挑発的だ」

ケイ「しかも見て…」

まほ「?」

ケイ「一番が戦車道の練習なのは番組的に否定するわけにはいかないわ」

まほ「番組的にはな」

ケイ「でも…」


ケイ「このラジオ、順位付けでは二番か三番目なのよ」


まほ「!!」

まほ「これではこのラジオの地位はほかの楽しみと同程度…」

ケイ「そう、さらに言えば…」

まほ「週によっては三番目に甘んずることにすらなるのか…」

ケイ「ザッツライト…」

まほ(真面目な顔の『ザッツライト』ちょっと面白い)


ケイ「この子戦車道やっているのよね…」

まほ「お便りを見るようでは、どうやらそのようだな」


ケイ「茨城…戦車道……ユーカリ…忠犬…」

まほ「忠犬なんて文言どこにもないぞ」

まほ「お前には何が見えているんだ?」


ケイ「それにこの特徴的な言葉遣いと天然パーマ…」

まほ「文字の羅列から容姿を見出すんじゃない」

まほ「どんな特技だ」

ケイ「分かったわ!!」

まほ「いや分かっていただろう…」

ケイ「全国波に乗るから、名前は伏せてあげるわ!」

まほ「アリサ不憫すぎでは?」

ケイ「次の練習試合が楽しみね」ウフフ

まほ「というかお前が根に持ついわれはそんなにないからな」

ケイ「じゃあいいの?」

まほ「いや、存分にやってくれ」


まほ「というか質問に答えよう」

ケイ「質問なんだっけ?」

まほ「マイペース度合いが突き抜け出したな」

まほ「一週間の楽しみだ」

ケイ「オー、そうだったわ!」

ケイ「そうね…」

ケイ「『 安価下 』かしら!」


ケイ「朝昼晩ステーキの日かしら!!」

ケイ「ビリーズブートキャンプの後のステーキは最高ね!」

まほ「筋肉オタクか何かなのか?」

ケイ「失礼ね!」

まほ「昼と夜はまだいいとして…」

まほ「朝にステーキはさすがに頭がおかしい」

まほ「一回自分のおなかに謝ってあげたほうがいいぞ」

ケイ「ぼろくそに言うじゃない…」

ケイ「おなかだってきっと朝からステーキがやってきたら喜ぶに決まってるわ!」

まほ「何を言っているんだ?」

まほ「よし、お前が『胃』だと仮定しよう」

ケイ「尉?」

まほ「胃!おなかの!」

まほ「脳が軍事関係に特化しすぎだ!」

ケイ「そうかしら♪」

まほ「嬉しそうにするんじゃない」


 


まほ「起きたばっかりだ、体内ははそこそこ暖かいから布団の中にいる状態くらいで想像してくれ」

ケイ「うんうん」

まほ「朝ごはんの時間だ」

まほ「まだ体は寝ぼけ眼、朝ごはん食べるために仕方なく働いてやるか、くらいの感じだ」

ケイ「なるほどなるほど」

まほ「そこに脂ぎったステーキだ」

ケイ「!」

まほ「突然の重労働だ!」

まほ「かるいフレークくらいがやってくるかなー?という甘い気持ちに容赦なくひびを入れる!」

まほ「しかもお前の胃は知っているんだ」

まほ『あぁ、今日はこの後も三食ステーキか…』

まほ「さて、」

ケイ「……」

まほ「どんな気持ちだ」


ケイ「素晴らしいじゃない!」


まほ「そんなことだろうと思ったよ!!」

まほ「説明している最中から恐ろしいくらいに笑顔だったからな!」

まほ「しかし、ノータイムの返答は少し響いた・・」

ケイ「まあまあ、無理ができるのは若いうちだけなんだから」

まほ「やっぱり無理っていうのはわかってるんじゃないか!!」


ケイ「マホもやってみればいいわ、朝昼晩好きなもの!」

ケイ「マホの場合カレーね」

まほ「起き抜けにスパイスのドッキリは真剣に健康に害をなしそうだから遠慮しておこう」

ケイ「ぶー」

まほ「ぶーたれてるんじゃない」

ケイ「一回やったらはまるのに…」

まほ「はいはい、じゃあ質問のコーナー行くぞ」

まほ「最初の質問だ」


まほ『 安価下 』


まほ「…あぁ、はい」

ケイ「?」

まほ「熊本県にお住いの、全人類ボコボコ作戦です!さんからだ」

ケイ(苦笑)

まほ「その腹立つ感じのやめろ!」

まほ「お母様も!」

まほ「もはや常連か!!」

ケイ「まっ、まほ……プッ」

ケイ「は、早く…ッ、読み、なさい…ンフッ」

まほ「笑うな!」


まほ「チッ」

まほ『ばんは』

ケイ「ブハッ!」

まほ「……」

ケイ「挨拶が……フッ、雑」


まほ『母に陰口ばかりいう子に罰をあたえるならなにがいいですか?』


まほ「とのことだ」

ケイ「アッハッハッハッハ!」

ケイ「もうダメだわ!」

まほ「……」

ケイ「ヒー!ゆ、許して…プッ」

まほ「まず、陰口ではない」

まほ「全国波だ、ここまで堂々とした物言いも珍しいぞ」

ケイ「…ン、はー……ふぅ」


ケイ「そ、そうね」

ケイ「……プッ」

まほ「しつこいぞ!」クワッ!

ケイ「わーかったわよ、ごめんごめん」

ケイ「朝昼晩とカレーにしたらどうかしら?」

まほ「おい!!!」

ケイ「アッハッハッハッハッハ!」

まほ「冗談でも言ってはいけないことがあるだろう!!」

まほ「あと、あのクソババアたぶん冗談通じないんだからやめろ!!」

ケイ「クソババア」アハハハハハ!

まほ「笑い事じゃないんだぞ!!!」


まほ「明日の朝の食卓にカレーが並んでいたらドラッヘに乗ってぶん殴りに行くからな!」

ケイ「いいじゃない!朝カレー!!」

ケイ「……プッ」

まほ「絶対に殺す!!!」

ケイ「マホ、スマイルスマイル♪」

まほ「スマイル~♪じゃないんだが?」


ケイ「一回お母さんとしっかり話し合ってみればどうかしら?」

ケイ「私、マホとミホのお母さんがこんなに愉快な人だなんて知らなかったわ!」

まほ「…実際のお母様はまともだ」

まほ「とてもこんなお便りを送りそうにない雰囲気を醸し出している」

ケイ「でもお便りだと?」

まほ「どうしようもないくらいに羽目を外してくる」

ケイ「いや~、遺伝ってやつね!」

まほ「は?」

ケイ「また顔が怖いわよ!」

ケイ「スマイルスマイル~♪」

まほ「スマイル~♪じゃないんだが?」


まほ「もういいだろう、さっさと次のお便りに行くぞ」

ケイ「そうね、このくらいにしておきましょう」

まほ「さて次のお便りだ」

まほ『 安価下 』

すいません訂正

まほ「もういいだろう、さっさと次の質問に行くぞ」

ケイ「そうね、このくらいにしておきましょう」

まほ「さて次の質問だ」

まほ『 安価下 』


まほ『こんばんは!』

まほ『私には幼馴染の女の子がいるのですが、朝が弱くてなかなか起きてくれません』

まほ『いつも寝坊する幼なじみを確実に起こすには、どうすれば良いでしょうか』

まほ「とのことだ」

ケイ「もうこれはキスしかないわね」

まほ「あぁ、キスしかない」


まほ「……いやまて」

まほ「あまりにも自信満々な即答で思わずつられてしまった」

まほ「アメリカにいくらかぶれてもその発想はわいてこないだろう、普通」

ケイ「いや、もうこれはキスしかないわ」

まほ「…一応理由を聞こう」

ケイ「まず注目すべきは幼馴染を起こしているという『私』よ」

ケイ「幼馴染は女の子であることから性別関係なくこの状況は中々に非現実的で素敵だわ」

まほ「…は、はあ」

まほ「そういうものか?」

ケイ「そういうものよ」

ケイ「さらに、中々起きないところから見てもその幼馴染は完全に『私』に心を許しているわ」

まほ「まあ、そうかもしれないな」

ケイ「『私』さんはそれでも毎日かいがいしく起こしてあげているわけ」

ケイ「今は九月よ?」

ケイ「四月からずっと起こし続けていたならそれもそれでいいのだけれど」

ケイ「そこまで近くなかった距離が何かのきっかけでまた近くなって」

ケイ「それから起こしに来るようになったならなおいいわ」

ケイ「状況は完ぺきに整ったといっても過言ではないわ!!」

まほ「……」

ケイ「そんな状況で、朝起きない幼馴染にキス…」

まほ「なるほど」

ケイ「そう!」

まほ「びっくりするな」

ケイ「冷静!」

まほ「それは目が覚める、道理だ」

ケイ「ここまでの説明聴いてそれは淡泊すぎじゃない!?」

まほ「恋が走り出すわけだな」

ケイ「一転して詩的!」


まほ「ケイの脳内がわりかしお花畑なことがよく分かった」

ケイ「ホワイ!?」

ケイ「とっても素敵じゃない!」

まほ「アリサへの過激なアドバイスが夢のようだ」

まほ「夢ならいいんだけどな…」

ケイ「とにかく、質問主さんにはキスをお勧めするわ!!」

まほ「私は足つぼマッサージがおすすめだ」

ケイ「ロマンチックな私の提案からの落差!!」

まほ「まあ、相当な恋愛脳でもなければケイのアドバイスでどうこうなるわけがないから大丈夫だろう」

まほ「間違っても『かいがいしく世話を焼いていたのはこの子が大切だったから?』みたいな勘違いをしないように」

まほ「大丈夫だと思うが、大丈夫だと思うが!!」


ケイ「その後進展があったら教えてね!」

まほ「そろそろ現実を見てくれ」

ケイ「ぶー」

ケイ「絶対面白いのに…」


まほ「さて、そろそろ時間だな」

まほ「今回の放送は比較的ラジオっぽかったんじゃないだろうか」

ケイ「比較的ね」

まほ「そこは抜き出さなくていいぞ」

まほ「ケイはやってみてどうだった?」

ケイ「楽しかったわ!」

ケイ「もっと緊張するかと思ったけど、意外と何とかなるものね!」

まほ「あぁ、当初想定していたよりケイがフリーダムだったから少し戸惑ったがな」

まほ「エリカやカチューシャの気持ちが少しわかった」

ケイ「それはグッドね!」

ケイ「人の気持ちを理解できるっていうのはとてもいことだわ!」

まほ「最後になって隊長感を出してきたな」

まほ「ずるい」

ケイ「ぜひまた呼んでよね!!」

まほ「続いていればな」

ケイ「後ろむきね~」

ケイ「ほら笑って?」

ケイ「スマイルスマイル~♪」

まほ「スマイル~♪じゃないんだが?」

ケイ「…そんなに怪しいの?」

まほ「おっと、エンディングの時間だ」

ケイ「ねえってば」

♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さてさて」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」

ケイ「あ、そういう番組だったのね!」

まほ「エンディングはゲストが一回邪魔をしてくるという約束があるのか?」

まほ「台本を読んでいる!!」

ケイ「ソーリーソーリー♪」

まほ「ソーリー♪じゃないんだが」


まほ「…では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

ケイ「サンダース大付属から、ケイでした♪」


まほ・エリカ「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)

またやってしまった

訂正

 ♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さてさて」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」

ケイ「あ、そういう番組だったのね!」

まほ「エンディングはゲストが一回邪魔をしてくるという約束があるのか?」

まほ「台本を読んでいる!!」

ケイ「ソーリーソーリー♪」

まほ「ソーリー♪じゃないんだが」


まほ「…では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

ケイ「サンダース大付属から、ケイでした♪」


まほ・ケイ「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)


いい加減にしたいです、ほんとすいません

今回はここまでで
深夜に乱文失礼しました

次回のゲストの安価とお便りの安価だけ置いておきます

ゲストの連続での重複は避けてください

以下よりお願いします

安価下1  次回ゲスト
安価下2  ふつおたのお便り1
安価下3  ふつおたのお便り2

第四回

パーソナリティ 西住まほ
逸見エリカ
四回 ゲスト  ダージリン


 ♪~(なんかそれっぽい音楽)

まほ「全国の戦車道ファンのみなさん、こんばんは。西住流公認ラジオ、『西住まほのラジオ道』の時間です」

まほ「この番組は、戦車道を愛するすべての人と共にこれからの戦車道を盛り上げていくため、わたくし西住まほが戦車道の素晴らしさを改めて発信していく番組となっております」

まほ「なんだかんだと、四回放送を迎えることができました」

まほ「いつものごとく、つたない番組ですがぜひ最後までお付き合いください」

まほ「はい、オープニングはいりまーす」

 ♪~


まほ「改めて、パーソナリティの西住まほと…」

エリカ「お、おなじく、今回からパーソナリティになりました、逸見エリカです…」

まほ「さて、ゲストの…」

エリカ「ちょっと!」

まほ「?」

エリカ「私に対する説明もっとあったほうがよくないですか!?」

エリカ「私は隊長ほど強くないのでそんなに当たり前の顔をして入っていけません!!」

まほ「ゲストを待たせても悪いだろうに…」ヤレヤレ

まほ「まあいい」

まほ「要はやりやすさの問題だ」

エリカ「あんまり説明になってません!」

まほ「そもそも説明といった説明はない!!」クワッ!

エリカ(こわっ!)

まほ「説明を求めることがナンセンスだ」

まほ「少しは臨機応変に対応しろ」

エリカ「めっちゃ怒られた…」

まほ「もうゲストを紹介していいか?」

エリカ「もういいです…」


まほ「よし!では紹介するぞ!」

まほ「その大局的なまなざしと冷静な指揮は全国随一」

まほ「『いかなる時も優雅』の体現者、聖グロリアーナよりダージリン隊長だ」

ダージリン「みなさんごきげんよう」

ダージリン「紹介にあずかりましたように、聖グロリアーナから来ました、ダージリンと申します」

ダージリン「どうぞよろしく」

まほ「少し紹介が遅れて悪かった」

ダージリン「いえ、かまいませんわ」

ダージリン「今回の一ゲストに過ぎないわたくしよりも今後も出演なさるエリカさんの紹介のほうが大事でしてよ?」

エリカ「若干のとげを感じるわ…」


ダージリン「それにわたくし、今日はこのラジオに出演することができてとてもうれしいの!」

ダージリン「だって、」

ダージリン「エリカさんは みほさんの次に 私の下につきたいとおっしゃてくれたのだもの!」

エリカ「やっぱり根に持っていたんじゃない!!」

ダージリン「根に持つなんて、そんなことはないわ!」

ダージリン「嬉しかったから覚えている、それだけよ」ニコッ

エリカ「……」


ダージリン「……謝罪も結局なかったし」ボソッ


エリカ「怒ってらっしゃる!!」

まほ「まあ確かにあれは良くなかったな」

まほ「エリカ、謝ろう」

エリカ「えぇ…」

エリカ「それに、あれは大体隊長が…」

まほ「人のせいにするのか!!」クワッ!

エリカ「えぇ……」


エリカ「えと、すいませんでした」


ダージリン「…えっ?」

ダージリン「あらごめんなさい、わたくしとしたことがぼーっとしてて聞いていませんでしたわ」

ダージリン「わんすもあ」

エリカ(この格言おばさんが…)ギリッ

まほ「空気読もうエリカ」

まほ「早く謝れ」

エリカ「悪かったわ!これでいいでしょ!!!」

ダージリン「あら、わたくしは怒ってなどいませんのに」

まほ「突然どうしたエリカ」

エリカ「あ゛あ゛腹立つ!!」


ダージリン「もちろん、まほさんとラジオに出られたのもうれしいですわ」

まほ「む、そうか」

まほ「ありがとう」

ダージリン「なんでも、まほさんはわたくしののことを“恥ずかしいやつ”だと認識していらしたんですってね」※>>59参照

ダージリン「自分を顧みるいい機会になったと感謝してますわ」

まほ「それほどでも」

エリカ「隊長それイヤミですよ」

まほ「!!」

まほ「そうなのか!?」

ダージリン「まあ!イヤミだなんて!!」

ダージリン「心外ですわ!!」

まほ「違ったじゃないかエリカ」

まほ「これは良くないぞ、謝ろうエリカ」

エリカ「このことに関しては隊長が怒らなきゃいけないところですからね!?」

まほ「?」

エリカ「分かって!!」


ダージリン「さて、冗談はこのくらいにしておきましょう」

ダージリン「正直まほさんにはそこまで思うところはありませんの」

エリカ「私にはあったんですね…」

まほ「自覚症状なしかエリカ」

まほ「呆れかえって物も言えないな」

エリカ「隊長今日わたしに当たり強くありません?」

まほ「そんなことないぞ?」

まほ「ダージリンはどう思う?」

ダージリン「まったくそんなことありませんわ」

まほ「変な言いがかりはよせエリカ」

まほ「信じられないやつだな」

エリカ「味方がいない…」


まほ「そういえば」

まほ「ダージリンといえば、私たちはほとんどプライベートのことを知らないのだが…」

まほ「今日はそういったところを教えてもらってもいいのだろうか?」

ダージリン「ええ、もちろんよ」

エリカ(やっとそれっぽくなってきたわ…)

ダージリン「もともとあまり聞いてくる人がいなかっただけよ」

ダージリン「秘密にしていることは少ないわ」

エリカ「そうなんですか?」

エリカ「えーと、じゃあ…」

エリカ「日本人ですよね?」

エリカ「なんちゃって…」


ダージリン「秘密よ」


エリカ「…」

まほ「……」

ダージリン「………」

まほ「エリカ、空気を読め」

エリカ「えぇ!?」

エリカ「これわたしが悪いんですか!?」

まほ「秘密は少ないといっている人に、いきなり数少ない秘密にしていることを聞くなんて言語道断だ!!」クワッ!

エリカ「さっきのは大丈夫だと思うじゃないですか!!」

まほ「『なんちゃってね♪』じゃないんだが!!」

エリカ「だから地味に改変してイメージ悪くしないでください!!」


まほ「そんなことを気にしている場合か!」

まほ「ダージリンはいま傷ついているんだぞ!」

エリカ「いや、そんなにダメージが大きいわけが…」

ダージリン「とてもショックじゃん?」

まほ「ほらみろ!」

エリカ「ただの横浜の人じゃない!」

ダージリン「横浜の人がみんな語尾に“じゃん”を付けると思ったら大間違いですわよ?」

まほ「とんでもない偏見だな」

まほ「とりあえず謝ろうエリカ」

エリカ「もう!悪かったですから!」

まほ「まったく…」

エリカ「じゃあ、隊長が何か聞いてください…」

まほ「無難なことを聞けばいいんだ」

まほ「本名は?」

エリカ「ちょっと!」

ダージリン「秘密よ」

エリカ「でしょうね!!」

まほ「おっと、失礼した」

ダージリン「かまわないわ」

エリカ「そんなにあっさり流せるならさっきのもそれでよかったでしょう!?」

まほ「エリカは元気だな…」

ダージリン「若いってうらやましいわね」

エリカ「もう突っ込みませんよ…」


めっちゃ短いですが今日はここまでで

あと、明日明後日と帰省で家族勢ぞろいします
たぶんどんちゃんするので更新難しいです

すいません…


まほ「さて、そろそろお便りのコーナーに移ろうか」

ダージリン「よろしいのでなくて?」

エリカ(帰りたい)

まほ「では一通目だ」

まほ「神奈川県にお住いのショウビさんからだ」

まほ『みなさんこんばんは』

三人「こんばんは」

まほ『わたくしも戦車道をたしなむ身としてこのラジオを毎週楽しみにしています』

まほ『わたくしは偵察部隊として試合中走り回ることが多いのですが、先日の大きな試合で久々に全力で戦車を走らせたせいか最近なんだか少し走り足りません』

まほ『練習などでは限界出力で走ることができないのでもどかしい日々が続いています』

まほ『何かアドバイスなどありましたら是非教えてください』

まほ「とのことだ」

エリカ「このラジオで初めて戦車道関連のアドバイスについてのお便りですね」


まほ「確かに、何も考えずに思い切り戦車動かしたくなる気持ちはわかるな」

ダージリン「まほさんでもそういう時があるのですね」

まほ「私も最近よく実家に88mmを打ち込みたくなる」

エリカ「なにサラッととんでもないこと言ってるんですか!!」

ダージリン「うける」

エリカ「ダージリンさん!?」

エリカ「こちとら笑い事じゃないんです!」

エリカ「熊本テレビに一家内でテロみたいなニュースが流されてはたまらないんです!!」

エリカ「あと口調!」

まほ「それからたまにOG会メンバーを履帯にくくりつけて走り回りたくなる」

エリカ「手口が怖いですって!!」

エリカ「視聴者のみなさんひいちゃうから!」

ダージリン「わかる」

エリカ「ダージリンさん!!?!?」

エリカ「各校の隊長ってそんなにため込んでるんですか!?」

エリカ「あと口調!!!」


まほ「まあ何事も溜め込むのは良くない」

まほ「私もこのラジオを始めるまでは色々とため込んでいてな」

エリカ「ラジオでのハジけかたに納得がいきました」

まほ「ひどいときは延々とボコのぬいぐるみの関節を逆に折って遊んでいた」

エリカ「マジでヤバいじゃないですか!?」

ダージリン「あら? まほさんも?」

エリカ「『も』!?!!?!?!?」

ダージリン「ふと気づくと手元にぼこがあるのよね」ウフフ

まほ「あぁ、ほとんど無意識だから自分でも驚くんだよな」ハハハ

エリカ「闇深すぎるでしょう!」

まほ「ショウビさんにはそうなる前になんとかしなくてはな」

ダージリン「そうね…」

ダージリン「強襲戦車競技なんてどうかしら?」

ダージリン「最近盛んになってきていると聞くわ」

まほ「うーん……」

まほ「厳しい学校なら認めてくれないんじゃないか?」

ダージリン「そもそも非公式の色合いが強いのが強襲戦車競技よ」

ダージリン「たくさんの戦車が持ち出せないならばレース部門なんてのもあったはずよ」

まほ「なるほど、全力で走りたいならこの上ない舞台だな」

エリカ「…隊長たちも今度参加しましょう」

ダージリン「あら、楽しそうなお誘いね」

まほ「エリカもついてきてくれるか?」

エリカ「…もちろんです」

エリカ(いろいろ相談に乗るようにしよう……)


まほ「さて、次のお便りだ」

まほ「こちらも神奈川県、橙礼さんからだ」

まほ『まほさん、ダージリンさん、逸見、こんばんは』

エリカ「なんで私だけ呼び捨てなのよ!」

まほ「逸見、うるさいぞ」

ダージリン「まほさんがお便りを呼んでいるでしょう、逸見」

エリカ「こんな理不尽あります?」

まほ「…『毎週楽しく聞いています』」

エリカ「無視っ!」

ダージリン「逸見」

エリカ(こわっ!)

まほ『先日、尊敬する先輩…まあダージリン様ですが』

ダージリン「!?」

まほ『ダージリン様が自室でドクターペッパーをラッパ飲みしているところを目撃してしまいました』

ダージリン「ちょっと?」

まほ『わたくし気が動転してしまい、ダージリン様が出て行ったのを見計らってとりあえず全力で振っておいたのですが私はどうすればよかったのでしょうか?』

まほ「とのことだ」


エリカ「少なくとも炭酸を全力で振ってはいけなかったわね」

ダージリン「アレあなただったんですね!?」

ダージリン「ペコ…これオレンジペコでしょう!」

ダージリン「あの後大変だったんですよわよ!」

ダージリン「絨毯が水浸し…いえ、ドクペびたしになってしまったんですから!」

ダージリン「片づけに大変難儀しましたのよ!」

まほ「…本人がブチ切れちゃってるから指摘しにくいのだが」

まほ「お前ドクターペッパーとか飲むのか」

ダージリン「……あら」

ダージリン「なんのことでしょう」

エリカ「いやいやいやいや」

エリカ「さすがに、ダージリンさん。それは。」

ダージリン「聖グロリアーナはいかなるときも優雅」

ダージリン「自室でコンソメパンチとドクペを楽しんだりはしないわ」

エリカ「墓穴を掘っていくスタイル」

まほ「なるほど、聖グロ生もいろいろと抱えているのか」

エリカ「隊長の尺度で見ないでくださいね」


ダージリン「そもそも、気が動転しているからドクペを振るってなんなんのですか?」

ダージリン「そっとしておけばいいでしょう!」

まほ「ダージリンが出て行ったのを『見計らって』いるからな」

エリカ「計画的犯行に違いはないわね」

ダージリン「これは教育の必要がありそうね…」

まほ「普段紅茶をたしなんでいる尊敬する先輩がドクペをラッパしていたらそれは驚くだろう」

まほ「多少のお茶目は許してやれ」

ダージリン「多少?」

ダージリン「絨毯一枚ドゥルドゥルになってしまったのだけど?」

エリカ「まあまあ」

ダージリン「逸見?適当にいなそうとしないでくださる?」

まほ「空気を読め、逸見」

エリカ「一貫して私はサンドバッグなんですね…」


まほ「まあこのあたりでいいだろう」

まほ「そろそろ質問のコーナーに行くとするか」

ダージリン「燈礼さんとやらは次会ったとき覚悟しておいてくださいね」

ダージリン「こめかみをどつきます」

エリカ「ダージリンさん、キャラぶれてますから」

まほ「さて、はじめの質問だ」

まほ『 安価下 』


すいません、相変わらず短いですが今日はここまでで

このレスは安価に含めません、よろしくお願いします

生後三か月の甥が可愛すぎるのですが次に会えるのは年末です
辛すぎて夜も七時間しか寝れないので今日はもう寝ますね…


まほ「……チッ」

ダージリン「?」

エリカ「あっ…」

まほ「…熊本県にお住いの全人類ボコボコ作戦です!さんからだ」

ダージリン「あら」

エリカ「こんなことやってるからアハトアハトを打ち込みたいとか言われるんですよ」

まほ『お三方こんばんは』

まほ「二度と送らないでくれ」

エリカ「隊長、とりあえず読み切ってください」

まほ『私には娘が二人いるのですが、次女とはとある一件で疎遠になっていました』

まほ『しかし、最近になってまた連絡を取り合えるようになりようやく和解できたのかなと思っています』

エリカ「長女のほうの心は離れかかっていますけどね」

まほ『いつも冷静なダージリンさんですが、誰かと仲違いや喧嘩などしたりすることはあるのでしょうか?』

まほ『是非お聞かせください』

まほ「とのことだ」

まほ「これっきり二度と送ってこないでくれ」

エリカ「家元マジでおねがいします」

エリカ「西住流のイメージとかいろいろありますから」


ダージリン「みほさん、実家の方と和解で来ていたのですね」

まほ「あぁ、そもそもうるさく言っていたのもあのクソババアだけだからな」

エリカ「隊長、前回から遠慮がなくなっちゃってますけど一応ぼかして」

まほ「夏休みに一度こっそり帰ってはいたのだが、先日また改めて帰ってきてオニババアとも会っていた」

エリカ「きいてます?」

ダージリン「お母様と仲がよろしいのね」

まほ「は?」

エリカ「隊長抑えて」

ダージリン「そうね…」

ダージリン「喧嘩っていうのはあまりした記憶がないわ」

ダージリン「とりあえず次にペコと会ったらこめかみを殴るくらいかしら」

ダージリン「これも喧嘩ではありませんしね」フフ

エリカ「笑いながら言うことじゃないですからね!」


エリカ「仲違いなんかもないんですか?」

ダージリン「仲違いねぇ…」

まほ「そんなもの知ってなんになるんだ」

まほ「エリカは本当に性根が腐っているな」

エリカ「質問が来たから聞いてるんですよ!!」

エリカ「文句なら家元に言ってください!」

まほ「毎週言っている」

エリカ「すいません」

ダージリン「ノータイムで謝罪したわね…」


ダージリン「そういえば」

ダージリン「昔、アッサムがわかりにくいジョークを披露した時」

ダージリン「周りのみんながわかっていなさそうだから解説をしてあげたことがあるのよ」

まほ「むごい」

ダージリン「しっかり感想までつけてあげたのに」

エリカ「とどめ」

ダージリン「それからしばらくアッサムが口をきいてくれなくなったわね…」

ダージリン「原因はわからないのだけど、これも仲違いと言えなくもないんじゃないかしら」

まほ「…そういうことしているから友達が少ないんだぞ」

ダージリン「あ?」

まほ「は?」

エリカ「喧嘩しないでくださいよ!?」


エリカ「次の質問行きましょう?」

エリカ「ね?」

まほ「なに勝手に仕切っているんだ」

ダージリン「そういうの一番やってはいけないわよ」

エリカ「しわ寄せが全部私に来るシステムやめません?」

まほ「チッ…」

エリカ「ガチめの舌打ちやめてください!」

ダージリン「はぁ…」

エリカ「本気であきれたときのため息やめてください!!」

まほ「まあいいだろう」

ダージリン「しょうがないわね」

エリカ(早く帰りたい)

まほ「次の質問だ」

まほ『 安価下 』


まほ『こんばんは!!』

ダージリン「元気ね」

まほ『早速ですが、高校の時に高校デビューを狙ってかワニを語尾につける女性がいましたがどう思いますか?』

ダージリン「何とも対応に困る人ね…」

まほ「可愛いと思うワニ」

エリカ「!?」

ダージリン「まあ、一理あるワニ」

エリカ「!!?!?」

まほ「ワニワニ、ワニ?」

ダージリン「ワニ。ワニワニワニ」

エリカ「もはや語尾シャなくなってるじゃないですか!!」

まほ「エリカはどう思うワニ?」

エリカ「えっ」

ダージリン「とってもかわいいワニ」

エリカ「えっ、えっ?」

ダージリン「空気読むワニ」

まほ「ノリが悪いやつは嫌いワニ」

エリカ「……」

エリカ「か、可愛いと思うワニ…」

まほ「うわっ」

ダージリン「ありえないわね」

エリカ「知ってた」


まほ「これ以上は取り返しがつかないぞエリカ」

ダージリン「語尾に何かつけている時点でお察しよ」

ダージリン「それがよりによってワニ…」

ダージリン「正気?」

エリカ「うるっさいですよ!」

まほ「気を落とすことないワニ」クスッ

ダージリン「そうそう、きっとエリカさんの中では可愛いワニ」プッ

エリカ「紅茶の名前名乗ってる人に言われたくないですよ!!」

ダージリン「は?」

まほ「あ?」

エリカ「なんで隊長までキレてるんですか!?」

ダージリン「聞き捨てならないわね」

ダージリン「このハンバーグ風情が」

エリカ「口悪っ!」

まほ「このハンバーグ風情が!」

エリカ「だからなんでまほさんまでキレてるんですか!?」

エリカ「しかも文言一緒!」

エリカ「繰り返さなくたって聞こえてますから!!」

ダージリン「エリカさんにも一度教育が必要ね」

ダージリン「そうね、本当に語尾をワニにしてもらおうかしら?」

ダージリン「『可愛いと思うワニ』って言っていたものね」

エリカ「いやですよ気持ち悪い!!」

まほ「すがすがしいまでの全否定だな」


まほ「さて、そろそろ時間か」

ダージリン「あら、もうそんな時間なのね」

エリカ(やっとね…)

まほ「どうだろうか、楽しんで貰えたならよいのだが…」

ダージリン「えぇ、楽しかったわ」

エリカ「そりゃまあ明確なサンドバッグがありましたからね…」

ダージリン「また来たいわね」

エリカ「今度はお二人でお願いしますね…」グッタリ

まほ「そういえば全編通して一度も格言を言わなかったな」

まほ「格言おばけとして通ってるんだしそれもどうなんだ?」

ダージリン「少し初耳の通り名が聞こえたのだけど…」

ダージリン「そうね、最後にこんな格言をしってる?」

エリカ「存じ上げません」

ダージリン「!?」

ダージリン「び、びっくりしたわ」

ダージリン「予想外のところからパンチが来たわね…」

ダージリン「さっきまでのぐったりエリカさんはどうしたのかしら…」

エリカ「頃合いかと」

ダージリン(この子ちょっと怖いわね…)

まほ「では、エンディングだ」

ダージリン「ちょっ」


 ♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さて、本当に締めるぞ」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」

ダージリン「結局格言いえなかったわ」

エリカ「誰一人として待っていませんし、いいんじゃないですか?」

ダージリン「…あなた結構言うわね」

まほ「台本呼んでるから!!!」

まほ「静かにしてくれ」

エリカ「ばちギレてんじゃないですか…」


まほ「…では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

エリカ「同じく副隊長、逸見エリカと」

ダージリン「聖グロリアーナよりダージリンでした」


三人「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)


今日はここまでで!
深夜に乱文失礼しました!!

コピペをミスんなかったのでうれしい!

すいません忘れてました!

次回のゲストの安価とお便りの安価だけ置いておきますね

ゲストの連続での重複は避けてください

以下よりお願いします

安価下1  次回ゲスト
安価下2  ふつおたのお便り1
安価下3  ふつおたのお便り2


ほんのちょこっとだけ更新します


第五回

パーソナリティ 西住まほ
        逸見エリカ
五回 ゲスト  ミカ


 ♪~(なんかそれっぽい音楽)

まほ「全国の戦車道ファンのみなさん、こんばんは。西住流公認ラジオ、『西住まほのラジオ道』の時間です」

まほ「この番組は、戦車道を愛するすべての人と共にこれからの戦車道を盛り上げていくため、わたくし西住まほが戦車道の素晴らしさを改めて発信していく番組となっております」

まほ「なんと五回放送」

まほ「ちょっとキリがいいですね」

まほ「なんだかあっという間のように感じます」

まほ「ではでは始めていきたいと思います、今回もぜひ最後までお付き合いください」

まほ「はい、オープニングはいりまーす」

 ♪~


まほ「改めて、この番組のパーソナリティの西住まほだ」

エリカ「同じく、逸見エリカです」

まほ「さて、早速ゲストをしょい介していきたいのだが…」

エリカ「?」

まほ「全体的にプルプル震えているようだが大丈夫か」

???「…」ホポロローン♪

まほ「……ん?いいのか?」

まほ「わ、わからないぞ…」

エリカ「しきりにうなずいているので大丈夫かなと…」

まほ「…まあいい」

まほ「先日の大学選抜戦ではたった一輌で三輌のパーシングを破った」

まほ「圧巻の大立ち回りを見せてくれた、謎多き継続高校よりミカ隊長だ」

ミカ「よろしく」ポロローン♪


まほ「…」

エリカ「……」

ミカ「………」ポポロッ

まほ「…ほんとに大丈夫か?」

まほ「カンテレを爪弾く手がプルプルしているぞ」

ミカ「親交の深くない人と会話するには、相応な時間が必要だと思わないかい?」

まほ「なるほど、人見知りさんなわけだな」

エリカ「ちょっとはオブラートに包んであげてください」

まほ「このままずっと硬いままなのもいけないな…」

エリカ「まあ今までのゲストが砕けすぎてただけな気もしますけどね」

まほ「そうだな…」

まほ「思いつかん、エリカ何か面白い話をしてくれ」

エリカ「どんなムチャぶりですか!」

エリカ「ちょっと考えて思いつかなかったものを私に回してこないでくださいよ!」

まほ「うるさいぞエリカ!」

まほ「ミカが怖がっているだろう!!」クワッ!

エリカ「言動と行動の不一致がはなはだしいですよ!」

エリカ「ミカさんこんなに震えちゃってるじゃないですか!」

ミカ「…」ポロ ポロロ…

まほ「ああ!カンテレの音色が寂しげだ!」

まほ「おいエリカ!!」

エリカ「半分は隊長のせいですからね!」

エリカ(まあ半分は私だけど)


エリカ「とりあえず落ち着いて話をしましょう」

まほ「そうだな」

まほ「落ち着いたか?」

ミカ「…」ポロ

まほ「このラジオは普段聞いてはくれているのか?」

ミカ「…」ポロロン♪

まほ「なるほど」

エリカ「いやいやいやいや」

エリカ「成り立ってる風に見えて全然意味わかんないですから!」

ミカ「…」ポロッ?

エリカ「最後の音を上げて不思議に思った感を演出しないで!」

エリカ「しゃべってくださいよ!」

まほ「まあまあ」

まほ「初めはこんなものだろう」

まほ「少しづつ馴らしていけばいい」

エリカ「そんな動物みたいに…」


まほ「第一回から聞いてくれているのか?」

ミカ「…」ポロンッ!

まほ「それはうれしいな」

まほ「ありがとう」

ミカ「…」ポロローン♪

エリカ「何となく通じてるのがすごい…」

ミカ「…」ポロン ポロポローン ポロローン♪ ポロッ!

まほ「あぁ、あの時のエリカは面白かったな」

エリカ「!!?」

ミカ「…」ポロロン ポロロン ポロポロロッ!

まほ「それは言いえて妙だな」ハハハ

エリカ「怖い怖い怖い怖い!!」

エリカ「隊長何が聞こえてるんですか!?」

まほ「エリカはまだカンテレの声が聞こえないのか?」

エリカ「順応性高すぎでしょう!!」

エリカ「何ですかカンテレの声って!」

まほ「これでも黒森峰の隊長だからな」

ミカ「…」ポロロン!

エリカ「絶対関係ないでしょ!」

まほ「なにも口をそろえて言わなくたっていいじゃないか…」

エリカ「片方はカンテレがなってるだけですよ!!」


まほ「まったくキャンキャンキャンキャンと…」

まほ「せっかくミカが心を開きつつあるんだ」

まほ「いい加減空気を読むことを覚えてくれ」ヤレヤレ

ミカ「…」ポロロン?

エリカ「いや、こっちみられても私にはわかりませんって」

まほ「…はぁ、しょうがない」

まほ「ミカ、しゃべってやってくれ」

ミカ「仕方ないね」ポロン

エリカ「あ、もう大丈夫なのね…」

ミカ「あぁ」

ミカ「西住さんはいい人だ」ポロローン♪

エリカ(…私は?)

まほ「エリカは?」

エリカ「!」ビクッ

ミカ「…」

ミカ「……」ポロローン

まほ「エリカ、これが空気を読むということだ」

エリカ「ほとんど言ってるのと同じじゃないですか!!」

ミカ「ちょっと声が大きいのが怖い…」

まほ「よーしよしよし」

まほ「こわくないぞー、大丈夫だからなー」

エリカ「そんな動物みたいに…」


すいません今日はここまでで…


ごめんなさい今日も更新ありません…


まほ「少し落ち着いたか?」

ミカ「ああ、ありがとう…」

まほ「さて、いかんせんミカはわからないことだらけだ」

まほ「いろいろ訊いていきたいのだが大丈夫だろうか?」

ミカ「もちろん」

ミカ「答えられる範囲であればできる限り答えるようにするよ」ポロン

まほ「ミカは私生活ではどんなことをしているんだ?」

まほ「全く想像できないのだが…」

ミカ「何か特定のことをする、というのはないかな」

ミカ「何かを決める、ということは何かに縛られるということだからね」

ミカ「風の吹くまま、気の赴くままに思いついたことを行動に移しているのさ」ポロロン

エリカ(カンテレはドヤ顔的役割でもあるのね)

まほ「なるほど」

エリカ「ちなみに、最近だとどんなことをしましたか?」

ミカ「…」

ミカ「……に、西住さん」

まほ「エリカ、まだミカはエリカのことがちょっと怖いみたいだ」

まほ「質問はもうちょっと馴らしてからにしてくれ」

エリカ「えー…」


まほ「時に、そんな中でも戦車道は続けているんだな」

ミカ「そうだね」

ミカ「戦車道には人生に大切なすべてのことが詰まっているんだよ」

ミカ「続けることそのものに大きな意味があるのさ」

まほ「人生に大切なすべてのことが詰まっている、か…」

エリカ「いい言葉ですね…」

ミカ「そ、そうかい…?」ポロロー

エリカ(あ、ちょっと照れた)

まほ「そういえば、そのカンテレもずっと続けているのか?」

ミカ「ああ」

ミカ「これは私の相棒だからね」

ミカ「風を感じ、景観を楽しむ」

ミカ「その時々の感情をカンテレの音色にのせれば世界がまた広がりを見せるのさ」ポロン

まほ(………?)

エリカ「綺麗な音色ですね」

ミカ「ほ、本当かい?」

ミカ「ありがとう」ニコッ

まほ「どうやらうまく取り入ったようだな、エリカ」

エリカ「言い方もう少し何とかなりません?」


まほ「しかし、楽器はカンテレでなければいけないのか?」

ミカ「そんなことはないよ」

ミカ「音楽は確かに世界に新たな色を与えてくれる」

ミカ「その音楽は本当になんだっていいんだ」

ミカ「十人いれば十人の音の色がそこにはあるのさ」

まほ(……………??)

ミカ「私がカンテレを弾いているのは、私にとっての音の色がカンテレだった」

ミカ「ただそれだけが理由さ」ポロロ~ン

まほ「ちょっと何言ってるかわからないな」

ミカ「え!?」

エリカ「ちょっと」

まほ「なんか急に饒舌になるからびっくりしたのもあるが」

まほ「めちゃくちゃしゃべるじゃないか」

エリカ「いやまあラジオですからね!」

まほ「とはいってもさっきまでと全然違うものだから少し驚いてしまった」

エリカ「ちょっとずつ心を開いてくれていたんですよ!」

ミカ「…」ポロン…

エリカ「ああ!隊長のせいでまたミカさんがシュンとしちゃったじゃないですか!!」

エリカ「ごめんなさいミカさん、全然問題ありませんからね?」


ミカ「やっぱり私の話って分かりにくいんかな…」

ミカ「アキとかミッコもたまによくわからん顔するし」

ミカ「そんなこといったって、私はこんな感じでしかしゃべられへんし…」

エリカ「お国の言葉出ちゃってますよ!」

まほ(その感じでしゃべればいいのでは?)

ミカ「もう!隊長のせいですからね!!」

まほ「そうだな」

エリカ「全面的同意だけがほしいわけではないんですよ!」

ミカ「…」ポローン…

エリカ「ああ!!」

エリカ「大丈夫ですよー、ミカさんはそのままでいいですからねー」

まほ「そんな子供みたいに…」


まほ「…落ち着いたか?」

エリカ「この質問も今日で三回目ですからね」

まほ「エリカがすぐにミカをいじめるから…」

エリカ「直近のは隊長でしょうが!」

まほ「それはさておき、大丈夫か?」

ミカ「……」ポロ

まほ「かなりよわよわしいな…」

まほ「これはエリカのせいだな」

エリカ「せめて原因を添えてください」

まほ「まあ大丈夫だろう」

ミカ「!!」

エリカ「序盤の過保護さどこにいっちゃったんですか!?」

エリカ「ミカさんの目がこの上なくおどろきに見開いてますよ!!?」

まほ「うるさいぞ」

エリカ「すべてを封じ込めるタイプの注意」

まほ「さて、お便りのコーナーだ」

エリカ「強行突破にしてもすがすがしいわ…」

ミカ「…」ポロッ

エリカ「…元気出してください」


まほ「東京都にお住いのちよきちさんからのお便りだ」

まほ『みなさんこんばんは』

まほ・エリカ「こんばんは」

ミカ「こんばんは」ポローン

まほ『いつも楽しく拝聴しております』

まほ『さっそくなのですが、最近、腐れ縁というかライバルに『娘に嫌われたかもしれないどうしよう』となきつかれこまってます』

まほ『いろいろと心当たりはあるのですが、本人はどうやら気づいていないようです』

まほ『いったいどうしたらいいでしょうか?』

まほ「とのことだ」

ミカ「…心当たりがあるなら言えばいいんじゃないかい?」

まほ「それは確かにそうなんだが…」

エリカ「言っても自覚がないなら効果は薄いかもしれない、ということですよね」

まほ「嫌われたかもしれないと思うなら娘の言うことに耳を傾けてやったらどうだ」

まほ「おおかた適当に聞き流したりして内容を重くとらえていないのだろう」ケッ

ミカ「…西住さんが突然吐き捨てるような口調になっているが」

エリカ「たぶん家元と重ねているんでしょう…」

ミカ「あぁ…」

まほ「そんなことやっているから娘から嫌われるんだ!」

まほ「だいたいあのオニババあこの間のラジオでオニババアって言ったことについて説教を垂れてきたんだ」

まほ「ふざけるな!!」

ミカ「だいぶブチ切れちゃって話が脱線しているようだが…」

エリカ「相当腹に据えかねるやり取りがあったんでしょう」

ミカ「あぁ…」


エリカ「隊長、脱線してます」

まほ「それにこないだだって…あ、あぁ」

まほ「すまない、少し我を失っていたようだ」

ミカ「不仲というものは怖いものだね」ポロン

エリカ「そうですね」

ミカ「しかし一方的に話を聞かないのは娘さんのほうも同じかもしれないね」

ミカ「話し合いというものはお互いが向き合ってするものだ」

ミカ「双方がいがみ合っていてはそれ以上は決して進まないものさ」

ミカ「互いに歩み寄っていく姿勢が大事なんじゃないかな」ポロロン


まほ「………あ?」


ミカ「え、えりかさん!」

エリカ「あー!もう!!」

エリカ「よしよし、怖くない怖くない」

まほ「隊長!!ミカさんに威嚇とかほんとやめてくださいって!!」

エリカ「ミカさんギリギリの状態で頑張ってるんですからね!」

まほ「むぅ…」

ミカ「…」ポロロ…

まほ「とにかく、ちよきちさんはそのお母さんに娘ともっと話し合うように言ってやるといい」

まほ「心当たりもあるなら軽い誘導ぐらいはしてあげてもいいんじゃないかと思う」


まほ「…わたしももう少し歩み寄るようにしよう」


ミカ「に、にしずみさん…っ!」パァァ!

エリカ「ミカさんちょっとチョロすぎでしょう!!」


まほ「さて、では次のお便りだ」

まほ「東京都にお住いの不思議の国のボコさんから頂いた」

まほ『まほさん、エリカさん、ミカさん、こんばんは』

三人「こんばんは」

まほ『私はとあるマスコットキャラクターが好きなのですが、そのマスコットキャラクターの受けがいまいち良くありません』

まほ『最近戦ったリーダーの娘しか同意を得られず寂しいです』

まほ『どうしたら布教できますか?またどんな人をマスコットキャラクターの中の人にすればよろしいでしょうか?』

まほ「とのことだ」

エリカ「どうやったら布教できるか、はまあいいとして…」

ミカ「な、中の人の声か…」

ミカ「すこし難しい質問だね」

まほ「この好きなマスコットというのは…」

エリカ「十中八九ボコでしょうね」

ミカ「ボコ…か」

まほ「?」

まほ「何か思い入れがあるのか?」

ミカ「ん?いやとくにはない」

ミカ「すまないね、気にしないでくれ」

まほ「実は私の妹もボコが好きでな」

エリカ「あぁ、そうでしたね」

まほ「同じような悩みで相談を受けたことがあるが…」

まほ「私の妹の場合、同好の士すら見つけられずに苦しんでいたからな」

まほ「まあ最近になってようやく一人見つけたそうだが」


ミカ「なかなか長く続いているコンテンツでもあるからね」

ミカ「きっとほかに好きな人も見つかるよ」

ミカ「それに、少なくとも一人あなたは仲間を見つけたんだ」

ミカ「理解されにくいものでも、仲間を得たら人は強くなれるからね」

ミカ「ずっと好きでいればまた新しい仲間もきっと増えるじゃないかな?」ポロン

まほ「そういう相談ではなくてだな」

ミカ「!!」

ミカ「あ、あぁ…そうだったね」モジモジ

エリカ「…隊長わざとやってます?」

まほ「?」

エリカ「なおのこと性質悪いですからね」

ミカ「ふ、布教をどうすればいいかと中の人の声だったね!!」

まほ「布教に関しては、百聞は一見に如かずだ」

まほ「無理強いしない程度に作品を少し見てもらえばいいんじゃないか?」

ミカ「そこに至るまでもきっと難しいだろうけどね」

ミカ「あんまり無理に勧めすぎると逆に敬遠されてしまうからね」

エリカ「あと、ボコは一話完結なんだからできるだけわかりやすくて面白い話を勧めるといいと思うわ」

まほ「あまり力には慣れていないが、まあこんなものかな」

ミカ「さて、声についてだね…」

まほ「まったくこれっぽっちも見当がつかんぞ」

エリカ「それに、スポンサーじゃあるまいしここでの決定に特に意味はないですからね」

まほ「そういえば、ボコのスポンサーはどこなんだ?」

エリカ「そんなのわかるわけないj」

ミカ「今は島田流だね」

エリカ「!?」

まほ「…そういえば、あそこのお嬢さんもボコが好きだったな」

エリカ「名前は愛里寿…あ」

まほ「最近できた友達…あ」

ミカ「…」ポロローン

まほ「…」

エリカ「…」

まほ「…私たちには荷が重すぎる」

ミカ「最近できた友達と話し合えばいいんじゃないかな?」ポロローン


今日はこのあたりで!

間空いてすいませんでした…


自分もエリカのワニネタは書いた後に知りました
スピンオフ楽しみです


たぶん明日は質問からスタートなので、一つ目の質問の安価を置いておきます

質問 安価下


まほ「さ、さて」

まほ「そろそろ質問のコーナーに行こうか」

エリカ「そ、そうですね!」

ミカ「…」ポロローン

まほ「さっそく一通目の質問だ」

まほ『ハロー』

三人「……」

三人「は、はろー…」

まほ『次期隊長候補の子がまた好きな男子の盗聴を再開してこまってるの』

まほ『何度しかってもやめないんだけど、どうすればいいかしら?』

まほ「とのことだ」

まほ「…」

エリカ「まあ、アリサさんよね?」

エリカ「…また?」

ミカ「選抜戦ではあくまで疑惑どまりだったんだけどね…」

エリカ「いつの間に常習犯になっちゃったのよ…」

まほ「アリサお前本当にそれはちょっとアレだぞ」

まほ「普通に犯罪じゃないか」

エリカ「しかも何度叱ってもやめないって…」

ミカ「一度番号で呼ばれる生活を送ったほうがいいんじゃないかい?」

エリカ「ミカさんですらこの冷たいまなざし」

エリカ「いや、本当にシャレになってないんじゃないかしら」


ミカ「人を愛するということは尊いことかもしれないが…」

ミカ「一方的な押し付けと監視ではそこに何も生まれないんじゃないかい?」

ミカ「少し思い込みが激しいところもあるのかもしれないから、一度目を覚まさせてあげるのがいいんじゃないかな」

まほ「…具体的には?」

ミカ「…」ポロローン

ミカ「エリカさん」

エリカ「え!?」

エリカ「わ、わたしですか!?」

エリカ「えっと」

エリカ「そもそも告白もしていないって言っていましたし」

エリカ「一度しっかりと告白させてあげればいいんじゃないでしょうか?」

ミカ「なるほど」

ミカ「しかし、うまくいけばなんともないかもしれないが…」

ミカ「ダメだった場合またストーカー行為を再開するかもしれないね」

ミカ「その時はどうするんだい?」

エリカ「え、えっと…」

エリカ「もう一回きちんと叱るとか…」

ミカ「それがだめだったから相談してくれているんじゃないかな?」

エリカ「うぅ…」

エリカ「っていうか私ミカさんに丸投げされて頑張って答えたのになんでミカさんに追い詰められてるんですか!!」

ミカ「…」ポロローン

エリカ「いや誤魔化せてませんからね!?」


まほ「まあ、正直やっていることは普通に犯罪だからな」

まほ「下手をすると放送終了後にお縄だ」

まほ「もろもろをかけて思いっきり脅してやればいいんじゃないか?」

エリカ「少し乱暴ですがそれが一番かもですね」

ミカ「過ちに気付いた人間は強くなれるものさ」

ミカ「これを機にアリサさんがまっすぐな愛を知ることを願うよ」ポロローン

まほ「…まっすぐな愛?って?」

ミカ「次の質問に行こうか」

まほ「え?気になるのだが?」

まほ「ミカは知っているのか?まっすぐな愛」

エリカ「隊長、ミカさん顔真っ赤になっちゃってます」

エリカ「やめてあげてください」

ミカ「…べつにその情報も言わなくてよかったんじゃないかな?」


まほ「まあいいか、そのことはあとで聞くとして」

ミカ「やめてくれ」

まほ「次の質問だ」

まほ『 安価下 』

ちょっと外してました


まほ『みなさんこんばんは』

三人「こんばんは」

まほ『今日のゲストはミカさんということで、ずっと気になっていたことを質問させていただきます』

まほ『他の高校の人にも言えることなのですが、ミカさんも本名は公表されていませんよね?』

まほ『よろしければぜひミカさんの本名を教えてください!』

まほ「とのことだ」

まほ「本名、教えてほしい」

エリカ「このラジオは一回は本名尋ねなきゃいけないんでしょうか…?」

ミカ「私はミカさ」

ミカ「それ以上でも以下でもない」

まほ「ミカだけに?」

ミカ「?」

エリカ「無視して大丈夫ですよ」

ミカ「大体私がここで本名を名乗ったとして」

ミカ「それが本名である保証もないだろう」

ミカ「とても意味がある行為には思えないね」ポローン

まほ「ミカだけに?」

ミカ「…??」

エリカ「すいませんこれに関しては私も理解できません」


まほ「じゃあ私たちが本名考えてもいいか?」

ミカ「!!?」

ミカ「本名を、考える…?」

ミカ「私はこれでも日本人を18年間やっているが…」

ミカ「ちょっと知らない日本語かな…」

エリカ「そうですね」

ミカ「だろう?」

エリカ「田中美香とかでいいんじゃないですか?」

ミカ「思考の『そうですね』だったのかい!?」

ミカ「しかもびっくりするくらいに適当なネーミング」

ミカ「『とか』は言っちゃダメなんじゃないかな?」

ミカ「…というか逸見さんも乗っかるんだね」

まほ「あまりにも雑だろう」

まほ「田中はさすがにない」

ミカ「そういう問題でもないとおもうのだが」

まほ「ここは日本一の苗字の佐藤で攻めよう」

ミカ「攻めるって何だい」

エリカ「名前も一部をとったとかにすると面白いかもしれませんね」

エリカ「フミカとかどうです?」

ミカ「ここにきて非公式設定を持ち出してくるのはどうなんだい!?」

まほ「佐藤フミカか…」

ミカ「ニアピン感が限りなくもどかしいよ」

まほ「佐藤だとやっぱり弱いな」

エリカ「そうですね…」

エリカ「し…」

ミカ(どうせ島田と絡めてくるんだろう…)

エリカ「島田フミカでどうでしょう」

ミカ「直球とはある意味予想外だよ」

ミカ「流れ的に変化球を予測したから完全に裏をかかれた形」

まほ「何をよくわからないことを言っているんだ?」

ミカ「人の本名を創作する頭のお菓子な人には言われたくないね…」



まほ「さて、このあたりにしておくか」

ミカ「最後の最後でどっと疲れたよ…」

エリカ「大変ですね…」

ミカ「エリカさんによる裏切りも大きいからね」

まほ「ラジオとしてもいい時間だな」

まほ「どうだ、楽しんでくれたか?」

ミカ「…まあ、なかなかない経験ではあったね」

まほ「楽しんでくれたか?」

ミカ「……」

まほ「楽しんでくれt」

ミカ「楽しかったから!」

ミカ「素直な物言いができなくてごめんなさい!」

エリカ「最初に比べるととてもなじんでくれてたみたいでよかったです」

ミカ「信用しては裏切られの連続だったがね」

ミカ「賽の河原にいる気分だ」

まほ「まあそういうな」

まほ「以前よりはずっと近く成れただろう」

ミカ「…そうかもしれないね」

まほ「ところでまっすぐな愛についてだが…」

ミカ「そろそろエンディングの時間なんじゃないかな?」

エリカ「アキさんとミッコさんに聞いてもらうように頼んでおきましょう」

まほ「そうだな、そうしよう」

ミカ「そういうところだからね!!」


 ♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さて、締めるか」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」


まほ「……」

まほ「今日は何も茶々入れてこないのか?」

ミカ「入れてよかったのかい?」

エリカ「ミカさん静かに」

ミカ「嘘だろう…?」

まほ「台本を読んでいるのだが?」

ミカ「こんな理不尽ってないと思うよ!!」


まほ「…では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

エリカ「同じく副隊長、逸見エリカと」

ミカ「…継続高校よりミカでした」


三人「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)


今回はここまでで

深夜に乱文失礼しました


次回のゲストの安価とお便りの安価だけ置いておきます

ゲストの連続での重複は避けてください

以下よりお願いします

安価下1  次回ゲスト
安価下2  ふつおたのお便り1
安価下3  ふつおたのお便り2


第六回

パーソナリティ 西住まほ
        逸見エリカ
六回 ゲスト  西住みほ


めっちゃ眠いのでちょっとだけの更新になります


 ♪~(なんかそれっぽい音楽)

まほ「全国の戦車道ファンのみなさん、こんばんは。西住流公認ラジオ、『西住まほのラジオ道』の時間です」

まほ「この番組は、戦車道を愛するすべての人と共にこれからの戦車道を盛り上げていくため、わたくし西住まほが戦車道の素晴らしさを改めて発信していく番組となっております」

まほ「今日は六回目にしてとうとうゲストとしてあの人を招くことができました」

まほ「この話をする時間ももったいないので、もう進めていきたいと思います」

まほ「では、今回もぜひ最後までお付き合いください」

まほ「はい、オープニングはいりまーす」

 ♪~


まほ「では早速ゲストを紹介しm」

エリカ「ちょ、ちょっと!」

エリカ「いくらなんでも早速すぎますって!」

エリカ「自己紹介くらいしてくださいよ!」

まほ「そんなのもうしなくたってみんな知っているだろう!」クワッ!

エリカ「一応体裁的に必要でしょう!!」

まほ「……チッ」

エリカ「とてつもなく怨嗟のこもった舌打ちやめてくださいよ…」

エリカ「ゲストさんがめちゃくちゃ苦笑いしてるじゃないですか」

まほ「…パーソナリティー西住まほ」

エリカ(投げやり…)

エリカ「同じく、パーソナリティーの逸見エr」

まほ「それでは早速ゲストの紹介をしよう」

エリカ「ちょっと」

まほ「転校してから数カ月で無名の高校を全国制覇まで導き廃校から救った」

まほ「また、再び訪れた危機をも跳ね返し、科の大学選抜をも破った」

まほ「今最も話題の戦車乗り、大洗女子学園から軍神、西住みほ隊長だ」

みほ「軍神はやめてよぉ…」

みほ「えと、西住みほです!よろしくお願いします!」


まほ「ようやく、といった感じだな」

みほ「そうだね」

みほ「何度もお誘いはもらってたんだけど、なかなか都合がつかなくってね」

みほ「遅くなっちゃってごめんね?」

まほ「かまわない、来てくれただけでうれしいんだ」

みほ「私も、今日はやっとこれてうれしい!」

みほ「よろしくね!」

まほ「ああ、よろしく頼む」

みほ「エリ…逸見さんも、今日はよろしくね」

エリカ「…間違えるくらいならエリカでいいわよ」

みほ「えへへ…」

みほ「えっと…」

みほ「よろしくね?エリカさん」

エリカ「…よろしく」

まほ「……チッ」

エリカ「私今日はみほとしゃべるたびに舌打ちされる感じですか?」

まほ「空気がおかしいだろう!」

まほ「どうしてエリカとみほがしゃべるだけでそんな思春期中学生の甘酸っぱい会話みたいになるんだ!」

まほ「せっかくの妹ゲスト回だというのに、エリカがいるだけで私のほうがおまけみたいになっているじゃないか!」クワッ!

エリカ「知りませんよ!」

まほ「主役は私だからな!!」

まほ「お前なんて、せいぜい付け合わせのミックスベジタブルがいいところだ!」

エリカ「ハンバーグ絡めて来るのやめてください!!」


みほ「あはは…」

まほ「!!」

まほ「すまないみほ、エリカのせいで置いてけぼりにしてしまったな」

エリカ「いや隊長のせいでしょう」

まほ「黙れ」

エリカ「口が悪い」


まほ「連絡は取ってはいたが実際に会うのは久しぶりだな」

まほ「最近はどうだ、みほ」

まほ「学校は楽しいか?」

エリカ(お父さんみたいになってる…)

みほ「うん!」

みほ「毎日楽しいよ!」

みほ「それに、最近はお母さんからも連絡が来るようになってうれしいの!」

まほ「あぁ…あれね」

エリカ(隊長がすごく複雑な顔をしている…)

みほ「それに、このラジオでのお姉ちゃんがとっても楽しそうで私もう嬉しいんだ!」

まほ「くっ…」

まほ「……天使かっ!」(私も、楽しんでもらえているようで何よりだ)

エリカ「本音が建て前を抑え込んで飛び出してきてますよ」

エリカ「どんだけ使い古されたネタやってるんですか…」


まほ「どうだ、もういっそパーソナリティーをエリカと変わらないか?」

エリカ「本人いる前で何てこと言い出すんですか」

まほ「『西住姉妹のラジオ道』のほうが番組名にも華があるだろう」

まほ「エリカなんて六回中四回出ているのにいまだに番組名に出てこないしな」

エリカ「今それ関係なくないですか!?」

エリカ「っていうか思ってたなら変えてくださいよ!」

みほ「さすがにそれはちょっと…」

みほ「毎週黒森峰に来るのも大変だし」

みほ「それに、私にはちょこっとだけ…」

みほ「みんなの勢いについていけないかもなー、なんて…」

まほ「エリカ、言われているぞ」

エリカ「だから隊長もですって」

エリカ「どうやったらそこまで自分を認めてあげられるのか教えてほしいですよ」

まほ「むぅ…」

まほ「そうだ、ならこうしよう」

まほ「送り迎えもボケへの対処も会話の誘導もすべてエリカにやらせよう」

まほ「どうだ?」

エリカ「いや、どうだじゃないですよ!」

エリカ「現時点でいっぱいいっぱいなんですからそうなったら私たぶん死にますって!!」

みほ「え、えーと…」

まほ「いっそエリカをあげるから」

エリカ「あげる!?!!?」

エリカ「あげるってなんですか!?」

みほ「そんな、エリカさんに悪いよ…」

エリカ「そうですよ!」

まほ「じゃあ三か月分…」

エリカ「三か月分!?!!?!!?!?」

みほ「三か月分か…」

エリカ「どこにお得感見出してるのよ!」


エリカ「大体、私の同意なしにどんどん話を進めないでくださいよ!」

まほ「みほに貰われるんだぞ?」

みほ「お姉ちゃん言い方」

まほ「嬉しいだろ?」

エリカ「隊長の尺度で物事はかるの本当にやめてもらっていいですか?」

みほ「…い、嫌ですか?」

エリカ「突然なに言い出してんのよあなた!」

エリカ「…え、なにこの板挟み」

エリカ「ちょ、とりあえず!落ち着いてください!」

みほ「えっと…」

みほ「一番落ち着かなきゃいけないのはエリカさんじゃないかな…」

エリカ「あなたたちのせいでしょ!」

みほ・まほ(苦笑い)

エリカ「笑ってんじゃないわよ!!!」


今日はここまでで…


まほ「さて、一応ラジオだからいろいろきいていこうか」

エリカ「一応も何もラジオなんですけどね」

まほ「大洗は、どのチームも個性的だが…」

まほ「そうだな、やはりみほの所属するあんこうチームについて聞かせてほしい」

まほ「なにせ、名前とエリカのことが嫌いという情報しかないからな」

エリカ「完全不意打ちで胸をえぐってこないでください」

みほ「あはは…」

エリカ「追い打ちだから、それ」

みほ「でも、最近はみんなエリカさんに対するイメージも変わってきてるんだよ?」

みほ「今回も、私がラジオに出るって言ったら麻子さんが」

みほ「逸見さんにこれ以上苦労を掛けないでやってくれって言われちゃった」

エリカ「え、私ってはたから見てるとそんなに同情されるほどなの?」

みほ「えと…頑張ってね!」

エリカ「やめて!!」

まほ「エリカのことなんてどうでもいいだろう」ムスッ

エリカ「鬼ですか!?」

まほ「私の質問に戻ろう」

まほ「あんこうチームについて聞かせてくれないか?」

みほ「そうだったね…」


みほ「えと、名前は知ってるんだよね?」

まほ「ああ」

まほ「これでも黒森峰の隊長をやっているからな」

まほ「ライバル校の人員と簡単な特徴は把握している」


まほ「まずは通信手、偏愛マスターの武部さんだな」

みほ「恋愛マスターね」

みほ「どちらかというと遍愛マスターで変愛マスターだし、そもそも偏愛できる相手もいないしね」

エリカ「結構辛辣なコメントね…」

みほ「愛読書がゼクシィなのはさすがにやめたほうがいいと思うよ…」

エリカ「うわっ…」


まほ「それから砲手ので華道家元の娘さんの…」

まほ「五十鈴かな?」

みほ「五十鈴だよっ!」

みほ「あってるよ!いや、名前まで含めて言ってたなら間違ってるけど!!」

まほ「…さまざまの こと思い出す」

まほ・エリカ「いすずかな」

みほ「俳句っ!」

みほ「エリカさんも乗っからなくていいから!!」

まほ「で、結局間違っていたのかな??」

みほ「もうわかんないよ…」

みほ「とりあえず、五十鈴華さんで覚えてあげてね…」


まほ「次は、装填手の秋山優花里さんだな」

みほ「うん…」

みほ「優花里さんについてはあっててよかったよ…」

エリカ「ちょっと顔がぴんと来ないわね…」

みほ「たぶんあっちはエリカさんのこと一番覚えてると思うけどね…」

まほ「ほら、戦車喫茶でエリカに真っ先に意見した子だ」

エリカ「ああ、あのもじゃもじゃの…」

まほ「そうそう、パンチパーマの」

みほ「天然パーマだよ!?」

みほ「パンチパーマだともじゃもじゃっていうよりチリチリになっちゃうでしょ!!」

まほ「ああそうか、今は違うんだったな」

みほ「確かに昔はパンチパーマだったらしいけど…」

エリカ「!?」

みほ「え、いや、なんでお姉ちゃんそんなこと知ってるの?」

まほ「……さて」

みほ「怖いよ!!」


まほ「最後に、操縦手の冷泉の憲平さんだな」

みほ「天皇っ!!」

みほ「それじゃ村上天皇の皇子で第63代の天皇になっちゃうよ!」

みほ「病弱だったから関白をおいて、それ以後の藤原摂関家の繁栄のきっかけを作ったてんのうじゃないからね!?」

エリカ「なんでそんなに詳しいのよ」

みほ「冷泉麻子さん!!」

みほ「りぴーとあふたーみー!!!」

みほ「冷泉麻子さん!!!!」

まほ「れいぜいまこさん」

エリカ(なにこれ…)

みほ「っていうか私、麻子さんの名前一回出したよね!?」(>>245 参照)

みほ「お姉ちゃんの中ではその時エリカさんに労いの言葉を託したのは誰だったの!!?」

まほ「誰って、麻子さんだろう?」

まほ「れいぜいまこさん」

みほ「……エリカさんも大変だね」

エリカ「分かってもらえて嬉しいわ」




まほ「なんだ、もうお便りコーナーに行かなければいけない時間か」

エリカ「まあいい時間なんじゃないですか?」

まほ「ダメだっ!」クワッ!

まほ「こんな調子では大事なみほ回があっという間に終わってしまう!」

エリカ「死ぬほどどうでもいいですよ」

まほ「時間というものは残酷だな…」

まほ「誰にでもいつだって平等だ…」

エリカ「いや、ほんとめんどくさいのでそういうのやめてください」

みほ「また来れたら来るから、ね?」

まほ「…本当だぞ?」

みほ「う、うん……」

エリカ(来ないやつかな?)

まほ「じゃあお便り読む…」


いつにもまして短いですが今日はここまでで


まほ「茨城県にお住いのみこうさぎさんからいただいた」

まほ『みなさんこんばんは』

三人「こんばんはー」

まほ『私は1年生で戦車道の車長をやっています』

まほ『2年生で隊長をやっている先輩のようになりたいと思っているのですが、まだまだ足りないものが多すぎるように思います』

まほ『みほさんは一体どのような経験を積んできたのでしょうか?』

まほ『よろしければお聞かせください』

まほ「とのことだ」

エリカ「二年生で隊長、しかも茨城県というと…」

みほ「あはは…」

まほ「ふむ」

まほ「よっぽど慕われているようだな」

エリカ「お便りも過去にないほど真面目に戦車道の相談ですね」

エリカ「まあ、これに関しては良く知る隊長さんがいるわけだから直接教えてあげればいいんじゃない?」

みほ「うーん…」

みほ「正直うさぎさんチームは初心者とは思えないほど頑張ってくれているから、あんまり改めていうことはないんだけど…」

まほ「確かにな」

まほ「M3リーでエレファントとヤークトティーガーに白旗を上げさせていたし、大学選抜戦でもなかなか記憶に残る活躍だったからな」

みほ「そうなの」

みほ「確かに基本的な練度とか、定石として学んでおいてほしい戦術とかは色々あるのは確かなんだけど」

みほ「でも、それもまだまだ伸びしろの部分で、まだ一年生なのを考えてもウサギさんチームは本当に頼りになってるんだ」

まほ「大洗の首狩りウサギなんて異名がつくくらいだからな」

まほ「みほの言う通り、まだまだ初心者なんだから焦ったってしょうがないことなのかもしれないな」

みほ「ウサギさんチームに必要なのは、あとは十分な練習と経験でちょっとずつ基礎力を付けていくことなんじゃないかな」

エリカ「大体、初めて数カ月の子がいきなりミホみたいになりたいって言っても難しいのよ」

エリカ「焦る気持ちはわかるけど、変に自信を失わずにいい目標だと思って少しづつでも近づいていけるよう努力しなさい」

まほ「まあ、それが一番だろうな」

まほ「それに一番の目標がすぐそばにいるんだ」

まほ「なんでも訊いて、どんどん吸収していけばそれでいい」

みほ「遠慮しないで、なんでもきいてね!」

エリカ「これから先、また戦うのを楽しみにしているわ」


まほ「なんということだ!!」

みほ「きゃっ!」

エリカ「び、びっくりした…」

エリカ「どうしたんですか一体…」

まほ「この番組にあるまじき真面目な会話をしてしまった!」

エリカ「べつにいいでしょう!」

まほ「いいわけあるか!」

まほ「クソ真面目に戦車道のアドバイスをする番組のどこがおもしろいんだ!!」クワッ!

みほ「需要あると思うけどなぁ…」

エリカ「大体、本来はそういう番組ですよね?これ」

まほ「何か頭のネジが数本外れたお便りを読んでバランスをとるしかないな」

エリカ「変な中和を図らないでください!!」

エリカ「どうせマイナスに大きく傾くだけなんですから!」

まほ「なに?ヤバいメールが来ている?」

エリカ「ちょっとスタッフ!なにやってんのよ!!」

まほ「それを読むしかあるまい」

エリカ「こういう時の隊長絶対私の言うこと聞いてくれないですよね!!」

みほ(でもあきらめはしないんだね…)


まほ「岩手県にお住いの、最近はずっとギョウジャニンニクを食べてる さんから頂いた」

まほ「なんと、珍しいことにはがきで来ている」

エリカ「一緒についてるビニール袋は何ですか?」

まほ「わからない、とりあえず読むぞ」

まほ『みなさんこんばんは』

三人「こんばんは」

まほ『私は高校一年生なのですが、実は最近、おならが止まらなくて困っています』

エリカ「やめましょう隊長」

エリカ「これ本当にヤバイお便りです」

まほ『匂いもひどいです』

みほ「いよいよもって危険だよ…」

エリカ「たぶんそれずっと食べてるギョウジャニンニクのせいよ」

まほ『ともすれば空が飛べるのでは?』

まほ『そんな気さえし始めた今日この頃です』

みほ「しらないよ…どうでもいいよ……」

エリカ「隊長!ほんとやめときましょうって!!」

エリカ「ことここに至ってその怪しげなビニール袋に恐怖心しか感じません!!」

まほ『突然ですが、本日のゲストでありますみほさんに匂いを嗅いでもらいたいなと思い、メールを送りました』

みほ「!!?」

まほ『同封してありますので、どうぞよろしくお願いします』

まほ「とのことだ」

みほ「とのことじゃないよ!!」


みほ「い、いやっ!」

みほ「ぜったいにいやっ!!」

エリカ「無駄に丁寧な文面が余計に怖い!」

エリカ「頭のねじ吹っ飛んでるとかいうレベルじゃないわよ!」

エリカ「っていうか、これ採用したスタッフちょっと出てきなさい!!」

エリカ「一生文字の読めない体にしてやる!」

まほ「まあ落ち着け二人とも」

みほ「お姉ちゃんは他人事だと思って!!」

みほ「やだぁ!やだよぉ…」

まほ「まさか、本当に嗅がせるわけないだろう?」

みほ「…え?」

まほ「可愛い妹に人の屁のにおいをかがせるわけないじゃないか」

みほ「……ほんと?」

まほ「私だって美穂にいやな思いをさせたくなんてないんだ」

みほ「ほんとにほんと?」

まほ「ああ、もちろんだ」


エリカ「……待ってくださいやめて」


まほ「エリカ」

エリカ「いやあ!」

エリカ「こないで!」

エリカ「絶対、い、嫌です!!」

まほ「こら、あばれるな」

エリカ「やめてっ!いやあ!!」

まほ「ちょっ」


エリカ「おい!!!」


エリカ「やめろ!!!!!!」


まほ「マジギレじゃないか…」

エリカ「普通に考えていやに決まっているでしょう!!」

みほ「あはは…」

エリカ「みほ!」

エリカ「あなた矛先が私になったとたんいやに静かに事態を眺めてたわね!!」

みほ「ごめんね?」

エリカ「認めちゃった!!」


まほ「…まあ仕方ないか」

まほ「これはあとでスタッフにおいしくいただいてもらうとしよう」

エリカ(ざまあみろ……っ!)


まほ「さて、そろそろ質問コーナーと行こうか」

みほ「うん…」

エリカ「そうですね…」

まほ「なんだなんだ、若干満身創痍感が漂っているぞ」

まほ「元気を出せ」

みほ「ずっと安全圏にいたお姉ちゃんは余裕でうらやましいよ…」

まほ「そうだな」

エリカ「みほ、隊長にそういうのは効かないわ…」

みほ「そうだったね……」

まほ「では、さっそく一つ目の質問だ」

まほ『 安価下 』


うーん、ちょっと頭痛い

キリもいいので今日はここまでにしときます


メンタルがちょっとやられています

とりあえずみほ回は終わらせますが、それももう少し先になります


まほ『みほさんへ質問です』

まほ『あまり浮いた話の聞かない戦車道界隈ですが、みほさんは付き合うとしたらこういう男性、みたいな理想の男性像などありますか?』

まほ『是非お聞かせください』

エリカ「女子っぽいメールね」

みほ「あんなことがあって気構えてたけど、普通の質問でよかった…」

まほ『あと』

みほ・エリカ「?」

エリカ『西住姉妹スキーのエリカさんはまほさんとみほさん付き合うとしたならどっち?』

エリカ「まてや」

みほ「うわぁ…」

まほ「とのことだ」

エリカ「だからとのことじゃないですよ」

エリカ「私に対する質問はどうして対象を女性に、しかも二者択一に絞ってくるのよ」

エリカ「それに丁寧な文面から一転して驚きのフランクさなのはどうしてなの?」

みほ「うわぁ…」

まほ「正直エリカにそんな目で見られていたことを知って私も動揺を隠せない」

エリカ「めっちゃ真顔なのやめてください」

みほ「うわぁ…」

エリカ「さっきからインターバルを短くしつつドンびくのやめなさい!!」

まほ「逆切れか?」

みほ「うわぁ…」

エリカ「あんたそれしか言えないの!?」

みほ「…うわぁ」

まほ「うわぁ…」

エリカ「めんっどくさいわね!」


みほ「とりあえず私も一応聞かれてることがあるみたいだから適当に答えておくね?」

エリカ「どう考えてもメインそっちでしょうが」

エリカ「あと、なんか言動が若干バグって来てて怖いわ」

みほ「理想の男性かー…」

まほ「……」

エリカ「隊長真顔やめてください」

みほ「そうだな、優しくて元気な人がいいかな」

まほ「ほう?」ドスッ

エリカ「!?」

エリカ「ちょっ、いたい…っ!」

みほ「私ってあんまり自分から出ていくのが苦手だから」

みほ「その分いるだけで落ち着いて、明るい気分になれる人がいいな」

まほ「なるほどな」ゴスッ

エリカ「いったい!グーはやめて!」

みほ「でも、優しいだけじゃなくて」

エリカ「目の前の現状分かるでしょ!?」

エリカ「もうこれ以上のことを言うのはやめて!」

みほ「しっかりとした厳しさもあるともっといいかも」

まほ「……」ガッ!

エリカ「無言のままトーキックやめて!!」

みほ「大丈夫?」

エリカ「えぇ…でも最後のトーキックはたぶんあなたが黙ってれば回避できたはずなんだけどそのあたりどう思う?」

みほ「…えいっ!」ゴン

エリカ「ちょ!?」

エリカ「なんでいま殴ったの!!」

まほ「もういいだろう」

エリカ「納得いかない!」


まほ「さて、もう一つの質問のほうだが…」

みほ「そうだよ!」

みほ「私のことなんてどうでもいいの!」

エリカ「いいことはないでしょうに、今日の主役なんだから」

エリカ「っていうかほんとに最後なんで殴ったの?」

まほ「話を逸らすな」

エリカ「いま隊長たちのほうが絶賛話そらしてますからね?」

みほ「エリカさんって、私たちのことが好きなの?」

まほ「正直全く知らなかったが、質問でおくられてくる程度には有名なのか?」

エリカ「そんなわけないじゃないですか!」

エリカ「大方リスナーの皆さんが適当に設定を作ってるだけですよ」

みほ「でも、火のないところに煙は立たないっていうし…」

まほ「そうだぞエリカ、もうこの際はっきり言ったらどうだ」

エリカ「どうしてソッチに寄せたがるんですか…」

まほ「まあこの際逸見エリカ西住姉妹を恋慕疑惑はおいておくとしてもだ」

エリカ「いや、だから完全な風評被害で解決させてくださいよ」

みほ「実際のところ、付き合うとしたら私たちのどっち?」

エリカ「そんなこと聞いてどうすんのよ!」

まほ「早く答えろエリカ」

みほ「エリカさん空気読んで」

エリカ「…え、なにまたこの流れ?」


エリカ「答えにくさがとんでもないのだけれど…」

まほ「まあ、何となくで構わないから」

みほ「インスピレーションで!」

エリカ(なんかぐいぐいくるわね…)

エリカ「そうね…」

エリカ「まあ、どちらかといえば…」

まほ「…」ワクワク

みほ「…」ソワソワ

エリカ「どちらかといえばですよ?」

エリカ「……みほ、かなぁ」

みほ「……っしゃ」

まほ「はぁ~~~~、あー…」

エリカ「えー…何この感じ」

みほ「お姉ちゃん、まあ、元気出して」クスッ

エリカ(感じ悪っ!)

まほ「あーーあーーーー」

まほ「たいちょうなのになーーーー」

エリカ「どちらかといえばですからね?」

エリカ「もちろん、ふたりともいいところはいっぱいあるけど、ほら、やっぱり同級生の付き合いやすさとか隊長に対する畏怖とかいろいろあるじゃないですか」

まほ「そっかーーーー…」

エリカ「そうですよ!二人とも大好きなことにかわりはないですから!!!」

まほ「…ん?」
みほ「…え?」


エリカ「…あ」


エリカ「いえ!違います!!」

まほ「何が違うんだ?」

エリカ「言葉の綾です!友達、隊長として!」

みほ「慕っていると」

エリカ「なんかちょっと含みのある感じやめなさい!」

まほ「みほ、やっぱりちょっとエリカはアレなのかもしれないな…」コソコソ

みほ「うん、ちょっと…アレなのかも……」ヒソヒソ

エリカ「聞こえてるわよ!」


みほ「お姉ちゃん、そろそろ訳アリのエリカさんがかわいそうだよ」

まほ「そうだな、訳アリのエリカさんお話はこのくらいにしておこうか」

エリカ「…」イラッ

まほ「次の質問に行こうか」

まほ『 安価下 』


まほ『みなさんこんばんは』

三人「こんばんは」

まほ『ゲストにみほさんがいらっしゃるということで、西住姉妹に質問です』

まほ『戦車道大会の決勝、お二人は黒森峰、大洗の両隊長としての姉妹対決と騒がれていましたが、やりにくさなどはありましたか?』

まほ『また、最後の一騎打ちについて、勝敗を分けるポイントはどこだったと思いますか?』

まほ『実際に戦ったお二人に是非聞かせていただければと思います』

まほ「とのことだ」

まほ「なるほど、これは少しまじめな話になるかもしれないな」

エリカ「まあここからふざけられるならある意味大したもんですけどね」

みほ「あの試合は正直、ちょっとやりにくかったかなー…」

まほ「試合開始直前に銀髪の吊り目にいびられるしな」

エリカ「……すいませんでした」

みほ「あはは…」

みほ「それだけじゃなくて、どうしてももともと自分がいたチームだっていうのは意識しちゃって…」

まほ「そうだったのか」

みほ「うん」

みほ「それに、わたしは一年生の時黒森峰から優勝を奪っちゃってさんざんチームのみんなを悲しませたのに、また優勝の邪魔をしようとしているんだなって考えちゃって…」

エリカ「こんなこと言っても無駄なんだろうけど、あれはあなただけが悪かったわけじゃないわ」

エリカ「あの場で動揺してとっさの判断ができなかった私たちにだって明らかに非があるわ」

まほ「その通りだ」

まほ「それに、あの時のことを責めている人はもういない」

まほ「みほは、自分の戦車道がmな違っていなかったことを自ら証明して見せたんだからな」

みほ「うん、そういってくれると嬉しいよ」

みほ「でも、あの時はまだ試合前で何もわからない状況だったから…」

まほ「うむ、まあ、確かに…」

みほ「まあ、試合が始まっちゃってからはやりにくさも全部忘れちゃったんだけどね」

みほ「むしろ、もともとチームにいて弱みだと思ってたところを重点的に攻めたからそういう意味ではやりやすかったかも」

エリカ「結構えぐいことするわね…」

みほ「あはは…」

みほ「まあ、あの時は勝たなきゃいけなかったから…」


まほ「わたしは、初めからやりにくさはあまり感じていなかったような気がするな」

みほ「そうなの?」

まほ「ああ、まあみほと戦うことを意識はしていたが、それでやりにくさを感じることはなかった」

まほ「私は初めからみほの戦車道が間違っているとは思っていなかったからな」

まほ「せっかくの試合で遠慮をしてしまっては失礼だろう」

まほ「それに、わたしも今年こそは優勝を狙っていたからな」

みほ「…お姉ちゃんらしいね」

まほ「あと、近くに意識しすぎていろいろこじらせてしまったやつがいたのも大きいだろうな」

エリカ「ぐっ…」

まほ「みていると逆に落ち着けた」

エリカ「…なんだかとてもいたたまれない」

みほ「たしかに、あの時のエリカさんはちょっと怖かったかな…」

エリカ「……悪かったわ」

みほ「もうきにしてないよ♪」

まほ「はいそこまでーおわりーー」

みほ・エリカ「…」

まほ「油断したら持っていこうとするな」

まほ「エリカは」

エリカ「名指し」

まほ「話を戻すぞ?」

エリカ「そもそもそこまで大きな脱線はしてませんけどね」

みほ「何のお話だっけ?」

まほ「そうだな、やりにくさについてはもういいだろう」

エリカ「となると、最後の一騎打ちですかね」


まほ「最後の一騎打ちについては、正直なんで負けたのかといわれてもピンとこない」

みほ「私も、決定的に『これがあったから勝てた!』っていうのは思いつかないなー」

みほ「強いてあげるならば、お姉ちゃんが一騎打ちに乗ってくれたことかな」

まほ「むぅ…」

まほ「それを言われてしまうと、弱いのだが…」

まほ「私はあそこで逃げるわけにもいかなかったんだ」

みほ「わたしも、お姉ちゃんが絶対に乗ってくるのはわかってたんだけどね」

エリカ「…一応聞くけど、どうしてかしら」

みほ「それはだって…」
まほ「もちろん、それが」


みほ「お姉ちゃんの戦車道だから」
まほ「わたしの戦車道だからな」


みほ「だよね」

まほ「もちろんだ」

エリカ「…なんだかさっきまでバカみたいな話してたラジオとは思えないわね」

まほ「本来の私はこっちだぞ」

エリカ「いや、もうその印象は取り戻せないところまで来ちゃってるんですけどね…」


みほ「練度的にも、経験的にも、私たちが買ってる要素って何一つなかったからね」

まほ「まあ、、自惚れではなくそうであることは自負している」

まほ「確かに、IV号車に乗っていたメンバーは偶然にしてはおかしいほどに優秀なメンバーがそろってはいるが、始めて数カ月の履修者に練度と経験で負けるようなことはさすがにないからな」

みほ「最後、確かに意表を突くような形での攻撃だったけど、お姉ちゃんはしっかり対応してたもんね」

まほ「大急ぎのデータ集めだったが、聖グロの試合を見ていたからな」

まほ「右か左化は若干賭けだったが、それでも負けてしまった」

まほ「これに関してはわたしできることだけをした、だから悔いはない」

みほ「月並みな表現になっちゃうけど、あの一騎打ちで最後にお姉ちゃんに勝てたのはやっぱり思いの強さかな」

みほ「どうしたって最後は理屈じゃないもん」

まほ「わたしだって勝ちたかったが、仲間の思いをすべて背負ったみほには及ばなかった」

まほ「そういうことなんだろうな」


まほ「まあなんにせよ、エリカも言っていたが、次は負けない」

まほ「一騎打ちに関しては反省点を探すというよりはあらさがしに近いが」

まほ「その一騎打ちに至るまでの過程で反省するべきところは山ほど出てきた」

まほ「これからの黒森峰はきっともっと強くなる」

エリカ「私たちも、これまでの戦いで私たちがいかに隊長に頼りすぎていたかがわかったわ」

エリカ「大洗の誘導に簡単に乗っていいように踊らされてしまっていたのなんて、その最たるものね」

エリカ「隊長だけに頼らず、自分たちだけでも考えて動いていくことが必要だってようやくわかってきたの」

エリカ「次に戦った時にも同じ手が通用するとは思わないことね」

みほ「うん!」

みほ「でも、もちろん大洗だって負けてないよ!」

みほ「みんな始めたばかりでまだまだ伸びしろがいっぱいあるの」

みほ「わたしだって、次も負けるつもりはないからね!」


まほ「らしくなく、最後まで真面目なまま来てしまったな」

エリカ「いいじゃないですか」

エリカ「というか、今後も是非このままのスタンスを貫いてください」

まほ「断る」

エリカ「即答」

みほ「お姉ちゃん、あんまりエリカさんに迷惑ばっかりかけてちゃだめだよ?」

まほ「むぅ…」

エリカ「ほら、みほもこう言ってますし」

まほ「…善処、する」

エリカ「確約はもらえないんですね…」

まほ「さて、そろそろ終わりの時間が近づいてきたな」

みほ「あからさまに話をそらしたね…」

まほ「どうだみほ、楽しかったか?」

みほ「うん!」

みほ「いろいろあったけど、結構楽しかったかな!」

まほ「なによりだ」

まほ「来週も来てくれるか?」

みほ「…それはちょっと」

まほ「どうしてだ!」クワッ!

エリカ「隊長がそんなんだからですよ」

みほ「一回で十分なタイプの楽しさかな」

まほ「なんだろう、何でもない一言だけど結構グサッと来たぞ」


 ♪~ (なんかそれっぽい音楽)

まほ「さて、締めるか」

まほ「みなさん、今週の西住まほのラジオ道、いかがだったでしょうか」

まほ「これからも今回の放送のように戦車道の情報を幅広く日本中に発信していきますのでよろしくお願いします」


まほ「…やっぱり来週も来てくれたりとかは」

みほ「ちょっとないかな」

エリカ「往生際が悪いですよ」

まほ「じゃ、じゃあこのまま二本撮りとか…」

みほ「もっとないかな」

まほ「……」

エリカ「…落ち込んでないで早く締めてくださいよ」


まほ「…では、また来週もこの時間にお会いしましょう」

まほ「お相手は黒森峰女学園隊長、西住まほと」

エリカ「同じく副隊長、逸見エリカと」

みほ「大洗女子学園より西住みほでした!」


三人「よい戦車ライフを」


 ♪~ (ちょっとづつフェードアウト)


第六回は以上です!

深夜に乱文失礼しました


今後の予定ですが、そんなに面白くない割にダラダラ続けてマンネリ感も出てきたのでとりあえずこのスレはここでいったん終わらせます
一応、作品世界ではこれからも続いてる設定です…

第七回以降は、書くとしてももう少し話の流れとかを練り直してから別のスレを立てると思いますので、もし建てたらその時はよろしくお願いします


では、ひとまずはここまで

お付き合いありがとうございました!

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