【モバマスR18】クラリス「キャンバスの聖母」 (34)


※夜這い、破瓜、孕ませ、着衣H、妊婦、ハッピーエンド要素あり

「すみません」

長身の男がシスタークラリスに話しかけたのは、丁度ミサが終わって間もない時だった。

「あら、貴方は……」

クラリスはその男を知っていた。

教会に隣接する孤児院で子供たちと遊んでいる時に

彼はよくキャンバスにスケッチしていた。

子供たちが一度似顔絵を描いてもらい、とても喜んでいた事を彼女は覚えていた。

「あの、アイドルになりませんか?」

クラリスとプロデューサーの出会いはこういったものだった。

彼はしばしば合間を見つけてクラリスをスケッチした。

美術学校の出でデッサン力はあるもののプラスアルファの才能に欠けていたと本人は言う。

しかしクラリスは彼の優しい温もりのある絵が好きだった。

「すみません」

長身の男がシスタークラリスに話しかけたのは、丁度ミサが終わって間もない時だった。

「あら、貴方は……」

クラリスはその男を知っていた。

教会に隣接する孤児院で子供たちと遊んでいる時に

彼はよくキャンバスにスケッチしていた。

子供たちが一度似顔絵を描いてもらい、とても喜んでいた事を彼女は覚えていた。

「あの、アイドルになりませんか?」

クラリスとプロデューサーの出会いはこういったものだった。

彼はしばしば合間を見つけてクラリスをスケッチした。

美術学校の出でデッサン力はあるもののプラスアルファの才能に欠けていたと本人は言う。

しかしクラリスは彼の優しい温もりのある絵が好きだった。


「――……」

六月の事だった。クラリスはウェディングドレスのモデルに選ばれ

瀬名詩織、沢田麻理菜、脇山珠美たちと仕事をした時の事だった。

「? どうしたんですか、プロデューサー様……」

「いや、何でもない……。似合っているな、やっぱそれ」

「ふふふ、プロデューサー様のあつらえですから」

プロデューサーはその時寂しそうに笑った後、急によそよそしくなった。

以前はクラリスを連れて買い物に行ったり穴場の料理店を紹介したりしていたが

まるでかかわり合いを避けるように仕事が終わったら話もしないでそのまま別れた。

それ以上に心配なのは、日に日に痩せていく彼の身体だった。

クラリスが他のアイドルやプロデューサーたちに聞くと

どうもクラリスPはまともに食事を摂っていないようだった。

「何処か御体が悪いんですか?」とクラリスが聞いても彼は何も答えない。

一度彼女は彼のアパートに食事を持っていった事がある。

ハンバーグと卵焼き、孤児院の子供たちが作ってくれたクッキーも持っていった。

プロデューサーは驚いた顔をしたが、クラリスの持ってきたものは全て食べた。

時折涙を流していたのだが、彼女はそれが美味しかったからだとその時は勘違いした。

「あっ、これは……?」

クラリスは以前プロデューサーに貸したまま

忘れていた聖書の入門書を手に取ろうとした。

するとギュウギュウに詰められていたらしく

同じ棚にあったスケッチブックがドサドサと引っ張られて出てきた。

その散乱したスケッチブックのうち幾つかが床で開く。

クラリスが拾って見てみるとそれはクラリスを描いた素描画で

幾つかには水彩画で淡いタッチで色が塗られていた。

「クラリス……!」

プロデューサーは慌ててスケッチブックをかき集めてクラリスの眼から隠した。

彼は何かに怯えている様子で、肩を震わせていた。

「す、すみませんプロデューサー様……あっ
 でも、絵上手いですね……私、あんなに綺麗ですか?」

「……。帰ってくれクラリス」

「えっ、あの散らかしてしまって、ごめ……」

「済まない、今日は帰ってくれ」

「……。はい……」

「ご飯は美味しかった。子供たちにもよろしく……」

後日、孤児院宛てに大箱のチョコレート菓子が送られた。

差出人はプロデューサーだった。

子供たちは喜んで食べ合ったが、クラリスは

彼に何か悪い事をしてしまったのかとしきりに悩んでいた。

それから半年が経った。プロデューサーは痩せ細り、歩き方も

どこか危なげで他の仕事仲間たちから医者に行った方がいいと忠告されていた。

だが彼は医者には治せないと一点張りで、クラリスをプロデュースし続けた。

クラリスはその心配を、懺悔室にいた老齢の神父に相談した。

彼は懺悔室に彼とよく似た人間が毎日ここに来るとだけ言った。

悩みを聞こうとしたが、神父は同修道院の人間といえども

他人の悩みを妄りに打ち明けてはいけない、また、詮索してもいけないと嗜めた。

迷った末に、プロデューサーと別れたクラリスは帰る振りをして

タクシーで修道院に先回りし、懺悔室の裏に隠れて耳を済ました。

その日の夕方頃に、一人の男が果たして訪ねてきた。

「神父様、あの娘は……クラリスは居ませんか?」

「クラリスは留守にしております。安心下さい」

「ああ、神父様。また同じ事を話すようですみません」

「いいですよ、私でよければいくらでも悩みを吐露して下さい。
 ここには誰もいないのですから」

「ええ。神父様、私は今日またクラリスを見て邪な妄想に耽りました。
 このところ毎日彼女の夢を見ます。
 夢の中で私はウェディングドレスを着て彼女に抱きついてキスを求めるのです。
 夢と知りながら私は罪の意識を感じてしまいます……」

「ふむ。貴方は本当にクラリスに良くして下さっています。
 彼女の笑顔が増えたのは一重に貴方のお陰です」

「神父様、私の話は……」

「いいですか。人間誰しも性欲というのがあります。貴方はまだ若い。
 有り余るそれが凝り固まってサキュバスを誘う事もありますよ。
 夢で良かった、そう思いましょう。現実ですら制御しきれない人間もいるのです。
 貴方が過ちを犯さない優しい心の持ち主である事は子供たちも皆知っている所です」

「神父様……」

「貴方はクラリスとかかわるのを恐れていますが
 我々の主は結婚を禁じている訳ではないのです。彼女は一人の立派な女性です。
 それほど愛し、耐え忍び、尽くす事が出来るのであれば
 いっそう共に寄り添って歩む道を模索されてはいかがかな?」

「……」

クラリスはこの時初めて彼が自分に恋した事に悩み苦しんでいる事を知った。

それから数日、彼は夢を見た。

クラリスが寝ている彼の上に跨がり、艶やかな吐息をしきりに漏らす。

また例の淫夢かと彼は夢の中で済まない、済まないと謝った。

クラリスはそんな彼の頬を笑顔で撫でた。

そして何度もキスして、ぎこちなく腰を揺らしていく。

夢心地でクラリスの中に己の欲望を爆ぜさせた。

起きると、彼は夜遅くの事務所にいた。

どうやらソファーでうたた寝をしている時に寝てしまったらしい。

優しい誰かが毛布を掛けてくれていた。

まさかと思いズボンをまさぐるが、脱いでいる形跡はなく

ただトランクスの中がべっとりと汚れていた。

それがいいガス抜きになったのだろうか。

彼の病は徐々にではあるが回復に向かっていった。

「夢で良かった、そう思いましょう」という神父の言葉を思い出しながら

せめて夢の中でだけクラリスと添い遂げてもいいではないか。

そう思い直すようになったのだ。

それから数日、彼は夢を見た。

クラリスが寝ている彼の上に跨がり、艶やかな吐息をしきりに漏らす。

また例の淫夢かと彼は夢の中で済まない、済まないと謝った。

クラリスはそんな彼の頬を笑顔で撫でた。

そして何度もキスして、ぎこちなく腰を揺らしていく。

夢心地でクラリスの中に己の欲望を爆ぜさせた。

起きると、彼は夜遅くの事務所にいた。

どうやらソファーでうたた寝をしている時に寝てしまったらしい。

優しい誰かが毛布を掛けてくれていた。

まさかと思いズボンをまさぐるが、脱いでいる形跡はなく

ただトランクスの中がべっとりと汚れていた。

それがいいガス抜きになったのだろうか。

彼の病は徐々にではあるが回復に向かっていった。

「夢で良かった、そう思いましょう」という神父の言葉を思い出しながら

せめて夢の中でだけクラリスと添い遂げてもいいではないか。

そう思い直すようになったのだ。

しかし、彼がすっかり回復した三ヶ月後、急にクラリスが行方をくらましてしまった。

携帯にも孤児院の電話にもかけてみたが出ない。

真面目なクラリスがサボるはずがないので

彼は事件かもしれないと警察にも連絡した。

しかしそれから半年も彼女は見つからなかった。

プロデューサーは時間の許す限り自分でも本州の北から南まで探し回った。

だが一向に見つからない。

「クラリス……どこにいるんだ……」

捜索に疲れた時、プロデューサーは必ず立ち寄る所があった。

それは兵庫県の小さな教会だった。

ここはクラリスのいた教会という事で警察が最初に捜査した場所だ。

彼はここで壁越しに讃美歌を聞いてクラリスの幻影を空に描いた。

もう彼女がいなくなって八か月になろうとしていたある日

仕事帰りにいつもとは違う時間帯に彼はこの教会に足を運んだ。

するとどこかで聞いたようなピアノのメロディと讃美歌が聞こえてきた。。

あの優しい声色はずっと夢の中で聞いてきたあの声そのものだった。

「……クラリス!」

プロデューサーは乱暴に敷地内に入り一階の礼拝堂に入った。

クラリスはピアノの椅子に座っていた。

彼女はプロデューサーの姿を目にして、逃げ出そうとしたが

それよりも早く彼に手を握られた。

「クラリス、事務所に来なかったのはどういう事か説……!」

プロデューサーは息を飲んだ。

クラリスが事務所に来なかった理由が、彼女の体にありありと現れていたからだ。

スイカを抱えたような下腹の大きな膨れ具合……そう、クラリスは妊娠していたのだ。

六ヶ月前、クラリスはプロデューサーの飲み物にある薬を入れた。

これは一ノ瀬志希から入手したもので、比較的はっきりした夢を

見やすいレム睡眠の割合を高める効果がある、つまり夢を見やすくする睡眠薬だった。

疲れて事務所に帰ってきたプロデューサーに

彼女はその薬をこっそりアイスティーに混ぜて出した。

もう遅い時間帯だったからここには二人の他、誰もいなかった。

やがてソファーで長椅子に寝転がってスヤスヤと寝始めたのを確認すると

プロデューサーの前で、クラリスは法衣を脱ぎ、裸身を晒した。

「主よ、迷える子羊をお救い下さい……」

クラリスは宙に十字を切って祈りを捧げた。

「私はここで戒律を初めて破ります。初めて、……セックスします……。
 願わくば主よ、彼の苦悩を払い、その咎を全て私に与えん事を……」

クラリスは恐る恐るプロデューサーのズボンを下方にずらした。

その下から出てきた大振りの肉根は、敬虔なシスターである彼女にとって

まさに悪魔のように醜く映った。

彼女は純粋な自らの体を捧げてその悪魔を祓おうと努めた。

「んっ……! ああっ……! んうう……!」

狭き聖女の隘路をその悪魔は禍々しい笑みを浮かべて潜り込んでいく。

穢れた身をもって痛みを堪え、クラリスはプロデューサーの分身を慰めた。

不慣れ故にぎこちないが、精一杯の愛情と宗教的献身によって

彼女は尻肌に汗の粒を滲ませながら妖しく踊る。

「クラリス……」

プロデューサーは呟いた。目は閉じている。どうやら彼女の夢を見ているようだ。

「クラリス……すまない。俺は馬鹿だ。許されないと知りながら聖女に恋をしてしまった」

「良いですよ、プロデューサー様」

クラリスは彼の頬にその白い手を添えた。

「この瞬間だけ、私は貴方の妻になります。精一杯、私を愛して下さい。
 愛をぶつけて下さって、構わないんですよ?」

プロデューサーはクラリスの尻を掴んで下からピストンした。

それまで我慢していた故に濃縮気味の遺伝子は熱を発する肉搭を駆け登って天辺から噴き出た。

「んああ……!」

クラリスの、男を知らない卑奥にビュクビュクと無垢な魂が跳ね、飛び、乱れ泳いでいく。

その白く重い遺伝子は瞬く間に聖女の中を淫らに染め上げてしまった。

例え夢でも心を通わせ、充分本懐を遂げたからか

それともクラリスの願いを神が聞き届けたからか

プロデューサーの恋病は日に日に癒えて快復した。

その一方で、クラリスは徐々に重たくなっていく下腹に焦燥感と罪悪感を抱いていた。

厳格なカトリック教徒の父の下で育った彼女は

避妊も膣外射精も行わずにプロデューサーと交わった。

それが破戒の印だと気づいた時、彼女は自らの罪から逃げるように行方を眩ました。

最初は兵庫の修道院に帰ろうと思ったが、そこはきっと心配したプロデューサーが

電話を入れているだろうと思い、神父の付き添いで付き合いのあった

九州の大きな大聖堂にこっそりと住まわせてもらった。

せめてお腹の子が無事に出産し終えるまではここにいようと決めていた。

真実を知ったプロデューサーはクラリスを固く抱き締めた。

「クラリス、すまん! 大切な時にお前の傍に居られず、お前をずっと苦しめて……!」

「いいえ、プロデューサー。これは私がしたくてした事です。
 貴方の苦しむ姿を見るのが、辛かったから……」

「クラリス、お前一人が地獄に堕ちる事はない。堕ちるなら俺も責め苦を受けよう。
 そして業火や悪魔からお前を守り抜いてやる!」

「プロデューサー様……」

教会の一室を借り、プロデューサーとクラリスは互いの手を熱く握って隣合っていた。

半年以上離れていた二人は、相手の温もりとそれと共に染み込むような幸福感を噛み締める。

クラリスもまた、プロデューサーの傍を離れていながらどこか彼を求めていた。

彼の子供が胎内に宿り、すくすくと成長していくと

その想いはますます強く大きくなっていったようだ。

「済まないクラリス、お前の体をこんなにして……」

プロデューサーはクラリスの孕み腹をローブ越しに撫でて言った。

彼女は既に妊娠八ヶ月目に入っていて、その宿腹は夜空に浮かぶ満月のように重く膨らんでいた。

「醜いですか、私……?」

「いや、綺麗だ!」

プロデューサーは言った。

クラリスは元より完成された美しいプロポーションの持ち主だった。

だからこそ、その調和を乱す大きな膨らみは醜く見えてしまいがちだ。

しかし、その醜さが新たな魅力を産み、新たな美の概念をも

創造し、以前とはまた違った美しさを覚えさせる。

「んっ……」

クラリスを抱き寄せたプロデューサーはそのまま彼女にキスをした。

彼女は拒む事なく静かに目を閉じて甘い恋人の口づけに酔いしれた。

二人の手が生命育む子室の上で優しく重なり合う。

「んっ……う……プロデューサー……♪」

クラリスはプロデューサーの差し出した舌を吸い、その蜜唾を愛しそうに啜り堪能する。

彼も彼でクラリスの口内に何度も舌を遣いに出して

その皓歯をなぞり、熱い息吹共々味わった。

どれほどの時間が経ったか。

やっと離れた二人の間にはとろりとした唾汁の橋が架かっていた。

それは二人の愛を示すように中々切れなかった。

クラリスはクスリと笑って、人差し指の先でくるくるとそれを巻き込むと、全て口に納めた。

「クラリス」

「はい……♪」

四つん這いになったクラリスは背後に立ったプロデューサーに向けて

ローブの裾を大きく捲った。

白く艶やかな蜜尻が修道服の深い藍色によって更に悩ましく強調されている。

「プロデューサー様……♪ 私はもう……」

クラリスは尻間を軽く広げて、セピア色の肛穴と共に可憐な恥唇を晒した。

プロデューサーは初めて見る彼女の女を前にして思わず反応した愚息をしごき、宥めた。

既にこの向こう側には己の子供もいるのに、その入り口を初めて拝むというのも妙な話である。

「お願いします……早く、プロデューサー様のを……」

クラリスは頬を朱に染めて肉門をもう片方の指で慎ましく弄った。

子供の父親にかける期待が己の身体を昂らせ、淫らな焦燥感を覚えさせた。

「いくぞ……」

「……はい……♪」

広がった聖女の肉門に、プロデューサーは屹立した繁殖砲をぬぶと挿し入れた。

「んっ……! あっ……! ああっ……プロデューサー……!」

すべらかなクラリスの尻肉に指を食い込ませ、プロデューサーは地獄への道のりを歩む。

ゆっくりと、彼は彼女の産道を分身で味わいながら再姦していった。

進める度にクラリスはその麗尻をくねらせ、抗い難い肉悦を忍んでいた。

「んっ……クラリス……!」

プロデューサーはクラリスに覆い被さり、その優しい感触の乳房を揉む。

種を宿したからか、それは以前より大きく重く実っている。

居なくなった腰は憑かれたように激しく彼女の濡れ孔を何度も穿ち

ポタポタとベッドシーツに愛汁を落とさせた。

落ちて染み込んだ汁は堕香を漂わせて二人をどっぷりと酔わせた。

「んああ……! クラリス、すまん、もう限界だ……っ!」

「ああんっ……! はい、構いません……! 私のナカに、出して下さい……!」

彼は神に許しを乞うようにクラリスを愛突し、身重の穴に

どぷっどぷっどぷぷっと濃厚な蜜精を注ぎ込んだ。

熱く焼け爛れそうな豪精が子室の扉にべたりとまとわりつく。

「ああ……プロデューサー……♪」

愛した男の精を啜り、聖女は再びただの女になった。

プロデューサーはそんな彼女を抱きながら

なおも高々と先を持ち上げる愚息の勢いを感じていた。

「ああんっ……!」

繋がったままクラリスを横たわらせ、その長い細脚を抱いた。

柔らかな踝を肩にかけながら、ずぷずぷと淫犯する。

白い足裏を舐め、二プルのように親指を口に含んで舐めながら

美しいシスターと結ばれている悦びに打ち震える。

「ああんっ……♪ そこっ……♪、もっと……!」

「感じるのか、クラリス……?」

クラリスは唇に指を含ませてうなづいた。

「はいっ……! とっても……♪
 前とは別の所がこすれて、気持ちイイです……っ♪」

ああっ、クラリス! プロデューサーは込み上げる愛しさに身が破裂しそうな思いがした。

彼は額に汗粒を滲ませて、クラリスに雄種を捧げるべく挿姦を繰り返す。

ローブからはみ出た丸々とした妊娠腹が嗜虐欲、射精欲、あらゆる淫欲を煽ってくる。

「んんん……! クラリス……っ!」

クラリスの足指にかぶりつきながら、プロデューサーは

びゅっびゅびゅっびゅるるるるる、と強かな律動に乗せて砲精を捧げた。

粘度の高い蜜精は螺旋状に乱れ放たれ

聖女の産道を白く白く、どこまでも白く塗り替えていった。

「プロデューサー様……♪」

クラリスが桃色を帯びた瞳でプロデューサーに熱視線を送っている。

このシスターはまだセックスし足りない様子だ。

元来女の性欲は男よりも穏やかなものだが、一度熱い交尾を覚えた牝は

雄とは比較にならないくらい長く快感を味わおうと滾らせる。

シスタークラリスもまた、男女の交わりを覚えてその妙を知り

汲んでも尽きる事のない恥欲を覚えてしまった。

もうあの清純な修道女はいない。

いるのは愛する男を愛しまた愛されたいと望む、一人の少女がいるだけである。

プロデューサーはまだ勢いを失っていない肉根を軸にして彼女を仰向けにした。

こうするとますます孕み腹の存在が強調され、改めて子を宿したシスターの艶美さが伝わってくる。

「プロデューサー様……手を……♪」

クラリスは愛した男に両手を捧げた。

プロデューサーはその手に指同士を絡め合い、強く握る。

両手と性器の三点で結ばれた二人は互いを見つめ合っていた。

「ああっ……♪ んっ……! あっ、ああっ……♪」

不断の蜜姦を受けてクラリスは悶え、喘いだ。

その閉じた眼からは美しい歓喜からくる涙滴が溢れている。

半開きの口からは涎がつつと垂れ落ちていてシーツを濡らしていた。

もう、ああっ、ああっ、としか言えないほどに恥悦に翻弄されていた。

「クラリス……!」

プロデューサーはぶるっと一度震えた後、クラリスの手を握りながら

ビュグンビュグンと強かな放精を迎えた。

三回目ながら全く薄まらないその特濃級のスペルマは

鈴口が痛くなるくらい勢い良く飛び出し、閉ざしている母宮の門にぶつかり、数瞬綻ばせた。

「あっ、ああっ、ああああ――――っっ!」

クラリスは大声で泣いて、脚を天井に向けて伸ばし、爪先を

健気に曲げて、段々と力が入らなくなるのを感じていた。

繋がった箇所のみが、汗ばみつつもしっかりと結ばれていた。

破廉恥な律動に合わせて痙攣を起こしている彼女の牝は

男から愛精を全て受けようと啜り搾る。

彼が腰を少し浮かせると、ようやく静まった愚息がぬるりと門から滑り出てきた。

それにつられて三発分のやや黄ばんだ雄蜜が、蝸牛のように這い出て

大儀そうにとろとろと太く大きな滴となって会陰部へと垂れ落ちていった。

「やっぱり目元がお前に似ているな」

プロデューサーはクラリスに言った。

彼女はすやすやと寝息を立てている我が娘を胸に抱いて椅子に座っている。

今や一児の父親になったプロデューサーは、そんな母子の

微笑ましい姿を見ながらキャンバスに木炭を走らせていた。

彼女がプロデューサーの子供を孕んで失踪したニュースは

一大スキャンダルとして業界中に知れ渡った。

しかしそれ以上にプロデューサーが普段から大変真面目な人間であった事

痩せるまで彼女の純潔を重んじて悩み苦しんでいた事

それを知ったクラリスもまたプロデューサーを救いたい一心で

我が身を捧げて彼を癒した事も知られていた。

そのため選択したやり方に対して批判はあれど

彼ら自身の人格を非難する言葉はほとんど投げられなかった。

世間体としてプロダクションは謹慎という形の育児休暇を二人に取らせた。

謹慎期間中にクラリスは彼の子供を産み、母子共々健康体で彼をほっとさせた。

「貴方……」

「うん」

プロデューサーはキャンバスから向こう側にいる妻子を覗いた。

その瞳には迷いのない慈しみの光が輝いていた。

「その……謹慎中という事ですから、今すぐでなくてもよろしいんですが……」

「何だい?」

「この子も一人じゃ寂しいと思いますし、もう一人を……」

プロデューサーだった男は木炭を置いて妻の傍に歩み寄った。

キャンバスの中に在るクラリスは、白黒でありながらも赤ん坊の笑い声や

それに対する安堵の息吹までもが聞こえてきそうなタッチで描かれていた。

「クラリス、俺の……聖母(マリア)……」

キャンバスに隠れて、新妻の唇に夫の唇が重なり合った。

以上です。クラリスさん誕生日おめでとう!
Pに夜這いをかけて妊娠したボテ腹シスタークラリスさんに
膣内射精を連発するSSがなかったので書きました。

乙としか言えない

神スレ

最高かよ

神はいた

感想ありがとうございます!

>>12の修正です

九州の大きな大聖堂にこっそりと住まわせてもらった。
せめてお腹の子が無事に出産し終えるまではここにいようと決めていた。

九州の大きな大聖堂に最初はこっそりと住まわせてもらった。
ほとぼりが冷めた後兵庫県に帰郷し、せめてお腹の子が無事に出産し終えるまではそこにいようと決めていた。

クラリスのエロ小説とか貴重で素晴らしいですわ

>「クラリス、事務所に来なかったのはどういう事か説……!」

水曜日のダウンタウンかな?

>>31
食べ過ぎた(意味深)からじゃね?

クラリスのエロSSは貴重

乙 最高だった

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