アルミン「並行世界って知ってる?」 (240)

エレン「何だよそれ?」

アルミン「この世界とよく似た別の世界だよ。」

アルミン「その世界にいる人もみんな同じなんだけど、」

アルミン「その人たちの性格とか、歴史とかはこことはちょっと違うらしい。」

エレン「へーそんなのがあるのか。」

アルミン「うん。この本に載ってた。」

アルミン「本当か分からないけどね。」

エレン「向こうの世界の俺達か。」

エレン「あってみたいな。」

アルミン「うん!じゃあそろそろ寝ようか。」

エレン「そうだな。もう遅いし。」

アルミン「おやすみ。」

エレン「おやすみ・・・。」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371029472

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
?「エレン 起きなさい。」

エレン「んー・・・あと五分」

?「何言ってるの。遅刻するわよ!」

エレン「・・・はあ?何言ってるんだよアル・・・」

エレン「・・・・・え?」

母「おきなさい。学校の時間でしょう?」

エレン「か 母さん・・・!?」

エレン「な 何で母さんが生きてるんだ!?」

エレン「それに何だこの部屋!?どこだ、ここ!?」

エレン「と と、とりあえず・・・」

エレン「母さああああああん!!」ガバッ

母「!?何寝ぼけているのエレン!」

母「早くご飯を食べなさい!」

エレン(ど どうなってるんだ・・?)

エレン(何だよこの部屋は・・?それに母さんも生きてる・・・。)

エレン(どういうことだよ・・・?)

エレン(・・・・並行世界)

エレン(そうだ、昨日アルミンが言ってた)

エレン(俺達のいる世界と似てる別の世界・・・っ)

父「おはよう、エレン」

エレン「父さん・・・っ」

エレン(父さんまでいる)

エレン(やっぱりここは・・・)

エレン(でも、実際あるなんて)

母「さあ座って。朝ごはんよ。」

エレン「う うん。」

エレン(ここはどんな世界なんだ・・?)

母「学校の支度は出来たの エレン?」

母「もう 本当に忘れ物ばっかりなんだからエレンは・・・」

エレン「え?」

母「え?」

エレン「学校?」

母「?」

エレン「母さん、学校って何?」

母「何寝ぼけたことを言ってるのよ エレン!」

母「いつも行ってる所でしょう?」

エレン「え?え?」

母「もう!また変な事言って学校休もうとして!」

エレン「そんな事言われても・・・」

母「馬鹿なこと言ってないで。もうすぐアルミンが向かいに来るはずだから」

母「ほら 急いで!」

エレン「!アルミン!」

エレン(そうだ アルミンに聞こう!)

アルミン「エーレン!」

母「あら 来たみたいね。ほらエレン、行きなさい。」

エレン「うん分かった、行って来ます!」

母「いってらっしゃい。」

バタンッ

母「めずらしいわねーいつもは行くの渋るのに。」

アルミン「おはようエレン!」

エレン「アルミン聞いてくれ。おかしいんだ・・・」

アルミン「へ?」

エレン「とりあえず何からいえばいいのかな・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アルミン「ふむ・・・つまり君は別の世界から来たの?」

エレン「ああ、信じてくれるか?」

アルミン「・・・うん!エレンの言うことだし、信じるよ。」

エレン「良かった。で、ここの世界はどうなってるんだ?」

エレン「地面はコンクリートで出来てるし着てる服もちがう。」

エレン「第一、巨人を防ぐ壁がない!」

アルミン「・・・巨人ってまさか・・・」

アルミン「100年前人類が滅ぼした奴らのことかな?」

エレン「・・・・え?」

エレン「じ、じゃあもうここには巨人はいないのか?」

アルミン「うん。僕も歴史の教科書で見ただけだよ。」

エレン「人類すげえな・・・。」

アルミン「で、エレンのいた世界は携帯とか、インターネットとか無いの?」

エレン「いんたーねっと?」

アルミン「あーあとで説明するよ。」

アルミン「少しこの世界を見ていく?」

アルミン「せっかくだしさ。」

エレン「じゃあ少しだけ・・」

アルミン「とりあえず学校行こうか。」

エレン「そうだった。アルミン、学校って何だよ?」

アルミン「ああ、行った事無いの?」

エレン「おう。どういうところ何だ?」

アルミン「うーん。色々学ぶところかな。」

エレン「何を学ぶんだ?」

アルミン「まあ行ってみようよ。」


エレン「うおおたの建物すげえ!窓がたくさんついてる!」キラキラ

エレン「エレン!あのすごいスピードの奴は何だ!?馬か!」

エレン「人が多い!すっげえ!!」

アルミン「エレン・・・全部後で説明してあげるからさ。」

アルミン「ほら、学校着いたよ。」

エレン「お?おおおお!」

エレン「こんな建物初めてみた!ここは何だ?訓練をしたりするのか!?」

アルミン「訓練はしないよ。」

アルミン「エレンもしたことない?本を読んで、勉強をするんだよ。」

エレン「おお、それならやった事あるぞ。」

エレン「楽しみだな!早く入ろうぜ!」

アルミン「・・・・・・うん。」

ガヤガヤ

エレン「部屋がたくさんあるぞ・・・俺はどこに行けばいいんだ?」

アルミン「エレンは僕と同じ3年A組だよ。ほら、ここ。」

エレン「おお!」

アルミン「エレン、別の世界から来たって事、」

アルミン「他の人にはあまり言わないほうがいいよ。」

エレン「んあ?何でだ?」

アルミン「多分誰も信じないと思うから。ね?」

エレン「おー分かった」

アルミン「じゃ、分からないことがあったら僕に聞いてね。」

エレン「おう」

ガララッ

巨人中学知らん><。
ごめんね。

今日はここまで。

サシャ「あ エレン、アルミン!」

エレン「おお サシャ」

エレン(サシャもいるのか。あとは・・・)

エレン(おお クリスタとアニ、コニーとジャンもいる!)

サシャ「おはようございます!」

エレン「おはよう。」

アルミン「おはよう サシャ。」

エレン「エレン、エレンの席そこね。」

エレン「自分の机と椅子があるのか!?」

アルミン「うん。そうだよ。」

エレン「すっげえ」

サシャ「?」


あ、1です!

アルミン「エレン、最初の授業は歴史だよ」

エレン「おおー歴史?でも俺教科書・・・」

アルミン「忘れたの?じゃあ僕の一緒に見ようよ」

エレン「お、悪いな」

アルミン「ううん 全然大丈夫」

エレン「授業楽しみだなー」ワクワク

アルミン「面白くは無いけどね。」

ジャン「あー最初は歴史かよ・・・」

ジャン「めんどくせえ」

コニー「本当だよな。あの先生話長いからなー・・・」

コニー「なあエレン。」

エレン「え 先生?」

エレン「誰だ?」

ジャン「はあ?何寝ぼけてるんだよエレン」

コニー「ほら、巨人の歴史の話でやたら盛り上がる」

コニー「ハンジ先生だよ」

エレン「え」

キーンコーンカーンコーン

ガラガラッ
ハンジ「はーい皆おっはよー!」

エレン(ハンジさんが先生か・・・)

エレン(何でもありなんだな)

ハンジ「じゃあ皆!今日は巨人の歴史について」

ハンジ「じっっくり勉強しようか!」キラキラ

ジャン「・・・」ハアー

ハンジ「じゃあ教科書121ページを開いてね」

ペラッ

エレン(何かカラフルな本だな)

エレン(絵とか多いし・・・)

ハンジ「まずこれが巨人です!100年まえ突如現れ、」

ハンジ「我々人類を滅ぼそうとして来ました。」

ハンジ「しかし、化学が発達していた人類はミサイルや特殊爆弾をつかい、」

ハンジ「僅か一年で巨人を全滅させてしまったんです!」

エレン(み ミサイル?)

エレン(人類すげえ・・・)

エレン(こっちの世界は随分と進んでるんだな)

キーンコーンカーンコーン
ハンジ「で、その後巨人に思い切り・・・っ」キラキラ

サシャ「せんせー授業終わりましたよー?」

ハンジ「ええ!?もう!?早いよちょっとぉ・・・」シュン

ハンジ「じゃあ今日はここまで。おしまい」


ガラガラ

パタン

ジャン「ああああ疲れた・・・」

ジャン「話長すぎなんだよなあ・・・」グッタリ

コニー「ほんとにもー・・・」

アルミン「やっと終わったね。エレン・・・」

エレン「ハンジさんはやっぱりどこだもあれなんだな・・・」

アルミン「エレンのところでも?」

エレン「ああ・・・一晩中巨人の話してたときもあった・・」

アルミン「そ それはすごいね。」

エレン「で この後はどうするんだ・・・?」

アルミン「えーっとね。この後3時間勉強して、あ 休憩も入れてね」

アルミン「その後ご飯食べて2時間勉強すれば おしまい。」

エレン「え?」

アルミン「え?」

エレン「・・・それだけ?」

アルミン「?・・・うん」

エレン「ご飯も食べれて あのカラフルな本で勉強して 休憩もいれて」

エレン「それでおしまいなのか」

アルミン「ん そうだけど・・・」

エレン「すっげええええ!」

アルミン「えっ」

エレン「すごいなこの世界は!巨人もいなくて何か全部カラフルで!」

エレン「こんな平和な世界 初めてだ・・・っ」

アルミン「・・・」

アルミン「うん、気に入ってもらえたなら良かった」ニコッ

エレン「そういえばミカサは?」

アルミン「えっ」

エレン「この部屋には居ないぞ。別のところか?」キョロキョロ

アルミン「・・・・・・」

アルミン「今日は休みみたいだね。」

エレン「そうかー・・・。」

エレン「じゃあ休憩中にがっこうの中探検に行って来る!」

アルミン「あっエレン!」

ダダダッ

エレン「すげえなあ・・・がっこう。」

エレン「ここの奴らは皆平和に生きてるんだろうなあ」キョロキョロ

エレン「でも巨人いないってのはいいな。」

エレン「あっちの奴らも連れてきたいなあ」

エレン「お?あいつは・・・」

エレン「ミーナじゃねえか!」

エレン「おーいミーナ!」

ミーナ「!」ビクッ

エレン「ミーナ。靴入れの前で何してるんだ?」

ミーナ「あ・・・エレン」

エレン「ん?何持ってるんだ?金色の針?変な形だな。」

ミーナ「・・・何言ってるの?」グスッ

エレン「おお!?何泣いてるんだよ!?」オロオロ

エレン「それが靴の中に入ってて刺さったのか?大丈夫か?」

ミーナ「いいよ・・・いつものことだから。」

ダダッ

エレン「おいミーナ!?」

エレン(どうしたんだミーナ)

エレン(やっぱり針が刺さったのか?)

キーンコーンカーンコーン

エレン「やっべえこの鐘の音って勉強が始まる合図じゃないのか!?」

エレン「お 俺どこの部屋だったっけ・・・!?」オロオロ

タタタッ

アルミン「エレン!」

エレン「おおアルミン!何でここに!?」

アルミン「戻ってくるのが遅いから 迷ってるのかと思って」ハアハア

アルミン「とりあえず 早く戻ろう!」

エレン「お おう!」

アルミン「早くしないと・・・っ」

アルミン「次はリヴァイ先生の授業なのに 遅れたら・・・っ」アセアセ

エレン「」

学年は普通に原作基準なのか
そうなると巨人組は高校生か?

>>36
一応中3設定です!

アルミン「ああ・・・リヴァイ先生怖かったあ・・・」

エレン「まあ 廊下に立たされるだけですんで良かったな」

アルミン「?十分じゃない?」

エレン「いやあの人なら殴ったり蹴ったり・・・」

アルミン「いやいやそんな事したら問題になっちゃうよ。体罰って」

エレン「え そんな問題じゃないだろ」

アルミン「エレンたちの所は普通だったんだろうけど」

アルミン「今は先生が少し叩いただけでも体罰って事で責められるんだ」

アルミン「リヴァイ先生も一度生徒殴って問題になったんだよ」

エレン「え?」

アルミン「だからそれからエヴァイ先生も立たせるだけにしたんだって」

エレン「・・・何か面倒くさいな それ」

エレン「体罰の何が悪いんだ?」

アルミン「・・・多分指導目的以外で体罰をする先生が居たから だと思う。」

エレン「は?何だよそれ?」

アルミン「僕もよく分かんない」

エレン「そっか・・。 あ、そういえば」

アルミン「?」

エレン「さっきミーナが靴入れの前で泣いてたんだ。」

エレン「何か金色の・・下が平べったい針もってて。」

アルミン「・・・・」

エレン「で、どうしたのか聞いたらな、何でもないって走っていったんだが」

エレン「あれは一体・・・」

アルミン「エレン、それは・・・っ」

ガラッ

リヴァイ「おい。」

アルエレ「「ひぃっ」」ビクッ

リヴァイ「・・・・喋るな。静かにしとけ。」

ピシャンッ

エレン「びっくりした・・・」ドキドキ

エレン「で それは、なんだ?」ボソボソ

アルミン「・・・いや。」

アルミン「何だろう、わかんないや」

エレン「?」

ミス><

エレン「ふー。これで四時限目の勉強もおしまいか・・」

エレン「あの後もエルヴィンさんが先生だったりすごかったなー」

エレン「ペトラさんの家庭科の勉強はほのぼのとしてて楽しかったけど」

アルミン「エレン 次はご飯だよ!」

エレン「おお!どんなご飯かな!?」キラキラ

アルミン「エレンはいつもお昼は何を食べていたの?」

エレン「訓練の合間に5分ほど、パンひとかけらとスープを食べてた。」

エレン「訓練が長引くときは食べない事もあったな。」

アルミン「そうなんだ。」

アルミン「ここは20分くらい時間があるからゆっくり食べるといいよ。」

エレン「おう!」キラキラ

アルミン「エレン 嬉しそうだね」ニコニコ

エレン「おおお・・・何だこの具沢山スープはっ・・」

エレン「このパン、貴重な干しぶどうが入ってるじゃねえか・・・」

エレン「これはひじきだよな!・・これはミルク!?」キラキラ

エレン「今日は何か特別な日なのか?こんな豪華なの 全部食っていいのか!?」

アルミン「うん。全部食べていいんだよ。」

アルミン「これが、僕らのいつものご飯なんだ。」

エレン「うおお・・・いただきます!」

ムシャムシャッ

エレン「うめえ!味がしっかりついてる!」バクバク

エレン「ん?」

サシャ「すごくおいしー!今日のご飯も!」ムシャムシャ

クリスタ「サシャは本当によく食べるねー」ニコニコ

アニ「良かったら私のも いる?」

エレン「やっぱりサシャも変わらねえな」

エレン「まあこんなおいしいしな!」

アルミン「エレン 食べたら休憩時間だし またどこか行く?」

エレン「おう!」

20分後・・・

エレン「おいしかった!よしアルミン 行こうぜ!」

アルミン「うん!」

バタバタ

サシャ「ふーおいしかったあ」

クリスタ「サシャは本当においしそうに食べるね」クスクス

サシャ「はい!ご飯は私の一番好きな時間です!」

サシャ「あ 私給食片付けないと!ではっ」

タタッ

クリスタ「・・・・」

アニ「あいつ絶対キャラ作ってるよね。」

クリスタ「うんwwwwバレバレだよねwwww」

アニ「きもちわる」

テクテク

エレン「しかし俺 前の世界に戻れるのかなー・・」

アルミン「うーん きっと戻れるんじゃないかな」

アルミン「僕も調べてみるよ」

エレン「おお ありがとう」

エレン「あ、なあ アルミン」

アルミン「ん?」

エレン「この世界って海、あるか?」

アルミン「海?あるよ」

エレン「本当か!?見たことあるのか?」

アルミン「うん。大きくて広いんだ」

エレン「いいなあ!見てみたい!」キラキラ

アルミン「ん、今度の休みに連れて行ってあげようか?」

エレン「おお 行きたい!」

アルミン「分かった。行こう」

エレン「どんなのかなあ・・・っ」ワクワク

アルミン「ふふ びっくりすると思うよ」クスクス

エレン「あー部屋が多いな・・」

エレン「道に迷いそうだ」

アルミン「さっき迷ってたよね。」プッ

エレン「うっせえ」

アルミン「どこか行ってみたい所とか ある?」

エレン「んー・・・ん?」

エレン「アルミン あの裏庭にいるのって・・」

アルミン「ん?」

アルミン「あ」

エレン「フランツとハンナだ!」

アルミン「え、エレン声がでか・・」ボソボソ

エレン「おーい!フランツ!ハンナぁぁ!」

エレン「そんなにくっついて 何してるんだー!?」

ハンナ「きゃあああ!」

フランツ「エレン!?」

アルミン「うわあエレン!声がでかいってば!」オロオロ

エレン「何だよ 声でかくしねえと届かないだろ?」

エレン「おーい何で服がそんなにはだけてるんだよー!?」

エレン「そこで何してるんだー!?」

「「クスクス」」

ハンナ「ふ フランツ・・・!」

フランツ「とりあえず服着て 場所を変えよう!」

タタタッ

エレン「あっれ行っちゃったぞ・・?」

アルミン「何してるんだよエレン!」

エレン「え 何でだよ・・?」

アルミン「あんな大きい声で言ったらばれるでしょ!」

エレン「付き合ってるって皆知ってるんだろ?ならいいじゃねえか」

アルミン「二人きりで人気のない所に居るんだよ?」

アルミン「何してるかは分かるでしょう!?」

エレン「え?」

エレン「・・・何するんだよ?」キョトン

アルミン「せっ・・・○交だよ!」

エレン「??」

アルミン「子作り予行練習みたいなものだよ!」

エレン「ええ!?何で予行れ・・・」

エレン「あの二人結婚してんのか!?」

アルミン「・・・あのね、エレン」

アルミン「ここの世界では 夫婦になる前からこういう行為をする人もたくさんいるよ」

エレン「そ そうなのか・・・」ドキドキ

アルミン「だから今のは見なかったことにしよう。」

エレン「ああ・・」

アルミン「先生とかにばれたら 色々大変だからね・・」

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下校中

エレン「これで今日の勉強おわりかー。」

アルミン「うん、どうだった?学校は?」

エレン「ああ、何ていうか」

エレン「前の世界と違うことがたくさんあって 面白かった!」キラキラ

アルミン「そう 良かった。」ニコニコ

アルミン「明日も来れるかな?」

エレン「ああ、多分・・いや 絶対行く!」

アルミン「分かった。また明日家まで行くね。」

エレン「おう。あと、」

アルミン「ん?」

エレン「海の約束 忘れるなよ?」

アルミン「うん、分かってるよ!」

アルミン「あ 家着いたよ」

エレン「おお、じゃあな。ありがとう」

アルミン「ううん、バイバイ」

エレン「また明日な。」

バタンッ

アルミン「また明日・・・」

アルミン「・・・・・・」

今日はここまです。

1です



エレン「今日は勉強本もしっかり入れてっと・・・」

エレン「よし 準備も出来た!」

母「あら、今日は早いのね。」ニコニコ

エレン「おお!もっと色々知りたいしな!」

母「勉強熱心ね エレンは」

エレン「そろそろアルミン 来るころかな」

ピンポーン

アルミン「エーレン」

エレン「お 来た!じゃあ行ってくる!」

アルミン「おはよう エレン」

エレン「おはよう!」

アルミン「昨日はあの後どうだった?」

エレン「あの後すぐ晩御飯を食べたんだがな」

エレン「すごくでかい肉が出たぞ!魚も出たし米も食べた!」

エレン「ここは食料が豊富なんだな!」

アルミン「うん。そっか」ニコニコ

エレン「その後は疲れたからすぐ寝た」

エレン「巨人が出るって不安が無いからすごくよく寝れたんだぜ!」

アルミン「それは良かったね」

アルミン「ね エレン。この世界はすっごく平和でしょう?」

エレン「ああ!」キラキラ

アルミン「ずっと居たいと思う?」

エレン「んーもちろんいたい気持ちも強いが」

エレン「やっぱり俺の目的は巨人を倒すことだしな」

エレン「あっちも心配だしもう少ししたら帰りたい」

エレン「あ 海を見てからな!」

アルミン「・・・・そっかあ」

エレン「さーあ今日は何の勉強かなー!」

アルミン「今日は1時間目は自習だね」

エレン「自習、何するんだ?」

アルミン「先生がいないから、好きな科目を勉強するんだよ」

アルミン「まあ ほとんどは遊んでるけどね」

エレン「へえ」

エレン「休憩時間みたいだな」

エレン「教室なかなか覚えられない・・」

アルミン「ここだよ エレン」

ガラッ

エレン「お サシャだ、おはよう」

サシャ「・・・・・」

エレン「・・・・サシャ?」

サシャ「あ エレン・・・おはよう、ごさいます」ニコッ…

エレン「元気ないぞ?朝飯食ったか?」

アルミン「・・・・」チラッ


クリスタ「−−−」ヒソヒソ

アニ「−−−−−」ヒソヒソ

クリスタ「クスクス」

アルミン「・・・・・サシャ、あの・・・」

クリスタ「アニー!ミーナの所行こうよ!!」

クリスタ「新しいターゲットが出来たって伝えにいこうよ!!」クスクス

サシャ「」ビクッ

サシャ「わ 私トイレ行ってきますっ・・・」

タタタッ

エレン「?何だアルミン、サシャどうしたんだ?」

エレン「やっぱり朝飯抜いたのか?」

アルミン「・・・・うん」

アルミン「きっとそうだと思うよ」

キーンコーンカーンコーン

ジャン「やった 自習だ!」

ジャン「コニー 恋ばなしようぜ!」

コニー「お前顔に合わず乙女みたいだな・・・」

コニー「そういえば最近はどうだ?」

コニー「愛しのミ・・・」

ジャン「その話はやめろ」

ジャン「本気でやめろ。しめるぞ」

コニー「お おう」


エレン「なあなあアルミン、ここの世界の話してくれよ」

アルミン「ん?いいよ」

>>1トリップつけたら?

>>69アドバイスありがとうございます!これであってるかな・・・

エレン「へえ・・・あの変な箱ってテレビって名前なのか・・・」

アルミン「うん、それで色んなものが見れるんだよ」

アルミン「ニュースっていって、世界で起こっている出来事を知ることが出来るものとか」

アルミン「他にも色々。一度見てみたらどうかな」

エレン「へえー便利だな。面白そう」

エレン「帰ったら見てみるか。」

エレン「あ、あと いんたーねっとも・・・」

キーンコーンカーンコーン

エレン「あ 終わった・・・」

アルミン「エレン 次は技術だからインターネットについて勉強するよ」

アルミン「そのとき分かるから」

エレン「おお そうか」

授業中

エレン「・・・・なあアルミン」

アルミン「ん?」

エレン「ねっとわーくとか、まっったく意味が分からないんだが」

エレン「つまり・・・どういう意味なんだ?」

アルミン「要するに、インターネットを使えば」

アルミン「色々な事を調べられるし 世界中の人と会話したり出来るんだ」

エレン「!!」

エレン「それはすごいな・・・」

アルミン「ね?ちょっと難しいかもだけど 楽しいよ」

エレン「あー休憩時間か。腹減ってきた」

アルミン「早いよエレン」

エレン「だってよー・・・ん?」

エレン「サシャ クズ入れの前で何してんだありゃ」

タタタ

エレン「サシャ どーした?」

サシャ「あ エレン・・・」グスッ

エレン「おいどうしたんだよ?何泣いてるんだ?」

サシャ「えっと・・」

エレン「ん?何で本がクズ入れに入ってるんだ?」

エレン「ボロボロだぞ?」

エレン「どうしたこれ?使いすぎたのか?」

アルミン「え エレン・・っ」

サシャ「・・・」

サシャ「何でも ないですから」

タタッ

エレン「サシャ!」

エレン「どうしたんだよ サシャ・・・」

エレン「とりあえず本・・」パンパンッ

エレン「・・・?」

アルミン「エレン、あんまりそんなことしていちゃ・・」

エレン「アルミン」

エレン「何で馬鹿だの[ピーーー]だの書かれてるんだ この本」

アルミン「・・・」

エレン「サシャが書いたんじゃないだろ?」

エレン「何だよこれは」

アルミン「エレン」

エレン「おーいお前ら」

エレン「サシャの本落書きされてたけど 何か知ってるかー?」

アルミン「・・・っ」

  シーン

エレン「知らないのか」

アルミン「エレン!きっとサシャが自分で書いたんだよ!」

エレン「?何でだよ?」

アルミン「た 多分むしゃくしゃしてたんだと思う」

アルミン「その本もう使わないものだし」

アルミン「サシャいっつも書いてるよ?」

エレン「そうなのか?変わったストレス発散法だな」

アルミン「そうそう。だから気にしなくていいんだよ。ね?」

エレン「じゃあ 何で泣いていたんだよ」

アルミン「今日の昼ご飯は・・・サシャの嫌いなナスだからだよ」

エレン「それでか?」

アルミン「うんそうそう、もう席戻ろう」

エレン「ああ、まあ他の奴らが書くとも思えないし・・・」



「「ボソボソ」」

『なにあれ 馬鹿なの?』

『目立ちたいのかな きもちわるい』

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下校中

エレン「あの後もサシャ 元気なかったなー」

エレン「そんなにストレス溜まってるのかな」

エレン「多分勉強が出来ないとか、そんな理由なんだろうけどな」

アルミン「うん」

エレン「あ アルミン、今日てれび見てみるぞ!」

エレン「今日にゅーすいつ見れるんだ?」

アルミン「んー6時からかな」

エレン「分かった!じゃあな」

アルミン「うん バイバイ」

タタタッ

ガチャッ

エレン「母さんただいま!」

母「あら おかえり」

エレン「てれび!てれび見たいんだけど」

母「ええ?」

ピッピッ

エレン「へえ こうやって付けるのか・・」

ピッ

『こんばんわ、ニュースの時間です。』

エレン「えっあ、こんばんわ、よろしくおね・・」

『まず 最初のニュースです』

エレン「」

エレン(スルーされた・・・)

母「・・・」

エレン「ああ、・・・そうですか。」

エレン「赤ちゃんが生まれて・・・ほうほう」

エレン「それはすごいですね」

母(エレンがテレビに向かって話してる・・・)


エレン「ニュース面白いな・・・。」

『次のニュースです』

エレン「お」

『昨日 ○□県○市で中学1年生の女子生徒が自殺しました』

『原因はいじめだと・・・』

エレン「え?」

エレン「いじめ・・・」

エレン(って あれか)

エレン(あっちの世界でアルミンがされてたことか)

エレン(叩かれたりしたののかな。)

エレン(こっちの世界でもああいうガキ大将がいるんだな・・・)

エレン(それにしても他の友達とかは何をやってたんだ?)

エレン(ガキ大将なんかみんなで倒せばいいのに)

エレン(自殺か・・・)

エレン(そこまでしなくても・・・)

エレン(そんなに強い奴だったのか?)

エレン(俺がいたらそんな奴の一人や二人)

エレン「ぼっこぼこにしてやるのに!!」

母「!?」

エレン「ニュース面白かったのに 最後で台無しだ・・・」

エレン「この後ガキ大将は皆から怒られて いい奴になればいいんだがな」

エレン「・・・・」

エレン「あー・・・いんたーねっと。」

エレン「ここにあるかな・・・やってみたい」



母「インターネット?繫いでるわよ?」

エレン「あるのか?やりたい!」

母「何かエレン元気ね・・・。あっちにあるでしょ?」

エレン「おおお!」

エレン「どうやってやるんだ・・・これ」

エレン「ここを・・・押すのか?丸に針が刺さったようなボタン・・・」

ピッ

ウィイイーン

エレン「おお ついた!」

エレン「で・・・この後はどうすれば・・・」

エレン「・・・・」

エレン「母さーん!」




母「で ここの欄に調べたい言葉を入力すればいいのよ」

エレン「分かった。ありがとう」

母「それはお父さんのだから 壊さないようにね」

エレン「うん」

母(いつもはパソコンなんて興味なさそうだったのに・・)

母(まあ いいか)

今日はここまで。

エレン「ここに入力すればいいんだな」

エレン「何調べようかな」

エレン「じゃあ とりあえずー・・・」

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【履歴】

g)d@いぜww
いーyb@いうおうえ
きよじんについて
巨人について
人類 勝利

氷大地

エレン「結構いんたーねっとも上手になって来たぞ」

エレン「面白いな これ!」

エレン「他には何調べようか・・・」

エレン「お、学校についても知りたいな」

カチャカチャ

『学校』

エレン「これでいいかな・・・」

カチッ


エレン「何かいっぱいあるなー・・・ん?」

エレン「学校チャット掲示板?ちゃっと?」

エレン「ああ 学校の情報か?」

エレン「見てみるか・・・」


学校チャット掲示板

らら>こんにちわー

みこと>こんにちわ。いらっしゃい

らら>しりたいことがあるんですけど 良いですか?

みこと>どうぞー


エレン「おお 何だコレ?会話してるぞ」

エレン「そういえばアルミン言ってたな」

エレン「世界中の人と会話できるって」

エレン「すげえな ここで知らない人と会話したり 情報交換するのか」

エレン「ん?こっちは自由掲示板?」

カチッ

ここあ>そういえば今日学校で変な事あったよー

ここあ>ごみ箱にねーwwwwww

みく>何それすごーい(笑


エレン「へえ こっちは学校の事を自由に話してるのか」

エレン「というか何だよこのwwってのは」

エレン「ちょっと書き込んでみるか」

えれ<それなに

ここあ>ん?

えれ<最後のやつ

ここあ>新人さんか?wwwwww

みく>wwの事じゃないの?

みく>これ笑いって意味だよwwwwww

エレン「へえ 不思議な表現なんだな」

エレン「でも 俺でも書き込めるんだ、すげえ」

みく>ひょっとしてネットよく知らない?

えれ>よくわからない

ここあ>そうなんだwwwwww

ここあ>じゃあ裏サイトとかいったこと無いの?

えれ>なにそれ

みく>学校裏サイトも知らないのwwwwww

みく>面白いからいってみなよ!

エレン「・・・学校裏サイト?」

えれ>それってどんなの

ここあ>一度行って見るといいよwwww

みく>学校裏サイトで検索してみな

エレン「まあ面白いらしいし調べてみるか」

エレン「だけど」

えれ>それ怪しくないのか

えれ>裏っていうくらいだし

みく>大丈夫だよwwwwww

みく>みんな行ってるしねww

カチャカチャ

エレン「裏サイト・・・っと」

エレン「どんなのだろう。」

ピッ

エレン「これか・・・?」

【学校裏サイト】

エレン「さっきのちゃっとみたいなものか・・」

みな>今日例のあいつがさあー

ゆりゆり>きっしょーwwwwww

エレン「きしょ?何だそれ」

エレン「まあいいか。こっちのサイトもにぎやかだな」

エレン「ちょっと読んでみるか」

クリン>ねえねえ、例のあいつ どうする?wwwwww

ニィー>何か考えはあるかな?クリン

クリン>今考えてるんだってば

ニィー>ごめん

アミニィ>私はどうしようか

クリン>んー・・・

エレン「こいつら盛り上がってるなあー」

エレン「何の話だろう。入れてもらうか」

えれ>何話してるんだ

クリン>ん?新しい人きたよー

クリン>いらっしゃい。

ニィー>えれはどこの学校?

エレン「これは今行ってる学校の名前を言えばいいのか」

えれ>○○中学だ

ニィー>おお 同じ!

クリン>じゃあ話に混ぜてあげる♪

エレン「おお 何か混ぜてもらえそうだ」

クリン>ねえねえサシャって知ってるー?

えれ>おお しってるぞ

ニィー>本当?じゃあ話はやいね

ニィー>私達今 サシャハブいてるんだぁー♪

エレン「省く?」

クリン>えれはどう思う?

クリン>サシャってハッキリ言って嫌じゃない?

えれ>いやじゃないが・・・別に

えれ>そもそも何だよ お前らはサシャ嫌いなのか?

クリン>えー?

クリン>大っっっ嫌いだょwwwwwwwwww

エレン「何だこいつら・・・」

えれ>そんな事言ったらサシャ傷つくぞ

えれ>どこが嫌いなんだよ

えれ>サシャに食べ物とられたのか

クリン>はあー?

クリン>どこがって・・・ねー?

ニィー>全部?キャラ作ってるし きもぃよねー

えれ>それだけか?

クリン>そーだけど?wwww

えれ>お前らそれだけで嫌いとか言うなよ

えれ>サシャはいい奴だぞ

クリン>えー?どこがwwwwww

ニィー>じゃあえれは参加しないの?

えれ>何に

ニィー>サシャいじめ作戦だよwwww

えれ>いじめ作戦

えれ>何するんだよ

クリン>まず皆でサシャ無視する

えれ>は

えれ>どうして 皆で無視するんだよ

クリン>はあ?

えれ>嫌いなのはお前達だけだろ

えれ>何で全員で無視するんだよ

クリン>・・・馬鹿じゃないの こいつ

ニィー>皆でやったほうが効果的じゃん?

クリン>そーそー

クリン>サシャをクラスに入れなくするのが目的だもん♪

ニィー>あとは靴隠したりね

ニィー>今日は教科書に落書きしてやった!

えれん>それお

えれん>それお前らがやったのか

クリン>えーそうだけど??wwww

えれ>いくら嫌いでもやりすぎじゃないか

えれ>皆でそんなことしたらサシャどうなるんだよ

クリン>そんなのうちら知らないよwwww

えれ>ふざけるなよ

えれ>サシャの気持ちも考えろよ

ニィー>なにコイツ

クリン>偽善者きどってんじゃねーよ

ニィー>もう終わろうよ

クリン>そだね。

ニィーさんが退席しました
クリンさんが退席しました

えれ>おい

えれ>まてよちょっと

えれ>何でそんな事出来るんだよ

えれ>そんなひどい事出来るのきっとこの世界でお前らだけだぞ

えれ>お前らみたいなのが世界中に居たら

えれ>きっと世界めちゃくちゃになるな

えれ>おーい

えれ>

えれさんが退席しました

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
サシャの家


サシャ「サシャ・・・いじめ作戦・・・」

カチッ

サシャ「まず皆で・・・サシャを無視する・・・」

カチッ

サシャ「靴隠して・・・教科書に落書き・・・」

カチッ

サシャ「大っっ嫌い・・・?」ガタガタ

サシャ「何・・・これ・・・」

サシャ「私の事・・・・・?」

サシャ「そんなっ・・・・」

サシャ「うううう・・・うぇっ・・」



エレン「はあ・・・昨日のあれをサシャに言うべきか」

エレン「でも 傷つくだろうな」

エレン「・・・・・」

エレン「・・・アルミン 遅いな」

エレン「そろそろ行かないと 遅れるんじゃないのか?」

エレン「昨日の事も相談したいのに・・・」

プルルルルッ

エレン「おう!?」ビクッ

母「はい、もしもし」

エレン「??」

母「ああ、・・・はいはい、ちょっと待ってね」

母「エレン、アルミンからよ」

エレン「え??」

母「はい。」

エレン「な 何だこれは・・・」

母「?電話よ。早く耳あてなさい」

エレン「・・・」ソー

アルミン『エレン?』

エレン「あ アルミン!?」

エレン「何で・・」

アルミン『ああ これは電話って言ってね。』

アルミン『遠くの人と話すことが出来るんだよ・・・』

エレン「ほう・・。いんたーねっとと言い、」

エレン「よく分からんがすげえな」

エレン「なあ 早くがっこう行こうぜ」

アルミン『ごめん 今日風邪引いてていけない・・・』

エレン「え?そうか・・・大丈夫か?」

アルミン『うん・・エレン一人で行ける?』

エレン「おお!場所は覚えたし大丈夫だ!」

アルミン『ごめんね』

エレン「大丈夫だ。じゃあな。お大事に」

アルミン『うん・・・』

ガチャッ

エレン「そっかーアルミン今日行けないのか・・・・」

エレン「じゃあ俺一人だな」

エレン「サシャのこと言いたかったけど仕方ないか」

母「エレン!じかんよー?」

エレン「はーい」

パタパタッ

エレン「行って来ます!」

母「いってらっしゃい エレン」

バタンッ

今日はここまでで

テクテク

エレン「うーんどうするべきか・・・」

エレン「やっぱり言うべきだよなぁ」

ガラガラッ

クリスタ「昨日のあいつ何だったんだろうねー」

ミーナ「本当に。偽善者ぶっちゃって」


エレン「サシャ・・・あれ?」

エレン「なあ サシャ知らないか?」

クリスタ「え?知らないよ?」

ミーナ「どこか行ったんじゃない」

エレン「そうか、探してみよ」

タタタッ

クリスタ「そういえば何処行ったんだろうね」

ミーナ「蹴飛ばしただけで出て行っちゃったよね」

クリスタ「まじ悲劇のヒロイン気取りだよあいつ」

ミーナ「気持ち悪いよね」

クリスタ「あ そういえば知ってるー?」

クリスタ「例のM.A、学校来たって」

ミーナ「え 嘘!」

クリスタ「マジマジ。見たって人がいたし」

ミーナ「へぇー 何ていうか」

ミーナ「懲りないよね あいつ」

エレン「おーいサシャー?」

タタタッ

エレン「サシャどこいっちまったんだ・・・?」

エレン「まさか昨日のあいつらがサシャにひどいことしたとか」

エレン「くそー・・・何なんだよあいつらは・・・」

エレン「誰が言ってるのかやってるのか分からねえから」

エレン「余計たちが悪いじゃねえか・・・っ!」

エレン「あと見てない所は・・・」

エレン「アルミンが前案内してくれた 屋上・・?」

タタタッ

エレン「ここって立ち入り禁止だよな・・・」

エレン「まあ いいか・・・」

ガチャンッ

エレン「サシャ・・・・え?」

エレン「ミカサ・・・・」

ミカサ「ブツブツ…ブツブツ…」

ミカサ「あ」

ミカサ「エレン!!!」パアッ

エレン(こっちで会うのは初めてだな)

エレン「よう、何してるんだよこんな所で」

ミカサ「すごく面白い景色があって 見てた」ニコッ

エレン「お、う。そうか」

エレン(何か性格が違う・・・)

ミカサ「エレン、久しぶり。」

ミカサ「一年ぶり?」

エレン「え?」

ミカサ「ずっと学校休んでたから 心配した?」

エレン「一年も・・・?何でだよ?」

ミカサ「私が居たら皆に迷惑かけるから。」

ミカサ「クリスタやアニやミーナやサシャとか」

ミカサ「アルミン、エレンにも。」

ミカサ「だから来れなかった」

エレン「迷惑?」

ミカサ「うん 迷惑かけたけど もう大丈夫なはず」

ミカサ「もう迷惑かけてるのは 私じゃないから」

エレン「?・・・何言ってるんだよ ミカサ」

ミカサ「ねえ エレン」

ミカサ「最近お母さんが私のことを変っていう」

ミカサ「私 変?」

エレン「・・・何か話し方がおかしい」

ミカサ「私ずっとおかしいみたい」

ミカサ「気持ち悪いって良く言われるけど」

ミカサ「優しくされたいのに みんなひどい」

エレン「ミカサ・・・?」

ミカサ「私 一年前皆がひどくて学校来れなかった」

ミカサ「いじめられてたけど 今はきっと皆優しいと思うから」

エレン「いじめ?おいどう言うことだよ?」

ミカサ「だから病院から来たんだけど エレンに会えてよかった」

ミカサ「エレン、今はみんな優しいの?」

ミカサ「私見つかったら叱られるから 早くしたいの」

エレン「何いってるんだよミカサ!」

エレン「今サシャを探してるんだよ 知らないか?」

ミカサ「・・・・サシャ?」

エレン「そうだよ!昨日インターネットでサシャをいじめるって・・」

エレン「お前もいじめられてたってどういう事だ?」

エレン「何で学校来てなかったんだ?」

ミカサ「?何を言ってるのエレン?」

エレン「お前もどうしたんだよ!」

エレン「まず全部答えろ!何で学校に来てない?」

エレン「何だその言動は?いじめってどう言うことだ?」

エレン「あとその手首の包帯は何だよ!?」

ミカサ「エレンどうしたの?怒った?」

ミカサ「私の事嫌いになった?ごめんね」

エレン「ミカサ・・・どうしたんだよ本当に」

ミカサ「あ エレン、サシャ探してるんだってね。」

エレン「?ああ」

ミカサ「忘れてた忘れてた。はい、あっち」

エレン「・・・?どこだよ?」

ミカサ「あっち。下」

エレン「?」ソー

エレン「え?」

ミカサ「ね?」



『昨日 △△県□市で中学3年の女子生徒が自殺しました』

『原因ははっきりとしていません』

母「あなた、テレビ消して。」

父「ああ、すまない・・・」

ピッ

エレン「・・・・・・」

母「エレン・・・」

エレン「・・・かった」

母「え?」

エレン「何で誰にも言わなかったんだよ・・・っ」

エレン「あいつは皆からいやがらせをされたんだ!」

エレン「そんなに辛かったなら俺にでも言えば」

エレン「何とかなったかもしれないのに!」

エレン「何で死ぬ事を選んだんだよ・・・」

母「エレン・・・っ」

エレン「母さん!あの学校の皆はおかしいんだ!」

エレン「サシャが嫌いだからって・・・」

エレン「皆でひどい事をしたんだよ!」

母「エレン!」

母「それ 他の所で言っちゃだめよ?」

エレン「え・・・?」

母「同じクラスのお母さん達と話し合って決めたの」

母「いじめが問題になったら 面倒な事になるでしょう?」

母「だからいじめも全部無かったことにして」
 
母「事故ってことにするの」

エレン「な 何言ってるんだよ母さん・・・?」

母「校長先生も協力してくれるそうよ」

母「それにほら、そこには精神病のミカサがいたんでしょう?」

母「いざという時はあの子が誤って突き落としたって・・・」

エレン「母さん!何でそんなこというんだよ!?」

エレン「サシャは自分から死んだんだよ!」

エレン「あいつ等が無視したりしたから!皆がいじ・・」

母「エレン!」

母「お願いよエレン。」

母「他のお母さん達と黙ってるって約束したの」

母「もしバラしたことがバレたら」

母「母さん、他の人たちに嫌われちゃうのよ・・・っ」

エレン「・・・何で・・・」

母「それにほら、加害者の子達もバレたら嫌われちゃうわ」

母「あの子たちの将来のためにも、問題にするべきじゃないの」

エレン「母さん・・・どうしちゃったんだよ・・・」

エレン「人が死んだんだぞ?そんなこと言ってる場合じゃ・・・」

母「サシャが死んだのは悲しいわ」

母「だけど死んだ人はもう戻らないし どうしようもないの」

母「だからそんな事より今は・・・」

エレン「そんな事よりって何だよ!?」

エレン「何で自分の保身ばかり考えるんだよ!」

エレン「そいつらの将来とかどうでもいいだろ?」

エレン「サシャの未来を奪ったのはそいつらだぞ!」

母「・・・・エレン」

母「もうどうすればいいの・・・」ボソボソ

母「このままじゃクリスタのお母さんに叱られる・・」ボソボソ

エレン「・・・母さんは・・・」フルフル

エレン「俺が死んでも そんな事を言うのか・・・?」

母「・・・・・・・・・・」

エレン「何で何も言わないんだよ!?」

エレン「もういいよ!」

ダダダッ

バタンッ

母「・・・・」

父「・・・・」ハア

エレンの部屋

エレン「何で母さんはあんな事が言えるんだよ」

エレン「人が死んでるのに・・・」

エレン「どうすれば・・・どうしよう」

エレン「とりあえず明日 アルミンに・・・」

エレン「・・・・・」

エレン「何で 死んだんだよ・・・」

エレン「何で・・・くそっ」

エレン「・・・・・上手く息が出来ねえ」


今日はここまで



エレン「ん・・・?いつの間にか寝てた・・・?」

エレン「って今何時だ!?学校・・・っ」

エレン「・・・ああ、今日休日なんだっけ」

エレン「・・・」

エレン「もう一回寝るか・・・」

ピンポーン

エレン「・・・ん?」

アルミン「エーレン」

エレン「・・・アルミン?」

ガチャッ

エレン「おお、アルミン」

アルミン「エレン その顔・・・」

アルミン「目の下クマあるし、目ぇ真っ赤だよ・・?」

エレン「・・・」

アルミン「まあ色々見ちゃったらしいね。無理もないか・・・」

アルミン「今から時間ある?」

エレン「おお・・・」

エレン「なんかアルミン変な服着てるな・・・」

アルミン「酷いな、私服だよ。」

アルミン「休日に制服はちょっとね。エレンも着替えてきなよ」

エレン「ああ、分かった・・・」

エレン「ちょっと待ってろ」

エレン「これでいいか?」

アルミン「うん、大丈夫大丈夫」

エレン「で?どこ行くんだ・・・?」

アルミン「とりあえず近くの広場で話そうか」

エレン「ああ・・・」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アルミン「サシャが死んだって 僕もニュースで知ったよ」

エレン「・・・あいつはいじめられて死んだんだ」

アルミン「うん」

エレン「それなのに母さんも皆も 自分達のために」

エレン「サシャが死んだのを事故って事にするつもりなんだ・・っ」

エレン「そっちの方が 都合がいいって・・」

アルミン「・・・・そっか」

エレン「なあ おかしいだろ?」

エレン「そしたらサシャは何のために死んだんだよ!」

アルミン「・・・・・」

アルミン「エレンの言ってることは正しいと思うよ」

アルミン「隠すなんておかしいよね」

エレン「それならっ・・・」

アルミン「じゃあさ」

アルミン「もし君がいじめたことをバラしたとして」

アルミン「君に何のメリットがあるの?」

エレン「え?」

エレン「メリットって何だよアルミン・・・?」

アルミン「言った所で何になるの?」

アルミン「それでいじめがなくなるわけじゃないし」

アルミン「言ったって事がバレたら君が次の標的になる」

アルミン「事故ってことにしたらさ、」

アルミン「皆も君も、いつも通り過ごせるんだ」

アルミン「ただクラスメイトの一人が」

アルミン「不幸な事故で死んじゃったってだけでしょ?」

エレン「お お前まで何言ってんだよ・・・?」

エレン「どうして皆 自分のことしか考えないんだよ!」

アルミン「・・・」

アルミン「ここは そういうところだから」

エレン「お前はよく平気でいられるな!?」

エレン「こんな酷い世界で よく耐えられるな!」

エレン「ここは 平和な世界じゃないのか・・・?」

アルミン「平和だよ?」

アルミン「君の言ってるような奇麗事なんか捨てて」

アルミン「自分の事だけ考えて、自分だけを守っていれば」

アルミン「ずっと平和な世界だと思うけどな。」

今日はここまでで!

アルミン「あれ どこ行くのエレン?」

アルミン「ん?家に帰るって?」

アルミン「もう帰るの?早いなー」

アルミン「まあ色々考えることはあるだろうしね」

アルミン「・・・だけど」

アルミン「変なことはしないようにね?」

アルミン「自分から危険な所にいく必要はないんだし」

アルミン「何か顔が怖いよエレン 大丈夫?」

アルミン「そっか、じゃあね」

アルミン「また明日」

ガチャッ

母「・・・エレン お帰り」

母「ねえ 昨日の事なんだけ・・・」

スタスタ バタンッ

母「ちょっとエレン開けて。エレン!」

カチャカチャ

母「・・・何?パソコンしてるの?」

母「エレン?」

【学校裏サイト】

カチッ

クリン>まじサシャ死ぬとか意味分かんなーい

クリン>まあ事故って事になるだろうけど

ニィー>そーそ、うちらには関係ないでしょ

カチャカチャ

えれ>おい

クリン>あーこの前の

クリン>何?何の用?

ニィー>何しに来たのよ

えれ>くらすの全員 いじめに参加したんだよな

クリン>ああ サシャの?

ニィー>そーだけど何か?

えれ>そうか

えれ>全員 許さないからな

えれ>ここが平和な世界なんて信じない

えれ>偽りの平和とか欲しくないから

えれ>俺は 俺のやり方でいく

クリン>は?何言ってんの?

ニィー>頭 おかしいんじゃないの?

クリン>お前意味不明なんだけど

ニィー>あーあ、もう終わろうか

クリン>うん。

クリンさんが退席しました
ニィーさんが退席しました

えれ>

えれさんが退席しました




アミニィ>・・・・・・

アミニィ>はあ

アミニィさんが退席しました



アルミン「エレン」

スタスタ

アルミン「ちょっとエレン 早いよ待って」

エレン「アルミン」

アルミン「え?」

エレン「ごめんな、昨日せっかく忠告されたけど」

アルミン「・・・・?」

エレン「俺 見て見ぬふりとか嫌いなんだ」

アルミン「え エレンちょっとま」

ガラッ

アルミン「ちょっと何するつもり・・・ッ」

テクテク

エレン「なあなあクリスタ!」ニコニコ

クリスタ「え 何?」

アルミン「・・・・え?」

エレン「サシャ死んですっきりしたよな!」ニコニコ

クリスタ「ん?ああ 本当だよね。うざかったし」

エレン「だよなあ、俺もそう思ったよ」

エレン「でさ、サシャいじめ始めた奴って誰か知ってるか?」

クリスタ「えー何で?」

エレン「いや すっごく知りたくてさあ」ニコニコ

クリスタ「何それーww私だけど?wwww」

エレン「お前か」

クリスタ「え?」

ぐいっ
クリスタ「痛っ・・・何!?」

エレン「クリスタ お前さあ」

エレン「何ヘラヘラしてんだよ?」

クリスタ「は・・?」

エレン「お前は人を殺したんだぞ?」

クリスタ「あ?殺してないし!」

エレン「サシャが自殺した原因はお前だろうが!」

エレン「他の奴らも手伝わせて卑怯な手を使ってサシャを陥れて」

エレン「挙句の果て死んだら事故って言う事にして」

エレン「どこまで卑怯なんだよ お前は!!」

クリスタ「な 何よ!あんたに関係ないでしょ!?」

エレン「お前は関係ない奴もいじめに巻き込んでただろうが!」

ザワザワ

アルミン「え エレン・・・」

『何だ何だ?』

『エレンがクリスタを・・・』

『あいつ いじめの標的になるんじゃないか』

『なるよな 多分・・・』

クリスタ「何なのエレン!」

クリスタ「もういい!今からあんたいじめるから!!」

クリスタ「いいよね 皆!!」

クリスタ「皆もエレンうざいでしょ!?」

『う うん』

アルミン「やばいよエレン、ちょっと・・・っ」

エレン「お前ら全員もなあ!」

エレン「何でクリスタの言いなりみたいになってんだよ!」

『・・・・』

エレン「一部以外は皆クリスタが怖いからだろ?」

エレン「皆いじめの標的になるのが嫌だから!」

クリスタ「ちょっと 何言ってるの!?」

エレン「お前らの中に何人クリスタにいじめられてた奴がいる!?」

エレン「いじめとまで言わなくても傷つくこと言われた奴!」

エレン「お前らほとんどだろ!!」

『・・・』ピク

クリスタ「何なのよ!そんな事してない!もうなんなの!」

エレン「少しはこの現状を変える努力をしろ!」

エレン「お前らが何もしないから何も変わらないんだろ!」

エレン「おかしいと思ったら行動したらどうだ!」

エレン「見て見ぬふりで解決した気になってんじゃねえ!」

エレン「この腰抜け共!!」

シーン

アルミン「エレン、ちょっと言いすぎだって・・・」

アルミン「一旦落ち着こう、教室から出ようよ」

グイグイッ

エレン「お おいアルミン!離せよっ」

ガラッ ピシャンッ


クリスタ「・・・ッチ」

クリスタ「皆、まじうざいよねエレンの奴」

クリスタ「偉そうに説教しちゃってさーwwww」

クリスタ「もうめちゃくちゃいじめてやろーよwwww」

『・・・・』シーン

クリスタ「・・・・皆?」

アルミン「何やってるんだよエレン」

アルミン「あんなめちゃくちゃな説教で 皆が変わると思う?」

アルミン「今更 もうどうしようもないんだよ」

エレン「なっ・・そんなのやってみないと分かんないだろ!?」

アルミン「分かりきってるんだよ!」

アルミン「きっと標的にされちゃうよ・・・」

エレン「はっ・・・」

エレン「別にそんなの構わねえよ」

エレン「もう決めた。うじうじするよりマシだ」

アルミン「・・・・」

アルミン「エレン、あのさ・・・」

エレン「?」

アルミン「・・・・エレンは元の世界に帰りたい?」

エレン「ん?それは前言ったが・・・」

アルミン「その、ネットで調べてみたんだけど」

アルミン「エレンがこの世界にいれるのは あと僅かしかないんだ」

エレン「え?」

エレン「じゃあ 俺はもうすぐ帰るのか?」

アルミン「・・・うん」

エレン「・・・そっか」

アルミン「エレン、それでさ」

エレン「ん?」

アルミン「ずっとここに残れる方法も、あるんだ」

アルミン「もう元の世界には戻れなくなるけど・・・」

エレン「・・・それは、俺に残れって言いたいのか?」

アルミン「・・・君なら 皆を変える事が出来るかもしれないんだ」

アルミン「エレンは この世界にいてほしい」

エレン「・・・・・」

アルミン「ここは、いじめという問題を除けば、」

アルミン「便利で安心な世界だよ」

アルミン「だから・・・」

エレン「・・・ごめんな アルミン」

エレン「俺は 元の世界でやることがあるから」

アルミン「そ そっか、そうだよね」

アルミン「ごめん、変なこと言って」

エレン「いや」

アルミン「じゃあ もうすぐお別れだけど」

アルミン「エレンの行動 否定ばっかしてたけど」

アルミン「正直 少し楽しかった」

エレン「ああ・・・。そういえば、なあアルミン」

アルミン「え?」

エレン「聞いてなかったが ここの世界の俺ってどんなだ?」

アルミン「ああ・・・」

アルミン「それは―
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

エレン「っ」

ムク・・・

アルミン「ああ、エレン」

エレン「こ ここは元の世界!?」

エレン「俺 帰ってこれたのか・・・っ!?」

アルミン「え エレン!?戻ってきたの!?」

エレン「え?」

アルミン「ずっと 向こうの世界から来たってエレンがいたんだ!」

アルミン「そっか 戻ってきたんだ・・・良かった!」

エレン「ああ・・・向こうの奴がはこっちに来てたのか・・」

アルミン「ねえねえ、向こうの世界はどんな所だった?」

エレン「え?んーと・・・・」

エレン「・・・・・・ん」

エレン「あんまり、覚えてねえや・・・」

アルミン「そっかー・・・」

アルミン「あっちの君も、戻ったのかなー・・・」

エレン「そうだろうなー」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

エレン「・・・!」

エレン「・・・・・・・ああ。戻ってきたのか」

エレン「あれ・・・どんな世界だったかなあ」

エレン「何か巨人がいたような気がしたが 覚えてねえ・・・」

エレン「・・・・」

エレン「学校行きたくねえな・・・・」ハア



アルミン「エレン、おはよう」

エレン「おはよう・・・・」

アルミン「・・・戻っちゃったか」

エレン「あ?」

アルミン「ううん。何でもないよ」

エレン「そういえば 俺がいない間に 何かあったか・・・?」

アルミン「ん?」

アルミン「色々あったよ。悲しい事とか。嬉しい事とか」

エレン「ほう どんな・・・?」

アルミン「まずは昨日の事だけど クラス皆でクリスタに―」


おしまい

終わり。見てくれた人ありがとう!

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