【二次創作】有山「海底ロンパ」麻生「3スレ目です」 (648)

初めに
・色んな作品を読んでるのでもしかしたら似てるところがあるかも、パクって…ないよ?
・とりあえず頑張る
・本編のネタバレ防止のためにパラレル設定で行こうかなと考えてます
・時々グロいです


1スレ目
【二次創作】オリジナルロンパ【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470106870/)

2スレ目
【二次創作】有山「海底ロンパ」田中「2スレ目だぜ!相棒!」【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470560930/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1471485233

【生徒リスト 男】:設定

【才能】超高校級のムエタイ選手
【名前】有山 ライアン
【容姿】(身長:178cm)
少し甘いフェイスが特徴的な西洋風のイケメン君で髪の毛もワックスで今風にきっちりセットしてます、身長は高い方で服装は昔通ってた中学の制服(ブレザータイプ)を着用してます
無表情に加えて、どこか冷めた雰囲気が漂ってるので、初対面の人はとっつきにくい感じです

【才能】超高校級の絵本作家
【名前】ボブ・カールトン
【容姿】(身長:190cm)
スキンヘッドの黒人で見た目も筋骨隆々でデカイ、ベレー帽着用にオーバーオールという画家ルックでもフォローしきれてません
けれどその分いつも笑顔で気さくな雰囲気が漂ってるので、悪い人じゃないと言うのは一目瞭然です

【才能】超高校級の美化委員
【名前】羽田木 純
【容姿】(身長:175cm)
取りあえずメガネ。髪型は長めの短髪です(ダンガンロンパ2の日向君より少し長いくらい)彼は昔通ってた高校の制服+ズボンのベルト穴に刀の如くハタキを差してます
一応イケメンですが性格が面倒くさいので人はあまり寄ってこないです、ただ身長も高いので一部のマニアには濃い人気があります

【才能】超高校級のフードファイター
【名前】国木田 織
【容姿】(身長:153cm)
短髪の見るからに元気いっぱいの少年です、鼻に絆創膏を貼っている意味は特にないらしいです。行くはずだった高校の制服(学ランタイプ)を着用しています
中学生に間違われるような見た目、というより高校生だと理解してくれる人は10人に1人居るか居ないかという程に幼いです

【才能】超高校級の海洋学者
【名前】九条 浩一郎
【容姿】(身長:180cm)
テンパ+ぼさぼさ頭+無精髭という白シャツを着ていなければ、気力のないオッサンみたいな見た目です
背は高く白衣を着てるためヒョロッとしているように見えますが、研究で歩き回ったり、海に潜ったりするので一応それなりに筋肉はついてます

【才能】超高校級の助っ人
【名前】田中 十一
【容姿】(身長:173cm)
どこかの不良漫画に一人は居そうなチャラい感じの男子です、短髪の黒髪に所々金髪のメッシュを入れてます、因みに彼も行くはずだった高校の制服を着崩してます
見た目は不良っぽくて近寄りづらいですが、意外と人には好かれるタイプの子です

【才能】超高校級の寿司屋
【名前】館 巳繰
【容姿】(身長:175cm)
如何にも寿司屋だというタイプの見た目の人です、髪の毛はかなり短い方です。そして何故か褐色です
意外とキリッとした顔立ちで、イケメンというよりは男前の部類に入る顔をしています

【才能】超高校級の芸人
【名前】花菱 香月(身長:171cm)
【容姿】
服装こそ派手ですが、顔立ちはあっさりしており髪型もそれと言って特徴がない長めの短髪な為、服さえ着替えれば地味な青年になってしまいます
しかも糸目なので滅多に表情は変わりません、常に微笑んでます

【生徒リスト女】:設定

【才能】超高校級の人形作家
【名前】アリス・グリム
【容姿】(身長:157cm・胸:貧)
服装や髪形はまんま童話のアリスのコスプレです、けれど髪の毛の色がかなりくすんでいます
しかもどこか呪われそうなオーラが漂ってるので、あまり人は近寄ってきてくれないそうです

【才能】超高校級の宇宙飛行士
【名前】愛野 空
【容姿】(身長:161cm・胸:平)
髪の毛を巻いていますが、縦ロールというわけではありません、今風にゆるっと巻いてるだけです。いじめっ子グループのリーダーみたいな雰囲気があります
因みにですが着ているセーラー服は中学の時の物です、見た目から気の強そうなオーラがプンプン出てます

【才能】超高校級の奇術師
【名前】師走門 杏美
【容姿】(身長:155cm・胸:極貧)
肩より上のショートヘアーです、モノクルを付けてますがもちろん伊達です、ブラウスと黒のスラックスは市販のもので模様等は一切入ってません
身長は全メンバーの中で二番目に低いです、因みに一番目に低いのは国木田君です

【才能】超高校級の助産婦
【名前】善知鳥 唯
【容姿】(身長:165cm・胸:極巨)
腰より上の長さがある金髪のセクシーなお姉さんです、白衣を着てないと何の才能かもよく分かりません
勿論体つきもかなり恵まれているので、男がよりついてきます

【才能】超高校級の幸運
【名前】桜庭 春風
【容姿】(身長:167cm・胸:平)
モデルはダンガンロンパの霧切さんと七海さんです。両手に皮手袋を付けてます、服装はシャツの上にパーカーを羽織ってますパーカーと同じ色のスカートを穿いています
女子にしては身長が高い方で、見た目の雰囲気もあり、かなり高い身長だと思われてます

【才能】超高校級の侍
【名前】辻斬 蘭
【容姿】(身長:160cm・胸:平)
おかっぱ頭にカチューシャ、花の模様が入った眼帯を右目に付けてますが視力は両方とも健在です
袴は実家に伝わる由緒正しい物らしく、汚れることを嫌っています

【才能】超高校級の学習委員
【名前】静寂 ささめ
【容姿】(身長:159cm・胸:貧)
二つ括りのおさげ頭の女の子です、目が丸々としていて、常に輝いています。服装は通う予定だった高校のセーターにスカートを穿いています
何事にもすぐに興味を示す性格の為、目の輝きが薄れる事は少ないです

【才能】超高校級のCEO
【名前】麻生 つかさ
「凄く整っていらっしゃる方ですよね、羨ましい限りです」
【容姿】(身長:162cm・胸:巨)
髪の毛は腰まであるロングヘアーです、まさしく正統派お嬢様って感じです
フリルの付いたブラウスにオシャレなロングスカートはどちらも海外のブランド物で、超一級品です

※イメージカラーは決めてません。ごめんなさい
※胸のランクは【無し・極貧・貧・平・巨・極巨】の6段階に分かれています

好感度一覧

【才能】超高校級の絵本作家
【名前】ボブ・カールトン【好感度】22
「クール&ビューティーでーす!ボブの友達でーす」

【才能】超高校級の美化委員
【名前】羽田木 純【好感度】19
「意外とバカだ。嫌な奴ではないがな」

【DEAD】
【才能】超高校級のフードファイター
【名前】国木田 織【好感度】18
「俺の事許してくれるなら…その…母ちゃんの事頼むな」

【才能】超高校級の海洋学者
【名前】九条 浩一郎【好感度】18
「彼には知力が必要だ、もう少し知識を叩き込む必要がありそうだな」

【才能】超高校級の助っ人
【名前】田中 十一【好感度】23
「俺の相棒だぜ!横取りすんなよ!」

【DEAD】
【才能】超高校級の寿司屋
【名前】館 巳繰【好感度】25
「バカな事しちまったよ…すまねえ」

【才能】超高校級の芸人
【名前】花菱 香月【好感度】23
「まあ面白いな、意外とああ見えて焦ってるところとかおもろいやん」

【才能】超高校級の人形作家
【名前】アリス・グリム【好感度】36
「その……もっと…役に…立ちたい…な」

【才能】超高校級の宇宙飛行士
【名前】愛野 空【好感度】13
「凡人ね。どこにでも居る凡人よ。顔が良いだけで」

【DEAD】
【才能】超高校級の奇術師
【名前】師走門 杏美【好感度】10
「大好きだよ!バイバイ!!」

【才能】超高校級の助産婦
【名前】善知鳥 唯【好感度】16
「咄嗟の判断が頼りないわねぇ…。はぁ…」

【才能】超高校級の幸運
【名前】桜庭 春風【好感度】26
「するべきことをしてくれたわね、ありがとう」

【才能】超高校級の侍
【名前】辻斬 蘭【好感度】28
「まあ、冷静な奴だ。それだけだ」

【DEAD】
【才能】超高校級の学習委員
【名前】静寂 ささめ【好感度】26
「今度もまた勉強に付き合って…って。私もう居ないんですね!えへへ」

【才能】超高校級のCEO
【名前】麻生 つかさ【好感度】20
「頼りになる人ですよね、見習わないと…」

【モノクマ劇場】

モノクマ「はい!3章の始まりの前に始まった第一回!ややこしいけどこれが初回だよ!」

モノクマ「ぶっちゃけた話さ、モノクマ劇場なんてお刺身のタンポポみたいなものでしょ?どのタイミングで始まってたかどうかボクも正直覚えてないんだよねー」

モノクマ「まあ、そんな余興は置いておいて、見た目で判断するって酷いよね!ボクは見た目で判断するのは許せないよ」

モノクマ「だってさ、白人だからエリートだとか黒人だからテロリストだとか、ボクそう言う風な判断は良くないと思うなー」

モノクマ「だからと言って見た目は心の一番外側だから、外見で人を判断するって言うのもとても大切なことだと思うけどね!」

モノクマ「つまりさ、ボクが言いたいのは、見た目は判断材料だけど見た目で判断しちゃ駄目ってことだよ!」

モノクマ「ボクなんて愛らしい白に怖い黒!それが中和されてるから絶妙な見た目でしょ?」

モノクマ「でもね本当に怖いのは見た目が普通でオカシイ奴だよねー、見た目が判断材料だってわかってるからこそそう言う奴らは見た目を変えるのです!」

モノクマ「笑顔で首を掻っ捌くようなメイドが居たりもしちゃうわけなのです!」

モノクマ「逆に見るからに危ない人が子猫を拾って育てたりもするのです!」

モノクマ「まあいくらでも偽装できる外見なんて判断材料としては最悪だってことだよねー」



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あ。聞くの忘れてた
更新してもOKですか??










【CHAPTER3】

誰がスズメを殺したの?
僕だとコマドリ言いました。 (非)日常編













【12日目】

俺は異常に早く目が覚めた。
この前みたいに悪夢にうなされる事は無かったけど、今回の寝起きも最悪だ

頭がひどく重たい、割れそうに痛い。
これなら悪夢の方がマシか?いや、押しつぶされた静寂に、溺死した舘をもう一度見たいとは思わない


有山「…」

きっとまた二階の階段のシャッターが開いて三階に行けるようになっているのだろうな
今日は朝食後にそこの探索…か


有山「…」

今日は食事当番でもなかったし、まだ寝るか?いや、眠れない…
ならどこか行くか、朝の散歩だ

ここは海の中で、ガラス張りだから景色はそう悪くない


【安価】

行きたい場所を選択(場所により会える人が変わります)

下2

【1-Bフロア コンビニ】

コンビニに行くと田中が一人で缶ビールを片手に酒盛りの真っ最中だった
って…こいつは酒を飲める歳なのか?

田中「お!相棒!良い所に!」

有山「良い所にじゃねえ」

田中「飲もうぜ!相棒!パーッと盛り上がろーぜ!」

有山「未成年だろ」

そんな事を気にせずにぐいぐい田中が俺の顔に缶ビールを押し付けてくる
軽くイラッとするが、酔っ払い相手だし少しは堪えてやろう


田中「なーなー!一杯だけ!な?あいぼー!たーのーむ!俺だって色々たまってんだよー!付き合えよー」

有山「…うるせえ」

顔を赤くしながらフラフラの田中は俺に詰め寄ってきた。
コイツかなり酒くせえ…。


まあけど…こいつも疲れてんのか?だったら一杯ぐらい…


【安価】
1一緒に飲む
2断る

下2

有山「仕方ない。一杯だけな」

田中「さっすが相棒!愛してるぜー!好きだ―!」

有山「お前…もしかして…ソッチなのか?」

田中「ちょっとな……。ってうっそだよーん!大丈夫だって!相棒は相棒として好きなんだって!」

有山「…やめろ抱き着くな誤解される」

田中はマジで大丈夫なのか?
と思いつつ、とりあえず俺も缶ビールを一杯


有山「にが…」

田中「相棒?」

有山「ん?」

田中「顔かなり赤いぞ?」

有山「んあ?いやいやいや。へへへ」

有山「俺まだまだいけるぞ?」

田中「やめとけ。おい!相棒?それビールじゃねえ!しょうちゅ―――」



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羽田木「…どうすれば一体こうなるんだ!え?朝の早くから起こされたと思えばなんだこの有様!」

辻斬「…怪物が居た」

桜庭「あら。目が覚めたみたいよ」

何故か俺は寝ていたようで、気が付くと桜庭が俺を覗き込んでいた
体には鈍い痛み、そして何故かコンビニは半壊しているようにみえる


有山「あれ?田中?」

桜庭「田中君は善知鳥さんと九条君にきっちり絞られてるわ」

有山「俺は?」

桜庭「泥酔してコンビニで暴れ回った挙句コンビニはこの有様」

桜庭「泣きながら田中君が私たちをたたき起こして、私達で暴れ回る貴方を止めたのよ」

羽田木「私が辻斬にマイ・ホウキを貸していなかったら鎮圧は出来なかっただろうな」

桜庭「貴方のハンディモップが武器になるなんてね。」

羽田木「君もすごかったじゃないか、冷凍された野菜を――――」


頭が追いつかない…けど…俺がやったのか?

羽田木「とりあえず君も掃除を手伝いたまえ、話はそれからだ」

有山「…半分廃墟だ」

辻斬「貴様のせいでな」

桜庭「まあ機械類に影響がなかったのが唯一の救いね。コンビニの機能がもし損なわれるような事態になっていたら」

有山「…いたら?」

桜庭「ボブの絵本攻めよ」

羽田木「それも酷くトラウマに残る奴でな」

辻斬「一生口をきけなくしてやるぞ」


…良かった、俺。何とか命拾いしたんだな
それにしても…これは全部…俺が?

俺…結構強いんだな、やっぱりここまで強いなんて俺は凄いんだな


桜庭「…今余計なこと考えて居たでしょ?」

有山「…え?」


この後コンビニの掃除をした後、俺らは少し遅れてレストランに行くことに
勿論…この事件はほぼ全員に知れ渡っており―――


【田中の好感度が5上がりました】

【1-Bフロア レストラン】


愛野「来たわよ。アホが」

麻生「……」

レストランに入った俺を見る皆の目はかなり冷ややかだった。
田中なんてかわいそうに隅っこの方でどんよりしている

九条「君には自分の限界を知るという行為を学ばせた方が良いようだね?」

善知鳥「それに未成年で飲酒なんて…。体への悪影響もきっちり学ばせてあげないとねぇ…」


桜庭「とりあえず席に付きなさい。ご飯を食べながらゆっくりお話ししましょう」


…この生活が始まって以来かもしれない。
こんな居心地の悪さ、そしてこの謎の恐怖感は…


愛野「はい!朝食!」

麻生「愛野さんが作ってくれたんですよ?シジミのお味噌汁」

花菱「とりあえずこれ飲んで、皆の有難ーいお説教でもきこっか。田中君みたいになると思うけど」


…俺、お酒には弱いみたいだな……
飲むんじゃなかった…。田中の野郎…

結局その後酷かった。
愛野に怒鳴り散らかされ、善知鳥と九条にねちねち責められ、アリスや麻生からは冷ややかな視線を送られ…


麻生「ということで皆様。三階が開いたと言うことですが。今回も皆さんで探索に」

愛野「…出口なんてないんだから無駄だと思うけど」

麻生「あるかもしれないじゃないですか。探しましょう」

花菱「愛野ちゃんを押し切った…何か麻生ちゃん…人の死を乗り越えて強くなってる!?」

ボブ「少年漫画の王道でーす!」


アリス「…三階。何があるんだろう」

ボブ「映画館とかでーす

結局その後酷かった。
愛野に怒鳴り散らかされ、善知鳥と九条にねちねち責められ、アリスや麻生からは冷ややかな視線を送られ…


麻生「ということで皆様。三階が開いたと言うことですが。今回も皆さんで探索に」

愛野「…出口なんてないんだから無駄だと思うけど」

麻生「あるかもしれないじゃないですか。探しましょう」

花菱「愛野ちゃんを押し切った…何か麻生ちゃん…人の死を乗り越えて強くなってる!?」

ボブ「少年漫画の王道でーす!」


アリス「…三階。何があるんだろう」

ボブ「映画館とかでーす」

桜庭「それ、貴方が映画を見たいだけでしょ?」

アリス「…映画、見たい」


麻生「とりあえず班を決めましょう」


班か…
今完全にアウェイだし…俺と組んでくれる奴なんて…



【誰と探索する?】
下2

有山「…桜庭」

桜庭「ええ。良いわよ」

何も言わずに桜庭は首を縦に振ってくれた
…こいつは良い奴だ。


有山「…で。三階のMAPを見る限り…」

桜庭「薬局とペットショップ、後はゲームセンターね」

有山「…今回も3つか」

桜庭「とりあえず行きましょうか」

有山「どこから回る?」

桜庭「任せるわ」

有山「とりあえず行こうか」



【安価】
1薬局
2ペットショップ
3ゲーセン

下2

【3F 薬局】

桜庭「麻生さんの時にここが開いていればね。あんなひどい傷跡残らずに済んだのに」

薬局にはありとあらゆる薬が並んでた
睡眠薬から塗り薬から…

これは…毒薬?それにこの瓶は?


桜庭「あら。これは毒薬ね、しかもかなりきつい奴。舐めただけで死ぬわ」

有山「詳しいな」

桜庭「そんな気がするのよ。幸運が言うことよ信じておきなさい」

有山「これは?」

桜庭「…知らないわ」

有山「モノクマドラッグだってよ」

桜庭「効果効能を確認しましょうか」

有山「……効果効能?」

『効果:ハッピーになります!疲れぶっ飛びます!今までにない新しい目覚め!』
『副作用:依存性があります。凶悪性が増します』


桜庭「言ってしまえば麻薬ね」

麻薬なんかが薬局に…?
誰かが手を出さないといいんだけどな…

【安価】
1ペットショップ
2ゲーセン

下2

【3F ペットショップ】

桜庭「ペットショップ…ね」

有山「居ないぞ。ペットが」

桜庭「あら。でも水槽の中にはきちんといるわよ」

犬や猫が居るであろうゲージは空っぽなのに、魚のコーナーだけはきちんと魚が居る
…小さい水族館だな。まるで

桜庭「九条君だったら喜びそうね」

有山「ああ。そうだな」

桜庭「ここに入り浸りそうだけど…」

有山「まあ別にいいんじゃないか?ここに凶器は無いし」

桜庭「見た事のない魚ばかりだけど、今度九条君に教えてもらいましょう」

有山「なんでそんな必要が?」

桜庭「気にならない?」

有山「いや。別に、食えるか食えないかが分かれば俺はそれで…」

桜庭「国木田君かしら?」

有山「懐かしいな」



【3F ゲームセンター】

桜庭「カジノに似ているわね」

有山「ゲームの種類はこっちの方が多いけどな」

桜庭「けどコインは?」

有山「ねえな」

桜庭「遊べないのね。残念だわ」

有山「お前もゲームとかするのか?珍しいな」

桜庭「パンチングマシーンやシューティングゲームは良いストレス発散になるわ」

有山「意外…だな…」

桜庭「人は見かけによらないのよ?」

有山「…性格からしてもあり得ねえよ」

桜庭「あら?貴方は私の何を知っているの?」

有山「クールな所とかか?」

桜庭「あらそう」


【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【3F 薬局】

アリス「…薬」

辻斬「薬を見ているのか?」

アリス「…うん」

辻斬「…おもしろいのか?」

アリス「…ううん。けど…何があるか把握してたら、後々…みんな助かる」

辻斬「ああ…。怪我には聞くと思うが」

アリス「…だから…」

辻斬「そうか。いや、一人で薬局に入っていくのが見えたから気になってだな」

アリス「…それに……私も薬欲しいから」

辻斬「どこか悪いのか?」

アリス「夜…眠れなくて…」


アリスの手には瓶が握られている。
あれって眠剤か?箱からすでに取り出した状態みたいだけど…


【安価】
1薬を取り上げる
2とりあえず話に合流
3自由

下2

有山「眠れないのか?」

アリス「……元々…不眠症気味…で」

辻斬「この生活だからな、眠れなくても仕方は無い…」

アリス「…うん」

確かにな、アリスは弱いからな。襲われたらすぐに終わりだろう
…俺らとは違うから狙われる可能性だって高いだろうしな


有山「お前の不眠症っていつからなんだ?」

アリス「ずっと前…ここに来る前からかな…」

辻斬「夜眠れないのは辛い事だな」

アリス「慣れちゃった…。夜遅くに寝て朝早くに起きる…なんだか一日を長く感じれるから…」

有山「この生活では地獄だな」

辻斬「ああ。確かにな」


俺は最低6時間寝れないと無理だけどな…
アリスはいろいろ大変なんだな

【安価】
1アリスにプロテインが置いてなかったか聞く
2薬以外によく眠れる方法を考える
3自由

下2

有山「薬に頼りすぎるって言うのも良くないな…」

辻斬「首の後ろを叩いてやってはどうだ?よく眠れると聞いたことが」

有山「気絶させてどうする」

アリス「……その…えっと…薬で…良いよ?」

有山「ホットミルクはどうだ?俺の妹が良く飲んでたぞ」

辻斬「緑茶でもいいかもしれんな」

有山「駄目じゃないか?コカインが入ってる」

アリス「……カフェ…イン?」

辻斬「コカインは危険だな…。では、コーヒーはどうだろうか?」

有山「コーヒーなんてコカインだらけだぞ」

アリス「…カフェ…イン…」

有山「こういう時俺の妹が居ればな…。アイツ無駄にそう言う知識はあったからな…」

辻斬「ほう。薬剤師か何かか?」

有山「いや。本人は隠してるつもりらしいが魔女見習いとかなんとからしいぞ。俺は一回セミを煮た汁を飲まされたことがある」

辻斬「その妹は大丈夫か?」

有山「ちょっと生意気だけど大丈夫だ」

アリス「……変だよ…多分…」

【アリスの好感度が3上がりました】
【辻斬の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア コンビニ】

コンビニに入ると羽田木がせっせと片づけをしている真っ最中だった
…このコンビニを半壊させたのが俺なだけに、少し心が痛む

羽田木「やあ。元凶」

有山「やめてくれ、そう呼ぶのは」

羽田木「呼びたくもなる、何だこの有様は?象でも暴れたのか?」

有山「記憶にないんだ、悪いと思っている」

羽田木「悪いと思っているなら私はいらないんだ!こんなに散らかして!」

けどよく見ると朝のあの状況よりコンビニがかなり片付いているように見える…
これって、もしかして…あれか?羽田木が一人で?


羽田木「ここまで汚せるのは才能だ、超高校級の汚し屋になった方がいいんじゃないか!」

有山「いや、けど…ここまで綺麗になるってお前凄いな」

羽田木「腐っても美化委員だからな!」

有山「……尊敬するよ」

羽田木「ふん。そこを退きたまえ、邪魔だ」

…完全に邪魔者扱いか。
俺が悪いのは分かっているけれど…辛いな

【安価】
1掃除を手伝う
2暴れた時の話を詳しく聞く
3自由

下2

今日はここまで!お付き合いありがとうございました!
えー。なんかモノクマ劇場ってこんなので良かったのかと思ってます。

明日は昼更新できる…かな?

ではではー

お昼更新OKですか?

有山「俺がやったんだ、手伝うよ」

羽田木「感謝はしない。当然の行いだ」

とりあえず俺にできそうなことって言うと…こういう重い瓦礫の処理とかだな
…羽田木はヒョロイから体力持たなそうだし

羽田木「…おい!そこの瓦礫はきちんとコンクリートと鉄骨にわけたまえよ」

有山「…え?」

羽田木「ゴミの分別だ。ある程度はしておかないとな」

有山「でもこれどうやってするんだ?」

羽田木「トンカチか何かで地道に砕いて行くのだ」

有山「トンカチ…ああ。ダンベルとかでもいいか?」

羽田木「まあコンビニにあるのはそれくらいしかないからな、汚さなければ何を使ってもいい」

でもこれくらいなら蹴り砕けるけどな…
道具使うより蹴り砕いた方が俺的にはやりやすいんだけど…

それやるとこいつまた怒るか?


【安価】
1蹴り砕く
2道具を使う
3自由

下2

有山「…ダンベルをっと」

羽田木「君の事だからまた力で何とかするのかと思っていたよ」

有山「してもいいが、怒るだろ?」

羽田木「粉塵が舞うからな、かなり怒る」

やっぱりか……ここは素直にダンベルで砕くか
けど俺腕力に自信はあんまりないんだよな


――――ガンッ
――――――ゴンッ


けど何とかある程度瓦礫の処理は出来た…
ちょっとは綺麗になったんじゃないか?


羽田木「…まあ綺麗になったんじゃないか?」

有山「俺がやったんだしな」

羽田木「君もだが他の二人の暴れようも凄いものだったぞ」

有山「辻斬はともかく桜庭もか?」

羽田木「女子力という物だろうな、きっと」

女子力って戦闘力の事だったんだな…。
じゃあ俺の男子力は結構高いのか?

【羽田木の好感度が5上がりました】

【羽田木:通信簿1】

お…あんなところで羽田木が居る。
珍しく掃除してないし、ちょっと話に行くか

有山「なあ羽田木」

羽田木「なんだ?何か用か?」

そういやあなんで羽田木って美化委員になったんだろ

有山「お前ってなんで美化委員になったんだ?」

羽田木「偶然余っていたからだ。クラスの皆は私を美化委員に推薦してな」

有山「お前自身が綺麗好きってことじゃないのか?潔癖症とか」

羽田木「確かに潔癖ではあるが、症が付く程ではない、それに自分の居る場所さえ綺麗ならそれでいいしな」

有山「それなのに超高校級の美化委員になれたんだな」

羽田木「自分の与えられた仕事をきっちりこなしていたらこうなっていた」

有山「…真面目なんだな」

羽田木「ここに居る奴らにとっては当然の事じゃないのか?」


なんだか努力の塊って感じの奴なんだな…

【羽田木の通信簿:1/5】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【3F ペットショップ】

桜庭「成程ね。じゃあこのイソギンチャクには毒があるのね?」

九条「イソギンチャクにはほとんど毒があるんだ、まあそう強い物ではないが」

桜庭「それで獲物を?」

九条「まあ。そうだ」

九条と桜庭がペットショップの水槽の前で真剣な面持ちで何かを話している
なんか博士と助手みたいだな


桜庭「じゃあ仮にイソギンチャクを人に投げつければその毒は人に効くの?」

九条「イソギンチャクを人にぶつけた事はないから何とも言えないが、効くのではないか?」

桜庭「イソギンチャクは死ぬ?」

九条「死ぬな。まずイソギンチャクを投げた時点で予測できるものではないか?」

桜庭「投擲武器にはならなさそうね」

九条「武器にしようとするな。生き物だ。武器ではない」

桜庭「何かと物騒だから。ここでの生活」

なんか真面目な顔して行ってるけど、桜庭結構滅茶苦茶言ってねえか?
…意外とバカなのか?

【安価】
1笑いをこらえる
2笑いをもらす
3自由

下2

桜庭「あら。有山君」

九条「どうしたんだ?そんなフグみたいな顔をして」

桜庭「また酔っぱらってるの?」

有山「いや…いや。違う」

笑いをこらえてたけど、俺そんなひどい顔になってたか?
フグって…。酷いだろ

桜庭「あ。そうだ、私に対するお礼と謝罪がまだだったわね」

有山「お…ああ…」

桜庭「その代わりと言っては何だけど、イソギンチャクを投げつけて見ていいかしら?」

九条「!?」

有山「はっ!?」


桜庭「冗談よ。どうしたのよ、二人して固まって」




【安価】
1お前が言ったら洒落にならないと言う
2愛想笑いをしておく
3自由

下2

有山「お前が言うと洒落にならないんだ」

桜庭「なに?人を機械みたいに」

九条「冗談を言う感情があったことに驚いている」

桜庭「私だって人間よ、冗談だって言いたくなるわ」

有山「…その気持ちは分かるが」

九条「真顔で言うからいけないのではないだろうか?」

桜庭「笑いながら言えばいいの?」

九条「いや…それもそれで怖い」

桜庭「難しいわね。花菱君にでも聞きに行こうかしら」

九条「あれはまた別であろう」

有山「とりあえず笑う練習から始めないか?」

桜庭「善処しておくわ。あまり笑うのは得意ではないから」

九条「多分それはここに居る私達全員に当てはまると思うぞ」

有山「…ああ」

俺も妹に笑顔が呪われそうっていわれてからあんま笑ってねえな…
練習してみるか

【桜庭の好感度が5上がりました】
【九条の好感度が5上がりました】

【九条:通信簿1】

九条「というわけで勉強だ」

有山「…なんでマンツーマンなんだよ」

九条「バカが二人だとこちらも骨が折れるからな」

有山「バカじゃねえ」

九条「ではタコとイカの違いを答えろ」

有山「赤いか白いかだ」

タコとイカは赤と白、紅白で縁起が良かったんだよな?
あれ?それは鯛か?けど鯛は赤と白じゃないし…


九条「…フナ虫はどんな姿だ?」

有山「いくらボコボコにしても死なないんだろ?」

九条「多分それはクマムシだ」

有山「船っぽい形だ。フナ虫だし」

九条「よし。みっちり勉強しよう。居眠りをしたら…桜庭と善知鳥を呼ぶ」

有山「それは勘弁してくれ」


ここから俺の海の勉強は幕を開けるのだった

【九条の通信簿:1/5】

【13日目】

この日レストランに行ってみるとアリスが皆にお菓子を振舞っていた。
全員分の色があるマカロン。

麻生「あれ?アリスさんはお食べにならないのですか?」

田中「けどおかしくね?アリスちゃんを抜いても11個ないとおかしいのに…何で10個なんだ?」

桜庭「……良いわ、私マカロンはあまり好きじゃないから食べないわ」

アリス「あ…ちが…う…の」

アリス「…有山君のだけ抜いたの」

10個しかないマカロン。
俺だけ省かれてる?

桜庭「有山君だけ?どうして?」

アリス「あ…え…その…え…えっと…」

桜庭「気になるわ。説明してくれる?」


珍しく桜庭がアリスに詰め寄ってるな…
アリスが挙動不審になってきてるし止めるか?


【安価】
1桜庭を止める
2見守る
3自由

下2

有山「ま。良いよ。別に俺」

アリス「…ち…ちがうの…その…これ」

桜庭「…なにそれ?」

アリス「…あ…有山君の…だけ…特別に…」

そう言ってアリスが取り出したのは袋に入った黒色のマカロン
…俺だけ特別?意味が分かんねえ


田中「お!妬かせるねー!モテてるー!」

辻斬「少し黙れ」

善知鳥「…告白……なのかしらぁ?」


有山「告白…?」

アリス「そ…そういう…のじゃない…けど…」


桜庭「…」

桜庭が何故か俺に「食うな」というジェスチャーを送っている
……どういうことだ?何か入ってるのか?


【安価】
1受け取る
2受け取らない
3自由

下2

有山「俺だけ特別扱いって言うのも困るし、いいよ」

アリス「……そっか」

桜庭「じゃあここは平等に全員マカロンを食べないと言うのはどうかしら?」

辻斬「それは作り手に失礼であろう」

桜庭「有山君が可哀そうよ」

アリス「…別に…食べなくて…いいよ」

田中「いやいやいや!こんな美味しそうなの食わねえわけねえって!」

九条「食前のお菓子という物も乙な物だ」

麻生「凄くおいしそうです、私も頂きますね」

アリスのマカロンは結局食べた奴と食べなかった奴で半々に分かれた。
…どうして桜庭は俺を止めたんだ?


アリス「…」

アリスは残ったマカロンを一人回収していっている。
ジッとマカロンを見つめながら片付けている姿を見てるとなんだか申し訳なくなる…

やっぱ食った方が良かったか?


【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア 広場】

田中「いやあ!相棒!勿体無い事したな!女の子にあんなひっで―事…」

有山「いや。俺は別に食っても良かったんだがな」

田中「食っても良かったんだがな?」

有山「桜庭が凄い顔で食うなってジェスチャーをな」

田中「まさかの三角関係!?」

有山「だからなんだよそれ」

田中「相棒ってもしかして鈍い?」

有山「いや。素早い方だ」

田中「そう言う意味じゃなくてよー。んー、相棒って女の子に嫌われやすいタイプだろ?」

有山「まあ、そうだな。妹も同じこと言ってた。不愛想だからか?」

田中「それに鈍いからな」

…だから鈍いってどういう意味だよ……
俺はムエタイ選手だからどっちかというと素早いぞ?


【安価】
1鈍いとは何か聞く
2マカロンの話をする
3自由

下2

有山「マカロン。美味かったか?」

鈍い素早いを話してても意味が分からねえし。
取りあえず食わなかったマカロンの話でもすっか

田中「普通だった。うん、普通に美味かった」

有山「そっか」

田中「なんか話続かねえな」

有山「俺。マカロン食ってねえからな」

田中「食えよ!あそこは食うべきだって!」

有山「まあそうなんだろうけど」

田中「女の嫉妬って怖えな!桜庭まで相棒の事…」

有山「俺の事がどうしたんだ?」

田中「そう言うのは直接本人に聞くんだよ!相棒!」

有山「いや。冷たくあしらわれそうだから良い」

田中「……想像できるわ」


【安価】
1マカロンの話続行
2桜庭の話に切り替える
3自由

下2

有山「今からでもマカロン貰ってこようかな」

田中「お!それはポイントくそ高いぜ!」

有山「だから何のポイントだよ」

田中「ラブポイントだよ!好感度だよ!」

有山「……どうしてマカロンで好感度が上がるんだ?」

田中「たはーっ…相棒ってダメダメだな!ダメ棒だな!」

有山「ダメ棒って何だ。まだ駄目になってないぞ」

田中「あれ?相棒何の話してる?ん?まあとりあえずポイントは高い!」

有山「何のポイントかは分からないけど、まあそこまで言うなら考えておく」

凄い顔で桜庭が止めて来たからな…なんか理由はあると思うんだけど。
けどポイント?とか訳分かんねえのもある見てえだし…

悩むな…。俺はいったいどうすればいいんだ?


田中「とにかく頑張れよ!あーいぼっ!」


【田中の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

安価把握

少し休憩!

夕方か夜に帰ってきまーす!

帰宅です。
いいですか?

【3F 広場】

善知鳥「まあ元気出してぇ」

アリス「…落ち込んでは…ない…」

善知鳥「あら?そう…なの?あなた感情の起伏が少ないから分からないけどぉ…」

アリス「…大丈夫…だよ」

善知鳥「ならいいんだけどぉ」

三階の広場ではアリスと善知鳥が会話の真っ最中
一体何の話だ?落ち込む?なんかあったのか?

もしかして…俺か?いや。俺は何もしてな…いよな?


善知鳥「でもマカロンでアピールなんて…素敵ねぇ」

アリス「あ…うん」

善知鳥「でも私たちの朝ごはんがマカロン一つって言うのは…ねぇ?」

アリス「ご…ごめんなさい。作ることに専念してたから」

善知鳥「言ってくれたら私も手伝ったのにぃ…」

やっぱり俺のせいか?アリスが落ち込んでるのは…
けどあいついっつもあんな感じだし本当に落ち込んでるのかどうかも…

【安価】
1マカロンをもらわなかったことを謝罪しに行く
2マカロンをもらいに行く
3自由

下2

有山「あー…ごめんな?マカロン食わなくて」

アリス「べ…別に…良いよ…あれ…有山君に…食べてもらいたくなかったし」

食べてもらいたくなかった?
なんだ?失敗でもしてたのか?

善知鳥「ほらぁ。気を使わせない。」

そんな事を考えてると善知鳥がすかさず耳打ちをして来た…
耳がぞわぞわする…やめてほしい


有山「あ…。ああ…べ…別に失敗してても俺は食ったけどな」

アリス「そ…そっか…じゃあ。また…作るね」

有山「お…おう、今度は失敗するなよ?」

アリス「…う…うん。今度はちゃんと…作るから…」

善知鳥「…うんうん。青春ねぇ」


有山「って!なんで帰ろうとしてんだよ!」

善知鳥「後は若い二人にって感じぃ?」

有山「同年代だろう!」


【安価】
1とりあえず善知鳥を引き留める
2善知鳥を行かせてアリスと話す
3自由

下2

有山「あー…けど。なんで急にマカロンなんか?」

アリス「……作りたかったから」

有山「呼んでくれたら手伝ったぞ」

アリス「一人で…作りたかった…から」

有山「そっか…」

アリス「…うん」

有山「でも11色も色付けるってすごいよな」

アリス「…うん」

有山「やっぱ味とか違うのか?」

アリス「…そこ…まで…変わらない」

有山「そっか。そうだよな」

アリス「………うん」

なんかいつもよりアリスと話しにくいな…なんだこれ?
いつもよりよそよそしいと言うか距離を置かれてると言うか…

やっぱ怒ってる?悔しいけど田中を呼ぶか?


アリス「……ちょっとしんどい…から…帰る…ね」

有山「お…おう」


【善知鳥の好感度が3上がりました】
【アリスの好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

ボブ「…これ。あげまーす」

花菱「なにこれ」

ボブ「…メモリアルでーす」

花菱「ん?これ静寂ちゃん?」

ボブ「思い出しながら描きましたー。花菱君仲良かったからあげまーす。これ見て元気出してくださーい」

花菱「いや…別にそこまで仲良かったわけでもないで?それにあの子死んだの僕のせいやし」

ボブ「……あげまーす」

ボブ…こいつは良い奴だな。花菱なんかにそんな物渡す必要ないのに
それに花菱の言う通りこいつが静寂の事件も引き起こしたんだ


花菱「…うん」

取りあえず受け取った花菱。
…見るか?今ここで本を開いてみるのか?


【安価】
1一緒に見せてもらう
2陰で花菱のリアクションを観察
3自由

下2

花菱「うんうん。あー、けどやっぱり絵本タッチやねんな」

ボブ「ボブは可愛いのしかかけませーん」

花菱「なんかホワイトハウスの奴とかパーティーの奴とか描いてんねやろ?それも?」

ボブ「可愛く描いてまーす。早く見てくださーい」

花菱「あー。はいはい、懐かしいな。そうそう、二人で漫才する予定やってんな」

ボブ「あの時の静寂さんは楽しそうでしたー。ボブも静寂さんのモノマネ大好きでーす」

花菱「けったいなんばっかやってたもんなぁ…。そうそう、魚系」

ボブ「静寂さんはボブにいつも物まねを見せてくれましたー」

流石はボブの絵本。花菱の顔が少しほころんでる。
…やっぱ花菱にも懐かしいとかそう言う感情はあるのか?



花菱「――――――」


ボブ「んーふー?」

花菱の今まで綻んでいた顔が一気に絶望に染まった。
…この顔、見たのは二度目…一度目は確か…静寂の…


花菱「ありがとうな。部屋帰って焼くわ」

ボブ「おう!なんでですかー!?」

花菱「これは絶対に後世に残したらあかん!あの女…他の奴の前でもあのモノマネやりやがっててんな…」

ボブ「お…おー…花菱君の目が開いてまーす!」



【好感度の変動はなしです!】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

少し早いですが今日はここまでです
今日もお付き合いありがとうございました!

更新してもよろしいですか?

【3F ゲーセン】

田中「クッソ!!ここもコインねえからゲームが出来ねえ…って。相棒?」

有山「よお、やっぱここに居たか」

さっき俺はコイツに言われた通りアリスに会いに行った。
けどなんかアリスはなんだかよそよそしくて、怒らせたみたいで

いつも以上に訳分かんねえから、悔しいけど田中に頼るしかねえ


田中「…ほほう、アリスちゃんか。ほうほう。なんかあったのか?ん?」

有山「なんでわかったんだよ」

田中「だって相棒が俺に話しかけてくる時って事件の時か女の子の時かの二つしかねーもん!」

田中「あ…女の子の事に関しては今日が初めてか?んまあそんなんどうでもいーや」

田中「で?上手く行ったのか?マカロンをマカロンちょしたのか?」

有山「マカロンをマカロンちょするってなんだ。訳分かんねえぞ」

田中「お。その不愛想な様子だと何かあったな?」

有山「ねーよ、いや。あった。けど不愛想なのはいつもだ」

田中「言われてみればそだったな。んで?何があったわけよ?あーいぼっ!」

【安価】
1とりあえずあの時のアリスの様子を詳しく話す
2怒らせているかも?と短めに用件を話す
3自由

下2

有山「怒らせたかも」

田中「相棒…またなんかひっでえ事言ったんじゃねえの?」

有山「言ってねえよ」

田中「普通は謝って、マカロン貰って、その場で食べて、褒めるって言うのが定石だぜ?」

有山「殆どその流れでした」

田中「んでんで?アリスちゃんはなんて?」

有山「失敗したのを俺に食わせたくないから良いってよ」

田中「……ん?失敗したの?」

有山「お…おう。確かにそう言ってたぞ」

田中「あれ?おっかしーな…俺が感想言いに行ったときは「美味しくできたから」みたいなこと言われたんだけどな…」

有山「…ん?そうなのか?」

田中「相棒のだけなんか特別だったんじゃね?」

有山「…そうなのか?」

田中「「あ。でも色も違うかったし一個一個別に焼き上げたんじゃね?」

有山「お菓子作りの事はよく分からん」

田中「それは俺も…。んー、何か相棒気使われてるなぁ」

【安価】
1どうして気を使われてるのか一緒に考える
2他の皆のマカロンが失敗していたのか一緒に考える
3自由

下2

有山「俺…どうして気を使われてるんだ?」

田中「怖いからじゃね?」

有山「今更かよ」

田中「それか……」

有山「ん?それかなんだ?」

田中「相棒さ、彼女とか女の事かの話アリスちゃんの前でした?」

有山「一切してねえ、ていうかそれ何の関係があるんだ?」

田中「んー…。じゃああれだなー…わかんねえ」

有山「いや。だから女の話とアリスのアレがどう関係あるんだって」

田中「複雑な女心って奴だよ相棒、で、因みに彼女は?」

有山「居る訳ねーだろ。なんでそんな事」

田中「相棒の調査だよ。ちょ・う・さ。恋の事件の臭いがするんだ」

有山「…は?」

田中「んま。頑張れよ!相棒!」


田中も訳分かんねえ奴だな…
何だよ女の話って、それといまの問題が関係してるわけねーだろ

【田中の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

愛野「あら?この前みたいにウジウジしてないのね」

麻生「しても意味がありません…から。死んだ人は帰ってきませんし…」

麻生「それに…死んだ人たちのためにも…残った人がしっかり頑張らないと」

愛野「へぇ」

麻生「心配して下さってるんですか?」

愛野「バカじゃないの?頭の中に脳の代わりに紙幣が詰まってるんじゃない?」

麻生「…そうですか」

愛野「また沈められたら困るから様子見ておかないとね」

麻生「あの時は…その…」

愛野「別にあれよ。今度はアンタを沈めてやるから覚悟しなさい、倍返しよ」

麻生「…え…ええ……」

愛野「喉が渇いたから紅茶。急いで淹れてきて」

麻生「あ…はい。かしこまりました」


何だか二人して話してるみたいだな?
この前みたいに険悪って感じでもないから安心だな

【安価】
1紅茶を入れに行った麻生について行ってみる
2愛野の近くの席に腰かける
3自由

下2

有山「座るぞ」

愛野「座って良いなんて言ってないけど。何勝手に座ってんのよ!」

有山「…」

相変わらず愛野はヒステリックだ。
でもなんだろう、俺もそれに慣れてきたのか何とも思わない

有山「お前。なんだかんだ言って良い奴だよな?」

愛野「はぁ?」

有山「麻生の事心配なんだろ?」

愛野「何?凡人の頭ではそんな三流小説みたいなことしか考えられないの?貧相ね」

有山「何とでも言え」

愛野「じゃあもっと言ってあげるわ。ゲス!ゴミ!一般人!」

有山「一般時ではないぞ」

愛野「…それもそうね。って!いちいち細かいのよ!」


麻生「紅茶持ってまいりました―――…って。有山君も来てたんですか…急いで有山君の分も入れてきますね」

愛野「良いわよ!こいつに紅茶なんてもったいないわ!水とかにしときなさい!」

有山「水はくれるんだな」

愛野「煩いわね!庶民!」

【安価】
1麻生に紅茶を入れてきてもらう
2麻生に紅茶を入れてきてもらわない
3自由

下2

有山「じゃあ頼む」

麻生「分かりました。では行ってまいります」

なんだろう、麻生ってすごい偉い人なはずだよな?
それなのにメイドみてえだな

愛野「塩水にしときなさいよ!」

有山「地味すぎるだろうその嫌がらせ」

愛野「うるさいわね!私の前で飲食物を摂取できるだけでもありがたいと思いなさいよ!ゴミ!」

有山「ゴミとか庶民とか他にないのか?」

愛野「なによ!罵られたいの!?変態じゃない!」

有山「…お前ってよく喉枯れないよな」

愛野「どうしたのよ。急に」

有山「いや、いつも叫んでる割にはと思ってな」

愛野「余計なお世話なのよ!!!」

有山「レフェリーとかにならないか?」

愛野「ほんっと!庶民ってゴミね!!!」

愛野が怒ってレストランから出て行ってしまった
俺…悪いこと言ったか?


【麻生の好感度が3上がりました】
【愛野の好感度が5上がりました】

【アリス:通信簿1】

アリス「…ねえ」

有山「なんだよ?どうした?」

ボーっとしてたらアリスの方から声をかけて来た。
珍しいな、いったい何だ?

アリス「……そばに立ってても…いい…かな?」

有山「は?」

アリス「こ…この前は…用が無かったから…その…今日は」

アリス「そ…そばに立ってたいっていう…その…用事が…」

有山「別にいいけどよ。何になるんだよ、それで」

アリス「………」

有山「アリス?」

アリス「…有山君には……分かんない…こと」

有山「俺には分かんない事?何だそれ?」

アリス「……いつか…教えて…あげれると…いいな」

有山「今教えろよ」

アリス「…帰るね。…バイバイ」

何だよコイツ。やっぱり変な奴だな…



【アリスの通信簿:2/5】

夜時間になったけど、何だか今日は眠れねえ…
殺人が起こったとか、嫌な予感がする、とかじゃねえけど…眠れねえ…

ベッドに横になっても、軽く筋トレしても眠れねえ…

なんかどっか散歩でもするか?
夜時間出歩くってのもあんまりしたことねえしな


でも…どこ行くかな…


【どこに行く?】
下2

すいません。夜時間はレストラン立ち入り禁止になってます!
再安価↓2

【2F カジノ】

善知鳥「あらぁ?何してるの?」

カジノの中に居たのは珍しい奴だった。
田中でも花菱でもなく、善知鳥だ、一人でスロットマシンの前に座ってボーっとしているようだった

有山「お前こそ何してんだよ?」

善知鳥「たまには息抜きでもしようかなぁっておもったんだけどねぇ…」

善知鳥「はぁ…コインが無いなんて」

有山「田中と一緒のこと言うんだな」

善知鳥「あぁ…。田中君もこういうの好きそうねぇ…」

有山「善知鳥も好きなのか?」

善知鳥「…好きか嫌いかで言うと好きかしらぁ」

有山「やっぱりアホみたいに巻き上げた金で?」

善知鳥「そのお金には一切手を付けてないわよぉ。あくまで使うのは自分の生活費だぁけ」

有山「生活費?」

善知鳥「お給料とかぁ。仕送りとかねぇ」


じゃあ巻き上げたお金の出所はどこに行ってるんだ?
もしかしてなんかヤバい奴なのか?

【安価】
1詳しく聞く
2聞かない
3自由

下2

携帯だとトリップ変わるんですね…
少し離席です

今日帰ってこれなさそうなのでまた明日
ごめんなさい!!

30分位に更新する予定です

遅いけどいいですか?

有山「巻き上げたお金は?」

善知鳥「えぇ?ひ・み・つ」

有山「お前もしかして結構ヤバい―――」

善知鳥「はぁい。名誉棄損よぉ、ばっき~ん」

有山「じゃあ教えろよ!」

善知鳥「もおっと仲良くなったらねぇ」

結局善知鳥は俺に何も教えずにはぐらかした
深く追求するとまた請求されるので辞めておいた方がいいよな


有山「でもお前、なんでそこまで金に固執するんだ?」

善知鳥「もう二度と悔しい思いをしないためよ。そ・れ・だ・け」

有山「悔しい思い?」

善知鳥「…後は秘密。女の子にはいろいろ秘密があるの、誰にだってね」

有山「…どうしてもだめか?」

善知鳥「ん~。じゃあねぇ私に今ここでキス出来たら教えてあげてもいいわぁん」

有山「―――き…キス!?」

善知鳥「顔真っ赤よ?うふふ。もちろん嘘。セクハラで請求額加算しておきまぁす」

有山「はぁぁぁっ!?」


善知鳥「それじゃ。私は寝るわぁ、あなたも早く寝た方がいいわよ?」

有山「…き…キスって…」


善知鳥「お・や・す・み」


って。あ…結局聞けなかった…
悔しい想いって何だよ…。気になるだろ

【14日目】

有山「…なあ。今日の飯は誰が?」

桜庭「私よ。何か?」

机の上に並べられてるのは湯煎された缶詰12個。あとはスプーン
全てがサバの味噌煮という不思議なチョイスは桜庭が仕出かしたらしい


桜庭「誰よりも早くここにきて誰よりも早く作ったのよ」

愛野「作ったって言わないわよ!湯煎よ!こんなの!」

桜庭「立派な調理よ」

アリス「…私が来た時には…もう…」

桜庭「ここ最近頑張ってくれているみたいだし、少しの間ゆっくり眠ったらどうかしら?」

辻斬「そうだ。不眠症なら眠るべきだ」

アリス「眠れないから…。その…」

桜庭「あら。じゃあ皆ご不満みたいだし、明日から一緒に料理を作ってくれない?教えてほしいわ。美味しいデザートの作り方」

桜庭「ね?有山君」

有山「お…俺か?」

蛇のように鋭い視線が俺に突き刺さる、絶対に「別に」なんて言えねえ


有山「お…おう」

桜庭「という事だから、よろしくね」


【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2


…朝くらいゆっくり眠りてえ……

【1-Bフロア 広場】

有山「おいおいおい!おい!」

桜庭「おいは一回で十分よ?何かしら?」

有山「俺まで巻き込むなよ」

桜庭「あらいいじゃない、両手に花よ」

有山「暗い奴と冷たい奴じゃねえか、何が花だ」

桜庭「まあ、酷い」

有山「とにかく毎朝早起きなんて無理だからな」

桜庭「アラームを使えばいいでしょ」

有山「起きれねえ」

桜庭「じゃあ寝ないで」

有山「無茶言うんじゃねえよ」

有山「とにかく俺は嫌だぞ、やるならお前ら二人でやれよ」

桜庭「あら。じゃあそれをアリスさんにも言ってきてくれないかしら?」

有山「……うっ」

桜庭「それが無理なら明日の献立でも考えましょう。何がいいかしら?」


【安価】
1和食
2洋食
3中華
4自由

下2

有山「和食とかで良いんじゃないか?」

桜庭「味噌煮?」

有山「缶詰はダメだ。どこの軍隊だよ」

桜庭「肉じゃが?」

有山「いいんじゃないか?」

桜庭「…どうやって作るのかしら?」

有山「それはアリスに聞けよ」

桜庭「そうね。じっくりと見る事にするわ」

有山「いや。お前も手伝えよ?」

桜庭「ある程度はね」

桜庭「味付けは任せなさい」

有山「……心配なんだが」

桜庭も意外と女子っぽいところあるんだな
…ってなんで急に料理に目覚めたんだ?


【安価】
1どうして料理に目覚めたか聞く
2どうして今日突発的に朝ごはんを作ったのか聞く
3自由

下2

有山「つーかなんで俺なんだよ?」

桜庭「貴方が特別だからじゃない?」

有山「…特別?あれか?お前まで田中みたいなこと言うつもりか?」

桜庭「そっちの特別じゃないわ」

じゃあどう言う意味の特別なんだよ?
もう訳分かんねえな、どいつもこいつも…


桜庭「まあ、私も確信はしていないから、貴方が特別かもってだけよ」

有山「…は?」

桜庭「明日からよろしくね」

有山「…おう」


……訳分かんねえな
頭いてえ…考えるのやめよう。


【桜庭の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【3F 薬局】

ボブ「何してるんですかー?」

アリス「不眠症の薬…」

ボブ「ボブの絵本あげまーす!眠れまーす!」

アリス「…なんて…本?」

ボブ「『罪と罰とボブ』」

アリス「……」

ボブ「んーふー?」

凄い珍しいなこの二人の組み合わせ…
しかもアリス反応薄いし


アリス「内容…は?」

ボブ「とーっても眠たくなる内容です!今もありまーす!」

アリス「…そう……なの」


ボブの絵本…悔しいけど気になる…


【安価】
1絵本を見せてもらう
2取りあえず話に合流
3自由

下2

有山「また睡眠薬か?」

アリス「…あ……うん」

ボブ「また?」

有山「この前もだったよな?」

アリス「ペース…早くて…困ってる…んだ」

ボブ「体が心配でーす!今すぐ吐きなさーい!ひっひっふー」

有山「別の物が生まれるからやめろ」

ボブ「吸って―!吸って―!吸って―!」


アリス「…っ!」

有山「いや!吐けよ!」

ボブ「吐いて―吐いて―吐いて―」

アリス「…ゴホッ」

有山「吸えよ!」


【安価】
1睡眠薬を取り上げる
2飲み過ぎないように注意する
3自由

下2

有山「飲み過ぎるなよ?」

アリス「……うん」

ボブ「飲んじゃ駄目でーす!ボブが添い寝してあげまーす!」

アリス「…え…」

アリス「い……いいよ」

ボブ「遠慮なさらずにー!無礼講でーす!」

有山「多分意味が違う」

アリス「………寝れるから…良い」

ボブ「薬の力はダメでーす!」

アリス「……個室外での就寝は…禁止…だよ」

ボブ「…!!」

有山「!!」

アリス「忘れてたの?」

忘れてたとかぜってえ言えねえ…


【アリスの好感度が3上がりました】
【ボブの好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

短くてごめんなさい!夜も遅くなってきて付き合わせるのも申し訳ないので今日はここまでで
えー、3章は日常パートたっぷり取ろうかなと考えてます

今日もお付き合いありがとうございました!
ではまたあした!

今から更新はOKですか?

【3F 広場】

有山「おう、なにしてるんだよ」

何してるんだよとは言ってみたけれど、この沈んだ顔で俺は何となく察しがついた
付き合いが長くなってくると嫌でも分かるようになるんだな


田中「ゲーセンが…遊べねえ…」

有山「だと思った」

カジノの時と同じ顔をしているから言われなくてもすぐに分かった
けど口にはしない、どうせ「さすが相棒」とか煩いだろうしな

田中「俺…暇で干からびてアジの開きみたいになるかもしれねえ!」

有山「そっちのほうが静かでいい」

田中「相棒つめてーぞ…。こんなに落ち込んでるんだから慰めるとかねーのかよ」

有山「善知鳥だったら慰めてくれるんじゃないか?請求書付きで」

田中「そんな邪なやさしさはいらねえ!心の奥底のやさしさが欲しいんだ!ギブミー!やさしさ!」

有山「ボブの絵本で解決するか?」

田中「あんなんもう感情を左右するドラッグじゃねえか!ぜってーやだぞ、俺は相棒が良いんだよー」

有山「限りなく気持ち悪いぞ」

田中「あいぼー」

【安価】
1とりあえず話を聞く
2取りあえず何か話す
3自由

下2

田中「バーチャン・ファイターの6が置いてあったのに出来ないのはマジで無い!激萎えだっての!」

ああ。格闘ゲームの事か、けどあのシリーズって5までしか出てなかった筈…
どっかの国のパクりじゃねえのか?

有山「あれは5までしか置いてないだろう」

田中「あれ?そうだったか?」

有山「俺も義足のトミには苦戦したから覚えてる」

田中「そうそう!あれな!ゲートボールの杖がねえと倒せねえって!」

有山「あんまり注意して見てなかったから、6があったなんて気づかなかった」

田中「まあ隅っこの方だったしな、気づかねえんじゃね?」

有山「まあ出来ないんならあっても意味ないだろ」

田中「ほんとそれな!それ過ぎるからな!それ過ぎてヤバいからな!」

有山「お前がかなり怒ってるのはよく分かった」

こいつが怒るのはいつもゲーム関連だな。
もう助っ人というより、ゲーマーとかの方がいいんじゃないかとも思ってくる


田中「あ、そういや相棒明日から両手に花だよな。羨ましいぜ」

有山「朝くらい寝かせてほしいけどな」

田中「地味に女の子に頼られてるってことだよ!喜べ相棒!」

まあそう言われれば頼られてるのか?まあ単に俺が強いからだろうけどな

【安価】
1明日の朝食を一緒に作らないかと誘う
2自分から女の子の話を持ち掛けてみる
3自由

下2

有山「お前も来るか?」

あの二人に囲まれるよりかは、こういうのが一人居てくれた方が助かる
こいつは女子の扱いには長けているしな

田中「まーじーで!?え!相棒マジで!相棒!!」

有山「うるさい。マジだ」

田中「え!あの花園に行ってもいいのか?!」

有山「花園?どこがだよ」

田中「くーっ…相棒は女の子の可愛さをぜんぜんわかっちゃいねえ!分かっちゃいね子さんだ」

有山「誰だそれ」

ゲームが出来なくて沈んでいた田中の方が良かったかもしれない
それ程に今の田中は煩くでめんどくさい、言うんじゃなかった


有山「とりあえず明日の朝からだから」

田中「今夜は眠れねえ!」

有山「寝ろ」


面倒だからもう放置で良いよな。
さっさとコイツから離れよう

【田中の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア レストラン】

愛野「成程ね。じゃあこの施設自体は海の底にあるのね」

九条「それはもう確定している」

愛野「プラネタリウムの様な映像をガラスに投影して、あたかも海のように見せかけているってことは?」

九条「無いだろうな、まずそんな機械はない。それにそんな技術もない、スクリーン加工がされているのかと思いガラスを少し削ったがその様子もなかった」

愛野「でもそれを言ってしまえば海の底にこんな施設を作るなんて言うのも不可能でしょう?」

九条「ああ、今現在の段階では無理だろうな。あと2~3年もすれば試験的には可能かもしれないが」

愛野「じゃあ一体ここは何なの?どうして2~3年後の技術が?」

九条「それには頭を悩ませているんだ。私にもわからない」

愛野「海洋学者でしょ!しっかりしなさいよ!」

九条「だからこそ悩んでいるのだよ、こんな技術はあり得ない。今の時代には存在しないんだ」

愛野「じゃあ何?ここは未来とでも言いたいの?」

愛野「庶民の三流小説みたいなこと言わないでくれるかしら?」

九条「最近は毎晩寝ずに考えているが、その説もあり得るかもしれないな」

愛野「未来に来たって言うの?私たち16人が?そんなの無理よ。地球が出来上がるくらいの奇跡が16人一斉に起こるなんて絶対にありえないわ!」

九条「あり得ないことが起こりうることは君も良く知っているだろう?」

なんだ?なんか二人で凄い議論を交わしてるけど…何の話だ?
とりあえずなんか愛野が凄い真面目に話してて、九条は頭を抱えてるけど…

ああ。そうか、多分これはきっとタイムマシンを作る話だな


【安価】
1話に合流してみる
2黙ってお茶を差し入れる
3自由

下2

成程な。つまりはこいつらは今内緒でタイムマシンを作る計画を立ててるんだな
で、俺らを逃がすと

頭いい奴ってすげえな


有山「ほら。お茶だ」

愛野「あら、気が利くわね庶民」

九条「本当にな、どういう風の吹き回しだ?」

という事はこいつらがドラえもんを作るのか?
タイムマシンって車の形してる奴か?それとも畳みたいな平べったい奴か?


愛野「どうかしたの?いつもよりバカみたいな顔してるけど」

有山「いや。なんでもない」

けどやっぱりタイムマシンって言うと俺は人一人入れるカプセル型の…
あれ?あれは宇宙船だったか?


九条「珍しく何か考えているようだが?」

有山「ああ…ちょっとな」


【安価】
1タイムマシンの形を提案する
2黙って二人の話を知覚で聞いておく
3自由

下2

有山「タイムマシンの形はカプセル型の奴が良いとおもうぞ」

愛野「…は?」

九条「タイムマシン?」

二人がお茶を飲むのをやめて俺の方を唖然とした顔で見つめてくる
あれ?俺なんか変なこと言ったか?


有山「ほら、あのヤサイ人とか出てくる奴によく出てくるカプセル型の」

愛野「は?え?何の話?ちょっと分からないんだけど?」

九条「そんな話微塵もしていないが?」

いつもだと怒鳴り散らす愛野なのに、なぜか今は俺の事を宇宙人を見るかのような目で見ているし
九条は心配したような顔で俺を見る

有山「なんか未来がどうのこうのって言うから」

愛野「ぷぷっ。ば…馬鹿ね!アンタ庶民じゃなくてバカ庶民よ」

九条「フッ…本当に君は頭の方が弱いんだな、けれどその発想は天才的かもな」

愛野「バカと天才は紙一重って言うけれど、こうはなりたくないわね」

九条「ああ。同感だ」


あれ?俺かなり馬鹿にされてるのか?
…何も変なこと言ってねえのにな


【愛野の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が3上がりました】

【愛野:通信簿1】

俺がレストランにいくと、愛野が一人で紅茶を飲んでいた。
…そっとしておいた方がいいと思うし遠くに座ろう、また面倒なことになるのも嫌だしな


愛野「ちょっと」

有山「なんだよ」

愛野「どうしてそんな遠くに座るのよ」

有山「近くに行くと怒るだろ」

愛野「そうだけど、なんだかそう露骨に避けられるとイラッとするんだけど」

有山「何だよ面倒だな」

愛野「誰が面倒よ!」

有山「じゃあ近くに行くぞ」

愛野「庶民が移るからやめてくれるかしら?」

有山「庶民が移るって何だよ。庶民は病気じゃねえぞ、多分」

愛野「知ってるわよ!そんな事!」

愛野「こう…なに?あれよ!気持ちの問題よ!察しなさいよ!だから庶民なのよ!」


…やっぱり面倒な奴だ。
まあ結局俺はこの後数十分愛野に罵倒され続けたのだが

【愛野の通信簿:1/5】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 図書館】

花菱「なあなあなあ」

善知鳥「何かしらぁ?」

花菱「今思ってんけどさ。君って全然笑わへんよなぁ…なんでなん?」

善知鳥「ええ?だって面白くないじゃなあい、面白い事がないのに笑えるのぉん?」

花菱「僕がどんだけ面白いことしても笑わへんの?」

善知鳥「この生活だもの、笑えないわぁ」

花菱「その考え方はアカン!面白き事なきこの世を面白くやで!」

善知鳥「はぁい。がんばってねぇ」

花菱「ということで!そこでだまーって見てる有山ちゃん!手伝ってくれへんか!」

え!?俺が見てるのバレてる?
花菱のやつ結構鋭い奴じゃねえか


有山「…なんだよ」

花菱「なんか面白い事やってくれ!はい!モノマネどうぞ!」

有山「は…はぁ!?」


【安価】
1物まねを引き受ける
2物まねを引き受けない
3自由

下2

有山「分かった。じゃあ」

花菱「お?それじゃあ張り切って物まね行ってみましょう!何のモノマネやるん?」

善知鳥「あらぁ。少し興味があるわぁ…」

俺が一番記憶に鮮明に焼き付いている物まね
それはもうあれ一つしかない。そう、静寂が俺に残してくれたもの


有山「『打ち上げられた花菱』だ」


―――――――――――――
―――――――――
――――――
―――


善知鳥「……信じられないわ。面白いを通り越してもうこれは感動よぉ!」

全力でやりきった俺のモノマネ。
それは善知鳥を感動させて拍手させるほどのもので、花菱を絶望の底に叩き落す物だったらしい

善知鳥「…頭に焼き付いて離れないわ」

花菱「有山ちゃん…絶対に…許さへんからな!」


意外と体力を使うその物まねを長時間やり続けていた静寂の凄さ、それが今になって分かった気がした


【安価】
1とりあえず花菱に謝る
2善知鳥が笑ってくれたことを指摘する
3自由

下2

少し離席
夕方か夜にまた戻ります

帰宅。
更新再開しますね

あ。因みに連取りの件なんですけど詳しくルールは決まってないですね
ごめんなさい

有山「ていうか、善知鳥。お前笑ったな」

花菱「ほんまや!でかしたで!有山ちゃん!やっぱり人間笑顔が一番やで!」

善知鳥「あんなの見せられたら誰だって笑うわよぉ…」

有山「笑顔が一番って…。矛盾してないか?お前が大人しくしてれば事件は起きないんだが」

花菱「事件が起こらへん、物資供給がなくなる、皆餓死、僕は必要悪やで?」

花菱「ヘイト集め要員的な?僕が居るおかげでみんな団結できてるんやからな?」

善知鳥「…確かにそうかもねぇ。けどどうしてそこまでする必要があるのか聞きたいわぁ」

花菱「いやいや。そんなん疑心暗鬼の中ギスギス過ごすの面白く無いやん、やったら僕が全部悪い!まあ殺しはせんけど、オシオキ怖いし」

必要悪って何だ?
そんな言葉初めて聞いたけど、花菱訳分かんねえ

善知鳥「必要悪ってのは、文字の通り必要とされてるあくの事よぉ。わかったぁ?」

有山「ん?え?」

善知鳥「頭の上にはてなマーク。浮かんでるわよぉ?」

有山「うかんでねえよ!」

花菱「ふっ…ほんま有山ちゃん面白いな」


【善知鳥の好感度が5上がりました】
【花菱の好感度が5上がりました】


【善知鳥:通信簿1】

善知鳥「ねえ。少し暇潰しに付き合わなぁい?」

急に嘘がそんなことを言って俺の前に現れた
面倒だから断ろうとしたんだが、「請求額を減らす」の言葉で無理やり付き合わされることに

有山「どうしてお前。そんなお金欲しいんだ?」

善知鳥「あらぁ、また立ち入った質問ねぇ」

有山「いや、俺以外にも請求してるみたいだし、そんなに何に使うんだ?」

善知鳥「そーれーはぁ。んー…」

善知鳥「人助けの為、かしらねぇ。ほらほら、鼠小僧的なぁ?」

有山「お前…足臭いのか?」

善知鳥「そっちじゃないわよぉ!ばかぁ」

善知鳥「もう。女の子にそんなデリカシーのないこと言うなんて。ほぉんと良いのは顔だけねぇ」

鼠小僧ってそうじゃないのか?
黄色いフードに足が臭くて…。もしかして善知鳥は男なのか?


善知鳥「あ。また余計なこと考えてるでしょぉ?」

有山「あ?」

善知鳥「顔に書いてるわよぉ?ほんと。わっかりやすぅい」

有山「何も書いてねえよ」


結局俺はこの後善知鳥にさんざん弄ばれて、解放されたのは夜時間の少し前だった
…人助けの為?どういうことだ?


【善知鳥の通信簿:1/5】

【15日目】

アラームの音で目が覚めた。
ああ、そうだ、今日から俺と桜庭とアリスと田中で朝飯作るんだった…

眠たいのに…、寝かせろよ

なかなかベッドから起き上がれない。そんな時に部屋のチャイムが鳴った。

誰かが呼びに来たのか?
…めんどくせえ、呼ばれなくても行くっての



…いったい誰だよ?


【有山を呼びに来た人物は?】

下2

有山「んあ?んだよ…ってアリスか」

アリス「桜庭…さんが…呼んできて…って」

有山「あー。今行く、顔だけ洗うから、ん。」

取りあえず部屋の中で待たせとけばいいか。と思って部屋に入れと腕でジェスチャーするが、アリスは首を横に振る
…いや、別に入らなくてもいいけど、そこまで頑なに拒否するか?

アリス「ここで…いい…から」

有山「んじゃあそこに居ろ」

アリス「……うん」

――――――――――――
――――――――
―――――


有山「行くか」

アリス「…うん」

有山「…はぁ、眠い」

アリス「ごめん…ね」


有山「いいよ。別に」

アリス「ほんとにごめんね」

有山「だからいいって言ってんだろ」


レストランの中に入ると二人はもう既に調理を開始していた

田中「意外と刃物の扱い上手いな!桜庭ちゃん」

桜庭「ええ。肉を切るのは慣れているの」

田中「いやいや、その包丁そんな切れ味良くねえのに…。それなのにそんなスパスパ切るなんてすげえって!」

桜庭「力の入れ方を考えればどんな刃物でも肉なんて簡単に切れるのよ」

田中「やっぱ流石幸運ってとこか?」

朝から肉って…こいつらはどんな料理を作るつもりなんだよ?
…胸やけしそうだ


有山「遅れてごめんな」

アリス「……もう始めてたんだ」

桜庭「遅れてないわ、私たちが勝手に始めてるだけよ」

桜庭「ということでアリスさん、貴方は私に料理を教えてくれるかしら?」

アリス「え…けど。…それなら田中君に」

桜庭「田中君実は腱鞘炎らしいの。有山君と一緒なら驚異的な回復力を見せてくれるらしいから、しかたないわね」

田中「俺いつの間に腱鞘炎に!?」

桜庭「ね?」

田中「はい。腱鞘炎です」

桜庭「という事だから、有山君は田中君の事頼んだわね。ちゃんと見ててあげてね。怪我人だから」

有山「見ててあげてねって。こいつの方が料理できるじゃねえか、何を見る―――」

桜庭「よろしくね」


有無を言わさぬ桜庭の一言で俺は田中に付きっきりになることになった。
ほんと、めんどくせえ

愛野「ねえ。今日の朝ごはんを作った人はバカなの?!」

麻生「ローストビーフ丼…ですね」

善知鳥「牛骨のスープまであるわぁ」


その日の朝ごはんは見事に牛尽くし。
桜庭曰く「スタミナが付くからいいじゃない」とのこと


桜庭「文句があるなら食べなくていいわ」

花菱「なんなんこの子!暴君や!暴君や!キッチンに君臨した暴君や!」

因みに桜庭はそれに加えて茹でたササミを食べている
…朝から意外といけるんだなコイツ


辻斬「…魚は…無いのか?」

麻生「…明日から私もお手伝い…しますね」

九条「…堪えろ、明日から麻生も参加してくれる。今日だけの我慢だ」


味はそこまで悪くなかったものの。
俺達はその日の昼、胃もたれに悩まされる結果となったのは分かりきった話だった


【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【3F 薬局】

三階の薬局に行くと、麻生が一人で困った顔をしていた。
なんだ?いったいどうしたんだ?


有山「なにやってんだ?」

麻生「あ…有山様。その、お恥ずかしながら、あの上にある薬が取れなくて」

麻生が言っているのは棚の上に置かれた薬。
けど腕を伸ばせば届く距離だ


有山「腕。伸ばせよ」

麻生「伸ばせないんです。背中の火傷がひどくて…、その腕を伸ばすと背中の傷跡が開いてしまうらしいので」

有山「…ごめん」

マズいことを聞いたな…
そっか、こいつ元気そうだけど背中には一生モンの火傷があんのか…

有山「分かった。取ってやるよ」

けど何の薬なんだ?なんか気になるぞ…


【安価】
1黙って取る
2何の薬か聞く
3自由

下2

有山「ほらよ」

麻生「ありがとうございます、凄く助かります」

受け取ると同時に薬が仕舞われたので何の薬かは分からなかった
けど毒薬とかじゃねえよな。

だって毒薬はあっちの棚だし


有山「背中。大丈夫かよ」

麻生「はい、早急な治療で一命はとりとめましたし」

麻生「少し後遺症が残るかもしれないと善知鳥様に言われましたが、救っていただいた時点で何も言えません」

有山「…なんかお前強くなったな」

麻生「昔からです。いまさら何を言うんですか」

有山「殺人が起きても自分の事責めなくなったし…。って、二回目のはお前が悪いわけじゃないんだけどよ」

有山「あー…なんつうか、おかしくならなくてよかったよ」

麻生「愛野様と皆様のおかげですわ」

有山「…愛野?」

麻生「あの方。裁判の日の夜。ずっと私の部屋に居てくださったの」

有山「あの愛野が?」

麻生「そう。ほんとうに優しく話を聞いてくださりましたわ」

意外すぎるだろ…あの愛野が人にやさしくするなんて…

【安価】
1愛野の事をどう思ってるか聞く
2愛野と何を話したか聞く
3自由

下2

有山「何話したんだ?」

麻生「アンタが悪いんじゃないわよ。と言っていただきました」

麻生「だからもう沈めないでよね、この庶民とも」

有山「なんか…愛野らしいな」

麻生「けどあの方。一晩中私の部屋に居てくださったんですよ?うふふ」

有山「なんというか…素直じゃねえな」

麻生「あの人なりにきっと気を使ってくださったんですよ。」

有山「だといいけどな」

愛野。なんだかんだ言って意外といい奴なのか?
いつもはヒステリックに喚き散らしてるくらいしか印象ないけど…

麻生「仲良くなれると嬉しいです」

有山「なれるよ。多分な」

麻生「だと嬉しいです」

なんだか麻生が元気そうでちょっと安心した。
愛野のおかげ…ってやつか?

【麻生の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
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下2

【1-Bフロア レストラン】

善知鳥「えっと。緊急止血の方法はねぇ。基本はこうなんだけどぉ…」

愛野「ええ。それは本で読んだことがあるわ、問題なのは大量の時よ」

善知鳥「基本は輸血とか縫合とか…なんだけどぉ…」

愛野「ここにはそんな設備は無いわ。その時はどうするのよ」

善知鳥「諦める…。もしくは」

愛野「もしくは何よ?さっさと言いなさいよ!」

善知鳥「桜庭さんがこの前やったように焼く…」

愛野「焼くって。他に方法は無いわけ!?」

善知鳥「設備が整ってないもの、そんな万全な治療は無理よぉ」

何故かレストランでは愛野がメモを取りながら善知鳥の話を聞いている
…何やってんだこの二人?

善知鳥「けど急にどうして医療に興味なんてぇ?」

愛野「私が怪我した時に困るでしょ!庶民に私の体を触らせたくないの!」

善知鳥「とかいっちゃってぇ?」

愛野「それだけよ!」

【安価】
1愛野に麻生の評価を伝える
2一緒に緊急処置の講義を受ける
3自由

下2

有山「おい。」

愛野「何よ庶民。気軽に呼びかけないで」

善知鳥「どうしたの?一緒に抗議受けるぅ?」

有山「いや。愛野、俺見直したよ」

善知鳥「???」

有山「お前、麻生に――――」

愛野「ああああっ!やめなさい。ここで言うのはやめなさい!デリカシーというもの感じ取りなさいよ!庶民!」

有山「え?お前だって悪いことしたわけじゃねえだろ?麻生に」

愛野「だから黙りなさいってば!言わなくていいでしょ!バカ!」

有山「いや。あの日の夜」

愛野「だーかーらー!日本語が通じないの!?貴方の耳は飾りなの?!」


善知鳥「あの日の夜…麻生さんと…はぁんっ」

愛野「なんていう妄想してんのよ!違うわよ!」

有山「いやだからお前が麻生に」

愛野「アンタは黙ってなさいよ!膝の皿割るわよ!」


【安価】
1話を続ける
2話を変える
3自由

下2

有山「え。いや、お前」

愛野「もういい加減にしなさいよ!」

善知鳥「そこまでして隠してしまいたいことって。な・あ・に?」

愛野「何だっていいじゃない!」

愛野「アレよ!裁判終わりにむしゃくしゃしてたから病み上がりの麻生に往復ビンタしてやったのよ!」

いや。お前それはもう暴君じゃないか…
というよりなんでそこまで嫌がるんだ?

善知鳥「もうそれは鬼畜の所業よ」

愛野「そうよ!鬼畜よ!鬼畜と呼びなさいよ!」


有山「おい鬼畜」

愛野「その名前で呼ぶなぁあああ!」


思いっきりビンタされた俺。

…何だよもうこいつ。訳分かんねえよ


善知鳥「なんかたいへーん。うふっ」


【愛野の好感度が3上がりました】
【善知鳥の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数3

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 図書館】

羽田木「腰の入れ方が違う」

辻斬「どうだ?こうか?こうするのか?」

羽田木「もう少し腰を落としてから振るう!」

辻斬「こうか?」

羽田木「風を切る様に!」

辻斬「こうなのか?」

図書館では辻斬がはたきを持って、埃の掃除をしている最中だ
しかも横には羽田木が付いて、熱心にレクチャーされている


辻斬「こうではだめなのか?」

羽田木「そのやり方では埃が散る!ハタキは刀ではない!ハタキだ!」

辻斬「…っ!」

羽田木「一からやり直せ!さあ!もう一度!」


なんだこのわけのわかんねえレクチャーは…
多分掃除のレクチャーなんだろうけど、熱が入り過ぎだろ

【安価】
1暇だから参加する
2席に座って見学
3自由

下2

有山「掃除のレクチャーか?俺も混ぜてくれよ」

暇だし、それに掃除は覚えていて損はないだろうしな
取りあえず参加しとくか、時間つぶしにはなりそうだ


羽田木「掃除はそんなに甘いものではないぞ?ビシバシ行くからな!」

有山「来い」

―――――――――――――――
―――――――――――
―――――――


結果的に言うと羽田木の掃除レクチャーは下手なトレーニングより体力を消費した。
体の使い方とか姿勢とか。これはもう掃除とは言わない
一種の格闘技か何かだ、そうとしか思えない


羽田木「これくらいで息を切らしているのか?だらしないぞ」

辻斬「汗ひとつ…かいてない…」

有山「もうお前…格闘家になれよ…」

掃除に関する羽田木のこのタフさは俺らをも凌駕している
…もしかすると凄いスタミナの持ち主かもしれない

【安価】
1休憩を申し入れる
2続けてやる
3自由

下2

有山「はぁ…少し休憩しないか?」

辻斬「悔しいが。同感だ」

羽田木「まだ三分の一も終わってないと言うのに、情けない!」

辻斬「…このままだと腕が死ぬ」

有山「俺は腰が死ぬ」

羽田木「君達は初老か!みっともない」

コイツならいいスポーツトレーナーになれる。
俺はそう直感した。また今度勧めてみるか


羽田木「まあ、君達がここまで付いて来れたことは褒めよう」

羽田木「だが!ここで終わっていいタマではない!」

羽田木「もっと上を目指すんだ!」

有山「上って何だ…よ」

辻斬「掃除に上も下もないだろう…」


ここから暫く羽田木の掃除とは何かについてが熱く語られた。
数時間続けられたそれは限りなく拷問に近く、今夜はきっとうなされるだろうなと俺は思った


【辻斬の好感度が5上がりました】
【羽田木の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【3F 広場】

羽田木「睡眠薬を?」

九条「ああ、最近よく眠れなくてね」

羽田木「学者とは大変なのだな。」

九条も睡眠薬を?
なんだか頭のいい奴って眠れない奴が多いのか?

俺はまあそこそこ頭は普通だけど、眠れる。決して悪くはない…よな?

九条「考え事をすると眠れなくなる性質でね」

羽田木「掃除をし始めると模様替えまでしてしまう私と似ているな」

九条「その例えはよく分からないが」

羽田木「電話しながら床にローラーをかけたりしないか?」

九条「それもよく分からないが、まあそう言うことにしておこう」

アリスと九条は睡眠薬のお世話になりっぱなしってわけか。
…依存性有るんじゃないか?


【安価】
1睡眠薬はやめておいた方がいいと忠告
2眠れなくなるほど何を考えているのか聞く
3自由

下2

有山「そもそも眠れなくなるほど何を考えているんだ?」

九条「ここから出る方法だが」

羽田木「それなら私もよく考えるが…」

出る方法を考えて眠れなくなるって…
なんかもう俺はここでの生活慣れてきたからそんな感覚忘れてた

羽田木「いい方法は見つかったのかね?」

九条「今探している最中さ。だから眠れない」

羽田木「まあ全員で出る方法となればかなり難しいだろうな」

九条「ああ。そうだな」

有山「いっそのこと皆でモノクマボコボコにするか?」

九条「相手は機械だぞ。操っている奴がいるとは思わないのか?」

羽田木「そいつをどうにかしない限りはここから出れないだろうな」

モノクマを操ってる奴か…。ん?モノクマの中に人が居るのか?
それにしては随分小さい様な気もするが

九条「それにこの監視カメラの量だ、怪しい事は出来ないだろうな」


【安価】
1外に出る方法を一緒に考える
2モノクマを操っている奴について考える
3自由

下2

有山「モノクマの中には誰が入ってるんだ?」

羽田木「君。もしかしてモノクマをR2D2か何かと勘違いしているのではないか?」

有山「なんだそれ?」

羽田木「ともかく、中に人なんて居ない」

有山「じゃあどうやって操ってるんだよ」

九条「普通に考えて遠隔操作だろう」

有山「つまりモノクマはラジコン?」

九条「だろうな。私たちが全員揃ってる中で自由に動けると言うことは、私達16人以外に誰かが操っている可能性が非常に高い」

羽田木「つまりはこの共同生活は17人居ると言うことだ。いや、今は13人か」

機械を操って辻斬の刀を折ったりするなんて相当器用な奴だな…

有山「じゃあそいつを見つけ出してボコボコにすれば外に出れるんだな」

羽田木「そう言うことだが、どうやって見つけ出すつもりだ?」

有山「……」

九条「私に助けを求めるな。」


…なるほどな、こんなこと考えてりゃそりゃあ眠れなくもなる


【羽田木の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【3F 薬局】

桜庭「来たわね」

アリス「…え」

桜庭「どうせまた睡眠薬でしょ?」

アリス「…そう…だけど…」

桜庭「一日に一瓶使いきったの?凄いわね」

アリス「……いや…その…」

桜庭「何が目的?」

アリス「……」

やっぱり最近思うけどこいつら険悪?だよな
特に桜庭が刺々しいと言うかなんというか


桜庭「理由が聴けるまではここ通さないわ」

アリス「……」


【安価】
1桜庭に通してやるよう説得しに行く
2とりあえず二人のとこに行く
3自由

下2

アリス「……じゃあいらない」

桜庭「そう」

傍から見たらこれって桜庭が完全ないじめっ子だよな…
地味な子を虐める地味な子って感じだな


アリス「…どうして最近…私に…固執…するの?」

桜庭「どうしてかしら」

アリス「…気に…なる」

桜庭「じゃあ交換条件にしましょう。睡眠薬を3日足らずで二瓶も使い切った理由を教えてくれたら教えてあげるわ」

アリス「……」

桜庭「どう?」

アリス「…もういい」

桜庭「行くのね」


アリスがこっちに向かって歩いてきた。
どうする?隠れるか?


【安価】
1引き留める
2隠れる
3自由

下2

有山「おいおい。待て待て」

アリス「……」

なんか険悪だったからとりあえずアリスを引き留めて見た
その後の事は考えてない


アリス「…なに?」

有山「良いのか?行って」

アリス「…別に」

桜庭「良いわ。行かせてあげて」

アリス「……離して」


ポンッとアリスが俺の手を振りほどいてそのまま行った。
…なんか俺嫌われたか?それともなんか怒ってるのか?

…こういう時に田中が居てくれたら。と思う


桜庭「そっとしておいた方がいいんじゃないかしら?」

【桜庭の好感度が3上がりました】
【アリスの好感度が3上がりました】

【16日目】

俺はその日もキッチンで調理に勤しんでいた。
人参の皮くらいなら上手く剥ける様にまでなった、今は麻生のサポートのおかげでジャガイモにチャレンジしている

麻生「とりあえずあっさりしたものにしましょうね」

桜庭「ええ。メニューは貴方に任せるわ」


この日。アリスは厨房に居なかった
今は田中がそれを呼びに行って席を外している最中だ


――♪


そんな時俺の電子生徒手帳が聴いたことのない音を上げた。
俺だけじゃない?俺らの全員のが?


麻生「…なんでしょう?」

桜庭「緊急?とにかく見てみましょう」


もしかするとやっぱり動機か?ヒヤッとしたものが背中を伝う














――――――――――――――――――――――――


10 クロが殺せる人数は2人までとします

11 自殺は禁止します。自殺を目撃して止めなかった場合や応急処置をしなかった場合はその人物をクロとして処罰します、

――――――――――――――――――――――――












桜庭「あら?この最後のルール」

麻生「…もしも助けれなかった場合はどうなるのでしょうか?」

桜庭「そうならないように皆で監視しあえと言うことかしら?」

自殺をしてはいけないルールと、2以上殺してはいけないルールが追加か
動機?っていうことか?それともただの校則の追加か?


麻生「……不思議な事をなされましたね。モノクマ様」

桜庭「なにか目的があるんじゃない?」



有山「んなことより鍋沸騰してんぞ」

麻生「あ…」

桜庭「あら。ありがとう」


ほんとにモノクマ大人しいな…
こういうの嵐の前の静けさってのか?



【自由時間開始!!】:残り回数5

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【1-Bフロア 広場】

ボブ「『あげあげぱーりない』という絵本でーす」

田中「お!待ってました!新作!」

おい。ボブ。お前の作風はいったいどこに向かって行ってるんだ
なんだその絵本。マジでなんだ


ボブ「Party monster!!」

おい。もうEDM歌い始めたぞ。絵本じゃねえぞこれ


田中「お!良いね!来てるね!」


絵本読めよ。絵本の意味だろうが。
おい、もうそれはダンスじゃねえか。おい


田中「五臓六腑にしみわたるぜ!」


【安価】
1我慢できないから突っ込みに行く
2とりあえず落ち着かせる
3自由

下2

有山「おーい!待て!歌うな。読め」

ボブ「んーふー?」

有山「んーふー?じゃない。なんだこれ」

ボブ「パリピでーす」

田中「パリピだぜ!相棒!」

有山「…は?」

愛野の気持ちが今なら少し分かる。
こいつら何言ってるか全然分かんねえ…


有山「絵本じゃねえ。それは絵本じゃねえ。お前はキング神父か」

田中「誰だそれ?」

ボブ「多分スタンド使いでーす」

有山「違うぞ、多分」

桜庭とか本当にいつも大変なんだな…。


【安価】
1取りあえず絵本を止めさせる
2まず絵本を何かと言う事を問う
3自由

下2

今日はここまで!お付き合いありがとうございました!

明日は男のロマンイベントやるよ!いっぱい色々するよ!

更新再開OKですか?

有山「まず絵本ってなんだ」

ボブ「絵の描いた本でーす」

有山「お前。本読んでるのか?」

ボブ「読んでないでーす!」

田中「ノリノリアゲアゲで歌ってるよな!」

有山「じゃあもうそれは絵本とは言わない」

俺がそう言うとボブが今までに見た事のない表情を浮かべた
なんだその顔。驚いてるのか?

ボブ「はっ!」

田中「ん?どした?なんかもう凄い顔だぞ!」

ボブ「ボブは何と言うことでしょう…人を楽しませたいばかりに…絵本という物を忘れてました!」

有山「ようやくわかってくれたか」

ボブ「歌って踊るのは絵本じゃありませーん!ゆっくりと語るから絵本なのでーす!」

ボブ「ということでこの絵本をうたわずにゆっくりと読む事にしまーす!」

有山「いやもう…。ああ。もうそれでいい」


…分かってもらえたのか?
でもまあ、もう歌いさえしなければいいか。


【ボブの好感度が5上がりました】
【田中の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

自由時間を開始します。
交流を取りたい人を一人及び二人指定してください

下2

【2F 広場】

花菱「なあなあなあ。そろそろ殺人起こってもええ頃やと思うねん」

麻生「どうしてそれを私に仰るんでしょうか?」

花菱「そろそろ外出たくない?ほら、君ってCEOやん?」

麻生「はい。そうですけど、それがどうか致しましたか?」

花菱「CEOって唯一無二の存在やないやん?代わりなんていくらでもおるやん?」

花菱「もし君の代わりがCEOに就任したら君は何になるん?背中にやけど背負ったただの女やん?」


麻生「花菱様?残念ですが。麻生家は外からCEOを募集することはありません」

花菱「…養子縁組」

花菱「君ってさぁ。うん。しょーじき言うて大人しいとこしか取り得ないやん?」

花菱「きっと君より優秀なんてたっくさん居ると思うねん。そやない?」


麻生「……」

花菱がよりにもよって麻生に吹っかけてる…
しかも麻生も返す言葉無くなってるみたいだし、どうする?

【安価】
1有無を言わさずに力に訴える
2花菱を止めに入る
3黙って見ておく
4自由

下2

花菱「ということで一発どうでっか?今なら薬局に毒薬ありまっせ!」

善知鳥「はぁい。そこまでぇ」

愛野「コイツの言葉聞いたら耳が腐るから耳塞いどきなさい」

図書館から出て来た愛野と善知鳥が花菱の前に立ちはだかった。
善知鳥が壁になり、愛野が麻生の耳を塞いでいる

愛野「心配しないで。もし本当に危なくなったら私がアンタを殺すから」

善知鳥「もういっその事皆でしましょっかぁ」

花菱「どこぞのオリエント急行みたいなるからアカン!」


善知鳥「じゃあ余計なこと吹き込まずに、とっととどこかに行きなさぁい?」

愛野「ほら!しっし!」

花菱「ぐぬぬ……三人と一人やったら分が悪すぎる!」

花菱「ばいばいきーん!や!」


愛野「はい。もう良いわよ」

麻生「すいません…ありがとうございます」

愛野「厄介なことされると困るからね、私よりかは劣るけど貴方も頭は切れるみたいだし」

善知鳥「それにぃ…。私たちが守ってあげないとぉ…。ね?」

善知鳥の視線が俺を捉えた?
もしかして善知鳥…俺が黙って見てたことに気が付いてる?


やばい…早めにここから去らないと…

【好感度の変動はなしです】

【自由時間開始!!】:残り回数3

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下2

【3F 広場】

有山「お。桜庭」

桜庭「あら?どうかしたの?」

相変わらず桜庭は不愛想だ。
俺も人から見るとあんな感じに映ってるのか…?

有山「別に。ただぶらついてただけだ、お前は何してんだ?」

桜庭「別に何もしていないけれど?」


同もコイツとは話が続かねえ、アリスとかとは違う話のしにくさがある

桜庭「…何かしら、じっと見つめて」

有山「いや、なにもねえ」

桜庭「あらそう」

というより今思ったんだがコイツって普段何して過ごしてるんだろう
他の奴は大体察しはつくけど、コイツは仲良い奴とかもいないだろうしな


【安価】
1普段は何をしているのか聞く
2どうしてここに居るのか聞く
3自由

下2

有山「お前って普段何してるんだ?」

桜庭「変な質問ね。私は普段からこんな風にしているけれど」

有山「だからこんな風ってどんな風だよ」

桜庭「言葉には表しにくいわね」

妹がお兄ちゃんと話しててもまったく楽しくないって言ってた意味が何となくいま理解できた
桜庭に言葉を投げかけても帰ってくる言葉全てが平坦すぎて、どう返せばいいのかわからなくなる

有山「趣味とかねーのかよ」

桜庭「無いわね」

有山「仲良い奴は?」

桜庭「基本皆とは万遍なく話すけれど」

有山「好きな本は?」

桜庭「貴方に言っても分からないんじゃないかしら?」

ここまで来ると俺は人間としゃべってるのか?とさえ思う。
なんかもう少し話題を引き出さないと…


【安価】
1好きな奴は居ないのかと踏み込んだ質問をする
2入学前は何をしてたのか聞く
3自由

下2

有山「お前って入学前は何してたんだよ?」

桜庭「海外に居たわ」

有山「…海外?英語話せるのか?」

桜庭「転勤族だったから。ええ、一応少しはね」

聞いてよかったかもしれない、意外な経歴を知れた…
だからこいつはこんなに日本人離れしてるのか

有山「どこに住んでたんだ?」

桜庭「覚えてないわ。本当にいろんな場所に居たから」

有山「ていうか転勤族って何だ?種族か?お前日本人じゃないのか?」

桜庭「仕事で転勤ばかりする人の事よ。決して国とか村とかではないわ」

有山「なるほどな。という事は実家はお金持ちなのか?」

桜庭「ええ。かなり」

有山「羨ましいな」

桜庭「そうでもないわ。両親は私達に苦労しっぱなしだったから」

私達?兄弟が居るのか?こいつにも。


【桜庭の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

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下2

【3F 薬局】

羽田木「…これもいるな」

薬局に行ってみると羽田木がせっせとカゴに薬品を詰めている最中だった
掃除に使う物からそうでないものまでがギッシギシに詰まっている

有山「お前何してんだ?」

羽田木「見て分からないか?」

有山「だから聞いてる」

羽田木「部屋のシャワールームにカビの様な物が確認できてな」

有山「だったらカビキラーとかで何とかなるだろ?」

羽田木「あんな貧弱な物に頼ってられない。私は自分でもっとすごいものを作る」

羽田木「そう!カビを殺すためにな」

有山「目が怖いぞ。ていうかそう言う薬品類は混ぜて大丈夫なのか?混ぜるな危険だぞ?」

羽田木「死なばもろともだ。……冗談だ、きちんと危ないのと危なくないのくらいは分かっている」

有山「ゴボウも筆の誤りって言うぞ」

羽田木「弘法だな。賢い奴だと思ったが少し惜しかったな」


【安価】
1薬品集めを手伝う
2どんな薬品があるかを見せてもらう
3自由

下2

有山「俺も手伝ってやるよ」

羽田木「君にしては気が利くな」

有山「一言余計だ。で、何を取ってくればいい?」

羽田木の指示によると俺が取ってくる薬品は向こうの棚にある物らしい
名前が複雑で覚えれそうにないが、まあ行けるだろう

―――――――――――――
――――――――――
――――――

有山「これか?」

羽田木「おお。賢いじゃないか」

有山「なんか馬鹿にされてる気がする」

羽田木「バカにしていたが今は褒めてるんだ」

有山「やっぱりお前は一言余計だな」

何だか褒められてるのか貶されてるのか分からねえ…
けどまあ喜んでるみたいだしまあいいか

有山「本当にこれでいけるのか?」

羽田木「理論上ではな」

失敗してこれで事故ったりしたら…
なんかちょっと心配だな

【安価】
1薬品作りを手伝う
2気を付けて作る様に警告する
3自由

下2

有山「手伝ってやるよ」

羽田木「…!?」

羽田木が勘弁してくれという顔で俺を見る
そんな顔で見られたことなんて、今まで無かったぞ


有山「なんだその顔?」

羽田木「殺す気か?未必の故意だな?」

有山「羊の恋?なんだそれ?殺す気なんてねえよ!」

羽田木「…とにかく一人でやった方が安全だ」

有山「信用しろよ、俺が人殺すように見えるか?」

羽田木「そんな風に見た事はないが、お前の馬鹿さは人を殺す」

有山「そこまで馬鹿じゃねえぞ!」

羽田木「バカだ。かなりのバカだ。多分今居る奴らの中では一番馬鹿だ」

有山「ボブとか居るだろ」

羽田木「無害だ。あれは」

畜生…。絶対賢くなって見返してやるからな


【羽田木の好感度が5上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数1

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下2

【2F 図書館】

田中「ん?なあ。こいつ毒持ってんの?」

九条「一般的には持っていないとされているな、だが持っている」

田中「それどこ情報?どこ情報よそれー」

九条「ソースは私だ。異論はあるか?」

田中「いや…ない。言ったらまた面倒になりそうだし…」

九条「勉学とは面倒な物だ。だが楽しい」

田中「なんか今日テンション高くねえか?きのせいか?」

九条「ああ。気のせいじゃないか?」

図書館では二人が勉強会の真っ最中だった
九条は気分が良さそうで、田中も嫌そうな顔はしていない

…なんだかんだいって仲良いよな


【安価】
1勉強に混ざる
2差し入れをしてやる
3自由

下2

有山「差し入れ」

田中「お!相棒!めっちゃ気が利く!甘いもん食べたかったんだ!」

九条「時間も経っているし休憩といこうか」

とりあえず俺はコンビニで適当に甘いお菓子とジュースを持っていった。
俺が参加したらまたバカ扱いされるんだろうしな


九条「…少し苦いなこの飲み物」

田中「んあ?俺のは甘いぞ?」

九条「………」

九条「勘違いだったようだ」


有山「勉強のし過ぎで舌がバカになったか?」

九条「かもしれないな」


九条「どうだ?この休憩が終わったら君も参加しないか?」

田中が来てほしそうな目で俺を見つめている。
…余程マンツーマンが辛いらしいな

【安価】
1参加してあげる
2参加してあげない
3自由

下2



有山「仕方ねえな」

田中「相棒!!!!!」

有山「やめろ抱き着くな気持ち悪い」

九条「じゃ。早速始めようか、夜まで寝かさないぞ」


この後俺は参加しなければ良かったと思う羽目になる
まあ結果的に少し賢く鳴れたから良いのか?


有山「まだするのか?」

田中「…もうやめようぜ」

九条「まだ全体のカリキュラムの半分も行っていないぞ」

有山「……」

田中「もう体が…持たねえ…」


九条「軟弱物が」

【田中の好感度が5上がりました】
【九条の好感度が5上がりました】


【田中:通信簿2】

俺は夜時間に田中に呼び出されて広場に来ていた。
…なんだ?なんかあったのか?

有山「…なんだよ。話って」

田中「え?ねーよ?」

有山「は?」

田中「え。だってそうでも言わねえと相棒来てくれねえじゃん」

有山「…」

田中「怒るなって!ほら、俺相棒と話したいだけだし?」

有山「俺の睡眠時間を返せ」

田中「最近寝れなくて暇なんだって!」


有山「俺を使うなよ」

田中「美しい友情じゃねえか!相棒!」

有山「俺にそれを求めるな」


結局俺はこの後田中の無駄話に数時間付き合わされた


【田中の通信簿:2/5】

【桜庭:通信簿2】

有山「夜に何やってんだ?」

桜庭「何もしていないわ、強いて言うなら散歩よ」

有山「あぶねえぞ?こんな時間に」

桜庭「大丈夫。襲われても絶対に死なないから」

またそれか…。こいつは自分に自信があるのか?それとも過信してるだけか?
まあ確かに強そうなオーラは出てるけど

有山「もし俺がお前の事殺そうとしても…か?」

桜庭「ええ。勝てるわ」

有山「なんだよそれ、そこまでラッキーなのか?」

桜庭「試してみる?」

「試してみる?」と言った桜庭はモノクマの様な殺意がにじみ出ていた。
…俺が怯んだあの殺気だ


桜庭…なーんてね。貴方には勝てないわ、安心なさい」

有山「洒落になってねえよ」


【桜庭の通信簿:2/5】

【17日目】

その日の朝、田中が俺にニヤッとした顔で耳打ちをして来た
…ろくでもない事だろうな、多分。


田中「相棒。今日の夜女子がお風呂で女子会をするそうだ」

有山「お風呂…銭湯か?」

たしかこのフロアに銭湯が有ったはずだけど、俺は使ったことねえな


田中「で…覗きをしようと思うんだ!男のロマンだ!」

有山「ほう」

田中「…覗きだ」

有山「……」

田中「やらないか?」

田中は本当に底抜けのバカだと思う。
本当にバカだ、俺よりもバカだ



有山「何時だ?」

田中「さっすが相棒!」

【自由時間開始!!】:残り回数5

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下2

【3F 薬局】

アリス「……」

アリスがまた薬局から出て来た。
手にはまた小瓶を持っている、睡眠薬か?


有山「おい」

アリス「…あ…有山…くん」

流石にヤバくねえか?昨日か一昨日も一瓶取ってたよな?
睡眠薬ってそんなバンバン使っていくものなのか?

自殺とかにも使われることもあるんだよな?

有山「今日は桜庭居なかったんだな」

アリス「…桜庭…さん…より…早く…来た…から…」

有山「そっか」


アリス「…そこ…どいて?」

流石に俺も心配になってきたぞ…

【安価】
1薬を取り上げる
2そんなに睡眠薬がいる用途を聞く
3自由

下2

有山「なんでそんな睡眠薬ばっかいるんだよ。流石におかしいだろ」

アリス「…使うから」

有山「使う?飲んでるのか?」

アリス「…うん」

凄いな最近の睡眠薬って。飲み過ぎても死なないんだな
けど体に影響とかはないのか?

有山「体に異変とかあるんじゃねえの?」

アリス「ない…よ」

有山「ほんとにか?」

アリス「……元気…だから」

コイツの場合は元気か元気じゃないかとか見た目で分からねえんだよな
いつもこんな感じだし


アリス「心配…してくれてありがとう…ね」


【安価】
1睡眠薬を止めろと言う
2気を付けて飲めと言う
3自由

下2

有山「やめろ。その薬」

アリス「…あ…え?」

有山「さすがにペースがおかしいだろ」

アリス「…眠れ…ない…から」

有山「んじゃあ、眠くなるまで話付き合ってやるから」

アリス「………」

有山「俺が嫌だったら麻生とかにお願いしてやるから」

アリス「……」

アリス「…」

有山「ほら。薬渡せ」


アリス「……ごめんね」

アリス「わたせ…ない」


そう言うとアリスは俺の横を抜けて走り去ってしまった
…依存症って奴か?


【アリスの好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数4

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下2

【1-Bフロア レストラン】

桜庭「何も食べないの?」

九条「ああ。美味しいと感じないのでな」

そう言えば九条、今日は一人だけ朝ごはんを食べてなかったな
腹が減ってないんだっけ?

桜庭「朝から何も食べないとお腹減らない?」

九条「いや、特には」

やっぱ俺らの作った料理は上手くねえのか…
だったらもっと上達するように頑張らねえとな


九条「眠っていないせいか、食欲があまりわかなくてな」

桜庭「それって関係ないんじゃない?」

九条「睡眠薬を使っているのだが、全然効かないんだ」

桜庭「まるでアリスさんね」


【安価】
1昼ご飯を作ってやる
2睡眠薬の危険性を説く
3自由

下2

有山「俺が昼飯作ってやるよ」

九条「いや…」

桜庭「お願いしてもいいかしら?私もお腹が減ってきたところだから」

有山「任せとけ」

軽くチャーハンとかで良いよな。
あれなら簡単だし、ハムとか千切ればいいし


――――――――――
――――――――
―――――
―――


有山「ほい、チャーハンだ」

桜庭「見た目はまだましね」

九条「…ああ。普通だな」

桜庭「いただきましょうか、九条君?」

九条「ああ。そうだな、せっかく作ってくれたんだ」


【安価】
1味の感想を聞く
2自分も食べる
3自由

下2

有山「美味いか?」

桜庭「可もなく不可もなくね」

九条「…味がしないぞ?」

桜庭「あら?」

有山「調味料は分量通りちゃんと入れたんだけどな…」

桜庭「私のは味がするのに九条君は味がしないのはおかしいでしょう?」

九条「やはり疲れているみたいだな…」

桜庭「それ。酷い疲れよ、疲れならね」

味がしない…ってことはないと思うんだけどな…
後で味見しとくか


九条「疲れてるみたいだし部屋で寝る事にするよ。」

桜庭「そうした方がいいわ」


【桜庭の好感度が3上がりました】
【九条の好感度が3上がりました】


【自由時間開始!!】:残り回数3

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【2F 広場】

辻斬「最近あまり姿を見ないが」

アリス「部屋に…居る事…が多いから…」

辻斬「体調が優れないのか?」

アリス「そう言う…わけ…じゃないんだけど…」

なんか珍しくアリスを薬局以外の場所で見たな。
つうかこいつ最近薬局とレストランしか行き来してないのか?


辻斬「…今日の夜は来るのか?」

アリス「…うん…お風呂に…行こうかなとは思ってるよ…」

辻斬「そうか」

辻斬も何となく気を使ってる感じがする…
まあ俺にどうにかすることはできないけど


【安価】
1お風呂の話に突入する
2今までここの銭湯に行ったことがあるか聞く
3自由

下2

有山「ていうかさ、お前ら銭湯に行ったことあるのか?」

辻斬「解放されたことは知っているが……」

アリス「……無い」

そう言えば俺もないな…
部屋にシャワーはあるし何だか事足りてるって感じはある


辻斬「裸の付き合いという物は良い」

アリス「……恥ずかしい…けど」

有山「いいかもしれないな。そういうの」

とは言った物の誰かを誘うつもりはない
田中を誘えば面倒だし、他の奴はもっと面倒だ


辻斬「まあ行ってみてのお楽しみではあるな」

アリス「ここ…設備…だけは…ちゃんとしてる…しね…」

【安価】
1のぼせるなよと軽く注意しておく
2俺も一緒に良いか?と冗談を言う
3自由

下2

有山「長湯には注意しろよ」

アリス「……うん」

辻斬「のぼせるようなヘマはしない」

有山「お前ら身体小さいからな。熱回りやすいだろ」

辻斬「余計な心配だ」

アリス「自分の事…よく分かってるから…」

なんかすごい他愛もない会話だな
けどなんかいつもいろいろし過ぎてて、こういうの新鮮だな


アリス「……」

辻斬「覗いたら叩き切るからな」


有山「…そ…そ…そんなことするわけないだろ」

アリス「…あやしい」

有山「じゃあな!」


【アリスの好感度が3上がりました】
【辻斬の好感度が3上がりました】

【自由時間開始!!】:残り回数2

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下2

【1-Bフロア レストラン】

善知鳥「んー……」

麻生「どうですか?」

善知鳥「んー…」

レストランでは麻生が善知鳥に背中を向けて何かをしている
善知鳥はかなり真剣そうな顔だ。


善知鳥「まだ駄目ね…」

麻生「傷も酷いし今日の夜は遠慮しておきますね」

善知鳥「お湯につかるのは全然だ丈夫よぉ?」

麻生「皆様を不愉快にしてしまうかもしれないから…」

善知鳥「…そう。無理強いはしないわぁ…」


背中の火傷の具合を見てたのか…
バーナーであぶられたから相当ひどいんだろうな


【安価】
1傷の具合を詳しく聞く
2いつくらいに完治するのか聞く
3自由

下2

有山「傷の具合はどうなんだ?」

善知鳥「んー…」

善知鳥が表情を曇らせる。
なにかマズい事を聞いてしまったらしい

麻生「隠さないでもいいですよ。」

善知鳥「設備の整っていない場所での治療だからぁ…。後遺症は残るわぁ」

麻生「…」

善知鳥「背中の皮膚が変な風にくっついてるからぁ…今後は腕を上げれなくなるかもしれないわねぇ」

麻生「命が助かっただけでもうれしい事です。ありがとうございます」

後遺症…か。死ななかった分良かったことなのか?
俺ならどうだろうな…


麻生「それに私。あまり腕を上げる機会なんてないですから」

有山「それでも不自由だろ」

善知鳥「ここから出たらいい病院。紹介するわぁ」


【安価】
1変な事を聞いてすまなかったと謝る
2話を変える
3自由

下2

有山「変なこと聞いてごめんな」

善知鳥「ほんっとよぉ!デリカシー無いんだからぁ」

麻生「いえいえ。事実ですし、それに有山様にはいつも助けられていますし」

麻生「お気になさらないでくださいな」

善知鳥「あ。この話は」

有山「分かってるよ。誰にも言うなだろ」

善知鳥「そう言う所の察しは良いのねぇ」

こういう類の話をあまり人に話してはいけないことくらい俺でもよく分かっている
それに話す相手も居ねえしな


麻生「ということで有山様、私の代わりに今日のお風呂…どうですか?」

有山「!?」

善知鳥「!?」


麻生「うふふ。冗談です」

…桜庭と言い麻生と言い、こいつらの冗談は冗談にならねえんだよな

【麻生の好感度が5上がりました】
【善知鳥の好感度が3上がりました】


【自由時間開始!!】:残り回数1

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下2

【1-Bフロア コンビニ】

愛野「ちょっと!どうしてそれを持ってくるのよ!」

田中「いや。これとこれは押さえとくべきだろ」

愛野「嫌よ!そんな庶民風な物!」

田中「いやいや…コンビニは庶民の物だからな?リッチな物置いてねえからな?」

愛野「もっと高そうなやつにしなさいよ!」

コンビニでは田中と愛野がヘアアクセをめぐって喧嘩していた。
というよりヘアアクセに高いとか安いとかあるのか?ほとんど一緒だろ

田中「カチューシャとかもいいかもな」

愛野「嫌よ」

田中「じゃあこの」

愛野「嫌よ」

田中「見てすらいねえ!見ろよ!」

愛野「…」

田中「無視かよ!」


何だかヘアアクセサリー探しに難航してるみたいだな。
手伝ってやるか

【安価】
1ゴテゴテした装飾のピンを持っていく
2質素なバレッタをもっていく
3自由

下2

有山「これとかどうだ?」

持っていったのはゴテゴテのヘアピン
密林の毒蛇みたいな色をしている


愛野「……」

田中「あーあ。おっこられる!相棒おっこられるぞ!」


愛野「いいじゃない」

田中「えええええええ!!!」

愛野「気に入ったわ」

田中「えええええええええ!!!」


田中がかなり驚いているけど、実際俺もだ。
これのどこが気に入ったんだ?

まあ、俺もダメモトで持っていったんだけどな


【安価】
1どこが気に入ったのか言う
2とりあえずヘアピンから話題をそらす
3自由

下2

有山「これのどこが良いんだよ?」

愛野「庶民っぽくないでしょ」

田中「いや…あくしゅ―――」

愛野「何ですって!?」

田中「物凄く素敵だと思います」

愛野「それでいいのよ!」

つまりはこいつは人の持ってない物が欲しいってことか?
なんかそう言う奴俺良く知ってるぞ…

愛野「まあ。これは予備に貰っておくわ!」

田中「そのヘアピンは変えねえのかよ?星の奴」

愛野「…気にいってるから絶対はずさないわよ!」

有山「どこにでもありそうなのにか?」

愛野「これは大切だから…絶対に守り抜くわよ!バカ!」

そのヘアピンって結構大切なんだな。
いつもつけてるなとは思ってたけど


【愛野の好感度が3上がりました】
【田中の好感度が3上がりました】



【辻斬:通信簿2】

辻斬「…トレーニングに付き合ってくれてありがとう…な」

有山「お前強いな」

俺よりかは劣るが、辻斬は強い。
棒状の物を持たせると俺と対等に渡り合えている

有山「…」

まあ武器無し戦える分、俺の方が強い

辻斬「その蹴りと言うのはどこで習った?」

有山「独学だ、お前は?」

辻斬「私には素敵な師がいる」

有山「男か女か?」

辻斬「…男だ」

有山「ふーん」

何だかアリスみたいな顔したな…こいつ
師匠って怖い奴なのか?それかめっちゃ不愛想なのか?


【辻斬の通信簿2/5】

田中「ということでやってきました!の・ぞ・き!!」

有山「…俺らしか居ねえけど?」

田中「後は皆拒否したからな…俺と相棒の二人だけだ!」

有山「…マジか」

頑張って隠れてるけど、これ気づかれねえか?
もし気づかれたら…

やめておこう。考えただけで恐ろしい


因みに俺らは二人して一つのロッカーの中に隠れている。
ここで全員風呂に入った後に覗き見をするという算段らしい

有山「このロッカー開けられたら終わりじゃねえか?」

田中「ちゃんと使用禁止って貼っといたから大丈夫だ!相棒!」

有山「よくやった」





ということで覗きだ
麻生以外の全員が風呂に入って行ったのを見計らって俺らは外に出た



―――――――――――――――――――――――

アリス「…おっきい」

桜庭「…スイカよ」

善知鳥「ええ?こんなの普通よぉ」

湯気でよく見えないけどこれだけはよく分かる。
善知鳥の胸はかなり凄い

辻斬「どうなっているんだ?中に何か入っているのか?」

善知鳥「触ってみる?」


アリス「……」

アリス「やだ…素敵…欲しい」

善知鳥「女は胸じゃないわよぉ」

善知鳥「アリスちゃんはすごく可愛いわよ?」

桜庭「胸は邪魔なだけよ」

愛野「…重力に逆らっているわ」


愛野「まあけど?私のスタイルの良さはこの中で一番かしら?」

桜庭「お尻がね」

善知鳥「凄く綺麗な形よねぇ…羨ましいわぁ」

辻斬「ところで話は変わるが。アリスはいつ告白するのだ?」

……告白?
この中に好きな奴が居るのか?


善知鳥「あの子不愛想だしねぇ…」

桜庭「まずこの生活なら無理ね」

愛野「あんなののどこがいいのよ!?顔だけよ?」


――――――――――――


田中「相棒。耳塞いどけ」

有山「…え?」

俺はそのまま田中に耳を塞がれて会話が聴けなかった


愛野「あら?石鹸?」

善知鳥「ええ。とってもお肌にいいんですってぇ、プレゼントしてもらったのよぉ」

善知鳥「いたっ」

辻斬「どうした?」

善知鳥「大丈夫よぉ、なんかチクっとしただけよぉ」

アリス「…そ…っか」

桜庭「…」

愛野「もしかしてボディソープとシャンプー忘れたの?」

桜庭「私はお湯だけで十分よ」

愛野「…男みたいね」

桜庭「そうかしら?」


善知鳥「あら、なんか今日のシャンプ泡立ちわるーい…」

辻斬「貸そうか?」

善知鳥「おねがぁい」


アリス「あつっ…」

善知鳥「えぇ?良いお湯じゃなぁい」

桜庭「80度までなら耐えられるわ」

愛野「アンタ人間なの!?」

桜庭「一応ね」

愛野「…幸運って…怖いわ」


アリス「…」

愛野「でも本当にのぼせちゃいそうね」

愛野「麻生も来ればよかったのに」

善知鳥「気を―――」

愛野「え?」

桜庭「気を使ったんじゃない?」

愛野「…ああ」


辻斬「背中の傷は剣士以外恥ではないと言うのにな」

愛野「でも眠たくなってきちゃうわね」

桜庭「慣れると良い温度ね」

アリス「…うん」

辻斬「たまには裸の付き合いというのも良い物だな」












『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』

















田中「!?」

有山「は!?」


突如鳴り響いたアナウンス。
視線を風呂場から反らして、外に出ようとした


田中「外だぞ!相棒!」

有山「…麻生と花菱と九条に……ボブと羽田木」

田中「とりあえず行く――――」






『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』


























―――――ボチャンッ








桜庭「早く!そこで見てるのも手伝いなさい!」

田中「あ!?」

桜庭「死んでるのよ!」


二回目のアナウンスで心臓が止まりそうになったのに、それを桜庭に止められる。
そして桜庭はアナウンスよりも恐ろしい言葉を吐いた




桜庭「善知鳥さんが死んでるのよ!引き上げるの手伝いなさい!」



有山「…は?」




善知鳥が死んだ?
…どういうことだよ……なんで善知鳥が?











【CHAPTER3】

誰がスズメを殺したの?
僕だとコマドリ言いました。 非日常編



















今日はここまで!お付き合いありがとうございました!
男のロマンイベント出来たよ!やったね!

事件も起こっちゃったけどね!

二回鳴ったんだよねこれ

>>405
二回なってます

花菱の怨念は笑わせていただきました。

更新良いですか?

九条「やはりここか!」

ボブ「覗きストーップ!死人でーす!ダイでーす!」

銭湯に入ってきたのは九条とボブ。
二人とも大慌てなのが表情から分かる

桜庭「二人も?」

ボブ「オウノー!服を着てくださーい!」

桜庭「こっちも善知鳥さんが亡くなったのよ。そっちは誰なの?」

九条から投げ渡された白衣をまといながら、桜庭は外では誰がなくなったかと聞いた
ここに二人が来ていると言うことはなくなった可能性があるのは三人。


ボブ「羽田木くんでーす!自分の部屋で」

九条「ああ。アナウンスを聞いて探し回ったんだ」

桜庭「そう。」


何とか俺ら二人も善知鳥を引き上げて脱衣所まで戻る事が出来た。


桜庭「私達もすぐに向かうから。とりあえず皆出てくれないかしら?」


そうだ、肝心なことを忘れていた。こいつら全員裸だ


羽田木の部屋は俺らの部屋と変わらなかった。
そこまで綺麗というわけでもなく汚いと言うわけでもない

ただ、その部屋では机を前にして羽田木が眠るように死んでいる。
眠っているようにも見えるが、羽田木は確かに死んでいた


桜庭「…遅れたわ、死因は?」

ボブ「モノクマファイル。まだでーす」

麻生「…眠っているように見えますが、本当になくなっているのですか?」

花菱「脈あらへん。死んでる死んでる」


桜庭「じゃあ早速捜査ね」

麻生「また…ですか」

桜庭「誰かが殺したんだもの、仕方のない事でしょう」


始まる三回目の調査。また命がけの裁判が始まるのか。

その為にも俺もきちんと犯人を見つけ出す手掛かりを見つけなければいけない。
やるしかないんだ


《捜査開始》

捜査パートナーを一人選んでください

下2

有山「アリス、行くぞ」

アリス「…え?…あ…え…あ…私?」

有山「捜査しないと、犯人見つけないといけねえだろ」

アリス「…うん…犯人…うん…そうだね」

有山「…どうしたんだ?」

アリス「何でもないよ…。なんでもないから…」

若干挙動不審気味のアリス、まあ隣で人が急に死んだんだしな
それに俺らに裸も見られてるしな…


アリス「捜査。がんばろう…ね」

有山「おう」



モノクマ「はい!ちょっと遅れちゃったけどー。これね、モノクマファイル!」

モノクマ「今回は豪華二点セット!」

風のように姿を現したモノクマは、ファイルだけ渡すと風のように消えて行った。
まあ、いつもの事だけど。今日は一段と速かったな


コトダマ 【モノクマファイル3】 を 入手しました
被害者は羽田木純。死亡時刻は午後8時ごろ、1-Aフロア寄宿舎エリアの自室にてショック死、目立った外傷は無かった

コトダマ 【モノクマファイル4】 を 入手しました
被害者は善知鳥唯、死亡時刻は午後9時ごろ、1-Bフロア銭湯の浴槽内にてショック死、指に僅かながらの切り傷があった

《捜査開始!》

1羽田木の遺体を調べる
2机の上を調べる
3羽田木の部屋を出る

下2

羽田木の遺体は本当に眠っているようだった。
ただ体が物凄く冷たくて、硬い

アリス「…人形…みた…い」

有山「死んでるからな」

アリス「羽田木君が殺され…たんだ…ね」

有山「ああ。善知鳥もな、犯人は許せねえ」

アリス「…そう…だね…」

羽田木の腕には227と言う文字がマーカーで書き込まれていた
これってもしかして…ダイイングメッセージか?



有山「227?なんで数字なんだ?」

アリス「に…に…なな…」

有山「え?」

アリス「…227。どういう意味だろう…ね」


コトダマ 【ダイイングメッセージ】 を 入手しました
羽田木は死の直前で【227】という数字を腕に描いて息絶えたようだ


《捜査開始》
1机の上を調べる
2ゴミ箱を調べる
3部屋を出る

下2

机の上に置かれているのはティーカップ。
たぶん羽田木はこの中に毒か何かを入れられて死んだんだろう

アリス「これ…なに…?」

有山「紅茶か?」

透き通る茶色の色。多分ウーロン茶か紅茶。
ティーカップに入っているからたぶん紅茶だ、それにしても匂いが酷い

アリス「なんか…甘いね…」

有山「甘すぎる…どんだけ砂糖入れたらこんな匂いになるんだよ」

ティーカップから漂うのは溶けた砂糖の臭いだけで紅茶の臭いなんてしない
飲まなくても口の中が甘ったるくなる匂いだ


アリス「…砂糖、溶け残ってるね」

有山「砂糖なのか?」

アリス「もしかすると……毒?」

よく見るとティーカップの底には砂糖らしき粉が沈殿している。それもかなりの量
これが毒だったら…。けど毒って溶け残るのか?


コトダマ 【羽田木の部屋の紅茶】 を 入手しました
羽田木の部屋には飲みかけのティーカップに入った紅茶が置いてあった、甘すぎる匂いが漂っており。底の方には大量の砂糖らしき粉が沈殿して溶け残っていた

《捜査開始》
1ゴミ箱を調べる
2部屋から出る
3アリスに話を聞く

下2

羽田木の部屋のごみ箱は何故か三つも四つも、とにかくいっぱいある
…こんなにいらないだろ

アリス「…ゴミ箱?」

有山「なんかあるかもしれねえ」

アリス「…あるの?」

有山「それを今から調べるんだろ」

アリス「………ごめ…ん」

有山「いや、謝るなよ。そこまで怒ってねえから」

アリス「…そう…じゃあ…謝らない…ね。…ごめん…ね」

また謝ってるじゃねえかと言うツッコみはもういいよな、コイツに突っ込んでもろくなことねえ
んなわけでゴミ箱…――――って、あからさまにこれヤバい奴じゃねえか
上に紙を乗せてカモフラージュしてるみたいだったけど、隠せてねえぞ。

有山「ほら、これ見て見ろよ、毒。多分これが毒だ。分かんねえけど」

アリス「…羽田木君のごみ箱…から…それ?…羽田木くんが…毒を…飲んだの?」

有山「さあ。それにもしかしたら毒じゃねえかもしれねえ、けど舐めれねえよな。毒かもしれねえし」

アリス「……また…あとで…薬局…行こう」


コトダマ 【捨てられた毒瓶】 を 入手しました
毒の粉の入った瓶がふたの開けられた状態で数個あるうちの一つのごみ箱の中に紙に埋もれた状態で捨てられていた

《捜査開始》
1部屋から出る
2アリスに話を聞く

下2

ちょっと所要が出来たのでかなり短いですが今日はここまで!本当にごめんなさい!
お付き合いありがとうございました!

因みにダイイングメッセージは犯人の名前ではないです
犯人を間接的に示してるだけです

再開してもいいですか????

有山「ある程度この部屋調べたけど。なんかお前気づいたか?」

アリス「……別に…特に…ごめん…ね?」

有山「んじゃあ事件が起こる前は?」

アリス「…特に…ないよ…。あの日も…普通…だったから…」

俺が何か質問するたびにアリスの表情はどんより曇る。
何だか俺が悪い事を聞いているみたいな気持ちになるからやめてほしい

アリス「…有山…くんは?…なにか…変わったこと…なかった…の?」

有山「変わったこと変わったこと……」

有山「あ。一個だけあったわ。けどどうってことないぞ?」

アリス「…話して……聞きたい…もしかすると…手掛かりに…なるかも…」

有山「いやさ。この前田中と九条が」

俺はこの前二人にドリンクを差し入れた時の話をアリスにした。
確か片方のドリンクが苦かったんだっけ?それとも九条が苦く感じたんだっけか?
まあとにかく俺の方であった変わったことくらいって言うとそれくらいだな


コトダマ 【九条のドリンク】 を 入手しました
このまえ差し入れたドリンクは同じ種類の物だったにもかかわらず、田中は甘く感じ九条は苦く感じたらしい

≪捜査開始≫
1銭湯に行く
2薬局に行く
3誰かに聞き込みに行く

下2

≪3F 薬局≫

アリス「……なに…調べるの?」

有山「いや。まあとりあえずはここだろ」

アリス「…決めてない…の?…きめて…ないんだ…ね」

有山「うっせえ、アリスはなんかどっか調べたいとかあんのかよ」

アリス「…ない…かな…。それに…その…捜査…初めて…だから」

有山「今までの事件何してたんだよ」

アリス「気分悪い…から…。裁判まで…休んでた…かな」

有山「じゃあもしかしてどこ調べればいいか分かんねえのかよ」

アリス「ごめん…なさい」


何を言ってもアリスは結局謝る。
俺ってそんな言い方きついか?それとも顔が怖いのか?


有山「もういいよ。俺についてこい」


≪捜査開始≫
1毒薬の棚を調べる
2モノクマドラックを調べる
3自由

下2

毒薬毒薬…っても、俺毒薬には詳しくねえんだよな…
唯一知ってるヤバい薬って言うと、モノクマドラッグだっけ?


アリス「…凄い減ってる……もうすぐ無くなっちゃうよ?」

モノクマドラッグの棚の前に行った俺らが見たのは、ほとんど空に近い棚
他のどの棚の薬よりもモノクマドラッグの量が減っている

アリス「……これって…マズい薬…なの?」

有山「かなりな。簡単に言うと麻薬だ」

アリス「麻薬?…どんな効果…なの?…毒じゃ…ない?」

有山「覚えてる限りだと依存性と凶暴性が増すとかだな」

アリス「飲めば飲むほど凶暴になる…薬…か…。じゃあこれを飲まされた人が犯人…だね」

有山「ああ。そうなんじゃないか?」

アリス「……これ…証拠になる…の?」

有山「なるかもな、とりあえず覚えてて損はねえ」

何だか俺に後輩が出来た感じだな…
めんどくせえけど悪くねえ。


コトダマ 【なくなったモノクマドラッグ】 を 入手しました
モノクマドラッグがどの薬よりも一番減っていた

≪捜査開始≫
1毒薬の棚を調べる
2薬局に居る麻生に話を聞く
3自由

下2

有山「んじゃあもう行くか、もうある程度は探し終わった――――」

その瞬間俺の袖が引っ張られる。
これは大抵アリスが何か言いたいときにする行動だ、何回もやられれば嫌でも体が覚える


有山「あ?」

アリス「…これ…これ見て…ほら…」

アリスが棚を指さす、なんてことない薬瓶がある棚だ
パッケージは英語で良く読めない、けど錠剤の絵が描いてあるから錠剤タイプの薬だ


アリス「…一つない…よ」

有山「ああ。んで?」

アリス「……きに…ならない?」

有山「いや。ここ人の出入り激しいから薬が一つくらいなくなっててもおかしくないだろ」

アリス「……けど…これ…毒薬…だよ」

有山「なんでそんなこと分かるんだ?」

アリス「パッケージの英語。……読んだ…から」

有山「それを早く言えよ」

アリス「…ごめん…なさい…」

アリスの言った毒薬とはどうやら飲んだらすぐに死ぬ劇薬らしい。
全身が痙攣するともアリスは言っていた

こういう時英語を読める奴が居て良かったなと心底思う


コトダマ【薬局の毒】を入手しました
薬局に置いてある毒の瓶が1つ無くなっていた、この毒は飲むとすぐに全身が痙攣して死に至る即効性の毒らしい


少し離席。今日中に捜査パートを終わらせて明日に裁判に移る予定です
夕方か夜に帰ってきます

更新良いですか?

では安価から。

≪捜査開始≫
1薬局に居る麻生に話を聞く
2自由

下2

有山「麻生はさっきから何してるんだ?」

麻生「…いえ。これと同じものをここで見た気がしたので…」

そう言って麻生が出したのは卵形の白い何か
…なんだこれ?何かの飾りか?

アリス「……消臭…剤?」

麻生「はい…これがキッチンの至る所に置いてありまして…」

有山「キッチン?けど俺らが朝の調理してる時…」

麻生「隠すように置いてあったんです、たまたま見つけてしまって」

有山「…で。ここでそれと同じものを探してたのか?」

麻生「アリスさんの言う通り。消臭剤でした、それもかなり強力な」

アリス「…けど…なんで…消臭剤が?」

麻生「…わかりません。生ごみの臭いを消すにしても異常な数でしたので」


キッチンの消臭剤か…しかも隠すようにって…
誰かが意図的に置いたのは間違いないだろうけど…


コトダマ【キッチンの消臭剤】を入手しました
キッチンの各所に誰が置いたか分からない消臭剤が隠すように色々な場所に置かれていた


【安価】
1銭湯に行く
2もう一回羽田木の部屋に戻る
3自由

下2

【1-Bフロア 銭湯】

桜庭「あら。来たの」

アリス「居た…んだ」

桜庭「捜査よ。捜査。犯人を見つけないとね」

有山「で?何か分かったことはあったか?」

桜庭「ええ。気になる物は見つけたわ」

そう言って桜庭が取り出したのは銀色の小さいチップ?
なんだこれ?

アリス「…何…これ?」

桜庭「剃刀の刃よ、これどこにあったと思う?」

有山「分かんねえ?善知鳥の体の中から取り出したとかか?」

桜庭「人の事なんだと思ってるのよ。違うわ。これの中」

アリス「…せ…っけん?…それって…善知鳥さんが…使っていた…」

桜庭「そう。石鹸の中にこれが埋め込まれていたの」

毒針ならぬ毒の刃か?使い道が全く分かんねえ
ただの嫌がらせ…とかじゃねえだろうしな。やっぱりこれに毒が?


コトダマ【石鹸に仕込まれた剃刀】を入手しました
善知鳥の使っていた石鹸の奥底に剃刀の刃が仕込まれていた


【捜査開始】
1シャンプーを調べる
2シャンプーがどこの物か聞く
3桜庭に話を聞く
4自由

下2

有山「このシャンプー善知鳥が使ってたやつだよな?」

アリス「うん…そうだったと…思う」

有山「これって普通のか?」

アリス「そうだけど…どう…して?」

有山「いや…確かあの時…。あれだよな?コイツのシャンプーだけ泡立ちが悪くて」

アリス「…そう…だったね」

有山「だから特殊なシャンプーなのかって」

アリス「違うと思う…」

泡立ちが異常に悪いシャンプー…けど普通のシャンプー
んじゃあ何か泡立ちが悪くなる理由ってあったのか?

アリス「…どうしたの……?」

有山「いや…なんか気になって。考えすぎか…」

アリス「…命がかかってる…から…うん…仕方ないよ」

命がけだから過敏になってんのか、俺。
意外とそういうとこ小心者だよな…

コトダマ【泡立ちの悪いシャンプー】を入手しました
善知鳥が使っていたシャンプーだけ泡立ちがかなり悪かった


【捜査開始】
1石鹸を調べる
2シャンプーがどこの物か聞く
3桜庭に話を聞く
4自由

下2

有山「これに剃刀が…」

調べてみると確かに剃刀の刃が抜き取られた跡がある
けど…なんで剃刀の刃なんか

アリス「…薔薇の…良い香り…」

有山「確かこれ誰かにプレゼントしてもらったらしいな」

アリス「…そう…なんだ…。けど…それに剃刀…」

有山「殺す気だったんだろうな、多分最初から」

アリス「…そっか…なんだか…。これから…そう言うことあっても…素直に喜べなく…なっちゃうね」

有山「んじゃあ他に喜ぶことみつけりゃあ良いだろ」

アリス「他に楽しい事?」

有山「好きな奴作って恋愛するとか、趣味に時間を費やすとか」

アリス「…………」

有山「どうした?顔。赤いぞ?」

アリス「…………なんでも…ない…」


コトダマ【善知鳥の石鹸】を入手しました
善知鳥の石鹸は善知鳥曰く誰かにプレゼントしてもらったと言っていたらしい

【捜査開始】
1アリスと話す
2シャンプーがどこの物か聞く
3桜庭に話を聞く
4自由

下2

有山「…つうか、お前ら色んなシャンプーつかってたけど、あれどこのだ?」

アリス「…薬局」

有山「ああ。なんかシャンプー多そうだもんな」

アリス「…多い…よ?」

有山「ふーん…。まあ俺は頭洗えりゃいいから何でもいいけどな」

アリス「髪の毛…傷んじゃう…よ?自分に…あったの使わないと…」

有山「あ?別に傷んだら切ればいいし」

アリス「そっか…切れるのか…。便利…だね」

有山「お前は髪の毛切らないのか?鬱陶しいだろ」

アリス「……この長さ…気に入ってるから」

なんかアリスの空気が悪くなった?
俺なんか悪い事言ったっけな?まあ別にいいか


アリス「捜査…しよ」


…やっぱ怒ってるよな?


コトダマ【シャンプーの出所】を入手しました
シャンプーは各自薬局から持ち寄った物らしく、それぞれ銘柄が違う。


【捜査開始】
1アリスと話す
2桜庭に話を聞く
3自由

下2

有山「あ…そうだ。お風呂は誰が企画したんだ?」

アリス「知らない…。私も誘われた…だけだ…から」

企画者が居ない?っていうか企画者が分かんねえのか…
地味に気になるな…そう言う所

アリス「……誰なんだろうね」

有山「今から調べたらわかるか?」

アリス「…さあ……分かんない…」

有山「何か時間かかりそうだな…。別にいいか」

アリス「…いいんじゃない?」

そうだよな。これってあんまり重要なことじゃない…よな?
あれ?重要なのか?
やべえ、考えすぎて頭痛くなってきた


アリス「……」

有山「次。調べに行くぞ」

アリス「うん」


コトダマ【お風呂女子会の謎】を入手しました
お風呂で女子会をしようという計画はみんな知っていたが、発案者は全くの謎らしい

【捜査開始】
1桜庭に話を聞く
2自由

下2

有山「なあ。ちょっといいか?」

桜庭「何かしら?何か聞きたいことあるの?」

有山「善知鳥が死んだ時の状況ってどんな感じだった?」

桜庭「普通よ。眠るように死んでた」

有山「眠る様に?」

アリス「…うん…ほんとに…そんな感じ」

桜庭「私ですら気づかなかったから。本当に静かだったわ」

アリス「…うん…アナウンスがなって初めて気づいたから…」

桜庭「相当な毒ね。」

相当な毒…か。やっぱ薬局の毒か?

アリス「…」

桜庭「善知鳥さんが死んだ時の話はこれで終わりよ」

有山「何もおかしい所は無かったんだな」

桜庭「ええ。不自然なくらいに」


コトダマ【善知鳥が死亡時】を入手した
善知鳥が死んだのは浴槽に入っている最中である、それまでは普通に元気だった


【捜査開始】
1田中に話を聞きに行く
2辻斬に話を聞きに行く
3自由

下2

有山「なあ。辻斬。お前…何食ってんだ?」

辻斬「昨日の残りだ」

有山「いや。捜査しろよ」

アリス「…あ。カレーライス…だ」

辻斬「腹が減っては戦が出来ぬ」

有山「…そうかもしれねえけどよ」

辻斬「昨日麻生が作ってくれたんだ。昼と夜にどうぞってな」

…麻生が作ったカレーライスか。確かにそれは食いたいな
料理上手いしな…。俺も裁判終わった後に食うか


有山「辛いか?」

辻斬「いや…そこまでは。何故だ?」

有山「辛いのは苦手だ…」


アリス「………かわいい」

有山「あ?なんか言ったか?」


コトダマ【事件の食事】を入手しました
その日の昼と夜は麻生の作ったカレーライスで各々が勝手に食べていたらしい、またレストランには麻生や他の人物か常在していた


【捜査開始】
1田中に話を聞く
2自由

下2

田中「あーいぼ!結構時間経ったけどなんか捜査で見つかったかー?って…アリスちゃんも一緒か」

田中「いやー。お邪魔だったか?わりいわりい」


アリス「……」

そんな田中を軽く叩いたアリス。
ん?なんだ?なんでコイツ怒ってんだ?

有山「あ。そうだ、因みにお前誰からお風呂の話聞いたんだ?」

田中「…あ?えーと…誰だっけなー…。あ。思い出した、九条だ九条」

有山「九条?」

アリス「…なんでだろ……」

田中「意外と皆に知られてんじゃねーの?」

アリス「…そうなんだ」

アリス「……なんか恥ずかしい…」

有山「まあお前ら俺に裸見られたしな」

田中「ちょ!相棒!それは…」

アリス「………」


コトダマ【情報の漏洩元】を入手しました
田中はお風呂で女子が集まる事を九条から聞いたと証言している


有山「あ…九条」

九条「なんだ?どうした?」

有山「覗きに参加してないメンバーって何してたか分かるか?」

九条「いや。分からない、私は図書館で本を読んでいたからな」

アリス「……皆に…アリバイは…あるの?」

九条「私に聞かれても困る」

九条「だが、アナウンスが流れた時に集まったメンバーはみんなバラバラの方向から来ていたな」

アリス「……」

有山「っつうことは参加してない奴のアリバイは無いってことか」

アリス「…容疑者…五人…か」

有山「そうなるな」

九条「5人にまで絞り込めれば犯人が見つけやすくなっていいじゃないか」

有山「まあそうだけどよ」


コトダマ【覗きに参加していない人物】を入手しました
覗きに参加していない人物は有山と田中以外の4人と麻生。皆別々に行動していたのでアリバイはない


今日はここまで
明日は裁判でーす、長くなりそう。難しくしたつもりです

それでは今日もお付き合いありがとうございました!

ではまた明日!


【コトダマ一覧】

【モノクマファイル3】
被害者は羽田木純。死亡時刻は午後8時ごろ、1-Aフロア寄宿舎エリアの自室にてショック死、目立った外傷は無かった

【モノクマファイル4】 
被害者は善知鳥唯、死亡時刻は午後9時ごろ、1-Bフロア銭湯の浴槽内にてショック死、指に僅かながらの切り傷があった

【石鹸に仕込まれた剃刀】
善知鳥の使っていた石鹸の奥底に剃刀の刃が仕込まれていた

【泡立ちの悪いシャンプー】
善知鳥が使っていたシャンプーだけ泡立ちがかなり悪かった

【シャンプーの出所】
シャンプーは各自薬局から持ち寄った物らしく、それぞれ銘柄が違う。

【善知鳥の石鹸】
善知鳥の石鹸は善知鳥曰く誰かにプレゼントしてもらったと言っていたらしい

【羽田木の部屋の紅茶】
羽田木の部屋には飲みかけのティーカップに入った紅茶が置いてあった、甘すぎる匂いが漂っており。底の方には大量の砂糖らしき粉が沈殿して溶け残っていた

【ダイイングメッセージ】
羽田木は死の直前で【227】という数字を腕に描いて息絶えたようだ

【薬局の毒】
薬局に置いてある毒の瓶が1つ無くなっていた、この毒は飲むとすぐに全身が痙攣して死に至る即効性の毒らしい

【なくなったモノクマドラッグ】
モノクマドラッグがどの薬よりも一番減っていた

【覗きに参加していない人物】
覗きに参加していない人物は有山と田中以外の4人と麻生。皆別々に行動していたのでアリバイはない

【キッチンの消臭剤】
キッチンの各所に誰が置いたか分からない消臭剤が隠すように色々な場所に置かれていた

【善知鳥が死亡時】
善知鳥が死んだのは浴槽に入っている最中である、それまでは普通に元気だった

【情報の漏洩元】
田中はお風呂で女子が集まる事を九条から聞いたと証言している

【お風呂女子会の謎】
お風呂で女子会をしようという計画はみんな知っていたが、発案者は全くの謎らしい

【九条のドリンク】
このまえ差し入れたドリンクは同じ種類の物だったにもかかわらず、田中は甘く感じ九条は苦く感じたらしい

【捨てられた毒瓶】
毒の粉の入った瓶がふたの開けられた状態で数個あるうちの一つのごみ箱の中に紙に埋もれた状態で捨てられていた

【その日の食事】
その日の昼と夜は麻生の作ったカレーライスで各々が勝手に食べていたらしい、またレストランには麻生や他の人物か常在していた





更新OK?

ピーンポーンパーンポーン

モノクマ「それでは今から学級裁判を開始します!」

モノクマ「オマエラは捜査を切り上げて支給モノクマ広場に来てください!」

モノクマ「裁判は全員参加です!来ないとオシオキだからね!」

モノクマ「繰り返します、学級裁判を開始します!」

モノクマ「オマエラは至急モノクマ広場へ来てください!」


もう三回目。そろそろこのアナウンスも聞きなれた
また裁判が開かれて、また誰かが死ぬ。


アリス「…行こう、裁判に」

有山「おう」

アリス「ちゃんと確かめ…ないと…ね」

有山「犯人をか?」

アリス「うん…。ちゃんと…しないと…だめだから」

有山「そうだな。ちゃんと見つけ出さねえとな」

なんか元気づけられちまったな、アリスなんかにシャンとさせられるなんて意外だった。
けどこいつの言う通りちゃんと犯人を見つけないとダメなんだ。このままじゃいられねえ

【モノクマ広場】

麻生「皆さんお揃いですね。」

田中「いち…に…。おう、全員揃ってる。生きてる奴は全員」

辻斬「10人か…。かなり減った物だ…」

もう六人もいなくなってる。辻斬と田中の言葉でそれを意識させられる。
そう考えて辺りを見回してみると大分人が減った。

広い広場がもっと広くなっているような気分になる。憂鬱だ


愛野「はぁ…なに?この空気!どーせこの中に犯人居るんでしょ?だったらそれを見つけ出す方が先よ!さ・き!」

愛野「ていうか!これ終わったらまた10人から9人になるんだから!!しかもグロい処刑みせつけられてね!」

九条「無事に終わったら…な」

愛野「はぁ?私が犯人見つけだせないとでも思ってるの!?」

桜庭「頼もしいわね」

愛野「あんたらが頼りなさすぎなのよ!仲良しごっこだったら裁判が終わってからにしなさいよ!!」

愛野「今は犯人見つけ出す!それだけでいいのよ!こんな時まで庇い合うなんてさすが庶民ね!」

愛野が憂鬱な雰囲気を怒鳴り散らしてかき消して、そのままエレベーターに乗り込んだ
アイツの傲慢さもこういう時には頼りになるんだな。

愛野「さっさと乗り込みなさいよ!!!!」

【エレベーター】

アリス「犯人…」

桜庭「居るわよ。確実にね」

麻生「もしかすると自殺…なんてことは…」

花菱「ほい。これを声に出して読み上げて―。何て書いてあるー?」

麻生は花菱に生徒手帳を突き付けられて、新しく追加された校則を読み上げさせられている
そうだった、自殺は禁止だったな。

愛野「静かにしてよ!!」

麻生「すみません…」

田中「お前が一番うるせーけどな」

愛野「黙りなさいよ!このゴミ庶民!」

そんなやり取りが行われているうちにエレベーターは裁判場に付いた。
ガコンと言う衝撃が到着したってことを体に知らせる

【裁判場】

相変わらず裁判場は悪趣味な内装だ。
しかも手の込んだことに、内装がまた変えられている

モノクマ「さっさと席について!始めるよ!裁判!」

モノクマが急かす、俺らは急かされて席に向かう。

モノクマ「はい!というわけで今回も始まる学級裁判!」

モノクマ「わっくわくのどっきどきだよね!」

花菱「んまあ、犯人は違う意味でドキドキしてるやろうけどな!」

田中「上手いこと言えてねえよ!つーか笑えねーんだよ!」

花菱「あれ?傑作やと思ってんけどなー、あかん?」

辻斬「減らず口を聞いている暇があったら、推理の一つでもしろ。斬るぞ?」

ボブ「斬っちゃだめでーす!刺すくらいにしてあげてくださーい!」

田中「いやいやいやいやいや!かわんねーよ!どっちも事件だわ!」

















【学級裁判 開廷】



















モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき」

モノクマ「逆に間違った人物をクロと指摘した場合は、クロを除く全員がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となります!」

ボブ「犯人は10分の1ということでーす!」

田中「もしかすると10分の2かもしんねーぞ」

桜庭「それは分からないわ。けど少なくとも一人は居るのよ」

愛野「そんなの分かってるわよ!!で、何から話し合うの?」

アリス「…二つ…一気に…話し合っても…こんがらがるだけ…だし…」

辻斬「まずは善知鳥の事から話し合おう。こちらは見て居た奴が多い」

麻生「確かお風呂で…。という事は女性の皆様は全員証人になるのですね、私を除いて」

辻斬「後は田中と有山も…だな?」

愛野「死ねばいいのに」

田中「……さーせん」

《ノンストップ議論 開始》

コトダマ>>497
【泡立ちの悪いシャンプー】
【シャンプーの出所】
【石鹸に仕込まれた剃刀】

桜庭「それじゃあまずあの時の話を簡単に説明するわね」

桜庭「私達は【全員お風呂に居たの】そう、麻生さん以外はね」

愛野「【普通の入浴】だったわ」

麻生「では【何も変わったことはなかったということですね】」

桜庭「ええ。入浴自体に何も変わったことはなかったわ」

愛野「強いて言うなら【覗かれていた】ってことくらいね」

麻生「それにお風呂場に【凶器が置いてあるはずもないですし…】」

愛野「というより今回は【凶器を使った殺人ではない筈だわ】」

ボブ「ぜんぜん情景が浮かんできませーん!」

花菱「ていうかここら辺の話は僕らには分からへんって、覗いてないんやもん。誰かさんらみたいに」

田中「うっせー!男のロマンだろうが!」

愛野「開き直るんじゃないわよ!このクズ!!!」


【】の中身を論破しろ

下2

正解!!


有山「そうじゃないだろ」


麻生「え?」

有山「凶器はあった、というより仕込まれていたんだ」

麻生「仕込まれていたとはどういうことですか?」

有山「善知鳥の使っていた石鹸には剃刀の刃が埋め込まれていた」

辻斬「多分それで指先を少し怪我したのだろうな、横に居た私がそれを証明しよう」

ボブ「おう!スケバーン!」

花菱「発想が古い!確かに昔はそう言うの流行った時期もあったみたいやけど」

アリス「…ということは…その…剃刀に…毒が?」

九条「忍者みたいなことをする犯人だな。今回のは」

田中「ん?けどよ。それって結構あれじゃねえか?無理臭くねえ?」

田中「剃刀の刃に毒塗って、それで指切って死ぬって、相当な猛毒じゃね?剃刀の刃なんてちいせえんだしさ」

愛野「確かにそうね。それに石鹸に埋め込むときに毒が石鹸に付いたりして毒が取れそうだわ」

俺はてっきり剃刀に毒が付いていたと思ってたんだけどな…。
けどたしかに田中とか愛野とかの意見の方が筋が通ってる気がするな


≪ノンストップ議論 開始≫

コトダマ>>497
【泡立ちの悪いシャンプー】
【なくなったモノクマドラッグ】
【情報の漏洩元】

麻生「【剃刀自体に毒が付着していた可能性は低い】ということですね」

桜庭「そうなるわね、それに剃刀に毒なんて、並大抵の毒なら【少し体の具合が悪くなる程度】わ」

田中「つーことは【せっけん以外に毒が?】」

辻斬「【浴槽に毒が撒かれていた】とかか?」

愛野「だったら今頃私達全員死んでいるわね。ここは天国なのかしら?」

花菱「【確か二人以上は殺されへん】のやろ?」

ボブ「【規則に穴はありませーん!】」

アリス「…やっぱり【剃刀に毒があったんだよ…】きっと…そう」

桜庭「【ただの剃刀に毒を仕込むのは不可能】よ。それを生業にしてる人なら別だけど」

麻生「それを専門にしている人…?暗殺者とかでしょうか?」

桜庭「今の時代だとスパイとかテロリストとかになるんじゃない?」

ボブ「スパイもテロリストも居ませーん!」


【】の中身に同意しろ!

下2

正解!!




有山「そうだと思うぞ」


田中「だろ!相棒!…って…どこに仕込まれてたんだ?」

有山「使ってたシャンプーじゃないか?それなら毒が仕込まれててもおかしくない」

辻斬「待て待て。それなら私も死んでいる事になるのだが?」

有山「じゃなくて、お前の前。善知鳥のシャンプーだよ」

辻斬「善知鳥のシャンプー?」

田中「あー!確かに泡立ちが悪いって言ってたよな」

辻斬「それで私がシャンプーを貸したのだ」

九条「シャンプーなら個別に使う物だし毒を仕込むにはおあつらえ向き…だな」

麻生「…シャンプーに毒を入れたから……泡立ちが悪かったと言うことですか?」

桜庭「その可能性はあるんじゃない?」

愛野「まず石鹸に剃刀を仕込んで指を怪我させて、その指の傷口に毒を塗り込む」

花菱「なんかあれやなー。蛇の毒みたいやなー」

桜庭「……」

桜庭「けれどもしあの些細な傷口から毒が入って、それで死に至るとしたら」

九条「それは相当強い毒になる」

桜庭「言いたいことを言ってくれてありがとう」

確かにそうだよな。剃刀で斬った後の傷って大分細いよな?
それに深く切ってたとしてもそこまでひどい傷にはならないだろうし

麻生「毒なら薬局ですよね」

愛野「薬の数が多すぎて把握し切れてないけど、確かに毒はあったわね」

ボブ「アオスカリもありましたー!ペロッ…これは…」

愛野「青酸カリって読むのよ!日本語の勉強くらいしなさいよ!!!」

田中「すげえ…今のでよく分かったな」

花菱「庶民翻訳機やな!一番庶民凡人を分かってらっしゃる!」

愛野「不名誉よ!やめて!」

ボブ「せいさんかーり。せいさんかーり。」

愛野「歌うのを止めなさい!耳に付くのよその声!」

≪ノンストップ議論 開始≫

コトダマ>>497
【シャンプーの出所】
【善知鳥の石鹸】
【覗きに参加していない人物】

九条「一つ疑問があるのだが、犯人はどうやってシャンプーに毒を入れる事が出来たんだ?」

田中「あ。確かにな、シャンプーって個人が持ってるもんだし【そんな隙ねえよな】」

ボブ「ビダルサスーン」

愛野「アンタの使ってるシャンプーを聞いてるわけじゃないのよ!!ばっかじゃないの!?」

花菱「んー。個人が持ってる。隙が無いっちゅうことになったら、怪しいのは【お風呂に居った人物やな】」

ボブ「事件は銭湯で起きている!でーすね」

花菱「ちゅうことやろ?僕らは銭湯に居らんかったし」

九条「という事は【我々は容疑から外れるのか】」

田中「俺らも覗いてただけだから…【怪しいのは四人?】」

辻斬「覗きを肯定した上に人に罪をかぶせるとはいい度胸だな?」

愛野「死ねばいいのに」

田中「……さーせん」


【】の中身を論破しろ
下2

正解!



有山「そうじゃないだろ」


有山「毒を入れる隙はあった、そうだよな?」

愛野「そうよ。私たちは全員シャンプーを薬局から持ち寄ったのよ」

辻斬「部屋に備え付けの物より性能が良い、種類も多いからな」

桜庭「薬局に立ち入れる人間なら、誰でも毒を入れる機会はあったと言うことね」

九条「という事は全員がアリバイ無しということになるな」

アリス「…みんな…殆ど…行ってた…から…ね」

ボブ「でもどうして善知鳥さんのシャンプーだけに毒を入れる事が出来たんでーすか?」

愛野「…確かにそうね」

ボブ「善知鳥さーんは狙われてたーんですか?それとも無差別でーすか?」

桜庭「無差別にシャンプーに毒を入れたとなると…」

辻斬「下手をすると2人以上の死人が出ていた可能性がある。」

ボブ「生きれた人はラッキーでーす」

愛野「運が良すぎるでしょ。いや、運が悪すぎるでしょ。善知鳥だけ」

ボブ「でも善知鳥さんが狙われたって証拠はありませーん」

善知鳥が狙われた証拠…。
いや、善知鳥が狙われたって言う証拠は多分これのはずだ

>>497から正しいコトダマを選択しろ
下2

正解!!



有山「善知鳥の石鹸。剃刀が仕込まれた石鹸は善知鳥が持ってきた物じゃない」

愛野「そうそう。あれってプレゼントなのよね」

ボブ「Present?」

愛野「変な所で外人アピールしてこないでよ!!」

ボブ「じゃあ石鹸を渡した人が犯人でーすか?」

花菱「そうなってくるやろなー。それに使ってるシャンプーくらいやったら日常生活で聞き出すことできるやろし」

九条「情報をまとめると石鹸を渡した人物が犯人で毒を仕込んだ人物ということになるな」

麻生「善知鳥様に石鹸を渡せて…日常会話でシャンプーの種類を聞き出すことができる人物となると…」

九条「誰か善知鳥の交友関係に詳しい者はいるか?」

愛野「善知鳥…言われてみれば謎ね…誰とでも一緒に居る印象というか…」

アリス「…意外と…気さく…だった…から」

桜庭「ということは誰でもチャンスはあったってことね」

ボブ「交友関係の多さがアタタになりましたー…。犯人絞れないでーす」

愛野「アタタじゃなくてアダよ!アタタだと世紀末でしょ!!この凡人外人!」

花菱「あ…意外と語呂ええな。凡人外人」

桜庭「取りあえず今までの話をまとめましょう、羽田木君の話もあるんだし」

花菱「んーとりあえずわかったことは善知鳥ちゃんのは計画的な殺人っちゅうことやな」

麻生「石鹸に毒を仕込んで、日常的に善知鳥様と会話ができた人物という事も分かっていますね」

ボブ「犯人いっぱいいっぱい準備してまーす、かしこいでーす。能ある鷹は股間隠すでーす」

田中「うん。それぜってー違う鷹だな。つーかなんでお前がそれを知ってんだよ!」

麻生「股間を隠す…鷹?」

田中「知らなくていい!ぜってー知らなくていい!!わりとマジで!」

愛野「凡人のわけのわからない話は置いておいて、次は羽田木ね」

九条「彼は部屋で死んでいたからな、目撃者がいないんだ」

ボブ「見つけたのは死体だけでーす」

桜庭「残された情報は多いと思うけど」

辻斬「ダイニングメッセージらしきものもあったな」

ボブ「ダイニングだと間取りでーす。ダイイングでーす」

桜庭「そろそろ話を切り替えて羽田木君の話に行きましょうか、なにか情報が繋がるかもしれないわ」

九条「モノクマ、もし誰もいないところで自殺をしたとなればどうなる?」

桜庭の言葉を遮って口を開いたのは九条だった。
今になって校則の確認?どういう意味なんだ?

モノクマ「え?普通に自殺として処理されるよ?どうしたの藪から棒に」

田中「…はっ!成程な!そう言う線もあるのか!」

花菱「うんうんうん。なんかそう言うのもありそうっちゃあありそうやな」


有山「ん?何がありそうなんだ?」

辻斬「線とは何だ。どういう線なんだ、説明しろ説明」


桜庭「羽田木君が善知鳥さんを殺した犯人じゃないか。ってことよ」

有山「ん?」

桜庭「ここまで言っても分からないの?」

アリス「…自殺…だったかも…しれない…ってこと…だよ」

≪ノンストップ議論開始≫

コトダマ>>497
【捨てられた毒瓶】
【羽田木の部屋の紅茶】
【お風呂女子会の計画者の謎】


アリス「…自殺だったかもしれない…?」

九条「ああ。善知鳥を殺したショックで【羽田木は自殺した】そう取る事は出来ないか?」

ボブ「でもそうだったら今回の事件はもうお仕舞でーす」

愛野「けど【明確に自殺したって証拠もない】じゃない!」

九条「だが【他殺だと疑う点もない】ぞ?」

桜庭「水掛け論ね」

アリス「…自殺なら…もう…決まり…だよね」

田中「んー。けど自殺する人間がダイイングメッセージ残すか?ふつーに考えて」

愛野「良い事言うじゃない!たまには庶民も使える発言を言うのね!」

花菱「僕も他殺に一票かなー。田中ちゃんの言う通り!自殺やのにご丁寧になんでダイイングメッセージ残したん?【しかも自分で】」

アリス「…」

ボブ「あれはダイイングメッセージではなーくて、メモ書きだったんでーす」

辻斬「その線は無いだろう。あんな意味深な物に意味を見出すなというのは不可能だ」


【】の中身を論破しろ!
下2

いや…自殺じゃない気がするんだ…
あの捨てられ方、俺には少し引っかかる

桜庭「どうしたの?」

有山「すまない。もう一回やり直させてくれ」


再安価
下1

正解!!


有山「そうじゃないだろ」

九条「ん?」

有山「毒薬の瓶。アイツの部屋に捨てられてたんだ」

アリス「……だね」

ボブ「だから自殺なんでーす!罪の重さに耐えきれずでーす」

有山「どうしても引っかかる事があるんだよ」

桜庭「…引っかかる事って?」

有山「ゴミの分別、羽田木は毒瓶を分別せずに捨ててたんだ」

ボブ「もうすぐ死ぬのに分別とかしてられませーん!」

有山「そう言われればそうかもしれない…、けど気になるんだ」

花菱「まあ確かに羽田木ちゃんの性格やったらさ、死ぬからえーわって言うより死ぬからきちんとしとかなって感じやなー」

田中「という事は何だ?相棒。もしかして部屋に捨ててあった毒瓶は偽装工作って言いてえのか?」

有山「…ああ」


ボブ「分別してないだけで他殺なんて考えすぎでーす!」

桜庭「けれど考えなければ答えは出ないわ。いえ、考えなければ最悪死ぬわ」

愛野「まあ確かに考えて損はないわね、それに死ぬ間際の行動なんて誰も知らないわけだし」

田中「まあ一応相棒の考え通り他殺ってことで話進めて、何も怪しくねえなら自殺で決めようぜ」

花菱「それでええんちゃうの?別に僕は生きれればなーんでもええし」

麻生「あの…その…少しよろしいですか?」《反論》

麻生「今回は動機も何もないですよね?それに他殺だとするならば容疑者は必然としぼられてきます」

麻生「私、ボブ様、九条様、花菱様、私にはこの中に自ら誰かを殺してやろうと思って行動するような人がいるようには思えません」

麻生「花菱様は殺させようとするけれど、実際に殺人に動き出そうとしたことはないはずです」

《反論ショーダウン 開始》
コトダマ>>497
【キッチンの消臭剤】
【モノクマファイル3】
【なくなったモノクマドラッグ】


麻生「動機も何もないのに【人を殺そうとする人なんてこの中には居ません】」

麻生「羽田木君が自殺…だとするなら。【羽田木君が善知鳥さんを殺した】のかもしれないですけれど」

麻生「それも納得できないんです。だって…だって…そんな事あり得ませんよ」

麻生「きっと【犯人はモノクマ様なんです】。動機をなくして、自らが殺人をおかし、【私たちを疑心暗鬼に駆り立てるのが目的】なんです。きっと」

麻生「そうじゃないと何もない中での殺人なんて考えられません、今回は【私たちを殺人に駆り立てる物なんて無かった】じゃないですか】

麻生「花菱様がもしかすると【何かしたのかもしれませんが…】」

麻生「けれど今まで花菱様は動機が出てからしか動いてなかった筈です。そうなると花菱様も怪しくありません」

麻生「いえ、今回は【私に話を持ち掛けてはきましたが…】けど、それでも…動機がないのに殺人なんて…】


【】の中身を蹴り崩せ


下2

正解!



有山「その言葉崩させてもらうぞ」

麻生「え…?」

有山「あるんだ。人を殺人に駆り立てるかもしれない物が」

麻生「何ですか?それは?そんなの…」

桜庭「モノクマドラッグよ。そうでしょ?有山君」

花菱「モノクマドラッグぅ?なんやそれ?体の色が素敵なツートーンになるんか?」

ボブ「半分白人半分黒人!その名はボブ・カールトンでーす!」

愛野「…で?なにそれ?人を殺人に駆り立てる薬、それってなんなのよ」

有山「効果はえっとな…。あー、なんだっけ?桜庭」

桜庭「人に多幸感を与えて、気分を高揚させる薬。強制的に躁状態にするって言った方がいいのかしら?」

桜庭「さらに依存性が強く、飲んだ人の凶悪性を増させる薬よ」

麻生「そ…それって…それってただの麻薬じゃないですか!」

花菱「いや…ただの麻薬っちゅうわけやないな。タチの悪すぎる麻薬や」

田中「つまりは今回のクロはその麻薬を飲んで…ってことか?」

花菱「…いや。ちゃうかもしれんぞ」

桜庭「あら?やっぱりあなたが一番最初に気付いたのね」

花菱「この薬の効能さえ知ってるんやったら、この薬を誰かに飲ませれば、飲んだ奴がどうなったか。ほんでどうなるかは分かる筈や」

辻斬「誰かに継続して飲ませることで意図的に殺人を犯させることができる、つまりは貴様より外道なことが誰にでも行えたと言うことか」

花菱「せや。つまりはこの薬自体が今回の動機…なんちゃうか?」

桜庭「ええ。そう言うことね、つまりはこれを朝のご飯にでも混ぜてしまえば…ってことよ」

麻生「お手軽に殺人鬼を量産できてしまうってことですね…。けれど……」

桜庭「モノクマドラッグが減っている事に気づいてからは、薬局の出入りのには気を払っていたわ」

花菱「…ほんで?それで誰が一番多かったん?」

桜庭「貴方たちよ。」

そう言って桜庭が指を指したのは、麻生とアリス。


花菱「そう言えば…朝ごはん作ってたのもこの二人やんな?」

花菱「意図的に今回のクロの朝ごはん、いや、昼ご飯にも夜ご飯にも混ぜれたっちゅうことや」

麻生「…え?」

アリス「……わたし…そんなこと…」

田中「そうだって!なんでこの二人が?そんなことするメリットなんてねーだろうが!」

桜庭「まあいいわ。話を本題に戻しましょう、つまりはこの事件はモノクマドラッグを飲んだ、及び飲まされた人が犯人の可能性が高い」

辻斬「…この場合どうなるのだ?モノクマよ」

モノクマ「んー。もちろん実行犯が犯人だよ!薬飲ませた人は無罪でーす!」

桜庭「じゃあそれについて話していきましょうか、誰が二人を殺したか」

愛野「ちょっと待ちなさいよ!麻生とアリスはどうすんのよ!引っ掻き回すだけ引っ掻き回すなんて納得できないわ!二人が怪しいって根拠はなんなのよ?」

愛野「まさか…二人の出入りが一番多かったからってだけじゃないわよね?」

桜庭「可能性が高いって話よ断定はしていないわ、それに今大事なのは犯人を見つける事であって、犯行を起こさせた人物を探す時間ではないわ」

桜庭「それに他の人物にもできたのかもしれないのだから」

花菱「えっらいドライやなー…んまあ、でも桜庭ちゃんの言うとーり!起こってもーたんはしゃーないし、今は犯人探さな!せやろ?」

愛野「けど!」

花菱「はいはいはーい。とりあえずその話はお・い・と・い・てー」

辻斬「それにまだ誰かが飲ませたという確証はない。故意に飲んだのかもしれぬ」

花菱「そそ!そういうこっちゃ!」

花菱「というわけで!犯人捜しさいかーい!」

≪ノンストップ議論 開始≫

コトダマ>>497
【お風呂女子会の謎】
【キッチンの消臭剤】
【情報の漏洩元】

辻斬「では犯人の話…だが…」

花菱「犯人は【お風呂で女子が集まるのを知ってて】ほんで、【善知鳥ちゃんに石鹸を渡せた人物】ってことや」

愛野「…という事は女って言うこと?」

花菱「そーれーに、犯人は羽田木ちゃんも殺してるわけやろ?んじゃあさーもう一人しかおらんよな」

田中「…いやいやいや……でも…なあ?」

アリス「…【怪しいのは…麻生………さん?】」

桜庭「【今の所出ている情報をまとめればそうなるわね】」

麻生「…私には【アリバイがないので】反論のしようがありません…けれど私は犯人ではありません!」

花菱「けどお風呂で女子が集まるって【計画したんは女の子やねんし】犯人は麻生ちゃんしかおらんのちゃうかな?」

花菱「君しかおらんやろ?お風呂に入ってない奴って言うたら」


【】の中身を論破しろ

下2

正解!



有山「そうじゃないだろ」

花菱「ん?どーいうことなん?それ」

有山「計画したのは女子じゃない可能性があるんだ、そうだよな?」

辻斬「善知鳥に聞いたから参加したまでだ」

麻生「お風呂で集まりがあると言うのはアリスさんに…」

アリス「愛野さんから聞いた…」

桜庭「麻生さんから聞いたわ」

花菱「ん?ん?ん?どう言うこと?どういうことこれ?」

九条「つまりは企画した人物が不明ということか?」

愛野「そう言われてみればそうね…」

九条「女子は全員犯人に伝言ゲームをやらされていたと言うことか」

田中「つーことはもしかすると企画した人物は男っつーこともあるわけだよな?」

麻生「…そうなりますね」

≪ノンストップ議論 開始≫

コトダマ>>497
【覗きに参加していない人物】
【薬局の毒】
【ダイイングメッセージ】

田中「【俺は九条から聞いた】って感じだな、んで。そっから【相棒に教えた】、九条は誰から聞いた?」

九条「私は【善知鳥と話している時】に情報を仕入れた」

アリス「…犯行…は…外に居た…人物…しか…出来ない?」

愛野「けど、外に居た人物にだって【何らかのアリバイはあるでしょ?】」

ボブ「ボブは無いでーす。ボブはアリバイ無いでーす」

花菱「ほんでこれでボブ以外は全員アリバイあったりしてな」

ボブ「おう!ショッキング!ベリーショッキングでーす!!」

花菱「まあまあ。そう言う僕も【アリバイはないから】安心して―な」

愛野「真面目に議論しなさいよ!!!この一般人!!!!!」

【】の中身を論破しろ
下2

正解!


有山「そうじゃないだろ」

愛野「え?ってことは外に居た奴らは全員アリバイがないってこと?」

有山「ああ。そうなるな」

愛野「ならこの前みたいに犯人を絞り込むって事は出来ないわね…」

桜庭「でもいいじゃない。犯人はある程度絞り込めているんだから」

ボブ「けどけどけーど!無理でーす!こっから毒を盛った犯人なんて捜せませーん!」

有山「……ああ」

アリス「…薬局から…毒を持ち出した…それが…犯人」

九条「毒を持ち出した人物は見なかったのか?」

桜庭「残念ながら私も四六時中居たわけじゃないから。それに持ち出そうと思えば持ち出す方法はいくらでもあるしね」

愛野「役立たずじゃない!!」

桜庭「そうなるわね。別に薬局に入れない様にしても良かったんだけど」

愛野「ふん!だったらそうすればよかったのよ!」

桜庭「だったら今頃死人が出ていたわ」

≪ノンストップ議論 開始≫

コトダマ>>497
【覗きに参加していない人物】
【薬局の毒】
【羽田木の部屋の紅茶】

アリス「…持ち出された…【毒は一つ…だけ…】」

愛野「けど【毒を持ち出した人物が誰かは分からない】んでしょ?だったらそれについて話していても意味はないじゃない」

ボブ「犯人は【毒を使う暗殺者でーす!】」

桜庭「どうしてそこで私を見るのかしら?【私は暗殺者ではない】わ」

麻生「…この状況では怪しいのは【私とアリス様】ということになりますね」

ボブ「【実は毒は使われていなかった!】なら二人は怪しく無ーい!」

愛野「だったらどうやって死んだのよ!死因だって毒殺っぽいでしょうが!」

ボブ「こわーいこわーい。こういう時はスマーイルでーす!」

愛野「笑ってらんないわよ!命かかってんのよ!このイカれ庶民!」

花菱「…ボブ…撃沈やな」

【】の中身に同意しろ
下2

正解!


有山「そうだと思うぞ」

ボブ「んーふー?」

有山「毒の効能だよ。あの毒は飲んですぐに全身が痙攣する」

花菱「ふむふむ。どーいうこっちゃ??わからへーん」

辻斬「その毒を何とかして石鹸に仕込んだのではないか?」

田中「粉薬タイプならお湯で溶かせば簡単だろーけどよ」

愛野「錠剤なら?無理なのかしら。それとも何らかの特徴が出るの?」

田中「いや。錠剤タイプでもできるっちゃあできるだろうけどよ。難しーんだよな」

九条「そうなのか?薬には詳しくないからよく分からない」

田中「俺も詳しくはねえけどな、ちょーっと錠剤を粉に戻すお手伝いをしたことがー」

田中。そうじゃないんだ。俺が言いたいことはもっと別の事なんだ
…あの毒自体使われてないんだよ。

そうだってことを示すには…どういえばいいんだ?


>>497から正しいコトダマを選択しろ
下2

正解!


有山「あの毒自体使われてないんだ」

田中「…ん?あー、何言ってんだ相棒?」

有山「善知鳥が死んだ時、どういう死に方だったか覚えてるか?」

田中「どういうようにって…そりゃ相棒。もう見るも…。って、あれ?」

辻斬「死んだことにすら気づかなかったぞ」

麻生「あれ?けど使われた毒には…痙攣する作用があったんですよね?」

桜庭「しかも即効性なんでしょ?」

愛野「仮にその毒が使われたとしたら、シャンプーが傷口に触れた地手で合うとね」

花菱「なるへそなるへそー。僕には分からん世界やなー」

ボブ「花菱君…飽きてまーす!飽きて来てまーす!」

花菱「…んで。無くなった毒瓶が一つ…けれどそれは使われてない…となるとや。犯人は毒殺以外の方法で殺したん?」

花菱「それとも毒で殺したん?」

辻斬「こうなると毒以外になってくるな。毒は使われていなかったのだから」

毒は使われた?使われなかった?
…花菱の質問の答えは何だ?


【正しい選択肢を選べ】
1毒は使われた
2毒は使われていなかった
3実はみんな心臓発作
下2

正解!


有山「…毒は使われた」

辻斬「矛盾しているぞ?毒は一つしか使われていなかった。けれどその毒の症状は出ていない」

有山「ああ」

麻生「ええっと…すいません、私にも理解ができないのですが?」

花菱「市販の毒は使われてない。けれど毒は使われたってことや」

桜庭「ああ。そう言うこと、回りくどい言い方をするのね」

花菱「けどなー。そうなるとなー…今回の犯人って限られてくるわけよ」

桜庭「…そうなるわね」

待てよ…毒は使われたって言うのは分かるけど。花菱の言ってる意味が分からねえ
どういう意味だ?犯人が限られる方法でもあるんだろ?


【正しい選択肢を選べ】

1毒は作られた
2毒は薬局以外の所から持ち出された
3毒は実は錯覚だった
4実は毒なんて飾りだ
下2

正解!



有山「毒は作られた?」

花菱「ピンポンピンポンピンポーン!大正解!」

花菱「いやぁ。今回は自分でも全く目安つかんかったから頭フル回転させてたわ」

ボブ「悪魔祓いを呼ばないといけませーん!」

九条「エクソシストじゃあないんだ。物理的には回転していない」

田中「でもさ。ここに超高校級の薬剤師なんていねーぞ?」

ボブ「ドーピングコーンスープ!」

愛野「いい加減黙りなさいよ!真面目に議論できないの!?」

田中「毒を作れそうな…奴」

桜庭「薬剤師に暗殺者とかじゃないかしら?」


毒を作れそうな才能…。
そんな奴この中に居たか?それにあんな猛毒どうやって作れるんだ?


【怪しい人物を指名しろ!】
下2

正解!


有山「…九条。お前、ペットショップの魚から毒を作る事ってできるか?」

九条「出来るが。もしかして私を疑っているのか?」

花菱「外に居た五人の中で毒を作れそうなんって、君しかおらんやん?」

九条「笑わせるな。確かに私に毒を作る事は出来る。だが、他の人物にも出来るのではないか?」

麻生「…どういう事でしょうか?」

九条「図書館だよ。なんでもある図書館だ、毒の作り方だって載っている本があるかもしれない」

ボブ「…確かにそうでーす」

九条「だろう?だから私以外にも犯行する事は可能なんだ」

ボブ「…んー…んー…じゃあ話は振出しに戻りまーす」

九条「そうなるな。それとも私が犯人だと言う明確な証拠がどこかにあるのか?」

花菱「あるん?あるん?」

有山「……」

≪ノンストップ議論開始≫

コトダマ>>497
【善知鳥の石鹸】
【九条のドリンク】
【ダイイングメッセージ】


九条「それに、今回の犯行は【モノクマドラッグを服用した人物】なんだろう?」

九条「話によれば、私にはそのドラッグの副作用の効果は一切出ていない。」

ボブ「たしかに!【凶悪には見えないでーす】」

九条「だろう?【何か明確におかしい点がある】のか、だとすれば納得するが…」

愛野「…【凶悪性が増した様子も無い】…それに【依存性が目に見える訳でもない】わ」

桜庭「けれど嘘をつくことだってできる」

田中「つまりは飲んでるか飲んでないかっつーことは本人のみぞ知るってことだよな」

ボブ「神の味噌汁―!でーす」

アリス「神…のみぞ…しる…」

ボブ「そうともいいまーす!」


【】の中身に同意しろ
下2

正解


有山「そうだと思うぞ」

九条「……は?」

有山「お前にこの前差し入れした時。お前…」

九条「ああ。確かに君にドリンクは貰った、それが何かおかしいのか?」

有山「苦いって言ったよな?」

田中「あ…確かにそう言ってたな!でもあれって俺と同じジュースだろ?」

有山「ああ。けれど九条は苦いと感じて、お前は甘いって感じた」

九条「つまり君は何が言いたい?何がおかしい?あの時は寝不足で舌がおかしくなっていただけだと言ったはずだ」

田中「んー…でもそう言われりゃそうなのか?わっかんねーな」

本当にそれって疲れから来たものなのか?それとも別の物なのか?

【閃きアナグラム開始】
じ み ふ え る く み よ

さ ん だ さ ん う み へ


○○○○○ 五文字

下2

正解!


有山「それがモノクマドラッグの副作用…なんじゃないか?」

九条「でも書かれていた副作用は二つだけなんだろう?味覚がおかしくなるなんて事は書いてないだろう?」

桜庭「ええ。書いていなかった。けれどあの副作用はきっとドラッグを正しく服用した場合の副作用」

アリス「……異常…接種…すれば?」

桜庭「さあ?どうなるのかは分からないわ。試したことはないから」

愛野「薬の過剰摂取による異味症…。あり得ない事ではないわね」

辻斬「……ハマショーみたいだな」

愛野「今ここでふざけるのはやめてくれる!?」

九条「つまりは私が異味症を発症していたと?だがどうやって毒を作った?」

花菱「そりゃ魚やろ?三階のペットショップを使ってやろ?そんなんくらい議論するまでもないやん」

ボブ「確かに見た事ない魚たくさーんでーす」

九条「確かに毒を抽出することは出来る。だが、毒を抽出なんてそれなりの設備が無いと不可能だ」

桜庭「ええ、確かにそうね。生半可な設備じゃ失敗に終わるわ」

毒を抽出することはできる…。けど設備が無い…
じゃあ九条は犯人じゃない?

…いや、ちょっと待て。あそこなら出来るんじゃないか?いや、あそこでしたんじゃないか?
だからあそこに――――

>>497から正しいコトダマを選べ
下2

正解!


有山「キッチンだ。キッチンなら毒の抽出が出来るんじゃないか?」

麻生「…キッチンですか?確かに出入りは自由ですけれど…。けどあそこで毒なんて」

辻斬「個人的な意見だが、毒となれば酷い匂いがしそうなのだが?気付くであろう」

有山「だからキッチンには大量に消臭剤が置かれていた。そうじゃないか?」

九条「ふっ…面白い。確かにキッチンなら設備も整っているし簡単な抽出くらいなら出来るだろう」

九条「ただ私が設置したと言う証拠はない。それに麻生の言っている通りキッチンは出入り自由だ」

九条「いや…待てよ。もしかするとあの日の夕食。昼食に毒が入っていたのかもしれない」

九条「誰かが毒を入れて。それを食べた二人が――――」

麻生「あの日の昼食を作ったのは私です!ですが…毒なんて…」

花菱「犯人はみんなそう言うねん!早く吐いて楽になろうや!のう?!姉ちゃん」

愛野「黙ってなさいよ!!!」

有山「いや。その可能性はない」

九条「何故だ?」

>>497から正しいコトダマを選択しろ
下2

有山「あの日の昼と夜はカレーだった。作り置いてたから誰でも食べれたんだよな?」

麻生「はい…それに常にレストランには誰かが居ましたから。毒を入れるのは不可能かと」

九条「隙をついたという可能性はないのか?」

麻生「お言葉ですが、あれは誰でも食べれる状況にありました…。ですのでカレーに毒を入れれば二人ならず全員が…」

愛野「それにカレーに毒入ってたとして、作用する時間がバラバラでしょ」

アリス「…一時間も…差がある…」

桜庭「カレーに毒が入っていたらと考えると、一時間の誤差はおかしいわね」

有山「ああ。だから二人は別々の場所に毒を仕込まれて殺された」

九条「けれどその犯行は誰にでもできる物だろう?私という確たる証拠がない」

九条「君の推理は浅瀬よりも浅い」≪反論≫

九条「先ほどから黙ってはきいていたが、その推理は浅すぎる」

九条「そんな物で全員の命を左右するなんて、笑い種だ」

【反論ショーダウン 開始】

コトダマ>>497
【薬局の毒】
【羽田木の部屋の紅茶】
【九条のドリンク】


九条「まず【私が石鹸を善知鳥に渡した証拠はない】【もちろん羽田木の紅茶に毒を仕込んだ証拠もない】」

九条「それともあの【ダイイングメッセージに私の名前でも書かれていた】か?」

九条「そうだ【私を疑う点はどこにもない】。あの犯行、私たち5人は自由に行う事が出来た」

九条「それとも何か?私を犯人だと決めつける決定的な何かはあるのか?」

九条「【ないだろう?】ならば私が犯人である、というのはお門違いだ」

九条「怪しいのは認めよう。ただ、怪しいだけでは答えにはたどり着けない」

九条「そうだろう?そうではないのか?」

【】の中身を蹴り崩せ
下2

正解!


有山「その言葉崩させてもらうぞ」

九条「…?」

有山「羽田木の紅茶、あれにはあり得ないほどの砂糖が入れられてたんだ」

九条「それが何の証拠になる?もしかすると砂糖ではなく毒かもしれないではないか」

辻斬「溶け残るほど毒を入れるバカがどこにいるのだ」

九条「仮にあれが砂糖だとしてだ。どうして私が怪しいと言うことになる」

麻生「甘いものを苦いと感じたり、味を感じれなくなったりする味覚障害…九条様は異味症だと仰いたいのですか?」

有山「その名前は知らないが、そう言うことだ」

九条「待て、羽田木の犯行は私にもできたかもしれない。だが善知鳥の犯行はどうだ?」

九条「私は女子たちがお風呂に行くなど微塵も知らなかった」

九条「そう、田中に覗かないかと言われるまではな」

九条「その短い時間で毒を抽出したり、毒を仕込んだりするのは不可能に近いぞ」

有山「…お前何言ってるんだ?」

>>497から正しいコトダマを選択しろ
下2

正解!!


有山「何言ってんだ。お前が田中に教えたんだろ」

田中「そうだぜ相棒!俺は九条から女子がお風呂に入るってことを聞いたんだ」

有山「つまりはお前にはいつでも準備することが出来たって言うことだ」

辻斬「…どうなんだ?今のは事実なのか?」

愛野「もうこんなの限りなく九条が犯人じゃない!早く投票に行くわよ!」


九条「ダイイングメッセージだ。ダイイングメッセージはどう解く?」

有山「……は?」

九条「何もこのように議論を続けることなんてない、それさえ解ければ犯人は分かる。そうだろう?」

愛野「往生際が悪いわよ!!」

花菱「けどさ。これさ、もしダイイングメッセージに違う人の名前書いてたら…」

ボブ「ゲームオーバーでーす!」

花菱「一応解いといた方がええんとちゃうかなと僕は思うけど…」

有山「…誕生日とかじゃないのか?」

九条「残念だが私の誕生日は2月27日ではない」


モノクマ「って言うか。この中に2月27日生まれはいませーん」

麻生「……ということは、誕生日ではない何かということですよね……」

花菱「何科の語呂合わせってわけでもないやろし…。別の文字に置き換えても…」

桜庭「魚座。2月27日の星座は魚座よ」

麻生「……誠に申し訳にくいのですが…でしたら私も魚座です」

花菱「うわっ!答え出たって思ってんけど…」

九条「私は魚座でもない。何を言っているんだ?」

田中「けど海洋学者だから魚って言うのも何となーく理解は…」

2月27日。魚座…。今まで出た情報はこれくらいだよな。
けどこれが正しいとしても犯人を導き出す方法なんて…

つうか頭使うのは俺には無理だ


桜庭「…ねえ。有山君、魚座って何日から始まるか知ってる?」

有山「…は?」

麻生「暦上でということですか?」

有山「魚座が始まる日?なんだそれ?」


【正しい選択肢を選べ】
1 18日
2 19日
3 20日
4 21日
5 22日

下2

桜庭「あら?そうだったかしら?」

有山「え?いや…間違ってるか?」

もう一回考え直した方が良いみたいだな…
何日だった…?

下1

正解!!


有山「……19だ」

分かんねえ、なら勘で答えるしかねえ。
パッと頭に浮かんだのが19だから、ここは19だ

桜庭「意外と賢いのね」

愛野「19日…27日……――――!?」

花菱「あー!はいはいはいはい!もしかしてそう言うこと?」

麻生「皆様何が分かったのですか?」

アリス「……うん。きっとそう言うこと」

田中「頭んなかパンク思しそうだったぜ…」

有山「何だ?何が分かったんだよ。」

花菱「19日から27日まで指折り数えてみいな。ほんなら分かるわ」


数える?指で?
19…20…21…―――――――――

有山「数えたぞ。これで何が分かるんだ」

花菱「はい。んじゃあ今指は何本折れ曲がってるかな?」

有山「……9本だぞ」

花菱「19日から27日までは?」

有山「9日かかる」

桜庭「つまり27日の魚座は9番目」

有山「―――――!!!」

九条「…ふっ」

有山「9番目…魚…」

もし羽田木が2月27日の数字を意図的に書いたとしたら。
魚座とそれが9番目だと言うことを俺らに知らせたかったとすれば

9で魚。それで連想できる人物はもう一人しかいない


九条「…上手くやられた、9番目の魚で九条か。確かに遠回しにではあるが、私であることを指し示しているな」

九条「舘が死んだ今、魚が関係する才能は私のみ。素晴らしいじゃないか!」

桜庭「という事は、あなた犯行を認めるのね?」

九条「ああ。けどもう少し楽しませてくれ。ここまで気分が高揚しているのは久しぶりなんだ」


愛野「…何笑ってんのよ!!!!」

【パニックトークアクション 開始】

九条「ここまで楽しいのは本当に久しぶりだ。ふ…ふははははは」

九条「私の知恵で二人も殺すことが出来たなんてな。酷く素敵なことじゃないか」

九条「知識は武器だ。私はそれを証明することが出来た。知識こそが私の全て」

九条「感謝しないとな!このような機会をくれたモノクマに。そして私を目覚めさせたモノクマの薬に」

九条「ふははははははは!最ッ高だよ!こんな気持ちは初めてだ!」

九条「どんな新種の生物を見つけ出した時よりも、そして数多の生物の生態を解明した時よりもだ!」

九条「君達も是非モノクマドラッグを飲んでみるといい。こんな素晴らしい気分になれるんだ」

九条「新しい世界へと旅立てる。倫理観なんてもういらないんだ。知識だけで生きている、知識が私を行動させる!!!!!」

九条「獣だ。そう!あの薬は私を知識の獣に変えてくれた!!!!邪魔な感情などすべて排除してな!」

九条「飲んで良かったよ!!ふははははははははは!!!!!!」


き て づ い な い た か っ

【言葉を並び替えて正しい言葉を作れ】

下2

有山「気づいてなかった…。そうだよな?」

愛野「…はぁ!?」

愛野「そりゃあ最初は誰かに飲まされたなら気づいていなかったでしょうけど、その後は自分の意思で飲んでたのよ」

辻斬「ああ。そうだ、今の今まで気づいていなかったとは考えにくい。それに日常的に薬を混ぜた料理だけを提供するとなればその人物が目立つ」

麻生「朝の料理に入れる隙はありませんでした…。それは有山様もご存知ですよね?」

有山「ああ。けど九条は何らかの方法で薬を飲まされ続けていたんだ、じゃないとおかしいんだ」

桜庭「おかしい?」

有山「副作用に一切気づいていなかった、普通なら隠そうとしないか?俺ならそうする」

田中「確かにそう言われりゃあ…。いっつも寝不足だからおかしいんだって言ってたもんな」

有山「だから今回の事件に手掛かりを残し続ける羽目になったんだ。」

花菱「ドリンクの味とか。溶け残った砂糖らしき何か。とかやな」

愛野「初回は別人に飲まされたのよ。それからは自分で常習的にモノクマドラッグを……」

桜庭「そうなんだったら副作用の事も熟知しているはずよ?だけど彼は一切副作用という事を考えなかった」

ボブ「けどそれだと飲ませた人が目立ちまーす。辻斬さんの言う通り目立ちまくりでーす」

九条「誰が飲ませたか。それか私が飲んだか。そんなのはどうでもいい」

九条「そんな事より早くこれを終わらせてくれないか?」

愛野「ちょっと!アンタ!アンタに薬を飲ませ続けた人って誰なのか答えなさいよ!」

九条「…さあ。誰だったか」

愛野「早く答えなさいってば!!!」

九条「…ふ。答えた方がいいのか?」

モノクマ「駄目だよ!ここで答えたら面白くなくなるじゃん!」

九条「モノクマに止められる…。やはりそう言うことか」


モノクマ「はいはいはい!お楽しみは後に取って置いて!有山君!事件纏めちゃって!」


モノクマ「じゃないと投票タイムに移るよ!!いいの?!」

モノクマに急かされるのは不服だが、結局は終わらせるしかない。
だったらさっさと終わらせる


【クライマックス推理開始】

Act1
今回の事件は【1】を誰かがクロに飲ませたところから始まる。
誰がどうやってクロに薬を飲ませたかまでは分からないが、その【1】こそが今回の【2】だったんだ
もちろん【1】の事を知っているのはごく少数で、大半は存在自体を知らなかった

Act2
そして【1】を飲まされ続けていた人物は、【3】を企画して女子たちの間に広めたんだ
殺人がそこで計画されているなんて事も知らない女子たちは、瞬く間にそれを女子内に広めた
それが犯人の殺害計画だと言うことも知らずにな

Act3
クロはまず今回の被害者の一人である【4】に近づいて、どんな【5】を使っているかという事を日常会話の中から聞き出したんだろうな
そしてそこに自分の作った【6】を混ぜた、更に【4】に【7】を仕込んだ【8】を渡して時限的な殺人を成り立たせようとした
見事にそれは成功し【9】に居る間に【4】は死亡し、証拠もほとんど残らなかった。
残った証拠を強いて言うなら【5】の【10】が悪くなるって言ったことくらいだ

Act4
そして【11】の殺害計画は【4】のより簡単だった。
【12】に毒を混ぜて飲ませるだけでいいんだからな、けどそれが今回のクロの大きなミスだった
【1】を飲まされている事に気付いていないクロは副作用で味覚がおかしくなっている事なんて気づいていなかった
だから【12】に大量の【13】を入れて、自ら証拠を残してしまったんだ

Act5
体の異変に気付いた【11】は死ぬ間際にダイイングメッセージを残した
かなり遠回しで分かりにくいものだが、そこからクロを連想することが出来た。


そう。ダイイングメッセージからも連想できる今回のクロは【14】。お前しかいない

毒薬 媚薬 モノクマドラッグ スイーツ女子会 お風呂女子会 九条 善知鳥 羽田木 石鹸 シャンプー 剃刀 カッターナイフ
毒 銭湯 レストラン きめ細やかさ 泡立ち 紅茶 コーヒー 塩 砂糖

【正しい単語を埋めろ!】


下2

【クライマックス推理開始】

Act1
今回の事件は【モノクマドラッグ】を誰かがクロに飲ませたところから始まる。
誰がどうやってクロに薬を飲ませたかまでは分からないが、その【モノクマドラッグ】こそが今回の【毒薬】だったんだ
もちろん【モノクマドラッグ】の事を知っているのはごく少数で、大半は存在自体を知らなかった

Act2
そして【モノクマドラッグ】を飲まされ続けていた人物は、【お風呂女子会】を企画して女子たちの間に広めたんだ
殺人がそこで計画されているなんて事も知らない女子たちは、瞬く間にそれを女子内に広めた
それが犯人の殺害計画だと言うことも知らずにな

Act3
クロはまず今回の被害者の一人である【善知鳥】に近づいて、どんな【シャンプー】を使っているかという事を日常会話の中から聞き出したんだろうな
そしてそこに自分の作った【毒】を混ぜた、更に【善知鳥】に【剃刀】を仕込んだ【石鹸】を渡して時限的な殺人を成り立たせようとした
見事にそれは成功し【銭湯】に居る間に【善知鳥】は死亡し、証拠もほとんど残らなかった。
残った証拠を強いて言うなら【シャンプー】の【泡立ち】が悪くなるって言ったことくらいだ

Act4
そして【羽田木】の殺害計画は【善知鳥】のより簡単だった。
【紅茶】に毒を混ぜて飲ませるだけでいいんだからな、けどそれが今回のクロの大きなミスだった
【モノクマドラッグ】を飲まされている事に気付いていないクロは副作用で味覚がおかしくなっている事なんて気づいていなかった
だから【紅茶】に大量の【砂糖】を入れて、自ら証拠を残してしまったんだ

Act5
体の異変に気付いた【善知鳥】は死ぬ間際にダイイングメッセージを残した
かなり遠回しで分かりにくいものだが、そこからクロを連想することが出来た。


そう。ダイイングメッセージからも連想できる今回のクロは【九条】。お前しかいない

正解!


九条「大ッ正解だ!ここまで見破られると逆に清々しいものがある。最高だよ。最高の気分だ」

麻生「…九条……様」

愛野「アンタ死ぬのよ!?今から!それなのに何でそんな笑ってられるのよ!!!」

九条「さあな。薬のせいじゃないか?とにもかくにも今は楽しくて楽しくて仕方がない」

アリス「……」

田中「駄目だ…完全にぶっ飛んじまってる」

九条「まさかでも私が知らず知らずの間に薬漬けにされていたなんてな。ふっ…それすらもおかしくてたまらない!」

有山「お前に薬を飲ませてたのって…。誰なんだよ!」

九条「それは――――――」

モノクマ「あーあーあーあーあー!やめてー!あーあーあーあーあー!これからもっと楽しくするんだから!やめてよね!」


九条「だがまさか…。『アレ』自体が薬だったとはな。少しおかしいとは感じていたが」


モノクマ「はい!はい!もう投票して!はーい!早く早く!」
















モノクマ「それじゃあお手元のスイッチを押してクロだと思う人に投票して下さーい!」

モノクマ「はたして、クロは誰なのか。投票は正しいのか?」

モノクマ「投票結果は正解なのか間違いなのか!」







モノクマ「それでは!発表しまーす!!」


























――――――――――――――――――――

【九条】 【九条】 【九条】

   チャッチャラチャ~♪

―――――――――――――――――――――


























【学級裁判 閉廷】











モノクマ「はい!今回も見事大正解!超高校級の美化委員である羽田木純クンと超高校級の助産婦である善知鳥唯さんを殺したのはー」

モノクマ「超高校級の海洋学者である九条浩一郎クンでしたー!!!」


九条「死ぬのか。ふっ……」

モノクマ「もう!余計な事言う前にさっさとオシオキ終わらせないと!」


九条「おいモノクマ。死ぬ前に一言ぐらいいいだろう?」

モノクマ「あーもう。仕方ないな!ボクは優しいから特別に許可してあげるよ!」

モノクマ「はい!どうぞ!」



九条「決して信じるな」




モノクマ「超高校級の海洋学者である九条浩一郎クンの為に、スペシャルなおしおきを用意しましたっ!」


モノクマ「では、張り切っていきましょう!おしおきターイム!」

















【GAME OVER】

クジョウクンがクロにきまりました

 おしおきをかいしします



























                      【HAPPY OCEAN SHOW】



                                     超高校級の海洋学者 九条浩一郎 処刑執行



















九条は四方を水に囲まれたプールに用意された歪な台の上で立っている。
しばらくすると九条の目の前に蝶ネクタイを付けたモノクマが現れた

モノクマは軽く手を叩く。するとプールから多数の小魚が飛び上がって飛沫を浴びせはじめた

色とりどりの小魚が跳ねる要するは綺麗だが、飛沫のせいで九条はびしょ濡れだ

次に手を叩くと次は小魚たちが九条に体当たりを始める。
よろけて台の上から落ちそうになるが、九条は何とか持ちこたえた

モノクマは次は笛を吹いた。

すると無数の鮫が九条の周りをクルクルと回り始める。
九条は顔を青くしながら、ただ台の上に立っている
鮫の一匹が九条に飛び掛かるも、間一髪で九条はそれを避ける事が出来た


鮫たちが九条の周りを旋回している中。モノクマはひときわ大きく笛を吹いた



―――ゴゴゴゴゴゴゴ



―――ボチャンッ

すると台が大きく揺れ始めて、勢いよくプールの中に沈んだ

―――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――




何もなくなった巨大なプール。そしてそこに浮かぶイルカをモチーフにしたネックレスとモノクマ

プールから巨大な影が現れてモノクマとネックレスを一飲みにする。

そう、モノクマたちが台だと思っていたのはプールに潜む巨大な魚の背中だったのだ

モノクマ「いやっほうっ!!エクストリィィィィムッ!!」

モノクマ「いやー!今回も凄かったね!さいっこうに絶望的だったね!」

もうここに居るのは9人。
殆どのメンバーが姿を消した


辻斬「……」

麻生「帰り…ましょうか」


モノクマ「うん。ちょーっとまってよ!」

帰ろうとする俺らの前にモノクマが立ちふさがる。
エレベーターに乗せまいと両手を広げている

モノクマ「ちょっとボクの話に付き合ってよね!」

花菱「なんやの急に?何するつもりなん?」


モノクマ「何するつもりって?そんなの決まってるじゃん!」

















モノクマ「動機発表だよ」















麻生「動機発表!?」

愛野「ふざけないでよ!!!!」

モノクマ「いやぁ。今回我慢してたからさ!疲れちゃって疲れちゃって」

モノクマ「というわけでもう早速動機発表しちゃいまーす!」

ボブ「いやでーす!ボブは帰りまーす!無理でーす!動機嫌でーす!」

辻斬「…どのみちこれを聞かないと帰れないのであろう。ならば…」

モノクマ「そうそう。今回はすっごく早く終わるからさ!オマエラ楽しみに聞いててよね!」

モノクマはそう言うと裁判場の自分がいつもいるところに戻った。
そしてクマらしくない咳払いをすると、俺らにこう言った



モノクマ「オマエラの中に。ボクと通じてる裏切り者が居ます!」

花菱「いやいやいや!僕やない!僕やないで!?そんな怖い顔でみんといてーな!」

愛野「状況的にアンタしかいないでしょうがよ!!!」

モノクマ「まあまあまあ。これが今回の動機ね!」

動機の発表。多分今までの中で一番最悪な部類の物だ
俺らの中に裏切り者が居る。俺ら生き残った9人の中に


モノクマ「まあ、色々と裏で動いてくれててボクはとーっても助かってます!」

桜庭「裏切り者は一人なの?そしてまだ生きているの?」

モノクマ「うん!裏切り者は一人だよ!ちゃーんとオマエラ9人の中に居るよ!」

緊張感が一気に張り詰める。俺らの中に裏切り者が居る。
今まで協力して生き延びてきた俺らの中に、俺らを騙していた奴がいる

最悪だ。

本当に最悪の事態だ


モノクマ「というわけで帰っていいよー。もう動機発表終わったし」


有山「……」


九条の最期の言葉…それってこういう意味だったのか

愛野「信じられない!!!!裏切ってたやつがいるなんて!!!!」

愛野「嫌よ!そんな汚い奴に殺されるくらいなら私は部屋に籠るから!!!」

麻生「あ…愛野様!お待ちください!」

愛野「近寄んないで!アンタが裏切り者の可能性だってあるのよ!」

アリス「……」

田中「泣くな泣くな!お前らも喧嘩やめろって!嘘かも知んねーだろ!」

花菱「さて。裏切り者は誰なのか」

ボブ「ボブじゃないでーす!」

桜庭「私も裏切り者なんかじゃないわ」

花菱「んま!それは今回の事件の後で!っちゅう奴やな!」

辻斬「裏切り者が死ぬか罪を犯すかすればいいが、それ以外だと…最悪だ」

今までにない最悪の空気の中で、俺らの裁判は幕を閉じた。
そしてこれから今までにない最悪が幕を開けようとしていた













【CHAPTER3】

誰がスズメを殺したの?
僕だとコマドリ言いました。 【完】



生存人数9名










長くなりましたが三章はここまでです
毎度毎度お付き合いありがとうございます!!

いつも温かいご声援ありがたく頂戴しています!

またまた次スレに移動すると思うので、このスレもご批判要望感想その他いろいろとかリクエストとかにお使いくださいな
質問も受け付けます!暫くの間は多分すぐにお返しできると思います!

まぁモノクマドラッグ飲まされてんじゃねーかなとまでは思ってたが毒作ったとか予想外過ぎた
それはそうとコトダマもっと増やして良いと思う
3章はもう7つがデフォだし
お前それで解けんの?って言われたら今回のは多分無理だが3つは寂しい
抽出も出てないけど無いなら無いで問題ないと思う
論破と賛成の混在が無いのは他の括弧が使いにくかったのかなとは思うけど最後にさらっと書かれてるだけだとうっかり見落としやすいな

>>629
貴重なご意見ありがとうございます

成程、コトダマの数を増やしてもいいんですね
難しくなるかもと思って3つにしていました

抽出は次回から使おうと、括弧の使い分けは次回からして見ますね!
参考になります!ありがとうございました!!

論破→【】
同意→〔〕

で使い分けできないかな? 他スレで使われてたやつだけど

>>631
わざわざありがとうございます!
とてもたすかります!

まぁ正直今回事件そのものが普通に難しかったしそれに救われた感あるわ
いや追いかけてる内に終わっちゃって参加できなかったけど
でもその辺の要素あった方が面白いのは間違いない
別に(4章手加減しろということでは)全くないです

>>633
大丈夫です。4章は鬼難しく設定してますんで
どうぞ皆様の安価で簡単にしてくださいな

麻生さん不幸な目にしかあってないな、まぁ精神的に危ういのはアリスなんだけど
そういや、4章で死者が出なかったりみたいなことも安価次第では可能なの?

>>635
はい!もちろん死者を出さない方法もあります
けれどかなり難しいと思います、動機も動機ですから

そういえばアリスの睡眠薬取り上げてたらどうなってた?

>>639
取り上げてたら。事件がもっと複雑になっていたかもしれません
多分アリス被害者になってたかな…

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