【R18モバマス】輿水幸子「少年のファクトリア」 (44)

※幸子の同級生♂がオナニーを目撃されて幸子からソフトSMを受ける話です
※幸子が嫌がらせを受けている設定など、オリジナル要素が多いです
※言葉責め、足コキ、手コキ、中出し、破瓜、搾精、アナル責め要素あり

過去作
【R18モバマス】佐久間まゆ「運命シンドローム」

僕の通っている中学はこの前まで有名なお嬢様学校だった。

共学になった今も女子の比率は大きく男子を上回っている。

大勢いる女子の中でも輿水さんは一際目立っていた。

輿水幸子といえば、クラスどころか学年全体でも品行方正で通っている優等生だ。

偏差値の決して低くないこの学校でテストの成績は常に上位陣にいて

おまけに目も綻ぶような美少女とくれば、教師たちの受けも良いし

男子たちもほっておく訳がない。

そんな訳で彼女の周りにはいつも男子がいた。

僕はというと、そんな高嶺の花である彼女を遠巻きから見ている事しか出来なかった。

そんな輿水さんは女子から嫌われていた。

彼女たちが輿水さんを嫌うのに大した理由はない。

教師たちに良い顏して、男子たちにちやほやされていれば

高飛車でなくったってその娘は学校で苛められるのに

充分な資格を持っているものなのだ。

「輿水さん、このノートやっておいてくれる?」

四時間目が終わると、女子グループが

休み時間にノートを六冊まとめて輿水さんの机に置いた。

輿水さんは字が綺麗でノートまとめが上手いからという理由で

テスト期間が近くなると十人単位で授業のノートを彼女に預けて清書させるのだ。

確かに彼女のノートは丁寧で分かりやすくまとめられている。

だけどテスト前にこれだけのノートを清書させられたら

必然的に自分の勉強時間は取れない。

そして一日でもノートを返すのが遅れると、女子たちはまるで

大罪を犯したかのように彼女を責め立てるのだ。

そんな彼女に、周りにいた男子は何も言わない。

手伝おうにも筆跡でバレるし、何よりここでは女子の方が発言権が強いのだ。

下手に手伝ったら自分たちもどんな嫌がらせを受けるか分からない。

輿水さんも意地になって黙って自由時間の大半を清書に費やしていた。

そんな風に女子から嫌がらせを受けていた輿水さんを、僕はあの日までずっと見守っていた。

――ある日の放課後、部活に行こうとした時

忘れ物に気づいた僕は教室に帰っていった。

輿水さんの机には他人のノートが高く積まれている。

可哀想に。彼女は部活にも入れず、大して感謝もしない女子たちのため

放課後に清書をしなければいけないのだ。

その時、ふと僕は彼女の机の脇を見た。

殺人的なノートの山に隠れて、トートバッグが掛かっている。

その口からは体操服が覗いていた。

そういえば四時間目に体育の授業があったのを僕は今更ながら思い出した。

「……」

魔が差した、としか言いようがなかった。

僕はトートバッグから輿水さんの体操服を取り出した。

手に掴んでしばらくしていると、布地に染み込んだ汗と一緒に

輿水さんのつけていた香水の匂いが薫ってくる。

僕たち男子には逆立ちしても出せないような良い匂いだ。

たまらず僕は彼女の体操服を顏に当てて深呼吸した。

さっきよりも強い女の子の汗の匂いが鼻腔を

制圧してきて脳髄をかき回し、くらくらさせる。

そのまま顏に押し付けていると、あの可愛い輿水さんの胸に

抱き締めてられているような気分になって、最高の心地になった。

そんな時、今までズボンの中で大人しくしていた僕のがいきなり騒ぎ始めた。

ぐんとジッパーを壊して突き破らんとしているそれは、中々収まらず

ますます帆を雄々しく立ててズボンを引っ張った。

とにかくここはそれを縮めようと、僕はそれを外に出して

大好きな女の子の体操服を嗅ぎながらシュッシュッシュッシュッと本能に従ってしごいた。

「……何をしているんですか?」

数分間のオナニーでトリップしかけていた僕は、後ろから聞こえたその声で我に返った。

強張る首を動かして振り向くと、ドアの所に輿水さんが立っていた。

恐らくトイレにでも行っていて、帰って来たのだろう。

僕は考え得る限り最低の現場を彼女に目撃されてしまった訳だ。

我慢汁を垂らした臨戦態勢のぺニスも、体操服を嗅いでいる所も

僕に言い訳の余地を与えてはくれなかった。

「ごめんなさい!」

僕はズボンを下げるのも忘れて、その場で土下座した。

とにかく輿水さんに謝り通すしかなかった。

家や学校で僕は大人しい真面目な人間として通っている。

こんな変態行為が学校中に知れたら、僕はどこにも居場所はなくなってしまう。

「お願いします、何でもしますから!
 この事は秘密にしておいて下さい!」

「……。本当に、何でもするんですか?」

頭上で輿水さんの冷たい声が聞こえた。

「はい、何でもします! だから……!」
「……。じゃあさっき何をしていたのか、もう一度やってみて下さい」

一体何がどうなっているのだろう。

輿水さんに見守られる中で僕はさっきの続きをしていた。

彼女の体操服の匂いで肺胞を満たして、右手で赤く膨れたのを一生懸命しごいていた。

「ボクの服を嗅いでオチンチン膨らませたなんて、とんだ変態さんですね!」

輿水さんは僕のぺニスを眺めながら嘲笑している。

「教室でオナニーしてボクの体操服に
 君の汚ない匂いが染み付いたら、どうするつもりだったんですか?」

僕は輿水さんに罵倒されながらも、ぺニスを一層勃起させて

だぶついた皮を前後に引っ張りながらオナニーに励んだ。

声も掛けられなかった憧れの輿水さんが今、僕だけに話しかけてくれている。

どんな形であれ、僕と二人だけの時間を作ってくれている。

それが嬉しくてならなかった。

彼女の視線を浴び続けたぺニスは限界に達した。

彼女の目の前で先をプクゥと膨らませたそれは、ビュクンビュブルルッ

と握った手すら振りきろうと震えて精液を飛ばした。

精液は二つ隣の机の端まで飛んだ。

僕は息を荒げてぺニスを握った浅ましい姿を輿水さんに晒していた。

今までしたオナニーの中で一番気持ち良く、一番遠くに飛んだ。

教室で、可愛い娘に見られながらするのが

こんなにも気持ちの良いものだとは思わなかった。

「ふふ、あんなに飛ばして……君には恥もプライドもないんですか?」

やっと先端が項垂れ始めた時、輿水さんは僕の頬に

手を当ててじっと見つめてきた。頬に触る彼女の小さな手は優しかった。

「こんな人を野放しに出来ませんね。これから君はボクのペットにします。
 カワイイボクの命令は絶対ですよ?」

――それが、僕の新しい人生の始まりだった。

「はぁ、はぁ……! ううっ……輿水さんっ……!」

いつもの寂しい教室の風景の中に、僕と輿水さんはいた。

あれから事あるごとに彼女は僕を

放課後に呼び出して、射精をするまでオナニーをさせた。

僕は彼女の命令のままにいつもぺニスを勃起させ、その軽蔑色の視線を感じながらしごいた。

そうして僕たちは奇妙な秘密の時を共有していた。

「どうしました、オチンチンの元気がありませんよ?」

輿水さんは椅子から立って僕の顏を覗き込んだ。

それも当然で、僕は彼女の言うままにもう三発も射精を見せた所だった。

しごいても僕のは伸びた皮の中に縮こまるばかりで勢いはどんどんなくなっていく。

「えっ、輿水さんっ……!」

手を伸ばしていきなりぺニスを握って来た彼女に、僕は思わず腰を引いた。

「手伝ってあげます。カワイイボクの手ならすぐに硬くなりますよね?」

そう言うと輿水さんは僕のを優しく前後にしごいてくれた。

精液をプラプラと未練がましく先端にぶら下げているぺニスをしごいて

彼女は戸惑う僕の表情を観察して微笑んでいた。

ああ、いつもペンを握ってノートに綺麗な字を書いている娘の手が

こんな汚いものを握ってオナニーを手伝ってくれている!

僕は感動とも驚きとも取れない興奮を覚えて硬くしていった。

「ふふふ、すぐに巨きくなりましたね!
 ま、カワイイボクが気持ち良くしてあげているので、当然ですね!」

輿水さんは得意気になって、僕のを丁寧にしごいている。

彼女の可愛い手でオナニーされるなんて、夢のようだった。

小さな女の子の手中で僕のぺニスはビクンビクンと

汚ならしく我慢汁を漏らして震えていた。

「輿水さんっ……!」僕は言った。「もっと、もっとしごいて!」

「んー? 何をしごいて欲しいんですか。はっきり言って下さい」

輿水さんの手が緩んだので僕は必死に懇願した。

「チンポです! 輿水さんの手で、僕の臭いチンポ強くしごいて苛めて下さい!」

輿水さんは心底楽しそうな顔で、僕のぺニスを

さっきよりも強めにキュッキュッとしごいた。

彼女の親指と人差し指のリングが、僕の敏感な雁首を何度も締め付けて刺激する。

それが気持ち良くて思わず腰を捻ってしまう。

「ああ、出るっ! 輿水さんにしごかれて、……出るうぅぅぅぅ!」

ビュックンビュックンビュプッ!

輿水さんに握られたまま、僕は一発目に負けないくらい多量の精液を噴き放った。

あまりの射精感に涙ぐみ、膝がかくかくとして踏ん張る力まで搾り出されたようだ。

「ふふ、まだまだこんなに溜めていたんですね。
 全くしょうがない変態さんです♪」

輿水さんは律動が止まるまで僕のを放さなかった。

すっかり射精し終えて腰を床についた僕の前に

彼女は右手をそっと差し出した。

その手は僕の精液が点々と付着していた。

「君の汚いオチンチンのミルクでカワイイボクのカワイイ手が
 こんなに汚れてしまいました。
 射精させてあげたんですから、しっかり綺麗にして下さい」

僕はこくりとうなづいて輿水さんの手から自分の精液を舐め取った。

青臭い味と臭いにむせながら、彼女の手を舐める権利を

得られた喜びを、僕は噛み締めていた。

「んー? もう変態さんのミルクは出ないんですか?」

輿水さんはこの日も僕のを一杯しごいて射精させてくれた。

僕は椅子にもたれながら丸出しにした尻を輿水さんに向けている。

彼女は逆手で僕のぺニスをしごき、手にした牛乳瓶に僕の精液を搾り出していた。

屈辱的な搾精を受けながら、僕は彼女の手のなすままに

臭い精液を射精し、瓶に溜めていく。

だけどそれも限界だ。輿水さんに散々搾られた僕のは

柔らかいまま頭を持ち上げようとはしなかった。

「しょうがないですね。えい!」

輿水さんは僕のお尻にいきなりリコーダーを突き立てた。

彼女はそれで僕の肛門をほじくり返しながらシコシコとぺニスをしごき続けた。

刺さったリコーダーの穴からぴゅう、ぴゅう、腸内の空気が情けない音として漏れ出ていく。

得も言われぬ異物感と変態的な快感を同時に覚えた僕のは

ムクムクと再び膨れ上がって瓶の口につかえるくらいに巨きくなった。

「アハハハ、その調子ですよ。変態さん♪」

輿水さんにお尻を玩具にされて、僕はしこたま直下の牛乳瓶に

びゅうどびゅうと搾りたての精液を発射した。

――その次の日、学校の給食で残飯の中に

精液とおぼしき異物の混入した牛乳瓶が見つかった。

数日経っているそれを発見し、知らせを受けた学校は

忍び込んだ変質者の犯行と見て、全校集会を開いて注意するように呼び掛けた。

動揺する女子たちの中でただ一人、輿水さんだけは顔色を変える事はなかった。

あの精液入り牛乳瓶の出所は僕と輿水さんだけが知っている。

それから三日後、輿水さんの前に座っていた女子が

音楽の授業中にリコーダーの下部をクンクンと嗅いで顏をしかめていた。

輿水さんに嫌がらせをしていたその女子は、僕の肛門の臭いのついたリコーダーを

怪しみつつも休み時間に洗っていた。

僕はそれを見て良い気味だと思いつつ股間を密かに膨らませていた。

また放課後に輿水さんに苛められたくて堪らなかった。

輿水さんが346プロダクションのアイドルとしてスカウトされたのは

僕とこんな関係になってから半年経とうとしていた頃だった。

アイドル活動によって彼女と僕の楽しい時間は、瞬く間に減っていった。

彼女はメディアに露出するとすぐにそのキュートなルックスでブレイクした。

期待の新人として週刊誌やテレビでは特集が組まれて、一躍人気者になった。

「脚でおっきくするなんてどこまで変態なんですか?」

昼休み――体育館の倉庫で落ち合った僕たちは、またあの刺激的な時間を楽しんだ。

輿水さんは二段の跳び箱に腰を掛けながら僕のを脚で苛めていた。

ストッキングのすべすべした肌触りに加えて、女の子の

柔らかな土踏まずの感触が僕のを絶え間なく刺激して

天に昇るような心地にさせてくれた。

「それでですね、プロデューサーさんは
 ボクの可愛さを全然分かってないんですよ。可哀想でしょう?」

僕のを足蹴にしながら輿水さんはアイドル活動の事をよく話してくれた。

たまに会う時、彼女はいつも決まって事務所のプロデューサーの話をする。

それを聞きながら、僕は輿水さんの足裏のぬくもりを感じ

ビクンビクンして我慢汁を漏らして、彼女のストッキングを濡らしていく。

「ボクの可愛さを、プロデューサーさんにはもっと知ってもらうべきなんです。
 ボクの事で頭が一杯になるくらいにね」

輿水さんの脚でしごかれながらも僕は彼女のプロデューサーに嫉妬していた。

こんなに彼女が夢中になってくれるプロデューサーが羨ましくて仕方がなかった。

彼の話をする時の輿水さんは本当に楽しそうで

テレビで見るのとは全然違う笑顔を見せてくれた。

学校では決して見る事の出来ない、その笑顔が眩しかった。

輿水さんのペットとして、僕は彼女のライブもずっと見続けている。

ステージの上で歌い、踊る輿水さんは誰よりも輝いていた。

「ほら、カワイイボクが君にご褒美をあげますよ?」

輿水さんは何と僕の前で精液まみれのストッキングを脱ぎ

更にはその下のショーツまで脱いだ。

脚を開き、見せびらかすように脱いだ彼女は

脱ぎたてのショーツを僕の顔に被せた。

体操服とは違う、直に嗅ぐ輿水さんの女の子の匂いに

僕は大声を上げたいほど歓喜にうち震えた。

初めて嗅ぐ未知の臭いに、いつもより飛んだ。

輿水さんはそんな僕を笑ってくれた。

輿水さんは約束を守って僕の事を内緒にしてくれている。

次の日も、その次の日も、彼女は相変わらず女子からノートを押し付けられていた。

僕はそれを遠くから見ているだけ。だけど放課後だけは違う。

彼女は僕を苛めて笑ってくれるし、僕は彼女の特別な顏が見られる。

それが何よりもうれしかった。

僕は今日もライブが終わった後、輿水さんにノートを届けるつもりだ。

以前よりノートまとめの嫌がらせは減っていた。

しかし、中には惰性というかあとには引けない気持ちから

いつまでもノートを渡してくる女子もいる。

そして今日渡さなければ返却期限まで間に合わないノートが

いくつかあると輿水さんはLINEで僕に知らせてくれた。

輿水さんに教わったように僕は東側の関係者入り口から侵入した。

本来は警備員が何人かいるはずなのだが、輿水さんから聞いた通り

この時間帯は誰もいなかった。

ここに配置された警備員たちはみんなギャンブル好きで、異常のない限り

ライブが終わるやいなやアイドル兵藤レナさんのいる楽屋で

賭けトランプをしに行く。そういう事も輿水さんは教えてくれた。

会場裏をうろうろしていた僕は、なるべく人の居なさそうな陰のある場所を歩いていた。

輿水さんの言う通り、そこにはアイドル仲間の星輝子さんがいた。

ノートは彼女に渡すよう言われている。

「輝子さんは知らない人とのコミュニケーションに慣れていないんです。
 輝子さんならノートを渡しても深い詮索をしたり
 不審者として通報したりもしないはずです」

輿水さんのアドバイスに従い、こうして難なくノートを

渡し終えた僕は、すぐにここから帰るつもりだった。

しかし、不慣れな建て物の中で少し迷ってしまった。

「……この前も言ったはずだぞ、幸子」

うろついて五番目に見えた角を曲がろうとした時、幸子という単語が聞こえてきた。

僕は立ち止まって壁の向こうを少し覗いた。そこにはスーツ姿のいかつい男がいた。

ひょっとすると、この人が輿水さんの言っていたプロデューサーかもしれない。

その向こうには花束を持った輿水さんがいた。

ライブの時の衣装のまま、彼女は寂しそうに項垂れていた。

やがてプロデューサーとおぼしき男はその場を去っていった。

こっちの方に来なくて良かったと安堵して顏を出した。

「あの、輿水さん……こんばんは」

「……」

「ぼ、僕、道間違えちゃって……」

「……」

「ノートは渡したんだけど、どうすればいいかな」

輿水さんは花束に顏を伏せたまま、黙って左側の通路を指差した。

僕の方は見向きもしなかった。

そのまま帰った僕はずっと彼女の様子が気になっていた。

彼女は泣いていたのだろうか。

プロデューサーと一体何があったのだろうか。

あんな落ち込んだ様子で清書出来るかな。

そんな事を考えながらその日は帰った。

そんな事があってから一ヶ月経ち、僕は輿水さんと学校で会った。

久しぶりに会った彼女は、いつものようにノートの清書し

男子たちに愛想良くサインを書いていた。

彼女は笑っていたが、その笑顔はどこか寂しそうだった。

誰もいない放課後の教室で彼女は待っていた。

いつもと何も変わらない光景なのに何かが違っていた。

「輿水さん……」

僕はズボンから出した局部を巨きく膨らませて彼女の前に立った。

一ヶ月オナ禁して溜まっているこれを

今日はどんな風に苛めてくれるのか期待して息が乱れる。

輿水さんが近づいて僕の竿をあの小さな手で握った。

彼女は軽く二・三度しごいた後、そっと唇を重ねてきた。

輿水さんとのキスはこれが初めてだった。

それまで僕は一方的に弄ばれるばかりで、彼女と恋人のような事は一切しなかった。

例え頼んでも男として眼中にない僕には、させてくれなかったかもしれない。

「んっ……」

輿水さんの肩を抱いて、僕は彼女の唇を貪った。

こうして抱くと、輿水さんは本当に小さくて

守りたくなるような可憐さがある。

その肩も細く小さくて、強く抱き締めると壊れてしまいそうに感じた。

唇は柔らかくて可愛くて僕を夢中にさせた。

輿水さんは何も言わず、僕のキスを受け入れてしごいている。

好きな子の手コキとキスを同時に受けられるなんて

これ以上の興奮はない……はずだった。

だけど僕は、どこか物足りなさを感じていた。

彼女は優しかった。

いつものような言葉責めも、恥ずかしい射精鑑賞もしなかった。

「んっ……!」

僕は輿水さんとキスしたまま輿水さんの手の中で射精した。

輿水さんの手コキは気持ち良かったのに、その日の精液はあまり飛ばなかった。

輿水さんは僕のを早漏チンポだとか情けないだとか全く言わず

ティッシュペーパーで優しく露を拭き取ると、そのまま何も言わずに帰っていった。

輿水さんの様子は次の日も、その次の日も同じだった。

前は体も触らせてくれなかったのに、今は抱きついても何も言わなかった。

調子に乗ってキスの最中にあの可愛いお尻を撫で回しても全く喜びも嫌がりもしなかった。

「……プロデューサーさん……」

ただ、抱き締めている時に蚊の鳴くような声でそんな呟くのを聞いた。

「輿水さん、何か言った?」

「……」

輿水さんの顏を見ると、彼女は俯いたまま無言で首を横に振った。

プロデューサーさんと何かあったのか、僕は確認せざるを得なかった。

「輿水さんに何かあったんですか?」

「えっ、あっ……?」

数回目のライブの後で、僕は輿水さんの事が気になって

ノートを渡す時に星輝子さんに聞いてみた。

この頃になると僕は「輿水幸子にいつもノートを届けてくれる人」と認識されていて

サインとかもせがんだりしないので

短時間なら楽屋裏にも入らせてくれるようになっていた。

「あっ、それはね……や、でもそれを私に聞くのは、うん……」

僕にいきなり尋ねられた星さんは

分かりやすいくらいドギマギしていた。

今までただノートを受け取るだけの応対で良かった人間から

急に質問を投げ掛けられたので戸惑ったのだ。

「どうしたの、輝子ちゃん……?」

「あっ、小梅ちゃん……その、私……」

その時助け船を出してくれたのが、カワイイボクと142'Sのメンバー、白坂小梅さんだった。

彼女に僕はもう一度同じ事を尋ねてみた。

すると、白坂さんはこんな事を話してくれた。

「この事は内緒だよ? 実は私も輝子ちゃんも

 人から聞いただけなんだけど、確かに幸子ちゃん

 最近元気がないし、本当の話かなって思うだけで。

 あのね、幸子ちゃん、この前のライブの後でプロデューサーに

 花束渡して告白したらしいの……付き合って下さい、って。

 でもプロデューサーさんは幸子ちゃんの事を振っちゃったんだ、って。

 『自分はプロデューサーだから、アイドルと個人的な関係になってはいけない。

 だから何度もそんな形でアプローチしてくると、こっちも迷惑だ』って言って……」

それを聞いた僕は声を張り上げたい衝動を抑えて、やっと

ありがとうございますとだけ礼を言うと、その場を去った。

胸奥でぐるぐると黒い螺旋が起こり、一向に整理がつかない。

僕には、プロデューサーの言い分も分かる。

アイドルに手を出すプロデューサーは最低の人種だと思う。

だから付き合えないと言った彼の行為は真面目だし、正しい。

だけど、僕はそんなプロデューサーとしての姿勢を崩さなかった彼に怒りを覚えていた。

何であの輿水さんを振ったんだ。

輿水さんは本気であんたが、プロデューサーが好きだったんだ。

恋していたんだ。いつもあんたの事を口に出して、笑ってた。

あんたから褒められたら、その事を何回も嬉しそうに僕に聞かせて……。

そんな輿水さんが花束を出して本気で告白したんだよ。

なのに迷惑だなんて……そんな言い方があるか!

輿水さんがなぜ急に優しくなったのか、僕は今になって理解出来た。

彼女は振られてとても傷ついたに違いない。

元々自分の可愛さに自信を持っていた女の子だから

失恋した時のショックは相当なものだったんじゃないか。

そして、不器用な彼女はペットである僕に優しくして自分を慰めていたんだ。

「輿水さん」

その翌日の放課後、僕は誰もいない教室でまた輿水さんとキスした。

彼女はこの前と同じようにその甘く柔らかな唇で、僕の口を吸った。

だけど……その瞳に僕は映っていなかった。

彼女の眼はきっと今もプロデューサーさんを追っている。

決して結ばれる事のないあの人を。

離れた僕たちの唇を熱の籠った唾液が結んでいる。

それに引かれ合うようにして、僕はそのまま輿水さんを机に押し倒した。

今まで従順な犬だった男が襲ってきて、流石の彼女も虚を突かれたらしい。

机の上で仰向けになった彼女は、驚いた様子で僕を見上げる。

やっと彼女の意識に僕が映り込んだのだ。

それまで、僕は彼女の言うがままに弄ばれてきた。

僕を支配していた約束という名のリードは、彼女の手を離れて久しいが

僕の心はもう輿水さんのものと言って良かった。

……気落ちしている主人を見て、心配をしない犬などいない。

「やぁっ……!?」

無気力ながら抵抗の意志を示す輿水さんの言葉を無視して

僕は彼女の細脚を大きく左右に開いた。

淡い水色のストライプがショーツに良く映えている。

スカートの中から覗くそれに指をかけて脚を伝わらせて脱がした。

前に一瞥した彼女の女の子をマジマジと見つめる。

美しいスジの通った無毛のそこは、ほのかに妖しい匂いを醸し出していた。

「やぁんっ……! だっ……だめぇ……!」

堪らず顏を股に挟ませ、そのまま熱い肉色の溝に舌を差し入れる。

初めて舐めるそこは薄いチーズに似た匂いが籠っていて

嗅いでいるだけでも興奮して股間と鼻がどうにかなってしまいそうだった。

頭にかかったスカートの向こう側では、輿水さんが

例の蕩けるような可愛い声を圧し殺して小さく何度も喘いでいた。

その切ないリズムを聴いていると、恥ずかしい所を舐められて

恥じらっている彼女の顏が目に浮かんでくる。

口元がベトベトになるまで舐め回して充分濡らした後、僕は輿水さんに覆い被さった。

鼻と鼻がくっつきそうになるくらいの距離で見た彼女は、男の夢そのものだった。

こんなに可愛い女の子を振る人間がいるなんて

信じられないくらいに魅力的で、そしてどことなく

苛めたくなる気持ちにさせてくれた。

「やあっ……! やだぁ……!」

僕の反り返ったものが輿水さんの中へと

ゆっくり、ゆっくり、とその姿を隠していく。

彼女は身を捻って挿入に抵抗した。

しかしその度に膣内は艶かしく蠢き、僕のを一層心地良く締め上げていく。

生まれて初めて、僕は教室で女の子を犯している。

痛いんだろうか、中ほどまで来た時に彼女の体が強張り

その綺麗な瞳にじんと熱い涙が湧き出てくるのを見た。

「……痛い、輿水さん?」

その時、輿水さんは泣き叫びもせずにじっと堪えていた。

その様が可哀想でありながらもいじらしくて、ゾクゾクするほどに可愛かった。

生唾を飲んだ僕は、ますます狭く熱くなっていく奥に向かって

一層硬く膨れていく青春のシンボルを押し込んでいった。

「んっ……」

輿水さんの小さな胸が大きな息で上下する。

僕のはもう根元まで入っていた。

初めて奥に到達した僕には、ほとんど余裕がなかった。

机に寝た輿水さんの体を抱きながら、発情した雄猫のように激しく腰を振って膣を苛めた。

熱くて狭い彼女の中は、どこまでも心地良くて

挿入れているだけでとろとろに崩れて融けてなくなりそうになる。

そんな最高の膣感を貪るように、僕は尻を上下させて荒々しい性欲を彼女にぶつけ続けた。

クラス一、いや、世界でだって一番カワイイ輿水さんと

平凡を絵に描いたような下僕の自分が今誰にも邪魔されないセックスをしている。

尻にじわと汗がにじみ出ていく事すら気づかずに彼女の中をぺニスで掻き乱していった。

根元は輿水さんの垂れ流す女の子の汁でぬめりと濡れていく。

突きまくってそれが幾滴もの細かな飛沫となって彼女の机を濡らしていった。

「あっ、ああんっ……こんなのって……!」

興奮でクラクラとしながら、僕は輿水さんのカッターシャツのボタンをむしり取った。

はだけたシャツの間から宝石のような素肌が目に飛び込んできた。

白く眩しく輝く彼女の胸は控えめながらもしっかりと膨らんでいた。

桜桃に似た小さめの乳首を親指の腹でこねるように押さえると

硬くなったそれは、ぐっと立って不埒な指を押し返してくる。

彼女の体をそうして満喫していくうちに、僕は肉欲で何も考えられなくなっていた。

「輿水さん……!」

肉の衝動に突き動かされた僕は、輿水さんの上体を抱き

その乳房にむしゃぶりつきながら強かに硬い欲望を荒々しく突き入れた。

もう輿水さんの魅力は底無しだった。

あのプロデューサーが輿水さんの気持ちを無視するというなら

僕が代わりに輿水さんを幸せにしたい。

愛される事の喜びを、傷心している彼女の肉体に教え込みたかった。

輿水さんがプロデューサーを好きでいたように、僕はずっと君の事が好きだった。

プロデューサーの代わりになれるかどうかは分からないが、この抑え難い

好きという気持ちは君のプロデューサーへのものにも負けないくらい強い。

「輿水さん、輿水さんッッッ――!」

一瞬だった。僕のは大きく膨らんだ後で暴発し、びゅぐんびゅぶるるると

へばりつくような粘っこい大量射精を輿水さんの奥で迎えた。

彼女の左右の乳首を交互にしゃぶりながら

憧れの女の子に赤ちゃんの素を注ぎ込む快楽に酔いしれた。

輿水さんが痙攣する度に唇に咥えている彼女の乳首が震えた。

彼女もどうやらこの射精でオルガスムスを迎えたらしい。

白いペンキを蹴っ飛ばしたように頭の中が真っ白になりながら

子宮口にキスした先っぽは壊れた蛇口同然になって

いつまでも律動を繰り返して体液を噴き出していた。

赤ちゃんが出来るかもしれない恐ろしく濃そうな精子が、メチャクチャな勢いで

まだまだ噴き出て、気持ち良過ぎる。

僕は抜かずに腰を捻って子宮口に残り汁を

塗りたくりながら輿水さんの乳房にキスの嵐を注いだ。

もっと、もっとしたい。輿水さんとセックスしたい。輿水さんに中出ししたい。

このすらっとした彼女のお腹に赤ちゃん出来て、ボテッと巨きくなるまで

僕の遺伝子をずっと注ぎ込みたかった。

それ以上の事は考えられなかった。

「あっ、ああんっ……!」

僕と輿水さんは肛門を教室のドアに向けながら

誰もいない教室で尻を重ねてセックスを続けた。

赤い夕日が暖かく僕らを包んでくれる。

輿水さんはうつ伏せになって机にしがみついたまま、僕の執拗な挿入に喘ぎ続けた。

スカートから見える彼女の白くて小さなお尻に、汗の滴がぽつぽつと滲み出ていた。

抜いて挿してを繰り返している結合部では白く泡立った精液が

まとわりついてどんどんと面積を増やしていった。

溢れた精液がねとぉっと糸を散々引いた後

一滴、一滴、上履きや床に垂れ落ちる。

輿水さん。僕はプロデューサーには、なれない。

だけど、君に負けないくらい君を愛する事が出来る。

僕は決して彼女を離さないし、悲しませたりもしない。

「ううっ……!」

ピストンで波打つ白尻は僕の乱暴な想いを全て受け入れてくれる。

段々と僕の形になっていく奥の具合が、堪らなくいとおしい。

教室に響く、僕と輿水さんの卑猥なメロディー。

このまま二人で、どこまでも翔んでいけそうだった。

「輿水さんッッッ! 好きっ、好きだぁぁぁッッッ!」

輿水さんに密着した僕は、その体勢のまま二回目の閃光が瞬くのを感じた。

さっきよりも大きな膨張を繰り返して、ぶびゅぶうぅっぶぴゅるるっ

と汚ならしいくらい大きな発射音が結合部から溢れ出てきた。

輿水さんは机の端を掴んだまま背を弓なりに反らして射精が終わるまでよがっていた。

「はぁ……はぁ……輿水さん……」

汗ばむ輿水さんの小尻を撫でながら僕はゆっくりと引き抜いた。

ぬらりとした濃白の精液が帽子のように先を包んで

門までしっかりと橋を架けていた。

所々に溶けかけている薄桃色は処女を奪った時のものに違いない。

輿水さんは机に体を預けてぐったりとしていた。

「おーい、誰かいるのかー?」

暗くなりかけた教室のドアを見廻りの先生が開けて覗いた。

「居ないのか。トイレだな、きっと。放課後は早く帰れよー」

先生は尻を掻きながらトイレの方へと歩いていった。

スリッパの音が聞こえなくなるまで、僕と輿水さんは教壇の下に重なって隠れていた。

「……まだ居ますか?」

「ううん。もう向こうに行ったみたい」

僕は輿水さんのシャツを整えた。彼女はその間ずっと笑顔だった。

それは僕が見たかった、いつものあの笑顔だ。

「……もう、カワイイボクをこんなに
 乱暴に扱うなんて、本当に君はケダモノですね!」

輿水さんは教壇にかけた手で頬杖をつきながらズボンを穿いている僕を笑った。

「ごめん……」
「僕がカワイイからと言ってこんな事をするなんて
 君にはもっともっとしつけが必要なようです。
 ……でも、お陰で何か吹っ切れちゃいました」

輿水さんは僕の胸に顏を埋めた。

僕も反射的に彼女を抱き締めた。

「君とプロデューサーさんなんて比べ物にならないんですからね。
 だから……これから一杯ボクを愛して、プロデューサーさんの事
 忘れさせなきゃダメですよ、良いですね?」

鼻先を人差し指で押された僕は大きくうなづいた後、輿水さんにキスをした。

このキスは誓いのキスだ――僕が永遠に彼女のものになり

愛し続けるという意志そのものだった。

以上です

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