【ガルパン】「妹が結婚した」【百合】 (26)

・百合注意
・まほエリ注意
・いちゃいちゃ注意



まほ(うう…、頭痛ぁ…、気持ち悪ぅ…、飲み過ぎたぁ…、こんなのお母さまに知られたら何言われるか…)

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まほ(ってなんで私全裸なんだ!?ていうかここどこ!?…落ち着け、思い出せ、確か
昨夜、みほの結婚式の2次会の後で…、そうだ、ここエリカの部屋だ!)

エリカ「あ、おはようございます、コーヒー入れましたよ。いま朝食の準備しますから」

まほ(なんであいつ全裸にエプロン一枚の新妻ルックなんだよ!?)

まほ(落ち着け、だんだんと思い出してきたぞ、2次会の後でエリカと飲みなおしてて…)

数時間前…

エリカ「いい結婚式でしたね…、私、本当に泣けて…って隊長、まだ泣いてるんですか?」

まほ「うう…みほ…『待ったぁぁぁぁ!』って叫んでティーガーⅠで式場に突入すればよかった…」

エリカ「まあ合法化されたとはいえ同性婚ってのはショックだったかもしれませんが…」

まほ「いや、それはいいんだ、戦車道なんてやってたら女同士なんて全然珍しくないし」

エリカ「そういえば身近では小梅と直下履帯子(仮名)が付き合いだしたみたいですし」

まほ「大将!ハイボールお替り!濃い目でお願い!」

エリカ「相手が気に入らないんですか?」

まほ「彼女はすごくいいやつだと思うよ、みほのことを心から愛してるし、本当に尊敬してるのが
わかるんだ。みほに相応しい人間になろうとしてがんばって、みほの方でもそれに応えようとして、
お互いに高め合う理想の二人だと思う」

まほ「本当にみほのことが好きなんだろうな、いつか喫茶店で会ったとき、お前が嫌味言ったら
彼女が真っ先にみほのことかばったし」

エリカ「またそれを言う!何年たっても酒が入るたびにそれ蒸し返しますね、あの後ちゃんと本人に謝ったじゃないですか。
それに帰ってから2時間近くネチネチと説教されたし」

まほ「当たり前だ!あんなふうに身内をディスられて怒らないやつはいないよ!まったく、好きな子に意地悪したがるなんて、
男子小学生かお前は!」

エリカ「気付いてたんですか…」

まほ「そりゃ気付くよ!私だけじゃなくて小梅も直下履帯子(仮名)もマウス車長子(仮名)も
みんな知ってるよ!ていうかなんで気付かれないと思えたんだ?定食屋の店先にハンバーガー屋の
看板出して隠れてるような感じだったぞ?」

エリカ「あうう…」

まほ「大将!ハイボールお替り!更に濃い目で!」

エリカ「それ以上濃くしたらストレートになっちゃいますよ」

まほ「いや、本当に彼女に不満があるわけじゃないんだ、いいやつだって思うし、戦車乗りとしての
技量も大したものだよ?戦車道の経験がなかったのに独学であそこまでの知識と技術を身につけてる
なんて、本当に戦車が好きなんだろうな。散髪屋やってるご両親もすごくいい人だし、みほは幸せに
なれると思う。でも…」

エリカ「淋しいんですね?」

まほ「うん…、小さい頃からずっとお姉ちゃんお姉ちゃんって後ついてきたみほがお嫁に行っちゃうなんて…」

まほ「これが飲まずにいられるか!大将!ジントニック!ジン濃い目で!」

エリカ「ああもう!飲み過ぎですよ!それ飲んだら帰りましょう!」

まほ「そうだな!河岸を変えよう!4次会どこにしようか!」

エリカ「今何時だと思ってるんですか!開いてるとこもうほとんどありませんよ!」

まほ「だったらコンビニ行こう!コンビニで酒買ってお前の部屋で飲もう!」

エリカ「バカ言わないでください!」

まほ「コンビニ…、みほは本当にコンビニが好きで一度入るとなかなか出てこなかったっけ…
うう…、どうしてこんなことに…」

エリカ「故人を偲ぶような言い方やめてください!縁起悪いなあもう!すみませーん、
勘定お願いします。ほら、行きますよ!」

まほ「みほぉぉぉ!お姉ちゃん淋しいよぉぉぉ!」

エリカ「近所迷惑ですよ!もう本当に行きますよ!」

まほ「お前だって淋しいだろうがぁぁぁ!」

エリカ「そりゃ私だって淋しいですよ!あんなことがあって、隊長も家元も立場上厳しくせざるを
えなくなって、お互いすごく辛かったと思います。だからって私に何も言わずに転校しちゃって…」

まほ「あいつの性格は知ってるだろう、相談なんてしたらお前まで巻き込んで迷惑をかけると思ったんだよ」

エリカ「ほら、着きましたよ。いま水持ってきますから」

まほ「うう…、ごめん…」

まほ「なあエリカ、私たち、組んで戦うようになって何年くらいになるかなあ」

エリカ「さあ、初めて一緒に戦ったのが私が小学6年生で隊長が中1じゃありませんでしたっけ」

まほ「そうだなあ、それから中学、高校、大学ときて、今じゃプロリーグでも一緒だからなあ」

エリカ「スポーツ新聞に『長年連れ添った女房役』なんて書かれたこともありましたね」

まほ「実生活でも女房役できないかな…」

エリカ「え?」

まほ「なあ、私じゃみほの代わりになれないかな…」

エリカ「ちょ、ちょっと!なに言い出すんですか!?」

まほ「そりゃあ、みほと違って無愛想だし人付き合い苦手だし、料理とか家事は壊滅的だけど…」

エリカ「水飲んで酔いを醒ましてください!…本気にしちゃうじゃないですか…」

まほ「酒の力を借りないと言えないよ、こんなこと…、みほの代わりは私じゃ無理かな…」

エリカ「隊長は隊長ですよ、誰かの代わりなんかじゃありません…、隊長は子どもの頃から
ずっと私の憧れの人だったんですよ、一緒に戦えるようになって本当に嬉しかったんです。
本当に私でいいんですか?」

まほ「お前はみほのことが好きだったから私も言い出せなくて…、なあ、今更だけど
つき合ってくれないか…」

エリカ「本当に今更ですね…」

まほ(てなことがあって、その後(R板への強制移転を防ぐため削除)になって…、酒の力って怖いなあ、普段
隠してることが全部出ちゃったよ…)

エリカ「さっきニュースで言ってたんですけど、同性カップルへのIPS細胞を使った単為生殖が
保険医療になるかもしれないそうですよ」

まほ「いくらなんでも気が早すぎるだろ…」

まほ(彼女が『西住殿を私にください!』ってウチに来たとき以上の修羅場になりそうだなあ…、
同じ門下生だし…、でもまあいいか、なるようにしかならないだろ、お母さまやお父さまには
悪いけど…)

               終

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