【安価】ゾンビ「……ぁ゛あ゛ー……」 【continue】 (28)


【安価】ゾンビ「……ぁ゛あ゛ー……」
【安価】ゾンビ「……ぁ゛あ゛ー……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423788821/)

こちらのコンティニューとなります。
今夜24時前後から再開する予定です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465479076



    ガギャギャギャッッ!!


黒髪ゾンビ(……!)


私は咄嗟に背後のエレベーターを適当な階に指定して閉じさせる。

少女Bが奮った腕、或いは刃状の鱗に覆われた翼によってエレベーターが破壊されかねなかったからだ。

『仲間』に指示を出す。


───── 【少女Bから離れて、外へ逃げて!】 ─────


受付だった場所は半壊していたものの、次々と振り下ろされる刃の翼を茶髪が避けて少女Bの意識はそちらへ集中している。

今なら逃げ出せるだろう。


問題は……

黒髪ゾンビ「少女」



────────── ギュルルルッ!! カシャカシャカシャンッッ!!

少女B?「……ァ、ぁ…ぁひゃはははぁ!!」



声が、届いていない。

少女Bに『声』も叩き付けたが、茶髪や周囲に破壊を撒き散らしているのに変化がない。


黒髪ゾンビ(……何故?)


再び『声』を少女Bに向けて放つ。

───── 【少女、止まって】 ─────


    ゴッ!!

少女B「ぁぁ…ぁあはははハハはハハハ……ッ」

< カシャンッ……ギチギチギチィッ


止まらない。

未だ茶髪を狙って更に腕を変質させている。

どうしたら止められるのか、私はその姿を少しだけ観察してみた。


茶髪「……」ズサァァッ…!

───── 【お母さん、少女の胸にああなった『核』があるの】 ─────


その時、不意に『声』が私に届いた。


黒髪ゾンビ「……核?」

< ゾルンッ!!

    ズガァッ!!


茶髪「……っ」スタッ

───── 【心臓……少女をおかしくさせてる物があるんだよ】 ─────

───── 【それを壊せれば……】 ─────




────────── ッッパァンッ!!



少女B「…………か、ヒュ……ッ!?」グラッ

黒髪ゾンビ「……」


茶髪が言い終える寸前、少女が両腕を振り上げて何かを投げようとしたのが見えた。

私はその姿に自身の『あれ』を重ねた。

何をしようとしたのかも、茶髪の言っている事も分からないが……良いこともないのは間違い無さそうだった。


だから、私の持ち得る限りの全力で少女の胸を爪先で蹴り貫いたのだ。


< ズルッ……ガシャンッ

黒髪ゾンビ(これが核?)


脚を引き抜くと、爪先が刺し貫いていた赤いガラスの玉が砕けてしまう。

そして同時に少女の腕から大きな音を立てて細かな鱗が全て抜け落ちていった。


< ガシャァア……ザラザラザラザラ……!

少女B「……ぅ…あ」ドサッ


黒髪ゾンビ「少女……」

茶髪「お母さん、大丈夫?」

黒髪ゾンビ「大丈夫」

茶髪「少女はあの核のせいで、周りの物を壊そうとしていたの」

黒髪ゾンビ「そうなの?」



茶髪「うん、『思い出した』から間違いないの」




【前スレ安価→当時の酉内数値を満たしていたのに加え、正解の選択肢が選ばれました】

【ペナルティ=『仲間』二体の死亡を回避しました】
【ボーナス、黒髪ゾンビの知能と支配力が5上昇しました】

【『茶髪が無傷で【タイプA=少女B戦】をやり過ごす』を達成しました】
【茶髪の知能と個性が共に25まで上昇します】
【銃火器の使用が可能になりました】

【以降、全ての安価で茶髪との会話によるボーナス、シナリオ展開が追加されるようになりました】




※……消失したデータを修正、作り直しながらステータスを作成しています。

ステータスを今回のスレで改めて開示するのが困難な為、時間が掛かります。

>>1じゃないけど忘れてるから前スレのあらすじを適当に書いておこう

ゾンビが黒髪に擬態
茶髪やヘルメット、少女達を食ったりキスして仲間にする。
たくさん食べて知能が上がった黒髪がさらなる食事をするためにショッピングモールに向かう
人間らしい行動が出来る黒髪がなぜかゾンビにならない超人からの危機を脱する
黒髪が超人を引き付けてるうちに少女が独自行動
少女と少女Bが一体化してその場にいた茶髪を襲う

こんなとこか?

>>20
ありがとうございます、大体そんな所です。

【現時点でのステータスの復旧と計算が終わりました】
【黒髪ゾンビだけ開示します】


黒髪ゾンビ

【知能】…32.5☆☆☆   【腕力】…11   【脚力】…56.5☆

【個性】…14    【脂肪】…17   【感染速度】…72☆☆

【耐久力】…21☆(☆☆)  【魅力】…102★★   【支配力】…36★

☆……60から『特殊感染母体-強襲型-脚部限定』への変異が可能、変異後の耐久力に40を追加
(変異後の脚力に100を追加、変異する度に脚力に2のボーナスが発生)

☆☆……70から『特殊感染母体』への変異が可能、変異後の耐久力に40を追加

☆☆☆……生前の記憶が補正する為、人間との会話において不自然さを無くすボーナスが常時発生
(銃火器に加えて建設用重機、データハッキングが可能……ただし初回のみ『必ず失敗する』)

★……少女B等の『感染母体』を通じて『特殊感染体』以外のゾンビに命令を下す事が可能、また……無線機等の通信機器にノイズを発生させる

★★……知能が30以上の場合、コミュニケーションを取った人間に対して性交渉やその他の会話に有利なボーナスを発生
(野良の特殊感染体の性別が異性の場合、支配下に置けるチャンス安価を一度だけ取れる)


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