【ミリマス】P「misunderstand×misunderstand」 (25)

10thBDフラゲ勢が辛いのと、4thチケット祈願も兼ねてふと思いついたテーマで。琴葉はカップリング自在で本当に面白い子だなぁって
短いです、テンプレ注意事項

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misunderstand (動詞)
他 ~を誤解する
自 誤解する

「はい確認とれました、オッケーです」

灼熱少女「お疲れ様でしたー!」

ミリP「みんなお疲れ、次の打ち合わせするから少し待っててくれな。琴葉、みんなを頼む」

琴葉「はい、わかりました」

琴葉「みんなお疲れ様、プロデューサーが戻るまで楽屋に戻って休憩ね」

恵美「いやー同じポーズずっと取ってたから肩凝ったー」

環「えー!環はまだまだ遊べるぞー」

恵美「これが若さってやつかねー美也もお疲れー」

美也「将棋を指す時、2時間くらい同じ姿勢とってることありますよねぇー。なんだか似てますねぇー」

恵美「あー…よくわかんないけど将棋と雑誌モデルは違うんじゃないかな?」

海美「肩甲骨に効くストレッチあるよ!みんなも一緒にやる!?」

琴葉「そうね、みんなでやりましょうか。とりあえず片付けの邪魔にならないようにスタジオ出ましょう」

「はーい」

海美「はい、いちにーさんしー」

環「いちにーさんしー!」

美也「環ちゃん柔らかいですねー」

恵美「琴葉、ストップ!ちょっとストップ!」

琴葉「恵美、貴女最近柔軟サボったわね」

恵美「ぎくっ」

琴葉「もう…18なんて体すぐに固くなっちゃうんだから」

恵美「き、気をつけまーす…あ゛あ゛腕取れるぅ!」

海美「はい終わり!琴葉の言う通り、柔軟は毎日やらないとね」

恵美「本当にそう思う…ところでさ、この後みんな暇だよね?」

琴葉「えぇ、スケジュールは入ってないわ」

恵美「じゃあみんなでご飯食べに行こうよ」

環「やったー!環お腹すいたー」

美也「お夕飯にもちょうどいい時間ですねぇ」

琴葉「そうね、最近はソロの仕事も増えて、灼熱少女で一緒にいる時間も減ってきてたし」

海美「私もお腹ペコペコ…何食べる?」

環「たまきは美奈子のチャーハン食べたい!」

恵美「さ、佐竹飯店かぁ…。よしプロデューサーにも付き合ってもらおうか」

環「おやぶんも一緒!」

琴葉「恵美、貴女今度グラビアの仕事なかった?…大丈夫なの?」

恵美「大丈夫大丈夫!アタシ琴葉と違って栄養頭に行かず胸に行くから」

琴葉「おかしい、褒められたのか貶されたのかわからない…頭に栄養行ってないのかしら」

P「入るぞー」

美也「あ、プロデューサーさん戻ってきましたねー」

環「おやぶん、美奈子んち連れて行って!」

P「そうそう、晩飯誘いに来たんだが…佐竹飯店でいいのか?」

海美「環が中華な気分なんだって」

P「そうか…でもいいのか恵美、お前グラビアの仕事あったろ」

恵美「やだやだ、ウチの堅物さんたち同じ事言ってる」

琴葉「それもしかして私入ってるの?」

恵美「大丈夫だって、私太りにくいから」

P「まぁ恵美がそう言うなら」

美也「栄養は全部、お胸に行くんですよねー」

恵美「あ、ちょっと美也!プロデューサーの前でそういう事言わないでってばー」

美也「照れ屋さんですねー」

P「…お願いだからそれ絶対に千早の前では言うなよ?」

恵美「アッハイ」

美奈子「はいチャーハン5人前!(一人あたり)」

環「いただきまーす!」
美也「いただきます」

Pことめぐ「…いただきます」

海美「だ、大丈夫だって、食べた分動くこれでオッケー!」

P「食べきれなかったら俺が食うから、安心してくれ…」

ことめぐ「そんな死んだ目で言われても…」

美奈子「どんどん作りますから、どんどん食べてくださいね!」

...

恵美「さすがにお腹いっぱい・・・」

P「ベルトがきつい…いや今は生きてることを感謝しなきゃな…」

琴葉「美味しい…美味しいのに」

海美「量がね…」

環「たまき杏仁豆腐食べたい!」

美也「わたしは胡麻団子ですねぇ」

「嘘でしょ…」

・・・

P「じゃあ皆車に乗っててくれ、美奈子お勘定頼む」

美奈子「え、もういいんですか!?まだエビチリとか麻婆豆腐とか作ってませんよ?」

P「勘弁してくれ…」

ある日

海美「最近この二人だけでの仕事増えてるよねぇ」

琴葉「みんなバラバラでの仕事が増えてるのはいいことなんだろうけど、少し寂しいわね」

?「あの、失礼しまーす」

琴葉「はい、どうぞ」

?「あの、765プロの田中琴葉さんと高坂海美さんですよね?」

海美「そうだけど…あ、もしかして今日一緒に収録する!」

?「346プロダクションの者です、今日はよろしくお願いします!」

琴葉「ごめんなさい、わざわざ来てもらっちゃって」

?「いえ、私もお菓子を差し入れさせてもらってるので丁度いいんです」

?「あ、これバウムクーヘン焼いたんです、よかったらどうぞ」

海美「うわぁ美味しそう…それに大きい!」

琴葉「春香ちゃんのカップケーキとかもすごいけれど、これはものすごいわね…」

?「あ、一人一個あるので遠慮なくどうぞ!」

ことうみ「えっ」

?「美味しいから大丈夫ですよぉ」

琴葉「…いやそういうレベルの話では」

?「美味しいから大丈夫ですよぉ」

海美「美味しいなら大丈夫な気がしてきた」

?「美味しいから大丈夫ですよぉ」

数分後

海美「これは『試練』だ…食欲に打ち勝てという『試練』だと受け取った…ッ」

琴葉「…はっ!?全部食べ切ってる!?」

海美「い、今起きたことをありのままにry」

これまたある日

海美「代役で」

琴葉「グルメロケですか?」

P「あぁ、紗代子と環が地方ロケから戻れなさそうでな。お昼の生番組だったんだが、これ以上は二人を待てそうにない」

P「今日の13時からのゴゴナンデスだが、二人はでられるか?」

琴葉「大丈夫です、今日はレッスンの予定でしたから」

海美「それにしてもなんで私達なの?プロデューサー」

P「奔放な子に真面目そうな子が振り回される絵が欲しいらしくてな。はい、台本。流れだけは頭に叩きこんでおいてくれ」

海美「うんうん…あれ私って環枠?」

P「一時間後には車出すから用意しておいてくれ」

琴葉「はい、わかりました」

海美「私って精神年齢低いのかなぁ」

……

琴葉「面白い商店街だったわね、すこしはしゃぎすぎたかしら」

海美「今日も暑かったね…シャワー浴びてから帰ろうか」

海美「ああーさっぱり!」

琴葉「ふふ、確かに。でも湯冷めしないように早く乾かすようにね?」

海美「はーい!あ、久しぶりに体重測っておこうかな。ちょうど目に入ったし」

海美「……」

琴葉「ちょっと海美?どうしたの鳩が豆鉄砲を食らったような顔して」

海美「琴葉…アタシもうダメかもしれない…」

琴葉「いったいどうしたの…ってこれ体重計?」

海美「こんなに一気に太ってたなんて…」

琴葉「海美には珍しいわね…どれくらい増えたの?」

海美「三キロちょっと…」

琴葉「それはかなりマズイわね」

海美「雑誌の撮影も近いのに…どうしよう」

琴葉「とりあえず今夜は明日からの減量を考えましょう。プロフィールまで落とすのが目標ね」

海美「琴葉ーありがとー!」

琴葉「ちょっと海美、抱きつかないでってば、もう仕方ないわね…」フフフ

琴葉「一応私も測っておこうかな」

琴葉「………」

海美「琴葉?どうしたの鳩が迫撃砲を食らったような顔して」

琴葉「海美、いまからランニングよ…走り込んで脂肪をブレイズアップさせなきゃ…」

海美「あっ…(察し)」

P「おーい、誰かまだ残ってるのかぁ?入るぞ」

琴葉「プ、プロデューサー!?」

海美「た、体重計隠さないと」

P「お、二人ともこんな時間まで残って自主練か?お疲れ様」

海美「あ、あはは…」

琴葉「そんなところです…」

P「うんうん、熱心でよろしい。でもあんまり根を詰めないようにな」

海美(い、いえない…いっつも運動運動言ってる私が太ったなんて…しかもよりによってプロデューサーになんて…)

琴葉(言えない…プロデューサーに自己管理もできないだらしない女なんて思われたくない…)

P「今日は代役助かったよ。紗代子たちが詫びにこれ、家で食べてくれって」

海美「マカロン!おいしそぉ〜」

琴葉「ちょっと海美!わかってるの?」

海美「はっ、そうだった…」

P「どうかしたか?」

ことうみ「なんでもない(です)!」

P「お、おう。そうか、それじゃ二人とも気をつけて帰るようにな」

ことうみ「はい…」


P「おーい、誰かまだ残ってるのかぁ?入るぞ」

琴葉「プ、プロデューサー!?」

海美「た、体重計隠さないと」

P「お、二人ともこんな時間まで残って自主練か?お疲れ様」

海美「あ、あはは…」

琴葉「そんなところです…」

P「うんうん、熱心でよろしい。でもあんまり根を詰めないようにな」

海美(い、いえない…いっつも運動運動言ってる私が太ったなんて…しかもよりによってプロデューサーになんて…)

琴葉(言えない…プロデューサーに自己管理もできないだらしない女なんて思われたくない…)

P「今日は代役助かったよ。紗代子たちが詫びにこれ、家で食べてくれって」

海美「マカロン!おいしそぉ〜」

琴葉「ちょっと海美!わかってるの?」

海美「はっ、そうだった…」

P「どうかしたか?」

ことうみ「なんでもない(です)!」

P「お、おう。そうか、それじゃ二人とも気をつけて帰るようにな」

ことうみ「はい…」

・・・

琴葉「最近確かに食べること多かったから、少し増えてるかなとは思ってたけど」

海美「人ってこんなに簡単に太れるんだね…」

琴葉「海美…痩せるわよ」

海美「うん…でもどうやって?あんまりダイエットとか詳しくないよ私」

琴葉「私にいい考えがあるわ」

テテテーテー(例のアイキャッチのSE)

志保「あの、なんで私が呼ばれたんでしょうか…」

琴葉「お願い志保ちゃん!可奈ちゃんという実績のある貴女にしか頼れないの!」

志保「いや私はプチシュー没収して走らせただけなんですが…」

海美「志保先生、お願いします!」

志保「えぇ…(困惑)わかりました、お二人には日頃から演技やダンスで指導していただいてますから」

志保「撮影までの一週間、全力でお手伝いします」

ことうみ「ありがとう志保(ちゃん)!」

かくして二人の過酷な挑戦が始まったー

志保「まずは新陳代謝を高めましょう、ウィンドブレーカー着たままランニングです」

琴葉「ちょっと待ってねアミノバイタル飲むから」

海美「走るのは好きだけど、この時期にこの格好は暑いよぉ」


志保「大縄跳びです、大きく飛ぶことを意識して100回ワンセットで」

海美「みて琴葉、なんかカンフーみたい」

琴葉「よく正拳突けるわね…まるでサモハ◯… 」


志保「両手に持った雑巾で交互に窓を拭いてください」

海美「なんか癖になる動きだね」

琴葉「あれ?これってベストキッ…」

やよい「うっうー!窓拭きなら私もお手伝いします!」


志保「私が木を揺らしますから、舞い落ちる木の葉を掴みとるんです」

海美「これが流行りのボクササイズ?」

琴葉「うつべし…うつべし」


志保「膝上、肩上に置いた皿からジュースを零さないで下さいね」

海美「ねぇ待ってこの液体さ伊織のオレンジジュースだよね!?」

琴葉「これは酔…というかオレンジジュースで酔えるのかしら…」


そして一週間が経ち、二人は再び体重計の前にいた。志保の厳しい試練を乗り越えた琴葉と海美は意気揚々と足を踏み出したが…

琴葉「そんな…あれだけやって」

海美「これだけしか減ってないなんて…」

琴葉「もう駄目…体重管理もできないなんて…アイドル失格ね」

海美「フッキーン…ハイキーン…キョウキーン」

P「ただいま戻りましたー…って二人ともどうした!?」

海美「燃えつきちゃったよ…真っ白にさ…」

琴葉「脂肪は燃えませんでしたけどね…」

ことうみ「………」ズーン

P「うわぁアイドルがしちゃいけない顔になってる…ん?そこにあるのは」

P「あぁ、これはあの時(2のコミック小鳥回参照)の!」

琴葉「知ってるんですか、プロデューサー?」

P「これ中のバネ壊れてるんだよ、処分したと思ってたのに…何処にあったんだ?」

海美「壊れてる…壊れてる!?プロデューサー、じゃあ重く表示されたりとか…?」

P「えっーと…確かプラス何キロかされるんじゃなかったか?」

琴葉「ってことは」

海美「私たち…」

ことうみ「太ってない!」

P「もしかして最近二人の様子がおかしかったのは、体重気にしてだったのか」

海美「だって急にあんなに太ったら」

琴葉「誰だって動揺しますよ、プロデューサー」

P「それもそうか、因みに今何キロくら…」

ことうみ「………」ジトー

P「あぁ悪かったってデリカシー足りなかったなだからそんな目で見ないで」

P「…とにかく、この体重計は処分しなきゃな。でもやよいと千鶴は勿体無いっていいそうだし…」

琴葉「どれだけ値が増えるのか書いておけばいいんじゃないですか?」

海美「なるほど!すごいよさすが琴葉!」

P「そうだな、よしその方法でいこう。ありがとな琴葉」

琴葉「い、いえ…たいしたことでは…」

P「よし、海美。悪いけど冷蔵庫から2リットルの水取ってきてくれないか」

海美「りょーかい!」

琴葉「なるほど、あれならぴったり2キロですね」

P「そういうこと、2キロの水がどれだけ重く表示されるのかで補正値を考えよう」

海美「とってきたよー!」

P「ありがとう海美。それじゃ置くぞ」

ことうみ「……」

P「えっと4キロだから…プラス2キロだな」

ことうみ「えっ」

P「…『2キロ重く出ます』と、これでよし。あれ二人とも?どうした鳩がハイパーメガ粒子砲食らったような顔して」

琴葉「あのプロデューサー…」

海美「ちょっと外…走ってくる…」

P「あ、おい!海美琴葉!いまから灼熱の収録だって、おーい!」

understand (動詞)
他 ~を理解する だと気付く と解釈する
自 わかる よく知っている

大修館書店ジーニアス英和辞典第4版より

おわり

女の子の一キロと男の一キロには天と地の差があるらしいです(彼女談)
みんなも気をつけてね
にしてもことうみって素晴らしいですね、灼熱のデュエットの下りは何回も聞いてます
今度はグラブルかモバマス書きたいですね。それではおやすみなさい

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