【ミリマス】琴葉「まつりちゃんの学生時代……?」【安価】 (57)


恵美「そ!」

琴葉「またどうして急に……」

恵美「いやー……昨日、なんとなーくシアターの皆の学生時代を想像してみてたんだけどさ」

琴葉(恵美ってそういうの好きそうよね……)

恵美「どうしても、まつりがあのキャラで学生やってる姿がイメージできなくて」

琴葉「まあ……言いたい事は分からないでもないけど」

恵美「でしょ?」

琴葉「そもそも、昔話どころか私生活の部分すら把握してない人の方が多いもの……」

恵美「あーあ、誰かいないのかなー……まつりの学生時代を偶然知ってる、劇場の友達……」

エレナ「ワタシ知ってるヨー」

恵美「!?」

琴葉「!?」

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琴葉「え、エレナ!?」

エレナ「エッヘッヘ……この間、偶然プロデューサーがマツリについて話してたの盗み聞きしちゃったんだよネー!」

恵美「ほ、本当に!?」

エレナ「ウン!」

琴葉(というか、あのまつりちゃんからプライベートを聞き出したプロデューサーさんって一体……)

恵美「そ、それで!? まつりってどんな学生だったの!?」ワクワク

エレナ「えっとネー……高校の時は、>>4な子だったらしいヨ!」

お姫様

とびきりぱわほー!


エレナ「とびきりパワフルな女の子だったらしいヨ!」

恵美「えっ」

琴葉「えっ」


琴葉「ぱ、パワフル……?」

エレナ「うん!」

恵美「た、確かにスポーツ関係のイベントだと、当たり前のように活躍してたけど……」

琴葉「何かの聞き間違いなんじゃない……?」

エレナ「そんなことないヨ!」

琴葉「ほ、本当に?」

エレナ「だってプロデューサーが、まつりは素手でリンゴを握り潰せるぐらい力持ちな女の子だっテ……!」

琴葉「」

恵美(ひょっとして今の私達、かなり綱渡りな会話をしてるんじゃ……)


恵美「そ、そんな……」

琴葉「お、落ち着いて恵美」

恵美「まさかまつりが、毎日空気椅子で電車通学して、放課後はレスリング部も真っ青の重量挙げをするような女の子だったなんて……」

琴葉「そこまでは言ってなかったような気がするんだけど……」

エレナ「あ! そういえば中学時代についても話してたヨ!」

琴葉「!?」

恵美「ちゅ、中学のときはどうだったの!?」

エレナ「えっとネ……>>9!」

毎日違う女の子をはべらせていた


エレナ「毎日違う女の子を……エート」

恵美「エレナ……?」

エレナ「あんまり聞きなれない言葉で……なんだったかナー?」ウムム

琴葉(意外と交友関係は広かったのかしら……)

エレナ「あ、思いだしたヨ!」

琴葉「?」

エレナ「マツリは中学時代、毎日色んな女の子をはべらかせて遊んでたって!」フフン

琴葉「」

恵美「」


琴葉「え、ちょっと……え?」

エレナ「ワタシも、『はべらせる』って言葉の意味が良く分かんなかったんだけど……」

琴葉「は、は、はべらせてたって……!」カアア

エレナ「要はタブン、仲良しになるってことだよネー!」アハハ

琴葉「まま、間違ってはないと思うけど……その……!」

恵美(琴葉の反応が初々しくていいなあ)


琴葉(ま、まつりちゃんが女の子に……? まさか!)


-------

まつり「ほら……身も心も、全てこのまつりに委ねるのです……」

k保「……こんなことをして、一体何になるっていうんですか」

まつり「……煩いお口には、チャックをしないといけないのです」

k保「……っ!?」

まつり「ふふ……お口はお口でも、敏感な方のお口だったみたいですね」

k保「……っ、どうして、こんな……!」

まつり「何を言ってるのです?」クチュ

k保「……っ!」


まつり「貴女が、こうされることを望んだのですよ?」

k保「……ぁ……っ!」

まつり「寂しかったのでしょう?」

k保「……っ」

まつり「父親が帰ってこず、一人寂しい気持ちを埋めて欲しかったんでしょう?」

k保「……そうやって」

まつり「?」

k保「……似たような口説き文句を、他の女の子にも言ってまわってるんでしょう?」

まつり「それは語弊があるのですよ」

k保「……」

まつり「今のまつりは……他の誰でもない、貴女だけの姫なのですから」

k保「……」

まつり「……信用、出来ないのです?」

k保「……」ギュ

まつり「……!」

相手何沢さんなんだ......
支援だよ

>>1
田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/Y1N6CxH.jpg
http://i.imgur.com/tihCuaF.jpg

>>1
所恵美(16) Vi
http://i.imgur.com/zrWdIIo.jpg
http://i.imgur.com/d1AQu2r.jpg

>>1
島原エレナ(17) Da
http://i.imgur.com/IXSLs4L.jpg
http://i.imgur.com/HnWMpnU.jpg

>>12
徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/BBO1ELH.jpg
http://i.imgur.com/LeKoIRT.jpg


k保「早く……終わらせて下さい……」


琴葉「年端もいかない女の子に一体何をしているの……?」ゴオオオ

エレナ「エッ!?あ、あの……!」ブルブル

恵美(琴葉の本気で怒った顔、久しぶりに見たなあ……)ガタガタ


恵美「け、けど、流石に話がぶっ飛びすぎてて信憑性にかけるって思うなー」

エレナ「そ、そうだネ……マツリは、あ、あんまり仲のいい女の子は居なかったのかもしれないネー……」アハハ

琴葉「小学生は?」

エレナ「え?」

琴葉「小学生の頃のまつりちゃんは?」

エレナ「え、ええっと……」

恵美(お願いエレナ……! 嘘でもいいから、あんまり琴葉を刺激させるようなことは言わないで……!」

エレナ「た、確か……>>20だったかナ?」

天才少女


エレナ「た、確か……天才少女だったかナ?」アハハ

琴葉「……」

恵美「……」

琴葉「……そう」

恵美(よしっ、ナイスエレナ!!)グッ

琴葉「まあ、多芸に奏でてる感じはするものね」

エレナ「で、でショ-!?」エヘヘ

琴葉「ちなみに……」

エレナ「?」

恵美「?」

琴葉「まつりちゃんは、何の天才だったの?」

エレナ「ああっ! それはネー……>>23!」


エレナ「せー!」

琴葉「?」

エレナ「せーの天才だって!」

琴葉「……ちなみに、漢字は?」

エレナ「えっとネ……タブン、こう書く方の……」カキカキ

琴葉「……」


琴葉「止めないで二人とも」ズルズル

恵美「う、嘘嘘嘘っ!? ただのデタラメ、デタラメだってー!!」グイグイ

エレナ「ワタシのサッカーボール返してヨー!!」グイグイ

小鳥(三人とも、相変わらず仲が良くていいわねえ……)


琴葉「はあ、はあ……!」

恵美「ぜえ、ぜえ……!」

エレナ「こ、コトハは意外と力持ちネ……」ゼエゼエ

琴葉「おかしいでしょっ!」

恵美「私に言わないでよ!」

琴葉「性の天才って何!? たかが10年前後生きてるだけの女の子が、私達じゃ到底太刀打ち出来ないテクニックを要していたとでも言うのっ!?」

恵美「別に良いじゃんっ! 方法は違えど、自分も他人も幸せに出来るっていうのは素晴らしい才能だよ!」

琴葉「中学で才能の使い道誤ってるじゃない!」

恵美「あれぐらい些細な事でしょっ!」

琴葉「大問題よっ!」

ギャーギャー

エレナ(今日の二人は、いつも以上にクレイジーだネ……)


琴葉「はあ……いい加減馬鹿馬鹿しくなってきたわ」

恵美「ねーエレナ……本当に、まつりって学生時代こんな子だったの?」

エレナ「ほ、本当だヨー! エレナ嘘つかないっ!」

琴葉「うーん……」

恵美「あ、それじゃあさ」

琴葉「?」

恵美「もしプロデューサーが、昔のまつりの趣味とか話してたら教えてよ!」

琴葉「確か……少女漫画が好きなんだっけ?」

恵美「うん! それならリアリティーのある話が聞けるかもって……」

エレナ「うーん……確か少女漫画以外にも、昔愛読してた漫画が……」

恵美「あるの!?」

エレナ「んーと……>>33?」

何でも出来るお姫様が主人公の漫画


エレナ「何でも出来る、お姫様が主人公の漫画だったようナ……」

琴葉「へえ……意外とそんなファンタジックな本も読むのね」

恵美「まあ、少女漫画もそんな感じだし……ねえねえ! その本のタイトルとか分かる?」

エレナ「確か……」ウーント

琴葉「そ、そんなの聞いてどうするのよ?」

恵美「琴葉も見たくないのー? あの徳川まつりが一押しの漫画!」

琴葉「そりゃあ、興味はあるけど……」

百合子「もしかしてこれですかっ!?」キラキラ

恵美「うわっ!?」

琴葉「ゆ、百合子ちゃん、いつの間に……!」

百合子「私の事はいいですから! さあさあ三人とも、ソファーに腰掛けてっ!」ズイズイ

エレナ「アハハ……ユリコは積極的ネ」

小鳥(百合子ちゃん、小説だけじゃなくて結構漫画にも精通してるのね……)ピヨピヨ


琴葉「……」パラパラ

恵美「……」パラパラ

エレナ「……」ジー


琴葉「……」パラパラ

恵美「……」パラパラ

琴葉「……恵美ー」

恵美「んー……」

琴葉「12巻ってまだ読んでる……?」

恵美「……もうちょっと待って……」

琴葉「分かった……」

恵美「……」

琴葉「……」

恵美「……お昼ご飯どうする?」

琴葉「……後で食べる」

恵美「そっか……」

琴葉「うん……」

恵美「……」パラパラ

琴葉「……」パラパラ

エレナ「……」ジー


――――――

ガチャ

まつり「ただいまなのですー!」

琴葉「……」

恵美「……」

エレナ「……」スピー

まつり「……ほ?」

琴葉「……」

恵美「……」

まつり「三人と……いえ、二人とも。そんな呆けた顔をしてどうしたので……」

琴葉「」ガシ

恵美「」ガシッ

まつり「!?」


琴葉「お疲れ様……お疲れ様まつりちゃん……っ!」

恵美「頑張ったね……っ! ここまでよく、頑張ったねえ……っ!!」ポロポロ

まつり「……な、なんの話なのです?」

琴葉「貴女ならきっとなれるわ……! 素敵な国の、お姫様に……!」

恵美「辛かったね……っ! 一人ぼっちは、辛かったねえ……っ!」ポロポロ

まつり「……あ、あの」

琴葉「応援する!」

まつり「……ほ?」

琴葉「私達三人、全力で貴女を支え続けるわ……!」

恵美「大丈夫、大丈夫だよぉ……っ! まつりのナイトは、絶対に日本に帰ってくるからぁぁ……っ!!」ボロボロ

エレナ「……」スピー

百合子「……」ドヤア

昴「そんなとこに突っ立って何してんだ、百合子?」

百合子「今、他人に本を勧める素晴らしさを噛み締めてたところです……」フフン

昴(あ、これ今日辺り俺にもくるな)

>>26
>>36
七尾百合子(15) Vi


P「おーい、まつりー!」

まつり「……今行くのですー! 三人とも、遊ぶのもいいですけどちゃんと本業にも力を入れるのですよ?」

琴葉「ええ……!」

恵美「うう……まつりぃ……っ!」グス

エレナ「……」スピー

まつり「それじゃあ……」

琴葉「待って……!」ガシ

まつり「?」

琴葉「力の源のマシュマロも持たずに、どこに行くつもり……?」

まつり「……マシュマロ?」

恵美「そうだよー! カーニバルちゃんの大好物だよっ!」

昴(あれだけドはまりしてくれたら、作者も本望だろうなあ……)

失礼>>42ミス

>>26
音無小鳥(2X) Ex
http://i.imgur.com/g8aE7xk.jpg
http://i.imgur.com/TpAWM7G.jpg

>>36
七尾百合子(15) Vi
http://i.imgur.com/T0VlWzU.jpg
http://i.imgur.com/LyardK6.jpg

>>41
永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/wDY90Qf.jpg
http://i.imgur.com/q0Ve8na.jpg


まつり「いえ……今日はこれから、グルメのリポートをするのでまた今度……」

琴葉「今度ね……!」

まつり「ほ?」

琴葉「近いうちに、まつりちゃんに最高のマシュマロを届けに行くわ……!」

恵美「うん……! 小鳥さんやプロデューサーにも言っておくよ……!」グス

まつり「……」

P「まつりー?」

まつり「……姫は体型にも気を遣ってるので……ねっ?」

琴葉「分かってるわ……!」

恵美「いってらっしゃい、まつり……っ!」

まつり「……」

小鳥(分かってないでしょうね……)カタカタ


テクテク

まつり「……」スタスタ

P「……」スタスタ

まつり「……プロデューサーさん」

P「なんだ?」

まつり「まつりの漫画の事、誰かに話したのです?」

P「さあ……どうだろうなあ」

まつり「……」ジー

P「……」

まつり「……」ジー

P「……」


まつり「……まつりのナイト様は、たまに意地悪なのです……」ボソ

P「そりゃあ、姫様が気難しい方だったからなあ」

まつり「……っ、気難しくないよっ!」ポカッ

おわり

上手く捌けなくて申し訳ない
画像、コメントくれた人ありがとう

乙でした
生っすか×50の悲劇はこうして生まれたのか........
http://i.imgur.com/9GmDSE3.jpg
http://i.imgur.com/s17fL3w.jpg


おまけ

エレナ「マツリー」

まつり「ほ?」

エレナ「ちょっと聞きたい事あるんだけど、いいかナ?」

まつり「構わないのですよ」

エレナ「えっとネ……この間の話で……」ブツブツ

まつり「?」

エレナ「あ、思いだしたヨ!」

まつり「何をです?」

エレナ「あのネ……」


エレナ「『性』とか『はべらかす』って、どういうイミー?」

まつり「……」


まつり「……」

エレナ「ワタシあんまり頭良くないから、メグミ達の会話の内容がよく分からなくて……」アハハ

まつり「知りたいのです?」

エレナ「え?」

まつり「知りたいのです……?」

エレナ「え、エート……?」

まつり「……教えて、欲しいのですか……?」ズイズイ

エレナ「……ま、マツリはどうしてそんなに、ワタシに顔を近づけてるのかナー?」

まつり「……」スッ

エレナ「あ、あの……!」

まつり「ごめんなさい、なのです……」


まつり「私も久しぶりだから……ねっ?」

本当におしまい

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