絵里「それじゃ皆、どうやったら真姫が喜ぶかアイデアある？案をホワイトボードに書いていきましょ」

真姫（え・・・普通に始まったけど私はどうすればいいの・・・？）

海未「難しいですね・・・」ﾌｰﾑ

ことり「真姫ちゃんも、もしかしたら皆がお祝いしてくれるんじゃないかな？ってちょっと期待しちゃってるかもね」

真姫（だってもうバレてるものね！）

真姫「え・・・っと」

凛「平静を装ってもいつもより髪の毛クルクルしてるよね！」

花陽「そうそう、ぐるんぐるんに巻いてるよね。指が紫になるまで巻いて・・・」

真姫「！？」

真姫（いやそんなに巻いてないわよ！？小学生じゃあるまいし、そんなバカしないわよ）

希「これじゃあちょっとやそっとのサプライズじゃ驚いてくれそうにないやん」

真姫（だ　か　ら！バレてる時点で驚くもなにも無いわよ！）

にこ「にこはーやっぱりケーキがいいと思うにこ！」

絵里「そうね、やっぱりケーキは基本よね」

穂乃果「せっかくだから大きいやつにしよう！」

絵里「いいわね！」ｶｷｶｷ

凛「やっぱり真姫ちゃんの好きな物もあった方がいいと思うにゃ」

海未「真姫の好きな物？」

ことり「トマトって事？」

絵里「やっぱり誕生日には好きな物たくさん食べたいわよね。その案も書いとくわ」ｶｷｶｷ

花陽「クラッカーもパーティーには外せませんね」

希「いいやん！派手にクラッカーパーンて鳴らせば盛り上がるしなあ」

絵里「いいわね、みんなその調子よ！」ｶｷｶｷ

ことり「あとパーティーに必要な物と言ったら・・・やっぱりかわいい衣装！」

絵里「なるほど・・・やっぱり衣装があった方が気分も上がるわね。採用！」ｶｷｶｷ

海未「あとはやはり余興があるといいのでは？」

凛「よきょう？」

花陽「パーティーを盛り上げる為の出し物だよ。海未ちゃん、何かアイデアあるの？」

海未「えぇ、一応考えてるものが・・・」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

絵里「いいわね！」ｶｷｶｷ

穂乃果「じゃ、海未ちゃんの余興の後にみんなでお誕生日おめでとう！って感じかな？」

絵里「OK♪完璧なプランね」

真姫「・・・」
真姫（みんな私を無視して・・・）

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira109331.jpg

画像貼りうまくいきませんでした
すみません

画像ちゃんと貼れてるみたいです・・・

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絵里「大体こんなものね・・・ちなみに」

絵里「真姫はこういうので驚くわ！っていうのあるかしら？」

真姫「！？」
真姫（聞いた！こいつ、ついに直接聞いたわ！）

真姫「無いわよ！これだけネタバレされて驚きようがないわよ！」

絵里「あら、そう？じゃ、とりあえず今日はこれで解散ね。みんな、また明日！」

「「「また明日―」」」
ﾊﾞﾀﾝ

真姫「・・・」

真姫「は？」

翌日　放課後
凛「真姫ちゃんのサプライズパーティー楽しみだにゃあ♪」

真姫「ええー・・・凛はサプライズって言葉の意味わかってる？」

花陽「ふふ、早く部室行かなきゃね！」


【アイドル研究部】
ｶﾞﾁｬ

真姫「・・・」

真姫「ヴぇええええ！？！？」

凛「どうしたの！？」

真姫「でかっ！なにこのトマト、でかっ！凛の顔よりあるじゃない！」

花陽「あ、これケーキだよ」

にこ「ふふ～ん！にこと花陽で頑張って作ったのよ！」ｴﾍﾝ

真姫「はぁっ！？頑張って作ったって・・・どうみたってトマトじゃない！」

にこ「そうよ？ちょっと思いのほか時間かかっちゃったけど・・・」

真姫「いやいやいやいや・・・作ったっていつよ？」

花陽「え？昨日の夜から・・・」

真姫「夜から？」

にこ「この部屋に泊まり込みでさっきまで頑張ってたのよ。この野菜ならではの光沢が難しくて・・・」

真姫「いやいやいやいや！そういう事じゃなくて。と、泊まり込み！？部室でケーキ作れるの！？家で作ればいいじゃなのよ！っていうかにこちゃん、あんた三年生じゃない！こんなことしてていいの！？それに花陽が今日クラスにいなかったのこの為ね！」

ず　ど　ー　ん　！！！

真姫「ヴぇっ！？な、何？なんの音！？」ﾋﾞｸｩ


　　　　　　　　どぉん！
　　　　　　　　　どん！
　　ばーん！


希「祝砲」

真姫「しゅ・・・祝砲っ！？」

希「祝砲」


外
絵里「真姫！ハッピーバースデー！ロシア仕込みの火力よ！どう？」

真姫「ええぇー！？」

ことり「真姫ちゃんこれ！プレゼントだよ！」

真姫「え、ちょ、このタイミング！？」

ことり「はい！ほらほら♪」

真姫「あ、ありがとう・・・開けてもいい？」

ことり「うん！早く開けて、開けて！」

真姫「う、うん・・・」ｶﾞｻｶﾞｻ

真姫「あら、洋服かしら？・・・え、これって」

ﾊﾟｻ・・・

真姫「音ノ木の制服・・・？」

ことり「正確には限りなく制服に似せた服、だよ」

真姫「ちょっと待って、意味わかんない」

「おっ、真姫ちゃんの決め台詞出ましたー！」
「ひゅー！」
「まさかここで出るとはねー」

真姫「ちょ、なによ！違う、そうじゃなくて、本当に意味が分からないわ。限りなく制服に似せた服・・・？」

ことり「そう♪制服一式、似た布を集めて一からことりが作りました♪」

真姫「えっと・・・」

ことり「お母さんに聞いてみたんだけどね、これは制服じゃなくて私服扱いになるから学校には着てこれないって」

真姫「え、じゃあいつ着ればいいの・・・？」

ことり「・・・」

真姫「ことり・・・？」

ことり「・・・」

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ｶﾞﾁｬ

真姫「！？」

ﾁｬﾝﾁｬｶ　ﾁｬﾝﾁｬﾝ♪

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
海未「どうもー！海未です！」

凛「凛です！」

希「のぞみんです！3人合わせて・・・」

「リリホワです！」
「のぞうみりんです！」
「音ノ木シスターズです！」

希「って3人揃わへんやないかーい！」ﾋﾞｼｯ

リリホワ「・・・」ｽﾝｯ

海未「えー、それでは・・・リリホワマシンガンショートコント！『不良』」

希「おう、お嬢ちゃん達、金貸してくれへん？ゲーセン行きたいんやけど。100年後に返すから」

海未「ちょっと、困ります！」

希「ほぉん？ええんかな、そんな事言って。ウチの親友、元生徒会長やで」

凛「あんた関係ないんかい！っていうか不良の親友が生徒会長て！っていうか元なの！？」

リリホワ「・・・」ｽﾝｯ

真姫「・・・」

凛「リリホワ爆裂手りゅう弾コント『産まれる』」

海未「うぅ・・・産まれるー！」

希「よし！ラマーズ法や！」

希「ひっひっふー」

海未「ひっひっふー」

希「ひっひっふー」

海未「ひっひっふー」

海未「酸素おいしい！」

希「え！？」

凛「おぎゃー！おぎゃー！おぎゃ・・・酸素おいしい！」

希「赤ちゃんまで！」

リリホワ「・・・」ｽﾝｯ

真姫「・・・」

希「リリホワガトリングガンショートコント『宅配便』」

凛「ピンポーン、お届けものでーす。小豆ひと箱、園田さん宛てで間違いないですか？」

海未「はーい」

凛「じゃあ、ここに・・・あんこ（ハンコ）お願いしまーす」

海未「お饅頭決定！？」

海未「・・・」ﾄﾞﾔｯ
りんのぞ「・・・」ｽﾝｯ

凛「以上リリホワショートコントでした」

真姫「・・・」

海未「やっぱり最後のネタは穂乃果がやったほうがよかったですよね・・・」

真姫「いや、そういう問題じゃなくてね！？」


穂乃果「最後は穂乃果だよ！真姫ちゃん、こっちこっち！みんなも行くよ！」

真姫「ちょ、どこ行くのよ！？」

穂乃果「屋上！早く早く！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

穂乃果「ほら、校庭見て！」

真姫「あ・・・」

真妃ちゃん
おめでとう

真姫「椅子で文字が・・・」

真姫「／／／」

真姫「あれ・・・字が・・・違うじゃない・・・」

穂乃果「え・・・」