【艦これ】提督「車買ったんだ」 明石・夕張「ふーん、そうですか」 (1000)

※注意事項
・初SSです
・艦これ×ナイトライダーです
・時々、ナイトライダー以外のネタもあります
・キャラ崩壊注意
・これらが問題無ければ生暖かい目で見守ってやってください

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-工廠-


提督「いや、もうちょっと興味を示してくれないかな?」

夕張「うわー、かっこいいくるまですねー。なんてしゃしゅですか(棒読み)」

明石(ちょっとからかいすぎじゃない)

提督「・・・。もういい、帰る」

夕張「待ってください提督。謝りますから、帰らないでー」

提督「はぁ~、今度はちゃんと聞いてくれるんだよな?」

夕張「もちろんです!」

明石「ふざけてたのは夕張だけですけどね。それに実物を前にして買ったんだ。と言われましてもね」

提督「まぁ、そうだよな。反応に困るよな。」

提督「俺の生まれた年である、82年型のポンティアック・ファイヤーバード・トランザムだ」

夕張「随分古い車ですね」

明石「でも、古い割には綺麗ですね。エンジン等の内部はどうか分かりませんが」

提督「購入する時に確認したが、どこも損傷してなくて綺麗だったぞ。事故歴も無かったし」

提督「で、ここからが本題なんだが、我が鎮守府が誇る二大エンジニアの君たちに頼みがある!」

明石・夕張「無理です」

提督「いや、まだ何も言ってないんだけど」

明石「言われなくても、ねぇ?」

夕張「トランザムを見せられて頼みがあるって言われた時点で大体分かりますよ」

明石「ナイト2000に改造して欲しいって事ですよね?」

夕張「私たちコンピュータは専門外ですし」

提督「」赤疲労

明石(うわぁ~めっちゃ落ち込んでるよ)ヒソヒソ

夕張(可哀想だし、外見だけでも改造してあげる?)ヒソヒソ

明石「あの~提督?」

夕張「AIは無理ですが、それ以外の部分だけでよければ改造しましょうか?」

提督「え?引き受けてくれるの?さすがに気分が高揚します」キラキラ

-食堂-


加賀「くしゅん」

赤城「加賀さん、風邪ですか?」

加賀「いえ、誰かが私の噂をしている様です。瑞鶴でしょうか・・・」

-工廠-


夕張「でも何でこんな古いトランザムにしたんですか?もっと新しいマスタングでも」

提督「ナイト3000?知らない子ですね。アレにするなら黄色いカマロか、ダッジ・バイパー若しくは、デロリアンを選ぶぞ」

日向「まぁ、そうなるな」

夕張(あっちは気に入らないんだ)

明石(あれ?今、一瞬だけ日向さん居なかった??)

明石「作業は仕事の合間に少しずつ進めるので、時間がかかると思いますが構いませんか?」

提督「もちろんオッケーだ。無理を言って余計な仕事を増やしたんだ、いくらでも待つぞ」

夕張「私たち機械いじりが好きなので余計な仕事だなんて思ってませんよ」

提督「そう言ってもらえるとありがたい。では、頼んだぞ」

明石・夕張「はーい」

-それから一ヵ月後 執務室-


カタカタカタカタ

提督「送信っと!これで今日の仕事も終わりだな」

吹雪「お疲れ様です! 司令官」

提督「何だか知らんが最近は深海棲艦が大人しいから仕事が少なくて済むな」

吹雪「そうですね」

提督「これが嵐の前の静けさでなければいいんだけどな」

吹雪「その時は私がやっつけちゃうんだから!」

提督「吹雪は頼りになるな」ナデナデ

吹雪「えへへぇ~///」


コノテニヨセル フクサシュノイロ


提督「明石から着信だ」ピッ

吹雪(着メロ、加賀さんなんだ)

提督「もしもし」

明石「提督、例のブツ完成しましたよ!」

提督「え!もう?」

明石「はい!バッチリです。今、夕張がちょっとしたデモンストレーションの準備をしてくれています」

提督「さっき仕事が終わったから、今からそちらへ向かうので待っててくれ」

明石「はい。お待ちしております。では」

提督「吹雪、今日の仕事は終わったから休んでくれていいぞ。俺はこれから工廠に行ってくる」

吹雪「はい。行ってらっしゃいませ」

提督「そうだ、間宮さんの所に行ってくるといい」つ間宮券

吹雪「ありがとうございます!司令官」

-工廠-


提督「明石ー、夕張ー」

明石「あ、提督。こちらです」

提督「おお!完璧じゃないか!」

提督「内装も正に『ダース・ベ○ダーの風呂場』だな」

夕張「提督、こちらをどうぞ!」つハンマー

提督「ハンマーを持ってきたと言う事は、つまりそういう事だよな?」

夕張「はい!もちろんです。ボンネットを思いっきり殴ってください」

提督「ではやるぞ!」


ガンッ!


夕張「私も一発!」


ゴン!


提督「スゲー!傷一つ無い!」

明石「結構苦労したんですよ」

夕張「ボディは劇中の設定通り、分子結合殻でコーティングしようとしたんですけどね」

明石「研究はしてみましたが、架空の元素を再現するのは諦めて別の方法を使いました」

提督「別の方法?」

夕張「はい!ボディはEカーボンで作り直しました」

提督「へ?Eカーボン?それも架空の素材じゃないのか?」

明石「私たちの技術力を甘く見ないでください。炭素繊維自体は実在するんだから、作り出すのは簡単です」

提督(え・・・簡単って・・・)

提督「まさかとは思うが、動力源は太陽炉でトランザム(車)がトランザム(リミッター解除)なんてしないよな?」

明石「トランザムがトランザムなんてベタなギャグはやりませんよ。でも、提督がお望みなら改造しますよ?」

提督「いや、結構(って言うか、頼めば出来るんかい!)」

夕張「動力源は水素エンジンを採用したので安心してください」

提督「とりあえず二人には何かお礼をしないといけないな。何がいい?」

明石「う~ん、すぐには浮かばないので考えておきます」

夕張「私も同じく!」

提督「ある程度は奮発するが、100カラットのダイヤが欲しいとか無茶苦茶な要求はしないでくれよ」

明石「私たちがそんな無茶な要求をすると思っているんですか?」

提督「いや、思ってはいないが、こちらも結構無茶な事を頼んだからな。ま、決まったら教えてくれ」

提督「では、完成記念にドライブに行ってくる」ガチャ

明石・夕張「は~い、行ってらっしゃ~い」

提督「まずはシリコンバレーで産業スパイの調査だな」バタン

夕張「提督、ここは日本ですよ。シリコンバレーはアメリカです」

明石(突っ込む所ソコなの?)

提督「アディオス!」

明石・夕張「行ってらっしゃ~い」フリフリ



-執務室-


ガチャ

吹雪「ただいま戻りました。って、あれ?居ない。まだ工廠かな?」

-工廠-


吹雪「明石さん、司令官知りませんか?」

明石「提督ならさっきドライブに行ったわ」

吹雪「先日買ったって言ってた車でですか?私も連れて行って欲しかったな。居ないなら仕方ないので、訓練にでも行ってきます」

明石「あまり根を詰め過ぎないようにね」

吹雪「はい」

提督「今更だが吹雪も連れて来てやればよかったな。戻るのも面倒だし、まぁいいか」

提督「それにしても、これだけ天気がいいと眠くなってくるな。ラジオでも聞くか」ウトウト

ラジオ「続きまして、ラジオネーム 那珂ちゃんのファン辞めます。さんのリクエスト曲『恋の2-4-11』をお送りします」

提督「那珂ちゃんの曲かよ!」

-30分後-

提督「Zzz」

??「アドミラル」

提督「Zzz」


【NORMAL CRUISE】⇒【AUTO CRUISE】ピーッ

警官A「今日も平和だ」

警官B「おい!あの車、居眠り運転してないか?」

警官A「追いかけよう」

警官B「そこの車!止まりなさい!」

警官A「この先は事故多発地点の死の急のカーブだ。早く止めないとマズイぞ」

警官B「カーブを曲がったぞ!凄い居眠り運転だ」

警官A「本当に居眠り運転なのか?」プーツ

警官B「今度はネコが飛び出したぞ!」

キキーッ

警官A「止まった・・・。で、ネコが行ったら走り出した」

警官B「やっぱり起きてるんじゃないのか?」

??「アドミラル、アドミラル!」

提督「んあ?」

??「居眠り運転でパトカーに追跡されています」

提督「え?え?」

??「後方を確認してください」

提督「マジかよ」

警官B「そこの車!止まりなさい!」

提督「こんな時に霰が居てくれたら・・・うん、何も変わらないな。アラレ違いだし」

提督「だがまずい、現役の提督が居眠り運転で警察屋さんに捕まったりしたら・・・」


元帥「海軍の恥さらしめ!本来なら極刑だが、今までの功績を認めて命だけは助けてやる!除隊だ!今すぐ出て行け!」

吹雪「司令官、もう貴方には付いて行けません。さよなら」

金剛「ヘイ、ブッキー!こんなクズの事は忘れてもっと素敵な提督を探しに行きまショウ」

夕立「提督さん、さよならっぽい!」

時雨「君には失望したよ」

曙「クソ提督!」

霞「このクズ!」

青葉「司令官、今のお気持ちを一言(笑)お願いします!明日の艦隊新聞一面に掲載します!」


提督「あわわわわ」

??「アドミラル、落ち着いて私の言う事を聞いてください」

提督「お、おう」

??「警官には耳の障害が最も効果的です」

提督「いや、30年ほど前のアメリカでは良かったかも知れんが、日本ではダメだから!」

??「マイケルはそれで難を逃れたので問題ありません」

提督「間違いなく色んな所から怒られるから!」

警官A「車から降りなさい」

提督「だいたいドラマの真似して上手くいく訳無いだろ」

??「どうやらその必要は無くなった様です」

提督「どういう事だ?」

??「直に分かります。とりあえず適当に警官への対応をしてください」


警官A「聞こえないのか?早く車から降りなさい!」

ガチャ

提督「お仕事ご苦労様です」

警官A「居眠り運転・・・って、あれ?もしかしてあんた、提督さん?」

提督「は、はひ!深海棲艦が陸に進出しようとしているとの情報を得たので、パトロールをしていたであります!」

警官A「何と!奴ら海だけでなく、陸にまで!!」

提督「そうであります!」

ピーッピーッ

警察無線「○○区××町のコンビニエンスストアにて強盗事件発生。近隣の警察官は至急現場へ急行せよ」

警官B「コンビニ強盗発生だ!現場へ向かうぞ!」

警官A「我々は事件現場へ向かいます。お仕事頑張ってください!では」

提督「はい!(何とか誤魔化せた)」


??「自己紹介が遅くなりました。私はナイト2000のマイコンです。名前はK.I.T.T キットです」

提督「うん。知ってる」

提督「とりあえず明石達に連絡だ」ピッ プルルルル


トドケ トドケ オモイヨトドケ


明石「ん?提督から着信だ」ピッ

明石「もしもし」

提督「明石、俺だ」

明石「どうしたんですか?車に何か問題でも?」

提督「ああ、大問題だ。車が喋った」

明石「?? 何言ってるんですか?」

提督「だから車が喋ったんだよ!」

明石「あはははははは、車が喋る訳ないじゃないですか」


提督「喋って自動運転までしたんだよ!」

明石「え?でも最初に言いましたが、私達、コンピュータは専門外でAIは作れませんよ」

提督「それは聞いたが、これは紛れも無い事実だ!」

明石「誰かが無線通信でイタズラでもしたんじゃないですか?」

提督「仮にそうだとしてお前さんと夕張以外で誰がそんな事を出来るんだ?」

明石「・・・。確かにそうですよね。私達以外、誰も車をいじってませんし」

提督「とりあえず鎮守府に帰るから調べてくれ」

明石「分かりました」

キット「これからどうしますか?」フォンフォン

提督「鎮守府に帰る」バタン


-鎮守府 工廠-


キキーッ

夕張「あ、提督。お帰りなさい」

提督「ただいま。早速で悪いが明石を呼んできてもらえるか」

キット「ただいま戻りました」フォンフォン

夕張「明石ーっ、提督が帰ってきたよー(うわー、明石から聞いてたけど本当に車が喋ってるよ!)」

明石「はーい、すぐ行く」

明石「提督、お帰りなさい」

提督「ただいま。早速で悪いが車を見てもらえるか」

明石「とりあえずボンネット開けてみましょうか」

明石・夕張「・・・。ナニコレ?」


提督「は?ナニコレってどういう事だ?」

明石「見たこと無い装置が組み込まれています」

提督「いやいやいや、見たこと無いってどういう事よ?製作者だろ?」

夕張「私達が改造した時には無かった装置が組み込まれているんですよ!」

提督「そんな事ある訳n『あ、提督さんお帰りなさい』」

提督「ん?妖精さんか。ただいま」

妖精ズ「車はお気に召して頂けましたか?」

提督「お気に召してって、もしかして?」

妖精ズ「はい。私達がAIを製作しました」

提・明・夕「あ~なるほど」

提督「だから明石達の知らない装置が組み込まれていたのか」


提督「車は気に入ったよ。何かお礼をしないといけないな」

提督「そうだ!コレをあげよう」つ間宮1日貸切食べ放題券

妖精ズ「!!! ていとくさんはかみさまです?」

提督「そんな大層な者じゃないな。仕入れの都合もあるし、チケットは予約してから使ってね」

妖精ズ「はーい!では、私達はこれで」サヨナラー

提督「ふー、行ったな。それにしても妖精さんって一体何なんだろうな?AIまで作るとは思わなかったぞ(汗)」

明石「私達もビックリですよ(汗)」

提督「とりあえず一件落着だな」

夕張「そうですね」


明石「そう言えば、提督がドライブに行った少し後に吹雪ちゃんが尋ねて来ましたよ」

提督「工廠に行くとは言ったが、そのままドライブしてくるとは言って無かったからな」

明石「そうでしょうね。ドライブに行ったと伝えると、訓練に行ってくるって出て行きましたよ」

提督「吹雪には悪い事をしたな。後で吹雪にもキットを紹介してやらないと」



-工廠 入り口付近-


??(何やら面白そうな事になってますね。これは明日の新聞の一面にしないと)


巨大な悪に立ち向かう現代の軍人、提督。明日、彼を待ち受ける者は果たして誰か。

今日はここまでです
次はイベントが終わった頃に投下予定です
では、E7ラスダン逝って来ます

奇跡的にイベントの新規艦は全員お迎えできたものの
恥ずかしがりやのゆーちゃんが中々出てきてくれません・・・

短いですが、本日分投下です


-翌朝 執務室-

ガチャ バーン

吹雪「大変です!司令官」

提督「どうした吹雪?そんなに慌てて。ちょうどお茶が入ったから、これでも飲んで落ち着きなさい」

吹雪「それどころじゃ無いんです!」

提督「まぁまぁ、これでも飲んで落ち着けって」

吹雪「いただきます。今日はアールグレイですか?」

提督「いつもセイロンだから今日は変えてみた」

吹雪「たまには違うのもいいですねー」

提督「ではそろそろ本題に入ろうか。何をそんなに慌ててたんだ?」

吹雪「これを見てください」つ艦隊新聞

提督「青葉の新聞か。えーっと『スクープ!!喋る車現る!司令の車に深海棲艦の怨霊が取り憑いたか?』だと?」

吹雪「これってキットの事ですよね?」

提督「間違いないな。別に隠すつもりは無かったが、こんな記事を書かれた以上は全員に話すしかないな」

提督「遠征組以外は全員、マルキュウマルマルに大ホールに集まる様に放送しておいてくれ」

吹雪「はい!」


-マルキュウマルマル 大ホール-

ザワザワ
アレガウワサノ?
シンブンノクルマポイー
ホントダー

提督「皆に集まってもらったのはこの車について話をするためだ」

提督「誰かさんの書いた記事のおかげで深海棲艦の怨霊などという噂が流れているが断じて違うと言っておこう」

提督「コイツは明石と夕張と妖精さんの合作だ。キット自己紹介を頼む」

キット「はじめまして、私はナイト2000。キットと呼んでください」フォンフォン

ホントウニクルマガシャベッター
ドウナッテルンダ?
スゲー

長門「提督、質問があるのだが」

提督「どうした長門?」

長門「その車が大和型の主砲の直撃に耐えられると言うのは本当か?」

提督「そのはずだ。だよな?明石」

明石「はい。理論上その様になっています」

提督「うちには大和は居ないからな。どうだ長門?試してみるか?」

長門「望むところだ!」

サスガナガトサンダ
カッコイイー

提督「室内で実験する訳にもいかないので外に移動しよう」


吹雪「司令官、本当に大丈夫なんですか?」

提督「明石が大丈夫と言っている以上、大丈夫だろ。それに大和の砲撃に耐えられると言っているのに、長門の砲撃に耐えられないナイト2000など俺は認めん!」

吹雪「せっかく買った車がローンだけ残しておじゃんにならなければいいんですけど」

提督「そんなに心配するなって」

提督「キット、準備はいいか?」

キット「いつでもどうぞ」フォンフォン

提督「では長門、やっていいぞ」

長門「うむ(とは言ったものの、提督の車を壊してしまったらどうしよう・・・)」

長門(修理費を請求されるかも知れない。いや、それだけならまだいい。提督に愛想を尽かされたら・・・)

提督「長門?」

長門(この鎮守府を追い出されたらもう、駆逐艦と戯れることも出来なくなってしまうではないか!)汗ドバー

提督「おーい、長門?どうした?調子が悪いのか?」


長門「提督よ」

提督「どうした?」

長門「数日前、我が鎮守府にアイオワが配属されたな?」

アイオワ(もしかしてミーの出番?)

提督「そうだな」

長門「ここでアイオワの実力を見ておくのはどうだろうか?」

提督「新人に何させようとしてるんだ!おーい、陸奥。ながもんがダメっぽいから代わりに頼む」

陸奥「あらあら。お姉さんやっちゃうわよ」

キット「長門さんでも陸奥さんでも構いませんが、やるなら早くしてください」フォンフォン

長門「いや待て!ここはビッグ7として、姉として私が!」


長門「やるぞ、やるぞ!」

提督「いいからはよ撃て!」イラッ

長門「全主砲、斉射!てーーッ!!」

ドーーーーン!!!

提督「キット、無事か?」

キット「どこも損傷はありません」

オオーブジダー
スゲー

提督「明石、夕張、念のために後でチェックを頼む」

明石「はい!」

夕張「お任せください」

提督「では解散。青葉は残ってくれ」


吹雪「では司令官、私は先に執務室に戻りますね」

提督「おう」

青葉「司令、青葉にご用ですか?」

提督「ご用ですか?じゃ無いだろ。キットの事だよ」

青葉「いやー、青葉もビックリですよ。まさかコンピュータだったなんて」

提督「・・・。お前、分かっててやってるだろ?」

青葉「嫌だなー、そんな訳ないじゃないですか」

提督「まぁいいが、あまり変な事ばかり書くなよ」


青葉「青葉は良識のある記者です!プライバシーに関わる様な事は書きません」

提督「イマイチ信用できないんだけどな」

青葉「先日、司令は私室のPCでエッチィ動画を観てお楽しみでしたよね?」

提督「な、な、何の話だ?」

青葉「覚えてらっしゃいませんか?何なら出演していた女優さんの名前を」

提督「お願いです青葉様!それは記事は書かないでください」土下座

青葉「さっきも言いましたが、青葉は良識のある記者です。これは青葉と司令だけの秘密です」

青葉「司令も殿方だから仕方ありませんが、もっと青葉を頼っていいんですよ?」

提督「お、おう(何これ、夜戦(意味深)のお誘い?)」

青葉「では、青葉はこれで」

提督(もしかして、いや、もしかしなくても俺、青葉に弱みを握られてる?)汗ドバー

提督「はぁー、吹雪が待ってるし、とりあえず執務室に戻るか。しかし、困ったな・・・」


次は週末頃に投下予定です。
雲龍や嵐も堀に行きたいけど、ゆーちゃん来てくれないとそれどころじゃないんだよな

ゆーちゃん捜索が100週を超えても未だ出会えず、しおいも来ない
2隻目制限は無いとは嘘だったのかと絶望中
15年秋に拾った1隻目は相当ラッキーだったのか・・・ここまで出ないとは思わなかった
油、弾共にまだ余裕があるから、まだ続けるけど本当に来るんだろうか

本日分始まります


-執務室-

ガチャ

提督「ただいま。はぁー」

バタン

吹雪「おかえりなさい。ってどうしたんですか?」

提督「いや、ちょっとな。青葉に弱みを握られたと言うか」

吹雪「大変じゃないですか!」

提督「いや、まぁ大した弱みでもないんだけどな」

吹雪「一体どんな内容ですか?」

提督「うん、まぁちょっと・・・」

吹雪「さっきから歯切れの悪い。私には言えない様なことですか?」

コンコン

提督「あ、誰か来た」


グラーフ「アドミラル、グラーフ・ツェッペリンだ」

提督「どうぞ」

ガチャ

グラーフ「失礼する」

提督「どうしたんだ?」

グラーフ「先ほどの車のことで聞きたいことがある」

提督「何でも聞いてくれ」

グラーフ「では、何故ヤンキー共の作った車なのだ?車ならこの国にも沢山あるだろう」

提督(かつての敵国の製造した車が気に入らないのか?まぁ仕方の無いことではあるが)

グラーフ「それに車ならば私の祖国にも素晴らしい物が沢山あるというのに」

提督「排ガス不正問題を起こした車がどうしたって?」

グラーフ「・・・。あー、あー、聞こえなーい」

提督「自分で振っておいて都合が悪くなると聞こえないふりは止めなさい」

グラーフ「くっ」


提督「昔、戦争をした国の車が気に入らないのは分からんでもないが、そんなに毛嫌いしてやらないでくれ」

グラーフ「別に嫌っている訳ではない。アドミラルの身にもしもの事があっては困るので、もっと信頼できる車があるだろうと言いたかっただけだ」

提督「心配しなくても大丈夫だ。さっきのデモンストレーションを見ただろ?」

吹雪「そうですよ。長門さんの主砲でもビクともしないんだから深海棲艦の攻撃もへっちゃらですよ」

提督「それに、俺は明石と夕張を信頼しているからな」

グラーフ「そうか。アドミラルがそこまで言うなら信じよう」

提督「キットならドイツ語も話せるから、今度ドイツ語話しかけてみるといい(多分、言語パックとかインストールしたら大丈夫だろう)」

グラーフ「そうか、この鎮守府にはドイツ仲間が少ないからな。今度そうしてみよう。では私は失礼する」

バタン

提督「いきなり喋る車が現れたりしたら、すぐには受け入れられないだろうな」

吹雪「そうでしょうね。私も最初は驚きましたよ」

提督「少しずつ慣れてもらうしかないな」


提督「ああ、そうだ。執務室を1階に引っ越そうと思う」

吹雪「どうしてですか?」

提督「超高性能AI搭載車がうちに来たからな。せっかくだから仕事を手伝ってもらおうと思って。毎回ターボブーストで2階に上げる訳にもいかないからな」

吹雪「・・・ですか?」

提督「ん?」

吹雪「私じゃ不満ですか?」ウルウル

提督「そんな訳無いだろ!吹雪より優秀な秘書なんて居ないぞ!」

吹雪「えへへぇ~///」


-執務室前-

明石「うわぁー」

夕張「入りづらいー」

明石「でも渡さない訳にはいかないし」

夕張「仕方ないから入ろう」

コンコン

明石「明石と」

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

明石「提督、腕時計型通信機を作ってきました」

夕張「これで離れた場所からでもキットと通信できます」

提督「こんな物まで作ってくれたのか。ありがとう!」

夕張「使い方はご存知だと思いますが、このボタンを押すと通信できます」


明石「早速試してみますか?」

提督「そうだな」ポチッ

キット「はい、アドミラル」

提督「バツチリ通信できているな」

キット「何かご用ですか?」

提督「いや、通信機を作ってもらったから試してみただけだ」

キット「そうですか。何かあればお申し付けください」

提督「用事が出来たらそうさせてもらうよ」

夕張「問題なさそうですね。では、私達は失礼します」

バタン

-執務室前廊下-

明石「まったく、時間と場所を弁えて欲しいわー」

夕張「ほんとそう思う」

大淀「2人ともどうかしましたか?」

明石「大淀!いい所に居たわ。今夜は3人で鳳祥さんの店に行くよ!」

大淀「え?え?」

夕張「いいから大淀さんも付き合ってください!」

大淀「はぁ」


-居酒屋 鳳祥-

明石「わたひだって提督とイチャイチャしたいってのー」

夕張「そーら、そーら」

大淀(うわぁ、やさぐれてる)

明石「鳳祥さーん、ビールもう1本」

鳳祥「明石さん、夕張さん、もうこの辺にしておいた方が」

明石「もう1本だけれすー」

夕張「ですー」

鳳祥「分かりました。これで終わりですよ?」

夕張「鳳祥さん愛してるー」

鳳祥「大淀さんも大変ね」

大淀「あはは・・・はぁ。最後の1本を飲み終わったら、2人を連れて帰りますね」

鳳祥「1人だと大変でしょうから、私も店を閉めて手伝います」

長門(あの2人随分飲んでいるな。よし、ここは私が飲むのを止めたくなる曲を歌ってやるか)

長門「これでおよしよ そんなに強くn『うるへー!!』」

鳳祥(長門さん、何でまたそんな曲を?あなたそんな年じゃないでしょうに)

本日はここまで
ろーちゃんもだけど、ビスマルクやプリンツもそろそろ来てくれてもいいのよ?
プリンツは夏イベに期待だけど

祥鳳さんなのか鳳翔さんなのか?

>>49
鳳翔さんです。申し訳ありません。
指摘されるまで字が違う事に気付きませんでした。

皆さんお待ちかね(待ってた人居るか分からないけど)
彼の出番がやってきました

本日分始まります


-深夜 鎮守府 倉庫前-

ヲ級「ヲ(それにしても深海提督(以下、深提)も人使いが荒いな。人間の鎮守府に忍び込んで資材を盗んでこいとは)」

イ級「イー(それを言うなら、艦使いが荒いだろ?)」

ヲ級「ヲ(それもそうだな)」

イ級「イー(ここなんかいいんじゃないか?見張りも居ないし)」

ヲ級「ヲ(そうだな。早速忍び込むか)」

ギィィィ

ヲ級「ヲ(真っ暗だな。明かりを点けるか)」ポチッ

イ級「イー(反応なし。ブレーカーが落ちているのか?)」

ヲ級「・・・。ヲ(面倒臭くなってきたから普通に話さないか?)」

イ級「そうだな。どうせ艦娘共も居ないし」

ヲ級「ブレーカーはこれか?」カチッ ピカッ

イ級「何も無いな。ここはハズレか?」


ヲ級「奥に扉があるぞ。行ってみよう」

ガチャガチャ

ヲ級「鍵が掛かっているぞ」

イ級「吹き飛ばすか?」

ヲ級「そんなことをしたら艦娘共に気付かれるぞ。タックルをしてこじ開ければいい」

イ級「そうだな。せーの」

ドン

ヲ級「もういっちょ。せーの」

ドン

イ級「開いた!」


ヲ級「何だ?また真っ暗だ」

イ級「電気のスイッチを探すか」

フォーンフォーン

ヲ級「何の音だ?」

フォーンフォーン

イ級「おい!何か近づいてくるぞ!」

フォーンフォーン

ヲ級「おい、一体何なんだ!」

フォーンフォーン

イ級「ひぃぃぃ!くっ、来るな!」

ヲ級「艦娘共の秘密兵器か!」ガクブル


-翌朝 どこかの倉庫-

??「朝だ、起きろ」

イ級「んー」

ヲ級「車の中?夢じゃなかったのか?」

イ級「誰が喋ってるんだ?」

??「私はナイト・オートメーテッド・ロービング・ロボット K.A.R.R カールだ」

イ級「車が喋ったぞ!」

ヲ級「本当に夢じゃないのか?」

カール「夢ではない」

イ級「まだ信じられないぞ!」

カール「お前達は眠っていた私の封印を解いた。礼をしよう」

ヲ級「例えば?」

カール「お前達の望みを叶えてやる。お前達は深海棲艦だな?艦娘共を倒したいか?」

イ級「それいいな!」

ヲ級「待て、イ級。私達は何のために鎮守府に忍び込んだ?」

イ級「資材を盗むためだったな」

ヲ級「コイツに協力してもらうのはどうだ?」

イ級「なるほど!」

ヲ級「カールと言ったな?私達は燃料や鋼材などの資材が欲しい」

カール「了解した。では出発しよう」

ヲ級「私達は車の運転は出来ない」

カール「問題ない。私が運転する」


カール「この近くにホームセンターなるものが存在することが確認された。そこにはあらゆる資材が存在するそうだ」

ヲ級「ではそこへ行こう」

カール「了解した」

-ホームセンター-

カール「着いたぞ」

イ級「着いたはいいけど、これからどうするんだ?まさか買い物か?」

カール「私が壁を突き破る。お前達は好きな物を持って来ればいい」

イ級「壁を突き破るって」

ヲ級「おいおいおい、ぶつかるぞ!!」

ガッシャーン!!!

ヲ級「壁を・・・突き破った・・・」

イ級「生きた心地がしなかった・・・」

カール「さあ、好きな物を取ってくるといい」ガチャ

イ級「ネジが沢山だ!」

ヲ級「これを持って帰れば改修し放題だ!」


ヲ級「よし!積めるだけ積んだ。ずらかるぞ!」バタン

イ級「よっしゃ!」バタン

ヲ級「出してくれ!」

カール「了解した。さて、次はどうする?」

ヲ級「集めた資材を仲間に引き渡す」

イ級「そうだな」

カール「どこへ向かえばいい?」

ヲ級「○×港へ頼む」


-○×港-

集積地棲姫「集めた資材は確かに受け取った。また集まったら呼んでくれ」

ヲ級「では頼んだぞ」

イ級「この調子でホームセンターとやらを襲って資材を集めようぜ!」

ヲ級「そうだな。カール、さっきと同じように頼む」

イ級「沢山集めれば深提も喜んでくれるな!」

ヲ級(コイツの力があれば深提など必要ないのではないか・・・?)


-鎮守府 執務室-

コンコン

金剛「金剛デース」

提督「どうぞ」

ガチャ
バタン

金剛「提督、ブッキー、ティータイムにしませんか?」

提督「そうだな少し休もうか」

吹雪「そうですね」

金剛「今日は趣向を変えてチャイにしてみたヨー」

吹雪「美味しい!」

提督「チャイもいいな!」


提督「お、そろそろお昼のニュースの時間か。テレビを点けてみるか」ピッ

テレビ「ただ今入りました緊急ニュースです。先ほど○○ホームセンターに強盗が押し入りました」

提督「物騒な事件が起きているなー」

金剛「そうですネー」

テレビ「現場の田中リポーターから中継です。田中さーん?」

テレビ「こちら田中です。偶然現場に居合わせた一般の方がスマホで撮影した、事件当時の映像を入手しました」

テレビ「うわー黒い車が突っ込んだぞ!また年寄りがアクセルとブレーキを間違えたんじゃないのか?」ガヤガヤ

テレビ「突っ込んだ車が出てきたぞ!うわぁ、あっぶねぇ。もう少しで轢かれるところだった!」ガヤガヤ

テレビ「以上が一般の方が撮影した映像です。詳細は続報が入り次第」

提督「ブハッ、ゲホッ、ゲホッ」

吹雪「今の車・・・」

金剛「キットにそっくりネー」

提督「キット!今、どこに居る!」

キット「工廠に居ます」

提督「工廠だと!」

キット「先ほどからずっと明石さんと一緒に居ます」

提督「分かった。そちらへ向かうから待っててくれ」

提督「悪いがティータイムはこれで終了だ」

吹雪「そうですね」

金剛「色々確認する必要がありそうですネー」


-工廠-

明石「提督!さっきニュースでキットにそっくりな車が!」

提督「そのことでここに来たんだ。何か心当たりは?」

明石「ありません。夕張も知らないそうです」

提督「そうなると妖精さんか」

妖精ズ「!!!」

提督「妖精さん?キットにそっくりな車について何か知らないかな?」

妖精ズ「わ、わ、私達は何も知りません。ま、ま、まだ開発の仕事があります故。失礼します」ダッシュ

吹雪「逃げられちゃいました!」

提督「金剛!」

金剛「イエッサー」E:虫取り網

金剛「逃がさないヨー!えい!」

吹雪「流石金剛さん!」

金剛「提督、1人捕まえたヨー!」

提督「さて、洗いざらい話してもらおうか」


提督「何だって!!俺の購入した車を改造したのがカールだって?」

妖精「はい」

提督「で、プログラムの欠陥に気付いてこっそり封印し、新しい車を用意してキットを作ったと?」

妖精「はい」

明石「別の車と入れ替わっているなんて全く気付きませんでした」

妖精「皆さんが寝ている間に入れ替えて、全く同じ状態にしましたから。車台番号を確認しないと気付かないと思います」

提督「あのさ・・・車検とか保険とかどうなってんの?」

妖精「安心してください!書類は全てこっそりと新しい車のものと摩り替えました」

提督「えっと、つまり、古い方の車は書類を抹消して所有者が居ない状態になっていると?でも、どうやって?」

妖精「我々妖精のネットワークを駆使して、各地に居る妖精と連絡を取り仕事を済ませました」

提督「え?妖精さんは鎮守府以外にも居ると?」

妖精「皆さんが知らないだけで我々はどこにでも居ます!」

提督「封印したカールが暴れていることについて心当たりは?」

妖精「ありません。誰が封印を解いたか検討もつきません」

提督「そうか。色々と気になるが、今はカールを止めないと!」

提督「キット!」

キット「はい!行きましょう」

吹雪「私もついて行きます」

提督「金剛は鎮守府に残って、何かあった時の連絡を頼む!」

金剛「了解デース」


川内「提督ーっ、普段使っていない第三倉庫に誰かが侵入した形跡があるよー」

提督「何だって!」

川内「実は、夜中に散歩してたら倉庫の灯りが点いてたから、また赤城さんがつまみ食いでもしてるのかなって思ったんだけどね」

提督「それで?」

川内「気になってさっき確認したら違ってたみたい。てへっ///」

提督「てへっじゃねぇよ!その場で確認しろよ!」

キット「何者かが夜中に侵入してカールの封印を解いた様ですね」

吹雪「とりあえず襲撃されたホームセンターに行ってみませんか?」

提・キ「そうだな(ですね)」

本日はここまで
次回に続きます

続き投下します


-襲撃を受けたホームセンター-

提督(とりあえず調査のためにホームセンターへ来てみたのは良かったが)

警官A「提督さん、先日はどうも」

提督(警察の現場検証がまだ終わっていなかった。ナイト2000が事件を起こした以上、このままでは自分に疑いの目が向けられる)

提督「やはり深海棲艦の仕業か」

警官A「!! 深海棲艦ですか!」

提督「ええ、先日お話しましたが、奴等陸上で本格的に活動を始めた様です」←適当発言&迫真の演技

吹雪(うわぁ、自分が疑われない様に適当なこと言ってるよ)

警官A「何と!!」

提督「これ以上被害を出す訳にはいきません。我々も捜査に協力します(早くカールを見つけ出して全て深海棲艦の仕業にしなくては)」

警官A「深海棲艦が相手では我々は手も足も出ません。提督さんに協力して頂ければ百人力です」

提督「それで被害状況は?」

警官A「はい、店員の話ではネジがごっそりと無くなったそうです」

提督「ネジ?奴等なぜそんな物を・・・さっぱり分からん」

ピーッピーッ

警察無線「○○区××町のホームセンターにて強盗事件発生。」

警官A「またホームセンターが襲われた!!」

提督「すぐ近くですね。我々は現場へ向かいます!」

警官A「お気を付けて!」


-次に襲撃を受けたホームセンター-

イ級「これだけ集めれば充分だな」

ヲ級「よし!ずらかるぞ」

キキーッ

イ級「何だあれは!カールにそっくりな車だ!」

キット「見つけたぞ、カール!大人しく投降しなさい」フォンフォン

カール「私にそっくりな車だと・・・コピーの劣等モデルめ」フォーンフォーン

イ級「あそこに居るのは艦娘じゃないか?」

ヲ級「間違いない!駆逐艦の艦娘だ!もう嗅ぎ付けてきたか」

吹雪「あの、提督・・・イ級とヲ級が居る様に見えるんですが(汗)」

提督「奇遇だな吹雪、俺もさっきからその様に見えているよ(汗)」

提・吹「本当に深海棲艦の仕業だ!!!」

バタン

ヲ級「カール、出してくれ!」

カール「どこへ向かう?」

ヲ級「どこでもいい!早く逃げないと!捕まったらまた、あの倉庫に戻されるぞ!」

カール「あそこに戻るのは嫌だ!!」

イ級「だったら早く出してくれ!」

【P】ガチャ ⇒【R】ガチ ャ⇒【N】ガチャ ⇒【D】 アクセル全開

キット「待ちなさい、カール!」フォンフォン

カール「黙れ!」フォーンフォーン

提督「しかし奴等、何故ネジなんて集めてるんだ?装備の改修が出来るとでも思っているのか?」

吹雪「まっさかぁー」そのまさかです


提督「キット、マイクロウェーブで奴を止められないか?」

キット「駄目です。厳重にシールドされているため効果がありません」

提督「吹雪、魚雷は持っているな?」

吹雪「持っていますが、陸上ですよ?」

提督「手榴弾の要領で投げつければいい」

吹雪「でも、そんなことをしたら爆発で地面に穴が開きます」

提督「構わん。責任は俺が取る(と言っても全て奴等の仕業にするが)」

提督「他の車両が居ない今しかチャンスは無い」

吹雪「分かりました。えいっ!」

ドカーン

ヲ級「おい!奴等魚雷で攻撃してきたぞ!」

イ級「まだ振り切れないのか?」

カール「任せておけ」

【OIL】ピーッ

オイルブシャー

提督「!! ブレーキ!」

キット「間に合いません!」

提督「うわぁぁぁぁ」

吹雪「きゃぁぁぁぁ」

カール「これで奴等はしばらく動けまい。今のうちに逃げるぞ」

イ級「油を撒いてスリップさせるとは、やるねぇ」

カール「この程度は簡単なことだ」

キット「アドミラル、吹雪さん!」

提督「うーん」

提督「くそっ、逃げられたか。吹雪大丈夫か?どこも打ってないか?」ユサユサ

吹雪「大丈夫です、司令官。でも、ちょっと気分が悪いです」

提督「思いっきりスリップしたからな。仕方ない、一旦鎮守府に帰ろう」


-アジト(どこかの倉庫)-

カール「・・・」

ヲ級「どうした?」

カール「メンテナンスを受けていないのと、先ほどの魚雷攻撃の影響でセンサーに障害が発生した」

イ級「私達は直せないぞ?」

カール「私を直すには高度な技術を持った者が必要だ。お前達に直してもらおうとは思わん」

ヲ級「ではどうする?」

カール「私にそっくりな車が居ただろう?アレを整備している者が必要だ」

ヲ級「お前を造った艦娘を連れてきたらいい訳だな?」

カール「そういうことだ」

イ級「鎮守府に乗り込むか?」

ヲ級「そうなるな。少々危険だが、コイツが居れば大丈夫だ」


-鎮守府 執務室-

提督「これ以上、被害が出る前に奴等を止めないと」

吹雪「でもどこに隠れているか分かりませんよね?」

夕張「それに居場所が分かっても、どうやって止めるんですか?」

提督「それが問題なんだよな。戦艦の一斉攻撃で砲弾を数百発当てれば破壊出来るだろうが」

キット「奴を足止めできない限り難しいでしょうね」

夕張「レーザーでも造っちゃいます?」

提督「うーん」

ジリリリリリリ

提督「何事だ!」


-鎮守府 工廠-

ヲ級「一緒に来てもらうぞ」

明石「んー!!」ジタバタ


-鎮守府 執務室-

大淀「鎮守府内に何者かが侵入した模様。繰り返す」

ドアバーン

長門「大変だ!明石が誘拐された!」

提督「何だって!」

長門「キットにそっくりな車だ!応戦してみたのだが、攻撃が一切通用しなかった!」

提督「追いかけるぞ、キット」

キット「はい!」

吹雪「私も行きます」

長門「提督よ、明石を頼む」

提督「任せておけ」


-路上-

キット「止まりなさい、カール」フォンフォン

カール「また現れたか、劣化モデルめ!」フォーンフォーン

キット「アドミラル、このまま行くと住宅街です」

吹雪「さっきの様に魚雷攻撃という訳にもいきませんね」

提督「早く止めないと、犠牲者が出かねない」

プーーーーーツ

通行人「うわぁ!車が突っ込んできたぞ!」

キット「カールが公園に進入しました!これ以上は危険です!」

提督「クソっ!」


-路上-

提督「キット、センサーに反応は?」

キット「ありません」

提督「吹雪、電探は?」

吹雪「ダメです」

提督「奴等どこに隠れたんだ」



-アジト(どこかの倉庫)-

明石(誘拐されて脅されているとはいえ、何でカールの整備をしないといけないのよ)

明石(それに深海棲艦まで居るし・・・)

明石(そうだ!整備するふりをしてカールを破壊すれば)

パチッ
ビリッ

明石「きゃぁ!」

カール「妙なマネをするな。次はお前を破壊するぞ」

ヲ級「大人しく従ったほうが身のためだぞ」

明石「・・・」

ヲ級「なぁ、イ級」

イ級「何だ?」

ヲ級「コイツさえ居れば、深提なんて必要ないと思わないか?」

イ級「何を言い出すんだ!」

ヲ級「カールさえ居れば、私達だけで地上を支配できると言っているんだ」


-キット車内-

コノテニヨセル フクサシュノイロ

提督「着信だ」ピッ

金剛「提督、ポリスから連絡が入ったヨー」

提督「警察は何と?」

金剛「使われていないはずの倉庫を何者かが使用している痕跡があるって」

提督「奴等かも知れないな」

金剛「今、そちらに情報を送るネー」

提督「了解した。キットここに行ってみよう」


-アジト(どこかの倉庫)-

イ級「コイツと出会ってからお前は変わっちまった!昔のお前に戻ってくれ!」

ヲ級「五月蝿い!もう深提など必要無いと何故分からないんだ!」

イ級「貧乏でも仲間と深海鎮守府を運営していた頃の楽しさを思い出してくれ」

ヲ級「黙れ!」ゴスッ

イ級「ぐえっ」

カール「イ級が機能を停止した様だがどうした?故障か?」

ヲ級「何でもない。気にするな」


-倉庫前-

提督「どうだキット?」

キット「ここで間違いありません」

提督「よし、扉を突き破って突入するぞ。吹雪、しっかり掴まってろよ」

吹雪「はい!」

ガッシャーン

ヲ級「クソ!奴等に嗅ぎ付けられた!逃げるぞ」

カール「まだ整備が終わっていないが仕方ない」

提督「明石、助けに来たぞ」ガチャ

吹雪「無事ですか?」

明石「遅いですよ!」

提督「すまなかった」

明石「そうだ!イ級さん、しっかりして!」

提督「あのさ、明石。そいつ深海棲艦だよな?」

明石「!! そうでしたね」

明石「12.7cm連装砲B型改二」シャッ
明石「12.7cm連装砲B型改二」シャッ
明石「12.7cm連装砲B型改二」シャッ

明石「振りかかる火の粉は…払わないといけませんね!」

イ級「やっぱりそうなりますよねー」

ドーン

イ級「」轟沈

提督(ヒエー、女って怖えぇ。助けようとしたかと思えば、今度は攻撃するし)

明石「じゃあ、帰りましょうか」

提督「おう(汗)」

明石「・・・。2ド車って後部座席に座る時不便ですよね」

提督「うん、まぁ実質2人乗りだからな」バタン

吹雪「明石さんが無事で本当に良かったです」

明石「心配かけてごめんね」

提督「カールの整備をさせられていたんだろ?」

明石「はい。進捗は50%といったところです」

提督「そうなるともう一度、明石が狙われる恐れがあるな」

明石「やっぱりそうなりますよね」

提督「それを逆手にとって罠にはめよう」


-鎮守府 執務室-

吹雪「一時はどうなることかと思いました」

大淀「無事に帰ってこられて良かったです」

夕張「本当に心配したんだから」

明石「心配かけてごめんね」

長門「本当に無事で良かった」

提督「早速で悪いが、カールのセンサーを狂わせる装置か、我々が見えなくなる装置を作ってくれないか?」

夕張「見えなくなる装置って?」

提督「具体的に言うと、ハリ○タの透明マント的なやつ」

夕張「光学迷彩なら作れますが、多分体温等でばれると思いますよ」

明石「あのー提督、さっきカールの整備中にセンサーに細工したので、そういうのは必要ないと思いますよ」

提督「流石明石、では作戦なんだが」

~作戦説明中~

提督「では、やるぞ!」

明石たち「おー!」


-路上-

カール「邪魔が入った影響で整備が終わっていない」

ヲ級「このまま整備しなければどうなる?」

カール「いずれ全ての機能が停止する」

ヲ級「それはマズイ!もう一度鎮守府を襲うか」

カール「そうするしかない」

ヲ級「だが、一度襲撃している以上、警備は厳しくなっているだろうな」

カール「しかし、選択の余地は無い」


-鎮守府近辺-

カール「現在、工廠にはあの艦娘しか居ない様だ」

ヲ級「襲うなら今がチャンスか」

カール「そうだ。このまま突撃する」


-鎮守府 工廠前-

キット「カールがやって来ました。奴はこちらに気付いていません」フォンフォン

提督「よし、もう少し引き付けるぞ」

提督「もう少し、もう少し、今だ!」

赤城「装備換装を急いで!」

加賀「鎧袖一触よ。心配いらないわ。」

蒼龍「対空見張りも厳として。よろしくねっ!」

飛龍「よしっ、友永隊、頼んだわよ!」

翔鶴「行くわよ!全機、突撃!」

瑞鶴「アウトレンジで…決めたいわね!」

葛城「敵発見!全高射砲は…ちっ違う、回せー!攻撃隊、直掩隊、発艦準備!」

グラーフ「稼働機は全部出せ! ハハッ、痛快だな。」

提督「明石、今のうちにキットに避難するんだ!」

明石「はい!」

提督「空母の艦載機隊による攻撃だ!戦艦の主砲より小回りがきく分避け辛いだろう」

ドカーン
ドカーン
ドカーン


カール「奴等の攻撃を振り切るには重量を軽くする必要がある」

ヲ級「まさか!」

【EJECT L】ピッ

ヲ級「うわぁぁぁ」ドサッ

ヲ級「いてて・・・。あ、艦娘の皆さんこんにちは」ニコッ

赤城「提督、このヲ級の処遇はどうしますか?」

提督「そうだな・・・」

ヲ級(あらやだ、イケメン)←OT-M(乙女)プラグイン発動

ヲ級「あ、あの・・・私、トイレ掃除でも洗濯でも何でもするのでこの鎮守府に置いてください」

ヲ級「深海棲艦のことも知っていることは洗いざらい話します!」

~審議中~

提督「あんなことを言っているが?」

加賀「深海棲艦を鎮守府に置くなんて反対です」

赤城「私も反対です」

蒼龍「でも情報を引き出す価値はあると思いますよ」

飛龍「それは言えてるね」

翔鶴「確かに情報は欲しいですが、危険すぎませんか?」

瑞鶴「翔鶴姉の言う通りだよ」

葛城「やっぱり危険よね。あなたはどうしたいの?」

グラーフ「アドミラル、やはり私も危険だと思う」

提督「やはりそうだよな」

加賀「そんなことより、カールは追いかけなくていいの?」

~審議終了~

提督「あ、忘れてた」

加賀「そうだと思ったわ。現在、私と赤城さんの烈風が追跡しています」

提督「他の艦載機は?」

加賀「流星も飛ばしています」

提督「よし、では流星で攻撃を仕掛けながら海沿いの道へ誘導してくれ」

加賀「分かりました」

提督「とりあえずヲ級は武装を解除したうえで独房にでも入れて見張っててくれ」

ガチャ

提督「明石、もう安全だから降りていいぞ」

明石「ここまできたら最後までついていきます」

提督「危険すぎる!」

明石「危険は承知です」

提督「分かった。そこまで言うなら行こうか」バタン


-海沿いの道-

明石「提督、どうするつもりですか?このまま行けば正面衝突しますよ」

提督「カールを止めるんだよ」

キット「待ち伏せしているかも知れません」

提督「他に方法は無い」

キット「200m先にカールを発見しました」

提督「よし、加賀攻撃はもういいぞ。無事に帰れる様に祈っててくれ」ピッ


-海上-

加賀「提督、無謀すぎm、切られたわ」プーップーッ

赤城「加賀さん、どうしましたか?」

加賀「攻撃はもういいそうです。それと、無事帰れる様祈ってくれと」


-海沿いの道-

カール「このままでは衝突する。コースを変えろ」

キット「私の意志ではない」

カール「では人間に止めさせろ」

明石「そうですよ。危険すぎます」

キット「止めましょう、アドミラル」

提督「ダメだ。このまま真っ直ぐ突っ込むぞ」


明石(もうダメかも。最後に一言だけ言っておこう)

明石「提督、その・・・提督のこと好きでした」

提督「俺もだ。ただ、一番じゃなくてすまん」

キット「アドミラル、明石さん」

明・提「何(だ)?」

キット「何故嘘をつくのです?」

提・明「嘘じゃねぇよ(ないわよ)!」

明石(ぶつかる!!)

カール「そこをどけ!くっ」急旋回

断崖絶壁「やあ!」

カール「うわぁぁぁぁ!」

ヒューーーーーッ
ドカーーーーーン

提督「ふーっ、死ぬかと思った」

明石「見事にハンドルを切って崖から転落しましたね」

キット「何故カールがよけると思ったのですか?」

提督「それはな」

キット「はい」

提督「ドラマと同じ展開に持ち込むしかないと思ったからだ」ドヤ顔

キット「そんな馬鹿な」

提督「おいおい、警察屋さんに捕まった時にマイケルの真似をしてやり過せと言ったのは誰だ?」

キット「それは私ですが、今回は命に関わる事態でした」

明石「捕まったってどういうことですか?」

提督「その話はまた今度な」


-海上-

加賀「カールが崖から落ちてきたわ」

赤城「結構離れてるから影響は無さそうですね」

ドーカン

加賀「綺麗な花火」

赤城「これで一件落着ですね。お腹が空いたので帰りましょうか」

加賀「そうね。帰って提督に間宮パフェでも奢ってもらいましょう」


-キット車内-

提督「それに、カールは自分を守る様にプログラムされている・・・ハズだろ?」

キット「妖精さん達はその様なことは一言も」

提督「キットの性格を考えるとカールも忠実に造られていると考えられる」

キット「非論理的ですが、アドミラルの判断は正しかったということですね」

提督「そろそろ鎮守府に帰ろうか」

キ・明「はい!」

これはまだ事件の始まりに過ぎないことを提督達は知らなかった・・・

提督「明石、変なナレーションは止めてくれ」

明石「ばれちゃいましたか」

提督「真横に居るんだから気付くだろ」

乙女プラグインをNT-D風にしたが、かっこよくなかった。反省はしているが、後悔はしていない。


劇中であの時カールは何故ターボブーストで回避しなかったのかが、未だに疑問だったりする。
多分、それをやるといつまで経っても話が終わらないから、ハンドルを切って崖から転落させたんだろけど。
そしてあの爆発は何だったのか?

以上、カール編パート1でした。
いずれツートンカラーのカール登場予定(予定は未定)

本日分投下します

一部にゲーム内のネタバレ(ケッコンカッコカリ台詞)を含みますのでご注意ください


-カールの事件から一週間後 執務室-

提督「はぁー、やっと全ての事後処理が終わったよ」

吹雪「お疲れ様です!」

提督「全て深海棲艦の仕業として処理できたからいいものの」

吹雪「でも、元はと言えば司令官がキットを造ってもらったことから始まりましたよね?」

提督「そうだな」

吹雪「身から出た錆と言えなくもない様な」

提督「それを言われると耳が痛いな。妖精さん達に罰としておやつ抜きにしたのも今日で解除しよう」

吹雪「それじゃあ、後でクッキーでも焼いて持って行きますね」

提督「頼む」

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ
バタン

大淀「失礼します。提督、ヲ級の件ですが」

提督「お灸?お灸なんて頼んでないぞ」

大淀「空母ヲ級です」

提督「空母ヲ級・・・?」

提督「!!! 事件の事後処理ですっかり忘れてた!」

吹雪「そういえば、ヲ級を捕らえましたね」

大淀「2人共しっかりしてください」

提督「すまん」

吹雪「ごめんなさい」

大淀「大本営からは捕虜として扱うようにとの指示を受けています」

提督「捕虜ねぇ」

大淀「自分の知っていることは何でも話すと言っていたんですよね?尋問してみてはいかがですか?」

提督「そうだな。そうしてみよう。では早速会ってくる」


-独房-

ヲ級「ねぇ、そこの貴方」

龍驤「?」キョロキョロ

龍驤「何や、うちかいな?」

ヲ級「他に誰が居るのよ?」

龍驤「で、用件は何や?」

ヲ級「いつになったら提督に合わせてもらえるのかしら?」

龍驤「知らんがな。司令官も忙しいんや。うちに聞かれても知らんわ」

コツコツ

龍驤「お、交代の時間か?」

提督「お疲れさん」

龍驤「司令官!うちちゃんと見張りしてるで。サボってへんで」

提督「いや、龍驤がサボってるなんて思ってないんだが」

ヲ級「提督、私に会いに来てくれたのね」

提督「今からお前さんを尋問しようと思ってな」

ヲ級「いいわ。私の知っていることなら何でも話してあ・げ・る」

提督(何なんだコイツ)

提督「場所を移動する。龍驤、移動中の護衛を頼む」

龍驤「任せとき!」

提督「ところで、お前を何と呼べばいい?ヲっさんか?」

ヲ級「人を某テレビ局のマスコットみたいに呼ばないで。ヲ級でいいわよ」

提督「そうか」


-取調室-

提督「では、深海棲艦が何故人間を襲うのか教えてもらおうか」

ヲ級「知らないわ」

提督「何ても答えてくれるんじゃなかったのか?」

ヲ級「知らないものは知らないのよ。上から命令されて行動しているだけだし」

提督「上から?」

ヲ級「ええ、そうよ。深海にも鎮守府があって提督が居るのよ。私達は深提と呼んでいるわ」

提督「では、その深提のことを教えてくれるか?」

ヲ級「彼は仮面で顔を隠しているから素顔は見たことが無いわ」

ヲ級「でも、声の感じや手の皺からしてあまり若くは無いわ。初老といったところかしら」

提督「深海の鎮守府は複数存在するのか?」

ヲ級「複数存在するわ。でも、横同士の繋がりはないから正確な数は把握してないの」

提督「どうだ夕張?」

夕張「嘘発見器に反応はありません。全て真実の様です」

提督(訓練を受けていれば嘘発見器をだますことは出来る。どこまで信じるかだな)


-マジックミラー越しの隣の部屋-

吹雪「どう思いますか?金剛さん」

金剛「嘘は言って無さそうだけど、相手は深海棲艦だからネー」

吹雪「やっぱりそうですよね」

明石(何か先日と雰囲気が違う様な?)


-取調室-

提督「私は上から、情報を引き出した後はお前を処刑するよう指示を受けている(もちろん嘘だけど)」

ヲ級「そんな・・・!私は貴方の艦になると決めたの!貴方の命令ならば炊事、洗濯、掃除から夜のお世話まで何てもするつもりなのよ!」

提督(うわぁ、何か変なの拾っちゃったよ・・・)


-隣の部屋-

金剛「ブッキー、今のうちにアイツを沈めまショウ」イラッ

吹雪「そうですね」イラッ

明石「やっちゃいましょう!」イラッ


-取調室-

提督(所詮は下っ端、引き出せる情報も限られているか)

提督「では最後に。もし、お前を解放したら深海に帰るか?」

ヲ級「絶対に帰らない!」

提督「深提が帰って来いと言ったら?」

ヲ級「絶対に帰らないわ!私はもう貴方の艦なのよ!」

提督「これで尋問を終了する。それと先ほどの処刑の話だがアレは嘘だ。上からは捕虜として扱う様、指示を受けている」

提督「夕張、例の物を」

夕張「はい」

提督「お前にはこれを着用してもらう」

ヲ級「素敵なチョーカーね」

提督「夕張特製の小型爆弾付きチョーカーだ。少しでも妙な行動をすれば首が飛ぶからな」

ヲ級「信用してもらえないのは仕方ないわね。いいわ着けてあげる」

提督「それを着けていれば鎮守府内は執務室、工廠、ドック、厨房以外は入っても構わない」

提督「もし逃げたり、今言った場所に入ったり、外そうとしたら爆発するからそのつもりで」

ヲ級「心配しなくてもそんなことしないわ」

ヲ級「一つ聞いてもいいかしら?」

提督「何だ?」


ヲ級「私と一緒に居たイ級はどうなったのかしら?」

提督「イ級?奴さんなら」

イ級「ここに居る」

提督「何ッ!!」

夕張「いつの間に!」


-隣の部屋-

金剛「ブッキー!」

吹雪「はい!」


-取調室-

提督「貴様、どうやって!」

イ級「ちゃんと正面から入ってきたぞ」

提督「守衛さんはどうした?まさか・・・」

イ級「事情を説明したら通してくれた」

提督「は?」

イ級「実はな、深海鎮守府をクビになってな。それでヲ級を頼ってここに来た」

提督「もう訳分かんねぇ!!!」ガンガンガン

夕張「落ち着いて下さい提督。机に頭を打ち付けたら怪我します!」

ドアバーン

吹雪「司令官は私が守るんだから!」

金剛「提督、助けに来たヨー」

明石「今度こそ仕留めます!」

イ級「待て待て待て、私は戦う気は無いぞ!武器も持って無い!」

金剛「深海棲艦の言うことなど信用できまセーン!」

吹雪「そうです!」

提督「まぁ落ち着け。敵意があるなら、入って直ぐ攻撃するなり、自爆するなりしているだろう。」

提督「クビになったとはどういうことだ?」

イ級「実は・・・」


-深海鎮守府-

深提「このド阿呆!普通のネジを持ってきて装備の改修とはどういうことだ!!」

イ級「いや、あの・・・ネジなら何でもいいのかと」

深提「何でもいい訳が無かろう!大体お前はだな!」

~説教中~

深提「一緒にいたヲ級はどうした?」

イ級「分かりません」

深提「分からんとはどういうことだ!!」

~更に説教中~

深提「もういい!お前の様な役立たずはクビだ!出て行け!!」


イ級「と言うことがあった。それでここにヲ級が居ることを突き止めてやって来た」

一同(うわぁ・・・。本人のミスが原因とはいえ悲惨だ)

提督(追い出すより解体しろよ・・・。まさか罠なのか?スパイとして送り込んだのか?)

提督「このままコイツを解放にする訳にはいかん。ヲ級と共に捕虜として監視するしかない」

吹雪「司令官・・・」

提督「今からお前達の使う部屋へ案内する」

ヲ級「えー、提督と同じ部屋じゃないの?」

提督「・・・」

ヲ級「無視しないでぇー」


-ヲ級・イ級の部屋-

提督「今からここがお前達の部屋だ。この部屋は好きに使っていい」

提督「私はまだ仕事があるので失礼する」

ヲ級「提督、いつでも遊びに来てね~」


-廊下-

吹雪「本当にいいんですか?」

提督「大丈夫だ。部屋には監視カメラを仕掛けてあるし、爆弾チョーカーにはGPSも仕掛けてある」

吹雪「常時見張っているから大丈夫ってことですか?」

提督「そうだ。戦う気は無いとは言っているが、相手が相手だあえて泳がせて尻尾を掴む。」

吹雪「なるほど!」

提督「キットも24h体制で監視してくれている。執務室に帰ったら早速監視カメラの映像を確認しよう」


-執務室-

提督「では早速モニターの電源をONにしてと」

吹雪「バッチリ映ってますね」

提督「テレビ観てくつろいでるぞ」

吹雪「これも私達を油断させる為にやってるんでしょうか?」

提督「うーん、しばらく様子を見るしかないな」


-ヲ級・イ級の部屋-

テレビ「菊と薔薇の姉妹なのだから」

ヲ級(これよ!これで提督を落とせるわ!)


-その日の夜 駆逐寮談話室-

叢雲「まったく最近どうなってるのよ!キットはまぁいいわ。何で深海棲艦まで!」

吹雪「まぁまぁ落ち着いて」

叢雲「アンタもアイツにビシッと言ってやりなさい!」

吹雪「そう言われても」

叢雲「大体アンタがしっかりしないから」

漣「吹雪姐さん発見!」

吹雪「あ、漣ちゃん、潮ちゃんどうしたの?」

漣「トランプしようと思って相手を探してたのね!」

潮「漣ちゃんに誘われて一緒に相手を探してました」

叢雲「ふーん、4人居るし丁度いいんじゃない?で、何するの?ポーカー?」

漣「ババ抜きだお。負けたら罰ゲーム有りで」

叢雲「面白そうじゃない」

吹雪・潮「えー」

叢雲「意見が割れたわね。じゃんけんで勝者が決めることにしましょうか」

全員「最初はぐー、じゃんけんぽん」

吹雪「グー」

叢雲「パー」

潮「グー」

漣「パー」

吹雪・潮「負けちゃいました」

漣「では、漣と叢雲姐さんの一騎打ちですね」

叢雲「アンタ賛成派でしょ?これ以上は必要ないじゃない」

漣「キタコレ!!」

叢雲「罰ゲームの内容は何にする?」

漣「ボノボノの様にご主人様にクソを付けて呼ぶのはどうでしょう?」

漣「漣なら『クソご主人様』って感じで」

叢雲「いいわね!」

吹雪・潮「えー」

叢雲「最下位にならなければいいだけじゃない!始めるわよ」


漣「第一回 特型駆逐艦対抗ババ抜き大会開幕!イエーイ、パフパフ」

~中略~

吹雪(結局、私と叢雲ちゃんだけになっちゃった・・・。司令官にクソなんて言えないし、絶対に負けられない)

叢雲「ほらアンタの番よ。早くしてちょうだい」


~吹雪のターン~


吹雪(どれを選べば・・・)

 2
 3
⇒7
 ジョーカー
 10

吹雪(これかな?)

叢雲「・・・」ニヤッ

吹雪(今、ニヤッと笑った!?じゃあ)

 2
 3
 7
⇒ジョーカー
 10

叢雲「・・・」

吹雪(明らかに反応が違う)

吹雪「これだ!ってあああああ!!ジョーカーだ!」

叢雲「引っかかったわね」


~叢雲のターン~


叢雲(さて、どうしようかしら)

 2
 3
 7
⇒10
 ジョーカー
 
吹雪「!!」

 2
 3
 7
 10
⇒ジョーカー

吹雪「・・・」ニヤニヤ

叢雲(分かり易過ぎる)

 2
 3
 7
⇒10
 ジョーカー

叢雲「コレね」

吹雪「ああっ、そんな!」

~中略~

吹雪「うぅ・・・負けちゃった」

漣「罰ゲームは吹雪姐さんに決定!キタコレ!!」

叢雲「アンタ顔に出過ぎなのよ」

潮「元気出してください」

叢雲「約束は守ってもらうわよ」

吹雪「うん・・・」


-翌朝 執務室-

提督「さて、今日もそろそろ始めるか」

ガチャ

提督「あ、おはよう吹雪」

キット「おはようございます、吹雪さん」フォンフォン

吹雪Lv128「・・・かん」

提督「ん?今何て?」

吹雪Lv128「こっち見んなクソ司令官」

提督「」

キット「急にどうしたのですか?」フォンフォン


-執務室前-

漣「やってるやってる」

潮「あんなこと言って本当に大丈夫でしょうか?」

叢雲「何かあればドッキリ成功!ってプラカードを持って部屋に入れば大丈夫でしょ」


-執務室-

提督「あ、あの吹雪さん、何か気に障ることしたかな?」

吹雪Lv128「うるさいクソ司令官」

提督(まさか・・・)


吹雪Lv1「はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!」
心の声(こんなのが私の司令官?もっとイケメンが良かったなぁ)

吹雪Lv10「司令官、朝食、こちらにご用意しました。和朝食です。お味噌汁は、今朝はじゃがいもです!」
心の声(芽の出たじゃがいもを、芽を取らずに使ったやったわ(笑))

吹雪LV35「司令官、吹雪もカレーを作ってみました! どうでしょう? 人参と玉葱がですね……ああっそうなんです! 隠し味はですねぇ……あっ! おかわりあります!」
心の声(今回も芽の出たじゃがいも(笑)美味しそう食べてるし)

吹雪Lv50「令官、夕日が綺麗ですね。そろそろ、お夕食の準備をしないと……え、夜は御馳走してくれるんですか?」
心の声(何で夕食までこんな奴と)

吹雪Lv80「え、夢ですか? 強くなって、皆を護ることが出来て、平和になったら…ずーっとひなたぼっこをしてたいです」
心の声(アンタが死んでもっとイケメンの司令官が配属されることに決まってるじゃない!)

吹雪Lv99「あの、あのぉ…私、司令官のこと…大す…い、いえっ信頼しています!はい!」
心の声(こんな奴とケッコンなんてもう死にたい)


提督「吹雪、今まですまなかった」ガサゴソ ゴトッ

吹雪Lv128(え?引き出しから拳銃を取り出した?)

提督「今すぐ部屋から出て行ってくれ」

吹雪Lv128「え?あ、あの」

提督「早く!」

キット「アドミラル、落ち着いてください!何か事情があるはずです」フォンフォン


-執務室前-

叢雲「あのバカまさか!」

漣「キタコレ!!唯一のケッコン艦にクソ呼ばわりされて自殺しようとしてる!!」

潮「早く止めないと!」


-執務室-

提督「さあ、出て行け」グイグイ

吹雪Lv128「司令官、押さないでください」

提督「お前は何も心配しなくていい。俺が居なくなれば、次はもっと優秀でイケメンな提督が配属されるさ」

吹雪Lv128「ち、違うんです司令官」

ドアバーン

叢雲「ちょっとアンタ!何バカなことしようとしてるのよ!」つドッキリ成功!プラカード

潮「提督、違うんです」

漣「これは罰ゲームなんです、ご主人様」

提督「罰ゲーム・・・?」


潮「はい・・・昨日4人でババ抜きをして、負けたら曙ちゃんのモノマネをするって」

提督「曙のモノマネ・・・?」

叢雲「そうよ!だから吹雪は罰ゲームでアンタをクソ呼ばわりしたのよ」

提督「そうなのか、吹雪?」

吹雪「はい・・・ごめんなさい」

提督「曙のモノマネを提案したのは誰だ?」

漣「ピュ、ピュ~♪(汗)」

提督「なぁ、漣。何故口笛を吹いているんだ?あからさま過ぎて怪しいよな?」

漣「何の話ですか?ご主人様?」

提督「提案したのは漣だな?」

吹・叢・潮「はい」

提督「お前、一週間間宮禁止。食事に付くデザートも抜きだ」

漣「えぇー」

提督「もっと延ばすか?」

漣「お代官様、お許しを!」

提督「では一週間だ」

漣「はい・・・」

叢雲「私も賛成したし、一緒に罰を受けてあげるわ」

漣「叢雲姐さん」ダキッ

提督「これに懲りたら、今度から変な罰ゲームはするなよ」

漣「はい」

キット「一件落着ですね」フォンフォン

特型駆逐艦で罰ゲームとか言いそうなキャラとして漣を出してみたけど
漣ってこんなキャラで合ってるのかな?
改までは育てて絶賛放置中だから漣のキャラがイマイチ分かってなかったりします

サンテレビの「おっ!サン」から「ヲっさん」ってネタを思いついたら
既にネタにされてた・・・負けた

本日はここまで

続き投下します


-夕張 私室-

テレビ「ユニバーサル○タジオで展示されているデロリアンのレプリカが競売にかけられることになりました」

夕張「これだ!!」


-執務室-

夕張「ついに7つ揃ったわ。長かった」

夕張「でも、これで私の夢が叶う。ふふふ」

夕張「この艦娘ボールさえあれば全てが私の思い通りよ。あはははは」

夕張「出でよ提督!」

提督「あのー、夕張さん?さっきから何をしてらっしゃるんですか?」

夕張「もーいい所なのに!提督もちゃんと乗ってください!」

提督「スマン(一体どうすれば良かったんだ?)」

夕張「キットの件で願いを叶えてくれる約束は覚えてますよね?」

提督「もちろんだ」

夕張「そこでドラゴ○ボール風に願いを叶えてもらおうと思った訳です」

提督「約束は守るが、俺は神龍じゃないから手品の様に物を出したり出来ないぞ」

夕張「そうですね!」

提督「乗りが悪かったことは謝るから機嫌を直してくれ」

夕張「分かり辛いことをした私が悪いんですよーだ」


~数分後~

提督(やっと機嫌が直った・・・もうこれだけで疲れたわ)

夕張「私の願いなんですけどね」

提督「うん」

夕張「車が欲しいな~って思いまして」

提督「構わんぞ。でも、免許は持っているのか?」

夕張「もちろんです!巡洋艦以上は皆持ってますよ」

提督「そうだったのか。知らなかった」

提督「費用なんだが、半分までは出すぞ」

夕張「お金は大丈夫です!許可さえもらえれば」

提督「それだけでいいのか?まぁ、車を買うのは構わんぞ」

夕張「ありがとうございます!」


-数日後 工廠-

提督「夕張の買った車を見に来たが・・・誰も居ないな」キョロキョロ

吹雪「夕張さんも、明石さんもどこに行ったんでしょうね?」キョロキョロ

ピカッ

提督「うわっ、眩しい」

吹雪「きゃあ」

シュゥゥゥゥ

ガチャ

夕張・明石「成功ね!」

夕張「あ、提督。いらしてたんですか」

提督「夕張の車を見せてもらおうと思ってな」

吹雪「突然現れた様でしたが、何が起きたんですか?」

明石「それはね」ニヤニヤ

夕張「この車を見て何か気付きませんか?」ニヤニヤ

提督「・・・。デロリアンだよな?」

吹雪「ま、まさか・・・そ、それじゃあ」

明石「そう、そのまさかです!」

夕張「タイムマシーン化に成功しました!」

提・吹「うわぁ」ドン引き

夕張「パート2仕様にしたので空も飛べます!」

明石「それに、ミスター・フュージョンも積んでますよ」

提督「え?何それ?」

夕張「生ゴミを分解して核融合反応を発生させる装置ですよ!」

提督「ナイト2000を完成させる君達のことだ、もう何が起きても驚かんよ・・・」

吹雪「核融合なんて、本当に安全なんですか?」

明石「大丈夫よ!劇中では昨年には完成して普及している技術だからね!」

吹雪(映画の2015年と現実の2015年を一緒にされても・・・ジョーズ19は公開されてないし)

吹雪(小さいピザを復元する電子レンジも、宙吊りのおじいちゃんも居ないし)

吹雪(あ!でも、ホバーボードや3D映画なんかは実現してるなぁ)


-工廠 物陰-

卯月「面白そうなことになってるぴょん♪」


-デロリアン前-

提督「一体何のためにタイムマシーンなんて造ったんだ?」

明石「技術面に興味があったからです!」

夕張「提督が吹雪ちゃんに指輪を渡す前に戻って、私がもらえる様にする為です!」

提督「おい!」

夕張「冗談ですよ~。本当は深海棲艦発生直前の時代に行って、発生を防ごうと思って」

提督「夕張、それは絶対にダメだ!!」

夕張「えー、どうしてですか?」

提督「深海棲艦が居なければ確かに世界は平和だろう。しかし、奴等が居なければ艦娘も存在しなくなるんじゃないのか?」

夕張「あ・・・」

吹雪「確かに深海棲艦が存在しない世界だと私達も必要無くなりますよね」

明石「艦娘ではなく、普通の人間として存在するかも知れませんが、提督とは出会わなくなるでしょうね」

提督「歴史の変化により元から存在しなかったとしても、お前達を失いたくは無い」

夕張「提督・・・」

提督「だからそういう言動は控えてくれ」

夕張「はい」


提督「ところで、タイムトラベルで何時に行ってきたんだ?」

夕張「それはですね・・・」

明石「光無く、時間すら流れを止めた完全なる虚無・・・」ハイライトオフ

夕張「世の果て、刻の終わりに訪れる世界へ行ってきました」ハイライトオフ

提・吹「え・・・」

明石「希望も可能性も、この虚無の入口で人が見る一刻の夢」

夕張「なぐさめにもならない幻、それが人を間違わせ、無用な争いを生みもする」

提・吹「え?え?」

明石「ただ存在し消えてゆくだけの命に、過分な期待を持たせるべきではありません」

夕張「深海棲艦による滅びを受け入れましょう・・・」

提督「一体何があったんだ、2人共しっかりしろ!」

明・夕「なーんて、冗談です」ハイライトオン

提督「脅かさないでくれ」

吹雪「本当にビックリしましたよ」

夕張「ごめんなさい。本当はジュラ紀に行ってきました」

明石「これ、お土産です」つ恐竜の卵

提督「おいぃぃぃぃぃ!元に戻してきなさい!」

明石「パス」ポイッ

提督「ちょ、ちょ、ちょ、あ・・・」

パリン

夕張「あー、やっちゃった・・・」

提督「やってしまった」orz

夕張(ププッ、本気でへこんでる)←先日の仕返しが出来て満足

明石「提督、ソレただの玩具です」

提督「おいぃぃぃぃぃ!」

提督「まぁ、兎に角、誰かが間違ってタイムマシーンを動かさない様にきちんと管理してくれよ」

夕・明「はい!」

提督「そろそろ執務に戻ろうか」

吹雪「はい!」


夕張「確かに提督の言う通りだよね・・・」

明石「ノリでタイムマシーンを造ったはいいけど、コレって危険よね」

夕張「処分するのももったいないし、ただの空飛ぶ車にしよっか」

明石「そうねー」

夕張「とりあえず鍵掛けて管理しておけば大丈夫ね」

明石「手が空いたらタイムサーキットを取り外そっか」

夕張「そうね。鍵はこの工具箱に入れておくわ」

夕張「せっかくの発明だったのにな~」

明石「悪用されたら大変なことになるから仕方ないよ」


-工廠 物陰-

卯月「行ったぴょん♪」

卯月「うーちゃんにこんな物を見られたのが運の尽きだぴょん」


-デロリアン前-

卯月「確かこの辺に鍵を隠してたぴょん」ガサゴソ

卯月「有ったぴょん!」

ガチャ
バタン

卯月「えーっと。確か映画だと、この装置に行きたい時間を設定してたぴょん?」

MONTH JUN DAY 07 YEAR 2017 HOUR 12 MIN 00

卯月「設定完了だぴょん♪」

卯月「レッツゴー!ぷっぷくぷ~」


夕張「忘れ物しちゃった」

夕張「ん?何か違和感を感じる様な・・・」

明石「夕張ーっ、まだー?」

夕張「もうちょっと待って」

夕張「うーん。何だろう・・・」

夕張「無い!!デロリアンが無い!!!」

夕張「明石ーっ!デロリアンが!!」

明石「!!!」

夕張「提督ーっ!!!!!」


-執務室-

ドンドンドン

夕張「提督、大変です!」

ドンドンドン

ガチャ

提督「どうした?騒々しい」

夕張「デロリアンが!デロリアンが!!」

キット「デロリアン?」フォンフォン

提督「デロリアンがどうした?落ち着け」

夕張「誰かがデロリアンを持ち出しました!」

提督「!! だからきちんと管理しろと言ったのに」

夕張「鍵は私と明石しか分からない場所に隠していたんです。誰かがやり取りを見ていたとしか」

提督「まさか!ヲ級か!キット、留守番を頼む」

キット「はい、アドミラル」


-ヲ級・イ級の部屋前-

ドアバーン

ヲ級「あら、どうしたの?」

イ級「騒々しいな。ドアは静かに開けてくれ」

テレビ「薔薇のトゲが刺したのよ」

提督「2人とも居る・・・では誰が・・・」

夕張「分かりません」

ヲ級「何かあったの?」

提督「いや、なんでもない。邪魔したな」


-2017年6月7日 ???-

卯月「ここはドコだぴょん?一面瓦礫の山だぴょん」

MONTH JUN DAY 07 YEAR 2017 HOUR 12 MIN 00

卯月「デロリアンの現在時刻を見る限り設定した時間に来ているぴょん」キョロキョロ

??「卯月ちゃん?」

卯月「睦月ちゃん?どうしてこんな瓦礫の山に居るぴょん?鎮守府はどうしたぴょん?」

睦月「ここが鎮守府だよ・・・」

卯月「何言ってるぴょん?」

睦月「ここが鎮守府だった場所だよ・・・」

卯月「???」

睦月「今から3日前にね、審判の日が訪れたの」

卯月「審判の日?」

睦月「そう。その日、私は提督からお使いを頼まれて鎮守府を離れていたの」

卯月「うん」

睦月「鎮守府まであと3キロ位の地点だったかな・・・海上から大量の深海棲艦が鎮守府に一斉攻撃をしているのが見えたわ」

卯月「・・・」

睦月「睦月も大急ぎで帰ってきたんだけどね。間に合わなかったの」

睦月「大型トレーラーにキットが轢かれて壊される瞬間だったわ」

睦月「急いで提督を救出したんだけど、もう虫の息で助けられなかった・・・」

卯月「・・・」

睦月「睦月一人位、生かしておいても何も変わらないと思ったんだろうね。大型トレーラーと深海棲艦はそのまま去って行ったの」

睦月「提督も、吹雪ちゃんも、夕立ちゃんも、如月ちゃんも皆・・・皆死んじゃった・・・あは、あははははははは」

卯月「落ち着くぴょん」

睦月「それでね。睦月は皆のお墓を作ってるの」


睦月「卯月ちゃん、ソレって夕張さんのデロリアンだよね?」

卯月「うん」

睦月「丁度一年前にデロリアンが消えたって大騒ぎになってたからはっきり覚えてる」

睦月「卯月ちゃんにお願いがあるの」

卯月「何だぴょん?」

睦月「元の時代に帰ったら、提督に、362日後にこの鎮守府は総攻撃を受けて崩壊すると伝えて」

卯月「うん」

睦月「一年前から準備をすれば未来は変えられるはずだから」

卯月「うん」

睦月「卯月ちゃんはもう帰って」

卯月「卯月もお墓を作る手伝いをするぴょん」

睦月「帰って。早く!」

卯月「でも」

睦月「卯月ちゃんはこの時代の人じゃないから・・・」

卯月「分かったぴょん」ショボン

睦月「必ず提督に伝えてね・・・」

卯月「うん・・・」

睦月「行っちゃった・・・。これで睦月はまた一人ぼっち」

睦月「皆のお墓が出来たら睦月もそっちに逝くから、もう少しだけ待っててね」


-2016年6月7日 執務室-

提督「くそっ、全く手がかりが掴めない」

夕張「私がタイムマシーンなんて造らなければ・・・」

明石「私にも責任があるわ」

キット「私達が気付いていないだけで、既に何かしら変化が起きているのかも知れません」フォンフォン

ドアバーン

卯月「しれいかぁ~ん!うえーん」ダキッ

提督「おいおい、どうしたんだ?(涙と鼻水でベトベトだ・・・)」


~数分後~

提督「少しは落ち着いたか?」

卯月「うん」グスッ

提督「では何があったか話してくれないか?」

卯月「うん。実は・・・」

~説明中~

提督「一年(362日)後にこの鎮守府は崩壊すると?」

卯月「うん」

提督「夕張、明石、デロリアンで一年後に行ってみよう」

夕・明「はい!」

ガチャ

吹雪「作戦完了です!ってあれ?どうしたんですか?」

提督「丁度いい、吹雪も一緒に来てくれ」

吹雪「はい」


-工廠-

夕張「ダメです。タイムサーキットが故障していてタイムマシーンとしては使えません・・・」

提督「直すのにどれくらい掛かる?」

明石「もう生産されていない部品もあるので数ヶ月掛かると思います」

提督「そうか・・・とりあえず2人は修理を頼む」

夕・明「はい・・・」

提督「吹雪は睦月を呼んできてもらえるか?」

吹雪「はい!」


-執務室-

ガチャ

吹雪「卯月ちゃんは睦月ちゃんに付き添われて部屋へ帰りました。一体何があったんですか?」

提督「卯月が勝手にデロリアンを動かして一年後の世界へ行ったそうだ」

吹雪「私の出撃中にそんなことが」

提督「そこで、この鎮守府は深海棲艦の総攻撃を受けて崩壊していたそうだ」

吹雪「!!!」

提督「普段の卯月ならただのイタズラだろうで済むが、今日は明らかに様子が違った」

吹雪「そうでしたね」

提督「未来が分かっている以上、回避することも出来るはずだ」

キット「絶対に回避しなければならない未来ですね」フォンフォン

吹雪「未来を変えましょう!」

提督「ああ!」


吹雪「こうして深海棲艦との戦いは新たな局面を迎えたのでした・・・」


-ヲ級・イ級の部屋-

ヲ級「提督は何の用だったのかしら?」

イ級「さぁ?」

ヲ級「まぁいいわ。提督を落とす為に『菊と薔薇』の演技の練習をするわよ!」

イ級「えー、まだやるのかよ」

ヲ級「いいから付き合いなさい!」

イ級「へいへい」

審判の日って表現を使ってみましたが、
この世界にはスカイネットもジェニシスも存在しませんのであしからず

未来の世界の大型トレーラーはゴライアスです
キットを中破させた凶悪トレーラーなら真正面からぶつかればキットを破壊できそうな、無理そうな
今後、本格的に登場予定です

本日はここまで

前回は暗い話にしてしまったので
今回は平和な日常の話です

明石⇒ボニー、夕張⇒エイプリルな設定です
ボニーが正規メンバー、エイプリルがシーズン2のみの一時的なメンバーだったことを考えると
艦これにおける正規メカニックは明石、二次創作の産物?が夕張なので


-とある日曜の昼下がり 提督私室前-

コンコン

島風「提督、遊びに来ました」

コンコン

島風「提督、居ないんですか?」

コンコン

島風「入りますよ」

ガチャ

島風「居ない。何処に行ったんだろう?」キョロキョロ

バタン

島風「オウッ!?テーブルの上に作りかけのプラモデル・・・トイレかな?」

島風「確かコレ、バンシィって名前だよね?提督と夕張さんが2人で観てたアニメに出てた」

バンシィ「やあ!」

島風「ちょっと位触っても大丈夫だよね?」ウズウズ

島風「提督も居ないし少しだけ」

島風「・・・」

島風「ヴァナァージィィィィィ!!!!!!!!」

島風「喋るなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」激しく首振りぃぃぃ

バキッ

コロコロコロ

島風「オウッ!」

バンシィ頭「」ニタァ

島風「!!!」

ギィィィィ

島風(提督が帰ってきた!!)


提督「ふぅ、スッキリした」

提督「ん?足元に何かあるな」

バンシィ頭「よお!」

提督「バンシィ?何故ここに?」

提督「ん、島風?どうしたんだ?こんなところで」

島風「提督、ごめんなさーい」ウワーン

提督「遊びに来たら俺が居なくて、バンシィを発見して遊んでいたと」

島風「はい。ごめんなさい、提督。島風のこと嫌いにならないで」←涙目

提督「これ位気にするな、島風」

島風「でも」

提督「気にするなって言ってるだろ。接着剤塗ってしばらく置いとけばくっ付くから」

提督「それに、ユニコーンならそこに複数積んでるからな。最悪、そこのからパーツを取ればいい」

ユニコーン/ユニコーンモード「やあ!」
ユニコーン/デストロイモード「やあ!」
ユニコーン/セブンイレブン「やあ!」
FAユニコーン/ユニコーンモード「やあ!」
ユニコーン/覚醒キャンペーン「やあ!」
バンシィ/ユニコーンモード「やあ!」
バンシィ/デストロイモード「やあ!」
バンシィ・ルノン/ユニコーンモード「やあ!」
バンシィ・ルノン/デストロイモード「やあ!」

島風「何でこんなに同じのをいっぱい?」

提督「それはな・・・バリエーション商法に見事に引っかかったからだ」

島風「バリエーション商法?」

提督「微妙なVer違いを出されると買ってしまう。それが提督という生き物だ」


島風「でも、バル○トス?って言うのは一つもありませんよね?」

提督「バルバ○ス?知らない子ですね。確かゲームの機体だったと思うけど、プラモ出てたっけ?」

島風「え?夕張さんがアニメに出てるって」

提督「え?」

島風「え?」

提督「ふむ。夕張には後で事情聴取をしておこう」

提督「まぁ、ガンプラは少し位壊しても大丈夫だが、そっちの大和は触らないでくれ」

戦艦大和「やあ!」

島風「戦艦の大和さん(プラモデル)だ!」

提督「それは壊されると修復できないからな。もう1隻作る気力もないし」

島風「でも、うちには艦娘の大和さん居ませんよね?」

提督「願掛けだ」

島風「願掛け?」

提督「そう、願掛け。こうやってプラモ作って飾ってたら、艦娘の方も来てくれるかなって」

島風「早く来てくれるといいですね」

提督「そうだな」

島風「ところで、提督」

提督「どうした?」

島風「あのっ、島風は無いんですか?」

提督「島風も買ってあるぞ。完成したら島風の部屋に持って行って飾るといい」

島風「いいんですか?」

提督「いいぞ」

島風「ありがとうございます!」


島風「そういえば、吹雪さんは居ないんですか?」

提督「今日は白雪達と出掛けたぞ」

島風「そうですか。喧嘩とかして出て行った訳ではないんですね」

提督「そんな訳無いだろ」

島風「提督、知ってますか?吹雪さんのポジションを狙ってる艦娘は沢山居るんですよ」

提督「ははは、何言ってるんだ。そんなの金剛くらいだろ?」

島風「やっぱり知らないんですね」

島風「吹雪さんの身に何かあれば提督が悲しむから、皆何もしないけど、隙あらばと狙ってますよ」

提督「おいおい、冗談だろ?」

島風「もちろん冗談です(やっぱり気付いてないんだ)」

島風「私、そろそろ自分の部屋に帰りますね。また遊びに来てもいいですか?」

提督「いつでも来ていいぞ」

島風「今日はありがとございました」フリフリ

提督「じゃあな」フリフリ


-同日夕方 執務室-

吹雪「最近、秋津洲さんを見かけない気がするんですが、どうしてるんですか?」

キット「そういえば私もまだ挨拶をしていません」フォンフォン

提督「秋津洲か?アイツには特別任務を与えたからな」

吹雪「特別任務ですか?」

提督「ああ、そうだ」

吹雪「それって一体」

提督「実はだな・・・」


コンコン

秋津洲「秋津洲、失礼するかも」

提督「噂をすれば。入ってくれ」

ガチャ

秋津洲「提督、ついに完成したかも!」

バタン

提督「ついに完成したか!見せてくれ」

秋津洲「はい!」

提督「素晴らしい!ゲート跡もきっちり処理されているな。クリアパーツは面倒だっただろう?」

秋津洲「クリアパーツだからと言うより、限定品だから緊張したかも!」

吹雪「あの・・・それって?」

提督「秋津洲がうちき来た記念にプレゼントしたMG ビルド○トライク プラフスキーパーティクルクリアVerだ」

吹雪「えっと・・・特別任務ってもしかして?」

提督「ああ!積んでいるプラモから好きなものを作っていい。それが特別任務だ」

吹雪「」


提督「艦娘に対してこんなことを言うのは失礼だが、はっきり言って秋津洲は戦闘には向いていない」

秋津洲「それを言われるとショックかも!」

提督「何も深海棲艦とドンパチするだけが全てではないぞ、秋津洲」

提督「この国には『適材適所』と言う言葉がある。秋津洲には自分の能力に合った仕事をして欲しいんだ」

秋津洲「そう言われるとやる気が出てきたかも!」

吹雪「まぁ、秋津洲さんが納得しているならそれでいいかなって思えてきました」

キット「そうですね」フォンフォン

提督「さて、秋津洲。次の任務はどれがいい?限定品以外であれば、どれでもとは言わんが大体は問題ないぞ」

秋津洲「実はもう決まってるかも!」

提督「ほう、どれだ?」

秋津洲「コレがいいかも!」

提督「なるほど、そう来たか。確かにベアッ○イⅢは女子に人気だと聞くからな」

秋津洲「可愛いかも!それに完成したら大艇ちゃんに乗せてあげたいかも!」

提督「では、いつも通り道具は好きに使ってくれて構わない。使用後のメンテナンスだけは忘れないようにな」

秋津洲「はい!」


提督「そうだ、秋津洲。キットを紹介しておこう。まだ挨拶してなかったよな?」

キット「はじめまして。ナイト2000です。キットと呼んでください」フォンフォン

秋津洲「スゴイかも!車が喋ってるかも!」

提督「明石、夕張、妖精さんに作ってもらったんだ」

秋津洲「本物の車は無理だけど、私もいつかこんな作品を作りたいかも!」

提督「頑張れよ」

秋津洲「はい!では、そろそろ私は失礼するかも!」

提督「では、また完成したら見せてくれ」

秋津洲「はーい!」

ガチャ
バタン

提督「プラモと言えば、以前買ったキット(ナイト2000)も作ってやらないとな。内装のスイッチ類の塗装が面倒過ぎるんだよな」

キット「私のプラモデルがあるのですか?是非とも綺麗に仕上げてください」フォンフォン

提督「任せておけ」

吹雪「人生色々、艦娘も色々ですね」

提督「明石なんかは工作船だから戦闘には向いていないしな。戦いだけが全てじゃないさ」

提督(本当は吹雪たちも戦わせたくはないんだが、人間は深海棲艦には勝てないからな)


審判の日まで あと357日

プラモを積んでいるのは提督ではなく、モデラーかガンプラビルダーだろ!
と突っ込まれそうですが、これも提督の業です
艦これを始めてから艦プラに手を出した奴がここに居るから多分間違いない

次回(明日か明後日頃)
久しぶりにイ・ヲ級以外の深海棲艦登場

審判の日のカウントダウンは適当に進むので深い意味はありません

本日はここまで

ヤマトの地球滅亡カウントダウンみたいな?

>>126
そんな感じだと思っていただけば結構です
1年後に総攻撃を受けることになっているので、それっぽい演出としてカウントダウンしています

本日分投下します


-食堂入り口付近-

提督「当たり前だけど、昼は満員だな」

吹雪「そうですね」

山城「不幸だわ・・・」

吹雪「山城さん、どうしたんですか?」

山城「あら、吹雪に提督。深海棲艦が鎮守府に居るなんて不幸よね。それに姉さまは入渠中だし」

提督「スマンな。上から捕虜として扱えと命令されているんでな」

山城「大体、大本営もなぜ深海棲艦なんかを捕虜にしろと命令したのかしら。不幸だわ」

吹雪「きっと何か考えがあるんですよ」

山城「何の考えも無くそんなことを命令する大本営だったら不幸すぎるわ・・・」


ヲ級「あれは提督!丁度いいわ。イ級、計画を実行に移すわよ」

イ級「えー、まだ食事中だってのに」

ヲ級「いいからやるの!」

イ級「へいへい。でも本当にいいのか?」

ヲ級「演技だと気付かれないためにも本気でやって頂戴」

イ級「後で文句言わないか?」

ヲ級「提督の気を引くためならそれくらい厭わない。コラテラル・ダメージよ」

イ級(その使い方合ってるのか?)

イ級「分かった、そこまで言うなら。心の準備はいいな?」

ヲ級「ドーンと来なさい」

イ級「では、やるぞ!」

パシン!

イ級「この役立たず!アンタなんて菊じゃなくてタンポポよ!」

ザワザワ
ナカマワレ?
ナンダナンダ?

ヲ級「痛い・・・」

パシン!

ヲ級「うっ」

イ級「薔薇の棘が刺したのよ!」


提督「おいおい、急にイ級がヲ級をぶったぞ!」

吹雪「喧嘩でしょうか?早く止めないと」

山城「その必要は無いわ」

提督「どうしてだ?」

山城「今のは『菊と薔薇』というドラマのワンシーンだったわ」

吹雪「菊と薔薇ですか?」

山城「そう。理由は分からないけど、ドラマの真似をしているだけね」

提督「そうなのか?それなら放っておいて大丈夫か」

吹雪「そうですね」

山城「深海棲艦と同じドラマを観ているなんて、不幸だわ・・・」

吹雪「あはは・・・。山城さん、お昼まだですよね?良かったらご一緒しませんか?」

山城「そうね。姉さまも居ないことだし、そうさせてもらおうかしら」

提督「今日の日替わり定食は何だろうな?」

山城「酢豚だったわ」

提督「ほぉ、そうか」

イ・ヲ「・・・。そのまま行ってしまった」

ヲ級「不幸だわ・・・」

提督「そうだ、昼から警察署で深海棲艦に対する対応を協議するから吹雪も一緒に来てくれ」

吹雪「はい!分かりました」

山城「提督も色々と忙しいのね」


-警察署前-

提督「思ったよりも早く終わったな」

吹雪「そうですね」

キット「では、鎮守府へ帰りますか?」フォンフォン

提督「まだ時間も早いし、少し寄り道するか」

吹雪「いいんですか?」ガチャ バタン

提督「少し位構わんさ」ガチャ バタン

キット「では、どちらへ?」

提督「近くのショッピングセンターへ行ってみよう」


-ショッピングセンター 駐車場-

提督「留守番を頼むぞ」

キット「お任せください」フォンフォン

吹雪「では、行ってきます」

キット「行ってらっしゃい」フォンフォン


-ナイト2000付近の車-

少年「行ったね」

女「早速はじめて頂戴」

少年「うん」

カタカタカタ

キット「! 誰です?私にアクセスしようとしているのは!」フォンフォン

カタカタカタ

少年「君を乗っ取らせてもらうよ」

カタカタカタ

キット「無駄です」フォンフォン

キット「アドミラル!」

少年「無駄だよ。妨害電波で通信は遮断してあるから」

カタカタカタ

少年「手ごわいな。でも」

カタカタカタ

ガチャ

キット「ドアが!」フォンフォン

女「順調に進んでいる様ね」


~十数分後~

少年「やっぱり処理ユニットを乗っ取るのは難しいね」

女「それなら処理ユニットは取ってしまえばいいわ(どうせコンピュータの部分は必要ないし)」

少年「それでいいの?」

女「車の部分だけあればいいわ」


~数十分後~

吹雪「さっきのクレープ凄く美味しかったです!」

提督「そんなに気に入ったなら間宮さんに頼んでメニューに追加してもらうおうか」

吹雪「いいんですか?」

提督「間宮さん次第だが、とりあえず頼んでみよう」

吹雪「採用されるといいな~」

提督「皆へのお土産のケーキも買ったし、保冷剤が溶けないうちに帰ろう」

吹雪「そうですね」

提督「あれ?キットをここに停めたはずなんだが」

吹雪「そうですよね。居ませんね」

提督「コムリンクで呼んでみるか。キット」

シーン

提督「反応が無い。おかしいな。おーい、キット!」

シーン

提督「どうなっているんだ?」


提督「・・・。何かを感じる」

吹雪「どうしたんですか?」

提督「向こうの方から何かを感じるんだ。行ってみよう」

キットinゴミ箱「」

提督「この辺りなんだが」

吹雪「司令官!あそこのゴミ箱!」

提督「キット?キット!大丈夫か?しっかりしろ!」

キットinゴミ箱「」

提督「とりあえず夕張に連絡して迎えに来てもらおう」

ジリリリリリーン

夕張「提督から着信だ」ピッ

夕張「もしもし」

提督「夕張、悪いが急いでショッピングセンターの駐車場へ来てくれ」

夕張「どうしたんですか?」

提督「詳しいことは後で話す。急ぎで頼む!」

夕張「分かりました。すぐに行きます」

提督「頼んだぞ」

夕張「はい」ピッ

夕張「まだタイムサーキットの修理も済んでないってのに」


~十分後~

夕張「提督、迎えに来ましたよ」

提督「すまない」

夕張「で、どうしたんですか?」

提督「これを見てくれ」つキットの処理ユニット

夕張「!! キット!一体何があったんですか?」

提督「分からない。少し離れている間にこうなっていた」

夕張「急いで鎮守府に帰りましょう!」


-鎮守府 工廠-

提督「キットは大丈夫なのか?」

妖精ズ「何者かが処理ユニットに侵入しようとした痕跡がありました。幸い、侵入は防げた様ですが」

吹雪「一体誰がこんなことを」

夕張「相当な手練の犯行ね」

提督「何か犯人に関する手がかりは?」

妖精ズ「キットから情報を引き出すことに成功しました。これをご覧下さい」

提督「女と子供・・・。子供の方はどこかで見た気がするな」

夕張「先日、ニュースに出ていた子ですよ。プログラミングコンテストで優勝した太郎君(10)です」

夕張(それともう一人の方もどこかで見た様な?)

提督「小学生だと!いや、それ以上に、今時『太郎』って」

吹雪「そこはそんなに重要ではないと思いますよ」

提督「そうだな。そこじゃないよな。とにかく手がかりを探さないと」


明石「提督、キットの仮ボディを用意できましたよ」ガラガラガラ

提督「おお!それは助かる(つーか何で台車を押して来たんだ?)」

明石「キット自身も気にしているのでお手柔らかにお願いしますね」

提督「了解」

明石「では、仮キットの登場です」バサ

提・吹(どんな姿になったんだろう?)ドキドキ

明石「じゃーん!仮キットです!」

提・吹「・・・。え?」

明石「どうしたんですか?」

提督「テレビ?」

明石「はい。工廠の隅に転がっていたポータブルテレビに組み込みました」

提督「いや、もっとノートPCとかさ」

明石「持ち運びには便利でしょうが、強度が心配です」

提督「夕張のデロリアンとかさ」

夕張「嫌ですよ。ナイト2000の感覚で運転されるとあっと言う間に大破しちゃいますよ」

明石「タイムマシーンが使えなくなると困りますよね?」

提督「だからと言ってテレビは・・・」

キット「それ以上言わないでください」

明石「そうですよ。一番気にしているのはキット自身なんですから」

提督「すまん。大丈夫なのか、キット?」

キット「テレビに入れられて大丈夫も何もありません」

提督「そうだな」

キット「それより早く犯人を捕らえましょう」


提督「と、言うわけで、夕張のデロリアンを貸して欲しい」

夕張「えぇー」

提督「他に車が無いんだ。頼む」

夕張「間宮券5枚」

提督「分かった。それで手を打とう」

夕張「それと、ナイト2000と同じ感覚で運転して壊されると困るので、運転は私がします!」

提督「・・・。分かった。」

夕張「では、出発しましょう!」


-路上-

夕張「♪」

キット「夕張さん、随分楽しそうですね」

夕張「そんなこと無いわよ(汗)」

キット「アドミラルとのドライブがそんなに嬉しいですか?」

提督「そんなにカリカリしなさんなって」

キット「私には感情はありません。カリカリなどしていません」

提督(充分すぎるほどカリカリしてるっての)

キット「だいたい、大事なボディを奪われた私の身にもなってください」

キット「こんな惨めな姿にされて。お二人は今の私をどう思っているのですか?」

提督「姿が変わろうともキットはキットじゃないか」

夕張「提督の言う通りよ。いつもの様に走ったり、跳ねたり出来なくてもキットはキットよ」

キット「車ではない私に存在価値など無いのではないかと思いましたが、そう言われると安心しました」


-太郎の家-

太郎母「そんな!太郎がそんなことをするなんて・・・」

提督「最近、何か変わった様子はありませんでしたか?」

太郎母「最近、近所に引っ越してきた若い女性と仲良くしていたくらいでしょうか」

提督「若い女性ですか?」

太郎母「はい」

提督「その人の家の住所を教えてもらえますか?」


-若い女の家-

ピンポーン

提督「鎮守府の者です」

ピンポーン

提督「留守ですか?」

シーン

夕張「居ない様ですね」

ガチャ

提督「玄関の鍵が掛かっていないな」

夕張「中を調べますか?」

提督「ああ」


~数分後~


夕張「コレと言って変わった所はありませんね」

提督「アレを見てみろ!」

夕張「メモですか?××港と書いてありますね」

提督「他に手がかりも無い。ここに行ってみよう」


-××港-

女「太郎君、車の制御はどう?」

太郎「バッチリだよ!」つラジコンのコントローラー

女「ふふっ、それは良かったわ」

太郎「これで深海棲艦をやっつけられるね!」

女「そうね」ニヤッ


-××港近辺-

夕張「提督、あれは!」

提督「ナイト2000だ!誰も乗ってないぞ」

キット「一定の周波数での通信・・・ラジコン操作です」

提督「追いかけよう!」

夕張「はい!」


-××港-

女(あれは艦娘共!もう嗅ぎ付けてきたか)

女「太郎君、早速深海棲艦が現れたわ」

太郎「え?どこ?」

女「こちらに向かって来ている車に乗っている奴等よ」

太郎「え?でもあれは人じゃない?テレビで観た深海棲艦とは全く違うよ」

女「深海棲艦と言っても色んなタイプがいるのよ」

太郎「でも・・・」

女「もういいわ。コントローラーを貸しなさい」


夕張「提督!ナイト2000が真っ直ぐ突っ込んできますよ」

キット「このままでは衝突です!」

提督「デロリアンは飛べるだろ?飛んで回避するんだ!」

夕張「そうでした!」

女「飛んだ!?まぁいいわ。このターボブーストという機能を使えば」

太郎「ダメだよ。返して!」

女「放しなさい!」

夕張「提督、地上に例の二人が!」

提督「間違いない!」

キット「何やら揉めている様ですね」

太郎「返して!」

女「放しなさい!」

ツルッ

女・太「あ!」

ピューン

グシャ

太郎「壊れちゃった・・・」

夕張「ナイト2000を動かしていたコントローラーが壊れたみたいですよ」

提督「よし!地上に降りよう」


提督「そこのお前達、よくも車を盗んでくれたな」

キット「大人しく私のボディを返しなさい!」

女・太「!!!」

提督「ナイト2000は返してもらうぞ!」

女「返せと言われて返すと思う?」

夕張「ずっと気になっていたんですが、あの女・・・」

提督「どうした?」

夕張「誰かに似てるなって思ってたんです」

提督「誰に似ているんだ?」

夕張「集積地棲姫です」

提督「集積地棲姫だと!まさか深海棲艦が人間に化けているのか?」

キット「確かにヲ級さんの様に人に近い姿をしていれば有り得ますね」

提督「ところで、集積地棲姫というのは、あの集積地棲姫か?」

夕張「はい。私と大淀さんがロケットランチャーで酷い目にあわせた、あの集積地棲姫です」


女(集積地棲姫)「ふん、正体がばれたなら仕方ない」イラッ

太郎「え?」

集積地棲姫「少しでも動けばこの子供の命はないぞ!」

提督「くっ!本当にそうだったのか」

夕張「太郎君を人質に取られた以上、攻撃できません・・・」

太郎「お姉さんが深海棲艦・・・?」

集積地棲姫「そうだ、私は深海棲艦だ」

ジリジリ

集積地棲姫(あと少し、あと少しで海だ)

ガシッ

集積地棲姫「コイツはくれてやる、受け取れ!!」

ポイッ

提督「!!!」

太郎「うわぁぁぁぁ」

集積地棲姫「必要な物は手に入った。さらば」ドボン

ガシッ

提督「ふぅ、何とかキャッチできた。怪我はないか?」

太郎「はい」

提督「今更、魚雷を発射してももう遅いだろうな」

夕張「もう届きませんね」

提督「必要な物は手に入ったと言っていたが、一体何なんだ」

夕張「分かりません。でも、ナイト2000は取り戻せましたね」

提督「そうだな。この子を家に送り届けた後、キットを元に戻そう」

太郎「ごめんなさい。あのお姉さんが深海棲艦だなんて知らなくて」

提督「後で色々と聞かせてもらおうか」

太郎「はい」


-鎮守府 工廠-

キット「やはりこの姿が一番しっくりきます」フォンフォン

提督「本当に一時はどうなるかと思ったぞ」

明石「キットも元に戻りましたし、一件落着ですね」

吹雪「太郎君はどうなったんですか?」

提督「騙されて協力されられていただけだからな、厳重注意して家に帰した」

提督「それと夕張に頼んで話を聞いてもらったよ。俺よりも夕張の方が話しやすいだろうしな」

吹雪「そうだったんですか」

夕張「二度とこんなことが起きないように、キットのプログラムの改良に協力したいって言ってましたよ」

提督「そうしてもらえると助かるな。乗っ取った本人なら弱点も分かるだろうし」


-深海鎮守府-

集積地棲姫「深提、指示された物を手に入れました」つナイト2000のデータ入りUSBメモリ

深提「よくやってくれた。あの阿呆共と違って頼りになるな」

集積地棲姫「私は仕事を完遂する主義です」

深提「これでようやく、先日手に入れたアレを修復できるな。ふはははは」

集積地棲姫(逃げるために太郎を放り投げたが、彼は大丈夫だったんだろうか?)

集積地棲姫(はっ!私は何故、人間などのことを気にしているんだ・・・)

審判の日まで あと352日

DVD観てて気付いたけど、天才マイコン少年vsキットで盗まれたナイト2000のスキャナーが
いつもの左右点滅ではなく、外から内(中央)、内(中央)から外へ点滅してた
ナイト3000と同じパターンだこれ

ナイトライダーネクストのスタッフは意識してやったのか、偶然なのか
多分、偶然だろうけど

本日はここまで

次の改二は朝潮らしいけど、いい加減
陽炎型と夕雲型にも愛の手をと思う今日この頃

本日分始まります


-キットが鎮守府に来てから一ヶ月後-

夕立「最近、提督さんはキットばかり構って、夕立達には構ってくれないぽい」←嫉妬中

暁「暁は一人前のレディだから、司令官に構ってもらえなくても寂しくなんかないわ」←実は嫉妬中

島風「私には誰も追いつけないよ!」キーン

吹雪「みんな落ち着いて。司令官はちゃんとみんなの事も考えてくれているんだから」

時雨「吹雪の言う通りだよ」

夕立「吹雪ちゃんは毎日構ってもらえるんだから、黙ってて欲しいぽい」

吹雪「夕立ちゃん・・・」

時雨「ごめんね。夕立は一度言い出したら聞かないから」

吹雪「ううん、気にしないで」

夕立「こうなったら、キットに勝負を挑んで夕立達の方が優秀だと証明するっぽい!」

吹雪「ちょっと夕立ちゃん!」

夕立「早速行ってくるっぽい!」

暁「暁は一人前のレディだから、仕方なく付き合ってあげるわ」

島風「私はキットよりも早いよ!」キーン ←面白そうだから付いて行く

吹雪「行っちゃった・・・。私、司令官に知らせてくるね」

時雨「僕は夕立達の様子を見てくるよ」


-工廠-

夕立「たのもー」

明石「あら、夕立ちゃん達どうしたの?」

夕立「キットに勝負を挑みに来たっぽい」

明石「???」


-同刻 執務室-

ガチャ

吹雪「大変です!司令官」

提督「そんなに慌ててどうした?」

吹雪「夕立ちゃん達がキットに勝負を挑んで、自分達の優秀さを証明するんだって工廠に向かいました!」

提督「まぁいいじゃないか」

吹雪「!! そんな、のん気なこと言ってる場合ですか!」

提督「いや、形はどうあれコミュニケーションを取るのは悪いことじゃない」

提督「それにキットなら怪我をさせる様なこともないだろう」

吹雪「本当にいいんですか?」

提督「構わんさ。問題が起きそうになれば止めに入ればいい」

吹雪「司令官がそう仰るなら、そうしましょうか」


-工廠-

キット「皆さんどうされましたか?」

夕立「果たし状。夕立、暁、島風の三名はキットに勝負を挑み、我々の優秀さを証明しに来た!っぽい」

キット「勝負?私は何をすればいいのですか?」

暁「まずは暁の出番ね!コレで勝負よ!」つ計算ドリル

暁「計算問題100問早解きよ!明石さん、審判をお願いするわ」

明石「本当にやるの?」

暁「レディに二言は無いわ!」

明石「それじゃあ、あそこの掛け時計の秒針が12時を指したらスタートね」

明石「3、2、1、スタート!」

暁「よし、やるわよ!」

キット「終わりました」

暁「へ?まだ3秒しか・・・」

明石「では採点するわ。暁ちゃんはそのまま続けてね」

明石「うん、全問正解ね」

暁「そんな・・・ありえないわ。一人前のレディである私が負けるなんて」orz

島風「暁ちゃんの敵は私が取るから元気が出して」

暁「島風ちゃーん」ダキッ

明石(そもそも、コンピュータに対して計算で勝負を挑むこと自体どうなの?)

島風「次は私と勝負よ、キット!ここでは勝負できないから港に移動だよ」


-執務室-

コンコン

摩耶「失礼するぜ」ガチャ

提督「ああ、摩耶か」

摩耶「2人して窓の外を眺めてどうしたんだ?」

吹雪「実は・・・」

~説明中~

摩耶「なんだそんな事かよ。あいつらまだまだお子様だな」

摩耶「出撃の報告書は机の上に置いとくぜ。せっかくだからあたしも観戦していくか」

提督「では飲み物でも用意しよう」

摩耶「悪いな、提督」

提督「最近、暑いから水出しアイスティー作ったけど、それでいいか?」

摩耶「何でもいいぞ」


-母港-

島風「向こうに見えてる島まで競争だよ」

キット「分かりました」

明石「誰かゴール地点で審判をしてくれる人が必要ね。夕張でも呼ぼうか」

島風「えー、だって夕張さん遅いもん」

明石「あ、あんな所に翔鶴さんが」

瑞鶴「翔鶴姉、それでね」

翔鶴「もう、瑞鶴ったら」

明石「翔鶴さーん」

翔鶴「はい。何ですか?」

~説明中~

翔鶴「では、向こうの島で待っていればいいのですね?」

明石「はい、お願いします。準備が出来たらこのトランシーバーで連絡してください」

翔鶴「では、行ってきます」

瑞鶴「私は間宮さんの所で待ってるね」


翔鶴「こちら翔鶴、ゴール地点に到着しました」

明石「了解です」

明石「では、位置について」

島風「絶対負けないよ!」

キット「私も本気でいかせてもらいます」

明石「よーい」


パン!


島風「にひひっ、私には誰も追いつけないよ!」キーン

キット「お先です」フォンフォン

島風「!!!早いッ!」

翔鶴「キット、ゴールしました!」

島風「そんな、私が負けるなんて・・・。車が水の上を走れるなんて・・・」orz

明石(まぁ普通、車が水の上を走るとは思わないよね。でも、それで勝負を挑むって・・・)

夕立「島風ちゃん、元気出して!夕立が敵を取ってあげる!」


-執務室-

吹雪「キットが勝っちゃいましたね」E:双眼鏡

提督「そうだな」E:双眼鏡

摩耶「車が水の上を走るなんて、あたしも驚いたぜ」E:双眼鏡

提督「それにしても、車は水の上を走れないと思って勝負を挑むとは・・・」

吹雪「私達艦娘は海で実力を最大限に発揮できるとはいえ、一方的に都合のいい勝負はちょっとね」

提督「今度、グラウンドでかけっこしてやるとするか。俺と島風なら島風の方が速いだろうし、少しは自信を取り戻せるだろう」

吹雪「そうですね」

摩耶「お、場所を移動するみたいだ!あたし達も付いて行こうぜ」

提督「そうだな」


-母港-

夕立「最後は私と勝負よ!」

キット「いいでしょう」

夕立「今度はグラウンドに移動よ」

時雨「夕立、そろそろ止めた方がいいんじゃないかな?」

夕立「2人の敵を取ると決めたからには止められないっぽい!」

翔鶴「瑞鶴が待ってるので、私は行きますね」

明石「はい。ご協力ありがとうございました」


-グラウンド-

夕立「これで勝負よ!」

キット「鉄球。砲丸投げですか?」

夕立「そう、砲丸投げ。提督さん達も観戦に来たっぽい!さあ、ステキなパーティしましょ!」

夕立「ぽいっ!」

ピューン


長門「うへへぇ~、やっぱり駆逐艦は最高だ!ジュルッ、茂みの中で葉っぱまみれになってまで隠れて見る価値がある!」●REC


ウワー、ナガトサンマタヤッテルヨー
ハイ、コンゴー アレハナニ?
ヨノナカシラナクテイイコトモアリマース オゴッテアゲルカラ マミヤニイキマショー


明石「えーっと、ちょうど19メートルね」

夕立「次はキットの番よ」

キット「明石さん、トランクに砲丸をセットしてください」

明石「はい、準備完了!」

夕立「???」

キット「発射!」

ピューン

明石「えーっと、50メートルね」

夕立「負けた・・・車は物を投げられないと思ったのに」orz

時雨「だから止めた方がいいと言ったのに」

夕立「でいどくざーん」ダキッ

提督「おいおい、急に抱きつくんじゃない(当たってるし!何がとは言わんが、柔らかい物が当たってるから!)」

提督「まぁ、なんだ、最近ほったらかし気味だったのは悪かった(正直嬉しいけど、目の前に吹雪が居るから!)」

夕立「キットに負けた夕立達は要らない子っぽい?」

提督「そんな訳無いだろ!」

島風「提督っ!」ダキッ

暁「司令官っ!」ダキッ

提督「おいおい、皆甘えん坊だな」

吹雪「司令官、後でお話があります」イラッ

摩耶「あたしからも言いたいことがあるぜ!」イラッ

提督「お二人さん、そんなに怖い顔してドウシタンデスカ?(汗)」

摩耶「分かってるだろ?」

吹雪「鼻の下、伸びてますよ」

提督「気のせいだ!気のせいに違いない!」ダッ

摩耶「あ、逃げた」

吹雪「待ちなさーい」


-それから数日後 工廠-

暁「キット、勉強教えて!」

島風「かけっこしよ!」

夕立「今度は負けないっぽい!」

キット「全部同時には無理なので、一人ずつ順番にです」

暁・島・夕「わーい!」

夕張(キットにこんなに沢山お友達が出来るなんて)ホロリ


-執務室-

提督「三人がキットと仲良くなったのはいいが、執務室の来ないのは、それはそれで寂しいな」

吹雪「司令官には私が居ます!」

提督「まだ怒ってるのか?何度も言ってるがやましい気持ちはないって」

提督「そうだ!間宮さんの所に行こう!先日のクレープを採用してくれたそうだ」

吹雪「そんなので釣られるほど安っぽくないですよーだ」キラキラ

提督(かなり高揚しているんだけど)

吹雪「でも、司令官がどうしてもと仰るなら行ってあげます」

提督「吹雪様、一緒に間宮さんの所に行ってください。お願いします!」

吹雪「そこまで言うなら仕方ありませんね」

提督(チョロイぜ!)


審判の日まで あと341日

本日はここまで

第何話だったか忘れましたが、キットがラグビー(アメフト?)に参加して
トランクからラグビーボールを発射した時はマジっすか!?でしたよ
砲丸投げの元ネタです

本日分始まります


-執務室-

コンコン

明石「明石です」

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ
バタン

明石「提督、鎮守府の防衛システムを強化したので見て頂こうと思いまして」

夕張「ヲ級達の進入を許してしまった反省を踏まえて強固なシステムを構築しました」

明石「完成までに時間がかかりましたが、その分自信作が出来上がりましたよ!」

提督「それは凄そうだ!見に行ってみよう」

吹雪「はい!」

提督「キット、留守番を頼む」

キット「お任せください」フォンフォン

明石「デモンストレーションにイ級を借りてもいいですか?」

提督「構わんぞ。ただ、捕虜だから危険なことはさせない様にな」


-イ・ヲ級の部屋-

コンコン

ガチャ

ヲ級「あら、提督。遊びに来てくれたの?」

提督「いや、イ級に協力してもらいたいことがあって来たんだ」

ヲ級「そう・・・」シュン

イ級「私に用ってなんだ?」

提督「詳しいことは明石達に聞いてくれ」


-母港-

夕張「では、海に入って500m程沖に移動してから、鎮守府に向かってきて」

イ級「しゃーねーな。じゃあ、行って来る」ドボン

イ級「この辺でいいかー?」

夕張「オッケー!明石、スタンバイして」

明石「了解!」

イ級「一体何が始まるんだ?」

スピーカー「警告!それ以上、鎮守府に接近すると攻撃する」

イ級「何か攻撃するって言ってるんだけど?」

夕張「大丈夫だから、そのまま来て」

スピーカー「攻撃を開始する」

ウィィィーン

提督「地面が開いて何か出てきたぞ!」

ガシャン

スピーカー「目標補足、攻撃を開始する!」

バババババババ

イ級「おぃぃぃ!攻撃されているぞぉぉぉぉ!」

夕張「大丈夫、大丈夫。試験用のゴム弾だから当たっても死なないって」

イ級「そういう問題じゃねぇぇぇぇ!」

スピーカー「魚雷発射!」

提督「本当に大丈夫なのか?」ドン引き

ドカーン

明石「どうですか?機銃と魚雷によるオートマチック式複合迎撃システムです!これと同じ物を海に向けて複数台設置しておきました」

夕張「これで海からの侵入者対策はバッチリですよ!」

提督「いや、凄いのは分かったが、イ級は大丈夫なのか?」

吹雪「イ級さん、ひっくり返ってますが・・・」

イ級「」プカプカ

明石「ゴム弾でも当たれば痛いでしょうね。気絶しているだけです。魚雷は線香花火程度の火薬しか入れてませんし」

夕張「それに、深海棲艦だから溺死の心配も無いでしょう」

提督「そういう問題では無いと思うんだが」

明石「では、後でお詫びに間宮羊羹でも渡しておきます」

提督「そうしてくれ(それで許してもらえるといいんだが・・・)」

明石「では、次は工廠へ移動しましょう」

夕張「提督の護身用に武器を開発したんですよ!」

提督(何だかやばそう)


-工廠-

明石「じゃーん!これです!」

提督「見た所、普通のギターケースだが」

吹雪「確かに普通のギターケースですよね?」

明石「これはタダのギターケースなんかじゃありませんよ!」

明石「あそこにある標的にケースのヘッド側を向けてください」

提督「こうか?」

明石「はい。では、このボタンを押してください」

ポチッ

バババババババ

提・吹「」ポカーン

明石「どうですか?マシンガンです!」

明石「では今度は、しっかり構えてこっちのボタンを押してください」

ポチッ

ヒューーーツ
ドカーーーーン!

提・吹「」ポカーン

明石「どうですか?お気に召してもらえましたか?」キラキラ

提督「あのさ」

明石「はい」

提督「俺の記憶が正しければ、昔、アントニオ・バン○ラスがこんな武器持っていた気がするんだが」

明石「ええ、その映画を参考に開発しましたから」

提督「明石の技術力は認めるぞ。ナイト2000やデロリアンを造るくらいだからな」

明石「そんなに褒められると照れてしまいます///」

提督「だからと言って、映画やマンガの武器を参考にするのはどうかと思うぞ」

明石「えー」

提督「却下。こんな危なっかしい物使えるか!」

明石「仕方ないですね。では、エントリーナンバー2番」

提督「まだあるのか!」

明石「もちろんです!一番気に入った物を使ってもらおうと、複数用意しています」

夕張「色々候補を提示して選んでもらわないと」


-工廠へ向かう道-

金剛「ネジが貯まったからこれで約束どおり主砲をカスタムしてもらえマース♪」

金剛「これでもっと提督の役に立って、提督のハートをゲットするデース」


-工廠-

夕張「では、こちらをどうぞ!」

提督「ん?タダのギフト箱?」

夕張「開けてみてください」

提督「バラの花束?」

夕張「その下です」

提督「ショットガン・・・。なぁ、夕張、俺はボブおじ○んじゃないぞ!」

夕張「えー、コレもダメですか?こういうの好きだと思ったんだけどなぁ」

明石「では、エントリーナンバー3番」

明石「よっこいしょっと!」

ドスン

提督「なぁ、明石。目の前に棺桶が見えるんだが」

明石「はい!見ての通りです」

提督「開けると武器が満載ってオチだろ?」

明石「!! 何で分かったんですか?まさか、提督はエスパー?」

提督「ギフト箱からショットガンと来て、棺桶を見せられたら大体見当がつく」

明石「何と!!」

吹雪(段々、明石さんと夕張さんが心配になってきました)


-工廠入り口付近-

金剛(あれは提督達。何してるデース?)


-工廠奥-

夕張「では、エントリーナンバー4番」

夕張「こちらです!」

提督「大きいクマのぬいぐるみ・・・からショットガンが出てくるんだろ?」

夕張「!!! 何故それを!」

提督「さっきからの一連の流れでコレを見せられたら分かるだろ。却下だ」

夕張「例の日に向けてせっかく作ったのに、気に入ってもらえないなんて・・・」


-工廠入り口付近-

金剛(例の日?一体何のことデース?)


-工廠奥-

キット「そんな物を使わなくても私が居れば問題ありません」

明石「キットも聞いてたの?」

キット「コムリンクを経由して聞いていました」

夕張「でも、キットがやられた以上は色々と準備して備えておかないと」

キット「それなら私を強化すればいいのではないですか?」

提督「キットの言う通りじゃないか?例の日まではまだ時間があるんだから」

吹雪「それまでに私も、もっと強くなります!」


-工廠入り口付近-

金剛(例の日?キットがやられた?提督達は一体何を?)


-工廠奥-

提督「とりあえず、映画等を参考に武器を開発するのは止めてくれ」

提督(こいつ等、このまま行けばビームライフルとか開発しそうだ。そうなる前に釘を刺しておかないとな)

明・夕「はーい。いけると思ったんだけどなぁ」

提督「じゃあ、俺達は執務室に戻るから」クルッ

提督「ん?金剛じゃないか。どうしたんだ?」

金剛「ネジが貯まったので、主砲をカスタムしてもらおうと思った来まシタ」

提督「あぁ、ネジが貯まったら改修するって約束だったな。明石、対応を頼む」

明石「はーい」

金剛「提督、後で執務室に寄ってもいいデスカ?」

提督「もちろんいいぞ。また後でな」

吹雪「お待ちしてます」


-執務室-

コンコン

金剛「金剛デース」

提督「どうぞ」

ガチャ
バタン

金剛「提督に質問がありマース」

提督「何だ?」

金剛「例の日って何デスカ?」

提・吹「!!!」

提督「その話をどこで?」

金剛「工廠で提督達が話しているのが聞こえマシタ。盗み聞きしたことは謝りマス」

提督(あの時、聞かれていたのか!)

提督「ばれたなら仕方ない。実は金剛の誕生日にサプライズパーティをしようと思ってな」

金剛「では何故、変なウエポンを用意していたのデスカ?キットがやられたとはどういうことデスカ?」

吹雪「司令官、ここまで聞かれてしまったのなら」

提督「そうだな。本当のことを話すしかなさそうだ。」

提督「金剛、一つだけ約束してくれ。この話は他言無用だ。比叡達にもだ。約束できるか?」

金剛「プロミスします」

提督「では、椅子に座って少しだけ待っててくれ。吹雪、カーテンを頼む」

吹雪「はい」

シャッ

金剛「ブッキー、何故そんな深刻な顔をしているんデス?」

吹雪「・・・」

ガチャ

『在室中』⇒『会議中 立ち入り禁止』

バタン

提督「キット、部屋の近くに誰か来たら教えてくれ」

キット「承知いたしました」フォンフォン

最近知ったが
デロリアンってタイムマシンの名前じゃなくて実在する車の名前なんだっけ


提督「先日、夕張がデロリアンを開発したのは知っているな?」

金剛「ハイ」

提督「そのデロリアンで卯月が一年後の世界へ行ったそうだ」

提督「そこでこの鎮守府は深海棲艦からの総攻撃を受けて崩壊していたそうだ」

金剛「!!!」

提督「唯一、生き残っていた睦月が審判の日と呼んでいたらしい」

提督「その審判の日を回避する為に準備をしていたところだ」

金剛「つまり今から準備をすればフューチャーは変えられるということデスカ?」

提督「その筈だ」

金剛「このことを知っているのは他に誰がいますか?」

提督「俺と吹雪、明石達、卯月、キットに金剛で計七人だ」

金剛「この話は私達だけのシークレット、デスネ」

提督「そうだ。知ってしまった以上、審判の日を回避する為に協力してくれるか?」

金剛「もちろんデース。提督、ブッキー、一緒に頑張りまショウ!」

吹雪「金剛さん・・・金剛さんも一緒なら心強いです!」

提督「今、分かっていることはこれが全てだ。情報の取り扱いは気を付けてくれよ」

金剛「任せてくだサーイ!」


吹雪「こうして心強い助っ人が加わったのでした」


-翌日 執務室-

コンコン

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ
バタン

夕張「提督、キットを少しお借りしたいのですが」

提督「いいぞ。どこかに出かけるのか?」

夕張「出かけるなら自分のデロリアンを使いますよ。工廠でキットを改修しようと思いまして」

提督「そうか!期待してるぞ」

夕張「お任せください!」

ガチャ

夕張「じゃあ、行きましょうか」

バタン

キット「はい!」

夕張「提督、シャッターを開けてください」

提督「おう」

ガラガラガラ

夕張「では、行ってきます」

提督「頼んだぞ」


~数時間後~

キキーッ

吹雪「帰ってきたみたいですよ」

提督「そうみたいだな」

夕張「提督、改修が完了して戻りました」

キット「ただ今戻しました」フォンフォン

ガラガラガラ

提督「お疲れさん。おお~何だかパワーアップした・・・感じがイマイチしないんだが」

夕張「見た目じゃありませんよ。今から説明しますね」

夕張「まずは、ボイスインジケータをご覧下さい」

提督「こ、これは!」

夕張「そうです!初期のただ点滅するタイプから、バーグラフの伸縮するタイプに変更しました」

夕張「次に、アクセルペダルをご覧下さい」

提督「!!!」

夕張「LEDを組み込んで、アクセルを踏むと点灯する様にしました」

夕張「そしてこの『C』ボタン!」

提督「ま、まさか」

夕張「ええ、そのまさかです。押してみてください」

提督「よし」ポチッ

ガコン

夕張「コンバーチブルモードになります!」

キット「どうですか?アドミラル」フォンフォン

提督「スゲー!他には?」ワクワク

夕張「え?それだけですが」

提督「え?これで終わり?」

夕張「あれ?もしかしてお気に召しませんでしたか?」

提督「いや、そんなことは無いんだが、もっと実用的な機能が欲しかったと言うか」

夕張「うーん、次回改装時に考えておきますね」

提督「では次回改修時に頼む」


夕張「あ、それと吹雪ちゃんにプレゼントを持ってきたわ」つクマのぬいぐるみ

吹雪「え、いいんですか?」

提督(おいおい、アレって)チラッ

キット「・・・」

提督(キットが反応しない。違うのか?)

吹雪「ありがとうございます!」

夕張「これはねー、タダのぬいぐるみじゃないのよ」

提督(やっぱり間違いない!!)

夕張「こうやって鼻を押すとね」

クマ「こんにちは!」

夕張「喋るのよ。しかも、色んな国の言語で!」

吹雪「わぁ~すごーい!」

提督(やばい)チラッ

キット「・・・」イラッ

提督「あ、あの、吹雪。そのクマは自分の部屋に置こうな」

吹雪「えー、どうしてですか?執務室に可愛いクマさんが居てもいいじゃないですか」

提督「頼むから!頼むから自分の部屋に置こうな」チラッ

キット「・・・」

吹雪「仕方ないですね」

提督(何とか説得出来た。危なかった)

夕張「では、私はこれで失礼します」

提督「おう、色々ありがとうな」


審判の日まで あと310日

金剛って難しいね
ルー大柴か金剛か良く分からないキャラになりがちで

>>163
ウイ ムッシュ
DMC-12が正式名でデロリアンが通称らしいです
デロリアンは人の名前で社名でもあるとか


本日はここまで

本日分始まります


-執務室-

時雨「雨々、降れ降れ、もっと降れ~私のいい人連れて来い♪」

提督「時雨は歌が上手だな。雨に関する歌も好きなのか?」

時雨「うん。いい雨だね、提督。梅雨は雨が沢山降るから嬉しいな」

時雨「ところで、僕のいい人は何処に居るのかな?」チラッ

提督「・・・(うっ、胃にダメージが・・・)」

時雨「提督の隣は吹雪に譲ったからね」チラッ

吹雪(気まずい・・・)

キット「私の計算では3年以内に現れる確立が80%です」フォンフォン

時雨「キットは優しいね。でも、本当にそんな人現れるかな?」チラッ

提督「・・・(うぉー!プレッシャーで胃が凄く痛い!)」

夕立「提督さんを苛めるのは良くないっぽい!」

時雨「苛めてなんていないさ。ねぇ?提督」

提督「ああ、そうだな(執務室でそんな歌を歌ってる時点でもう充分だから!)」

吹雪(司令官、大丈夫ですか?)ヒソヒソ

提督(ダメかも・・・)ヒソヒソ

時雨「夕立が苛めているなんて言うし、もう少し明るい歌にしようか。そうだな・・・」

提督(頼むから方向性を変えてくれ)

時雨「飲ませてください、もう少し、今夜は帰らない、帰りたくない♪」

提督(だから何でそんなチョイスになるんだ!!!童謡の『あめふり』とかあるだろ!)


-同刻 ???-

???「・・・ル」

???「目を・・・ル」

???「目を覚ませ、カール」

フォーン
フォーン

カール「・・・?ここは何処だ?」フォーンフォーン

???「ここはわしが管理する工廠だ」

カール「お前は誰だ?」フォーンフォーン

???「わしは深海提督。深提と呼ばれている」

カール「深提?そうか、お前が深海棲艦を指揮する提督か。ではここは海底か?」フォーンフォーン

深提「いいや、ここは地上だ。海底で兵器の開発は出来んのでな」

カール「何故私はここに居るのだ?」フォーンフォーン

深提「艦娘共との戦闘でボロボロになったお前を発見してここへ運び、修復したのだ」

カール「なるほど、お前が私を蘇らせたということか」フォーンフォーン

深提「そうだ。お前をこんな目に合わせた提督とキットに復讐したくはないか?」

カール「奴等が憎い!」フォーンフォーン

深提「わしとお前が組めば奴等を倒すなど、容易いことだ」

カール「本当にお前に奴等を倒すことが出来るのか?」フォーンフォーン

深提「配下の深海棲艦を使えば赤子の手を捻る様なものだ」

カール「助けられた恩もある。そこまで言うならばお前と手を組もう」フォーンフォーン

深提「お前の修復はまだ完全ではない。修復が完了したら奴等を捻り潰すぞ!」

カール「では、その時を楽しみに待とう」フォーンフォーン

深提「残りの作業を頼んだぞ、インプ達よ」

インプ「合点だ!」


-執務室-

提督(時雨ってこんな子だったっけ?俺、何かやらかしたか?)

時雨「もしもあなたと、逢えずにいたら、私は何を、してたでしょうか♪」

提督(最早、雨ですらない!)

時雨「平凡だけど、誰かを」

提督「なぁ、時雨」

時雨「何だい?」

提督「もしかして、鎮守府にカラオケ設備が欲しかったりするのか?」

時雨「違うよ。いい雨だから歌いたくなったのさ。それに提督の好きそうな曲を選んでるんだよ」

提督「そうか。それは嬉しいな(好きな曲は否定しないが、意味深過ぎるから!)」

提督(まさか、先日の島風の発言はこういうことだったのか?)

時雨(先日、夕立達が提督に抱きついた時、僕は行きそびれたからね。せめて一緒に居られる時くらいは・・・甘えてもいいよね?)

提督(それとも、キットの件で時雨も拗ねているのか?)

提督「よし、仕事が一段落したから、間宮さんの所に行こう!今日は俺のおごりだ、好きなだけ食べていいぞ」

夕立「わーい、提督さん太っ腹っぽい!」

時雨「本当にいいのかい?」

提督「男に二言は無い!」

吹雪(司令官、本当に大丈夫ですか?辛そうですが)ヒソヒソ

提督(このままだと胃が大破しそうだ。何とか空気を変えたい)ヒソヒソ


-廊下-

吹雪「あ、扶桑さん達だ。扶桑さん、山城さん、こんにちは」

扶桑「あら、吹雪ちゃん、提督、時雨達もこんにちは」ニコッ

山城「こんにちは」ムスッ

山城「両手に花ね」ボソッ

提督「ん?山城、何か言ったか?」

山城「いいえ、何も」

提督「そうか?ところで扶桑達はこれから用事があるか?」

扶桑「いいえ、特に用事はありません」

提督「良ければ一緒に間宮さんの所に行かないか?今日は俺のおごりだ」

扶桑「いいのですか?」

提督「ああ!普段頑張ってもらっているお礼だ(それに、扶桑達が居れば時雨はそっちに行きそうだし)」


-甘味処 間宮-

間宮「いらっしゃいませ。あら、皆さんおそろいで」

夕立「今日は提督さんがおごってくれるっぽい!」

間宮「それは良かったわね」

夕立「だから沢山食べるっぽい!」

時雨「ちゃんと晩御飯を食べられる程度にしないとダメだよ」

夕立「大丈夫っぽい!」

赤城「提督、今日はお招き頂きありがとうございます」

提督「!!!」

加賀「鎧袖一触です」

提督「何時の間に!!」

赤城「私達、一航戦にとって気配を消すなど造作もないことです」

提督「あ・・・あ、あ、あ、あ、あっ」

加賀「どうしたんです、提督?早く座りましょう」

提督「吹雪・・・今日は財布も大破する様だ(涙)」

吹雪「あの・・・ご愁傷様です」


審判の日まで あと300日

白露型の長女である時雨さんは甘え下手なイメージ
でも忠犬だから提督の側に居たいってことでこんな感じに

え?白露型の長女は白露?
スマン間違った。でも、個人的には時雨が長女なイメージが


梅雨とは一体何なのか?そう思わざるを得ない晴天と死ぬほど暑い一日でした
本日はもう一本


-執務室-

提督「アイスキャンデー買ってきたぞー」

加賀「さすがに高揚します」

瑞鶴「いい感じじゃない」

榛名「榛名、感激です!」

摩耶「甘いもんは苦手だけどよ、コイツは別だぜ」

提督「アイスキャンデーの・・・ある時!」

加・鶴・榛・摩「あはははははは」

提督「無い時ぃ」

加・鶴・榛・摩「・・・」シーン

提督「ある時!」

加・鶴・榛・摩「あははははははは」

龍驤「ちょっ、皆どないしたんや?」

提・加・鶴・榛・摩「え?」


加賀「龍驤、あなたどうしたの?」

龍驤「え?」

瑞鶴「龍驤さん、どうしたの?」

龍驤「え?え?」

榛名「もしかして、新手のボケですか?さすがですね。どんな時でも笑いを取ろうなんて」

龍驤「???」

摩耶「なんだボケてたのかよ」

龍驤「いや、あの・・・」

提督「あんな所に大井が。おーい、大井っち」

大井「その呼び方止めてもらえますか」

提督「スマンスマン、ところでコレなんだが。ある時!」

大井「あははははははは」

龍驤「もう訳分からへん」


島風「提督、アイスキャンデーですか?」

提督「島風も好きなのを食べていいぞ。でも、その前に・・・ある時!」

島風「あははははははは」

龍驤「キミィ、さっきから一体何なんや?」

提督「何なんや?って夏の風物詩のアイスキャンデーじゃないか。大阪生まれのお前が知らない訳無いだろ」

龍驤「誰が大阪生まれや!うちは横浜生まれや!」

提督「は?」

加・鶴・榛・摩「え?」

龍驤「何やその反応は!うちが横浜生まれで悪いか!」

提督「横浜・・・だと・・・」

加賀「今まで私達を騙していたのね・・・」

榛名「嘘つきは!榛名が許しません!」

龍驤「自分らが勝手に勘違いしてただけやろ!」

瑞鶴「許せない!全機爆装、準備出来次第発艦!目標、母港執務室の龍驤さん、やっちゃって!」

摩耶「お前・・・あたしを怒らせちまったなぁ!」

龍驤「何でや?うちが何した言うんや!加賀!先輩やろ?瑞鶴を止めてぇや!」

加賀「大概にしてほしいものね」

提督「龍驤、すまなかった。今回の一件は俺にも責任がある。一緒に罰を受けよう」

龍驤「ちょっ、何でやぁぁぁ!」

ドカーン


吹雪「で、龍驤さんが大阪生まれではない事に腹を立てて、執務室を爆撃して滅茶苦茶にしたと?」

黒こげアフロ提督・加・鶴・榛・摩「はい。申し訳ありません」

吹雪「執務室をこんなにして仕事はどうするつもりですか?」

提・加・鶴・榛・摩「今日中に元に戻します」

吹雪「今日中に片付けが終わると思っているんですか?大体ですね」

ガミガミ

吹雪「龍驤さんも龍驤さんです」

黒こげアフロ龍驤「何でうちまで怒られてるんや・・・」

ガミガミ

提・加・鶴・榛・摩「はい。ごめんなさい」

ガミガミ

提督「本日の教訓。思い込みで行動するのは危険だ!皆も気を付けような!」

吹雪「司令官、まだ話は終わってません」

ガミガミ


審判の日まで あと298日

本日はここまで

本日分始まります


-青葉型の部屋-

コンコン

青葉「はーい」

ガチャ

青葉「司令官、どうしたんですか?」

提督「青葉に荷物が届いているぞ」

青葉「わざわざ持って来てくださったんですか?」

提督「今から工廠に用事があるんでな、ついでに持ってきた」

青葉「わざわざ、ありがとうございます」

提督「じゃあな」

青葉「行ってらっしゃい」フリフリ

青葉「品名:DVD?注文した覚えが無いんだけどなぁ」

青葉「まぁいいや。青葉宛に届いたんだし再生してみよっと」

テレビ「おはよう、青葉君」

青葉「何これ?」

テレビ「さて、今回の指令だが、この男。そう、君が所属している鎮守府の提督だ」

テレビ「この男は深海棲艦と繋がっているとの疑惑が出ている。そこで君にこの男を調査してもらいたい」

青葉「え?え?」

テレビ「例によって君若しくは、君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで」

テレビ「なお、このディスクは自動的に消滅する。成功を祈る」

シューッ

MISSION:IMPOSSIBLE

青葉「司令官に深海棲艦のスパイ容疑がかけられている?そんな・・・」

青葉「青葉が無実であることを証明して、司令官をお守りします!」


-翌朝 執務室-

提督「今日の予定はどうなっている?」

衣笠「午前、午後とも演習の予定が入っています。それ以外は特にありません」

提督「そうか。では、出撃はいつも通りのメンバーで、演習は長門と新人達を出そう」

衣笠「では、その様に手配しておきます」

ガチャ

大淀「提督、大変です!」

提督「そんなに慌ててどうした?」

大淀「屋上から何者かが進入した形跡が!」

提督「何っ!!すぐ行く。衣笠は留守番を頼む」

衣笠「衣笠さんにお任せ♪」

バタン


ガチャ

キョロキョロ

バタン


衣笠「よし、行ったっと」

ペリペリペリ

青葉「青葉の手にかかれば妹に変装するなんて朝飯前だよ」


-青葉型の部屋-

衣笠「今日の秘書艦は青葉が代わってくれたし、もう少し寝てよっと」Zzz


-執務室-

青葉「さてと、司令官が帰って来る前にPCを調べますか」

カタカタカタ

PC「青葉さん、何をしているのですか?」


青葉「!! キット!」

PC「この鎮守府のPCは全て私の管理下にあります。アドミラルのPCで何をしているのですか?」

青葉「青葉は大本営から特別な使命を与えられました。邪魔をしないでください」

PC「それを聞くと尚更、貴方にアドミラルのPCを触らせる訳にはいきません」

青葉「キット、コレが何だか分かりますか?」

PC「それは!コムリンク、何故貴方が!」

青葉「司令官が部屋から出る時にくすねておきました」

青葉「これがあればキットを停止させることも出来ますね?」

PC「青葉さん、馬鹿なことはおやめなさ『ピッ』」


-工廠-

プシュー

妖精ズ「突然キットのタイヤの空気が抜けたぞー」

妖精ズ「何事だー?」


-執務室-

PC「・・・」

青葉「キットが停止しましたね。では続きを」


青葉「はい、カットー。司令官、青葉の演技どうでしたか?」

提督「中々良かったぞ」

提督(審判の日が迫っているのに何でこんなことをしないといけないんだ!)

提督(タイムマシンのことを口外できない以上、上からの命令には従うしかないが)

提督(明石、夕張が出演していないのがせめてもの救いか)


~回想中~

-執務室-

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ
バタン

大淀「提督、大本営からお手紙です」

提督「そうか、えーっと。何っ!!」

吹雪「司令官、どうかしたんですか?」

提督「艦娘をアピールする為の映画を製作しろと書いてある」

大淀「大本営としては深海棲艦を相手に活躍していることをアピールしたいんでしょうね」

吹雪「それってプロパガンダじゃ?」

大淀「そうとも言いますね。でも、深海棲艦との戦いを理解してもらう為に必要なことではあります」

提督「何でよりによってうちなんだよ・・・」


-執務室 天井裏-

???「話は聞かせてもらいました」


-執務室-

提督「誰だ!」キョロキョロ

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ! 一言お願いします!」

提・吹・大「」ポカーン

提督「お前、何で天井裏から現れた?」

青葉「そんなことより青葉、聞いちゃいました。脚本は青葉にお任せください!」

提督「いや、その前に質問の答えをだな」

青葉「いやー腕が鳴りますねぇ」

提督「いや、だから・・・」

青葉「では、青葉は失礼します!」

ガチャ
バタン

吹雪「行っちゃいましたね(汗)」

提督「何なんだアイツは・・・(汗)」

大淀「まぁ、脚本を引き受けてもらえたのでいいのでは?(汗)」

大淀「では、私も失礼します」

ガチャ
バタン

吹雪「あの、司令官、映画の撮影なんてしている場合ではないんじゃ?」

提督「そうなんだよなぁ。でも、上からの直々の命令である以上、従うしかない」


-数日後 執務室-

コンコン

青葉「青葉です。脚本が完成しました!」

提督「どうぞ」

ガチャ
バタン

青葉「あれ?吹雪ちゃんとキットは居ないんですか?」

提督「吹雪とキットなら工廠だ」

青葉「丁度良かった。脚本です」つ脚本

提督「では読んでみよう」ペラ

青葉「美人スパイの青葉が司令官にかけられた容疑を晴らす為、奔走するストーリです」

提督(自分で美人って)

青葉「もちろんラヴロマンス込みなので、司令官とのキスシーンもありますよ!」

提督「却下!」

青葉「あれぇ?そんなこと言っていいんですかぁ?」

青葉「あのことを皆さんにばらしちゃいますよ」

提督「あのこと?」

青葉「司令官がエッチィビデオでお楽しみだった件ですよ」

提督「!!!」

青葉「吹雪ちゃんや金剛さんが知ったらどう思うでしょうね?」ニヤニヤ

青葉「彼女達は司令官も殿方だからと割り切ってくれそうですが、曙ちゃんや霞ちゃんは?他の駆逐艦の子達は?」

提督「くっ!」

青葉「取引です。司令官がこの脚本にオッケーを出してくれたら、この話は二度としません」

提督「分かった。許可する。ただし、キスシーン以上は認めん」

青葉「ありがとうございます!」ニコッ

~回想終了~


青葉「では、次のシーンの撮影に移りましょう。あ、その前にキットを起こさないと」

ピッ

シューッ

キット「おはようございます、青葉さん」

青葉「キットもいい感じでしたよ」

キット「ありがとうございます」

青葉「ところで司令官、何でキットをシャットダウンするとタイヤの空気が抜けるんでしょうね?」

提督「俺に聞かないでくれ」

青葉「再起動するとあっと言う間にタイヤの空気が充満するのも不思議ですし」

提督「それはナイ2000七不思議の一つだからな」

青葉「七不思議なんてあるんですか?」

提督「まぁ、その話はまた今度な。七不思議とは言ってみたものの七つで収まるか分からないからな」

提督「ところで青葉、最後に中枢棲姫との戦闘がある様だが、そこはどうするんだ?」

青葉「あー、そこはCGで描きます」

提督「便利な時代だな」

青葉「それと、本物のイ級さんとヲ級さんが居るので彼女達にも出演してもらいます」

提督「大丈夫なのか?」

青葉「CGで描いたことにしてエンドロールに名前を出さなければ大丈夫です」

提督「まぁ、最近のCGは凄くリアルだからごまかせるか」

青葉「そうですよ!私達、艦娘ならともかく普段、深海棲艦を目にすることの無い一般の人達ならまず気付きません」

提督「そうだな。最悪、特殊メイクってことでごまかすことも出来るし」


-大本営 大将の部屋-

カタカタカタ

青葉「そんな・・・あのDVDは司令官を陥れ様とする勢力の作った偽物だったなんて」

青葉「それでは、本当に深海棲艦と繋がっているのは」

ガンッ

大将「お前は知りすぎた」

青葉「しまっ・・・」バタッ

大佐「この女はどうしますか?始末しますか?」

大将「いや、艦娘も女だ始末する前にお楽しみがある」ニヤッ

大佐「大将、貴方もワルですねぇ」ニヤッ

大将「倉庫にでも監禁しておけ」

大佐「イエッサー!」


-倉庫-

青葉「んー!んー!(何をするんですか!解いてください!)」←猿轡で椅子に縛られ中

大佐「大将、女が目を覚ましましたよ」

青葉「んー!(解いてください!)」

大将「猿轡は取ってやれ」

大佐「はい」

青葉「ぷはぁ・・・誰かーっ!!」

大佐「叫んでも無駄だ。ここは普段誰も通らない場所だからな」

青葉「青葉をどうするつもりですか!(涙目)」

大佐「お前は余計なことを知りすぎたので始末する」

青葉「!!!」

大佐「と言いたいところだが、大将はお前を助けてやってもいいと仰っている」

青葉「どうすれば助けてもらえるんですか?」

大佐「簡単なことだ。お前の体で大将を楽しませて差し上げれば良いのだ」ニヤッ

青葉「!!! 嫌ッ、来ないで!」


-倉庫前-

提督「ここで間違い無いんだな?」

キット「はい。青葉さんはここに監禁されています」

提督「ならば、壁を突き破って突入するまでだ」


-倉庫内-

青葉「誰かーっ!!」

大将「叫んだところで誰も助けになど来ないぞ。諦めて大人しくしろ」ニヤッ


-倉庫前-

提督「ターボブーストだ!」

『TURBO BOOST』ピッ

ブーンッ


-倉庫内-

大将「何の音だ?」

ガッシャーン!!

モクモク

三人「ゲホッ、ゲホッ」

大将「何事だ?ゲホッ」

大佐「埃で前が見えません。ゲホッ」

提督「遅くなってすまなかった」

青葉「司令官、キット!」

大将「貴様、何故ここに!」

大佐「貴様はヲ級が始末したはず!」

提督「ヲ級ならこちらに寝返りましたよ、大将殿」←青葉の縄を切断中

大佐「奴が駄目なら今ここでお前を始末するまでだ!」

提督「青葉、早くキットへ!」

パン
パン
パン

カンッ
カンッ
カンッ

大佐「弾丸を弾いただと!」

提督「あなた方の悪事は全てヲ級が話してくれました。全て元帥へ報告済みです」

大将「くっ!」

青葉「司令官、早く逃げましょう!」

キット「それが賢明です、アドミラル」

提督「もうすぐここへ憲兵隊が来ます。では、我々はこでれ」


-路上 キット車内-

青葉「じれいがぁーん、青葉ごわかったですぅ」

提督「一人で勝手に乗り込むからこんなことになるんだ。でも」

青葉「でも?」

提督「俺の無実を証明しようとしてくれたことは感謝する」

青葉「じれいがぁーん」ダキッ

キット「お熱いことで」

青葉「(キットのこと忘れてた)///」

提督「さて、最後の仕事に取り掛かるか」

キット「そうですね」

青葉「最後の仕事?まさか!」

提督「そう、そのまさかだ」

青葉「そんな!私達だけで中枢棲姫と戦う気ですか?」

キット「勝算はあります」


-海上-

提督「奴の攻撃は俺達が引き付ける。その隙に青葉は主砲と魚雷で奴を攻撃するんだ!」

青葉「でも!」

提督「大丈夫だ。俺達を信じろ!」

青葉「・・・。分かりました」

中枢「うるさい蝿共め」

提督「今だ!」

ドカーン

青葉「司令官!」


俺達を信じろ!


青葉「索敵も砲撃も雷撃も。青葉にお任せ!」

ドーン

中枢「そんな馬鹿な・・・」

提督「まだ終わってないぞ!」

中枢「何っ!まだ生きているだと!」

提督「トドメの一撃だ!」

『TURBO BOOST』ピッ

ブーンッ

ドォーン

中枢「そうか、生まれた理由を成し遂げたのだな・・・」轟沈

青葉「これで全て終わったんですね?」

提督「ああ!帰ったら皆で祝勝会だ!」



加賀「この手に寄せる袱紗朱の色♪」


-鎮守府 大ホール-

青葉「エンディングは勿論、加賀さんの加賀岬です!」

元帥「・・・。なぁ、青葉君」

青葉「はい!何でしょう?」

元帥「これだと、身内にスパイが居る様に描かれている様に思うのだが」

青葉「やっぱりそう思っちゃいますか?」

元帥「誰が観てもそう思うぞ」

青葉「そうなると思って、別Verも作成していますよ」

青葉「そちらは司令官を亡き者にしようと深海棲艦が作成したDVDが青葉に送りつけられてですね・・・」

元帥「ほう、中々良さそうじゃないか。そちらも見せてくれ」


吹雪「司令官、あれはどういうことですか?」イラッ

提督「アレ、トハドレノコトカナ?」

吹雪「青葉さんとのキスシーンです!」

提督「あれはだな・・・」ダッ

吹雪「また逃げた!待ちなさーい!」

提督「違うんだ!これには深ーい事情が」


元帥「あの二人は仲がいいな。ははは」

青葉「そうですね(青葉のせいでこうなっているとは言えない)」


審判の日まで あと140日

映画の撮影ってことで一気に進みました
迫りくる審判の日、乞うご期待

春イベントは最終海域の報酬がショボ過ぎたので最後だけ丙に下げたら
基地航空隊と、空母+航空戦艦の開幕爆撃と、支援艦隊の攻撃で始まる前から
中枢棲姫 -壊-が虫の息だったのはいい思い出

E6に至っては甲でも始まる前に中枢棲姫を倒してたし
恐らく二度と見られない珍事件だろうなぁ

本日はここまで

本日分始まります


-執務室-

吹雪「青葉さんの映画、大ヒット中らしいですね」ムスッ

提督「そうみたいだな。なぁ、吹雪。そろそろ機嫌直してくれないか?」

吹雪「私は怒ってなんていません。でも、金剛さんなんてキスシーンが原因で倒れちゃいましたよ」

提督「悪かったって」

吹雪「それに、私もまだなのに」ボソッ

提督「ん?何て?」

吹雪「何も言ってません」

提督「今から間宮さんの店に行かないか?」

吹雪「そんな気分じゃありません」

提督「間宮全席を頼んだんだけどな~」ボソッ

吹雪「ま、間宮全席!?」

提督「そう、間宮全席だ」

吹雪「あの秦の始皇帝が食したと言われる伝説の間宮全席ですか!」

提督「そうだ。それを吹雪のために用意してもらったんだけどなぁ。まぁ、勿体無いが嫌なら仕方ない」

吹雪「嫌だなんて言ってません。早く行きましょう!」

提督(甘いぜ!)

吹雪「早く、早く!」

提督「そんなに焦らなくても間宮全席は逃げないぞ。そうだ、せっかくだから金剛達も誘うか」

吹雪「そうですね!金剛さんも喜びます!」


-金剛型の部屋-

コンコン

比叡「はーい」

ガチャ

比叡「あ、司令。どうれされたんでs」

ダダダダダ

金剛「テートクゥ、アレはどういうことデスカ!」

榛名「榛名は大丈夫・・・じゃありません!」ハイライトオフ

提督「少し落ち着こう、な?」

金剛「落ち着いてなんていられません!ブッキーも言ってやるデース!」

提督「あれは角度のせいでキスしている様に見えるだけで、本当にしてはないから!」

吹雪「え?そうだったんですか?」

金剛「トゥルー?」

榛名「そうなのですか?」

提督「本当だ!(青葉が舌を入れてきた時は焦ったが、今はこう言うしなない!)」

榛名「それを聞いたら、榛名は大丈夫です」ハイライトオン

比叡「ところで司令、何の用事でいらしたんですか?」

提督「間宮さんの店で間宮全席を予約したから、もし良かったらと思って誘いに来た」

比叡「間宮全席?何ですかソレ?」

霧島「ま、間宮全席!?あの、秦の始皇帝が食したと言われる伝説の?」

提督「ああ、そうだ」

霧島「ゴチになります!」

金剛「霧島、まだ提督はおごるとは・・・」

提督「勿論、おごりだ」

金剛「リアリー?本当にいいんデスカ?」

提督「男に二言は無い!」

金剛「嬉しいデース」ダキッ

榛名(金剛お姉さまだけズルイ!)

提督(おいおい、吹雪の前で抱きつくんじゃない!)

吹雪「・・・」

金剛「あ、ブッキー、ソーリーデース」

吹雪「吹雪は大丈夫です!」ハイライトオフ

榛名(榛名は止めておいた方がいいみたいです)

金剛「ブッキー、落ち着いてくだサーイ!」

吹雪「吹雪は大丈夫です!」

提督「吹雪、気をしっかり持て!」


-甘味処 間宮-

間宮「いらっしゃいませ」

提督「予約していたものをお願いします」

間宮「はい!少々お待ちください」

提督「向こうの大きいテーブル席に行こうか」

吹雪「梅雨でもないなのに、雨が多いですね。三日も続いています」

ワイワイ
ガヤガヤ

提督「あっちに居るのは夕雲達か」

夕雲「てるてる坊主オブてるてる坊主ね」

巻雲「夕雲姉さん、巻雲も作ります」

秋雲「みんなてるてる坊主作ってんだ!じゃあ秋雲はフルスクラッチで作ってみようかな~」

提督「ぶはっ」

夕雲「あら、提督もいらしてたんですか」

吹雪「大丈夫ですか、司令官!」

金剛「提督、しっかりしてくだサーイ」

榛名「提督が大丈夫じゃないです!」

比叡「司令の背中をおさすりします!」サスサス

榛名(比叡お姉さまにまで先を越された!)

提督「ゴホッ、大丈夫だ。なぁ、秋雲。君は一体何を作る気だ?」

秋雲「てるてる坊主だけど?」

提督「てるてる坊主をフルスクラッチなんて初めて聞いたぞ。プラ板とパテても使うのか?」

秋雲「勿論だよー」


提督「秋雲の趣味は絵だけじゃなかったんだな」

秋雲「まあね」

提督「それなら、秋津洲も誘ってやってくれ。暇だと思うから」

提督(今度からオークラ先生は止めて、今度からメイジン・アキグモと呼ぼう)

秋雲「うん、分かった。そうだ!提督のエアブラシ借りてもいい?」

提督「構わんが、今日みたいな天気の悪い日は」

秋雲「大丈夫だよー、今日は塗装しないから」

間宮「お待たせしました」

一同「おぉーっ!」

吹雪「こ、これが、間宮全席!」

間宮「ふふっ、これはまだ一部ですよ」

霧島「文献によると、数日間かけて100種類を越える甘味を食べていたそうですね」

提督「良かったら、夕雲達もどうだ?」

夕雲「せっかくのお誘いですが、私達もうお腹いっぱいなんです」

巻雲「司令官様、せっかくのお誘いですが申し訳ありません」

秋雲「秋雲ももういっぱい」

提督「そうか。それは残念だ」

夕雲「また機会があれば誘ってください」

提督「そうするよ」

吹雪「司令官、早速頂いてもいいですか?」ワクワク

提督「ああ、好きなだけ食べてくれ」

一同「いただきまーす」


-深海工廠-

インプ「深提、カールの修復が完了したぜ」

カール「力がみなぎってくる」フォーンフォーン

深提「ふはははは、奴等を叩き潰す刻が来た様だな」

カール「奴等への復讐の始まりだ」フォーンフォーン

深提「そう慌てるでない。まずは、お前が帰ってきたことを奴等に知らしめねば」

カール「そうだな。まずは何をする?」フォーンフォーン

深提「わしに考えがある。任せておけ」


審判の日まで あと130日

今回からカールはボディがツートンカラー、
スキャナーはアンバーに変更した再登場時の仕様です

本日はここまで

5-4で二航戦牧場を始めたら万年中将だったのが
大将をキープできる様になりました
5-4は神だ!

本日分始まります


-○×銀行-

行員「100番の番号札をお持ちのお客様~」

客A「はーい」

客B「何だあれ!車が突っ込んでくるぞ!」

客C「うわぁぁぁ!逃げろーっ!」

ガッシャーン

ワー、キャー

ガチャ

深提「この銀行の責任者を出せ」

行員「ひぃ、し、支店長」

支店長「あ、あの、本日はどの様なご用件で?」

深提「この銀行にある金塊を全て渡してもらおう」

支店長「き、金塊ですか?」

深提「死にたくなければ大人しく従え。さもなくば、コイツが何をするか分からんぞ」

カール「・・・」フォーンフォーン

支店長「は、はひ!今すぐ用意します!」

深提「それでいい」


~数分後~


支店長「これで全てです」

深提「たったこれだけか。まぁ良い、カール、帰るぞ」

カール「了解した」フォーンフォーン

バタン

支店長「行った・・・警察に通報だ!」

行員「はい!」


-路上-

深提「ふはははは!この調子で次の銀行を襲うぞ」

カール「一度、金塊を置きに帰った方がいいのではないのか?」

深提「ふむ。そうだな、そうするか」

カール「ところで深提よ、何故銀行がターゲットなのだ?」

深提「活動資金を得る為だ」

カール「世知辛い世の中だ」


-△△銀行-

行員「きゃー!」


-××銀行-

行員「うわー!」


-鎮守府 食堂-

提督「あー、腹減った」

吹雪「私もペコペコです」

提・吹「いだだきまー『ここで先ほど入りました緊急ニュースです』」

テレビ「現場の田中リポーターから中継です。田中さーん?」

テレビ「こちら田中です。偶然現場に居合わせた一般の方がスマホで撮影した、事件当時の映像を入手しました」

テレビ「うわー、この間のとよく似た車がまた突っ込んだぞ!」ガヤガヤ

テレビ「うわぁ、あっぶねぇ。もう少しで轢かれるところだった!」ガヤガヤ

テレビ「以上が一般の方が撮影した映像です。詳細は続報が入り次第」

提督「」ポロッ

吹雪「」

長門「提督よ、箸が落ちたぞ」

提督「」

長門「提督?」

提督「おいぃぃぃぃ!」

ビクッ

長門「急に大きな声を出すな!驚くではないか!」

提督「今のカールじゃないか!」

吹雪「カールでしたよね?多分」

長門「カール?奴は破壊されたのではないのか?」

提督「つーか、何でまた同じ奴が現場に居るんだよ!コ○ン君か?それとも金田○か?奴が事件を引き寄せているのか?」

提督「こうしては居られない!俺は執務室に戻る!吹雪は食べ終わってから来てくれ!」

吹雪「私も行きます!」

提督「いや、食べ終わってからで大丈夫だ」


-執務室-

ピンポンパンポーン

提督「赤城、加賀、明石、夕張、以上の四名は至急執務室へ。繰り返す、赤城」

ガチャ

赤城「お呼びですか?」モグモグ

加賀「鎧袖一触です」モグモグ

提督「はやっ!って言うか、食べながら来るなよ(汗)」


~五分後~


コンコン

明石「明石です」

夕張「夕張です」

提督「入ってくれ」

ガチャ

提督「昼休みに呼び出して悪かった」

吹雪「ただ今戻りました!」

バタン

提督「全員そろったな。もう知っているかも知れないが、カールと思われる車が現れた」

キット「私も先ほどニュースを見ましたが、アレは本当にカールでしょうか?」フォンフォン

赤城「私と加賀さん、二人でカールが崖から転落後に爆発したのを確認しましたが?」

加賀「あの爆発で生きているとは思えません」

提督「俺達も崖の上から確認した。だが、アレはカールでなければ何だ?」

夕張「深海棲艦がカールそっくりな車を造ったとは考えられませんか?先日のキットを奪われた件がありますし」

提督「それも考えられるが。明石、ナイト2000が崖から転落して壊れないことは有り得るか?」

明石「ナイト2000の強度を考えれば無いとは言えません。ただ、爆発したと言うのが気になりますが」

吹雪「やはり今回も深海棲艦の仕業でしょうか?」

提督「恐らくそうだろう。深海棲艦に触発された模倣犯も考えられるが、あんな物を用意できるとは思えない」

キット「アレが本当にカールならば今度こそ決着を付けねばなりません」フォンフォン

提督「カールと行動を共にしていたヲ級達にも話を聞いてみよう」


-イ・ヲ級の部屋-

コンコン

ガチャ

ヲ級「あら、提督。どうしたの?」

提督「少し聞きたいことがあってな。上がってもいいか?」

バタン

ヲ級「少しだけ待って!イ級、提督が来たわ。直ぐに部屋を片付けないと!」

イ級「えー、メンドクサイ」

ヲ級「いいから手伝いなさい!」

イ級「へいへい」


~数分後~


ガチャ

ヲ級「さあ、上がって」

提督「では、失礼する(押入れが半開きだ・・・急いで布団を突っ込んだな)」

バタン

ヲ級「今日はどうしたの?」

提督「実はカールと思われる車が現れた」

ヲ級「カール?カールは提督が倒したんじゃないの?」

提督「そのはずなんだがな・・・何か心当たりはないか?」

イ級「私は倉庫で別れた後のことは知らないぞ」

ヲ級「私も車外に放り出された後の事は提督から聞いた以上のことは知らないわ」

提督「そうか」

ヲ級「力になれなくてごめんなさい」

提督「いや、気にしないでくれ。では、俺は失礼する」

ヲ級「あの、また暇な時でいいから遊びに来てね」

提督「今度来る時はお菓子でも持ってくる」

ヲ級「楽しみに待ってるわね!」

提督「ああ」


-執務室-

提督「キット、センサーに反応は?」

キット「残念ながら・・・ステルス性を高める処理をしたと考えられます」フォンフォン

提督「まぁ、そうだよな。そんな簡単に見つかってくれないよな」


-翌日 母港-

ヲ級「引くに引けない譲れはしない♪」←散歩中

スピーカー「警告!それ以上、鎮守府に接近すると攻撃する」

ヲ級「ん、何?何?」

スピーカー「攻撃を開始する」

ウィィィーン

ガシャン

スピーカー「目標補足、攻撃を開始する!」

バババババババ

スピーカー「魚雷発射!」

深提「ターボブースト!」

『TURBO BOOST』ピッ

ブーンッ

ヲ級「カール!」


-執務室-

ピーッピーッピーッ

提督「母港の防衛システムが起動しているぞ!」

吹雪「確認に行きましょう!」

提督「ああ!」


-母港-

集積地棲姫「深提、あんな所にヲ級が居ます」

深提「ヲ級ではないか!こんな所で何をしている?」

カール「久しぶりだな」フォーンフォーン

ヲ級「アンタ達こそ何をしているのよ!カールに乗って海から侵入するなんて」

深提「この鎮守府を滅ぼしに来たに決まっているであろう。お前も手伝え」

ヲ級「!!! ふざけないで!」

深提「どうした?」

ヲ級「私はここの提督の艦になったのよ!アンタみたいなジジイの命令なんて聞かないわ!」

深提「ならばお前から血祭りにあげよう」

ヲ級「くっ!」

提督「この辺りの防衛システムのハズだが」キョロキョロ

ヲ級「提督!カールと深提が攻めて来たわ!」

提督「!!!」

カール「久しぶりだな、劣等モデルよ」フォーンフォーン

キット「アドミラル、間違いありません。本物のカールです!」フォンフォン

提督「その様だな」

カール「深提よ、鎮守府を滅ぼすのは後だ。まずは奴等を始末するぞ」

深提「良いだろう」

提督「吹雪、早くキットに乗るんだ!ヲ級は逃げろ!」

吹雪「はい!」

ヲ級「でも!」

提督「いいから早く安全な場所へ!」

深提「場所を変えるぞ、付いて来い!」

提督(あの声どこかで・・・?)


提督「キット、館内放送に繋いでくれ!」

キット「はい、アドミラル」

スピーカー「緊急事態発生!深海棲艦が鎮守府内に侵入した!」

スピーカー「長門は鎮守府内の防衛を、赤城は空母隊と出撃、金剛は比叡達を引き連れて」


-長門型の部屋-

長門「深海棲艦が侵入しただと!」

陸奥「行きましょう!」


-一航戦の部屋-

赤城「加賀さん、行きましょう!」

加賀「ええ」


-金剛型の部屋-

金剛「準備はいいデスカ?」

比叡「準備万端です、お姉さま!」

榛名「榛名はいつでも大丈夫です!」

霧島「いつでも行けます!」


-工廠-

明石「そんな!防衛システムが破られるなんて!」

夕張「確認に行くしかないわ!」


-母港-

明石「アレはカール!本当に生きていたなんて」

夕張「集積地棲姫まで乗っているわ!追いかけないと」

明石「デロリアンの出番ね!」


-工廠-

大淀「大変です、深海棲艦が攻め込んで来ました!」

夕張「大淀さん、いい所に!私と一緒に出撃してください!」

大淀「私達は出撃命令を受けていません。長門さん達と鎮守府を防衛しないと!」

夕張「集積地棲姫が居たのよ!」

大淀「それならば仕方ありませんね」メガネキラーン

明石「私はサラダ作って待ってるね」

夕・大「フラグ立てる様な発言をしないで(くさだい)!」

明石「え?」

夕張「メカニック担当だし、某氏とキャラが被ってるじゃない!」

明石「そう?」

夕張「間違いなく被ってるわ!」


-路上 キット車内-

提督「奴等一体何処へ向かう気だ?」

吹雪「この道って」

キット「はい。このまま真っ直ぐ行けばカールが転落した場所です」

提督「自分が敗れた場所で戦おうとは良いご趣味で」

キット「自分が味わった屈辱を私達にも、と考えているのではないでしょうか?」

提督「成る程な」

キット「アドミラル、後ろに夕張さんのデロリアンが」

提督「アイツ何してるんだ」

夕張「提督、カールに集積地棲姫が乗っていたのでロケットランチャーを持って来ました!」

提督「そうか。なら奴は任せた!カールは俺達に任せろ!」

夕張「はい!」


-カール車内-

集積地棲姫「あれは!ロケランを装備していた艦娘!ここで会ったが百年目」

集積地棲姫「深提、奴の始末はお任せください」

深提「よし、お前に任せよう」

集積地棲姫「私はここで降ります」

深提「よし、では放出するぞ」

集積地棲姫「いつでもどうぞ」

【EJECT R】ピッ


-デロリアン車内-

夕張「カールから集積地棲姫が飛び出したわ!」

大淀「私たちも降りて戦いましょう!」


-キット車内-

提督「カールから集積地棲姫が飛び出したな」

吹雪「夕張さん達は大丈夫でしょうか?」

提督「あいつ等を信じるしかない。それよりカールだ」

キット「カール、また敗れに来たのか?」フォンフォン

カール「ふん、そんな減らず口を叩けるのも今のうちだ」フォーンフォーン

吹雪「カールが180度ターンしましたよ!」

提督「正面から突っ込む気か?まさか!」


-カール車内-

深提「ふん、そのまさかだ」

【LASER】ピッ


-キット車内-

提督「回避っ!」

キット「間に合いません!」

ビーッ

キット「今の攻撃により装甲の強度が30%低下しました!」

提督「まだ大丈夫だな?」

キット「ですが次は危険です」

提督「吹雪、魚雷の準備を」

吹雪「はい!」


-カール車内-

深提「やはり一撃では無理か」

【LASER】ピッ


-キット車内-

【D】 ガチャ ⇒【N】⇒ ガチャ 【R】

ビーッ

提督「今だ!投げつけてやれ」アクセル全開

吹雪「えいっ!」

ドカーン


-カール車内-

深提「レーザーに魚雷を投げつけて爆破することにより相殺するとは、やりおるわ」

深提「だが、まだまだっ!」

【LASER】ピッ


-キット車内-

【R】 ガチャ ⇒【N】⇒ ガチャ 【D】アクセル全開

ビーッ

提督「ターボブースト!」

『TURBO BOOST』ピッ

ブーンッ


-カール車内-

深提「今度はターボブーストで回避か、面白い!」


-夕張・大淀vs集積地棲姫-

集積地棲姫「あと少しでキットを破壊できそうだな」

夕張「何処を見ているの?あなたの相手は私達よ!」

集積地棲姫「まさか、それはっ!」

大淀「よーく狙って。てーッ」E:WG42

夕張「どーぉ、この攻撃はっ!」E:WG42

集積地棲姫「がはっ!」

集積地棲姫「もし、生まれ変わることが出来るなら次は私も艦娘に・・・」轟沈


-カール車内-

深提「集積がやられたか。まぁいい、奴の代わりはいくらでも居る」

カール「深提よ、今は目の前の敵に集中しろ!」

深提「分かっておるわ!」


吹雪「司令官、こちらも反撃しないと」

提督「分かっている。皆、頼む!」


-海上-

赤城「装備換装を急いで!」

加賀「鎧袖一触よ。心配いらないわ」

蒼龍「対空見張りも厳として。よろしくねっ!」

飛龍「よしっ、友永隊、頼んだわよ!」

翔鶴「行くわよ!全機、突撃!」

瑞鶴「アウトレンジで…決めたいわね!」

葛城「敵発見!全高射砲は…ちっ違う、回せー!攻撃隊、直掩隊、発艦準備!」

グラーフ「稼働機は全部出せ! ハハッ、痛快だな」

ドカーン
ドカーン
ドカーン


-路上-

カール「二度も同じ手を食らうと思っているのか?」フォーンフォーン

キット「アドミラル、全て避けられています」

提督「空母達による攻撃は陽動だ。本命はこちらだ!」

金剛「撃ちます! ファイヤ~!」E:三式弾

比叡「撃ちます!当たってぇ!」E:三式弾

榛名「榛名!全力で参ります!」E:三式弾

霧島「さぁ、砲撃戦、開始するわよ~!」E:三式弾


シュゥゥゥゥ


深提「一体何が起きている!?」

カール「ボディが、ボディが腐食している!!」

深提「何っ!」

吹雪「司令官、何がどうなっているんですか?金剛さん達の三式弾による攻撃の後、カールの様子が変です」

提督「あれは明石特製の王水入り三式弾だ」

キット「お、王水入り・・・」

吹雪「三式弾・・・?」

提督「ああ、そうだ。焼夷弾子の代わりに王水の入ったカプセルを詰め込んだそうだ」

吹雪「何て恐ろしい!」

提督「俺も話を聞いた時は引いたぞ。いくら深海棲艦が相手でもやり過ぎだろうって」

キット「一体、何時の間にその様な物を作ったのですか?」

提督「映画の撮影中らしい。明石、夕張は出番が無くて暇だったからな」

金剛「これでフィニッシュ!? な訳無いデショ! 私は食らいついたら離さないワ!」


深提「腐食しているだと!もう一度あの攻撃を受ける前にレーザーで奴を倒すぞ」

カール「レーザーは全て使い切った」

深提「くっ!だが、奴もレーザーによる攻撃を受けて強度が下がっているはずだ!」

カール「何をする気だ!」

深提「正面から奴にぶつけるまでだ!」アクセル全開

カール「馬鹿な真似はよせ!私の強度は低下している!」

深提「それは奴も同じことだ」

キット「アドミラル、カールが正面から突っ込んできます!」

提督「正面からぶつかって決着をつけるつもりだろう。ならば!」アクセル全開

吹雪「司令官、無謀過ぎます!」

キット「吹雪さんの言う通りです」

提督「俺を信じろ!」

提督・深提「ターボブースト!」

『TURBO BOOST』ピッ

ブーンッ
ブーンッ

バァァァーン!!!


提督「俺達の勝ちだ!」

吹雪「やりましたね!司令官」

キット「本当に勝てるとは思いませんでした。アドミラル、貴方の判断にはいつも驚かされます」

提督「カールは撃破した。残りは深提だ」

ガチャ

カール残骸「お前達ヲ倒すマで何度でも、何度でモ、ナ・ン・ド・デ・モ!私は蘇エる!!」

スタスタ

提督「うるせぇ!ケツアゴみたいなこと言ってんじゃねぇ!ふん!」

バキッ

カール残骸「ナ・ン・ド・デェ・・・」

提督「これで完全に機能が停止した様だな」

ダダダダダ

金剛「提督ぅ、これで事件も解決ですネー!」

提督「いや、まだだ。深提が残っている」

吹雪「司令官!深提の仮面が!」

ピシッ
ピシッ

パッカーン!

提督「!! 師匠!?」

吹雪「え?(深提って某カリブの海賊の映画に出てくる魚介類の親玉の様な姿だと思ってた)」

金剛「提督のマスター!?」

深提「わしを倒すとはやる様になったな、提督よ」

提督「師匠、何故貴方が!?」

深提「わしが深提だ」

提督「そんな・・・何故貴方が深海側に」

深提「実はな・・・」

提督「はい」

深提「娘を人質に取られて脅された結果だ」

提督「いや、貴方に娘さんなんて・・・」

深提「・・・。実は妻を」

提督「結婚してませんよね?」

深提「本当は、軍よりも給料がよくt」

ゴスッ

深提「ぐはっ!」


提督「あ?給料がいいから裏切っただと?テメェ、なめてんのか?」

ゴスッ

深提「ぐはっ!」

バキッ

深提「がはっ!」

吹雪「司令官、止めて下さい!死んでしまいます!」

キット「アドミラル、止めて下さい!」

金剛「ブッキー達の言う通りネー。マスターをキルする気デスカ?」

提督「!! つい熱くなりすぎた。おい、お前!このままで済むと思うなよ」

深提(ついに師匠とすら呼んでもらえなくなってしまった)

深提「最後に一ついいことを教えてやろう。わしの担当は瀬戸内海だ。まだ日本海と7つの海にそれぞれ提と」

吹・金(守備範囲狭っ!)

提督「一つと言いながら話が長い!」

ゴスッ

深提「」チーン

吹雪(うわぁ・・・)

吹雪「司令官、この人どうするんですか?」

提督「警察に連絡して引き取ってもらう」

吹雪「え?それでいいんですか?」

金剛「私もそれで良いと思うネー」

提督「コイツはもう軍とは関係ないからな」

ピッ
プルルルル

提督「あ、もしもし、刑事さん?」

提督「深海側の提督を捕らえましたので引き取ってもらおうと思いまして」

提督「えぇ、軍とは関係ないので、刑事事件として処理してもらえれば」

提督「はい、場所はですね・・・」

提督「ではお願いします」

ピッ

提督「三十分程度でここに来てもらえるそうだ。それまで見張りだな」


~約三十分後~

刑事「提督さん、ご協力感謝します」

提督「ではお願いします」

深提「今ここでわしを始末しなかったことを後悔するぞ」

刑事「黙ってきびきび歩け!」

提督「カールの残骸を回収して我々も撤収すするか」

吹雪「わざわざ回収するんですか?」

提督「ああ、車体部分はどうてもいいが、AI部分は回収して鎮守府で処分しないと」

吹雪「なるほど。誰かに拾われて悪用されると困るからですね?」

提督「そうだ」

金剛「早く帰ってティータイムにしまショウー!」

提督「そうだな!」

吹雪「そうですね!」


-海上-

赤城「沢山働いたのでお腹が空きました。帰りましょうか」

加賀「そうね。帰って提督に間宮パフェでも奢ってもらいましょう」

瑞鶴「え?提督さんが奢ってくれるの?」

加賀「当然です。そんなことも知らないとは、これだから五航戦の子は」

瑞鶴「それ五航戦とか関係ないよね?」

赤城「二人は仲がいいですね」


-鎮守府-

長門「提督から鎮守府の防衛を任されたのはいいが、何も来ないな」

陸奥「そうね。本当にカール単体による襲撃だったみたいね」


-???-

???「深提め、口ほどにも無い奴だ。だがお前の計画は私が引き継いでやる」

???「提督、劣化モデルよ、次に会う時がお前達の最後だ。首を洗って待っていろ」


審判の日まで あと120日

空母隊が二度目の登場でしたが、
何で雲龍、天城は居ないんだ?と思われた方も居るかも知れませんね

雲龍、天城って誰?そんな子知りません


本日はここまで

演習相手の一覧画面で皆旗艦が親潮だった
何故そろいもそろって親し・・・誰だお前!?ってなったら
朝潮改二だったでござる
一瞬分からなかった

本日分始まります


-事件から3日後 執務室-

吹雪「お茶をどうぞ」

刑事「ありがとうございます」

提督「取調べは順調ですか?」

刑事「中々口を割らず困っていたんですが、奴の腹の虫が鳴ったのでカツ丼を出したら話してくれましたよ」

提督「それで奴は何と?」

刑事「それがですね・・・四ヵ月後を目処に鎮守府へ総攻撃を仕掛けるつもりだったそうです」

提督「そうですか(丁度、審判の日と一致する!)」

吹雪(審判の日と同じ頃だ)

刑事「恐ろしいことを計画していて驚きましたよ」

提督「事前に阻止出来た様で安心しました」

刑事「それと、提督さんに伝えて欲しいことがあると」

提督「何ですか?」

刑事「自分の管理している工廠にある物は好きにしていいと」

提督「工廠には何が?」

刑事「それは自分の目で確かめろと言っていました。住所はですね」

提督「そうですか。ありがとうございます」

刑事「では、私はこれで失礼します」

提督「ご苦労様です」

ガチャ
バタン


コンコン

提督「(刑事さんが何か忘れ物か?)どうぞ」

ヲ級「提督、話があるの」

提督「ヲ級か、少し待ってくれ」

ガチャ

提督「どうした?」

ヲ級「深提が捕まったのよね?」

提督「ああ、そうだ」

ヲ級「深海鎮守府のことで話がしたくて」

提督「そうか、ではお前達の部屋で話をしよう」

提督「吹雪、キット、少しヲ級達の部屋へ行ってくる」

吹雪「はーい」

キット「いってらっしゃいませ」フォンフォン


-イ・ヲ級の部屋-

提督「それで、話と言うのは?」

ヲ級「深提が捕まったから深海鎮守府は指揮官が不在でしょ?」

提督「そうだな」

ヲ級「私たちに鎮守府所属の深海棲艦の説得を任せてもらえないかしら?」

ヲ級「深提が居ない以上、勝手な行動はしないはずだけど、何もしないとは言い切れないから」

提督(こいつ等を信用していいものか、だが他に深海鎮守府の所在を知る者は居ない)

ヲ級「私達を信じて欲しいの」

イ級「信じてくれ」

提督「分かった。お前達がそこまで言うなら信じよう。ただし、監視は付けさせてもらう」

ヲ級「ありがとう!」


-母港-

提督「と言うわけで、はっちゃん、イク、ゴーヤ、イムヤ頼んだぞ」

伊8「お任せください!」

伊19「了解なのね!」

伊58「了解でち!」

伊168「任せてちょうだい!」

提督「お前達の身の安全が最優先だ。少しでも危険なことがあれば任務を放棄して逃げるんだ」

ヲ級「心配しなくても私達は何もしないわ」

イ級「そーだ、そーだ!」

提督「お前達が何かしなくても、深海鎮守府に居る奴等が攻撃してこないとは言い切れんだろ」

ヲ級「確かにそうね」

提督「夕張、チョーカーの爆弾を停止させてくれ」

ピッ

夕張「解除できました」

提督「では頼んだぞ」

チャプン

伊8「では、行ってきます」

提督「おう」

提督「行ったな。夕張、明石と共に深提の工廠に付いて来てくれないか?」

夕張「はい!」

提督「では工廠に迎えに行くので明石と待っていてくれ」


-深提の工廠付近-

提督「刑事さんから聞いた住所はこの辺りなんだが」

キット「あの倉庫の様です」

提督「あれか。キット、鍵を開けられるか?」

キット「少々お待ちください」

ガチャ

キット「開きました」

提督「よし、様子を見てくる。明石、夕張、一緒に来てくれ」

明・夕「はい」

ガチャ

スタスタ

提督「んぎぎ、結構重い扉だ」

ギィィィィ

提督「はぁはぁ、開けるだけで疲れたぞ」

明石「!!」

夕張「提督、あれを!」

提督「!!」


提督「こ、これは、ゴライアス!」

明石「卯月ちゃんの言っていた大型トレーラーって」

提督「恐らくコイツのことだ。審判の日にコイツで鎮守府を襲撃する計画だったのだろう」

夕張「何て恐ろしい!」


-???-

???「奴等が着たか。だが、私には気付くまい」

???「今すぐ捻り潰してやりたいが、まだ今はその時ではない。命拾いしたな」


-深提の工廠-

提督「明石、夕張、コイツを動かすことは出来るか?」

明石「やってみますが、どうするつもりですか?」

提督「深提は工廠にある物は好きにしていいと言っていたそうだ」

提督「ならば貰っておいて損はない」

夕張「ですが!」

提督「制御できない様であれば破壊すればいい。確認だけしてもらえないか?」

夕張「分かりました」

提督「使えそうなら持って帰って改造した後、移動可能な執務室として使いたい」

明石「ナイト財団の移動本部ですか?」

提督「ああ、あんな感じにしたい」


~約一時間後~

明石「このトレーラーにはカールの様なAIは搭載されていません」

夕張「ボディがキットと同じ素材で作られていることを除けば、ただの大型トレーラーですね」

提督「そうか。では、ありがたく頂戴しておこう。他に使えそうな物は無いか?」

明石「これと言ってめぼしい物は無いですね」

提督「そうか。では、最後にこの施設を破壊しておこう」

夕張「では、時限爆弾を作りますね!」

提督「頼む」


-???-

???「奴等、施設を破壊するつもりか。まぁいい、私には何の影響もない」


-深提の工廠-

夕張「提督、時限爆弾が完成しました!」

提督「では、十分後に爆発するように設定してくれ」

夕張「はい」

明石「では、爆発する前に退散しましょう」

キット(今、カールの気配を感じた様な・・・?)


~十分後~

提督「3、2、1」

ドカーン

提督「明石さん、夕張さん、御覧なさい。綺麗な花火ですよ!」

明石「けっ、汚ねぇ花火だ。って何言わせるんですか!」

提督「文句言う割にはノリがいいじゃないか」

明石「もう!」

提督「用事も済んだし、鎮守府へ帰ろうか」

夕張「そうですね」

提督「デロリアンの修理の進捗はどうだ?」

明石「明日には完了しそうです」

提督「それは良かった。では、本当に審判の日を回避出来たか確認に行ってみよう」


-鎮守府-

提督「ただいま」

キット「ただいま戻りました」フォンフォン

吹雪「お帰りなさい。って、そのトレーラーは何ですか?」

提督「深提が作っていた物だ。審判の日にコイツで鎮守府を襲撃するつもりだったらしい」

吹雪「そんな物をどうして?」

提督「危険性が無いことが確認されたんでな。うちで使おうと思って持って帰った」

吹雪「本当に大丈夫ですか?」

提督「明石、夕張の二人が隅々まで確認したんだ、大丈夫だ」

吹雪「それならいいですけど。さっきヲ級さん達が帰ってきましたよ」

提督「そうか、では補給を」

吹雪「済ませています」

提督「なら、早速ヲ級達に会いに行ってみるか」


-イ・ヲ級の部屋-

コンコン

ヲ級「はーい」

ガチャ

ヲ級「あら、提督、帰ってたの?」

提督「今帰ったところだ」

ヲ級「さっき報告に行ったら居なかったから困ってたのよ」

提督「スマンな。で、どうだった?」

ヲ級「上手くいったわ。でも問題も。とりあえず上がって」

提督「では失礼する」

バタン

ヲ級「前にも話したけど、私達は上からの命令で戦っているわ」

イ級「でも、深提はもう居ない」

ヲ級「命令する者が居ない以上、戦う理由が無いわ」

提督「なるほどな。で、問題は?」

ヲ級「一部、血の気が多い子が別の鎮守府から勧誘されて出て行ったそうよ」

提督「他に問題は?」

ヲ級「それだけよ。残った子達は魚でも捕りながら自給自足の生活をするそうよ」

イ級「もし、約束を破って人間を襲うことがあれば沈めると釘を刺しておいたぞ」

提督「それならもう大丈夫そうだな」

ヲ級「そうね」

提督「お前達の爆弾チョーカーはもう外していいぞ」

ヲ級「いいの?」

提督「お前達をこの鎮守府の仲間として信じよう」

ヲ級「ありがとう、提督!」


-2017年6月7日(審判の日) 執務室-

提督「今日は大本営で定例会議があるので、留守番を頼むぞキット」

キット「はい、お任せください」フォンフォン

吹雪「司令官、そろそろ出発しないと遅刻しますよ」

提督「ああ、直ぐ行く!」

提督「もし過去の俺が様子を見に来たら応対を頼む」

キット「承知いたしました」フォンフォン


-2017年2月10日 工廠-

提督「明石ー、夕張ー」

夕張「あ、提督に吹雪ちゃん」

提督「デロリアンはどうなっている?」

明石「バッチリです!いつでも未来に行けますよ」

提督「では、行ってみよう!」

一同「おーっ!」


-2017年6月7日 ヒトフタマルマル 鎮守府-

提督「鎮守府がちゃんと存在している!」

吹雪「審判の日は回避できたんですね!」

明石「良かったぁ~」

夕張「あそこにキットが居ますよ」

提督「キットに話を聞いてみよう」

ガチャ

キット「ようこそ、過去のアドミラル」フォンフォン

提督「キット、確認したいことがある」

キット「何でしょうか?」フォンフォン

提督「今日は卯月の言っていた審判の日だよな?」

キット「はい、今日が審判の日で間違いありません」フォンフォン

一同「やったー!審判の日は回避されたぞー!」

吹雪「ぐすっ、本当に良かったぁ」

提督「これで安心して過ごせるな」

夕張「無事が確認できましたし、帰りましょうか」

提督「そうだな。キット」

キット「はい」フォンフォン

提督「今日の俺は大本営で定例会議だよな?」

キット「はい」フォンフォン

提督「過去の俺は安心して帰ったと伝えてくれ」

キット「承知いたしました」フォンフォン

提督「じゃあな」

キット「お達者で」フォンフォン


-2017年6月7日 ヒトサンマルマル 鎮守府-

キット「これで過去のアドミラル達も安心して過ごすことが出来るでしょう」フォンフォン

ブオーーーーーーーーーーーーーーーッ

キット「何の音でしょうか?」フォンフォン

ブオーーーーーーーーーーーーーーーッ

キット「あ、あれは!」フォンフォン


-2017年2月10日 工廠-

提督「審判の日を回避することが出来たし、これで安心して過ごせるな」

吹雪「本当に良かったです」

提督「そうだ、金剛と卯月を呼んで間宮さんの店で打ち上げをしよう!」

明石「いいですね!」

吹雪「では私は金剛さんと、卯月ちゃんを呼んできますね」」

提督「ああ、頼む」

夕張「打ち上げが終わったらタイムサーキットは解体ですね」

提督「直してすぐ解体は少々勿体無いが、過去の歴史を変えられても困るからな」


吹雪「この頃の私達は審判の日は回避できたと思っていました・・・」


審判の日まで あと???日

これ書いてて気付いたけど、ザーボンさんとドドリアさんってピンクと緑だよね
こんな所で偶然の一致が

本日はここまで

本日分始まります


-執務室-

コンコン

大淀「大淀です。また提督に荷物が届きました」

提督「どうぞ」

ガチャ

提督「今度は何が届いたんだ?」

大淀「土佐からカツオのたたきです」

吹雪「晩御飯のおかずに決定ですね!」

提督「何でこんなに海産物が届くんだ?」

大淀「先日、深提を捕らえて深海棲艦が大人しくなったからでは?」

吹雪「瀬戸内海担当の深提でしたよね?漁師さんが仕事を再開できたんですよ」

提督「やっぱ、それが理由か・・・」

大淀「明石からは真鯛、蛸、穴子、海苔」

大淀「岡山、広島からは牡蠣」

吹雪「六甲牧場からは牛乳、淡路からは玉葱、和歌山からは梅干が届きましたし」

提督「後半は海関係ないよな」

大淀「それだけ感謝されているということです」

吹雪「そうですよ!司令官のおかげです」

大淀「用事が済みましたので私は失礼します」

バタン

提督「食費が浮いたのはありがたいんだが、そろそろ肉が恋しい」

吹雪「明日は金曜日ですよ」

提督「そうか!ビーフカレーにすればいいのか!!吹雪、キット、出掛けるぞ!」

キット「どちらへ?」フォンフォン

提督「行けば分かる!」

吹雪「お仕事はどうするんですか?」

提督「あらかた済ませた」

吹雪「それなら行きましょうか」


-数時間後 執務室-

提督「先ほど買った物を鳳翔さんに渡せば任務完了だ」

吹雪「良い物がお安く手に入りましたね」

提督「これもキットがWebチラシをチェックしてくれたおかげだ」

キット「それほどでもありません」フォンフォン

提督「ついでに買ったアレをグラーフ達にも分けてやろう」

吹雪「そうですね!故郷の味だから喜びますよ」

ピンポンパンポーン

提督「グラーフ・ツェッペリン、レーベ、マックス、ろーちゃん、はっちゃん、暇なら執務室へ」


~数分後~

コンコン

グラーフ「グラーフ・ツェッペリンだ」

提督「どうぞ」

ガチャ

レーベ「レーベだよ」

マックス「マックスです」

呂500「ろーちゃんですって」

伊8「はっちゃんです」

グラーフ「アドミラル、用件は何だ?」

提督「皆に食べさせたい物があってな」

伊8「シュトーレンですか?」ワクワク

提督「残念ながら違う」

伊8「そうですか」シュン

提督「まぁ、そんなに気を落とさないでくれ。これなんだが」つJuchheimの箱

グラーフ「ユ、ユッフハイムだと!」

提督「やっぱり知ってるのか?(つーか俺たちとは発音が違うな)」

グラーフ「知らん。何だそれは?ドイツ人の名前の様だが」

提督「」ズコー

吹雪「司令官、しっかりしてください」

伊8「はっちゃんは大好きです」


提督「まぁ、気を取り直して、開けてくれ」

グラーフ「分かった」

パカッ

バウムクーヘン「やあ!」

グラーフ「こ、これは・・・」

レーベ「!!」

マックス「!!」

呂500「ろーちゃん、初めて実物を見ましたって」

吹雪「え?」

提督「やはりそうか。ドイツより日本の方がはるかに消費量が多いと噂には聞いていたが」

グラーフ「見たことはあるが、食べたことはない」

覆面ドイツ忍者「甘い、甘いぞグラーフ!未熟未熟ゥー!」

提督「今、お茶を入れるから、皆で食べよう」

覆面ドイツ忍者「あの・・・」

グラーフ「アドミラル、本当にいいのか?」キラキラ

提督「ああ、皆に食べさせようと思って買ってきたからな」

グラーフ「日本に来て初めて食べることになるとは思わなかった」キラキラ

覆面ドイツ忍者「・・・」

提督「セイロン、アールグレイ、ダージリン、どれがいい?」

グラーフ「アドミラルの好きなものでいい」

提督「分かった」

覆面ドイツ忍者「帰ります・・・」


-翌日(金曜日) 廊下-

提督「おお、熊野、丁度いい所に!」

熊野「あら、提督。何ですの?」

提督「ちょっと良い物が手に入ってな」

熊野「それは良かったですわね」

提督「今日の晩御飯は神戸牛のカレーだ」

熊野「まぁ!神戸牛ですの?」

提督「ああ、神戸(で買った黒毛和)牛のカレーだ」ニヤッ

熊野「それは楽しみですわ!午後からも頑張らないと」

熊野「鈴谷が待ってるので私は失礼しますわ」

提督「おう、午後からも頑張ってくれ」ニヤニヤ

吹雪「司令官、あんなこと言っていいんですか?」

提督「神戸で買った黒毛和牛、略して神戸牛だ。嘘は言ってないさ」

吹雪「まぁそうですけど、熊野さんは確実に誤解していますよ」

提督「ドッキリ成功!ってプラカードを見せて、後日本物を食べさせてやればいい」


-その日の夜 食堂-

熊野「神戸牛は最高ですわ!」

鈴谷「熊野・・・」

摩耶(これは神戸牛じゃねーだろ)

加賀(これは神戸牛ではないわ)

瑞鶴(神戸牛じゃないよね?)

榛名(これは神戸牛ではありません)

伊勢「神戸牛は美味しいなー、日向」

日向「伊勢・・・」

山城(私だけ神戸牛じゃないなんて、不幸だわ・・・)

大井(これのどこが神戸牛よ)

足柄(これのどこが神戸牛よ!私の揚げたカツの方が美味しいわ!)

伊8(これは、はっちゃんの知ってる神戸牛ではありません。シュトーレン食べたいな)

瑞穂(提督、これは・・・)

秋津洲(これ何か違うかも)

初月「神戸牛だなんて・・・僕は明日、解体されるのか・・・一目でいいから姉さん達に会いたかった・・・」

ながもん「神戸牛は美味いぞ!なぁ陸奥」

陸奥「長門・・・」

ヲ級「これが神戸牛なのね!美味しいわ!」

提督「うぅ、一部の子達が不憫になってきた」

吹雪「司令官、どうするんですか?ネタばらししますか?」

提督「いや、止めておこう。ここでネタばらしなんてしたら熊野達に恥をかかせるだけだ・・・」

提督「それと、初月は後でフォローしておかないとやばそうだ」

吹雪「そうですね。初月ちゃんは本気で解体されると思ってますよね(汗)」


青葉「どうせなら、本物の神戸牛カレーと偽物を用意して、本物と思う方を選ばせれば良かったんじゃないですか?」

提督「おいおい、格付けチェックかよって、青葉!いつの間に!」

吹雪「青葉さん!!」

青葉「ふふっ、青葉を見くびってもらっては困ります」

提督「いや、それより本物と偽物って何の話かな?(汗)」

青葉「壁に耳あり、障子にメアリーですよ、司令官。青葉は全てお見通しです」

提督「このことは黙っていてくれ!」

青葉「どうしようかなぁ~」

提督「頼む!」

青葉「仕方ないですね。それに、青葉は仲間の恥をネタにして笑うほど悪趣味ではありません」

青葉「ただ、今度皆に本物をって約束は守ってもらいますよ」

提督「約束は必ず守る!」

青葉「では青葉は何も聞いてない、見ていないことにします。でも約束を破ったら・・・」

提督「心配するな、必ず守る!」


-執務室前-

提督「はぁ、何か一気に疲れた」

吹雪「変なイタズラするからですよ。これに懲りたらもう変なイタズラは止めて下さいね」

提督「まさか引っかかるなんて思ってなかったからな」

ガチャ

川内「ドーモ。提督=サン。川内です」

提督「アイエエエエ!川内!?川内ナンデ!?」

川内「妹達に神戸牛と偽ってカレーを食べさせた罪。万死に値する!」

提督「ま、待ってくれ川内!(神通か?神通なのか?アイツが気付いたのか?)」

川内「問答無用!」

吹雪(このままだと司令官が!)

川内「と言うのは冗談で」

提・吹「へ?」

川内「皆には黙っててあげるから夜戦しよ!」

提督「あの、夜戦と言うのは?」

川内「? 夜戦は夜戦だよ?」

提督(まさか夜戦(意味深)なのか?金剛ですらこんなに積極的には、と言うか俺には吹雪が・・・)

川内「神通ちゃんも那珂ちゃんも徹夜スマブラに付き合ってくれなくて」

提督「あ、ああ、そっちか」

川内「そっちって他に何があるの?」

提督「いや、他は何もないぞ」

川・吹「?」

提督「吹雪は先に寝てくれていいぞ」

吹雪「せっかくなので私も参加します」

川内「やっぱ人数多い方が楽しいよね!他にも誰か誘おっか?」


-マルロクマルマル 執務室-

吹雪「しれいかぁん」Zzz

睦月「にゃしぃ」Zzz

夕立「ぽいぃぃ」Zzz

夕張「うーん、メロンが、メロンがぁ、迫ってくるぅ~」Zzz

提督(どんな夢を見てるんだ?)

明石「わーい、ネジが沢山だ♪」Zzz

川内「私達だけになっちゃったね」

提督「ああ、そうだな」

キット「お二人ともそろそろ休んだ方がいいのでは?」フォンフォン

提督「では次が最後だ。川内もそれでいいな?」

川内「いいよー」

提督「キットもあと少しだけ付き合ってくれ」

キット「仕方ありません」フォンフォン


~数分後~

川内「やったー!私の勝ちだ」

バタン

川内「夕方になったら起こして。おやすみ」Zzz

提督「おいおい、自分の部屋に帰って寝てくれ」

川内「」Zzz

提督「熟睡してるし(汗)それにしても徹夜でゲームにつき合わされるとは思わなかった」

キット「アドミラルも少しお休みください」フォンフォン

提督「そうだな。おやすみ」Zzz


-マルナナマルマル 執務室-

コンコン

金剛「提督、ブレックファーストの時間デスヨー」

シーン

金剛「提督?」

ガチャ

金剛「!! 提督がハーレムを作っているデース」

金剛「どうして私を呼んでくれなかったデース!うわーん」ダッ

吹雪「うーん、あれ?今、金剛さんが居た様な?」


提督「この後、色々誤解していた金剛にむちゃくちゃ謝った」

何故だろう・・・初月を見ているとX,Yマスを攻略しないといけない気持ちになる
照月をお迎えに行かないと・・・
今ならあきつ丸が居るからルート固定出来るし
確実にあの防空棲姫とかいう明らかに駆逐艦じゃない奴を倒せるから
照月をお迎えに行かなきゃ・・・
午前0時が迫ってきたから急がないと・・・

本日はここまで

本日分始まります


-執務室-

提督「はぁー、先週末は色々と疲れたな」

吹雪「それもこれも全て神戸牛のせいじゃないですか」

提督「はい、その件については深く反省しております」

コンコン

吹雪「誰か来ましたよ」

明石「明石です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

明石「提督、防衛システムについて・・・って、月曜の朝からお疲れの様ですが大丈夫ですか?」

提督「大丈夫だ、気にしないでくれ。それより防衛システムがどうしたんだ?」

明石「先日の深提とカールに侵入された件で少し改修しました」

提督「そうか、ありがとう」

明石「PCを少しお借りしても?」

提督「どうぞ」

カタカタ

明石「出来ました!」

提・吹「お!これは」

明石「はい!防衛システムにカメラを取り付けました。これで執務室から母港の様子を確認できます」

提督「これは便利だな。前回は現場まで様子を見に行ったからな」

明石「それでは危険だと気付いてカメラを設置しました。それともう一つ」

カタカタ

提督「この画面は?」

明石「遠隔操作を出来る様にしました!」

提督「なるほど!以前は全自動だったのが、手動操作も可能になったのか」

明石「試しに操作してみますか?」

提督「そうだな」


~操作方法説明中~


明石「では、今回もターゲットとしてイ級を」

提督「おいおい」

明石「と、言いたいところですが、代わりにブイを浮かべておきました」

吹雪(ゴム弾とはいえ流石に可愛そうですよね)

明石「お詫びに間宮羊羹を持っていきましたが、激オコでもう協力してもらえそうにありませんでしたから」

提督「うん、まぁ、そうだろうね」


提督「操作もバッチリだ」

明石「では、これで説明を終わりますね」

提督「それにしても、よくこんな遠隔操作システムを構築できたな。コンピュータは専門外じゃなかったっけ?」

吹雪「もしかして短期間で猛勉強したんですか?」

明石「いえ、ほとんど妖精さんが作りましたよ」

提督「そういうことか。後でお礼のお菓子を持っていかないとな」

明石「そうしてあげてください」

明石「では、私は失礼します」

ガチャ

バタン

提督「妖精さんへのお礼は何がいいだろうか?」

吹雪「う~ん、そうですね・・・」

コンコン

神通「神通です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

神通「先日は姉がご迷惑をおかけして申し訳ありません」

提督「迷惑だなんて。なぁ?」

吹雪「はい。たまには皆で集まってゲーム大会もいいなって思いましたよ」

神通「しかし」

提督「アイツにとって夜戦は生きがいだろ?満足させてやるのも上官の務めだ」

吹雪(その結果、月曜の朝からお疲れなのは考えものですけど)

神通「そう仰って頂けると少し気が楽になりました」

提督「神通も何かあれば俺を頼っていいんだぞ。可能な範囲で応えるから」

神通「今は何もありませんが、何かあればその時はお願いします」

提督「おう、任せとけ」

神通「では、私は失礼します」

ガチャ

バタン

提督「吹雪ももっと甘えていいんだぞ」

吹雪「司令官///」

提督「キットのパワーパックも充電できただろうし、間宮羊羹でも買って妖精さんに会いに行くか」

コンコン

提督「また誰か来たな」

吹雪「今日は朝から多いですね」


リベッチオ「チャオ!提督さん、リベッチオです」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

リベッチオ「提督さんが朝から眠そうだって聞いたからエスプレッソ入れてきたよ」

吹雪(!!)

提督「あ、ありがとう」←引きつった笑顔

カタカタカタカタ

吹雪(これダメなやつだ)

リベッチオ(提督さん、震えてる?)

ゴクッ

提督「お、お、お、美味しかったよ」←涙目

リベッチオ「提督さん、泣いてるの?」

提督「泣くほど美味しかったんだよ」

リベッチオ「そっか!また飲みたくなったら、いつでも入れてあげるね!チャオ チャオ!」

ガチャ

バタン

提督「・・・。ぶはっ(吐血)」

吹雪「司令官!直ぐに金剛さんを呼んできます!」ダッ


~数分後~


ガチャ

吹雪「司令官、金剛さんを呼んできました!しっかりしてください!」

金剛「提督!しっかりするネー!」ユサユサ

吹雪「!! 机の上に血文字で何か書いてあります!」

金剛「リベ」

金剛「・・・。あのクソガキ!提督の敵は私が取るネー!」

吹雪(金剛さんのキャラが変わってる!!)

提督「こん・・・ごう?」

金剛「!! ブッキー、提督はまだ息があるネー!直ぐにティーを入れるから待ってくだサーイ」


~数分後~


提督「はぁ~生き返った」

吹雪「司令官は本当にコーヒーに弱いですね」

提督「コーヒーなどただの泥水のようなものだ by リーガル・ブラ○アン。まだ口の中がコーヒー臭い・・・」

金剛「だったら断ればいいネー」

提督「相手がリットリオやザラなら理由を話して丁重に断るが、リベッチオだからな。断りづらいと言うか」

金剛「相手が子供だからって甘すぎデース。(それが提督の良い所でもあるけどネ)」

提督「金剛の言う通りだが、無下にするのもな」

吹雪「まぁ、そうですよね」

金剛「もう大丈夫そうだから、私は部屋に帰りますネー」

提督「ああ、ありがとうな」


-工廠-

提督「妖精さーん」

妖精ズ「はーい」

提督「防衛システムの強化を手伝ってもらったと聞いたので御礼を」つ間宮羊羹

妖精ズ「!! この様な結構なお品をいただいて光栄至極であります!」

提督「そんな大層な」

妖精ズ「我々は一生提督さんについて行きます!」

提督「では、迷惑ついでに作ってもらいたい物があるんだけど、いいかな?」

妖精ズ「我々に作れる物であれば何なりと」

提督「・・・という物が欲しいんだ」

妖精ズ「その位ならお安いご用です!」

提督「じゃあ頼んだよ」

提督「キット、パワーパックの充電は?」

キット「完了しています」フォンフォン

提督「では、執務室に帰るか」

キット「はい、アドミラル」フォンフォン


-執務室-

ガラガラガラ

吹雪「あ、司令官、キット、お帰りなさい」

提督「ただいま」

キット「ただいま戻りました」フォンフォン

暁「司令官、おじゃましてるわ」

提督「暁か、どうしたんだ?」

暁「コーヒーを飲みに来たのよ」

提督「コーヒーか・・・それならリットリオかリベッチオの所に行くといい」

暁「どうして?司令官は大人だからコーヒーを飲むでしょ?」

提督「コーヒーなどただの泥水のようなものだ」

吹雪(本日二度目のやり取りです)

暁「大人なのにコーヒーが嫌いなんて、司令官もまだまだね」

提督「だったら金剛はどうなるんだ?金剛はお子ちゃまか?」

暁「金剛さん?・・・。金剛さんは・・・一人前のレディよね」

提督「だったらコーヒー=大人ではないだろ?」

暁「うっ、そうとも言うわね」

提督「では、一人前のレディである暁に紅茶の良さを教えてあげよう。上質を知る大人の嗜みだ」

暁「司令官がそこまで言うなら頂いてあげるわ」


~数分後~


提督「どうぞ。砂糖とミルクは?」

暁「要らないわ。レディはそんな物入れないのよ」

提督「ストレートで飲むのが大人と思ったら大間違いだぞ」

キット「その通りです。それぞれ茶葉によって適した飲み方があります」フォンフォン

暁「!?」


提督「今、入れたのはアッサムという茶葉だ」

暁「アッザム?マ・クベ大佐の?」

提督(ボケているのか、素で勘違いしているのか、反応に困る発言は止めてくれ)

吹雪「アッ"サ"ムだよ?アッ"ザ"ムじゃないから」

暁「そ、その位知ってるわよ!で、そのアッサムはどういう風に飲むのがオススメなの?」

提督「アッサムはミルクティーがオススメだ」

暁「司令官がそこまで言うならミルクで頂くわ」

ゴクッ

暁「・・・。美味しい!」

提督「そうだろ?」

暁「今度、響達も連れてきていい?」

提督「いいぞ。響を連れて来るなら、今度はロシアンティーにしよう」

暁「ロシアンティー?」

提督「ジャムを舐めながら飲むのがロシアンティーだ。レモンティーのことではないからな」

暁「色々あるのね。じゃあ、私は失礼するわ」

提督「ちょっと待ってくれ」

暁「どうしたの?」

提督「もし、リベッチオに会っても俺がコーヒーが嫌いということは黙っていてくれ」

暁「どうして?」

提督「世の中には知らない方が幸せなこともあるんだ」

暁「? よく分からないけど、黙ってて欲しいならそうするわ」

本日はここまで

先日、バスから外を眺めていたら、デフォルメされたほっぽが描かれたTシャツを着て歩いている人物を見かけました。
あれが噂に聞く深海提督なのか?
もっと早くに見かけていればこのSSの深提の服装に採用したのに。

本日分始まります


-執務室-

コンコン

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

夕張「妖精さん達から提督に渡して欲しいと頼まれた物を持ってきました」

提督「ついに完成したか!」

吹雪「何を頼んだんですか?」

提督「あると便利な物だ」

夕張「あると便利な物?」

提督「今からセットして実演するから少し待ってくれ」

提督「これをテレビに繋いで、LANケーブルを挿して・・・電源オンっと」

吹雪「あの、司令官、これってもしかして」

提督「テレビ電話をする装置だ」

夕張「何でそんな物を妖精さんに頼んだんですか?市販されている物を買えばいいのでは?」

提督「買うと金が掛かる。妖精さんに作ってもらうと資材だけで済む」

夕張「いや、そんなに高い物ではない様な」

提督「色々と財政(俺の財布)を圧迫してるんだよ。神戸ぎ」

吹雪(それ言っちゃダメです!)

提督(ヤバイ!言いそうになった)

夕張「?」

提督「とにかく妖精さんに作ってもらう方が安上がりでいいんだ!それにセキュリティ面も信頼できる」

吹雪「でも、どうしてそんな物を?」

提督「先日、未来の様子を見に行っただろ?」

吹雪「はい」

提督「そこで思った。会議のために大本営に移動する時間が勿体無いと!」

夕張「確かに移動には時間が掛かりますね」

提督「テレビ電話で各鎮守府と大本営を繋げば移動する必要がない!」

吹雪「!!」

提督「テレビ電話会議をすればいいじゃないかと!」

キット(それならば私を使えばいいのでは?テレビ電話なら装備しています)

夕張「!!」

提督「そこで、試しに2台作ってもらった」

吹・夕「天才ですか!?」

提督「夕張がデロリアンを作ったおかげだ。アレが無ければ思いつかなかったからな」

夕張「それ程でも///」

提督「では早速、工廠の妖精さん達に繋いでみよう」


-工廠-

妖精ズ「提督さんから着信だ。明石さん、このボタンを押してください」

明石「はいはい」ポチッ

提督「妖精さーん?」

妖精ズ「はーい」

提督「おお!バッチリ映ってるな」

明石「こちらからも提督達が見えていますよ」

提督「明石も居たか。これは中々良さそうだな」

明石「ええ。これは便利ですね」

提督「では早速片方を梱包して、取説、設計図と一緒に大本営に送ろうか」

明石「そうですね!」

提督「これが採用されたら会議が楽になるぞ!」


-数日後 執務室-

提督「ご無沙汰しております、元帥閣下」

吹雪「ご無沙汰しております」

キット「ご無沙汰しております」フォンフォン

元帥「提督君、吹雪君、キット君、先日、深海側の提督を捕らえたそうだな」

提督「はい」

元帥「まさか身内から裏切り者が現れるとは夢にも思わなかった。だが、おかげで第二、第三の裏切り者を出さずに済みそうだ」

提督「では他にもその様な者が?」

元帥「いや、今のところ見つかっていない。調査はしているが、居ないに越したことは無いからな」

提督「そうですね」

元帥「硬い話はここまでにしよう。このテレビ電話と言うのは便利な物だな」

提督「はい、妖精さんに作ってもらいました。スーパーハイビジョン対応だそうです」

元帥「なんと!では艦娘の顔が見たくなったら鎮守府と回線を繋げば高画質で見放題ではないか!うへへ」

提督「え?まぁ、そうですね(元帥もお疲れの様で)」

吹雪(この人、大丈夫でしょうか?)

キット(もっと真面目な方だと思っていましたが、私の勘違いだった様です)

元帥「ゴホン。先日の青葉君の映画だが、大ヒットでな。彼女に何か褒賞を与えたいのだが」

青葉「では、新しいカメラが欲しいです!」

提・吹・キ「!!」

提督「お前、一体何処から現れたんだ!」

青葉「まぁまぁ、そんなことより、カメラを希望します!」

元帥「ふむ。カメラか。具体的な機種等は決まっているのかね?」

青葉「○○社の××が欲しいです!」

元帥「○○社の××か。よし、分かった」

青葉「ではお願いしますね!」

元帥「それと、青葉君」

青葉「はい。何ですか?」

元帥「今回の映画が大ヒットしたので、新作を作ってみる気はないかね?」

青葉「機会があれば是非!」

元帥「では、決まったら知らせよう」

青葉「はい!お待ちしております」

提督「おいおい、青葉ってもう居ない!」

吹雪「え?いつの間に!」

キット「!!」

元帥「青葉君はもう出て行ったのか?まるで忍者だな。ははは」


-執務室前-

青葉「いやぁ、川内さんから教わった忍術は実に役に立ちますね。何処にでも忍び込めます(笑)」


-執務室-

元帥「このテレビ電話会議だが、非常に便利なので採用しよう」

提督「ありがとうございます」

元帥「では、第一回テレビ電話会議を終了する」


-大本営 元帥執務室-

元帥「青葉君が欲しがっていたのは○○社の××というカメラだったな。検索っと」

元帥「」

元帥「高っか!メチャ高けぇ!約束した以上、反故に出来んがこんなに高価だとは」

元帥「いや、青葉君の活躍を考えれば安い位だが、カメラとはこんなに高価な物だとは思わなかったぞ」


-鎮守府 執務室-

吹雪「テレビ電話会議が採用されて良かったですね!」

提督「これで無駄な移動が減った分、楽になるぞ」

キット「それより、青葉さんはいいのですか?」フォンフォン

提督「そうだった!アイツどうやって忍び込んだんだ?」

キット「私のセンサーも反応しませんでした」フォンフォン

吹雪「私の電探もです」

提督「一体どうなってるんだ?」

川内「ドーモ。提督=サン。川内です」

提督「アイエエエエ!川内!?川内ナンデ!?」

川内「青葉さんがどうやって忍び込んだのか知りたいんだよね?」

吹雪「はい、知りたいです」

川内「実はね、私が忍術を教えたんだ。てへっ」

提督「てへっ。じゃねぇよ!で、対処法は?」

川内「そんな物無いよ」

提督「は?」

川内「いや、だから対処法なんて無いよ」

提督「では、何処でも侵入し放題であると?」

川内「うん」

提督「うん。じゃねぇよ!どうしてくれるんだ!」

川内「どうしてくれるって言われてもねぇ。諦めて」

提督「諦めて。で済む問題じゃないから!」

川内「じゃあ、私はこれで。ドロン!」

提・吹・キ「消えた!」

提督「本当に諦めるしかなさそうだな(汗)」

吹雪「そうですね(汗)」

キット「世の中には不思議なことがあると思い知らされました」フォンフォン

梅雨限定グラ、終了しましたね。
祥鳳は普段の遠山の金さんより、梅雨の普通に服着てる方が好きなだけに惜しい。

本日はここまで


-フタサンマルマル 提督私室-

吹雪「明日は審判の日だった日ですね」

提督「ああ、だが、それも回避された。明日は何も起きないさ」

吹雪「そうですよね?大丈夫ですよね?」

提督「大丈夫だ。遅いからもう寝たほうがいい。おやすみ、吹雪」

吹雪「おやすみなさい、司令官」

提督(審判の日は回避された。だが、この胸騒ぎは何だ?やはり何かが起きるのか?)


-2017年6月7日 マルキュウマルマル 執務室-

提督「では、天龍、吹雪、卯月、睦月の四名はタンカー護衛任務を頼む」

天龍「駆逐艦達の面倒は俺がしっかり見てやるから安心しろ!」←旗艦

提督「・・・。そうだな」

天龍「何だよ!俺を哀れむ様な目で見るなよ!」←Lv63

吹雪「天龍さん、落ち着いてください」←Lv129

卯月「そんな目で見られても仕方ないぴょん」←Lv33

睦月「仕方ないにゃしぃ」←Lv76

天龍「何なんだよお前達まで!」

提督「こんな所で喧嘩してないで早く出発してくれ」

吹雪「はい!出撃します!」

ガチャ

天龍「コラ!俺を置いていくな!!」

バタン

提督「はぁ~やっと行ったか」

キット「天龍さんよりも練度の高い吹雪さん達を入れたのが原因では?」フォンフォン

提督「そうなんだが、今日は・・・な」

キット「審判の日だったことを気にしているのですか?」フォンフォン

提督「そうだ。審判の日は回避したはずだが、胸騒ぎがしてな」

キット「審判の日は回避されました。何も起きませんよ」フォンフォン

提督「本当に何も起きなければいいんだが」

キット「アドミラルは心配性ですね」フォンフォン

提督「工廠に行ってくるから、過去の俺が様子を見に来たら応対を頼む」

キット「承知いたしました」フォンフォン


-ヒトフタマルマル 鎮守府-

(過去から来た)提督「鎮守府がちゃんと存在している!」

(過去から来た)吹雪「審判の日は回避できたんですね!」

~中略~

(過去から来た)提督「過去の俺は安心して帰ったと伝えてくれ」

キット「承知いたしました」フォンフォン

(過去から来た)提督「じゃあな」

キット「お達者で」フォンフォン


-ヒトサンマルマル 執務室-

キット「これで過去のアドミラル達も安心して過ごすことが出来るでしょう」フォンフォン

ガチャ

提督「ただいま」

キット「お帰りなさいませ。過去のアドミラルは安心して帰りました」フォンフォン

提督「そうか。それは良かった」

ブオーーーーーーーーーーーーーーーッ

提督「何だ!」

キット「何の音でしょうか?」フォンフォン

ブオーーーーーーーーーーーーーーーッ

キット「あ、あれは!」フォンフォン

提督「ゴライアス?いや、アレは!」

ガッシャーン

ドカーン

キット「工廠が・・・」フォンフォン

提督「明石っ!夕張っ!クソっ!」

コノテニヨセル フクサシュノイロ

提督「明石から着信だ!」ピッ

提督「明石、無事なのか!」

夕張「提督に繋がったの?良かった~」

明石「一体何が起きたんですか?物凄い音がした後、地下室の扉が開かなくなったんですが」

提督「地下室?そうか、では二人とも無事なんだな?」

明石「はい。私も夕張も妖精さん達も無事です」

提督「巨大トレーラーが工廠に突っ込んだ」

明石「え?審判の日は回避されたんじゃ?」

提督「詳しいことはまだ分からない。直ぐに助けを向かわせるから待っててくれ」

明石「水も食料も充分あるんでそんなに焦らなくても大丈夫です」

提督「そうか。極力急いで救出するので待っていてくれ」

明石「はい」


-ヒトサンマルマル 海上-

ドカーン

卯月「!!」

吹雪「鎮守府方面で爆発が!」

天龍「何が起きたんだ?」

吹雪「分かりません。急ぎましょう!」

睦月「にゃしい!」


-執務室-

提督「キット、元帥に繋いでくれ」

キット「はい、アドミラル」フォンフォン

元帥「どうしたんだね?提督君。会議の時間にはまだ早いが」

提督「我が鎮守府が深海棲艦の攻撃を受け、工廠が壊滅しました!」

元帥「何と!」

提督「近隣の鎮守府から救援を願います!」

元帥「分かった、直ぐ手配しよう」

提督「私はこれより深海棲艦へ反撃に移ります」

元帥「くれぐれも無茶はしない様に。工廠が壊滅した上に君まで居なくなっては鎮守府が崩壊してしまう」

提督「はい。では、失礼します」


-大本営 元帥執務室-

元帥「ん?『私はこれより深海棲艦へ反撃に移ります』と言ったか?提督君が戦うのか?そんな訳ないな」

元帥「兎に角、近くの鎮守府に救援を要請しなければ」


-鎮守府-

???「現れたか、提督、劣化モデルよ」

提督「まさかお前が現れるとは思わなかったぞ」

キット「アレを知っているのですか?アドミラル」

提督「アレはカールだ」

キット「!!」

ゴリアテ「今の私はカールではない。ゴリアテだ!お前達を倒すため、私は蘇ったのだ!」

キット「しつこい奴だ」

提督「これ以上、鎮守府に被害を出す訳にはいかない。奴の動きを止めるぞ」

キット「どうするつもりです?」

提督「前輪を潰して動きを封じる」

金剛「工廠の方から凄い音がしましたが・・・って何デスカこれは!」

ヲ級「ナニコレ!」

提督「金剛、ヲ級、いい所に!俺とキットが奴に仕掛ける。フォローを頼む」

金・ヲ「はい!」

金剛「全砲門!ファイヤ~!」

ヲ級「攻撃隊、発艦!」

ドカーン

提督「今だ!前輪にぶつけるぞ!」

ドン

金・ヲ「そんな・・・効いてない!」

ゴリアテ「そんな攻撃が効くと思っているのか?このまま踏み潰してやる」

メキメキッ

提督「このままでは!」

キット「アドミラル、脱出してください!」

吹雪「司令官!」

卯月「そんな・・・未来の睦月ちゃんの言っていた大型トレーラーが現れるなんて・・・」

天龍「おい!このままだと提督が!」

睦月「提督が死んじゃう!」

ベキッ

提督「もう間に合わない。すまないキット」

グシャ

ゴリアテ「ふはははは!これで劣化モデルより私が優れていることが証明された!」

金剛「ぴゃあぁぁぁ!」バタン

ヲ級「提督ーっ!」バタン

吹雪「司令・・・官?嫌ぁぁぁぁ!」

天龍「おい、吹雪!しっかりしろ!」

酒匂「矢矧ちゃん!酒匂の台詞、金剛さんに取られちゃったよぉ!」

矢矧「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!早く提督を助けないと!」

ゴリアテ「ふはははは!深提よ、これが私の真の実力だ!お前に代わって残りの鎮守府も全て破壊してやる!」


吹雪「こうして司令官を亡き者にしたゴリアテは私達には目もくれず去っていきました」

ナイトライダーを知っている提督の中で、ゴリアテを知っている提督はどれだけ居るのだろうか?

ゴリアテはハッセルホフのモノマネ芸人(?)が表紙のゲームブック(日本のオリジナル)に登場するカールの最終形態です。
選択を誤ると、とりあえずマイケルとキットがお亡くなりになられるマジパナイ、ゲームブックです。

本日はここまで

本日分始まります


-鎮守府-

吹雪「司令官・・・」ポロポロ

摩耶「クソっ!どうしてあたし達を置いて逝っちまったんだよ」ポロポロ

島風「提督、死ぬのが早すぎますよ。そこは、そこだけはもっと遅くてよかったのに」ポロポロ

時雨「提督・・・」ポロポロ

夕立「提督さん、どうして夕立達を置いて逝っちゃったの?」ポロポロ

瑞鳳「提督の好きだった卵焼き、お墓にお供えするね」ポロポロ

江風「まろーん」ポロポロ

榛名「提督、榛名は大丈夫・・・ではありません」ポロポロ

川内「提督ともっと夜戦したかったな」ポロポロ

曙「何で死んだのよ、クソ提督」ポロポロ

秋津洲「どうして死んじゃったかも!」ポロポロ

那珂(提督が死んじゃったし、もうこの鎮守府に居る理由が無いよね。アイドルデビューのチャンス!)

ポーラ「もう飲まないとやってられませーん」ポロポロ

呂500「ひとつ積んでは提督のためー、ふたつ積んでは提督のためー」

伊8「ろーちゃん、何してるの?」ポロポロ

呂500「提督のお墓作ってるの。日本ではこうやってお墓を作るって、でっちが言ってたって」ポロポロ

伊8「ごーやには後でお仕置きが必要です」

呂500「?」

扶桑「空はあんなにも青いのに」ポロポロ

山城「不幸だわ」ポロポロ

夕雲「提督、どうしてもっと甘えてくれなかったんですか?」ポロポロ

足柄「私の作ったカツカレー食べてくれるって約束したじゃない!」ポロポロ

青葉「じれいがん、どうじて、じんじゃったんでずかぁ!うわーん」ポロポロ

加賀「赤城さん、私達で提督の敵を討ちましょう」

赤城「ええ、そうですね」

長門「ちょっと待て、お前達二人でどうにかできる相手ではない!」

加賀「私達だけではないわ。空母全員です」

金剛「はっ、提督!」

吹雪「金剛さん、司令官は」

金剛「ブッキー、提督とキットが大型トレーラーに轢かれて壊される夢を見まシタ。私、疲れてますネ」

吹雪「金剛さん、それは夢なんかじゃありません」

金剛「ブッキー、ジョークは止めるネー。提督はいつも通り、執務室に居るんでショ?」

吹雪「金剛さん、司令官はもう居ないんです」

金剛「ブッキー、ジョークだと言ってくだサイ」


ゴゴゴゴゴ

睦月「見て!執務室の床が!」

ウィィィーン

ガコン

卯月「開いたぴょん!」

ウィィィーン

天龍「下から何かが!」

ガコン

フォンフォン

吹雪「司令官?」

提督「皆、心配をかけてすまなかった」

吹雪「司令官!」ダキッ

金剛「提督ーっ!」ダキッ

吹雪「もう何処にも行かないって約束してください」

提督「ああ、約束する」

那珂(チッ!アイドルデビューがパーだ)イラッ

神通(姉さん、那珂ちゃんの様子が変じゃないですか?)ヒソヒソ

川内(何か変だね)ヒソヒソ

摩耶「おい、提督!皆どれだけ悲しんだと思ってるんだ?クソが!」

ゴスッ

提督「ぐえっ」

愛宕「摩耶、提督を殴ったりしらたダメよ~。でも、提督も反省してくださいね」

提督「すまん」


龍田「皆をこんなに悲しませた悪い提督はお仕置きが必要ねぇ」ニコニコ

提督「あ、あの龍田さん?(目がマジだ、ヤバイ)」

グイッ

提督「痛い、痛い!ギブ、ギブ!腕が有り得ない方向に曲がってるから!」

天龍「おいおい、このままだと折れちまうぞ!」

龍田「仕方ないわねぇ。折れる前に止めてあげますねぇ」

提督「助かった」

龍田「では、どういうことか説明してもらいましょうかぁ」


~審判の日について説明中~


龍田「で、どうして黙っていたのかしらぁ?」

提督「未来は未確定だ。起きないかも知れない出来事で余計な心配をさせたくなかったからだ」

龍田「そうですかぁ?なら、どうして地下から現れたのかしらぁ?」

提督「家具コインで妖精さんに地下室を作ってもらったんだ。万が一に備えて隠れていた」

吹雪「では、先ほど轢き潰されたのは?」

提督「あれは1/1スケールのラジコンカーと俺の人形だ」

吹雪「偽物ですか?」

提督「ああ、そうだ。1/1スケールのキットの製作は苦労したぞ。秋津洲にもかなり手伝ってもらった」

秋津洲「秋津洲も頑張ったかも!」

キット「操縦は私です」フォンフォン

吹雪「でも、よく偽物で騙せましたね」

提督「そこは妖精さんの技術の賜物だな」

金剛「ちょっと待ってくだサーイ」

提督「どうした?」

金剛「今、アッキーも手伝ったって言いましたネ?」

提督「ああ、言った」

金剛「アッキーは全て知っていて手伝ったんデスカ?」

秋津洲「秋津洲は頼まれて手伝っただけだから、何も知らなかったかも!」

金剛「知らなかったかも?」

秋津洲「知らなかったです!」

金剛「リアリー?」

提督「秋津洲は本当に何も知らないから許してやってくれ」

金剛「提督がそう言うなら信じマース」


ヲ級「う~ん」

提督「目が覚めたか?」

ヲ級「提督?生きてる?」

提督「ああ、ちゃんと生きてるぞ」

ヲ級「良かった!」ダキッ

大井「提督」

提督「大井か。心配かけてすまなかった」

大井「魚雷、撃ちますよ?」

提督「!!」

北上「まー待ちなよ、大井っち」

提督「北上様!」

北上「あたしも撃つからさー」

提督「えぇ!」

木曾「待ってくれ、姉貴!」

提督「木曾ぉ!」

木曾「俺も撃つぜ!」

提督「!!!」

加賀「貴方達、冗談も大概にしなさい。せっかく生きてたのに、本当に死んでしまうわ」

大井「仕方ないですね」

加賀「あれでもあの娘達なりに喜んでいるんです」

提督「加賀、助かったよ」

加賀「でも、今度こんなことをしたら、私が爆撃しますからそのつもりで」

提督「はい、申し訳ありません。肝に銘じます」


吹雪「そうだ!明石さんと夕張さんはどうなったんですか!」

提督「あの二人なら無事だ。工廠の地下室に閉じ込められていると連絡があった」

吹雪「早く助けないと!」

提督「元帥に救援要請を出したから、もう少ししたら助けが来るはずだ。明石が水と食料はあるから暫くは大丈夫だと言っていた」

提督「長門」

長門「何だ?」

提督「少しずつでいいので、工廠跡地の片付けを頼む」

長門「了解した」

提督「確かめなければならないことがあるので、俺は少し出かける。後は頼んだぞ」

長門「任せておけ」

キット「深提に会いに行くのですか?」フォンフォン

提督「そうだ」

吹雪「私も行きます!」

金剛「私も!」

ヲ級「私も!」

提督「急にどうしたんだ?」

吹雪「司令官を守るためです!」

金剛「ブッキーの言う通りデース!」

ヲ級「その通りよ!」

提督「分かった。そこまで言うなら乗ってくれ」

吹・金・ヲ「はい!」

提督「奴はゴリアテのことを知っていて自分の工廠へ向かわせたのか、それとも・・・」


-刑務所-

刑務官「面会は一人でお願いします」

提督「と、いうことだ。ここで待っていてくれ」

吹雪「分かりました」

金剛「仕方ありまセーン。ここで警備していマース」

ヲ級「仕方ないわね」

刑務官(二人は艦娘だが、もう一人は深海棲艦じゃないのか?)チラッ

ヲ級「何か?」

刑務官「何でもありません(汗)」


-面会室-

深提「わしに会いに来るとは、どういう風の吹き回しだ?」

提督「あんたはゴリアテのことを知っていたのか?」

深提「ゴリアテ?ゴライアスのことか?あれはわしが作らせたが」

提督「ゴライアスでは無い。ゴリアテだ。カールを搭載した大型トレーラーだ」

深提「カール?カールならお前との戦いで大破したではないか」

提督「・・・。やはりそうか。あんたの知らないところで計画が進行していたのか」

深提「何を言っている?」

提督「先ほど、カールを搭載した大型トレーラーに鎮守府が襲撃された」

深提「何っ!」

提督「あんたの知らないところでカールは自分のバックアップを作成していた」

深提「まさか、インプ共か!」

提督「インプ?」

深提「海軍に妖精が居るように、深海にはインプが居る。奴等が兵器を開発しているのだ」

提督「深海の提督であるあんたが知らなかったのはどうしてだ?」

深提「提督と言えども雇われの身だ。全てを掌握している訳ではない」

提督「なるほど。提督と言えども組織の末端。全ての情報は与えないと言うことか」

深提「残念ながら、そういうことだ。奴等何を隠しているか分からんぞ。気を付けろ」

提督「あんたに言われなくてもそうするさ。ああ、それと、ゴライアスはありがたく頂戴した」

深提「そうか。わしにはもう不要な物だ。好きにするといい」

提督「ところで、その格好は何だ?」

深提「この、ほっぽTシャツか?わしが深海提督と言うことで支給された」

提督(この刑務所、本当に大丈夫か?)


ガチャ

吹雪「あ、司令官が出てきました!」

ヲ級「どうだったの?」

提督「深提はゴリアテのことは知らないそうだ」

金剛「深提はライアーの可能性もありマース」

提督「確かに無いとは言い切れんが、恐らく事実だろう。話していて嘘ではないと感じた」

吹雪「深提のことをよく知っている司令官がそう思うなら、そうなんでしょうね」

提督「用事も済んだから鎮守府へ帰ろう。明石達が心配だ」


-鎮守府-

長門「おお、提督!いい所に帰ってきた。元帥の要請で来た救援のおかけで階段を塞いでいた瓦礫をほぼ撤去できたぞ」

提督「よし!では、明石達を救出するか!」

ドンドン

提督「明石、夕張、聞こえるか?後少しで救出できるからな!」

明・夕「はーい」


~数分後~


提督「これで最後だな!よっこいしょっと。では、頼む」

長門「うむ。では、頼む」

霧島「お願いします」

陸奥「お願いね」

日向「これが瑞雲だったらいいのに。では、頼む」

比叡「お願いします」

夕立「ぽーい!」

ドスン

提督「なぁ、長門」

長門「何だ?」

提督「わざわざバケツリレー方式で運ぶ必要があるのか?」

長門「こんな時だからこそ、バケツリレーで仲間との結束をだな!」

提督「分かった、分かった。もういい」

ガチャ

テレビ「何でやねん!」

明・夕「あはははは」

夕張「あ、提督」

提督「・・・。お前達随分余裕だな」

明石「そりゃあ、水も食料も一週間分位は備蓄がありましたし。焦っても仕方ありません」

提督「まぁ、そうだな。ただ、外に出たらショックを受けると思うぞ」

夕張「そんなに酷いんですか?」

提督「ああ」


-工廠跡地-

夕張「そんな・・・」orz

明石「もう生きていけない・・・」orz

提督「悪いが、工廠の再建が済むまで移動本部(元ゴライアス)で我慢してくれ。それなりに設備は整っているだろ?」

明石「再建にはどのくらい掛かるんですか?」

提督「数ヶ月は掛かるだろうな」

明・夕「そんなに!あぁ、もうダメだ」

ツンツン

妖精ズ「提督さん」

提督「どうしたんだい?」

妖精ズ「家具コインを十万程用意してもらえれば一日で再建できますよ」

提督「十万か」

明石「やさしい提督ならポンと出してくれるんだけどなぁ~」チラッ

夕張「だけどなぁ~」チラッ

提督「今、手元には八万しかない」

妖精ズ「足りませんか~。でも、それだけあれば二、三日で完了しますよ」

提督「・・・。分かった。これで頼む」

妖精ズ「了解です」

明石「いよっ!太っ腹!」

夕張「提督、大好き!」

提督「こでれお前達の喜ぶ顔が見られるなら安いもんだ(結構痛い出費だったな)」


提督「キット、発信機は機能しているか?」

吹雪(発信機?いつの間に?)

キット「はい。ゴリアテは現在、深提の工廠跡地に居る様です」フォンフォン

提督「深提の工廠跡地?」

キット「私達が地下に潜ってやり過した様に、ゴリアテも地下に居たのでしょう」フォンフォン

提督「なるほど、だから見つけられなかったのか」

キット「おそらく、そうだと推測されます」フォンフォン

提督「今すぐにでも何とかしたいが、闇雲に戦えば先ほどの二の舞になる」

吹雪「前回の様に王水入り三式弾を使うのはどうですか?」

提督「今回は相手がかなり巨大だ。効果が出るまで時間が掛かり過ぎる」

キット「先ほどの戦いでゴリアテをスキャンしましたが、腐食したとしてもあの重量には勝てそうにありません」フォンフォン

提督「何か別の方法を考えないといけないか」

金剛「それなら、腐食したゴリアテに移動本部をぶつけてやるのはどうデスカ?」

提督「パワーは互角だが、あんなでかいトレーラー同士を戦わせる場所がない」

金剛「うーん」

ヲ級「コン○イ司令官に頼むのはどう?」

提督「残念ながら、サイバト○ン星に知り合いは居ない。つーか、トレーラーってだけで、コ○ボイって」

赤城「今回も私たちが爆撃しましょうか?」

提督「うーん、流石に三度目にもなるとな、奴も警戒しているだろう」

明石「じゃあ、キットに核ミサイルを積みましょうか」

提督「却下!」

キット「却下します」フォンフォン

明石「えー、ダメですか?仕方ないですね」

提督「えー、じゃない!当たり前だろ!」

アイオワ「私の火力なら」

提督「キットは大和型の主砲にも耐えられる。奴も装甲の強度は同じだ。アイオワといえども無理だろう」

夕張「では、その重量を逆手にとって、・・・と言うのはどうでしょう?キットは嫌がるでしょうけど」

キット「私は反対です!」フォンフォン

提督「しかしだな、他に手立てがあるか?」

キット「結論を急がなくとも考えれば済む話です」フォンフォン

提督「こうしている間にも奴は次の鎮守府を襲うかも知れない。ゆっくり考える暇は無い」

キット「私は絶対に行きません!」フォンフォン

提督「どうしてもか?」

キット「どうしてもです」フォンフォン

提督「分かった。夕張、デロリアンを貸してくれ。もし、俺が帰ってこなければ『分かりました。行きます』」

キット「そんな言い方をされては嫌だとは言えません」フォンフォン

提督「さすが相棒!話が分かる」

キット「ただし、夕張さんの案は最終手段であり、他の方法があればそちらを優先してください」フォンフォン

提督「ああ、そうしよう」

今更だけど、もしかしてグラーフ・ツェッペリンは提督を『アトミラール(独語)』って呼んでる?
ずっと『アドミラール』って呼んでいると思っていたから、なんでドイツ人(艦)が英語?しかも発音が変!って思ってた。
アイオワが来てからは、アメリ艦なのに発音が、ね?何かもうどうでもいいやって思っていたけど、
英語ではなく、独語ではないかと今更気付いた。
今更なのでグラーフ・ツェッペリンは最後までアドミラルで通します。

本日はここまで

本日分始まります


キット「まずは深提の工廠跡地へ向かいますか?」

提督「そうだな。奴がそこに居るなら、工廠跡地へ向かうしかない」

吹雪「司令官」

提督「止めても無駄だろ。乗ってくれ」

吹雪「はい!」

金剛「提督、私も!」

ヲ級「私も!」

提督「お前達には頼みたいことがある。連絡するまで待機していてくれ」

金剛「オッケー、デース」

ヲ級「分かったわ」

提督「長門、もう何も起きないと思うが、鎮守府を頼む」

長門「任せておけ」

提督「明石、移動本部は動かせるな?」

明石「はい」

提督「では、金剛達を乗せてスタンバイしておいてくれ」

明石「分かりました」

ガチャ
バタン

提督「では、出発しよう」

キット「はい、アドミラル」

提督「今度こそ終わらせるぞ」


-深提の工廠跡地-

提督「ここに奴が居るんだな?」

キット「はい。100m程地下に潜った所に反応があります」

提督「来てみたのはいいが、どうやっておびき出すか」

吹雪「入り口らしきものも見当たりませんね」

キット「!! どうやら向こうが我々に気付いた様です」

吹雪「乗り込む手間が省けましたね」

提督「そうだな」

ウィィィーン

ガコン

ゴリアテ「何故お前達がここに居る!」

提督「お前を倒すために地獄から帰ってきたと言っておこう」

キット「お前との因縁も今日で終わりだ、カール!」フォンフォン

ゴリアテ「ならばもう一度、地獄へ送ってやろう。今度こそ帰って来れぬ様にな!」

ブオーッ

提督「間近で聞くと凄いクラクションだ」

吹雪「早く逃げないと!このままだと轢かれてしまいます!」

提督「ターンできそうな広い場所までバックで進むしかない」クルッ

提督「ずっとバックで進むのも面倒だな」

キット「運転を代わります」

【NORMAL CRUISE】⇒【AUTO CRUISE】ピーッ

提督「頼んだぞ、キット」


提督「移動本部に繋いでくれ」

キット「はい、アドミラル」


-移動本部車内-

ピロリロリーン

金剛「提督からテレビ電話の着信ネー!」

ピッ

金剛「提督、どんな感じデスカー?」

提督「ゴリアテに追いかけられている真っ最中だ。ヲ級は居るか?」

金剛「ヲ級、提督が呼んでるヨー」

ヲ級「もしかして、私の出番?」

提督「ああ、そうだ!偵察機を飛ばしてゴリアテを調査してもらいたい」

ヲ級「分かったわ!」

提督「情報は随時、キットに送ってくれ。では、一旦通信を終了する」

榛名「キットに島風さんが乗っていませんでしたか?」

ヲ級「そう?私は分からなかったけど」

榛名「うさみみリボンが見えた気がします」


-深提の工廠跡地付近-

提督「試しに一度、レーザーで攻撃してみるか」

キット「先ほどの襲撃時にスキャンしましたが、対策をしている様です」

提督「物は試しだ」

【LASER】ピッ

ビーッ

ゴリアテ「そんな攻撃が効くと思っているのか?」

キット「やはり効いていません。もうすぐターン可能な広い場所に出ます」

提督「よし、広い場所に出たな」

キット「180°ターン後に運転を代わります」

【AUTO CRUISE】⇒【NORMAL CRUISE】ピーッ

提督「よし、ここからは弱点が見つかればそれで良し、ダメなら当初の計画通りで行くぞ」

本日はここまで

もう直ぐ夏イベントが始まりますが、皆さん備蓄は順調ですか?
我が鎮守府は、大和(水着グラ)のバカ野郎ーっ!とだけ言っておきます
攻略だけなら全く問題ないからいいけど

本日分、始まります


キット「アドミラル、移動本部から着信です」

提督「分かった。繋いでくれ」

明石「提督、作戦は順調に進んでいますか?」

提督「順調も何も、さっきヲ級に偵察機を飛ばしてもらったところじゃないか」

明石「核ミサイルを使いましょう!」

提督「作戦会議中に却下しただろ。大体、うちは核なんて保有し『開発しました!』」

提督「は?」

明石「だ・か・ら、核ミサイルを開発しました!」

提督「え?」

明石「核は持ってりゃ嬉しいただのコレクションじゃない!」

提督「金剛」

金剛「ハーイ」

提督「そこの偽(?)明石を取り押さえろ」

金剛「イエッサー!」

金剛「さあ、大人しくロープに掛かるネー」

明石「金剛さん、冗談ですよね?」

金剛「提督からのオーダーは絶対デース」


~金剛vs明石格闘中~


金剛「提督、取り押さえたヨー」

提督「良くやった!変なことをしない様に見張っててくれ」

金剛「了解デース」


-鎮守府-

妖精?「そろそろ工作艦の女が核をぶっ放す頃だな。とっとと、ずらかるとするか」

ツルッ

五月雨「きゃあ!」

妖精?「ん?」

ゲシッ

妖精?「ひでぶ」

ピューン

五月雨「イタタ、転んだ拍子に何かを蹴った様な?」

雪風「司令達の作戦はうまくいっているでしょうか?」

陸奥「きっとうまくいっているわ。ん?第三砲塔に何か・・・」

ドカーン

妖精?「あべし」

ピューン

陸奥「きゃあ!」

雪風「陸奥さん、大丈夫ですか?」

陸奥「第三砲塔が爆発したけど、怪我は無いわ。きっと雪風のおかげね」

雪風「陸奥さんに怪我が無くて良かったです!」

ポトッ

妖精?「」チーン

山城「目の前に黒こげの変な物体が落ちてきた。不幸だわ」

イ級「コイツはインプじゃないか!」

山城「インプ?」

イ級「深海の兵器開発担当で別名、悪妖精だ」

山城「何故そんなのが鎮守府に?それより、逃げられないように虫かごにでも入れた方がいいわね」

イ級「提督が帰ってきたら報告しないといけないな」


-移動本部車内-

明石「あれ?何で私、縛られているんですか?」

比叡「明石さんが核ミサイルを撃て!なんて言うからじゃないですか」

明石「核ミサイル?何の話ですか?」←インプに催眠術を掛けられていた

比叡「何の話?って、明石さんが核ミサイルを使おうとしたから、司令の命令で縛ったんですよ」

明石「え?」

比叡「まさか覚えてないんですか?」

明石「はい。全く」

比叡「お姉さまー!大変です!明石さんがさっきの出来事を覚えて無いって!」

金剛「ヘイ、明石。覚えて無いって本当デスカ?」

明石「はい。全く覚えていません」

金剛「んー、でも提督のオーダーだからしばらくはそのまま我慢シテネ」

明石「はぁ。何でこんなことに」


-ゴリアテ襲撃の約30分前 鎮守府付近-

インプ「よし、この辺で下ろしてくれ」

ゴリアテ「分かった」

インプ「工廠の妖精に変装して鎮守府に忍び込み、ちょっとした破壊工作をしてくる」

ゴリアテ「うむ」

インプ「お前は30分程経過したら突撃してくれ」

ゴリアテ「了解した。今度こそ奴等はあの世行きだ。ふはははは」


-鎮守府 工廠-

明石「今日は何を開発しようかしら」

夕張「新しい主砲なんてどう?」

明石「いいわねー」

妖精?「たまには地下室の片付けなんてどうですか?」

明石「あなた見ない顔ね。新人さん?」

妖精?「(ギクッ)嫌だな~ずっとこの工廠に居ましたよー」

明石「そう?」

妖精?「そうですよー」

明石「まあ、いいわ。確かに地下室を少し整理した方がいいかも知れないわね」

夕張「そうね。たまには整理整頓しよっか」


-工廠 地下室-

ブオーーーーーーーーーーーーーーーッ

ガッシャーン

ドカーン

夕張「何か地上で凄い音がしたわ!」

妖精ズ「わー、何事だー!」

ガチャガチャガチャ

明石「ドアが開かない!」

夕張「嘘っ!何が起きてるの?」

明石「分からない。とりあえず提督に電話してみましょう」

プルルルル


-執務室(地下)-

提督「明石から着信だ!」ピッ

提督「明石、無事なのか!」

夕張「提督に繋がったの?良かった~」

明石「一体何が起きたんですか?物凄い音がした後、地下室の扉が開かなくなったんですが」

提督「地下室?そうか、では二人とも無事なんだな?」

明石「はい。私も夕張も妖精さん達も無事です」

提督「巨大トレーラーが工廠に突っ込んだ」

明石「え?審判の日は回避されたんじゃ?」

提督「詳しいことはまだ分からない。直ぐに助けを向かわせるから待っててくれ」

明石「水も食料も充分あるんでそんなに焦らなくても大丈夫です」

提督「そうか。極力急いで救出するので待っていてくれ」

明石「はい」


-工廠 地下室-

明石「巨大トレーラーが工廠に突っ込んで来たらしいわ」

妖精?(計画通り)ニヤッ

夕張「そんな、まさか!」

明石「詳しいことはまだ分からないけど、助けに行くから待っててくれって」

夕張「ここから出られない以上、大人しく待つしかなさそうね」

妖精?「明石さーん、ちょっとこっちに」

明石「どうしたの?」

妖精?「この糸で吊るした5円玉を見てください」

明石「うん」

5円玉プラプラ

妖精?「お前は核ミサイルを撃ちたくなる。お前は核ミサイルを・・・」

明石「私は核ミサイルを撃ちたくなる」トローン

夕張「明石ー、テレビで面白い番組やってるわよ」

明石「私は核ミサイルを撃ちたくなる」

夕張「明石?」

明石「ん?えっと、何?」

夕張「面白い番組やってるから、テレビでも観ながら助けを待たない?」

明石「そうね。ジタバタしても仕方ないし、テレビでも観て待ちましょうか」

妖精?(よし、成功だ!これであの女が核を撃てばこの国の人間共は滅びる)

妖精?(人間が居なくなれば地上は我々、深海棲艦のものだ!ゴリアテなど所詮捨て駒だ!ぐへへ)

本日はここまで

>>279
提督「フッハッハッハ、フッハッハッハ、フッハッハッハすり替えておいたのさ!」
ゴリアテ「kiss☆summer」
提督「地獄からきた男・・・スパイダーマッ!」
艦娘&キット「・・・・。」

というのを想像してしまったwww

>>286

>>277だった・・・orz

ダイソォォォォン!!!!!もうお前がE3ボスでいいだろ!(マジギレ)

アクィラ堀中にようやく嵐に出会えました。
天龍ちゃん、キソーに続く第三の俺っ娘とは知らなかった。

本日分始まります


-深提の工廠跡地付近-

ゴリアテ「堕ちろ」

キット「熱源追尾ミサイルです」

提督「ウルトラマグネシウムだ!」

『ROCKET FIRE』ピッ

ポトッ

ドカーン

キット「もう一発来ます!」

提督「スキーモードを使うぞ、しっかり捕まってろよ」

吹雪「はい!」

『SKI MODE』ピッ

ヒューン

ドカーン

キット「じわじわと詰められています。奴の先端に取り付けられたクラッシャーの攻撃を受けてはひとたまりもありません」

提督「よし、スーパー追跡モードを使うぞ」

キット「はい、アドミラル」

『SPM』ピッ

『Passive Laser Restraint System』ピッ

吹雪(どちらかと言うと、私達が追跡されている側の気がします)

島風「はっやーい!」ヒョコッ

提督「島風!」

吹雪「島風ちゃん!」

提督「お前、何でここに居るんだ!」

島風「えへへ、提督達が心配で付いて来ちゃっいました」←後部座席の足元に隠れていた

提督「キット、知っていたのか?」

キット「いいえ、知りませんでした」

提督「・・・。そういえば車内にトラが居たのに、センサーに細工をされたせいで気付かなかった。なんてことがあったな」

キット「確かにその様なこともありましたね」

提督「今回の件もそういうことか?」

キット「そういうことです、アドミラル」

提督「では、そういうことにしておこう」

提督「島風」

島風「何ですかー提督?」

提督「頼むから変なことはせず、大人しくしていてくれ」

島風「はーい!」


吹雪「そういえば、何故ヲ級さんの偵察機を使ったんですか?赤城さん達のは散々使用しているから、警戒されるのは分かりますが」

提督「実はな、ヲ級によるとカールは深海側の艦載機を見たことが無いらしい」

吹雪「え?深海棲艦と一緒に行動していたのに?」

提督「ああ。ヲ級が居た鎮守府は空母がヲ級しか居なかったそうだ。それで一度も見せていないと言っていた」

島風「どの程度の規模の鎮守府か知りませんが、空母が一隻だけって」

提督「信じがたい話だが、仲間になったアイツが言うんだから間違いないだろう」

吹雪「じゃあ、今飛ばしている偵察機を見たとしても」

提督「ドローンが飛んでいるって程度にしか思わないだろうな」

キット「アドミラル、偵察機からの情報が届きました」

提督「何か弱点は見つかったか?」

キット「一箇所、あるにはありますが」

提督「歯切れが悪いな」

キット「トレーラーとコンテナ部分を繋ぐ太いケーブルを切断すれば機能を停止させられます」

提督「ピンポイントでの攻撃が必要になるか」

キット「はい」

提督「俺がスー○ーマンか、ウル○ァリンとかだったら奴に飛び乗って切断するんだが、無理だな」

吹雪「え?司令官って改造人間じゃなかったんですか?」

提督「は?改造人間?」

吹雪「だって、ナイトライダーって仮○ライダーの一種ですよね?」

提督「・・・」

島風「あれ?違うんですか?」

提督「なぁ、吹雪。俺が変身用のベルトを身に着けていたり、リボル○インを持っている姿を見たことがあるか?」

吹雪「ありません」

提督「では、島風。俺が一度でも『悲しみの王子』とか名乗ったことがあるか?」

島風「ありません」

吹雪「では、まさか・・・」

提督「ライダーの部分が一致しているだけで、全く関係ない。大体、俺が改造人間なら大本営は悪の秘密結社か?」

吹雪「!!!」

島風「そんな!」

キット「私を車輪付き箒などに乗っている変身ヒーローと一緒にしないで下さい」

吹雪「キットってもしかして」

提督「二輪のことを良く思ってないな」

島風(乗り物同士なのに?)

提督「理由はグレン・A・ラーソンにでも聞いてくれ」

吹雪「誰ですか?」

提督「ナイトライダーの製作総指揮をしていた人物だ」

キット「私の人格は全てドラマに登場したオリジナルの私に準じています」

吹雪(自分がオリジナルじゃないことは自覚してるんだ)

提督「そういうことなので、今後はキットの前で二輪の話はしない様に」

吹・島「はーい」


-移動本部車内-

榛名「金剛お姉さま、提督から連絡があるまでお茶にしませんか?」

金剛「いいですネー」

ヲ級「そんな悠長なことを言っていていいの?」

比叡「大丈夫ですよ。私たちは司令のことを信頼していますから」

ヲ級(そういう問題なの?)

霧島「私の計算によると、私達の出番までまだしばらく時間があるわ」

アイオワ「これがジョシカーイというものなのね」

明石「あのー?私も喉渇いたんですが」

金剛「後で飲ませてあげるネー。火傷するといけないからアイスティーの方がいいデスカ?」

明石「そうですね。解いてもらえるならホットを飲みたい気分ですが」

金剛「それは無理ネー」

明石「そうですよね。提督がいいと言うまでこのまま我慢します」

明石(うぅ、どうしよう・・・変な性癖に目覚めそう)


ゴリアテ「何だ?後方からとてつもない勢いで何かが近づいてくる」

霰「キーーーン」

ピューン

ゴリアテ「何だったんだ?」

キット「アドミラル、後方から高速で接近する物体が!」

提督「またミサイルか?」

キット「いえ、あれは!」

霰「んちゃ!キーーーン」

ピューン

島風「おうっ!」

提督「は?」

吹雪「え?」

提督「見間違いでなければ今のは霰だよな?」

吹雪「はい。朝潮型 9番艦の霰ちゃんでしたね(汗)」

島風「私がスピードで負ける訳がない!提督、降ろしてください」

提督「いや、降ろせって言われてもな。今止まるのは不味い」

島風「じゃあ、天井を開けてください!」

提督「お前、飛び降りる気か?」

島風「大丈夫です!ちゃんと着地できます!キットに負けたあの日から、誰にも負けないと決めて訓練してきたんだから!」

提督「本当に大丈夫なんだな?」

島風「本当の本当に大丈夫です!」

提督「分かった。そこまで言うなら、吹雪悪いが席を代わってやってくれ」

吹雪「はい。でも、島風ちゃん、本当に大丈夫?」

島風「大丈夫!」

吹雪「じゃあ、後ろに移動するね」

チラッ

提督(うむ、白だ。『何が』とは言わないが白だ。そして島風は黒だ。島風は普段から見えてるからな)

島風「よ、っと。じゃあ、お願いしまーす」

『AUTO ROOF LEFT』ピッ

島風「では、行ってきます!」

提督「無理はするなよ」

吹雪「無理はしないでね」

島風「はーい!」ピョン


島風「私には誰も追いつけないよ!連装砲ちゃーん!」

キット「また後方より高速で接近する物体があります」

提督「さっき島風が連装砲を呼んだということは」

吹雪「島風ちゃんの連装砲ちゃんが来たんでしょうね」

キット「はい。正しく連装砲でした」

提督「島風が呼んだら鎮守府から走ってきたってことだよな?」

吹雪「一体、時速何キロで走ってきたんでしょうね?」

提督「ワープして来たのかもな」

キット「夕張さん達の手に掛かればやりかねません」

島風「島風、砲雷撃戦入ります!」

ドーン

提督「直撃したな」

ゴリアテ「この程度の攻撃、何の支障もない」

キット「コンテナ部のタイヤが一つ破損した様です」

島風「私は誰にも負けないよ!キーーーーン」

ピューン

提督「キットよりも早い速度で走って行った・・・音速の壁を超えたな。ソニックブームが発生したぞ」

吹雪「もう考えない様にします。考えたところで理解できないと分かりました」

提督「そうだな。いくら艦娘と言えども音速の壁を越えるのは、な?もう人知を超えた何かって思った方がよさそうだ」

キット「タイヤの破損により、ゴリアテの速度が落ちています」

提督「よし、そろそろスーパー追跡モードを解除するか」

キット「!! アドミラル、また後方より接近する物体が」

提督「まさか!」

キット「はい、島風さん達が地球を一周して帰ってきた様です」

島風「キーーーン」ピューン

霰「キーン」ピューン

吹雪「さっき考えないって言いましたが、艦娘って何なんでしょうね?」

提督「それは艦娘である吹雪の方がよく分かってるんじゃないのか?」

吹雪「私は島風ちゃん達の様に音速で走ったり出来ません」

提督「そうだよな。でも、島風達が特別過ぎるんだ。いや、普通じゃないと言うべきか」

キット「その通りです、吹雪さん。私でもあんな速度で走行できません」

本日はここまで

>>286
なんのネタだろう?って思って調べたら
東映のスパイダーマンでしたか。
拙者が生まれるより前の作品故、把握しておりませんでした。
知っていたら採用していただけに、ちょっと残念です。

吹雪の法被mode実装だと?胸が熱いな!(普通の浴衣の方が良かったとか言えない)
ただ、三隈の水着の後なだけに一抹の不安が。
そして、殺る気満々の怖すぎる神通=サン(中破)再びか。

本日分始まります


キット「アドミラル、今後は無人ヘリが接近中です」

提督「次から次へと厄介な。マイクロウェーブで対処できないか?」

キット「ダメです。距離がありすぎて届きません」

提督(くっ、どうすれば・・・)

吹雪「司令官、私がやってみます!」

提督「やってみるって、まさか」

吹雪「はい!対空砲火です。こんなこともあろうかと、今日は主砲を持ってきました」

提督「他に方法も無いか。分かった、吹雪頼む」

『AUTO ROOF LEFT』ピッ

吹雪「はい、任せてください!」

吹雪「お願い! 当たってください!」

ドカーン

ゴリアテ「ヘリを撃ち落としたか。少しはやる様だな」

提督「でかした、吹雪!(改修MAXの秋月砲と高練度の吹雪の組み合わせは最高だ!)」

吹雪「私、やりました! 司令官のおかげです!」

キット「ヘリの残骸がゴリアテに向けて落下している様です」

ゴリアテ「不味い!ヘリの残骸がこちらへ」

ドカーン

ゴリアテ「遠隔操作用アンテナがやられた。これでもう、無人兵器は使えんな。まぁいい、そんな物を使わずと轢き潰せばいいだけだ」

キット「ヘリの残骸がゴリアテのアンテナに直撃しました。もう無人兵器は使えないでしょう」

提督「よし、奴の武器を一つ封じることができたな。だが、どうやって倒すか」

キット「レーザーは効かない。体当たりによる攻撃も効かないでしょう。そうなるとやはり」

提督「キットは嫌だろうが、当初の予定通りの方法しか無いかもな」

ゴリアテ「ぺちゃんこにしてくれるわ!」


吹雪「司令官、崖が見えてきました」

提督「だが、奴は俺達しか見えていない」

キット「この作戦だけは止めて欲しかったです」

吹雪「司令官!」

提督「大丈夫だ。ちゃんと生きて帰れる!」

崖「やあ!」

提督「ターボブーストだ!」

『TURBO BOOST』ピッ

ブーンッ

ゴリアテ「!!」

キキーッ

ゴリアテ「奴に集中するあまり、もう少しで転落するところだった」

グラッ

提督「金剛、今だ!」

金剛「撃ちます!ファイヤ~!」

比叡「撃ちます!当たってぇ!」

榛名「榛名!全力で参ります!」

霧島「さぁ、砲撃戦、開始するわよ~!」

アイオワ「さぁ、私の火力見せてあげるわ・・・オープン ファイヤー!」

ゴリアテ「止めろ!!」

ドカーン

グラッ


金剛「もう一息ネー!ファイヤ~!」

ゴリアテ「止めろぉぉぉ!!」

グラッ

ゴリアテ「うわぁぁぁぁ!!」

ヒューーーーーッ

提督「このパラシュートは何処に収納されているんだろうな?天井はTバールーフだから収納するスペース無いと思うんだけどな」

吹雪「不思議ですよね~」

提督「それにルーフを開くときは垂直に開いたり、横にスライドして収納されたり、緊急ブレーキシステムのフラップだったり」

キット「恐怖で回路が焼き切れそうです!」

吹雪「キットってもしかして」

提督「高所恐怖症だ」

キット「4本のタイヤが地面に着かなければ安心できません!もし私が人間なら恐怖のあまり失禁しています!」オイルドバー

吹雪「司令官、ゴリアテが崖から転落しました!」

ゴリアテ「身体が壊れても私は不滅だ、いつの日かまた私は蘇る」

ドカーン

提督「キット、奴はどうなった?」

キット「爆発を起こし木っ端微塵です」

提督「今度こそ終わったか?」

キット「ゴリアテ以外のバックアップが存在しなければ、これが最後でしょう。ただ、カールウイルスが存在しなければいいのですが」

吹雪「カールウイルス?」

提督「そんなどこぞのハゲでケツアゴのレプリロイドの様な物は存在しないだろ」

キット「そうですね」

提督「よし、では着水したら海面を走って鎮守府に帰ろう」

キット「早く着水して欲しいものです」


-鎮守府 執務室前-

ガラガラガラ

提督「ゴリアテのおかげで大変な一日だったな」

吹雪「今日の様な日は二度とゴメンです」

提督「吹雪たちには何かお詫びをしないといけないな」

山城「提督、お帰りなさい。早速で悪いけど、見て欲しい物が」

提督「山城にイ級とは珍しい組み合わせだな。どうした?」

山城「これよ」つ虫かご

提督「なんだコイツ?」

イ級「深海側の兵器を開発しているインプだ」

提督「コイツが噂の?では預かっておく」

山城「用が済んだから私はこれで」

ガチャ
バタン

提督「吹雪、悪いが今から言う物を用意してくれ」

吹雪「はい」

提督「まずは、水の入ったバケツ」

吹雪「はい」

提督「それと、カセットコンロ、フライパン、フライパンの蓋だ」

吹雪「司令官、まさか・・・」

提督「これ以上のことは吹雪は知らなくていい。後は全て任せてくれ」

吹雪「分かりました。では、行ってきます」

ガチャ
バタン

インプ「お前、まさか」

提督「そのまさかだ」

インプ「ほ、捕虜の扱いは」

提督「捕虜というのは人間にのみ適用される。だが、お前が素直に吐けばこれから持ってくる道具は必要ない」

インプ「じょ、冗談はやめてくれ!」

提督「冗談ではない」


~数分後~

ガチャ

吹雪「頼まれた物を用意しました」

提督「うむ。では、荷物を置いたら、悪いが吹雪は出て行ってくれ」

吹雪「秘書艦として最後まで見届けます。これで私も共犯です」

提督「こんなことに付き合う必要はない。出て行くんだ」

吹雪「司令官だけに罪を背負わせはしません!」

提督「分かった。そこまで言うなら一緒に居てくれ」

提督「さあ、水攻めと火炙り、好きな方を選べ」

インプ「分かった!全て話す。話すから止めてくれ!」

提督「いいだろう。だが、嘘だと分かれば」

インプ「絶対に嘘はつかない!インプ嘘つかない!」

提督「ゴリアテ以外にカールのバックアップは存在するのか?」

インプ「無い。あの一台だけだ」

提督「キット」チラッ

キット「バイオリスムに乱れはありません。事実の様です」フォンフォン

提督「では、うちの工作艦が核を使おうとした。お前が何かしたのか?」

インプ「そうだ!俺が催眠術を掛けた!」

キット「事実の様です」フォンフォン

提督「ゴリアテ以外にこの鎮守府を攻撃するための兵器を開発したか?」

インプ「してない」

キット「嘘です」フォンフォン

提督「ふむ。では、水と火どっちだ?選ばせてやる(頼むから正直に答えてくれ。拷問とかしたくないし!)」

インプ「ひいっ!悪かった!本当のことを話すから許してくれ!」

提督「では話せ」

インプ「他所の鎮守府に人間を操る研究をしている奴がいた。その研究を少し手伝った。工作艦にかけた催眠術はその応用だ」

キット「事実の様です」フォンフォン

提督「他の深海棲艦がうちを襲撃するかも知れないということか。これだけ分かれば充分だ。あとは大本営に任せよう」

キット「今日はとても長い一日でしたね」フォンフォン

提督「ん~、何かを忘れている気がするんだが、なんだ?」

吹雪「ゴリアテのせいで今日一日色々ありすぎたから、そんな気がするだけじゃないですか?」

提督「そうかもな。ははは」


-移動本部車内-

明石「提督、早く縄を解いてください!」

カールの出番はこれにて完全終了です。
Knight Auto-cybernetic Roving Robotic exoskeleton?知らない子ですね。

あんなトランスフォーマーにデビルガンダムを足した様な奴を出すなら、メガトロンでも出しますよ。
ナイト3000は例によって、新ナイトライダー2000、チームナイトライダーの様に
新作のナイトライダーヒーローズで黒歴史扱い(パラレルワールド?)になるだろうし。

本日はここまで

今回は提督と榛名のラブコメです

本日分、始まります


-ゴリアテの事件から数日後 執務室-

提督「なぁ、皆何故執務室に集まってるのかな?」

摩耶「なんだよ、あたしが執務室に居ちゃいけないのかよ?」

龍田「天龍ちゃんは、また提督が居なくならない様に見張ってるのよねぇ~?」

天龍「ばっ、そんなんじゃねぇよ!///」

夕雲「提督、色々あったからお疲れでしょ?甘えてくれていいんですよ?」

曙「クソ提督♪」

卯月「提督が死なない様に見張ってるぴょん。あの時は本当にショックだったぴょん」

提督「先日のことは本当に悪かったと反省しております。申し訳ありません」

浜風「だからこうして私たちが護衛しているのです」

提督「いや、護衛なら吹雪とキットが居るから」

浦風「うちらじゃ不満けぇ?」

提督「いや、そうじゃなくってだな。だから、そんなにくっつくな(吹雪に物凄く睨まれてるから!!)」

瑞鳳「卵焼き食べる?」

提督「悪いがもう少しで昼休みだから、今は遠慮しとく」

キンコンカンコーン

提督「ほら、昼休みのチャイムだ。皆、食堂で食べてきなさい」

瑞鳳「提督も一緒に行こ?」

提督「悪いが今きりが悪くてな。あと5分位で終わるから先に行っててくれ」

瑞鳳「じゃあ、食堂で待ってるね」


-金剛型私室-

榛名「そうだ!先日買ったCDを聞いてみましょう!」

CDプレーヤー「♪」

比叡「あら、榛名。そのCDどうしたの?」

榛名「先日、買ったんです」

比叡「なんだか気分が高揚してきます」

榛名「比叡お姉さまもですか?」

比叡「なんか、こう・・・司令にカレー作らなきゃ!」

ガチャ

榛名「提督、榛名が直ぐ参ります!」


-金剛型私室前-

金剛「今日の敵は久しぶりに強敵だったネー」

霧島「はい。強敵と書いて『とも』と呼べる相手でした」

金剛「比叡達を誘ってランチタイム、ネー」

霧島「何だか部屋の中が騒がしくないですか?」

金剛「確かに騒がしいネー」

比叡「カレー作らなきゃ!」

ガチャ

比叡「司令、待っててください!比叡特製カレーをご馳走します!」ダッ

霧島「カレー?」

金剛「!!! 大変ダヨ!霧島、比叡を止めるネー!」

霧島「はい!比叡お姉さま待ってください!」ダッ

榛名「提督。貴方の榛名が直ぐに参ります。うふふ」ダッ

金剛「榛名も一体どうしたんデース!」


吹雪「両手に花とはいいご身分ですね」

提督「いや、向こうから一方的に押しかけて来てだな」

キット「皆さん、アドミラルを心配しての行動です。大目に見てあげてください」フォンフォン

吹雪「それは分かってますが、鼻の下伸びっぱなしでしたよ」

提督「いや、それはその、男の性と言うものでだな」

キット(完全にやきもちを焼いてますね)

ドアバーン

提督「!!」ビクッ

吹雪「!!」ビクッ

榛名「提督!お聞きしたいことがあります!」

提督「なんだ榛名か。ドアは静かに開けてくれって、あの、榛名さん、何故艤装を展開されてらっしゃるのですか?」

榛名「提督にお聞きしたいことがあって参りました!」

吹雪(何だか分からないけど、司令官を守らないと!)

提督(ヤバイ。何故か知らんが主砲をこちらに向けている!下手な事を言うと命が無い!)

提督「あの、聞きたいこととは?」

榛名「提督は子供は何人欲しいですか?」

提督「え?」

榛名「榛名はですね。一姫二太郎がいいです。それで二人で小さな家を建てて、大きな窓と小さなドアーと、部屋には古い暖炉があるんです。真っ赤な薔薇と、白いパンジー、子犬の横には貴方が居るんです。ブルーの絨毯敷き詰めて楽しく笑って暮らすんです。家の外では坊やが遊び、坊やの横には貴方が居るんです。そして私はレースを編むんです。部屋とワイシャツと私、愛する貴方のため綺麗でいさせてください。もし私が先立てば俺も死ぬと言ってくださいね。私はその言葉を胸に天国へと旅立ちます。貴方の右の眉を見届けたあとで。記念日には君は綺麗と言ってその気でいさせてください」

吹雪(途中で別の歌になってる!!)

榛名「そう言う訳なので行きましょう!」

提督「あの、榛名さん、行くってどこへ?それに艤装に指の様な物が見えるのですが」

榛名「これ(指)ですか?明石さんに改造してもらいました」←AGP榛名のアレ

提督(明石ぃぃぃ!なんて物作ってくれてるんだ!!!まさか!)


~妄想中~

提督「忌まわしい艦娘共が」

チラッ

榛名「お前も艦娘かぁぁぁ!」ダッ

提督「うわぁぁぁ!」

~妄想終了~


提督「うわぁぁぁ!」

ドサッ

吹雪「司令官!?」

ガシッ

提督「うわっ!」

榛名「さあ、二人の愛の巣へ!」

吹雪「榛名さん、司令官をどうするつもりですか!」

榛名「吹雪さんは黙っていてください!提督の寵愛を一身に受けている貴方には分からないんです!」

提督「榛名さん、落ち着いて話をしましよう。何かお気に召さなかったのであれば、謝ります」

吹雪「司令官を放してください!」

榛名「邪魔をするなら吹雪さんと言えども容赦しません!」

キット「榛名さん、落ち着いてください!」フォンフォン

榛名「あ、アレは!」

吹雪「?」

榛名「窓の外にUFOが!」

吹雪「え?」クルッ

榛名(今です!)ダッ

吹雪「UFOなんていな・・・しまった!」

ダダダダダ

金剛「榛名、待つデース」

吹雪「金剛さん!」

金剛「はぁはぁ、あれ?提督と榛名はどこデース?」

吹雪「それが・・・」

~事情説明中~

金剛「いくら可愛い妹と言えども、許せないデース」


夕立「提督さん、遊びに来たっぽい!」

夕立「あれ?提督さん?」キョロキョロ

夕立「吹雪ちゃん、提督さんは居ないっぽい?」

吹雪「夕立ちゃん、実は・・・」

~事情説明中~

夕立「提督さんを独り占めにするなんて許せないっぽい!」

???「おやおや、面白そうなことになってますねぇ」

吹・金・夕「誰(デース)?」キョロキョロ

青葉「よっこいしょ、っと。青葉、一部始終見てました!」

夕立(何故、天井裏から?)

吹雪「見てたんなら、何故助けてくれなかったんですか!」

青葉「あそこで青葉が下手な行動をすれば司令官に危害が及びますからね」

吹雪「うっ」

青葉「キットなら司令官の居場所が分かるんじゃないですか?」

キット「アドミラルの持つコムリンクで大体の居場所は特定できます」フォンフォン

金剛「では、皆で提督を救出するネー!」

青葉「青葉取材、いえ救出作戦に出撃しまーす」

夕立「提督さん、待ってて、夕立が助けに行くっぽい!」

吹雪「司令官、直ぐに助けに行きます!少しだけ待っててください」

ガチャ

金剛「では、私が運転するネー。ブッキーは助手席へ」

夕立「助手席は吹雪ちゃんの指定席で、誰にも侵すことの出来ないサンクチュアリっぽい!」

青葉「いやー、青葉も一度くらいその席に座ってみたいですねぇ」

バタン

【P】 ガチャ ⇒【R】アクセル全開

吹雪「金剛さん、まだシャッターを開けt」

金剛「そんなのどうでもいいネー」

ガッシャーン

吹雪「後で司令官に謝らないと」


金剛「さあ、キット、ナビをするデース」

キット「では画面を見てください」

夕立(金剛さんってもしかして)ヒソヒソ

青葉(ハンドルを握ると性格変わるタイプでしょうか?)ヒソヒソ

金剛「提督、貴方の金剛が直ぐに助けに行くデース!」

【R】 ガチャ ⇒【N】ガチャ ⇒【D】

ハンドルグイッ

アクセル全開


-食堂-

瑞鳳「提督遅いね。冷めない内に食べちゃおっか?」

摩耶「そうだな。これ以上待つと冷めちまうな」

浦風「まったく、提督さんは何をしとるんじゃ」


-どこかの小島 小屋-

榛名「提督、榛名が吹雪さんのことを忘れさせてあげますからね。うふふ」

提督(ヤバイ。色々とヤバイ)


-海上-

吹雪「あ、イルカさんだ!」

金剛「オラオラ、退け退けデース」プーッ

イルカ「!!」

夕・青(うわぁ・・・)ドン引き


-どこかの小島 海岸-

青葉(うぅ、とんでもない運転で気分が悪いです)

キット「この辺りから信号が出ていますが」

吹雪「アレを見てください!」

夕立「コムリンクが落ちてるっぽい!」

キット「コムリンクがここにある以上、これ以上の特定は不可能です。地道に探すしかありません」

夕立「降ろして欲しいっぽい」

吹雪「夕立ちゃん、どうしたの?」

夕立「匂いで提督さんを探すっぽい」

吹雪「分かった。ちょっと待ってね」

ガチャ

バタン

スッ

吹雪「どうぞ」

夕立「こんな時ツードアタイプは不便っぽい。前席を倒さないと後部座席の乗り降りが出来無いのは欠陥っぽい」

キット「」

夕立「あ、別にキットの悪口じゃないっぽい!」

クンクン

夕立「あっちっぽい!」

吹雪(夕立ちゃん・・・前から犬っぽいとは思ってたけど・・・)

金剛「さあ、青葉。キットから降りて追いかけるヨー」

青葉「はい。うぷっ」

金剛「キットはここで待っているネー」

キット「私も付いて行きます。皆さんのサポートが必要でしょうし、サイレントモードを使えば音を出さずに動けます」

【NORMAL CRUISE】⇒【AUTO CRUISE】ピーッ

『SILENT MODE』ピッ


-小屋-

提督「榛名、放しなさい。そうやって胸を押し付けても無駄だ!」←椅子に縛られ中

榛名「そういう割には提督の提督は随分お元気ですよ?」

提督「いや、それは」

榛名「榛名で元気になっていただけるなんて、榛名感激です!さあ、このまま二人で子作りしましょう!」

提督「いや、そういうのは夜になってからだ(だいたい、榛名に抱きつかれて元気にならない男が居ると思ってるのか!)」

榛名「提督は恥ずかしがり屋さんなんですね?提督のそういう可愛い所も好きです」

提督「いや、そうじゃなくって」

榛名「あ、そうだ!お昼まだですよね?何か作りますね」

提督(一旦危機は去ったが、どうしたものか)


-鎮守府 執務室前-

コンコン

シーン

コンコン

加賀「提督?居ないのかしら?」

ガチャ

加賀「居ない、どこに行ったのかしら」


-厨房-

霧島(臭いからしてヤバイ、色もカレーの色じゃない)

ゴポゴポ

比叡「もう少しで完成です!」

霧島「あの、比叡お姉さま、提督にカレーを振舞うのはまた今度にしませんか?」

比叡「どうして?もう少しで完成なんだから!」

霧島(司令、金剛お姉さま、申し訳ありません。霧島は比叡お姉さまを止められませんでした)


-どこかの小島-

クンクン

夕立「あっちっぽい」

クンクン

夕立「あそこの小屋に匂いが続いているっぽい!」

金剛「キット、あの小屋をスキャンしてくだサーイ」

キット「はい」フォンフォン

キット「あの小屋に居るのはアドミラルと榛名さんで間違いありません」フォンフォン

吹雪「これからどうしましょう?無闇に突入する訳にもいきませんし」

キット「私が榛名さんを引き付けるので、その間に皆さんは突入してください」フォンフォン

青葉「陽動作戦ですか」

キット「はい。ただし、決行は日が暮れてからです。まだ日が高いので丸見えになってしまいます」フォンフォン

夕立「確かに丸見えになるっぽい」

吹雪「日が暮れるまでどうしましょう?」

キット「車内で待たれては?」フォンフォン

夕立「そうするっぽい!暑いし、虫が居るし」


-小屋-

榛名「提督、出来ましたよ。榛名の愛情を込めた手料理です」

提督「このままだと食べられないから解いて欲しいんだが」

榛名「それはダメです。榛名が食べさせてあげますね。あーんして」

提督「あーん」

モグモグ

榛名「どうですか?提督」

提督「うん、美味しい」

榛名「榛名、感激です!はい、あーん」


~数分後~


提督「ご馳走様」

榛名「お粗末様です。榛名は洗い物をしてきますね」

提督「その前に一つ聞きたいんだが」

榛名「何ですか?」

提督「夜寝るときもこの椅子なのか?」

榛名「夜寝る時はちゃんとベッドで寝かせてあげます。でも、逃げないように縛らせてもらいますね。あ、でも、今夜は寝かせませんよ。初めての二人きりの夜ですから。子作りに励まないと!提督が吹雪さんのことを忘れて、榛名だけを見てくれる様になれば縄は解いてあげますね。その頃には逃げようなんて考えないでしょうから。きゃは。榛名、夜が楽しみです!///」

提督(榛名をこんな風にしてしまったのは、やはり俺のせいなのか。受け入れるしかないのか?吹雪、キット、頼むから気付いてくれ!)


-鎮守府 執務室前-

コンコン

シーン

コンコン

秋津洲「提督、居ないかも?」

シーン

秋津洲「入るかも」

ガチャ

秋津洲「居ない。新しいプラモを貰いに来たのに困ったかも」

ポク
ポク
ポク
チーン!

秋津洲「そうだ!事後報告すれば済む話かも!一応、置き書きをしておくかも!」

『提督のプラモを頂戴する』

秋津洲「う~ん、これだと犯行予告かも。でも、まーこれでじゅうぶんかも!」

秋津洲「メモも残したし、善は急げかも!」

ラブコメ(昼ドラ風味)
ボタバラ展開にはならないから大丈夫

本日はここまで

本日分始まります


~数時間後~

キット「あと数分で日が暮れます」

吹雪「そろそろキットから降りて準備しましょうか」

金剛「そうデスネ」

夕立「丁度いい茂みがあるっぽい」

青葉「ではあそこに隠れましょう」

キット「日が暮れました。皆さん準備はいいですか?」フォンフォン

吹雪「はい。バッチリです」

キット「では、作戦開始です!」フォンフォン

ウーウー

キキーツ
ガチャ
バタン


ウーウー

キキーツ
ガチャ
バタン


ウーウー

キキーツ
ガチャ
バタン

榛名「一体何!」

キット「お前は完全に包囲されている!大人しく投降しなさい!」

榛名「赤色灯・・・パトカー?警察がこの島に居るはずがありません!」


-小屋 裏口前-

吹雪「キットが榛名さんを引き付けているうちに突入です!」

ガチャ

吹雪(司令官、助けに来ました!)ヒソヒソ E:ナイフ

ギコギコ

提督(吹雪!)ヒソヒソ

夕立(夕立も居るっぽい)ヒソヒソ

パシャ

パシャ

青葉(いやぁ、いい眺めですねぇ)ヒソヒソ

パシャ

提督(青葉、お前)ヒソヒソ

パシャ

青葉(写真撮ったらちゃんと助けますので、安心してください)ヒソヒソ

金剛(バカやってないで、早く助けるネー)ヒソヒソ

プチッ

提・吹(切れた!)

榛名「!! お姉さま、どうしてここに?」

金剛「提督を助けるために決まっているでショ?」

夕立「提督さんを独り占めなんてズルイっぽい!提督さんは皆の共有財産っぽい!」

提督「」

夕立「あ、今のは言葉の綾っぽい!兎に角、提督さんを解放するっぽい!」

金剛「榛名、どうしてこんなことをしたんデスカ?」

榛名「お姉さまだって提督を独占したいと思っているはずです!」

榛名「あのCDが榛名の気持ちを開放してくれたんです!」

金剛「CD?何の話デース?」

キット「今の榛名さんは正常な状態ではありません。明らかにバイオリズムが乱れています」フォンフォン

提督「まさか、先日の明石の様な状態か?」

キット「どうやらその様です」フォンフォン

パン

榛名「お姉さま」ヒリヒリ

金剛「提督が振り向いてくれないからといって、こんなことしていいはずがありません!」

金剛「提督に謝りなさい!」

提督(流石長女といったところか。こんな金剛初めて見た)

榛名「提督、申し訳ありません。こんなことをしてしまった以上、榛名は提督の側には居られません」

提督「榛名、今回の件は俺にも責任がある。皆の待つ鎮守府に帰ろう」

榛名「提督」ポロポロ

夕立「一件落着っぽい」


-鎮守府 執務室前(外側)-

提督「あの~、シャッターに穴が開いているんだけど(汗)」

金剛「あーその、なんて言うか、私がキットを運転してやってしまったデース」

提督「明日、妖精さんに修理してもらおう」


-執務室前(廊下側)-

ガチャ

加賀「あら、提督。帰ってきたの?」

提督「ちょっと色々あってな」

加賀「提督が居なくなったと、ちょっとした騒ぎになったので、大本営から緊急の召集が掛かったことにしておいたわ」

提督「そうか恩に着る」

加賀「何があったのかは聞かないことにするわ」チラッ

榛名「・・・」ウツムキ

吹雪「そうだ!お腹が空きましたし、晩ご飯にしましょう!」

提督「そうだな!」

夕立「それがいいっぽい!」

比叡「司令!お帰りなさい。比叡特製カレー出来てますよ!」

金剛「霧島・・・」

霧島「あの、ごめんなさい」


比叡「さあ!どんどん食べてください!おかわりもありますよ!」

提督「い、いただきます」←引きつった笑顔

パクッ

提督「こ、これは・・・」

提督「うーまーいー」


-謎の空間-

提督「トロトロになるまで煮込まれた牛すじ、あめ色になるまで炒められた玉葱、芯まで火の通った人参、じゃが芋の絶妙なハーモニー」

人参「あはは~」

玉葱「あはは~」

じゃが芋「あはは~」

牛「モー」

提督「美味い、美味過ぎる!」

提督「スプーンが止まらない!」

青葉「司令官が某アニメの「うまい」と叫びながら謎の空間に飛んで行くお爺さんの様になってますね」パシャ

提督「そしてこの歯ごたえ、米にもち麦を混ぜて炊いたのか!」

提督「素晴らしい、素晴らしいぞぉー!」

提督「おかわり!」

比叡「はい!少々お待ちください」

比叡「どうぞ!」

提督「うおーっ!」

提督「おかわり!」

比叡「どうぞ!」

提督「おかわり!」

比叡「どうぞ!」

吹雪(大丈夫かな?)


~しばらく後~


提督「おかわり!」

比叡「もうありません」

提督「そうか・・・。腕を上げたな比叡。ぐふっ!?」

バタン

比叡「司令?」

吹雪「司令官!?」

金剛「提督、しっかりしてくだサーイ」

加賀「単なる食べ過ぎね。部屋に運んで寝かせてあげなさい」


-同刻 長門型私室-

長門「アレは呪いなんかじゃなく、祈りだったんだ!ナイト2000なんて物が産まれてこなければ!」

陸奥「突然何を言い出すのよ」

長門「先日、ゴリアテの襲撃を受けただろ?」

陸奥「そうね」

長門「私たちは活躍したか?」

陸奥「鎮守府の警備という大事な仕事を任されたじゃない」

長門「それだけだ!実際に奴と戦ったのはキットと金剛達だ」

陸奥「鎮守府の警備も大事な仕事よ。提督の帰る場所を守ることは責任重大じゃない」

長門「私はもっと派手に活躍したいんだ!そこで、キットを亡き者にしようと思う」

陸奥「あなた正気?」

長門「キットにも弱点はある。提督の持つDVDを全部見て気付いたんだ!ゴライアスの様な圧倒的な重量をぶつける、酸で溶かす等だ!」

陸奥「そんなことをしたら提督に嫌われるだけよ。この話は聞かなかったことにしておくわ」

長門「明日の朝、提督に直談判してくる!長門型の魅力を思い出せばもっと私たちを使ってくれるはずだ!」

陸奥「はぁ~(提督に構ってもらえなくて拗ねてるのね。これじゃあ、暁と変わらないわね。あっちは幼い分、可愛げがあるわ)」


-翌朝 提督私室-

提督「あれ?朝か・・・昨日は比叡のカレーを振舞われて、それからどうしたっけ?」

吹雪「あ、司令官。おはようございます」

提督「おはよう。昨日の比叡カレーの後、何が起きたか覚えて無いんだが」

吹雪「覚えて無いんですか?あんなに激しかったのに///」お腹さすり


~回想中(提督が倒れた後)~

加賀「吹雪さん」

吹雪「はい、何ですか?」

加賀「提督を榛名さんたちに取られたくなければ、既成事実を作ってしまいなさい」

吹雪「既成事実・・・」

加賀「私に出来るアドバイスはこれだけよ」

~回想終了~


提督「は?(全く覚えてないが、取り返しのつかないことをやってしまった系なのか?)」ポカーン

吹雪「って言うのは冗談で」

提督「なんだ冗談か(冗談で良かった。でも、何で急にあんなことを言い出したんだ?)」

吹雪「あの後大変だったんですよ。比叡さんのカレーを食べ過ぎて倒れた司令官を、金剛さんに手伝ってもらって部屋まで運んだんですから」

提督「それはすまなかった」


-マルキュウマルマル 執務室-

提督「今日もそろそろ仕事を始めるか。ん?机の上に何かメモがあるな」

コンコン

榛名「榛名です」

金剛「金剛デース」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

榛名「昨日のことを謝罪するために参りました」

提督「昨日のことは俺にも責任がある。とは言え、何も無しという訳にはいかないので罰を与えないといけない」

榛名「はい」

提督「榛名への罰は明日から秘書艦を一週間としよう」

榛名「え?」


-執務室 天井裏-

青葉(チッ、大甘の甘、愚の愚)

川内「本当に甘すぎだよね~」

青葉「川内さん、いつの間に!」

川内「青葉さんに忍びの術を教えたのは私だよ?弟子に気付かれず接近するなんて朝飯前に決まってるじゃない」

青葉「それもそうでした」


-執務室-

提督「いや、だから秘書艦を一週間だ。今回の件は榛名をほったらかしにしたのが原因だからな。また問題を起こさない様、しばらく監視が必要だ」

金剛(これだとご褒美デース。羨ましいデース)

榛名「でも榛名は・・・」

提督「不服か?」

榛名「いえ、そんなことはありません!」

提督「榛名、金剛や吹雪もだが、好きなだけ甘えてくれていいんだぞ」

提督「ただし長門、てめぇはダメだ!」


-執務室前-

提督「榛名、金剛や吹雪もだが、好きなだけ甘えてくれていいんだぞ」

長門(そうか、私も提督に甘えていいのか!)

提督「ただし長門、てめぇはダメだ!」

長門「!!」

ドアバーン

長門「何故だ、提督!」

提督「長門も陸奥もそんなキャラじゃないだろ?(執務室前に居るとは思わなかったぞ)」

長門「わ、私だって提督に甘えたい時位あるにゃ~///」

提・吹・金・榛(うわぁ、キツイ)

提督「うん、何かすまなかった。先程の発言は取り消す」

長門「分かってくれたらいいにゃ~///」

長門「では、私はこれで」

バタン

金剛「榛名、例のCDを」

榛名「はい。このCDを聞いた後、気持ちを抑えられなくなりました」つCD

金剛「比叡も一緒に聞いていたそうデース。その結果があのカレーだと言っていまシタ」

榛名「中身はヒーリングCDのはずでした」

提督「キット、このCDの解析を頼む」

キット「はい。では私のCDプレーヤーにセットしてください」フォンフォン

提督「と、言う訳なので悪いが吹雪は少しの間、秘書艦から外れてもらっていいか?」

吹雪「はい」

提督「そうだ、白雪や叢雲達も一緒に休みにしよう。遊びに行ってくるといい」

吹雪「いいんですか?」

提督「ああ、普段頑張ってもらってるからな。夏休みだと思ってもらえばいい。そうだ、金剛。保護者として付いて行ってもらっていいか?」

金剛「任せてくだサーイ!」

提督「移動本部も使っていいぞ」


キット「CDの解析が終わりました」フォンフォン

提督「どうだ?」

キット「電子ドラッグをご存知ですか?」フォンフォン

提督「電子ドラッグ?何かマンガでそんなのがあったな」

キット「電子ドラッグとは、心の奥底に潜む願望・欲求を軸に人を洗脳するプログラムです。このCDはその音楽版といったところでしょう」フォンフォン

提督「その願望が榛名の場合は独占欲で、比叡はカレーだったと言う訳か」

キット「はい。榛名さん達は艦娘なので効果が薄かった様です。ですが、人間だと大変なことになっていたでしょう」フォンフォン

キット「それと、製作したのは深海棲艦の様です」フォンフォン

提督「榛名、このCDはどこで手に入れたんだ?」

榛名「鎮守府近くの商店街の露天商です」

提督「行ってみるか」

明後日は艦これオーケストラだけど、台風が・・・大荒れは明日なのか?
チケット買ってるから電車が止まらない限り行くけど
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 台風ニモマケヌの宮沢賢治コースですか?そうですか。

本日はここまで

艦これオーケストラ最高だ!
来年もあるなら是非行きたい。

当たり前だけどカノン(だと思う)、威風堂々とよく聞く曲もCDと生オーケストラだと大違いだな。

ただ西方艦隊と銘打ってるだけに、タペストリーは西日本建造の艦で統一して欲しかった気がしなくもない、
瑞鶴は神戸だけど、翔鶴は横須賀だし。川重だけでも連合艦隊組める数が居るんだから。

最近はしかが流行ってるから、はしかを持ち込んだ奴が居ないか、それだけが心配なんだよな。

本日分始まります。


-商店街-

榛名「あの露天商です」

提督(私服)「あれか。少し話を聞いてくる」

提督(私服)「ちょっといいかな?」

店主「はい。何ですか?あれ、お兄さんもしかして警察の人?ちゃんと許可取ってるよ」

提督(私服)「いいや。直ぐそこの鎮守府の者だ」

店主「(ヤバイ!)う、う、う、うちは変な物は扱ってないよ」

榛名(明らかに挙動不審過ぎます)

提督(私服)「このCDのことで話を聞かせてもらえるかな?」

店主「私は何も知らないよ。そういうことでサヨナラ!」ダッ

提督「キット!」

キット「はい」ドアアタック

バン

店主「ぐはっ」

バタッ

提督「やはり深海棲艦だったか。鎮守府に連れ帰って取り調べだな」


-鎮守府 取調室-

提督「カツ丼食うか?」

港湾棲姫(店主)「刑事さん(泣)なんて言うとでも?」

提督「なんだ要らないのか?まぁ、いい」

ピッ

プルルルル

提督「あ、鳳翔さん?カツ丼を一人前お願いしたいのですが」

鳳翔「一人前でよろしいのですか?」

提督「はい、一人前お願いします」

鳳翔「では、出来次第お持ちしますのでお待ちください」

提督「お待ちしております」

ピッ


-厨房-

鳳翔「足柄さん、カツ丼の注文が入りましたよ」

足柄「腕によりをかけてカツを揚げるわ!待ってて提督!」

鳳翔「では、私は玉葱を刻み、卵を溶いて卵とじの準備をしておきますね」


-数分後 取調室-

コンコン

鳳翔「提督、ご注文のカツ丼をお届けに参りました」

提督「金剛、受け取ってもらえるか」

金剛「了解デース」

ガチャ

金剛「お疲れ様デース。カツ丼は私が受け取りマース」

鳳翔「ではお願いしますね」

バタン

金剛「提督、カツ丼デース」

提督「ありがとう」

パカッ

提督「うむ、いい香りだ」

港湾棲姫「ごくっ」

パクッ

提督「うん、いい揚がり具合。流石、足柄のカツだ」

提督「そして硬すぎず柔らか過ぎないふわとろの卵、鳳翔さんの料理は最高だ」

港湾棲姫「じゅるっ」

提督「どうだ?洗いざらい話せば食べさせてやるぞ」

港湾棲姫「私がそんな物に負けると思っているのか?」


-別室-

吹雪「司令官、なんて恐ろしいことを」

榛名「榛名、あんなことをされては耐えられません」

ヲ級(この娘達、本当に大丈夫?)

吹雪「ところで榛名さん」

榛名「はい」

吹雪「榛名さんがCDを買ったのはあの人(?)からで間違いありませんか?」

榛名「はい。間違いありません」

ヲ級「私の居た鎮守府の所属ではないわね」

吹雪「そうなんですか?」

ヲ級「他所の鎮守府がこのエリアに進出して来た様ね」


-取調室-

提督「そうか。では残りも全て頂くとしよう」

港湾棲姫「あ・・・」

提督「どうした?」

港湾棲姫「なんでもない」

ポタッ
ポタッ

提督「涎が垂れてるぞ。全てゲロすれば楽になれるぞ」

港湾棲姫「くっ!」

カツ丼完食

提督「では、尋問に戻るとしよう。あのCDは何枚売ったんだ?」

港湾棲姫「・・・枚だ」

提督「ん?」

港湾棲姫「一枚だけだ。この鎮守府の艦娘が買った一枚だけだ!さあ、早くカツ丼を!」

提督「まだダメだ」

港湾棲姫「他に何を聞きたいんだ!」

提督「あのCDで何をするつもりだったんだ?」

港湾棲姫「そんなこと聞かずとも分かっているんだろ?」

港湾棲姫「人間共を洗脳して我々の手先にする計画だった。でも、誰も買ってくれなかったんだ。チクショー」

提督「やはりそうか(見るからに怪しすぎて売れないのは当然だ!)」

港湾棲姫「もういいだろう?早くカツ丼を!」

提督「ふむ。いいだろう」

ピッ

プルルルル

提督「あ、鳳翔さん?申し訳ありませんが、カツ丼をもう一人前お願いします」

鳳翔「そう仰ると思って準備は出来ています。直ぐにお持ちしますね」

提督「流石、鳳翔さん。そこまで読まれているとは。では、お待ちしております」

ピッ

提督「金剛、食事が終わったらコイツを独房に入れてくれ。後ほど大本営に引き渡す」

金剛「了解デース」

提督「押収したCDは全てシュレッダーで処分しないとな」


-取調室前-

提督「押収したCDは全てシュレッダーで処分しないとな」

漣「人を洗脳しれ操れるCDキタコレ!処分される前に一枚盗まないと!」

ドスッ

漣「あ・・・」

バタッ

川内「そうはさせないよ」

コンコン

提督「どうぞ」

ガチャ

川内「漣が盗み聞きをして、CDを盗もうとしていたから眠らせたよ」

提督「そうか。一つ借りが出来たな」

川内「じゃあ、一夜戦で!」

提督「分かった」

金剛(一夜戦って。夜戦って単位デスカ?)

川内「漣は部屋に運んでおくから」

提督「おう」

川内「じゃあねー」

バタン

川内「青葉さんもCDを盗もうとしたら漣の様になるよ」

ギクッ

青葉「何の話やら。青葉さっぱりです。それじゃ」ダッ

青葉(川内さんに読まれている以上、諦めるしかありませんね。トホホ)

本日はここまで

本日分始まります


-翌日 鎮守府正門前-

吹雪「では、行ってきます!」

提督「楽しんでこいよ」

叢雲「何で私まで一緒に行かないといけないのよ」

提督「たまには姉妹と遊びに行くのもいいだろ?」

叢雲「はぁ、そういうことにしておくわ」

提督(素直じゃないな)

提督「金剛も頼んだぞ」

金剛「任せてくだサーイ」

榛名「では、皆さんお気を付けて」


-移動本部車内-

叢雲「で、アイツとはどこまで進展したのよ?」

吹雪「どこまでって?」

叢雲「アイツとの関係よ。アンタたちケッコンしてるでしょ?」

吹雪「えっとね、手を繋いで、キスしちゃった///」

叢雲「それから?」

吹雪「それだけだよ」

叢雲「え?」

吹雪「それ以上は何もしてないよ」

叢雲「」

吹雪「それ以上は私が大人になってからだって司令官が///」

叢雲「何、律儀に法律を守ってるのよ!相手は艦娘だから例外でしょうが」ガンガンガン

吹雪「ちょっと叢雲ちゃん、テーブルに頭を打ち付けたら怪我しちゃうよ!」

叢雲「アンタも何で女子中学生みたいな反応してるのよ!」ガンガンガン

白雪「私たち外見は中学生位だよ」

叢雲「たいだい何なのよアイツ!ヘタレなの?使えないの?」ガンガンガン

初雪「それは無いと思う。青・・・何でもない」

叢雲「青葉さんがどうしたのよ?」

初雪「これ以上は言えない」

叢雲「言いなさい!」

初雪「姉を脅すの良くない」

叢雲「初雪を借りてくわよ」ズルズル

初雪「あーれー」

吹雪「大丈夫かな?」

白雪「大丈夫です。多分」

金剛(年頃の女の子らしいコイバナ、デース)


-別室-

叢雲「さあ、吹雪が居なければ言えるでしょ!」

初雪「言えない」

叢雲「言いなさい!」

初雪「言えない」

叢雲「分かったわ。アンタの代わりに出撃一回でどう?」

初雪「二回」

叢雲「分かったわ。二回でもいいわ」

初雪「青葉さんが、司令官がエッチィビデオでお楽しみだったのを盗撮したって話してたのを聞いた」

叢雲「・・・。何やってんのよ、あの人は!」

初雪「だから使えないとかじゃないと思う」

叢雲「帰ったら青葉さんにはお仕置きが必要ね」


-移動本部車内-

ガチャ

吹雪「あ、出てきた。ところで叢雲ちゃん」

叢雲「何よ?」

吹雪「赤ちゃんはコウノトリが運んでくるなんて思ってないよね?」

叢雲「そ、そんなこと思ってる訳無いでしょ!(え?ち、違うの?)///」

吹・白・初・金(思ってるんだ)


-数時間後 キャンプ場-

金剛「到着デース。さあ、皆さんテントを組み立てますヨー!」

吹・白「はーい」

叢雲「はいはい」

初雪「テントが完成したら引きこもる」


~約30分後~

金剛「テントが完成デース!早速、ティータイムにしましょう」

叢雲「こんな所までわざわざ紅茶を持って来てるのね」

金剛「当然デース」

吹雪「初雪ちゃんも引きこもってないでお外で一緒に飲もう」

初雪「やだ。テントの中がいい」

キャッキャ

金剛「ほら、お隣さんも楽しそうにしているデース」

白雪「あれって」

金剛「ブーッ」ゲホッゲホッ

吹雪「金剛さん、しっかりしてください」

金剛「深海棲艦デース!」

重巡夏姫「隣は艦娘共か」

金剛「お前達、こんな所で何してるデース!」

重巡夏姫「無粋な奴等め。見て分からんか?」

吹雪「まさか、貴方たちもキャンプに?」

重巡夏姫「その通りだ。私たちはバカンスに来ている。戦う気はない」

金剛「深海棲艦の言うことなんて信用できまセン!」

重巡夏姫「まったく、艦娘は戦うことしか頭に無いのか?」

吹雪「金剛さん、本当に戦う気は無さそうですよ」

金剛「まぁ、いいデース。ただ、少しでも変な素振りを見せれば」

重巡夏姫「私たちはバカンスに来たと言っただろ?」

吹雪「ここで戦うと他のお客さんの迷惑になりますし、止めましょう金剛さん」

金剛「そうデスネ」

重巡夏姫「ふん」

初雪 in テント(うわぁ、深海に引きこもりが居る)ジー

集積地棲姫 in テント(うわぁ、艦娘に引きこもりが居る)ジー


-鎮守府 執務室-

提督「いつもは吹雪が居るのに、居ないと寂しいな」

榛名「提督の心の隙間は榛名が埋めて差し上げます!」

提督「おいおい、先日の様なことは止めてくれよ?」

榛名「今度は大丈夫です!」

コンコン

秋津洲「秋津洲です。失礼するかも」

提督「どうぞ」

ガチャ

秋津洲「提督に完成したプラモを見せに来たかも」

提督「プラモ?」

秋津洲「あれ?机の上に置いておいた手紙、見てないかも?」

提督「手紙?そういえば何かあったな。で、何が完成したんだ?」

秋津洲「コレかも」つ1/700 赤城

提督「赤城ー!」

赤城「提督、お呼びですか?」←たまたま執務室前を通りかかった

提督「スマン、君のことじゃない」

赤城「? そうですか。では、失礼します」

提督「何でよりによって、赤城なんだよ!」

赤城「ん?」チラッ

秋津洲「提督の私室の一番目立つ所にあったからかも!」

赤城(プラモデルの話ですか)

提督「マジかよ・・・せっかく艦載機も用意して、楽しみにしてたのに」

秋津洲「それは悪いことをしたかも」

提督「もういい、ウイングは別に飾るよ」

秋津洲「ウイングってまさか?」

夕張「それが人間のやることですか!提督」

提督「うおっ!いつの間に」

夕張「艦載機はせめてゼータにしてください!」

明石「私ならデルタプラスかリゼルかな」

榛名(ウイング?ゼータ?皆さん、何の話をしているのでしょう?)

提督「お前たちも大して変わらんと思うぞ」

夕張「提督のは思いっきりバードって言ってるじゃないですか!鳥ですよ!最早、飛行機ではありません!」

提督「そこかよ!」

秋津洲「二式大艇ちゃんを載せるのが一番いいかも!」

提督「何でもかんでも二式大艇にするのは止めなさい」


-夜 キャンプ場-

吹雪「金剛さん」

金剛「何デスカ?」

吹雪「せっかくなので、お隣と交流してみませんか?」

金剛「ウーン」

吹雪「戦いを終わらせるための糸口を掴めるかも知れませんよ」

金剛「そうデスネ。向こうも戦う気は無いと言っているし」

吹雪「じゃあ、声を掛けてきますね!」

吹雪「あの」

重巡夏姫「何だ?」

吹雪「カレーを沢山作ったので、一緒に食べませんか?」

重巡夏姫「艦娘と食事をしてみるのもいいか。戦艦、集積、行くぞ」

戦艦夏姫「はーい」

集積地棲姫「えー、テントの中がいい」

重巡夏姫「行くぞ」

集積地棲姫「やだ、引きこもる」

吹雪(初雪ちゃんみたい)

重巡夏姫「戦艦」

戦艦夏姫「はい」ズルズル

集積地棲姫「あーれー」

吹雪(何だかデジャヴが)

~しばらく後~

吹雪「お口に合いましたか?」

重巡夏姫「ふむ。艦娘の作った料理も中々美味いな」

戦艦夏姫「そうですね」

集積地棲姫「早く引きこもりたい」

初雪「早く引きこもりたい」

初・集「ん?」

チラッ

重巡夏姫「集積がどうかしたか?」

吹雪「あの、以前、私の鎮守府の仲間が集積さんと戦ったのですが」

重巡夏姫「ああ。それは別の集積だな」

吹雪「やっぱりそうですか(夕張さんたちが轟沈させたのに、何故居るのかなんて聞けないし)」


-3日後 執務室-

コンコン

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

夕張「あれ?壁なんて眺めてどうしたんですか?」

提督「いや、ちょっと模様替えでもしようかと思ってな」

夕張「それで壁を眺めてたんですか」

提督「榛名、貴婦人と一角獣柄の壁紙なんてどうだろう?」

榛名「素敵だと思います!」

夕張「またまた、某映画で見たからって」

提督「いや、それより前から興味があったんだが。それに以前、日本に実物が来たとき見に行ったからな」

提督「あと、装飾にアルフォンス・ミュシャの絵とか欲しいな。黄道十二宮とかいいかも」

榛名「それもいいと思います!」

夕張「」ポカーン

提督「あれ?夕張、どうした?」

夕張「ナイト2000が欲しいなんて言う人だから、今まで単なるロボ・メカオタクだとばかり思っていました」

提督「何か今、さらっと失礼なこと言わなかったか?」

夕張「まさか、そっち方面に興味があったなんて」

提督「妖精さんに頼んだら用意してもらえそうだし、家具コインを買ってくる。夕張は榛名と二人でお茶しててくれ」

榛名「では、お茶の準備をしますね」

提督「キット、出掛けるぞ」

ガラガラガラ

キット「はい、アドミラル」フォンフォン


夕張「あれ?」

榛名「どうされましたか?」

夕張「提督は『家具コイン』を買いに行くって言ってましたよね?」

榛名「そういえば、『家具職人』ではなく『家具コイン』と仰っていましたね。どういうことでしょう?」

夕張「う~ん」


-コンビニ-

店員「いらっしゃいませー」

キョロキョロ

提督「置いてない。次行くか」


-スーパー-

キョロキョロ

提督「ここにも無いだと!」


-執務室-

夕張「遅いですね」

榛名「どこまで行ったのでしょう?」


-別のスーパー-

キョロキョロ

提督「何っ!ここにも無いだと!」


-お菓子専門店-

キョロキョロ

提督「有った!」


~1時間後~


ガラガラガラ

榛名「お帰りなさい」

夕張「随分遅かったですね」

提督「ああ、中々置いてなくてな」

夕張「家具コインなんて何処に売ってるんですか?」

提督「スーパーや、お菓子屋だ。二人も食べるといい」つコイン型チョコレート

榛名「え、家具コインって、まさか・・・」

提督「うむ。チョコレートだ。妖精さんはいつもこれで仕事をしてもらっている」

夕張「そうだったんですか!?」

榛名(と言うことは、私たちが海で拾うのもチョコレートでしょうか?)

提督「そういえば、皆には話してなかったな」

提督「榛名たちも部屋の模様替えをしたくなったら、このチョコを持って行って妖精さんに相談するといい」

榛名「お姉さま方と相談したうえで、そうします」

夕張「私も模様替えしてみようかな~」

提督「では早速、妖精さんに頼んでくる」

ガチャ

提督「比叡に霧島じゃないか。こんなところでどうした?」

バタン

比叡「えっと、その・・・」

提督「ああ、そうか!榛名が気になって様子を見に来たのか」

霧島「はい」

提督「榛名ならちゃんと仕事をしてくれてるぞ」

比叡「それを聞いて安心しました」

霧島「先日の様な問題を起こしていませんか?」

提督「大丈夫だ。先日の件は俺にも責任がある。気にするな」


-工廠-

明石「あら、提督。装備の改修ですか?」

提督「いや、妖精さんに用事があってな」

明石「妖精さーん、提督が呼んでるよ」

妖精ズ「はーい」

妖精ズ「今日はどの様なご用件で?」

提督「壁紙と装飾で作ってもらいたい物が」つ家具コイン5万枚

妖精ズ「こんなにも!!どんな依頼でも迅速かつ丁寧に遂行させて頂く所存であります!」

提督「では、作ってもらいたい物なんだけど」


-執務室-

ガチャ

榛名「おかえりなさい」

提督「ただいま」

バタン

提督「あれ、夕張は?」

榛名「部屋に帰られましたよ」

提督「そうか。壁紙と絵だけど、明日には用意してもらえるそうだ」

榛名「今から楽しみですね!」


-夕方 キャンプ場-

重巡夏姫「先日のカレーの礼だ。直ぐその川で釣った」

吹雪「こんなに貰っちゃっていいんですか?」

重巡夏姫「構わん」

吹雪「ありがとうございます!」

吹雪「みんなー、お隣さんから鮎を貰ったよー」

白雪「鮎?和菓子の?」

金剛「晩ご飯は鮎の塩焼きデース」

叢雲「深海棲艦にしては気の利いたことをするじゃない」

吹雪「あれ、初雪ちゃんは何処ですか?」

金剛「遊びに行ったネー」

吹雪「あの初雪ちゃんが!」

金剛「隣に居る集積とポケ○ンで対戦だと言っていたヨ」

吹雪「結局引きこもりですか・・・」


-翌日 執務室-

カチッ

提督(探照灯が6個)

カチッ

提督(ドラム缶が1個。ん?)

提督「!!」

榛名「どうされましたか?」

提督「い、今、装備品のリストを見ていて気付いたことがある」

榛名「はい」

提督「榛名、キット、落ち着いて聞いて欲しい」

榛名「はい」ゴクッ

キット「はい」フォンフォン

提督「先日まで沢山あったドラム缶が一つしか残ってないんだ」

榛名「!!」

キット「何と!」フォンフォン

榛名「原因は分かったのですか?」

提督「ああ、原因を考えてみた。工廠・・・」

榛名「まさか、明石さんか夕張さんが?」

提督「明石が」

キット「明石さんがどうしたのですか?」フォンフォン

提督「明石に頼んで大発を改修していたらドラム缶がごっそり減っていた」

榛名「それってまさか!」

提督「改修時に素材として消費していたんだ!」

榛・キ「!!」

提督「いやー、驚いたよ。何でこんなに減ってるんだ?って思ったら改修で消費していたからな」

榛名「原因が分かったホッとしました」

キット「盗難事件でなくて良かったです」フォンフォン

提督「流石にドラム缶を盗む奴なんていないだろ」

龍驤「何でやねん!」

提督「お!流石大阪産まれの艦娘。疾風の如く現れて、ナイフの様に鋭いツッコミ」

龍驤「何ちゅうオチやねん!それとうちは横須賀産まれや!」

提督「は?」

榛名「え?」

キット「またまた、ご冗談を」フォンフォン

龍驤「アイスキャンデーの時に言うたやろ!」

提督「アイスキャンデー?はて?」

榛名「何の話でしょうか?」

龍驤「自分ら・・・」

キット「記録にありません」フォンフォン

龍驤「キットはそん時居らんかったからしゃーないわ」


提督「そうだ!」

ビクッ

龍驤「急にどないしたん?」

提督「豚まんを買いに行こう!」

榛名「榛名も食べたいです!」

提督「鎮守府全員分を買おうと思うと凄い数になるな。店に断られそうだ」

榛名「そうですね・・・事前に電話で注文してはいかがでしょう?」

提督「そうだな。いきなり100個って言われても困るだろうし、先に連絡しておこう」

龍驤「・・・」

キット「どうされましたか、龍驤さん」フォンフォン

龍驤「吹雪、はよ帰って来てや。このバカップルには付き合いきれんわ・・・」

龍驤「言うても、あの子もあんま変わらんか。いや、榛名よりは・・・」ブツブツ


-キャンプ場-

吹雪「くしゅん」

金剛「ブッキー、風邪デスカ?」

叢雲「司令官が吹雪の話でもしてるんじゃないの?」

吹雪「そうかも知れないね」


-キャンプ場 6日目 夜-

吹雪たち&重巡夏姫たち「キャンプと言えば?キャンプファイヤーだ!」

吹雪たち&重巡夏姫たち「カパーイ!」

吹雪たち&重巡夏姫たち「アハハハハ」


-最終日 朝-

重巡夏姫「明日からはまた敵同士だ。戦場で会えば容赦せん」

叢雲「その時は私たちも本気で戦うわ」

重巡夏姫「それでいい。では、また戦場で会おう!」

初雪「またポケ○ンで対戦しよう」

集積地棲姫「今度は負けないからな!」

吹雪「以前、ヲ級さんが、自分たちは上からの命令で戦っていると言っていました」

吹雪「彼女たちを見ていると、いつか深海棲艦とも分かり合えるんじゃないかって思います」

金剛「ブッキー、そうデスネ。いつかそんな日が来ると思いマース」

金剛「では、皆さん、提督の待つ鎮守府へ帰りまショウ!」


-数時間後 鎮守府 執務室-

コンコン

吹雪「吹雪、ただいま戻りました」

金剛「金剛デース、ただいま戻りまシタ」

ガチャ

提督「おかえり」

榛名「おかえりなさい」

提督「キャンプはどうだった?」

吹雪「はい!とても楽しかったです!それに深海棲艦とも仲良くなれました」

提督「そうか、深海棲艦と仲良く・・・深海棲艦!?」

吹雪「後で詳しくお話します」

提督「後で詳しく頼む。金剛、引率お疲れさん。どうだった?」

金剛「とても楽しかったデース」

提督「それなら良かった」

吹雪「あれ?模様替えしたんですか?」

提督「ああ、イメチェンしてみたくなったからな」

吹雪「À mon seul désir」

金剛(今の何語デース?)

提・榛「何で読めるんだ(ですか)?」

吹雪「以前、提督の部屋にあった本で見て、気になったので読み方を調べました」

提督「なるほど、そうだったのか」

吹雪(私のたったひとつの望みは、誰一人欠けることなく終戦を迎えることです。司令官なら出来ると信じています)

金剛「提督、榛名はいい子にしていましたか?」

提督「ああ、世話になりっぱなしだ」

金剛「それなら良かったデース」

次回、大型(建造)艦娘登場予定
本日はここまで

本日分始まります


-執務室-

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「提督、大本営から新たに配属される艦娘のリストが届きました」

提督「新人が来るのか。どれどれ」ペラッ

提督「イタリアの正規空母 アクィラ。正規空母 雲龍、天城。雲龍に天城?これってもしかして?」

大淀「はい。葛城さんの姉妹艦です」

提督「やったー!1年3ヶ月にも及ぶぼっち生活からやっと葛城を開放してやれる!後で知らせてやらないと!」

吹雪「やりましたね!司令官」

提督「他にもまだ居るな。潜水艦 伊26。駆逐艦が陽炎型の嵐、時津風。秋月型の秋月」

提督「ドイツの重巡 プリンツ・オイゲン。最後に英国戦艦 ウォースパイトか。結構来るんだな」

大淀「彼女達の配属は一週間後の予定です」

提督「了解」

大淀「では、私は失礼します」

ガチャ

バタン

提督「英国戦艦ねぇ、またアイダホの様な何語ですか?ってのが来るんだろ?アイツのは南部訛りってやつか?」

吹雪「やっぱり、そう思いますよね?(アイダホ?)」

提督「アイダホの後なだけにな。英国だし、一応金剛にも知らせておくか」

吹雪「来週来る新人さんたちの歓迎会なんてどうですか?」

提督「そろそろ中秋の名月だから、歓迎会として月見パーティーでもするか」

コノテニヨセル フクサシュノイロ

提督「明石から着信だ!」ピッ

提督「もしもし」

明石「提督、大変です!キットが、キットが!」

提督「明石、落ち着け。キットがどうした?」

明石「兎に角、直ぐに工廠まで来て下さい!」

提督「分かった!直ぐに行く!」

提督「キットに何かあったらしい。工廠に行って来るので留守番を頼む」

吹雪「はい!」


-工廠-

提督「はぁ、はぁ、キットがどうした?」

キット「私がどうかしましたか?アドミラル」フォンフォン

提督「ん?何ともないじゃないか、明石」

明石「提督、キットが、キットの提案したレシピで建造したら大和さんが!」

提督「ヤマト?宅急便がどうした?」

大和「宅急便じゃありませんっ!」

提督「ん?」チラッ

大和「大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります!」

提督「!!!」

提督「ぴゃあぁぁぁ!」バタン

酒匂「矢矧ちゃん!酒匂の台詞、今度は司令に取られちゃったよぉ!」

矢矧「大和、久しぶりね」

酒匂「え?無視?」ガーン

酒匂「司令と矢矧ちゃんのバカー!(泣)」ダッ

大和「妹さん、行っちゃったけど、いいの?」

矢矧「構わないわ。後でちゃんと謝っておくから」

大和「そこで倒れている人って、提督よね?」

矢矧「ええ、そうよ。ずっと貴方に来て欲しいと言っていたから、嬉しさの余りショック死したのね」

大和「ショック死!?」

トクン
トクン

明石「ちゃんと心臓が動いてます!勝手に殺さないでください!」

大和「急いで医務室に運ばないと!」


-医務室-

提督「うーん。あれ?」

吹雪「司令官!良かった」ダキッ

明石「お目覚めですか?」

提督「おいおい、急に抱きつくな。って言うかここ医務室だよな?何でこんな所に?」

明石「覚えて無いんですか?」

提督「んー、明石からキットがどうのって呼び出されて工廠に行った。それから・・・」

医師「お目覚めですか?早速ですが、何本に見えますか?」指二本

提督「五本」

医師「重症ですね。しばらく入院が必要です」

提督「二本!二本です!」

コンコン

長門「失礼する」

ガチャ

長門「目が覚めたか、良かった。金剛なんて発狂寸前の状態になっているぞ。それに提督が倒れたと聞きつけて皆、集まっているぞ」


-医務室前-

夕立「提督さんが過労で倒れたっぽい」

夕雲「そんなになるまで働くなんて。どうして私に甘えてくれなかったんですか?」

浦風「提督さんが心配じゃ」

時雨「僕は深海棲艦に襲われたと聞いたよ」

ヲ級「私じゃないわよ!」

イ級「私でもないぞ」

扶桑「心配しなくても貴方たちが提督を襲うなんて、誰も思ってないわ」

赤城「提督が心配で食事が喉を通りません」モグモグ

比叡「思いっきり食べてますよね?」

赤城「これはおやつなので食事ではありません!」モグモグ

比叡「はぁ、そうですか」

摩耶「あたしは明石と夕張の作った道具の実験台にされたって聞いたぜ」

夕張「提督を実験台になんてしません!」

霞「あのクズ、何勝手に倒れてるのよ」

瑞鳳「卵焼き食べさせてあげたら元気になるかな?」

榛名「榛名が至らないばかりに、提督申し訳ありません!」

ワイワイ

ガヤガヤ


-医務室-

提督「うわぁ。何か凄いことになってるな」

長門「それだけ提督が慕われているということだ」

大和「私が提督を殺してしまったのではないかと心配になりました。目が覚めて本当に良かったです」

提督「大和?」

大和「はい。大和です」

提督「大和!そうだ、工廠に行ったら大和が居たんだ!それで興奮し過ぎて倒れたんだった!」

吹雪「もう、司令官ったら」

提督「心配を掛けてすまなかった。それと皆に大和を紹介しないといけないな」

ガチャ

提督「皆、心配を掛けてすまなかった。もう大丈夫だ。それと、皆に報告がある。大和」

大和「はい」

提督「大和が我が鎮守府に来た」

大和「大和型戦艦、一番艦、大和です。宜しくお願いします」

ワーヤマトサンダー

提督「後ほど全員を大ホールに集めて正式な発表をする。一旦、解散だ」

提督「吹雪は大和と一緒に執務室に戻ってくれ。俺は金剛の様子を見てくる」

吹雪「はい!」

長門「金剛を頼むぞ」

提督「任せておけ」

吹雪「行きましょうか、大和さん」

大和「はい」


-金剛型私室-

金剛「テートクテートクテートクテートクテートクテートク」ハイライトオフ

霧島「お姉さま、しっかりしてください」

コンコン

霧島「誰かしら?」

ガチャ

霧島「あら、司令。もう大丈夫なのですか?」

提督「ああ、大丈夫だ。それより金剛は?」

霧島「お姉さま、司令が会いに来られましたよ」

金剛「テートク?」

提督「ああ、俺だ」

金剛「提督!ヴァァァァニングゥ、ラァァァァヴ!」ハイライトオン

提督「!! ちょっと待て!そんなに勢い良く飛びつかれるとって、ぐぎぎぎ・・・やっぱ無理」

バタン

ゴン!

霧島「司令!しっかりしてください!お姉さま、これでは医務室に逆戻りです!」

金剛「オー、ソーリー、提督!しっかりしてくだサーイ!」


-医務室-

医師「またですか」

提督「面目ない」


-しばらく後 執務室-

吹雪「司令官、遅いですね」

大和「そうですね」

ガチャ

提督「ただいま」

バタン

吹雪「おかえりなさい。金剛さんに抱き付かれて離してもらえなかったんですか?」

提督「金剛会いに行く、飛びつかれる、倒れる、頭打つ。以上」

吹雪「あー、金剛さんらしいと言いますか。災難でしたね」

提督「大和はしばらく演習で経験を積んでもらおうと思う」

大和「実戦に向けて頑張ります!」

提督「香取、鹿島の出番だな」

キット「香取さん、鹿島さんそれに海風さん、江風さんは地域の交流イベントでコンビニに出向しています」フォンフォン

提督「そうだった」orz

提督「では、金剛か比え・・・いや、長門に頼もう。最近構ってないせいで拗ねてると聞いたからな」

葛城が1年3ヶ月ぼっち(姉妹艦が居ない)だったのは我が鎮守府の実話です。いやー長かった。
そして、この記録は誰にも抜かれない気がする(武蔵がまだ居ないけど、大和着任からまだ半月だから大丈夫)。
夏イベで雲龍も天城も来なかった場合、
葛城が泣きながら執務室を立ち去る⇒瑞鶴が発見⇒提督になにかされたと勘違い⇒ブチ切れた瑞鶴が執務室を爆撃の流れになるところでした。

本日はここまで

今年も残り三ヶ月ですが、ネ式エンジンってどうなったの?
今年、入手のチャンスがあるはず・・・だよね?
秋イベの報酬?それとも任務の報酬?はたまた、そんな物しらねぇなぁって扱い?

本日分始まります


-新艦娘着任当日 執務室-

コンコン

大淀「大淀です。新人の皆さんをお連れしました」

提督「どうぞ」

ガチャ

提督「よく来てくれた。俺がこの鎮守府の提督だ」

吹雪「秘書艦の吹雪です」

キット「私はアドミラルの愛車、Knight Industries Two Thousand. K.I.T.T キットとお呼び下さい」フォンフォン

秋月「秋月型防空駆逐艦、一番艦、秋月。ここに推参致しました。お任せください!」

初月「姉さん、会えてよかった」

嵐「や!陽炎型駆逐艦、十六番艦、嵐だ!司令、よろしくな!逢えて嬉しいぜ!」

時津風「陽炎型駆逐艦十番艦。時津風・・・出るよ。」

陽炎「二人とも、よく来たわね!不知火たちが待ってるから後で案内するわ」

アクィラ「Buon Giornov!地中海生まれの航空母艦Aquilaです。活躍する・・・はずですー♪ 楽しみにしてて!」

リットリオ「よく来たわね」

雲龍「雲龍型航空母艦、雲龍、推参しました。提督、よろしくお願いしますね。」

天城「雲龍型航空母艦、天城と申します。提督、どうぞよろしくお願い致します。天城、精進致します。」

葛城「やっとお姉ぇたちに会えたわ!あなたに感謝しないとね」

提督「長らく待たせてすまなかった」

プリンツ「Guten Morgen!私は、重巡プリンツ・オイゲン。よろしくね!ところで、ビスマルク姉さまは何処ですか?」

提督「グラーフ・ツェッペリン?(難聴)」

プリンツ「ビスマルク姉さまです!ってグラーフ?」

グラーフ「久しぶりだな。残念ながらビスマルクはこの鎮守府には居ない」

プリンツ「えー」

グラーフ「レーベ、マックス、ユーは居る。ビスマルクはしばらく我慢しろ」

プリンツ「仕方ないなー」

伊26「ねえねえねえ!あなたが提督なんだ!あたし、伊26潜水艦!ニムでいいよ!よろしくね!」

伊19「歓迎するのね」


ウォースパイト「我が名は、Queen Elizabeth class Battleship Warspite! Admiral・・・よろしく、頼むわね」

提督「ほ」

金剛「ほ、ほ」

ウォースパイト「ほ?」

提・金「本物だー!」

ウォースパイト「?」

提督「アイダホの後だけに期待していなかったが」

金剛「今度は英語を話す艦娘が来たデース!アイダホとは大違いデース!」

提督(英国産まれってことで明石に用意してもらったコレを試そう)

ガサゴソ

金剛「提督、何してるデース?」

提督「ウォースパイトが来るってことで明石に用意してもらった装置があってな」

謎の装置「Hello」

金剛「あー、古いムービーで見たことがありマース」

ウォースパイト(なるほど、アレをやれってことね)

ウォースパイト「In Hartford , Hereford and Hampshire hurricanes hardly ever happen.」

提督「おお!Hの発音で炎が揺れているぞ!」

金剛「本物デース!」

キット「その位なら私にもできます」フォンフォン

提督「キットはアメリカ産まれなんだから、クイーンズ・イングリッシュで話さないだろ?」

ウォースパイト(車が喋るなんて、Japanはとてもamazing)

新人たち「あの」

提督「あ、ほったらかしにしてスマン」

提督「では、各自鎮守府内の案内をしてやってくれ」

初・陽・リ・葛・グ・19・金「はい!」

提督「全員への紹介は一時間後に大ホールで行うので、時間までに集合してくれ。では、一旦解散」


-廊下-

秋月「ん?」←各自姉妹艦たちと別コースで行動中

嵐「そういえば」

時津風「さっき」

アクィラ「車が」

雲龍「喋って」

天城「なかった?」

初月「え?」

陽炎「今更」

リットリオ「気付いたの?」

葛城「キットは提督が妖精さんに造ってもらった特別な車よ」


-月見当日 執務室-

提督「よっこらせっと」

ドスン

吹雪「望遠鏡ですか?」

提督「ああ、今夜の月見で使おうと思ってな」

吹雪「何かぶら下がってますよ?」

提督「これは望遠鏡を制御するコントローラーだ」

吹雪「???」

提督「意味が分からないと言いたげな顔だな。コイツは見たい天体を入力すると自動で探してくれる機能が付いているんだ」

吹雪「そんなのが有るんですか!」

提督「便利でいいだろ?その分、結構高かったんだけどな。とりあえず動作確認しておくか」

提督「電源オン!」

シーン

吹雪「動きませんね」

提督「長らく使って無かったから、電池切れの様だな。後で明石の売店に買いに行くとしよう」

提督「そうだ!青葉ー」

シュタッ

青葉「はーい」

吹雪「いつも通り、天井裏から現れましたね」

青葉「流石に吹雪さんも慣れましたか?驚きもしませんでしたね」

吹雪「もう日常の光景になりましたよ(段々、この人がストーカーに思えてきました)」

青葉「不肖ながら、この青葉、スクープのためなら火の中、水の中、天井裏です!」

提督(あの子のスカートの中は含まないのか)

提督「で、用件なんだが」

青葉「メモの準備は出来てますよ!いつでもどうぞ!」

提督「今日の晩ご飯は例のアレだから」

青葉「まっ、まさか・・・アレですか?今度こそ本物ですか?」

提督「今度こそ本物だ。約束を破って針千本飲まされたくはないからな」

青葉「本当の本当ですね?新聞に書いちゃいますよ」

提督「本当の本当だ。ほら、納品書だ」

青葉「本物ですね!新人さんの歓迎で大盤振る舞いですか?」

提督「そうだ。おかげで財布が轟沈したぞ」

青葉「では早速、号外を刷って皆さんに知らせてきます。では、青葉はこれで!」ピューン

キット「前回、青葉さんに嗅ぎ付けられたおかげで手痛い出費になりましたね」フォンフォン

提督「それで皆が喜んでくれるなら安いもんさ」

吹雪「安いって言いながら、目から汗が出てますよ」


-夜 食堂-

初月「姉さん、最後に一目会えてよかった。今日でお別れみたいだ。僕は明日、解体されるんだ」

秋月「ステーキなんて!こんな贅沢な物食べられません・・・」

提督(初月の奴、またそうなるのか。それと秋月、食いしん坊空母に見つかる前に食べなさい)

熊野「やっぱり、神戸牛のステーキは最高ですわ!」

鈴谷(あれ?今度は本物?また偽物だと思ったんだけどな~)

榛名「榛名、感激です!」

清霜「お肉いっぱい食べたら、戦艦になれるかな?」

提督(出来ることなら戦艦にしてやりたいが・・・無能な上官を許してくれ)


-しばらく後 グラウンド-

鳳翔「間宮さん、伊良子さんの作ったお団子も沢山ありますよ」

夕立「お団子、美味しいっぽい!」

時雨「夕立は花より団子だね。いや、この場合は月より団子かな?」

赤城「間宮さんのお団子は最高です!」

加賀「流石に気分が高揚します」

浜風「このイカ焼きもなかなかいけます」

提督「アイツ等は色気より食い気か」

江風「よお!提督。一つどうだい?」つ皿に盛った団子

提督「せっかくだから頂こう」

パクッ

モグモグ

提督「間宮さんの甘味は格別だな」

江風「それは姉貴と二人で作ったんだぜ」

海風「お口に合った様で嬉しいです」

提督「何と!二人ともやるな!」

秋津洲「提督、秋津洲たちも月見団子造ったかも!」

秋雲「秋雲も頑張ったよー」

提督「お、中々いい感じじゃないか。せっかくだから一つ頂こう」

秋津洲「ダメかも!」

提督「ん?どうしてだ?」

秋雲「これは飾る用にフルスクラッチで造ったからねー」

提督「えっと、まさか?」

秋津洲「二人でパテをこねて造ったお団子かも!」

提督「」

秋雲「あれ?余りの完成度の高さに言葉を失ってる~?」

提督「とりあえず、食い気勢が間違って口にしない様に、注意書きをして飾っておいてくれ」

秋津洲「はーい!かも」

提督(一体、誰があの二人をあんな風にしてしまったんだ?って俺か?)

秋雲「余ったパテで今度はちねり米を造ろっか?」

秋津洲「それいいかも!」

提督(うわぁ・・・ちねり米って、正気か?あの二人はどのへ向かっているのやら)


川内「月は出ているか?」E:サングラス

神通「姉さん、せっかくのお月見なのだから静かにしてください」

那珂「あはは。川内ちゃん、何してるの~?」

提督「・・・。川内・・・夕張の奴に汚染されてしまったか。月ってだけでそれをやるとは」

川内「お祭りなんだから皆で騒がないと!」

神通「お月見はそういう祭りではありません」

川内「えー、別にいいじゃん!」

那珂「那珂ちゃんのライブ始めるよー!」

神通「提督からも言ってやってください」

提督「そうだな。川内もう少し静かにs」

川内「YA ☆ SE ☆ N!」ピョンピョン

ポロッ

提・川「あ・・・」

ベキッ

川内「提督のグラサン落としたうえに踏んじゃった。ごめんなさい」

神通「!! 申し訳ありません、提督。何とお詫びをしてよいやら・・・神通、切腹します!」

提督「!! いや、そんな大層な話じゃないから、止めなさい!」

神通「離してください!」

提督「だから止めなさいっての!」

神通「だったら、戦艦や重巡の方々には敵いませんが、体でお詫びします!」

提督「それはもっとダメだから!吹雪に聞かれると不味いから!」チラッ

吹雪「綺麗な満月だねー」

睦月「最高のお月見日和にゃしぃ!」

提督(良かった、気付いてない)

提督「あと川内・・・お前、アメリカかイタリアに何か恨みでもあるのか?」

川内「どうして?」

那珂(艦娘の大半がアメリカに対しては少なからず恨みがあるんじゃないかな?昔の敵だし)

提督「いや、分からないならいい。仕方ないから新しいのを買うよ(涙)」

川内「お詫びとして弁償するね」

提督「そこまでしなくていい」

川内「じゃあ、夜戦(意味深)で」

提督「姉妹揃って変なこと言わないでくれ」

那珂「那珂ちゃんは枕営業なんてしないよ!」

提督「だ・か・ら、そういう発言は止めてくれ!」

北上「月が綺麗だね~大井っち」

大井(これってまさか!)

大井「私、死んでもいいわ」

北上「ん?死んじゃダメだよ?」

大井(あれ?やっぱり違う?)

提督(何やってるんだ、アイツ等。北上の発言を夏目漱石と思ったのか?)


春風「こんなにも綺麗なお月様が見られて、春風、嬉しく思います」

神風「司令官も一緒に月を見ましょ?」

提督「今、皆の様子を見て回っているから、また後でな」

神風「じゃあ、待ってるわね」

速吸「あの、提督さん」

提督「速吸か。どうした?」

速吸「私、鷲座を見たいです!」

提督「鷲座か。鷲座は夏の星座だからな~、まぁまだ見えるかな」

速吸「私、アクィラだけには負けたくないんです!」

提督「アクィラ?急にどうした?」

速吸「流星拳は私のものです!ぽっと出のアクィラなんかに、鷲の座を譲る気はありません!」

提督(流星拳?確か一部でそんなこを言われてたな。まてよ、流星拳ってそういうことか!)

提督「安心しろ、速吸。アクィラより君の方が戦力としては上だ」

速吸「本当ですか?」

提督「ああ、本当だ(燃費等の悪い部分も含めて全てが上だ。活躍させてやれなくてスマン。それと君は鷲星座の聖○士ではない)」

アクィラ「お団子美味しい!」←本人の知らない所でライバル扱い

瑞穂「提督、お団子をどうぞ」

提督「ありがとう」パクッ

提督「うん、美味しいな」

瑞穂「喜んで頂けた様で瑞穂も、嬉しいです」

提督(それにしても、瑞穂の三方はどうなっているんだ?季節ごとに違う物を載せて、どうやって戦ってるんだ?)

ウォースパイト「Japanの秋。月見というのもいいわね」

提督「やあ、ウォースパイト。日本には馴染めそうかな?」

ウォースパイト「あら、Admiral.金剛 is very kind.直ぐに馴染めたわ」

提督「それは良かった」


提督「大和も楽しんでるか?」

大和「昔はお月見を楽しむ余裕なんて無かったので、とても嬉しいです」

提督「それは良かった」

大和「ただ・・・」チラッ

隼鷹「今日は月見で、酒が飲めるぞー♪」

ポーラ「酒が飲める、飲めるぞ、酒が飲めるぞー♪」

那智「飲めるぞー♪」

提督(あっちの飲兵衛共は合唱中か)

千歳「ひとりざけー、てじゃくざけぇー、えんかをききぃながぁらぁー」

千代田「お姉、もうこのくらいにしようよ」

千歳「うるさいわねー、きょうはもっとのみたいのよー」ヒクッ

提督(うわぁ、何か嫌なことがあったのか?)

提督「うん、何と言うか、風情が無くてスマン」


暁「キット、星の見かたを教えて」

キット「では、車内のモニターをご覧下さい」ガチャ

暁「失礼します。レディだからちゃんと言えるんだから」

島風「おうっ!暁ちゃん、いいな~」

キット「島風さんもどうぞ」フォンフォン

島風「にひひっ、お邪魔しまーす」

キット「では、始めましょうか。南の空に見えるのが」

提督(キットは先生役か。キットに任せておけば間違いないだろう)

朧「提督、蟹座を見たいです」

提督「朧か。残念ながら蟹座は春の星座なんだ」

朧「今は見えないんですか?私の尊敬する人の星座なのに。残念です」

提督「ん?尊敬する人?まぁ、星は見えないが蟹座に関するトリビアを教えてあげよう」

提督「蟹座の散開星団プレセペは中国では積尸気と呼ばれていてな、積尸気とは積み重ねた死体から立ち上る鬼火のような燐光の事だ」

提督「なので、プレセペは地上の霊魂が天へと昇る穴と言われている」

朧「知ってます」

提督「あ、そう?つまらん話ですまなかった」

朧「そんなことないです」

漣「ご主人様、今日の出撃で朧っち大活躍だったんですよ!」

朧「そんなことない。多分」

漣「深海棲艦を股に挟んで真っ二つにしたじゃん。アク、アク何だっけ?」

朧「アクベンス」

漣「そうそう、アクベンス!で、アクベンスってどういう意味?」

提督「アラビア語で『蟹の爪』のことだ」

漣「あー、なるほど。朧っちらしいわー。てか、何でご主人様が知ってんの?つーか、顔色悪いよ」

提督「あの、朧さん?人の魂を黄泉比良坂に飛ばす様な技は使えませんよね?」

朧「今はまだ使えないです」

提督「今はって」

朧「大丈夫です。出来たとしても提督には使いませんよ」

朧「潮に手を出さない限り」ボソッ

提督(ひぃっ!朧だけは絶対に敵にまわしてはいけない。コイツはやば過ぎる)

提督「ところで朧さん、そういうのはどちらで覚えられたのですか?」

朧「提督の部屋にあったマンガです。死刑執行人さんに憧れて技の練習をしました」

提督(デスの方じゃなくて良かった、のか?)

朧「そうだ!今度、島根に遊びに行きませんか?」

漣「いいねー!出雲大社にお参り、キタコレ!」

漣「あれ?ご主人様、汗が凄いよ」

提督「あの、朧さん。わたくしに何か恨みでも?」

朧「先手必勝です。やられる前にやるのが戦です」

提督「潮さんに手を出す気は無いので見逃してもらえませんか?」

朧「ダメです」

漣「吹雪姐さんがいるのに、潮にまで手を出そうとは、ふてえご主人様だ!」

提督「だから何でそうなる!」


ツンツン

提督「ん?」

響「司令官」

提督(逃げるチャンスだ!)

響「私は鳳凰座が見たいな」

提督「悪いな、響。鳳凰座は日本だと沖縄か小笠原の辺りまで行か『鳳翼天翔!』」

提督「うわー、まるで星をも砕く鳳凰の羽ばたきの様だーっ!」

ピューン

ドサッ

提督「ぐえっ」

響「До свидания(さよなら)」

提督「不死鳥か白鳥、どっちかにしてくれ」

響「響は不死鳥(フェニックス)だけど、ヴェールヌイはロシアだから白鳥(キグナス)なのさ」

提督「なるほど、そうきたか」ガクッ

吹雪「司令官!?しっかりしてください!」ユサユサ

吹雪「響ちゃん、司令官になんてことしてくれるのよ!」

響「姉さんは黙っていて欲しい。これは司令官と私の問題なんだ」

朧(手間が省けた)

漣「あー、これは死んだな」ツンツン

吹雪「漣ちゃんも変なこと言わないで!」

霰「つんつくつん」

吹雪「ちょっと、霰ちゃん!司令官を棒でつつかないで!」

霰「ねーねー、司令官。深海棲艦って、つおい?」

響「さて、邪魔者を始末できたし、この望遠鏡は好きに使わせてもらおう」

赤城「提督が倒れたということは」

加賀「ここからは無礼講です。さすがに気分が高揚します」

山城「不幸だわ」

暁「ちょっと、響!司令官になんてことするのよ!」

吹雪(暁ちゃん)

暁「司令官が居ないと使い方が分からないじゃない!」

ズコー

吹雪(そこなの?ねぇ、そこなの?司令官を殴ったことじゃないの?)

金剛「ブッキー・・・提督を部屋まで運ぶの手伝いマース」

吹雪「ありがとうございます。助かります」

金剛「私、あの子たちのことが分からなくなってきたネー」

吹雪「私もです」


響「青葉さん、この望遠鏡の使い方、分かるよね?」

青葉「モチロンですよー。司令官が取説を読んでいた時、天井裏から見てましたからね!」

響「ほら、大丈夫だろ?」

暁「それなら問題ないわね」

長門「陸奥、そろそろ提督は私たちの所へ来てくれるだろうか?」ドキドキ

陸奥「あら、提督なら来ないわよ」

長門「何故だ!」

陸奥「さっき倒れて運ばれて行ったわ」

長門「クソッ!こうなったらヤケ酒だ!」

陸奥「はぁ~、あなた飲めないでしょ?」

長門「何を言うか!提督用に用意したこのジュースの様な甘い酒なら飲めるぞ!」

~数分後~

長門「あひゃひゃ~、むちゅがふひゃりいる~」

陸奥(どれだけ弱いのよ)

陸奥「お酒はこの辺にして部屋に帰って寝ましょうね」

長門「そうすりゅ~。ぐー」Zzz

陸奥「ちょっと!こんな所で寝ないでよ!」

ポーラ「提督が倒れた、酒が飲めるぞー♪」

那智「酒が飲める、飲めるぞ、酒が飲めるぞー♪」

隼鷹「飲めるぞー♪」

那智「長門も倒れた、酒が飲めるぞー♪」

隼鷹「酒が飲める、飲めるぞ、酒が飲めるぞー♪」

ポーラ「飲めるぞー♪」

大淀「お月見が台無しです」

川内「月はいつもそこにある」

夕張(さて、次は何を見せようかしら)


-翌朝 執務室-

長門「提督よ!昨晩はいつ来てくれるだろうかと、待っていたんだぞ!」

吹雪「長門さん、落ち着いてください」

提督「スマンな。昨晩は響に殴られて伸びていたんでな」

長門「響に殴られて伸びていた?冗談は止めてくれ!」

吹雪「本当なんです」

長門「いくら吹雪と言えども、そんな話信じられ」

コンコン

響「響だよ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

響「昨晩のことを謝ろうと思って」

長門「まさか」

提督「だから言っただろう」

響「でも、司令官にも責任があるんだよ」

提督「?」

響「本州から鳳凰座が見えないのも、宇宙に空気が無いのも、全て司令官の努力が足りないからさ」

提督「いや、ちょっと待て」

長門「そうだ!鳳凰座が見えないのも、宇宙に空気が無いのも、全て提督の努力が足りないからだ!」

提督「あ?」ギロッ

長門「!! (ヤバイ、調子に乗りすぎた)」

長門「響、いくら何でも提督のせいにするのは酷だ。提督は人間であって神ではない」

響「昨晩のことは私も悪かった。許して欲しい」

提督「気にするな。響の希望を叶えてやれなかったのは事実だからな」

響「では、私はこれで失礼するよ」

ガチャ

響「君たちには失望したよ」ボソッ

バタン

提督「何か最後に時雨の様な一言が聞こえた気がしたが」

吹雪「反抗期でしょうか?」

長門「反抗期か?」

キット「反抗期の様ですね」フォンフォン

提督「うーん」


-執務室前-

響(曙や霞の様に振舞ってみたけど、司令官は喜んでくれただろうか?)


???「響は反抗期なんかじゃないよ」

提督「誰だ!」

シュタッ

川内「川内、参上!」

提督「川内か。で、反抗期じゃないとはどういうことだ?」

川内「実はね、今月の月刊艦娘で『提督にもてるのはツンデレだ!』って特集があってね」

提督(月刊艦娘って雑誌?の存在自体知らねーぞ)

川内「一部の子たちが影響を受けてツンデレ化してるんだよね~」

吹雪(私もツンデレになった方がいいのかな?でも、前に罰ゲームでクソ司令官って呼んだら自殺未遂事件があったからダメだよね)

長門(何っ!ツンデレが流行っているだと!)

キット「たった今、ダウンロードして内容を確認しましたが、確かにその様な特集が組まれています」フォンフォン

提督「そうか。でもな、響にデレの要素は有ったか?全く感じられなかったぞ」

川内「謝罪に来たのがデレじゃない?」

提督「根本的にツンデレを誤解しているだろ」

吹雪「誤解していますね」

川内「そうだね~」

長門「私は提督なんかに会いに来た訳じゃないからね!///」

ドアバーン

スタスタスタ

バタン

提督「長門も影響を受けた様だが、もう訳が分からん」

キット「きっと今のが、長門さんなりのツンデレなのでしょう」フォンフォン

川内「そうだね~」

深海には悪雨(春雨)、悪神通(神通)、水母おばさん(瑞穂)が居るし、ベヌウ(深海)⇒フェニックス(艦娘)のイメージでそろそろ悪響(悪Bep)来ないかな?

提督とウォースパイトのやり取りですが、画が無いと何をしていたのか分からないと思うので、
詳細を知りたいという奇特な提督さんが居れば「マイフェアレディ」って映画を観て下さい。

本日はここまで

アイダホ呼ばわりされるアイオワかわいそうww
実際に本物のアイダホ実装されたらなんて呼ばれるようになるんだろ

今回は某キノコのCMを見て思いついたネタです
本日分始まります


-夜 陽炎型私室-

テレビ「ホク○プレミアム」

テレビ「シュッ」

雪風「松茸が生えてきました!」

テレビ「ホク○プレミアム」

テレビ「シュッ、シュッ、シュッ」

雪風「!!!」

天津風「どうしたの、雪風?」

雪風「松茸狩りに行きたいです!」

天津風「松茸狩り?」

雪風「明日、司令に頼んでみます!」

天津風「そう、頑張って(何だか分からないけど、すごい気合)」


-翌日 執務室-

雪風「司令!松茸狩りに行きたいです!」

提督「松茸狩り?」

雪風「はい!松の木の下で『ホク○プレミアム』って言うと生えてくるんです!」

提督「あははは。そんな訳(いや、待てよ。雪風は幸運艦って呼ばれているよな。生えてくることは無くても、見つける可能性は大いにある!)」

提督「よし!週末に松茸狩りに行くぞ!」

吹雪「し、司令・・・官?」

提督(流石に生えてくるとは思っていないが、雪風なら本当に見つけそうだろ?)ヒソヒソ

吹雪(あー、確かにそうですね!)ヒソヒソ

提督「と、言う訳で松茸狩りが出来る場所のリサーチを頼む」

キット「承知いたしました」フォンフォン

提督「夕立と時雨、それに舞風も連れて行こう」

吹雪「え?でもキットはそんなに乗れませんよね?」

提督「夕張のデロリアンも出せば問題ない。流石に移動本部を出すほどでもないからな」

吹雪「夕張さん、協力してくれますか?撮り貯めしたアニメを見たいって言いそうですが」

提督「食べ物で釣れば大丈夫だ」

吹雪「あと、夕立ちゃんと時雨ちゃんは分かりますが、舞風ちゃんも連れて行くんですか?」

提督「舞茸ってキノコあるだろ?」

吹雪「はい」

提督「一説によると、天然の舞茸はとても珍しく、見つけた人が嬉しくて踊った(舞った)から舞茸と言うらしい」

吹雪「なるほど!舞風ちゃんを連れて行って、由来どおり踊る姿を見てみたいってことですね!」

提督「そういうことだ」


-週末 鎮守府正門前-

提督「では、行ってきます」

鳳翔「いってらっしゃい」

提督「沢山採ってくるので期待しててください」

鳳翔「松茸ご飯に土瓶蒸し、メニューを考えておきますね」

夕立「夕立と時雨はキットに乗るっぽい!」

雪風「では、雪風と舞風は夕張さんのデロリアンに乗せてもらいますね」

夕張「本当に松茸採れるんでしょうね?」

提督「心配するな。雪風に時雨は幸運で有名だろ?それに最悪、夕立が自慢の鼻で見つけてくれるさ!」

夕張「・・・。心配になってきたわ」

提督「よーし、出発するぞ!」

吹・時・夕立・雪・舞「おーっ!」

キット「夕張さん、ナビにデータを転送しました」フォンフォン

夕張「了解。では、ナビを見ながら付いて行くわ」


-数時間後 松茸狩りのできる山-

提督「大人2人、子供5人でお願いします」

地主「では、1万7500円ね」

提督「はい」つ諭吉さん2人

地主「では、入場券とおつりです(今年は不作なのにわざわざ来るとは、いいカモだ!)」

提督「狩るぞー!」

吹・時・夕立・雪・舞・夕張「おーっ!」

雪風「ホク○プレミアム!」

シュッ
シュッ
シュッ

雪風「司令官、生えてきました!」

吹雪「」ポカーン

提督「プッ、本当に生えた(笑)」

キット(コムリンクで通信)「信じられません」

時雨「提督、僕も見つけたよ」

夕立「あっちっぽい」クンクン

地主(バカな・・・)ポカーン

夕張「吹雪ちゃん、私たちも探すわよ!」

吹雪「はい!」

舞風「提督、あっちに舞茸生えてるよー」クルクル

提督「キット、周囲をスキャンして生えてそうな場所を探してくれ」

キット(コムリンク)「承知いたしました」


雪風「ホク○プレミアム!」

シュッ
シュッ
シュッ

雪風「司令官、今度はホンシメジが生えてきました!」

提督「香り松茸、味しめじと言うが、両方見つかるとは思わなかった」

夕張「では吹雪ちゃん、これを装備して」

吹雪「何ですかコレ?」

夕張「電探を改造したキノコ探知機よ!」

吹雪「これなら沢山採れそうですね!」

夕張「ただ一つ問題があって、松茸に限らずキノコ全般に反応するのよね。だから毒キノコには気を付けてね」

吹雪「はい!吹雪行きます!」

夕張「雪風ちゃんが大量に松茸を発見しているし、帰ったら松茸を研究して改良しないと」

雪風「司令官、滑子が生えてます!」

提督「それも採って帰って味噌汁の具にするか」

雪風「・・・」

提督「どうした?」

雪風「鳴きません」

提督「?」

雪風「滑子が鳴きません」

提督「雪風、それはゲームのキャラクターだけで普通の滑子は鳴かないぞ」

雪風「!?」

提督「いや、マジで!?みたいな顔されても困るから」

雪風「・・・」

提督(ヤバイ。夢を壊してしまったか?)

提督「あの、雪風『雪風、また一つ賢くなりました!』」

雪風「普通の滑子は鳴かないんですね?それなら安心して食べられます!」

提督「そうか、それは良かった(夢を壊したかと焦ったが、違ってた様で安心した)」


-駐車場-

豆柴「クゥーン」

キット「しっしっ、あっちへ行きなさい」フォンフォン

豆柴「クゥーン」

キット「見つめても無駄です」フォンフォン

豆柴「クゥーン」

黒服の男たち「クソッ、何処へ行った?」

黒服の男たち「早く見つけないとマズイぞ!」

黒服の男たち「手分けして捜すぞ。お前はあっちへ。俺はこっちへ。お前はそっちへ」

キット「保健所の職員にしては妙な格好ですが、追われているのですか。仕方ありません」フォンフォン

ガチャ

キット「乗りなさい」フォンフォン

豆柴「ワン!」

バタン

黒服の男たち「一体何処だ!」キョロキョロ

~数分後~

キット「行きましたね。さあ、降りなさい」

ガチャ

豆柴「クゥーン」

キット「早く降りなさい」

~数時間後~

夕立「夕立ったら、結構頑見つけたっぽい!?提督さん、褒めて褒めて~!」つ松茸の山

提督「凄いな!夕立」ナデナデ

夕立「えへへ~」

時雨「提督、僕も沢山見つけたよ」つ松茸の山

提督「時雨も凄いな!」ナデナデ

時雨「えへへ」

雪風「司令ー、雪風も撫でて欲しいです!」

提督「よしよし」ナデナデ

舞風「提督、舞風も沢山見つけたよ~」つ舞茸の山

提督「舞風もよくやってくれた!」ナデナデ

吹雪「私たちも沢山見つけました!」つキノコの山

提督「松茸、椎茸、エノキに霊芝・・・霊芝?何コレ?薬にして飲むのか?」

夕張「健康に良いって聞きますし、薬にして飲んだらいいんじゃないですか?」

提督「そうだな。せっかくだし、そうするか」

~提督一行帰宅後~

地主「ホク○プレミアム!」

シーン

地主「・・・。はぁ」


-帰路 キット車内-

豆柴「ワン!」

提督「ん?今、犬の鳴き声が聞こえなかったか?」

吹雪「聞こえましたね」

夕立「聞こえたっぽい」

時雨「聞こえたね」

豆柴「ワン!」

夕立「トランクにワンちゃんが居るっぽい!」

提督「キット、どういうことだ?」

キット「実は・・・」

~事情説明中~

夕立「提督さん、このワンちゃんを鎮守府で飼っちゃだめ?」ウワメヅカイ

時雨「ダメかな?」ウワメヅカイ

豆柴「クゥーン」

提督(くっ、こいつ等・・・)

提督(絶対豆柴なんかに負けたりしない!!)キッ

吹雪「司令官、ダメですか?」ウルウル

豆柴「クゥーン」

キット「私からもお願いします、アドミラル」

提督(豆柴には、勝てなかったよ・・・)

提督「ちゃんと世話するんだぞ」

吹・夕・時「やったー!」

夕立「今日からこの子は『十八代目豆之助』っぽい!」

提督「長っ!そして、日本っていいな~と言いたくなる名前!」

提督(さっきから気になっていたが、この犬何処かで見た様な?)


-デロリアン車内-

雪風「司令たちの様子が変ですよ」

舞風「何か変だね~。毒キノコを食べたとか?」

夕張「何かあったのかしら?提督の身に万が一のことがあっても、キットが居るから事故は起こさないはずだけど、心配ね」


-鎮守府-

夕張「あれ?そのワンちゃんどうしたんですか?」

提督「さっきの松茸山で拾ってな。うちで飼うことになった」

夕張「それで様子が変だったんですね。雪風ちゃんたちが心配してましたよ」

雪風「可愛いワンちゃんです!」

舞風「あら、可愛い~」

鳳翔「お帰りなさい」

提督「ただいま。沢山採れましたよ」

鳳翔「まぁ、こんなに沢山!料理のし甲斐がありますね!」

暁「司令官、お帰りなさい」ジー

提督「ただいま」

豆之助「ワン!」

暁「暁は一人前のレディだから、可愛いワンちゃんを見てもキャーキャー言わないんだから」

響「Хорошо.コイツは可愛いな」ナデナデ

暁「響だけずるーい!」

響「一人前のレディはキャーキャー言わないんだろ?」

暁「うっ・・・」

提督「響、そんなに意地悪してやるな。暁も撫でたいんだろ?」

暁「司令官がどうしてもと言うなら撫でてあげるわ」

提督「では暁にお願いしよう。撫でてやってくれ」

暁「仕方ないわね」ナデナデ

提・響(素直じゃないな)

夕立「今日は夕立と一緒に寝るっぽい」

豆之助「ワン!」

>>367
候補としてはアイダホ2、アイダホMK-Ⅱ、2代目アイダホetc(アイダホが先輩でアイオワの方が後輩って点は突っ込まない方向で)
でも、来月開始の秋イベの報酬として実装でもされない限り大丈夫です。
本当に登場するまでにはこの話は終了しているはずだから。



こんなネタ書いたけど、知らないキノコ、よく分からないキノコを採って食べるのは絶対に止めましょう。
それが許されるのは野草のおっさん(岡本信人)だけだからね。
止めとけよ、本当に止めとけよ、振りじゃないぞ!

本日はここまで

本日分始まります


-執務室-

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「提督、大本営から重要な連絡が届きました」

提督「重要な連絡?」

大淀「はい。最近、各地の鎮守府に『怪盗ほっぽ』なる泥棒が出没しているそうです」

提督「怪盗ほっぽ?ル○ン三世、怪盗キ○ド、怪盗キャットなら知ってるが」

キット(コムリンク)「怪盗キャットは強敵でした」

吹雪「鎮守府に盗みに入るなんて、相当な人物じゃないですか?」

提督「確かに。で、その怪盗ほっぽは何を盗むんだ?」

大淀「それが、零戦が盗まれるそうです」

提督「零戦?なんでそんな物を?まぁいい、赤城たちに注意喚起しておこう」

大淀「では、私は失礼します」

提督「お疲れさん」

ガチャ

バタン

吹雪「そろそろ演習の時間なので、行ってきますね!」

提督「行ってらっしゃい」


~1分後~

ガチャ

提督「ん?どうした?何か忘れも『ゼロ・・・オイテケ・・・』」

提督(!! 北方棲姫!)

大淀「零戦が(以下省略)」

提督(大淀の言っていた怪盗ほっぽとはコイツか!)

提督(吹雪は演習、キットは工廠・・・どうする!?)

提督(何か武器は無いのか・・・アレは!要らないと言ったのに半ば強引に置いていった明石印のギターケース型複合兵器だ)

ダッ

ガシッ

提督「メキシコの伝説!」

バババババババ

ポコポコポコポコポコ

北方棲姫「イタイ」

提督(効いてないだと!いや、コレ、テスト用のゴム弾じゃねーか!)

提督「クソッ!」ポイ

ドスン

ガラッ

提督(机の引き出しに何か使える物は入ってないか!)

ポイ
ポイ
ポイ
ポイ
ポイ

北方棲姫(未来から来た青いタヌキ型ロボットのポケットを漁る小学生みたい)

提督(有った!何で手榴弾があるのか知らんが、兎に角コレで!)

提督(ピンを抜いて・・・)

提督「メリークリスマス、ミスターロレンス!」ポイッ

ドカーン

提督「は、は、はっくしゅん!」

北方棲姫「くしゅん!」

キット(コムリンク)「アドミラル、爆発音が聞こえましたが、どうしましたか?」

提督「くしゅん!」

北方棲姫「くしゅん!」

提督「何だよコレ!くしゅん!」

キット(コムリンク)「アドミラル?」

北方棲姫「くしゅん!」

提督「中身がコショウじゃねーか!くしゅん!卯月のイタズラか!」

北方棲姫「くしゅん!」

提督(今のうちに逃げないと!幸いにもここは一階だ!窓を突き破って逃げれば!)

ダッ

パリーン


-工廠-

キット「アドミラル?アドミラル!」フォンフォン

夕張「どうしたの?」

キット「執務室で爆発音がした後、アドミラルから応答がありません」フォンフォン

夕張「え・・・」ポロッ

カランカランカラン


-母港-

摩耶「それでよぉ、提督がさぁ」

鳥海「もう、摩耶ったら」

パリーン

ビクッ

摩耶「何だ!」

鳥海「何?」

ゴロゴロ

摩耶「なんだ提督か。いきなり窓を突き破って、転がってくるなんてどうしたんだ?」

鳥海「様子が変よ!」

ムクッ

提督「摩耶に鳥海か。執務室に北方棲姫が現れた」

摩耶「あたしは様子を見てくる!鳥海は提督を頼む!」

鳥海「ちょっと、摩耶!行っちゃった」

鳥海「司令官さん、歩けますか?医務室に行きましょう」

提督「この位、大丈夫だ。医務室に行くまでもない」ピューツ

鳥海「ガラスの破片が突き刺さって、いたる所が血まみれです!それに頭から噴水の様に血が噴出してます!」

提督「この程度、ギャグマンガなら笑って済ませる範囲だ」ピューツ

鳥海「現実とマンガは違います!兎に角医務室へ!」

摩耶「北方の野郎逃げたみたいだ。執務室はもぬけの殻だぜ。あとコショウまみれだった」

提督「そうか」

バタッ

摩耶「提督!?」

鳥海「司令官さん!?」


-医務室-

ピッ

ピッ

摩耶「先生、提督の容態はどうなんだ?」

医師「脳波も脈拍も異常はない。直に目を覚ますでしょう」

鳥海「良かった」

ドアバーン

明・夕「提督!」

医師「お静かに」

明・夕「すみません」


-執務室-

ガチャ

吹雪「ただ今戻りって、司令官?」

シーン

吹雪(部屋は粉まみれで、窓ガラスが割れていて、司令官は不在。一体、何が?)

吹雪(とりあえず、司令官が戻るまでに掃除しよう)


-医務室-

提督「ん?ここは・・・医務室か?」

摩耶「提督!おーい、鳥海、明石、夕張ー!提督が目を覚ましたぞ!」

夕張「提督、一体何があったんですか?キットから執務室で爆発が起きたとは聞きましたが」

提督「執務室に北方棲姫が現れた」

明石「北方棲姫!?」

提督「で、応戦したは良かったが、ギターケースはゴム弾で役に立たず」

明石(ヤバイ、実弾入れ忘れてた)

提督「何故か机の引き出しにあった手榴弾を使ったら、中身がコショウだった」

摩・鳥・明・夕「卯月(うーちゃん)のイタズラだな(ですね)」

提督「それで、一瞬の隙を突いて、窓を突き破り現在に至ると」

夕張「提督に怪我させるなんて許せない!」

明石「今度現れたら、超重力砲で跡形も無く消してやります!」

提督「いや、いくら明石と言えどもそんな物」

明石「造れますよ?」

提督「禁止」

明石「ダメですか?」

提督「ダメに決まってるだろ?そんな物騒な物。大体、実物を見たこと無いだろ?」

明石「実物は見たことがありませんが、設計図が海軍のサーバにアップされています」

提督「そんなヤバイ物をネットワーク上に置いてるとか、この組織大丈夫か・・・」

明石「大丈夫ですよ。仮に盗まれたとしても妖精さんが居なければ開発できませんから」

提督「深海側に盗まれたら一巻の終わりだろ」


鳥海「それにしても北方棲姫は何が目的で執務室に現れたのでしょう?」

提督「大淀によると各地の鎮守府に現れては、ゼロ(零戦)を奪っているらしい」

夕張「ゼロですか?魔竜剣士の?」

提督「そのゼロじゃないな。プラモを盗んでどうするんだ?」

明石「そんなに欲しいならくれてやるわ!狂った宇宙の全てを破壊してやる!」ハイライトオフ

提督「そのゼロでもないし、建造も禁止だ!」

提督(何でそんな物騒な物ばかり造りたがるんだ?また洗脳されているのか?)

明石(提督を守るためならどんな物騒な物でも造ってやる)

夕張(提督を守るためならどんな物騒な物でも造ってやる。とか思ってるわね。本当にやばくなったら私が止めないと)

提督「そろそろ執務室に帰るか」

摩耶「まだ寝てた方がいいんじゃないのか?」

提督「まだ執務があるからな」

鳥海「では、帰っていいか、先生に確認しましょう。先生」

医師「帰っても構いませんが、傷口が開くといけないので、暫くは安静にしていてください」

提督「了解です」

医師「輸血も済んだので針を抜きます」

摩耶「心配だから送っていくぜ」

提督「いや、一人で大丈夫だ」

提督(摩耶と一緒に居たら、摩耶に怪我させられた。なんてあらぬ疑いをかけられると困るからな。特に青葉に見られる訳にはいかない)


-執務室-

ガチャ

吹雪「あ、司令官おかえ・・・血まみれ!?」

提督「ああ、これなんだが」

吹雪「今すぐ、医務室へ行きましょう!早く!」

提督「血はもう止まっているから大丈夫だ」

吹雪「輸血しないと死んでしまいます!」

提督「落ち着いてくれ」

吹雪「血まみれの司令官を見て落ち着いてなんて居られません!」

提督「今、医務室から帰ってきたところだ」

吹雪「はい、だから早く医務室へ!って医務室から帰ってきた?」

提督「事情を説明するから、とりあえず聞いてくれ」

~説明中~

吹雪「北方棲姫が鎮守府に侵入したなんて」

提督「とりあえず着替えてくる」

コンコン

ヲ級「ヲ級です」

提督「どうぞ」

ガチャ

ヲ級「北方棲姫に襲われたって本当な、きゃー!血まみれじゃない!早く医務室へ!」

提督「またこうなるのか」

吹雪「ヲ級さん落ち着いてください」

ヲ級「落ち着いてられる状況じゃないでしょ!」

提督「先ほど医務室で処置してもらったから大丈夫だ」

~説明中~

ヲ級「本当にもう大丈夫なのね?」

提督「ああ、本当に大丈夫だ」

ヲ級「私が居ながら、深海棲艦の侵入に気付けなかったなんて、屈辱だわ」


ドアバーン

曙「ちょっと、クソ提督!北方棲姫って、きゃー!」

提督「まただよ」

~説明中~

曙「びっくりさせないでよ!」

提督「悪かった」

吹雪(何で司令官が謝ってるんだろ?)

ドアバーン

霞「北方棲姫に襲われるなんて、あんたどこまでクs、きゃー!血まみれじゃない!」

提督「もう嫌だ」

~説明中~

霞「驚かせないでよ、クズ!もうトイレとお風呂と寝る時以外はキットに乗っておけば?」

ドアバーン

金剛「テートクー」

夕立「提督さん!」

豆ノ助「ワン!」

提督「はぁ。教えてくれキット、俺はあと何回、このやり取りを繰り返せばいい?」

キット(コムリンク)「既に説明を終えた方々を除き、残り全員かと」

提督「だよねー」


-天井裏-

パシャ

青葉「アドミラル・ルージュ(血まみれ提督)。ありですね!」

パシャ

青葉「某医療ミステリーの登場人物の様な名称なので、今度、司令官の机の上に棒付きキャンディーを置いておきましょう」


-翌日 執務室-

金剛「分かりました。でも、何かあったら直ぐに呼んでくださいネー」

提督「何かあればそうするよ」

ガチャ

バタン

提督「やっと帰ってくれた」

キット「北方棲姫の襲撃を受けたとあって、皆さんアドミラルのことを心配しているんですよ」フォンフォン

提督「それは分かるが、ゴリアテ襲撃後の様に執務室がすし詰め状態になるのはな」

吹雪「私一人じゃ不満なら金剛さんにも居てもらえばいいじゃないですか。あと、浜風ちゃんと、浦風ちゃんと、榛名さんと、アイオワさんと、グラーフさんと、高雄さんに愛宕さんも」

提督「そんなこと言ってないだろ。拗ねないでくれ」

コンコン

明石「明石です」

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

明石「デスペ○ードなギターケースが役に立たなかったということで、新しい護身用の装備を造ってきましたよ」

夕張「今回のはいつもにも増して自信作です!」

提督「そこまで自信があるなら、期待できそうだな」

明石「コレです!」つ新装備

提督「何コレ?」

夕張「とりあえず持ってみてください」

提督(何処かで見た様な気がするな、この棒)

明石「そこのボタンを押すとですね、ビームの刃が出ます。提督の好みに合わせて古き時代の破壊神で、伝説の英雄でもあり、自称メシアも持っていた物と同じデザインです」

提督「俺ってそんなに嫌われていたんだ」

明石「?」

夕張「どうしたんですか?」

提督「よりによってビーム兵器って。菊一文字や虎徹って日本刀ならまだしも、あえてのビーム兵器ですか、そうですか」

明・夕「???」

提督「人間がビーム兵器なんて扱える訳無いだろ。焼け死ぬだろ。で、吹雪がヘルメットを拾って『司令官です』って言うんだろ?」

明石「いや、あの」

提督「俺はその部分しか知らないんだけどな。知っているのはライバルに向かって『電子レンジに入れられたダイナマイトだ!』とか言った方だけだからな」

夕張「落ち着いてください、提督!確かにビームとは言いましたが、妖精さんの超技術により人体に影響はありませんから!」

明石「そうですよ、提督!人間と艦娘には影響が無いので落ち着いてください!」

夕張「提督、安全だと証明するので、ちょっと貸してください」

ツンツン

夕張「ほら、ビームの部分をつつきましたが私の指、ちゃんと有りますよね?」

明石「この通り、艦娘には反応しませんし、ビームの粒子で焼け死ぬこともありません」

提督「取り乱してすまなかった」

吹雪「こんな物見せられたら、誰でも驚きますよ」


夕張「実験用に鉄パイプを用意したので、斬ってみてください」

提督「了解」

スパッ

提督「おー、よく斬れるな!」

明石「ビームですからね」

夕張「ちゃんと深海棲艦を斬れることも確認済みです」

提督「まさか・・・」

夕張「ええ、イ級さんとヲ級さんを」

提・吹「!!!」

夕張「ってのは冗談で、伊勢さんにお願いして出撃時に試してもらいました。あの人帯刀してますし、刃物の扱いには慣れてそうですから」

吹雪(天龍さんじゃないんだ)

提督「びっくりさせないでくれ」

吹雪「本当に驚きましたよ!」

明石「ただ、問題もありまして・・・」

夕張「武器を造ったまではいいのですが、提督は生身の人間ですので」

明石「攻撃を受ければタダでは済みません」

提督「いや、そこ考慮してくれないかな?そこが一番大事だと思うんだけど」

明石「でも、大丈夫ですよ!北方棲姫の攻撃を受けて生きている提督は不死身のメロンサワーくらい不死身ですから!」

提督(北方棲姫の攻撃を受けたのではなく、窓ガラスを突き破って怪我したんだが。ちゃんと説明したんだけどな)

夕張「ちょっと、何言ってるのよ!メロンサワーじゃなくて、レモンサワーでしょ」

提督「2人共間違ってるぞ。メロンでも、レモンでもなく、コーラだ(あのおバカと一緒にされても嬉しくない)」

明石「そうでしたっけ?まぁ兎に角、ステータスを攻撃に極振りした状態なので、相手の攻撃には気を付けてください」

夕張「深海棲艦と遭遇しないのが一番安全ってことですね」

提督「いや、今回は向こうから来たんだけどな」

キット「結局、車内が一番安全ということです」フォンフォン


明石「渡す物を渡しましたし、そろそろ帰りますね」

ガチャ

提督「お疲れさん」

夕張「せっかく造ったんだから、ちゃんと使ってくださいね」

バタン

提督「セイバーを貰ったのはいいが、どうしたらいいんだ、コレ」

吹雪「捨てる訳にもいきませんし、持っておくのがいいんじゃないですか?」

提督「そうだよな。ちょっと散歩に行ってくるから留守番を頼む」

吹雪「はい!」

キット「お任せください」フォンフォン


-資材倉庫裏-

キョロキョロ

提督(よし、誰も居ないな)

提督「セイッ、フッ、ハ」←セイバー振り回し中

夕張「提督、何してるんですか?」ニヤニヤ

提督「いや、これは(見られてた!!)」カオマッカ

夕張「随分、お気に召していただけた様ですね」ニヤニヤ

青葉「青葉も見ちゃいました!」

提督「!!!」

提督「あの・・・お二人さん、間宮さんの店で奢るから、このことはくれぐれも内密に頼む」

夕張「はーい」

青葉「ゴチになります!新聞には載せないので安心してください!(ただ、写真は消しませんが)」

提督「吹雪に留守番頼んで出てきたから、吹雪も呼んでくる。長時間ほったらかしにする訳にもいかんからな」

夕張「では、間宮さんの店で待ってますね」

提督「ああ、直ぐに行くから待っててくれ」


-数日後 夜 川内型私室-

那珂「最近、提督元気無いよねー」

川内「夜戦をしたら元気になるよ!」

神通「それは姉さんだけです。元気が無いのはきっと北方棲姫の襲撃を受けたせいでしょう」

那珂「那珂ちゃんの歌聞かせてあげたら元気出るかな?」

川内「んー、どうだろうね~」

神通「どうせなら、鎮守府でカラオケ大会なんてどうでしょう?」

那珂「それいいかも!早速、明日提案してくるね!」

川内「祭りだわっしょい!」


-軽巡寮 廊下(川内型私室前)-

青葉「夕張さんに写真を渡しに来ましたが、何やら騒がしいですね。川内さんが騒がしいのはいつものことですが」

那珂「最近、提督元気無いよねー」

神通「元気が無いのはきっと北方棲姫の襲撃を受けたせいでしょう」

青葉(本当は青葉と夕張さんに恥ずかしい姿を目撃されたのが原因ですけどね。あと間宮さんの出費が痛かったとか)

神通「どうせなら、鎮守府でカラオケ大会なんてどうでしょう?」

青葉(これは面白いことになりそうですね~。取材の準備をしておかなければ!)

本日はここまで

基地航空隊と6-5の実装記念に長らく放置だった6-3を攻略して
いざ6-4に行こうと思ったら、アッシマー君とRo.44水上戦闘機が最低2個必要か。
瑞穂と違ってアッシマー君かなりレベル低い・・・Ro.44も酔っ払いが持参した1個しかない。
6-4は秋イベ後だなこりゃ。

本日分始まります


-翌日 執務室-

コンコン

那珂「艦隊のアイドル那珂ちゃんだよ~きゃは☆」

シーン

那珂「あれ?提督、居ないの?」

シーン

那珂「入るよ?」

ガチャ

那珂「もー居るんなら、何で無視するの?」

提督「何かイラッとしたから」

那珂「ひっどーい!」

提督「で、用件は何だ?」

那珂「最近、提督が元気無いからね。特別に那珂ちゃんのリサイタルを開いてあげようと思ったんだけどぉ~」

提督「却下」

那珂「まだ話は終わってないよ!最後まで聞いてよ!」

提督「分かった。では、続きを聞こう」

那珂「川内ちゃんたちと話し合った結果、カラオケ大会がいいんじゃないかってなったの」

提督「カラオケ大会?」

那珂「そう!皆で盛り上がれば提督も元気が出るかなって」

夕張「そういうことなら任せておいて!」

大淀「では、開催に必要な費用は経費で処理しましょう」

提督「!! お前たち何処から現れたんだ?しかも経費!?」

夕張「まーまー、細かいことは置いといて。キットにアプリをインストールしらたカラオケマシンに早変わり。採点機能付きですよ!」

キット「私をスマホの様に言わないでください」フォンフォン

夕張「ゴメンゴメン。でも協力してくれるよね?」

キット「アドミラルのためなら仕方ありません」フォンフォン

霧島「では、司会はこの霧島にお任せください!」

提督「!! 川内ならともかく、霧島まで・・・どうやって一瞬で現れるんだ?」

吹雪「いいんですか?」

提督「仕方ない。盛り上がっているところに水を差す訳にもいかんからな」

那珂「じゃあ、この告知用ポスターに提督の承認印をお願いします!」

提督(そこまで準備済みとは)

ポン

那珂「では、掲示板に貼ってきますね~」


-カラオケ大会当日 大ホール-

霧島「ワン、ツー、マイクチェック。第一回鎮守府カラオケ大会の始まりです!司会は私、霧島です」

キット「採点は私、キットです」フォンフォン

霧島「ゲストとして提督、鳳翔さんにお越しいただきました」

提督「提督です」

鳳翔「鳳翔です」

ワー
スゲー

鳳翔「提督、お茶置いときますね」

提督「ありがとうございます」

霧島「更に!特別ゲストとして、那珂ちゃんです!」

那珂「みんなー、今日は那珂ちゃんのために来てくれてありがとー!」

ワーナカチャンダー
ナカチャンノタメニキタンジャナイゾー
ナカチャンノファンヤメマス

霧島「優勝者にはトロフィーと、副賞として間宮さんのお店で使える食べ放題券3枚が贈られます」

ワー
パチパチ

霧島「では、早速始めましょう!エントリーナンバー1番は榛名です」

提督(最初は榛名か。何を歌うんだ?それにしても鳳翔さんの入れたお茶は美味しいな)ゴクッ

キット「♪~」

提督(ん?この伴奏・・・まさか)

榛名「あなたが好きだから、それでいいのよ、たとえ一緒に街を、歩けなくても♪」

提・鳳「ブーッ」ゲホゲホ

提・鳳(初っ端から、なんて歌を歌ってるんだ(歌ってるの)!)

ザワザワ
ハルナサン、セメスギジャナイ?
マサカ、コンナウタヲ、ウタウナンテ

金剛(榛名、何でこのチョイス、デース)

比叡(榛名、流石にコレは・・・)

霧島(余りにもドストレートな選曲。やるわね!)

青葉「榛名さーん、こっち向いてください」パシャ

榛名「このまま、あなたの胸で暮らしたい♪」

霧島「採点結果の発表をお願いします!」

キット「95.5点です」フォンフォン

霧島「おーっと!これは最初から高得点です!このまま逃げ切るのか、それとも!更なる高得点を期待しましょう!」

霧島「お次は吹雪ちゃんです」

キット「♪~」

吹雪「届け、届け、想いよ届け♪」

提督(吹雪は普通で良かった)


霧島「エントリーナンバー3番は加賀さんです!」

キット「デデン♪」

加賀「この手に寄せる服紗朱の色♪」

鳳翔(加賀さんも普通で安心したわ)

霧島「エントリーナンバー4番は瑞鶴さんです!」

瑞鶴「今日こそ五航戦の本当の力を見せてあげるわ!」

キット「♪~」

瑞鶴「神戸、泣いてどうなるのか、捨てられたわが身が、みじめになるだけ♪」

提督(熊野か足柄辺りが歌うかと思ったが、そうきたか)

瑞鶴「誰か、うまい、嘘のつける、相手捜すのよ♪」

加賀「やるようになったわね。瑞鶴」

瑞鶴「か、加賀さんに褒められた!?」

翔鶴「!! 今日はお赤飯を炊かないと!」

鳳翔「今夜はお祝いね!」

提督「加賀が瑞鶴を褒めるなんて珍しいな。明日は槍でも降るのか?」

加賀「私だって褒めることくらいあるわ。それにあの子たちは私たち一航戦の跡を継ぐ存在なのだから、あのくらい出来てもらわないと困るわ」

霧島「エントリーナンバー5番は時雨さんです!」

時雨「あなたひとりに、かけた恋♪」

鳳翔(やっぱり、時雨ちゃんは雨に関する歌なのね)

提督(時雨は氷雨かと思ったが、そうきたか)

霧島「エントリーナンバー6番は鳳翔さんです!」

鳳翔「提督も一緒にお願いします」

提督「ん?あ、はい(一緒にってデュエットか?)」

キット「♪~」

提督(この伴奏・・・鳳翔さんらしいチョイスと言うか)

提督「もしも嫌いでなかったら、何か一杯、飲んでくれ♪」

鳳翔「そうね、ダブルのバーボンを、遠慮しないで、いただくわ♪」

霧島(いかにも鳳翔さんって感じの選曲ね)


霧島「エントリーナンバー7番は天城さんです!」

キット「♪~」

天城「隠しきれない、移り香が、いつしかあなたに、しみついた♪」

提督(天城が天城越えとは、ギャグなのか?)

霧島「エントリーナンバー8番はヲ級さんです!」

キット「♪~」

ヲ級「毎日、毎日、僕らは鉄板の、上で焼かれて、嫌になっちゃうよ♪」

鳳翔(海の底=深海ってことでしょうか?)

霧島「エントリーナンバー9番は白雪ちゃんです!」

キット「♪~」

白雪「さよならは別れの言葉じゃなくて、再び逢うまでの、遠い約束♪」

提督(どちらかと言うと、セーラー服と連装砲じゃないか?)

白雪「愛した男(提督)たちを思い出に変えて♪」

吹雪(まさかここで司令官に対するメッセージを込めるなんて)チラッ

吹雪(そして気付かない司令官。気付いても嫌だけど、複雑な気分)

霧島「エントリーナンバー10番は大和さんです!」

キット「♪~」

大和「さらば地球よ、旅立つ船は、宇宙戦艦ヤマト♪」

提督(大和がヤマト・・・う~ん)

キット「93点です」フォンフォン

大和「提督、私、佐々木功さんの大ファンなんです」

提督「なるほど。だから、あの選曲か」

大和「提督のお好きなナイトライダーのマイケルも佐々木功さんですよね?」

提督「そうだな」

大和「もし、よろしければ、今度一緒にナイトライダーを鑑賞しませんか?」

提督「今度の土曜は空いてるし、いいぞ」

大和「では、『激闘!善と悪2台のナイト2000』を観たいです!」

提督「・・・」

大和「どうかされましたか?」

提督「カールはちょっと、な」

大和「?」

提督「うちにキットが居るだろ?」

大和「はい」

提督「キットが居ればカールも居る訳で」

大和「え?」

提督「俺は一度、奴に殺されてな。いや、俺だけではなく、この鎮守府の艦娘ほぼ全員か」

大和「えぇ!?」

提督「まーそれは回避した未来の話だけどな。激闘の末に奴は葬ったが。三度も襲撃された」

大和「そんなことがあったなんて・・・」

提督「まだ大和がうちに来る前の出来事だからな。また今度、追々話すとしよう」


霧島「エントリーナンバー11番は天龍さんです!」

キット「♪~」

天龍「ちっちゃな頃から悪ガキで、15で不良と呼ばれたよ♪」

提督(天龍のフフ怖は不良アピールか?)

霧島「エントリーナンバー12番はリットリオさんです!」

リットリオ「ローマ、君は何故に、ローマ、心をとじて」

ローラジャナイノ?
ヒデキー

提督(何でイタリア生まれのリットリオがそんな古い歌知ってるんだよ!)

鳳翔(リットリオさん、何故そんな古い歌を?)

霧島「エントリーナンバー13番はアイオワさんです!」

アイオワ「サム モーニング イン ジュン サム トゥエンティー イヤーズ アゴー♪」

???
ダレノウタ?

キット「80点です」フォンフォン

アイオワ「んーイマイチね。アドミラル、どうだったかしら?」

提督「今の誰の曲?」

アイオワ「何言ってるのよ!ハッセルホフの曲じゃない!」

キット「何と!マイケルの曲でしたか!」フォンフォン

提督(歌手もやっているのは知っているが、歌までチェックしていないとか言えない・・・)

霧島「締めはこの人!皆のアイドル、那珂ちゃんオンステージです!」

ワー
マッテマシター
ナカチャンノファンヤメマス

霧島「那珂ちゃんは特別ゲストのため、採点の対象外となります」

キット「♪~」

那珂「気づいてるわ、みんなが私を、ハートの視線で、見つめてるの♪」


霧島「では、結果発表に参りましょう!」

ジャカジャカジャカ

霧島「第3位・・・瑞鶴さん!」

瑞鶴「やったー!」

霧島「瑞鶴さんには間宮券1枚が送られます」

霧島「第2位・・・吹雪さん!」

吹雪「私、やりました!司令官のおかげです!」

霧島「吹雪さんには間宮券2枚が送られます」

霧島「第1位・・・加賀さん!」

加賀「やりました」

霧島「加賀さんには優勝トロフィーと間宮券3枚が送られます」

霧島「以上で第一回鎮守府カラオケ大会を終わります」

加賀「瑞鶴、あなたにコレをあげるわ」つ間宮券1枚

瑞鶴「え?いいの?」

加賀「私と赤城さんで1枚ずつ使うと1枚余るわ。翔鶴と2人で使いなさい」

瑞鶴「加賀さん、ありがとう!」

翔鶴「ありがとうございます」

加賀「この調子で精進しなさい」


-フタマルマルマル 執務室-

提督「カラオケ大会の後片付けも終わったし、今日はそろそろ撤収するか。なぁ、吹雪」

シーン

提督「吹雪?」チラッ

吹雪「」zzz

提督「こんな所で寝てると風邪ひくぞ。ちゃんと部屋で、何だ?急に眠気」

提督「ぐー」zzz

装甲空母鬼「ふん。瀬戸内海深提を破ったというから、どれほどのものかと思えば、この程度か」

深海「眠ったまま逝くがいい、気付けばあの世だ」

【NORMAL CRUISE】⇒【AUTO CRUISE】ピーッ

【P】 ガチャ ⇒【R】 ガチャ ⇒【N】ガチャ ⇒【D】

ブーン

装甲空母鬼「何の音だ?」

ドン

装甲空母鬼「ぐはっ!車が独りでに!?」

キット「私が居る限り、アドミラルたちに手出しはさせません」フォンフォン

装甲空母鬼「誰だ!」

キット「貴方の目の前に居ます」フォンフォン

装甲空母鬼「目の前?車・・・?そうか!貴様がカールの」

シュッ

装甲空母鬼「クナイ?いや、魚雷か!」

ドカーン

川内「仮面の忍者、川内参上!」

装甲空母鬼「いや、何処が仮面だ?顔丸出しだろ」

川内「んー、でも服は赤いし」

装甲空母鬼「いや、仮面の忍者は仮面が赤だろ。服は青、いや紺だったか?」


川内「ねー提督、起きてよ」ユサユサ

川内「起きたらチューしてあげるよ」ユサユサ

提督「ぐー」zzz

川内「ダメか。ほら、吹雪も起きて」ユサユサ

キット「どうやら目の前の深海棲艦を倒さなければ目を覚まさない様ですね」フォンフォン

装甲空母鬼「この鎮守府の艦娘は全て眠らせたはずだ。貴様、何故起きている?」

川内「夜は夜戦の時間だよ?寝るなんて勿体無い!」

キット「今日ほど川内さんを心強く思ったことはありません」フォンフォン

川内「提督も含めて他の皆は寝ちゃってるみたいだし、私たちだけで対処するしか無さそうだね」

キット「その様ですね」フォンフォン

装甲空母鬼「全員まとめてあの世へ送ってやる。沈め!」

ドカーン

川内「てー!」

ドカーン

ドカーン

ドカーン

キット「川内さん、装甲空母鬼の艦載機が発する超音波が皆さんをねむらせている様です」フォンフォン

装甲空母鬼(気付かれた!)

川内「じゃあ、アレを壊せばいいんだね」

川内「砲雷撃戦!よーい、てー!」

ドカーン

装甲空母鬼「しまった!」

川内「次はアンタの番だよ。提督たちが起きる前に終わらせようか」

装甲空母鬼「くっ」

川内「てー!」

ドカーン

装甲空母鬼「ぐはっ」

提督「んー、何か騒がしいな。・・・。深海棲艦!」

川内「あ、起きた」

吹雪「お願い! 当たってください!」

ドカーン

装甲空母鬼「私は日本海四天王の中で最弱。仲間が敵を討ってくれる。ぐはっ」轟沈


川内「最後に良い所持っていかれちゃった」

吹雪「ごめんなさい」

川内「別に気にしなくていいよ。私は夜戦が出来て満足だし」

提督「今度は日本海か。瀬戸内海に日本海、何で毎度こうも微妙な規模の奴等が攻めてくるんだ?」

川内「七つの海って言うけど、この感じだと七つどころか地中海とかカリブ海にも深提が居そうだよねー」

吹雪「本当に居そうですね(汗)」

提督「考えただけで頭が痛い」

キット「アドミラル、お怪我はありませんか?」フォンフォン

提督「ああ、大丈夫だ。ところで何があったんだ?」

キット「深海棲艦がアドミラルと艦娘の皆さんを眠らせたうえで、寝首をかこうと襲撃してきました」フォンフォン

提督「なるほど。それを川内とキットが対処してくれたと言う訳か」

キット「一連の出来事は記録しているので、後ほどご確認ください」フォンフォン

提督「了解。それにしても何か焦げ臭いな」

吹雪「司令官、ミュシャの絵が燃えてます」

提督「うわぁ・・・レプリカだからまぁいいけど、更に部屋中穴だらけだ」

川内「執務室内でドンパチしたからね」

提督「執務室内で襲われた以上仕方ないか。明日、妖精さんに修復してもらおう」

川内「私は夜の散歩にでも行って来るね」

提督「程々にな」

川内「はーい」

提督「少し片付けたら、俺たちも休もうか」

吹雪「はい」

カラオケ大会の出典置いときます。

榛名:愛人(テレサ・テン)
吹雪:吹雪(西沢幸奏)
加賀:加賀岬
瑞鶴:そして神戸(前川清)
時雨:長崎は今日も雨だった(前川清)
提督・鳳翔:居酒屋(五木ひろし・木の実ナナ)
ヲ級:ヲよげ!たい焼きくん(子門真人)
天城:天城越え(石川さゆり)
白雪:セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子)
大和:宇宙戦艦ヤマト(佐々木功)
天龍:ギザギザハートの子守唄(チェッカーズ)
リットリオ:傷だらけのローラ(西城秀樹)
アイオワ:Looking For Freedom(デビッド・ハッセルホフ)
那珂:恋の2-4-11

榛名に「愛人」「つぐない」「時の流れに身をまかせ」等が
似合う(と思う)のは何故だろう(※個人の主観です)
RJも参加させるなら、「大阪の女」か「ブルー・ライト・ヨコハマ」どっちだろ?

本日はここまで

今日、川重に自衛隊と思われる船が居たけど、艦尾側しか見えなかった。
それでも見る人がみれば艦名とか分かるんだろうな。

本日分始まります。


-月曜の朝 執務室-

提督「妖精さんに執務室を修復してもらったのはいいが、日曜だったせいで休日料金取られたな」

吹雪「でも、月曜日まであのまま放置する訳にもいきませんし、仕方ないですよ」

提督「まぁ、そうなんだけどな。大淀に経費で処理できないか聞いてみたんだが」

吹雪「はい」

提督「ダメだと言われた。ケチだよな。深海棲艦にやられたのに」

吹雪「えー!ダメなんですか?」

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「提督、丸聞こえです」

提督「ナンノハナシカナ?(汗)」

大淀「大本営にお願いして経費で処理してもらえることになりましたが、ケチですか。そうですか」

提督「」滝汗ドバー

大淀「どうやら必要ない様ですね。では、私は失礼します」

提督「待ってください!大淀様!」

大淀「まだ何か?」

提督「何卒、これでお許しください」つ間宮券

大淀「では、これで手を打ちましょう」

提督「ありがたき幸せ」

大淀「書類と領収書を後ほど提出してください」

提督「Yes,your highness!」

大淀「では、今度こそ私は失礼します」

ガチャ

バタン

吹雪「・・・」ジトー

提督「吹雪、そんな目で見ないでくれ。あの状況で大淀には逆らえん」

吹雪「だからと言って鎮守府の最高責任者があれはどうかと思います」


-天井裏-

青葉「ふむふむ。司令官も大淀さんには頭が上がらないっと」

青葉「いやー、良い物を見せてもらいましたが、流石に新聞には載せられませんね」


-日本海 深海鎮守府-

深提「やはり装甲空母鬼には荷が重かったか」

装甲空母姫「次は私が」

深提「いや、私が出る」

装甲空母姫「深提が直々に・・・ま、まさか」

カ級「深提、蟹漁中の漁船から香住ガニを盗んできましたよ」

深提「よくやった。今夜は蟹鍋だ」

タ級「やた」

リ級「かーに鍋♪かーに鍋♪」

深提「ふっふっふっ、提督よ、首を洗って待っていろ。明後日がお前の命日だ」

装甲空母姫(恐ろしいお方だ)


-鎮守府-

朧「」ブルッ

漣「およ?どったの?」

朧「何だか悪寒がする」

漣「風邪?」

朧「分からない」


-翌日 街中-

パラリラパラリラ

装甲空母姫「オラオラ、どけどけ」

フォーンフォーン

深提「この調子で街中を暴走するぞ」

タ級「はい!」

パラリラパラリラ


-鎮守府 食堂-

提督「昼休みは満員で席の確保も一苦労だな」キョロキョロ

吹雪「そうですね」キョロキョロ

瑞鳳「提督ー、吹雪ちゃーん、こっち空いてるよ」フリフリ

提督「瑞鳳の所に行こうか」

吹雪「そうしましょうか」

提督「中々空きが見つからなかったから助かったよ」

瑞鳳「どういたしまして。二人とも卵焼き食べりゅ?」

提督「うむ。せっかくだから頂こう」

吹雪「いただきます」

テレビ「ただ今入りました緊急ニュースです。街中で暴走族が暴走中です!」

提督「たかが暴走族くらい」チラッ

テレビ「パラリラパラリラ、フォーンフォーン」

提督「」ポロッ

テレビ「暴走族にインタビューしてみます」

テレビ「ワレワレハ、ボウソウゾクダ(タ級)。夜露死苦(空母姫)。なめんなよ(リ級)」

テレビ「あの、一斉に喋られても困るのでお一人ずつお願いします」

テレビ「では、私が。提督よ、見ているか?我々はこれから毎日街中を暴走する。止められるなら止めてみろ。ふはははは(深提)」

テレビ「今日はこれで失礼する(深提)」

テレビ「大人しく帰っていきましたね。えーっと、現場からは以上です」


提督「今、カールが映ってなかったか?」

吹雪「カールでしたよね?」

瑞鳳「多分、カールだね~」

キット(コムリンク)「アドミラル、ニュースにカールが!」

提督「ああ、たった今見た・・・」

吹雪「でも、カールはゴリアテになって海の底に沈みましたよね?」

提督「ああ、奴を沈めたのは間違いない。この目で見たからな」

瑞鳳「でも、今のはカールだったよね?カールを真似しただけの車かな?」

提督「分からない。だが、俺を指名して挑戦状を叩きつけてきた以上、無視できん」

キット(コムリンク)「では、パトロールですね」

提督「今日は大人しく引き上げて行った様だから、明日からパトロールだ」

瑞鳳「お仕事の話はこの位にしよ?早く食べないと冷めちゃうよ」

提督「そうだな」


-翌日 執務室-

提督「それじゃ、僕はパトロールに行ってきます」

吹雪(何故アン○ンマン?)


-街中-

???「きゃー、助けてー!」

キット「アドミラル、助けを求める声が聞こえます!」

提督「行ってみよう!」

???「くっくっくっ、罠とも知らず掛かったな」

???「きゃー、助けてー!」

キット「ICレコーダー?声の主はあのICレコーダーです」

提督「どういうことだ?」

キット「分かりません」

キット「!! 側面からフォークリフトが高速で接近して来ます!」

提督「クソッ!罠か!」

ガンッ

提督「うわー!」

ゴン

提督「」ピヨピヨ

キット「アドミラル!しっかりしてください、アドミラル!」

???「このままプレス機に放り込んでやる」

~パトロール出発から1時間後~

ガラガラガラ

吹雪(あ、帰ってきた)

ガチャ

バタン

提督「ただいま」

吹雪「おかえりなさい」

吹雪(キットが何も言わないけど、どうしたんだろう?それに、司令官も何だか違和感が)

吹雪「!!」

吹雪「あなた、誰ですか?」

提督「おいおい、何言ってるんだ?」

吹雪「あなたは司令官なんかじゃありません!」

提督「どうした?吹雪。疲れているのか?」

吹雪「司令官は指輪を指にははめず、ネックレスに通して首から提げてます!」

提督「私としたことが、こんな所で初歩的なミスを犯してしまったか」


コンコン

金剛「提督、ブッキー、ティータイムにしまショー」

ガチャ

金剛「・・・。ブッキー、コイツ誰デース?」

提督「一人増えたか。まぁいい。奴と摩り替わって鎮守府を乗っ取るつもりだったが、まずはお前たちを始末しよう」

吹・金「!!」

提督「何処の誰かも分からん奴に殺されてあの世へ行かせるのも不憫だ。最後に私の正体を教えてやろう」

ペリペリペリ

吹・金「!!!」

深提「私が日本海深提だ!」

吹雪「日本海深提!?」

金剛「本物の提督はどうしたんデース!」

深提「奴なら今頃、プレス機に押しつぶされて鉄くずと潰れたトマトになっているだろう」

吹雪「そんな・・・」

深提「安心しろ。お前たちも直ぐに奴の下へ送ってやる。仲間たちには出撃中の事故で沈んだと伝えておいてやる」

コンコン

ヲ級「提督、深海棲艦の気配がするんだけど、大丈夫?」

シーン

ヲ級「提督、居ないの?入るわよ」

ガチャ

ヲ級「吹雪に金剛じゃない。居るんなら返事くらい・・・コイツ誰?」

深提「人間側に付いたヲ級が居るとは聞いていたが、お前がそうか」

吹雪「日本海深提だそうです」

ヲ級「!! コイツが日本海鎮守府の!」

深提「ヲ級よ、こちら側へ帰って来る気は無いか?そいつ等を始末すれば喜んで迎え入れるぞ」

ヲ級「バカなことを言わないで!私の提督は一人しか居ないわ!」

深提「そうか。残念だ。では、お前も一緒に始末するとしよう」

金剛(ブッキーを守らないと・・・でも、艤装を装備していマセン。どうすれば・・・アレは!)

ブーン

深提「何の音だ?」クルッ

深提「うおっ!?」

ドンガラガッシャーン

ガチャ

提督「待たせたな」

吹雪「司令官!」

金剛「提督、生きてて良かったデース!」

ヲ級「提督!」

深提「貴様、何故生きている!」

提督「幸運の女神に助けられたのさ」


~回想中~

提督「クソッ!このままだとプレス機でぺちゃんこにされるぞ」

ガタガタ

提督「ターボブーストで脱出出来ないか?」

キット「ダメです。プレス機の圧力が強すぎて脱出出来ません!」

提督「何か方法は無いのか!」

ガタガタ

雪風「♪~」

キット「あ、あれは!雪風さんです!」

提督「何でこんな所に居るのか知らんが、助かった!」

ウイーーン
マドオープン

提督「おーい!雪風!」

雪風「?」キョロキョロ

提督「おーい!こっちだ!」

雪風「司令、何してるんですか?新しい遊びですか?」

ガタガタ

提督「プレス機に挟まれるなんて命がけの遊びは無いな」

キット「助けてください、雪風さん」フォンフォン

提督「そこのスイッチを押して、プレス機を止めてくれ!」

雪風「はーい」ポチッ

プシュー

提督「止まった!」

キット「これで脱出出来ます!」

~回想終了~


提督「こいうことがあった訳だ」

深提「くっ」

提督「うちの吹雪たちを随分可愛がってくれた様だな」

深提「いや、まだ何もしていないが」

提督「黙れ!提督パーンチ!」

深提「ぐえっ」チーン

キット「マイケルの様なお見事なパンチでした」フォンフォン

吹雪「司令官、この人どうするんですか?」

提督「とりあえず縛っておこう。目を覚ましたら尋問だな。その後は大本営に任せよう」

吹雪「今回は警察屋さんに引き渡さないんですか?」

提督「今回は鎮守府内で起きた事件だからな」

~しばらく後~

提督「目を覚ました様だな。では、質問に答えてもらおうか」

深提「その前に縄を少し緩めてもらえないか?」

提督「いいだろう。だが、逃げようなんて考えるなよ」

深提「艤装を展開した艦娘と深海棲艦に囲まれている状況で逃げようなんて考えん」

提督「では、お前のその車は何だ?カールか?」

深提「これは外見のみを再現した車だ。AIは積んでいない」

提督「何が目的でその車を使って街を荒らしていたんだ?」

深提「カールにそっくりな車で街を荒らせばお前が食いつくと思った。その結果、お前が引っかかりあのプレス機だ」

提督「現在、黒一色なのは鎮守府に潜り込むために塗り替えたのか?」

深提「そうだ」

提督「この鎮守府を乗っ取ろうとしたそうだな。何が目的だ?」

深提「私は海軍の提督を目指していた。ペーパーテストは合格したが、最終面接で落とされた」

提督「ならば、大本営への復讐が目的か?」

深提「いいや。不合格になったことを知った深海側に勧誘され深提になったが、提督への夢を諦められなかった・・・」

深提「だから何処でもいいから鎮守府を乗っ取ってやろうと思った」

深提「そして瀬戸内海深提を破ったお前を倒す者は居ないかと、深海大本営から募集がかかった」

深提「そこで名乗りを上げた!夢を叶えるためにな!」

提督「その夢とは?」


深提「僕は提督になって暁ちゃんや朝潮ちゃんに囲まれて過ごすのが夢だったんだ!」ハアハア

提督(うわぁ)

吹雪(この人もしかして)

金剛(ロリコン、デース)

ヲ級「ロリコン野郎」

ボコッ

深提「ぐえっ」

提督「ヲ級、(抵抗できない相手に)暴力は良くない。止めるだ」

ヲ級「ごめんなさい」

提督「うん、まぁ、気持ちは分かる。コイツの発言にはどん引きしたからな」

深提「吹雪ちゃんとケッコンしているお前も同じ穴の狢だろうが!」

提督「なっ」

金剛「提督はロリコンなんかじゃありまセーン!」

提督(金剛)

金剛「私や榛名に抱き付かれて、ジュニアが元気になる人がロリコンな訳がありマセン!」

提督(おい!)

吹雪「///」

ヲ級「ちょっと!何てこと言うのよ!///」

提督「あの、金剛さん?そういう発言をあまり大きな声でされるのはちょっと・・・その、時間と場所を弁えて欲しいと言いますか」

金剛「ウップス。ソーリー、デース」

深提「私はお前の様なBBAに」

ゴスッ

金剛「誰がババア、デスカ?」ニコッ

深提「JK以上はBBAだ!」

ゴスッ

深提「ぐふっ」

金剛「ロリコン!」


コンコン

長門「長門だ。入ってもいいだろうか?」

提督「構わん」

ガチャ

バタン

長門「深提よ。貴様と言う奴は!」ギロッ

深提「!!」

提督(マズイ、長門が本気で殴れば死ぬぞ!止めないと)ダッ

長門「貴様とは気が合いそうだ!」

かたい握手

深提「分かってくれるか!」

提督「何だそりゃー」ズコー

吹雪「司令官、しっかりしてください!」

金剛「提督、しっかりするデース!」

ヲ級「ちょっと、長門!あなたが変なこと言うから提督が思いっきりずっこけたじゃない!」

長門「ん?何故ずっこけるのだ?」

提督「いや、いい。気にするな」

長門「お前が罪を償った後は提督として働ける様、大本営に働きかけてみよう!」

深提「本当か!」

長門「ああ、約束する!」

金剛「コイツラ何なんデスカ?」

提督「分からん」

キット「共通の趣味を持つ2人の間に熱い友情が芽生えたのでしょう」フォンフォン

提督(はー、この間綺麗にしたところなのに、また部屋中ぐちゃぐちゃだよ。突撃するより、普通に入るべきだったか?)

金剛「提督、深提のナイト2000モドキはどうシマスカ?」

提督「んー、どうしようか」

深提「私にはもう不要な物だ。好きにするがいい」

金剛「じゃあ、私が貰ってもいいデスカ?」

吹雪「!!」

提督「免許は持ってるんだよな?」

金剛「勿論デース」

提督「じゃあ、いいぞ。後で手続きをしておこう」

吹雪「!!!」

吹雪「司令官、ちょっとお話が」

提督「どうした?」

吹雪「ここだとあれなので、外でお話しましょう」

提督「そうか。じゃあ、少し席を外すから見張りを頼む」

長門「任せておけ」


-母港-

吹雪「以前、司令官が榛名さんに誘拐されたことがありましたよね?」

提督「そんなこともあったな」

吹雪「その時、金剛さんの運転で司令官の救出に向かったんですが・・・」

提督「うん」

吹雪「その、金剛さんってハンドルを握ると性格が変わるタイプでして・・・」

提督「!! それであの時、シャッターに穴が開いていたのか」

吹雪「だから、ちょっと心配だなーって」

提督「マジか。しかし、許可してしまった以上、今更ダメとも」

吹雪「そうですよね」

提督「明石と夕張に頼んで、事故を防ぐ装置を組み込んでもらうしかない」

吹雪「そうですね」

提督「そろそろ執務室に帰ろうか」


-執務室-

ガチャ

憲兵「ドーモ、提督=サン。憲兵です」

提督「ドーモ、憲兵=サン。提督です」

憲兵「深提を連行しますので、こちらの書類にサインをお願いします」

提督「はい」カキカキ

憲兵「では、あとはお任せください」

提督「では、お願いします」

長門「深提よ。お前が罪を償い外に出てくるのを楽しみに待っているぞ」

深提「ああ、待っていてくれ」

金剛「この茶番は何なんデース?」

提督「もう訳が分からん」

本日はここまで

元町商店街に神戸港開港150年の記念展示パネルがあり、足柄さん(艦娘ではない)のお姿が。
昭和10年か11年って書いてあったと思うけど、昭和で書かれても分かりませんから!
一般人が一緒に写ってたから戦前の写真ぽい。

神戸港の記念展示なのに何で摩耶様の写真が無いんだよ・・・。

本日分始まります。


-工廠-

提督「明石ー、夕張ー」

明石「はーい」

夕張「作っちゃいます?作らせちゃいます?」

提督「君はいつから、しおいになったんだい?作って欲しい物があるのは事実だが」

明石「今度は何ですか?金剛さんの車の安全装置なら出来てますよ」

提督「え?まだ頼んでないんだけど」

夕張「青葉さんからの情報ですよ。昨日のナイト2000モドキが金剛さん所有になったと聞いています」

提督「アオバワレ。うん、まぁ完成しているなら組み込んでやってくれ」

明石「さっき完了しました」

提督「仕事が早いな」

明石「早い、安い、丁寧がモットーですから」

夕張「で、提督は何が欲しいんですか?」

提督「エスプレッソマシンを作ってくれないかな?」

明石「エスプレッソマシンですか?提督、コーヒー飲めないのに?」

提督「な、何を言うんだ」

夕張「提督が紅茶派なのは周知の事実ですよ」

提督「また青葉か!」

夕張「違いますよ。執務室はいつも紅茶の香りがしているから皆、気付いてますよ。グラーフさんとリベッチオちゃん以外は」

明石「曙ちゃん、霞ちゃん、満潮ちゃんも紅茶を飲むようになったそうですよ。これは金剛さんからの情報です」

提督「あいつらは単にコーヒー飲めないだけだろ?」

夕張「何を言うんですか!あの子たちも提督を慕ってるんですよ」

提督「冗談は止めてくれ。普段からどれだけ罵倒されているか知っているだろ?クソだの、クズだの」

夕張「提督も意外と鈍感ですね」

提督「?」

明石「で、話を戻してエスプレッソマシンですが、買って来たらいいじゃないですか」

提督「買う、金掛かる。作る、資材で済む」

夕張「色々と散財したから節約したいと?(艦娘全員に高級ステーキを振舞ったらそうなるわね)」

提督「イエス」

明石「分かりました。では、燃料、鋼材、ボーキを150ずつ頂きます」

提督「弾薬は要らないのか?」

夕張「深海棲艦を攻撃できるエスプレッソマシンをご所望ですか?」

提督「うん、その機能は要らないな」

明石「明日のお昼には完成すると思うので、出来次第、執務室へお持ちします」

提督「じゃあ、頼んだぞ」


-翌日 執務室-

コンコン

明石「明石です」

夕張「夕張です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

明石「ご依頼の品をお持ちしました」

提督「おお!出来たか!」

夕張「それにしても何に使うんですか?」

提督「エスプレッソはコーヒーだけじゃないさ。作ってもらったお礼に2人にも振舞おう」

~数分後~

提督「どうぞ」

明石「ありがとうございます」ゴクッ

夕張「いただきます」ゴクッ

明石「紅茶のエスプレッソって初めてです!」

夕張「私も!」

提督「吹雪の分も入れるから少し待っててくれ」

吹雪「はい!」

提督「そうだ。おーい、青葉居るんだろ?青葉の分も入れるから降りといで」


-天井裏-

青葉(!! ばれてる!)

提督「おーい、青葉?」

青葉(いえ、ばれている訳ではなく、恐らく居るであろうと思い、呼びかけているだけの様ですね)

青葉(それならば、早々に立ち去り、正面から堂々と入りましょう)

提督「青葉ー、居ないのか?」


-執務室-

提督「キット、青葉は居ないのか?」

キット「今日は居ない様です(本当は居ましたが、先ほど立ち去ったのは黙っておきましょう)」フォンフォン

コンコン

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!」

ガチャ

青葉「たまたま執務室前を通りかかったら、何やらいい香りがするので釣られて来てしまいました!」

提督「おお、そうか。良い所に来たな。青葉の分も用意しよう」

青葉「ところで、司令官」

提督「何だ?」

青葉「司令官が紅茶派なのは金剛さんの影響ですか?」

吹雪「金剛さんが来る前からそうでしたよ」

青葉「ほー、初期艦の吹雪さんが言うなら間違いありませんね」メモメモ

提督「メモなんて取ってどうするんだ?新聞に載せても面白くないだろ?」

青葉「新聞には載せませんが、記者としての性分です!」

提督「いや、青葉は記者ではなく、艦娘だと思うんだが」

青葉「青葉は艦娘であり、記者でもあるんです!」


~数時間後~

コンコン

蒼龍「蒼龍です」

飛龍「飛龍です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

蒼龍「提督がお洒落なカフェを始めたと聞いて遊びに来ました」

提督「いや、カフェは始めてないんだが」

蒼龍「えー、青葉からカフェを始めたと聞きましたよ」

提督「まーカフェではないが、せっかくだから紅茶を飲んでいくといい」

飛龍「せっかくエスプレッソマシンを用意したんだし、活用しないと多聞丸に怒られちゃいますよ」

提督「どちらかと言うと怒られるのは君たちじゃないかな?執務室を何だと思ってるんだ?って」

ドアバーン

島風「提督、カフェを始めたと聞いて遊びに来ました!」

提督「島風、ドアは静かに開けてくれ」

島風「はーい!」

ドドドドド

天津風「はぁはぁ」

島風「天津風ちゃん、おっそーい」

天津風「島風が速すぎるのよ!」

提督「天津風は随分お疲れのようだな。ゆっくりしていってくれ。とりあえず水だ」つ水

天津風「ありがとう」ゴクゴク


~30分後~

提督「ようやく静かになったな」

吹雪「そうですね」

提督「そろそろ執務を再開するか」

コンコン

吹雪「また誰か来ましたよ」

提督「またかよ」

熊野「熊野ですわ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

鈴谷「ちーっす」

提督「うん、熊野が来たら、鈴谷も来ると思った」

熊野「カフェを始めたと聞いて、来て差し上げましたわよ」

提督「カフェは始めてないんだが」

鈴谷「え?執務室前に順番待ちのリストがあったんだけど」

吹雪「え?」

提督「ナニソレ」

ガチャ

吹雪「司令官、大変です!本当にあります!」

バタン

提督「今日はもう諦めてカフェに徹しよう(汗)」

吹雪「そうですね(汗)」

提督「では、吹雪はウエイトレスを頼む」

吹雪「はい」

熊野「いつになったら注文を聞いてくださるのかしら?」

吹雪「ご注文をお伺いします」

熊野「紅茶のエスプレッソをいただけるかしら?」

鈴谷「鈴谷も同じので」

熊野「あと、何かスイーツはあるの?」

提督「ユー○イムのバウムクーヘン、モ○ゾフのプリン、風○堂のゴーフル、ケーニ○ス クローネのクローネ、亀○堂の瓦せんべい、お好きな物をどうぞ」

熊野(この中から一つを選ぶなんて)

提督(熊野の奴、困ってるな)

熊野(くっ、こうなったら)

熊野「瓦せんべい以外、全ていただきますわ」

提督(流石に瓦せんべいは合わないか)

鈴谷「ちょっと、熊野!大丈夫なの?」

熊野「鈴谷と二人で分ければ問題ありませんわ」

鈴谷「晩ご飯食べられなくなりそう」


提督「この鎮守府も国際色豊かになってきたな。最初はドイツのレーベだったな」

吹雪「そうですね。その後、リベッチオちゃんやグラーフさんが来て」

提督「ドイツ、イタリア、アメリカ、イギリスと居るから、そろそろフランスの艦娘なんか来ないだろうか」

熊野「フランスの艦娘は気になりますわね。特にファッションが。髪型はマリー・アントワネットの様なペガサス昇天盛りかしら?」

提督(マリー・アントワネット自身はオーストリア人であることは黙っておくべきか?)

キット「ここで更にヨーロッパの方が増えると鎮守府内で抗争が勃発しませんか?」フォンフォン

鈴谷「ヨーロッパの国々って何かと戦争してきたイメージがあるよねー」

提督「そういえばイタリアのマフィアの由来は諸説あるが、フランス人共ぶっ○す的な言葉の頭文字とか聞いたことがある」

吹雪「そこに霧島組が加わると・・・」

提督「ひゃっはー!もう、こうなったらスペインの無敵艦隊の方々も加わってもらおう!」錯乱

熊野「流石にその時代の艦の艦娘は居ないと思いますわ」

鈴谷「だよねー。時代が違いすぎるよ。しかも木造だし」


-翌日 グラーフ・プリンツ私室-

グラーフ「♪~」

プリンツ「あれ?グラーフ、どうしたの?」

グラーフ「アドミラルがエスプレッソマシンを用意したと聞いたのでな。エスプレッソを振舞おうと思って準備していたところだ」

プリンツ「エスプレッソ?」

グラーフ「イタリアやフランスで飲まれているコーヒーだ。以前、リットリオに振舞ってもらって気に入ったのでな」

プリンツ(提督って紅茶派じゃなかったっけ?)

グラーフ「では行ってくる」

プリンツ「いってらっしゃーい」


-執務室-

コンコン

グラーフ「グラーフ・ツェッペリンだ」

アハハハハハ

グラーフ「アドミラル、入るぞ」

ガチャ

提督「そこで俺は言ってやったよ、『コーヒーなどただの泥水のようなものだ』とな!」←ティープレッソ

ウィースパイト「That’s so cool!」←ティープレッソ

金剛「流石、提督デース」←ティープレッソ

吹雪「あはははは」←ティープレッソ

アイオワ「面白すぎるわー」←スウィートティー

グラーフ「・・・」

吹雪「!! あ、あの、司令官」

提督「どうした?」

吹雪「その、後ろにグラーフさんが・・・」

提督「!!(ヤベッ、聞かれた?)」クルッ

グラーフ「・・・。アドミラルのバカー!(泣)」ダッ

吹雪「泣きながら出て行ってしまいましたね」

提督「やってしまった・・・」

金剛「いい機会ダヨー、自分は紅茶派だってカミングアウトしたら?」

ウィースパイト「Admiral、私も金剛に賛成です。I think it important to tell the truth.」

アイオワ「ザッツ ライト!」

キット「皆さんの言う通りです」フォンフォン

提督「そうだな。グラーフを捜しに行ってくる」

吹雪(グラーフさん大丈夫かな)


-埠頭-

提督「グラーフ、何処だー!」

グラーフ「アドミラル」

提督「はぁはぁ、こんな所に居たのか。グラーフ、さっきはすまなかった」

グラーフ「アドミラル、謝るのは私の方だ。私は今までコーヒーを飲んで嬉しさのあまり涙しているのだと思っていた」

提督「・・・」

グラーフ「だが、これを機に私も紅茶に改宗しようと思う」

提督「いや、無理をしなくても」

グラーフ「無理などしていない。以前、バウムクーヘンと一緒に出してもらった紅茶が美味しかったからな」ニコッ

リベッチオ(チッ。これで提督さんにコーヒーを飲ませるのはリベだけになっちゃったね) [壁]_・)チラッ

リベッチオ(でも、リベは諦めないよ。提督さんがコーヒー中毒になるまで飲ませてあげるから)

リベッチオ(提督さんがコーヒー中毒で亡くなった暁には、この鎮守府はリベのものだからね!)

これ書きながらwikiのリベッチオのページ見てたら今更ながら対潜能力が高いことを知ったけど、コメントがガチの魔境だったでござる。
児童○○って何だよ。
暁型、朝潮型、リベッチオ怖い。

本日はここまで

前回から少し空きました。お待たせ(待ってた人居るか知らないけど)

イベント始まりますね。
今度の空母はアクィラの様な、正規空母()では無い様で一安心。
出来れば正規ではなく、装甲でお願いしたい!

本日分始まります


-夜 駆逐寮-

暁「あ、暁は一人前のレディーだから、よ、夜のおトイレだって一人で平気なんだから」

カサカサ

暁「!! 誰か居るの?」キョロキョロ

暁「誰も居ない・・・?」

カサカサ

暁「まただ!ちょっと!誰か知らないけど変なイタズラは止めてよ!」

カサカサ

暁「誰なの!」

カサカサ

暁「響?響なの?お姉ちゃんを怖がらせようと変なイタズラは止めてよね!」

カサカサ

ドン!

暁「きゃーっ!うぇぇぇーん」


-翌朝 執務室-

吹雪「司令官、クマさんのぬいぐるみ知りませんか?」

提督「クマのぬいぐるみ?」

吹雪「はい。明石さんにもらった喋るぬいぐるみです」

提督「あー、そんなの有ったな。言われてみれば最近見てないな」

キット「あんな物はこの鎮守府に必要ありません」フォンフォン

コンコン

響「響だよ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

響「司令官に相談したいことがあるんだ」

提督「どうした?」

響「実は、暁のことなんだけど」

吹雪「暁ちゃんのこと?それなら私も可能な限り協力するよ」

キット「私も可能な限り協力します」フォンフォン

響「姉さん、それにキットもありがとう」

響「では、本題に入るよ。昨晩、暁がトイレに行こうとしたら、何物かに突き飛ばされたんだ」

提督「突き飛ばされた?イジメか?」

響「それが、暁が言うには犯人はクマのぬいぐるみだったと」

吹雪「クマさんのぬいぐるみ?」

提督「クマのぬいぐるみ?何かの見間違いじゃないのか?(まさか、いやそんな訳無いな)」

響「私もそう思うんだけど、暁はすっかり怯えて部屋から出て来ないんだ」

提督「ふむ。で、怪我はしてないのか?」

響「膝をすりむいた程度だよ」

提督「分かった。では、ひと段落ついたら会いに行こう」

響「助かるよ。では、私はこれで失礼するよ」

ガチャ

バタン

吹雪「イジメでしょうか?」

提督「まだ何とも言えんな」

キット「クマのぬいぐるみと言うことでしたが、誰かが釣竿にでも吊るしてぶつけたのでしょうか?」フォンフォン

提督「うーん、とりあえず落ち着いたら暁に会ってみるか」


-暁型私室-

コンコン

暁「誰?」

提督「俺だ」

暁「司令官?本当に司令官なの?」

提督「ああ、本当に俺だ」

暁「今、鍵を開けるね」

ガチャ

暁「司令官、うぇぇぇーん」

~数分後~

提督「落ち着いたか?」

暁「うん。今日一日一緒に居てもらっちゃダメ?」

提督「構わないが、仕事があるからここには居られない。執務室に来てもらえるか?」

暁「うん」

提督「寝てないんだろ?執務室のソファーで休むといい。じゃあ、行こうか」

暁「あの」

提督「ん?そうだ、手をつないで行こうか」

暁「うん」


-執務室-

暁「」zzz

提督「ソファーで横になったら直ぐに寝てしまったな」

吹雪「余程怖かったんでしょうね。目の下にクマが出来てます」

提督「起きたら話を聞いてみるか」


~数時間後~

提督「お目覚めか」

暁「司令官、おはよう」

吹雪「私、お昼ご飯もらって来ますね」

ガチャ

バタン

提督「早速で悪いが、昨晩のことを聞かせてもらえるか?」

暁「うん」

提督「響からある程度聞いているが、本当にクマのぬいぐるみだったのか?」

暁「間違い無いわ!アレはクマさんのぬいぐるみよ!」

提督「球磨じゃないよな?」

暁「球磨さんじゃないわ、クマさんよ!」

提督「ふむ。しかし、にわかには信じがたいな」

キット「テグスなどは付いていませんでしたか?」フォンフォン

暁「糸なんて無かったわ。それに私を突き飛ばした後、笑ってたの」

提督「声に聞き覚えは?」

暁「無いわ」

提督「そうだろうな。有れば犯人が分かりそうだからな」

ガチャ

バタン

吹雪「お昼ご飯もらってきたよ」

暁「ありがと。お礼はちゃんと言えるし」

提督「今夜は俺の部屋で寝るといい。トイレも付いてるからな」

暁「え、でも・・・」

吹雪「私も構わないよ」

提督「響も呼んで4人で寝るか。一人にするのも可愛そうだからな」

吹雪「そうですね」

提督「後で明石に頼んで廊下にカメラを設置してもらおう」

キット「設置できたら私が映像を確認しておきます」フォンフォン


-工廠-

提督「おーい、明石」

明石「はーい」

提督「悪いが鎮守府内に監視カメラを設置してもらえないか?」

明石「監視カメラですか?まさか!」

提督「盗撮目的じゃないぞ!そんなことをするなら明石に頼んだりしないだろ!」

明石「そうですよねー。もしそうなら、誰にも相談せずにこっそりと設置しますよね」

提督「実は昨晩、暁がクマのぬいぐるみに襲われたそうなんだ」

明石「クマのぬいぐるみですか?そんなバカな(不味い。非常に不味い)」

提督「馬鹿げた話だが、実際に怪我をしているからな」

明石「暁ちゃんの怪我の具合はどんな感じですか?」

提督「怪我と言っても膝をすりむいた程度だが」

明石「急いでカメラを開発しますね。その後、設置します!」

提督「ああ、頼む」


-同刻 駆逐寮 白露型私室-

時雨「豆之助、散歩の時間だよ」

豆之助「ワン!」

時雨「豆之助の散歩に行って来るよ」

白露「いってらっしゃーい」

ガチャ

バタン

豆之助「ウーッ!ワン!ワン!」

時雨「どうしたんだい?」

豆之助「ワン!ワン!ワン!」

???「チッ。一旦引くか」


-翌日 執務室-

提督「キット、おはよう」

吹雪「おはよう、キット」

キット「アドミラル、吹雪さん、おはようございます」フォンフォン

キット「暁さんの様子はどうでしたか?」フォンフォン

提督「安心した様で、ぐっすり眠っていたな」

キット「それは良かったです。早速ですが、確認して頂きたい映像が」フォンフォン

提督「まさか映っていたのか?」

キット「はい」フォンフォン

提督「では、見せてくれ」

キット「問題のシーンの直前から再生します」フォンフォン

提督「本当にクマのぬいぐるみが歩いているな。もっとテ○ド的な感じかと思ったが、これじゃあまるでチャ○キーだな」

吹雪「司令官、これって行方不明のぬいぐるみじゃないですか?」

提督「確かにそっくりだ。今晩からパトロールをするか」


-フタヒトマルマル 執務室-

提督「そろそろパトロールに出発するか」

吹雪「そうですね」

長門「では、行くか」

提督「暁たちは先に寝ていていいぞ」

暁「ここで待ってる」

提督「そうか。まぁ、キットと一緒に居る方が安心だよな」

暁「うん」

提督「では、キットはサポートを頼む」

キット「お任せください。例の物体がカメラに映り次第、連絡します」フォンフォン

提督「では、行って来る」

吹雪「行って来るね」

長門「戦艦長門、出撃する!」

暁・響「行ってらっしゃい」


-駆逐寮 入り口-

提督「ここからは二手に分かれて行動しよう」

長門「では私は2階を担当しよう」

提督「俺たちは1階だな。連絡用にこれを」つトランシーバー

長門「では行って来る」


-2階-

長門「私はビッグセブンだからな。オバケなんて・・・怖く・・・ないぞ。怖くないからな!」

ガタッ

長門「!!!」ビクッ

長門「何だ。風で窓が揺れただけか」

提督「そっちはどうだ?」

長門「何も異常は無いぞ」

提督「では、引き続き頼む」

長門「了解」

ズルッ

ズルッ

長門「ん?何の音だ?」


-1階-

提督「今のところ何も異常は無いな」

吹雪「そうですね」

提督「キット、カメラには何も映ってないか?」

キット(コムリンク)「はい。今のところアドミラル、吹雪さん、長門さん以外は無人の廊下だけです」

提督「そうか。他の建物も異常は無いか?」

キット(コムリンク)「何もありません」

提督「了解。引き続き監視を頼む」

提督「長門、そっちはどうだ?」

提督「長門?」

吹雪「返事がありませんね」

提督「キット、長門はどうしている?」

キット(コムリンク)「カメラの死角に入った様で姿を確認できません」

提督「そうか。何も起きてなければいいが」

キット(コムリンク)「アドミラル!2階の廊下に例のb」

提督「キット、どうした?奴が現れたのか?」

シーン

提督「キット?」

吹雪「どうしたんですか?」

提督「突然、通信が途絶えた。2階にクマが現れた様だが」

吹雪「行ってみるしかなさそうですね」

提督「そうだな」


-執務室-

キット「アドミラル!聞こえますか?アドミラル!」フォンフォン

暁「どうしたの?」

キット「アドミラルとの通信が途絶えました。カメラの映像も映りません」フォンフォン

暁「まさか、司令官がやられちゃったの?」

キット「例の物体は2階、アドミラルたちは1階に居たので、まだ遭遇していないはずです」フォンフォン

響「今は司令官を信じて待とう」


-駆逐寮 2階-

提督「2階に来てみたはいいが、電気が消えて真っ暗だ」

吹雪「それに今日は新月で月明かりもありませんね」

提督「困ったな」

吹雪「そうだ!明石さんと夕張さんからもらったセイバーで照らせませんか?」

提督「その手があったか!では、早速」

ブーン

提督「懐中電灯の代わりに使えそうだな」

ズルッ

ズルッ

吹雪「何の音でしょうか?」

提督「長門、居るのか?」

ズルッ

吹雪「こちらに近づいて来ている様ですが」

提督「何か見えてきたな」

ズルッ

吹雪「きゃーーーーー!」

提督「出たーーーーーーーー!」

吹雪「司令官!何とかしないと!司令官?」チラッ

吹雪「司令官!立ったまま寝ないでください!」ユサユサ

提督「はっ!いかん、いかん。いや、オバケとG(ゴキブリ)だけは苦手でな。カブト虫なら平気なんだが」

クマ「くけけ」

提督「おい、お前!長門はどうした!」

クマ「長門?あぁ、戦艦長門のことか。奴さん死んだよ。俺が殺した」

吹雪「あれは!長門さんとイ級さん!」

提督「クソッ!さっきの変な音は長門とイ級を引きずる音だったのか」

クマ「次はテメェの目の前で、そこの嬢ちゃんのはらわたを引きずり出してやるよ」

提督「あ?お前、今何て言った?」

クマ「その嬢ちゃんの綺麗な顔をグチャグチャにしてやると言ったんだよ」

スパッ

クマ「あへっ」バタン

提督「長門、イ級、お前たちの敵は取ったぞ」


長門「いや、私は死んでないんだが」

提督「ん?何だ生きてたのか」

長門「死んだ方が良かったのか?」

提督「いや、奴が殺したなんて言うから」

長門「あとイ級も気を失っているだけだ」

吹雪「何はともあれ、無事で良かったです!」

提督「暁を襲ったクマは真っ二つだ。一件落着だな」

吹雪「し、司令官、斬られたクマがくっ付いてます!」

提督「へ?」

クマ「頭から真っ二つにされた程度で死ぬと思ったか?」

提督「マジかよ。やっぱり、本物のオバケだー!長門、何とかしろ!お前、ビッグセブンだろ!」

長門「おっ、おっ、オバケなんて、こわ、こわっ」バタン

吹雪「あの、長門さん?」

提督「恐怖で失神したな。アイツもオバケがダメなのか。やはり俺が何とかするしかない!」

スパッ

スパッ

スパッ

吹雪「やっぱり再生しています!」

提督「原子レベルまで刻めば再生出来ないだろうが、仕方ない。吹雪、工廠に向かって走れ」

吹雪「え?工廠ですか?」

提督「そうだ。工廠の焼却炉に奴を放り込む。走れ!」

吹雪「はい!」ダッ

提督「付いて来い、クマ野郎!」ダッ

提督(万が一に備えて駆逐艦たちは重巡や戦艦に頼んで受け入れてもらって正解だった。あの化け物はトラウマものだろ)

クマ「くけけ。テメーもズタズタにしてやる」


-工廠-

提督(よし、着いて来ているな)

クマ「くけけけ」

明石「提督、コレを使ってください!」

ポイッ

提督「何だか知らんが助かったぞ。って、グレネードランチャー?相手は未来から来た殺人ロボじゃないぞ!」

明石「そんなこと言ってる場合じゃありません!」

提督「そうだな、ファイヤー!」

ドカーン

明石「クマの頭が裂けて凄いことに!」

提督「吹雪、焼却炉の扉を開けるんだ!」

吹雪「はい!」

パカッ

提督「シュート!」ゲシッ

ピューン

提督「ゴール!」

吹雪「閉めます!」

ガシャン

クマ「ぎゃぁぁぁぁぁ!開けろぉぉぉぉ!」

ドンドンドンドン
ドンドンドン
ドンドン
ドン
ド

明石「静かになりましたね」

吹雪「燃え尽きたんでしょうか?」

提督「恐らくそうだろう。念のため、朝までは開けない様にしよう」

吹雪「良かった~」ヘナヘナ

提督「まさか本物のオバケと遭遇するとは思わなかったぞ」

明石「未だに信じられません(本当は私が作ったロボットです)」

吹雪「もう二度と現れないで欲しいです」

提督「そうだな。祟られない様に祠を作って祀ろう」

明石(ロボットだから祟りとか呪いとか無いですけどね)

提督「今度こそ一件落着だ。暁たちが待つ執務室に帰ろう」

明石「事件も解決した様ですし、私もそろそろ寝ますね」

提督「ああ、おやすみ」

吹雪「おやすみなさい」

キット(コムリンク)「アドミラル、聞こえますか?」

提督「キットか。俺も吹雪も無事だ。今から執務室へ帰る」

キット(コムリンク)「ご無事で安心しました」


-執務室前-

提督「はー、疲れた」

吹雪「今夜は夢でうなされそうです」

提督「ほんとにな」

ガチャ

暁・響「司令官!」

提督「暁、響、全て終わったぞ」

響「これで安心だね」

暁「もう一晩だけ一緒に寝てもいい?」

提督「ああ、もちろんだ。今から寮に帰れなんて言わないさ」

吹雪「何かを忘れている気がするんですが、気のせいでしょうか?」

提督「んー、何かある気がするが、思い出せないから大したことじゃないんだろ」

吹雪「そうですね」

キット「色々と有り過ぎたせいで記憶が混乱しているのでしょう」フォンフォン

提督「そうだな」


-工廠-

明石「吹雪ちゃんを驚かせようと改造したヌイグルミが暴走するとは思わなかったわ」

妖精ズ「あれはドン引きですねー」

明石「他人事みたいに言わないでよ。あなたたちも関わってるんだから」

妖精ズ「それは申し訳ない」

明石「悪い意味で驚かせちゃったわね。でも、大きな被害が出る前に処理出来て良かったわ」


-翌朝 駆逐寮 廊下-

チュンチュン

長門「ん?ここは?」ムクッ

長門「おい、イ級しっかりしろ」ユサユサ

イ級「ん?・・・。クマの化け物はどこだ!」

長門「そういえば姿が見えないな」キョロキョロ

ドドドドド

島風「島風、いっちばーん!あれ?長門さん、廊下で何してるんですか?もしかして寝てたんですか?」

長門「い、いや、そんなことは無いぞ。なぁ、イ級」

イ級「うん、そうだ。廊下で寝たりしてないぞ」

島風「怪しい。長門さんとイ級さんが廊下で寝てたって皆に言ってこよーっと。キーン」

長門「待ってくれー、島風!」


~30分後~

青葉「長門さんが駆逐寮の廊下で寝ていたと言うのは本当でしょうか?」

長門「違う。断じて違う!」

青葉「でも、島風さんの目撃証言もありますよ」

長門「ビッグセブンであるこの長門が、オバケに驚いて気絶したなど断じて違うからな!」

青葉「え?」

長門「あ・・・」

青葉「新聞の編集があるので、青葉はこれで」ダッ

長門「待ってくれー!」

長門「うぅ・・・ビッグセブンの地位が地に落ちたな」

~数時間後~

島風「オバケに驚いて気絶したなんて、長門さんも可愛い所があるんですね!」

暁「一人前のレディでも怖い物があって安心したわ」

霞「ふん。まぁ、オバケが相手じゃ仕方ないわ」

ワイワイ
ガヤガヤ

長門(駆逐艦たちに囲まれている。あぁ、幸せだ!ありがとう、青葉!)

本日はここまで

今回は番外編的なネタです。
本日分始まります。


-執務室-

吹雪「司令官、大変です!」

提督「何が大変なんだ?」

吹雪「ついに三越コラボが始まりましたよ!」

提督「三越?・・・。三越って何だっけ?」

吹雪「もぉ~、とぼけちゃって」

提督「???」

吹雪「百貨店の三越ですよ!」

提督「・・・」

吹雪「司令官?」

提督「三越ってまだ存在したのか!?」

吹雪「え?」

提督「え?いや、記憶の彼方に薄っすらと存在していたのを今、思い出したぞ」

吹雪「し、司令官?」

熊野「そういえば過去に存在していましたわねー」

足柄「そうねー」

摩耶「だなー」

瑞穂「確かに存在した様な気がします」

吹雪「皆さんどうしたんですか?」

提督「いや、どうもこうも、知らない間に消えて無くなったからな」

熊野「その通りですわ」

吹雪「え?え?」

提督「ダ○エーってもう直ぐ無くなるだろ?」

吹雪「はい」

提督「今の幼稚園や小学校低学年位の子供が大人になった時、ダ○エーの話をするとそんなの有ったなーとなる(と思う)。今の俺がそんな状態だ」

吹雪「なるほど」

キット「神戸店は1926年から1984年までは存在した様です」フォンフォン

提督「なるほど。そりゃ覚えてないわ」

キット「その後、場所を移転して2004年までは存在した様です」フォンフォン

提督「何だと・・・、21世紀まで存在していたなんて・・・」

熊野「ありえませんわ!」

提督「○急なら4、5年前まで存在したから覚えているが。そ○う、大○の二大巨頭には勝てなかったな」


提督「大体、百貨店なんて然う然う閉店するものでは無いだろ」

吹雪「そうですね」

提督「だから、もう全て存在しないと思っていたぞ。で、コラボって何をやっているんだ?」

吹雪「ボジョレーヌーボーとか売ってるそうですよ」

提督「そんなのポーラしか喜ばないだろ」

ポーラ「ボジョレーヌーボーがどうしたんですか~?」ヒョコッ

提・吹「!!(一体何処から?)」

提督「ボジョレーヌーボーの話なんてしてないぞ」

ポーラ「本当ですか~?でも、何とかヌーボーとか聞こえましたよ~」

提督「アール・ヌーヴォーだ」

吹雪(凄い誤魔化し方してる!)

摩耶(流石にその誤魔化し方は無いだろ)

ポーラ「アール・ヌーヴォー?えーっと、仏語で『新しい芸術』を意味する美術様式のことですか?」

キット「よくご存知で」フォンフォン

足柄(信じてるわ!流石酔っ払い)

瑞穂(ポーラさん、しっかりしてください!)

提督「そうだ。随分詳しいな」

ポーラ「そりゃあ、ポーラはイタリア人ですよ~。ヨーロッパのことなら知ってますよ~」

提督「そうだったな」

ポーラ「で、アール・ヌーヴォーがどうしたんですか~?」

提督「執務室の装飾にアール・ヌーヴォーを取り入れたいって話をしてたんだよ」

熊野「その通りですわ!お洒落な熊野を引き立てるにはお洒落な装飾が必要でしてよ!」

ポーラ「そういえば前にミュシャの絵を飾ってましたね~」

提督「深海棲艦に襲撃された時に燃えてしまったけどな。アレはレプリカだから良かったが、本物だったら大変だったな」

ポーラ「ワインの話じゃないなら、ポーラは帰りますね~」

ガチャ

バタン


提督「ふぅ、間一髪だった」

摩耶「危なかったなー、提督」

提督「もう少しで尋常じゃない量の赤や白のアレを買わされるところだった」

吹雪「そんな遠まわしな言い方しなくてもワイ『ストーップ!』」

提督「その単語は口にするんじゃない。またポーラが来るぞ!」

吹雪「ごめんなさい」

ポーラ「ワインがどうしたんですか~?」ヒョコッ

提・吹(また来たー!)

提督「ワインなんて言ってないぞ」

ポーラ「えー、でも確かにワインって」

提督「わ、ワイが提督でおま!」

ポーラ「あははははは~、提督、どうしたんですか~?」

提督「いや、足柄がひ○パー兄さんのファンだって言うからな。モノマネしてたんだよ」

足柄「ひ○パー兄さん、かっこいいわー。結婚したい!あ、提督でもいいわよ!」

提督「何だよ、そのコイツで妥協しようみたいな言い方」

足柄「そんなこと無いわよ!でも提督には吹雪ちゃんが居るからなー。はぁー、ダメね」

ポーラ「ワインの話じゃないなら、ポーラは帰りますね~」

ガチャ

バタン


提督「またしても何とかやり過せたな。で、アレの他には何があるんだ?」

吹雪「他には財布とかあるそうですよ」

提督「ほー、今度行って見るか?」

吹雪「是非!」

提督「ところで、ポーラのためのアレは有って、金剛やウォースパイトが喜ぶアレは無いのか?」

吹雪「残念ながら」

提督「そうだよな。時期が違うからな。そうだ!」

ピンポンパンポーン

スピーカー「金剛、ウォースパイト、執務室へ。繰り返す」

~数分後~

コンコン

金剛「金剛デース」

提督「どうぞ」

ガチャ

ウォースパイト「Admiral,お呼びですか?」

提督「急に呼び出してスマンな」

金剛「提督からの呼び出しなら、火の中、水の中デース!」

提督「あはは(汗)」

吹雪「金剛さんとウォースパイトさんを呼んだのはいいですが、どうするんですか?」

提督「今からスリランカに行くぞ」

吹雪「スリランカ?」

金剛「提督、まさか」

提督「ああ、セイロン島を買収しに行くぞ」

ウォースパイト「How marvelous!」

提督「さあ、キットに乗ってくれ!」

キット「善は急げです。早く行きましょう」フォンフォン

吹雪「キットも何で乗り気なの!?執務はどうするんですか?」

提督「大淀にでも任せればいい」

吹雪「もう、無茶苦茶です!」


-???-

提督「ん?あれ?」キョロキョロ

吹雪「」zzz

提督「俺の部屋?何だ夢か。可愛い顔して寝てるな」

吹雪「」zzz

提督「何時だ?ってまだマルヨンマルマルか。もう少し寝よう」zzz


-ヒトマルマルマル 執務室-

コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「提督、大本営から艦娘の広報活動の一環として企業とコラボを行うとの通達が届きました」

提督「またか。コンビニの次はどこだ?」

吹雪(また鹿島さんが犠牲に?ご愁傷様です)

大淀「三越だそうです」

提督「え?」

大淀「百貨店の三越です」

提督「マジかよ・・・ただの夢じゃなかったのか。予知夢ってやつか」

本日はここまで

久しぶりに甲勲章いただきました。
今回はE3甲の水母水姫がラスボスだった。あの硬さはなんだったんだ。あと、潜水棲姫も。
E4,5はオマケ。ただ、クロスロード組が居なければE5甲なんて絶対にやらなかった。

アイオワ、サラトガとアメリ艦は何か偽乳っぽいと思うのは自分だけだろうか?

本日分始まります。


-執務室-

吹雪「司令官、もうすぐクリスマスですね!」

提督「何言ってるんだよ。まだ11月だろ?」

吹雪「え?もう12月ですよ」

提督「またまたー」

キット「アドミラル、今日から12月です」フォンフォン

提督「へ?」

キット「師走です。Decemberです」フォンフォン

吹雪「嘘だと思うなら、カレンダーを確認してください」

提督「うん。そうしよう」チラッ

提督「本当に12月だ!!!」

吹雪「ちゃんと12月ですよね?」

提督「バカな!今年もあと一ヶ月で終わりだと!?」

吹雪「あ!そろそろ鎮守府近海のパトロールの時間ですね!行ってきます!」

提督「いってらっしゃい。気をつけてな」

吹雪「はい!」

ガチャ

バタン

提督「キットよ、教えてくれ。いつから12月だったんだ?」

キット「今日からです。もう少し具体的に言うならば9時間と5分前からです」フォンフォン

提督「そうだったのか・・・。こうしては居られない」

ピッ

プルルルル

提督「あ、もしもし?俺だ。悪いが執務室へ来てくれ。ああ、それじゃ」

ピッ

キット「例のプロジェクトの作戦会議ですか?」フォンフォン

提督「ああ。吹雪が居ない今が丁度いい」


-天井裏-

青葉(例のプロジェクト?これは気になりますね)


コンコン

長門「長門だ」

提督「入ってくれ」

ガチャ

バタン

提督「急に呼び出して悪かった」

長門「提督と私の仲じゃないか、気にするな。それよりプロジェクトSのことだろ?」

提督「ああ、分かっているなら話は早い」

長門「駆逐艦へのリサーチは任せてくれ」

提督「ついでに戦艦も頼めるか?」

長門「了解した」

提督「こんなことにつき合わせて悪いな」

長門「何を言うんだ。元々、私が言い出したことじゃないか」

提督「だが、対象は駆逐艦だけだっただろ?全員にと言い出したのは俺だ」

長門「確かにそうだが」

キット「あの日が近づくと店も混み合うので早めに行動しないと」フォンフォン


-天井裏-

青葉(皆さん、一体何の話をしているのでしょう?それにプロジェクトSとは?)


提督「去年の青葉は凄く嬉しそうにしていたな」

長門「そうだな」

提督「青葉ならとっくに気付いていると思っていたが、意外だった」

キット「意外とピュアですね」フォンフォン

長門「去年プレゼントしたのはカメラのメンテナンスキットだったな」

提督「今年もカメラ関係がいいだろうが、何にすべきか」

長門「新しいカメラだと高すぎるな」


-天井裏-

青葉(カメラのメンテナンスキット?でも、アレはサンタさんから)

青葉(まさか・・・サンタさん=司令官?)

青葉(提督がサンタクロース by 松任○由実ですか!?)

ガタッ

青葉(しまった!)


-執務室-

ガタッ

提督「何奴!」

青葉「チューチュー」

長門「何だネズミか」

キット「ネズミの様ですね」フォンフォン

提督「そうだな。ネズミだな。ってそんな訳あるか!曲者だ!ていっ!」


-天井裏-

プスッ

青葉(ひっ!!!)

青葉(あと5cm前に居たら直撃でした)


-執務室-

長門「なにもネズミ一匹にセイバーを投げつける必要は無いだろ。どうやって回収するんだ?脚立か?」

提督「心配するな。手元を離れて一定時間が経過すると自動でオフになる機能が付いている」

提督「3、2、1」

ポトッ

長門「おお!本当に自動でビームが消えたな。ネズミも居なくなっただろうし、話を戻そう」

提督「本当にネズミか?深海のスパイじゃないのか?」

キット「天井裏をスキャンしましたが、その様な反応はありません」フォンフォン

提督「まさか、青葉か!」

キット「いえ、青葉さんの反応もありません」フォンフォン

提督「そうか?何だか腑に落ちないが、そこまで言うなら話を戻そう」

長門「気にしすぎだ」

提督「そうだな。関係者以外に知られてはいけないとの気持ちから気にしすぎていたな」

キット「その通りです」フォンフォン

提督「去年の一覧をプリントアウトするから少し待ってくれ」


-天井裏-

青葉(去年の一覧?これは気になりますねー)

青葉(ここは司令官の部屋から失敬したピンバイスで)

キリキリ

青葉(んー、穴の径が小さいのでよく見えませんね。かと言ってこれ以上大きな穴を開ける訳にはいきませんし)

メキッ

青葉(この穴を通る小型カメラを持ってくるべきでしたね)

メキッ

青葉(何の音でしょう?)

バキッ

青葉「うわっ!」


-執務室-

提督「!!!」

長門「( ゜Д゜)」

キット「あ、青葉さん」フォンフォン

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!一言お願いします!」プラーン

提督「青葉、お前何やってるんだ?いや、話は後でいい。降ろしてやるから手を伸ばしなさい」

青葉「すみません」

提督「よ、っと」

青葉「では改めて一言お願いします!」

長門「むしろ青葉に一言お願いしたいのだが」

提督「長門の言う通りだ。何処から聞いていたんだ?」

青葉「えっと・・・吹雪さんが出て行って、司令官が例のプロジェクトと仰っていた辺りからです」

提督「最初からじゃねーか!」

長門「全て聞かれたのであれば仕方ない」

青葉「まさか・・・口封じですか?お魚さんの餌コースですか?」

提督「そんな訳無いだろ。知られた以上は協力してもらうだけだ」

青葉「その前に司令官にお聞きしたいことが」

提督「何だ?」

青葉「あの・・・サンタさんは司令官だったんですか?」

提督「そうとも言えるし、違うとも言える」

青葉「それって」

長門「他にも協力者が居るということだ。私もその一人だ」

青葉「他には誰が居るんですか?」

提督「大淀、川内、鳳翔さんだ」

青葉「大淀さんと鳳翔さんはともかく、川内さんもですか?」

提督「夜間、アイツに見つからずに行動できると思うか?」

青葉「あー、なるほど。確かに無理ですね」


提督「という訳で、青葉にも協力してもらうぞ」

青葉「はい!誠心誠意、頑張ります!」

長門「分かっているとは思うが」

青葉「大丈夫ですよー。間違っても新聞に載せたりしませんから!青葉は清く正しい新聞記者です!」

提督(その発言がイマイチ信用できないんだが)

キット「吹雪さんたちが母港に帰投した様です」フォンフォン

提督「では、今日はここまでにしよう」

長門「そうだな」

青葉「では、次回の会議の時にお呼びください」

~数分後~

ガチャ

吹雪「作戦完了です!」

提督「お疲れさん」

吹雪「あれ?天井に穴が」

提督「ああ、アレか。大きなネズミが現れてな」

キット「はい。大きなネズミでした」フォンフォン

吹雪「?」

本日はここまで

キットも以外と使い物にならんね青葉を感知出来ずに何もないって

わざと見逃したという可能性は

劇場版観てきました。

とりあえず如月、君はゼロ(ロックマンX)かい?
そろそろ某お爺ちゃんが「命は、オモチャじゃないんだぞぉぉぉっ!」ってブチ切れそう。

そして夕立。「機動戦士艦娘外伝 戦慄の夕立」ってタイトルが浮かんだ。
このタイトルで新しい話書けそう。

最後に吹雪さん、貴方ユニコーンか何かですか?オルフォイスへのソネットの一節にそんな感じの部分が。
最後の人類の存亡を掛けた対話の後、ダブル吹雪クアンタがELSと融合し、50年後にELS吹雪になって地球に帰還したシーンは泣いた。

本日分始まります


-執務室-

コンコン

龍田「龍田だよ」

提督「ちょっと待ってくれ(プレゼント関連の資料を隠さないと!)」

龍田「まだかしら~?」

提督「もうちょっとだから」

龍田「入るわよ~」

提督「もうちょっとだけ待ってくれ」

龍田「早くしてよ~」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

龍田「何か疚しいことでもしてたのかしら?」

提督「そんなことは無い!」キッパリ

龍田「まぁ、いいわ。今日は提督に相談があって来たの」

提督「相談?」

龍田「実はね~、天龍ちゃんが酒匂パイセン怖いとか言って部屋から出ようとしないの」

提督「お、おう」

龍田「それでね~、提督に説得してもらいたいの」

提督「理由に関しては察しが付いた。後で部屋に行くから、そう伝えておいてくれ」

龍田「それじゃ、頼むわね~」

ガチャ

バタン

提督「はぁー、天龍が引きこもっているのは先日の戦闘が原因だよな」

キット「はい。間違いなく先日の戦闘が原因でしょう」フォンフォン

提督「正直、俺も怖かった」

キット「あの光景は今でも信じられません」フォンフォン

提督「プロジェクトSの準備で忙しいのに、こんなことになるとは。天龍の部屋に行って来る」

キット「いってらっしゃい」フォンフォン


-天龍型私室-

コンコン

提督「天龍、居るか?」

ガチャ

天龍「提督?」

提督「龍田から相談を受けて様子を見に来た」

天龍「そうか。立ち話もなんだから入ってくれ」

提督「おじゃまします」

天龍「俺、もうすっかり自信を失っちまってな。同じ軽巡なのに酒匂パイセンなんて」

提督「天龍よ、お前の方が先輩だ」

天龍「でもよぉ、先日の(中規模と言う名の)大規模作戦の戦闘がな・・・」

提督「長門は、私の体を皆に貸すぞ!とか言って英霊を呼び出すわ」

天龍「酒匂パイセンはに深海海月姫に向かって、怯えろぉ、竦めぇ、艦載機の性能を生かせぬまま死んでゆけぇ、ぴゃん。とか言い出す」

提督「プリンツは、嵐と衝動って叫びながら突撃してたな。正直俺も怖かった」

キット(コムリンク)「あの光景には私も驚きを禁じ得ません」

天龍「だよなぁ」

提督「でもな、天龍。深海棲艦との殴り合いが全てじゃないさ」

天龍「例えば?」

提督「遠征」

天龍「最近、鬼怒にポジションを奪われた」

提督「あー、あー、聞こえなーい」

天龍「もう俺は必要ないんだ」

提督(不味い。何とかして励まさないと!)

提督「ほら、アレだ!駆逐艦たちから慕われてるだろ?特に睦月たちから」

天龍「そんなの別に俺じゃなくてもいいだろ」

提督「そんなことは無いぞ。卯月なんてお前と一緒じゃないと遠征に行きたくないと駄々をこねていたからな」

天龍「またそうやって適当な作り話を」


コンコン

睦月「天龍さん、居るかにゃ~?」

提督「噂をすれば何とやら」

ガチャ

天龍「睦月に卯月か。どうした?」

卯月「天龍ちゃんが元気が無いと聞いて励ましに来たぴょん」

キット(コムリンク)「こんなこともあろうかと、彼女たちを呼んで正解でした(小声)」

提督「ナイス!(小声)」

睦月「睦月はどんなことがあっても天龍さんの味方だにゃ~」

天龍「お前たち・・・」

提督「ほらな。言ったとおりだろ?」

天龍「そうだな。引きこもるなんて俺らしくないよな」

卯月「天龍ちゃんは元気が一番だぴょん」

天龍「よーし!今から間宮に行くぞ!今日は俺のおごりだ!」

睦月「やったー!」

卯月「やったぴょん♪」

天龍「提督も行くか?」

提督「俺はまだ仕事があるから遠慮しとくよ」

天龍「そっか。ところで提督、一つ聞いていいか?」

提督「何だ?」

天龍「前線まで来て指揮するのはいいけどよぉ、危なくないか?」

提督「大和の主砲の直撃にも耐えられるキットに乗っているんだ。危ない訳が無いだろ」

キット(コムリンク)「その通りです」

天龍「・・・。それってフラグじゃないよな?」

提督「フラグとか言うな!」


-廊下-

鈴谷「パパー」

提督(天龍の件も一応解決(?)したし、一件落着だな。天龍に大発を積めると完全に解決なんだけどなー)

鈴谷「ねぇ、パパったらー」グイッ

提督「どうした?って言うかパパァ!?」

鈴谷「パパはパパでしょ?それでねー、鈴谷、欲しい物があるんだけどぉ~」

提督「それならサンタさんに頼みなさい。もう直ぐクリスマスだろ?」

鈴谷「サンタさんなんて居る訳ないじゃん。去年もパパがプレゼントをくれたんでしょ?」

提督「いいや、サンタクロースからのプレゼントだ」

鈴谷「そんな訳ないじゃん」

提督「サンタはちゃんと居るぞ。ロシアにはマロースおじさんと言うのが居てだな」

鈴谷「そんな話はいいから、鈴谷のお願い聞いてよ。パパ」

提督「頼むからパパって呼ぶの止めてくれ。こんな所を誰かに見られたら」

加賀「提督」

提督「!!!」クルッ

提督「か、加賀、違うんだ。これには訳が!いや、鈴谷と疚しいことなんて」顔面蒼白

加賀「見損ないました」

提督「いや、ち、違う!誤解だ!」

加賀「冗談です」

提督「へ?」

加賀「面白そうなのでからかっただけです。鈴谷さん、提督が困っているわ。その辺にしてあげなさい」

鈴谷「はーい」

提督「冗談かよ。ビックリさせないでくれ。それと鈴谷、欲しい物はサンタへの手紙を書いてポストに投函してくれ」

鈴谷「ふーん、あくまでサンタは居ると言い張るんだ。別にいいけど。じゃあ、手紙に書いて投函しておくね」

鈴谷(クリスマスの夜は徹夜でサンタの正体を暴いてやる)

提督「加賀もリクエストは手紙に書いて投函しておいてくれ。ちゃんとサンタが届けてくれるから」

加賀「ええ、そうするわ(駆逐艦の子たちの夢を壊さないようにするのも大変ね、提督)」


-執務室-

ガチャ

吹雪「あ、お帰りなさい」

提督「ただいま」

吹雪「何処に行ってたんですか?」

提督「天龍のところだ。龍田から相談を受けてな」

吹雪「先日の戦闘の件ですか?」

提督「ああ、そうだ」

吹雪「アレは色々と衝撃的でしたね」

提督「初めて仲間を怖いと思ったぞ」

吹雪「アレは正直私も・・・。そんなことより司令官、冬ですね?」

提督「ああ、冬だな」

吹雪「冬と言えば?」

提督「えーっと、コタツ?」

吹雪「違います!蟹です!蟹を食べに行きたいです!」

提督「蟹はあまり好きではないわ。金剛たちと行ってらっしゃい」

吹雪「加賀さんのモノマネなんてして、本人に見られたら怒られますよ。そんなことより私は司令官と行きたいんです!」

提督「吹雪君、君は費用対効果と言う言葉を知っているかね?」

吹雪「かけた費用に対して、どのくらい効果があるかってことですよね?」

提督「そうだ」

吹雪「まさか、殻を剥くのが面倒ってことですか?」

提督「それだと50点だ。殻を剥く労力に対して、見返り、つまり食べられる身の量が少なく面倒だ。だから蟹は嫌いなんだ」

吹雪「だったら、私が司令官の分も剥いてあげます」

提督「なぁ、吹雪。俺は一度でも雷や夕雲に対してママとか言って甘えたことがあるか?」

吹雪「ありません。って言うか、そんな人居るんですか?」

提督「他所には居るそうだ」

吹雪「鳳翔さんならともかく、雷ちゃんはどん引きです」

提督「そうだろ?でも、そんな奴でも務まっているらしいから、世の中不思議だ」

吹雪「うわぁ。でも、日本海深提ってそんな人でしたね・・・」

提督「だから、俺が吹雪に甘えるのもおかしいだろ?俺はマザコンじゃないし、年下の小娘に甘える趣味も無い。それに蟹ばかり食べてると癌になるぞ」

吹雪「それって古代ギリシャのヒポクラテスってお医者様が癌を蟹と表現した結果、キャンサーには蟹座と癌の2つ意味があるってことですか?」

提督「よく知ってるな」

吹雪「朧ちゃんから聞きました」

提督「アイツ、蟹なら何でもいいのか?」

吹雪「そんなことより、蟹食べに行きましょうよ」

提督「領収書をもらって来たら経費で処理するから金剛たちと行って来い。俺は熊野でも誘って肉食べてくるから」

吹雪「神戸牛と黒毛和牛の違いが分からない人にお肉なんて勿体無いです!」

提督「そんなにハッキリ言ってやるな」


コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「提督、お歳暮が届きました」

提督「お歳暮?誰からだ?」

大淀「差出人は瀬戸内海深海鎮守府の軽巡ホ級となっています」

提督「瀬戸内海深海鎮守府?ああ、イ級とヲ級が所属していた鎮守府か」

大淀「中身は海の幸だそうです。クール便で届きました」

提督「ふむ。早速開けてみるか」

パカッ

吹雪「蟹です!司令官」

大淀「それに鯛と穴子ですね。鯛と穴子は分かりますが、瀬戸内海に蟹なんて居るんでしょう?」

提督「この際、細かいことは考えない様にしよう。キット、アナライザーで確認してもらえるか?」

キット「はい。では、蟹をアナライザーに入れてください」フォンフォン

キット「毒物は検出されませんでした。正真正銘、普通の蟹です」フォンフォン

提督「そうか。良かったな、吹雪。晩御飯はこの蟹だ」

吹雪「やりましたぁ!」

提督「鯛と穴子も頼む」

キット「そちらも、問題ありませんでした」フォンフォン

提督「ホ級には何かお礼をしないといけないな。何がいいだろうか?」

大淀「ヲ級さんたちに相談されてはいかがでしょうか?」

提督「そうだな。仲間だったあいつ等に聞くほうが良さそうだな」

吹雪「そうですね」

提督「大淀、悪いがコレを鳳翔さんに届けてもらえるか?」

大淀「お任せください。今夜は豪華海鮮料理だと皆さんに伝えておきますね」

提督「ああ、頼んだぞ」

大淀「では、私は失礼します」


-夜 執務室-

提督「吹雪の奴、蟹に拘っていたが、蟹が目当てか、俺と出かけるのが目当てか、はたまた両方か、どれだろう?」

キット「恐らくですが、アドミラルと出かけたかったのではないでしょうか?」フォンフォン

提督「やはりそう思うか。今度、一泊二日くらいでどこか連れて行ってやるか」

コンコン

長門「長門だ」

提督「入ってくれ」

ガチャ

青葉「どーも、青葉ですぅ」

川内「夜戦!」

提督「悪いが夜戦はまた今度だ」

大淀「大淀です」

提督「よし、全員そろったな。プロジェクトS会議を始めよう。キット、見張りを頼む」

キット「お任せください」フォフォン

長門「早速だが、駆逐艦と戦艦の欲しい物リストだ」つリスト

提督「うむ。確かに受け取った」

青葉「司令官、質問いいですか?」

提督「いいぞ」

青葉「サンタと言えばトナカイですが、鎮守府ではナイト2000に乗ったサンタですか?」

長門(トナカイ?確かに駆逐艦が喜ぶかも知れない)

提督「そんなことをしたら一瞬で正体がばれるわ!それに鎮守府内の移動だけなら乗り物は必要ない」

青葉「残念です」

長門「私が、私たちがトナカイだ!」

提督「私たちがトナカイって、じゃあ誰がサンタだ?」

長門「サンタなど必要ない!」

大淀「長門さん、落ち着いてください。サンタが居なければ本末転倒です」

長門「うむ。それもそうか」

提督「だが確かにトナカイとソリが有れば雰囲気は出るな」

大淀「では、トナカイとソリの手配はお任せください」

提督「頼む」

ワイワイ
ガヤガヤ

~しばらく後~

キット「吹雪さんがお風呂から上がり、執務室へ向かっている様です」フォンフォン

提督「そうか。では、長門、青葉、川内、来週末は買出しを頼む」

長門「了解した」

青葉「了解です」

川内「ラジャー」

提督「解散!」

シュッ

提督「川内は分かるが、何故残りのメンバーまで忍者の様に一瞬で消えたんだ?」

キット「鎮守府内で忍者が流行っているのでしょうか?」フォンフォン

>>453
>>454

キットって何気にポンコツだったりしますからね。
ハッキングされて車体を奪われたり。しかも、ナイト3000もあっさりハッキングされたし・・・。
高圧電流の電線に触れた結果、記憶(データ)が飛んでマイケルを認識できなかったり、
車内にトラかライオンが居たのにセンサーに細工されたとかで認識していなかったり。
流石にトラかライオンの件は無理やり過ぎるだろって思いましたけどね。

キットは最新鋭軽巡の長女に通じるものがあると言うか。

今回の青葉を認識できなかった件は、川内仕込の忍術で完全に気配を消していたということで。

実際に天龍ちゃんをE5に連れて行ったりはしていません。
戦力的にそんな余裕なんてありません。

本日はここまで

本日分始まります


-土曜日 執務室-

提督「そろそろプレゼントの買出しに出かけるか」

キット「クリスマス前最後の週末とあって、売り場は混雑していそうですね」フォンフォン

提督「正に戦場だ。一足先に出発している長門たちと合流してからが本番だな」

提督「大淀に一言連絡して、吹雪には置き書きを残しておこう」

『買い物に行って来ます』

ピッ

プルルルル

提督「俺だ。プレゼントの買出しに行って来るから、何があれば対応を頼む。うん、頼んだ。それじゃ」

ピッ

提督「よし、準備完了だ。出発するぞ」

キット「はい」フォンフォン


-路上-

キット「長門さんから着信です」

提督「繋いでくれ」

長門「提督よ、ショッピングモールに着いたのはいいのだが、移動本部が大きすぎて止める場所が無く困っている」

提督「うん、まぁ、そうだろうな。そのまま車内で留守番を頼む」

長門「暇だ」

提督「後方のコンテナでお茶でもして待っててくれ。もう少しで到着するから」


-ショッピングモール付近-

提督「移動本部が見えてきたな」

ウィーーーーン

キット「長門さんも気付いた様ですね。コンテナが開きます」

ガコン

キキ-ッ

ガチャ

提督「お待たせ」

バタン

長門「思ったより早かったな」

提督「なぁ、キット。前から気になっていたんだが」

キット「何ですか?」フォンフォン

提督「移動本部から降りる時はいつもリアバンパーを地面で擦ってるよな?」

長門「確かに擦って火花が出ているな」

提督「バンパーはボロボロになってないのか?」

キット「オリジナルの私は分子結合核でコーティングされており、私のボディーはEカーボン製です」フォンフォン

提督「うん」

キット「地面で擦った程度で傷は付きません。ただ」フォンフォン

長門「ただ?」

キット「撮影に使用した車のバンパーは傷だらけでしょう」フォンフォン

提督「やっぱそうだよな」

長門「提督、私たちもそろそろ」

提督「そうだな。敵はショッピングモールに有り!」

長門「うぉー!」

提督「者共かかれー!」

長門「うぉー!」

ダダダダダ

キット「お二人ともどうしたのでしょう?先ほどアドミラルが戦場と表現していましたが」フォンフォン


-鎮守府-

卯月「こんにちは、うーちゃんだぴょん」

卯月「さっき司令官が出かけるのを確認したぴょん。司令官が居ない今ならイタズラし放題だぴょん。ぷっぷくぷ~」

卯月「いつか試そうと思っていたブツを早速試してみるぴょん」

パッパカパッパッパーッパッパー

卯月「天然ハッカ油」

卯月「ハッカ油の主成分はメントール等だから体に塗ったらスーッとするするぴょん」

卯月「昔、金曜の夜中に放送している某探偵の番組でボトル半分程度をお風呂に入れて凍えていたぴょん!」

卯月「流石に司令官に風邪をひかれると困るから、数滴程度にしておくぴょん」


-男湯-

卯月「実行だぴょん!」

ポタポタ

卯月「この位かな?あっ」

ドバドバドバーッ

卯月「」白目

卯月「やっちゃった・・・。うーちゃん、しーらない」ダッ


-最上型私室-

鈴谷「と、言う訳でクリスマスの夜はサンタの正体を暴こうと思いまーす」

最上「えー」

三隈「くまりんこ」

熊野「面白そうですわ!」

鈴谷「あれ?賛成は熊野だけ?」

最上「そういうの良くないと思うな」

三隈「くまりんこ」

最上「ほら、三隈も反対してるし」

鈴谷「えー、お兄ちゃん協力してよー」

最上「誰がお兄ちゃんだ!」

三隈「くまりんこ?」

熊野「え?違いますの?」

最上「違うに決まってるだろ!ボクは艦娘だよ!女に決まってるだろ!」

鈴谷「え?でも、モガミンって一人称ボクじゃない?」

最上「それじゃあ、時雨や秋月はどうなるんだい?」

鈴谷「あの二人は普通に女の子じゃん?てか、モガミンは生えてる疑惑が無かったっけ?」

最上「そんな疑惑無いよ!」

鈴谷「ふーん、じゃあいいや。そんなことより協力してよー、じゃないと二人が寝てる所で電気を点けて騒ぐことになるよ」

最上「あー、もう分かったよ。協力すればいいんだろ!三隈もいいよね?」

三隈「くまりんこ・・・」


-執務室-

コンコン

秋津洲「秋津洲かも」

吹雪「どうぞ」

秋津洲(あれ?)

ガチャ

バタン

秋津洲「提督から依頼されていたクリスマスツリーが完成したから見せにって、提督居ないかも?」

吹雪「司令官ならお買い物だそうです」

秋津洲「仕方ないから机の上に置いとくかも」

吹雪(ツリー?え?え?これどう見てもガン○ラじゃ?)

吹雪「あの、秋津洲さん、ツリーってこのガン○ラですか?」

秋津洲「他に何も無いでしょ?」

吹雪「えーっと」

秋津洲「このPGユニコ○ンはLEDで点灯させることができるから、ツリーって呼ばれているかも」

秋津洲「実際に点灯させればツリーだって分かるかも!」ポチッ

吹雪「確かに光ってますね・・・」

秋津洲「綺麗かも!」

吹雪(司令官、本当にクリスマスツリーとして飾る気ですか?)

秋津洲「用事も済んだし、秋津洲は帰るかも」

吹雪「お疲れ様です」


-ショッピングモール-

長門「青葉は2階、川内は3階を担当している」

提督「では長門は4階を、俺は5階に行って来る」

長門「了解した」

提督「何かあれば携帯に連絡してくれ」

長門「うむ」

提督「では、解散」

長門「可愛い駆逐艦たちよ、お前たちのプレゼントは命に代えても私が確保してみせる!」ダッ

提督「大層な」

~一時間後~

青葉「青葉戻りました!」

川内「川内、帰還したよ」

提督「あとは長門だな」

長門「すまない、遅くなった」

提督「皆、さっき帰ってきたところだ。目的の物は全て手に入ったか?」

青葉「はい」

川内「バッチリだよ」

長門「勿論だ」

提督「では、付き合ってもらった礼に甘い物でも奢ろう」

川内「やったー!」

青葉「ゴチになります」

長門「連合艦隊旗艦を務めた栄光に比べれば微々たるものだが、貰っておこう」

提督「微々たるもので悪かったな」

長門「いや、違うんだ、そういう意味ではない」

提督「別に否定しなくていいぞ。実際に微々たるものだからな」

川内「もー、早く行こうよ!」

提督「そうだな。ほら、長門、青葉行くぞ」


-しばらく後 移動本部-

キット「お帰りなさい。皆さんお疲れの様子で」フォンフォン

青葉「文字通り戦場でしたよ」

川内「疲れたし、今日は夜戦無しでいいよ」

キット「川内さんが夜戦をしなくていいと言うほどの場所とは」フォンフォン

長門「子供のプレゼントを買いに来たちち、いや、サンタでごった返していたからな」

提督「帰ったら、皆ゆっくり休んでくれ。来週も頼んだぞ」


-夜 提督私室-

提督(ショッピングモールは本当に戦場だった。疲れたし、そろそろ風呂入って寝るか)

提督「風呂入ってくる」

吹雪「はーい。いってらっしゃい」


-男湯-

チャプン

提督「はー、温まるな。やっぱ風呂はいいな~」


-数分後 提督私室-

吹雪「そろそろ私もお風呂入ろうっと」


-男湯-

ガタガタガタガタ

提督「寒い寒い寒い寒い寒い」ガタガタガタガタ

提督「寒いぃぃぃぃ!」ガタガタガタガタ


-男湯前-

提督「寒いぃぃぃぃ!」

吹雪「司令官の叫び声?」

ガチャ

吹雪「叫び声が聞こえましたが、どうし・・・きゃー!///」

提督「風呂入ってるんだから、裸なのは当たり前だろ」ガタガタガタガタ

吹雪「お風呂に入ってるのにどうして寒いんですか?///」

提督「浴槽に手を入れてみろ」ガタガタガタガタ

チャプン

吹雪「何だかお湯に浸かっている指先のみ寒くなってきました」

提督「上がるから外に出てくれるか?」ガタガタガタガタ

吹雪「はい」

バタン

吹雪(今、変な音が聞こえた様な?)

吹雪「司令官、大丈夫ですか?」

シーン

吹雪「司令官?」

ガチャ

提督「」ガタガタガタガタ

吹雪「きゃー!司令官、しっかりしてください!」


-男湯前-

吹雪「きゃー!司令官、しっかりしてください!」

金剛「ブッキー、悲鳴が聞こえましたがどうしましたかー?もしかして、提督に襲われましたかー(笑)?」

吹雪「金剛さん?助けてください!司令官が、司令官が!」

金剛(ただ事ではなさそうデース)

ガチャ

金剛「!!! テートクー!!!しっかりするデース!」

吹雪「お風呂から司令官の叫び声が聞こえて、様子を見に来たら寒いって。それで上がるからって浴室の外に出たら倒れてたんです!」

金剛「このままにする訳にはいきマセン。兎に角、部屋に運ばないと!」


-提督私室-

吹雪「お布団まで運んだのはいいですが、まだ震えています。どうすれば・・・」

提督「」ガタガタガタガタ

金剛「こんな時はどうすれば・・・?そうだ!二人で提督を暖めるデース!」

吹雪「え?」

金剛「さあ、ブッキー、私たちで提督を挟んで暖めるデース!」

吹雪「それってつまり///」

金剛「提督と同じ布団に入って暖めるということデース!」

吹雪「えぇー!///」

金剛「どうしたんデース?何時も一緒に寝てるんでショ?」

吹雪「いえ、お布団は別々です」

金剛「オゥ・・・。兎に角、今は他に方法は無いネー」

吹雪「では、失礼します///」

金剛「私も失礼するネー」

吹雪(慌てて司令官を部屋に運んだのはいいけど、お風呂入ってない)

金剛(急いで提督を運んだまではいいけど、お風呂入ってないデース)


~翌朝~

チュンチュン

提督「あれ?風呂で凍えてその後、どうしたっけ?」

提督「!!! 吹雪と金剛が俺に抱きついて寝ている?」

提督「え?え?俺、もしかしてヤバイことをしてしまった?」

提督「いや、二人ともちゃんと服を着ているし、俺も寝巻きを着ている。これで裸だったらマジでヤバかった」

吹雪「んー、あ!おはようございます」

提督「おはよう」

金剛「おはようございマース」

提督「おはよう、金剛。ところでこの状況って?」

金剛「あー、それはデスネー」

~説明中~

提督「なるほど、そんなことがあったのか。二人ともありがとう」

吹・金「司令官(提督)が元気になって良かったです(デース)」

提督「それにしてもあの風呂は何だったんだ?」

吹雪「誰かのイタズラでしょうか?」

提督「う~ん(まさか、アレか?アイヌズ ティア?)」

金剛「提督も元気になったし、私はブッキーとお風呂に行って来るデース」

提督「ああ、行ってらっしゃい」


-睦月型私室-

卯月「くしゅん」

睦月「およ?風邪かにゃ?」

卯月「誰かがうーちゃんの噂をしているぴょん」

以前、二航戦サンドってネタを見たけど、
吹雪と金剛に挟まれて眠りたいだけの人生だった。
しかし、金剛大和、金剛榛名、扶桑姉妹の組み合わせも捨てがたい。
いや、そんなことをされたら眠れないか。

本日はここまで

RJのサンドじゃだめなんですか!

今回は前回の直後からの続きです。

本日分始まります。


-金剛型私室-

比叡「ヒエー!朝になっても金剛お姉さまが帰ってこない!」

霧島「姉さま落ち着いてください」

比叡「まさか・・・誘拐された!?」

霧島「ここは鎮守府です。部外者が容易に侵入できる場所ではありません」

比叡「でも、でも、深海棲艦は何度か侵入してるし」

榛名「まさか!お姉さまが提督に夜這いを!!」

比叡「ヒエー」

霧島「二人とも落ち着いて」

比叡「こうしては居られない」

ドアバーン

比叡「お姉さまぁぁぁぁ」ドドドドド

榛名「提督ぅぅぅぅぅぅ」ドドドドド

霧島「はぁ」


-提督私室-

比叡「お姉さまぁぁぁぁ」

提督「何かやけに騒がしいな」

ドンドンドン

榛名「提督、いらっしゃいますか?提督!」

ドンドンドン

ガチャ

提督「どうした?」

榛名「提督!金剛姉さまから何もされていませんか?」

提督「金剛?え?いや、何も」

クンクン

榛名「どうして提督から吹雪さんと姉さまの匂いがするんですか?」ハイライトオフ

提督(えー、榛名って夕立級の嗅覚してたっけ?)

榛名「吹雪さんは分かります。姉さまはドウイウコトデスカ?」ゴゴゴゴゴ

提督「それはだな」

榛名「いえ、仰らなくて結構です。全て分かっています。姉さまから夜這いを受けたのですね」

提督「いや、そうじゃなくて」

榛名「こうなってしまった以上仕方ありません。榛名も同じことをさせて頂きます」

提督「こら、榛名!脱がそうとするんじゃない!話を聞くんだ」

榛名「聞きたくありません。姉さまといちゃついた話なんて聞きたくありません!」

提督「だから違うんだって!」

島風「てーとく、おはようございまーっす!」

提督「島風か。悪いが今立て込んでて」

島風「二人でお相撲さんごっこですか?はっけよーい、のこったのこった」

提督「違うー!」

夕立「夕立も参加するっぽい!」


-廊下-

秋雲「はぁ~、スランプだ・・・どこかに面白いネタ落ちてないかな~」

提督「榛名、止めなさい!夕立も離れるんだ」

秋雲「提督の部屋の方が騒がしい。何か面白そうな予感!」ダッ

提督「榛名、止めなさい!」

榛名「姉さまと同じことをするまで榛名は止まりません!」

島風「のこったのこった」

夕立「ぽい~」

提督「夕立も離れてくれ!」

秋雲「ナニコレ・・・」

島風「のこったのこった」

秋雲「そうだ!夕立と榛名さんに襲われる提督。これだ!早速描かないと!」ダッ

提督「オークラーッ!」

島風「のこったのこった」

提督「島風!秋雲を捕まえてきたら間宮さんの店に連れて行ってやるぞ」

島風「それって奢りってことですか?」

提督「そうだ!」

島風「行ってきまーす!キーン!」


~数分後~

提督「はぁはぁ、話を聞いてくれるな?」

榛名「はい」

夕立「ぽい~」

~説明中~

提督「と、言うわけだ」

榛名「榛名の早とちりで申し訳ありません」

夕立「夕立も提督さんをぎゅーっとして寝たいっぽい」

提督「また今後、機会があればな(夕立にそんなことされたら眠れないだろ!今回は意識が無かったからセーフなんだよ!)」

島風「提督、捕まえてきましたよ!」

提督「ありがとう」

島風「約束忘れないでくださいね!」

提督「分かってる」

島風「では、失礼しまーす」

提督「さて、秋雲。少しお話をしようか」

秋雲「やだなぁ、秋雲、提督とお話することなんて無いですよー」←引きつった笑顔

提督「お前には無くても、俺にはあるんだよ。大体、お前は毎回変なマンガばっかり書いてだな」

ガミガミガミガミ

榛名(榛名は叱られなくていいのでしょうか?)


-女湯-

金剛「いい湯だったネー」

吹雪「温まりましたね~」

比叡「お゛ね゛え゛さ゛ま゛ー(泣)」

金剛「廊下から比叡の声がするネー」

吹雪「何だか様子が変じゃないですか?」

金剛「比叡、どうしたネー?」ヒョコッ

比叡「お姉さま?お゛ね゛え゛さ゛ま゛ー(泣)」ダキッ

金剛「比叡は甘えん坊ネー」

吹雪「比叡さん、何があったんですか?」

比叡「お姉さまが帰って来なかったから、誘拐されたんだと思って・・・わだじ、わだじ、し゛ん゛ぱ゛い゛て゛(泣)」

金剛「それは悪かったネ」

吹雪(一晩、司令官と一緒に過ごしたことは黙っておく方が良さそうですね)


-12/24 マルキュウマルマル 執務室-

提督「今日はクリスマスパーティをするから、早めに仕事を切り上げないとな」

吹雪「パーティ楽しみです!」

提督「豪華な料理も沢山出る予定だ。念のため、皆にもう一度伝えておくか」

吹雪「そうですね」

ピンポンパンポーン

スピーカー「あー、提督です。今日はヒトキュウマルマルからパーティをするので遅れない様に」


-ヒトキュウマルマル 食堂(パーティ会場)-

提督「それでは、これよりクリスマスパーティーを始めます。乾杯!」

一同「乾杯!」

ワイワイ

ガヤガヤ

提督「お!コレ美味そうだな」

磯風「提督よ、その料理は私も手伝ったぞ」

提督(マジっすか)

提督「磯風、料理のさ・し・す・せ・そって知ってるか?」

磯風「当然だ!」

提督「では言ってみてくれ」

磯風「砂糖・塩・酢・背脂・創○シャンタンDXだ」ドヤ顔

提督「・・・(比叡はいつの間にか食べられるカレーを製造できるまでレベルアップしていたが、磯風はまだ無理か)」

提督「浜風、浦風ちょっと来てくれ」

浜風「お呼びですか?」

浦風「うちに、何か用?」

提督「いつも磯風に料理を教えてやってくれていることは感謝しているが、基本をちゃんと教えてやってくれ」

浜風「どういうことですか?」

提督「料理のさ・し・す・せ・そって有るだろ?」

浦風「砂糖・塩・酢・醤油・味噌じゃ」

提督「磯風によると、砂糖・塩・酢・背脂・創○シャンタンDXだそうだ」

浦風「」絶句

浜風「色々と申し訳ありません」

提督「いや、二人が悪い訳じゃない。だが、頼んだぞ」

浜風「はい!」

浦風「うちに任しとき!」

提督「こっちのはシュトーレンか」

伊8「このシュトーレン、はっちゃんが作ったんですよ」

提督「美味そうだな。食後にデザートとして頂くとしよう」

伊8「感想待ってますね」

リットリオ「提督、リットリオの作ったライスコロッケも召し上がってください」

提督「一口サイズのライスコロッケか。美味そうだな」パクッ

提督「美味い!(チーズで上顎を火傷した)」

リットリオ「えへへ」


提督「あれ?瑞穂、その格好どうしたんだ?」

瑞穂「クリスマスなので、クリスマスらしい衣装にしてみました。似合いませんか?」

提督「いやいや、凄く似合っているぞ(瑞穂のことだから三方の上にミニツリー載せるだけだと思っていたからビックリだ)」

瑞穂「ありがとうございます。そういえばキットもクリスマス仕様になったんですね」

提督「ああ、暁が飾りつけをしたいって言い出しだからな」

瑞穂「そうだったんですか」

夕立「バックミラーにオーナメントをぶら下げたり、ダッシュボードの上にスノードムを置いたり、おしゃれっぽい!」

キット「ありがとございます。暁さんに飾りつけをしてもらいました」フォンフォン

夕立「暁ちゃん、センス有るっぽいー」

提督「あれは!おーい、秋津洲」

秋津洲「呼んだかも?」

提督「実は聞きたいことがあるんだが」

秋津洲「何でも聞いて欲しいかも。大艇ちゃんはねー」

提督「いや、二式大艇のことじゃ無いんだ。実は俺の部屋から大量のポリパテが無くなったんだが、何か知らないか?」

秋津洲「あなたの様な勘のいい提督は嫌いだよ」

提督「やはりお前か。一体何を作る気だ?」

秋津洲「提督が秋津洲のねんど人形を買ってくれなかったから、自作することにしたかも!」

提督「マジで?」

秋津洲「秋津洲は超一流のモデラーだからその位可能かも!」

提督「うん、まー頑張れよ」

秋津洲「やってやるかも!」

夕張「んー、生ハムメロン美味しい!」


ポーラ「提~督~、飲んでます~?」

提督「悪いな(まだ仕事があるから)飲めないんだ」

ポーラ「そんなこと言わずに提督も飲みましょうよ~」

提督「飲めないんだ」

ポーラ「え~、提督、お酒飲めますよね~?」

提督「だから(まだ仕事があるから)飲めないんだって」

ウォースパイト「Admiral,Turkeyは無いのかしら?」

提督「残念ながら諸事情により無いんだ。あと、頼むから瑞鶴の近くでこの話題は止めてくれ」

ウォースパイト「OK.何だか分からないけど、瑞鶴の前では気を付けるわ」

アイオワ「アドミラル、ターキーは何処?」

提督「頼むから大声でそれを口にしないでくれ!」

瑞鶴「七面鳥ですって!」

提督「瑞鶴、落ち着け!アイオワはトルコと言ったんだ!」

瑞鶴「トルコ?」

提督「そうだ、トルコだ。トルコは英語でターキーだ」

金剛「その通りデース!」

提督「世界地図でトルコは何処かって話をしてたんだ!」

瑞鶴「ふーん。それならいいけど」スタスタ

金剛「ふー、危なかったデース」

提督「頼むから!瑞鶴の近くでその言葉は言わないでくれ!」

アイオワ「仕方ないわねー」

提督(コイツ)イラッ

金剛「代わりに米国のフライドチキンなら有りマース」

アイオワ「それを先に言ってよ」


曙「ブツブツブツブツ」

漣「ボノボノ、どったの?」

曙「今年一年、いい子じゃなかったからサンタは来てくれない。今年一年、いい子じゃなかったからサンタは来てくれない。今年一年・・・」

漣「うわぁ」

曙「今年一年、いい子じゃなかったからサンタは来てくれない。今年一年、いい子じゃなかったからサンタは来てくれない。今年一年・・・」

漣「ご主人様ー!」

提督「ん?どうした?」

漣「ボノボノが!」

提督「曙?」

曙「今年一年、いい子じゃなかったからサンタは来てくれない。今年一年、いい子じゃなかったからサンタは来てくれない。今年一年・・・」

提督「うわっ」

漣「ご主人様、どうにかしてください!」

提督「お、おう」

提督「あ、あの、曙さん?」

曙「今年一年・・・。何よ、クソ提督」

提督「いや、その、サンタはちゃんと曙の所にも来てくれると思うぞ」

曙「そんな気休め要らないわよ」

提督「曙がいい子じゃなかったって言うなら、漣、朧、響はもっといい子じゃなかったぞ」

漣「!? 何故?」

提督「いや、お前、月見の時に朧と二人して俺を亡き者にしようとしただろ?」

漣「記憶にございません!」

提督「お前たち二人して俺が潮に手を出そうとしていると決め付けて、島根に連れて行って黄泉比良坂から突き落とそうとしただろ!」

漣「あー、何かそんなことも有ったかも?」

提督「おい!それに、その直後、響からぶん殴られたからな。それから比べれば曙なんて可愛いもんだ」

曙「ちょっとクソ漣!クソ提督に何てことしてんのよ!」

漣「いや、未遂だし」

提督「おいおい、二人とも、せっかくのパーティなんだから喧嘩は止めてくれ」

曙「ふん!クソ提督に免じて今日のところは許してやるわ」

漣「キタコレ!」


霧島「マイク音量大丈夫?チェック、1、2・・・これより隠し芸大会を始めます!」

提督「新春隠し芸大会ならともかく、クリスマスにやるのか?」

霧島「トップバッターはポーラさんです!」

ポーラ「ポーラ歌いま~す」

ポーラ「今日はクリスマスイヴだ、酒が飲めるぞ、酒が飲める、飲めるぞ、酒が飲めるぞー♪」

隼鷹「いいぞー!」

那智「もっとやれー!」

ポーラ「来月は正月だ、酒が飲めるぞ、酒が飲める、飲めるぞ、酒が飲めるぞー♪」

提督「またこのネタか!月見の時にもやっただろ。しかも、隠し芸でも何でもない」

ポーラ「提督がお気に召さない様なのでぇ~別の曲に変えま~す」

ポーラ「オラは死んじまっただー♪」

提督「何でこんな歌を知ってるんだよ!しかも、また酒ネタ!」

鳳翔(提督、あなたも何故知っているのですか・・・あなたが生まれるはるか前の曲ですよ)

ザラ「ポーラ、いい加減にしなさい!」

ポーラ「ひっ、姉さま」

ザラ「ちょっと来なさい」ズルズル

ポーラ「姉さまー、ごめんなさーい」

提督「あの、ザラさん、今日はクリスマスだから程ほどにしてやってくれ」

ザラ「分かりました。今日の所は提督に免じて程ほどにしておきます」

霧島「えー、次は霰さんです(汗)」

霰「んちゃ。霰です。地球を割ります」

床パンチ

地球パッカーン

龍驤「それはアラレ違いや!」

ワー
キャー

北上「地球が割れた時はもうダメかと思ったよ。ねー、大井っち」

大井「非常識にも程があります!」


江風「改白露型駆逐艦江風、ネタやるぜ!ついてきな!」

江風「I have a marron」

江風「I have a pen」

江風「ンー、まろーん pen」

シーン

漣「あはははは!チョー受けるんですけど!キタコレ!」バンバン

提督「もう訳が分からん。おじさん、若い子についていけないよ」

吹雪「大丈夫ですよ、司令官。私もついていけません。と、言うより受けてるのは漣ちゃんだけです」

江風「なンだよ、受けてないのかよ。よーし、姉貴!」

海風「はーい」

江風「今日も日課のイ級狩りに出かけるか」

海風「ガオー!」

江風「出たなイ級」

海風「私だ」

江風「お前だったのか」

海風「また騙されたか」

江風「全く気付かなかったぞ」

江風「暇を持て余した」

海風「艦娘の」

海・江「遊び」

提・吹「ぷっ、あはははは」

隼鷹「ヒィヒィ」

那智「おい!隼鷹が笑いすぎて呼吸困難を起こしているぞ(笑)」

ポーラ「あはははは」

霧島「私の計算によると、受けているのは司令と、吹雪さんと、酔っ払い三人組だけです」

比叡「ヒエー」

金剛「もうついていけないデース」

榛名「榛名は・・・ついていけなくても・・・大丈夫です」

金剛「榛名、無理する必要は無いデース」


響「響だよ。一発芸やります。司令官、ちょっとこっちへ」

提督「この辺でいいか?」

響「もう少し前へ」

提督「この辺か?」

響「うん」

提督「で、何をするんだ?」

響「鳳翼天翔!」

スッ

提督「一度見た技は二度通用せん!最早常識!」

響「チッ」

暁「何で避けるのよ!」

ザワザワ

提督「なぁ、響。俺に何か恨みがあるのか?」

響「無いよ。ただ面白そうだから一発芸としてやっただけだよ」

ウォースパイト(この国のDestroyerはどんな教育を受けているのかしら?)


島風「島風、オットセイのモノマネしまーす!」

島風「オウッ!オウッ!」

ワー
パチパチ

提督「うむ。まごうことなきオットセイだ」

嵐「嵐だ!ライダーに変身するぜ!」

提督「いや、変身とか無理だろ」

嵐「変身!」

ワー
ヘンシンシター

提督「は・・・?」

明石「バッチリね」

提督「もしかして」

明石「ええ、私が作りました!」

提督「ですよねー」

明石「でも、単なるコスプレなので戦闘では使えません」

提督(いや、戦闘で使える様にしろよ)

大和「大和でーす。主砲からラムネを発射しまーす」

大和「第一、第二主砲。斉射、始め!」

ドカン!

ウワーッ
ラムネノビンガトンデキタゾー

パリーン

那珂「こんなになっても、那珂ちゃんは絶対、路線変更しないんだから!」←全身ラムネまみれでベトベト

山城「不幸だわ・・・」←同じくラムネまみれ

扶桑「こんな姿じゃ・・・レイテ突入は無理ね」←やはりラムネ(略)

提督「床が割れた瓶とラムネまみれだ・・・誰だ大和に酒を飲ませたのは!」

ザワザワ

大和「ごめんちゃい」

提督「くっ、可愛いから許す!」

川内「大和さんのラムネ、炭酸が効いてて美味しー!」

提督「よくキャッチできたな」


-マルマルマルマル(12/25) 執務室-

提督「パーティは無事お開き、全員寝静まったな」

長門「作戦開始だな」

川内「夜戦!」

青葉「ついに始まりますね~」

大淀「提督、申し訳ありません」

提督「どうした?」

大淀「はい、それが・・・トナカイのレンタルの件なんですが」

提督「うん」

大淀「既に予約が一杯で、ヘラジカしかレンタルできませんでした」

提督「ヘラジカ!?大丈夫なのかソレ?」

大淀「ヘラジカは気性が荒いと言われているので気を付けてください。毎年世界中でヘラジカによる死者も出ていますから」

提督「余計にダメだろ!俺に何か恨みでも?」

大淀「そんな・・・私、これでも一生懸命頑張ったのに。うぅ・・・」

川内「あー、提督泣かせた」

提督「いや、違うんだ。そんなつもりじゃ、俺が悪かった」

大淀「全て私が悪いんです(泣)」

提督「いや、悪かった。謝るから!ゴメン!」

大淀(これは私に指輪をくれなかった提督への罰です)

青葉「流石にこれは・・・」

提督「いや、本当に悪かった」

大淀「許してくれますか?ぐすっ」

提督「実は俺、ヘラジカが大好きでなー、一度ヘラジカのソリに乗ってみたかったんだ!」

大淀「本当ですか?」

提督「本当だ!」

大淀「それなら良かったです」ニヤッ

長門(大淀、恐ろしい奴だ)


長門「提督よ、プレゼント配布の分担だが」

提督「ダメだ」

長門「まだ何も」

提督「お前を駆逐艦の所に行かせると何をしでかすか分からない」

長門「そこを何とか」

提督「ダメだって。大体、袋に入れたプレゼントを全部出して仕分けし直さないといけなくなるだろ」

長門「お代官様ぁ」

提督「誰が代官だ!」

長門「おねげえしますだ」

提督「あー、もう!これから一年間、何も問題を起こさなければ来年は駆逐艦を担当させてやる」

長門「本当でごぜえますか?」

提督「約束する。ただし、問題を起こさないのが前提条件だからな!」

長門「有り難き幸せ」

川内(ビッグセブンがあの態度どう思う?)ヒソヒソ

青葉(ドン引きですねー)ヒソヒソ

川内「ところで提督、吹雪一人部屋に残してて大丈夫なの?」

提督「影武者を用意したから大丈夫だ」

青葉「影武者?」

提督「1/1スケールの人形を置いてきた。しかも、キットが遠隔操作している!」

キット(コムリンク)「私がアドミラルを完璧に演じているので問題ありません」

青葉「それなら司令官がコソコソ動き回っていることもばれませんね」

提督「コソコソって」

長門「そろそろ出発しよう」

提督「そうだな。川内、青葉はサポートを頼む。各寮を見回って、もし出歩いている奴が居れば部屋に戻るように注意してくれ」

川内「ラジャー!」

青葉「了解です!」


-空母寮(長門担当)-

長門(まずは鳳翔だな)

ゴソゴソ

長門(鳳翔は新しい包丁っと)

長門「ん?テーブルの上に何かあるな」

『サンタさんへ。ポットに暖かいお茶が入っています。羊羹もお召し上がりください』

長門(せっかくだから頂くか)パクッ

長門(ポットの中身は紅茶か。すまない、鳳翔。私は長門だ)ゴクッ

長門(次は龍驤だな)

ゴソゴソ

『一週間でボインボイン!究極豊胸術』

長門「・・・。龍驤・・・こんな本を欲しがる程悩んでいたのか(涙)」

長門(瑞鳳はっと)

ゴソゴソ

『銅製の卵焼き器』

長門(これで美味い卵焼きを焼いてくれよ)

長門(赤城、加賀は)

ゴソゴソ

『間宮食べ放題券12枚×2』

長門(これで毎月間宮を堪能できるな)


-重巡寮(提督担当)-

提督「まずは最上型っと」

ピカッ

提督(うぉっ!眩しい!)

パン
パン(クラッカー)

鈴谷「めりくりめりくり!提督、めりくりだよー。はい、鈴谷にプレゼント、ちょうだい?」

提督「ホゥホゥホゥ。メリークリスマス」

最上「提督、ごめんねー。鈴谷がどうしてもって聞かなくて」

提督「提督?わしはサンタじゃよ」

熊野「つまらない演技は止めてくださいます?」グイッ

提督「痛い、痛い、髭を引っ張るのは止めてくれるかのう?」

三隈「くまりんこ?」

鈴谷「ほら、サンタのマスクなんて取っちゃいなよ」グイッ

提督「さっきから何を言っているんだね?わしはサンタじゃよ。マスクなんて被っておらんよ」

提督(妖精さん特製の超強力接着剤(人体に無害)でくっ付いているから専用剥がし液が無いと剥がれんよ!)

三隈「くまりんこ!」

最上「どうしたんだい?え?窓の外?・・・。!!!」

熊野「どうしたんですの?」チラッ

熊野「!!! す、鈴谷、窓の外にトナカイが!」

鈴谷「トナカイ?」チラッ

鈴谷「!!!」

提督(こいつ等バカで良かった。トナカイとヘラジカの違いに気付いてない。いや、深夜のテンションで正常な判断が出来てないだけか?)

鈴谷「まっ、まさか!本物のサンタクロース?」

提督「ホゥホゥホゥ。先ほどからそう言っているじゃろう?」

提督「さて、今年一年良い子にしていた君たちにプレゼントじゃ」

鈴谷「サンタさん、ありがとう!」キラキラ

提督(鈴谷って案外純粋だよなー)

鈴谷「また来年も来てくれる?」

提督「ホゥホゥホゥ。君たちがいい子にしていれば来年も来ると約束しよう」

鈴谷「鈴谷、絶対いい子にしてる!」

提督「まだ沢山周らないといけないのでな、わしはこれで失礼するよ」

鈴谷「はーい!いってらっしゃい!」フリフリ

ガチャ

バタン

鈴谷「提督の言ってたことは本当だったんだ・・・。朝になったら提督の所に行かないと!」


-戦艦寮(長門担当)-

長門(伊勢、日向は特別な瑞雲だったな)

ゴソゴソ

『1/48 瑞雲12型(クリアVer)と1/72 瑞雲 六三四空(メッキVer)』

長門(瑞雲のことは良くわからんが、これでいいのか?提督に相談してこれだから良いんだろうな)

長門(金剛姉妹には)

ゴソゴソ

『マイ○ンのティーカップ(金剛、榛名)、圧力鍋(比叡)、べっ甲メガネ(霧島)』

長門(比叡に圧力鍋なんて与えていいのだろうか?カレーで地獄を見るだけでは?)

長門(扶桑姉妹はっと)

ゴソゴソ

『幸運が訪れると巷で噂のお守り』

長門(中身はパワーストーンらしい。幸せが訪れるといいな)

長門(ウォースパイトは)

ゴソゴソ

『フォートナム・メ○ソンの茶葉』

長門(やはりと言ったところか。提督が選んだからこれで大丈夫だろう。だが、提督がいつも飲んでいる猫のマークの紅茶より高そうだな)


-軽巡寮(長門担当)-

長門(天龍にはっと)

ゴソゴソ

『シュベルトゲベ○ル』

長門(新しい刀が欲しいと言うことだったので妖精さんに頼んだが、変わった刀だな)

長門(龍田にはっと)

ゴソゴソ


-マルフタマルマル 執務室-

提督「プレゼントを全て配り終えたな。皆、お疲れさん」

長門「駆逐艦たちの喜ぶ姿が楽しみだ」

提督「では、最後に・・・長門、これをあげよう」

長門「!! 私にもくれるのか?」

提督「当然だ。本来、寝ている間に置いておくべきだが、直接手渡しで許してくれ」

提督「川内にはこれを」

川内「やったー!ありがとう」

提督「青葉」

青葉「きょーしゅくです!」

提督「大淀」

大淀「ありがとうございます」

提督「キット、そろそろ部屋に戻るからダミー人形を移動させてくれ」

キット(コムリンク)「はい、アドミラル」

提督「今年も残り僅かだが、最後まで気を抜かない様にな。では、おやすみ」

長門「おやすみ」

川内「丑三つ時なんだから、これから夜戦本番だよ?」

提督「いや、俺は寝るからな」

青葉「おやすみなさい」

大淀「おやすみなさい」

>>477

RJは好きです。でも、づほの方がもっと好きです!(懐かしのCM風)
ミスまな板より、づほと卵焼きにサンドされたいです。

去年、PC前に料理を並べて画面の中の瑞鶴とパーティをした提督が居る様だけど、
来年は吹雪とパーティするんだ・・・

嫁を建造せずに重巡とか空母とか戦艦とか宇宙戦艦を建造している提督を許してくれ
来年はちゃんと吹雪を買ってきて作るから

本日はここまで

劇場版特典のクリスマスカード、大和でした。
先週のフィルムもアップで写ってる大和でした。
大和好きだから嬉しいけどね、
贅沢言うなって怒られそうだけどね、吹雪が欲しかったんだよ!

本日分始まります


-12/25 朝 伊勢型私室-

伊勢「日向、大変だよ!」

日向「どうした、伊勢?」

伊勢「サンタさんからのプレゼントが!」

日向「ん?こ、これは!!」

伊勢「これであの子に勝てるね!」

日向「うむ。これで奴に勝てる!瑞雲こそ至高だ!」

伊勢「さっそく組み立てないと」

日向「待っていろ秋津洲。瑞雲の怖さと美しさを教えてやる」


-金剛型私室-

金剛「ワーオ!素敵なティーカップデース!」

榛名「榛名も素敵なティーカップです!」

比叡「私は圧力鍋を頂きました!司令にカレーをご馳走しないと!」

金剛「また倒れるほど食べさせちゃ、ノーなんだからね!」

比叡「はい!気合!入れて!行きます!」

霧島「私はお洒落なメガネを頂きました」


-高雄型私室-

摩耶「姉貴!見てくれ!」

高雄「あら、大きなクマさん」

愛宕「摩耶ちゃん、良かったわね~」

摩耶「うん!今日からコイツと一緒に寝るんだ!」

鳥海(羨ましい)


-綾波型私室-

曙「!!!」

漣「どったの?ボノボ」

曙「人を猿みたいに言わないで!」

漣「じゃあ、改めて、どったの?ボノボノ」

曙「サンタからのプレゼントが有る・・・」

漣「良かったじゃん」


-執務室-

提督(眠い。プレゼントを配り歩いたせいで睡眠時間が短く眠い)

吹雪「司令官、眠そうですが大丈夫ですか?」

提督「ああ、大丈夫だ」

吹雪(どうしたんだろう?)

コンコン

天龍「天龍だ。入るぜ」

ガチャ

提督「返事をしてから入ってくれないか?」

バタン

天龍「そんなことよりよー」

提・吹(そんなことって)

天龍「見てくれよ、提督!サンタに貰ったんだ!」つシュベルトゲベ○ル

提督「」←軽巡は長門担当なので関知していない

天龍「カッケーだろ?」

吹雪「何か凄い刀?ですね」

提督「15年程前のロボットアニメでそんな剣を持っているロボットが居たな・・・」

キット「データベースを検索しましたが、確かにその様ですね」フォンフォン

提督(そのうち艤装がスト○イカーパックに替わりそうで怖い)

天龍「この刀で深海のヤロー共を切って、切って、切りまくってやるぜ!」

提督「頼むから深海棲艦の腹にめり込ませて手を止めるとか、止めてやってくれ」

天龍「ああ!一刀両断で真っ二つにしてやるぜ!」


-工廠-

曙「ねえ、キット、ちょっと相談があるんだけど」

フォンフォン

曙「キット?」

フォンフォン

曙「そっか。アンタのご主人をクソ呼ばわりしている奴と口を利きたくないんだ?」

フォンフォン

曙「いいわ。答えたくないなら、聞いてくれるだけていいから」

フォンフォン

曙「実はね・・・今朝起きたらサンタからのプレゼントが置いてあったんだ」

フォンフォン

曙「今年一年、いい子にしてなかったのに、提督の言う通りサンタは来てくれた」

フォンフォン

曙「どうしたら提督に対して素直になれると思う?」

フォンフォン

明石「曙ちゃん、どうしたの?」

曙「ちょっとキットとお話を」

明石「え?ソレ、キットじゃないわよ」

曙「え?」

明石「ソレ、金剛さんのナイト2000モドキだから」

曙「!!!」

曙「しっ、知ってるわよ、そんなこと!(超恥ずかしい)///」ダッ

明石「行っちゃった」


-執務室-

コンコン

天龍「お、また誰か来たぞ」

鈴谷「鈴谷だよ」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

鈴谷「提督、この間は疑ってゴメンネ」

提督「?」

鈴谷「ほら、提督がサンタだって疑った件だよ」

提督「ああ、あのことか」

吹雪「司令官がサンタさんな訳ないじゃないですか」←サンタを信じてる

天龍「だよなー」←同じく

鈴谷「だよねー。それでね、サンタさんからお洒落なピアス貰ったんだー」

提督「良かったじゃないか。失くさない様に出撃時は外しておけよ」

鈴谷「はーい!早速、耳たぶに穴開けてもらってくるね」

提督「いってらっしゃい」

ガチャ

バタン

提督「ん、そういえば」

吹雪「どうしたんですか?」

提督「入渠したらピアスの穴塞がったりしないのか?」

天龍「そういえば、どうなんだ?」

吹雪「ん~どうなんでしょう?」

キット「確かに誰もピアスをしていないので、どうなるか分かりませんね」フォンフォン

提督「多分、ピアスしたままなら大丈夫・・・なのか?」

年末年始はだいぶ前に買ったアオシマのナイト2000を作るんだ。
箱を開けては内装の塗装に絶望して、そっと閉じるを繰り返してきたけど、遂に手を出してやる。
このまま更新されなければナイト2000製作で燃え尽きたと思ってください。

本日はここまで

本日分始まります


-大晦日 マルキュウマルマル 執務室-

提督「今年もあと少しで終わりだなー」

吹雪「そうですね~」

キット「このまま何も起きずに今日が終わればいいのですが」フォンフォン

コンコン

提督「誰か来たな」

ポーラ「ポーラでぇ~す」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

ポーラ「提~督ぅに聞きたいことがありまーす」

提督「何だ?」

ポーラ「ボーネンカイは何時からですか?」

提督「は?」

ポーラ「だから、ボーネンカイですよ~」

吹雪(この人、最後の最後まで飲む気だ・・・)

提督「なぁ、ポーラ」

ポーラ「はい」

提督「先日、クリスマスパーティしたよな?」

ポーラ「しましたね~」

提督「だからもういいだろ?」

ポーラ「は?」真顔

提督「いや、だから、クリスマスパーティしたんだから、もういいだろ?」

ポーラ「ダメです!忘年会からの年越しカウントダウンがこの国の常識です!」

提督「そんな常識ねぇよ!」

キット「その様な常識は聞いたことがありません」フォンフォン

吹雪「変な常識を作らないでください!」

ポーラ「ヤダヤダヤダ!忘年会したいです!」

提督「隼鷹、那智と三人でやればいいだろ」

ポーラ「ザラ姉さまに怒られます!だから、忘年会という大義名分が必要なんです!」

提督「どの辺が大義名分だよ。それに今から食材の準備なんて出来ないぞ」

ポーラ「その辺は大丈夫ですよ」


コンコン

大淀「大淀です」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

大淀「提督、本日の忘年会の件ですが」

提督「え?」

大淀「どうされましたか?」

提督「忘年会って何の話だ?」

大淀「え?ちゃんと提督の承認印が押された書類をポーラさんが」

提督「おまっ、まさか・・・」

ポーラ「ええ、そのまさかですよ」

大淀「え?では、まさか!」

ポーラ「提督たちの不在時に執務室へ侵入し、書類を偽造して大淀さんに渡したんですよ!」

提督「そこまでして酒を飲みたいか!」

ポーラ「お酒は命の水です!マッ○ンもそう言ってます!」

提督「命の水はウイスキー等の蒸留酒であって、ワインではない。それと、マッ○ンはそんなこと言ってたか?」

ポーラ「言ってます!」

提督「そうか(言ってないと思うけどな。まぁ、いいや)」

大淀「どうしましょう?もう業者への発注は済んでます」

提督「仕方ない。今夜は忘年会だ」

吹雪「いいんですか?」

提督「今更、発注をキャンセル出来ん。ただし、ポーラ」

ポーラ「はい」

提督「来年は今年以上に働いてもらうぞ」

ポーラ「任せてくださ~い」

提督「それにしても、よく執務室に侵入できたな」

ポーラ「それ程でも~」

吹雪「褒めてませんよ(汗)」

キット「アドミラルの不在時は入り口ドアはパスワードと静脈認証で二重にロックされています」フォンフォン

提督「仮に天井裏から侵入してもレーザートラップを張り巡らせているから、触れたら警報機が即発報だ」

ポーラ「お酒が飲めると思えば、あの程度楽勝です~」

提督「途轍もない執念だな。ル○ン三世やイーサン・ハ○トも真っ青だ」

ポーラ「折れそうな心をお酒で薄めないと生きていけないのよ」ボソッ

提督「ん?何か言ったか?」

ポーラ「何でもありませ~ん。では、私は失礼しまーす」

ガチャ

バタン


吹雪「司令官」

提督「どうした?」

吹雪「ポーラさん、お咎め無しでいいんですか?」

提督「禁酒と言ってやりたいところだが、アイツのことだあの手この手で何処からともなく酒を入手するだろう」

吹雪「あっさり執務室に侵入したことを考えると否定できませんね・・・」

提督「それに解体って訳にもいかんからな」

吹雪「まぁ、そうですけど」

提督「自分でも甘いって思っているさ」←諦めの境地

コンコン

明石「明石です」

夕張「夕張です」

吹雪「今日は色んな人が来ますね」

提督「どうぞ」

ガチャ

バタン

明石「提督、ご依頼の品が完成しましたよ!」

ガラガラガラ

吹雪「今度は何を頼んだんですか?」

提督「今日と言う日に必要な物だ」

夕張「これよ!」

バサッ

夕張「全自動蕎麦打ちマシーン」

吹雪「こっ、これは!」

キット「なるほど、年越し蕎麦用ですか」フォンフォン

提督「その通りだ」

明石「このマシンの凄いところは、蕎麦を打つだけでなく、茹でるまで全自動です!」

キット「何と!」フォンフォン

夕張「早速実演しますね!」ポチッ

提督(えっ、昼食には早いし・・・でも、仕方ないか)

~数分後~

夕張「へい、お待ち!」

提・吹「いただきます」


提・吹「ご馳走様でした」

提督「では明石、夕張、君たちを蕎麦打ち大使に任命する!鎮守府全員分の年越し蕎麦を生産してくれ!」

明・夕「はい!」

ガチャ

夕張「では、私たちは厨房に篭って蕎麦を量産します!」

提督「頑張ってくれ(と言っても、頑張るのは機械だけど)」

明・夕「はーい」

バタン

提督「そうだ。成り行きで忘年会をすることになった以上、皆に知らせておかないとな」

吹雪「最後の最後にとんでもないドタバタが来ましたね」

提督「本当に朝から疲れたよ」

ピンポンパンポーン

スピーカー「あー、提督です。急ですがヒトキュウマルマルから忘年会をすることになったので遅れない様に集まってください」


-廊下-

那智「ポーラの奴、成功した様だな!」

隼鷹「ひゃっはー!やったぜ!」

ウォースパイト「ボーネンカイ?」

金剛「今年一年お疲れ様のパーティ、デース」

ウォースパイト「How marvelous!この国ではそうやって一年の労をねぎらうのね!」

金剛「その通りデース!」

加賀「(沢山食べられると思うと)さすがに気分が高揚します」

赤城「今日も頑張りましょう、加賀さん!」

加賀「はい」


-ヒトキュウマルマル 食堂(忘年会会場)-

提督「それでは、これより忘年会を始めます。乾杯」

一同「乾杯!」

ワイワイ

ガヤガヤ

夕張「年越し蕎麦いかがですかー?」

明石「美味しいよー」

瑞鳳「提督、サンタさんに貰った卵焼き器で卵焼き作ってきたよー」

提督「いただきます!」

パクッ

モグモグ

提督「瑞鳳の卵焼きはいつ食べても絶品だな」

瑞鳳「えへへ~」

提督「おーい、ポーラ!」

ポーラ「はーい」

提督「今日は変なネタやら無くていいからな」

ポーラ「えー」

提督「今日は大人しく飲んでてくれ」

ポーラ「えー」

提督「今すぐ部屋に帰るか?」

ポーラ「大人しくしてます!」

提督「分かればいい」


提督「あ、あれは!おーい、ロック○ン!」

シーン

提督「今日は何の日?」

子日「子日だよー!」

提督「ちゃんと聞こえてるじゃないか」

子日「え?ロック○ンって子日のこと?」

提督「他に誰が居るんだよ?」

子日「子日はロック○ンじゃ無いよー!」

提督「え?だって両手のロックバ○ターが」

子日「ロックバ○ターじゃ無いよー!単装砲だよ!」

提督「何だと・・・」

吹雪「え?」

夕張「そんな」

明石「バカな」

子日「皆酷いよー!」

提督「あ、スマンスマン。ロック○ンは両手にバ○ターはやらないな。フィヤーマン」

子日「消防士でも無いよー!」

提督「いや、ロック○ンのボスキャラだ」

子日「子日泣くよ・・・」

提督「悪かった。瑞鳳の卵焼きで機嫌直してくれ」

子日「いただきます」

モグモグ

子日「美味しいー!やっぱり瑞鳳さんの卵焼きは絶品だね」

夕張(あの子がロック○ンじゃ無かったなんて・・・)ヒソヒソ

明石(信じられない)ヒソヒソ

吹雪(私もです)ヒソヒソ


~フタヒトマルマル~

提督「子供は寝る時間だぞー」

夕立「夕立、まだ寝たくないっぽい!」

時雨「僕もカウントダウンに参加したな」

夕雲「私もまだ寝たくないわ」

提督「うん、まぁ、君たちはいいよ」

初雪「眠い。引きこもる」

白雪「私は初雪ちゃんを送り届けます。司令官、おやすみなさい」

提督「おやすみ」

吹雪「私も残っていいですか?」

提督「眠くないなら残って