提督「何で愛宕が！？　解体されたんじゃ？」

吹雪「えっとですね、解体されたのは一部分だけで」

提督「一部分？」

愛宕「見てわからないの？」

提督「ま、まさか・・・」

愛宕「ええ、胸だけ解体されたわ・・・」



提督「くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」

吹雪「すごい悔しがりようですね」

愛宕「何か複雑なんだけど・・・」

吹雪「そ、それだけ大切にされてるんですよ！」

愛宕「私が解体されたって聞いた時より悔しがってる・・・」

とりあえずこれだけでちょっと休憩してきます

風呂行く前にちょっとだけ

提督「ていうか吹雪、ちゃんと報告しろ」ﾋﾞｼｯ

吹雪「いたっ」

愛宕「あなたも提督と一緒に盛り上がってたわよね？」ｺﾞｺﾞｺﾞ

提督「これはお仕置きが必要かな？」ﾆｺｯ

吹雪「」


ｱｱ、ｿﾝﾅ、ﾀﾞﾒﾚｽｩ～

吹雪「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

提督「さて、お仕置きも済んだところで犯人探しと行きますか」

愛宕「提督へのお仕置きも済んでませんよ？」ﾆｺｯ

提督「ですよね～」


ｱｰｯ、ｿﾝﾅ、ﾀﾞﾒｰ

提督「」ｼｸｼｸ

愛宕「冗談はさておき、犯人を見つけ出さないと」

提督「冗談？俺とは遊びだったの！？」

吹雪「司令官真面目にやってください、龍田さん呼びますよ？」

提督「は、はい、ごめんなさい・・・」

提督「愛宕、襲われた時の事思い出せるかな？」

愛宕「ええ、あれは真夜中のことなんだけどちょっと部屋の外に出てて」

提督「真夜中なのに部屋の外に？」

愛宕「ちょ、ちょっとね」

提督「ちょっと？」

愛宕「もう、言わなくてもわかるでしょ//」

提督「わからないな～、ちゃんと言ってくれなきゃ～」ﾆﾔﾆﾔ

愛宕「もう、提督のバカ、変態//」

吹雪「話し進みませんね・・・龍田さんｙ」

提督「ごめんなさい」

提督｢それで愛宕は犯人の姿は見てないのか？｣ｷﾘｯ

吹雪（いきなり真面目になった・・・)

愛宕「見てないわ、いきなり後ろから襲われて気を失ったから・・・」

提督「で、目覚めたらおっぱいが解体されていたと？」

愛宕「ええ、胸が解体されてました」

吹雪（ナチュラルにセクハラしてきますね、司令官）

提督「っていうか解体出来たってことは愛宕の胸って・・・」

愛宕「失礼ね！私のは自前よ！！」

ちなみに「解体＝偽装外して普通の女の子に戻るだけ」ってのが公式の見解。
流石に撃沈＝死ではあるようだが。

>>14
解体されたら普通の女の子に戻り、鎮守府から去ってしまうので提督たちが悲しんでいた
というような解釈でお願いします

寝る前に少しだけ投下します

提督「とりあえず第一発見者の大井に話聞いてみるか」

愛宕「じゃあ、私が呼んできますね・・・」

吹雪「元気ないですけど大丈夫ですか？」

愛宕「ええ、大丈夫よ、ちょっとショック受けてるだけだから・・・」

提督「・・・」

愛宕（はぁ、まさかこんな形で女の武器の一つを失うなんて・・・）

愛宕（これで提督に女として見られなくなったらどうしようかしら・・・）

提督「・・・愛宕、一つ言っておくがな」

愛宕「何ですか？」

提督「俺はお前の胸が巨乳だから好きなんじゃない！　愛宕の胸だから好きなんだ！！」

愛宕「えっ」

提督「だから胸が小さくなっても俺がセクハラをやめることはないぞ！」

愛宕「何ですか、その堂々としたセクハラ宣言は！？」

提督「言いたいことはわかっただろ？」

愛宕「もう！　失礼しますっ//」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

吹雪「行っちゃった・・・」

吹雪「本当にセクハラおやじですね」

提督「おやじって年齢じゃないんだけどなぁ」

吹雪「色んな艦娘に色目使うし・・・」

提督「みんな可愛いからね」

吹雪「はぁ・・・」

吹雪「何でこんな人のことみんな好きになるんですかねぇ」

吹雪「まあ、私も人のこと言えませんけど」ﾎﾞｿｯ

提督「ん、何か言った？」

吹雪「聞こえてるくせに！」ﾊﾞｼｯ

提督「あ痛っ」

ｺﾝｺﾝ

吹雪「あっ、愛宕さんが大井さんを連れてきたようですね」

ｶﾞﾁｬ

愛宕「連れてきたわよ」

大井「失礼します。提督、私のこと呼びましたか？」

提督「ああ、大井っちに聞きたいことがあって」

大井「・・・その呼び方やめてくれませんか？」

提督「何で？　北上も言ってるじゃん」

大井「北上さんは特別です」

提督「えー」

大井「それに提督に呼ばれると寒気がしますから」

提督「大井っち、ひどい・・・」

大井「次、その呼び方したら撃ちますからね」ﾆｺｯ

提督「」

愛宕（目が笑ってないわね・・・）

吹雪「アホなことやってないで話し進めませんか」

今日はこれだけです。おやすみなさい

投下します

提督「まあ、冗談はさておき、大井が第一発見者なんだな？」

大井「ええ、寝てるときに物音がして、音のする方へ行ってみたら愛宕さんが倒れてました」

愛宕「犯人の姿は見たの？」

大井「いいえ、私が見たのは愛宕さんだけですね」

提督「そうか・・・」

吹雪「さっそく、行き詰まりましたね」

提督「とりあえず愛宕が襲われた場所に行ってみるか」

愛宕「そうね、犯人の手掛かりが残ってるかも」

大井「私、もう部屋に戻ってもいいですか？」

提督「えっ」

大井「何ですか、鳩が豆鉄砲食らったような顔して」

提督「大井っちは、一緒についてこないの？」

大井「部屋で北上さんを待たせてるので失礼します！！」ﾊﾞﾝｯ

吹雪「振られちゃいましたね」

提督「・・・別にいいさ・・・」ﾌﾝｯ

――――――――――――――――――――


吹雪「さて、現場に来ましたが何もないですね」

提督「・・・現場には何もない、か・・・妙だな」

吹雪「犯人だってわざわざ手がかりを残したりしませんよ」

提督「まあ、そりゃそうなんだけどさ」

愛宕「何かわかったんですか？」

提督「いや、ちょっと気になっただけだよ」

愛宕「そもそも犯人は何だって私の胸を解体したりしたのかしら・・・」

吹雪「そりゃあ、女の嫉妬じゃないですか？」

愛宕「嫉妬？」

提督「愛宕の胸に嫉妬する艦娘は多いだろうな」

吹雪「これぞ巨乳！！って感じですからね」

愛宕「そんな理由で私の胸が解体されたっていうの？」

吹雪「そんな理由！？」

愛宕「な、何よ・・・」

吹雪「愛宕さんは今、私を含めた数多くの女性を敵にまわしましたよ！！」

愛宕「え～」

提督（本人に悪気はないんだろうけどね）

吹雪「とりあえず、一番可能性が高いのは愛宕さん(の胸)に嫉妬した女性の仕業ですね」

愛宕「この鎮守府の女って言ったら艦娘か任務娘さんくらいね」

提督「任務娘さんは、昨日、俺と一緒に夜中まで残業してたから犯人じゃないよ」

吹雪「・・・」ｼﾞｰ

愛宕「・・・」ｼﾞﾄｰ

提督「・・・何だよ、その目は・・・」

提督「言っとくがヤラシイことはしてないからな！」

吹雪「・・・どうだか」

愛宕「・・・まあ、そういうことにしときましょうか」