神「世界がヤバいから異世界から勇者を転生させようとしたら」 (14)



「す、凄い……! 勇者召喚の儀式とは我等が神の召喚の事だったのだ!!」

「神様が降臨なされた……!」

「やったぞぉおおお!!」

「おお……なんという…言い伝え通りの御姿、まさしく神……!」

「この戦は我々人間の勝利だー!!」



神「いやいや……まさかうっかり自分を召喚しちゃうとはネッ」

神「やっべ、召喚した勇者が帰れないようにした術式が強過ぎて戻れねぇ」




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神(ムハンマド)


神「とは言っても……」



「うわぁぁあん!……これで、もう何も…何も心配しなくて……!」

「ありがたや……ありがたや……」

「我等が神…! なんと神々しい姿だ…!」



神「気分は良いなこれは、ふむふむ」

< ザッ!

巫女「我が神、民の声を聞いて下さり誠に感謝します」

神「やぁ巫女さん、お勤めご苦労様だよ」

巫女「既に稀代の戦士達は敗れ去り、数々の大国は魔王軍によって陥落……」

巫女「貴方ならばご存知かとは思いますが、最早我々人間に残された道は神に祈りを捧げる事しかありませんでした」

神(うん、まぁ戦や武を司る神々も魔王に殺られちゃったからコッチも助っ人呼ぶつもりだったしね)

割と詰んでるじゃねーか


神「まぁまぁ、とりあえず私は自室に戻るよ」

巫女「は、え? ……自室とは?」

神「教会だね」スタスタ


「おお!! 神様が歩いた床から美しい花々が!」

「同時に床が腐り落ちていくぞ!」



巫女「わ、我が神! 世界を御救いなさるのでは無いのですか……!」

神「んー? 急いても意味は無い事だよ巫女さん」

神「私がここに居る時点で世界の終わりだからねぇ」

巫女「え……」


ゴォーンッ…ゴォーンッ……!


神「ふぅ、多少は落ち着くじゃないか教会」スタスタ

巫女「お待ちを! 先程のお言葉、あれはどういう……!」

神「んん? あれ、他の人達も来るかと思ったけど来ないんだね」

巫女「今現在の教会代表は私ですので! いえ、それよりも……」

神「教会代表? 若いのに凄いな、君から信仰心は感じられないのにねぇ」

巫女「……!?」

神「人間の一人一人の私達神に対する信仰心は分かるものなんだよ」

神「多かれ少なかれ、その信仰心は私達にとっては酸素の様な物だからね」

巫女「サンソ……?」

神「おっと失礼、この時間軸ではまだ発見されてない事だった」


神「まぁそれはそれとして」

神「世界が終わるのも当然さ、この世界の誰もが勝てない相手がいるのだから」

神「それに勝とうとして異世界から凄いのを呼ぼうとしたんだけどね」

巫女「そんな……まさか、貴方では魔王に勝てないとでも……!」

神「勝てないんだなこれが」



巫女「あぁ……そんな……っ」がくっ

神「正直これは私のミスだ、本当に悪かったね」

神「16の若さでこの絶望的な事実は辛いだろうけど、どうか受け止めて欲しい」

巫女「……貴方は悪くありません」

神「私は序列第八百万、最下位の神だからね」

神「私より上の、実体化出来る神々は悉く殺されてしまってねぇ……仲の良い神もいたから残念な話さ」

巫女「……他にも神がおられるのですか」

神「もう居ないからマジやばいよネッ」


巫女「序列最下位とは言いますが、では貴方は一体どういう神様なのですか?」

神「ただの神なんだ」

巫女「……えっと」

神「いやはや、君と話をしていると退屈しないねぇ!」ケラケラ

神「君は頭が良いが、良すぎる」

神「人間のスペックしかないのに神々に近い思考の持ち主だ、いやぁ面白いなぁ」

巫女「……もしかして私をからかっているのですか」

神「そうだよぉ? それが私の司る神としての力だからね」

巫女「からかうことが!?」

床が腐り落ちるとか普通に危険じゃねーか

シシ神さまとかいるし…

まだか

普通に面白い

はやや

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