一夏「>>1的なIS」 (338)


 真耶「皆さん、入学おめでとう~!私は副担当の、山田麻耶です」

 ・・・ ア、アレ?  


 一夏「(ロールパンナの素顔ってどうなってるのかなぁ)」ボヘ~

 キョウカラ、ミナサンハコノISガクエンノセイトデス。

 真耶「それじゃあ自己紹介をお願いしてもらいましょうか。出席番号順で、えっと・・・」


 一夏「(1時間が長いって言うけど、早い針が60回分回ればいいだけなんだよなぁ)」モンモン


 一夏「(ケモナーって自分の飼ってる生き物でもソウイウ風に見えてるのかなぁ)」モンモン


 真耶「次は、織斑君」


 一夏「(どうして喋るなって言われてるのに喋るのかなぁ)」モンモン


 真耶「織斑君?織斑一夏くーん」


 一夏「はい」ハッ


 真耶「あ、えっと今はお、なので織斑君の番なの。自己紹介してくれるかな?ダメかな?」


 一夏「はい・・・ン゛ン゛っ。織斑一夏です、ワンサマとでも呼んでください」


 クスクス 


 一夏「以上です」


 一同「それだけ!?」


 一夏「(笑いは取れたから充分)」

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 モブ「ので、これからよろしくです!」


 真耶「はい、以上で皆さんの自己紹介が終わりました」


 一夏「(何でアニメだと男が可愛くなるんだろなぁ)」ボヘェ


 真耶「・・・えっと、少々お待ちくださいね」アハハ・・・

 
 ガララッ!


 千冬「はぁっ、はぁっ。すまない、山田先生」ゼェゼェ


 真耶「織斑先生・・・もしかして、また・・・」


 千冬「んっ、んんっ。ま、まぁ・・・はい・・・この学校は広すぎるのがいけないのよっ」プクゥ


 千冬「・・・あ。諸君、私が担任の織斑千冬だ。君達新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが私の仕事っ」コケッ、ステーンッ!


 真耶「お、織斑先生!」アワワ


 千冬「問題ない」ボタボタ


 一夏「はい」つティッシュ


 千冬「?。・・・あ。う、うむ」コリコリ


 真耶「あ、あの保健室に行った方が・・・」アセアセ


 千冬「構わない。さて続きだ。・・・(えっとどこまで言ったっけ)」


 キーキンコーンカーンコーン


 千冬「・・・ふっ、時間とは儚いものだ」スタスタスタ


 ガラ、ピシャッ!


 真耶「・・・きゅ、休憩時間ですので、皆さんどうぞ楽しくお話ししてくださいね、では!」ピューッ


 オリムラセンセーイ!


 ヒソヒソ ザワザワ 

 
 「何か、いつでも黄昏てそうな雰囲気だけど何を考えてるんだろうね?」


 一夏「(可愛い女の子を天使って言うけど・・・天使って男なんだよなぁ)」


 一夏「(何で天使になっただんろ)


 箒「・・・あの・・・」


 一夏「(磁石って同じ極くっつけようとするとき何か丸いバリアみたいなの出るの面白いよなぁ)」モンモン


 箒「一夏・・・クン・・・」モソモソ


 一夏「(女の人って何で他人の電話だと声高くなるんだろうなぁ)」モンモン


 箒「い、一夏くん。一夏君、一夏君ってば・・・」モジモジモソモソ


 一夏「(欠伸すると周りの音が大きくなるのはどうしてだろうなぁ)」モンモン


 箒「・・・い、イッちゃん!」


 一夏「わっ・・・何?」クル

 
 箒「ひ、久しぶり・・・」ボソボソ


 一夏「あ、うん・・・久しぶり」


 ヒソヒソヒソ


 「え、誰あの子?」


 「もしかして織斑君と何か関係が!?」


 箒「・・・そ、それじゃ」トタタ


 一夏「ん」ヒラヒラ


 「・・・じゃないの、かな?」


 真耶「えっと・・・それではですね、再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めたいと思います」


 鷹月「あれ?織斑先生はどうしたんですか?」


 真耶「あ、その・・・」アセアセ


 一夏「ちょっと行ってきます」ガタ、スクッ


 真耶「え、あっ!お、織斑くん?」


 一夏「すぐ戻ります」ガララ、チラ



 千冬「えぇっと、あぁ、ここかっ」ガララ!


 千冬「待たせたな!」ドーンッ


 ウワ!?ビックリシタ! ア、アレ?オリムラセンセイ? ナンデ2クミニ?

 
 千冬「あれ?」


 一夏「・・・」ポンポン


 千冬「!?、あっ、い、一夏!?」ガララ、ピシャッ


 一夏「俺の名前の最初の文字は何と読むでしょうか?」


 千冬「え?・・・い、1?」


 一夏「一年一組に一夏が居るって覚えるといいんじゃないの」クル、スタスタ


 千冬「・・・」ポツン


 
 一夏「・・・」ガララ


 真耶「お、織斑君。どこに行ってたんですか?」アセアセ


 一夏「あぁ、ちょっと」スタスタ、ガタ


 真耶「は、はぁ・・・」


 千冬「待たせたなっ」ガララッ


 真耶「あ、織斑先生!よかったぁ・・・」ホッ


 千冬「ふっ、必ず最後に現れる方が決まってると思ってな」キリッ


 真耶「・・・あ、はい」


 千冬「では改めて説明しようか」


 真耶「あ、いえ、まだ説明はしていませんので・・・」


 千冬「あ、そうなの?・・・か?」


 真耶「はい」ニコリ


 千冬「・・・コホン。代表者とは・・・だな・・・その」


 千冬「・・・簡単に言えば、クラス長だ。色々する事がある」


 真耶「そ、そう言うわけですので、自薦他薦は問わないので誰かいませんか?」


 「はい!私は織斑君を推薦します!」


 「私もです!」


 一夏「えっ、やだっ」


 エエエェェ~~~~!?


 一夏「いやだって、俺着ただけだし、乗り方まだわからないし、カギ当番がいいし」


 千冬「そんなもの無いに決まってるだろう。あったら私が困る」


 千冬「それと自薦他薦は問わないと言った筈だ。他薦された者に拒否権は無いぞ」


 一夏「じゃあ・・・俺は篠ノ之さんを推薦します」


 箒「えっ!?」ドキッ

 
 一夏「ぶきっちょだけど、強いから俺より・・・篠ノ之さんを推薦します」


 箒「そ、そんなっ!?」


 真耶「で、ではとりあえずお二人を候補にしますね」カキカキ


 千冬「他に推薦したい者はいないのか?」


 セシリア「・・・」ノ


 千冬「む・・・オルコットか。無言で手を上げずにきちんと、はいと言ってから上げるんだ」


 セシリア「・・・」コクリ


 千冬「返事をしろ」グリグリ


 セシリア「はぃ・・・」イタイイタイ 


 真耶「以上の3人の方が候補に挙がりましたけど・・・どうしますか?」


 千冬「ん~・・・じゃんけんで決めればいいんじゃないのか?」


 エエェェ~~~~!?


 千冬「え?ダメか?」


 真耶「あ、いや、その何て言うか・・・じゃ、じゃんけんより、腕相撲の方が」


 一夏「俺が勝つ一択しかないじゃないですか」


 真耶「で、ですよね・・・あっ、ではISを使用して腕相撲をするのはどうでしょうか!」


 千冬「なるほど。それなら誰が勝つかわからんな」フムフム


 千冬「どうだ?3人は」


 一夏「じゃあ、それで」


 セシリア「・・・」コクコク


 箒「え、あうぅ・・・は、はい」


 真耶「ではですね、1週間後の月曜日に第3アリーナが空いてますので、その日の放課後に行う予定でいきましょうか?」


 千冬「任せた」ポン


 真耶「え」


 
 箒「い、イッちゃん!何であんなこと言っちゃうの!?」


 一夏「いやぁ、お前を立てれば何とかなると思ったんだけど無理だった」


 箒「もぉ~~~!」プクゥ


 一夏「牛って磁石飲み込んでるんだってな」


 箒「知らない、そんな事っ!」ペシッ


 一夏「あてっ」


 箒「もぉ~~、本当にイッくんは」ズゾゾゾゾ


 一夏「飴あげるから許して」つ飴


 箒「んっく!」ゴフッ


 一夏「ん」つ水


 箒「んぐぅ、ゴクッ、ゴクッ・・・くふっ、子供じゃないんだから!///」ゲホッ


 一夏「まだ中学卒業したばっかだけど」


 箒「そう言う意味じゃなくてっ!・・・もぉ~、いいっ」スッ


 一夏「飴は取るんだ」クスクス


 箒「あ、あげるってイッくんが言ったから!///」ムキー


 一夏「はいはい」ズゾゾゾゾ


 箒「むぅ~~・・・」ズゾゾゾゾ


 「やっぱりあの二人何か関係あるみたいだね」


 「うどんをそうめんみたいに啜るのって何かすごいね・・・」


 セシリア「・・・」=米


 セシリア「・・・」ポロ


 セシリア「・・・」=米


 セシリア「・・・」ポロ


 布仏「せっしー、食べせてあげよっか?」ストンッ


 セシリア「!・・・」スッ


 布仏「はい、あ~ん」=米


 セシリア「・・・」アーン、モグモグ


 布仏「おいしい?」


 セシリア「・・・」モグモグ、コクコク


 布仏「外人さんって、お箸使わないもんね。はい、あーん」


 セシリア「・・・」アーン、モグモグ


 一夏「んっぷ・・・さてと・・・」スタスタ


 箒「イッくん、棟はあっちじゃあ・・・」


 一夏「手洗い」チラ


 箒「あっ、ご、ごご、ごめん!///」トテテ




 一夏「えっとぉ、1025・・・1025・・・」


 一夏「あ、ここだ」ガチャ


 一夏「おぉ~、ベッド2つあるし広いなぁ。よっこっせ」ゴロン


 一夏「・・・ん?(何かお湯の匂いが・・・)」ムクリ、スンスン


 箒「ん?誰か居るんですか?」ホカホカ


 一夏「」


 箒「」


 一夏・箒「」


 一夏「・・・」


 箒「・・・う」


 一夏「う?」ビクッ


 箒「う、うぅ・・・」ウルウルウル、ポロ


 箒「うぅぅうううぅぅぅぅう」ポロポロポロ


 一夏「えっ、ちょっ泣く、えっ、あっ」オロオロ


 箒「うぅぅう!ううううぅ・・・///」ポロポロポロ


 一夏「いや、お前、え、いや俺?」


 一夏「・・・」


 箒「ぐすっ、すんっ・・・ひぐっ」グズグス


 一夏「・・・俺は謝らんぞ。あんな格好で人前に出て来るお前が悪い」


 
 一夏「(なんて言ったらもっと泣くよなぁ)」ハァ


 一夏「・・・ほ、ほーちゃん」


 箒「へ・・・?」


 一夏「・・・飴あげるから許して」


 
 パチーン!


 
 箒「こ、今度からは私がお風呂に入るときは一夏は大浴場に入って!///」ペリッ、パクッ


 一夏「いやだし。逆だろ、お前があっちに入れよ」

 
 箒「ひ、一人でお風呂入るのは好きだけど、大人数で入るのはちょっと・・・///」モゴモゴ


 一夏「わかった、こうするか?お前が入ってる時は、俺は廊下に出てる。で、いい?」


 箒「そ、それじゃイッくんが可哀想だから・・・」モゴモゴ


 一夏「じゃあ俺が先に入ってお前が後でいいな」


 箒「うん・・・うん?」


 一夏「じゃ、入ってくる」スクッ


 箒「・・・あれ?」


 一夏「ふぅ」フキフキ


 箒「え!?もう出たの!?」


 一夏「髪と体同時に洗えばこのくらいじゃろ」


 箒「で、でも早すぎる・・・忍者みたい」




 一夏「んじゃぁ、もう寝ようか」ゴロン
 

 箒「まだ10時だけど・・・復習とかしないの?」


 一夏「メンドイ、つか眠たいし・・・」


 箒「はぁ・・・イッくんって小学生からそんな感じだね」クス


 一夏「お前に言われたくはない」


 箒「ど、どこが変わってないって言うの!?背だってクラスの人よりかはちょっと高かくて、チッちゃんとも少し違うだけだし」


 箒「それに剣道だって1位になったんだからね!」


 一夏「あ、そうなの?」

  
 箒「え!?聞いてないの!?」

 
 一夏「いやぁ、全然。おめでとう、はい」つ飴


 箒「・・・やっぱり変わってないよ、イッくんは」ハァ、スッ


 一夏「まぁお互い様ってことで。で、寝ないの?」


 箒「わかった。寝よっか。あ、でも暗いのは怖いから黄色いのにしていい?」


 一夏「えぇ~、お前もう16だろ。暗くても寝れろよ」


 箒「だ、だって怖いんだもん・・・」ムゥ


 一夏「・・・いや、マジで俺黄色いのでも寝れるけど、寝るの遅くなるんだって」


 箒「でも暗いの怖い・・・」ウル


 一夏「わかった!もう、一々泣くなって」ガバッ


 箒「・・・ごめんなさい」グス


 一夏「じゃあ・・・黄色いのでいいよ」ハァ~


 箒「・・・ひ、一つだけ、暗くても大丈夫な方法は・・・あるよ?//」チラ


 一夏「何?」


 箒「・・・て、手、繋いで・・・///」モジモジ


 一夏「おやすみー」パチッ


 箒「ゃぁあああ!!暗い!暗い暗い!」ビエーン!


 一夏「わかったよ!うるさいなぁ!」パチッ


 箒「もぉ~~!本当に怖いんだって!」


 一夏「泣くなってわかったから!手繋ぎゃいいんだろ!」


 箒「え、ぃ、ぃぃの?///」ポッ


 一夏「とりあえずベッドくっ付けて・・・っとぉ」グイグイ、ゴトッ


 一夏「・・・ん」スッ


 箒「・・・///」モジモジ


 一夏「321」パチッ


 箒「うびゃぁああ!」ギュゥッ


 一夏「じゃおやすみ」


 箒「もぉ・・・いじわる」


 一夏「変わってないってわかってたんだろ・・・」


 箒「・・・ふん//」ギュゥッ


 一夏「・・・」チラ


 箒「すぅ・・・すぅ・・・」


 一夏「(よし・・・)」ソロー


 箒「んんっ・・・」ギュゥゥ


 一夏「くっ・・・」ピタッ


 箒「・・・すぅ・・・すぅ」スヤスヤ


 一夏「っほぉぉ・・・」ソロー、スポンッ


 箒「・・・」


 一夏「・・・」ゴロン


 箒「・・・イッ、くん」


 一夏「」ゴロン、スポッ、ギュ


 箒「すぅ・・・すぅ・・・」


 一夏「(どうしよ・・・あっ)」ピンポーン


 
 一夏「(これでよし)」


 箒「すぅ・・・すぅ・・・」つ⊂


 一夏「(自分での手を握らせてれば大丈夫じゃろ・・・よし、寝よ・・・もう12時だし)」フアァ


 コンコンッ


 一夏「(ふざけんなよ・・・)」ムクリ、ストン、スタスタ


 一夏「(誰だよこんな時間に)」<覗き穴


 千冬「・・・」


 一夏「(・・・チッ)」ガチャ


 千冬「お、おぉ、一夏。起きてたのか?何時だと思ってるんだ」


 一夏「じゃあおやすみなさい」ギー


 千冬「待って、お願い」ガッ


 一夏「寝させろよバカ姉が。あんたが何時だと思ってるだって言ったから寝るって言ったんじゃろうが」


 千冬「う・・・ご、ごめん」ガクッ


 一夏「で、何?」


 千冬「私の部屋どこか知らないか?」


 バタン


 イチカー!チョット、オネガイダカラ!アケテ!


 一夏「静ーーずっかにしろって!」ヒソヒソ


 千冬「お前が勝手に入るからでしょ!」ヒソヒソ


 一夏「あぁ、ったく・・・山田先生の部屋は知らないの?」


 千冬「いや、その山田先生と同室なんじゃけどな」


 一夏「・・・携帯か何かの電話番号は知らんの?」


 千冬「いや、まだ聞いてない・・・」


 一夏「あんたホンットに怒るよ?」グググッ


 千冬「お、落ち着け落ち着け。笑いながら怒るな」アセアセ


 一夏「竹中直人か俺は」


 千冬「むぅ、参ったな」


 一夏「俺の台詞」


 千冬「・・・一緒に寝ていい?」


 一夏「・・・」ピンポーン


 一夏「俺床で寝るから、箒の隣で寝て」


 千冬「すまない、助かる!」パンッ


 一夏「その代わり」


 千冬「なん?」


 ――――――――――――――――――

 ―――――――――――――

 ――――――――


 箒「ん~・・・イッくんん・・・」ギュゥゥ


 千冬「んぐぅ・・・」


 一夏「」パシャッ


 箒「・・・へっ!?」ガバッ

 
 千冬「んん・・・?何だ、もう朝か」ファァ


 箒「え!?あぇ!?チ、チッちゃん!?」


 千冬「チッちゃんって・・・懐かしいな、そんな呼ばれ方するのも」クスクス


 箒「あ、え、えっと、お、織斑先生」


 千冬「いい。今はチッちゃんでも構わん」ポンポン


 箒「ふぁ・・・は、はい//」モジモジ


 千冬「で、織斑一夏君。さっきの音は何かな?」クル


 一夏「要る?キス間近の瞬間」ケラケラ


 パーンッ!


 夜竹「織斑君!隣・・・いいか、な?」


 一夏「うん」モグモグ


 谷本「・・・あの、頬っぺた」


 一夏「・・・」ジト、パク


 谷本「何でもない」アセアセ


 布仏「ほわぁ、まだ春なのにおりむーだけ秋が来てるんだね~」


 一夏「あ、痛くなってきた」ヒリヒリ


 箒「だ、大丈夫?」サスサス


 一夏「イ゛ィィて!?擦るやつがあるか!」ズキズキ


 箒「あぅ、ご、ごめん・・・」ウルウル


 一夏「飴あげるから」つ飴


 箒「・・・」コクリ


 夜竹「・・・何か、織斑君、お兄さんみたいだね」クス


 一夏「あ、いや、こいつあげないと面倒くさいから」


 布仏「オリムー、わたしも欲しいな~」


 一夏「ん。あと、俺ポケモンよりデジモン派なんだよね」つ飴


 布仏「ほぇ?」ペリ、パクッ


 一夏「ごっそさん。じゃあ俺は先に教室に行っとくよ」
 

 箒「私もそうする」


 夜竹「そっかぁ。早いなぁ、さすが男の子」


 谷本「あれ?でも篠ノ之さんも同じ量じゃ・・・あれ?」


 セシリア「・・・」トテトテ


 布仏「あれ~?セッシーも食べ終わっちゃったの?」


 セシリア「・・・パン、でしたので」ボソボソ

 
 布仏「そっか~。またあとでね~」ヒラヒラパタパタ


 セシリア「・・・」ペコリ



 一夏「誰もまだ来てないな・・・」


 箒「うん・・・」
 

 セシリア「・・・デスカ?」ボソボソ


 一夏「わ・・・あ、オルコットさん、何か言った?(こんな近くだったのに全然聞こえなかった)」


 セシリア「」ビクッ


 セシリア「・・・ナニガ・・・デスカ?」ボソボソ


 一夏「???」


 箒「・・・何が好きなんですか、だって」ヒソヒソ


 一夏「え?あぁ、デジモンで?そりゃあ、レナモン一筋」フフン


 箒「えぇ~、ずるい!私も好きなのに!」プクゥ


 一夏「別に誰のものでもって言うか、レナモンは留姫の相棒だろ」


 箒「あ、そ、そうだね・・・」ウーン


 セシリア「・・・ムシャモン一択」ボソボソ


 一夏「え?何モン?」


 セシリア「」ビクッ


 セシリア「ムシャ、モン・・・」ボソボソ


 一夏「へぇ~、和風なのが好きなんだ」


 セシリア「・・・」コクリ


 箒「(何だろう、すごく嬉しそうに見える)」キュン

初めて言いますが、ここまで
和田さんは今、エンジェルモンとエンジェウーモンにデジタルワールドへ連れて行ってもらってアグモンたちと楽しく歌っていますよ、きっと


 一夏「大分時間あるな」


 箒「そうだね~」


 セシリア「・・・」モジモジ


 一夏「・・・あ、なぁなぁホーちゃん」


 箒「へ!?あ、な、何?」ビックリシタ


 一夏「何でそんなびっくりするんよ」


 箒「い、いや、その呼び方されるの久しぶりだから・・・」


 一夏「まぁ、そうじゃろな。そう言うやあさ、何で俺の事イッちゃんからイッくんになったん?」


 箒「え?あぁ、そのちゃん付けだけだと、何だかイッくんのこと子ども扱いしてると思って・・・」


 一夏「別に気にしてないけど、ちゃんでもいいよ。その方が親しみあっていいし」


 箒「・・・じゃあ、これからはイッちゃんって呼ぶね?」

 
 一夏「ん。でさ、これしね?」つ囲


 箒「まるばつ?」


 セシリア「!」チラ


 一夏「うん」


 箒「えぇよ、じゃあ・・・私は丸でいい?」


 一夏「ん、俺はばつな。そっち移動しようか?」ガタ


 箒「お願い」


 一夏「決めるのはじゃんけんな」


 箒「よぉし、負けんよ?」ニシシ


 セシリア「・・・」ソロー


 箒「・・・ん?あ、オルコット、さん?」


 セシリア「」ビクッ


 セシリア「・・・」オロオロ


 一夏「もしかしてやりたい?」


 セシリア「・・・」フルフル


 箒「え?」キョトン


 セシリア「・・・見る、方がおもしろそう、なので」ボソボソ


 箒「そ、そっか・・・」


 一夏「じゃあ、じゃんけん」


 一夏・箒「ほい/ぽん!」グー・パー


 箒「おし!」グッ 一夏「あちゃぁ」


 一夏「じゃあ先行、どーぞ」


 箒「お先に、ここ」○


 一夏「角は基本じゃな(真ん中っと)」×


 箒「先手必勝だからね(もういっちょ角)」○


 一夏「ん・・・(その上)」×


 箒「あ、そこは通せんぼっ」○


 一夏「おっとそう来る・・・か(その下の横)」×


 箒「そう来くるよっ(角)」○


 一夏「そうですか、はい、勝ち」×


 箒「・・・あえ!?」ガタッ


 一夏「お前、パターン変わってにゃぁな~」ケラケラ


 箒「うぅぅ、くぅ~~!こ、今度は別の!」プンプン


 一夏「じゃあ、マッチやる?」d b


 箒「えぇよ、今度は勝てるけんっ」d b


 一夏「じゃあ先行どうぞ」


 箒「はい」ポン


 一夏「ほい」ポン


 箒「はい」ポン


 一夏「ほい」ポン


 箒「あ・・・はい」ポン


 一夏「ん・・・」ポン

 
 箒「あ・・・」ポン


 一夏「勝ち」ポン


 箒「ありえんじゃろ~」ガクッ


 一夏「じゃあ今度は手重ねるやつ」


 箒「そ、それはちょっと痛いから、パス」

 
 一夏「じゃあ・・・これやるか」つケシゴム


 箒「消しバト!?この机で?」


 一夏「縁が無い方に落とせばいいじゃろ」
 

 箒「あぁ、なるほど。じゃあいいよ」つケシゴム


 一夏「おっしゃ。じゃあ・・・ん?」


 セシリア「・・・」つケシゴム


 一夏「・・・いいよ。箒」ガタガタ


 箒「あ、うん・・・よいしょ」ガタッ


 一夏「真ん中に来ていいよ」


 セシリア「・・・」コクリ


 箒「(嬉しそう・・・やりたかったんだ)」ニコリ


 一夏「おらっ!」ビシッ!


 箒「もぉ~~!力任せ過ぎ!」ダンダン!


 セシリア「・・・」


 一夏「お前な、3回も余裕やって落とせなかったのによく言うわ」


 箒「うぐ・・・」


 一夏「じゃあ、オルコットさんだよ」


 セシリア「・・・」コクリ、ピンッ


 一夏「(手加減・・・した方がいいよな。何か、泣きそうだし)」チョンッ


 箒「あ、イッちゃん手加減してるよね?」ムスッ


 セシリア「・・・」キッ


 一夏「(え!?)まっさか~!作戦だよ、作戦」タラー


 セシリア「・・・ですか」コクリ


 一夏「(ダメだ、マジでやらんと泣くどころか怒られる)」ベチッ!


 一夏「おっと、落ち損ねたか・・・」指パッチン


 セシリア「・・・」スッ・・・ポンッ


 一夏「おっ、リング復帰か(これやったって事は、ケシバトやってるんだな)」


 箒「あ、イッちゃん、オルコットさん。そろそろ時間が・・・」

 
 一夏「あ、やばいな。んじゃ、秘技旋風打ち!」クルクルクル、ペチン


 セシリア「!」


 一夏「よっしゃ勝ったぁ!あ・・・はい」つセシゴム


 セシリア「・・・」スッ、ペコリ


 キーンコーンカーンコーン


 一夏「おっと、予鈴か。椅子戻さないっと」グッ


 真耶「以上で授業は終了です。明日も遅刻しないように来てくださいね~」ニコニコ


 箒「イッちゃん、私はちょっと剣道部の方に行ってくるね」


 一夏「ん、わかった」コクリ


 セシリア「・・・」クイ


 箒「え・・・?あ、オルコットさん?」


 セシリア「・・・デ、イイ・・・デス」ボソボソ


 箒「・・・?。ごめんなさい、もう一度言ってもらえますか?」


 セシリア「セシリア・・・で、結構です」ボソボソ


 箒「あ・・・じゃあ、セシリア、さん。その、何か私に用がありましたか?」


 セシリア「・・・私も・・・剣道部を・・・見に行きたいです」ボソボソ


 箒「見学ですか?もちろん、いいですよ」ニコリ


 セシリア「・・・」ペコリ

 
 真耶「あ、そうそう。織斑君」


 一夏「はい?」クル

 
 真耶「織斑先生があとで渡したい物があるそうなので、教室に残ってくれませんか?」


 一夏「・・・はぃ(えぇ~~~)」
 


 千冬「待たせたな。一夏」


 一夏「はいはい、で何なん」


 千冬「お前のISスーツだ。サイズは多分あってるとは思うが、一応見てくれ」スッ


 一夏「へぇ~・・・え゛っ」つISスーツ


 千冬「どした」


 一夏「いや・・・え?これ、上下分かれてるけど」


 千冬「ああ、半袖インナーシャツとスパッツだ。データ収集様らしいぞ」


 一夏「いやじゃこれぇ~~!腹見えるじゃんか!しかも風邪ひくわ」

 
 千冬「何言っとるんよ。腹ぐらい見えても大丈夫じゃろ、前まで水泳部だったんじゃけん」 
 
 
 一夏「水泳とは関係ねーっての!俺人前で腕とか膝までは見せていいけど、体だけはいやなんじゃって」



 千冬「文句をゆうな」


 一夏「文句って・・・確かに俺はISに勝手に触って動かした。けど、別にここに入学させることなかったじゃろうが!」ダンッ


 千冬「私だってお前の好きな高校へは入学させたかっけど・・・上からの命令には断れんけん・・・」


 一夏「・・・ごめん。変な方向に行ってた」


 千冬「いい、私が不甲斐無いばかりでお前には苦労させてしまったな」


 一夏「なら室内音痴だけは何とかしてくれ。あとこれも全身タイプに変えてもらって」


 千冬「・・・わかった。サイズがこまかったと言って何とかするけん」スタスタ

 
 一夏「頼む」


 千冬「・・・あぁ、そうそう。ここに水泳部はないからな」


 一夏「あっても入る気無いから心配せんで良いよ」


 千冬「そうか。閉めるぞ」ガラ


 一夏「お・・・」スタスタ


 千冬「じゃ、職員室に行くか・・・」カツ、カツ、カツ


 一夏「・・・あっちじゃろ」ピッ


 千冬「おっと、そうそうこっちこっち」カツカツカツカツ


 一夏「はぁ~~・・・」ガックシ
 

ここまで。
ISの世界観がわからないけど、仮に放送当時の11年だとしたら一夏はデジモン見てる当時4歳になると言うちょっと無理があった・・・
ちな自分もレナモンに初恋してた。
小学生の頃一番遊んだ遊びは鬼ごっこ、あと折り紙。センソウ(別名軍艦じゃんけん)は大嫌いだった


 一夏「腹減ったなぁ・今日の夕飯は何しようか・・・」スタスタ


 一夏「おっと・・・」サッ


 一夏「(誰かの手帳か・・・あ、裏に名前は書いてあるな)」クル


 『背後青留滑兜』


 一夏「・・・何処の国の人だこれ」タラー


 一夏「(背後に青、留、滑る、かぶと・・・?)」


 一夏「わからん・・・まぁ、とりあえず飯食いに行こう(これはポケットに)」ゴソゴソ
 


 箒「あ、イッちゃん!ここ、ここ!」ヒラヒラ


 一夏「ん。あ、オルコットさんと布仏さん」コトッ


 布仏「オリムー、遅かったね~」


 セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「いやぁ、馬鹿ね・・・織斑先生に待ち惚けされた」イタダキマス
 

 箒「あはは・・・変わってないね、チッちゃんも」


 布仏「チッちゃんって?」モグモグ


 箒「あ、う、ううん!そう言えばセシリアさん、和食選ぶんだね」


 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「へぇ・・・(ケシバト知ってるんだし、日本には慣れてるんじゃろうな)」パク


 セシリア「・・・、マダハシハ・・・エマセン」


 布仏「でもまだ箸使うのは苦手だから、私が食べさせてるんだよぉ~」=米


 セシリア「・・・/」パク、モグモグ


 一夏「まぁ、少しずつ覚えていけばいいじゃr・・・いいんじゃないかな」


 一夏「あ、そう言えば3人は部活何に入るか決めた?」モグモグ

 
 箒「私は、やッぱり剣道部かな。ずっと続けてたんだから」


 布仏「へぇ~、しののん剣道やってたんだぁ。お淑やかだから以外~い」パクパク


 箒「あはは、そうかな」モグモグ


 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「布仏さんと、オルコットさんは?」


 布仏「ん~、わたしはもうちょっと考え中~」モグモグ


 セシリア「・・・オナジ、デス」コクリ
 

 箒「イッちゃんは?」モグモグ


 一夏「ん~・・・俺はなぁ」パク


 箒「水泳部はないよ?」


 一夏「それは聞いた。入る気無いから、俺」モグモグ


 布仏「オリムー、泳げるんだ~。すごーい」=米


 セシリア「・・・」パク、モグモグ


 一夏「まぁ・・・クロールだけど」ゴクン


 セシリア「・・・」ゴックン


 
 
 一夏「ホーちゃん、出たけん入り」フキフキ



 箒「あ、うん」


 千冬「ホーちゃん、一緒に入るか」


 箒「うん、いいよ」


 一夏「おい」


 真耶「消灯時間なのに・・・織斑先生どこに行っちゃったんだろ・・・」トテトテ


 やんややんややんや


 真耶「?、1025室・・・もしかして」


 真耶「織斑君?篠ノ之さん?」コンコン


 やんややんや


 真耶「・・・失礼しまーす」ガチャ


 一夏「早く自分の部屋戻れよーろうが!」


 千冬「いいじゃんかここでも!」 


 一夏「ダメに決まっとるじゃろうが!ぱーぷーが!」


 千冬「何じゃしんどいやつじゃなぁ・・・」


 一夏「こっちの台詞じゃ!」
 

 箒「ふ、二人とも落ち着いて!」アセアセ


 真耶「・・・」ポカン




 一夏「次来たらマジでしばくけん・・・あ、叩くからな!」


 真耶「えっと、別に隠さなくてもいいですよ?織斑先生と話してる時によく聞きますから」


 千冬「え?嘘」


 真耶「残念ながら」アハハ・・・


 一夏「じゃ、おやすみ」バタン

 

 一夏「はぁ、ったく・・・」


 箒「まぁまぁ、そんなに怒らんでも」


 一夏「今度は俺が牛になるわ」


 箒「イッちゃんは兎でしょ?可愛い」


 一夏「お前は蛇じゃけどな」


 箒「えぇ~~!蛇はいやじゃぁあ!」ジタバタ


 一夏「俺に文句ゆうな」

―――――――――――――――――
――――――――――――
―――――――

 セシリア「・・・」プルプル


 布仏「がんばれせっしー」パタパタ


 セシリア「っ」パクッ


 布仏「おめでとー」パタパタ


 布仏「じゃあ今日のお箸の朝ご飯の練習はここまでにしよっか。はい、あーん」=米


 セシリア「・・・」アーン



 千冬「一夏。お前のISは、学園側から専用機を用意するとのことだ」


 「専用機!?1年の、しかもこの時期に!?」


 「わぁ~、織斑君いいなぁ~」


 一夏「・・・どんなの?俺さ、実際に見たのちょっとだけだからわからんのだけど」


 千冬「私も知らん。用意するとしか聞いてない」


 一夏「あっそ」


 「え?それだけ?」


 一夏「別に、ダサくなかったらいい」


 「例えば?」


 一夏「まぁ、頭に猫耳何かつけるんは以ての外。せめて口が隠れてるフェイスっぽいので、ゴチャゴチャせずシンプルなのがええな」 


 一夏「装備はなぁ・・・斧か二丁拳銃、ガトリングガン。もしくはロケットパンチか腕を十字に組んでビーム出せたらいい」


 千冬「・・・ドリルもつけんといけんじゃろ」


 一夏「あぁ、そうじゃな!」


 「「「「・・・」」」」


 千冬・一夏「・・・ン゛ン゛っ」ゴホンッ


 セシリア「・・・アイスラッガーは」


 一夏「おぉ、忘れちゃいけんよな!・・・え」


 セシリア「・・・//」フイ


 箒「いいなぁ~、イッちゃん専用のIS持てるなんて」


 一夏「別に俺は普通のでもよかったんだけどなぁ」


 セシリア「・・・」モグモグ


 布仏「オリムー、ISにあんまり興味なさそうだね」モグモグ


 一夏「まぁ・・・言っちゃあ悪いけど、ここに入る気元からなかったし・・・って言うか俺さ、本当はモノ作りの方に行きたかったんよな」


 布仏「ほぇ~、そうなんだ」=米


 セシリア「・・・」パク


 箒「イッちゃん、昔から作るのは好きだったもんね」パク


 一夏「じゃな」パク


 布仏「あれ?じゃあなんで整備科には行かなかったの?」モグモグ


 一夏「行かなかったって言うより、ば・・・織斑先生が俺の事気遣って、普通科にしてくれたんだと思う」モグモグ


 布仏「そうなんだ~、優しいね、織斑先生」


 一夏「ん・・・」パク


 「ねぇ」


 一夏「・・・」モグモグ


 箒「ちょ、ちょっと、イッちゃん」トトトトン


 一夏「え、あ、俺ですか?」


 「そう、君って噂の織斑君でしょ?」


 一夏「はい、そうですけど・・・?」


 「まだISに乗ってるとこ見たこと無いって人がいるけど、稼働時間はいくつくらいまで?」


 一夏「えっと、その通りでまだ乗ったことないので、わかりません」


 「それじゃ無理よ~。ISは稼働時間がものを言うの。代表候補生だったら軽く300時間はやってるわよ」


 一夏「へぇ・・・」


 「・・・それだけ?」


 一夏「え?あぁ・・・つまりで、結論は?」


 「教えてあげようか?私がISについて」


 一夏「・・・や、先輩のご行為はありがたいのですが、自分で何とかしてみます。すみません」


 「そう・・・。じゃあ、もし何か聞きたいことがあったら、いつでもいいよ」ニコッ、スタスタ


 一夏「ありがとうございます」ペコリ

ここまで。
ちなみに、インターセプターってどんなのでしたっけ。形どんなのか忘れた

>>38
セッシーが持ってるの見つけられなかった。
左のマドカが持ってるのがインターセプター
http://i.imgur.com/M8LG3Pv.jpg

>>39
ありがとうございます!


 一夏「・・・焦ぁせった~~。びっくしした」


 箒「でもよかったの?教えてもらわなくて」


 一夏「いや・・・何か、親しみにくいって言うか・・・」パク


 布仏「オリムーでも、苦手な人は居るの?」モグモグ


 一夏「そう言うワケじゃあないんじゃけど・・・」モグモグ


 セシリア「・・・ホンバン・・・ナンデスカ?」


 一夏「え?」


 布仏「本番大丈夫なんですか?だって」=米


 セシリア「・・・」パク、モグモグ、コクリ


 一夏「あ、まぁ本番までには基礎は出来るようにはしとくよ?」


 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「でもなぁ・・・乗る乗らない以前に、ISが無いけんなぁ」


 箒「私の貸してあげようか?」


 一夏「やに決まってんじゃろがバカタレが」


 箒「な、何で馬鹿って言うの!」プンプン


 一夏「あんなぁ物を貸してもらうのはわかるけどさ、女の子から服貸してもらうなんてやに決まってんだろ」


 箒「そ、そっか・・・ごめん」シュン


 一夏「幼馴染でも、境界線はあんだからさ」つ飴


 箒「うん・・・」スッ

 
 一夏「んぁぅ・・・気持ちはありがたい、ごめん」


 箒「いいよ・・・」


 一夏「ん・・・」パク、モグモグ

―――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
――――――――

 一夏「ん~・・・にしてもなぁ。これ誰のだろ」つ手帳


 一夏「(背後(はいご)、青(あお)、留(る)、滑(すべ・・・るかな?)、兜(かぶとだよな)」スタスタ


 一夏「(職員室行って、放送で探してもらおうかな・・・いや、でもこれ読めないよなぁ、先生でも)」ウーン


 「おわぁっ!」ドンッ!


 一夏「おわっと、ごめん!大丈夫?」


 「アテテ・・・あ、大丈夫あるよ!」ムクリ


 一夏「そっか・・・ごめん。前見てなかった」


 「そうあるか。気を付けるあるよ!」ニッコリ


 一夏「う、うん・・・えっと、あのさ」


 「あれ?もしかして、織斑君?」


 一夏「ん?うん、そうだよ」


 鈴「やっぱりある!初めまして、私は凰鈴音ある!」


 一夏「あ、うん。初めまして・・・えと、聞かなくてもわかるけど、中国から来たの?」


 鈴「そうあるよ!」ニパー


 一夏「だよね・・・あっ!じゃあさ、これ読める?」つ手帳


 鈴「う~ん・・・?」


 『背後青留滑兜』


 鈴「どこの人の名前あるか?これ」コテン


 一夏「えっ、凰さんでもわからない?」タラー


 鈴「うん。あと、凰じゃなくて鈴でいいあるよ。それかリンリンとか」


 鈴「あ、でも鈴音とは呼ばないでほしいある。おおとりすずねって入学式終わって早々呼ばれたあるよ~」ブゥ


 一夏「へぇ、そうなんだ。わかった、じゃあ鈴、さんで」


 鈴「さんじゃなくて、呼び捨てでもいいあるよ」ポンポン


 一夏「いや、初対面なのに呼び捨ては・・・じゃあ、鈴ちゃんでいい?」


 鈴「いいあるよ~!」ニコニコ


 一夏「わかった。ごめんね、ぶつかって」


 鈴「大丈夫ある。私頑丈あるから!」ペカー


 一夏「そっか。じゃあ、俺教室行くね」


 鈴「わかったある!」


 一夏「それじゃあ」スタスタ


 鈴「拝拝(ばいばい)~!」フリフリ




 箒「あ、イッちゃん。遅かったね?」


 一夏「あぁ、いやちょっとな」
 

 一夏「(ん~・・・わからん・・・)あれ?そう言えば、オルコットさんは?俺ら食べ終わったん一緒じゃった気するけど」


 箒「あぁ、セッちゃんなら布仏さんと整備科に行ったよ」


 一夏「セッちゃん?」


 箒「うん。セシリア、「セ」を取ってセッちゃん」


 一夏「お前な、悟空のはっちゃんみたいに呼ぶなや」


 箒「えぇ~?でも嬉しそうじゃったよ?」


 一夏「嬉しいんだ・・・」


 箒「今放送してるプリキュアで同じ名前の子がいるからだって」


 一夏「へぇ~、オルコットさんプリキュア観てるんだ・・・」


 一夏「てか、いつからその呼び方になったんだ?」


 箒「イッちゃんがチッちゃんに待ち惚けされた日に剣道部見に行って・・・」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ドンッ!ドドンッ!バチッ!バチッ!


 「めーんっ!」 「ヤーッ!」

 
 
 箒『すごい、迫力あるね』



 セシリア『・・・』コクリ


 箒『ね・・・』


 セシリア『・・・ノ、サン』ボソボソ


 箒『え?あ、何?』

 
 セシリア『・・・オリムラクン、ノコトヲ、ナンデイッチャント、ヨブンデスカ?』ボソボソ


 箒『あぁ、イッちゃんとは幼馴染なの。だから、ん~何て言うんだろ・・・あだ名、愛称みたいなものだよ』


 箒『キャサリンのことを、キャシーかケイトって呼ぶみたいに』


 セシリア『・・・デスカ』コクコク


 箒『・・・セシリアさんもあだ名で呼んであげよっか?』ニコ


 セシリア『え・・・』ドキッ


 箒『あ、いやだった?』アセアセ


 セシリア『・・・デ』ボソボソ


 箒『え?』


 セシリア『・・・セッちゃんって、ヨンデクレレバ・・・/』ボソボソ


 箒『セッちゃん・・・?』


 セシリア『・・・//』コクリ


 箒『・・・じゃあ、セッちゃん』ニコッ


 セシリア『・・・』ニコリ

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 箒「って言うワケ」


 一夏「そうなんか。へーで、理由がプリキュアのキャラってわけ」


 箒「そうそう」 

―――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――

 月曜日 放課後 第3アリーナ

 
 真耶「はい、クラス代表候補者の織斑君と篠ノ之々さん、オルコットさんの3人の方は揃いましたね」


 箒「先生、のが一つ多いです・・・」


 セシリア「・・・」


 真耶「え?あ、ご、ごめんなさい」アハハ


 一夏「のは3回ですよ。あと、馬鹿姉は?」


 真耶「あ、織斑先生ならもうすぐ・・・」


 一夏「そのもうすぐは何十分後になりますよ」

  
 真耶「うっ・・・さ、さすが、ですね・・・」アハハ


 一夏「今度からリード付きの首輪か何かつけてやってください」


 真耶「そ、そこまでは」


 一夏「俺は馬鹿姉がここに就職する前は、ずぅっと手首に糸巻きつけてましたよ」


 真耶「へ、へぇ・・・」

 
 一夏「・・・あ、もちろんお手洗いの時は、外してましたからね?」


 真耶「で、ですよね」

 
 千冬「待たせたな」


 真耶「あ、よかった。今日は早かったですね」ニコリ


 千冬「ああ。生徒に聞きながら来た」


 一夏「情けないと自分思えよ」

 
 千冬「何ぃ?」


 箒「まぁまぁ!ところで、チッちゃん・・・織斑先生、その手に持ってるのは?」


 千冬「ん?あぁ、お前のISスーツだ。新調してもらったぞ」ポイッ


 一夏「おぉ、サンキュ」


 千冬「あと、お前専用のISも届いた。3人共、存分に戦え」


 一夏・箒「「腕相撲じゃけどね」」クスクス


 千冬「まぁな」ハハハハッ


 セシリア「・・・」クスリ


 真耶「あ、あはは・・・は?」ポカン


 一夏「あぁ~~っ!何だこれぁ~~!!」ギギギ


 一夏「着難いったらありゃしねぇぞこれ!んっこの!んっこら!」グイグイッ


 コンコンッ


 イッチャンマダー?セッチャンモマッテルヨー!


 一夏「ちょっと、待てって!うぉりゃあっ!」


 一夏「っかぁ、やっと着れた。全身スーツじゃなしに、腹は隠れて半分にしてほしかったな」


 一夏「まぁ着れたしいいか。今行く!」


 ガチャ


 一夏「すまん、待たせ」


 箒「もぉ~~、遅いよぉ」プンプン


 一夏「・・・え?」


 箒「え?」


 一夏「それが、女子用のISスーツ?」


 箒「うん、そうだよ?」


 一夏「・・・」バタンッ


 箒「・・・え?えぇっ!?ちょ、イッちゃん!?」コンコンッ!


 

 千冬『と言うわけで織斑一夏は理由は知らんが、棄権負けだ』


 一夏『申し訳ない』


 セシリア「?」キョトン


 箒「どうしてで腕相撲する前に負けるの認めたんよ!」プンプン


 一夏『いや、マジで・・・IS乗る乗らない以前の問題が発生して・・・』


 箒「へ?」


 千冬『まぁ、まぁまぁ。しょうがないことがあったけん、それによく考えてみれば腕相撲を3人でやるのは無理だったのを今頃気付いたし』


 真耶『では、そこの台の上で勝敗を決めます。ちなみに整備科の方々が制作してくれました』


 セシリア「・・・ウツホ、サン・・・」ボソボソ


 千冬『では、始めるとしよう。ISのパーティータイムだ』


 一夏『戦え・・・戦え・・・』


 真耶『マイクで遊ばないでください』

ここまで。
最後の山田先生は少し怒ってます
>>39さん、本当にありがとうございました。助かりましたm(_ _)m


 箒「よーしっ!イッちゃんの分まで頑張るけんね!」


 一夏『頼む』


 真耶『あ、言い忘れていたんですがセシリアさんのISは、一夏君と同じく専用機ですので、気を付けてくださいね』


 箒「は・・・えっ!?な、何でそれ言わなかったんですか!?」


 千冬『オルコットの方から口止めされていたんだ。自分が専用機持ちだと知ったら、二人がわざと負けると思ったそうだ』


 箒『そ、そんなぁ~~!」




 真耶『セシリアさん、そちらはどうでしょうか?』


 セシリア「・・・モンダイ、ナイデス」ボソボソ


 真耶『は、はい。わかりました。あのぉ・・・もうちょっと大きめの声で、言ってくれると嬉しいんですけど・・・』


 セシリア「・・・ゴメンナサイ」ボソボソ


 真耶『あ、い、いえ!怒ったわけではないから謝らなくていいですよ!』アセアセ


 セシリア「・・・ハイ」ボソ


 千冬『では、両者出撃しろ』



 箒「は、はい!」ギュゥゥウンッ!ゴォオオォオ!


 セシリア「・・・」ギュィィイインッ!バシュゥゥウウッ!

 
 

 箒「よいしょっ・・・と、この台だね」ガシュンッ!ゴンゴン


 セシリア「・・・」ガシュンッ


 箒「あ、セッty・・・そ、それがセッちゃんの専用機のIS?」キョトン


 セシリア「・・・//」コクリ



 真耶「あれ?「ブルー・ティアーズ」ってあんなカラーでしたっけ?」

 
 一夏「ブルーじゃなくて、紅白・・・レッドホワイトじゃね?」


 千冬「勝手にカラーリングしたのか・・・まぁ、別に規則違反ではないから問題けど・・・」ハァ

 
 一夏「・・・日本の国旗じゃね?」


 千冬・真耶「「あぁ、確かに」」ポンッ


 箒「紅白なんだ・・・何だか日の丸みたいんだね。かっこいいよ」ニコリ

 
 セシリア「・・・ありがとうございます」ニコッ


 箒「自分で塗ったの?」


 セシリア「・・・」コクリ


 セシリア「整備科の方で・・・」ボソボソ


 箒「あ、昨日行った時に?」


 セシリア「・・・//」コクリ


 箒「へぇ~、私も塗っちゃおっかなぁ」


 千冬『ほら、二人とも早く台に肘を付け』


 箒「あ、はーい」ゴンッ


 セシリア「・・・」ゴンッ

 
 千冬『手を握れ。握ったらお互い深呼吸をして力を抜け』


 箒「すぅ~・・・はぁ・・・」ギュッ


 セシリア「・・・」ギュッ


 千冬『行くぞ、3,2,1!』


 箒・セシリア「っ!」


 一夏『と言ったらな!』


 箒「だぁ~~っ!」コケッ


 一夏『あぁ、くそぉ~引っかからなかった』指パッチン


 千冬『残念だったな』ケラケラ


 箒「もぉ~~!イッちゃん!チッちゃん!」プンプン

 
 真耶『で、では!今度はきちんとしましょうね?お二人とも』ニコリ


 一夏・千冬『は、はい』


 千冬『では、改めて。レディ・・・ファイッ!』


 一夏『』カーンッ!


 箒「ふっく!」ギュイィイイッ!!!


 セシリア「っ・・・」ゴォオオオッ!!!


 一夏「すげぇ迫力。普通の腕相撲よりも半端ねぇー」


 千冬「専用機と量産型とではスペックは大きく違うが・・・やるな、ホーちゃんは」フム


 真耶「確かに、力負けしていませんね」オォ~・・・



 箒「んっくぅぅ~~・・・!」ギュォオオオッ!!!


 セシリア「・・・っ」グググ、グォオオオゥンッ!!


 箒「あぁ、っくぅ!」ギギギッ、ギュイィイッ!


 
 一夏「あ、押し負け始めてる」


 千冬「本来なら射撃を主体とした機体だが、やはりイギリスの代表候補者だけあって出力が違う」


 真耶「あ、でもまた押し戻してきましたよ!」


 
 箒「ま、まだまだっ・・・!」ググッ、ギュルルルル!!グォオォオオッ!!!


 セシリア「!・・・っ!」ガギッ!ギュィイォオオッ!!!


 メキメキメキョッメキビシッメキメキビキッ


 
 真耶「た、大変です!台に多大な負担が掛かって大破寸前です!」アタフタ

 
 千冬「あとどのくらい耐えられる」


 真耶「もって、1分です!」


 千冬「その間に決まらなければ・・・」


 
 箒「くぅぅっ、ぃいっ・・・!」ギギギ、ギュルルルル!!!


 セシリア「・・・」グググ、グォオオオオッ!!!


 箒「うぅぅっ・・・」ギュル、ギュルルルッ!ギュィイイッ!!



 一夏「じゃんけん?」


 千冬「だな」コクリ


 真耶「」


 
 セシリア「・・・」グッ!!グォオオオンッ!!!


 箒「あぁ~~っ・・・!」ドンッ!


 
 一夏「あ、負けた」


 ビーーーッ!


 千冬『終了だ。勝者はオルコットだ』


 箒「あぁ~~、負けちゃったぁ・・・」ハァ、ガクッ


 セシリア「・・・」スッ


 箒「え・・・?」


 セシリア「・・・イイ、勝負、デシタヨ・・・」ニコリ


 箒「あ・・・うんっ。楽しかったよ」ギュッ


 

 千冬「お疲れだったな。ホーちゃん、オルコット」


 箒「ありがとう、チッちゃん」


 セシリア「・・・//」ペコリ

 
 千冬「ところで、だ・・・オルコット。何故勝手にISのカラーを変えたんだ」


 セシリア「」ビクッ


 千冬「あぁ、いや。別に怒ってるわけではないよ?ただ白地に赤点なんて日本っぽい色だと思ってな」


 セシリア「・・・デス」ボソボソ


 千冬「何て?」


 セシリア「」ビクッ


 セシリア「・・・好キ、ダカラ、デス」ボソボソ


 千冬「紅白が?」


 セシリア「・・・」フルフル


 セシリア「・・・ホン、ガ・・・」ボソボソ


 千冬「・・・」ジーッ


 セシリア「・・・っ、日本、が・・・スキ、だから、ですっ・・・//」フイッ


 千冬「あ、そうなん?」


 セシリア「・・・~~っ//」トテトテトテ


 箒「あ、セ、セッちゃん!?」


 セシリア「・・・キガエテキマス・・・///」


 箒「あ、じゃ、じゃあ私も行く!」タッタッタ


 一夏「・・・」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――

 セシリア「・・・」トテトテ


 一夏「あ、オルコットさん」


 セシリア「」ビクッ


 一夏「あぁ、急に呼んでごめん。あのさ、これオルコットさんの?」つ手帳


 セシリア「!・・・ドコデ、コレヲ?」


 一夏「あ、やっぱりオルコットさんのだったんだ。いやぁ、こないだ拾ってさ誰のかず~~っと悩んでてさ」


 一夏「でもよかった。オルコットさんのだったんじゃね」


 セシリア「・・・//」ペコリ


 一夏「でもさ、流石に読めないからひらがな書いた方がいいと思うよ」


 一夏「あとさ・・・」


 セシリア「・・・?」コテン


 一夏「セシリア・オルコットで背後青留滑兜なんだろうけど、日本だと逆だからオルコットセシリアになると思うけど・・・」


 セシリア「・・・」ハッ


 箒「はぁ~~、疲れた~・・・」ポフッ


 一夏「腕相撲で疲れるたん?」クス


 箒「だって、結構力入れてたけん・・・明日筋肉痛にならんといいけどなぁ」


 一夏「ストレッチしときゃ大丈夫じゃろ。マシにはなると思うし」


 箒「かなぁ」モミモミ、ギュッ


 一夏「にしてもなぁ・・・オルコットさんが日本好きだったのは、知らんかったわ」ゴロン


 箒「そうだね。でも、セッちゃんのISの名前、「ブルー・ティアーズ」なのにブルーじゃなくなっちゃったけどいいのかな?」クスクス


 一夏「ブルーじゃなくて、レッドホワイト・ティアーズか?」クスクス


 箒「語呂悪くない?」


 一夏「へじゃあホワイトレッド・ティアーズ?」


 箒「ん~・・・じゃないの?」


 一夏「まぁ、オルコットさんが決めることじゃろ」


 箒「そうじゃね」


 一夏「あ、ほい。残念賞」つ飴


 箒「はいはい」クス、スッ


 一夏「じゃ、寝ようか」


 箒「うん・・・イッちゃん」スッ


 一夏「・・・はいはい」ギュッ


 箒「えへへ・・・//」


 一夏「照れるならやめりゃいいじゃろうが」パチッ


 箒「い、いやじゃけん!その・・・落ち着くから・・・」


 一夏「・・・そか。じゃあ、おやすみ」


 箒「おやすみ、イッちゃん・・・/」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――
 翌日


 真耶「では、1年1組代表は、セシリア・オルコットさんに決定です!」

 
 パチパチパチパチパチパチパチパチ!

 
 セシリア「・・・//」ペコリ

 
 「でもオルコットさんが専用機持ってただなんてびっくりしたよー!」


 「ホントホント。何で隠してたの?」


 千冬「それはこいつの心情があったからだ。ホーty・・・篠ノ之と織斑と正々堂々やりたかったからだ」


 「そうだったんですかぁ」


 セシリア「・・・」コクリ


 「織斑先生、さっきホーちゃって言ってましたけど、何ですか?」 千冬「気にするな」

 
 「オルコットさんの機体は何て言うの?」


 セシリア「・・・ブルー、ティアーズデス・・・」ボソボソ


 「ブルー・ティアーズ・・・蒼い雫って意味かな?」


 セシリア「・・・」コクコク


 箒「(もう青くはないけどね・・・)」タラー

 
 「どんな機体なんだろぉ~!」 「早く実践授業始まらないかなぁ」

 
 
 「織斑君の専用機も早く見たいしね!」



 一夏「あ・・・」ドキッ


 「どうかしたの?」


 一夏「いや、なんでも・・・」タラー


 千冬「では、オルコット。何か決意表明はあるか?」


 セシリア「・・・」コホンッ


 一夏・箒・千冬「(おっ)」


 セシリア「・・・マス」


 一夏・箒・千冬「(あらっ)」コケッ


 布仏「クラスの代表として精一杯頑張りますだって」


 オォ~~!パチパチパチパチパチ!


 セシリア「・・・//」ペコリ


 一夏「昼飯食いに行くかぁ」ファァ


 箒「イッちゃん、今日は屋上で食べない?」


 一夏「え?何で?」


 箒「今日は私がお昼ご飯作ってあげるから」ニコリ


 一夏「ほぉ~ん・・・え?お前料理できるん?」


 箒「それなりには」


 一夏「それなりかよぉ~・・・まぁ、最近ちょっと食堂のうどんもどうかなぁって気もしてきたし、頼むわ」


 箒「うん!」


 一夏「じゃ、屋上行っとくけん」


 箒「わかった、待っててね」


 

 一夏「鋼鉄の勇気輝~やけ~♪と・・・あ、オルコットさん」


 セシリア「・・・」ペコリ


 鈴「あ、織斑君あるか!」


 一夏「あれ、鈴ちゃん。オルコットさんと食べるとこだったの?」


 鈴「そうあるよぉ~、一人で食べるのも寂しかったあるから一緒に食べるとこある」


 一夏「そうなんだ。2人も弁当?」


 セシリア「・・・」コクリ


 鈴「そうあるよぉ~。織斑君もあるか?」


 一夏「ん~、まぁ弁当かどうかはわからないけど、昼飯はここで食べることにした」


 鈴「そうあるか~」

 
 セシリア「・・・デスカ?」ボソボソ


 一夏「?」


 セシリア「・・・篠ノ之さん、に、作ってモラッテルンデスカ?」ボソボソ


 一夏「あ、よくわかったね」


 セシリア「・・・//」ペコリ


 一夏「じゃあ、はい。あげる」つ飴


 セシリア「・・・//」スッ


 鈴「いいあるなぁ~」ジー


 一夏「いいよ、はい」つ飴


 鈴「ありがとある~!」スッ


 一夏「ご飯のあとに食べなよ?」クス


 鈴「わかってるあるよぉ~」ニヘラ


 一夏「そか」アハハ


 セシリア「・・・」スッ

 
 一夏「(え、風呂敷にまさかのどかべん!?)」ギョッ


 鈴「ほぇ~、大きい弁当箱あるね」


 セシリア「・・・」パカ


 一夏「(あ、中身は少ないんだ・・・)」


 鈴「あはははは!そうあるよねー!」ケラケラ


 セシリア「・・・」クス


 一夏「(・・・あ、ひじき、きんぴらごぼう、おひたし、煮物、極めつけはご飯の上に梅干し・・・日本ぽい、のかな?)」


 鈴「ヘルシーあるねぇ~」


 鈴「私のはこれある~!」ジャーン


 一夏「か、角煮・・・しかも豚肉丸々使ってる・・・」タラー


 鈴「酢豚作ろうと思ったあるけど、面倒くさくなったあるから角煮にしたある~」ニパー


 鈴「IS学園はお金かからないあるから、いいあるよね~♪」アハハ~


 一夏「そ、そか・・・」


 一夏「そう言えば、鈴ちゃんって何組なの?」


 鈴「2組あるよ」バクッ、ブチィッ


 一夏「あ、隣なんだ(すげぇ食い方。ドーラみたい)」


 箒「お待たせー!あ、セッちゃん。・・・?」


 一夏「あぁ、来たか。えぇっとな、2組の鈴・・・ちゃん」


 鈴「初めましてあるよぉ~」ニコニコ


 箒「あ、う、うん。初めまして、篠ノ之箒です・・・」


 セシリア「・・・モシカシテ、オリムラクンノ、オヒルヲツクッテタンデスカ?」ボソボソ


 箒「うん。そうなの、はい」つタッパー


 一夏「おっ。何作ったんだ?」パカ


 鈴「炒飯あるね」ムシャムシャ


 一夏「へぇ~、あ。ちゃんとパラパラしてる」=米

 
 箒「それなりにって言ったじゃん。どうぞ、食べてみて」


 一夏「じゃ、いただきまーす」パク


 箒「・・・」


 一夏「・・・うん・・・」モグモグ


 セシリア「・・・」モグモグ


 一夏「・・・ん・・・」ゴクン


 鈴「どうあるか?」ブチィッ、ムシャムシャ


 一夏「・・・」パク、モグモグ


 箒「・・・美味しくない・・・?」


 一夏「・・・」ポリポリ


 セシリア「・・・ドウカシタンデスカ?」ボソボソ


 一夏「味無(ね)え」


 箒「へ?」


 一夏「食べてみ」=米


 箒「え、あ、んむ」パク、モグモグ


 箒「・・・ほんまじゃ・・・」


 一夏「お前俺おじいじゃないんじゃけん」シラー


 箒「そ、そんなつもりじゃないけん!あれ?何で・・・」パク


 鈴「味の素入れてないからじゃないある?」ムシャムシャ


 箒「味の素って?」

 
 一夏「はぁあ~~?!ちょっと待て、お前これ材料だけで味付けしてないのか!?」


 箒「ひ、一摘み塩入れたけど・・・炒飯って味の素入れないとダメなの!?」

 
 一夏「当たり前じゃろ!料理は全部ベースがないと味しないじゃろうが!」プンプン


 箒「う、ご、ごめん・・・」ウルウル


 一夏「はぁ~・・・もう時間ないけん、いいよ」つ飴


 箒「ごめんね・・・」スッ


 鈴「まぁまぁ、今度作るときに気を付ければいいあるよ」


 セシリア「・・・」コクコク


 箒「うん・・・」


 鈴「じゃあ、私の角煮、二人に分けてあげるある」


 一夏「え、でも、いいの?」


 鈴「もちろんある!」


 セシリア「・・・」スッ


 箒「セッちゃんも・・・?」


 一夏「いや、オルコットさんのお昼それだけなんじゃし、無理しなくていいよ?」


 セシリア「・・・」つおにぎり×3


 一夏「・・・じゃあ、ありがとう」


 箒「ありがとう、セッちゃん、鈴・・・ちゃん、でいいのかな?」


 鈴「いいあるよー」ニパー


 セシリア「・・・//」ペコリ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――

 ―<<広島県 呉市 海上自衛隊呉地方総監部>>―
 

 「久しぶりじゃなぁ・・・よぉよぉ戻ってこれた」


 部下1「隊長、ホンマに行くんじゃけんか?」


 「まぁ、しばらくは何もないと思うし、それに会いに行きたいもんもいるけんの」
 

 部下2「え~ん、寂しくなる~」グス


 「泣くな。ほら」つ飴


 部下2「うぅ~・・・」ペリ、パク


 部下3「寂しくなりますけぇけど、向こうでも元気でいてつかーさいね」


 「うちを誰だと思っている。隊長だぞ?」フフン


 部下4「ちっこいじゃけんじゃけどねぇ~」クスクス


 「何だとぉ~?」ギロリ


 部下4「ぃやぁ~、もぉ可愛すぎますけぇよ~!」ナデナデ


 「な、撫でるな!」ジタバタ

 
 「隊長、早めに自室の荷物を整えておいた方がいいんじゃないじゃろうか?」


 「おっ、そうじゃな」
 

 部下1「お土産も買(こ)うてから行った方がいいんじゃないの?」


 「じゃな。おし福山通る時にもみじまんじゅうと、生牡蠣買うて行くか」


 千冬「今日の授業はここまで、この後オルコットのクラス長就任パーティーを始めるから遅れないように」


 「「「「はーい!」」」」


 千冬「・・・と言いたかったところだが、ここで一つ報告がある」


 ザワザワザワザワ エェーナンダロー ナニカアルノカナ? 


 千冬「あぁ、静かにしてくれ。別にパーティー中止とか、テストがあるとか校則違反があったとかじゃないから」


 ザワザワザワ ナーンダ ジャアナンダロ


 真耶「実はですね、転入生が来ることになりました~!」


 オォ~~~~!!


 千冬「入ってこい」


 ウィーン スタスタ


 一夏「あえ!?」


 箒「えっ!?」


 真耶「では自己紹介をお願いしまーす」


 ラウラ「ラウラ・ボーデヒヒ・・・ボーデ、ヴィッヒです。海上自衛隊に所属で昨日まで太平洋を横断しょーたけん、ちょっと平衡感覚が


    まだ戻ってないからフラフラしてるかもしれんけど、そこは心配せんでいいけん。よろしく頼みます」ペコリ


 ワイワイ キャーキャー


 「かわいい!お人形さんみたい!」


 「でもなんだろ、守ってあげたくなっちゃうけど日焼けしてるから、逞しくてカッコよく見える!」

 
 「海の男ならぬ、海の女って感じ!」


 ラウラ「ありがとうございます・・・。ところで、イッちゃんとホーちゃんはどこ?」キョロキョロ


 「イッちゃんとホーちゃん?」



 一夏・箒「ボーちゃん!」

 
 ラウラ「久しぶりじゃなぁ。これお土産」



 「「「「(ボーちゃん!?!?)」」」」

ここまで。
ちなみに、このラウラはドイツ生まれの広島育ちで日焼けしてフラフラしてます。


 一夏「おぉ、何?てか、いつ帰って来たん?」


 ラウラ「今日な、呉に帰って来たんよ。それもみじまんじゅうじゃけん」


 一夏「マジで!?おぉ、あんがとね!」ラッキー


 箒「わざわざ買うてきてくれたん?」


 ラウラ「呉からここ来る時、福山経由して来たけん。あ、チッちゃん」


 千冬「なん?」


 
 「「「「チッちゃん!?!?」」」」



 ラウラ「わびっくしたぁ・・・あ、そか。織斑先生だったんよね」


 千冬「・・・まぁ、今はいいけん。授業中じゃないし」


 「お、織斑先生・・・」


 千冬「はぁ・・・説明しないといけんよな・・・。こん子は私と織斑、篠ノ之とは幼馴染なんよ」


 「「「「えぇ~~~!!?」」」」


 「て言うか口調変わってませんか!?」「と言うよりいつもより滑らかに話してます!」


 一夏「あぁ、俺ら広島出身じゃけん方言がついつい出るけんな。しょーがにゃーんよ」アハハ


 「そ、そうなんだ・・・何か方言になると織斑君、よく話す様になるんだね」


 一夏「そかな?」


 箒「まぁ、恥ずかしいけんね~」アハハ


 千冬「ま、そう言う事だ。で、これ何?」


 ラウラ「生牡蠣」


 千冬「あんがと」ニコニコ、ナデナデ


 「「「「(すごい良い笑顔・・・!?)」」」」 


 千冬「(パーティーでツマミにしようっと♪)」


 真耶「あのぉ~、織斑先生。そろそろ食堂へ行った方が」


 千冬「あ、そうじゃな。じゃあ、食堂へ行っといてな。私は後で行くけん」スタスタ、ガラガラ


 「「「「は、はーい・・・」」」」ポツン


 食堂


 「「「「セシリアさん!(オルコットさん!)クラス長就任&クラス代表決定おめでとぉ~~!!」」」」パーンッ!パーンッ!


 セシリア「・・・//」ペコリ


 「そ・し・て~!ラウラさん、ようこそIS学園1年1組へぇ~!」パーンッ!パーンッ!


 ラウラ「あんがとうございます」ペコリ


 布仏「はい、セッシー。お祝いの品物~」


 セシリア「!・・・アリガトウ、ゴザイマス」ニコリ


 ラウラ「オルコットさん、何かごめんな?本来はオルコットさんのお祝いごとじゃったのにうちも混ざっちゃって」


 セシリア「・・・イイエ」フルフル


 ラウラ「・・・あ、そか。ありがとね(聞こえ辛い・・・)」タラー


 「それにしてもまさかラウラさんが織斑君と篠ノ之さんに織斑先生とまで幼馴染だったなんてね~」


 「どこで知り合ったの?」


 ラウラ「うちは元々生まれはドイツで・・・(あまり詳しくは言えんなぁ。生まれたのが今の姿のままで、試験管から生まれたなんて)」


 ラウラ「色々あって、広島に来てからイッちゃんとホーちゃん、チッちゃんが住んどるとこに来たんよ」
 

 「そうなんだ~。何歳くらいの時?」


 ラウラ「えぇっと・・・」


 箒「確か、小学校1年時くらいじゃったね」


 ラウラ「そうじゃな。うちの父さんの仕事の都合で引っ越してからじゃけんね。中学行かずに、呉市の海上自衛隊へ入ってからは会えんくなったけどな」


 「え!?中学行かずに自衛隊に入ったの!?」


 ラウラ「うち、結構特殊じゃけぇその年でも自衛隊に入れたんよ」


 一夏「確か、今何かの船の隊長じゃなかったっけ?」

 
 ラウラ「隊長じゃなくて副長じゃけん。部下もたまに隊長って間違えてるけど」


 「副長って一番偉い人の次に偉い人の事だよね?すごーいっ!」


 「部下って呼ぶのも何だかカッコイイ!」


 一夏「そう言えば、何かの免許取るってよーたけどどうだったん?」ゴクゴク


 ラウラ「もちろん、取れたけん!ほら」ズラリ


 一夏「こんなに取ったんじゃな・・・」


 箒「何の免許取ったん?」


 ラウラ「ま~ずは建築士とたまかけ、測量士、あと原付の免許と」


 一夏「待て待て、お前職業柄公務員じゃろ!何で建築関係があるんよ!」


 ラウラ「施設関係で取得できるんよ」


 ※マジですhttp://www.nskaijyo.com/become/licence.html


 箒「え、ちょっとこれ・・・銃砲所有許可証って何?」


 ラウラ「そのまんまの意味。鉄砲を持っていいですよっていう許可証」


 一夏「日本は銃刀法違反があるじゃろうが!」


 ラウラ「わかっとるよ、そんくらい。これは万が一でしか使えんけん」


 ※銃は免許制ではなく「許可制」です


 箒「と言うか、原付って・・・バイク?」


 ラウラ「うん。運転免許類は普通のと小型特殊、中型、大型でミッションを取って二輪も大型と小型。けん引も取ったし重機も取った。
 
     無論船舶と海技士の1から6、当直限定3級に潜水士、水先人、救命艇手を取って。あとは航空の事業用と自家用の操縦士の免許を取った」


 一夏「お前、将来は安泰じゃな」


 箒「いや、その前に何で同い年なのに車とかの免許が取れるん・・・」


 ラウラ「ふふ、それは・・・自衛官じゃけんな」ドヤッ


 一夏・箒「ちゃうじゃろ」


 ラウラ「おうふ、ダブルツッコミ」


 アハハハハハ!


 「「「「(仲良いなぁ・・・)」」」」


 「でもボーちゃんってあだ名はどうなの?」


 ラウラ「ラウラ・ボーデヴィッヒのボーからだから別に問題ないじゃろ?それにうちは気に入ってるし」


 「そ、そうなんだ・・・」


 箒「あ、セシリアのこともセッちゃんって呼んであげてね?」


 セシリア「」ビクッ


 ラウラ「オルコットさんも付けてもらったんか」


 セシリア「・・・」コクリ


 ラウラ「・・・えと、返事はした方がいいと思うんじゃけど・・・?」

 
 セシリア「」ビクッ


 ラウラ「あ、お、怒ってはないけん!ね?」


 セシリア「・・・」コクリ


 ラウラ「・・・オル・・・セッちゃんってどこから来たん?」


 一夏「あ、そう言えば聞いてないな」


 セシリア「・・・イギリス、です・・・」ボソボソ


 ラウラ「イギリス・・・」


 一夏「イギリスだったんじゃ」


 箒「初めて知った」


 「「「「うん」」」」コクコク


 ラウラ「・・・When did Se-chan come to Japan?」


 一夏「(え、何で英語で)」


 セシリア「!・・・Well, it's the previous day when I enter a IS school that I have come to Japan...」


 「「「「「!?」」」」」


 箒「(え!?すごいはっきり喋ってる!?)」


 ラウラ「Well, because it's still strange, so is Japanese the reason it's difficult to speak about which?」

 
 セシリア「Yes...」


 ラウラ「そうなんか。セッちゃんはまだ日本語は難しいから、ボソボソとしか喋れんらしい」


 一夏「あ、そうじゃったんか!」


 布仏「あれ?でもIS学園に海外から入学する子って、1年間は日本で過ごさないといけなかった気がするけど・・・?」


 鷹月「え?のほほんさん、何でそんなこと知ってるの?」


 布仏「生徒かいちょーさんが言ってたの」


 鷹月「へぇ・・・」


 セシリア「・・・イエノ、ジジョウデシテ・・・」ボソボソ


 布仏「あ・・・そうだったんだ・・・ごめんね?」

 
 「私もごめん。ずっと無口な人だと思っちゃって」「私も・・・」「ごめんね?オルコットさん」


 セシリア「・・・」フルフル


 ラウラ「ウチは日本にはずっといたけん気持ちはあんまりわからんけど、その内練習すれば慣れると思うけんがんばり」


 セシリア「・・・」コクリ


 ラウラ「じゃ、はい」つ飴


 セシリア「!・・・」ニコ、スッ


 夜竹「(あ、織斑君が篠ノ之さんにあげてる・・・やっぱり幼馴染だなぁ)」クスリ


 一夏「お前何勝手に人のポケットから盗っとるんじゃ」ペシッ


 ラウラ「あ、バレとった」テヘ


 「「「「(か、かわいい!)」」」」


 セシリア「・・・」コホンッ


 セシリア「・・・」スクッ


 「「「「「ん?(えっ?)」」」」」クルッ


 セシリア「・・・に、本語を、マスターして、クラス対抗戦も優勝します、ので・・・応援、よろしく、お願いしマス・・・」ペコリ


 「「「「「・・・おぉお~~~!!」」」」」パチパチパチパチパチッ!


 「がんばってね!」「よかったら九州弁も教えてあげるから!」「何なら土佐弁でも」「話せないくせに」「あはは・・・」


 セシリア「・・・//」モジモジ


 パシャッ


 セシリア「」ビクッ


 薫子「はいはーい、写真部でーす!1年1組代表のセシリアちゃん、写真いいかな?」

 
 セシリア「・・・」コ、コクリ


 薫子「あ、私は2年の黛薫子。よろしくね、新聞部の部長やってるの。はいこれ、名刺」つ名刺


 セシリア「・・・」スッ、ペコリ


 薫子「じゃ、はいチーズ」パシャパシャパシャパシャパシャパシャ


 セシリア「」カチコチ


 薫子「あ、あのぉ~もうちょっと楽にしてていいよ?」アハハ・・・


 布仏「セッシー、深呼吸深呼吸」サスサス


 セシリア「スゥー、ハァ~・・・スゥー、ハァ~」ビシッ


 薫子「おっ、いいね。その調子で、織斑君も入ってもらえないかな?」


 一夏「え?俺もですか?」


 薫子「注目の専用機持ちだからね~!隣に立ってるのと、握手してるとこもお願いできるかな?」


 一夏「(握手スか・・・)」ゴクリ、タラー


 一夏「こ、こうでいいですか?」スタッ


 薫子「はい、いいよー」パシャッパシャッ


 薫子「じゃあ次は握手してるところね」


 一夏「(あぁ、どうしよ・・・そうじゃ!)オルコットさん、握り拳して?」

 
 セシリア「?」グッ


 一夏「黛さん。握手より、こっちの方が見栄え良いんじゃないですか?」つ拳拳⊂セシリア「!」


 薫子「おぉ~~~!そうだね!じゃあいくよー、はーいっ」パシャッパシャッ


 薫子「うん、ありがとう。じゃあ他に一緒に撮りたい人もいる?」


 一夏「あ、ホーちゃん。ボーちゃん」


 箒「え?」 ラウラ「ウチもか?」


 一夏「いいじゃろ、一緒に撮ろうや」


 箒「・・・わかった」スタッラウラ「久しぶりに揃ったんじゃしな」スタッ


 薫子「・・・ん~、もうちょっと巨乳の子寄ってもらえないかな?」


 箒「きょっ・・・!?///」カァァァァ


 一夏「・・・」


 ラウラ「どうしたイッちゃん」


 一夏「ぃ、ぃゃ・・・」


 ラウラ「???」


 箒「こ、このくらい・・・ですか?///」ズイッ


 一夏「わ、ちょっ、セ、セッちゃん主役なんじゃけんセンターに来ないと」ササッ


 薫子「えぇ~?織斑君がセンターでもいいんだよ?身長的にバランスがいいんだし」


 一夏「いや、ここは主役を目立たせないといけないと思いますし」


 薫子「あぁ、それもそっか・・・じゃあセシリアちゃんがセンターで、巨乳の子と日焼けちゃんは左右に立って」


 箒「ま、また・・・///」カァァァ、ササッ


 ラウラ「ウチの名前はラウラなんじゃけどな」ムスッ


 薫子「あ、ごめんね?ラウラちゃん。で、セシリアちゃんの右後ろに織斑君が立って?」


 一夏「こうですか?」ストン


 薫子「オッケー!じゃあはいっ」パシャッ!


 薫子「うん、良い写真ができた!じゃああとはセシリアちゃんのインタビューで終了ってことにするね」


 セシリア「」ビクッ


 箒「巨乳・・・」ハァ


 一夏「・・・」


 ラウラ「???」

ここまで。
ラウラは元は少佐なので、海上自衛隊で言えば三等海佐にあたります。ちなみに水先人とは船が進む水路を案内をする人の事です。
本当はラウラの身長は一夏より高くしようとかなぁと思ってましたが、やめました。小さい方が可愛いですし

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 翌日


 一夏「いっせのでー、3!」ピッ


 箒「あっ」ピッ


 ラウラ「イッちゃん一人抜けじゃね」


 一夏「ホンマホーちゃん、パターンがわけりやすいなぁ」ケラケラ


 箒「むぅ~・・・」プクゥ


 セシリア「・・・」クスリ


 ラウラ「次何する?」


 箒「そうじゃねぇ・・・ボーちゃんは何かしたいのある?」


 ラウラ「ウチは一万尺したい」


 一夏「あ、俺無理じゃけん。ホーちゃん頼む」


 箒「よーし。行くよ?」スッ


 ラウラ「いつでも」スッ


 箒・ラウラ「せっせーのよいよいよい♪アルプス一万じゃーく こーやりーうーえで アルペン踊りを さあ踊りましょ♪」パンッパンッパンッ


 「あぁ懐かしい~」「昔よくやってたねー」「あれ?お寺の和尚さんがかぼちゃの種をじゃなかった?」


 
 千冬「では本日よりISの実践練習を始める・・・だが、一つ諸君らには言っておきたいことがある」


 千冬「ISはおもちゃじゃない。兵器だ、それをわかって使用してほしい」


 千冬「剣道で使う竹刀も間違えば危険な代物になる。生身で使って良いのはエガちゃんか出川、もしくはバカだけだ」


 クスクス


 千冬「諸君らはそのバカじゃないな?」


 「「「「「「は、はい!!」」」」」ピシッ
 

 千冬「良い返事だ。では、オルコット。それからボー・・・ラウラ。ISを展開してくれ」


 セシリア「・・・」コクリ ラウラ「うん」


 一夏「え?ボーちゃん専用機持ちだったん?」

 
 ラウラ「あ、うん。そうなんよ」


 一夏「じゃあ何で飛行機の操縦士の免許取ったんよ」


 ラウラ「趣味じゃけん」

 

見上げた夜空の星逹の光

 ピカーン ガシャンッ キュィーン


 「わー!・・・あれが、ブルーティアーズ?」「青くない・・・」「紅白だよね?」


 千冬「勝手に色を塗ったんだ。規則違反ではないんだが・・・」


 「へぇ~、ISのカラーって変えられるんだ」「私も変えようっかなぁ。ピンクと白にして」「あ、それいい!」


 「あ、もしかしてそのデザイン、日の丸なの?」


 セシリア「・・・//」コクリ
 

 千冬「こらこら、規則違反ではないと言ったがむやみに色を変えて良いと言うわけじゃない」


 箒「でも、わかりやすくなるんじゃないん?」


 千冬「・・・んー、それもそうじゃな・・・」


 「じゃあ、変えて良いですか!?」


 千冬「・・・はぁ、まぁいいじゃろ。整備科に行けば色付けてもらえたそうじゃけん、好きにし」
 

 「やったー!」「篠ノ、じゃなくてホーちゃんグッジョブ!」


 箒「あ、え、えへへ・・・//」テレ


 千冬「だが、オルコット。もう青にしないなら改名したらどうだ?」


 セシリア「・・・デ」ボソボソ


 千冬「?」ズイッ 


 セシリア「日の丸、で」


 千冬「え、まんまでええの?」ガクッ


 セシリア「・・・//」コクリ

 
 千冬「ま、まぁそれがええなら・・・」ハァ


 一夏「ボーちゃんのISは何て言うん?灰色に赤で、胸に菊紋のエンブレム付けとるけど?」


 ラウラ「実は、ウチも色とか色々変えてるけん本来の名前とは違うけど大和ってよーるよ」フフン


 一夏「おぉぉ~~!そうなんじゃ!」


 千冬「ちょお待て!色々ってどう言うことじゃ!?」


 ラウラ「まぁ、色々・・・」シラー


 千冬「・・・改造したんじゃな?」ゴゴゴゴ


 箒「まぁまぁまぁ!チッちゃん落ち着いて!」グイグイ


 千冬「・・・はぁ、報告書はきっちり書きーよ?」


 ラウラ「はーい」テヘッ

一旦ここまで。また来ますノシ
ちなみに某戦艦アニメのあれの形じゃないです。シュヴァちゃんがただ灰色になって下半身が赤色になっただけです(胸に菊紋ついてるけど)。
>>81オレンジレンジなっつかいしッスねぇ~~~!


 「ラウラちゃんのは専用機は本当は何て言う名前だったの?」


 ラウラ「簡単に言うと、シュバルテア・レーゲン。ドイツ語じゃとschwarzer regen。日本語で言うと「シュヴァルツェア・レーゲン」で訳すと黒い雨」


 ラウラ「初めて名前聞いたとき黒い雨なんて・・・ぶち胸くそ悪くなるけん、即却下にして大和にしたんよ」


 「そ、そこまで名前気に入らんかったんだ・・・」


 千冬「さて、余談はそこまでにして飛行操縦を見せてもらうぞ」


 「あれ?織斑君は?」「と言うか、何で着替えてないの?」


 一夏「あ、えぇっと・・・ちょっと体調不良で」ゲホッゲホッ


 「朝はあんなにはしゃいでたのに?」

 
 一夏「そ、そのはしゃいだ分が来たみたいで・・・」アセアセ


 「そっかぁ・・・織斑君の専用機も見たかったなぁ」


 一夏「ご、ごめんっ」


 千冬「では、オルコット、ラウラ。飛んでみろ」

 
 セシリア「・・・」フワッ ラウラ「takeoff」ゴォオーッ!!


 ゲホッ!ゲホッ!ケフッ!ゴホッ!


 千冬「パープーがっ!そこで吹かすなぁっ!!」ゲホッ!ゲホッ!


 ラウラ「あ、ご、ごめんごめん!つい癖が出てしもーたけん」アセアセ、ギュォォ・・・


 千冬「げふっ、まっったく!暖機運転なんかせんでもいいじゃろうがっ」プンスコ


 ラウラ「いやぁ、一応チェックはせんといけんと思って」テヘ


 一夏「てへじゃねぇよっ」


 千冬「では、上空を飛行してから急降下、そして完全停止の順でやってみろ。目標は地表10cmだ」


 セシリア「・・・」コクリ、ビュゥーーンッ!!

 
 ラウラ「Wilco」ゴォオオオッ!!


 ゲフッ!ゲッホ!ゲホッ!ゲホッ!


 千冬「だから吹かすなよーろぉうがっ!!」ガミガミ


 ラウラ『ごめんちゃい』


 ラウラ「Here Yamato, visibility good No abnormality」ブォオオオッ!!


 セシリア「・・・Here is no problem」


 千冬『わかるか英語でなんて』ガガッ


 ラウラ「あ、い、いけんまた癖が・・・」ハァ


 セシリア「・・・」クス


 千冬『こっちがため息つきたいわ。ほら、二人とも急降下しろ』


 ラウラ「roger!!」ギュゴォォオオッ!!


 セシリア「I understand」ヒュゥィイーーッ!!


 千冬『はぁ・・・』


 
 ラウラ「おいしょっ」ピタッ


 セシリア「・・・」ピタリッ


 千冬「流石だな、次は武装展開しろ。先にオルコットからだ」


 セシリア「・・・」コクリ、ガシッ


 千冬「早っ」


 真耶「(う、頷いた瞬間に手に握れるなんて・・・)」


 ラウラ「・・・ん?その武器は何だ?」

 
 千冬「どうかしたのか?ただの槍・・・ん?」


 ラウラ「両刃じゃけん、槍じゃけど先っちょのこれ、ナイフじゃけん・・・」


 千冬「・・・え、これ砲身・・・」キョトン


 セシリア「・・・//」


 千冬「ちょぉ、待ち。山田先生、オルコットのISのデータ見して」


 真耶「あ、はい。えっと・・・これになります」スッ


 千冬「・・・あっはははっ!マ、マジか」ゲラゲラ、ポリポリ


 箒「どうしたん?」


 千冬「元々はスターライトmkⅢゆう、レーザーライフルの砲身を槍の柄かは知らんけど持つところにしてショートブレードのインターセプターを先っちょに取り付けてとるんよ」ケラケラ


 セシリア「・・・ナギナタデス・・・」ボソ


 布仏「せんせー、薙刀だって~」


 千冬「薙刀?それなら片刃じゃろ普通」ヒィヒィ

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 セシリア「・・・」パク、モグモグ


 布仏「すごーい、セッシー。私が食べさせてあげなくても、ちゃんとお箸使えるようになったね」ニコニコ


 セシリア「・・・//」ニコリ


 ラウラ「やっぱり箸も無理じゃったんじゃね」ズゾゾゾゾゾ


 セシリア「・・・」コクリ


 布仏「ボーちゃんすごいね~、お箸使えるんだぁ~」


 ラウラ「日本育ちだからな。逆にナイフとフォークが苦手だ」ズゾゾゾゾ


 箒「あ、そう言えば来週からだね。クラス対抗戦」


 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「オルコットさんの武装、あの~手作りの、薙刀だけなの?」


 セシリア「・・・ハイ」コクリ


 ラウラ「もう一つくらい、武器を保有した方がええと思うよ?セッちゃんのISの場合は遠距離戦に長けてるけんな」 


 セシリア「・・・デハ・・・シテクレマセンカ・・・?」ボソボソ


 ラウラ「What did you say?」


 セシリア「Mr. hoki, Could you lend the sword of Uchigane?」


 ラウラ「え」


 ラウラ「あ、ホーちゃんの打鉄の刀を貸してほしいって・・・」


 箒「え、武装が二つとも接近戦になっちゃうよ?」


 セシリア「・・・」コクリ


 箒「・・・セッちゃんが、いいならいいけど・・・」


 セシリア「!」パァァァ


 箒「(あ、か、可愛い・・・//)」キュンキュン


 ラウラ「(遠距離戦が得意なISなのに、わざわざ接近戦の武装使うんか・・・変わっとるなぁ)」ズゾゾゾゾ

>>90
ミスター箒になってるぞ


 箒「薙刀とか刀って、そこまで日本好きなんじゃね。セッちゃん」


 セシリア「・・・//」


 一夏「オルコットさんは、日本史とかはどうなん?」ズゾゾ


 セシリア「・・・デ」


 一夏「うん?」


 セシリア「セッちゃん・・・デ、イイデスヨ/」ボソボソ


 一夏「あ、そか。じゃあ、セッちゃんは日本史で好きな人物はおるん?」


 セシリア「・・・サンガ、スキデス」ボソボソ


 一夏「ん?」


 セシリア「・・・」チラ


 布仏「お魚おいしー」ウインク


 セシリア「・・・さ、かもと、龍馬さん、が好きです・・・//」


 一夏「へぇ~、そうなんじゃぁ。俺は日本史じゃなくて、加山雄三さんに憧れるわぁ」


 箒「昔っから聞きょうるけんね」クス


 一夏「ホーちゃんとボーちゃんは?」


 ラウラ「沖田艦長!」


 箒「ほろろ」クスクス


 一夏「それアニメじゃろ」ケラケラ


 ラウラ「でも好きなんじゃもーん」ムスップー


 一夏「あそう。ホーちゃんは?」ズゾゾ


 箒「ん~、イッちゃん」


 一夏「」ゴクンッ


 ラウラ「・・・へぇ~」


 「「「「「「「」」」」」」」


 箒「・・・え?あ、え!?ち、違うよ!?そう言う意味じゃないけん!幼馴染として、頼れるから好きって意味じゃけんね!?」


 一夏「なぁんもぉ~~、びっくりしたわ俺」


 ザワザワザワザワ ナーンダ キタイシテソンシター バクハツシローッテナマデイエルトオモッタノニー


 箒「(な、何言っちゃったんじゃろ私・・・//)」ハァ  


 一夏「じゃあ、おやすみ」


 布仏「おやすみー、オリムー、しののーん、ボーちゃ~ん」


 セシリア「・・・」ペコリ


 箒「ボーちゃんは部屋はどこになったん?」


 ラウラ「1024室」


 一夏「あぁ、ここじゃん」コンコンッ


 箒「隣なんじゃね」


 ラウラ「そうなん?ラッキーじゃな」


 箒「うん、いつでも会えるけんね」


 一夏「それじゃ、おやすみ。ボーちゃん」


 箒「おやすみ」


 ラウラ「おやすみ、イッちゃん。ホーちゃん」



 
 一夏「電気切るよ」


 箒「はーい」キュッ


 一夏「・・・な」


 箒「ん?」


 一夏「・・・いや、やっぱ何でもないわ」


 箒「何?気になるじゃん」


 一夏「いいけん。じゃ、おやすみ」グーグー


 箒「もぉ~~・・・おやすみ、イッちゃん」


 一夏「・・・」

ここまで。 >>91 すみません。「さん」がMr.の方になっちゃいまして(汗
ちなみに、スターライトmk3はインターセプターの柄へと生まれ変わりました。もうライフルじゃあありゃしませんでの
今更なんですけど、2期の箒の声って何であんなに低くなったんでしょうね?まぁ、カッコイイからすごい好みなんですけど

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 翌日


 一夏「ふぁぁ・・・」ムクリ


 箒「んん・・・」ムク、グシグシ


 一夏「はよぉ・・・」ゴキ、ゴキッ


 箒「おはよ~」ノビーッ


 
 一夏「んん~・・・」シャコシャコシャコ


 箒「・・・」ボーッ、シャコシャコシャコ


 一夏「んっ」つコップ


 箒「んん・・・」スッ、グビッ


 箒「」グジュグジュグジュ、ペッ


 箒「んっ」つコップ


 一夏「んぅ」スッ、グビッ


 一夏「」グジュグジュグジュグジュ、プッ


 一夏「んっ、ほい」つコップ


 箒「ん、ガラガラガラガラガラ・・・」ペッ




 一夏「朝飯は日替わりにするかぁ」


 箒「そうじゃね」
  

 ラウラ「おはよう。イッちゃん、ホーちゃん」
 

 一夏「はよ~、ボーちゃん」


 箒「おはよっ」ニコッ

 
 ラウラ「今日は休日なのに、うちのクラスの子だけ早起きじゃなぁ。他のクラスの子、一人も居らんじゃん」キョロキョロ
 

 一夏「あぁ、いや違うと思う。昨日ISの色がどうのこうの言っとったじゃろ?」


 ラウラ「あぁ・・・もしかして皆ISに色塗るつもりなん?」


 箒「みたいじゃね。私も塗りに行くけん」


 ラウラ「・・・(チッちゃん、何か胃痛くしてそうじゃな・・・)」



 千冬「はぁ~~・・・」キリキリキリキリ


 ワイワイ ガヤガヤ


 箒「ん~、どんなのにしようかなぁ」カキカキ


 一夏「何で俺も付き合わんといけんの?」


 箒「いいじゃん、イッちゃん絵描くの好きだったんじゃし」

 
 一夏「いや関係ないじゃろ・・・」


 箒「・・・あ、そうだっ♪イッちゃん、黄色と紫と、後白取って来て?」


 一夏「はぁ、はいよ」スク、スタスタ



 一夏「えぇっと、黄色、紫、白・・・」キョロキョロ


 一夏「もぉ、何でこんなに色がようけあるんよ・・・これ黄色?」スッ


 「それは山吹色だよ」


 一夏「あ・・・あれ?のほほんさんもカラー変えに来たの?(と言うか何か雰囲気が・・・イメチェンした?)」


 「のほほんさん?・・・あ、本音ちゃんのこと?」


 一夏「本音?」


 「その、のほほさんのこと。本名は布仏本音でしょ?」


 一夏「・・・あ、そっか。え?じゃあ・・・」


 虚「私は布仏虚。のほほんさんの姉なの」


 一夏「あ、そうだったんですか?のほほんさんにお姉さんがいるってこと自体知らなかったので・・・」


 虚「あの子結構、恥ずかしがり屋って言うか、聞かれなかったから言わなかっただけだと思うよ」クスクス


 一夏「(そうかなぁ・・・)」ウーン


 虚「まぁ、それはいいとして。織斑君は何色を探しに来たの?」


 一夏「あ、えっと黄色と紫、白の3色です」


 虚「黄色、紫、あと白ね・・・はい、この3つがそうだよ」コトッ


 一夏「ありがとうございます」ペコリ


 虚「どういたしまして」ニコ

 一夏「ほい、黄色、紫、白」コトッ


 箒「ありがとー」ニコッ


 一夏「で、この色で何にするん?」


 箒「えへへ~、内緒~」ニシシ


 一夏「あっそ・・・なぁ、俺もう行ってええ?」


 箒「う~ん・・・塗るだけじゃし、いいよ」


 一夏「なんじゃそりゃ。俺ただ探しに行って取りに行っただけじゃんか」


 箒「じゃあ手伝ってくれるん?」


 一夏「んじゃっ」スタスタ


 箒「もぉ~」ムスッ


 
 
 一夏「ビ~ファイター、ビーファイタ~カブトォ~。・・・あ、ボーちゃん。セッちゃん」



 セシリア「・・・」ニコッ、ペコリ


 ラウラ「イッちゃん。ホーちゃんと色塗りすんじゃなかったん?」


 一夏「塗るだけじゃけん、いいよって言われて抜けてきた」ヨッコイショ


 ラウラ「そうなんか」クス


 セシリア「・・・」


 一夏「ボーちゃんとセッちゃんは、ここで何してるん?」


 ラウラ「日本語の勉強。天気もいいけん、外で勉強しようたけど今日はここまでにしとこうって言ったとこ」


 一夏「そか。真面目じゃなぁ、セッちゃんも」


 セシリア「・・・//」ペコリ


 ラウラ「そう言えば、ホーちゃんはどんなのにしようとしてた?」


 一夏「何か、黄色と紫、白を選んどった」


 ラウラ「考え付かん配色じゃな」


 一夏「よな?」クスリ


 セシリア「・・・ァ」


 一夏「どしたん?」


 セシリア「・・・」フルフル


 一夏「?、そか」


 ラウラ「んで、こうして・・・ほいっ」つ三段ハシゴ⊂


 セシリア「・・・」キラキラ、パチパチ


 一夏「・・・」オリオリ


 ラウラ「イッちゃんはまだ?」


 一夏「ちょぉ、待って・・・ほい、折り紙カメラ」つカメラ⊂


 セシリア「・・・?」キョトン


 一夏「はい、チーズ」クイッ、パッ


 セシリア「!」パァァァ


 ラウラ「それイッちゃん得意よなぁ」クス


 一夏「やっこさんの足を広げれば出来るけんな。昔よぅモヤットボールも作っとったよな?」


 ラウラ「あぁ、作ったなぁ。作り方忘れたけど」


 セシリア「?」


 ラウラ「モヤットボールゆう、トゲトゲのボールを小さい頃よぅ折っとったんよ」


 一夏「どう作るんじゃったっけ・・・」


 ラウラ「ホーちゃん覚えてるんじゃないん?」


 一夏「あぁ、どうじゃろ」


 キーンコーンカーンコーン


 一夏「お、昼飯の時間じゃな」スクッ、パンパンッ


 ラウラ「行こっか」スクッ


 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「お、ホーちゃん。色塗りはどうなったん?」

 
 箒「うん、整備科の人に手伝ってもらってどうにかで出来た」


 一夏「ほぅか」イタダキマース


 セシリア「・・・」合掌


 ラウラ「んで、どんなのにしたん?」ズゾゾゾゾ


 箒「んっ、ふふ。ひみふー♪」ズルルッ


 一夏「あそ」ズゾゾゾゾ


 箒「んぐっ。そ、それだけ?」


 ラウラ「いや、どうせ明後日実践練習あるけん、見れるし」クスクス


 箒「むぅ~・・・」ズゾゾ


 セシリア「・・・」クスリ


 布仏「おりむー、しののん、ボーちゃん、セッシー」トテトテ


 セシリア「ノホトケ,サン・・・」ボソボソ

 
 布仏「隣いいかなー?」


 セシリア「・・・」コクリ


 布仏「ありがとー」ニコニコ


 箒「のほほんさんも塗り終わった?」

 
 布仏「うん。手伝ってもらったー」パク,モグモグ


 一夏「お姉さんに?」ズゾゾゾゾ


 箒「お姉さん?」


 布仏「あれー?おりむー、お姉ちゃんの事知ってるの~?」ゴクンッ


 一夏「今日知ったんよ。似てるなーって思ってたらお姉さんって言ったけん」ズゾゾゾ


 布仏「そっか~」パク,モグモグ


 箒「姉妹じゃったんだ・・・」


 布仏「えへへ~、そうなの。お姉ちゃんがセッシーの日の丸を塗ったんだよー?」


 箒「へぇ、そうなんじゃ。てっきりセッちゃんが自分で塗ったんかと思った」ズルルッ


 セシリア「・・・//」フルフル


 ラウラ「でそいつが艦から落ちそうになったんよ。じゃけぇおみゃあは常にライジャケ着ろってようろうがってヘルで叩いたんよ」ゲラゲラ


 一夏「怖ぇ~。お前ん元の隊員にはなりとうないな」ケラケラ


 箒「そんで、その人はその後は?」


 ラウラ「ちゃ~んと着るようになったよ」クスクス


 箒「ほうなんじゃ」クスクス


 ラウラ「うん・・・あ、すまんっちょぃ席外すな・・・」プルルルッ、ピッ


 ラウラ「なん・・・?・・・OK. Hivyo ni biashara?」


 一夏「仕事の話なんかな?」


 箒「英語・・・?」


 セシリア「・・・」フルフル


 一夏「違うん?セッちゃんでもわからんの?」

 
 
 セシリア「・・・」コクコク



 ラウラ「Hivyo nyeupe ushabiki. katika」ピッ


 ラウラ「ごめんごめん。で~なんじゃったっけ・・・あぁ、そうそう海自じゃなくて航空になるんじゃけど」


 一夏「あぁボーちゃん、その前にさっきのは英語じゃなくて、何語なん?」


 ラウラ「ん?あぁ、さっきの?スワヒリ語」


 一夏「あぁ、映画で聞いたことある」


 箒「ボーちゃん、英語とスワヒリ語以外でも話せるん?」


 ラウラ「うん。基本は日本語、英語、ドイツ語、中国語、ロシア語じゃけど。それ合わせて104ヵ国語話せる」


 一夏「語源ってそんなにあるもんなんじゃ」ケラケラ


 ラウラ「最初は通訳さん雇っとったんじゃけど他の所にも呼ばれるけん忙しいから、ウチがやりゃぁ早いなって思って覚え始めたんよ。       
     
     中国語は簡語と繁語の二つあるけん、覚えるん大変じゃったわぁ」



 セシリア「・・・花街言葉と、京都弁、みたいな感じ、ですか?」


 ラウラ「ん~、ようわからんけど多分そんな感じじゃな」


 セシリア「・・・」コクコク


 一夏「ようそんな覚えられるなぁ。ぶち賢いじゃん」つ飴


 ラウラ「もっと褒めていいけん」フフン、スッ

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 ラウラ「はぁ喋りつかれた」フゥ


 一夏「喋り過ぎじゃろ。もう午後4時じゃし」クスクス


 ラウラ「いやぁ飛ばし過ぎたなぁ。IS学園ってなんかないんかいな」


 箒「じゃねぇ~。遊具ぐらいあってもええんじゃけどなぁ」


 一夏「お前遊ぶん?」クスクス


 箒「いや、別に」クス


 一夏「ゲーム持ってくりゃあよかったなぁ」


 ラウラ「何?DS?」


 一夏「DSはもうしとらんわ。ダイパでやめた」


 箒「あ、PS?」


 一夏「うん。いや、全寮制なんのはわかっとったんじゃけどここまで自由なんは知らんかったけぇさ~・・・」


 ラウラ「いやその前にテレビないけん、無理じゃろ」クスクス


 一夏「そうなんよな」ケラケラ


 セシリア「・・・あの、自分で持って来れれば、いいんですよ?」


 一夏「あぁ、それはわかっとるんじゃけどテレビ自体がないんよ。大きいのしか・・・あれ?いやでも、寝る部屋あったな・・・」


 箒「取ってくれば?」


 一夏「遠いわ」


 ラウラ「じゃあゴールデンウィークに取りに行けばいいじゃん」

 
 一夏「あぁ、そうじゃな・・・」


 箒「ようやったよね、あの戦闘機のゲームとパワプロ」


 一夏「やったなぁ。4のシャッタードスカイでホーちゃんどかどか落として行ったなぁ」ケラケラ


 箒「あれ画面が半分子なのが難しいけん、無理じゃもん」


 一夏「まぁな、あの画面でやるんはぶち難ずいもんな」ケラケラ


 ラウラ「パワプロは、確か9じゃったよな?」


 一夏「そうそう。あれのオープニングがぼ~れ好きなんよ」


 箒「加山雄三さんより?」


 一夏「んんん~~~~・・・」


 一夏「・・・選べんわっ!」ペシッ


 箒「あたっ!な、何で叩くんよ!」ペシペシ


 一夏「ちょっとボケじゃんかぁや」


 箒「もぉ~~・・・」プンプン


 一夏「でもあれなぁ、1番しかないんよなぁ。歌詞は2つあるんじゃけど」


 ラウラ「いつか出るんじゃないん?ユーチューブかで」

 
 一夏「どうじゃろなぁ」


 
 
 一夏「おいしょっ!」トンッ!パンッ!



 箒「あっく、あぁ~~!」ヨロッ、タンッ


 一夏「はい勝ちぃ~~。お前バランス感覚なさすぎじゃろ、ちょっと手押しただけなのに」ケラケラ


 箒「だってイッちゃん本気で押すんじゃもぉーーん」ムスップー


 一夏「次ボーちゃんな」


 ラウラ「おっしゃぁ、ホーちゃんの仇は取るけんね」


 箒「がんばれ~ボーちゃーん!」


 一夏「はっけよぉ~い、のこった!」パンッ!


 ラウラ「ほっ」ササッ


 ラウラ「よっ」ドンッ


 一夏「っととぉ・・・(流石海上自衛隊入ってるだけあるわぁ)」


 箒「(押されても全然軸がぶれてない)」


 一夏「よぃしょっ!」ドンッ


 ラウラ「ん・・・」パンッ


 一夏「おっとぉ」ヨロ


 ラウラ「ほっ」ドンッ


 一夏「わっとっと!あぁ~~!」ダンッ


 ラウラ「はい勝ち~~」


 箒「やった~」


 一夏「あぁ~、負けたぁ」ガクッ


 ラウラ「手押し相撲じゃウチ負けた事ないもんね~」フフン


 一夏「あそう・・・」つ飴


 ラウラ「んっ」スッ、ペリ、パクッ

 
 箒「あ、そろそろ夕食じゃね」

 
 一夏「ホンマじゃ。行こうか」


 ラウラ「ん・・・」モゴモゴ


 箒「うん」

ちょっと一旦ここまで。
関係ないけど、14年越しにパワプロ9のOPがfullになって聞けてマジ泣きした。昨日発売された2016で収録されてるみたい
何時から再開するかわからないけど、また来ますノシ

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 翌日

 
 セシリア「・・・」ガシッ


 セシリア「・・・」グルングルンッ、シュッ!


 セシリア「・・・」シュッ、グルン、シュッ


 セシリア「・・・薙刀・・・//」ウットリ


 箒「あ、セッちゃん」


 セシリア「!」ギクッ


 セシリア「篠ノ之、さん・・・」ドキドキ


 箒「今日もお休みじゃけど、練習してたんだ」スタスタ


 セシリア「・・・//」コクリ


 箒「そっか。あ、刀貸してようたよね?」ピカーン、クルッパシッ


 箒「はい」つ刀


 セシリア「・・・」ペコリ、スッガシッ


 箒「セッちゃん、ホントに日本好きなんじゃね。わざわざ自分の武装を改造して、薙刀造れちゃうんだから」クス


 セシリア「・・・//」モジモジ


 箒「ねね、そこまで日本が好きな理由って、何でなの?」


 セシリア「・・・私が、幼い頃、今亡き父と母と一緒に、この国へ来たことがアルンデス・・・」ボソボソ


 箒「あ、そうだったんじゃ。どこへ行ったの?」


 セシリア「高知県へ・・・」


 箒「あ、高知になん?へぇ~、海外の人って京都とか東京に行くイメージがあったから、意外じゃなぁ」


 セシリア「高知城へ行って、初めて日本国旗を見ました。シンプルに、白と赤、だけなのに力強さを感じて魅了されました・・・//」


 箒「(あぁ、だから専用機の色を日本国旗のにしたんじゃな・・・)」フムフム


 セシリア「あと、記念館にも行きました・・・坂本、龍馬さん、の・・・//」


 箒「あぁ、あるね。そこで坂本龍馬さんを見て、惚れたんじゃぁ」ニヨニヨ


 セシリア「・・・デス」


 箒「ん?」


 セシリア「・・・そ、の前に、いたんです・・・一目惚れ・・・というのでしょうか//」


 箒「えぇ~~、だ、誰なん!?!」キュンキュン

 セシリア「わ、わかりません・・・迷子になってしまって、助けて貰った、だけなので・・・名前は聞けませんデシタ・・・」ボソボソ


 箒「あっちゃぁ~~、そうなんじゃぁ。残念じゃなぁ」ポンポン


 セシリア「・・・ハィ」シュン


 セシリア「あと、あまり、記憶にはないのですが・・・日本の、武器を好きになったのは、サムライを見たのが、きっかけです」


 箒「お侍さん?」


 セシリア「忍者村・・・知ってマスデショウカ?」ボソボソ


 箒「忍者村・・・?」


 セシリア「はい」


 箒「・・・映画村じゃなくて?」


 セシリア「・・・ぁ・・・///」カァァァ


 箒「あぁ、ま、間違えることはあるから大丈夫だよ!ほかほか、映画村でお侍さんを見たんじゃね。いいなぁ~、私とイッちゃんも小学校の頃に

   行ったんじゃけどね、そん時は居らんかったんよ」ムスー


 セシリア「そう、ナンデスカ・・・」ボソボソ


 箒「今度、広島にも来てみ?大和ミュージアムとか福山城とか色々あるけん、楽しいよ」ニコッ


 セシリア「・・・ハィ」ニコ



 一夏「ここが馬鹿姉の部屋か。山田先生?あのバカ・・・織斑先生はいますか?」コンコンッ


 『あ、織斑君?ちょっと待ってね!』ガシャッ


 真耶「えっと、お姉さんのことなんだけど・・・」チラ


 千冬「くぅぅ・・・」zzz


 一夏「え、寝てるんっすか?」ヒソヒソ


 真耶「昨日、皆が夜頃になって代わる代わるに自分が塗装したISの名称とか配色を何にしたかをレポートにして出しに来てくれたの」


 真耶「それで、明日やるん面倒いなぁって言って・・・深夜まで自分のパソコンと向き合ってたら朝になっちゃってて」


 一夏「あぁ・・・大変じゃったんじゃなぁ。またにしよっか・・・」ポリポリ


 真耶「何か急ぎの用事だったの?」


 一夏「いや、ゴールデンウィークに一度実家戻って取りに行きたいもんがあるけん、一緒に行こうって誘いに来たんですけど・・・」

 
 千冬「くぅぅ・・・」スヤスヤ


 一夏「まぁ、また言っときます」


 真耶「そっか・・・ごめんね?」


 一夏「いえいえ。では」ペコ

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 一夏「いよいよ対抗戦じゃね」


 セシリア「・・・」コクリ


 箒「がんばってね、セッちゃん」


 セシリア「・・・」コクリ

  
 ラウラ「まぁ、代表だったんじゃけん楽勝じゃろ?」


 セシリア「・・・」


 一夏・セシリア・ラウラ「(え、自信無し!?)」


 セシリア「・・・内兜を見透かすのが、最善です」


 一夏・箒「「・・・ごめん、日本人じゃけどわからん」」


 ラウラ「日本育ちじゃけどわからん」


 セシリア「」ガクッ


 一夏「お、日本らしいリアクションじゃなぁ」パチパチ


 セシリア「・・・///」カァァァ


 一夏「まぁ、勝っても負けても大丈夫じゃけん、頑張ってね」


 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「じゃあ。おやすみ」 箒「おやすみ、セッちゃん。ボーちゃん」ヒラヒラ


 セシリア「・・・」コクリ ラウラ「おやすみ」


 

 セシリア「・・・」ムクリ


 「すぅ・・・すぅ・・・」


 セシリア「・・・(腕だけ展開・・・)」ピカーン


 セシリア「・・・」つ薙刀 刀⊂


 セシリア「・・・君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」


 セシリア「・・・」心


 セシリア「・・・おやすみなさい」  

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 クラス対抗戦当日

 
 ワー!ワー!ザワザワザワ


 箒「ぶち人居るねぇ~!」


 一夏「カープの試合観に行った以来じゃなぁ、この熱気感じるんわ」


 一夏「てか男も居らん?」


 ラウラ「この日のために学園側からチケットをネットを通じて販売したんじゃって」


 箒「へぇ~、IS学園も太っ腹じゃね~。でもいくらするん?そのチケットって」


 ラウラ「・・・」キョロキョロ


 ラウラ「・・・じゃって」ボソボソ


 箒「・・・ホンマに?」


 一夏「え、なんぼなんぼ?」


 『これより、クラス対抗戦を開始します。対抗戦、試合組み合わせの紹介をします』


 一夏「あぁ、始まった」


 『・・・1-1代表セシリア・オルコットさん・・・1-4更識 簪さん。以上です。続いて2年生代表を発表します』


 『第1試合は1-1代表セシリア・オルコットさんと1-4代表更識 簪さんの出場です』


 一夏「あ、いきなりセッちゃんの番か」


 箒「セッちゃん、緊張してるかなぁ・・・」


 ラウラ「・・・大丈夫じゃろ」


 
 
 セシリア「



 千冬『オルコット、機体に問題はないか?』


 セシリア「・・・ハイ」コクリ


 真耶『相手側のISですが・・・説明する必要はありませんね?』

 
 セシリア「ハイ・・・」コクリ


 千冬『・・・不安か?』


 セシリア「・・・大和魂があります」ニコリ


 千冬『上等だ。行って来い』


 『先程の組み合わせ紹介で1名抜けていました。1-2代表おおとりかz・・・え?あ、ふぁんりんいん、さんです。失礼しました』

 
 一夏「(あ、鈴ちゃんが代表だったんじゃ・・・)」


 箒「何でおおとりって言ったんじゃろうね?」


 ラウラ「さぁ?」


 『申し訳ございません、もう一つ忘れていました』


 『>>1は擬音戦闘はあんまり好かないので描写入れます、とのことです。以上』

  
 箒「何のこと?」


 ラウラ「さぁ?」

 
 箒とラウラが首を傾げているとセシリアが射出口から勢いよく飛び出し、アリーナ上空に舞い上がった。
 本来なら空と同じ青いボディが上空を舞い上がるはずだったが、その空に浮かぶ雲とその雲よりもずっと上にある太陽と同じ白と赤の機体が眩く輝いた。 
 セシリアは上空で空中停止し、空を見上げる。地上に居るよりも近く感じる日本の空。祖国のイギリスの空とは違う。あっちは時折すぐに暗くなる
 空を見るのを止め、下を確認しゆっくりと降下して行く。地上より10mの位置で停止し、対戦相手と目を合わせる。
   
 「おぉ~~~!セッちゃんだ!」
 「がんばれ~~セッちゃーーん!」
 「ふぁいとー」
 「いっぱーつ!・・・関係ない」 「HAHAHA」

 観客席の歓声でかき消される声にセシリアは反応しない。聞こえていないため。集中しているため
 対戦相手は更識 簪。会ったことのない生徒だと思いつつ、セシリアは左手を腰に当てて何かを包むような形にし、右手は指先まで伸ばすと一礼をする。
 それを見た簪は少し戸惑いながらも同じように頭をセシリアより少し低く下げた。観客席から溢れ出す温かい歓声と拍手で会場が包まれた。
 しかしそれも束の間、セシリアと簪は同時に頭を上げた瞬間にセシリアの目付きが変わりキッと簪を睨みつける。簪はそれに気づき、急いで手に刀型近接ブレードを装備する。
 セシリアは目を瞑り、右手を左手と同じように筒状にして親指と人差し指同士を当てる。前屈みになると「日の丸」の本来の名前であったビット型の武器「ブルー・ティアーズ」が機体と接続し発射口から青白い火を噴く。
 簪はセシリアがどう出るかを見ている刹那、セシリアは目をカッと青い瞳を見開き簪との間合いを一瞬にして詰める。簪は突如として目の前に現れた白と赤の機体に反応が遅れる。
 
 「っ!」
 「っ、きゃあっ!」

 セシリアは合わせていた両手から箒から貸してもらった刀型ブレードを装備しながら侍が居合いで相手を斬る如く、左手が鞘の役目の様に刀の刃が指の第2関節部分に擦れながら如く引き抜かれる。簪の横を通る瞬間に刀が打鉄の右側の肩部浮遊装甲を火花を散らしながら斬り付ける。
 斬り付けられた装甲は切られた箇所から黒煙と火花を散らして地面に落下し、打鉄のエネルギーが半分以下にまで低下する。
 簪は焦りが生じるが、後ろ向きになっていると思われるセシリアの方を向く。だが、後ろを向いた瞬間左側から火花が散ったのが目の端から見えた。
 目の前にいるセシリアは自分の目を射抜くように見たまま静かに呼吸をしている。セシリアの顔から目線を肩へ移動させ、その伸びている先へ目を追わせる。
 手に握られた刀は残された左肩の装甲に当り、刃がメリ込んでいる。だがもう片方の肩からの先は自分の右腰を掴んでいた。掴むと言っても優しく摘まむように。
 エネルギー残量が完全に無くなり、簪のISの装甲が消える。アナウンスからセシリアの勝利と流れ歓声が先程よりも大きくなる。
 一夏と箒、ラウラがセシリアに向けて拍手と声を掛ける。
 セシリアは浮遊して移動しながら横目で見て微笑み、簪を射出口へ降ろす。

 「・・・あ、あり、がとう・・・」
 「・・・あなたの、分まで、勝ちます」
 「え・・・?」

 それだけ言うと、セシリアは一礼をして自分の射出口へ向かった。簪はセシリアの背中を見つめながら立ち尽くした。


 千冬『見事だったオルコット。遠距離型の機体で接近戦を挑むとは、大した度胸だ』


 セシリア「・・・//」コクリ


 真耶『次のオルコットさんの試合はもう決勝までなので、それまで休んでいてください』


 セシリア「・・・ハイ」コクリ

ここまで。
ISって何気に兄弟関係のキャラ多いですよね。自分は箒の双子の兄になって、山田先生はお姫様抱っこしたい


 一夏「何今の動き・・・」


 箒「(装甲を斬った後、体の向きを変えてそのまま更識さんが自分の方を向くのを待ってから斬ったんじゃね・・・)」ゴクリ


 ラウラ「ぶち速かったなぁ。もう第2試合じゃし」


 セシリア「・・・」イソイソ


 一夏「あ、セッちゃん。何でここに居るん?」


 セシリア「・・・決勝まで、出番はナイノデ・・・」ボソボソ


 一夏「そうなんかぁ。いやぁ、さっきのバトルぶちカッコよかったよ!」


 箒「うん!あんな速く抜刀・・・?するなんてすごいね!(抜刀って言えるのかな、あれ・・・?)」


 ラウラ「斬り付けた後の追撃もすごかったよ」


 セシリア「・・・//」ペコリ


 布仏「あ~、オリムー達ここにいたんだ~」トテトテ


 一夏「あ、のほほんさん。係りの方はいいの?」


 布仏「今の所はね~、セッシーさっきの試合かっこよかったよぉ~」


 セシリア「・・・//」ペコリ 


 布仏「それと・・・かんちゃん、落とさなくてありがとう」ニコリ


 セシリア「?」


 一夏「かんちゃん?」


 布仏「さっきセッシーと相手してた子のこと~。私と幼馴染なの」


 ラウラ「そうだったんじゃ」


 セシリア「・・・あ、あの・・・」モジモジ

 
 布仏「謝らなくていいよぉ。それに、さっきかんちゃんがセッシーにがんばってねって伝えてって言ってたから」


 セシリア「・・・ハィ」コクリ


 オオォォオオーーー!!パチパチパチパチ


 箒「あ、第2試合終わっちゃった」




 『続きまして、第8試合1-3代表・・・さんと1-2代表凰鈴音さんの出場です』


 一夏「お、鈴ちゃんだ」


 箒「今度はちゃんと見んといけんよ。さっき二人とも寝てたんじゃけん」ペシ


 一夏・ラウラ「じゃな」アテッ セシリア「・・・」クスリ


 『鈴音さん、準備はいいですか?』


 鈴「いつでもある!」ニパー

 
 ≪3≫≪2≫≪1≫


 鈴「行くある!」バシュゴォオオオオッ!!


 射出口から先に鈴の対戦相手が飛び出し、空中で停止した後地面に着地する。1-3代表の黒髪にショートボブの垂れ目が特徴の日本人生徒のISは
 デュノア社製第2世代型量産機「ラファール・リヴァイヴ」を原型機を改良兼改造を施した専用機「ラファール・ミューヅ・ルイルズ(突風を呼ぶ女神)」
 青緑色の5角形の厚みがあるスカート型の装甲が脚部を守っており、同じく青緑色をベースにワインレッドのラインが入った柔らかく丸みのある三角形の肩部装甲には50mm砲連射型ランチャー「ルーシュ(蜂の巣)」が埋め込まれている様に武装されている。
 フランス製の割には少し控えめな色とデザインだが、手にはフランス製ブルパップ方式アサルトライフル「FA-MAS」をベースに造り上げたアサルトレーザーライフル「ファングルーヴ(狼の牙)」が握られている。
 1-3代表が出てきた射出口とは斜めに設立された射出口から赤紫と黒の機体が空に舞った。
 
 「あれ?あのISって・・・」
 「もしかして専用機!?」「ほぉ・・・」
 「・・・」

 ラウラ以外の鈴と知り合っている一夏達が驚く中、鈴は空中から降りてきて着地すると1-3代表の生徒と向かいあった。
 代表生徒は着地した鈴を睨んで、いきなりファングルーヴの銃口を鈴に向け引き金を引き、青白い光弾を3連射した。
 だが鈴はニコニコと穏やかで明るい笑顔を浮かべながら頭を勢いよく下げる。光弾は鈴の頭を掠める事無く観客席の下の壁へ流れ弾となって向かって行くが、シールドによって粒子となって消滅する。
 先ほどのセシリアと簪の第1試合を見て鈴は自分もしないといけないと思ったのか、それとも光弾をかわす為に頭を下げたのかはわからないが1-3代表の生徒は驚く。鈴はもういいかな?と思いながら頭をあげると、対戦相手が驚きながら自分を見ているのに首を傾げる。
 だが代表生徒が の銃口を再び鈴に向けると、鈴は試合が始まったのだとわかり両手を交差させて自分の胸の前に置き両足を広げる。
 
 「(さっきかわされたのはきっとまぐれ。次は外さない!)」
 「っ!」
 「ほっ、よっ、おっと」

 代表生徒はスコープを覗いて鈴の両足にレーザーポイントで狙いを定め2連射する。鈴は先に右足側から来た光弾から避け左足側を狙った光弾も避ける。
 鈴が2発ともかわした所で代表生徒は鳩尾辺りを狙い引き金を引いて撃つ。だがその光弾も鈴は映画並みのエビ反りでかわす。
 代表生徒はまたしても光弾がかわされたが、それも計算済みだったのか不敵に笑みを浮かべる。
 両足を広げると底からアンカースパイクが飛び出て地面に埋め込まれる。少し前屈みになって肩を突き出す様にすると50mm砲連射型ランチャー「ルーシュ」が高速回転しオレンジ色の火を噴きながら光弾が鈴目掛けて襲いかかる。
 エビ反りを止めて、鈴は目の前に迫ってきたオレンジ色の光弾から慌てて横っ飛びになって逃げる。だが追尾装置があるらしく代表生徒の視線から消えてもルーシュの連射は止まらない。
 鈴はアリーナの壁に沿う様に必死に走り回る。観客席から笑いが飛び交うが、2組の生徒たちと一夏と箒は鈴を応援している。
 壁に沿いながら走っていると鈴はチラッと代表生徒を目視する。代表選手は足を固定されている為自分を見るには首を動かさないといけないようで、後ろに回り込んだ際に次に自分が通ると思っている方角に首を回している。
 鈴はニカッと笑うと、そのまま走り段々と代表生徒に近づいて行く。10m先で肩部に装備されている衝撃砲「龍咆」の棘部分を片手で掴み、そして相手から5mの距離まで近づいて相手の真正面に着た瞬間に、相手を見ないで龍咆を両手でしっかり掴む様にして砲口を相手とは反対の方向に向けると衝撃の砲弾を放ち横っ飛びに宙を舞いながら一気に接近する。
 体を捩じらせオレンジ色の光弾をかわしつつ、両手から龍咆を放して双天牙月を逆手に握る。代表生徒は鈴の不可解な行動に目を奪われてファングルーヴを構える動作が遅れた。
 その隙に鈴は代表生徒の頭上に来ると逆手で持った双天牙月でルーシュの本体に刃を突き刺す。突き刺されたルーシュはショートして火花を散らしながら爆散した。鈴は着地すると同時に残りの脚部を守っている装甲を龍咆の衝撃の砲弾で粉々に吹っ飛ばす。
 「ラファール・ミューヅ・ルイルズ」のエネルギー残量が完全に無くなり、代表生徒は呆然としたまま地面にポトンと落ちた。
 あまりの衝撃的な終わり方に一夏と箒だけがはしゃいで拍手を送っていると、数秒の間の後遅れてアナウンスが慌てて鈴の勝利を言った。その瞬間セシリアが勝利した時と同様の歓声と拍手の嵐が鈴に降り注がれた。
 鈴は額の汗を指先で拭き取り、満面の笑顔で観客席に手を振る。

 
 鈴「勝ったある~!」


 ラウラ「天才と言うべきか型破りと言うか・・・セッちゃん、大丈夫か?」


 セシリア「・・・」


 箒「セッちゃん・・・」
 

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 『午後のクラス対抗戦学年別決勝戦を十分後に開始しますので、1-1代表のセシリア・オルコットさんと1-2代表の凰鈴音さんは準備をお願いします』


 セシリア「・・・」スクッ


 一夏「ん、がんばってねセッちゃん」モグモグ


 箒「鈴ちゃんも強そうだけど、がんばって!」


 ラウラ「健闘を祈るけん」ビシッ 


 セシリア「・・・」コクリ、スタスタ


 
 布仏「あ、セッシ~~」フリフリ


 セシリア「!、ヌノホトケサン・・・」


 簪「あ・・・」


 セシリア「・・・」ペコリ


 簪「・・・」ペコ


 布仏「いよいよ決勝戦だね~、2組の子強そうだけどセッシーなら勝てって信じてるからねー!」


 セシリア「・・・ありがトウゴザイマス」ボソボソ


 簪「・・・」


 セシリア「・・・がんばります、ノデ」ボソボソ


 簪「!、は、はい・・・」コクッ


 セシリア「・・・」スタスタ


 布仏「何だかセッシーいつもと違うなぁ~、カッコイイ~」


 簪「・・・」


 セシリア「・・・」フゥ


 千冬『オルコット。決勝戦だが・・・心身に問題は?』


 セシリア「・・・noproblem」コクリ


 千冬『・・・セシリア、掌を広げて反対の手の指で人と書け』


 セシリア「・・・?」人


 千冬『その人を飲み込む感じで息を吸え』


 セシリア「・・・」ハァッ


 千冬『よし。それで大丈夫だ』

 
 セシリア「・・・」フゥ


 セシリア「はい」ニコリ


 千冬『では行って来い』

 
 ≪3≫≪2≫≪1≫


 セシリア「日の丸、発進っ」ギュィィイイインッ!!!ブォォオオオッ!!


 
 射出口から赤紫と黒、白と赤のISがほぼ同時にアリーナ上空に飛び上がって出てきた。観客席からは昼を過ぎたとは思えないくらい熱気を帯びた歓声と拍手が起こる。

 「おいしょっ」 「・・・」

 セシリアと鈴は空中で停止すると互いに向かい合って降下して行き地面に着地する。鈴は豪快に膝を曲げるほどの勢いのまま両足で着地し、セシリアはゆっくりと片足の爪先から着地してもう片方の足も地面につける。鈴とセシリアは見つめ合ったまま動こうとしない。
 その光景が数分続くと歓声が消え始めてザワつきから静寂へ変わると、遮断シールドを張っている機械が駆動している音だけが聞こえ始めた。
 さらに静寂が続いてくと、先に動いたのはセシリアだった。一歩前に出て簪と対戦した時と同じように左手を筒状にして一礼をする。

 「おっ、にひっ」

 それを見た鈴はニパーッと笑い深くお辞儀をする。同時に頭を上げると、セシリアが鈴を睨みつけて一気に接近戦を挑んできた。鈴が頭を下げて自分を見ていたい間にブルー・ティアーズを機体と接続していたのだ。
 左手の指の第2関節でカタパルトの様に勢いをつけて鈴に斬りかかる。だが、セシリアはあることに気付く。
 鈴は頭を下げた状態でいたが、龍咆だけは自分の方を向いている。まずいと気付いた時には龍咆が衝撃の砲弾を放ってきた。
 セシリアはジャンプをして右足の装甲を下敷きにして左足の膝を乗せスライディングしながら状態を反らせ、砲弾をかわした。砲弾はグラウンドに2つのクレーターをつくって土煙を舞い上がらせる。
 
 「くっ!」「うぐぅっ・・・!」

 鈴は顔を上げて相手がまだ自分に近づいてきているのに瞬時に気付くと、双天牙月を両手に握り締め横向きに構えて接近して来るセシリアに刃を向ける。  セシリアは上体を上げて刀を真っ直ぐ縦に構えた。3つの刃が火花を散らしながら力比べで鉄と鉄が擦れ合う音が響く。
 観客から歓声も拍手も上げない。見入ってしまっている。
 セシリアと鈴が押し合って離れた瞬間に今度は同時にお互い斬りかかろうとした。
 しかしその時だった。

 ドガァァアアアアアンッ!!!

 「「っ!?」」

 突如としてアリーナに衝撃と共に轟音が鳴り響き、今の状態とは違う静寂が訪れて熱気が冷気に変わったかのように感じた。上空の遮断シールドが破られ、鏡が割れた様な音がした後、漂う黒煙を裂く様に現れる黒い影が見えた。
  
 「な、何ある!?」「!?」

 鈴は突然の事態に慌てふためき、セシリアは非常事態が起きたと判断して刀を鈴から黒い影にに向ける。
 現れた黒い影が鮮明に見えるようになる。ISだ。ISスーツから機体まで黒いIS。だが腕は脇から手首の下と脚部は完全に白い。
 胸部にはオレンジ掛かった黄色の卵形の電飾が埋め込まれており前頭部には「く」の字の角の様な装甲、目の部分は四角形の縁が二つ、中は空洞になっていて何も無く二つの縁の間には胸部と同じ色の電飾が飾られている。
 そして一番の特徴は、そのISから発せられる低音と高音の駆動音。 

 ≪Z-ton PipopopopOPO≫

ここまで。戦闘描写だけは妥協したくなったので今度から書きます。
明日はちょっとばかしエンジョイしてきますので投稿は遅れます


 千冬「ど、どどどどどどど、どした!?」ワタワタ


 真耶「お、織斑先生織斑先生!落ち着いてください!」アワアワ


 千冬「はっ、警報発令!」バリン!ポチッ


 千冬「っったぁ~~!」ポタポタ


 真耶「きゃーーっ!お、織斑先生!血が!血が!」アワアワ


 千冬「くっぅぅ、カバー割ってボタン押すんじゃなかったぁ」ポタポタ 


 ヴーーーーーッ!!ヴーーーーーーッ!!


 「皆さーーん!!試合は中止ですっ!!」「慌てず通常の出入り口と非常口から避難してくださーい!!」

 
 ザワザワザワザワザワ ゾロゾロゾロ


 ラウラ「くっ・・・!」タッタッタッ


 一夏「ボーちゃん!?」


 箒「ボーちゃんどこ行くん!?」

 
 
 ラウラ「決まっとるじゃろ!セッちゃんと2組の子を助けに行かんと!」タッタッタッ



 一夏「ボーちゃん・・・」 箒「ボーちゃん!」


 ザワザワザワ・・・ シーン


 箒「・・・あっ(みんな、居らん・・・暗い・・・!)」ブルルッ、ギュッ


 箒「イッちゃん!早く行かんと!」フルフル、グスン


 一夏「・・・」グッ

 
 箒「イッちゃん・・・?」キョトン


 一夏「箒・・・っ」クルッ、ガシッ


 箒「え・・・?」
 

 一夏「俺も・・・専用機持ちじゃけん、助けに行かんと情けないわ」ニヘラ


 箒「!」

  
 箒「・・・怪我だけはせんといてね?」グスッ


 一夏「絶対防御があるんじゃけん、大丈夫じゃって。急いで行けよっ!」タッタッタッ
 

 箒「・・・気を付けてね」タッタッタ


 鈴とセシリアは謎の黒いISと対峙していた。黒いISは微動だにせずただ鈴とセシリアを見ている様に思える。
 二人は蟀谷から冷や汗を垂らし、鈴は固唾を飲んで少し脈拍が激しくなるのを自分でもわかるくらい感じた。セシリアが左足を動かした瞬間、黒いISが首だけを動かしてセシリアの方を見た。セシリアは動きを止めて黒いISを睨みつけたまま、刀を一度リセットして消すと両手を合わせて抜刀の態勢に入る。
 鈴は黒いISがセシリアを見ている間に龍咆の砲塔部分にカバーを被せたまま音を立てないようにゆっくりと黒いISに向ける。その時、真耶の声が響き渡る

 『凰さん!セシリアさん!今すぐアリーナから脱出してください!』
 「あ・・・セ、セッちゃん!行くあるよ!」「・・・」

 鈴はセシリアに向かって言うが、セシリアは動こうとしない。それどころか臨戦態勢に入っていた。鈴は聞こえていないのか無視しているのかわからないが、もう一度呼びかけようとしたがある考えが頭を過る。黒いISはセシリアだけを見ている。つまりセシリアは黒いISにロックされているのではないかと思ったのだ。
 
 「セッちゃん・・・」
 『凰さん!セシリアさん!聞こえてますか!?』
 「・・・エー?アー?モシモーシ?キコナイアルヨー?」「!」
 『え?そんな、凰s』

 真耶が鈴の返事に驚きつつももう一度応答を呼びかけようとしたが鈴が通信回路を無断で切り声が途絶えた。それを見ていたセシリアは鈴を見つめた。
 鈴はセシリアが自分を見ているのに気付き、ニカッと笑って親指を立てる。セシリアは少し戸惑ったが今の状況を考えありがたいと思い微笑んで小さく頷く。鈴は両手に双天牙月の底にある金色の柄同士を連結させて自身の頭上で器用に回転させ、黒いISに丸く鋭い切先向ける。
 セシリアもブルー・ティアーズを機体に接続させて青白い炎を吹かす。
 


 一夏「ボーちゃん!」


 ラウラ「イッちゃん・・・ホーちゃんは?」


 一夏「避難するよう言ったけん大丈夫じゃろ。それより、こっからグラウンド入れるんか?」


 ラウラ「そのはずなんじゃけど・・・遮断シールドがレベル4に設定されとって扉が開かんくなっとる・・・」


 一夏「マジか。どうする?」

 
 ラウラ「・・・修理費は海自から出してもらうけん」パァァァ、ガシャンッ


 一夏「!。馬鹿姉の説得は任しとき!」パァァ、ガシャンッ


 ラウラ「いっせーのせで行くけんね!」グッ


 一夏「おっしゃ!」グッ


 ラウラ「いっせーのせ!」ゴォオオオッ!


 ラウラ・一夏「「ゴッドフィンガァアアアアッ!!」」ガァァアアアンッ!!ドカァアアンッ!!


 ラウラ「よし開いた!」タッタッタッタ

 
 一夏「吹っ飛んだだけじゃけどね!」タッタッタッタ

 
 何分か何十分か経った時、セシリアが目を見開かせて1戦2戦目の最初にも披露した急接近で黒いISとの距離を縮める。黒いISはセシリアが動いたのに気付き上下が黒と白の腕を向けると手を真っ直ぐにし指先の銃口から紫混じりの白い光弾をマシンガンの如く撃ち放ってきた。
 セシリアはその光弾に恐れる事無く突き進む。ピットから見ている事しか出来ない千冬と真耶は卒倒寸前になるが黒いISだけはセシリアの無謀とも言える行動には驚こうともせず、ただ指先からの光弾を撃ち続ける。
 光弾がセシリアから15m先まで来た時、セシリアの前に鈴が上空から戦闘機が着地するかのように滑り降りながら出て来ると双天牙月の柄の真ん中部分を装甲の指先で回転させる。白紫の光弾が回転する双天牙月に直撃した瞬間に粉々に砕け散って行く。
 黒いISはここで初めて首を動かすと撃つのを止める。撃つのを止めたのを見て、鈴は足から上に向かって大きく上げ体の前身をセシリアに向ける様に宙を舞う。
 鈴はセシリアの頭上で一回転したところで龍咆の黒いカバーを広げると衝撃の砲弾を放つ。続いてセシリアもブルー・ティアーズの6つのビットの内の2つのビットからミサイルを発射した。衝撃の光弾とミサイルが一直線上に黒いISに向かって行く。
 黒いISの目に辺る二つ縁の間にあるデコボコした菱形の電飾が徐々に眩しく光始め、最終的に菱形の電飾の中央へ一点に収縮されるように集まり強烈な赤黒く短い線の様な熱線を放った。
 衝撃の砲弾とミサイルが赤黒い熱線に衝突した瞬間、大爆発を起こし爆音と衝撃波が響き渡って、更にはグラウンドの石粒や土が飛び散り土煙が激しく舞う。

 
 
 一夏「おぅっと!?」グラッ



 ラウラ「何かホントにまずいっぽいね!」


 一夏「急ごう!」タッタッタッ


 土煙とミサイルの爆発で発生した黒煙でアリーナがピットからも見えなくなる。真耶が目尻に涙を溜めて体を震わせ、千冬は血が垂れている右手を抑えながら黒煙の中からセシリアと鈴を探し出そうとする。
 しばらくして黒いIS側の方から黒煙と土煙が消え始める。しかしその瞬間黒煙を振り払いながら黒いISの顔面目掛けて黒と赤紫の二つの拳が飛んでくる。黒いISは反応が遅れて顔面に鉄の拳を叩きつけられ殴り飛ばされる。
 殴り飛ばされた黒いISはアリーナの観客席の下の壁がヘコむまでの威力で叩きつけられる。土煙と黒煙が完全に消えると、セシリアと鈴が隣同士になって拳を打った構えになっていた。
 セシリアと鈴は顔を見合わせてセシリアは微笑んで鈴はニカッと白い歯を見せて笑った。真耶と千冬は二人が無事だったのに安堵の溜息をつく
 しかし安堵の溜息をついたのも束の間、黒いISは壁に埋め込まれた体を無理やり引き抜く様に出て来ると、顔を前に突き出し電飾からあの赤黒い光線を放てきた。
 セシリアと鈴は同時に反応して互いに別の方向へかわす。赤黒い光線は二人の間を抜けて真正面側のアリーナの壁に衝突し爆発を起こす。
 攻撃をかわした2人は滑りながら停止し、セシリアは両手を合わせて抜刀するように刀を装備し、鈴は元々持っていた双天牙月を演舞の様に回して構えた。

 
 
 一夏「セッちゃん!鈴ちゃん!」



 ラウラ「大丈夫!?」


 セシリア「!、オリムラくん、ラウラさん・・・!?」


 鈴「ふ、二人とも何で来たあるか!?」


 一夏「俺だって専用機持ちじゃけん、逃げたら男が廃るけんな!」

 
 ラウラ「日本の平和を守るんが自衛隊じゃけん!」

 
 一夏「おっしゃ!こうゆーときこそ、あれじゃな!」


 ラウラ「じゃな」ニカッ


 一夏「超重甲っ!」


 ラウラ「メビウゥーーースッ!!」


 一夏「っしゃぁ!やる気満々じゃあっ!」


 ラウラ「行くよ!イッちゃん、セッちゃん、鈴音さん!」


 一夏「わかっとるよ!」 セシリア「・・・」コクッ 鈴「行くあるよ~~っ!」

ここまで。明日は来れるかどうかわかりませんので。
ちなみに鈴と対戦した3組の子のISの名前は誰かの名前を文字ったのですがわかった人はいるかな?(「ラファール」と「ー」は抜く)
「ミューヅ・ルイルズ」
ではノシ


 「イッちゃん、実践授業からっきし受けてないけど、大丈夫なん?」
 「ノープロ。何せ、一人夜中にこっそり練習しょーたからね!」

 一夏はラウラに笑いかけて左手を開いたり閉じたりさせて後部のウイングスラスターを展開して右手に刀剣型の雪片弐型を装備する。それを見てラウラは微笑み、両腕を胸の前でクロスさせ両手首の手の甲側に薄紫色のプラズマ手刀を装備した。
 セシリアと鈴は一夏とラウラの横に移動してくる。黒いISは4人の方を見ている様に見えるが、実際見ているのはセシリアだけだった。
 一夏とセシリアは切先を黒いISに向け、鈴とラウラは龍咆とレールカノンを向けるがやはり黒いISは動揺どころか身動きすらしない。
 黒いISが襲来してから何時間が経っただろうか辺りは夕暮れになって、一夏達と機体がオレンジ色の光を反射させている。
 
 「ボーちゃん、自衛官なら何か作戦かなんかないん?」「ない」「え゛っ」
 「自衛官ゆーてもウチは基本海自じゃけん、ISは関係ないけんどうしょぉもないっ」 
 「じゃ、じゃあどうするある?」「・・・」
 「・・・3人共、アレを出来る限り惹きつけてからウチがどうにかするけん、兎に角攻撃するよっ!」

 3人はラウラの案に具体的な内容を言っていないため答えるのに迷ったが、どうにかすると言う言葉に何か意味があるのだと思い頷いた。
 頷いた3人を見て、ラウラも頷くと黒いISを睨みつけるなり右肩の大型レールカノンを撃ち放つ。黒いISは即座に反応して光線を放ち、相殺させた。
 爆風で黒煙が視界を覆うが一夏と鈴が黒いISに接近戦を挑んだ。一夏は雪片弐型を大きく振るい、斬りかかる。黒いISに斬撃をかわされるが、構うことなく避けた先に雪片弐型を振るった。
 それもかわされると今度は鈴が双天牙月を二つに分けて両手に逆手で握ると回転しながら斬りかかった。黒いISは後進しながら避け、鈴の攻撃を避け続ける 鈴はこれでも当たらないとわかると、黒いISから距離を取った。そして肩の龍咆の砲口を向けた。
 ラウラは黒いISと鈴が離れた瞬間を見逃さずレールカノンを放つ。龍咆も同時に衝撃の砲弾を放った。
 だが黒いISの菱形の電飾は中央へ光を収縮させず、上下の端に光を収縮させ赤黒い光線を二つ発射した。それによってレールカノンと龍咆の砲弾は相殺されてしまった。
 一夏は雪片弐型を構えると黒いISが両手の指先を自分に向けて、光弾を連射してくる。一夏は慌てて下に避けるが黒いISはまだ自分に狙いを定めて光弾を撃ってくる。
 一夏はスラスターから火を噴かせて縦横にかわしながら黒いISが放ってくる光弾を避ける。鈴は黒いISに向かって龍咆の砲弾を放った。
 しかし黒いISは一夏への攻撃を止めず首だけを動かして菱形の電飾から赤黒い光線を放ち相殺させ、ダメージを与えられない。
 このままでは埒が明かないとラウラは思い始めて、灰色の装甲を纏った右手を見つめ、苦い顔を浮かべるが力強く握り締めた。
 
 「セッちゃん、アレを止めたるけん一撃必殺のアレ頼むよ!」

 ラウラがそう言ったのにセシリアは何の事かと聞こうとしたがラウラは既に黒いISに近づいて行った。 

 「卑怯じゃけん使わんようにしたかったけど・・・この際じゃしょーがにゃぁわっ!」

 ラウラは黒いISに向けて右手を前に翳す。するとシャボン玉の様な丸型のバリアが黒いISを覆った。「大和」もとい「シュヴァルツェア・レーゲン」に搭載されているPICを発展させた電子結界「アクティブ・イナーシャル・キャンセラー(AIC)」。対象を任意に停止させることができ、対1では反則的な効果を発揮する。ラウラは基本的に真っ向勝負を挑むタイプなので、使用するのを拒んでいたのだった。
 黒いISが動けなくなったのを見て、セシリアは黒いISの右斜め下に飛行して空中停止すると見上げながら刀を一度消し、両手を合わせて抜刀の構えを取った。
 
 「よっしゃやったれセッちゃん!」「早く!」

 一夏が腕を上げた、その時だった。一夏の白式とラウラの大和に表示されているゲージのエネルギー量が0になる。

「なんっ!?」「っ!?」

 二人は驚愕し、目を見開く。しかしラウラはエネルギーが0になった理由がすぐにわかった。
 それは二人が調子に乗ってISを展開する際に制服のまま展開していたのが原因だった。専用機は展開と同時に着衣も自動的にISスーツに変換されるがこれはエネルギーを大きく消費するため余程の非常時で無い限り使用するが基本なのだ。
 そうラウラが考え付いたときにはエネルギーが無くなったことにより一夏とラウラの機体が消えてしまい空中に居る二人は落下して行く。
 それに気づいたセシリアはブルー・ティアーズのビットを一夏とラウラに向かわせ手に握らせようとする。一夏とラウラは手に触れてきたビットを掴むと、ビットが落下速度を抑えて、二人が地面に落下する前に宙に浮いた状態になって二人はビットから手を離す。
 セシリアがため息をついたのも束の間背後から聞こえる不穏な音に背筋に悪寒が走り後ろを振り向かずに横に避ける。間一髪のところで赤黒い光線をかわし、バランスを保つ。
 ラウラが使用していた停止結界が解けてしまい、黒いISが再び襲いかかってきた。


 「何で急に機体が消えたんじゃ!?」「迂闊じゃった・・・とにかく、イッちゃんさっきの所まで逃げるけん走って!」

 一夏とラウラはISスーツから制服に強制的に戻されていた。ラウラは一夏の腕を引っ張り、立たせると背中を強く叩いてアリーナに繋がっている通路の出入り口へ向かった。
 ラウラは制服のズボンの太腿に当たる部分の切れ目を引っ張るとマジックテープが音を立てながら裂けて鈍く光る黒い物体が覗いた。ラウラはその裂け目に手を突っ込むとその物体を取り出した。出てきたのはデザートイーグル。口径12.7の全長269mmのハンドガンである。
 それを走りながら見た一夏は、初めて見る実物の銃にかなり驚いて目を見開く。
 
 「どぉおっ!?どっからそんなもんを!?」「ええから早よ逃げて!」
 
 一夏とラウラを守る様に鈴が上空を飛んで黒いISに龍咆を向ける。だがそれでも尚セシリアだけを付け狙っていた。セシリアは地面に着地して、ブルー・ティアーズの二つのビットからミサイルを発射した。それを黒いISは指先の光弾を連射させて向かってくるミサイルを撃ち落とした。
 爆発したミサイルによって黒煙が漂うと、その黒煙を掃い出る様にセシリアが抜刀しながら突撃して行く。引き抜かれた刀は完璧に黒いISの顔目掛けて斬りかかった。
 が、刃が顔に当る寸前に黒いISが手で刀を受け止めた。セシリアは目を見開いて驚愕する。受け止められた刀から金属同士がぶつかった音が鳴り、セシリアの頭の中に響いた。
 黒いISは刀を鷲掴みにすると、大きくセシリアごと振り回して機体の重力と遠心力によって耐えられなくなった刀が金属片を数個散らして折られた。
 
 「!!」

 刀が折れた事により、セシリアは地面目掛けて振り落される。一夏とラウラを出入口まで護衛した鈴はセシリアが落ちて来るのに気付き、慌ててセシリアが落下していく地点まで飛行しセシリアを抱き止めた。抱き止められたセシリアは片手に折れた刀身と鐔と鎺が残された柄を呆然とした表情で見る。
 箒から借りた刀を折ってしまった事に、黒いISへの怒りと悲しみが込み上げてくる。
 
 「大丈夫あるか!?」「・・・」

 鈴が声を掛けるがセシリアは答えず、手を鈴の目の前に差し出して下らせた。黒いISは手に持っている折れたもう一つの刀身をセシリア目掛けてダーツの様に投げてきた。鈴がそれを龍咆で撃とうとしたが速度が速過ぎて間に合わない。だがセシリアは避けようとはせず、それどころか手を前に突き出すと投げつけられた折れた刀身を握り止めた。鈴と一夏、ラウラはそれを見て驚く。
 セシリアは腕を戻して刀身を握っている手を開く。

 「・・・ゼッタイ・・・サナイ」

 セシリアの口が小さく動き、頬に一滴の雫が伝って整った顎先に溜まり地面に落ちていく。鈴は聞き取れなかったのか首を傾げていると、セシリアが顔を上げて黒いISを睨みつけると目尻に涙を溜めながら叫んだ

 「絶対に、許さないっ!!」

 初めて聞いたセシリアの叫びに一夏達は驚く。セシリアは片手を前に出すと「薙刀」を握り、両手に持って刃先を下に向けて構えた。ビットを機体に接続させ青白い火を噴かせる
 黒いISは両手を前に突き出し白紫の光弾を連射して放ち、菱形の電飾から赤黒い光線を放った。
 セシリアは接続させていない2つのビットからレーザーを撃ち、撃った後にビットもレーザーの後に続かせた。
 黒いISが放った光弾とセシリアが放ったレーザーとビットが衝突して大爆発を起こした。アリーナ内に黒煙がこれまでにないくらいにまで満ちて千冬と真耶からセシリアと黒いISが見えなくなる。
 千冬と真耶は目を凝らせて黒煙の中セシリアを探し出そうとする。徐々に黒煙が晴れてくると、一つの大きな影が見えた。
 そしてセシリアと黒いISの姿が見えた。セシリアが突き出している薙刀を黒いISは刀身となっているインターセプターを掴んではおらず、スターライトmkⅢの銃口だった鍔部分を掴んでいた。一夏達は口を開いてまたしても折られると、誰もが思った。だが、セシリアは怪しく口の端を上げている 

 「・・・サヨナラ」「!」

 セシリアが柄から出ている丸みを帯びた突起物を力一杯親指で押す。インターセプターが装着されている先端の鍔部分からカチッと音が鳴り、縦に黒いISに向けられているインターセプター自体が横向きになると空気圧でプシュッと音を立てて噴射で射出された。黒いISの首部分に突き刺さり、貫く。
 インターセプターは黒いISの喉を貫いてそのまま弧を描きながら観客席を覆っているシャッターに当って軽い金属音を立てながら落ちていく。

 ≪Z-t on Pipopo opo pp opo pPOopo≫

 それを同時に黒いISは狂った機械の様に駆動音を鳴らしながら停止し、握っていた薙刀を離して落下して行く。セシリアは目を瞑ったまま落ちて行く相手を見ず黒いISが地面に叩きつけられた音だけを聞いて静かに柄を消す。

 黒いISは電飾から光を消し、身動きもせず静かに息絶える様に完全に停止した 
 

 一夏「か・・・」 ラウラ「勝った・・・」

 
 鈴「すごいあるーーーーっ!」

 
 セシリア「・・・」ヒョイ


 一夏「セッちゃーん!」タッタッタッ


 セシリア「!、オリムラクン、ラウラサン、ファンサン・・・」ボソボソ


 一夏「勝った、ね・・・」


 セシリア「・・・」コクリ


 真耶『皆さーーーーーーーーん!!聞こえてますかぁああああ~~~!?!』


 セシリア「」ビクッ 鈴「うるさいある!」キーン


 ラウラ「・・・」ピカッピカピカッピカ


 千冬『それはあれか?モールス符号か?わかるかあほ』


 ラウラ「じゃろうね~」アハハ

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 祝勝会


 「「「「「セッちゃん優勝おめでとぉ~~~!!」」」」」パーンッ!パーンッ!

 
 セシリア「・・・//」ペコリ


 薫子「セッちゃんこっち向いてー!」パシャッパシャ


 セシリア「・・・」ニコリ


 薫子「おぉ~良い笑顔だよぉ~!」パシャッパシャッ


 千冬「しかし、オルコット・・・いやセッちゃんでいいか。ようやった」ナデナデ
 

 セシリア「!・・・///」テレテレ


 箒「(かわいい・・・//)」キュンキュン
 

 「あぁ~!いいなぁセッちゃん!」「羨ましい!」「織斑せんせー!私にもー!」


 千冬「パープーがっ。この学園を守ったセシリアだけにしかしてやらん」


 「むぅ~・・・それもそっかぁ」「でもホントセッちゃんが謎のIS倒したなんてねぇ~」「見れなかったのがちょっと残念・・・」


 千冬「アホ。危ないじゃろうが」ハァ


 一夏「ところで、馬鹿姉。手どうしたん?」ジーッ


 千冬「・・・あぁ、ちょ、ちょいカッコつけて、ね・・・」タラー、サッ


 ラウラ「明らかに血が滲み出てるけど?」ジーッ


 千冬「気のせい気のせい。ほら、カキフライとか食べれば?」


 一夏・ラウラ「「俺/ウチ牡蠣は嫌いじゃっての」」ハァ


 千冬「あ・・・そ、そうじゃったな」アハハ


 箒「でも、イッちゃんとボーちゃんに鈴さんも頑張ってたんよね。すごいじゃん」ニコニコ


 一夏「まぁ・・・すぐに逃げたけどな」ズーン


 ラウラ「情けなかったわぁ・・・」ズーン


 箒「あぁ~~!ごめんごめんごめん!」アワワ


 一夏「にしてもあの黒いISは何じゃったん?」


 千冬「今調査しているところじゃけん。まぁ、一夏達は気にせんで良いよ」


 一夏「ふーん」モグモグ


 セシリア「・・・あ」スクッ


 セシリア「・・・シノノノさん・・・」ボソボソ


 箒「ん?どうしたん?」


 セシリア「・・・」つー+⊂


 箒「あっ・・・」


 セシリア「ごめんなさいっ・・・」ウルウル、ポロポロ


 箒「・・・セッちゃん。いいんよ、だってセッちゃんが最後まで使ってくれて嬉しいけん」ニコッ


 セシリア「・・・」グスッ


 箒「大丈夫じゃって。また新しいん貰えばいいだけの話なんじゃけん。ね?」ナデナデ


 セシリア「・・・」スンッ、グスッ


 箒「ほら、綺麗な顔が台無しになるけん」フキフキ


 セシリア「・・・ゴメン、ナサイ」スンッ


 箒「・・・こちょこちょこちょ~」コチョコチョ


 セシリア「!?、ちょ、くふっ、しの、の、さっ・・・くっふ、ふふふっ」クスクス


 箒「はい、これでええね。薫子さん!写真お願いできます?」


 薫子「お、いいよぉ!ほらほら、皆入った入った!」


 「はーい!」「ここでいい?」「ちょ、ちょっともうちょっと詰めてよ」「ほら先生も!」千冬「え、私も?」

 
 布仏「セッシー、隣いい~?」ニコニコ


 セシリア「・・・」ニコ、コクリ


 箒「イッちゃん、ボーちゃん。ここ、ここ」


 一夏「ほいほい」ラウラ「よっと」


 薫子「はい、いくよ~!6/π+48Σ[n=1~∞]n/(e^(2πn)-1)は~?千冬先生!」


 千冬「・・・え?」ポカン


 「「「「あははははは!!」」」」ワッ


 薫子「はい答えは2ぃーですっ!」パシャッ

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 一夏「おはよー、セッちゃん」


 セシリア「・・・オハヨウ、ゴザイマス」ボソボソ


 ラウラ「あれ?ホーちゃんは?」


 布仏「しののんはぁ、朝ごはん食べてどこかに行っちゃたの~」モグモグ


 一夏「あ、そうなん?」 布仏「うん」コクコク
 



 虚「あらら~、こりゃ・・・また見事にねぇ」マジマジ


 箒「やっぱり直せない・・・ですよね?」


 虚「うぅ~・・・ん。ねぇ、どう思う?」スッ


 「いやぁ・・・キツイなぁこれは」ジーッ 「しかも折れた時に欠けてるみたいだから、破片も見つけないといけないし・・・」ウーン


 虚「どうしても、これじゃないといけないの?」


 箒「いや、その・・・別に特にってわけじゃないんですけど・・・」モジモジ


 虚「・・・よし、わかった!整備科としての実力見せてあげるわっ」スクッ


 「やれるの?虚」「結構難題の代物だよ?」


 虚「こらこら、先輩が弱気でどうするの!やれるだけやってみようよ」ニコッ


 「・・・わかった。じゃあアリーナに行って、破片採取してくる」「私も資料から修理方法探してみるわ」


 箒「あ、ありがとうございます!」ペコリ

 

 
 セシリア「・・・お粗末様デシタ・・・」ボソボソ


 布仏「んん~、ん~」モグモグ


 セシリア「・・・先に教室に戻ってます」ニコ


 布仏「んっごく、わかった~」ヒラヒラ


 一夏「セッちゃん、笑う様になったよね」モグモグ


 ラウラ「うん。ええことじゃ」パク


 
 セシリア「・・・ぁ」 簪「あっ・・・」


 セシリア・簪「・・・」


 簪「・・・あの」

 
 セシリア「!、ハィ・・・?」ボソ


 簪「・・・優勝、おめでとう・・・」ボソ


 セシリア「!・・・アリガトウ、ゴザイマス」ペコリ


 簪「・・・」ニコッ


 セシリア「・・・あの・・・」


 簪「?」


 セシリア「・・・素敵な、お名前ですね」ニコリ


 簪「え・・・?」キョトン


 セシリア「・・・デ、ハ・・・//」トテトテトテ


 簪「・・・」ポカン


 

 千冬「今日の授業はここまで。そろそろゴールデンウィークじゃけん、気ぃ抜かずにな」


 「「「「はーい!」」」」


 千冬「・・・あ、一夏、ちょい」チョイチョイ


 一夏「なん?」


 千冬「山田先生が言ってたんじゃけど、私に何か用があるんじゃったん?」


 一夏「あぁ、そうそう。ゴールデンウィーク馬鹿姉仕事?」


 千冬「いや、休みじゃな」


 一夏「じゃあさ、家連れてってくれん?取りに行きたいもんがあるけん」


 千冬「ん、ええよ。初日に行く?」


 一夏「ん~・・・そうじゃな。残りの休日はゆっくりしたいし」


 千冬「ん、わかったわ。覚えとく」


 一夏「ん」


 箒「あ、そうなん?」ズルル


 一夏「うん。初日に行って、まぁ少し居てから戻ってくるけん」ズゾゾゾ


 ラウラ「てか、チッちゃん車持っとったっけ?」ズゾゾゾ


 一夏「何か最近買ったらしいよ」モグモグ


 ラウラ「へぇ~。そうなんじゃ」ゴクン


 一夏「ホーちゃんらはゴールデンウィークどうするん?」ズルル


 箒「ん~。部活に集中しよっかなぁって思ってる。まぁ半分出て半分遊ぶけど」ニヒッ


 ラウラ「ウチも広島に用事あるけど、多分深夜に出るけん一緒じゃないわ。あとゴールデンウィークの終日まで居らん」ゴクゴク


 一夏「ほうか~。セッちゃんは?」


 セシリア「・・・」フルフル


 一夏「予定なしか」


 セシリア「・・・アノ、オリムラクン・・・」ボソボソ


 一夏「なん?」


 セシリア「・・・ショニ・・・テモイイデスカ?」


 一夏「もっかい」


 セシリア「一緒に・・・行って・・・も、いいですか?」


 一夏「え?ウチに?」


 セシリア「ぁ・・・ニホンの景色を、見たく、て・・・//」


 一夏「あぁ、そゆこと。ええよ、ばk・・・織斑先生にはゆうとくけん」ニコッ


 セシリア「あ、りがとう、ございます・・・//」ペコリ


 

 箒「私ちょっと行くとこあるけん、先戻っといて」


 一夏「ん、わかった」

 

 
 一夏「リ、リ、リ、リクエー、魂~。庄司悟の、庄司悟のリクエストォ~~~」グッ


 一夏「魂~」ガチャッ


 楯無「おかえりなさい、一夏君。ご飯にします?お風呂にします?それともわ・た・し?」


 一夏「」


 楯無「あれれ~~~?どうしたの?」


 一夏「」


 楯無「はは~ん、さてはお姉さんの魅惑の谷間にそそられてるねぇ~?」


 一夏「」


 楯無「あははは~!もう初々しい反応しちゃってかわいいんだから~」


 一夏「」


 楯無「・・・えっと・・・一夏君?」

 
 一夏「ウワ゛ァ゛ア゛ア゛アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」

 
 一夏「痴女じゃあああああああああああああああああ!!!!!!痴女があぁあああああああfれあcdcmk、xjヴぁんぢj!!!!!!!!!!」バタンッ!!!


 チジョガアァアアアアアアsjfv、オイアsdlvミ、アsmン、イサlマk!!!!!!!
 

 楯無「・・・え」ポカン

 

 ド、ドウシタンイッチャン!? オレkレコr、ヴェミオレンヘヤニ、ハクトウガカddサd、オkm、!!! ナンテ? ナニ? マッテテ!ミテクルケン!


 ラウラ「freeze!」バンッ!チャキッ


 楯無「え」


 ラウラ「そこを動くな!Do not move there!」


 楯無「え、いや、あの」




 千冬「で、言い分はあるか?生徒会丁殿?」ポキッポキッ


 ラウラ「Это действительно говорит, там? Студенческий совет доно?」


 楯無「ナイデス・・・あとロシア語で訳さないで(わかんないから・・・)」タンコブ


 箒「イッちゃん大丈夫?」


 一夏「いやじゃあ~~~、我慢しとるんじゃけん勘弁してほしいんじゃぁ~~」シクシク


 千冬「始末書の方は明日までにな?」


 ラウラ「К письменным извинением звучит до завтра?」


 楯無「はい・・・あとロシア語はいいって」

今日はここまで。や~~っと戦闘描写書き終わりました。
ちなみに、もしも楯無さんのような超絶美人のナイスバデーな美少女が玄関開けて裸エプロンで居たら皆さんどうしますか?
自分は、「何してるの?」って聞きながら玄関を閉めて携帯出して110です。


 セシリア「・・・オハ、ヨウゴザイマス・・・?」


 一夏「ん・・・」パク、モグ・・・モグ


 布仏「どうしたのオリム~?」


 一夏「ん~・・・んん・・・」モグモグ


 ラウラ「色々あったけん、そっとしておいてあげて」ヒソヒソ


 布仏「そっかぁ・・・何だか疲れてるみたいだね」ヒソヒソ


 箒「まぁ・・・びっくりし過ぎて放心状態になってるけん・・・」ヒソヒソ


 セシリア「・・・」

 
 
 
 千冬「さて・・・目が何かチカチカすんなぁ」グシグシ



 真耶「ま、まぁ、誰が誰だかわかりやすくなりましたね」アハハ・・・


 「あ、そのカラー可愛い!また変えたの?」「うん!」


 箒「カラフルじゃねぇ」


 一夏「ホーちゃんは変えんの?」


 箒「うん、これ気に入ってるけん♪」ニコリ


 一夏「ほうか。レナモンカラーが?」クスクス


 箒「なぁん、笑ってるんよ。好きなんじゃけん、いいじゃん」ムス

 
 一夏「いや、いいけどさ」

 
 
 ラウラ「イッちゃんはカラー変えんの?」



 一夏「ん~・・・うん。別にいい」


 ラウラ「ほうか。にしても、昨日イッちゃんとホーちゃんの部屋に居ったあの2学年のせいp」


 一夏「ゆうなぁあああ~~~!!思い出したくないぃ~~~!!」ブンブンッフルフル


 ラウラ「ご、ごめんごめん!」ナデナデ


 一夏「ホンットにちょっと、あの人だけは・・・やだっ」ブツブツブツ


 ラウラ「トラウマじゃな・・・」


 箒「うん・・・」

 
 セシリア「・・・アノ、オリムラクン」ボソボソ」


 一夏「なん?」クル


 セシリア「キョウモ、ジッセンジュギョウウケナインデスカ?」ボソボソ


 一夏「あぁ・・・うん。出ん」


 箒「いいん?出んで」


 一夏「う、うん。大丈夫大丈夫」
 

 セシリア「・・・デスカ」コクリ


 千冬「セシリア。刀の使い方を教えてやって」
 

 セシリア「・・・ハィ」コクリ


 一夏「はぁ・・・」ガクッ


 ラウラ「?」




 箒・ラウラ「いただきまーす」


 セシリア「イタダキマス・・・」ボソボソ


 布仏「いただきま~す」


 一夏「ただきます・・・」


 箒「イッちゃん、大丈夫なん?」ズルル


 一夏「ん・・・」ズゾゾゾゾゾ


 ラウラ「まぁ、食欲あるけん大丈夫じゃろ」ズゾゾゾ


 一夏「ぅん・・・」ズゾゾゾゾ


 楯無「一夏君♪」ポン


 一夏「」ゴフォオッ!!


 箒「鼻からうどんが!」


 ラウラ「あっははははははははははは!!」ゲラゲラゲラ、バンバンバンバンッ


 布仏「笑いどころかなぁ?」


 一夏「」ブルブルブル


 ラウラ「ひぃひぃ、はっはははははは」ゲラゲラゲラ


 楯無「あ、え・・・」


 一夏「」バタンッ


 箒「大変!気絶しちゃってる!」


 ラウラ「あ、やばいね」ヒィヒィ


 セシリア「セ、先生、をっ」タッタッタ


 楯無「・・・」オロオロ


 ラウラ「鼻の、うどん取らなねっ、くふふふふっ」ヒィヒィ、ニュルルル

 
 箒「イッーーーーちゃぁん!」エーン


 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 
 一夏「ぅぅ・・・あっ・・・?」パチッ、ムクリ


 箒「あ、イッちゃーん!」ガバッ


 一夏「どわぁ!重い!」


 箒「なんっ!?失礼じゃろ!」プンプン


 一夏「苦しいんじゃもぉ~~っ・・・えぇっと何があったんじゃったっけ?」


 ラウラ「鼻うどん出して、気絶しとった」ゲラゲラ


 セシリア「ワライスギデス・・・」ボソボソ、ハァ


 一夏「あぁ・・・そうなん?記憶ないわ」ハァ、ボフッ


 ラウラ「まぁ無事でよかったわ。もう授業は終わっとるけん、夕食食べる?」


 一夏「いや食う気せんけいい」フルフル


 箒「そっか・・・」


 一夏「まぁ、もうちょっと横になってから部屋に戻るけん。先に夕ご飯食べてきてええよ」


 ラウラ「ん、わかった」セシリア「・・・」コクリ


 箒「・・・私、居ていい?」


 一夏「え?・・・ええけど、何で?」


 箒「し、心配じゃけん・・・」


 一夏「あぁ・・・ん、ありがと」ポリポリ


 箒「ん・・・//」ポッ


 ラウラ「じゃ、また」ガラ


 セシリア「・・・」ペコリ、ピシャ


 一夏「はぁ・・・」


 箒「そんなにあの人にびっくりしたん?」


 一夏「したよアホ。心臓出そうになったわ」


 箒「そ、そんなになんじゃね・・・」ハァ


 一夏「てか、あの人誰なん?」


 箒「あれ?聞かんかったん?」


 一夏「いや全然?ボーちゃんが2学年って言ってたぐらいしか知らん。後は恐怖心に襲われて耳に入ってなかったんじゃろうなぁ多分」クス


 箒「えっとね、2学年の生徒会長の更識楯無さん。クラス対抗戦でセッちゃんが一回戦で対戦した簪さん居ったでしょ?」


 一夏「おん」


 箒「あの子のお姉さんなんじゃって。何でもイタズラ好きらしいけん、皆振り回されてるんじゃって」クス


 一夏「いや、でもあれはダメじゃっての」プンスコ


 箒「でもあれ水着着とったってようたよ?」 一夏「そう言う問題ちゃうわ!」ビシッ


 一夏「日本人として恥ずかしくないんか、その人は」イライラ


 箒「更識さんは国籍はロシアよ」


 一夏「え?ロシアの人?うそぉ。にしちゃあえらい堀浅いし日本人の顔しとるな、色白じゃけと」


 箒「自由国籍権持ってるけん、ロシアにしてるらしいよ」


 一夏「ふぅん・・・あ、ボーちゃんが訳の分からん言葉話しとったけどあれロシア語なんか」


 箒「うん。更識さんわからなかったみたいじゃけどね」クス


 一夏「なん~~じゃそりゃ。じゃあ何で国籍ロシアにしたんよ」クス


 楯無「私がどうかしたの?」ガラ


 一夏「」ビクッ


 箒「あ・・・更識さん」ササッ


 楯無「えっと・・・一夏君、大丈夫?」


 一夏「・・・」ジーッ


 楯無「・・・あぁ、その・・・」


 箒「・・・」ジトーッ


 楯無「・・・あの、篠ノ之さんだっけ?布仏さんから聞いたんだけど」


 箒「はい・・・そうですけど・・・?」


 楯無「一夏君と話させてもらえないかな?絶対に変な事はしないから、ね?」


 箒「・・・」ジーッ


 一夏「・・・箒、出ていいよ」


 箒「・・・わかった・・・」スク


 箒「・・・」スタスタ、ガチャ、ピシャ


 楯無「はぁ・・・あの、一夏君。まずはごめんね?」ストン


 一夏「・・・いえ」フイッ


 楯無「あぅ・・・振り向かれてそう言われても・・・」シュン


 一夏「・・・」

  
 楯無「え、えっと、私に何かできることはある?」


 一夏「出てってください」


 楯無「うっ、そ、そこまで私の事嫌いにならなくても・・・私の事どう思ってるの?」


 一夏「変態痴女露出狂」


 楯無「うわぁああ~~んっ」ダッ、ガラ、ピシャッ


 一夏「・・・はぁ」


 一夏「・・・腹減ったし、起きるか」ムク




 ラウラ「お、イッちゃん」ズゾゾゾゾ


 一夏「ん」コトッ


 布仏「オリム~、鼻からうどんは出てない~?」


 ラウラ「」ブフォォ!! セシリア「!?」ビクッ


 箒「ボーちゃん、ちょ、大丈夫!?」


 ラウラ「げっほ、げっほ・・・のほほん、さん、思い出させんといて」クククッ・・・


 布仏「あ、ごめん」


 箒「イッちゃん、更識さんと何話してたん?」


 一夏「いや、ただ謝りに来てくれただけじゃけん」ズゾゾゾゾ


 箒「そうなん?でも・・・」


 
 楯無「・・・」モソモソ、モグモグ
 

 カイチョー、ナニガアッタンデスカ? シー。ショックウケスギテイツモノチョウシガデテナイダケヨ ソッカ・・・ コンナニマデゲンキノナイサラシキサン、ハジメテミタ


 
 箒「・・・ホンマにそうなん?」


 一夏「ん・・・」ズゾゾゾゾ
 

 箒「・・・あ、そうじゃ。イッちゃん、ゴールデンウィークさ私も連れて行ってもらっていい?」
 

 一夏「え?部活はどうするん?」ズゾゾゾゾ


 箒「それがね、ゴールデンウィーク中は部活動休みにするんだって」ズルル


 一夏「そうなんか・・・いいよ」モグモグ


 箒「ありがと」ニコッ


 一夏「ん・・・」ズゾゾゾゾ
 


 ラウラ「ごちそうさま」

 
 箒「ごちそうさまでした」 セシリア「・・・」ペコリ


 布仏「ごちそうさま~」 


 一夏「ごっそさん」


 箒「みんなはこれからどうするん?私はちょっと部長に用事があるけん行くけど」

 
 ラウラ「ウチはセッちゃん連れて部屋で日本語の勉強」 セシリア「・・・」コクリ


 布仏「私は生徒会のお仕事に行ってくるね~」


 一夏「俺は部屋に戻るわ」


 箒「そっか。バラバラじゃね」


 
 一夏「・・・」スタスタ


 簪「・・・」トテトテ


 一夏「・・・」スタスタ 簪「・・・あ、あのっ」クルッ


 一夏「ん?」クルッ


 簪「あの・・・織斑君、だよね・・・?」モジモジ


 一夏「うん。何か用?」


 簪「あの・・・お姉ちゃんが、変なことして、ごめんなさいっ・・・」ペコッ


 一夏「あ、え、ええよ。もう怒ってないけん」アセアセ


 簪「・・・」


 一夏「・・・えっとな、お姉ちゃんに俺からもごめんゆーといてくれる?」ポリポリ


 簪「え・・・?」キョトン


 一夏「ちょっと言い過ぎた事があるけん・・・これ、渡してくれる?」つ飴


 簪「飴・・・?」


 一夏「お詫びの印って、意味で」


 簪「・・・うん、わかった」スッ


 一夏「ありがと。簪さんにもあげるけん」つ飴


 簪「あ・・・ありがとう/」スッ


 一夏「ん。じゃっ」スタスタ


 簪「・・・」ペリ、パクッ、トテトテ

今日はここまで。ゴールデンウィークも終わりますね。
思ったんですけど、一夏ってメインヒロインから告白されないのは当たり前だけど、他のモブの子からもラブレターすらもらって無いですよねw
あの世界観でなら一夏くらいの二枚目ならラブレター貰うくらいはされてもおかしくはない気するけど何でなんだろうw

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 ~5:32~


 一夏「ぐぅ・・・ぐぅ・・・」スヤスヤ

 
 箒「くぅ・・・くぅ」スヤスヤ


 
 セシリア「すぅ・・・すぅ」スヤスヤ

 
 
 鈴「くか~~・・・くか~~・・・」グーグー




 ラウラ「んん・・・」ムクリ、ボサボサ

 
 
 ラウラ「・・・」フラフラ



 ラウラ「・・・っぷぅ・・・はぁ、また跳ねちゃった」バシャバシャ、スッスッ


 ラウラ「グチジュグジュ、ぷっ」



 ラウラ「・・・」つウォークマン⊂


 『ラジオ体操第1、腕を前から上に上げて背伸びの運動~』


 ラウラ「いち、に、さん、し、ごぉ、ろく・・・」ノビー、パタン、ノビー


 
 ~5:57~


一夏「ぐぅ・・・ぐぅ・・・」スヤスヤ


 箒「くぅ・・・くぅ・・・」スヤスヤ


 
 セシリア「すぅ・・・すぅ・・・」

 
 
 鈴「くか~~~・・・くか~~・・・」グーグー



 

 アリーナ

 
 ラウラ「かけあ~し、いち、いち、いち、にぃ、そーれっ!」タッタッタッ


 
 ラウラ「おはようございます」ペコリ


 ラウラ「服務の宣誓い。私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法 及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感を持って専心職務の遂行に当たり
     事に臨んでは危険を顧みず、身を持って責務の完遂に務め、持って国民の負託にこたえることを誓います」


 ラウラ「安全確認。前方良し、後方良し、ブレーキ良し。今日も一日、頑張りましょう」ペコリ

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 ~6:00~

 一夏「ぐぅ・・・ぐぅ・・・」スヤスヤ


 箒「くぅ・・・くぅ・・・」スヤスヤ
 



 セシリア「・・・」ムクッ、ボッサー


 セシリア「・・・」フラフラ、パタンッ

 
 シャーーーッ
 


 鈴「くか~~・・・くか~~・・・」グゥグゥ



 ラウラ「明日からゴールデンウィークかぁ。まぁ、ウチは休めんけど」ケラケラ


 ラウラ「・・・(思ったんじゃけど何でイッちゃん、実践授業だけずぅ~~っと出とらんのじゃろ・・・)」


 ラウラ「(気になんなぁ・・・)」


 ラウラ「・・・後少ししたら朝ごはん食べに行こ」ゴロン


 ~6:07~


 一夏「んんっ・・・」ムクッ


 箒「んぅぅ・・・」ムクリ


 一夏「んーっ・・・はよう」ボリボリ


 箒「おはよ~」グシグシ


 
 セシリア「・・・」ホカホカ


 
 鈴「くか~~・・・くか~~・・・」


 
 ラウラ「よぉ~し、食べに行こ」ガチャ、パタン


 一夏「おはよー、ボーちゃん。セッちゃんも」


 箒「おはようっ」ニコッ


 ラウラ「おはよ、イッちゃん、ホーちゃん」 セシリア「・・・オハヨウ、ゴザイマス」ボソボソ



 一夏「やっと明日からゴールデンウィークじゃな」パク、モグモグ


 箒「そうじゃね。でも、さ・・・」モグモグ


 一夏「どしたん?」


 箒「・・・今更なんじゃけど、チッちゃんの方向音痴は大丈夫なん?」


 ラウラ「あ」 


 セシリア「?」


 一夏「あぁ、大丈夫大丈夫。あれは室内だけじゃけん」


 箒「ホンマに?最近は来るのが遅くはなくなった気はするけど・・・」


 ラウラ「あぁ、そうじゃなぁ・・・忘れとった。チッちゃん、室内音痴じゃったの」


 一夏「大丈夫じゃって。馬鹿姉は地図ありゃわかるらしいけん。行くときはカーナビつけとるじゃろ」


 ラウラ「付けてなかったら?」


 一夏「諦める」 箒「早っ!」


 一夏「いやだってさ、仮によ?近道じゃあゆうて森の中入って、パンクしたらどうするんよ」


 箒「あぁ・・・そ、それはちょっと怖い」


 一夏「いやちょっとどころじゃねーじゃろ」クス


 セシリア「・・・聞いてミタラ、ドウデスカ?」ボソボソ


 一夏「あぁ、そうじゃな。聞いてみる」


 一夏「馬鹿姉」


 千冬「なん?」


 一夏「あんさ・・・明日何時に出る?」


 千冬「ん?そうじゃな・・・ここからあっちまで8時間はかかるけん、6時頃になるな」


 一夏「そかそか。えとな、行くメンバーは4人なんは覚えとるよね?」


 千冬「覚えてるよ。一夏。行くとき、寄り道しながら行かん?ず~~っと運転は無理じゃけん」クス


 一夏「そうじゃな・・・そうしよか」


 千冬「ん。2人には財布とか色々持ってくるように言っといてね」


 一夏「わかった。・・・あ、それとさ」


 千冬「うん?」


 一夏「姉の車に・・・カーナビはついてる?」


 千冬「もちろん」キリッ


 一夏「ならよかった。どこどこ寄るかは、姉決めといてくれる?」


 千冬「おん、わかった」ニコッ


 一夏「じゃ、そろそろ授業じゃけん先に行っとくわ」


 千冬「あ、一夏」


 一夏「なん?」ピタッ


 千冬「一緒に行こうや」


 一夏「はいはい・・・」ハァ


 千冬「何じゃええじゃんか。姉弟なんじゃけん」


 一夏「いや・・・まぁいいや。行くとき絶対そうならんといてよ?」


 千冬「大丈夫じゃって。カーナビあるんじゃけん」


 一夏「ホンマかなぁ・・・」ジトー

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 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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 千冬「明日からゴールデンウィークになる。実家に帰る者やそうでない者も怪我をしないようにな」


 「「「「はーい!」」」」


 千冬「では、え~っと・・・何日後になるっけ?」


 真耶「6日ですよ」


 千冬「だそうだ、ゆっくり休んでな。私は居ないからな」


 
 
 ラウラ「で、カーナビはどうだったん?」ズゾゾゾ



 一夏「ついてるって」ズゾゾゾゾ


 箒「よかった~」ホッ


 セシリア「そんなにマデ、心配だったんデスカ?」ボソボソ


 箒「うん。正直私も諦めてた」クスクス、ズルル


 セシリア「・・・」クスッ


 一夏「まぁ、これで一安心じゃな」


 箒「うん」ニコッ


 セシリア「・・・タノシミ、デス」ニコリ


 ラウラ「楽しんでね。ウチの分まで」ポンポン


 一夏「お土産、何が良い?行く途中で寄ったりするらしいけん」


 ラウラ「ん~、何かの名産で」


 一夏「あそう」クスクス


 
 
 一夏「じゃあ、セッちゃん。明日は6時には出るけん、5時半には起きてね?」



 セシリア「・・・」コクコク


 一夏「じゃ、おやすみ」


 セシリア「・・・」ペコリ ラウラ「おやすみ~」


 箒「そう言えば朝ごはんはどうするの?」


 一夏「それも寄って買うって」


 箒「そっか」

今日はここまで。
今更なんですけど、ISを見て5年間まで気付かなかったんですけど、山田先生の本名って上から呼んでも下から読んでも「やまだまや」になるんですねww
とあるスレ見て5年越しに初めて気づきましたww

ちなみに、IS学園は神奈川県の横浜にある設定です。シーサイドラインがあるから。


 箒「イッちゃん・・・イッちゃん!」ユサユサ


 一夏「んん?」


 箒「もう5時半過ぎてるよ」


 一夏「あ、マジで?いけんいけん、目覚ましかけるん忘れてた」


 箒「歯磨きして、服着替えて早く行こ」


 一夏「んっ」コク



 
 一夏「よし、持っていく荷物持った?」

 
 箒「うんっ」 


 一夏「よし、行こうか」ガチャ 箒「はーい」バタン


 セシリア「・・・オハヨウ、ゴザイマス」ペコリ


 一夏「あ、おはよセッちゃん。やっぱ早かったね」アハハ


 セシリア「ハィ・・・」ニコ


 箒「そのカメラは?」


 セシリア「・・・キネンニ・・・//」


 箒「あぁ、そっか」ニコッ

 

 
 千冬「ん、おはよう」


 一夏「で、車は?」


 千冬「モノレールでここから出て、杉田駅降りて駐車場に置いてあるけん」


 一夏「そか。てか動いてるん?モノレール」


 千冬「自動運転なんじゃけん動いてるよ」クスッ


 一夏「へぇ~」


 ≪新杉田駅 出口≫


 箒「チッちゃん、私お金持ってるからお金払わんでもよかったのに・・・」アセ


 セシリア「・・・」コクコク
 

 千冬「いいんよ、気にせんで。私だって大人なんじゃけん」クス、ナデナデ


 箒「・・・あ、ありがとう。チッちゃん」


 セシリア「・・・」ペコリ

 
 一夏「で、駐車場はどこにあるん?」


 千冬「あそこを曲がって、ローソンあるとこ。そこで朝ごはん買うてこ」


 

 箒「こ、今度は自分で払うけん」


 千冬「そんな遠慮せんでいいんよ?」


 箒「で、でも幼馴染でも限度あるけんっ」


 千冬「・・・そっか(大きいなったなぁ、ホーちゃん)」クス

 
 
 一夏「おっ。俺の命の源」


  
 千冬「ホンマ好きじゃなぁ、三ツ矢サイダー・・・」クスクス


 一夏「いいじゃんか、好きなんじゃけん」ムスッ


 千冬「あそう。変わらんなぁ、一夏は」


 一夏「それホーちゃんにも言われた」


 千冬「ふふっ」クスリ


 セシリア「・・・」ジーッ、キラキラ


 箒「やっぱり違うん?イギリスと日本のコンビニって」


 セシリア「!、は、はい・・・//」コクリ


 箒「そうなんじゃ」ニコリ


 一夏「俺はこれ」つオニギリ辛子明太子×3


 箒「私はこれかな」つスイートブール


 セシリア「・・・//」つ蕎麦


 千冬「セッちゃん、零れるけん変えとき」 セシリア「」ガーンッ


 千冬「おし、これが私の愛車」バンバンッ


 一夏「え゛っ!ボクシーなん!?」


 千冬「先輩の先生が新しいのに乗り換えるから欲しい人~ってようたけん、貰った」ニコリ

 
 一夏「うわぁ~~~、心配じゃぁ~~」


 千冬「大丈夫じゃって。まだ人の車にはぶつけてはないけん」


 一夏「まだって・・・」タラー


 箒「まぁまぁ、楽しく行こうよっ」


 一夏「はぁ・・・」


 セシリア「・・・」パシャッ


 千冬「ん?セッちゃん何撮ってるん?」


 セシリア「・・・日本では、車には絆創膏、貼るんですか?」


 一夏「は?」 箒「へ?」 千冬「ぁ゛」


 一夏「ちょ、見して・・・ちょぉ、おいおいおいおい!あっはっはっははっは!」ゲラゲラ


 箒「これ・・・くふっ」


 一夏「何、傷つけた所に絆創膏貼っとるんよ!?ダセエってか、ぶつけてないようたじゃんか!」


 千冬「ま~だっ人の車にはって言ったじゃん。これは車幅ギリギリんとこ通った時についたやつじゃけん」


 一夏「もぉ~~、前途多難よりも波乱万丈になりそうじゃわぁ~・・・」ハァ~

 
 セシリア「・・・」パシャッ


 千冬「セ、セッちゃんあんまり撮らんで。恥ずかしいけん」




 千冬「もう一度確認するけど、忘れもんない?」ピーピッ、チッチッ、ピーピッ


 一夏「無い」 箒「無いよ」 セシリア「・・・」コクリ


 千冬「よし。じゃあしゅっぱーつ」ブルルン、ピーッピーッピーッ

 
 ゴトン ゴトン 


 一夏「おぉ~おお。も、もももうちょいゆっくりバックしてよっ」


 千冬「大丈夫じゃって」ピーッピーッ、ギッ

 
 千冬「ほら出れた。一夏、カーナビで現在地から家の住所押して」チッカッチッカッチッカッ


 一夏「あ、うん」ピッ、ピッ

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 一夏「さっきチラッと地図見たんじゃけどさ、横浜駐屯地ってあったんよ」モグモグ


 千冬「うん?」


 一夏「そこにボーちゃん行ったんかな?」


 千冬「あぁ、どうなんじゃろ。呉の方に用事あるようたけん多分行ってないと思うわ」


 一夏「そか」


 千冬「うん。3人共、寝たいなら寝ていいけんね」


 一夏「いやもう寝れん(恐くて)」


 箒「私も眠くないかな(目が覚めちゃった)」


 セシリア「・・・」フルフル


 千冬「そか。高速乗るよ」




 ≪東名高速道路≫


 千冬「お、セッちゃん。富士山見えるよ」


 セシリア「!」パシャパシャパシャパシャ


 箒「そ、そんなに撮る?」タラー


 一夏「ちょ、ちょっ馬鹿姉もうちょい右寄れよ」


 千冬「え?あぁ、ごめんごめん」


 一夏「怖いなぁもう~」


 千冬「まぁまぁ何か曲聴いてリラックスしとき」


 一夏「(したいよ)」


 『あの娘をペットに したくって♪ ニッサンするのは パッカード♪』


 千冬「ほぉ~ねの髄まで シボレーで あ~とでひじてつ クラウンさぁ~ぁあぁ」


 一夏「歌うんはいいけど気を付けろよっ」


 『そんな風にそんな風に 僕は生きたいんだ 生きていきたいんだぁ~』


 千冬「良い曲じゃねぇ。一夏加山雄三聴く?」


 一夏「あ、あんの?夕日は赤く」


 千冬「んっ」ピッピッ


 『夕陽赤く~~地平の果ぁ~て~今日も沈みぃ~ 時はゆぅく~はるか遠き 君住む街~ひとりしの~ぶ~ 旅の日よ』


 一夏「心~に~秘めたぁ~恋ぉい~、その名ぁ~を~呼ぉべば~」

 
 千冬「好きじゃねぇ。加山雄三」クスクス


 一夏「そういやさ、加山雄三さんって神奈川出身なんよな。何か嬉しいわ」


 箒「あれ?最初IS学園に来た時は来たくなかったってようらんかったっけ?」ニヤニヤ


 一夏「それはそれ」


 箒「なんなん、もぉ~」クス


 
 
 『氷の刃 研ぎ澄ます こころの切ぃ先にぃ~♪』



 箒「はぁ~、カッコイイなぁ」ウットリ


 一夏「ホンマ好きじゃなぁ。レナモン」クス 


 千冬「次これ聴いてみる?」


 一夏「何それ?」


 千冬「CD屋でたまたま見つけて、良い曲じゃったけん買うた」


 『BrushUP!! 勇気 今日も わたしのハートきらめく Next Future はじまってるねぇ~♪』


 一夏「へぇ~、何の曲?」


 千冬「声優さんが歌ったソロ曲」

 
 一夏「ふぅ~ん・・・何かホーちゃんの声に似てるね?」


 箒「え?そう?」

今日はここまで。
この間の話になるけど、まさか親父とSUPER∞STREAM 箒verを聞いて出勤するたあ思わなんだwびっくりして親父を二度見してしまったww


 セシリア「・・・」パシャッ


 箒「セ、セッちゃん、標識まで撮らなくても・・・」タラー


 セシリア「・・・日本でしか、ない標識なので・・・//」テレ


 箒「そ、そっか・・・」


 千冬「何か観る?一夏、下にDVDのケースあるけん」


 一夏「んっ・・・これか」パカッ


 千冬「洋画か邦画あるじゃろ」


 一夏「・・・これアニメじゃん。何で春なのにトトロ・・・」クス


 セシリア「」ピクッ


 千冬「あ、じゃあ後ろじゃな。ホーちゃんの足元ない?」
 

 箒「ん~と」 セシリア「あ、あのっ」


 千冬「ん?どしたん」


 一夏「わぁ!ばばば!前見ろって!」


 千冬「あぁ、ごめんごめん」


 一夏「ごめんじゃねぇーよ馬鹿姉。・・・でセッちゃんどしたん?」


 セシリア「・・・ト、トロ、観たいです・・・//」


 一夏「あ、トトロでいいん?」


 セシリア「・・・//」コクコク


 一夏「あいよー」ピッ、ウィーン


 『歩こう 歩こう 私は元気~♪』

 
 一夏「幼稚園の頃からこれず~っと見ょうたな」 


 千冬「しつこいぐらい一夏は見ょうたね。お、京都突入じゃな。ちょっと寄ってみる?」


 一夏「そうじゃな。ボーちゃんとおばあちゃんにお土産買うてあげんと」


 千冬「じゃな」チッカチッカッチッカ


 ≪京都府 嵐山≫


 セシリア「・・・」パシャッパシャッ


 千冬「っあぁ~~、腰がっ」トントントンッ


 一夏「乗りっぱなしじゃもんな」


 箒「ここに来るん久しぶりじゃね~。イッちゃんとチッちゃんのおばあちゃんと一緒に来たんよね?」


 千冬「そうそう。あそこのひばり座見に行ったんよね」


 一夏「桜が綺麗じゃねぇ」 セシリア「・・・」パシャッパシャッ


 千冬「お土産、あっちで買おうか」


 箒「うん♪」


 

 千冬「うん、んまい」ポリポリ


 一夏「これボーちゃんに買うて行こうか」つ漬物


 千冬「じゃな。山田先生にも八つ橋買うていこう」




 箒「あ、これ可愛い」つ縮緬細工
 

 セシリア「・・・」キラキラ

 
 箒「セッちゃん、ペアで買わん?」 セシリア「ぜひ」バッ


 箒「う、うん」アハハ・・・



 
 千冬「忘れもんない?」ブルルン ピーッETCカードヲカクニンシマシタ


 一夏「小さいカバン持って行ってないけん」 箒「私も。財布だけじゃったから」 セシリア「・・・」コク


 千冬「じゃあ行こう」ピーッピーッ


 千冬「よっしゃぁ~。お昼は大阪で食べようか」


 一夏「おっ、たこ焼き食べたい」


 箒「お好み焼きも!」


 セシリア「・・・オコノミヤキハ、ヒロシマノジャ、ナクテイインデスカ?」ボソボソ


 一夏「ええんよええんよ、お好みなんじゃけん」


 セシリア「・・・」コクコク


 千冬「じゃあ・・・天保山に行こうか」


 一夏「え?遠くない?」


 千冬「大丈夫大丈夫。夕方までには着くけん」


 一夏「・・・あ、一泊すんの!?」


 千冬「当たり前じゃろが!私を殺す気か!」


 一夏「そうだったんか。あぁ、ごめんごめん。てっきり日帰りかと思ようた」ケラケラ

 
 千冬「アホかっ」クスクス


 箒「あぁ、じゃあお姉ちゃんに電話せんといけんね」パカッ、ピッピッ


 一夏「束姉に?」


 箒「うん」プルルル、プルルル


 セシリア「・・・!」


 箒「・・・あぁ、ダメじゃね。今出れんみたい。伝言だけ伝えとこ・・・お姉ちゃん?今日広島に戻るけん、家に帰っとくよ?」


 箒「これでよしっと」ピッ


 セシリア「あの、しののノサン・・・」


 箒「ん?」


 セシリア「・・・もしかして、お姉さん、は篠ノ之、束、博士、なんですか?」


 箒「あ、うんっ。そうなんよ。皆に言うの恥ずかしいけん内緒にしとったんじゃけどね」


 千冬「と言うか苗字でバレんかったんが不思議じゃな」アハハ


 一夏「そうよな。普通に考えて篠ノ之なんて苗字、居らんのに」


 セシリア「あの・・・会えることは、できますか?」


 箒「ん~・・・聞いてみないとわからないけんね。まぁ、会えるよきっと」ニコッ


 セシリア「・・・ソウデスカ・・・」ニコリ


 ≪大阪府 天保山≫


 箒「海遊館じゃ」


 セシリア「・・・」パシャパシャ


 千冬「入ってジンベエザメ見る?」


 箒「いや、いい」 一夏「俺も」


 セシリア「・・・」シュン


 千冬「じゃ、じゃあ昼ごはん食べてから見に行こ?」ナデナデ


 セシリア「!」パァァァ




 一夏「なにわ食いしん坊横丁ってあるよ」


 千冬「そこで食べようか」


 箒「ええよ」


 セシリア「・・・」コクリ


 

 一夏「うん。美味熱っつ」ハフハフ


 箒「一個ちょーだい」アーン


 一夏「自分で食えアホ。子供じゃないんじゃけん」クス


 箒「あぁ~~」


 一夏「はいはい」プス、スッ


 箒「んむ♪」パク、モグモグ


 千冬「(あぁビール飲みたい・・・)」


 セシリア「♪」モグモグ、パシャッ



 
 ≪海遊館 チケット売り場前≫
  

 千冬「じゃあ行ってくるけん。2人ともそこらへんウロウロしといて」


 セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「ん」 箒「楽しんでね~」フリフリ


 箒「海じゃぁ~」


 一夏「じゃね」


 箒「海遊館来たの、小学校の修学旅行依頼じゃね」


 一夏「じゃな。俺さあの壁に絵が描かれてる方じゃなくて、こっちの入口側の建物が水族館かと思ようたわ」クス


 箒「何でよ」クスクス


 一夏「いや下にず~っと行くけんさ、中側からはわからんじゃろ?」


 箒「わかるって入ってから少し真っ直ぐ行くんじゃけん」クスクス


 一夏「そうなんかぁ。俺こっちはレストランかお土産買う所かと思ってたわ」


 箒「それじゃあ売りになってないじゃん」アハハ


 一夏「今思えばそうよなぁ?」アハハ


 箒「当たり前じゃろうに」クス


 一夏「うん・・・」チラ


 箒「海風が気持ちええねぇ~」サラサラ


 一夏「・・・」ジーッ


 箒「・・・ん?どしたん?」


 一夏「あ、いや。虫が飛んどったけん」


 箒「うそ!うわっ!」ブンブン 一夏「もう居らんよ」クス


 箒「もぉ~~、そう言うのは早く言ってよ」プクゥ


 一夏「ん・・・」クスリ


 箒「あ、イッちゃん頭にハチ」


 一夏「うぉいっ!?」ブンブンッ


 箒「うっそぴょーん」ニシシ


 一夏「てめぇ~・・・」ニヤニヤ

 
 千冬「な~んイチャイチャしとるんじゃ」ニヤニヤ


 箒「えぇ~・・・」クスリ


 一夏「してねぇ~よっ//」


 セシリア「・・・」クス 


 千冬「さってとこのまま一気に帰るか」 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ≪山陽自動車道≫


 千冬「やっと見慣れた景色になりだしたなぁ」


 一夏「ぐぅ・・・ぐぅ・・・」


 箒「すぅ・・・すぅ・・・」


 セシリア「・・・」パシャッパシャッ


 千冬「セッちゃん、眠くないん?」

  
 セシリア「ハィ・・・」コクリ
 

 千冬「ほか」クスリ

 
 
 ≪織斑家≫



 千冬「っぁああ~~~!着いた~~・・・」ノビーッ、ググッ


 一夏「んん?あ、着いた?」グシグシ


 箒「ん~っ・・・」スヤスヤ


 千冬「あ、ホーちゃん家送らんと・・・」ガクッ


 一夏「・・・あっ」


 千冬「ん?どした?何か忘れもん?」


 一夏「いやあの・・・セッちゃんはホーちゃんの家に泊まるんよね?」


 千冬「・・・あ」


 セシリア「・・・」タラー

今日はここまで。
オバマ様がおこしになられるのか・・・日本政府はがっちりばっちりしっかりとお守りしていただかないといけませんね。ガチで

 
 千冬「ホーちゃん、起きて~」ユサユサ


 箒「ん~・・・?あれ?ここは?」 


 一夏「俺ん家」


 箒「あ、ここがイッちゃんとチッちゃんの家なんだ」ノビーッ


 千冬「そう。で、ホーちゃん」 


 箒「ん?」


 千冬「セッちゃんのことなんじゃけど、寝泊まりする場所決めるん忘れとったんよ」


 箒「うん・・・あ、私の家でいいよ」


 千冬「ホンマごめん」


 セシリア「・・・」ペコリ


 箒「いいんよ」ピリリリッ


 箒「あっ。お姉ちゃんからじゃ・・・もしもしお姉ちゃん?」


 千冬「一夏、ホーちゃんとセッちゃん送って行くけど、一緒に行く?」


 一夏「ん~・・・いやいいわ。おばあちゃんにお土産渡しとくけん」


 千冬「そか」 箒「うん、わかった。じゃあ」ピッ


 箒「セッちゃんの事は話しといたけん。今日は早帰りじゃけんもうちょっとしたら帰るって」


 千冬「ほうかほうか。じゃあ束迎えに行ってあげようか?」


 箒「あ、いいん?」


 千冬「うん。電話して少し待っとくよう言っといて」


 箒「ん、わかった~」ピッ


 箒「じゃあ、また明日ねイッちゃん」


 セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「ん、じゃ」ヒラヒラ



 
 一夏「ばぁ~ちゃん!」ガラガラッ


 一夏「・・・あえ?」スタスタ


 一夏「ばあちゃん?」サーッ


 「んんっ?あぁ、一ちゃん。あれ?どうしたん?」


 一夏「いやぁ今日から長期の休みじゃけん、帰って来た」


 「あぁ~、ほうなんじゃぁ。千冬ちゃんも帰って来たん?」


 一夏「うん。今ホーちゃんと友達を家に送るついでに束姉迎えに行った」


 「あら箒ちゃんも帰って来たんじゃ。へぇ~・・・」


 一夏「あ、これお土産」ニコリ


 「あぁ~~、ありがとう。嬉しいわぁ」ニコニコ


 一夏「ん。・・・母さん、父さん。ただいま」スッ


 一夏「・・・」チーン・・・ッ


 一夏「・・・。お風呂とかは?」


 「あぁ、まだ掃除してない」


 一夏「ほかほか。じゃあ俺洗っとくけん」

 
 「ええよええよ、帰って来たばっかりなんじゃけん。疲れとろう」


 一夏「寝とったけん大丈夫じゃって」ニコリ



  

 千冬「えぇっと、この道かな?」


 箒「あ、そこに居る!」


 千冬「おぉホンマじゃ」チッカチッカチッカ、ウィーンッ


 束「ごめんね~!ありがとう、チッちゃん。わざわざ迎えに来てくれて」


 千冬「ええよ。こっちが頼み込んだわけなんじゃけん」


 セシリア「・・・」ドキドキ


 束「あ。もしかして、セシリアちゃん?」


 セシリア「ハ、ハィ・・・」コクコク


 束「初めまして、ボクは篠ノ之束。束姉って呼んでええけんね」ニッコリ


 セシリア「そ、そンナ・・・//」フルフル
 

 束「赤くなっちゃってぇ~可愛い~♡」ナデナデ


 セシリア「・・・///」カァァァ


 千冬「最近どうなん?」

 
 束「んやぁ~別に特に大きい仕事ないから暇な毎日」ハァ


 千冬「ほうか」クス


 束「あれ?そう言えばイッくんはどうしたん?」


 箒「家でおばあちゃんと一緒に居るって」


 束「ほうか~、会えんのか~」ムゥ∼


 
 

 一夏「ふぅ~。良い湯じゃった~」ホカホカ


 「寒くないん?Tシャツ一枚で」


 一夏「あぁ大丈夫大丈夫」


 「元気じゃねぇ。ご飯出来てるよ、食べる?」


 一夏「おっ。食べる食べる」


 千冬「ただいま~」 一夏「あ、帰って来た。おかえり」


 箒・束「こんばんは~」 セシリア「・・・オジャマシマス」


 一夏「ウェ!?(何でホーちゃんらが!?やべ!服服!)」タッタッタ、ゴソゴソ


 一夏「(これでいっか)」スルッ


 一夏「い、いらっしゃい」スタッ


 箒「え、なっ・・・何その服・・・サメの絵と海って文字がでっかく描かれてるけど」クスクス


 セシリア「・・・」キラキラ、パシャ


 一夏「わぁ~~!?ちょっ、セッちゃん撮らんで!」アセアセ


 千冬「恥ずかしいんなら違うの着りゃあええじゃんかぁや」クスクス


 一夏「いやこれしかなかった」


 束「イッくん、そんな趣味の服が好みじゃったん?」


 一夏「ちゃうちゃう。中学校の美術の時間に作った自作のシャツ」


 箒「へぇ~~、そんなん作ったんじゃ」クス


 一夏「はいはい。で、何でみんな来たん?」


 千冬「あ、今日皆うちにお泊りするけん」


 一夏「いつどこでそうなったん!?」


 
 
 箒「あ、イッちゃんのおばあちゃん。こんばんは」



 「あぁ~箒ちゃん?大きくなったねぇ。束ちゃんも」


 束「お久しぶりで~す」ペコリ


 千冬「ただ~いま、おばあちゃん」


 「お帰り、千冬ちゃん。・・・?」


 セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「友達のセシリア・オルコットさん。セッちゃんって呼んどるんよ」


 「ああぁ~~、お友達って外国の子じゃったん?」


 一夏「そっ」


 セシリア「・・・はじ、めまして・・・」


 「初めまして。まぁ~~、一ちゃんと箒ちゃんに外国のお友達ができたんじゃねぇ」


 セシリア「・・・//」

今日はここまで。
束さんはボクっ子で、おばあちゃんのモデルはウチのおばあちゃん。


 千冬「うん。美味しい」モグモグ


 一夏「やっぱばあちゃんのコロッケ最高じゃな」サクッ、モグモグ


 「ぼつぼつ食べえよ」ニコニコ


 セシリア「♪」モグモグ


 箒「ボーちゃんも食べたかったじゃろうねぇ」パク


 「あぁ、ボーちゃんは帰ってこれんかったん?」


 箒「ううん。呉に行ってるんよ」


 「あぁ~、あぁ。呉に行っとるんじゃ」


 一夏「お仕事で行っとるんじゃって」


 「へぇ~~、忙しいんじゃねぇ」 




 一夏「ごそさん」 千冬「ごちそうさま」


 箒・束「ごちそうさまでした」
 

 セシリア「お粗末様でした・・・」


 一夏「洗いもんはしとくけん」カチャカチャ


 箒「あ、私も手伝う」カチャッ


 一夏「ん、悪い」


 「ありがとう、一ちゃん、箒ちゃん。助かります」


 セシリア「・・・」カチャ


 一夏「あ、セッちゃん。二人で充分じゃけん、休んでていいよ?」


 セシリア「・・・デスカ」シュン


 千冬「さ~て、じゃあ私は飲みますか」つビール瓶
 

 一夏「はい?」ポロッ 箒「わっ!」パシッ


 束「おぉ~~、ボクもお供しまーす」


 一夏「ちょお待て!あれ!?冷蔵庫にそんなんなかった気ぃするんじゃけど!?」


 千冬「買ったに決まっとるじゃろ」シュポッ、カラン


 一夏「いや、その前に・・・明日戻るんじゃろ?IS学園に」

 
 千冬「ん~・・・まぁ、飲んでから考えるわ」コポコポ


 一夏「(あ、戻る気無いわこの人・・・)」ガクッ


 箒「ま、まぁまぁ、イッちゃん。そんな急いで帰る必要もないんじゃけんさ」


 一夏「そりゃ・・・そうじゃけど・・・」


 千冬「ほら、束。今日は付き合ってもらうけん」コポコポ


 束「わぁ~いっ。おっととと・・・ありがと~」


 千冬「んっ」グイッ、ゴクゴク 束「ん・・・」チョビッ


 千冬「っ、あ゛ぁ・・・」 束「っはぁ・・・」


 箒「あ、イッちゃん。お風呂はどこ?」


 一夏「そこ・・・って、あ゛っ」


 箒「え?どしたん?」キョトン


 一夏「あ、いや、えぇっと・・・俺さっき入ったんじゃけど・・・」


 箒「・・・?。そりゃ、自分の家なんじゃけん入るじゃろ」


 一夏「え?あ、うん・・・じゃなくて!いいん?俺湯船に浸かってるけど」


 箒「お風呂なんじゃけん・・・普通じゃん?」


 一夏「・・・あ、はい・・・」ガクッ


 箒「?・・・まぁいいわ。セッちゃん、一緒に入る?」

 
 セシリア「・・・」コクリ

 
 一夏「え!?あ、ちょ、ちょっと待ってて!」ダッ


 箒「え?イッちゃん?」


 
 

 一夏「ごめん、10分待って」ゼェゼェ


 箒「どしたん?さっきから・・・」ジトー


 一夏「いや、別に・・・」フイッ

 
 箒「じー・・・」ジーッ


 一夏「いや、ホンマに・・・」 箒「じーっ」ジーッ


 一夏「・・・って近いわ!」ペシッ


 箒「あたっ!何すんよ!」ムギャー


 一夏「お前が顔近づけるけんじゃろ!」プンプンッ


 セシリア「・・・」パシャッ


 一夏・箒「撮らんで!」


 箒「もぉ~~、イッちゃんホンマ変よ?」ゴシゴシッ


 一夏「もぉ~、ええじゃろう別に」キュッキュッ


 箒「むぅ~~・・・はい。これで最後」カチャ


 一夏「ん。ありがと」キュッキュッ


 『♪~ オフロガワキマシタ。オフロガワキマシタ』ピーッピーッ


 一夏「あ、沸いたよ」


 箒「じゃあ入らせてもらうけんね」スクッ セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「ん。赤紫っぽいのが髪用で青いんがボディソープじゃけん」


 箒「わかった」

 
 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「・・・はぁ~っ。・・・ん?ばあちゃ」


 「・・・」コクリ、コクリ


 一夏「あ・・・」スタスタ

 

 箒「はぁ~~・・・//」チャプン セシリア「・・・//」チャプン


 箒「良い湯じゃねぇ~//」 


 セシリア「・・・//」コクリ


 箒「あ、そう言えばセッちゃんが頭のバンド外してるの初めて見たわぁ//」


 セシリア「・・・ソウ、デスネ//」チャプッ

 
 箒「うん。無い方も可愛いね//」ニコリ


 セシリア「そ・・・ソンナ、コト///」カァァァ


 箒「ふふっ。それにスタイルもいいよね//」


 セシリア「・・・し、ののの、さんの、方が・・・//」


 箒「ん?//」


 セシリア「・・・大きいじゃナイデスカ・・・///」


 箒「・・・あ、そ、そんなことないよ!//お姉ちゃんの方がすごいんじゃけん!//」バシャバシャ


 セシリア「・・・//」クスリ


 箒「うぅ~・・・//」ブクブク


 一夏「ばあちゃん?」


 「ん?」


 一夏「お布団敷いたけん、あっちで寝?」ニコリ


 「んあぁぁ、ありがとう」ヨッコイセ


 一夏「ん・・・あ、馬鹿姉。服ホーちゃんらに貸すよ?」ギュッ


 千冬「ええよぉ~。んでなぁ、ここ思いっきり破片が刺さったり切ったりして大事になったんよ」ケラケラ


 束「もぉ~~、おっちょこちょいなんじゃけん」クスクス、チョビ


 千冬「ふふっ・・・」グビッ


 一夏「・・・後が怖い」トタトタ



 一夏「ん~、眠くないなぁ。昼寝したけんなぁ」トタトタ


 一夏「・・・まだ、出てないかな?」コンコンッ


 ナーン?イッチャン?


 一夏「おん。ホーちゃんとセッちゃんの着替え、馬鹿姉から借りたけんちょっと扉の前に置いとくよ?」


 ン、ワカッター



 一夏「ふぅ・・・」 千冬「一夏~//」ヒック


 一夏「なん?」


 千冬「神前式と~様式、どっちがいい~ん?」ヒック


 一夏「・・・へ?」


 束「じゃけぇ~~。結婚式ではどっちがええんって聞いとるんよぉ」ヒック


 一夏「・・・えっと、まぁ・・・普通に洋式で」


 千冬「ほぉ~~ん。ほかほか」グビッ


 一夏「え?何でそんなこと聞いてきたん?」


 束「そりゃぁ決まっとるじゃん。イッちゃんと、ホーちゃんの結婚式はどっちで挙げようかなぁって」グビッ


 一夏「はいぃ?」


 千冬「まぁ、ホーちゃんはあと2か月で16じゃけど、一夏があと3年経たんとなぁ~」グビッ


 一夏「ちょお、待て。何で俺とホーちゃんが結婚前提になっとるん?てか恋人でもないわ!」バンッ


 千冬「これからなりゃあええじゃん」グビッ

 
 一夏「そーゆー意味じゃねーっての!」バンバンッ


 箒「なぁん?何ケンカしょーるん?」フキフキ


 一夏「あっ、いやってうわわあああああああ!?!」フイッ


 箒「え、ど、どしたん?」 セシリア「?」コテン


 一夏「(しくったぁあああ!サイズがこまいの渡してしもぉた!)」


 千冬「あれ・・・あぁ」グビッ


 束「あぁ・・・へぇ」ニヨニヨ


 箒「え?な、何?」


 千冬「いやぁ、ホーちゃんも大人になったなぁって」シミジミ


 束「あんなに小さかった・・・いや、薄かったのにねぇ」シミジミ


 箒「?・・・。・・・!!///」バッ


 セシリア「・・・あぁ」


 箒「な、な、な、な、なっ!?///」カァァァ


 千冬「そう思わん?イッちゃんよ」ケラケラ


 一夏「黙れクソババアが」ギリギリ


 千冬「くふふふふふふっ」グビッ


 箒「・・・うびゃぁああああ!!///」タタタタッ


 一夏「あっ!ホーちゃんって俺の部屋に上がるなや!」タッタッタッ


 セシリア「・・・」ポカン


 束「あぁ・・・もう無いよ?」カランッ


 千冬「ん?ほか。じゃあこの辺でお開きっ」パンッ


 束「じゃね~」フゥ∼


 

 一夏「おーい、ホーちゃーん」ガチャッ


 箒「うぅ・・・//」


 一夏「(俺の布団に包まってベッドに寝転んでるし・・・)なぁ、ホーちゃん」


 箒「・・・なん」


 一夏「その・・・だ、誰だって成長するんじゃけん。ね?うん」


 箒「・・・」


 一夏「・・・(やべどうしょ)」タラー


 一夏「ま、まぁさ!そんなん・・・って言ったら失礼じゃけど気にせんでいいじゃん」


 箒「・・・イッちゃんは・・・」ボソ


 一夏「ん?」


 箒「イッちゃんは・・・大きいほうが好きなん?/」チラ


 一夏「それ普通聞く?」タラー


 箒「わ、私だって恥ずかしいんよ?」プクゥ


 一夏「じゃ聞くなや」ハァ


 箒「ど、どうなんっ?」ジトッ


 一夏「・・・まぁ・・・うん」


 箒「・・・ほか」バサッ


 一夏「ん。降りよ」


 箒「はぁ~い・・・」


 

 一夏「あれ?馬鹿姉は?」


 箒「お姉ちゃんも居らん・・・」


 セシリア「・・・お風呂に、入られました・・・」


 一夏「あ、ほかほか・・・大丈夫かな」


 箒「お酒飲んどったけんね・・・」


 一夏「まぁ、10分くらい戻らんかったら見て来て」


 箒「うん・・・」


 一夏「・・・多分明日も帰れんな」つ瓶


 箒「じゃね。一升飲んじゃってるし」

 
 一夏「・・・あ、じゃあ俺らが知ってる限りの場所、セッちゃん案内しようか」


 箒「あ、それええじゃん!どおセッちゃん?」


 セシリア「い、行きタイデス・・・」キラキラ


 一夏「おっしゃ。楽しみにしといて」


 セシリア「・・・ハィ//」コクリ

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 箒「でね、イッちゃん転ぶふりしてスカートの中覗こうとしたんよ!?」


 セシリア「エェ・・・」


 一夏「じゃけ、あれはワザとじゃないってようるじゃんかぁや」


 箒「うそぉ」クス
 

 一夏「ったく・・・あれ?10分過ぎてる」


 箒「あ、いっけない」スク、トタトタ

 
 
 箒「お姉ちゃん、チッちゃん。早く出ん臭・・・!?」


 
 千冬「ぐぶぶぶぶ・・・ぐぶぶぶ・・・」ブクブク


 束「んぶじゅぶぶぶぶ・・・」ブクブク


 箒「ちょ、二人とも湯船で寝ちゃいけんって!」グイッ


 箒「んっくぅ~~~!お、重っ・・・イッちゃーん!」


 
 一夏「アホ、俺が行けるか。・・・セッちゃん、ホーちゃんに束姉だけ運んでって言って?馬鹿姉は俺が運ぶけん」


 セシリア「・・・」コクリ、スクッ


 
 箒「んっっこんのぉ~~」グイッ


 束「んぐぅ~・・・」


 箒「はぁっはぁっ」


 セシリア「・・・シノノノサン」


 箒「あ、ホーちゃん。あれ?イッちゃんは?」

 
 セシリア「束博士、だけを運んでくださいと、言ってました・・・織斑先生は、織斑君が運ぶソウデス・・・」


 箒「えぇ~~・・・お姉ちゃん一人運ぶのも無理なのに」


 セシリア「手伝います」


 箒「あ、ありがと」


 
 
 箒「イッちゃん、お姉ちゃんは運んだよ」



 一夏「はいよ。じゃあ馬鹿姉運ぶか」トタトタ


 箒「はぁ、重たかった臭かった・・・」グデー


 セシリア「・・・」クス

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 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 箒「着替えさせたよ」 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「ありがと。さて・・・俺らも寝ようか?」


 箒「うん・・・でも、どこで寝るん?」


 一夏「あぁ・・・あの二人とは寝れんじゃろ?」


 箒「無理無理」 セシリア「・・・」コクコク


 一夏「じゃあ・・・ここで寝る?布団持ってくるけん」


 箒「あ・・・うん。じゃあお願い」


 一夏「ん。持ってくる・・・あ、あの二人の部屋に行かんといけん・・・」ガクッ


  

 一夏「はい。オッケと」パッパッ


 箒「ありがとー、イッちゃん」ニコ


 セシリア「・・・布団・・・」キラキラ

 
 一夏「じゃあ明日は別に遅くてええけんね」


 箒「うん。わかった」 セシリア「ハイ・・・」


 一夏「じゃ・・・あ、二回ボタン押したら黄色になるけんね」


 箒「あ、ありがと」ニコリ

 
 
 
 一夏「よぉいっこらっせ・・・」ポフッ



 一夏「・・・ふぅ~・・・」

 
 一夏「・・・」


 一夏「・・・。いや、もうちょい時間が経ってからにしよ」ゴロン

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 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 一夏「・・・よし」スーッ


 コンコンッ


 一夏「」ビックゥ


 一夏「・・・誰?」ガバッ
 

 ワタシ・・・


 一夏「なぁ~ん、もぉ~~・・・何?入ってええけん」カチッ


 箒「えっと・・・」


 一夏「一緒に寝るは・・・流石になしやぞ?」


 箒「・・・よね。ごめん、寝てるとこ邪魔しちゃって・・・」


 一夏「・・・はぁ~・・・」ゴソゴソッ


 一夏「・・・」スッ


 箒「・・・え?」


 一夏「5秒前、4,3,2,1」


 箒「わわわわっ!ちょ、ちょっと早い!」ガバッ


 一夏「・・・お前、ホンマ成人になって一人で生きていけるんか?」


 箒「だ、大丈夫じゃってその頃には寝られるように・・・なっとるけん・・・?」


 一夏「最後の疑問形は何だ」


 箒「き、気のせいじゃって!ほら、寝よ?」


 一夏「ったく・・・狭もうない?」


 箒「うん・・・大丈夫」ニコリ


 一夏「ん・・・じゃ、おやすみ」カチッカチッカチッ


 箒「ん・・・」


 一夏「・・・(・・・はぁ・・・結局できなかった・・・)」ズーン


 箒「すぅ・・・すぅ・・・」

今日はここまで。昨日はできなくてすみません
原作で載ってた挿絵の箒のあの発育は中学卒業後にしてはすばらsゲフンゲフンすごいと思う。Gくらいはあるかと
最近熱くなってきているので、みなさん水分補給を大切に!


 箒「んん・・・」ゴロン


 一夏「んぐ・・・」ペチン


 箒「すぅ・・・すぅ・・・」


 一夏「んん~・・・ったく・・・(何時じゃ今?)」チラ


 一夏「・・・はぁ(まだ6時じゃんか・・・あぁダメじゃ。もう目が冴えた)」ムクリ


 箒「すぅ・・・」


 一夏「・・・」ソローリ


 一夏「よし・・・」イソイソ、ガチャ、パタン

 
 
 
 一夏「あ、ばあちゃん、セッちゃん」



 「おはよう、一ちゃん。起きるん早いんじゃな」 セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「うん。目が覚めた」
 

 「ほうなんじゃ。朝ごはんもう食べる?」


 一夏「あぁ、もうちょい後で」


 「ん、わかった。ちょっとお散歩行ってくるけんね」トタトタ


 一夏「ん~っ・・・テレビでも見ようか」ピッ


 『連続テレビ小説 魔法少女まどか☆マギカ』


 一夏「NHKのか・・・これでええか」



 [TV]<バクッ マミサーン!


 セシリア「・・・」ガクガクブルブル


 一夏「・・・」フア∼ァ


 箒「ふぁ・・・おはよう。イッちゃん、セッちゃん」ノビーッ


 一夏「ん~、はよ」 セシリア「・・・オハヨウ、ゴザイマス」


 箒「早いねぇ起きるの」


 一夏「(お前に置きされたもんじゃけんな)」


 セシリア「・・・慣れない枕で寝たので・・・」


 箒「あ、それわかる」クスリ


 [TV]<『引き続き、史上最年少スーツアクターである、巴マミ役の巴マミさんのインタビューをどうぞ』


 初めてスーツアクターに選ばれた時の感想は?
 『そうですね、やっぱり嬉しかったです。はいっ』

 その嬉しさを誰に報告しましたか?     
 『37期生の佃井先輩に知らせました。おめでと~よかったね!って言って貰えて嬉し泣きしました』クス

 巴マミ役と魔女を演じ分けて大変なことは?
 『まぁメイクはしないんですけど、この髪型に戻すのが大変ですね。魔女になっている時にぺっちゃんこになっちゃうので』


 一夏「へぇ~・・・」 


 「ただいま」


 箒「おはよう、イッちゃんのおばあちゃん」ニコリ


 「おはようございます。箒ちゃん」


 一夏「ん、朝ごはん作ろうか」


 「何食べたい?」


 一夏「ん~、たまごご飯」


 「ん。箒ちゃんと、せしりあちゃんは?」


 箒「私も久しぶりに食べよっかな」


 セシリア「・・・わ、たしも、同じので・・・」


 「ん、わかった」トタトタ

 
 
 一夏「久しぶりじゃなぁ。ばあちゃんのたまごご飯」



 セシリア「・・・たまごかけ、ごはんでは、ないん・・・ですか?」


 箒「あ、違うよ。焼いた玉子焼きをご飯の上に乗っけてるの」


 一夏「ばあちゃんの玉子焼きは売れるレベルで美味いんよ」


 セシリア「た、楽しみ、です・・・」ワクワク


 『魔法少女まどか☆マギカをご覧のみなさん。これからも応援よろしくお願いします。また明日もお楽しみに~』フリフリ


 一夏「あ、終わったんか・・・テレ朝は何かしょーるかな?」ピッ

 
 『TIGER&BUNNY!この後すぐ!』


 一夏「あ、タイバニするんじゃ」


 箒「あれ?ニチアサでしてたんじゃなかったっけ?」


 一夏「番組移動したんじゃろ」


 箒「あぁ、ほかほか」


 「はい、出来たよー」コトッ


 一夏「よぉっしゃ」 箒「やった~」 セシリア「・・・」ワクワク


 一夏「あぁ、美味そう」ジュルリ


 セシリア「これが・・・たまごごはん・・・」タラー


 箒「セ、セッちゃん。よだれ」フキフキ


 セシリア「あ・・・//」カァァァ


 一夏「ほい、スプーン」


 箒「ありがと」 セシリア「ありがとうございます・・・」

 
 
 一夏「醤油かけて~、いただきまーす」パクッ



 箒「いただきます」パク


 セシリア「い、ただきます・・・」パク


 一夏「うんっ・・・やっぱ最強じゃわ」モグモグ


 箒「じゃね~」モグモグ


 セシリア「・・・」モグモグ


 一夏「どお?セッちゃん?」


 セシリア「・・・、美味し、過ぎて、びっくりしました」


 「あっはっははは、ほうかほうか。嬉しいわぁ~」ニコニコ


 セシリア「・・・//」

 
 一夏「これ売るとしたら、150・・・いや200円ぐらいじゃな」モグモグ


 箒「ふふ、じゃね♪」パク、モグモグ


 一夏「ごっほーはま」モグモグ


 箒「ごちそうさまでした」 セシリア「お粗末様でした・・・」


 「はい、よく食べました」


 一夏「はぁ~、満腹」ケフッ


 一夏「・・・馬鹿姉と束姉。大丈夫かな?」


 箒「ちょっと見て来る?」


 一夏「ん・・・」スク、トタトタ


 
 一夏「・・・」ガチャ、ソロー、チラ


 千冬「んぐぅ・・・ぐごぉ~・・・」


 束「すひゅ~・・・んっくぉ~・・・」


 一夏「・・・」パタン

 
 
 一夏「まだ寝ようる。思いっきり馬鹿姉が束姉に多いかぶさっとるけど」



 箒「はぁ・・・妹として恥ずかしい」


 一夏「まぁ、久しぶりに会ったんじゃけん嬉しかったんじゃろう」


 箒「・・・それもそっか」ニコッ


 一夏「さてと・・・着替えて行こうか?」


 箒「あ、そうじゃね」


 一夏「・・・てか着替え、あるん?」


 箒「・・・あ、ない」


 セシリア「・・・」コクコク
 

 一夏「よなぁ。じゃあ一回馬鹿姉の服借りて、ホーちゃん家に行ってからにしようか?」


 箒「そうしょうか」

今日はここまで。
ちなみに、まどマギとタイバニは一夏から見れば実写の朝ドラと特撮。デジモンはアニメ

 
 一夏「準備いい?」


 箒「うん(服がちょっとキツイけど・・・)」 セシリア「・・・」コクリ


 一夏「ん。自転車貸してあげるけん、それで行こうか」

 
 「どこか行くん?」


 箒「セッちゃんの観光案内にね」ニコリ


 「あぁ、ほうなんじゃ。気を付けて行きぃよ」


 一夏「ん、じゃあ行ってくる」


 セシリア「・・・イッテキマス・・・」

 
 箒「行ってきまーす。お姉ちゃんたちが起きたら、遊びに行ったって言っといて?」


 「はぁい、わかった」

 

 
 一夏「久しぶり~、俺の愛車~」サスサス


 箒「それ、小学校の頃から使ってるよね・・・」アハハ・・・


 一夏「おん。でもバリバリ動くけん問題なし。時折チェーンが噛むけど」カラカラ

 
 箒「じゃろうね」クスクス


 一夏「あと2台置いてあるけん、好きなん使い。ちょっと俺は油注しとくけん」カラカラ、プシューッ


 箒「ん、わかった」

 
 箒「オレンジのはチッちゃんので、こっちの小豆色のんはおばあちゃんのじゃね」


 セシリア「・・・こ、っちが、いい、です」モジモジ


 箒「おばあちゃんのでいいん?ギア無しじゃけど・・・」


 セシリア「は、はい・・・//」


 箒「ほか。いいよ、私はチッちゃんのに乗ろうっと」


 

 一夏「よぉ~し、じゃホーちゃん家に出発ーつっ」キーコッ、キーコッ


 箒「セッちゃん大丈夫?」キコキコ


 セシリア「ハィ・・・」キコキコ


 一夏「えっと、ホーちゃんの家ってどこじゃったっけ?アパートに引っ越したんじゃったっけ?」キコキコ


 箒「そうそう。小学校近くにおだがあったじゃろ?あそこの近く」キコキコ


 一夏「あっこか。わかった」キコキコ


 セシリア「・・・おだ、って何ですか?」キコキコ


 箒「お店の名前。スーパーのこと」キコキコ


 セシリア「ヘェ・・・」キコキコ

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ≪篠ノ之家≫

 一夏「ここ?」キキィ 箒「うん」キキッ


 箒「じゃあちょっと待っててね?」ガチャ


 セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「あいよ」




 箒「お待たせ~。チッちゃんの服、こん中に入れといたけん」つ袋


 一夏「ん、ありがと」スッ


 セシリア「・・・」トコトコ


 一夏「あれ?セッちゃん着替えんかったん?」


 箒「あぁ・・・ちょ、ちょっと服のサイズが合わんかったけん」

 
 一夏「あぁ、ほうかほうか。さて・・・どうする?」


 箒「学校行ってみる?小学校と中学校」


 一夏「おん。じゃあすぐそこの小学校行こうか」


 箒「うん♪」


 ≪学校≫


 一夏「おぉ~~、3年ぶりじゃなぁ」


 箒「あ、体育館がすっごい綺麗になってる!」


 一夏「じゃな。学校は全然変わってないけど」


 箒「うん。・・・あれ?セッちゃん?」


 セシリア「・・・」パシャッパシャッ


 一夏「せ、セッちゃん、それ役場」


 セシリア「役場・・・?」パシャッ


 箒「もう使われてないけどね。昭和初期に建てられてたんだって」


 セシリア「へぇ・・・」キラキラ


 一夏「どうする?学校入ってみる?」


 箒「入ろうよ。休みなんじゃけん、いいじゃろ」


 一夏「そうじゃな」


 
 
 一夏「懐かしいなぁ。あ、あのジャングルジムでよう鬼ごしょーたよな」



 箒「そうそう。イッちゃん、ずぅ~~~っと逃げようたよね」クスクス


 一夏「逃げ足は速いけんな、俺」フフン


 セシリア「・・・」パシャッ


 箒「・・・弾くん、元気かな?」


 一夏「わからん、連絡先聞かんかったけんなぁ」


 箒「そうじゃねぇ~。北海道じゃったっけ?」

 
 一夏「うん。馬鹿姉はええなぁってようたな」クス


 箒「洋さんに会えたらサインもらってって言ってたね」クスクス


 一夏「うん」クスクス


 セシリア「・・・お二人は、いつ頃から、幼馴染なんですか・・・?」


 箒「いつ頃かって言われたら、まぁ1歳頃かな。お隣同士じゃったけん」


 一夏「しかも生まれた病院も一緒じゃったらしいよ。俺は生まれた日がホーちゃんより2か月遅かったけどね」


 箒「幼稚園と小学校は一緒じゃったよね」


 一夏「うん。で、中学校に上がる前の小6の夏くらいか?その時期に俺ら同時期に引っ越したんよ」


 セシリア「そう、なんですか・・・弾、さんと言う方は・・・?」


 箒「あぁ弾くん?イッちゃんと私とは同じ幼馴染。イッちゃんの家から隣の隣に住んでた子」


 一夏「あいつとはよう馬鹿やってたよなぁ。教室の窓から出て隣のクラスに移動して遊んだり、人ん家のイチゴ食ったり、細道を水浸しにして塞いだりして」


 一夏「スカート捲りはアイツ一人でやってたな」


 箒「あれ?イッちゃんもしてなかった?」


 一夏「俺はそれを先生にチクってた」ケラケラ」


 箒「ひっどぉ~」クスクス


 一夏「で、ボーちゃんとは小1からじゃな。冬明けくらいに転入してきたけん」


 箒「あん時びっくりしたよね、だってボーちゃん皆よりすごい大きいんじゃもん」


 一夏「よなぁ!あれでよう皆1年生って思えてたよなぁ」ケラケラ


 セシリア「・・・どれくらい、だったんですか?」


 一夏「身長が?今の身長の、140なんぼくらいじゃった」


 箒「外国の子が来たって、学校中が騒いどったよね」クス


 一夏「うん。俺がIS学園に入った時並じゃったよなぁ」


 箒「そうじゃね。だってこんな田舎に外国の子が来るなんて思わんもん」


 一夏「よなぁ」


 セシリア「・・・ラウラさんと、初めて話したのは、いつ頃ですか?」


 一夏「話せば長ごうなるなぁ・・・」


 「何の話?」


 一夏「・・・えぇ!?」 箒「あぁ!」


 一夏「モロボシダン!」


 弾「デュワッ!・・・何で俺はいっつもセブンにならんといけんのんよ」ガクッ


 一夏「でもノってくれるんじゃな」ケラケラ


 弾「うるへー」つ拳拳⊂一夏「ははっ」クスリ


 箒「久しぶりじゃね!」スッ


 弾「おん。テレビ見たぞ、お前ホンマに女じゃないん?」ハイタッチ


 一夏「おぉ~~?再開して早々煽るんかお前は」ピクッ


 弾「おぉ~おぉ~何だ?やるんか?」


 一夏「お前がその気なら」ガシャンッ


 弾「ごめんなさい」ドゲザ


 箒「あほーっ!」ペシッ 一夏「あてっ」


 箒「実践授業以外では使こうたらいけんじゃろうに!」ポカポカ


 一夏「冗談じゃって!そんなマジにならんでも」イテイテ


 セシリア「・・・」パシャッ


 一夏・箒「だから撮らんで!」


 弾「あぁびっくりした。ところで、後ろの子は?」


 一夏「セシリア・オルコットさん。IS学園で友達になった子」


 弾「ほうなんじゃ。初めまして、五反田弾です」ペコ


 セシリア「・・・ハィ」ペコリ


 一夏「てかお前いつ帰って来たん?」


 弾「3月にまたここに戻って来たんよ。じいちゃんの再修業がや~~っと終わってさ」ハァ


 一夏「大変じゃなぁ。お前も」ハハッ


 箒「蘭ちゃんは?」


 弾「あぁ、アイツなら友達とどっか遊びに行った。店の手伝いもあるってううのに・・・」ヤレヤレ


 一夏「お前はどうなんよ」


 弾「今日は定休日にじゃけん、いいんよ」

 
 弾「あれ?そういやボーちゃんは?」


 一夏「広島には帰って来たんじゃけど、呉に行った」


 弾「ほうなんか。久しぶりにこれしようと思ったんじゃけどなぁ」


 一夏「やめとけ、負けるに千円賭ける」


 弾「やったんか?」


 一夏「一瞬勝てると思った自分が恥ずいわ」ガックシ


 弾「はっはっはっは!情っさけにゃぁなぁ」ゲラゲラ


 一夏「はいはい。さて・・・お前、何か用事とかあるん?」


 弾「いや、同好会の打ち合わせでもしようかなぁって思ったんじゃけど都合が合わんかったけん、暇つぶしに散歩しょうた」


 箒「同好会?」


 弾「ああ。「私設・楽器を弾けるようになりたい同好会」」


 一夏・箒「「ダサ」」


 弾「お、俺が命名したんじゃないんじゃけんな!」プンスコ

 
 一夏「まぁ、そりゃわかってる。今から俺らが行ける範囲をセッちゃんに案内しようと思ってるんじゃけど、一緒に行く?」


 弾「セッちゃん・・・あぁ、セシリアさんのことか。ええよ。ちょいチャリ持ってくるけん、次どこ行くん?」


 一夏「そうじゃな・・・あ、俺が通ってた中学校まで行こうか」


 弾「え、何でお前の中学校なん?」


 一夏「近くに神社があるけん」ヒソヒソ


 弾「え?神社がどしたん?」ヒソヒソ


 一夏「セッちゃんは、日本が好きじゃけんサプライズで見せてあげたいんよ」ヒソヒソ


 弾「あぁ・・・別に言ってあげてもいいんちゃうん?」ヒソヒソ


 一夏「いや、言ってもええけど歯止め効かんくなるかもしれんけん・・・だって瓦見て興奮するけんね」ヒソヒソ


 弾「マジで」チラ 一夏「マジ」

 
 セシリア「?」


 弾「ほ、ほうなんじゃ・・・わかった。じゃああっこの店の駐車場で待ってて?」


 一夏「ん、待ってるぞ」


 弾「お待ち」チリンチリン

 
 一夏「よぉ~しっ、行こうか」キーコッ
 

 弾「お前まだそのチャリ持ってたんか」キコキコ


 一夏「まだまだ乗れるけんな。チェーンが切れたら、変えるけど」キコキコ
 

 箒「物持ちがええんか、ただ貧乏性なだけなんか・・・」ハァ


 一夏「なぁん、前者に決まっとるじゃろうが」キコキコ


 箒「はいはい」キコキコ


 セシリア「・・・」クスリ



 カンカン カンカン カンカン カンカン


 一夏「ここ長げーんよなぁ」ハァ


 セシリア「・・・」ワクワク


 箒「セ、セっちゃんあんまり近づきすぎたら危ないけんね?」ハラハラ


 ガタンゴトンッ!ガタンゴトン!ガタンゴトンッ!ガタンゴトンッ・・・!
 

 セシリア「・・・」コクコク


 弾「ええの撮れたん?」


 セシリア「」ビクッ


 セシリア「は、ハィ・・・」ボソボソ


 一夏「あんまいかつい顔して話しかけんでやりぃよ」


 弾「え、俺の顔そんないかちぃか?」


 
 
 箒「あ・・・ここ引っ越す前の家の裏通りの道路じゃね」キキィ



 セシリア「!、竹・・・!」パシャッパシャッ


 弾「じゃな。あっこが元俺ん家じゃな」


 一夏「そそ。あんさこの橋、覚えとる?」


 箒「橋?・・・あ、この橋もしかしてあの橋!?」


 一夏「そうなんよ。あのまさに石橋だった、あの橋」クス


 弾「まぁ、そりゃ欄干も無いし穴空いてて川が見えてたけんな。危ないわ」ケラケラ


 千冬「んん・・・」ムクリ


 束「ふむぅ・・・」ムクッ


 千冬・束「「あだっ」」ゴッチンコ


 千冬「ご、ごめんごめん、大丈夫?」ヒリヒリ


 束「う、うん・・・」サスサス


 千冬「あぁ・・・水飲んで来よ」スク、フラフラ


 束「あ、ボクも」フラフラ



 「おはよう、千冬ちゃん、束ちゃん」


 千冬「おはよぉ、おばあちゃん」ボサボサ


 束「昨日、ボク達、どうしてたんじゃったっけ?」ボサボサ


 「んやぁ、私も寝てたけん見てない」


 千冬「ほか・・・一夏らは?」ジャーッ

 
 「遊びに行ったよ」


 千冬「あぁ、ほうかほうか」つコップ

 
 束「ん・・・」スッ、ゴクゴク


 千冬「どこまで行くかはようた?」ゴクゴク


 「んや、聞いてない。自転車で行ったのは見たけど」

 
 千冬「あぁ、じゃあ結構遠くまで行ったな」プハァッ


 束「ん~・・・お手洗い借りるね~」フラフラ


 千冬「ん、そこ・・・」ピッ 束「はぁい」フラフラ、ガチャ、パタン

今日はここまで。
ちなみに自分は自転車で7kmまでなら漕いで行ける。

一夏と箒は誕生日は公式で書かれてるけど、他はわからないんですよね。誕生日ネタ書きたいんだけどなぁ・・・


 セシリア「♪」キラキラ


 弾「(マジで瓦見ただけでこうなるんじゃな・・・)」タラー


 一夏「お、もう昼じゃな。どっかで食べようか」


 弾「おっとそれなら俺ん家で食ってけよ。まけてやるから」


 一夏「じゃあそうしょうか。先行ってて、俺、ちょっと学校行ってくるけん」


 箒「うん、わかった」 セシリア「・・・」コクリ


 弾「早めに来いよ」


 
 ≪中学校≫


 一夏「久しぶりじゃなぁ・・・ってゆうて2か月前か、ここ卒業したんは」クス


 一夏「・・・」ブラブラ


 「一夏っ」


 一夏「ん?あ、先生!」タッタッタッ

 
 「おぉぉ、一夏。何しょうたんだ」


 一夏「いやぁ、友達と遊んでて近所まで来たのでブラ~っと」


 「そうか。どうだ?あっちでは」


 一夏「まぁ、そこそこ慣れてきましたね。男子いないのは寂しいッスけど」ハハッ


 「づっふっふっ。あっちも続けてるんか?」


 一夏「いやあっちプールないですから、水泳部自体ないんですよ」


 「ほうなんかぁ。せっかく道具やら水着やったのになぁ」

 
 一夏「まぁ、何れ何かに使うと思いますんで。そういや、今日は休みですか?」


 「ぅんん、まだ寒いけぇ水温が上がらんからな。それと・・・来年でおしまいじゃけぇな」


 一夏「え・・・?」


 「ワシはぁ来年の卒業式で転勤することになったんだ。代わりの先生が居らんから、水泳部は今年いっぱいで無くなる」


 一夏「・・・そうッスか・・・残念ッスねぇ。何十年も続いてたのに・・・」

 
 「お前が最後の最後に出た県大じゃあ、優勝できたけぇワシは満足だ」


 一夏「そうッスか・・・じゃあそろそろ、行きますね。皆にはお疲れさんって伝えておいてくれますか」


 「ん、わかった。向こうでも体に気を付けてな」


 一夏「はい、じゃあっ」


 ≪五反田食堂≫


 箒「で、イッちゃんったらウサギ小屋の中に閉じ込められたんよ」ケラケラ


 セシリア「どう、してなんですか?」


 弾「ありゃぁな・・・」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ~9年前~


 いちか「だん、掃き終ったよ」


 だん「おいよぉ」


 いちか「よぉしよぉし、しろ~」ナデナデ


 だん「・・・」カチャリッ


 いちか「ふふふ・・・あえ?」ガチャガチャ


 だん「あっはっはっは!」クルクル 


 いちか「もぉ~~、はようだして」ブスーッ


 だん「はいよ」スポーン


 だん・いちか「あ」


 ヒュ~~・・・ポチャーン


 いちか・だん「あぁあああああああ!!!」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 弾「飛んでった先が、雨水が流れる柱と合体してる貯水タンクみたいな奴の穴ん中にホールインワンしたんよ」


 弾「で、放課後まで一夏はずぅ~~っとウサギの白、じゃったよな?」


 箒「うん。もう死んだけど」


 弾「その白と一緒に居る羽目になったんよ。合鍵がどこ探してもなかったけん、先生が網か何かで鍵を見つけ出してたな」


 セシリア「それで、出れたと・・・?」


 箒「そうっ。イッちゃん、3日くらい弾くんの事無視しとったよね」ケラケラ


 弾「そりゃ怒って当然じゃしな」フフッ


 箒「あとねぇ~、あ。ボーちゃんと初めて話した時に大泣きしたんよね」


 弾「あぁ!したした!」ゲラゲラ


 セシリア「何で、泣いたんですか・・・?」


 箒「それがね~・・・」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ほうき「だんくん!」ポーンッ


 だん「いちかっ!」ポーンッ


 いちか「わぁ~~っとと!どこ投げてるんよ!」タッタッタ


 だん「わりぃ~」ケラケラ


 いちか「もぉ~~・・・あ」


 ラウラ「・・・」

 
 いちか「らうら、さん?」


 ラウラ「・・・同じ、classmateの、ヤツだったナ」


 いちか「う、うん。織斑一夏だよ」


 ラウラ「イチカ・・・おんナ、みたいな名前、だナ」


 いちか「・・・」


 ラウラ「・・・?」


 いちか「・・・ぅぅ・・・」ジワ


 ラウラ「え」


 いちか「ぼ、ぐ、おどこだもんん・・・」ポロポロ


 ラウラ「え・・・えっ」オロオロ

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 箒「何であれ泣いたんじゃろうね?」


 弾「わからん。何で閉じ込められた時は泣かんかったのに、女みたいな名前って言われただけで泣いたんじゃろうな」クスクス


 箒「でも、確かに「いちか」って名前は女の子っぽいよね」


 弾「ん~、確かになぁ。姉ちゃんが冬じゃけぇ夏にしたんじゃろうけど」


 セシリア「・・・女の子っぽい、ですね」


 箒「あ、外国の人でも女の子っぽく思う?」


 セシリア「な、ナントナクデス・・・」ボソボ


 弾「で、俺らが駆け寄ってお前が一夏を慰めてる間に、俺はボーちゃんに謝れって怒鳴っとったな」


 セシリア「ラウラ、さんは謝ったんですか?」


 箒「もちろん。仲直り・・・って言うんかな?まぁ、そこから友達になったんよ」


 弾「良い話かどうかはわからんけど、懐いなぁ」


 箒「でも3日くらいして弾くんがイッちゃんが泣いた理由をボーちゃんから聞いて、イッちゃんのこと女男~ってからかったよね」


 セシリア「え・・・」タラー


 弾「あぁ、で結構ガチなケンカになったな」ハハハッ


 箒「あの腕の爪痕は?」


 弾「もう無いよ。結構深く刻まれてたんじゃけどな」


 一夏「遅れてすまん」ガラガラ


 弾「いらっしゃぃー」


 箒「やっと来た~」


 一夏「水泳部の担当じゃった先生と話してたんよ。もう二人は注文した?」


 箒「まだ。イッちゃん来るまで待ってた」


 一夏「ほうか。じゃあ、何がおすすめ?」


 弾「お好み焼きとか」


 一夏・箒「「じゃそれで」」


 セシリア「・・・わた、しも同じもので・・・」


 弾「あいよぉ~」

 
 箒「あ、ねねイッちゃん」


 一夏「なん?」


 箒「覚えてる?ボーちゃんと初めて喋って、泣いたの」


 一夏「え?泣いたっけ俺」


 箒「えぇ~、忘れたん?女の子みたいな名前って言われて、泣いたの」

 
 一夏「あぁ~~~、あったなぁそんな事」

 
 弾「あれは何で泣いてたん?」ジューッ、ジューッ


 一夏「ん~・・・何でじゃろ、自分でも忘れたわ」クスクス


 箒「なんじゃそりゃ」クスクス


 弾「お前らしいわ」ケラケラ


 セシリア「・・・」クス

今日はここまで。
一夏の名前って女の子っぽく思もえてしまう。
ちなみにウサギ小屋に閉じ込められたと言うネタは>>1の体験談。いぢめじゃないよ?マジで鍵が飛んでっちゃったんです


 千冬「ん~~っ・・・っつはぁ・・・」ノビーッ


 束「良い日和じゃねぇ」


 千冬「うん・・・」ゴロン


 束「イッちゃん達、どこまで行ったんじゃろうね?」


 千冬「さぁ・・・昼飯食いに戻ってくると思ってたんじゃけど、どっかで食べてるんじゃろ」


 束「ほうかもね。セッちゃんの事、あんまりよう知らんけどあの二人ももう高校生じゃけぇねぇ・・・」


 千冬「じゃなぁ・・・」シンミリ


 束「・・・」グゥ~


 千冬「昼にしようか」クスクス


 束「あははっ」ケラケラ




 弾「へいお待ち!五反田スペシャル!」バンッ!


 一夏「できゃあなぁおい」


 弾「この店自慢のおすすめメニューじゃけん。味は確かなんじゃけんな」


 セシリア「・・・」キラキラ、パシャッ


 箒「・・・食べきれなかったら、イッちゃんお願いね?」


 一夏「はいはい。じゃいったきまーす」つ箆


 箒「いただきまーす」つ箆


 セシリア「・・・?」つ箆⊂


 箒「あ、使い方わからんもんね。こうやって、上から押して食べる分切るんよ」グッ、ザクッ


 セシリア「・・・」キラキラ、パシャッ


 箒「そ、そんなに撮らんでも・・・はい、これで食べるん難しいかもしれんから、お箸使こうてね?」つ=


 セシリア「ハィ・・・」スッ


 一夏「うん、熱美味いっ」ハフハフ


 箒「ん、うんっ。おいひいよ」ニコリ


 セシリア「・・・♪」パァァァ


 弾「じゃろう~?」フフン


 一夏「あえ、ほういえば、厳さんふぁ?」モグモグ


 弾「鍵掛かってたから、どっか行ったんじゃろうな」

 
 一夏「ほうか」ゴックン


 セシリア「♪」ハフハフ


 箒「セッちゃん、そんな急いで食べんでも・・・」アハハ・・・


 弾「気にってもらえてえかったわ」ニカッ


 一夏「そう言えば、蘭ちゃんはどこの中学行っとるん?」


 弾「あ、さっきお前が行ってたとこ」


 一夏「え、そうなん?」パクッ


 弾「近いってゆう理由で決めたらしい」ケラケラ


 箒「まぁ、ここからあそこまで、徒歩で5分そこらじゃしね」クスクス


 弾「そうそう」ケラケラ


 一夏「ほうなんかぁ・・・」モグモグ


 弾「そういや、お前水泳部じゃったっけ?」


 一夏「あれ?何で知ってるん?」ゴクン


 箒「私がイッちゃんが来る前に話したけん」パク 一夏「あぁ、ほかほか」コクコク


 弾「蘭も水泳部に入部してるんぞ?」


 一夏「ほうなんじゃ、へぇ・・・じゃあ蘭ちゃん世代で終わりなんかぁ」パクッ


 セシリア「お、ふぁひ、っへ・・・?」ハフハフ


 一夏「残念なことに担当の先生が転勤するけん、廃部らしいんよ」モグモグ


 弾「あぁ、よーたな。蘭のやつも」


 箒「ほうなんじゃぁ・・・じゃあイッちゃんで最後なるん?優勝旗と優勝カップを獲ったことになるんは」パク


 一夏「さぁ・・・後輩の誰かが獲ってくれるといいんじゃけどなぁ・・・」パク


 弾「そう言えばそろそろ春季の地区大会じゃな」


 一夏「ほうじゃな・・・まぁ、その大会は軽~いウォーミングアップじゃな。そんなんでマジになったらいけん」モグモグ


 箒「おぉ~、さすが元部長」モグモグ


 一夏「ふふっ・・・」モグモグ、ゴックン

 
 セシリア「・・・あの、しのの、のさんは、どこで、オリムラくん、が、水泳部に入ってることを、知ッタンデス、カ・・・?」


 箒「あ、イッちゃんが教えてくれたんよ」


 一夏「引っ越してたけど、一応手紙のやり取りはしょーたんよ。会(お)うてないだけで」


 セシリア「そうなん、デスカ・・・」コクリ


 弾「てかホーちゃん、普通に食べきれそうじゃけど?」

 
 箒「へ?・・・あれ?」


 一夏「気づかんかったんか」クスクス


 箒「うそぉ~・・・」サァー


 弾「え、何で血の気が引いてるん」アセアセ


 箒「あ、ううん。何でもないよ、とっても美味しいけん、いつの間にか、全部食べちゃいそうじゃけんびっくりしただけ・・・」アハハッ・・・


 弾「な、何じゃそうじゃったんか・・・」ホッ

 
 
 千冬「ほい、特製にゅうめん」コトッ



 束「へぇ~、おいしそ~」


 千冬「熱いけん気を付けてね」


 束「はぁい、いただきまーす」


 千冬「いただきます」


 束「ふぅ~、ふぅ~・・・」チュルルル


 千冬「ふぅ・・・熱ちゃっ!」ブハッ!


 束「んぐふふ、ひふんへいっほいへ・・・」クスクス


 千冬「あぁ、びっくりした」フーッ、フーッ  


 束「うん、おいしいっ」


 千冬「おばあちゃんが教えてくれたんよ。あっと言う間に作れるて、簡単じゃけん」ズルルル


 束「へぇ~」チュルル


 一夏「いやぁ、腹一杯になった」


 箒「ごちそうさまでした。美味しかったよ、弾くん」ニコリ


 セシリア「・・・」ペコリ


 弾「ありがとよ」ニカッ


 一夏「お代は?」


 弾「半額でじゃけぇ、150円でええよ」


 一夏「ん・・・」ゴソゴソ


 セシリア「あ・・・オリ,ムラくん」


 一夏「ん?」

 
 セシリア「私、に払わせてください・・・」ベリベリ


 箒「(あ、ベリベリの財布なんだ・・・)」


 一夏「え?いや、でも・・・」


 セシリア「どうぞ」つ福沢諭吉⊂


 一夏・箒・弾「」ズコーッ


 セシリア「お釣りは、いいです、ので」ニコリ


 弾「えっ、あ・・・ま、毎度・・・あり・・・」タラー,スッ


 一夏「セ、セッちゃん・・・もしかして、セッちゃんのお家ってセレブだったり?」


 セシリア「・・・///」
  

 一夏・箒・弾「(あやっぱり)」


 セシリア「・・・セレブだ、からと言う、理由では、ありません、よ?」


 セシリア「私にとって、は、これほどの価値、があるのですから」ニコリ


 弾「・・・ホンマにええの?」


 一夏「欲に負けんなやお前はっ」ガクッ


 弾「ばっ!本心で聞いとるんじゃ!」プンスカ


 一夏「はいはい」クスクス


 セシリア「はぃ・・・」


 弾「・・・ほうか。ありがたく頂戴いたします」ペコリ


 セシリア「・・・」パァァァ、ペコリ

 ≪IS学園≫


 「ごちそうさま~。あぁ、美味しかった♪」


 「今日のおすすめの角煮すっごく美味しかった!」

 
 「だよね!」


 「酢豚も美味しかったね~」 「うんうん!」
 

 鈴「ありがとある~」ニコニコ


 「鈴音さん、ごちそうさま」ニコッ


 鈴「どうもある~♪」フリフリ


 おばちゃん「ありがと嬢ちゃん。おかげで助かったよ」


 鈴「どういたしまてある~」ニパァ


 おばちゃん「さて、洗い物を・・・あったた・・・」ズキズキ


 鈴「オバチャン!お腰がまだ痛いなら、私がするあるから休んでて?」アセアセ


 おばちゃん「そうかい?悪いねぇ・・・」アイタタ・・・


 鈴「いいあるよぉ~♪」カチャカチャ


 おばちゃん「すまないねぇ・・・」


 鈴「♪~」カチャカチャ


 簪「・・・」コトッ


 鈴「おっ、どうもある~」ニコリ、ゴシゴシ


 簪「・・・凰さん」

 
 鈴「ん~?何あるか~?」ゴシュゴシュッ


 簪「・・・や、やっぱり、何でもない・・・」フイ


 鈴「?。そうあるか」ゴシゴシ、キュッキュッ


 簪「・・・あ、あのっ」


 鈴「是?」ビックリ


 簪「わ、私も、何か・・・お手伝い、しても・・・いい?」ボソボソ、モジモジ


 鈴「ほぇ?いいの?」キョトン


 簪「う、うん・・・大変そう、だから・・・」モジモジ


 鈴「じゃあお願いある~!助かるあるよ~♪」ニパァ


 簪「・・・//」モジモジ


 ≪みなと祭り 蔵本通り≫


 ラウラ「では、手を合わせて」


 部下1~4「「「「いただきまーす!」」」」


 クラリッサ「いただきます」ペコリ


 部下3「はぁ~~~、ぶっ通しで演奏はキツいなぁ」パクッ


 部下2「10時から午後6時までケロッとマーチじゃもんねぇ」モグモグ

 
 ラウラ「まぁまぁ、子供らが喜んどるんじゃけぇえーがにゃあか」モグモグ


 部下2「そうなんじゃけですけどねぇ~」モグモグ


 部下1「ていうか、何でケロッとマーチになったんですか?」パク


 ラウラ「そりゃ決まってるじゃろ?子供たちを楽しませるためじゃけぇよ」ゴクン


 部下3「でも次・・・ハートキャッチプリキュア!ってなんじゃあ!?」パク


 クラリッサ「知らんのか?プリキュア」モグモグ


 部下3「いやプリキュア自体は知っちょるけど、何でマーチなのにプリキュアの演奏するんじゃってことです!」


 ラウラ「子供のためじゃろうが」キリッ 部下3「えー」


 「ボーデヴィッヒ海佐。お電話が・・・」つ携帯


 ラウラ「んっ。あいあい」つ海自カレー


 部下4「んっ」スッ


 ラウラ「誰からじゃろっ」モグモグ、スクッスタスタ


 ラウラ「んぐっ、もしもし?・・・هذا كثير جدا، كيف حالك؟」ニコリ


 クラリッサ「カタールからじゃね」モグモグ


 部下2「あの様子じゃと、あっちに配属されとる先輩と話してるんじゃね」パク


 ラウラ「هذه المرة أيضا، وسوف تساعدك كثيرا أن تفعل إذا كان لديك لمقابلتك. هو عصير في ... بالطبع؟」ケラケラ


 部下4「隊長の人脈は計り知れんねぇ」モグモグ


 ラウラ「نعم. في・・・ふふっ♪」スタスタ


 ラウラ「おいしょっと・・・」 


 部下4「どぞ」つ海自カレー⊂ラウラ「ありがと」スッ


 ラウラ「さて、食ったらまた一働きするけん、皆しっかり食べときぃよ」モグモグ


 部下1~4「「「「はぁ~い」」」」 クラリッサ「了解です」パクッ

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 一夏「いやぁ、疲れたぁ~」キィッ

 
 箒「もう夕方じゃね」クス


 セシリア「・・・」フゥ~ 



 「みんなおかえり」ニコニコ


 千冬「おかえり~」


 束「箒ちゃんとセッちゃんも~」

 
 一夏「ん~、ただいまー」


 箒「えと、ただいま・・・でいいのかな?」クスリ


 セシリア「・・・ただいま、です//」


 千冬「一夏テレビ運んどき。明日の朝には出るけん」


 一夏「あ、そうじゃな!す~っかり忘れとったわ」ケラケラ


 千冬「じゃと思もった」クスクス


 千冬「運び終わったらホーちゃんら家に送るけんな」

 
 一夏「おん、わかった」

 
 
 一夏「ぐぁああ~~~!重めぇええ~~~!」ノッシノッシ



 一夏「誰か~~~!手伝ってくれ~~!」ノッシノッシ


 
 箒「手伝わんでええの?」アセアセ


 千冬「ええんじゃって、男の子なんじゃけん」クスクス


 束「悪いなぁチッちゃんは」クスクス


 セシリア「・・・」アセアセ




 箒「じゃあ明日の朝ね、イッちゃん」

 
 
 セシリア「・・・」ペコリ



 一夏「ん、じゃなっ」フリフリ


 千冬「窓閉めるよ~」ウィーン、ブルルン


 ブォオオオン・・・
  

 一夏「・・・ふぅ・・・」スタスタ


 一夏「ふぃ~・・・」フキフキ


 「湯加減はどうじゃった?」


 一夏「いい湯じゃったよ、ばぁちゃん」


 「ほうかほうか」ニコニコ


 千冬「ただいまー」ガチャ、パタン


 一夏「けぇり~」


 千冬「はぁ~・・・お風呂は?」


 一夏「入ったよ」


 千冬「ほか。じゃあ入らせてもらうわ」ヌギヌギ


 一夏「ん~・・・」ゴロン、ピッ


 [TV]<『死ぬなよ 互いにな』

    『土曜ドラマ とある魔術の禁書目録2 最終回 このあとすぐ』
 

 千冬「え!?最終回なん!?」ダダッ


 一夏「風呂入らんのんかいっ」


 千冬「だって禁書が最終回なんよ!?3年続いてたのに・・・くぅ~~!あ、予約は出来てる!?」ピコッ、ピッ


 一夏「・・・はしたねぇーと思ったらどうなんよ」ハァ


 千冬「そーいう一夏は見て何とも思わんの?」ジーッ


 一夏「へん、だーれが身内の体で」ヤレヤレ


 千冬「ふぅ~~ん?・・・よし、何にも予約してなかったけんDRは大丈夫じゃね」ホッ


 一夏「・・・で、今日中に全部DVDにして車ん中でずぅ~っと見るわけ?」


 千冬「もちろん」


 一夏「あそ。じゃあ俺も何かDVD持っていっとこ」


 
 ≪篠ノ之家≫


 箒「お風呂入っとくね、お姉ちゃん」


 束「はーい。じゃあボクは夕食の用意しますか」キュッ


 箒「あ、そのエプロン使っててくれてたんじゃ」クス


 束「だって箒ちゃんからのプレゼントだも~ん♪」ルンルン


 セシリア「・・・//」チャプン


 箒「狭くてごめんね?//」チャプン


 セシリア「・・・//」フルフル


 箒「今日はどうじゃった?//」


 セシリア「・・・とても、貴重な、思い出になりました・・・//」ニコリ


 箒「ほか。よかった//」ニコリ


 セシリア「あ・・・あ、あとで、言ってみます、ね//」


 箒「ほかほか//」




 箒「はぁ~~、良い湯じゃった//」フキフキ、ホカホカ


 セシリア「・・・//」ホカホカ


 箒「お姉ちゃん、でたよー//」


 束「はいは~い。夕ご飯できてるよ」


 箒「あ、今日は豪勢じゃね。お刺身に肉じゃがって」


 セシリア「!!」キランッ


 束「でしょー?安かったから、つい買っちゃった。セッちゃんに食べてもらい・・・あれ?セッちゃん?」


 セシリア「」パシャッパシャッ


 束・箒「「セ、セッちゃん・・・」」タラー


 セシリア「・・・あ//」カァァァ


 
 箒「うん、おいしい」モグモグ


 セシリア「・・・」ワクワク、アーン、モグモグ


 束「どお?セッちゃん」ニコニコ


 セシリア「○$△&×=□!?!?!?」ゴフッ!


 箒「あ、わさび入れ過ぎた!?」アセアセ


 束「ご、ご飯食べ!」アセアセ


 セシリア「~~~っ」モグモグモグモグ


 セシリア「・・・」フゥ


 箒「さっきはごめんね?わさび入れ過ぎてて」アハハ・・・


 束「ボクも気づかなくてごめん・・・」


 セシリア「いえ・・・大丈夫です」ニコ


 束「そお?・・・なら、ええけど・・・」


 セシリア「・・・あの、束博士・・・」


 束「ん?どしたん?」ニコリ
 

 セシリア「・・・お願い、があるんです・・・」


 束「何?」
 

 セシリア「・・・あの・・・」


 束「うん?」ナデナデ


 セシリア「・・・//。・・・私、専用の・・・武装を作ってほしいん、です・・・//」


 束「武装・・・?どんなの?」


 セシリア「刀、です」


 束「え?刀?」ポカン


 セシリア「はい・・・」


 束「刀かぁ・・・うん、ええよ」ニコッ


 セシリア「!!、ほ、本当、ですか・・・?」


 束「うん、どうせボク暇なんじゃけん」ニシシッ


 セシリア「・・・あ、りがとう、ございます・・・」ウルウル


 束「な、泣くほど嬉しいん?」クスリ、ナデナデ


 セシリア「は、ぃ・・・//」ゴシゴシ、ニコリ


 箒「(か、かわいい~~//)」キュンキュン



 束「じゃあおやすみ、箒ちゃん。セッちゃん」


 箒「おやすみ~」 セシリア「おやすみなさい・・・です」


 
 [TV]<ギャ~~不幸ダァ~~! 終


 千冬「・・・おわっちゃたぁ」ポロポロ


 一夏「寝よっと」フアァ

今日はここまで。
幼馴染と言う関係が無いだけで、こんなにまで鈴を出すのが難しくてびっくり。幼馴染設定って大事なんだなぁ・・・
ちなみに禁書目録は日テレ枠の土曜ドラマ


 一夏「んん~・・・っ、ふぁぁ・・・」ノビーッ


 一夏「んっくぅ~~・・・はぁ」ボケー


 一夏「・・・そういや、朝には出るってようたけど、何時に出るんじゃろ・・・?」ムクッ、ストン


 一夏「馬鹿姉起きてるんかな」トタトタ、ガチャ、パタン


 一夏「・・・」コンコンッ


 ・・・シーン


 一夏「はぁ・・・起きてないんか・・・」ヤレヤレ

 
 一夏「ま、その内起きてくるか。ばぁちゃんは起きてるんかな?」トタトタ




 ≪篠ノ之家≫ 


 Mom...Dad


 どうしたが?何泣いてるんじゃ?


 !?...Who are you?


 ん~?・・・英語にしちゃせんばんと訛りが強いのぉ・・・まぁ、ほりゃあいいか。ワシァ・・・



 
 セシリア「・・・。は・・・?」パチッ


 束「くぅ・・・くぅ・・・」 箒「すぅ・・・すぅ・・・」


 セシリア「・・・」ムクリ、ゴシゴシ


 ワシァ・・・


 セシリア「・・・(思い出せない・・・覚えているのに・・・)」グッ・・・


 セシリア「・・・」スク、トタトタ


 セシリア「・・・」


 箒「んぅ・・・」ゴロン、ワシッ


 束「んんっ」ビクッ


 箒「・・・ん?」パチッ、ムニュムニュ


 束「ん、ぅぅ・・・」ピクッ


 箒「・・・!?!///」カァァァ、ババッ!


 束「ん・・・?ふあぁ・・・おはよう、箒ちゃん」ニコリ、ボサボサ


 箒「おおお、ぉおおおおはよう///」アセアセ


 束「?、どうしたん?」


 箒「な、ななん、何でもないけん!///・・・ん?」スンスン


 束「え?・・・あ」スンスン




 セシリア「あ・・・おはよう、ございます・・・」ニコリ
 

 箒「セ、セッちゃん・・・もしかして、朝ごはん作ってくれたの?」


 セシリア「はぃ・・・//」ペコリ


 束「へぇ~・・・意外じゃねぇ」


 セシリア「意外・・・?」キョトン


 束「あ、いや・・・和食作るの上手なんじゃなぁって」ニコリ


 セシリア「・・・//」ペコリ

 

 
 箒「うん、おいしい。お味噌汁、出汁が良く効いてるよ」ズズ

 
 束「イッくん家のおばあちゃんに匹敵するわぁ」ズズ


 セシリア「そ、そんな・・・//」アセアセ


 束「これなら、将来お嫁さんに行っても安心じゃね」ニコリ


 セシリア「・・・///」カァァァ


 ≪織斑家≫


 一夏「えっとこれとこれと・・・」カコッ


 千冬「んはよぉ~・・・」ボサボサ


 「おはよう、千冬ちゃん」


 一夏「ん、おはよ・・・まず髪の毛手入れしてきいや」


 千冬「ん~・・・」ボリボリ


 一夏「はぁ・・・休み明け大丈夫なんかなぁ・・・」ハァ


 

 一夏「ばぁちゃんのすまし汁は最高じゃなぁ」ズズ、ホッ・・・


 千冬「じゃね」ズズ・・・


 一夏「あ、インデックスとどうでしょう、ケースに入れといたけん」パク、モグモグ


 千冬「ん、ありがと」モグモグ、ズズ


 一夏「てか見れるん?学園戻って」ゴクン、パク


 千冬「うん。自室にあるけん」モグモグ


 一夏「そうなんじゃ」ズズ・・・


 千冬「あ、一夏。お前、まだ水着持ってるん?」パク、モグモグ


 一夏「水着?うん、棚の上のカバンの中に入れっぱなし」モグモグ


 千冬「それな、持って行っとき。期末が終わったら臨海学校に行くけん」モグモグ、ゴクン

 
 一夏「臨海学校?」ゴクン


 千冬「そ。休み時間に海で泳いだりするけん、買うのめんどいじゃろ?」ズズ・・・


 一夏「あぁ、そ、そうじゃな。持ってとっく・・・(あ、じゃあアレも持って行っとこうかな・・・)」モグモグ、ゴクン


 千冬「9時には迎えに行くけん、ホーちゃんにメール送っといて」


 一夏「ん・・・ん~?俺、ホーちゃんのメアド知らん」


 千冬「えぇっ?いつでもどこでも一緒なのに?」


 一夏「そのいつでもどこでも一緒だから、聞いてないんじゃって」ハァ


 千冬「なるほど・・・固定電話から掛けようか」


 一夏「電話番号聞いてないじゃろ・・・あ、手紙に書いてあるわ」ピンポーン


 千冬「あぁ、そうじゃな」ポンッ

えっと、最近寝落ちで「今日はここまで」を言わずに終了した事と昨日更新できなくて申し訳ございませんorz
疲れてそのまま寝てしまいました・・・
再開します。

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 一夏「じゃあ、ばぁちゃん。またね」


 「うんん、気を付けて行きぃよ」

 
 一夏「祈ってて」


 千冬「おい・・・じゃあ、行ってくるけん、おばあちゃん」ニコリ


 「行ってらっしゃい、千冬ちゃん。一ちゃん」ニコニコ


 ブオォオオオ・・・




 箒「あ、来た来た」フリフリ


 千冬「おまたせぇ~」キキッ、ギッ


 束「やほ~、チッちゃん、イッくん」ニコリ


 一夏「おはよう~」


 千冬「何か持って行く荷物とあるんじゃって?」


 箒「うん。私物なんじゃけどね」


 千冬「後ろ開けて、テレビの横か上に置いとき」


 箒「わかった~」ヨイショッ


 束「じゃあ、出来次第連絡するけん。楽しみに待ってて」ニコ、ナデナデ


 セシリア「・・・ハィ//」ニコ


 
 箒「じゃあ、またねお姉ちゃん」スッ


 束「うん。風邪ひかないようにね」ハイタッチ


 セシリア「お世話に、なり、ました・・・」ペコリ


 束「こちらこそ、楽しかったよ」ニコリ


 セシリア「・・・//」


 千冬「じゃ、IS学園向けて出っぱーつっ」ギッ、チッカッチッカッチッカッ


 束「行ってらっしゃーい」フリフリ


 箒「行ってきまーす!」フリフリ


 ブオォオオオオ・・・


 束「・・・よしっ。始めますか」スタスタ


 箒「イッちゃん、太い棒みたいなんがあったんじゃけどあれ何?」


 一夏「俺の私物」


 箒「・・・薙刀?」


 セシリア「!」つ[カ◎メラ]⊂


 一夏「ちげぇーわあほ。釣竿が入ってるんじゃって」クスクス


 箒「なぁんだ」 セシリア「・・・」ションボリ


 一夏「いや何で俺が悪いみたいになっとるんよ」タラー


 千冬「ふふっ・・・」


 

 千冬「何か観る?」


 一夏「いや、俺は別に・・・」


 千冬「じゃアレ入れて」


 一夏「はーいよ」ピッ、ウィーンッ


 『ポコポコポコポコポコテレレレレレン  ちゃーっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃららら~』


 千冬「ちゃらららら~♪」


 一夏「あ、ホーちゃん。メアド教えてくれん?」


 箒「え?・・・あぁ、そっか。イッちゃんにまだ教えてなかったよね」クスクス


 一夏「うん。じゃけぇ昨日家の方に電話入れたんよ」


 箒「あぁ、そうだったんじゃ。赤外線でええ?」つ携帯


 一夏「ん」つ携帯


 一夏「・・・あ、そう言えばセッちゃんは、携帯持ってるん?」


 セシリア「・・・」コクコク


 一夏「じゃあ、メアド交換せん?もしまたこう言う機会があった時に離れたら、連絡できるように」


 セシリア「はぃ・・・」つスマホ


 箒「え、セッちゃんスマホなん?」


 一夏「すげぇ~」


 セシリア「・・・//」


 一夏「よし、これでええな」ピッ


 箒「うん」 セシリア「・・・」コクリ


 千冬「お昼は・・・どこで食べる?」


 一夏「ん~・・・どうしようか?」


 箒「え、もう決めとくの?」


 千冬「いや、混んどったらいけんけぇなぁって」


 箒「あ、そっか」

 
 
 ゴトンッ! バンッ!!


 
 千冬・一夏・箒・セシリア「!!!?」ビクッ


 ギィイイイイイイイイッッッ!!!


 千冬「・・・」ググッ


 ギィイイイイイイイイッッッ!!!


 一夏「・・・」


 ギィイイイイイイイイッッッ!!!


 箒「・・・」


 セシリア「・・・」


 ギィイイイ・・・


 千冬・一夏・箒・セシリア「」


 千冬「・・・」つ[△]カチッ


 一夏「・・・千冬さん?」


 千冬「・・・あっ、ちょっと待ってね?」ガチャ、チラチラ、バンッ


 

 千冬「・・・」チラ


 タイヤ「くひゅぅ・・・」ペッチャンコ


 千冬「」


 一夏「・・・それは・・・俗にいうゴルったの?」


 ※乗車が謎の理由でパンクさせられること(本来はスナイプされて起きる現象)


 千冬「うん」


 一夏「何か踏んだもんね」


 千冬「うん」


 一夏「何かな?どんぐりかな?」


 千冬「さあ」


 一夏「・・・あ。丁度、大泉さんもパンクしたよ」


 千冬「ほか」


 一夏「・・・自動車学校では何て習ったん?」


 千冬「とりあえず皆出て」


 一夏「はいよ」ガチャ、バンッ


 一夏「ホーちゃん、セッちゃん、大丈夫?」


 箒「え・・・え・・・?」ポロポロ セシリア「・・・」ポカン


 一夏「ケガ、無い?」ナデナデ


 箒「な、無い・・・」ポロポロ


 セシリア「・・・」コクコク


 一夏「よし、じゃあ降りて?」チョイチョイ


 セシリア「・・・」イソイソ 箒「う、うん・・・あ、あれっ?」グッ


 一夏「どしたん?」


 箒「た、立てない・・・っ!」グッグッ


 一夏「・・・え、まさか腰痛めた?」


 箒「わからん、でもっ立てんっ・・・!」グッグッ


 一夏「えぇ~~・・・ちょっと待ってみっ。よいっしょ」


 一夏「大丈夫?どっか痛いん?」


 箒「痛くはないんじゃけど・・・立てない」


 セシリア「・・・もしかして、腰が・・・抜けたんじゃ・・・」


 一夏「あぁ、それじゃな多分」


 箒「え、ど、どうしよっ」グッグッ


 セシリア「ちょっと、待っててくださぃ・・・」つスマホ


 セシリア「・・・指先で、唇や顎、を擦ってみてください」


 一夏「え?・・・えと、やってみて?」


 箒「う、うん・・・」スリスリ


 セシリア「・・・」 


 一夏「・・・どお?」


 箒「・・・?」


 一夏「セッちゃん、ホンマに治るん?」タラー


 セシリア「わ、わかりません・・・」シュン


 千冬「まだ?タイヤ交換するけん、早ようしてほしいんじゃけど・・・」ガチャガチャ


 一夏「はいはい。・・・ホーちゃん、立てれん?」


 箒「・・・みたい・・・」グスッ


 一夏「・・・ちょっと、我慢してな」グッ、ヒョイッ


 箒「ひゃっ!?///(こ、これっ・・・///)」カァァァ


 千冬「・・・ん、どうも」ガチャンッ、キュッキュッ


 一夏「うっぐ・・・・重っも」 箒「何て!?///」ペシーンッ

 
 一夏「あてっ」
 

 セシリア「・・・」つ[◎]⊂

 
 一夏・箒「「これだけは撮らんで!/撮らんでっ!///」」


 セシリア「・・・」コクコク、クスリ


 千冬「・・・」ギッ・・・ギッ・・・


 一夏「もう立てる?」


 箒「うん。その・・・ごめん・・・」モジモジ


 一夏「何が?」


 箒「え、いや、叩いちゃって・・・」モジモジ


 一夏「あぁ、いつもの事じゃし」ケラケラ


 箒「・・・それそうじゃね」クスクス


 千冬「一夏。ちょっと、スペア持ってきて」ガチャッ


 一夏「ん」スタスタ、ゴロゴロ


 箒「はぁ・・・でも、びっくりした~」


 セシリア「どんぐり、か何かを、踏んでしまった、んでしょうか・・・」


 箒「ん~、わかんない・・・」アハハ・・・


 セシリア「です、ね・・・」ニコリ

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 千冬「はぁ~・・・高速でならんでよかった」フキフキ


 一夏「じゃな」フゥ・・・


 箒「お疲れ様~」


 セシリア「・・・」パシャッ


 千冬「セッちゃん、恥ずかしいのばあ撮らなんといて」ガックシ


 セシリア「あ、ご、めんなさい・・・」シュン


 一夏「まぁまぁ、これも日本製じゃけぇね」つ飴

 
 セシリア「・・・//」スッ


 千冬「さてと・・・もうすぐ昼じゃけんタイヤショップ行って近くでお昼食べようか」

今日はここまで。
ちなみにパンクネタは>>1の体験談。>>1の場合は高速道でなった

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 「では他のタイヤの点検もいたしましょうか?」


 千冬「あぁ・・・どれくらい掛かるでしょうか?」


 「30分、50分は掛かりますかね。これから山陽動にお乗りになられるのでしたら、空気圧の点検も行いますので」

 
 千冬「そうですか。じゃあ、お願いします」ペコリ


 「かしこまりました。近くのお店で、お昼を済ませていただいでも構いませんので」ニコリ


 千冬「あ、どうも」ペコッ




 セシリア「あ・・・」


 一夏「おっ。戻ってきた」


 箒「どれくらい掛かるって?」


 千冬「結構かかるけん、あそこでお昼済ませて来ようよ」




 一夏「あれ、今思ったんじゃけど今お昼って事は、学園着くの夜の8時になるんじゃね?」ズルルル


 千冬「それ言わんで・・・」ズーンッ


 箒「あぁぁ、まぁまぁ。まだ休み期間はあるんじゃけん!」アセアセ


 千冬「はぁ・・・」ズーン


 セシリア「♪」ズズズッ


 一夏「ギョウザ美味」パク、モグモグ


 「あ、もしかして織斑一夏君?」


 一夏「んぇ?んっぐ・・・はい、そうですけど・・・?」


 「やっぱり!これに、サインしてくれんかな?」つ色紙


 一夏「え」キョトン


 箒「サインって・・・何でイッちゃ・・・一夏君に?」


 「そりゃ広島の誇りじゃけんなぁ!アレを男が世界で初めて、動かした肩書きを持っとるんじゃけん貰っとかんと!」


 一夏「は、はぁ・・・いいですけど・・・(サインか・・・あれってただ字の線を切らずに書きゃあええんよね?)」スラスラ


 一夏「これで、いいでしょうか?」つサイン


 千冬「」ブフォッ


 一夏「」キッ

 
 
 千冬「ぐっふぐっふ、ぐっふ・・・」プルプル



 「いやぁ!ありがとありがと!これは大事にウチの家宝にせんといけんな!はっはっはっは!」


 一夏「ど、どうも・・・」タラー

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 「毎度ー!ありがとうね織斑君!」


 一夏「は、はい・・・」ペコ




 千冬「・・・」


 一夏「・・・」


 千冬「・・・ぐっ、あっはっはっはっははははは!」ゲラゲラゲラ


 一夏「」ピキピキ


 箒「まぁまぁまぁまぁ!落ち着いて二人とも!」ダラダラアセアセ


 ブオォオオオオオ・・・


 千冬「いっひっひっひ」ゲラゲラ


 一夏「笑い過ぎじゃろうが!」プンスコ

 
 千冬「ひぃ、ひぃ・・・っぁあ、お腹痛い」ズキズキ


 一夏「自業自得じゃあ、ホンマに」プンスコ


 箒「で、でもよかったね。イッちゃん、有名人になってるんじゃけん」


 一夏「有名人じゃって思ってるんはあの店主だけじゃろ?有名になっとるんじゃったら、ここに来る前に大阪と京都でサイン攻めになっとうが」


 箒「そ、そうじゃね・・・」タラー


 千冬「いやぁ、にしてもあんな・・・くふふふふふ」プルプル


 一夏「書いたことないんじゃけん、当たり前じゃろうが!」ウガーッ


 セシリア「お、落ち、着いて、ください・・・」アセアセ


 一夏「はぁ・・・」つ飴


 一夏「」パクッ


 千冬「一夏、次の入れて」


 一夏「ん・・・」つDVD


 箒「(機嫌治るん早いなぁ・・・)」クスリ


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 ≪東名高速道路≫


 一夏「・・・」スヤスヤ


 箒「すぅ・・・すぅ・・・」スヤスヤ


 セシリア「・・・」コックリコックリ


 千冬「(あと1時間で学園じゃぁ~)」フアァァ


 千冬「・・・ん?」


 Eランプ「やばいよやばいよ!」チカチカチカ


 千冬「うぉおおおおおおいいっ!??!」ドギャーンッ!

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 ≪IS学園≫


 真耶「んーっ・・・織斑先生たち遅いですねぇ・・・もう夜中の10時なのに・・・」コンコンッ


 真耶「あ、はい?」


 ヤマダセンセイ、タダイマカエリマシタ・・・


 真耶「あ、織斑先生!」スク、パタパタ、ガチャ


 真耶「おかえりなさ・・・いっ!?」


 千冬「戻りました~・・・」ゲッソリ


 真耶「ど、どどどどうしたんですか!?」アセアセ


 千冬「いやぁ・・・ホンマに、地獄見ました・・・」アハハ


 真耶「(め、目の焦点があってない・・・)」タラー


 千冬「東名の高速道走ってたんですよ・・・」


 真耶「は、はい・・・」


 千冬「あと1時間で着くって時に、給油ランプが点滅しちゃってて・・・」


 真耶「えぇええええ~~~!?こ、高速道でですか!?」


 千冬「うん」


 真耶「そ、そ、それで!?」


 千冬「ホンマに運良く出口手前で点滅しとったけん、高速道路でのガス欠は回避できました」


 真耶「よ、よかったですねぇ・・・高速道路でガス欠停車しちゃったら違反ですもんね・・・」


 ※罰則は3カ月以下の懲役もしくは5万円以下の罰金だそうです。


 千冬「高速降りてから、ガソリンスタンドを探して見つけた!と、喜んだ瞬間に・・・プシューッと・・・」


 真耶「あらら・・・そ、それで・・・?」


 千冬「・・・ここだけの話になるんじゃけど、絶対に誰にも言わんでくださいね?」ヒソヒソ


 真耶「はい?」


 千冬「・・・一夏にIS展開して車押してもらいました」


 真耶「・・・バ、バレなかったんですか?」


 千冬「店員さんには見えない角度でスタンドに入ったんで、大丈夫でした」


 真耶「そ、そうですか・・・」タラー

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 ~翌日~ 


 一夏「あ、おはよう。のほほんさん」


 布仏「あぁ~、オリム~、しののん、セッシー。おはよう~」ニコリ


 箒「おはよう、のほほんさん」ニコ


 セシリア「おはよう、ございます・・・」ニコリ


 布仏「あれ~、セッシー、前よりも大きい声で話してるね」


 セシリア「だ、いぶ、慣れてきたので・・・//」


 布仏「そっか~」


 夜竹「お帰り、4人共。結構長かったんだね」


 箒「まぁ、うん・・・」


 一夏「帰りが大変じゃったけんね」

 
 谷本「そうだったんだ」


 鷹月「どうだった?久しぶりに故郷に帰って」


 一夏「ん~・・・まぁ、ただいま~って感じじゃった。あ、これ皆にお土産」


 箒「京都と広島で買うてきたんよ」ニコッ


 夜竹「わぁ~~!ありがとう!」 鷹月「嬉しいなぁ!」


 千冬「一夏、おはよう」スタスタ


 一夏「あ、おはよう。クソババア」


 「「「「「「「「「「!!?」」」」」」」」」」ブフォォッ!!!
 

 千冬「・・・う、うん」プルプル


 箒「おはようございます、千冬さん」


 千冬「お、はよう・・・」プルプル


 ヒソヒソ ザワザワ

 「ね、ねぇ、今・・・」「いや、でもそんな・・・」「まさか、ねぇ・・・?」「いくらなんでも自分の、お姉さんに対して・・・」
 「お、織斑君も、お年頃だから・・・」「そ、そうそう!絶対にそうよね!」「思春期真っ只中だから、だよね!?」「反抗期なんだよね!?」


 ザワザワザワザワ
 

 セシリア「・・・おはようございます、オリムラ、先生・・・」


 千冬「セッちゃん~・・・」シクシク、ギュゥゥ


 セシリア「・・・//」ヨシヨシ

ここまでで、GW編は終了です。
次回で、やっと最後の一人が登場です!まず最初にネタバレですが、原形はとどめておりません!(断言)
あと「ラファール・ミューヅ・ルイルズ」の文字った人物の名前の答えは・・・

弓弦イズル先生でした!

「ミューヅ・ルイルズ」→「ユミヅ ルイズル」
ではまた!ノシ

 
 一夏「ギィ~~ンン・・・はい、チュドーン!」


 箒「もぉ~~~・・・10連敗って・・・」ガックシ


 一夏「いやぁエスコンの対戦は面白いなぁ」ケラケラ


 箒「はぁ・・・ゴールデンウィークも今日で終わりじゃねぇ~」


 一夏「そうじゃなぁ。明日から授業か・・・まぁず~っと休みなんは嫌よな」ケラケラ


 箒「そうじゃね」クス


 一夏「青春は送りたいけんな」


 箒「なぁんようるんよ」クスクス


 一夏「え?変か?」クスリ


 一夏「そう言えばボーちゃん、帰って来てるんかな?食堂で見かけんかったけど・・・」


 箒「あ、そう言えばそうだね・・・まだ帰って来てないんかな・・・?」


 一夏「見てこようか?」スクッ


 箒「うんっ」スクッ


 
 コンコンッ


 ハーイ? ガチャ


 一夏「あ、モブさん」


 「織斑君、それに篠ノ之さん。どうしたの?」


 箒「ボーちゃ・・・ラウラちゃん、帰って来てる?」


 「あぁ、それがまだなの」


 一夏「そか・・・ありがと。ごめんね?」


 「ううん、幼馴染だもんね。心配するのもわかるよ」ニコリ


 箒「ありがとう、おやすみなさい」ニコッ

   
 一夏「おやすみ」


 「おやすみなさい」パタン


 一夏「帰ってないんか・・・」
 

 箒「ようよう考えてみたら、私らって幼馴染なのに携帯の番号再開した時から聞いてないよね」クスリ


 一夏「あぁ、何でなんじゃろうな」クス


 箒「わからん」クスクス


 一夏「さて・・・もう寝ようか。明日から授業なんじゃし」


 箒「そうじゃね。明日帰って来るかもしれんしね」スタスタ


 一夏「うん」スタスタ

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 セシリア「・・・」カタカタカタカタ
 

 四十院「ん~・・・あ、セシリアさん。まだやっていたんですか?」ムクリ
 

 セシリア「ぁ・・・すみま、せん、起こしてしまい、ましたか・・・?」カチッ


 四十院「いえ、ちょっとお手洗いに・・・」


 セシリア「そう、ですか・・・」ホッ


 四十院「はい。でも制服が破れてるなんてお気の毒ですね・・・」


 セシリア「何か、に引掛けて、しまった、のかも、しれません、ね・・・」カタカタ


 四十院「そうですか・・・セシリアさんはミシンとかよくお使いになられるんですか?」


 セシリア「はぃ・・・おかあさんと、よく裁縫を、していました、ので・・・」ニコリ


 四十院「そうなんですか。とてもお上手ですね」ニコリ


 セシリア「・・・//」ペコリ

 
 
 
 セシリア「・・・できた・・・」フゥ



 セシリア「・・・ふふ//」ニコリ


 四十院「すぅ・・・すぅ・・・」


 セシリア「・・・もうこんな時間・・・寝ないと・・・」コロン、バサ


 セシリア「・・・おやすみ、なさい・・・」

 
 セシリア「・・・」スヤスヤ

 

 
 あ!あこいとがやないが!?


 !!. Mom! Dad!

 Cecilia! Oh, it was good!

 Gonna I was worried, I was where to go?

 I'm sorry ... ... to that child...that?Stay not ...?

 I'm sure, it'll may have been zashiki-warashi
 
 zashiki-warashi...


 セシリア「・・・はっ・・・」パチッ


 四十院「あ、おはようございます。セシリアさん」ニコリ


 セシリア「・・・おはよう、ござい、ます・・・」ムクリ


 四十院「眠くありませんか?昨晩は遅くまで作業をしていた様ですけど・・・」


 セシリア「・・・はい、大丈夫、です」ニコッ


 四十院「そうですか・・・それならよかったです」ニコリ


 
 
 布仏「おはよ~。オリムー、しののん」パタパタ



 セシリア「おは、ようござい、ます・・・」ニコリ

 
 一夏「おはよー。のほほんさん、セッちゃ・・・・ん?」


 箒「おはよう・・・セッちゃん、その制服・・・?」パチクリ


 セシリア「・・・//」テレ


 一夏「あのほわってしてたスカート、どうしたん?」


 布仏「そのスカートを改造したんだって~」


 セシリア「・・・はぃ//」テレテレ


 箒「わぁ~~!それってもしかしてお着物みたいにしたの?」


 セシリア「はぃ・・・//」


 一夏「いつ改造したん?」


 セシリア「先日の、晩に・・・//」


 一夏「へぇ~、器用なんじゃね」マジマジ


 セシリア「・・・そ、そんなに、見られると・・・恥ずかし、いです・・・//」


 一夏「あ、ごめん」


 箒「デリカシーないんじゃけん」


 一夏「え!?見過ぎただけなのに!?」


 鷹月「おはよう・・・あれ、セシリアさん。そのスカート、どうしたの?」


 夜竹「あ、ホントだ。何か可愛いね!」 谷本「どこかで買ったの?」


 セシリア「自分で、変えてみました・・・//」ニコリ


 鷹月・夜竹・谷本「「「えぇ~~!?すごーい!」」」


 「久しぶり~!元気だったー?」「うん!すっごく楽しかったよ!」「」
 

 一夏「このクラスの面子見るの久しぶりじゃね」

 
 箒「そうじゃね」

 
 ラウラ「ただいま~。6日ぶりじゃのぉ」


 一夏・箒「「ボーちゃん!」」


 ラウラ「いやぁ、キツかったわぁ」


 一夏「そんなに疲れる用事じゃったん?」

 
 ラウラ「うん。だって、朝っぱらから準備して午後までドデカイチューバ担いでず~~っと歩いとったんじゃけんなぁ」フゥ


 一夏「チューバ?」


 ラウラ「あの、あれよ。トランペットの親戚」


 一夏・箒「「あぁ~」」コクコク


 千冬「おはよう、諸君」ガラガラ


 真耶「先生、それ自動ドアなので手で開けなくても・・・」アハハ・・・


 千冬「あ・・・そうじゃったな」ガックシ


 真耶「では皆さん、お席に着いてくだね~」


 ガヤガヤ ザワザワ

 
 ラウラ「じゃあ後で」


 一夏「おん」ヒラヒラ


 千冬「改めて。おはよう、諸君」

 
 「「「「「「おはようございます!」」」」」」


 千冬「今日から再び学校生活の開始じゃけん、気を引き締めてな・・・と、堅苦しい事は終わりにして」チラ


 真耶「ここで皆さんに嬉しいお知らせでーす!」


 ザワザワザワザワザワ ガヤガヤガヤ


 千冬「はいはい、静かにな~」パンパンッ


 真耶「特に、織斑君にとっては嬉しいお知らせですよ!」


 一夏「え?俺ですか?」キョトン


 千冬「ああ・・・入って来い」


 ・・・コロ、カラ、コロ、カラ、コロ、カラ、コロ


 一夏「(何の音じゃ?)」


 ウィーン


 「わぁ~、可愛くて美人!」「で、でも・・・足に履いてるのって・・・」「下駄・・・?」「しかも何か鼻に絆創膏が貼ってあったり・・・ワイルド、だね・・・?」


 真耶「それでは自己紹介を・・・」

 
 「・・・」ジー、ムスッ


 真耶「え・・・?え、えっと、どうかしたんですか・・・?」アセアセ

 
 「・・・」クルッ、パシッ


 箒「(チョークを持って・・・?)」


 カッカッカカッ!カッカッカッカカッ!カッカカ!


 「フフン♪」


 『沙流陸人弟癒乃愛』


 「「「「「(な、何て読むの!?)」」」」」


 一夏「(セ、セッチャンと同じ匂いが・・・)」タラー


 箒「(もしかして日本大好きな子・・・?)」


 真耶「え、えっと、で、では、自己紹介の、方を・・・」タラー


 「・・・・すぅ~~~~~・・・っ!・・・ぷは~~~っ!」

 
 
 一夏「(吐くんかい!)」ズコッ





 シャル「高知県の土佐から来た、シャルロット・デュノアやか!!!まだ標準語が上手く話せないけぇ、こがな喋り方やかけど、どうかよろしゅうお願いするがで!!」


 ドドーンッ!



 真耶「」


 千冬「はぁ・・・」キリキリ


 「「「「「「「」」」」」」」


 一夏「」


 箒「」


 セシリア「・・・」キラキラ


 ラウラ「またぶち濃いい人が来たもんじゃなぁ・・・」


 真耶「あ・・・あの・・・」


 シャル「ん?どうかしたがなが?先生」


 真耶「あ、いや、あの・・・」


 千冬「山田先生、私が説明しますけん・・・」ボソボソ


 真耶「あ、は、はい・・・お願いします・・・」


 千冬「今日から新しくデノ・・・デュ、デュ・・・シャルロットは・・・正真正銘の男だ」


 「「「「「「「・・・・えぇえぇえええ~~~~~!?!?!?」」」」」」

 
 ザワザワザワザワザワザワ!


 「お、男の子だったの!?」「美形男子だったんだ・・・」「あ、よ、よく見たら喉仏が・・・」「そう言えば女性のシンボルである膨らみも・・・ない」 「お髭とかは生えてないみたいだけど・・・」「声も高いよね・・・?」


 鷹月「し、質問いいかな!?」


 シャル「ん?どうしたが?」


 鷹月「し、知ってると思うけど・・・ISは一夏君を除いて女性だけしか使えないはず、だけど・・・使えるの?」


 シャル「もちろん!乗って動かしたぜよ」ニカッ


 セシリア「!(ぜよ・・・!//)」キラキラ


 「え、えっとあの、ニュースとかにならなかったのはどうして?」

 
 シャル「ん~~、それぁ話せばしょう長くなるし難しいから言えないきになぁ。まぁ、ISの適性があったからこん学園に入ったってゆう事でわかってくれると嬉しいぜよ!」


 「「「「「「「(気になり過ぎてわからない・・・)」」」」」」」タラー


 キーンコーンカーンコーン 


 千冬「丁度ホームルームも終わりじゃな。今日はちょっと野暮用が出来たけん、実習授業は無しじゃけんね」


 真耶「え?野暮用って?」


 千冬「・・・シャルロットくんに関しての・・・ですけん」ハァ、トボトボ、ガラガラ


 真耶「あ、お、織斑先生!?あ、え、えっと、皆さんシャルロット君と仲良くしましょうね!そ、それでは!」ピューッ!

 
 シャル「慌しい先生たちやにゃあ・・・まぁええか。改めて、よろしくお願いするがで!」


 「「「「「「「・・・」」」」」」」シーン
 

 シャル「・・・ん?あれ?どうしたが?」キョロキョロ 


 一夏「(色んな意味で・・・)」タラー


 箒「(話し掛け辛い・・・)」タラー


 シャル「おろろ?」

今日はここまで。ね?原型とどめてないでしょ?
ちなみに、女装ではなくマジの男です(断言)。でも声ははーちゃん(cv:花澤香菜)です。

本当は兄妹設定で行こうと思いましたがこんがらがるのでやめました
ちなみに、全員の初期設定はこんな感じ

一夏=常時黄昏(>>1,>>4ではそうだったけど止めた)

例文:一夏「(蚊に刺されて痒くなったとこを爪で十字にするのは何でなんだろうなぁ)」


箒=コミュ障(セシリアに受け継がれた)

例文:箒「・・・ひ、久しぶり・・・一夏・・・」ボソボソ


セシリア=高飛車ではないが廓語(ありすんす)

例文:セシリア「さぁ、あちきとブルー・ティアーズの奏でるワルツで踊りなんし」


鈴=そのまま


ラウラ=原作アニメのままツンデレ

例:ラウラ「わ、わたしは認めないんだからね!///貴様が、あの人の弟なんて、み、認めないもん!///」


シャル=スケベ

例文:シャル「えへへへ~~~、一夏~?ウサギってずーっと発情期なんだって~❤」


 キーンコーンカーンコーン


 真耶「午前の授業はここまでですね。お昼ご飯の時間でーす」

 
 ガヤガヤ ザワザワ


 一夏「おーし。食堂行こうか」


 箒「うん」


 セシリア「・・・」コクリ


 ラウラ「おん、そうじゃな」


 シャル「腹減ったぜよぉ~」フラフラ


 一夏「あ・・・デュ、デュノア、君?」


 シャル「ん?おおっ、おんしが織斑一夏君かや!お初に掛かるがで!」


 一夏「う、うん・・・?(初めましてって意味、だよね?)」

 
 シャル「ワシァ事はシャルでいいきに。ほき、何か用が?」


 一夏「食堂はどこにあるかは、知ってるの?」


 シャル「知らんよ。この学園の敷地がどうなっちゅうのか、見てもないし調べても無いきに」


 一夏「そ、そっか。一緒に行かない?教えてあげるから」


 シャル「おぉ、ほりゃあありがたいぜよ!」




 シャル「食堂には軍鶏鍋はあるがかぇ?」
 

 一夏「しゃ、軍鶏鍋は・・・無い、ね」アハハ・・・


 シャル「まぁ、ほりゃあそうか・・・あるわけないのう」ハァ、カリカリ


 箒「え、えっと・・・シャル君?」


 シャル「ん?」


 箒「本当に・・・ISを動かせるの?」


 シャル「おうっ、こん手でしっかと動かしたぜよ!」ニカッ


 箒「へ、へぇ・・・」

たったいま電王のSSみたあとだからシャルがキンタロスにしかみえねぇ……


 ラウラ「シャル君。一つ、ええかな?」


 シャル「ん?」


 ラウラ「日本での生活は、結構長いん?」


 シャル「まぁ・・・そうやにゃあ・・・9年ばあ高知県に住きたきに」


 ラウラ「と言う事は・・・6歳から住んでるんか」


 シャル「そうゆう事になるかぇ」ニカッ


 一夏「へぇ~、日本に引っ越してきてたの?」


 シャル「ん~・・・話せば長ごうなるきに、食堂で話すぜよ」


 一夏「そっか・・・」


 シャル「あと、一夏君。と・・・篠ノ之さん?でええかぇ?」


 箒「あ、うんっ」


 シャル「無理に標準語じゃのうてええよ」クスリ


 一夏・箒「「え?」」ドキッ


 シャル「普段は方言で話しとるんろう?癖があるき、わかるぜよ」


 一夏「ほ、ほうかな?そがぁに、癖ある?」


 シャル「慣れちゅうんは自然と出て来るもんじゃきにな」クスクス


 箒「気づかんかったわ・・・」


 シャル「でも、故郷の言葉で話す方がええがよ。別に恥ずかしがることはないんやき。自分の生まれ育って受け継いだものなんやきの」ニコリ


 一夏「・・・そうじゃな。ありがと、シャル君」


 箒「何か、感動したわ」ウル


 シャル「ははははは!そうかぇそうかぇ」ケラケラ


 セシリア「・・・」ジーッ


 ラウラ「・・・セッちゃん、シャル君の顔に何か付いとるん?」ヒソヒソ

  
 セシリア「!。ぃ、ぃぇ・・・」ボソボソ


 ラウラ「?、ほうか・・・」


 一夏「おばちゃん、うどんを3つ。あと、和風定食を一つ」


 おばちゃん「あいよ、いつものね。好きだねぇ、うどんと和食定食が」ケラケラ


 一夏「あはは・・・」ポリポリ 箒「えへへ//」 ラウラ「ふふっ」クス セシリア「・・・//」ペコリ


 おばちゃん「ん?お隣さんは見ない顔だね?」


 シャル「こん度IS学園の1年1組に転入してきた、シャルロットやか。よろしくお願いするがで!」ペコリ


 おばちゃん「あぁ、転入生かい。こっちこそよろしくね」ニコニコ


 シャル「はいっ。えっと、注文はうどき」


 おばちゃん「ん?」


 一夏・箒・ラウラ「「「うどき?」」」


 セシリア「?」


 シャル「ん?・・・あ、一夏君らが3つ頼んどった、奴やか」


 おばちゃん「あぁ、うどんね。あいよ」


 

 シャル「さっき感動してくれとったけんど、恥ずかしいことは一つや二つあるもんぜよ!」アッハッハ


 一夏「あはは・・・」タラー、ズゾゾゾゾ


 箒「あ、そう言えばシャル君はいろりやのおうどん食べた事ある?」ズゾゾゾ


 シャル「もちろんぜよ!」ズルルッ
 

 箒「ほうなんじゃぁ。美味しいよね、あっこのおうどん」モグモグ


 シャル「篠ノ之さんも食べたことあるがか?」ズゾゾゾ


 箒「うん。イッちゃんとボーちゃんと一緒に・・・あ、一夏君とラウラちゃんの事ね?」


 シャル「ああ、あだ名かぇ。篠ノ之さんらは、昔馴染みなが?」モグモグ


 箒「うん。イッちゃんとはお隣同士で、ボーちゃんとは小学1年生の時からなの」


 シャル「そうなんかぇ。どうりで仲がええはずぜよ」ニコリ


 箒「ほ、ほうかな・・・?//」テレ


 一夏「・・・」ジーッ


 ラウラ「・・・はは~~~ん」ニヤニヤ


 一夏「え、ど、どしたん?ボーちゃん」


 ラウラ「いやいやいや、へぇへぇへぇ」ニヤニヤ、クスクス


 一夏「何なんよ、ニヤついて笑ろうて・・・」ジトッ


 ラウラ「なーんも」クスクス


 一夏「むぅ・・・」


 ラウラ「(可愛いとこあるんじゃけぇ、イッちゃんったらぁ)」ニヤニヤ


 シャル「あ、そういやあワシの経緯知りたいようたがか?」

 
 一夏「え、あ、そ、そう言えば聞こうと思ってたね・・・」


 シャル「ん~、まぁまず話すんはワシァ仏国に生まれぜよ」


 ラウラ「フランスなんか」


 シャル「そうじゃ。んでぇ6歳まで育って、ととに反抗したちや」


 一夏「とと・・・あぁ、お父さんの事か・・・って6歳で反抗期になったん!?」


 シャル「んやぁ、反抗期じゃのうてただ単にととの考えが気に入らんかったきにカッとなってのう」ケラケラ


 箒「へ、へぇ・・・逞しい、ってゆうんかな・・・?」タラー


 シャル「ととが「おんしなど息子じゃーないが!」とゆうて、ワシを高知の土佐に放り込んだんぜよ」


 一夏「ひ、ひどいと言うか・・・何て言ったいいのか・・・」


 箒「そ、壮大じゃね・・・」アハハ・・・


 ラウラ「6歳で親父に反抗したんは、結構度胸あるなぁ」ケラケラ


 セシリア「・・・お父様も、土佐弁で・・・?」


 シャル「ちゃっちゃっ、そげなわけなかろう」クスリ


 一夏「でも、6歳で怒るような事って何だったん?」


 シャル「覚えとらんぜよ」ハッハッハ


 一夏「ほ、ほうか・・・」ガクッ


 シャル「けんど、まっこと腹立だしい事をゆうてたんはわかっとるぜよ」


 箒「シャル君、結構怒りっぽいん?」


 シャル「そ、そげなこたぁ無いきに!ととに対してちゃ、そうかもしれんけんども」アセアセ


 箒「冗談じゃって、冗談」クスクス


 シャル「な、なんがぇ、ホーちゃんも言う事キツイのう」クスリ


 箒「ごめんごめん」クスクス


 一夏「・・・」ムスッ


 ラウラ「イッちゃん、どうしたん~?」ニヤニヤ


 一夏「え?い、いや・・・お、お皿持って行くけん」スタスタ
 

 箒「あ、私も。ごめんね、シャル君」カチャ、トタトタ


 シャル「いんや、気にせんでええぜよ」ニカッ



 箒「イッちゃん」トタトタ 
 

 一夏「・・・」スタスタ


 箒「・・・?。イッちゃん!」


 一夏「んぉ、な、なん?」


 箒「どうしたん?何か怒っとったみたいじゃけど・・・」


 一夏「い、いや、怒ってなんかないよ?」アセアセ


 箒「ホンマに~?」


 一夏「ホンマじゃって」




 シャル「・・・さっきからず~~っとと篠ノ之さんとワシの事見ちょったけんど、そうゆう事がかぇ」ニヤニヤ


 ラウラ「お、わかっとったん?」


 シャル「そりゃああれだけ見られちょったら、いやっちゅうほどわかるぜよ」ケラケラ


 セシリア「何が、ですか・・・?」


 ラウラ「え?セッちゃんわからんかったん?」


 シャル「嫉妬ぜよ。嫉妬」クスクス


 セシリア「え・・・?一夏、さんが・・・?」


 ラウラ・シャル「「うん/そうぜよ」」

 
 セシリア「気づ、きませ、んでした・・・」


 シャル「こりゃあこの分だと、めっそう篠ノ之さんとねきになるがはやめとこうかぇ」クスクス


 ラウラ「ほいじゃあ、セッちゃんが隣に行けばいいな。ええかな?セッちゃん」


 セシリア「は、はぃ・・・」コクリ


 シャル「すまんのう。オルコットさん」ペコペコ


 セシリア「い、ぃえ・・・あの、シャルさん」


 シャル「ん?」


 セシリア「・・・どこか、で、お会いしたこと、ありませんか・・・?」


 シャル「ん~?・・・」ジーッ


 セシリア「・・・」ジー、ドキドキ


 ラウラ「(I NEED YOU I NEED YOU~見ぃつめ合うだけで 心が伝わる~♪)」クスリ


 シャル「・・・いや、いんやぁオルコットさんみたいな美人さんにゃ初めて会うたぜよ」ニカッ


 セシリア「え、あ・・・///」カァァァァ


 シャル「どがいしたがか?顔が、真っ赤っかぜよ」


 セシリア「ぃ、ぃぇ・・・///」フルフル


 ラウラ「(え、まさかシャルくん・・・)」タラー


 一夏「おーい、3人共まだ食ようるんか?・・・ってどうしたん?」


 箒「セッちゃん、顔赤いけど・・・大丈夫?」


 セシリア「・・・///」コクコク


 ラウラ「大丈夫大丈夫。ね?」ナデナデ


 セシリア「はぃ・・・//」コクコク


 一夏「ほか。ならええけど・・・」


 シャル「(ん~、今後の展開が楽しみぜよ)」ニヤニヤ


 ラウラ「(うん・・・そうじゃね)」ニコリ

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 千冬「今日の授業はここまでじゃな。おつかれさん」


 一夏「はぁ~~っ、終わったぁ」ノビーッ


 シャル「難しいのう・・・」クラクラ


 真耶「あ、篠ノ之さん。少しお話があるんですが、いいですか?」


 箒「はい?どうしたんですか、山田先生」


 真耶「実はですね、お引越しの準備を伝えようと思ってたんです」


 箒「へ・・・?」


 ラウラ・セシリア・シャル「(えっ)」ピクッ


 一夏「引っ越しって・・・?」


 千冬「決まっとるじゃろ。ホーちゃんはシャルロットとチェンジするんよ」


 一夏「あ・・・そ、そうなんよな。普通に考えれば」


 千冬「なんじゃ?ホーちゃんと一緒がええんか?」ニヤニヤ


 一夏「い、いや俺は兎も角としてホーちゃんが・・・」チラ


 箒「・・・だ、大丈夫だよ?イッちゃん。私なら・・・」


 一夏「・・・ホンマか?」


 箒「うん。だって、後2か月で私の方がイッちゃんより一つ年上になるんじゃもん」ニシシッ


 一夏「あ、てめぇ・・・心配して損した」クス


 シャル「(あいやぁ・・・こりゃあーえずい)」
 

 真耶「えっと、大丈夫ですか?」


 箒「はい。じゃあ準備ができたら職員室へ伺います」ニコリ

 
 真耶「はい。お願いします」ペコリ


 千冬「・・・すまんな」


 箒「・・・」


 一夏「・・・」


 ラウラ「(気まじぃ・・・)」タラー


 セシリア「・・・」アセアセ


 シャル「(どうしよう・・・)」タラー

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 箒「よいしょ・・・これで全部じゃね」フゥ


 一夏「ほうか・・・」


 箒「・・・やっぱり、寂しくなるね」


 一夏「まぁ、ゆうても授業と飯の時間に会えるじゃんか」


 箒「そうじゃけど・・・もっといっぱい話す時間がある方がええじゃろ?」


 一夏「・・・そうじゃけどな」


 箒「・・・さて、じゃあこのまま荷物持って先生のところに行ってくるね?」


 一夏「・・・おん。一人で大丈夫なんか?」


 箒「うん。大丈夫」ニコリ


 一夏「ほうか・・・じゃあ、また明日授業で・・・」


 箒「うん・・・それじゃ」ガチャ


 箒「・・・イッちゃん」


 一夏「うん?」


 箒「・・・お、おやすみなさい・・・」パタン


 一夏「・・・おやすみ・・・」

  
 


 箒「・・・」トコトコ


 シャル「あ、ホーちゃん」


 箒「シャル君・・・」


 シャル「さっきぃ山田先生から荷物を持って、移動してくれゆわれたぜよ・・・」


 箒「ほうなんじゃ・・・」


 シャル「・・・しょうまっことよかったが?」


 箒「うん・・・シャル君。イッちゃんと楽しくしてね」ニコリ


 シャル「あ・・・お、おうっ」ニカッ


 箒「・・・お願いね・・・」トコトコ


 シャル「・・・まっこと、健気ぜよ」グスッ、ズビーッ


 シャル「と言う、わけで・・・よろしゅう頼うせぇ」ペコリ


 一夏「うん・・・こっちこそ」


 シャル「いやぁにしても・・・広い間取りぜよなぁ」キョロキョロ


 一夏「あ、やっぱりそう思う?」クスクス


 シャル「おう。こん部屋で二人は住んどったがかぇ」


 一夏「ま、まぁ、す、住んでたってことにゃあなるけど・・・」タラー


 シャル「まっことちょっらぁわいそうな事したぜよ・・・」

 
 一夏「まぁ、あいつのことだし大丈夫だって。3年間我慢できるんじゃけん」


 シャル「そうがかぇ・・・」


 シャル「・・・づつのうてたんやけど、一夏君」


 一夏「何?」


 シャル「おんし・・・普段は、処理はどうしりょるがかぇ?」


 一夏「・・・処理・・・。・・・あぁ・・・」




 一夏「・・・入学以来、地獄を見てるよ」




 シャル「まっこと・・・!?そら、どうしてぜよ?」


 一夏「当たり前じゃろうが!出来るわけないって」


 シャル「トイレやシャワーではこたわんがか?」

 
 一夏「俺、寝ながらじゃないと・・・てか、密室じゃあ臭いでやばそうだし・・・」


 シャル「マジぜよか・・・」


 一夏「しかもさ、先週のゴールデンウィーク中に予定はしっとったんじゃけど・・・ホーちゃんと一緒に寝ることになってパァになった・・・」シクシク


 シャル「そ、そりゃあ・・・お気の毒に・・・まぁ、でもえがったね。俺になって」


 一夏「何言ってんの!余計にできるわけないじゃろう!」ウガーッ!


 シャル「そ、そりゃそうちやね」


 一夏「はぁ・・・ホンマに、覚悟決めときいよ?特に、実習授業ではガチでやばいけん」


 シャル「何で?」


 一夏「決まっとるじゃろ・・・エロすぎるんよ!」


 一夏「なんあのISスーツって!?何で絶対領域プラスにあんな体にみっちりしてるんよ!」


 シャル「絶対領域って?」


 一夏「あれよ、あのぉ膝小僧より上まであって太腿まである長い靴下があるじゃろ?」


 シャル「うん」


 一夏「あれを履いた時に、スカートと靴下の間から見える太腿のことを言うんよ」


 シャル「へぇ・・・それで興奮するがかぇ?」


 一夏「俺はする。ただ、ぶち興奮するわけじゃあないんよ。スーツ自体が問題なんよ!」


 シャル「何?」


 一夏「・・・けしからん男の夢いっぱい詰まったのが際立つのがいけんのんよ」


 シャル「・・・あぁ、乳房のこと」


 一夏「ちょ、そんなドストレートに言わんでも・・・まぁええか」


 一夏「で、でじゃっ!一番やばいんが・・・服の裾が長い子居るじゃろ?」


 シャル「えぇっと確か、布仏さん?」


 一夏「そう!のほほんさんって呼ばれてるんじゃけど、そののほほんさんがぶちくそやばいんよ!」


 シャル「おうおう、しょう興奮してきてるな。そこまでしょうなんか」


 一夏「普段は結構ぶかぶかな服着てるから、スタイルとか見えんのんじゃけど実習の時、ISスーツでわかったんじゃけど、のほほんさん、隠れ巨乳だったんよ!」バンッ


 シャル「へぇ・・・あぁ、ほりゃあちっくと興奮しな」


 一夏「だから、俺実習の授業、皆と受けたの一回も無いんよ!一応見学扱いで出て夜になって実習してるんじゃけど」


 シャル「はぁ・・・一夏君、相当鬱憤が溜まっとったんじゃのう」


 一夏「はぁ~~~~・・・・何か、すっきりしたわ。ありがとう」


 シャル「いや、気にせんでええぜよ」クス


 一夏「さて・・・俺は風呂入ったから先に寝るね?」ゴロン


 シャル「おうっ、ゆっくり休むとええぜよ。ワシァ風呂入るきに」


 一夏「ん・・・じゃあ、おやすみ~・・・」


 一夏「・・・ぐぅ・・・ぐぅ・・・」スヤスヤ


 シャル「はぁ・・・ある意味しょう精神を持っとるんじゃのう、一夏君・・・大した漢ぜよ」クスリ

今日はここまで。

一夏が実習に出ない理由が明らかになりましたね(他人事)

>>250 
それ見た事あります!あれはシャルにはリュウタが憑依して、キンタロスは鈴でしたねw

後、もしも高知県から見ている方にお聞きしたいのですが・・・土佐弁これであってますか?
一応漫画の仁で出てきた坂本龍馬を見ながら書いたのですが・・・変でしょうか?


 一夏「んん・・・」パチッ


 シャル「おっ、起きたかえ?」


 一夏「あぁ・・・おはよう、シャル君」ムクリ


 シャル「おはようさん!今日も良い天気ぜよ!」ノビーッ


 一夏「ほうか・・・顔洗って、歯磨いて来るけん・・・」グシグシ、トタトタ


 シャル「わかったが」ニカッ


 
 シャル「にしたち、昨晩は一夏君まことにしょう演説じゃったがよ」カラコロ


 一夏「え?・・・あ、あれ絶対に誰にも言わんでね!?」アセアセ


 シャル「言わん言わん。男と男の誓いぜよ!」スッ


 一夏「ありがとう」ガシッ


 シャル「ほりゃあそうと、一夏君、おんしゃー何処出身なが?」カラコロ


 一夏「広島だよ。ホーちゃんも出身で、ボーちゃんは俺らと同じ転入して来てから広島弁になったんよ」クスリ


 シャル「そうながか。ボーちゃんは、外人さちやね?どこ生まれなが?」カラコロ


 一夏「国籍はドイツなんじゃけど、ボーちゃんがゆうには日本こそが故郷なんじゃって」


 シャル「はぇ~、そうぜよかぁ」カラコロ


 箒「あ、イッちゃん!」タッタッタ


 一夏「おう、ホーちゃん。おはよう」


 箒「おはよう!寂しくなかった?」


 一夏「それは俺の台詞じゃろうが」ケラケラ


 箒「ふふっ」ニコニコ

 
 シャル「(う~~~ん、青春真っ只中の香りぜよぉ)」ウンウン


 一夏「どうしたん?シャル君」


 箒「食堂行こ?」


 シャル「おぉ~、今行くぜよ!」カラコロカラコロ


 一夏「おはよう、ボーちゃん。セッちゃん、のほほんさん」


 ラウラ「おはよ」

 
 セシリア「お、はよぅ、ございます・・・」ニコリ


 布仏「おはよ~。オリム~、しののん、デュッチ~」


 シャル「でゅ、でゅっちぃ~~?ワシの、事がかえ?」クスリ


 布仏「うん~。そうだよ~」


 シャル「デュッチーかぁ・・・何かしょうえい難くないがか?」


 布仏「ん~・・・?」コテン


 シャル「・・・あ、い、い、難くないがかえ?」


 布仏「う~ん・・・そうかなぁ?もしかして、いやだった?」シュン


 シャル「あ、い、いや。何てゆったらええか・・・あだ名らぁて付けられたこと無いき他の皆はえいがかぇと思うての」

 
 布仏「そっか~」


 シャル「(えかったぁ通じとったぜよ・・・)けんど、嬉しいぜよ。これからはデュッチーでええきにな!」ニカッ


 布仏「ありがと~、デュッチー」ニコリ



 
 ラウラ「シャル君てその金髪は地毛なん?」モグモグ


 シャル「そうちや。かかぁがそうじゃったきに、遺伝ながかもしれん」パク


 一夏「お父さんは?」モグモグ


 シャル「はげちゃびんぜよ」ゲラゲラ


 一夏・箒・ラウラ「あははは!」ケラケラ


 布仏「はげちゃびんってどういうこと~?」モグモグ


 セシリア「おじいさん、のように、髪の毛が薄い、人、のことです」クスリ


 布仏「あはは、じゃあデュッチーも禿げちゃうかもね~」ゴクン


 シャル「はっ!?そ、そればあは考えたくないぜよ!!」


 一夏「俺は大丈夫じゃな、父さんも禿げてなかったしおじいもまだ生えてるけんな」パク、モグモグ


 箒「でもイッちゃんのおばあちゃんのおじいちゃんは、禿げてたよね?」モグモグ


 一夏「あ、そうじゃった・・・」サァー

 
 シャル「仲間入りぜよ!一夏君!」ポンッ


 一夏「やじゃあ~~!」

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 フランシィ「では、ここの問題を・・・織斑君、解いてもらえる?」


 一夏「はい・・・。・・・で・・・-x=-800で、-は消えて答えはx=800です」カッカッカッ


 フランシィ「素晴らしいです!」パチパチ


 一夏「はい」ペコ、スタスタ


 オォ~~! ザワザワザワザワ パチパチパチ!

 
 箒「イッちゃん、すごいね・・・」


 一夏「いや、連立方程式だけは、大丈夫なんよ。あとは全部ダメじゃけん」クスクス


 箒「えぇ・・・」クスクス


 シャル「」ホーホケキョッ


 セシリア「・・・シャ、シャルロット、君?」チョンチョン


 シャル「はぇっ・・・?あ、いかんいかん、じんばの田んぼに立っちゅう走馬灯が見えたぜよ」パンパンッ


 セシリア「・・・」クスリ

 
 キーンコーンカーンコーン


 フランシィ「はい、今日の数学の授業は終了です。ホームルームが始まるまで待機しててくださいね」


 シャル「あ、終わったかよ・・・」ガクッ


 フランシィ「あ、えっと・・・シャルロット君、職員室へ来てくださいね。織斑先生がお呼びしていましたので」


 シャル「お、ほうなが?わかったぜよ!」ガタ


 一夏「一人で行ける?一緒に行こうか?」


 シャル「いや、ええぜよ。一度行ったじゃき」


 一夏「ほうか。行ってらっしゃい」


 シャル「おうっ」ニカ、ウィーン、カラコロ


 セシリア「・・・」


 シャル「はっはっはっは!こりゃあー見事に迷ったぜよ!」ドドーン!


 シャル「めったなぁ、ここはどこなんやお?」カラコロ


 チョンチョン


 シャル「んぉ?あ、オルコットさん?」キョトン


 セシリア「・・・セシ、リアで、いいですよ」ニコリ


 シャル「え?あぁ、ほうかえ・・・えっとどがいしてここに?」


 セシリア「シャルロット君が・・・迷ってると、思って・・・その・・・心配で・・・//」


 シャル「あぁ~ほうかえ。すまんのう」


 セシリア「いえ・・・案内、しますよ//」

 
 シャル「まっことかえ!ほりゃあ助かるぜよ!」ニカッ


 セシリア「ぃえ・・・///」ポッ


 
 シャル「いやぁ、それにしたち、しょうまっことふとい学校ちやなぁ」カラコロ


 セシリア「・・・あの、シャルロットくん」


 シャル「ん?どうしたかえ?」カラコロ


 セシリア「普段から・・・下駄を、履いて生活、してるんです、か?」


 シャル「そうぜよ。土佐に住み始めてから、じんばにもろーてずっと履いて生きてるちや」カラコロ


 セシリア「痛くない、んですか・・・?」トコトコ


 シャル「はっはっは~、こん下駄は特殊でのう。よっと」シュッ、スポッ、パシッ


 シャル「ここの鼻緒にゴムのカバーをしてるき、痛とうないぜよ」


 セシリア「へぇ・・・」キラキラ


 シャル「やき、走っても痛くないちや」ポイ、コロン、スポッ


 セシリア「万能、ですね・・・」キラキラ


 シャル「そうぜよ」ケラケラ

 
 セシリア「・・・あ、ここが、職員室です」ピタ


 シャル「おぉ、ここがかえ。ありがと、セシリアさん」


 セシリア「はい・・・では・・・//」ペコリ、トタトタ


 シャル「・・・どがいして、顔が赤いんやおなぁ?」

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 千冬「と言うわけで、何か問題はないか?」


 シャル「はいっ、問題ないきね」
 

 千冬「そうか。なら、教室に向かおうか」スクッ


 シャル「合点承知ぜよ!」


 
 シャル「せんせ、づつのうてたきすけど、先生も方言で話して構いやーせんよ?」カラコロ


 千冬「・・・よう、わかったな。方言で喋ってるのが」


 シャル「癖が出とりますきに」クス、カラコロ


 千冬「ほうか・・・」クス


 シャル「・・・あ、えぇっとせんせ。さっき問題ないって言おったけど・・・一つへちゅう」ピタッ


 千冬「なん?」ピタッ


 シャル「実は・・・」


 
 
 
 一夏「シャル君、遅いなぁ・・・」



 ラウラ「ホームルームは山田先生がしとったっけぇ終わったけど・・・まだ話しょーるんかな?」


 箒「それか・・・また迷ったとか?」


 一夏・ラウラ「あぁ・・・」コクコク


 セシリア「私、行ってみ、ましょうか・・・」


 一夏「あぁ、そうする?」


 セシリア「はぃ・・・」スク、トコトコ


 シャル「おぉっと!」ドン! セシリア「きゃっ・・・!」ドン!


 シャル「危な!」ガシッ


 セシリア「あ・・・//」カァァァ


 シャル「ほぉ~~間一髪じゃった。なんちゃーがやない?」パッ

 
 セシリア「あ、は、はぃ・・・//」


 シャル「そりゃえかった」ニコリ


 セシリア「・・・//」
 


 一夏「大丈夫じゃったん?セッちゃん」


 ラウラ「さっき悲鳴聞こえたけど・・・」


 セシリア「あ、は、はい・・・//シャルロット君、が、助けてくれま、したので・・・//」


 シャル「いんやぁ、上の空じゃったきについぶつかったちや。すまんのう?」ポリポリ


 セシリア「い、ぃぇ・・・//」


 シャル「顔は赤いけんど・・・?」


 セシリア「だ、大丈夫、ですから・・・//」フイッ


 シャル「ほ、ほうかぇ?」
 

 ラウラ「(・・・ははぁ~~~~~ん)」ニヤニヤ


 一夏「またニヤニヤしとるぞ、ボーちゃん」
 

 ラウラ「ほうか?」ニヤニヤ

 
 箒「何か悪巧みしてるん?」クスクス


 ラウラ「いや、何も考えとらんよ」クスクス


 一夏「ホンマかなぁ・・・あ、そういえば、シャル君。馬鹿ね・・・織斑先生と何話してたん?」


 シャル「ん?いんや、別に大した話がやないよ。気にせんでええきに」ニコッ


 一夏「ほうか・・・」


 シャル「うんうん・・・」ニタリ


 
 
 一夏「じゃあ、ホーちゃん、セッちゃん。おやすみ~」フリフリ



 シャル「おやすみいーや」


 ラウラ「また明日」フリフリ 


 箒「おやすみ、イッちゃん、ボーちゃん、シャル君」フリフリ


 セシリア「・・・」ペコリ


 一夏「ふぅ~・・・」フキフキ


 シャル「出たがかぇ」


 一夏「うん・・・シャル君、ランニングシャツ一枚にステテコで寒くないん?」クス


 シャル「ワシァ暑がりやきな。これでぼっちりいいちや」

 
 一夏「ほうか」ピッ


 
 [TV]<『あの大人気SFロボット大作映画の皇帝が結婚会見を開きました!』


 『Cette fois, C.C. a décidé de se marier pour être avec sa femme et moi・・・Et il le fera Ouais style Rébellion parler mais révisé si rude』
 この度、僕と妻となるc.c.は結婚することを決めた・・・と、えぇルルーシュ風に言えばそうなりますが失礼なので改めます

 『HAHAHAHAHAHAHA!』パシャパシャパシャ

 『2006年より公開されたハリウッド超大作『コードギアス』シリーズの番外編となる第11作目『コードギアス 亡国のアキト』が来年の夏公開予定を控える中、第1作『反逆のルルーシュ』から第10作『反逆のルルーシュ R10』まで迫真の演技で主演を務めたルルーシュ・ランペルージ役ルルーシュ・ランペルージさんが同作でヒロインを務めたc.c.ことセラ・チャールズさんと結婚の報告をしました』


 シャル「へぇ~、あん2人結婚するがだ」


 一夏「やっぱり同じフランス人として、嬉しい?」


 シャル「ワシァもう日本男児として生きてくことを決めたきに、フランスははや他所の国として見てるぜよ。日本がワシの祖国じゃきに」


 一夏「ほうか・・・」クス


 『お二人は会見終了間際にこんなやり取りを』

 『Lelouch Lamperouge est l'ordre ...Mon côté tout le chemin avec moi』ニコリ
 ルルーシュ・ランペルージが命じる・・・僕とずっとそばに居てくれ

 『Oui, monsieur♡』ニコッ
  はい、旦那様

 『最後はヴィ・ブリタニアではなく、自信の名前で掛けれる筈のないギアスをc.c.さんに掛けることができました~』

 
 一夏「サービス精神あるなぁ」


 シャル「ぐぉ~・・・ぐぉ~・・・」


 一夏「ありゃ、寝てる・・・」

今日はここまで。
ギアスはハリー・ポッターもびっくりの11作まで続いてるハリウッド映画と言う設定。
5話分が1作品になってる。

ちなみにセラ・チャールズとはc.c.の初期設定だった名前。

ぶっちゃけ読みにくい

>>272
あ、どこらへんがですか?


 一夏「そう言えば、シャル君はどうしてISの適性検査を受けたの?」モグモグ


 シャル「いやぁ、ありゃぁ別に受けるつもりはなかったちや。たまたまなんぜよ」モグモグ


 ラウラ「たまたまって?」パク、モグモグ


 シャル「学校帰りに散歩ついででぶらぶらしてたらまっこと長い行列が出来とって、何かのイベントがあるがかぇ?って思うてつい並きしまってのう」ゴクン


 一夏「え?それで適性検査を受けれたん!?」ゴックン


 箒「怒られなかったん?その係りの人に」モグモグ


 シャル「ワシぁこん顔やお?やき誤魔化が通じたぜよ」ケラケラ


 一夏「そ、そうなんじゃ・・・で、受けて、適性があったん?」パク、モグモグ


 シャル「おうっ。それはまっことやきに」モグモグ


 一夏「へ、へぇ・・・」


 シャル「それにしたちまさかISの適性検査だとは思わなんかったが、あん時は」モグモグ


 ラウラ「とゆうか、女性しか居らんかったじゃろ?」クスクス


 シャル「・・・そう言われりゃあ、そうじゃったのう、はっはっはっは!」ゲラゲラ


 セシリア「・・・」クスリ




 千冬「明後日の週末の実習の授業は、クラスの合同実習での授業になったけん。覚えといてね」


 「「「「「「「はーいっ!」」」」」」」

 
 真耶「2年生と3年生の先輩方も何名か参加さなれる様ですので、この機会にぜひ沢山の事を教えてもらってくださいね」


 一夏「あ、あの先生・・・」タラー


 真耶「あ、はい?」


 一夏「・・・生徒会長さんも・・・参加、なされてますか?」


 真耶「はい、もちろんです」ニコリ


 一夏「」フラ~


 箒「イッちゃん!?」サッ


 一夏「一瞬、頭から血が無うなった・・・」クラクラ


 千冬「大丈夫じゃって。しっかり反省したみたいじゃけん」


 真耶「何かあったんですか?」


 千冬「いや、軽いトラブルじゃけん気にせんでいいです」


 真耶「は、はぁ・・・」


 ラウラ「・・・」ブフォォッ!! 鷹月「わっ、びっくりしたぁ」ビクッ

 
 
 セシリア「ど、どうし、たんですか?」アセアセ



 ラウラ「ごめんごめん、つい思い出して」クククク・・・


 布仏「あぁ、オリムーが鼻からうどん出したの?」


 ラウラ「や、め、てっ・・・」クスクス、プルプル


 真耶「鼻からうどん?」キョトン


 千冬「まぁもうええですけん」ポンポン


 真耶「は、はい・・・(気になる・・・)」


 千冬「合同授業では私と山田先生はもちろんのことなんじゃけど、クラス別で生徒の中からも指導者として誰か出てもらうことになったんよ」


 真耶「そこで誰か指導者としてなってもらえませんでしょうか?」


 千冬「なかったら、代表者を決める時にしたアレやるけん」


 一夏・箒「「腕相撲を!?」」


 千冬「うん、今度は全員で」


 「「「「「「「明後日なのにですか!?!」」」」」」」


 夜竹「で、でも明日は実習授業はないですよね?」


 千冬「・・・あぁ、じゃあIS無しで」


 一夏「俺かシャル君になるじゃんかぁや!」


 シャル「(わぁ、それはちょっといかんぜよ・・・)織斑先生!ここは一つ一番ISを使い熟せとる人を選ぶんはどうかぇ?」


 一夏「(ナイスシャル君!)」bグッ

 
 シャル「(へへっ)」bグッ


 千冬「ん~・・・じゃあ、皆は誰が一番うまいと思うん?」 


 箒「そりゃあ、ね?」


 一夏「うん・・・せーの」 


 「「「「「「「セッちゃん!!」」」」」」」ビシッ


 セシリア「・・・は、はぃ」ドキドキ


 千冬「じゃろうな」クスリ


 真耶「えっと、よろしいでしょうか?セシリアさん」


 セシリア「は・・・はい・・・」コクリ
 

 真耶「ありがとうございます」


 千冬「まぁ・・・もとより優勝してるけんな」ケラケラ


 セシリア「・・・//」


 一夏「いやぁよかった・・・」ホッ

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 千冬「ほら、お前の物だ」つブレスレット


 シャル「おぉ~~~!これがワシのがかぇ!意外に早ように来たちやね」キラキラ


 千冬「あぁ・・・嬉しいん?」クスリ


 シャル「そりゃあもちろんちや!」ニカッ


 千冬「ほうか・・・一夏は全然、興味ないけんなぁ」


 シャル「そうなんかぇ?漢なら変身にゃあ憧れるっちゅうのにのう・・・」


 千冬「いや、アイツもそうなんよ?ただISが好きじゃないみたいじゃけん・・・」


 シャル「ほうかぇ・・・まぁ、ありがとおございます。センセ」ペコッ


 千冬「ああ。明日は頼むぞ」

 
 シャル「おうっ!・・・あ、はいっ。では」ペコ、カラコロ


 シャル「いやぁ・・・」カラコロ


 簪「あ・・・」


 シャル「おっと・・・先に出てええきに」ニコッ


 簪「あ、ありがとう・・・」ソソクサ


 ウィーン


 シャル「ん~・・・」つブレスレット


 簪「・・・」つ指輪
 

 シャル「おっしゃあぁ!」グッ 簪「やった・・・!」グッ
 

 シャル・簪「「えっ?」」


 シャル「あぁ・・・」


 簪「え、えっと・・・」モジモジ


 シャル「ほぉ~、更識さんも専用機を」カラコロ


 簪「うん・・・織斑君の白式の開発の方を優先的にされてて、未完成のままだったの・・・」


 シャル「ほうがかぇ。そんでも、クラス対抗戦に出たんは大した度胸ぜよ!」カラコロ


 簪「あ、ありがとう・・・//」


 シャル「明日の合同練習楽しみにしてるきに、一つよろしゅう頼むちや」


 簪「うん・・・あ、私の部屋こっちだから・・・」


 シャル「ほうかえ。じゃあ明日の」


 簪「うん」ニコリ


 
 ウ゛わ゛あ゛あ゛あああああああああああぁぁぁあああああああああああああああぁぁぁああああああああああぁぁあああああああ!!!!!!


 
 シャル・簪「「!?」」


 「な、何!?」ガチャ 「今の悲鳴って・・・」ガチャ 「織斑君?」ガチャ


 シャル「何かあったがかぇ!?」カラコロカラコロッ!


 簪「・・・あ、まさか・・・!?」ドキッ


 
 
 楯無「い、一夏くん!?あれっ、さっきシャルロット君が職員室から、あれっ・・・!?」アセアセオロオロ



 一夏「露出狂じゃあああああああああああぁああぁああああ!!!露出狂がぁあぁあkこいかls、おあああああ!!!」バタンッ!!ダダダダッ!


 チョッ!?イチカクン!!

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 簪「本当に、ごめんなさい・・・」ペコリ


 一夏「」チーン


 シャル「ショックのあまり魂がどっかに行っとるぜよ・・・」


 簪「もぉ・・・お姉ちゃんったら・・・」ハァ


 シャル「あ、あん人更識さんのお姉さんじゃったかえ?」


 簪「うん・・・更識楯無。生徒会長を務めてるんだけど・・・」


 シャル「生徒会長かぇ・・・にしてもええ乳しとったのう」


 簪「むぅっ・・・」ムスッ


 シャル「あ、いや、あぁすまんすまん!別にお姉さんのこと、悪ぅ言っとるんじゃないきにね!?」アセアセ


 簪「・・・別に・・・そうじゃないんだけど・・・」ハァ
  


 シャル「??、そうかえ」


 簪「・・・ん?」チラ


 シャル「ん?どうかしたがかえ?」


 簪「・・・!!。あ、あれって・・・!」


 シャル「?・・・あれかぇ?こりゃあ一夏君が実家から持ってきたモンらしいちや。のう、一夏君?」


 一夏「」


 シャル「いーちーかーくーんー!」


 一夏「うわぁああっ!?・・・あ、な、何?」ガクガクブルブル


 シャル「はぁ・・・そんなにまで嬉しかったんかえ?」


 一夏「恐怖で震えとるんじゃ!」ガクガクブルブル


 シャル「あぁ、ほうかえ。んで、あれ一夏君が家から持ってきたものぜよな?」


 一夏「え?・・・あぁ、これ?ただのおもちゃだけど・・・」ガサガサ


 シャル「更識さんが、気になっとるみたいぜよ」


 一夏「え?」 簪「あ、え、えっと・・・///」カァァァ


 一夏「更識さん・・・特撮とか見てるん?」


 簪「・・・う、うん・・・///」コクリ


 一夏「おぉそうなんじゃ!あぁ、見せてあげるよ」ゴソゴソ


 一夏「えぇ~っと、これとこれと・・・これにこれっと。あ、これもあった」ガチャガチャ


 簪「わぁ・・・!」キラキラ


 シャル「こじゃんと持ってきとるのう・・・」


 一夏「いやぁ、3年間居るんじゃし私物持ってきても困ることはないじゃろ?」


 シャル「それもそうじゃの」ハハハ


 簪「す、すごい・・・」キラキラ


 一夏「あんま遊ばんくなったけぇ、鳴らんくなったかなぁって思ったらちゃんと鳴ったんよ」ピロリッピロリッピロリ standing by


 一夏「変身」complete


 シャル「おぉ~~、カッコええなぁ。・・・とゆうか、ベルトがよう入るのう?子供様なのに」


 一夏「これでもきちんと体型にゃあ気ぃ遣っとるんじゃけんな」ムスッ


 シャル「女子かぇ」ケラケラ


 一夏「健康のためじゃっての!」プンスカ


 簪「555って、見た目が怖くて見るのを途中でやめそうになったことあるんだ・・・」


 一夏「いや、見た目よりストーリーが怖いじゃろ?」クスクス


 簪「そ、そうだけど・・・映画で、たっくんが真理さんを助けるシーンを見て改めて見始めたの」


 一夏「あぁ、あれはかっこよかったよなぁ」
 

 簪「私・・・ヒロインを救ってくれるヒーローに、憧れてるの・・・//」モジモジ


 一夏「へぇ~・・・でも特撮のヒロインは助けんでも逞しいしけんなぁ」クスリ


 簪「そ、そうなんだけどね・・・あ、これは・・・?」カチッ


 簪「わっ・・・」ピロロロロロロヴァオヴァオヴァッ!


 一夏「あぁ、それは馬鹿姉が買うてもろうとったやつ」


 簪「へぇ・・・」キラキラ


 シャル「そりゃあ、結構古いもんがやないがか?」 
  
 
 一夏「俺が生まれた年にしてた、仮面ライダーとかじゃなくてメタルヒーローのおもちゃなんよ」クスリ



 シャル「ほうかぇ・・・」


 一夏「俺も録画した奴を見て、好きになったんよなぁ。変身ポーズも馬鹿姉と一緒にしょーたわ」ケラケラ


 シャル・簪「「(織斑先生と・・・?)」」


 一夏「超重甲!って叫んでやっとったよ」


 シャル・簪「「マジかぇ/ホントに?」」クスリ


 一夏「二つあるじゃろ?俺が生まれる前に馬鹿姉が、俺の分まで買ってくれたんじゃって」


 シャル「ええ人じゃないかえ」グスッ、ズビッ

 
 一夏「な、泣く事ないじゃろ・・・キンタロスじゃないんじゃけん」

 
 簪「あ、知ってる・・・」クスリ

 
 シャル「いや、まっことええお姉さんを持っとるのう一夏君は」ポンッ


 簪「うん・・・本当に、いいよね・・・」


 一夏「まぁ・・・うん。そうじゃな。おっちょこちょいの室内音痴じゃけど」クスリ


 簪「それでも・・・私のお姉ちゃんより全然いいよ」
 

 一夏「・・・納得」コクコク


 シャル「はっはっはっは」ケラケラ


 簪「あ、そろそろ戻らないと・・・ありがとう、織斑君・・・」ニコリ


 一夏「いや、ええよ。いつでも来てええけん」


 簪「・・・//、そ、それじゃあ・・・//」ガチャ、パタン


 一夏「・・・はぁ・・・これでわかったじゃろ?シャル君」ガサガサ、ガチャガチャ


 一夏「俺が地獄を見てるってゆう理由が・・・」ガチャガチャ


 シャル「うん。まっこと理解したぜよ」コクコク


 一夏「明日も会うんじゃけんなぁ・・・はぁ・・・」


 シャル「あれって、イッちゃんのことからかってやっとるのかえ?」


 一夏「からかってるってレベルじゃないけん。イジメじゃ、イジメ。殺人レベルの」


 シャル「そこまでがかえ」


 一夏「健全な男子高校生の、しかも精神が限界の思春期男子の前であんな格好するのはいけんじゃろう!?」


 シャル「そ、そうちやな」コクリ


 一夏「はぁ・・・明日に備えて寝ようか」


 シャル「そうじゃのう。一日実習にかぁーらんきにな」


 一夏「じゃあ、おやすみ~・・・」ゴロン


 シャル「おやすみ・・・」


 
  
 簪「・・・超重甲・・・」ピシッ



 簪「・・・カッコイイ・・・//」


 楯無「あれ?簪ちゃん・・・?」キョトン


 簪「」


 楯無「・・・えっと・・・新しい戦隊か、ライダーのポーズ?」クスリ


 簪「~~~~っ!!///」タッタッタッタ


 楯無「あ、か、簪ちゃん!?ちょっと!お話があるの!待って~~!」タッタッタッ

今日はここまで。
合同練習は、原作とアニメでは2組とでしたが4クラスに増やしました。
ちなみに、重甲!と超重甲!どっちが好きですか? >>1は眼鏡を掛けてデュワッ!です


 いちか「あえぇ?ここどこぉ?」キョロキョロ

 
 楯無1「あぁ、一夏くん見っけ!」ヒョコ


 いちか「!?、さ、更識会長・・・!?」ビクッ


 楯無1「正解ぁ-い!」バッ


 いちか「ってまたその格好!///」フイッ


 楯無2「んもぉ~、一夏君ったら初心なんだから~」ピトッ


 いちか「え」ゾクッ


 楯無4「あ~、ずるーい!私も一夏君抱き締めたーい!」


 楯無3「私も私もー!」


 いちか「ひっ・・・」


 楯無7「でも一夏君まだ小さいから・・・遊んであげよっか?」


 楯無5「そうね。一夏君、私達と・・・あーそーびーましょう~?」


 楯無1~1000「「「「い~ちかく~~ん!!」」」」ゾロゾロゾロ


 いちか「うわぁあああああああ!!!」




 一夏「やめてぇ、死ぬるぅ・・・」ダラダラ


 シャル「(な、何の夢を見てるんでよ・・・)」タラー


 
 
 一夏「・・・。悪夢じゃった・・・」ズーンッ



 箒「朝からず~っとそうじゃったけど・・・何があったん?」


 シャル「何でも夢で一夏君が千人くらいの生徒会長さんが迫ってくる夢を見たっちゅう話ぜよ」


 一夏「やめろぉゆうなぁ~」


 セシリア「よっぽど、怖かったん、ですね・・・」


 ラウラ「にしても・・・生徒会長さん、懲りん人じゃなぁ」クスクス


 箒「でも今回はイッちゃんがターゲットじゃなくて、シャル君じゃったんだし、仕方ないじゃろ」


 一夏「仕方ないじゃあ~?」ピキピキ


 シャル「お、落~ち着くぜよ!一夏君!」ガシッ


 一夏「あ、ご、ごめん・・・」スゥ~ハァ~


 箒「う、ううん。だ、大丈夫・・・」アセアセ


 ラウラ「(今ちょっとガチじゃった)」ヒソヒソ


 箒「(うん。ちょっと戦慄が走った)」ヒソヒソ


 一夏「はぁ~~・・・明日会うんかぁ・・・」ガックシ


 セシリア「・・・と言うより、お昼時間の食堂では見かけるんじゃ・・・」


 一夏「あ゛ぁ゛そ゛う゛じゃった゛」


 ラウラ「声が変だよ?」ケラケラ

 
 一夏「ひ、昼飯抜きにしようかな・・・」グゥ~


 一夏「・・・」


 箒「体は正直ゆうはこうゆうんじゃな」クスクス


 一夏「いや、あの人と今は会いたくない。あんな夢見た後じゃけん・・・」フルフル


 シャル「トラウマになちゃっちゅうじゃ」


 箒「じゃあお弁当、作ってあげようか・・・?」


 一夏「・・・味無しチャーハンはやめてよ?」


 ラウラ「味無しって?」


 セシリア「味の素を、入れてない炒飯を、以前作ってしまって、まして・・・」


 シャル「ほりゃあ、せんばんと健康そうなご飯だのう」クスリ


 箒「あ、あれからはきちんと味の素は入れてるけんね!」プンスコ


 一夏「じゃあ、頼む。屋上で待ってるけん」


 箒「うん、楽しみにしとって♪おかずも入れとこうか?」


 一夏「あぁ・・・じゃあ。うん」コクリ


 箒「わかった」ニコリ


 ラウラ「じゃあ・・・ウチも手伝うよ」


 セシリア「私も、お手伝い、させていただけ、ませんか?」ニコッ


 箒「あっ、ありがとう!」


 
 
 鈴「おっ、一夏君あるか!久しぶりあるね~」ニパァ



 一夏「あぁ、久しぶりだね。食堂で見かけたぐらいだったから・・・」


 鈴「気にしなくていいあるよ~♪」ニコニコ


 鈴「ところで、お隣の美人さんは?」

 
 シャル「び・・・ワ、ワシァ漢ぜよぉ~」ガクッ


 鈴「にょおっ!?そうあるか!?ごめんある~」アセアセ


 シャル「はぁ・・・絆創膏貼っとってもダメながか・・・」ペリッ


 一夏「あえ、怪我してなかったん?」


 シャル「いやぁ、少しでも漢っぽくしようと考えて、貼ってみたがやけど・・・やっぱりダメちやかぁ」ハァ


 鈴「声も少し高いあるからね~。間違えるあるよぉ」


 シャル「そう言われてものう~・・・これでも声変わりはしたちや?声変わりは」
 

 一夏「声変わりしてるのに、結構高いんじゃね・・・声が」


 シャル「まぁ、そうなんやけど結構使えるきに気にせんぜよ」ニカッ


 一夏「例えば?」


 シャル「ワシァこん顔つきちや?やき、肉屋でコロッケ買う時、半額にしたちらえるんぜよ」ケラケラ


 一夏「あ、そう言う使い道・・・」タラー


 鈴「あはは~、頭いいあるね~」ケラケラ


 シャル「ふっふっふ~。そればあでも」エッヘン


 鈴「ところで、今日はお弁当あるか?」


 一夏「あれ、何でわかったん?」


 鈴「何となくあるよぉ~」ニャハハ


 一夏「あ、ほうか・・・」クスリ


 鈴「あ、そう言えば、覚えてるあるか?クラス対抗戦で、現れたあの黒いISの正体・・・」


 一夏「あぁ・・・あれ、結局何だったん?俺聞いてないけんなぁ」


 シャル「ワシも新聞に出とったの見たじゃき、気になるぜよ」


 鈴「あれは無人機だったあるよ。しかも、登録もされていないものだったそうある」


 一夏「登録されていない?」


 鈴「ISは467機までしかないあるけど、その内のどれにもないコアが使われてたみたいある」


 シャル「ほいじゃあそのコアは新造されたもんがかえ?」


 鈴「それはわかんないある。でも、篠ノ之束さんは何も知らないって言ってたあるから、盗まれたものかもしれないあるね」


 一夏・シャル「「なるほど・・・」」コクコク


 鈴「まぁ、わからないあるけどね」


 箒「おまたせー。あ、鈴ちゃん」


 セシリア「こ、んにちは・・・」ペコリ


 鈴「どうもある~♪」ニャハハ


 ラウラ「ウチとは初めましてじゃな。ウチの名前はラウラ・ボーデ、ウィッヒ。ボーちゃんでええけん」


 鈴「凰鈴音あるよ~。リンリンか鈴って呼んでほしいある。おおとりすずねはやめてね」


 ラウラ「ふふっ、わかった。よろしく」


 鈴「こちらこそある」ニパー


 箒「あ、イッちゃん。これ」つ手紙


 一夏「ん?これは?」


 セシリア「更識、会長からです・・・」


 一夏「いらんっ!!」ポイッ


 シャル「ひどくながね!?」


 一夏「絶っっっっ対に俺ぁ読まんけんな」


 ラウラ「(よっぽど更識会長のこと嫌いになったんじゃな・・・)」ハァ

 鈴「じゃあ代わりに読んであげるある」ピラッ


 一夏「何?字?それとも自分の写真か何か?」 箒「イッちゃん・・・」タラー


 鈴「えっと、「一夏くんへ、昨日はごめんなさい。てっきりシャル君が来ると思ってたからつい悪戯したくなっちゃって・・・」


 シャル「ワシが本当にターゲットだったちや・・・」タラー


 鈴「もうしないから、安心してね?生徒会のお仕事が色々立て込んじゃって今はこんな形で謝ることしかできないけど、明日きちんと謝罪します」


 一夏「・・・」


 鈴「本当にごめんなさい。 更識・・・楯無より ps.超重甲って何?」・・・って書いてあるよ?」


 箒「名前の所、戸惑ってたけどどうしたの?」


 鈴「ここ薄らであるけど、刀って漢字があったあるから」


 ラウラ「あ、ホンマじゃ・・・何で刀?」


 箒「さぁ?」


 セシリア「・・・」


 一夏「・・・。・・・明日、ホンマに謝ってくれるんなら・・・許してあげるか・・・」ハァ


 ラウラ「おぉ~、太っ腹」パチパチ


 一夏「さってと、お昼食べようか。お腹減ったし」


 箒「あ、そうだね。・・・はい、お昼ご飯だよ」パカッ


 シャル「おぉ~、お重とは豪勢ぜよなぁ。それに美味しそうぜよ!」


 ラウラ「この人数で食べるんじゃけん、このくらいは作っておいた方がええと思ってね」ニコッ


 セシリア「それに、二人は男の子、ですから沢山食べると、思いまして・・・」ニコリ


 一夏「ありがとう、ホーちゃん、セッちゃん、ボーちゃん」

 
 鈴「鈴も食べていいあるか?」ジーッ


 一夏「うん。一緒に食べよ」


 鈴「ありがとうある~!あ、鈴のお弁当はこれあるよぉ!」コトッ


 一夏・箒・ラウラ・セシリア・シャル「「「「「でか」」」」」


 鈴「オ~プンある~」パカッ


 一夏「・・・あ、この香りは照り焼き・・・?」ポカン


 箒・ラウラ「「(鳥の姿のまま・・・)」」ポカン


 シャル「おぉ~~!豪快ちやなぁ!」ハッハッハ!


 鈴「美味しいあるよ~♪」ニパァ

ここまで。

次回は合同実習。かんちゃんの専用IS「打鉄弐式」とシャルの専用ISが登場。あと、他の人も出す予定(アニメに出てない人とか)
ちなみに「ラファール・リヴァイブ」ではありません

  ~翌日~


 一夏「んーっ・・・あ、おはよ」ムクリ,ボリポリ


 シャル「んぉ?おはようさん、一夏君」フキフキ,ニコッ


 一夏「俺も顔洗って歯磨きしてこよ・・・」トタトタ


 シャル「今日はまっこと身嗜みは気をつけていかんと、いけんきにな」


 一夏「いや、別に俺は普段から気をつけとるけん、大丈夫だよ」クスリ


 シャル「そうかえ」ニカッ

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 千冬「みんな集まってる?」
 

 一夏「見りゃわかるじゃろうが」クスクス


 千冬「確認じゃ、確認」ムスッ


 一夏「ごめんごめん」クスッ


 千冬「もぅっ・・・じゃあ、今から更衣室で着替えてきて第2アリーナに集合してな」


 「「「「「「「はいっ!」」」」」」」


 真耶「セシリアさんはアリーナに着いたら、先生達と一緒に居てくださいね」ニコリッ


 セシリア「はぃ・・・」コクリ


 千冬「では移動っ」パンパンッ


 ガヤガヤ ゾロゾロ キャッキャッキャッキャッ


 シャル「一夏君、更衣室はどこにあるかえ?」


 一夏「女子更衣室とは反対じゃけん、こっちだよ」


 シャル「ほうかえ」カラコロッ


 一夏「んー・・・」スタスタ


 シャル「どうしたかえ?悩み事でもあるが?」カラコロッ


 一夏「・・・いや・・・やっぱ何でもない」


 シャル「?。ほうかえ」カラコロッ


 一夏「あっ、こっち」


 シャル「おうっ」カラコロッ


 「あっ!居た!」バッ!


 一夏・シャル「「ん?」」クルッ


 「あの子がそうなの!?」「全然わからなかったけど・・・美形男子だったなんて!」「瞳も綺麗!宝石みたーい!」


 「織斑君の黒髪男子もいいけど、金髪男子って何か良いっ!」


 「見てあれってやっぱり下駄履いてたんだ!」「カッコいいのか可愛いのかわかんないけど、ミステリアスっぽくて素敵!」


 シャル「な、何事かのう?」ダラダラ


 一夏「わ、わからんけど、ただ言えるんは」ザッ


 薫子「新聞部副部長、黛薫子一番乗り!転校生君、覚悟ぉ~!!」つ[◎]⊂


 「あ、ずるいわよ!」


 「者共出会え出会えぇ~!」



 「「「「「転校生くーん!」」」」」ドドドドド!


 一夏「に、に、逃げようっ!」ダダッ!


 シャル「ぜよっ!」カッコカッコ!


 「「「「「待てぇ~~~~!!」」」」」ドドドドド!


 シャル「どがいして追われるがかえ~!?」カッコカッコ!
 

 一夏「俺にもわからんっ!」タッタッタッ!


 シャル「どうするぜよ!?」カッコカッコ!


 一夏「よしっ!うわっ!ゴキブリゴキブリ!」ポイッ


 「「「「「キャァアーーーーッッ!!」」」」」


 一夏「今の内じゃ!」タッタッタッ! シャル「おうっ!」カッコカッコ!





 一夏・シャル「「はぁ~~・・・」」ゼェゼェ


 シャル「い、一体全体なんじゃったがかえ?」ゼェゼェ


 一夏「さ、さぁ・・・でもシャル君目当てだったんは確かじゃな」ゼェゼェ


 シャル「ワシかぇ?」フゥ,フゥ


 一夏「だって薫子先輩が転校生君って言ってたけん、そうなんじゃろ」


 シャル「あぁ、そうゆうちょったのう・・・転校じゃのうて転入なんやけどな」


 一夏「それは俺も持った」


 シャル「やけど、どがいして今さらワシの事に興味持つがかえ?」


 一夏「・・・あ、もしかしたら、皆シャル君の事転入してきたときから、女の子だと思ってたんじゃないかな?」


 シャル「・・・そうゆうことちや。やき、誰も気にせんでおったわけちや」


 シャル「ほがいでも、クラスの誰か一人でもワシぃの事学園に広めるはずぜよ」


 一夏「多分、誰も信じてなかったんじゃと思うわ。気づかんかったってようだし」


 シャル「あぁ、この面じゃきなぁ・・・やっぱり不便べよ!」ハッハッハッ!


 一夏「笑うところかな・・・でもどうして気づいたんじゃろうね?」


 シャル「う~ん、それは謎ぜよ」ウーン


 一夏「そうじゃなぁ・・・まぁ、ええや。早よう着替えて行こう」ヌギヌギ


 シャル「おうっ・・・て、え?一夏君出るん!?」


 一夏「おん。悩んでたけどせめて一回くらいは皆と一緒に受けんとな」


 シャル「大丈夫がかえ?」ヌギヌギ


 一夏「大丈夫・・・じゃないけど、良い思い出が全然作れんけんな」ニカッ


 シャル「一夏君・・・やっぱり漢ぜよっ!」パンッ!


 一夏「あぃだぁ~~っ!」ビリビリ


 シャル「おっと、すまんぜよ」


 一夏「本気で、叩くことないじゃろ~。素肌になんじゃけぇ」ヒリヒリ


 シャル「まっことすまんぜよ」


 一夏「てか・・・シャル君、意外と鍛えてるんじゃね」


 シャル「ん?あ~、まぁ中学の時ぁ動き回っちょったきに自然となったんぜよ」


 一夏「へぇ~・・・俺も水泳やってたんだけど、筋肉つかんタイプじゃけぇさ」


 シャル「そうかえ。でも、しなやかぇ筋肉しているちやな」


 一夏「ちょ、あんま見んで」


 シャル「なぁんぜよ、ワシも見たのんに」クスクス


 ※お二人はまだ上半身だけ裸です


 一夏「さて・・・これ着るかぁ・・・」つISスーツ


 シャル「お?ワシのとは全く違うんじゃのう?」


 一夏「あ、そう言えばシャル君はISスーツ貰ったの?」


 シャル「おうっ、これぜよ」つ袋


 一夏「あっ。そん中入っとったんか。ホームルームが始まる前に、馬鹿姉から貰っとった袋」

 
 
 シャル「そうぜよ」ゴソゴソ、スッ



 一夏「あ、それって・・・上下が半分になってるやつ?」


 シャル「そうやけど、どうしたが?」 


 一夏「いや、俺も最初にそれ貰ってたんじゃけど寒そうじゃし、恥ずかしいけんこっちにしたんよ」


 シャル「寒そうながはわかるけんど、恥ずかしいことはないと思うぜよ」


 一夏「いやさ、中途半端に見せるんのは恥ずかしいじゃろ?」


 シャル「そうがかぇ?ワシァようわからんきに・・・」


 一夏「まぁ、いいよ。着よう」


 シャル「んっ」コクリ


 一夏「・・・見んでよ?」


 シャル「そっちこそ」




 一夏「んっくのぉ~~~・・・」ギチギチ


 シャル「どうしたかえ?着難そうちやね」スルッ


 一夏「そう、なんっよなぁ~~」ギチギチ

 
 シャル「ふぅ。ワシァ着替え終わったぜよ」


 一夏「お、れ、もっ・・・っくあぁあ~」グッグッ

すみません、眠くなってしまったのでここまで。
関係ないけど、ライカレ最高

 
 シャル「ウエットスーツ型やきおおごとじゃの」


 一夏「うん・・・」ハァ
 

 シャル「さて、行くかえ」カラコロッ


 一夏「うんっ・・・って、靴替えんのん?」


 シャル「これでも走ったりこたうから、なんちゃーがやないぜよ」ニカッ


 一夏「へ、へぇ・・・」タラー

 
 


 第2アリーナ


 ワイワイ ザワザワ


 シャル「皆はや来てるちやね」カラコロッ


 一夏「う、うん・・・」


 シャル「だ、大丈夫かえ?目が動揺しちょるぜよ」アセアセ


 一夏「わざとやってるけん。視界ボヤけさせて皆が良く見えんようにしてるんよ」


 千冬「ん?おっ、一夏。どうしたんじゃ、出て来るなんて」

 
 相川「あっ、一夏君だ!」 


 夜竹「ホントだ。一夏君だ」


 谷本「珍しいね、いつも実習授業は出てこなかったのに」


 北九州の子「今日はもしかして、やる気満々だったりする?」ニヤニヤ


 一夏「ま、まぁ、一回くらいは皆と授業しようかなぁって」ニコ


 「「「「「おぉ~~!!」」」」」 


 千冬「ほうか・・・そりゃ良い事じゃな」ナデナデ


 一夏「な、撫でるなや・・・」テレ

 
 「「「「「「キャ~~~!カワイイーーー!」」」」」」


 一夏「なぁ~~ちょぉ!や、やめてや!」アセアセ


 千冬「ふふっ・・・」クスリ


 シャル「姉弟愛はええのう」シミジミ


 「さっきの二お人超可愛かったよね!」「うんうん!」「照れてる一夏君可愛かったけど、織斑先生が背伸びして撫でてるのがもうやばかった!」


 一夏「もぉ~~~・・・」ムスッ


 千冬「何なんええじゃんか、減るもんじゃないんじゃけん」


 一夏「恥ずいんじゃっての」

 
 薫子「お二人!さっきのもう一回!」バッ


 千冬「ん?あぁ、これ」ナデナデ


 一夏「なぁもう!やめてっての!」プンスカ


 薫子「はいっゲッチュ」パシャッ


 薫子「ありがとうございまーす」ペコリ、スタスタ

 
 一夏「もぉ~~」イライラ


 箒「あれ、イッちゃん!?」


 セシリア「・・・」キョトン


 ラウラ「どうしたんじゃあ、今日は出るん?」


 一夏「あぁ、うん・・・」


 ラウラ「目、揺れとるけど・・・?」


 一夏「き、気のせい気のせい」ブンブン


 ラウラ「ほうか・・・ならいいけど・・・」


 鈴「おっ、皆居るある~」フリフリ


 一夏「あ、鈴ちゃん」


 箒「おはよう、鈴ちゃん」ニコッ


 ラウラ「おはようっ」 セシリア「おは、よう、ござい、ます・・・」ペコリ


 シャル「おはようさん」ニカッ


 鈴「おぉ~~、シャル君のお腹すごいある~!」ペチペチ


 シャル「はは、あんがと」クスリ


 ラウラ「ウチも腹筋はしょうるんじゃけどなぁ・・・」サスサス


 一夏「俺も前までは鍛えてたんじゃけど、消えた」ケラケラ


 箒「ほ、ほうなんじゃ・・・/」


 セシリア「・・・/」チラッチラッ


 ラウラ「ん?どうしたん、二人とも」

  
 箒「あ、う、ううん!その・・・お、男の子のお腹って、見た事ないから・・・//」


 セシリア「・・・//」コクコク


 シャル「あぁ、ほうかえ。一夏君みたいじゃのう」ニヤニヤ


 一夏「ありゃ別じゃ」ムスッ
 

 シャル「はっはっは・・・」ジーッ


 セシリア「・・・?。どうか、しました、か・・・?」


 シャル「あ、いや。何でも」クルッ


 セシリア「?」


 シャル「(一夏君・・・)」ヒソヒソ


 一夏「(なん?)」ヒソヒソ


 シャル「(一夏君のようること、まっこと理解したぜよ)」ポンッ


 一夏「シャル君!」ガシッ

 
 シャル「おうっ」コクコク


 箒「(何で固い握手してるんじゃろ・・・?)」


 榊原「織斑先生、2組と3組の生徒さん達は揃いました」


 フランシィ「4組も揃いましたよ」


 千冬「はいっ」ピィーーッ!


 千冬「1年生、全員集まってくださーい」チョイチョイ

 
 

 千冬「今日はクラスでの合同実習授業じゃけ・・・んんっ、です。えぇっとクラス全員が同時に使うと言う事は当然無理じゃんんっ、ですので代わり番こで使用して行きます」


 「代わり番こって何ですか・・・?」


 千冬「え?代わりながら順番に使うって事じゃけ・・・なんだけど?」


 「初めて聞いた」「織斑先生、結構地元っ子なんだ」「何か可愛い」キャッキャッキャッ


 千冬「ん、ん゛ん゛っ!静かにしてくださいねっ」ムスッ


 「「「「「「(可愛い・・・)」」」」」」クスリ


 千冬「では、今回はこの人数を先生たちだけで指導するのはちょっと無理があるので、学年別に特別指導をしてくれる子達の紹介をしますので良く効いてください」


 一夏「(馬鹿姉方言出ないように早口になっとる)」クスクス


 千冬「ほい」つマイク


 セシリア「ぁ・・・い、一組の、Cecilia・Alcottです・・・えっと・・・格闘の実践戦訓練を主に指導しようかと思っていますので、み、皆さん、に、上手くご指導、が出来る様にガンバリます・・・//」ペコリ


 パチパチパチパチ!


 セシリア「・・・//」スッ

 
 鈴「ほーいっ。两組の凰鈴音ある!鈴もセッちゃんと同じく格闘を教えるあるから、難しかったりわからないところがあったら、なるべくわかりやすく教えたいと思ってるある!よろしくお願いあるね!」ペコリ


 パチパチパチパチ!


 鈴「にへへ、はい」スッ


 「ん。えっと・・・3組の者です。クラス対抗戦では1回戦敗退と言う形でしか活躍が無かったですが、射撃の方を指導しますのでよろしくお願います」ペコッ


 パチパチパチパチ!


 「はいっどうぞ」スッ


 簪「あ・・・。・・・4組の・・・更識・・・簪です・・・。・・・あの・・・」モジモジ、チラリ


 セシリア「・・・(簪さん・・・がんばって・・・)」コクリ
 

 布仏「(がんばれかんちゃーん)」フリフリ


 簪「・・・すぅ~・・・はぁ・・・」


 簪「・・・」キリッ


 「「「「「「おっ」」」」」」


 簪「・・・い、以上ですっ!」


 「「「「「「なあ~あっ!?」」」」」」ズコーッ

 
 簪「あ、え、えっと、あの、そのっ」アセアセ


 楯無「はい、続いては私達先輩の番でーす」スッ


 簪「あ・・・」


 楯無「(よくがんばったね、簪ちゃん)」ニコリ、ナデ


 簪「・・・//」



 楯無「やっほー!皆おはよー!更識お姉さんだよー!」


 「「「「「「「おはようございます!」」」」」」」


 一夏「・・・」フイッ


 楯無「うんうん、良い挨拶だね!でも一夏くーん、挨拶はしようねー!」


 一夏「あ゛ぁ゛?」イラッ


 「「「「「「「(怖!?)」」」」」」」ビクッ


 楯無「なーんて冗談冗談!アハハハ(こ、怖い・・・)」アセアセ


 シャル「い、いいい、一夏君、目がいかんぜよ!」ポンポンッ


 一夏「え?そう?」ゴシゴシ


 楯無「えぇっとえっと、あんまり長々さないけど、今日は合同練習と言う事で皆にとっておきのアドバイスとかを教えてあげるから期待しててね♪以上っ。更識楯無でした!拍手ー!」

 
 パチパチパチパチ!


 楯無「はい、サラさん」スッ


 サラ「はい。2年1組のサラ・ウェルキンと申します。オルコットさんと同じ、イギリスの代表者なんですが専用機は諸事情によって持っていません。ですが操作技術には自信があるので色々と教えて行きたいと思います。皆さんよろしくお願いしますね」ニコリ


 パチパチパチパチ!  


 箒「へぇ。代表者でも専用機持ってない人って居るんだ・・・」


 ラウラ「ISの数は限られとるけんな、無くても実績がものをいうんよ」


 箒「なるほど・・・」フーン


 サラ「どうぞ」スッ


 フォルテ「ん~・・・えぇっと3組のフォルテです。ん~・・・まぁ、何かわからないことがあったら適当にわかるように教えます。以上」


 パチパチパチパチ


 一夏「(やる気ないなぁ・・・)」パチパチ


 フォルテ「はーい・・・」スッ


 薫子「はいはいっ。えぇっと教えることはないですけど、皆さんの明るい笑顔を撮るために参りました新聞部の黛 薫子でーす!教えることはないと言っても、これでも整備科のエースなので一応わかる範囲までなら教えてあげるから、皆がんばってねー!」


 「「「「「「はーい!」」」」」」パチパチパチ!


 薫子「よしっと、はい先輩」スッ


 ダリル「あぁ・・・3年のダリル・ケイシーだ。3年で専用機を持ってるのは私だけだから選ばれたって言う方が妥当かもしれないけど・・・とりあえず操作技術と格闘と射撃の実戦訓練の全般を教えることになってるから、まぁ気軽に聞いてくれると嬉しい」


 ダリル「それと・・・私のフォルテを傷つけるようなことがあった際には覚悟は、しておきなよ?」ギロリ


 「「「「「「は、はい」」」」」」」


 千冬「以上で、クラス別の特別指導者と先輩方の挨拶は終わりじゃ・・・ですっ。ですっ、はいっ」


 一夏「(怒ってるよ・・・)」ハァ

 
 箒「(自分だってさっき怒ってたくせに・・・)」クス


 千冬「・・・さて、そろそろかな?」


 真耶「何がですか?」


 フランシィ「あ、轡木さん?」


 千冬「おぉ、来た来た」


 ザワザワザワ ガヤガヤガヤ


 轡木「へぇっ、へぇっ・・・」ノッシノッシ


 「何あれ?」「でかっ」「でっかー・・・」「大きい箱ね・・・」「十さん、大丈夫かな?」「まだ若いとは思うけど・・・」「ぎっくり腰になりそう・・・」


 ラウラ「イッちゃん、シャル君?行ってあげた方がええんじゃないんかな?」
 

 一夏「じゃな、シャル君」タッタッ シャル「おうっ」カラコロッ


 一夏「轡木さん、手伝います」


 シャル「ワシもじゃ」


 轡木「あっ、ありがとう」ニコリ


 一夏「せーのっ・・・っんなんじゃこりゃっ・・・?重めぇっ」グッグッ


 シャル「台車の車輪が回っちょらんがかえ?」グッグッ


 オォーー! キャッキャッキャッ


 「織斑君とデュノア君、カッコイイ!」「力持ちだねー!」「こういう時こそ男の子って頼りになると思うなぁ~」「うんうん!そう思う」

 
 薫子「シャッターチャンス!」パシャパシャッ


 サラ「流石は男のですね」フフフッ

  
 ダリル「・・・IS使えばいいんじゃないのか?」


 楯無「しーっ。それ言っちゃあ皆ががっかりしちゃいますから」ヒソヒソ


 ダリル「あっそ・・・」ハァ 


 一夏・シャル・轡木「はぁ・・・」グデー


 真耶「だ、大丈夫ですか?」アセアセ


 榊原「何ですか?この馬鹿でかい箱・・・」


 フランシィ「何か入ってるんですか?」コンコンッ


 千冬「これから説明します。轡木さん、ご苦労さんです」


 轡木「い、いえ・・・では」ペコリ、フラフラ


 千冬「一夏、シャル君もお疲れさん。そこで休んでてええけん」


 一夏「おん・・・」 シャル「おう・・・」


 フランシィ「どうぞ、濡れタオルです」ニコリ


 一夏「あざっす」フキフキ シャル「どうも」フキフキ

 
 ザワザワザワザワ ガヤガヤガヤ


 千冬「はい、静かにー」ピーッ


 千冬「実は、今回サプライズゲストを呼んだけ・・・呼びました」


 オォ~~~~!! パチパチパチパチ!


 一夏「え?人が入ってたん?」ハァハァ

 
 シャル「そりゃ重いはずぜよ・・・」ゼェゼェ


 千冬「失礼なこというな。まぁ、確かに5人は重いか」


 一夏「当たり前じゃっ!!そりゃ重いはずじゃ!」プンスカ


 千冬「はい、では登場していただきましょう・・・この方々です」コンコンッ


 スピーカー<デーン デーン デデーッ デッデッデッデッデー デッデッデ~~♪


 一夏「!、この曲は!」

 
 セシリア「ウルトラセブン・・・!」


 スピーカー<セブーン セブーン セブーン! セブーン! セブンセブン!


 煙<シュゴォオオオオ!!


 「「「「「「オォーーーー!!」」」」」

 
 ゴンッ!


 「「「「「「・・・?」」」」」」


 ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!ガンッ!


 アレ?アレレ?ア、アカンッ エッ、チョット、ガマンデキナインデスケド アツイデスッテ! ハヤクアケテクダサイ!

 
 箒「(あれ?この声・・・?)」


 ラウラ「(どっかで・・・?)」


 ア、コレ、キレメガナイ・・・ッテコトハアシモトガフタダッタンジャ! エェ~!? モウ!ムリデス!


 千冬「・・・」orz


 真耶「お、織斑先生・・・」タラー

 
 コワシマスケンネ! セーノッ! 


 バコーーーンッ! ギィ~・・・


 一夏「あだあっ!?」ゴチーン!

 
 シャル「危な!?」サッ


 一夏「いぃって~~~!?」タンコブ


 シャル「だ、大丈夫?」 


 束「はぁ~~~・・・焦ったぁ」フゥ


 セシリア「し、篠ノ之博士・・・!?」


 クラリッサ「あ、暑っついわ!」ダラダラ、ゼェゼェ


 ナターシャ「し、死ぬかと思いました・・・」クテー


 イーリス「ホントそれ・・・」ゼェゼェ


 クロエ「・・・ふぅ」フキフキ


 箒・ラウラ「「お姉ちゃん!?」」タッタッタ


 ザワザワザワザワ! ガヤガヤ!


 「あ、あれって篠ノ之博士!?」「しかもナターシャさんやイーリスさんもいる!?」「うそぉーっ!?本物!?」「うわぁ~~!この目でお会いできるなんて~~!」「サイン貰わないと!」「私も私も!」「て言うか、今お姉ちゃんって・・・?」


 箒「どうしたん!?IS学園まで来て・・・」 


 束「あ、後で話すけんね。ホーちゃん」ナデナデ


 箒「え、あ、ほ、ほっか・・・//」テレ


 布仏「わぁ~~、しののん撫でてもらってる~」


 夜竹「あ・・・もしかして・・・篠ノ之さん、束博士の妹!?」


 相川「え!?やっぱりそうだったの!?」


 鷹月「苗字が一緒だから、まさかとは思ってたけど・・・本当だったの!?」

 
 束「あ、イッちゃん・・・大丈夫?」


 一夏「大丈夫じゃないわ!見てみぃ!たんこぶ出来とるじゃろうが!」ヒリヒリ


 束「ありゃりゃ、でもボクじゃなくて・・・クラリッサさんとクーちゃんが・・・」アセアセ


 一夏「クーちゃん?」ヒリヒリ

 
 クロエ「あ、ラウラ・・・久しぶりだね」ニコリ 


 ラウラ「あ、う、うん・・・そうじゃね・・・」ポリポリ


 クロエ「会いたかったよぉ~」ギューッ、ナデナデ


 ラウラ「あ、え、ぅ・・・う、うん・・・///」ギューッ


 箒「ボ、ボーちゃん・・・その子は?」


 ラウラ「あ、ウチの、姉ちゃん・・・」


 箒「え!?お姉ちゃん居たの!?」


 クロエ「あ・・・もしかしてホーちゃんと、イッちゃん?」


 一夏「え?何で俺らのこと・・・?」

 
 ラウラ「ウチが話したんよ、二人の事」


 箒「あ、そ、そうだよね・・・」


 シャル「何じゃあ、二人こん子の事知らんがか?」


 一夏「てか、俺らボーちゃんにお姉ちゃんがいたことすら知らなかった・・・」


 ラウラ「複雑な事情があったけん、ごめん」


 一夏「い、いや。謝らんでいいよ・・・。えっと、初めまして。ボーちゃんの、お姉さん?」


 クロエ「クロエ・クロニクルだよ。お姉ちゃんって言ってもラウラより先に出てきたからなんだけどね」


 シャル「出てきたって?」


 クロエ「試k((ラウラ「あぁ~~~!会いたかった~~~!お姉ちゃーん!」ギューッ


 薫子「姉妹の感動の再会かぁ、泣ける一枚になる!」パシャッ


 フォルテ「銀髪の姉妹はそうかもしれないけど、篠ノ之姉妹は違うたいなんだけど・・・」


 ダリル「言っても無駄だって。聞いてないし」


 ラウラ「ところで・・・クラリッサと、ナッちゃんとイッちゃんは何やってんの?」


 クラリッサ「篠ノ之博士の護衛です」ビシッ ナターシャ「あっ、同じく」ビシッ イーリス「同じく」ビシッ


 一夏「ちょっと待って、イッちゃんてこの子の事?被ってるじゃんか!」プンスカ 箒「(気にするんだ・・・)クスリ」

あぁ、今日はここまで。ネタを放り込み過ぎもいけませんね(汗
昨日見た夢なんですが、香菜ちゃんと学校生活を送っている夢を見ていました(土佐弁じゃありません)。最高でした

ナターシャ可愛いのになぁ・・・アニメ出てほしかった・・・イズルさんゆ゛る゛ざん゛


 千冬「えっとハプニングがあったんじゃけど、改めて・・・ご存知m篠ノ之束博士と第1、第2回モンド・グロッソ大会で優勝したナターシャさん、とイーリスの3人の方々にお越しいただきました」


 パチパチパチパチパチ!


 千冬「じゃあ・・・ナッちゃんから、挨拶お願いね?」つマイク


 ナターシャ「うん。皆さんおはようございます!ナターシャ・ファイルスです!皆さんに格闘実戦の方を担当する事になりましたので、質問やアドバイスが必要になったらドンドン聞いてください。今日は1日よろしくお願いします!」


 パチパチパチパチパチ! ワーワー!


 ナターシャ「よしっと、はい。イーリ」スッ


 イーリス「あぁ、うん・・・。えぇっと・・・こ、こんにちは」ペコ


 イーリス「(あ、間違えたおはようございますだった!)」ドキッ


 「「「「「「こんにちはー!」」」」」」ワイワイ


 イーリス「あ、ど、どうも・・・イーリス・コーリングだ。本日はお前たちの先輩として、指示する。気を抜くなよ?」
 

 パチパチパチパチパチ! ワーワー! キャーキャー!


 イーリス「ふぅ・・・どうぞ」スッ


 クラリッサ「え?あ、私は違いますよ」ブンブン


 イーリス「あ、そうか、すまんっ。篠ノ之博士」


 束「はーい。コホン、皆さんおはようございます。えっと登場はチッちゃ・・・じゃなくて織斑先生のせいでカッコ悪かったけど」チラ


 千冬「」ザクッ


 クスクス ワイワイ ザワザワ


 束「先程紹介していただきました篠ノ之束です、よろしくお願いします!」


 キャーキャー! パチパチパチ!


 束「ありがとぉ~!今日 来たのは他でもありません。お届け物があって来ました」ニコニコ


 ザワザワザワザワ


 「届け物?」「何だろ?」「と言うか束博士から直々に届けに来たって事事態、すごいと思わない!?」「誰だろう~、いいなぁ」


 千冬「セッちゃん」チョイチョイ


 セシリア「・・・あっ」イソイソ


 「あ、オルコットさんかぁ」「わぁ~、いいなぁ」「何を貰うんだろ?」

 
 セシリア「はぃ・・・」ドキドキ


 束「頼まれた多、専用武器が完成したよ」つ王座の謁見


 セシリア「!」パァァ


 オォ~~~~!!


 「専用武器だって!」「頼まれてたって事は、オルコットさん、篠ノ之博士と面識があったんだ」「意外って言えば意外だよね」


 束「ジー・マジ・ジジル」ポンッ


 箒「あれ?ジジルじゃなかったっけ?」


 一夏「それはケーキを出すのと雷が落ちる呪文」


 箒「あ、そっか」


 束「はい、セッちゃん専用武器の刀。その名も「陸奥守吉行」だよ!」つ刀


 オォ~~~~!! パチパチパチパチ!!


 セシリア「・・・」キラキラ


 シャル「おぉ~~!あん坂本龍馬の愛刀とぶる名前なんかぁ。カッコイイぜよ!」


 セシリア「・・・あ、ありがとう、ございます」ペコリ


 束「どういたしましてっ」ニコリ 


 セシリア「鞘付き、で、なんて思ってもいませんでした・・・」キラキラ


 束「だってセッちゃんの事だから、その方がいいと思ってね」ニコリ


 セシリア「・・・//」


 束「実践の時、ちゃんと見てるからね」


 セシリア「は、はぃ・・・//」


 千冬「タッちゃん、マイク」


 束「あ、はい」スッ


 千冬「ん。以上で、指導者の方々の紹介は終了です。では、各クラスそれぞれの1班に分かれて行う様に」


 「「「「「「「「「「はいっ!!」」」」」」」」」」


 千冬「指導はしない専用機持ちは、適当にしていいけんね」


 一夏・シャル「「俺ら/ワシらのことか」」

 
 千冬「うん」


 一夏「・・・って、え?シャル君専用機持ちだったん?」


 シャル「おうっ!昨日届いたちや」つブレスレット


 ラウラ「へぇ、どんなのなん?」


 シャル「へっへっへ~、これ((薫子「ちょっとまったぁーー!」うぉっビックリしたぁ」ビクッ


 一夏「か、薫子先輩、どうしたんですか?」
 

 薫子「せっかくだから、一夏君とシャル君、一緒にISを展開してくれないかな?」


 シャル「一緒にがかぇ?」


 薫子「うん!」


 一夏「じゃあ・・・そうしようか?」


 シャル「おうっ、いいぜよ」ニカッ


 シャル「あ、ほいじゃあこれ、やるかえ?」スッ


 一夏「え゛っ。・・・ちょ、超重甲を?」タラー


 簪「!」ピクッ


 薫子「超重甲?」キョトン


 シャル「漢なら掛け声がいるもんじゃき、見栄えが良くなるぜよ」キリッ


 薫子「おぉ~~!それを是非やって!」


 一夏「いや、あれはちょっと勘弁して。恥ずかしいけん」タラー


 ラウラ「何でなん、あの時はウチと一緒に叫んどったじゃん」


 一夏「あ、あれは奮い立たせるために言ってたの。結構怖かったんじゃけん」


 ラウラ「あ、そうだったん」


 シャル「じゃあ、普通にするかぇ?」ジーッ


 一夏「うっ・・・そう言われると・・・」ウーン


 シャル「・・・あっ。ほいじゃあ、えぇ~っと・・・あ、更識さん!更識さん!」チョイチョイ


 楯無・簪「「ん?/え?」」


 シャル「あ、妹さんの方きに」


 簪「あ、えっと・・・どうしたの?」トテトテ


 シャル「薫子さん、更識さんも昨日専用機を持ったきに一緒に撮ったらいかんかえ?」


 簪「え・・・?」

 一夏「え?更識さんも専用機持ちになったん?」


 簪「う、うん・・・」コクリ


 薫子「おぉ~~!まさかタッちゃんの妹さんも専用機持ちになってたなんて!これは大ニュースね。いいよ、更識さんも一緒に写って!」


 簪「で、でも・・・私より、織斑君とシャルロット君の方が、いいんじゃ・・・」ボソボソ


 楯無「簪ちゃん」ポンッ


 簪「!、お、お姉ちゃん・・・」


 楯無「自分に持ちなさい。ね?」ナデナデ


 簪「で、でも・・・私なんか・・・」


 楯無「ほらぁ~~~そんな暗い顔する~~」コチョコチョ

 
 簪「ちょ、ちょっと、くふっ、あははっ・・・」


 楯無「うん、その方が一番可愛いわよ。簪ちゃん」ニコニコ


 簪「っ、はぁ・・・。・・・もぅっ」クス


 楯無「ほら、撮ってもらってきなよ」


 簪「・・・うん」ニコ

 
 シャル「じゃあ、超重甲でやるかえ?」
 

 一夏「えぇ~~~結局なんかぁ~」ガクッ

 
 簪「え、えっと・・・」アセアセ


 一夏「・・・まぁ、ええか。バレんように言やあ・・・って」


 「織斑君のISとシャルロット君のISが見れるよ!」「どんな機体なんだろ!」「織斑君の誰も見た事ないんだよね?」「らしいよ、実習授業出なかったみたいで」
 

 一夏「」

 
 シャル「もう遅いみたいじゃのう」ポンッ


 簪「わ、私は普通に、展開しても、いいんだけど・・・」


 シャル「インパクトが足りんぜよ。多分、薫子先輩が納得するまで撮り続けられるきに、やっとかんと」ヒソヒソ


 簪「あ、は、はぁ・・・」コクリ


 シャル「じゃあいくぜよ!一夏君!」


 一夏「・・・うん」


 簪「わ、私、指輪だけどいいのかな?」アセアセ


 一夏「別に超重甲もブレスレットじゃないけん、気にせんでいいよ」


 簪「あ、そ、そうだったね・・・」クスリ


 シャル「行くぜよ、一夏君、更識さん」ササッ


 一夏「ん」サッ 簪「んっ」

 
 シャル「・・・ところで、どうやるんかえ?」


 一夏「こうやって手をクロスさせて、手首がブレスレットに当る様にしながら叫んで腕を伸ばすだけ」


 シャル「ほぉほぉ」
 

 簪「・・・かっこいい//」


 一夏「てかさ、思ったんだけど写真なんだからいらなくない?」


 シャル「漢なら腹括ってやるぜよ!」カッ


 一夏「はぁ・・・はい」


 薫子「じゃあ連写でいくね」


 一夏「(げっ・・・)」


 薫子「はい、いつでもいいよ~」


 一夏「・・・じゃあいくよ?せーのっ」


 一夏「ちょうじゅう・・・」クククッ シャル「超重甲!」 簪「超重甲!」


 薫子「ちょっとストップ!織斑君、笑っちゃってるよ!」


 アハハハハ! 


 一夏「ごめんなさい・・・//」

 
 「一夏君照れてる~」「かわいい~!」「写メ撮りたいなぁ~」


 シャル「い~~ちか君!せっかくカッコよお決まってたがやき」ジトー


 簪「織斑君・・・」プクー


 楯無「(薫子ちゃん、今の簪ちゃんの表情撮って撮って)」ヒソヒソ


 薫子「(はいはい)」パシャッパシャッ


 一夏「いや、ごめんごめん!んっんんっ!ふぅ・・・はい。大丈夫です」


 薫子「じゃあ改めて・・・いいよっ」


 一夏「ふぅ・・・せーのっ!」

 
 一夏・シャル・簪「超重甲!」ピカーンッ!


 オオオオォォォ~~~!! パチパチパチパチ


 薫子「うん、オッケー!」パシャッ

 
 薫子「うん、良い写真が撮れた!ありがとね、三人共!」


 一夏「あぁ。恥ずい・・・」ガクッ


 シャル「まぁまぁ、いい思い出になったやか」ハハハッ


 簪「わ、私も・・・よかったよ?//」テレテレ


 一夏「ほ、ほうか・・・ってか、シャル君のIS・・・」


 シャル「ん?へっへへ~、これがワシのISぜよ!」ドドーンッ!


 ザワザワザワザワ


 「わぁ~~!織斑君のISってあんなのだったんだ~!」「カッコイイ!」「更識さんの何か打鉄に似てるね?」「うん、そう言われ見れば・・・」
 「シャルロット君のIS・・・あれって・・・」「しかもマークどこかで・・・」


 簪「そ、それってどこで造られた、物なの・・・?」


 シャル「日本企業の三菱さんが作ってくれたんぜよ!」


 一夏「マジで?」


 シャル「おうっ!打鉄に続く純日本製の「いろは丸」ぜよ!」


 一夏「(わぁ~セッちゃんと同んじネーミングセンス・・・)」


 束「へぇ~~、君がそれの持ち主になったんだ」スタスタ


 シャル「おぉ、篠ノ之博士」ペコリ


 箒「お姉ちゃん、シャル君のISの事知ってるん?」 


 束「そりゃISは私が造った物なんじゃけん、情報が来て当然じゃろ?」クスクス


 箒「あ、ほうか・・・」クスリ


 束「チッちゃんが三菱グループさんの方に連絡入れてから、私に伝わって来たんじゃけどまさか本当じゃったなんてね」クスクス


 ラウラ「企業広告がいっぱい貼ってあるなぁ」


 一夏「レーシングカーみたいじゃな」


 簪「電気、自動車、食品・・・鉛筆?」


 シャル「え、知らんの?」


 簪「わ、私はトンボ使ってるから・・・」


 シャル「け、消しゴムは?」


 簪「も、MONO・・・」


 シャル「・・・」ガーンッ

今日はここまで。
だいぶ前にラジオで聞いたんですけど、展示されてる「陸奥守吉行」は本物だったそうです。

明日から6月なので、皆さん水分補給には十分に注意してくださいね。水筒を持参した方がいいです。
あと潮飴も塩分補給の助けになりますので


 一夏「ま、まぁ、トンボのは消しゴム付きだから消しゴム買わなくてもいいって人も居るけんね」ポンポンッ


 シャル「そんでもショックぜよ・・・」ショボーン


 箒「ところで、更識さんのISは何て言うんですか?」


 簪「打鉄弐式・・・です」


 ラウラ「へぇ、発展型なん?」


 簪「う、うん・・・打鉄は防御型だけどこの弐式は機動性を重視してあるの・・・」 


 ラウラ「装備は?」


 簪「装備は・・・背中の連射型荷電粒子砲「春雷」と誘導ミサイルを発射するミサイルポッドの「山嵐」・・・あとはこれ」ガシッ


 簪「超振動薙刀の「夢現」」 セシリア「薙刀」ヌッ


 簪「きゃっ・・・!?」ビクッ


 一夏「うわびっくしたぁ!?」ビクッ


 箒「セ、セッちゃん・・・いつの間に」アセアセ


 セシリア「ぁ・・・打鉄と聞いて、気になったので・・・つい//」モジモジ


 一夏・箒・ラウラ「「「(ようあの距離から聞こえたなぁ・・・)」」」タラー

 
 簪「で、でも・・・オルコットさんは専用機を持ってるんじゃ・・・?」


 セシリア「え、エット・・・本当は、日の丸と打鉄を交換して、入学したかった、んです」


 一夏「愛機じゃないの?」タラー


 セシリア「に、日本産のIS、の方がよかったんです・・・//」フイッ


 ラウラ「(ブルー・ティアーズ造った人泣くだろうなぁ)」


 セシリア「・・・あ、私も、薙刀、持ってるんです」つ薙刀


 簪「え?・・・あ、これが、あのISを倒した・・・」


 セシリア「はい・・・」ニコニコ


 簪「すごい・・・でも、これって銃身・・・?」


 ラウラ「改造品なんじゃって。ライフルとナイフの」ケラケラ


 簪「・・・」ポカン


 束「あ、それがセッちゃんの言ってた薙刀なんだ」ヒョッコリ  


 箒「あ、お姉ちゃん」


 簪「!、し、篠ノ之博士・・・」ドキドキ


 束「へぇ~、よく出来るね~。ちょっと見せてくれる?」


 セシリア「は、はぃ・・・//」つ薙刀


 束「ありがと」つ王座の謁見

 
 束「プルルンプルン ファミファミファー♪」チョン


 箒「パイパイポンポイ プワプワプ~♪」


 ラウラ「パメルクラルク ラリロリポップン♪」


 一夏「ピーリカッッ・・・ん゛ん゛っ」ゴホンッ


 箒「えぇ~~、そこは言う所じゃろぉ~」ムスー


 ラウラ「イッちゃん、ノリ悪いよぉ」プンプン


 一夏「あほか!超重甲より恥ずかしいわ!」プンスカ


 ギャーギャー!


 簪「あ、あの、止めなくていいんですか・・・?」アセアセ


 束「ええんよ、ケンカするほど仲が良いって言うじゃろ?」ニコリ


 簪「は、はぁ・・・」


 束「へぇ・・・振り回し難くないの?」


 セシリア「は、はぃ。寧ろ回す時に遠心力で勢いを付けやすいです・・・」
 

 束「ほぉほぉ・・・ん?この突起は?」カチッ


 セシリア「あっ」


 スポーンッ

 
 束「え」


 ヒュ~~~・・・


 千冬「」パシッ!

 
 オォォォ~~~!! シンケンシラハドリ! オミゴトー! キャー!オリムラセンセイカッコイー!


 千冬「」パタン


 ア、タオレタ タ、タイヘン!

すみません、短いですがここまで。
おんぷちゃんはマジで可愛い。まほプリとおじゃまじょのコラボで出てきてほしいなぁ


 千冬「タッちゃん私を殺す気じゃったんか?」ゴゴゴゴ


 束「ごめんごめん!まさか隠し武器になってたなんて知らんかったから!」アセアセ


 千冬「まったくもぉ~~・・・」プンスコ


 真耶「ま、まぁまぁ。落ち着いてください、ね?」アセアセ

 
 千冬「・・・山田先生に免じて許すけど、今度から気ぃつけてよ?」ジトー


 束「う、うん。わかった」ニヘラ


 千冬「はぁ・・・(びびったぁ)」ドキドキ


 千冬「セッちゃんも、先に説明してから渡しんさいよ?」


 セシリア「は、はぃ・・・」シュン


 ラウラ「セッちゃん、それどういう構造なん?」


 薫子「私もちょっと知りたい!」


 セシリア「え、ぇっと・・・先にナイフを嵌め込んで、setして・・・」キュッ、カチリッ

 
 セシリア「ここの、小さい穴から、炭酸ガスを注入する、だけです・・・」ツンツン


 薫子「へぇ~~、隠し武器とはこのことを言うのね」パシャッ


 セシリア「・・・//」テレテレ


 箒「どうやって作ったん?」


 セシリア「う、虚さんと、一緒に・・・」


 虚「呼んだ?」ヒョッコリ


 セシリア「!、虚さん・・・」


 布仏「しののんにプレゼントだって~」


 箒「え?私にですか・・・?」


 虚「ふふ♪はい、こ~れっ」つチップ


 箒「?・・・これは?」
 

 虚「後で打鉄にインプットしてみて?」ニコリ


 箒「え?あ・・・は、はい」コクリ

 ラウラ「え?助手?」


 クロエ「うん。そう」ナデナデ


 ラウラ「いつからなってたん?」


 クロエ「ラウラが海上自衛隊に入って、すぐの頃」ギューッ


 ラウラ「あ、ほうじゃったんか・・・」


 クロエ「うん」チュッ


 ラウラ「だぁあああ!!ちょ!何、なん、なんなんよ!?//」アセアセ


 クロエ「え?スキンシップ・・・?」


 ラウラ「自分でも疑問文じゃんか・・・」タラー


 クロエ「海外では頬に口付けをするのは挨拶なんじゃ・・・」


 ラウラ「ちゃうわ!あれは口はつけないんじゃけん! 頬っぺたと頬っぺたを合わせて右左でチュッて音を立てるだけなんじゃって」

 
 クロエ「え?そうだったの?」


 ラウラ「うん」コクコク


 クロエ「へぇ・・・」


 ラウラ「わかった?」


 クロエ「・・・大体分かった」パンパンッ


 ラウラ「オノディケ~」ガクッ


 ナターシャ「ラウラ、久しぶり」ギューッ


 ラウラ「あぁ、ナッちゃん。久しぶり・・・あの、苦しいんじゃけど」ペシペシ


 ナターシャ「あ、ご、ごめんね?」アセアセ


 イーリス「艦は降りたんか?」スッ


 ラウラ「今んとこは何もないと・・・思うけんね。クラリッサと部下に任せてるよ」ガシッ
 

 イーリス「そうか。平衡感覚は戻って来てるみたいだな?フラフラしてはいないようだが」


 ラウラ「まぁ、うん。大分ね・・・」


 ナターシャ「日焼けも大分、薄くなったかな?」サスサス


 ラウラ「いやぁ、どうせまた黒くなるけん意味ないよ」ケラケラ


 ナターシャ「それもそっか」アハハッ


 イーリス「なぁ・・・よかったらアレしないか?」ニヤリ


 ラウラ「・・・アレか?ええよ、これでも艦から下の魚当てれるくらいなんじゃけんな」ニヤリ


 箒「イッちゃんはどうするの?」


 一夏「ん~・・・別にする気無いけん仕舞っとこ」シュン 

 
 箒「えぇ~、あれ意味ないじゃん」クスクス


 楯無「あ・・・一夏君」トコトコ


 一夏「」キュィーン、ゴォ~~~


 箒「早っ」


 楯無「ちょ、ちょっと!いきなりそれはひどくない!?」


 一夏「あぁ・・・すんません、条件反射で」ギュォオ、ズンッ


 楯無「・・・距離を取ってるのはどうしてかな?」タラー


 一夏「自分の胸に聞いてください」


 楯無「やん、もうっ。一夏君ったらぁ~」


 一夏「・・・」


 楯無「・・・え、えっと、昨日の手紙、読んでくれた?」


 一夏「はい。凰さんが」


 楯無「え・・・?」


 箒「え、えっと、読み上げてました」


 楯無「あ、あぁ。そう言う意味か・・・えっと、ごめんね?」


 一夏「・・・あれがシャル君に対してやったと言うのは聞きましたが、更識さん生徒会長ですよね?」


 楯無「う、うん・・・」


 一夏「破廉恥と言う言葉と、はしたないと言う言葉はおわかりで?」


 楯無「そ、それは・・・もちろん・・・」


 一夏「女と言う自覚は?」


 楯無「あ、あり、ます・・・」


 一夏「両親が悲しむとおわかりでの行動で?」


 楯無「・・・」


 一夏「二度としないでください」


 楯無「・・・は、はい・・・」


 一夏「わかればいいです・・・ホンマに次したら俺も何するかわかりませんからね?」つ飴


 楯無「あ・・・う、うん」スッ

  
 箒「(なんだかんだ言って、やっぱり優しいんじゃけん)」クスリ
 

 一夏「何?」チラッ


 箒「なーんも」フフッ

 
 
 ダリル「ほら、ゆっくりでいいから歩け。手握っててやるから」ガッシリ



 「は、はい・・・」フラフラ


 ダリル「その調子で歩いて、離すぞ」パッ


 「わっ!わっ!ダ、ダリル先輩急に離さないで~~!」フラフラヨロヨロ


 ダリル「おいおい、ちゃんとしろっ」ガシッ


 「は、はい・・・//」 


 フォルテ「・・・」ムスップー


 サラ「フォルテさん、お相手の方が困ってますよ」


 フォルテ「あ、ごめんごめん。じゃあ次は・・・」


 「あ、歩けた!」ウィーン、ガション


 ダリル「ん、よくやった」ナデナデ


 「あ、ありがとうございます・・・//」


 フォルテ「・・・」ギリギリ


 「わっとっとっと!せんぱあぁあああ!!」コケッ


 フォルテ「ひぎゃっ!」ドターン!


 サラ「フォ、フォルテさん!?」アセアセ


 ダリル「何やってんだよ。ほら、立て」スッ


 「す、すみません!」ペコリ

 
 フォルテ「い、いや、私も見てなかったから・・・こっちこそゴメン」サスサス


 ダリル「ちゃんとしろよ?ったく・・・ほら」スッ


 フォルテ「ん・・・」ムクリ、ギュッ


 ダリル「抱き着くな」ペシッ フォルテ「あう・・・」


 セシリア「では・・・実戦訓練を、始めます・・・」


 「「「「はーい!」」」」


 相川「あ、その前に篠ノ之博士から貰った武装見てみたい!」


 夜竹「あ、私も!」 鷹月「私も!」


 セシリア「は、はい・・・」ゴクリ


 薫子・虚「・・・」ジーッ


 セシリア「・・・あ、あの、お二人とも、近づき過ぎ・・・」アセアセ


 薫子「あ、ごめんごめん」アハハッ


 虚「つい気になっちゃって・・・」


 セシリア「・・・」クスリ


 セシリア「・・・」チャキッ、ギィィィ・・・キィン


 相川・夜竹・鷹月「おぉ~~・・・」


 薫子「すごい・・・」タラー


 虚「ま、黛さんよだれよだれ」


 薫子「あ、ごめん」フキフキ


 セシリア「これが・・・///」ウットリ


 薫子「セッちゃん、構えて構えて」


 セシリア「あ・・・はぃ」スッ


 薫子「おぉ~、いいねぇ」パシャッパシャッ


 セシリア「・・・//」

 

 
 谷本「ふぅ、はい。次はホーちゃんの番だよ」


 箒「うん。あ、そうだ・・・」


 箒「えっと・・・あっった。ここに入れて・・・」カチッ


 箒「よしっ・・・」


 箒「・・・え、これって」チャキッ


 谷本「それって・・・刀?」


 かなりん「あれ?その打鉄に刀って装備されてなかったけど・・・?」

今日はここまで。

明日はデップーの映画観に行ってきまーす♪

土曜はデッドプールを観に行って更新できなく、日曜は急な休日出勤で更新できなくて申し訳ございませんでした(土下座
再開します


 箒「あ・・・もしかして、この刀・・・!」


 虚「どお?新品同様でしょ?」フフン


 薫子「いやぁ~、直すまでの破片探しには苦労しちゃったよ」


 箒「す、すごいですね・・・!ここまで直せるなんて!」


 虚「ほら、オルコットさんに見せに行ってあげなよ」


 箒「え?な、なんで・・・?」


 虚「本音ちゃんから聞いたの」ナデナデ 布仏「えへへ~」


 箒「のほほんさん・・・」


 虚「そう言う事なら言ってくれればよかったのに」


 箒「ご、ごめんなさい・・・迷惑になると思ってたので・・・」


 虚「そんな事思うわけないでしょ。喜んで引き受けるんだから」ニコリ


 箒「・・・あ、ありがとうございます」ペコリ


 谷本「ほら、セシリアさん、あそこにいるよ。ホーちゃん」


 かなりん「行ってきなよ」


 箒「谷本さん、かなりん・・・ありがとう」ニコリ




 箒「セッちゃん!」 

 
 セシリア「?。しの、のの、さん?」


 箒「ふふっ・・・これっ」つ刀


 セシリア「・・・!。そ、それは・・・!?」


 箒「あ、わかった?」


 セシリア「ど、どうやって・・・?」


 箒「虚さんと薫子さんが直してくれたの」


 セシリア「虚さんと、黛さんが・・・」


 箒「うん・・・これで、もう気にしなくていいからね?」ニコリ


 セシリア「・・・は、はぃ」ウル


 箒「ほーら、笑顔笑顔っ」フキフキ


 セシリア「はぃ・・・」


 薫子「セッちゃん、篠ノ之さん。ツーショットお願いしてもいいかな?」


 箒「え?私も、ですか?」


 薫子「大和撫子と金髪の大和撫子って何かミスマッチしてて画になるからさ!お願いっ!」


 箒「じゃ、じゃあ・・・こう、でいいでしょうか?」スッ、チャキッ


 セシリア「・・・」チャキッ


 薫子「おぉ~~~!いいよいいよぉ~!」パシャッパシャッ


 セシリア「・・・箒、さん・・・」ボソ


 箒「ん・・・?」


 セシリア「・・・ありがとう、ございます」ニコッ


 箒「・・・どういたしまして」ニコッ


 

 3組代表の子「そのまま狙いを定めて・・・ここっ」

 
 鷹月「う、うん・・・っ!」タァーンッ!

  
 3組代表の子「・・・外れ」ハァ


 鷹月「うぅ~~!難しいなぁ・・・」


 3組代表の子「集中力が散漫になってる。肘も震えて標準がブレて当たり前よ」


 鷹月「たはぁ~、手厳しいです」ガクッ

 
 3組代表の子「はい、降りて。次」


 ラウラ「ごめんなんじゃけど、ちょっと変わってね」


 イーリス「すぐに終わるから」


 3組代表の子「え?あ、ど、どうぞ・・・」ススッ


 鷹月「あれ?ラウラさん・・・って、そ、そそそそそ、その手に持ってるのって!?」ガビョーン


 ラウラ「ん?鉄砲」


 3組代表の子「いやいや何でもそんなもの持ちこんでるんですか!?」アセアセ


 イーリス「何、ちょっとした賭け勝負だ。安心しろ」


 3組代表の子・鷹月「「(いや、怖いんですけど・・・)」」タラー


 イーリス「勝負は1回。先に当てた方の勝ち」


 ラウラ「ん・・・まだそれ使ってるん?古臭いの」


 イーリス「古臭いとはなんだ。失礼なっ」ムスッ


 ラウラ「そりゃごめ。でもウチの世界最強のハンドガンに勝てるんか?」


 イーリス「ふんっ、何を言ってる。世界一はマグナム44と決まっている。ダーティハリーだって使ってるんだ」


 鷹月「ダーティーハリーって誰?」ヒソヒソ


 3組代表の子「さぁ・・・?」

 
 ラウラ「460スーパーとS&W M500にゃあ敵わんじゃろ」


 イーリス「技術と撃たれる覚悟があれば、どんな銃よりも最強だ。あと私はリボルバーが好きだからだ」ドヤッ


 ラウラ「実践ですぐに撃てるんか?」ニヤニヤ


 イーリス「・・・何なら弾丸を入れる方でやるか?」ニヤリ


 ラウラ「ええよ?」


 イーリス「よし・・・なら、勝った方は・・・」


 イーリス・ラウラ「「嫌いな物を食す」」


 鷹月・3組代表の子「「(地味っ!?)」」


 イーリス「決まりだな」


 ラウラ「うん・・・よし、じゃあ弾抜いて」スポッ


 イーリス「うむ・・・」バラバラ


 薫子「はい、オッケー!ありがとう、二人とも」ニコニコ


 箒「は、はい・・・」ゼェゼェ


 セシリア「・・・ふぅ」


 一夏「随分長かったんじゃな」ケラケラ


 箒「はぁ~~、腕痛ちゃ~っ」ズキズキ


 セシリア「・・・」ズキズキ


 シャル「3人共、へちで何かあるみたいちや」


 一夏・箒「「え?」」 セシリア「?」


 
 イーリス「ふぅ~・・・」ポキッポキッ


 ラウラ「・・・」コキッコキッ


 ザワザワザワ


 一夏「な、何やってんの・・・」


 鷹月「何か、早撃ちの賭け勝負が始まっちゃって・・・」アセアセ


 一夏・箒「(万が一でしか使えんかったんじゃないの・・・)」タラー


 イーリス「・・・このコインが落ちて、から・・・」


 ラウラ「ん・・・」


 イーリス「・・・」キィーン

 
 ラウラ「ピュ∼ピュピュ~、ピュピュピュ~・・・」 


 ヒュ~~~・・・チャィン


 BANG!! BANG!


 イーリス・ラウラ「「・・・」」


 的「穴・・・二つ」パタン


 ラウラ「あぁ~~!ちっきしょー!」


 イーリス「これは・・・引き分けだな」


 ラウラ「くぅ~~ふっふっふ・・・じゃな」ガクッ


 イーリス「明日位に送るからな」


 ラウラ「イッちゃんのところにもなっ!」ビシィッ


 一夏「あぁ~~、耳がぁ」キーン


 箒「キーンってする・・・」キーン


 セシリア「・・・」キーン


 シャル「ほきもかっこよかったぜよな!」


 一夏「いやびっくして目瞑ってしもうたけぇ見てないんよ」クスクス


 箒「私も」クスリ


 シャル「えぇ~」ガクッ


 ラウラ「はぁ~、もうちょい早よう入れれば・・・」カチャカチャ


 イーリス「どっちにしろだろうな」


 ラウラ「むっ・・・こっちの方はナターシャに負けてるんじゃないんか?」ワシッ!


 イーリス「ひゃっ!?//」ビクッ


 ラウラ「むむ?ちょっとおっきくなってる?」モミモミ


 イーリス「や、め、ろっ!//」ゴンッ! ラウラ「おごっ!?」ゴチン


 ナターシャ「痛そう・・・」

 
 


 シャル「何か、鈍い音がしなかったがかえ?」キョロキョロ


 一夏「いや?何も」


 簪「聞こえなかった・・・」セシリア「・・・」コクコク


 箒「気のせいじゃろ?」 
 
 
 シャル「ほうがかえ・・・」ウーン



 シャル「げに一夏君、はや大丈夫かぇか?」


 一夏「え?・・・あ、そう言えば・・・」


 ヒュー


 箒「わっ・・・」ピラ


 一夏「」ブッ


 シャル・簪「どわぁっ!?/きゃっ・・・!?」


 箒「イ、イッちゃん!?」アセアセ

 
 一夏「」プルプル


 シャル「だ、大丈夫かぇ?!」サスサス
 

 簪「せ、先生呼んでくる・・・!」タッタッタ


 シャル「どうしたが?鼻血ぶーして」サスサス


 一夏「(い、いや、あの、スーツのヒラヒラしてる部分が捲れて・・・)」ドクドク


 シャル「で・・・抑えきれんくなっちゅう?」


 一夏「(みたい・・・)」ポタポタ


 千冬「どした一夏!」タッタッタッ


 一夏「とりあえずティッシュくれ」ポタポタ


 千冬「・・・ほら、のーして」つ紙縒り


 一夏「ん」ダラー


 千冬「あぁあぁ~」アセアセ、ブスクッ


 一夏「ふんぐぅっ」ビクッ


 千冬「よし、オケっと。保健室行っとくか?」ナデナデ


 一夏「ん」コクコク


 シャル「付き添うぜよ」ポンッ


 千冬「頼むわ、シャルくん」

 
 シャル「おうっ」


 
 
 一夏「あぁ~~、びっくりしたわぁ」ケラケラ



 シャル「や、結構な量出ちょったけんど大丈夫がや?」


 一夏「うん。米と肉食べりゃあ大丈夫じゃろ」ケラケラ


 シャル「そうかえ。ほいじゃ、ワシァ戻るきにゆっくりするとええかえ」スクッ


 一夏「うん、ありがとね」


 シャル「おうっ。ほいじゃっ」ウィーン、スタスタ


 一夏「・・・はぁ、油断大敵とはこのことか・・・」


 シャル「無事、保健室まで送り届けましたきに」


 千冬「ありがとさん」


 シャル「・・・一夏君はおなごには免疫はあるんぜよね?」


 千冬「そうなんじゃけどなぁ・・・多分、無理してたんじゃろう」

 
 シャル「そうゆう事なが」


 千冬「うん」コクコク


 
 箒「イッちゃん大丈夫かな・・・」オロオロ


 セシリア「すごい量でしたね・・・鼻血・・・」
 

 ラウラ「まぁ、健全な男の子ってことじゃけん、しょーがなーわな」ケラケラ


 簪「どういうこと・・・?」


 ラウラ「保険の授業習って行けばわかるけん」ポンッ


 簪「?」キョトン


 シャル「戻ったぜよ」


 箒「あ。シャル君!イッちゃんは!?」


 シャル「おう、保健室で安静に寝ちょるきに。大丈夫ぜよ」ニコッ


 箒「はぁ~、よかったぁ・・・」ホッ


 シャル「まっこと、ホーちゃんは一夏君の事好きじゃのう」ニヤニヤ


 ラウラ「ホンマな」ニヤニヤ

 
 セシリア「・・・」クスリ


 簪「・・・そうだったんだ」ボソ


 箒「え、ち、ち、違っ!///し、心配してるから聞いてるだけなんじゃけんね!//」プンスコ


 シャル「あぁ、ほうかえ」ニヤニヤ


 箒「むぅ・・・///」ムスップー


 キーンコーンカーンコーン


 千冬「おっ・・・昼か。一旦集合」ピピーッ


 ゾロゾロ ゾロゾロ


 千冬「昼休憩に入る。午後からの訓練は1時半から始める」


 箒「あ・・・(イッちゃん、お昼ご飯はどうするんだろ・・・)」


 
 「あ、あの篠ノ之博士、お隣よろしいでしょうか?」オズオズ


 束「もちろん♪」


 「やった!」 「あ、ずるーい!」ブーブー 「抜け駆けは卑怯よ~!」ブーブー


 シャル「やっぱし博士は人気もんじゃのう」パク、モグモグ


 セシリア「そう、です、ね・・・」


 鈴「あれ?ホーちゃんは?」モグモグ


 シャル「おろ?どこいったかぇ?」キョロキョロロ




 クロエ「ラウラ、はい。あーん」


 ラウラ「い、いいって、恥ずかしいけん」アセアセ


 クロエ「あーん」


 ラウラ「いや、じゃけえ」

 
 クロエ「あーん」


 ラウラ「・・・あーん//」パク


 クロエ「よくできました~」ナデナデ


 ナターシャ「次、私!」


 ラウラ「も、もう勘弁してっ/」フルフル

まさかまだ見てくださっている方がいたとは・・・!
やっと一週間休暇入ったんで再開です!


 一夏「・・・腹減った・・・」グゥ~


 コンコンッ


 一夏「・・・どうぞ?(楯無会長じゃない、よね・・・?)」ドックンドックン


 箒「イッちゃん」ウィーン


 一夏「何だ箒か・・・」ホッ


 箒「何だって失礼じゃなぁ・・・」クスリ


 一夏「あ、ごめん・・・」アセアセ


 箒「ふふ。お弁当作って来たんじゃけど、食べる?」


 一夏「マジで!?」ガバッ


 箒「あんまり時間がなかったけん、あり合わせで作ったんじゃけど・・・」


 一夏「ええよ。どうせ次の時間俺出れんし・・・箒の作った飯も美味いけん、ゆっくり食べたい」 


 箒「え・・・//」ポッ


 一夏「ん・・・/」ポリポリ


 箒「・・・あ、は、はい//」つ弁当


 一夏「あ、ありがと」スッ


 箒「うん・・・//」


 一夏「・・・」パカッ


 一夏「おっ、美味そうじゃん。じゃ、玉子焼きいっただきまーす」パクッ


 箒「・・・」


 一夏「・・・うん」モグモグ


 箒「どお?」ドキドキ


 一夏「・・・ばあちゃんの玉子焼き並みに美味い」ニコッ


 箒「ホ、ホンマに!?よかったぁ・・・」ホッ


 一夏「おにぎりも美味しいな」モグモグ


 箒「急いで作ってたからまん丸なのになっちゃったんよ」クスクス


 一夏「ほうなんか」クスクス


 箒「本当は三角なのにしようと思ってたんじゃけどなぁ~」


 一夏「まぁ、蓋したらどっちにしろ意味ないじゃろ」クスクス


 箒「あ・・・そうじゃね」クスクス


 一夏「ん・・・」クスクス、モグモグ


 箒「でも、びっくりしたんよ?いきなり鼻血ブーするんじゃけん」


 一夏「」ギクッ、ゴクンッ


 一夏「ごふっ!」ドンドンドンッ


 箒「え?あぁ!だ、大丈夫!?」トントンッ


 一夏「っ・・・けほっ、けふっ・・・う゛ん゛っ、大丈夫っ・・・」ケホケホッ


 箒「はぁ~~、びっくりしたぁ。・・・」


 一夏「ごめんごめん。・・・えっと、もう鼻血は止まったから大丈夫だよ?」


 箒「ほうなん?」


 一夏「うん。じゃけぇ、気にせんでいいよ・・・」タラー


 箒「ん~・・・わかった」


 一夏「(言えん、お前のスーツのヒラヒラで鼻血出したとは・・・絶対に言えん)」モグモグ


 箒「あ、そろそろ次の授業始まるけん、ゆっくりしててね?」


 一夏「あ、うん。わかった」


 箒「お弁当箱はおばちゃんに渡しといてね?じゃっ」ウィーン


 一夏「ん・・・」モグモグ


 千冬「では午後の合同実習を再開する。はい、始めっ」パンッ


 ワイワイ ガヤガヤ


 シャル「ホーちゃん、昼休みどこ行っとったがかぇ?」


 箒「えっと・・・」


 ラウラ「・・・ははぁ~~~ん」ニヨニヨ


 箒「え、な、何?ボーちゃん」


 ラウラ「いやいや、へぇへぇ何でもぉ~~」


 箒「な、何よその顔は!」プンスコ


 千冬「あ、ホーちゃん」チョイチョイ


 箒「え?あ、はーい」タッタッ

 
 シャル「・・・ボーちゃん、知っとるのかぇ?ホーちゃんどこに行ってたか」


 ラウラ「そりゃあもちのろん」フフン


 
 千冬「一夏の様子はどうじゃった?」


 箒「え?あぁ、もう鼻血は止まってたみたいじゃけど・・・って、何で会ってるの知ってるん!?///」


 千冬「いやただの勘」


 箒「か、勘って・・・//」


 千冬「恥ずかしがることないじゃろ?一夏よろこんどったか?」クスリ


 箒「う、うん・・・///玉子焼き、おばあちゃんの卵焼き並みに美味しいって・・・//」


 千冬「ほうか。よかったじゃん」クス、ナデナデ


 箒「う、うん・・・///」テレテレ


 千冬「んじゃ、行ってええけん」


 箒「はーい」トタトタ


 
 
 ラウラ「あ、戻ってきた」

 

 箒「あれ?みんなどしたの?」


 セシリア「しのののさん、を待って、いました」


 箒「あ、そうだったん?ごめんね、待たせちゃったみたいで」


 シャル「やっ、気にせんでええきに」


 ラウラ「そうそう。お楽しみじゃったみたいじゃしね」ニヤニヤ


 箒「え?」キョトン


 ラウラ「何でも無い。じゃ、行こうか」


 箒「?。うん」




 シャル「おっ、あっこで刀の特訓をしてるみたいぜよ」


 セシリア「」トタタタ


 箒「セ、セッちゃん早い!待って!」
 

 鈴「あ、皆もこっちに来たあるか!」


 箒「あ、鈴ちゃん。鈴ちゃんは・・・指導をしてるの?」


 鈴「大当たりある!」

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