モバP「ん、病んでます?」楓「病んでないです」 (49)


モバP「そうですか、よかった」

楓「ですね」

モバP「じゃあちょっと僕の歯ブラシ返してもらえます?」

楓「すみません、これから使わせていただきますので」

モバP「何にですかね」

楓「女の私からそんなことを言わせようとするなんて……」

モバP「ごめんなさい」

楓「いえ、では一旦失礼します」

ガチャ

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モバP「……ふう、緊張した」

モバP「やっぱりハイライトオフの楓さんは迫力があるな」

モバP「喋りも硬くなっちゃったよ」

凛「硬くなったの?」

モバP「うおっ…凛か」

凛「硬くなってたの?」

モバP「いや、別に硬くってのは……あれ?」

モバP「ハイライト消えてんな」

モバP「凛、病んでる?」

凛「は?病んでないけど」


モバP「そうか、そうだよな」

凛「当たり前じゃん」

モバP「……ん、その口を縛ったビニール袋はゴミか?捨てておくぞ」

凛「これ?ゴミなわけ無いじゃん」

モバP「え?中身は何も無いように見えるが」

凛「いっぱいに入ってるよ、プロデューサーの至近距離で取った空気が」

モバP「お、やべえぞ」


モバP「わかった、ゴミじゃないんだな」

凛「ゴミどころかこれは今夜の……今何か変なこと想像した?」

モバP「え?いや、してないぞ」

凛「嘘。そういう顔してたもん」

凛「最低だよ」

モバP「すまん、もしそう見えたのなら謝る」

凛「許さない。許さないけど」

モバP「…けど?」

凛「この袋いっぱいに息を貯めたら許してあげる」ガサ

モバP「こ…これ、50リットルのゴミ袋じゃないか」

凛「うん、早くお願い」

あ、110番だな!!

早苗さーん!


モバP「無理だろこんなの、酸欠になるぞ!」

凛「何でもするって言ったよね?」

モバP「言ってないぞ」

凛「……プロデューサーは私の夢を邪魔するの?」

モバP「夢?夢とこれが関係あるのか?」

凛「大アリだよ!!!!!!」

モバP「き、急に大声出すなよ…」


モバP「わかった、やればいいんだろ、やれば」

凛「そう言ってくれると思った」

凛「これで私の夢、全裸でプロデューサーの息の中にくるまりたいが叶うね」

モバP「ん?」

凛「いいから、肺を動かす!」

モバP「はいっ」

一時間後

モバP「ううう…気分悪い…頭痛い……」

凛「お疲れ様、プロデューサー」

凛「じゃあ私、早くこれ使いたいし帰るね」

ガチャ


モバP「……帰ったか…」

モバP「体調悪いし、少し横になっても平気かな」

モバP「ちょっとソファで寝よう…」

モバP「……」

モバP「…ぐぅ」zzz


パシャパシャパシャ

モバP「……んん?」

パシャパシャパシャ

モバP「……」

モバP「何してんだ、文香」


文香「…おはようございます」

モバP「おはよう、今俺の寝顔撮ってたな」

文香「撮ってないです」

モバP「でもカメラ俺の方向いてたぞ?」

文香「…インカメラで自撮りをしてました」

モバP「文香も自撮りなんてするんだな」

文香「し…してないです」

モバP「いやでも今」

文香「窓…開けてきます」

モバP「なに顔真っ赤になってるんだ?」


モバP「自分で言って恥ずかしくなるなんて可愛いなあ」

モバP「…ん?何か落ちてる」

モバP「……これは…しおり?」

文香「…あ、それ……」

モバP「文香のか?この真っ黒なしおり」

文香「私のです…」

モバP「そっか、落ちてたぞ」

文香「ありがとうございます…洗わなきゃ……」

モバP「洗えるのか?それ」

文香「はい」


モバP「確かに不思議な触感してたな」

文香「プロデューサーさんの髪の毛で編み込んだものですから……」フフ

モバP「よし文香俺の目を見てみろ」

文香「え、な、何ですか…///」

モバP「いいから早く」

文香「そんな、恥ずかしいです…///」

モバP「ちょっとごめんな」グイ

文香「きゃっ///」

モバP「……」

モバP「病んでるな」

文香「や…病んでませんっ///」

ウィアフレはヤンデレ共の歌だったのかな?


モバP「顔が真っ赤でも目は洞穴みたいだからな。正直怖い」

文香「もっもうっ…しおり洗ってきます」

モバP「おう、行ってくれ行ってくれ」

文香「シャンプーはメルットでしたよね?」

モバP「そうそう」

文香「では、失礼します…」

ガチャ

モバP「…なんで俺のシャンプー知ってるんだ」

バタン

モバP「うおっ」

文香「……」


モバP「な…なんだ?」

文香「忘れ物しました…」

モバP「そ、そうか」

文香「あった…では改めて、失礼します」

モバP「ちなみにその手に持った真っ黒な忘れ物ってなんだ?」

文香「……」

文香「ブックカバーです、まだ作りかけですが」

バタン

モバP「ひええ」

    ノノ
 〆 ⌒ヽ∩ ブチ!ブチ!
 (  ゚ω゚)ノ⌒ ミ
 ヽ⊂彡(´・ω・`)

もう抜く毛ないやろ……

アソコの毛とか脇毛とかじゃねえの

全身脱毛しよう

Pの着ているスーツの糸くずかな?

人間は1日に300万本の髪の毛が抜けるらしいしへーきへーき

しえん

50リットル程度だと体丸めてしか無理でしょ。布団圧縮袋なみ無いと


モバP「怖い、本当に怖い」

???「怖くてちょっと動けないんですけど……」

モバP「!?」

モバP「机の下か!!」ガタッ

???「うう…」

モバP「って、乃々か…」

乃々「なんで肩落とすんですか…がっかりしたんですか……」

モバP「いやいや!安心したんだよ」

いつの間にかPが丸裸にされていてもおかしくないな

すごくいいやんけ。

>>21
人間の毛髪自体が数十万本しかないんだが…

珍しい楓さんのヤンデレSSかと思ったら違った

>>23
OK自分の家の4リットルのゴミ袋を広げてみてくれ
それがあと11個と半分だ

>>29
12個と半分やで(マジレス)

みんなやみすぎわらた

>>30
書いてから気づいた
俺恥ずかしい

えっ、あってるんちゃうん?

4リットルの袋一つ広げて、それとは別にあと11個半なんでしょ

どちらにせよ一分間に必要な空気は約10Lなので5分で終わる

逆に5分も持つことにびっくり
勉強になるわ―

それもあくまで吸った空気は使えないことを前提とした計算だから実際はもっと長く袋のなかにいられるぞ

漏れた分を差し引きしても6~7分で吹き込めるのかな
50リットルで立方体だと一辺約37cm、球だと直径約46cm

体丸めればギリ入れないこともないが袋に入らず
自分が入れる大きさの箱の中で袋開ければいいんだと計算後に気付いた


モバP「乃々なら変なこと…して……こな…い……?」

モバP「って、お前もハイライトオフじゃないか!!!」

乃々「え…」

モバP「何なんだよ!!お前も病んでるんだな!?」

乃々「も、元から……」

モバP「机の下から俺の股間をずっと眺めてたんだな!?」

乃々「ひ、ひどい言いがかりなんですけどお…!」


モバP「ダメだダメだ!お前いっぺんマストレさんに鍛え直してもらえ!」

乃々「い、いやあ……!!」

モバP「電話電話…」

プルルル ガチャ

モバP「もしもし、マストレさん!?」

モバP「すいません、急なんですが森久保のレッスンをお願いしたくて、あ、大丈夫ですか?はい、では今から向かわせますので……え?もう下にいる?……何でですか?」

乃々「ひいっ」

モバP「ずっと待ってた?え?」

乃々「や、病んでるのはマストレさんじゃないですかぁ…!」


モバP「……」チラッ

乃々「!!」ビクッ

モバP「……ええ、ではすぐ下に行かせますので待ってて下さい」

乃々「!」

乃々「今もりくぼを使ってマストレさんを遠ざけようとしましたね…!」

モバP「乃々、レッスンの時間だ」ガシッ

乃々「嫌です……!」

モバP「レッスンは裏切らない。本番での自信になる」ヒョイッ

乃々「か、かつがないでえ…」


モバP「お前のためなんだ…」

乃々「む、むーりー…」

モバP「…ひっ!」

乃々「こ、今度はなんですか…」

モバP「ドアが半開きになって…」

乃々「………」ガタガタ

モバP「奥からマストレさんの手だけが伸びている……!」

乃々「いやあああああ……!」

マストレの手「……」


モバP「…こ、これ、森久保です」

マストレの手「……」

ガシッ

モバP「ひいっ」

乃々「あ、愛のないつかみ方なんですけど…」

グイッ

乃々「ううっすごい力…」

モバP「……じゃあな、乃々…」

乃々「ちょ、助けてほしいんですけど〜!!」

ズルっズルっ

モバP(ああ…引きずられて行ってる…)

モバP(すまん、乃々。お前は病んでなんていなかったよ…)

ゴミ袋に入るなら70L以上は欲しい
50は普通サイズやね

めんどくせーな
注射針刺して直接息吹き込んで貰えばいいだろ

まゆはどうなる・・・

>>43
殺す気かね

ままゆはむしろハイライトギラッギラしてそう

まゆ「みなさんっ!まゆにハイライトを分けてください(手を掲げつつ)!!」

>>46
は?

い?

じゃないが

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