男「俺に許嫁ができた」 (171)


突然だが恋人はおろか、仲のいい女友達もいない俺に許嫁ができた。親父の会社の都合でだ。
写真で見た相手はとても可愛い。こんな子をお嫁さんにできるなら、と俺は親父の誘いを受けた。
しかし、相手の立場になってみれば……そらこうなるわな。


許嫁「別にあなたの事なんてどうでもいいから」

男「……」

許嫁「なんでこんなのと……」ボソッ


許嫁と俺の家で同棲しはじめて二週間。いつもこんな調子だ。
許嫁は会社の都合で好きでもなんでもないやつと結婚させられるんだから仕方ないのか。


許嫁「それじゃあ私、先に寝てるから」

男「お、おう」

許嫁「」スタスタ

男「……はぁ。どうしてこうなるんだろ」

男母「どうしたの?許嫁ちゃんと上手くいってないのかしら?」

男「上手くいくもなにも……って母さんいつの間に。」

男母「まぁ政略結婚なんだし仕方ないわね」

男「うぐっ」

男母「明日学校あるんだから早いとこねなさいよ」

男「あぁ」



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~翌日~

男「……んぁ。朝か」

男「飯……」フラフラ

男母「おはよう」

男「おはよう……許嫁は?」

男母「もう学校に行ったわよ?アンタと違って早起きみたいだし」

男「ああそう……」モグモグ

男「それじゃ、学校行ってくる」

男母「あ、はいお弁当。行ってらっしゃい」バタン


男「許嫁ができてもボッチかぁ……」

男友「おー男。奇遇だな」

男「なんだお前か」

男友「なんだって……誰か別の人を期待してたのか?」ニヤニヤ

男「別にそういうのじゃねえし……」

男友「それくらい教えてくれよ。お前の親友なんだしさ」

男「そういう時に親友って言葉使うのやめようか」

男友「おっ。許嫁ちゃんだ。やっぱ可愛いなー」

男「……」

男友「?どうした男。……ははーん、さては許嫁ちゃんが気になるのか?」

男「なんでそうなるんだよ……」

男友「まぁ仕方ないって。許嫁ちゃん学校一美しいとか可愛いとか言われてるし」

男(性格は冷たいけどな)

男「あっ。おいそろそろチャイム鳴るぞ」

男友「やべ、急ぐか!」ダダッ


~休憩時間~

男友「で、男。どうなんだ?やっぱ許嫁ちゃん狙いか?」

男「別にそういうわけじゃねえってば」

男友「……じゃあ他にも誰かいるのか?」

男「他にも……いねえな」

男友「そうかそうか。他にもか」ケラケラ

男「計ったな……」

男友「さあ?なんの事かな?」

男「なんでお前はそんなに俺の好きな人を知りたいんだ?」

男友「頑張ってくっ付けてあげたいから」

男「本音は?」

男友「面白そうだし、ネタにしてやろう」

男「……はぁ。そうだ、弁当一緒に食おうぜ」

男友「いいぞ。それじゃまた後でな」

~昼食~

男友「おぉ。旨そうじゃん」

男「そうか?でもやらねえぞ」

男(あっ許嫁……)チラッ

許嫁「……」フイッ

男友「おーおー。めっちゃ見とれてるじゃん」ニヤニヤ

男「え?何か言った?」

男友「いや。何も」クスクス

男「そういやお前って彼女とかいるのか?」

男友「あー、そういや言ってなかったな。いるぞ」

男「マジ?全然そんな噂聞かないんだけど」

男友「だってつい最近からだな」

男「相手は?」

男友「同じクラスの女ってわかる?」

男「あぁ。あの人か」

男友「それで、お前は許嫁ちゃん狙ってるのか?」

男「そういうのじゃないって……」

男友「情報屋の友達によると隣のクラスのイケメンが狙ってるらしいぞ」

男「……俺には関係ねえ」

男友「さっさと告っちゃえばいいのになー」

男(まさか許嫁だなんていっても信じねえだろ)

~許嫁side~

許嫁友「許嫁ってやっぱ可愛いな~それ」ムニッ

許嫁「露骨に胸を揉まないで貰えるかしら」バシッ

許嫁友「ひどいな~。ただのスキンシップじゃん」

許嫁友「それで、最近男くんとどうなの?」

許嫁「別にそういうのは……」

許嫁友「ふーん。男くん、もう襲ってるかと思った~」

許嫁「な、何言ってるのよ……恥ずかしくないのかしら?」

許嫁友「だって近くに男子いるわけじゃないしー」

許嫁「まぁ……兎も角、男とは何もないから」

許嫁友「えー。つまんないのー」

許嫁「大体、あんな奴の事どうでもいいから」

許嫁(どうせ私なんかすぐに捨てられるんだろうし……)

~放課後~

男友「それじゃ部活あるし、また明日な」

男「おーう。頑張れよ~」

男「……ということは今日も帰りは一人か」

男「……はぁ。どうしたらいいんだろ……ん」

男(許嫁が校門の前に……まさか俺を待ってたとか)

男(いや、そんなわけないか……)

許嫁「ちょっと、私を置いてどこ行くのよ」

男「え?もしかして待っててくれたのか?」

許嫁「別に待ってたわけじゃない。友達が一緒に帰れなくなったからよ」

男「そうか。でも一緒に帰らなくてもいいんじゃないのか?」

許嫁「なによ。私とじゃ一緒に帰るの嫌なのかしら?」

男「べ、別にそういうわけじゃ……」

許嫁「荷物持ちよろしくね」スタスタ

男「……そういうことか」

~自宅~

男「ただいまー」

男母「あら、お帰りなさい許嫁ちゃんなら先に帰ってるわよ」

男「あーそう。んじゃちょっと部屋行ってくる」

男母「夕飯もうすぐできるから早めに降りてきなさいよ」

男「わかった」


男「許嫁ー。入るぞー」ガチャッ

許嫁「ちょ……なに勝手に入ってきてるのよ」

男「お前が荷物持たせたんだろ。はいよ」

許嫁「……ならいいわ。でも、これからは部屋の外で渡してよね」

男「何でだ?」

許嫁「あなたの臭いが部屋に残ってしまうじゃない」

男「うっ」

許嫁「ほら、さっさと出ていって」ゲシッ

男母「ご飯できたわよ~」

許嫁「はーい。今行きます」

男「あぃ」

現行の似た奴読んだから、って感じ?

>>8現行スレあったんすか。

男母「男。ご飯運ぶの手伝いなさい」

許嫁「いいですよ、お義母さん。私が代わりに……」

男母「いいのいいの。こういうのはアイツにやらせないと」

許嫁「そうですか……。じゃあ私はお皿とかを並べて置きますね」

男母「ありがとうね。許嫁ちゃん」

許嫁「いえいえ。これくらい当たり前ですよ」

許嫁(本当に当たり前よね。アイツは何してるのよ……)

男「んー。飯はできたのか?」

男母「食べたかったら運びなさい」

男「運ぶのだるい……」

男母「そう言うわりにはしっかり運んでるわね」

男「飯のためなら仕方ないしな」

~食事中~

男「これ美味しいな」モグモグ

許嫁「!……」ムグムグ

男「いつもありがとうな。母さん」

許嫁「……」

男母「成る程ね。アンタはそんなのだから……」ボソッ

男「ん?何か言ったか?」

男母「何でも無いわよ」


許嫁「それじゃ、先にお風呂入るわね」

男「ん、わかった」

許嫁「……覗いたらコロすから」

男「ぴぇっ」

許嫁「……」スタスタ

男「な、なんだよ急に……」ポリポリ

男(でも許嫁の裸か……見てみたいけど!)

男(やっぱやめとこう……)


許嫁「はぁ……どうして私は素直になれないのか……」

許嫁(友達に聞いたけど、やっぱり上手くいかないものなのね……)

許嫁「……男は私の事、本当はどう思っているのかしら」

許嫁「……」ブクブクブク


許嫁「あがったわ」

男「はいはい」

男(Tシャツ一枚ってエロくないか……?)チラッ

許嫁「なによこっちチラチラ見て。はやく入ってきたらどうなの?」

男「お、おう」


男「だはぁー。やっぱお風呂って気持ちいー」

男「……許嫁ねぇ……」

男(そういえば今日の許嫁、なんかいつもより柔らかかった気がする)

男「なんでだろ。気分屋なのか……?」

男「できるんならこのままがいいけど」

男「とりあえず、今日はさっさと寝るか」

~朝~

男「くぁぁ……」

男「飯……そういや母さん今日仕事だっけな」

男「あ、弁当置いてある……珍し」

男「とりあえず、学校行こっと」


男友「おーす」

男「またお前か」

男友「またってなんだよ。そういや許嫁ちゃんとお前が一緒に帰ってるって聞いたぞ」

男(荷物持ちさせられただけやがな)

男「別にそういう関係じゃねえし」

男友「この期に及んでまだ白けるのかよ。白状してまえ」

男「……いいなずけ」

男友「え?なんて?ごめん、聞こえんかった」

男「許嫁だ」

男友「……あー、ありそう」

男「驚かないのか?」

男友「だってお前ん家のお父さん会社の社長さんなんだしさ」

男友「納得する理由もわかるだろ?」

男「まぁせやけども……あっ、おいまた時間ヤバイぞ」

男友「おう。また後で続き話せよ」

これは乙でいいのか?

>>18ごめん。ねぼけてたの


許嫁友「許嫁ちゃーんっ」

許嫁「何かしら。朝から騒がしいわよ」

許嫁友「昨日の作戦どうだった?上手くいった?」

許嫁「……素直になるって意外に難しい事なのね」

許嫁友「あちゃー、ダメだったか~」

許嫁友「まぁゆっくり慣れていけばいいんだよっ」

許嫁「そういうものなのかしら……」


男友「それで、今はどの段階なんだ?」

男「段階もなにも進んでねえよ」

男友「そうか。じゃあ許嫁ちゃんからの好感度は?」

男「一切ないと思う」

男友「えっ。マジで?」

男「だってこの前なんかどうでもいいとか言われたんだぜ」

男友「……男、頑張れよ」

男「やめて。傷にめっちゃ染みる」


男「おっし、飯の時間だ」

男友「あ、今日は俺学食だから」

男「ふーん……という事は今日は一人で食う事になるのか」

男友「まぁそうなるな。一緒に食う相手とかいないのか?」

男「別に一人でもいいからお前としかあんまり食わない」

男友「そうなのか?……せっかくだから許嫁ちゃん誘えよ」

男「は?なんでそうなるんだよ」

男友「たまにはいいじゃねえか。もしかしたらokかもしれねえぞ?」

男「そんな事ねえだろ……」

男友「んじゃ、俺行ってくるわー」

男「おう。……」チラッ


許嫁友「それでさ~……、……なんじゃないの?」

許嫁「ふ~ん……、……ないわよ」


男(……行こうか迷ったけどやめとこう)

男「そういた今日は珍しく母さんが弁当作っていってくれたんだよな」カパッ

男「おぁ、なんかいつものより旨そうに見える……気のせいか」

男「うん。旨い。でもなんかいつもと味付け違うような……」

男「……きっと急いで作ったんだから分量とか間違えたんだろうな」

男「まぁこっちの方が旨いしいいか」モグモグ


男「あー飯旨かった」

男「昼休みは暇だな……男友も委員会やらでどうこうするっていってるし」

男「久しぶりに図書室でも行ってみるか」

――――――――――――

~図書室~

男「結構久しぶりに来たな……夏休み以来だから……三ヶ月ぶりくらいか」

幼「あ、男くーん。久しぶり~」

男「おう幼。久しぶりだな。お前も委員会か何かか?」

幼「ううん、私は本を返しに来ただけだよっ」

男「そうか……。幼と話すのも久しぶりだな。中学以来か」

幼「そうだよー。男くんったら全然話してくれないもん」

男「悪い悪い。そういやさ、お前って彼氏とかいるの?」

幼「彼氏?別にいないよ」

男「ふーん。んじゃ好きな人とかっている?」

幼「えっ?わ、私の好きな人?……それはちょっと言えないかな//」

男「なんだよ。それくらい教えてくれたっていいじゃん」

幼「ダメなものはダメなの!!」ダダッ

男「あっ、幼~!……いっちまったか。なんであんなに嫌がるんだろう……」

~下校時刻~

男「そういやお前部活って何に入ってるんだ?」

男友「陸部だけど、なんかあるのか?」

男「いや、別になんも。聞きたくなったから」

男友「あ、そういや昼飯の時どうだった言ったのか?」

男「言えるかよ。こちとら男子一人だっつーのに女子の輪に入ってけねえわ」

男友「じゃあ一人でいたら誘えるのか?」ニマ

男「た、多分」

男友「そうかそうか……それじゃ、また明日な」クスクス

男「人の顔見て笑うなよ……。そいじゃ」


男(あっ、許嫁……)

男「」スタスタ

許嫁「……ちょっと」

男「……なんでございやしょうか許嫁サマ」

許嫁「その……一緒に買い物に付き合ってくれないかしら」

男「えっ」

許嫁「えっ、て何よ。あなたを買い物に誘っているだけじゃないの」

男「お、おう……?何でそんな急に……」ボソボソ

許嫁(許嫁友の言う通りに誘ってみたのはいいけれど……)

許嫁(どこに行くか決めてなかったわ……)

男「それで、どこに行くんだよ」

許嫁「え、あ……スーパーね」

男「りょかい。よっと」

許嫁「ちょ、ちょっと。自分の荷物くらい自分で持つわよ」

男「俺の役目を遂行してるだけだよ」テクテク

許嫁「……これが当たり前なんだから」フンス


許嫁(許嫁友にモノにしたいなら積極的に行けって言われたけど……)

許嫁(後先考えて行動しないとね……危うい所だったわ)

男「着いたぞ。何買うんだ?」

許嫁「……化粧品と夕御飯の材料よ」

男「あー、そういや今日母さん仕事なんだったな。俺が作るかー」

許嫁「何言ってるの。私も作るわよ。あなただけじゃろくな物ができないわ」

男「俺ってそこまで信用されてないのか?」

許嫁「あなた、前に自分で作った料理がどんな暗黒物質だったかおぼえてるの?」

男「……ご協力ありがとうございます。許嫁サマ」

許嫁「それじゃ私は化粧品見てくるからあなたは食材の方を調達してきなさい」

男「へーい」


男「なんかいつもの許嫁と違う」

男「話しやすいけど……なんかあったのか?」ガサガサ

男「このままだったらどんなに楽な事か……」ヒョイ

~帰宅途中~

男「そういや家帰ったら二人きりだな」

許嫁「!……そ、そうね」

男「許嫁が夕飯作ってくれるんだから絶対美味いんだろうな」

許嫁(ハードルを上げないでもらえないかしら)

許嫁「それはそうと……夜、襲わないでよね」ボソッ

男「なんか言った?」

許嫁「……いいえ、なにも」

男「そうか?なんか夜がどうのこうのって聞こえた気が……」

許嫁「今のは忘れて頂戴」ズイッ

男「へっ?あ、あぁ……」


~帰宅~

男「たっだいまー」

許嫁「ただいま」

男「お茶ー」

許嫁「手洗いうがいは?もちろん、やったのよね」ニッコリ

男「」シュバッ

許嫁「汚いまま家を歩き回らないでよね。お掃除大変なんだから」

男「あい」

許嫁「じゃあ今日はカレーね」

男「おぉ、許嫁特性カレーか」

許嫁「あなたも作るのよ。さ、こっちに来なさい」

男「へーい……」



男(なんかこうしてると本物の夫婦みたいだよな)グツグツ

許嫁(ふ、二人きり……冷静に考えると不味いわよね)アセアセ

男「なぁなぁ許嫁。あなたって言ってみてくれ」

許嫁「?……あなた?」

男「おっふ」トローン

許嫁「きも……。急にどうしたのよ……」

○特製 ×特性 ですね。脳内補完頼みます。

男「」ガツガツ

許嫁「頂きます」

男「」モグモグ

許嫁(いい食べっぷりなのは嬉しいけど……)

許嫁「……ごちそうさまくらいはしなさいよ」

男「はぁった」ムグムグ

許嫁「口にご飯を詰めて喋るのもやめなさい」

男「……」ング

男「以後気を付けます」

許嫁「ならいいの」カチャカチャ


男(結構普通に喋れてるよな?)モグモグ

男(俺としては嬉しいんだが許嫁的にはどうなんだろうか)

今日はここまでです


許嫁「お風呂沸いたし、先に入ってくるわね」

男「うん」


許嫁「……」ブクブク

許嫁「お、男~……」

許嫁(昨日よりかはまともに喋れてるのかしら……)

 『許嫁―、バスタオル忘れてたから置いとくぞ』

許嫁「ひゃいっ!?」

 『ど、どうした?』

許嫁「な、なんでもないわ……」ブクブク

許嫁(危なかったわ……)


男「最近どうも許嫁の様子がおかしい……」

男「もしかして熱でもあるのか?」


許嫁「あがったわ」

男「……」ジッ

許嫁「体温計眺めて何してるの?早いとこ入りなさいよ」

男「あ、あぁ」

許嫁「?」


男「うあぁー……」

男「そういや今日の飯旨かったな」

男(もしかしたら許嫁が作ってくれたのかな……)

男「いや、そんな事はないか。許嫁、俺の事嫌いだし」

男「……」ブクブク

男(でもいつもとなんか違う味だったんだよなぁ)

男「調味料とか変えたんだろ。多分。うん。きっとそうだな」


男「許嫁、熱計っとけ」

許嫁「なんで?私、別に風邪引いてるわけじゃないんだけど」

男「まぁいいからさ」

許嫁「?……」

男「……」

許嫁「」ピピピッ

許嫁「36.2度だけど……何がしたかったわけ?」

男「俺にも分からん……」


許嫁「それじゃ、私そろそろ寝るから」

男「ん」ピッ

許嫁「……テレビに夢中になるのもほどほどにしておきなさいよ」

男「分かってるって」ピッピッ

許嫁「……お休みなさい」

男「……」ジーッ


男「あ、もうこんな時間か」

男「……テレビ見てたせいで目が乾いた」ゴシゴシ

男「とりあえずベッドに入ろう……」

~翌日~

男「……結局一睡も出来なかった……」

許嫁「あら、今日は早いじゃない」カチャカチャ

許嫁「……目が真っ赤だけど、どうしたの?」

男「夜更かししたせい。許嫁こそ何やってんだ?」

許嫁「何って……見ての通り、お弁当作ってるのよ」

男「弁当か、そうかそうか……弁当?」

男「もしかして、昨日の弁当って許嫁が作ってくれたのか?」

許嫁「……そうかもね」

男「ふーん……ありがとうな」

許嫁(ここまで気付いてないなんて……男って相当な味音痴なのかしら)


男「おー男友」

男友「よー男。今日も一人か?」

男「うっせ。……そっちの人は?」

男友「あぁ、前言ってた彼女だ」

女「ご紹介に預かりました女ですっ。よろしくね!」

男「よろしく。……男友は彼女と仲良く登校か」

男友「お前だって許嫁ちゃんがいるじゃないか」ポンポン

女「許嫁ちゃんと男くんて彼氏彼女だったの!?初耳だよ!」

男「いや、別にそういうのじゃないんだ……」

男友「なんたって許嫁だからな」ニヤニヤ

女「え?今の時代に許嫁?なんか憧れちゃうよ」

男友「男のお父さんが会社の社長さんなんだぜ」

男「あんまり広めないでくれよ……許嫁も噂の的になるのは嫌だろうし」

女「あいあいさーっ!」

~授業後 休憩中~

男「次は……移動教室か。面倒だな」

男友「じゃあまた飯の時間にな~」

男「ん。……許嫁と……誰だアイツ?」


許嫁「……」

イケメン「だからさぁ許嫁ちゃん、俺と付き合おうよ!」


男(あれは……)ササッ


許嫁「あなたみたいな人なんてお断りよ」

イケメン「なんでぇ?もしかして他に想い人がいたりするの~?」ニヤニヤ

許嫁「」フイッ

イケメン「へぇ~。何も言わないんだぁw」

許嫁「いい加減しつこいからやめてもらえないかしら」


男「やっぱ他に好きな人いるっぽい……」シュン

男「俺じゃやっぱり振り向いて貰えないのか」ハァ

男「……移動するか」


許嫁「……」ハァ

許嫁友「すごいじゃーん許嫁!イケメンくんにもモテモテだよ!?」

許嫁「……彼、しつこいのよ。この前もあんな感じで付きまとってきたし……」

許嫁友「えー?それって寧ろ嬉しくない?だってあんなイケメンが付いてくるんだよっ?」

許嫁「彼はしつこいから嫌いなの。顔はいいかもしれないけど性格が性格なのよ……」

許嫁友「私だったら即okなんだけどなぁ……」

許嫁友「やっぱり許嫁ちゃんの目には男くんしかうつらないわけ~?」ニヤニヤ

許嫁「そういうのじゃないって何回言えば気が済むのかしら……」ハァ

~授業中~

男(憂鬱だ……)

男(何でこんなことになったんだろう……って俺のせいか)

~二週間ほど前~

男「よっし今日もさっさといえ帰ってゲームでもするか」


男「おっしゃ!やっとクリアしたぞ!」

男「……」シーン

男「友達は今頃彼女とキャッキャウフフしてんのかな……」

男「一人でゲームやりこんでる俺とか寂しすぎだな」

男「出会いが欲しい……」

男父「ただいまー。男はいるか?」

男「なんだ親父か」

男父「おぉ、男か丁度良いところに……これを見てくれ」スッ

男「んーなに……なに、……?許嫁候補の写真?」

男父「そうだ。そろそろ家にとって有力な会社が欲しくなってな……」

男父「それで、男から誰かを選んで貰おうと思ったわけだ」

男「でも親父、家の会社ってまだ安定してるって言ってなかったか?」

男父「安定してる会社の傘下に入れば入ったとことwin_winな関係を築けるのだよ」

男「なるほど……で、これが傘下に入りたい会社のとこの娘さん方ってわけ?」

男父「そうだ。この中から選んでくれ。もし嫌だったら俺に言ってくれ」

男(WRYYYYYYYYYYYYYY!!!!!)バンバン

男父「お、男?何か悪いものでも食ったのか?」

男「じゃあこの人でお願いしまぁぁぁぁぁっっっっっす!!!」ビシィ

――――――――――――――――

―――――――――

――――


男「あん時もっと冷静になってたらなぁ……」ハァ


許嫁友「許嫁~!ご飯一緒に食べよーっ」

許嫁「いいわよ」


~屋上~

許嫁「ここで食べるのは久しぶりね」

許嫁友「まぁここってそんなに人気ないからね~」

許嫁「で、話したいって事は?」

許嫁友「……私、男くんの事好きになっちゃったかも///」

許嫁「どうしてそれを私に報告する必要があるのかしら?」

許嫁友「だって許嫁のお婿さんだよ~?とられちゃってもいいの~?」

許嫁「いいわよ。あいつの事なんかどうでもいいし」

許嫁友「……ちぇ、やっぱり許嫁ちゃんは揺るがないねぇ~」

許嫁友「ここまでしたら流石に動揺してくれると思ったよ~」

許嫁(内心ちょっと焦ったわよ)

許嫁「当たり前じゃない。どうでもいい人の事なんて気になる?」

許嫁友「んもー、許嫁ったらほんと素直じゃないな~」

許嫁「……」ハァ

許嫁(素直……ね。それがすぐにできたら簡単なんだろうけど……)


今日はここで


男「さー、帰るか」

男友「あ、今日は俺女と帰るからパスなー」

男「くっそ。リア充爆発しろ」

男友「お前もある意味リア充だろ。んじゃな」

男「おう。また明日」

男「なんかお菓子でも買って帰るか」


男「んー。今日は何買おうかな」

男「ピノにしよ」ガサッ

アリガトウゴザイマシター

男「これを許嫁と食べさせあったりなんてー……あるわけないか」

~帰宅~

許嫁「お帰り。遅かったわね、どこか行ってたの?」

男「うん。ちょっとスーパーに」

許嫁「ふーん……それで何買ってきたのかしら?」

男「ピノだよ。許嫁も食べる?……食後に」

許嫁「……結構よ。大体なんで寒い時期にピノなんて買ってくるの?」

男「食いたくなったからとしか言えん」

許嫁「……そう。夕飯できてるから食べましょう」

男「へーい」


男「ごちそうさま」

許嫁「ご馳走さま」

男「今日も許嫁から風呂入る?」

許嫁「そうするわ。でも、なんで今日に限って聞いてくるの?」

男「そりゃあもちろん湯上がりピノを早く食べたいからだよ」

許嫁「湯上がりピノね……それじゃ入ってくるわ」

男「おーう」


許嫁「湯上がりピノ……美味しそうね」

許嫁「後で男に言って分けて貰おうかしら」


男「この番組めっちゃ面白いwwwww」

許嫁「あがったわ。……その」

男「ん?何?」

許嫁「……ピノ少しだけ分けてもらえないかしら」

男「……え?お、おう全然大丈夫だぞ!」

許嫁「ありがとう。それじゃさっさとお風呂入って来てよね」

男「おす」


男「……さっきは要らないって言ったのにな」

男「なんでだろーなー」

男「てゆうか許嫁って俺にあんなに優しくなかったよな」

男「これはもしかして……デレ期ってやつか?」

男「あとであーんさせてみよう」


男「ほいじゃ食べようか」

許嫁「じゃあ頂くわね」ヒョイ

男「ちょっと待った。口を開けなされ」アーン

許嫁「なんで?」

男「俺が許嫁にあーんさせたいからだ」

許嫁「嫌ね。あなたにされるのは」

男「ガーン」

許嫁「……あーんはしてあげたいの」

男「え?やってくれんの?」

許嫁「ピノ貰う代わりのお礼代わりね。あなたがどうしようもなく好きとかそういうのじゃないから」

許嫁「ほらお口開けて」

男「お、おう」アーン

許嫁「はい、お仕舞い」ヒョイ

許嫁「それじゃ私先に寝るわね」スタスタ


男(なんという幸せ)モグモグ

~朝~

男「……」ガバッ

男「……まだ6時か。学校行くまで結構時間あるな……」

男「テレビでも見るか」

男「そういえば許嫁が弁当作ってくれてたんだよな」

男「起きてたらお礼言おっと」


男「おはよ許嫁」

許嫁「あら。今日は早いじゃない」

男「うん、昨日ぐっすり眠れたからな」

許嫁「そう」

男「……弁当ありがとうな」

許嫁「」ピクッ

許嫁「……いいから、早く朝飯食べなさい」ニコッ

男「!……うい」

遅れたけどちょっとずつ書いていきます。書き溜めできたらいいんだけどなぁ


男「るんるーん♪」

男友「おー、おとk……どうしたんだ?そんなに上機嫌で」

男「朝から天使の笑顔が見れたんだよ」

男友「天使……許嫁ちゃんの事か?」

男「よくぞ聞いてくれた男友くん!!」

男「天使とは……そう!!愛しのマイハニー、許嫁の事だよ!!!」

男友(すっげーテンション高いな。よっぽど嬉しかったんだろうか)



許嫁「へくしゅっ!……風邪かしら」

許嫁友「誰かが許嫁の事話してるんじゃないの~?」

~休憩時間~

幼「……はぁ」

幼「昨日で男くんに話持ち出せたかもしれないのに……なんで逃げちゃったんだろ私」

幼友「でも仕方ないんじゃないの?そりゃあ好きな人……」

幼「ちょ、やめてよ幼友ちゃん!恥ずかしいよ!私が!」

幼友「めんごめんご。帰りにお菓子奢ってあげるから許しておくれ」ヨシヨシ

幼「えっ?奢ってくれるの……じゃなくて!私で遊ばないでよ~!」ポカポカ

幼友「チッ。まぁ今日のところは勘弁しといてあげるわ」

幼「あからさま聞こえる様に舌打ちしたよね!?」

~昼食~

男「でなでな!?またその顔がクールでさ!」

男友(朝からずっとこの調子。今、男には話に飽きる気配が一向にない)

男友(なんとかして話題を逸らさないと……俺がもたん)

男友「な、なぁ男。お前今週末暇か?たまにはどっか遊びに行こうぜ」

男「お。男友から誘ってくるなんて珍しいじゃん!んで、どこに遊びに行くんだ?」

男友「うーん……ボウリングなんてどうだ?」

男「おっけ。メンバーどうする?」

男友「俺は彼女誘ってみるわ。Wデートとかいいんじゃね?」

男「Wデートォ!?なんだよそれめっちゃ楽しそうじゃん!!」

男友「よし、じゃあ許嫁ちゃん誘っといてくれ」

男「了解しましたぁっ!今週末楽しみぃぃぃ!」ドタドタ

男友(助かった……)ホッ

~下校中~

許嫁「へぇ……それで私に話すらせず承諾したってわけ?ねぇ?」ジーー

男「はひ……」アセッ

許嫁「ハァ……今回だけよ。こんなに急なの」

男「マジで?いいの!?ひゃっっっほぉぉぉう!!!」

許嫁「断ったら相手方に迷惑が掛かるだろうし……今度は私に少しくらい確認とりなさいよ」ヤレヤレ

男「……いーいーなーずーけー!!」ダキッ

許嫁「っ!?ちょ、ちょっと!離れなさい///」ベシベシ

~帰宅~

男「ただいま!」

許嫁「……ただいまです」

男母「お帰りなさい、男、許嫁ちゃん」

男母「珍しいわね。二人で一緒に帰って来るなんて」

男「それはもちろ 許嫁「帰り道が一緒だったらこういうものですよ、お義母さん」

男母「あらあら、本当にそれだけなのかしら?」ニッコリ

許嫁「っええ、本当ですよ」

男母「私はもっと素直になってもいいと思うんだけど……ねぇ?」ニヤニヤ

許嫁「……勉強してくるんでご飯出来たら呼んで下さい」タタタッ

男母「あらまぁ、許嫁ちゃんったら可愛いこと……」クスクス


許嫁「……お義母さん、注意しないとまたからかわれそうだわ……」

許嫁「男にも釘をさしておかないとね。勝手に言われたらたまらないし」

許嫁(その……やっぱり恥ずかしいしね)

許嫁「……勉強しよっと」


男「許嫁ー、ご飯出来たぞー」コンコン

許嫁「はーい。先に行ってていいわよ」カリカリ

男「ん。分かった」スタスタ






男「……流石にちょっと遅いと思う」

男「もう一回呼びに行ってみるか」

男「許嫁ー、入るぞ」コンコン ガチャ

許嫁「」スースー

男「あれ?……寝てたのか」

許嫁「……ん……ふ」

男「寒そうだし毛布でもかけてやるか」ソッ

許嫁「……お、とこ……」スゥ

男(許嫁、寝顔も可愛いな……)


許嫁「……」ハッ

許嫁「眠い……」キョロ

男「」スピー

許嫁「男が……何で私の部屋に……」スッ

許嫁「あ、毛布……かけてくれたのかしら」

許嫁「まぁ上出来ね。……ありがとう」ボソッ


男「なんで起こしてくれないんだよ……」

許嫁「あなたが勝手に私の部屋で寝てること事態がおかしいのよ」

男「うっ、まぁそれは……その、すまん」

許嫁「……まぁいいわ。次こんな事があったら……即死刑ね」ニコッ

男(め、目が笑ってねえぇぇぇ!!)

男「……肝に命じておくよ」ガクブル

~食事後~

男「うぁ……ねむ。許嫁、先に俺から入って来てもいいか?」

許嫁「私にあなたが入った汚い湯に浸かれと?お断りよ」

男「汚い湯って……結構辛いんだけど」グス

許嫁「あなたの気持ちなんて知らないわ。私から先に入るわね」タタッ

男「……」ハァ



許嫁「……んっ……」ザパー

許嫁「男に寝顔みられたっ……」

許嫁「寝顔変じゃなかったかしら……」

許嫁「……」ブクブク


許嫁「あがったわ。さっさと入りなさいよ」

男「おう」


男「だっはー」ザボーン

男「それにしても本当にいい日だった。今日は」

男「許嫁の笑顔も寝顔も拝めたし、文句なし」

男「男さんは満腹ですよ」

~お風呂上がり~

男「許嫁と母さんは……もう寝てるか」

男「テレビでも見よっと」ポチッ


NNMR「この世の中を……っうえぇえ!!!」バン

男「wwwwwwおっと不謹慎かww」

NNMR「あなだにはわがらないでしょうねっ!!」

男「いかんいかんwwwwwこんなん笑わん方がおかしいわwwwww」バンバンゲラゲラ

許嫁「ちょっと、五月蝿いわよ」

男「許嫁?……ごめん、もうちょっと静かに……」ソソッ

許嫁「……早く寝ろ」ギロッ

男「はひっ」アトズサリ

~朝~

男「くぁ……よくねた」

男「めし……」


男「」モグモグ

男(許嫁が珍しくこの時間帯にいる……寝坊したのか?)

許嫁「」モグモグ

男母「それじゃあ行ってくるわね」

許嫁「行ってらっしゃいです」

男「そういや今日は弁当作るの忘れたのかよ?」

許嫁「」ビクッ

男母「あ、……まぁそんなところじゃないかしら?」

男「?それじゃあ学食用の金を……」

男母「まぁ今日は……仕方ないか」スッ

男母「それじゃ二人で仲良く登校ねっ☆」バタン

男「ぅぇぇ……」

男(……二人で登校とか絶対無理だろ)

許嫁「……」スッ

許嫁「先に行ってるわ」

男「おう(やっぱそうなるよな)」シュン

許嫁「……一緒に行きたいのかしら?」

男「もっ、もちろん!許嫁が嫌じゃなければ!!」

許嫁「嫌ね」

男「ガーン」

許嫁「……でもお義母さんに言われたし……行ってあげてもいいわよ」

男「……え?いいのか!?」

許嫁「仕方なくよ」

男「うっへぇぇぇぇい!!!」ドタバタ

許嫁「五月蝿い。近所迷惑になるからやめて」

~登校中~

許嫁「そういえばあなたはこの関係の事、誰かに喋った?」

男「あー、男友と女さんだけだな。他は広めそうな奴ばっかだから言ってない」

許嫁「そう。あなたにしては冷静な判断ね」

男「そういう許嫁はどうなんだ?」

許嫁「私は……許嫁友くらいかしら」

男「ふーん……俺の事、その人にどんな人って教えたんだ?」

許嫁「教えないわよ。別にどうだっていいじゃない」

男「えーいいじゃねえか?それくらい」

許嫁「……またいつか、ね」

男「絶対言わないやつだろそれ」

~休憩時間~

男「そういや、明日何時から行くんだ?」

男友「あー10時ってことにしてるけど、どうなんだ?許嫁ちゃん捕まえられたか?」

男「おう。勿論だぜ」グヘ

男友「マジか。てっきり玉砕されてるかと思ってたよ」

男「玉砕って……そこまでは頑張ってねえし、砕けることもない」

男友「ほほう、相当自信があるみたいだな」

男「ふ、これくらい余裕なのさ」

許嫁「何が余裕よ。断れなくしたんじゃない」ホオツネリ

男「いだだだっっ!!許嫁!?」

男友「あ、許嫁さんちわ」

許嫁「男友君。土曜日よろしくね」ニッコリ

男「ん?二人って知り合いだったのか?」

許嫁「生徒会よ」

男「ふーん。男友が生徒会入ってたなんて意外だな」ヒリヒリ

男友「ギャップってやつだぜ。それじゃまた明日に」

許嫁「ええ。……あ、男。後で私の教室……いえ、屋上に来て」

男「お、おう?」

~昼食前 屋上~

男「んで、なんでこんなところに?」

許嫁「……はい、これ」スッ

男「?これって……おぉ!!おにぎりじゃん!」

許嫁「今日はその……朝私が寝坊したせいで弁当作れなかったから、お詫びってところかしら」

男「……え?もしかして最近の弁当って毎日許嫁が?」

許嫁「……用は済んだし、私は帰るわね」スタスタ

男「あ、……もう行っちまったか。一緒に食おうって誘いたかったんだけどな……」

男「って弁当の事も聞けてないし……まぁそれは後で聞けばいいか」


男友(ドンマイ男!)ジー

女(ドンマイ男君!)ジー

~昼食~

男「って事があった」

男友「ふーん(まぁ見てたから全部知ってるけど)」

女「それにしても許嫁ちゃんて男君にベタ惚れしてるよねー」

男友「あぁ全くだ」

男「ベタ惚れ?まさかw俺ってめちゃくちゃ嫌われてるぞ?」

男友(何故それを愛情の裏返しだと気付けない)

女「そんなことないってー。だって許嫁ちゃんの態度見てればすぐわかるもん」

男友(ナイスだ女)

男「許嫁の態度?俺って他の人比べてそんなに酷くされてるの?」

男友「」

女「もー。なんでそう考えるのさー」

男「え、だって俺って許嫁に嫌われてるし」

女「許嫁ちゃんが男君だけに見せてる態度なんだよ?それがどう意味かわかってないの?」

男「俺が相当嫌いだから見せてるんじゃないのか?」

男友(こいつもうアカンわ)

女「もー!!」プンスカ


許嫁「ハァ……今日は色々と疲れたわ」

許嫁友「うんうん。調理実習の時間に男くんのためにおにぎり握ってたもんね~」

許嫁「……私が寝坊したせいなんだから、あれくらいはしないと」

許嫁友「やっぱ許嫁ちゃんは男くんにベタ惚れだね~っ」ニヤリ

許嫁「だから男の事なんて……」

許嫁友「……あんまり冷たくし過ぎると男くんに愛想尽かされちゃうよ?」

許嫁「」ピクッ

許嫁友「嫌だったら甘える事を覚えるんだぞ?」

許嫁「」コクコク

許嫁友「よしよし、じゃあ明日は楽しんできなよ~」ヒラヒラ

許嫁「……ええ」ヒラヒラ

~下校時~

男「男友、今日は女さんと一緒に帰るのか?」

男友「あぁ、また言ってくれ。そんときになんか奢ってやるから」

男「あい。んじゃまた明日な」

男友「おう。じゃあな」ノシ

男友「さてっと……女を迎えに行くか」スタスタ



女「ふぃー……今日も1日疲れたよ」

男友「男の事もあったしな。女、めちゃくちゃヒートアップしてたけど結局通じてないし……」

女「本当にだよ……。全く、男君は女心を理解してないね!!」

男友「じゃあ俺はどうなの?」

女「人に聞いて確認するものじゃないと思うんだけよ!?」

男友「だって俺、初彼女も女なわけだし、仲のいい女友達もそんなにいなかったしさ」

女「え?私が初めてだったの?男友ってそこそこ顔いいからそういう経験ありそうって思ってた」

男友「紛らわしいからよしなさい」

女「てへっ☆」

男友「そういえばさ、女が俺に告った理由ってなんなの?」

女「惚れた理由を言えと?男友って大胆だね~」

男友「そうか?告られた側だとそれくらいは知りたいと思うぞ?」

女「う~ん……まぁ話すべき時が来れば話すよ」

男友「それが今じゃないのか?」

女「違う。断じて違うね!!こういうにはロマンチックな背景をバックに愛を囁きながら……」

―――――――――――――

―――――――――

――――――

~帰宅~

男「明日が楽しみだー」

許嫁「明日は四人でいくの?」

男「おう。俺、許嫁、男友、女さんだ」

許嫁「しっかりエスコートしなさいよ」

男「もちろん……そういや許嫁ってボウリングやったことあるのか?」

許嫁「……少しだけ」

男「ふーん……まぁ明日は楽しめよ」

許嫁「本当は行きたくなかったんだけどね?」

男「うっ」

許嫁「どこかの誰かさんが勝手に話を進めたから仕方ないけど」

男「」シュン

許嫁「……まぁたまには外に行くのもいいんじゃないかしら」

男「」パァァ

許嫁「けど、これからこういう話は私抜きでさくさく進めない事。分かった?」

男「分かりましたでやんす」

亀更新すいません。

~男友宅~

男友「ただいま~」

女「ただいまでーす」

男友「今日は母さんいないけど、早いとこ帰れよ?」

女「えー?お義母さんいないならお泊まりしちゃうぜ☆」

男友「却下。あとお義母さんじゃない」

女「男友なら私は構わないんだよ?ていうか襲って欲しいくらいだよ」

男友「高校1年生にはまだはやいでーす。……まぁ3年くらい続いたらあるかもな」

女「3年かぁ……。結婚前提なんだね~。」

男友「そういうわけで泊めないぞ」

女「男友のけちんぼ~。明日楽しませてくれるなら引き下がってあげるよ」

男友「……分かった。約束する」

女「おー。期待してるぜ?じゃ、また明日ね~!」タタッ


男友「さぁどうしたもんか。女を楽しませる……そういうことなのか?」

男友「とりあえず、後で男に相談してみるか」

~夕飯後~

男「くぁ……ねみ」

許嫁「ソファーで寝るな。自分の部屋があるわよね」

男「ソファーにはベッドにはない良さがあるんだよ」

男「ほら、例えばこの手すりっぽいところとかは固めの枕代わりに……」ゴロン

許嫁「ちょっと。それでそのまま寝るとか止めてよね」

男「」スピー

許嫁「……本当に寝てるのかしら」ツンツン

許嫁「ふふっ、こうやってみると男の寝顔って中々かわいいわね」

男「」ピリリリリッ

許嫁「」ビクッ

男「うぁ……誰からだ……?男友か」


男「おっす。なんか問題でもあったのか?」

男友『いや、問題ってわけじゃないんだが……女がな……』

――――――――――
――――――
――――

男「で、俺に相談を求めてきたわけと」

男友『そういうことだ。なんか策はないか?我が友よ』

男「あったら驚愕だよ。……なんかさっきから許嫁がこっちチラチラ見てるし切るな」

男友『え?おい、ちょっt……』ブツッ


許嫁「なんの話だったの?」

男「あぁ~。それは男友の事情だから特に許嫁には……」

許嫁「そう。ならいいわ」

男「なんで聞いたの?」

許嫁「別に理由なんてないわよ。気になったから」

男「ふーん。いやぁ、本当明日楽しみだわー」

許嫁「そうね」ボソッ

男「ん?なんか言った?」

許嫁「いいえ、なにも」

~翌日~

許嫁「……ぁ……もう6時……」

許嫁「朝ごはん作らないと……」テクテク


許嫁「どんな服着ていこうかしら……」ジュー

許嫁「……ハッ。卵がっ!」

許嫁「ギリギリセーフってとこかしら……」

男「おは……今日は許嫁が朝飯作ってくれるのか?」

許嫁「そうかもしれないから、とりあえず顔洗って鏡見てきなさい。寝癖ひどいわよ」

男「あいあいさー」スタスタ


男「……」ボーッ

許嫁「何よ。こっちジロジロ見て。あまり見ないで欲しいんだけれども」

男「いや、いつにも増して許嫁が可愛く見えたから、つい……」

許嫁「……キモい。こっち見ないで」フイッ

男「ッガーン」

男(頑張って褒めたつもりなんだけどな……)

許嫁「そろそろ電車来る時間だから出発するわよ」

男「……うい」

~駅前~

男友「よっす」

女「許嫁ちゃんおはよー!」

許嫁「うん。女ちゃん服可愛いわね」

女「ホント~!?許嫁ちゃんのお墨付きならずっとこれでもいいや~!」

許嫁「それはちょっと……」ニガワラ


男「……で、男友。昨日の件だが、お前どうするつもりなんだ?」

男友「昨日色々と考えたんだけどさ……でいこうと思う」

男「ちょっ?マジかよ。お前ってそういうの初めてなんじゃねえのか?」

男友「だからこそやるんだよ。男は何かするのか?」

男「……特に考えてねぇな」

男友「まぁ強烈に思い出に残るような物にしろよ?」

男「まぁ……それでさ……の件はどうするんだ?」

男友「俺はバイトしてるからいいけど……お前はどうするんだ?」

男「心配ないぜ。マミーに借りてきた」

男友「流石マザコン。それじゃ電車乗るぞ」

男「マザコンじゃねえし。許嫁コンだし」ドヤァ

~電車内~

男「人多いな……」

男友「休日だし、仕方ねえだろ」


許嫁「」ピクッ

許嫁(……痴漢。触られたわ)

許嫁(どうすればいいのかしら……)

豚ヲ「……」サワッ

許嫁(気持ち悪い……早く降りたいわ……)


男(……あの人、もしかして……)ジーッ

男友「なぁ……あれって……」ボソッ

男「ちょっと行ってくる」ボソッ


許嫁(ああもう……鬱陶しいわ……)

豚ヲ「……」ハァハァ

許嫁(……っこいつさっきより手を……!)

男「……そこの人、手……」

豚ヲ「!……」バッ

男「隠したって無駄ですよ。見てましたから」

豚ヲ「お、俺が何したっていうんだ!?」

許嫁「……痴漢」

豚ヲ「……このアマっ……!!」


『おい……見たか?』

『痴漢じゃないの?』


乗員「騒がしいから来てみれば……またあなたですか」

豚ヲ「……」チッ

乗員「お騒がせしました。あなたはこちらに来て頂きます」

男(うぁぁ……結構声掛けるの怖かったぁ……)フゥ

許嫁「……」

~電車降りて移動中~

男(うん、俺頑張ったわ。よくやった。うん)ボー

許嫁「……」クイクイ

男「なに?」

許嫁「……さっきはありがと」

男「!……当たり前の事をしたまでだぜ」

許嫁「まぁそれもそうね」

男「で、でも一歩踏み出したからな」

許嫁「それについては認めてあげる。ただ……」

男「ただ?」

許嫁「……もっとあなたが近くにいればよかったのに」

男「……?それって……」

許嫁「」テクテク


男(遠回しだけど、もっと近くに居てもいいって事なのか……?)

今日はこれで終わりです

~ボウリング場~

男「久しぶりにきたなー。ここ」

男友「何年か来てねえな……」

女「結構いっぱいお客さんいるね~」

許嫁「……」

男「どうした?具合でも悪いのか?」

許嫁「いいえ。別にそういうのではないわ」

男「?」

男友「一式借りてきたし、始めようぜ」

女「ねねー、罰ゲームとかつけないっ!?」

男「さんせー。トップの人が最下位に命令な」

男友「おっけ、許嫁ちゃんは?」

許嫁「私は構わないわよ」

男友「よし、それじゃあ始めるぞ」

男・女「おー!」

許嫁「……おー?」


男「それじゃあ俺からいくわ」

男友「おっ。久しぶりに男のテクが見れるのか……」

女「男友、男君のテクって?」

男友「まぁ見とけって。すっごいから」

女「?うん、分かった」


男「よし、それじゃあいくぜ」ゴゴゴゴゴ

女「おおっ。いつになく男君が燃えてるよっ!」

男友「あっ、あの構えは男の必中技だぞ!」

男「」スゥゥゥゥハァァァァァ

男「おるあぁぁぁぁっ!!!」ゴロゴロ

女「ガーターに落ちそうだよ!?」

男友「まぁ見とけって。ほら、ボールの回転を見てみろ!」

女「わー!すっごい横回転してる!あ、これは……ストライクいくかも!?」

男友「うおぉぉぉl!!?」ガラガラガッシャーン

 『ストライク』

男「……」フッ

男友「流石男!!今だに出来たんだな!」

男「当たり前だぜ……習得するのにどれだけ時間が掛かったことか……」ドヤァ

女「男君すごかったね!ねっ、許嫁ちゃん?」

許嫁「う、うん……そうね」

許嫁(男にこんな一面があっただなんて驚きだわ……)

1レスしか更新してないよ?そんなほいほい乙レスしていいのか?

男友「じゃあ次は俺が!」

女「頑張れ~!男友」

男「俺を越えられるかな?」ドヤァ

男友「ふっ、男。俺はあの時とは違うぜっ!!」

男友「せいっっっ!!!」ゴロゴロ

男「あ、あれは……」

女「どストレートだね~!」

 『ストライク』

男友「」ドヤァ

男「なんだと……あの男友がこんなにうまくなるなんて……」

許嫁「ただのストレートじゃない」

男友「えっ」

女「違うよ許嫁ちゃん!どストレートだよ!」

許嫁「どっちも一緒だと思うんだけど……」


男「次は……」

女「あ、私がいくね!」

男友「女ってボウリング得意なのか?よかったらレクチャーするぞ?」

女「ううん、大丈夫!それじゃいくね~」

女「はいっっ!」ゴロゴロ

 『6ピン』

男友「うん、いい線いってるな」

女「えへへっ、男友が見てくれてたからだよっ」

男(素直に羨ましい)

許嫁「……」アセアセ

男「?どうかしたか許嫁」

許嫁「大丈夫だから、見ておきなさい」

男「?(何が大丈夫なんだ?)」


許嫁「私の番ね……」

女「許嫁ちゃんふぁいと~!」

男(構えが……もしかして初めて?)

許嫁「ていっ!」ゴロゴロ

許嫁「っひゃん!」ステーン

 『0ピン』

女「ドンマイ許嫁ちゃん!あと1投残ってるよ!」

許嫁「う、うん……」

男「許嫁、ちょっと腕貸してみて」

許嫁「えっ……ちょっと何するのよ?」

男「いいからいいから。まぁ任せろって」スッ

男「ほら……ここをこうして……て聞いてる?許嫁」

許嫁「え、ええ。いいから続けなさい」

男「お、おう。んでこうして……せやっ!」ゴロゴロ

許嫁(近い……)

 『8ピン』

男「ん、こうやんの」

許嫁「わ、分かったわ……」

―――――――――――――――――

―――――――――――――

――――――――


男友「おっし!俺の勝ちだぜ男!」

男「くっ……まさかただのストライクショットに負けるとは……」

許嫁「最下位だわ……」

男友「じゃあ命令はだな……」

男友「今日1日許嫁ちゃんは男といちゃつけ」

許嫁「えっ?こんなのと?」

男友「そう。こんなのと」

男「二人揃ってそれは酷い」

女「でもいいじゃん?許嫁ちゃんといちゃつけるんだよ?」

男「俺としては嬉しいけど許嫁は嫌だろうし」

女「ハァ……。男君、君はもっと許嫁ちゃんの気持ちを汲めるようになりなよ……」


許嫁(男と……いちゃつく……)

男「どうかしたか?顔赤いぞ」

許嫁「なんでもないわよ。それより、これからどうするの?」

男「うーん……そこらの店でも見て回るか?」

許嫁「ええ。ここに居てもすることないし」

男「そういや喉乾いたな……。許嫁、なんか飲み物いるか?」

許嫁「そうね……お水でいいから持ってきてくれないかしら」

男「分かった」

許嫁「ここから向こうの売店まで、一分以内ね」ニコニコ

男「」


男友「許嫁ちゃんが男に対して厳しくするのって……」

女「好意の裏返しなんだろ~ね~」

男友「どうやったら引っ付くと思うよ?」

女「やっぱりどっちかが正直に気持ちを伝えるべきなんじゃない?」

男友「男次第ってかー」

女「男君も思い込みが激しいから大変になりそ~」


許嫁「……」ジー

男「許嫁?」

許嫁「?なによ」

男「いや、話しかけても反応なかったからさ」

許嫁「そう」

男「そういえばもうすぐ許嫁の誕生日だっけ」

許嫁「あと一週間後ぐらいね」

男「なんか欲しいものとかある?」

許嫁「……特にないわね」

男「あ、あっこで何か食べないか?」

許嫁「あなたの奢りね」

男「おう」

~どっかの店~

男「どれ食う?」

許嫁(……この、カップル限定のやつがいいわね)

許嫁「」コレ

男「えーっと……みるきぃほいっぷくりぃむぱふぇでいいのか?」

許嫁「」コクコク

男「じゃあこれお願いします」

 『ミルキィパフェハイリマシタ』



男「……なぁ」

許嫁「なにか?」

男「なんでスプーン1つしかないの?」

許嫁「カップル向けの商品なんだし、そういうものじゃないの?」

男「ああ、なるほ……え?じゃあどうするの?」

許嫁「……た……せあい」ボソッ

男「そーりー。ぱーずん?」

許嫁「食べさせあいしたらいいんじゃないのかしら?」

男「食べさせあい?許嫁は嫌じゃないのか?」

許嫁「別にあなただったらいいわよ……」

男「え、でも許嫁って俺の事……ふがっ」

許嫁「いいから食べなさい」プイッ

男「モグモグ……許嫁、こっちむいて」

許嫁「嫌よ」

男「でも、それじゃあ食べさせあいできないだろ?」

許嫁「……」クルッ

男「それじゃ、あーん」ハイ

許嫁「」パク

許嫁「……美味しいわね」

許嫁「あ、頬にクリームついてるわよ」ヒョイパク

男「!」

許嫁「あら、どうかしたの?」

男「……なんでもない」

男(今のはなかなかグッとくるものがあった……)

―二時間後ぐらい―

男「さーて、そろそろ男友達と合流するか~」

許嫁「そうね」

男「うへー。流石にこの時間帯はさみぃな~」ギュッ

許嫁「!?」

男「どうかしたか?許嫁」

許嫁「……なんでもないわ。ちょっと、驚いただけ」

男「?……まぁいいか」

許嫁(男ってこういうことは無意識でしてくるわね)

許嫁「ねぇ」

男「ん?」

許嫁「今日は……ありがとう」

男「急にどうした?」

許嫁「いえ、言っておきたくなったから……ね」

男「……そうか。……あ、男友」

許嫁「それじゃ、帰りましょうか」

とりあえず、今日はここまで。
ネタが尽きてきたんで、案出してもらえると嬉しく思います((

看病

許嫁がヤキモチやいた

>>99->>103 何個かありがたく使わせて頂く

~男の家~

男「ふぃ~ただいまー」

許嫁「そういえば今日もお義母さん仕事だったわね」

男「許嫁と二人で留守番か」

許嫁「いつもそんな感じでしょうが」

男「そうだけどもさ……やっぱり期待しちゃうじゃん!……あっ」

許嫁「……ケダモノ」

男「い、いやこれはだな。その、うん、あれだ。つい本音が」

許嫁「近寄らないでもらえるかしら」

男「」


男「」パクパク

許嫁「……」モグモグ

男(気まずい……)

許嫁「……」ジッ

男「ご、ごちそうさま」

許嫁「……」

男(テレビでもつけるか)カチッ

男(……うぅ、気まずい)


許嫁(やっぱり体目当てなのね……男も)


許嫁(今までも何回かこういうことはあったのだけれど……)

許嫁(皆、同じ事しか考えないのね……)

男(だぁー……絶対嫌われた。悲し)

男「あ……風呂入る?」

許嫁「話し掛けないで頂戴」

男「」死ーん

許嫁「……」スタスタ


許嫁「やっぱり男も一緒なのね……」

許嫁「なんであんなのを信頼しちゃったのかしら……」

許嫁「でも男なら……、うー」ブクブク


男「許嫁に嫌われたよどうしよう」

男「あの様子だと当分は口聞いてくれなさそうだよ」

男「せっかく最近仲良くやれてると思ってたのに……」

男「神様ぁ……助けろぉぉぉ……」

~翌日~

ピピピッ

男「……んぅあと一時間……」バシッ

男「!?」バサッ

許嫁「お布団干すからさっさと起きなさい」

男「お、おう」ソソクサ

男(怖いよー。許嫁が怖いよー)

許嫁「……朝ごはんは作ってないからね」

男「えっ」

許嫁「自分の事は自分でやりなさい」

男「……はい」

許嫁の勝手な思い込みがいい加減うざったいなぁ。
人間性に欠陥ありすぎでしょ……

ageカスいい加減うざったいなぁ。
人間性に欠陥ありすぎでしょ……


男「あ~……今日は暇だな」

男「久しぶりに幼のところにでも行くか」


ピンポーン

男「幼ー、いるかー?」

幼『はぁーい……男?』

男「おーう。ちょっと話したい事があるんだけど、いいか?」

幼『話したい事?いいけど、ちょっと待ってて』

 ドタドタ ガシャーン

男「朝から元気な事で……」

幼「どうぞ~」

男「幼の家入るのは小学生以来だな……お邪魔します」

幼「今日はお父さんとお母さんお仕事行ってるから私以外誰もいないけどね~」

男「ふーん……。ここって幼の部屋?」

幼「うん、そこ入って待ってて。お茶持ってくるし」

男「あい」

男「……なんかすごい甘い匂いがする」


幼「それで、話したい事って?」

男「えーっと、隣のクラスの許嫁の事なんだけど……」

幼「許嫁ちゃんがどうしたの?」

男「実は……俺の許嫁なんだ!!」

幼「あはは~、まさかそんな」

男「まぁ色々とあってだな……」


幼「うん、男の事情は大体わかったよ」

幼「許嫁ちゃんとうまくいってないってところかな?」

男「ストレートに告げられると悲しい」

幼「そ。で、男としては許嫁ちゃんと仲直りしたいと」

男「まぁ、そういう事だな……」

幼「それで、発端は何だったの?」

男「それは……すまん、言えない」

男(許嫁どころか、幼にまで嫌われるだろうし……)


幼「とりあえず、こういうのは男から謝るべきだよ?」

男「うん」

幼「家に帰ったらすぐに言うこと、分かった?」

男「ありがとう、幼。お陰で何とかなりそうな気がする」

幼「これくらいどうってことないよ」

男「さすが幼。頼りになるぜ」

幼「女の子に頼りになるとかあんまり言っちゃダメだよ」

男「なんで?感謝してるだけなのに、よくないのか?」

幼「じゃあ男は可愛いって言われたらどんな気持ちになる?」

男「……ちょっとな」

幼「そういうこと。それじゃ家帰ったら頑張ってね♪」

男「おう。助かったよ。また頼むかもしれんが、その時はよろしく」

幼「は~い。じゃね~」ヒラヒラ


幼「……はぁ」

幼「私だけおいてかれちゃったな」アハハ

>>108 すいません。思いつきにしがちな部分が多いので……

>>109 楽しみにしてる物好きはいないだろうし、別にいい気が


男「ただいま」

許嫁「……」スースー

男「許嫁ー……寝てる?」

男「うお、洗濯物が山積みに……」ドッサリ

男「……毛布かけとくか。謝るのは起きてからでいいし」パサッ

許嫁「……」スヤスヤ


許嫁「……ふぁ」

許嫁「6時か……ご飯作らないと」

男「あ、……起きてたのか」

許嫁「……ええ。何か用でもあるの?」

男「ええっと……その、昨日はすまんかった」

許嫁「……ハァ。もういいわよ」

許嫁「男なら皆そういう気持ちを抱くんだろうし」

男「そ、そりゃあこんな可愛い女の子と同棲してたら誰だってなぁ……」

許嫁「まぁいいわ。もうこの件については忘れなさい」

男「うす」

許嫁「でも次は……ないから安心しなさい」ニコッ

男「ぴぇっ」

そのいい加減は皮肉というかそのまんま返しというか、多分言葉通りの意味で言ったんじゃないと思うんだが…

毎回楽しみにしてるよ、頑張ってくれ

>>116 楽しみにされるほどの文章力なくてすいませぬ

許嫁「……」カチャカチャ

男「……」ボケー

男(……元通り、なのか?今の状態)

男「……」ジー

許嫁「なによ、こっち見て。気持ち悪いんだけど」

男「え?あぁすまん……」グサッ

男(前よりストレートに言われてる気がする)


許嫁「」パクパク

男「」モグモグ

男(テレビでもつけるか)ピッ

 『イケメン神対応』

男「」ジー

男(なるほど、これは勉強になる……のか?)フムフム

許嫁(何を理解してるのかしら……)


男「風呂沸いたけど、許嫁が先だよな」

許嫁「当たり前よ。あなたの入ったお風呂、垢がいっぱい浮いてるんだもの」

男「えっ」ッガーン

許嫁「自分で気づいてなかったの?」

男「はい」シクシク

許嫁「……それじゃあ私が洗うわ」

男「え?今なんと仰いましたか?」

許嫁「私があなたの体を洗うっていってるの」

男「なにゆえにそのようなことを?」

許嫁「あんなお湯じゃ残り湯で洗濯もできないもの」

男「……うん、そうだよな。うん」

許嫁「さっきから何を納得してるのよ……」ハァ

確信した。俺はデレの加減が全くわかっていない。ごめんなす。


男「」ワシャワシャ

男「……」ジャバー

男(許嫁、本当に洗いにくるのか?)ドキドキ

ガララ

許嫁「……背中洗うから、後ろ見ないこと」

男「へっ?あ、うん」

許嫁「」ゴシゴシ

男「……」

男(ヤバい、めっちゃ後ろ見たい。フリ?フリなのか?)

男「」ソロー

許嫁「」ツツー

男「おふぅっ!?」ビクッ

許嫁「見ようとしてるの、バレバレなのよ」

許嫁「それに、タオル巻いてるから……」

男(ヤバい、息子がっ……)ムクッ

許嫁「」ジャー

男(……気づかれてる?)ドキドキ

許嫁「はい、終わり。前は……自分で洗いなさいよ」

許嫁「それじゃ、上がったら呼んで頂戴」ガララ

男「お、おうっ」

男「絶対気づかれたよな……」シクシク


許嫁「……///」カァ


男「上がったぜ」ホカホカ

許嫁「あ、うん……」テテッ


男「……若干気まずい」

男「珈琲牛乳でも飲むか」ゴソゴソ

男「あったあった。あとちょい残ってるな……」

男「……ぷはぁっ。やっぱ風呂上がりは違うよな」ホヤ

男「ついでに許嫁の分も注いでおいてっと……」

男「この一杯はシェアしないとだよな」コトッ


許嫁「……」サッパリ

男「許嫁、これ」スッ

許嫁「いいの?」

男「もち。こういうのはシェアしないとな」

許嫁「じゃあありがたく……」ゴクッ

許嫁「美味しいわね~」コトッ

男「おー、許嫁は流石だ」

男「俺の回りのやつはほとんど分かってくれないからさ~」

許嫁「やっぱり湯上がりの一杯は外せないわよね~……」ハッ

許嫁「どっちのが私のかしら……」

男「どっちもおんなカップに同じくらいの量だしな……どうする?」

許嫁「多分こっち」スッ

男「じゃあこっちもらうな」スッ

許嫁「……」ジーッ

男「?」ゴクゴク

許嫁(……間接キスになるのかしら?)ゴクゴク

男「うん、やっぱ湯上がりは外せぬ。それじゃ、寝まっする」

許嫁「おやすみなさい。私はもうちょっと起きてるわ」

男「あいよ。おやすみ」

多分次から学校再開。リアルおやすみなさい。





デレを頑張ってみます……

キミ達の『こころ』の中なんじゃあないんですかね?


ピリリリ

男「あと5分……」バシッ

許嫁「起きなさい」バサッ

男「やん!やめてよぉ!」ガクブル

許嫁「男がそんな声出しても気持ち悪いだけよ。それじゃ学校行ってるわね」

男「んぅ……いてら」


男「お、朝飯作っていってくれたんだ……ん?」ヒラッ

男「……ゴミ出しよろしくね。なんか夫婦みたいだな」ハッハ

男「でもこのまま行けば結婚するんだろうなぁ、俺達」

男「……この気持ちもどこかで踏ん切りつけないとなぁ」

~学校~

許友「許嫁~!一昨日どうだったの!?」

許嫁「何故かしら、あなたにだけは教えてはならない気が……」

許友「えぇ~、いいじゃん教えてくれたってぇ」

許嫁「だってあなた、口が軽そうなんだもの」

許友「そんなことないよ~。前言ってた子が隠れて付き合ってることも誰にもいってないしさ~」

許嫁「今自分で言ったことも覚えられないの?」

許友「?」

許嫁「……とにかく、言わないからね」

許友「ひどぉい!私たち友達でしょ!?」

許嫁「じゃあ私あなたの友達やめるわ」スタスタ

許友「」

数日開けます

ごめんね。花粉症が酷くて……。皆さんもお気をつけ下さい

久しぶりなんで、明日にまた出します……。課題は間に合った


男「ふっへ」

男友「男、顔がにやけてるぞ。何かいいことでもあったのか?」

男「あ……いや、なんでもねぇから」

男友「へぇ……。んで、昨日の夜はどうだったんだ?」ニヤニヤ

男「なんもないよ」

男友「そうかぁ……お前なら案外いけると思ってたんだがな」

男「そうか?」

男友「だってお前、顔はまぁまぁいい方じゃん」

男「意識したことねえな……」

男友「まぁ頑張れって。お前なら必ず惚れさせられる……ハズ」

~昼休み~

男友「今日は食堂行くわー」

男「おう。じゃあまた後でな」

男友「うぃー」


男友「あ、あそこの席にしよーっと」テクテク

男友「ん、あれは……」


女「男友~、相席いい~?」

男友「女に許嫁ちゃんか。いいよ」

許嫁「ありがとう。助かるわ」

男友「今日は弁当じゃないのか?」

許嫁「ええ。お弁当作るの忘れてしまってね……」

男友「じゃあ男も愛妻弁当じゃなくてコンビニか」

女「それがなんだよ!」バンッ

男友「ど、どうした?女」

女「許嫁ちゃんたらね……男君の弁当を作るのに夢中になって自分にを忘れたんだよ!」

許嫁「そんなわけないわよ」

男友「ほぉ~~~~~ん。実に興味深い話だなぁ」

許嫁「な、なによ……」タジッ

女「」ニヤニヤ

男友「男に後で今日はコンビニ弁当なんだなって言っとこ~っと」

許嫁「こ、コンビニ弁当なんかじゃ……」ハッ

女「コンビニ弁当じゃないなら誰が作った弁当なのかな~?」

許嫁「……たし」

男友「聞こえないなぁ」

許嫁「わたし、です……」フイッ

女「許嫁ちゃんたら照れちゃって~。かわい~~!」

許嫁(この二人、苦手だわ……)

~掃除~

男「うわわわわわ。掃除当番当たってるじゃねえか……」

男友「俺もだ……。早く帰りたいのに……」

男「うわぁぁぁぁん。これじゃあ許嫁と一緒に帰れないよぉぉ」

男友「本人が目の前にいるが……」チョイチョイ

許嫁「……用事があるから」スタスタ

男「……」フラッ

男友「お、男!?そこまでショック受けるか!?」

男「あぁ……。俺はもう駄目みたいだ。男友、今までありがと……う」カクッ

男友「逝くなら掃除してからな」ベシッ

男「痛っ!!」


男「男友も今日は女さんと帰るしなぁ……」

男「思った以上に一人って寂しい……」

幼「あ、男!」

男「?あぁ、幼か。お前も帰りか?」

幼「うん。男は一人なの?」

男「……まぁ。うん」

幼「男友君が居なきゃ寂しいの?」

男「それはねぇ」ハハッ

幼「じゃあ今日は私が一緒に帰るよ!」

男「お好きにどうぞ~。てか、一緒に帰るの久しぶりだな」

幼「そうだね~。中3以来かな?」

幼「男が居ないから帰りが退屈だったよ~」

男「またまた~。そういえば幼ってなんか部活とか入ったのか?」

幼「バスケ部のマネージャーやってるよ~」

男「ふーん(イケメンがいるところだな)」

幼「そういえば、男って彼女とかいるの?」

男「ぶふっっ!?話が飛んでないか?」

幼「いるの~?いないの~?」

男「いない(嫁はいる!)」

幼「そうなんだ。気になる女の子とかはいる?」

男「……いないよ」

幼「許嫁ちゃんとかは?」

男「な、ないない」

幼「私、許嫁ちゃんと男が一緒に帰ってるところ見たんだよね~」

男「なぬっ!?見られてたのか……」

男「でも、別に付き合ってるわけじゃねえし……」

幼「怪しいなぁ……」ジー

男「な、なんもねぇから!」

幼「まっ、いいや。ボクには関係ないし」

男「幼……。その、でてるぞ癖が」

幼「へ?あっ、ごめん!油断してるとすぐ出ちゃうんだ」

男「やっぱ気になるのか」

幼「だって女子なのにボクっておかしいでしょ?」

男「えー。別に俺はその方が幼らしくて好きなんだけどな~」

幼「!?う、うん……?でも……ね」ハハッ

男「まぁ幼の自由か。それじゃ俺こっちだから」

幼「うん。またね」バイバイ

くしゃみで画面が鼻水まみれになったので今日はここまでにします
花粉症TUREEEEEEE!!!!


男「たっだいまー」

男母「お帰り男。幼ちゃんと一緒に帰ってたけど、どうしたの?」

男「いや、別になんもないよ。たまたま会ったから一緒に帰ってた」

男母「そういえば幼ちゃん、大人っぽくなってたねぇ~」

男「そうか?幼はずっと変わってないイメージがあるけど」

男母「……胸とかは?」

男「ブホォッッ!!?なに言ってんだよ母さん!?」

男母「幼ちゃんのニャンニャンボディ、そそるわねぇ……」

男「母さん、そういう趣味が……」ヒキッ

男母「やぁねぇ。男の心の声を言っただけよ」

男「お、俺は断じてそんなこと思ってない!!」


許嫁(なんだか、下の方が騒がしいわね……)

許嫁(男が帰ってたきたのかしら?)ガチャ

男「お、お帰り」

許嫁「ただいま、でしょ」

男「あっはい」

男(いかんいかん、さっきの母さんの言葉でつい……)チラッ

許嫁「なによ、目を逸らしちゃって。なにか私の顔が変なの?」

男「い、いや。なんでもない」ササッ

許嫁「……?」


男「ご飯食ったし、風呂入って寝るかぁ」

許嫁「私が先に入るわよ?」

男「分かってる。んじゃ許嫁が出てくるまでテレビでも見とくか」

許嫁「そう」スタスタ


男「はぁ……。やっぱり結婚するからには愛が欲しいよな」

男「どうやったら許嫁は俺の事気にしてくれるのだろうか……」

男母「あらあら、恋してるわねぇ~」ニヤニヤ

男「なんだ母さんかよ……。急に出てくるな」

男母「ねぇねぇ、お母さんからアドバイス欲しくない?」

男「40過ぎたおばさんの意見など経験値にはならな痛い痛い!」

男母「誰がおばさんですってぇ?」グリグリ

男「痛ってぇ……。それで、意見ってのは?」

男母「男はもっと許嫁ちゃんの態度を見てみた方がいいわよ」

男「なんか同じような事を女さんからも言われた」

男母「情報が被るくらいに大事な事なのよ」

男「ふーん」


男「」ジーッ

許嫁「何か用でもあるの?」

男「……いや、なんでも」

許嫁「そう」

男「」ジーッ

許嫁「ねぇ」

男「」ジーッ

許嫁「ねぇってば」

男「何だし?」

許嫁「さっきからなんでそんなに視線を向けてるの?」

男「別にそんなことはないが……」

許嫁「……」ジーッ

男「いや、本当になにもないから?」

許嫁「……なら、私はもう寝るわ」

男「おう。お休み」


男「……露骨に見すぎたか?」

~翌日~

男「」zzZ

許嫁「起きなさい。もうそろそろ時間よ」

男「……まだ布団から出れませぬよ」

許嫁「……ご飯冷めちゃうから早く食べなさいよ」

男「なぬ。朝飯が作ってあるとな!」ガバッ

許嫁「あなたの好みには合わせてないけど」

男「許嫁が作ってくれたもんなら何でも美味しく頂けますぅ~」

許嫁「朝から調子いいわね……」


男「おー友。一緒に学校行こうぜ」

友「いいけど、許嫁ちゃんはどうしたんだ?」

男「俺が飯食ってる間に行っちまった」

友「それは残念」

男「そういや友はどこで女さんと知り合ったんだ?」

友「中学時代から一緒だったんだよ。もっとも、話したりする関係ではなかったが」

男「あれか?中学校の時から好きでしたってやつか?」

友「そうかもな」

男「素直に認めるとは……。これがリア充の余裕ってやつかっ!」

~学校~

幼「あ、男。おはよ」

男「ん?幼か。おはよう。……なんで体操服なんだ?」

幼「一時間目から体育なんだよ~。寒い~」ブルブル

男「そうかそうか。そりゃあ御愁傷様ですな」ナデナデ

幼「ひゃっ!?」

男「ど、どうした?」スッ

幼「いや、なんでもないよっ」

男「お、おう?」

男(もしかして撫でられるの嫌だった?)オドオド

幼(久しぶりだからびっくりしちゃった……///)ドキドキ


許嫁(私、なんで隠れたのかしら)

許嫁(別に男が幼さんと喋っても何の問題もないはずなのに)

許嫁(もしかして私、妬いてる……?)


幼「ねぇねぇ男。今日一緒にご飯食べない?」

男「うん?いいけど、多分友も一緒に来るぞ」

幼「全然構わないのだよ~」

男「うっし。じゃ、また昼前にな」

幼「うん。ばいばい!」


許嫁(幼さんが羨ましいわ……)

許嫁(私もあんな風にできたらいいのに……)

許友「お悩みでもありますかな?」

許嫁「いえ、別に」

許友「……(もうちょっと頑張りなよ。男君も誘えよぉ!!)」

あ、男友だった。脳内補完お願いします


男「」ヘブシッ

男「風邪かな?」ズビビ

男友「お前の噂でもしてるんだろうよ」

男「噂になるようなことやった覚えないんだけどなぁ……」

男友「あ、そういや最近幼ちゃんと仲いいみたいだけど、なんかあったか?」

男「いや?特になにもないぞ。元からあんな感じの付き合いだし」

男友「ほぉ……。これはありえるかもですなぁ」

男「何がありえるんだ?」

男友「いや、こっちの話だ」


幼「おとこ~」

男「んあ。なんでせうか」

幼「ごはんたべよー」

男「あー、そういえば言ってたな……」グデー

男「屋上で食うのか?」

幼「うんっ。あったかいし!」

男「あったかいってなぁ……。もう11月だぞ?」

幼「日向ぼっこってやつだよ~」

男「わぁった。男友も連れてっていいか?」

幼「うん。いいよ」

男「うっし。じゃあ後でそっち行くわ」

幼「待ってるからね~」


男「階段上がるのしんどい……」

男友「そういえば幼ちゃんと男っていつから知り合いなんだ?」

幼「幼稚園だよ」

男友「ほへー。結構長いお付き合いですなぁ」

女「ほーほー。じゃあ小さい時から仲良しなんだねっ」

男「女さん、いつのまに……」

男友「わりー。一緒に飯食うっていったらついてきちゃって」

女「そうなんだよ☆」

幼「女ちゃん……カッコいい!」

女「そうかなっ?ありがとー☆」

幼「私、女ちゃんを目標に生きるね!!」キラキラ

女「う、うん?」

男(幼がへんな方向に流れていきそう……)


男「幼、また今度勉強教えてくんない?」

幼「勉強?私、あんまり得意じゃないよ」

男友「幼ちゃんて学年首位クラスじゃなかったか?」

幼「数学だけだからね……」

男「幼様まじ神っす。よろしく頼みます」

幼「え?あぁうん、ぼk……私にわかる範囲でなら」

男友「幼ちゃん今ぼk……」バスッ

幼「あわわわ!!ごめん男友君!!」

女「大丈夫だよ。しばらくしたら元通りだから!」

男友「」ピクピク

男(幼恐るべし……)

~帰り道~

男「んー。いいよ」

幼「やったぁ!」

男「ちょっと付き合うだけだろ?」

幼「うん!男が居てくれないとね」

男「なかなか恥ずかしいこというじゃねえか。そら~」コチョコチョ

幼「ひゃっ!?ひゃめておとこ~!」パタパタ

男「おらおらー」

幼「このセクハラ魔~!」ポカポカ

テクテク

許嫁「……え」

男「あ……」ピシッ

幼「はう……」ピクピク

許嫁「……ごめんなさい。邪魔しちゃ悪いわね」タタッ

男「え、ちょ、待ってくれぇぇl!!」

幼「ひゃふぅぅ……」プルプル


許嫁「……私、なんで逃げたのかしら」

許嫁「……もしかして、男はあの子の事が……」




男「うわぁぁぁぁ!!絶対誤解されたぁぁぁ!!」

男「どぉぉぉしよぉぉぉ!!!」バタバタ

幼「誤解ってなに?」

男「!?な、なんでもねえ」

幼「なんで教えてくれないのさー」

男「個人情報だからだ!」

幼「男のケチ~。にしても、よくもボクの体を弄んでくれたね」

男「わ、悪い。幼が可愛いからつい……」

幼「か、かわっ……!?……そんなこと言っても許さないから!」

男「あーれー」


男「ただいま~」

許嫁「」フイッ

男「」

男(うん。謝らなくちゃ謝らなくちゃ謝らなくちゃ……)アセアセ

男「い、許嫁!」

許嫁「……なに?」ジー

男「そ、そのささっきのは!」

許嫁「別にいいわよ。お父さん達には黙っておいてあげる」

男「そ、そうじゃなくてだな……!」

許嫁「そうじゃないならなんなの?」

許嫁「……先に寝るわね」

男「……」

許嫁(あんなの見せられたら、私だって……!)モヤモヤ


男「……俺は、意気地なし……」ハァ

課題やってました。連絡無しでごめんなさい


~翌日~

男「結局一睡もできなかった……」

男「……ってああぁぁ!!遅刻じゃん!!」バタバタ

男「め、め、めしいぃぃぃぃぃ!!!」

許嫁「あさからうるさいわね……。もうちょっと静かにできないの?」

男「す、すまん……。って許嫁!?遅刻するぞ!?」

許嫁「今日は創立記念日でしょうが……」

男「……忘れてた」

許嫁「ご飯なら冷蔵庫に入ってるから。私は用事があるから出掛けるわね」

男「お、おう……。いってら」


男「用事ってなんなんだろう……」

男「気になるし、つけてみようかな……」

男「いや、やっぱりやめとこう。どうせばれて怒られるにきまってるしな」


許嫁「……それで、私はどうすればいいわけ?」

女「もっとストレートに気持ちを伝えろってことだよ~☆」

許嫁「あなたに期待した私があさはかだったわ……」

女「こうでもしないと男君気づかないんじゃないの~?」

許嫁「まぁそれは言えてるわね」

女「じゃあこの話は実行だね!」

許嫁「……むぅ」


男「暇だなぁ……。友にメール送ってみるか」カチカチ

男「……そろろスマホにしてえなぁ」

男「おっ、もう返信きた。なになに……ふーん許嫁が女さんと一緒に遊びにね……」

男「え?なに、女さんが許嫁のプライベート写真を送ってくれるだとっ!?」

男「なんか犯罪まぎれな感じがするけど許嫁だしいいよな?」

男「ばれたら自己責任……。まぁそのくらいはしっかりするよ」カチカチ

男「ふふ、楽しみに待っとこ♪」


男「とりあえずテレビでもつけて……」ピッ

男「……」ソワソワ

男(はやくこないかな)

携帯 ピロリン♪

男「」シュバッ

男「……なんだ友からかよ……」パタン

男「……」

炊飯器 ピピーッ

男「とぅっ!!……なんだ飯が炊けただけか……」

男「……ん?俺、朝起きてから炊飯器なんて触ってないよな……」

男(あ、なんか貼ってある)ペリ

男「炊けたら保温しておくこと。りょかい」

男「……写真まだかな……?」

僕は見てるよ

>>166-177 ごめん。ありがと

許嫁「そういえば女ちゃんは友君とどこかに二人で出掛けたりする?」

女「うん!二人でラブラブちゅっちゅしてるよ☆」

許嫁「ら、ラブラブちゅっちゅ……」

女「許嫁ちゃんには刺激が強かったようだな~☆」パシャッ

許嫁「……別にそんなことないわよ」

女「でもでも、顔があかーく染まってるよ?」

女「なんでかなぁ~?」ニヤニヤ

許嫁(女ちゃんのこういうところ苦手かも……)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月09日 (土) 22:55:01   ID: u_M7eNWD

許嫁揺るぎすぎィ。正直言ってうざったらしい。男も

2 :  SS好きの774さん   2016年06月03日 (金) 01:30:04   ID: 6wxxtA61

うーん、なんというかこのまとめ以外もだけど、完走してないやつ多くねぇか
ふ完全燃焼。

3 :  SS好きの774さん   2017年10月29日 (日) 13:55:02   ID: gYTw6vP4

終わっちゃったよ

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