少女「この世界は弱肉強食だよ!」男「へー」 (12)

学生1「ははは!何だよそれ!」

学生2「それおもしれぇな!」

学生3「だろ?」

少女「そこの貴方達」

学生1「は、はい。なんですか?」

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少女「貴方達は、“成金学園(ナリキンガクエン)”の生徒だよね?」

生徒1「うん」

生徒1「……ああ!誰か兄弟でも待ってるの?もう授業は終わったからもうすぐ来るんじゃない?」

少女「成金学園の生徒、ね」

ザッ

少女「それじゃあ、覚悟してね!」

ボワアアアアアア!

学生1・2・3「うわああああああああ!!!!」

学生1「……痛い。なんで……」

学生2(死亡)

学生3(死亡)

少女「いい?この世は弱肉強食なの。だから弱者は強者の肉になるのが当たり前」

少女「だから、あなた達は弱いから何をされたっていいの」

少女「今月小遣いピンチだから私の能力でちょっと工面させてもらうのよね」

学生1「ひ、ひどい……」

我々は1が何故このようなスレッドを立てたのかという
疑問を解決するため、1の故郷である群馬県に向かった。
「まだ日本にこんなところがあったのか…」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。

小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
高度成長だの、神武景気だの、オリンピックだので浮かれていた
我々は改めて農村の現状を噛み締めていた。

ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
「息子が申し訳ありません」と我々に何度も土下座して詫びた。

我々はこの時初めて1を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、農村の貧しさが全て悪かったのだ。
我々は1の母親から貰った干し柿を手に、
打ちひしがれながら東京へと帰路についた。

少女「す、すごい!この人(学生2)、財布に二万円が入ってる!」

少女「この人(学生3)なんて五万も!」

学生1「お、おい。やめてくれ」

少女「まあ待ってて。あなたもすぐに殺してあげるから」

学生1「ひ、ひいいいいいいい!」

学生1(早く逃げないと!でも、身体の損傷で動けない)


男「なるほどな、弱肉強食だから、弱いやつは何をされてもいいってか?」

少女「誰!?」

学生1「!?」

少女「何だ、ただの人間ね」

少女「あなたもこの場面を見たから殺すわね」

男「まあご自由に。それよりも」

男「お前は本当にこの世は弱肉強食だと思ってるんだな?」

少女「当たり前じゃない。強い私に逆らえる人なんて」

男「へー」

ズバァアアアアアアアアアアアン!

少女「グ……ハッ!」

男「お前の能力は、大体念動力ってとこか。その程度で俺の攻撃は防げないぞ」

男「ということで、お前は俺より弱いって事が判明したな」

少女「……」

男「だから、俺より弱いお前が俺に何をされてもいいってわけだ」

少女「!?ちょ、ちょっと待って!何を」

男「……フ」

少女「やめてよっ!離してっ!」

男「逆らうんじゃないよ。弱者は逆らうなっていったのはお前だぞ」

少女「いや、いやあ!」


少女「い、いたぁああああい!」

男「ひさびさの女だな。処女なのがメンドくさいが、まあいいか」

少女「やだ、やだぁ!やめてっ!助けてよ!」

男「お前が弱肉強食の世界を説いてたから、罪悪感なしで女を犯せるってか」

男「まあ、レ○○なんてこれが初めてだけど」

少女「お、お前なんか!」

グィイイン!

男「おお、丁度いいな。締め付けが弱くて楽しくなかったんだよ」

男「念動力使うときに力むから、それが気持ちいいな」




少女「……ぅ、うえぇ~~~ん!うっ、うっ、ひっく」

男「ありゃりゃ、泣き始めた」

少女「ぅ、ヒック。お願いします……。うぅ。何でも、しますから、ヒック、ゆ、許してください」

男「いや、弱肉強食を認めたのはお前だしそれは無理だな」

少女「うわぁああああん!」

男「これよりも酷い事はいくらでもやってきただろ?殺人とか、さっきも平気でやってたし」

少女「……ぅう。……ふ、ゥ」

男「まあ、自業自得だと思って諦めろよ」

数十分後

男「そろそろだな」

少女「!?だ、だめっ!中には出さないで」

男「結構です」

少女「ああっ!!いやああああああああああ!」




男「なあ、おい」

少女「……」

男「お、無視か。さてと、悪いヤツは家で監禁だな」ス……

少女「やめて!これで見逃して……お願いします……」

男「お断り♪」

???

教授「なんと?ここ最近悪事を働く能力者が減少している?」

中立者「そのようだね。僕の能力で確認したから間違いはないよ」

教授「それは何が要因なんだ?もちろん、知ってるんだろ?」

中立者「知ってるけど言えないね。僕は中立者だからどちらにも与しない」

中立者「気が向いたことをし、気が向いたほうを助ける、それだけさ」

教授「まあいい。それで、進展は?」

秘密警察「ええと、圧倒的な力で能力者を倒す能力者を見た人がいるそうです」

秘密警察「しかしながらそこを映したであろう監視カメラには、ポッカリと穴があいたように、能力者を倒す者の部分が影で隠されていました」

教授「それではその人は能力者で、人前で戦うが、記録はさせない、とでも?」

秘密警察「そこはよく分かりませんが、ここまで監視カメラの目が隠されるなら、最早能力者でいいでしょう」

教授「善なる能力者が不足している今、そいつの存在は無視できないな。正義のために戦う能力者か、暴れたいから能力者を叩き潰すヤツか」

中立者「……なんだか面白くなりそうだ」

はよ

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