真奈美「付き合いも短くはないんだ」 (139)

美羽「付き合いましゃーく!」
美羽「付き合いましゃーく!」 - SSまとめ速報
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さくら「三人で付き合いまぁす♪」
さくら「三人で付き合いまぁす♪」 - SSまとめ速報
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沙織「付き合いさねーですけんど…」
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の続きです
漸進の134作目
タイミングは重要


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※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
1レス目からミスりました……

ある日 真奈美の家 リビング



真奈美「………」

真奈美P「〜♪」サクッ サクッ

真奈美「(イメージトレーニングは十分にした、あとは実行するだけだ。)…今日は何を焼いてくれたんだ?」

真奈美P「季節のフルーツのタルトです。」サクッ サクッ

真奈美「季節のフルーツのタルト、か…いつもありがとう。」

真奈美P「いえ、俺が好きでやってますから。」サクッ サクッ

真奈美「君は決まってそう言うが、私はもらったものは返さなけれな気が済まない主義なんだ。」

真奈美P「そんな…別にお礼なんて…俺は真奈美さんが美味しいって言ってくれるだけで……」コト

真奈美「私に格好をつけさせてくれよ。すぐに済む、ケーキナイフを一旦置いて私の隣の隣に座れ。」

真奈美P「…分かりました。」
スクッ トコトコトコトコ

真奈美「フフッ、いい子だ。」

真奈美P「失礼します。」ストン

真奈美P「それで、えっと…」

真奈美「……」スッ

紙袋「かわいいマーク入り。」

真奈美P「!」

真奈美「受け取ってくれるかな?」

真奈美P「いいんですか……?」

真奈美「いいも何も、君にプレゼントするために買ったんだ。」

真奈美P「……ありがとうございます…」ハシッ

真奈美P「……」ソワソワ

真奈美「この場で開けてくれて構わないよ。」

真奈美P「…!」ペリッ ゴソゴソ

真奈美「フフッ…」

真奈美P「これは…」スッ

狼のぬいぐるみ「モフモフ。」

真奈美P「わぁぁ……!」パァァァァ…!

真奈美「>>8

Q~Zまで居るPの10人のソウルブラザーの1人がやっているファンシーショップで買ったんだ

真奈美「Qくん以下10名のPの10人のソウルブラザーの1人がやっているファンシーショップで買ったんだ。」

真奈美P「かわいい……」モフモフ

真奈美「……おやおや。」

真奈美P「えへへ…」モフモフ

真奈美「フフッ…」

真奈美P「もふも………はっ!」

真奈美「気に入ってもらえたようだな。」

真奈美P「は、はい……」///

真奈美(美玲のアドバイスのおかげだな…こちらまで嬉しくなってくる…)

真奈美P「……」///

真奈美(これが見れただけでもいい気さえ………いやいや、ここで決意が揺らいだとあれば名折れだ、美玲に合わせる顔がない!)

真奈美P「大切に…します…」ニコ

真奈美「…!」キュン…

真奈美P「えへへ……」

真奈美(……これだけでいいんじゃないか、もう。真奈美P君の笑顔以上の何を望むと言うんだ。)

真奈美P「また部屋に飾るぬいぐるみが増えちゃいました…」

真奈美(別に急いでしなければならないものではないしな…うん、今日はやめておこう。)

真奈美P「これは…一番目立つ場所に飾りますね!」

真奈美「君は私を喜ばせるのが上手だな、真奈美P……くん。(特に困った事もないし…)」

真奈美P「えへへ…」

真奈美「フフッ…(…明日から頑張ろう!)」

翌日 Pの家 居間



美玲「真奈美さん…」

真奈美「ち、違うんだ…!」

美玲「何が…?」

真奈美「えっ…それは…アレだよ…ほら、えっと……」

美玲「……」

真奈美「……すまん…」

美玲「ハァ……」

真奈美「だ、だが…真奈美君はとても喜んでくれたし…!」

美玲「真奈美P「君」?」

真奈美「あっ…」

美玲「ウチは真奈美さんを尊敬してるし、数え切れないぐらいお世話にもなった。だからこそ聞きたいんだけど…呼び捨てにするのってそんなに難しいことかッ?」

真奈美「呼び捨てだぞ、呼び捨て?!」

美玲「>>15

スカートを穿くのは恥ずかしいって言ってた光だって今ではスカートに慣れる練習をしてるのに……真奈美さんは14歳の子供にも劣るのか?

美玲「スカートをはくのは恥ずかしいって言ってた光だって今ではスカートに慣れる練習をしてるのに……真奈美さんは14歳の子供よりもアレなのかッ?」

真奈美「大人になるとできなくなってしまうこともあるんだy…」

美玲「カッコイイこと言ってごまかさない。」

真奈美「……光は光で、私はわたs……」

美玲「ごまかさない。」

真奈美「……」

美玲「……」

美玲「…雪美。」

雪美「にゃ……?」

美玲「真奈美さんに何か言いたいことがあったら言っていいぞッ。」

雪美「……」コクッ

雪美「真奈美…」

真奈美「な、何かな…?」

雪美「ヘタレ……」

真奈美「!!」グサッ!

真奈美「……フッ。」ガクッ

雪美「倒れた…」

真奈美「フフッ…フフフ……」

美玲「あー……」

真奈美「そうさ…私は光に師と仰がれているにも関わらず…一歩先に進む勇気すらない、そんなダメな大人さ…」

美玲(しまった、言いすぎたッ!こうなるとメンドいんだよな…)

真奈美「だって…出会ってから今に至るまでずっと君付けで呼んでいたのに、いきなり呼び捨てになんかしたりしたら…その…色々と色々じゃないか…」

雪美「いろ…いろ……?」

真奈美「色々は…色々だよ…」

雪美「つまり……ヘタr…」

美玲「が、がおーッ!真奈美さんにも色々あるんだなッ!うん、色々ッ!」

雪美「>>22

言い訳ばかりの……ダメな僕……?

雪美「言い訳、ばかりの……ダメな……僕……?」

真奈美「言い訳では………言い訳だな…私の心に弱さは住み着いていたようだ…」

美玲「え、えっとッ…!」

真奈美「私は臆病者だな…」

雪美「否定は…でk…」

美玲「雪美ッ!」

雪美「にゃ……?」

美玲「…なッ?」

雪美「言いたい、こと……あるなら……言って、いいって……」

美玲「言ったけどッ…!」

真奈美「君たちにもこうして情けない姿をさらしてしまっている……」

美玲「大丈夫……私…最初から、知ってる……真奈美、は…ヘタr……」

美玲「わーッ!わーッ!わーッ!」

>>25訂正


美玲「…なッ?」

雪美「言いたい、こと……あるなら……言って、いいって……」

美玲「言ったけどッ…!」

真奈美「君たちにもこうして情けない姿をさらしてしまっている……」

雪美「大丈夫……私…最初から、知ってる……真奈美、は…ヘタr……」

美玲「わーッ!わーッ!わーッ!」

雪美「今さら……幻滅、したりは……」

美玲「わーッ!わーッ!わーッ!」

雪美「……?どう……した、の……?」

美玲「ちょっとだけ静かにしててれッ!ちょっとの間だけ…なッ?」

真奈美「私は……」

美玲「ああ……もうッ!」

15分後



真奈美「見苦しいところを見せたな。」イケメーン!

美玲「ハァ……ハァ……(真奈美さんを元気付けるのも楽じゃないぞッ……)」

雪美「にゃー……」

真奈美「クヨクヨしていても始まらんな、一歩ずつでも前へ歩を進めなければ。」

美玲「う、うん…」

真奈美「>>30

とりあえず美玲、悪いが大根を買ってきてくれ。その間に私は輪ゴムにあんかけしてるから。

安価把握

お休みなさい

再開します

真奈美「とりあえず…美玲、悪いが大根を買ってきてくれ。その間に私は輪ゴムにあんかけをしているから。」

美玲「……ん?」

真奈美「ん?」

美玲「こんなこと言うの失礼だって思うけど…それでも言わせてもらうぞッ
。…何言ってるのッ?」

真奈美「何ってそりゃ……あっ、言い間違えた!輪ゴムを買ってきてもらう間に、大根にあんかけをしようとしていたんだ!」

美玲(どう言う言い間違いなんだッ…)

雪美「真奈美、さん……大丈夫…?」

真奈美「あ、ああ…大丈夫さ!」

美玲「真奈美さんが大丈夫って言うときは大丈夫じゃないとき、だろッ?」

真奈美「……」ギクッ!

美玲「真奈美Pはホントに真奈美さんをよく見てるよッ。」

真奈美「………」

美玲「ハァ…思ってたよりメンドい話になりそうだ…」

〜〜〜


真奈美「料理をすると落ち着くんだ。悪いな、キッチンを貸してもらって。」

美玲「……」モグモグ

雪美「……」マグマグ

真奈美「……」ジー

美玲・雪美「……ハッ!」

真奈美「フフッ、あまりの美味さに食べるのに夢中になってしまったかな?」

美玲・雪美「……」///

真奈美「嬉しいものだな、自分の作った料理を美味しく食べてもらえると言うのは。ましてや君たちに美味しく食べてもらえるなら尚更だ。」

美玲「ご、ゴホンッ!…食べてるときに喋ったら行儀が悪いからッ…それだけなんだからなッ!」

真奈美「フフッ、それは殊勝な心がけだな。」

雪美「料理も……上手……とっても……何でも……できる……」

真奈美「何でもはできないよ。私にできるのは私にできることだけだ。」

美玲「>>38

できる事を増やそうとは思わないかッ?真奈美Pともっと親しくしたりとか

美玲「…できる事を増やそうとは思わないかッ?真奈美Pともっと仲良くなったりとかッ。」

真奈美「……す、すまない、それだけは…」

雪美「したいくない……こと、なの…?」

真奈美「そういうわけでは…私だってできることなら…」

雪美「しないと……できない、よ……?」

真奈美「……!」

雪美「………」

真奈美「…分かってはいるんだ、分かっては……ただ、」

美玲「いざとなるとヘタレる。」

真奈美「それは………認めるよ、私はヘタレだ…彼に渡そうと思って毎年チョコを作るんだが、未だに一つも渡せたことがないほどの…な。」

雪美「渡せない、のに……作るの…?」

真奈美「毎年今年こそはと思うんだよ…」

美玲「ハァ……」

雪美「真奈美、さん……勇気、あふれてる……だから…不思議……ヘタレ……なのが……」

真奈美「……だって…」

雪美「だって……?」

真奈美「……私だって自分がこんなにヘタレだとは知らなかったさ、彼に出会うまでは。」

雪美「………」

真奈美「彼は私にとっては何よりも大切なんだ、だからこそ…私はとても臆病になってしまう…」

美玲「だとしてもヘタレすぎだぞッ。」

雪美「うん……」

真奈美「……しょ、しょうがないだろ…!出来ない物は出来ないんだから…!」

美玲・雪美「……」ジトー

真奈美「………別に…今の関係で私には十分すぎるぐらいだから…これ以上距離を縮めなくても…」

雪美「>>44

ヘタレ……!真奈美Pの気持ちも考えたらどうなの……?

雪美「ヘタレ……!真奈美Pの気持ちも……考えたら…?」

真奈美「か、彼だって……」

雪美「不安……伝わる、から……真奈美さんが不安……真奈美Pも不安……」

真奈美「それは……その……」

雪美「言い訳、聞きたくない……」

真奈美「……っ…」

雪美「………」

真奈美「………」

美玲「ウチらは真奈美さんが真奈美Pのことを名前で呼びたいって言うから協力してあげたんだッ、ウチらだって暇じゃないんだぞッ!」

真奈美「……やらなければ…ダメ、かな…?」

美玲「少なくともやろうとしてから無理って言えッ!」

雪美「心……見せて……」

真奈美「……美玲、雪美…」

美玲「ん?」

雪美「にゃ……?」

真奈美「一番大切なことを忘れていたよ。」スクッ

真奈美「彼は私を信じてくれているんだ…私も彼を信じなくてどうする…ありがとう、二人とも。」

雪美「できる……?」

真奈美「できるかじゃない、やるんだ。」

美玲「真奈美さんにできないことはないってウチは信じたいぞッ!」

真奈美「……信頼には応えてみせるさ。」

〜〜〜


美玲「どう思うッ?」

雪美「にゃー……」

美玲「そっかッ。」

夕方 真奈美の家 玄関前



真奈美「すぅ……はぁ……すぅ………はぁ………よし。」ガシッ

真奈美「このまま玄関のドアを開けて、家の中へ入り、ケーキを作っている彼に声をかける。今までもずっとやってきたことだ。」

真奈美「だが、今日は……」

真奈美「………」

真奈美「この家のドアノブを重く感じたのは初めてだよ…」

真奈美「>>51

真奈美P.ただいま

真奈美「………」グッ

真奈美「真奈美P、ただいま!」ガチャ!

真奈美「言った、言ったぞ…」ドキドキ

真奈美「どんな反応が返ってくるか……」ドキドキ

シーン…

真奈美「……あ、あれ…?」

真奈美「……」

真奈美「出かけている…のか?」

真奈美の家 廊下



真奈美「せっかく勇気を出したのが無駄になったと思う自分と同時に出かけてくれていてよかったと思う自分がいる……いかん、いかんぞ!」スタスタスタスタ…

真奈美「そんなことではいけないと再認識したばかりじゃないか!逆に考えるんだ、一度は出来たんだから二度だってできる、と。」スタスタスタスタ…

真奈美「彼が帰って来た時に言うんだ、「お帰り、真奈美P。」と。」スタスタスタスタ…

真奈美「…それからのことはそれから考えよう。今すべきことは……」
スタスタスタ スタ

真奈美「シャワーを浴びて、服を着替えることだ。汗臭くないに越したことはあるまい…いや、むしろこうした区切りのときに汗臭いと言うのはダメだろう。」

真奈美「シャワーを浴びれば頭も冴える、冴えた頭は決断をする勇気をくれる。」

洗面所


真奈美「体を動かすのも汗をかくのも好きだが、それとこれとはまた別の話だ。」ガラッ

真奈美「私とて一応は……ん?」

男物の服と下着in着替え入れ「……」

真奈美「……!」バッ!

明かりのついている浴室「……」

真奈美「……そうか…出かけていたんじゃなくて……えっと……こう言う場合は……」オロオロ

真奈美「もし彼が今バスルームから出てきたら……言い訳のしようがない……今私が取るべき最善の手は……静かにこの場を立ち去ることだ……幸いシャワーの音で私が戸を開けた音は聞こえなかっただろうし……来た道を後ろに……」ズサリ…ズサリ…

真奈美「そうだ…何も難しいことは……」ズサリ…

ガチャ

真奈美「えっ…?」

真奈美P「シャンプー切れて………へ?」

真奈美「た、ただいま…」

真奈美P「お帰り……なさい……」

真奈美「………」

真奈美P「………」

3日後 Pの家 リビング



真奈美「わざとじゃなかったんだ……」

美玲「何と言うか……アレだなッ、タイミングが悪かったなッ…!」

雪美「元気……出して……」

真奈美「ありがとう……はぁ……」

美玲(ラッキースケベって実在したんだな…)

雪美(真奈美さんと……真奈美P……変な……感じ……)

真奈美「>>58

こんなもの(婚姻届)まで用意したというのに……

安価把握

一時中断します

逆パターンの風呂場での遭遇も見てみたいな。おまけでいいから書いてほしいです(^_^)v

>>60
逆パターンですか……
ふむ



再開します

真奈美「こんなものまで用意したというのに……」

婚姻届「わくわく。」

美玲「気が早いなッ…」

真奈美「名前で呼べたらその勢いでいける…かな、と思ったんだ…あの時は……」

雪美「とばし、すぎ……」

真奈美「私もそう思うよ…フッ、舞い上がっていたんだな、私は……」

美玲・雪美「……」

真奈美「それがまさかこんなことになるだなんて……」ズーン…

美玲「…どうする?」ボソッ

雪美「にゃー……」ボソッ

美玲「いきなり成功することはないって言うのは分かってたけどッ…」
ヒソヒソ

雪美「これは……予想……できなかった……」ヒソヒソ

美玲「真奈美さんがここまで落ち込んでるのを見るのは久しぶりだぞッ…」
ヒソヒソ

雪美「私は……初めて……」ヒソヒソ

美玲「どうにかしないといけないよなッ?」ヒソヒソ

雪美「うん……どうにか、しないと……」ヒソヒソ

真奈美「今朝も仕事でミスをして彼に迷惑をかけてしまった……」ズーン…

雪美「真奈美さん……真奈美さん、じゃない……みたい……」ヒソヒソ

美玲「何でもできる真奈美さんがアレだもんなッ…」ヒソヒソ

真奈美「はぁ……」ズーン…

雪美「ペロ……撫でる……?」

真奈美「……そうさせてもらおうかな…」

ロンメル「ニャーウ。(心得たり。)」
トコトコトコトコ コロン

真奈美「フフッ……」ナデナデ

ロンメル「ミャアーウ。(吾、汝に身を委ねん。)」

真奈美「ありがとう…」ナデナデ

美玲「>>67

こうなったらウチらが動くしかないようだなッ!

美玲「こうなったらウチらが動くしかないようだなッ!」スクッ

雪美「にゃー……」スクッ

美玲「真奈美さんはここでロンメルを撫でてろッ、ウチらは話をしてくるッ。」

真奈美「話をするって……真奈美P……君とか…?」ナデナデ

美玲「話を聞いてみなきゃ分からないだろッ。」

真奈美「……そう…だな…」ナデナデ

雪美「お手伝いする……約束、だから呼び捨て……できるように、なるの………」

美玲「と、言うことだッ!オオカミは約束は絶対に守るッ!」

雪美「真奈美さん……約束……守った……から……」

真奈美「……その……すまんな…」
ナデナデ

美玲「フ、フンッ!ウチらはあくまで話を聞いてくるだけだ…意味は分かるなッ?」

真奈美「……ああ…」ナデナデ

美玲「……行くぞッ!」

雪美「にゃー……」

真奈美の家 リビング



美玲「オマエの気持ちはよく分かるッ。でもなッ…そこまで気にすることかッ?」

真奈美P「ごめん…」

美玲「タオルは巻いてたんだろッ?」

真奈美P「ごめん…」

美玲「……どうしても無理かッ?」

真奈美P「………ごめん…」

美玲「むぐぐ……」

真奈美P「情けないとは思うんだけど……」

美玲「……まぁ、タオル一枚の姿を見られて、ソイツと何もなかったみたいにしろ…ってのは無理な話だよなッ…」

真奈美P「………」

美玲「気持ちの問題だからなッ…」

雪美「真奈美P…」

真奈美P「何…かな…?」

雪美「>>73

……フニャチンタマ無し野郎……

雪美「……フニャチンタマ無し野郎……」

真奈美P「!」

美玲「お、オイッ?!」

雪美「…ただの……カカシ、ですな……」

美玲「ど、ど、どこでそんな言葉を覚えたんだッ?!」

雪美「亜季と見た……映画……」

美玲「………あー…」

雪美「真奈美さん……落ち込んでる……とっても……悪いの……真奈美さん……だけど……」

真奈美P「……っ…」ウツムキ…

雪美「許して……あげて……」

真奈美P「………」

雪美「………」

美玲「ゆ、雪美は意味はよく分かってないからなッ…!あんまり気にしなくていいぞッ…!」

真奈美P「雪美ちゃんの言う通りかも……」

美玲「…ッ…雪m…」

雪美「……」スッ

美玲「!」ピタッ

雪美「……」

美玲(雪美には何か考えがあるのかッ…?)

真奈美P「男らしく…ないよね……女々しいよね……」

雪美「そう…思うの…?」

真奈美P「好きなものも…ケーキ作りと…ぬいぐるみと…編み物だし……」

雪美「それは……悪いこと……?」

真奈美P「悪いことじゃないとは思うけど……」

雪美「真奈美さんは……真奈美Pが……大事……ケーキ作りと…ぬいぐるみと…編み物が好きな真奈美Pが……」

真奈美P「>>80

それならいっそ性転換でもした方が真奈美さんのためにも……

真奈美P「それなら…もう性転換でもした方が真奈美さんのためにも……」

雪美「そう言う問題だと……思うの…?」

真奈美P「だって……」

雪美「……真奈美Pの思う……男らしさ…って……?」

真奈美P「え、えっと……力が…強くて……」

雪美「私……男らしい……?」

真奈美P「えっ……?」

雪美「私……力……強くない、けど………『人』よりは……強い……から……」

真奈美P「あっ…えっと…そう言う意味じゃ…」

雪美「P……私たちより……力……弱い……P……男らしくない……?…違う……P……男らしい……すごく……すごく……」

美玲「雪美……オマエ……」

雪美「私の知ってる男らしさ……力が強い、とか……じゃない………私の知ってる男らしさ、は………温かいこと。」

真奈美P「温かい……こと……」

雪美「笑いかけて…くれること……心配して…くれること…褒めて…くれること……撫でて…くれること……怖がらないで…くれること……ぎゅって……してくれること……」

真奈美P「………」

雪美「……ただ……一緒にいてくれること……」

真奈美P「………!」

雪美「これが……私の知ってる……男らしさ……」

美玲(……何だよッ、ウチの知らない間に……)

雪美「『女の子を笑顔にできる』……これが…男らしさ……P……言ってた……」

真奈美P「……」ギュッ…

雪美「お願い……男を……見せて……」

真奈美P「………」

雪美「………」

真奈美P「………行かなきゃ…」

雪美「…どこに…?」

真奈美P「真奈美さんのところに……!」

事務所 屋上



真奈美「風が心地よい……なんて言ってる場合じゃないな……」

真奈美「雪美からはここで待っていろと言われたが……知ってか知らずか、ここは…彼を見つけた場所だ……」

真奈美「………」

真奈美「彼との出会いが私を変えてくれた……彼は……私に温もりを教えてくれた……」

真奈美「初めてだったんだ……何もかもが……嬉しかったんだ…全てが……」

真奈美「>>87

真奈美P...私が初めて愛した男。そして...

真奈美「真奈美P…私が初めて愛した男…そして……」

真奈美「……一番大事な…かけがえのない存在……こんな言葉ではとても足りないが……」

真奈美「……寂しいな…君のせいだぞ、真奈美P…君が現れるまで私はこの感情を寂しいと呼ぶことは知らなかった…」

真奈美「私は臆病になったよ…恐怖を知ったからだ…大事な存在を失う恐怖を…」

真奈美「弱くもなってしまった…君が微笑みかけてくれないと言うだけで…私はこんなにも弱ってしまう…」

真奈美「………」

真奈美「……だが…それらを知ったからこそ私はより強くなれた…強さとは何かを知れた。」

真奈美「真奈美Pのケーキが食べたい……真奈美Pが私のために焼いてくれたケーキが……あれより美味しいものを私は知らない…」

真奈美「……こんなことを言って何になるんだろうな…フフッ、こんなことを呟いている暇があれば………」

真奈美「……っ…」ゴシゴシ

真奈美「ああ…私は本当に情けない女だ…この程度のことで……ケンカをしたんじゃなければ…別れることになったわけでもない。」

真奈美「ただ…彼が微笑みかけてくれないだけで……」

真奈美「………1人は…嫌だな…」

真奈美「………」

真奈美「……返事をしてくれる相手もいない……昔と同じだな…」

真奈美「私にできないことはない…そう思っていた時期が私にもあった……ところが…だ……アイドルになってそれはひどい自惚れだったと分かった……」

真奈美「むしろできないことだらけだ……真奈美Pに……」

「真奈美さん!」

真奈美「……彼の声さえ聞こえてきた…もうこれは本格的に…」

「真奈美さん…!!」

真奈美「……む…?」クルッ

真奈美P「真奈美…さん……」

真奈美「……真奈美…P…」

真奈美P「えっと…えっと……俺……」

真奈美「………」

真奈美P「その……うぅ……」ダッ…!

真奈美P「俺……真奈美さんに…!」
タッタッタッタッ…ガッ!

真奈美P「わわっ?!」フラッ…

〜〜〜


真奈美「大丈夫か?」ガシッ

真奈美P「あ……」

真奈美「君は…まったく……」

真奈美P「……っ…」ウルウル…

真奈美「…!どうしたんだ…?どこか打ちでもしたのか?!」

真奈美P「>>95

お姉さんは...誰ですか?

安価把握

お休みなさい

再開します

真奈美P「あなたは……誰ですか……?」

真奈美「なっ…?!」

真奈美P「どこかで見覚えがあるような……」

真奈美「わ、私だ、私!私を忘れてしまったのか?!」

真奈美P「………」

真奈美「そんな……(頭は打っていないのに……まさか…心因性の記憶障害…?!だとしたら…私は……)」

真奈美P「……冗談です。」

真奈美「私との思い出も…!…ん、冗談…?」

真奈美P「これで…なしです…お風呂のことは…」

真奈美「………」

真奈美P「だから…その……」

真奈美「すまなかった…!」

真奈美P「えっ…?!」

真奈美「私を許してほしい……私は……」

真奈美P「謝らなきゃいけないのは俺の方です…!」

真奈美「何を言っているんだ…!君は悪いことはしていないじゃないか…!」

真奈美P「約束を…破っちゃいました……」ウルウル…

真奈美「約束…?」

真奈美P「何があっても…真奈美さんと一緒にいるって…約束したのに……」
ウルウル…

真奈美「……君は…」

真奈美P「距離を…置いちゃって……それで……真奈美さんが……」ウルウル…

真奈美「……」ギュッ!

真奈美P「わふっ…?!」

真奈美「……」ギュゥゥゥゥ…

真奈美P「……っ…」

真奈美「温かいな…」

真奈美P「………」

真奈美「>>103

あまり心配かけるなよ……真奈美P……!ギュッ

真奈美「あまり心配かけるなよ……真奈美P……!」ギュッ!

真奈美P「真奈美…さん…」

真奈美「私は君がとても…とても…大事なんだ…泣くな、大事な君の涙は見たくない…」

真奈美P「すみません…でも……」

真奈美「君が涙を見ると…私は堪らないんだ……頼むよ、笑顔を見せてくれ。……私は君の笑顔が好きなんだ。」

真奈美P「…!」

真奈美「………」ギュ…

真奈美P「………」

真奈美「………」

真奈美P「……今……俺のこと、真奈美P…って…」

真奈美「……嫌…だったか…?」

真奈美P「いえ…逆です……すごく…嬉しくて……」

真奈美「呼び捨てが…かい?」

真奈美P「呼び捨てって…近い相手にしかできないことですから……真奈美さんが……真奈美さんが……っ……」

真奈美「………」

〜〜〜

「真奈美Pの気持ちも……考えたら…?」

〜〜〜

真奈美「……真奈美P。」

真奈美P「はい……」

真奈美「私たち…さらに仲良くなれたかな?」

真奈美P「……っ……はい……」

真奈美「もう少しだけこうさせていてもらうよ…二日間以上君をハグできていなかったんだ……いいだろ?」

真奈美P「はい……」

真奈美「あぁ…君の匂いだ……ケーキと石鹸と日だまりの優しい匂い……私が世界で一番好きな匂い…」

真奈美P「………」///

真奈美「不甲斐ないパートナーですまないな……」

真奈美P「>>109

真奈美...っの匂いも好きですよ

真奈美P「真奈美...っの匂いも好き…です……よ……」///

真奈美「…!」

真奈美P「うぅ……」///

真奈美「おや…これは驚いた…」

真奈美P「お互い…様ですから……」///

真奈美「ん?」

真奈美P「もし…真奈美さんが不甲斐ないなら…俺も不甲斐ない、ですから…!その……」

真奈美「フフッ、私たちは対等、と言いたいんだな?」

真奈美P「……っ……は、はい…」

真奈美「……これまた驚かされた、君がそんなことを言うだなんて…」

真奈美P「男らしく…するって決めたんです…!自分を…卑下しないって…!」

真奈美「……ふむ…」

真奈美P「……っ……」

真奈美「……フッ、これからはそう呼んでくれ…真奈美P。」

真奈美P「…!わ、わかりました……ま、ま……真奈美…!」

真奈美「上出来だ。」ナデナデ

真奈美P「変な……感じがします……」///

真奈美「私もさ。何だかこそばゆいな…」ナデナデ

真奈美P「でも…嫌じゃないです……」

真奈美「そうだな…悪くない気分だ。」ナデナデ

真奈美P「帰ったら…ケーキを焼きますね……真奈美……のために…」///

真奈美「それは楽しみだ!」ナデナデ

真奈美P「えへへ……」///

真奈美「フフッ…」ナデナデ

真奈美P「これからも一緒にいさせて…もらえますか…?」///

真奈美「君がそう望んでくれるなら。」ナデナデ

真奈美P「の、望みます…!」///

真奈美「>>115

……ありがとう(ありったけの思いを込めて)

安価把握

一時中断します

再開します

真奈美「……ありがとう。」ギュ…

真奈美P「………」

真奈美「………」

真奈美P「……あの…」

真奈美「ん…?」

真奈美P「…俺からも言わせてください………その……ありがとう…ございます…!」ニコ

真奈美「…!」

真奈美P「えへへ……」

真奈美「………」

真奈美P「えっと…その……」

真奈美「……笑顔を見せてくれたな。」

真奈美P「あっ…」

真奈美「君の笑顔は…反則だよ。ただ君が笑いかけてくれる……それだけで私はこんなにも満たされてしまうんだから。」

真奈美P「……」///

真奈美「(今なら言える気がする……今なら…!)…真奈美P、君にもう一つだけ言いたいことがあるんだ………聞いてくれるか?」

真奈美P「何ですか…真奈美さ…真奈美……(慣れるまでもうちょっとかかるかも……)?」

真奈美「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ………私は…!」

真奈美P「!」ビクッ!

真奈美「………」

真奈美P「……えっ…と…」

真奈美「………きょ、今日のケーキは
生クリームをたっぷりと使った甘いものがいいな。」

真奈美P「……は、はい…」

真奈美(ま、まだ…早いからな、うん!タイミングとかそう言うのが……む、ムードとかも大切にしたいし……今はまだ言わなくていい……よな…?)

事務所 北棟 屋上



雪美「ヘタレ……」

美玲「ヘタレたなッ…」

雪美・美玲「………」

雪美「ふふっ……でも……許して、あげる……」

美玲「だなッ…ちゃんともっと仲良くなれたもんなッ!」

雪美「にゃー……」

美玲「分かってたのかッ?」

雪美「……にゃ…?」

美玲「いや…今日はヤケにキビしい言葉を使ってたから…それってもしかしてこうなることを分かっててだったんじゃないのかな、って…」

雪美「ううん……思ったこと……ただ…言った、だけ……」

美玲「あっ、そうなんだッ…」

雪美「ただ………二人なら……言っても大丈夫……そう……思った………二人とも……強いから…」

美玲「……なるほどなッ。」

雪美「>>124

家に来て妹をフ……(美玲に止められる)

雪美「家に来て妹をフ…」

美玲「が、がおーッ!」

雪美「……にゃ…?」

美玲「それは日常で使っちゃダメなヤツだからなッ?」

雪美「どう……して……?」

美玲「どう考えてもダメだろッ!」

雪美「………そっか……私……妹……いない……」

美玲「そっちじゃないぞッ!」

雪美「気に入った……家に来て……ペロを……」

美玲「イロイロとイロイロすぎるぞッ!」

雪美「いろ……いろ……?」

美玲「い、イロイロはイロイロだッ!あー、もうッ!雪美も少しはオトナになったなって思ってたのにッ…!」

雪美「私……子ども……」

美玲「知ってるぞッ!」

雪美「ふふっ…冗談……言ってること、わかる……私も…成長…してる……」フンス

美玲「…ちょっとだけなッ!」

雪美「ちょっとで……いい……成長……ちょっとずつしか……できない、から……」

美玲「む…」

雪美「そう……でしょ……?」

美玲「…そうだけどッ……がるぅ……」

雪美「ふふっ……」

美玲「…オマエも変わったよなッ。」

雪美「にゃ……?」

美玲「よく笑うようになった。」

雪美「……そう……かな……?」

美玲「気付いてなかったのかッ?」

雪美「うん……」

美玲「>>130

アイドルらしくなったぞッ

美玲「アイドルらしくなったぞッ!」

雪美「……そう……ふふっ……」

美玲「また笑ったッ!」

雪美「……にゃ……ホント…だ……」

美玲「……ふふっ…」

雪美「美玲も……笑った……」

美玲「雪美を見てたら…つい、なッ♪」

雪美「……やった…」グッ

美玲「がお…?」

雪美「笑顔で……笑顔…作る……できるの……アイドル……」

美玲「………」

雪美「私……アイドル……らしくなれてる……嬉し……」

美玲「コイツッ♪」ワシャワシャワシャワシャ

雪美「にゃっ……?!」

美玲「がおーッ♪」ワシャワシャワシャワシャ

雪美「にゃ……にゃ……?」

美玲「いいからしばらく黙ってワシャられろッ!(一人前みたいなことを言うようになってッ…コイツめッ♪)
ワシャワシャワシャワシャ

美玲(笑顔で笑顔を作る…雪美の言う通りだな、それができたらアイドルだッ!だとすると……真奈美Pの笑顔は周りを笑顔にするから……真奈美Pはアイドル?)

美玲(……間違ってはいないかッ、愛されるのもアイドルだからなッ♪真奈美Pは少なくともある1人にとってはアイドルだッ!)

美玲(ウチらが…と言うか雪美がこれだけ世話を焼いてやったんだッ!……今度メロンソーダぐらいはおごってもらうからなッ!)

美玲(…覚えとけよッ!)

美玲(幸せそうな顔をして……う、うらやましくなんかないんだからなッ!……あとで亜季にぎゅってしてもらおう…)

美玲(………ぎゅってできる相手がいるのは……とっても幸せなことだぞッ……信頼してくれてなきゃ、そんなことはさせてくれないからなッ…)

美玲(ましてや真奈美さんの場合は……真奈美Pは「強い」な…真奈美さんが好きになるのも分かるぞッ。)

美玲(大事にしろよッ…真奈美Pのことを。……ヘタレだけど決めるときは決めるヤツだろ、真奈美さんは…?)

美玲(………)

美玲(何だかんだでウチらなみんな…真奈美さんを尊敬してるんだッ…!)

数日後 Pの家 リビング



真奈美「……」

最高級霜降り肉と最高級鰹節「……」

雪美「………」

真奈美「あ、あの……」

美玲「今度はどうしたんだッ?!(たまに全然尊敬できなくなるときはあるけどなッ!)」





きばにゃん

88は無理があるだろと思う今日この頃
名前の呼び方を変えるタイミングって悩むよね…と、言う回でした

木場さんの魅力は、カッコいいのは大前提だとして、個人的にはどんな仕事もクールにかつ楽しんでこなすところだと思うのです
……あとまゆ毛

次回、緑色の悪魔の事務員、千川ちひろの大発明
恐るべきドリンクを注入され、課金力で暴れ回る
勝てるか、モバP
ドリンクの意外な原料とは何か?
多々買え、モバP
『水道水が消えた日』をお楽しみに
…………嘘です

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