雪乃「由比ヶ浜さん私たちか三浦さんたちかを選びなさい。」 (9)

結衣「えっ…ゆきのん、それどういう意味?」

雪乃「私たちは友達よね?」

結衣「当たり前だよ!ゆきのんと私は親友だよ!」

雪乃「なら、三浦さんたちよりも私の方が大切よね?」

結衣「ごめん…正直に言うとどっちも同じくらいに大事かなぁ…」

雪乃「なら親友を辞めましょう…」

結衣「どうしてそうなるの?」

八幡「それは雪ノ下がアスペルガーだからだ。」

雪乃「私たち本物になるわよね?本物というのは親友以上の存在よ?でも本物はひとつしかないわ。」

結衣「何となくそれはわかるかも…」

雪乃「だから私たちと本物になりたいのなら三浦さんたちを捨てなさい。」

八幡「まぁ本物になるなら、それくらい出来るよな?」

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結衣「でも…やっぱり選べないよ…」

雪乃「じゃあ貴方は今後一切、部室に来なくていいわ。さよなら裏切り者さん…貴方の顔なんて二度と見たくないわ。」

八幡「まぁ…由比ヶ浜がいなくても、この部活は成り立つしな…正直、お前依頼ではそんなに役に立ってなかったもんな。」

結衣「ひ、ひどい…二人共どうしてそんな事言うの…?」

八幡「寧ろ、お前には今すぐ飛び降りて欲しいまである。」

雪乃「いえ…電車に身投げするべきだわ。そしてご家族は借金を背負って苦しむべきだわ。裏切り者の代償は家族にも償ってもらうべきだわ。」

結衣「分かった…もうここにはこないよ…。やっぱり私みたいなビッチがいると二人ともイライラするんだよね…今まで気づけなくてごめん…」

結衣「それに二人に出会えておかげで私は凄く成長出来たと思う!これからはもう関わることはないと思うけど、二人はお幸せにね!」

雪乃「少し言いすぎたかしら…?」ポロッ

八幡「あのぐらい言わないと由比ヶ浜はここから去る訳無いだろう…少しキツイぐらいじゃ翌日に謝ってきて終わりだ…つーかお前、何泣いてんの?」

雪乃「由比ヶ浜さんは私にとって、初めて出来た同性の友人なのよて…その友人にひどい事を言うなんて辛いに決まってるじゃない…。」

八幡「でもお前が言い出したんだろう…由比ヶ浜を元の世界に返してやろうって…。」

雪乃「彼女はこんな所に留まるべき人間じゃないのよ…今の成長した彼女にはもう私たちは必要ないのよ。」

八幡「そうだな…正直、俺やお前よりもあいつは人間出来てるもんな。そんな人間が自分の世界とここの両立なんて可哀想だもんな。」

おしまい

翌日…

平塚「由比ヶ浜は電車に身投げをしたそうだ…当然、死亡したよ…」

八幡「それ本当ですか…?」

雪乃「そんな…どうして!?由比ヶ浜さんは昨日はあんなに元気にしていたのに!」

八幡「あいつ昨日、笑顔だったんですよ!?なのにそんな事するわけないじゃないですか!?嘘だと言ってください!」

平塚「比企谷落ち着け!」

八幡「どうしてた…あんなに良い奴が死ななきゃいけないんだ…。」

雪乃「どうしてあんなにも一生懸命生きている人が自殺なんて…信じられないわ。」

ほんとうにおしまい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月28日 (日) 01:39:19   ID: aJahN7ga

かす

2 :  SS好きの774さん   2016年02月28日 (日) 03:25:36   ID: _nOea85K

( ゚д゚)、ペッ

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