八幡「恋人というのは」 (29)

八幡「思ったより面倒くさいな」

結衣「なんか言った?ヒッキー?」


八幡「なにも言ってない」

結衣「そう?ねえねえ、どこに行こっか?えへへっ」


八幡(かなりの割合で由比ヶ浜とデートをすることになってしまってる)

八幡(ぼっちの時間が恋しくなる…もう少しぼっちの時間を満喫したかった…)


八幡「どこでもいいんじゃないか?ショッピングモールとか」

結衣「それこの前と同じじゃん」

八幡「じゃあ、由比ヶ浜に任せる」

結衣「それじゃあ……映画にしよっ!」

八幡「ゆっくり座れるしそれでいいか」

結衣「そういうこと言わないの!」

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八幡(ぼっち生活と両立したいとか言ったら、戸塚に怒られた…あれはへこんだ)

--------------

戸塚「八幡っ!彼女の前でそんなこと言ったら絶対駄目だよ!?」

八幡「わ、わかった…だからそんな怒るなよ…」

戸塚「もう…八幡は本気でそんなことしないとは思うけどさ」

八幡「お、おう」

戸塚「由比ヶ浜さんを第一に考えなきゃダメだよっ?わかった?」

八幡「はい…」

-------------

八幡「ふう…難しい…」

結衣「なにが?」

八幡「声に出てたか…」

結衣「だからなにが難しいの?」

八幡「いや、なんでもない」

結衣「ちょっと、そんな風に言われたら気になるし」

八幡「気にすんなよ、頼むから」

結衣「なにそれ~教えてよ~」

八幡「ほんとなんでもないからな…!」

結衣「むう…」


………

映画館

結衣「あんまり混んでないみたいだね」

八幡「そうだな、隣までギュウギュウなのは嫌だからな」

結衣「あ、あたし飲み物買ってくるよ、なにがいい?」

八幡「俺が行くぞ?」

結衣「いいってば、あたしが行くよ。なにがいいの?」

八幡「じゃあ…メロンソーダ」

結衣「意外だ」

八幡「たまにはな」


結衣「ま、いいや。それじゃ買ってくるね~」


八幡「…」

折本「あれ?比企谷?」

八幡「ん…折本かよ」

折本「偶然じゃん、おいっす~」

八幡「おう」

折本「なにしてんの?映画館で?」

八幡「なにって…映画見に来てるんだよ」

折本「へえ~、誰と?」

八幡「由比ヶ浜」

折本「ていうことは、この前の」

八幡「おう、バレンタインの時に会ってるだろ」

折本「付き合ったんだ?」

八幡「まあ、一応」

折本「うっそ、マジで?まあ、あの時からなんかありそうだったけどさ」

八幡「お前は誰と来てんの?」

折本「家族」

八幡「めちゃめちゃ意外なんですけど」

折本「たまたま出かけることになっただけだって」

八幡「お前のことだから、男と来てるかと思った」

折本「残念だけど今はいない」

八幡「そうか」


折本「でも、な~んかウケるし」

八幡「いきなりウケんなよ」

折本「あんたに彼女とか、しかも結構美人の」

八幡「だろ?うらやましいだろ」

折本「うらやましい…て、わたしそっちの気ないから」

八幡「知ってるっての」

折本「ま、いいや。わたしそろそろ行くから、それじゃ」

八幡「おう…」

結衣「ヒッキー、買って来たよ」

八幡「おう、サンキュー」

結衣「はい、メロンソーダ」


八幡「甘い…」

結衣「いや、当たり前じゃん…」

八幡「もう席についとくか?」

結衣「うん、少し早いけどそうしよっか」

結衣「そういえばさ、さっき誰かと話してなかった?」

八幡「ああ、たまたま知り合いと会って」

結衣「だれ?」


八幡「折本」

結衣「あ、そうなんだ」

八幡「俺とお前が付き合ってるって言ったら驚いてた」

結衣「言ったんだ」

八幡「ま、まあ話の流れでな」

結衣「そっか」

八幡「…まずかったか?」

結衣「ううん、そういうことじゃないよ、大丈夫」

八幡「…?そうか?」

とりあえずここまでです

同じ時

喫茶店


雪乃「ふう」

葉山「疲れたの?雪乃ちゃん?」

雪乃「いえ、そういうわけではないわ」

葉山「疲れたのなら、休憩でもしに行こうか?」

雪乃「なにを言ってるの?あなたは…全く」

葉山「はは、冗談さ」

雪乃「未だにあなたと付き合うことになったのが信じられないわ」

葉山「確かに俺も同じ意見だよ」

雪乃「昔のことに決着すらついてないのに」

葉山「そうだったね…ほとんど身体だけの関係だ」

雪乃「そうね、信じられないわ本当に」


葉山「雪乃ちゃん」


雪乃「なにかしら?」

葉山「比企谷への想いは…断ち切れてるのかい?」

雪乃「そんなこと聞くなんて、あなたはいじわるね」

葉山「俺的にはあまり納得は行ってないんだ…彼に負けてるみたいで」

雪乃「…あなたの方がはるかに上手だったって何度も言ってるでしょう?」

葉山「そんなことは当然だよ。比企谷なんかにテクニックで負けるわけないだろ?」

雪乃「それもそうね」

葉山「でも、君の処女は彼に取られてしまってる。それだけで腹立たしいよ」


雪乃「隼人くん…」

葉山「それに、彼は君を振って結衣と付き合ってるしね」

雪乃「それは誤解とも言ってるはずよ」

葉山「知ってるさ、君が振られて思い出に抱いてほしいと言ったんだろ?」


雪乃「ええ」

葉山「しかも一回だけでいいからとか」

雪乃「…」

葉山「はは、どこかのドラマの展開みたいだ」

葉山「それで?彼の印象はどうだったんだい?」

雪乃「また言わせる気?」

葉山「頼むよ」


雪乃「正直、へただったわね。痛いだけでそれ程気持ちよくもなかったわ」

葉山「ああ、やっぱりか」

雪乃「そういう意味ではあなたの方がすごいわね」

葉山「ありがとう」

雪乃「でも…比企谷くんといる方が…幸せだったわ」

葉山「そうか」

雪乃「本当に身体だけの関係のようね私たちは」

葉山「そうみたいだね」

葉山(でも、もうすぐだ。彼女を俺の物にできるのは)

葉山(彼女はこう言ってるが、何度も身体を重ねてるからわかる)

葉山(だんだん抗えなくなってきてることに)

葉山(しかもこうやってデートでも楽しませてあげられる)

葉山(比企谷への想いなんて、もうすぐ消滅させてやるからね)


雪乃「どうかしたの?隼人くん?」

葉山「いや、なんでもないよ」

雪乃「ところで、この後どうするの?」

葉山「まだ明るいしね、適当に時間つぶしでもしようか」

雪乃「あなたの目的はそっちなのね…」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月23日 (火) 20:06:09   ID: _H8vKVv_

八幡が、誰と付き合う…雪ノ下が、葉山と付き合う、由比ヶ浜が、オリシュと付き合う

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