八幡「レポートに将来先生の家に永久就職するって書いたら」(83)

八幡「毎日電話とメールの嵐なんだが」

雪乃・結衣「」

結衣「ヒ、ヒッキー嘘だよね?」

雪乃「・・・」

みたいな

八幡「嘘というかレポートに将来の事についていつも通り書こうと思ったがその頃独身ならと思って書いたまでだ。何だかんだあの人といる時が素に近いからな。俺の結婚相手の条件の収入は満たしているし」

結衣「でも!」

雪乃「比企谷君。それは平塚先生に迷惑かけるかもしれないわよ。元生徒と教師とはいえ社会ではマイナスイメージでしかないわ」

結衣「そ、そうだよ。ユキノンの言う通り」

八幡「そうだよな。そう言えば先生も諦めて前へ進んで婚活へ励んで」静「比企谷!」バタン

八幡「ど、どうも先生」

静「昨日はなぜメールの返信を返してくれなかったんだ!朝まで待っていたというのに」

八幡「そ、それはその昨日小町にホラー映画見せられて早く寝たかったので夜携帯鳴ると恐いので電源切ってました」

静「なんだ。比企谷にも可愛いところがあるんだな。」

静「ところで比企谷、今日の私の服装はどうだ。ブラウスとスカートを着てみたんだが」

八幡「似合ってますよ。先生いつもパンツスーツとかですからなんか新鮮です。」

静「そ、そうか///」

結衣「」

雪乃「コホン」

八幡「せ、先生。これならお見合いパーティーとかでもモテモテですよ。今週の土日にでも行ってきたら・・・」

静「比企谷、いや八幡私はもう行くお見合いに行く必要がないと思うんだが」

戸塚「俺君の家に永久就職したいな…///」
俺「…採用…///」

八幡「せ、先生俺はまだ高校も卒業していないし、それに俺みたいな専業主夫を目指してるような底辺にいる人間よりもっと高見を目指す人間が先生には似合ってるかと・・・」

静「八幡私はこれから他の男に言い寄られてももうお前の事しか考えられない」

八幡「いや、しかし」

静グスグス

静「やっぱりお前も嫌だよな。こんなおばさんは・・・」

結衣「(先生泣いちゃったよ。でもヒッキーだけは渡せない・・・)」

雪乃「由比ヶ浜さんちょっとこれから買い物に付き合ってくれるかしら。由比ヶ浜さんに服装のアドバイスして欲しいのだけれど」

結衣「う、うん。この前の誕生日プレゼントのお礼に」

雪乃「それじゃ比企谷君そういう事だから」

八幡「お、おうじゃあな」

結衣「ヒッキー私も諦めないから」

八幡「・・・」

静グスグス

八幡「せ、先生泣きやんでください。別に俺は先生が嫌いとかじゃなくて、ほら俺達教師と生徒だし」

静「八幡が卒業したら大丈夫だ」グスグス

八幡「いやでも、元教え子でも」

静「私は気にしない。嫌なんだろ?こんな結婚適齢期過ぎたおばさんは」

八幡「俺は先生の年齢は気にしてないです。先生とは素の自分でいられますし、そのなんというか安心できます」

静「なら何が問題がある。これから結婚を前提に交際して」

八幡「いや物事には順序がありますし、これから俺は大学に進学もするから。」

静「八幡は将来会社に就職して養ってくれそうな女性を見つけるとか言ってたじゃないか。もたもたしてたらお前を別の女に取られる」

八幡「そ、それは」

静「それに由比ヶ浜や雪ノ下はお前に好意を寄せている。これから私と過ごす時間よりり多く同じ時間を過ごすかもしれない」

八幡「い、いや大丈夫です。あの二人は今のところそういう風に見てませんから」

静「信じていいんだよな。」

八幡「は、はい」

静「ならここで証明してくれ」ギュ

八幡「先生何抱きついて(先生の胸が当たってる)」

静「ならキスしてくれ。今はそれ以上はまだいい」

静「やっぱり駄目なんだな。私で」チュ

八幡「///」

静「え///」

八幡「しましたよ。キス言うまでもなく俺のファーストキスです」

静「そ、そうか///」

八幡「それじゃあ俺は帰ります///」

静「ああ///送っていこうか///」

八幡「いえ、小町になんか言われそうですし」

静「そうか、じゃあまた明日な///」

八幡「はい、先生さよなら」

それから卒業までの間俺達は内緒で付き合った。由比ヶ浜や雪ノ下が翌日からさらに突っ掛かるようになったが静さんの監視のおかげでなんとか乗りきれた。

卒業式

静「八幡ようやくこの日が来たな」

八幡「思い起こせば長いような短いような」

静「私は長く感じたぞ。それにこれからは」

八幡「俺大学からはなんとか頑張って変われるように努力します」

静「いや、今の八幡が私は好きだ///」

八幡「静さん」

静「は、はい///」

八幡「これからもその一緒に」

結衣「ちょっと待って」

静「!」

結衣「私やっぱりヒッキー、八幡が好き先生には渡せない!」

雪乃「私もそのこれからも比企谷君といたいから///」

静「駄目だ。八幡は私のだ!」

結衣「違う私の!」

雪乃「いいえ、私のよ」
ガヤガヤ
八幡「もう勝手にしてくれ」

陽乃「やっぱ比企谷君を奪い取りたいわ」スタスタ

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