光彦「今日は誰とも会話しなかったですね」(19)

光彦の家

光彦「普段なら少年探偵団の皆で喋りながら登校して....休憩時間も....給食も....下校まで一緒だったんですけど」

光彦「今日は一人で登校して休憩時間も給食も下校も....」

光彦「......」

光彦「そもそも登校中コナン君達がいないのが変なんなんですよね.....確認してみますか」

プルルルルル ガチャ

歩美『もしもし?』

光彦「もしもし光彦です、今朝どこで集まってたんですか~?集合場所変わったら教えて下さいよ~!」

歩美『.....えと.....円谷君?』

光彦「そうですよw今日僕だけ一人で登下校してたんですよ~!仲間外れみたいで嫌になりますよまったく!」

歩美『.....』

光彦「あ、いや、本気で怒ってるわけじゃないですよ 冗談です冗談でs」

ガチャン ツー ツー....

光彦「切られちゃいました.....」

光彦「もしかして嫌われたんでしょうか.....何か無意識に皆が傷付くような事をしてしまって....」

光彦「いや、だとしても何も言わず避けるのは残酷ですよ!謝る機会もないなんて酷すぎます!!」

光彦「.....まぁ明日直接聞いてみましょう」

光彦「案外僕が考えすぎてるだけかもしれません」

光彦「もう今日はもう早めに寝るとしますか....」

翌日 朝

光彦「昨日と同じくコナン君達と遭遇しないですねぇ....」

光彦「おや?前の4人組はまさか」


コナン「でな、昨日博士が~」

歩美「あはははっ!コナン君の話面白~い!」

元太「それよりもう腹減ったぜ、給食まだかな」

灰原「まだ学校にも着いてないわよ?」

あははははは


光彦「....」

歩美「!?」

コナン「どうした歩美?」

歩美「....後ろ」

コナン「後ろ?」


光彦「....」

コナン「なんだ、円谷君じゃねーか」

光彦(円谷....君....!?)

コナン「わりーな、俺達が邪魔で通れかったんだろ」

光彦「い、いや違います」

コナン「違う?」

光彦「その....何というか....」

元太「....」

歩美「....」

灰原「....」

光彦「....やっぱり何でもありません」

授業中

光彦(結局あれから逃げるように一人で学校に行きました....)

光彦(あんなに楽しそうに喋ってた4人が僕が来た瞬間黙り込んで....)

光彦(凍てつく空気に耐えれず何も言えなかった....)

光彦(....やっぱりあの4人には嫌われちゃってますね、やれやれ)

先生「じゃあ次の計算問題を~....円谷君答えて下さい」

シン........

光彦「!?」

光彦(僕の名前が呼ばれた瞬間クラスのざわめき音が消えた!?)

先生「円谷君?聞いてますか?」

光彦「あ、すみません 答えは32です」

先生「正解です、では次の問題を....江戸川君」

わいわい がやがや


光彦(今まで....こんなこと無かったのに)

体育

先生「二人一組を作って下さい」

光彦「元太く......はコナン君と組みましたか」

光彦「他の人と組みますか....」

光彦「他の人....」

光彦「.....」

光彦「」


光彦「.....皆もうペアを組んで...余りましたね」


先生「円谷君余ったんですか?それなら先生と....いや、今日は欠席者いないから余らない筈だけど....

書き切る前に投下してしまいました m(._.)m

先生「おかしいな....ん?」

先生「コラッ!!そこ3人!二人一組と言ったでしょ!!」

クラスメイトABC「!?」

先生「円谷君と誰か一人ペアになってあげなさい」

シン........

光彦「....」



光彦「僕....クラス中から嫌われてますね」

光彦「いや、嫌われてるというより避けられる?腫れ物扱い?でしょうか...」

光彦「物が盗まれたり壊されるようなこともありません」

光彦「誰かに話かけても無視されたりとかはありません ちゃんと応えてくれます」

光彦「でも....何か....」

光彦「すごく寂しいです」

一ヶ月が経った

光彦はボッチのままである

しかし一つの答えを考え出した

この現象が起きた理由である

放課後 体育館裏

コナン「円谷君、話って何かな?」

光彦「.....とぼけないで教えて下さい」

コナン「何をだよw」

光彦「博士のスイッチ....ですよね?」

コナン「ッ!?」

光彦「おそらく『光彦をぼっちにするスイッチ』みたいな名前のスイッチを博士が作り、コナン君が押した」

コナン「....」

光彦「効果は絶大ですよ!!精神的にかつてない苦痛を受けましたよ!!だから降参です!スイッチを解除して下さい!」

コナン「....はぁ....まぁ」

コナン「半分正解で半分不正解だな」

光彦「?」

コナン「光彦に対するスイッチ押したのは本当なんだ、ごめんな」

光彦「やっぱり!」

コナン「ただな、ぼっちにするスイッチじゃない」

コナン「光彦スイッチができる前の....本来の世界に戻すスイッチを押しただけさ」

光彦「???」

コナン「ある日退屈を持て余した俺は博士に光彦を虐殺するスイッチを量産させては押して遊んでた」

光彦「はい...」

コナン「で、お前が少年探偵団に入り皆と友達になるスイッチも同時に作らせて押したんだ」

光彦「はい........はいっ!?」

コナン「少年探偵団はいつも一緒に行動するからよ、新作スイッチの効果がすぐ試せるってのが理由だ」

コナン「だからまぁ、お前が少年探偵団にいたのは全部スイッチの副作用であって今が自然な世界なんだぜ」

コナン「で....今回リセットスイッチを押して皆の『少年探偵団としての光彦』の記憶を消したんだ」

コナン「もうお前をスイッチで苛めたりしねーからよ、いろいろ振り回して悪かったな」

光彦「つまり....僕は元々ボッチだったってことですか?」

コナン「そりゃそうだ」

コナン「歩美ちゃんみたいな優しさも可愛げも無い」

コナン「元太のような純粋さも元気もない」

コナン「頭良さそうなのは雰囲気だけ 運動もできない 顔も良くない 何一つ魅力無い」

コナン「.....円谷君に興味のある人なんて一人もいないんだぜ?」

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