ジャイアン「クソッどうしろってんだよおぉ!!」ガシャンッ
スネ夫「ちょっと!ノコギリ放り投げないでよ!危ないじゃないか!」
ジャイアン「うるせえ!」
二人はバスタブに見合わない広さのユニットバスで目が覚めた。
ジャイアンこと剛田武とスネ夫は向かい合うようにそれぞれ足錠で繋がれている。
そして二人の間、手を伸ばしてギリギリ届かない位置にはリボルバーで頭を撃ち抜いたと思しき自殺死体が転がっていた。
その死体の側には「PLAY ME」と書かれたカセットテープとカセットプレーヤー。そして糸鋸が二丁と弾丸が一つ。
比較的大柄なジャイアンが上着に引っ掛け、
糸鋸の片方を地面を滑らせるようにスネ夫に投げ渡した後カセットテープを再生。
ジャイアンが糸鋸で足錠を切ろうとするも
糸鋸の方が先にポッキリと折れジャイアンが激昂。そして今に至る。
カセットテープの内容はこうだった。
???「やあ、スネ夫、ジャイアン。
ボクはこれからあるゲームをしたい。」
どこか聞き慣れたガラガラ声だった。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません