【艦これ】総司令部日和 (1000)

※注意
・艦隊これくしょんのSSで、もしも海軍司令部がこんな場所だったら、と言った感じの話です。

・人名&地名が出てきます。

・キャラ崩壊は多分している。

・誤字脱字、妙な改行などもあるかもしれません。

・タイトルが変わっていますが、下の作品の続編です。
 【艦これ】総司令部の日常
  【艦これ】総司令部の日常 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442492746/)


それでも大丈夫と言う方はどうぞ。

お手柔らかに見ていただければと思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450959061

【前スレからのリクエスト状況】

・五十鈴  ・飛龍  ・艦載機妖精  ・大淀  ・五月雨  ・クリスマスの話

 ―12月10日・9時過ぎ、執務室―

司令長官「黎明君は今日確か、新しく着任した子への説明会だっけ?」

提督「はい。本当は大規模作戦が終了した日の翌日に開きたかったのですが、書類の始末等で日程が大幅にずれてしまいました」

司令長官「まあ、それは仕方ないね。それで、今回着任したのは鹿島君、嵐君、萩風君、それと酒匂君だっけ」

提督「4人だけ、と言うのが少々残念でしたが」

司令長官「前回の大規模作戦で仲間が多く加わり過ぎちゃったから、少し物足りない感じがしたんでしょ?嵐君を仲間に入れる事ができただけでも僥倖だよ」

提督「…グラーフ・ツェッペリンさんも仲間に加えたかったのですがね」

司令長官「ま、運が無かったって事だね」

提督「…さて、では私は説明会の準備をしておきますので、司令長官もご自分の仕事をなさってください」ガタッ

司令長官「分かってるって」

提督「もし仕事を終わらせていなかった場合、コテンパンにしますからね」

司令長官(毎度の事だけど、これが司令長官に対する態度かね……)

【着任】

 ―9時半過ぎ、大会議室―

提督「今回の作戦で鎮守府に着任する事となった4名の方々、ようこそ」

鹿島「ありがとうございます」

嵐「サンキュー!」

萩風「どうも……」

酒匂「ありがとねっ♪」

提督「…私がここの鎮守府の提督である、斑(まだら)です。まあ、既に会った事はあるかと思いますが、よろしくお願いいたします」

提督「まず最初に、この鎮守府は知っての通り、通常の鎮守府とは異なっております」

嵐「ああ、確かここは海軍の総司令部でもあるんだっけか?」

提督「はい。工廠、入渠ドック、寮、売店(明石の店)外にあり、本館には食堂、休憩室、資料室、作業室、書庫、そして会議室があります。鎮守府としての

   設備は他と同じですが、ここでは少し配置・構造が複雑になっておりますのでご注意ください」

鹿島「着任した日に一通り見させてもらいましたが、提督の仰る通りでした…」

提督「さらに、本来は作戦、軍備、情報、通信等の部署がございましたが、前の司令長官の戯言によってすべて廃止されてしまいました」

酒匂「えっ」

提督「私も仕事をしておりますが、本来は担当部署の方にしてもらうはずだった仕事が、艦娘の皆さんにも仕事をしてもらっています。」

萩風「そんな………」

提督「言ってしまっては何ですが、各地の鎮守府の戦力状況を統括しているデータ課は、総司令部の中で最も過酷と言われている部署ですので、

   ここの仕事ができれば一人前と言えるようになります」

4人(やりたくない…)

提督「続いて生活についてです。食事は基本的に、本館にある食堂を利用してもらいます。まあこれは、自炊をしている方もいらっしゃいますので、

   これについては自由です。ただし、朝食は必ず食堂で食べてください」

嵐「ん?何でだ?」

提督「単純な話、毎朝必ず朝食の前に講堂で朝礼を行いますので、料理をしている時間はないという事です」

嵐「ああ、そういう……」

提督「食事の時間は、朝食は8時から9時、昼食は12時から13時、夕食は19時から20時です。ですが、食堂は常時開放しておりますので、ご自由に利用して

   構いません」

酒匂「はーいっ♪」

提督「風呂についてですが、浴場は24時間開放しておりますので、こちらも自由に利用してくださって構いません」

萩風「えっ、24時間開放してるんですか?」

提督「演習や夜間遠征から帰って来た方がすぐに風呂に入れるようにしておりますので」

萩風「なるほど……」メモメモ

提督「寮の方は、艦種別で分けております。従って、嵐さん、萩風さんは駆逐艦寮、酒匂さんは軽巡洋艦寮、鹿島さんは特別艦寮で。って、もう皆さん、

   寮の方で生活しておりますからわかっていますよね」

嵐「ああ、よーく分かってるぜ」

酒匂(ぴゃぁ……夜になると夜戦忍者って子がうるさくて眠れない……)

提督「私と司令長官の私室は本館にございますので、何かトラブルがございましたら遠慮なく来ていただいて構いません」

提督「続いて―」


――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――

提督「と言った感じです。分かっていただけましたか?」

鹿島「はい、大丈夫です」

酒匂「うーん…ちょっと難しかったかも……でも、何となくは分かりました!」

提督「何となくで分かっていただけただけで十分です。分からない事がございましたら、皆さんや私に遠慮なく聞いてください」

萩風「分かりました」

嵐「了解!」

提督「それと……最後に一つ忠告がございますが……」

4人「?」


提督「ここは総司令部であるが故、他の鎮守府より規律に厳しい仕様となっております」ゴゴ・・


4人「」


提督「就寝時間、食事、出撃、演習等の決まりは、よほどの理由が無い限り破る事は許されておりません。もし破った場合は反省文100枚と、1週間の謹慎処分

   となりますので、肝に銘じておくようにしてください」ゴゴゴゴゴゴ


4人「」ブルブル

提督「説明会は以上となります。今回の説明会で話した内容を踏まえて、皆さんと協力して過ごしていきましょう」

4人「は、はい!!」ビシィ


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪提督/斑 黎明(まだら れいめい)≫

本作の主人公。関東・東京第壱鎮守府の司令官であり、海軍司令長官の補佐官でもある。また、関東地方の代表提督。性別は男性で、年齢は26歳。

生真面目な仕事人間であるが、若干S気質なところもある。司令長官が仕事を怠ける事が良くあるため、その司令長官の分の仕事をする事も多々ある。

みなしごであるために家族と言うものをよく知らない。また、元々は海軍所属ではなく一般の社会人であったが、その性格が災いして会社をクビになり、

途方に暮れていたところで親友の誘いに乗り海軍に入る。朴念仁、枯れていると思われることが結構あるが、本人曰く『節度を持っているだけ』。

他人から好意を向けられている事が結構あるが、本人の認識が仕事>恋愛と言うある種のワーカホリックであるために、中々気づかない。

好きな言葉は『謹厳実直』。

今日はここまでにします。

明日は、時期的な事もあるためクリスマス編の話を書いていきます。


リクエストは随時受けておりますので、どうぞ遠慮なくお書きください(深海棲艦をリクエストする事も可能です)。

キリ番安価も実施する予定です。

また、感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。本スレでもよろしくお願いいたします。

ここで一つ訂正があります。

>>1の前スレのURLが上手く貼れていませんでしたので、ここに改めて貼らせていただきます。それでもたどり着けないという方は、

タイトル名を検索していただければと思います。

前スレ:【艦これ】総司令部の日常 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442492746/)


何で見てるかにもよるけどhttpsのsいらねーんじゃねぇかな

前スレ
【艦これ】総司令部の日常
【艦これ】総司令部の日常 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442492746/)

こんばんは、>>1です。

諸事情により投下が大変遅くなってしまい、申し訳ございません。

今日は、リクエストにありましたクリスマスの話を書いていきます。

>>11
  URLを貼ってくださってありがとうございます。>>1は最近Microsoft Edgeで投下しているのですが……普通のInternet Explorerの方が

  いいんでしょうか……。


それでは、投下していきます。

 クリスマスの過ごし方は人それぞれだ。

 家族で過ごす人もいれば、恋人と共に過ごす人もいるし、クリスマスなんてなかったかのように仕事をして過ごす人もいる。

 (まあ、どれも本場のクリスマスの過ごし方とは全く違うが)

 一番オーソドックスなのは、パーティを開くことかもしれない。

 規模は家族、友人、会社…色々だが、みんなはパーティで騒ぐことで日々の鬱憤を晴らしていることが一番の理由かもしれない。

 海軍の鎮守府には、パーティを開くところが少なくない。というかほとんどそうだ。

 まあ、パーティを開かない鎮守府もあるという事だ。

【聖なる夜に】

 ―19時過ぎ、伊豆・第壱拾参鎮守府―

第壱拾参鎮守府提督(以下瑞理)「メリー・クリスマース!!」

皆『いえーい!!』

瑞理「今日は皆、日々の戦いは忘れて、飲んで歌って大いに楽しもーう!」

皆『やっほおおおう!!』

禊(整備員)「瑞理さんや艦娘の皆さん、思いっきりはしゃいでいますね」

明石「まあそうだねー。皆いつもの戦いでストレスが溜まってたから、ここで発散したいんだろうね~」

禊(パーティでストレス発散って……)

瑞理「やあ明石ちゃん、禊君。楽しんでる?」

禊「あ、はい。それにしてもこの料理美味しいですね~。誰が作ったんですか?まあ、間宮さんや鳳翔さんがメインかもしれませんけど…」

瑞理「うん、その2人も作ってくれたけど、妖精さんも手伝ってくれたからね~」

明石「ちゃんと妖精さんも労ってあげたんですか?」

瑞理「もちろんさ。ちゃんとお菓子とクリスマスツリーの飾りのあまりをプレゼントしたよ」

禊「なんというささやかなプレゼント……」

瑞理(それよりさ、クリスマスって絶好の告白イベントだよ?この期に明石ちゃんに告白したら?)ヒソヒソ

禊(は、はああああ!?む、無理ですよ!まだ心の準備ができてませんってば!)ヒソヒソ

瑞理(はー…君ってホントに優柔不断だね)ヒソヒソ

明石(2人とも何の話してるんだろ……。ターキー美味しい)モグモグ

 ―同時刻、小樽・第鉢拾伍鎮守府―

第鉢拾伍鎮守府提督(以下手稲)「今日はホワイト・クリスマスってやつかな?」

響「司令官、猛吹雪の12月25日をホワイト・クリスマスって言うのは、何か違うと思うんだ」

手稲「まあ、確かにそうだね……さて、鍋の具合はどうかな?」

阿武隈「うん、もうそろそろいい感じだね~」グツグツ

手稲「よし、それじゃあ皆。1年間お疲れさまでした。今日は皆、遠慮なく食べてくれていいからね。じゃ、いただきます」

皆『いただきまーす』

手稲「うん、美味しい」モグモグ

響「それにしても、クリスマスと言ったらケーキにターキーが定番なんだろう?それなのに、何で鍋に?」パクッ

阿武隈「実はね、漁港のおじさんから、『寒い中紹介ご苦労様!これは俺たちからのクリスマスプレゼントだ!』っていっぱい魚とかをもらったの」モグモグ

手稲「ははは。今度そのおじさんに会ったらちゃんとお礼を言わないとね」

阿武隈「それにしても、まだ今年は1週間残ってるっていうのに、もう出撃ができないなんて…つまんないの」

手稲「仕方ないさ。もう鎮守府近海より遠くは荒れすぎててとても航行できそうな状態じゃないし、猛吹雪で視界が利かないんだから」

阿武隈「まあ、そうだけど」

手稲「大丈夫さ。他の鎮守府に後れを取るなんてことは無い。総司令部の斑さんから救済措置として資材を各3000いただいてるし、冬を超えるまでは、

   ゆっくり過ごそう」

響「そうだね。確かに真冬の海は寒すぎて出撃する気になれないし」

阿武隈「冬を越した後が怖い……体が鈍ってそうで…」

 ―同時刻、天草第陸拾壱鎮守府―

第陸拾壱鎮守府提督(以下守展)「うぇ―――い!!///」

千歳「うぇ―――い!!///」

那智「うぇ―――い!!///」

隼鷹「うぇ―――い!!///」

守展「高速道路は英語で、ハーイ…」

千歳&那智&隼鷹&足柄「ウェ―――――――イ!!」

千歳「セリ科の二年草はキャーラ…」

守展&那智&隼鷹「ウェ―――――――イ!!」

那智「『武器よさらば』の作者は、アーネスト・ヘミング…」

守展&千歳&隼鷹「ウェ―――――――イ!!」

天龍「うるせえええ!!酔っ払いのテンションがうぜー!!」

木曾「後ギャグの寒さがさらにウザさを増している!!」

千代田「うにゅううううう………///」

天龍「くそっ…提督が嫁の千代田さんを真っ先に酔わせたのはこれが目的か……」

木曾「ああ…ストッパー役の千代田先輩を酔いつぶれさせて、千歳先輩と提督その他飲兵衛組が酒が思いっきりに飲めるようにしたのか……」

隼鷹「『誰が為に鐘は鳴る』の作者もアーネスト…」

守展&千歳&那智「ヘミング・ウェ―――――――イ!!」

木曾「ネタがほとんど尽きてんじゃねぇか!!」

駆逐艦勢「」ブルブルブルブル

天龍「お前ら、駆逐艦のガキ共が怯えてんじゃねぇか!!」

木曾「っつーか、明日二日酔いで吐いても知らねえぞ!」

守展&千歳&那智&隼鷹「問題ない。柿とグレープフルーツとはちみつは準備してある」

天龍&木曾「はもんな!!」

 ―同時刻、第壱鎮守府・執務室―

提督「………………………」カリカリカリカリ

司令長官「……………………」カリカリカリカリ

長門「…………」ペラッ、ペラッ


深雪「ウチはクリスマスパーティってできないのか~」

白雪「いえ、そのようなルールは無いんですけれど…」

吹雪「司令官と司令長官が仕事を頑張ってるのに、私達だけでクリスマスパーティを開くのって、なんか申し訳ない気がしない?」

初雪「……ケーキ、ターキー…食べたかった」


提督「司令長官、そちらの書類はあとどれくらいで終わりますか?」

司令長官「うーん…もうちょっと時間がかかるね……」

提督「私もまだ……」

長門「しかし……クリスマスぐらいお仕事を休んではどうだ?年に1日しかない貴重な日だぞ」

提督「いえ、この日は各鎮守府から送られてくる書類の数が少ない…ほとんどない日でもあるんです。この日のうちに、これまで溜まっていた書類を片付けて、

   少しでも後後の負担を減らすようにしているんです」

司令長官「そうそう。そのためにわざわざ儂も頑張ってるんだから」

提督「いえ、貴方が日頃から真面目に仕事をしていればここまで書類は溜まらなかったんですよ」

司令長官「んんっ……」

長門「しかし、私も手伝っているとはいえ、まだまだ書類は多いぞ。これではパーティを開けないではないか」

提督「ですから、私達には構わずにパーティを開いても構わなかったんですよ?」

司令長官「そうそう。こういう時くらい、皆で羽目を外せばいいじゃない」

長門「何を言っている。提督や司令長官がいなければ、パーティも盛り上がらない」

提督「そうですかね……」

司令長官「とにかく、皆も普段から出撃や演習で疲れてるでしょ?大会議室でパーティの準備を進めておいてあるから、長門君もそこに行ってくると良い」

長門「何……?そんなものを用意していたのか」

提督「ええ、事前に妖精さんに頼んで置いてありました」

司令長官「だから長門君。ここは良いから行っておいで。後は儂らでやっておくから」

長門「しかし……」

提督「長門さん、貴女は日ごろから私の代行業務を何度もやってくれています。ですからそのお礼と言っては何ですが、今日くらいは休んでください」

司令長官「黎明君もこう言ってるんだし、素直に行っておいで」

長門「…………すまない。では、行ってくる」ガタッ

パタン


 ―大会議室―

ざわ…ざわ…

赤城「料理もおいしそう……だけど」

鬼怒「えー…提督いないのか~…なんか残念……」

金剛(Shit!Christmasの夜にテートクに告白するっていう私の計画がパァに……)

吹雪「司令官がいないと何だかな~……」

睦月「むぅ……司令長官や司令官と一緒に食べたかったにゃしい……」

長門「………なら、こういうのはどうだ?」

 ―数十分後、執務室―

コンコン

司令長官「うん?だれかな?」

提督「どうぞ」

ガチャ

陸奥「失礼するわね、提督。司令長官」

提督「陸奥さん、どうしたのですか?」

陸奥「パーティの料理、おすそ分けに来たわよ♪」スッ

提督「これは……ありがとうございます」

司令長官「いやあ、悪いねぇ……」

陸奥「気にしないで。それより、後が大変だからね」

提督&司令長官「?」


コンコン、ガチャ

白露型「提督、プレゼント渡しに来たよ~!!」

コンコン、ガチャ

川内「提督!夜だよ夜!聖なる夜は私と一緒に夜戦しよっ!」

コンコン、ガチャ

青葉「司令官、青葉、聖なる夜にプレゼントと料理と特ダネを渡しに来ました!」


提督「………皆さんの心遣いはありがたかったのですが……」

司令長官「構いすぎてて結局書類が片付かなかったね……」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪司令長官/軍乃 盾間(いくさの じゅんま)≫

新日本海軍の司令長官。性別は男性。年齢は46歳。やや太り気味だが、恰幅の良い男性。仕事はやればできる方だが、斑補佐官に丸投げする事がよくあり、

それが原因でよく折檻を食らっている。他にも、用もないのに斑補佐官の部屋を訪ねたり、仕事中に雑誌を呼んだりなど、司令長官にあるまじき振る舞いを

している。他にも斑補佐官のストレス発散のための道具とされることが多いが、笑って許すなどとても寛大な性格をしている。艦娘からも慕われている。

本人は『自分は司令長官なんて柄じゃない』と言っているが、各鎮守府の提督の性格や特性を理解していたり、大規模作戦で正確かつ効率的な司令を下す

ところは、皆が認めている事。

好きな言葉は『治に居て乱を忘れず』。

この作品の終着点って決まってるの?飽きるまでリク消化していく感じ?

今日はここまでにします。

前スレでクリスマス編をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?

明日は、リクエストにありました五十鈴、飛龍の話を書いていきます。


また、前スレで>>1の持っていな艦娘を知りたいという意見がありましたので、ここに書きます。

以下、>>1の図鑑に載っていない艦娘です(図鑑順)。

・長門  ・翔鶴  ・舞風  ・大和  ・夕雲  ・矢矧  ・武蔵  ・香取  ・伊401  ・Bismarck  ・Z1  ・Z3

・Prinz Eugen  ・大鯨(龍鳳)  ・天城  ・春雨  ・清霜  ・朝雲  ・山雲  ・秋月  ・照月  ・高波  ・朝霜

・U-511(呂-500)  ・Graf Zeppelin  ・Roma  ・秋津洲  ・瑞穂  ・風雲  ・海風

以上です。長門、ビスマルクなどのメジャーな艦は別にリクエストしていただいても構いません。


また、感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



クリスマス?何それ、美味しいの?

乙ー磯風リクお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました五十鈴、飛龍の話を書いていきます。


>>23
  大体ケッコンカッコカリぐらいまでで終わりですかね…。その後書く話は追々考えていきます。

>>25
 磯風、了解しました。

それでは、投下していきます。

【驚異の胸囲】

 ―13時過ぎ、執務室―

提督「………………」カリカリカリカリ

コンコン

五十鈴「潜水艦哨戒任務が終わったわよ~」ガチャ

提督「返事をしてから入ってきてくださいと何度も言っているんですが……」

五十鈴「細かい事はいいじゃないの。それとも何かマズい事でもしてた?」

提督「いえ、そういうわけではないのですが……まあいいでしょう。で、潜水艦哨戒が終了したんでしたっけ?」

五十鈴「ええ、とりあえず近海の潜水艦は倒したわ」

提督「お疲れ様です。報告書は今日の夕方ヒトハチマルマル(18時00分)までにお願いします」

五十鈴「分かったわ。じゃ、失礼するわね」

提督「あ、ちょっと待ってください」

五十鈴「何?」

提督「五十鈴さんが2回目の改造をする事ができる練度になっていましたので、後で工廠に来てください。報告書は明日の昼までで構いませんので」

五十鈴「え?そんな練度になってたんだ?」←LV.56

提督「はい、五十鈴さんの練度をすっかり忘れてしまっていました」

五十鈴「提督って何気にひどい事言うよね……」

提督「それは置いといて。あ、それと瑞鳳さんも工廠に呼んでおいてください。彼女には近代化改修を施しますので」

五十鈴「はいはい、分かりました」

パタン

 ―数分後、工廠―

提督「明石さん」

明石「はいはい、何か御用ですか?」

提督「五十鈴さんを改造するのをすっかり忘れてしまっていましたので、改造をお願いします」

明石「了解です!それにしても提督って意外とうっかりさんですね」

提督「自覚はあまりないのですが……まあ改造の方はお願いします。資源は、資源倉庫から持ってきて構いませんので」

明石「はーい」

提督「ああ、後瑞鳳さんに近代化改修を」

明石「あ、それはこっちの妖精さんがやってくれますから」

工廠妖精「瑞鳳殿、お任せください!」

瑞鳳「うん、よろしくね♪」


提督「………改造って、どのような仕組みでやってるのでしょうか……」

妖精さん「さー…分かりませんねぇ……」

明石「提督~」

提督「あ、終わりましたか?」

明石「はい、呼びましょうか?」

提督「お願いします」

明石「分かりました。おーい、五十鈴さーん!」

カツン

提督「?」

妖精さん「おお……」

五十鈴「ふふん、どうかしら?」シャラーン

提督「ほう、主砲の形が随分と変わりましたねぇ」

五十鈴「そうなのよ。前までは普通の連装砲タイプだったけど、改二になると拳銃型なのよね。まあ、この方が使いやすいからいいけど」

妖精さん「初期装備はどうなっているんですか~?」

明石「22号水上電探、21号対空電探、それと三式爆雷投射機ですね」

提督「全体的に対潜、対空性能が大幅に強化されていますね。心強いです」

五十鈴「これでもっと、活躍できるわね!」

提督「ただ、射程が短くなってしまったのは痛いですが…」

五十鈴「うっ」

ゴゴン

提督「?」

瑞鳳「提督~、近代化改修終わりましたよ―」


五十鈴「あら、瑞鳳。どう?生まれ変わった私は?」クルッ

プルーン


瑞鳳「」

五十鈴「?瑞鳳?どうかしたの?」

瑞鳳「イエイエナンデモアリマセンヨ。カッコイイデスネ」

五十鈴「でしょ?ふふーん、ありがとね」

妖精さん「瑞鳳さん、何で棒読みなの~?」

瑞鳳「ウウンキニシナイデ。ワタシハダイジョウブ」

妖精さん「ん~?」

提督「………この手の問題は、面倒くさいものです」

明石「あはは……」

明石(私は並み以上あるからこの件に関しては何にも口出しできない……)

 ―数十分後、軽巡洋艦寮・休憩室―

長良「ねえ聞いた?五十鈴が改二になるんだって」

由良「本当?」

名取「そうだとしたら、五十鈴姉さんどうなるんだろう……かっこよくなってるのかも?」

長良「そうだねぇ……きっと貴重な装備をいくつも積んでいると思うわ!」

由良「私は……前よりもずっと凛々しくなってると思うわね」

名取「後は、艤装がかっこよくなってるとか……」

長良「まあ、それは実際に見ないとわからないわね」

五十鈴「ただいま~」

長良「あ、五十鈴!おかえ―」


五十鈴「じゃじゃーん!新しく生まれ変わった五十鈴よ?どう?」シャラーン

バイーン


長良「」

由良「」

名取「わぁっ!かっこいい装備!特に二丁拳銃型の装備が!」

五十鈴「ふふーん、でしょでしょ?」

名取「わっ、電探を2つも!?すごいです!」

五十鈴「いいでしょー?苦労して戦ってきた甲斐があったわね~」

名取「それに何か、改二になる前と比べてちょっと凛々しくなったかも……」

五十鈴「あはは、妹に言われたとしても、ちょっと照れくさいわね……」

長良「」

由良「」


長良&由良(……あの胸……なりたい……改二に)


【終わり】

【仲良しこよし】

 ―14時過ぎ、執務室―

飛龍「第一艦隊、珊瑚諸島沖より帰投しました!損傷は、加古が大破!それ以外は全員無傷です!」

提督「おや、珊瑚諸島沖に出撃して被害がそれだけとは……大したものです。さぞかし、飛龍さんの指揮が良かったのでしょう」

飛龍「そんな、それはちょっとほめ過ぎです……皆さんのおかげです」

提督「…では、加古さんは入渠ドックへ。飛龍さんは今回の報告書を明日のヒトフタマルマル(12時00分)までに作成するように」

飛龍「分かりました!」

提督「では、ゆっくり休んでください」

飛龍「じゃ、失礼しまーす」

パタン


飛龍『蒼龍、私褒められちゃった!』

蒼龍『いやでもすごいって!珊瑚諸島沖に出撃して被害が大破一隻だけなんて初めてだよ!飛龍の指揮が良かったからだって!』

飛龍『ううん、私だけのおかげじゃないよ。蒼龍が開幕航空戦で敵をたくさん倒したのと、皆のサポートに徹してくれたからだって』

蒼龍『ふふっ、褒めても何も出ないよ~?』

飛龍『あー、それにしても疲れたね……。間宮さんのトコにでも行こうか?』

蒼龍『あ、私が奢ってあげるから』

飛龍『え?いいよ、悪いし……』

蒼龍『気にしないで、今回のお祝いだから♪』


提督「お2人って本当に仲が良いですねぇ」

赤城「そうですね。基本的にお2人で行動している事が多いですし」

提督「私、彼女たちが着任したての頃は2人は姉妹艦なのかと思っていましたが、後になってそれぞれ別の艦だったことに気づいて少々びっくりしました」

赤城「まあ、彼女たちはベースは同じようなものですから……。でも、彼女たちほど連携が取れて仲の良い方はそういないですね」

提督「確かに……コンビネーション良好、信頼関係も良好、性能も良好。三拍子そろっています、空母の主力と言っても過言ではありませんね」

 ―19時過ぎ、食堂―

飛龍「はい、蒼龍♪あーん」

蒼龍「ちょっと飛龍……恥ずかしいよぉ……」

飛龍「あーん♪」

蒼龍「…………はむっ」パクッ

飛龍「どう?」

蒼龍「うん、飛龍が食べさせてくれたから、美味しいよ」

飛龍「ふふっ、ありがと♪」


間宮「……………うっ…うぅ……」

伊良湖「間宮さん!?どうしたんですか!?」

間宮「何てこと……私の料理が美味しくないなんて……」

伊良湖「ええっ!?」


 ―20時半過ぎ、浴場―

カッポーン

蒼龍「飛龍、背中流してあげる」

飛龍「え、いいよぉ。悪いし……」

蒼龍「飛龍、前に言ったでしょ?私達の間で遠慮する事は無いって」

飛龍「そうは言ったけど……なんだか恥ずかしい……」

蒼龍「いいからいいから!それそれー!!」ゴシゴシゴシ

飛龍「あっ…ちょっ…やめっ……くふぅ……///」

蒼龍「ここかな?ここがいいのかしら~?」ゴシゴシゴシ

飛龍「もっ……やっ……あっ……///」


睦月「お…おぉ……………」

妙高「はいはい、見ちゃダメよ~」スッ

深雪「前が見えねぇ」

 ―数日後11時過ぎ、執務室―

提督「飛龍さん達って、改めて本当に仲が良いですね」カキカキ

飛龍「え、何急に」

提督「いえ、普段私の目に見えている範囲で、飛龍さんって蒼龍さんと一緒に行動してるじゃないですか」

飛龍「あー…確かにそうだね。蒼龍と一緒に過ごしてるね、基本」

提督「食堂や間宮さん、鳳翔さんの店……後皆さんの話では、風呂場でも一緒とか」

飛龍「そうだねー……蒼龍と一緒にいると何だか楽しいって言うか……」

提督「……それでお2人の姿を見た方々が口をそろえて、『カップルのいちゃついている様子を眺めてるみたいで甘ったるい』って言ってます」

飛龍「?それってどういう事?」

提督「要するに、皆さんから見れば貴女と蒼龍さんは恋人同士に見えるって事ですよ」

飛龍「」

飛龍「え、ええええええええ!?イヤイヤイヤ、恋人って!そんなはずないって!」

提督「ではノーマルという事ですか」

飛龍「当たり前だよ!蒼龍とは……その何と言ったらいいのか……友達以上……姉妹とも少し違うか……親友って感じだよっ!」

提督「なら、構いませんが」

飛龍「………でも、蒼龍と恋人同士か……」

提督「?」

飛龍「ちょっといいかも…///」

提督「おいコラ」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪飛龍≫

飛龍型正規空母一番艦。艦娘No.9(改二は196)。橙色の着物と頭の左側のくせ毛が特徴の、明るい性格のお姉さん。意外と大雑把な感じと思われているが、

艦載機運用能力は二航船の名に恥じないものである。かつて自分の艦長であった多門丸の事をとても尊敬しており、何かあるごとに多門丸の名を口に出す。

蒼龍とは大の仲良しでいつも一緒にいるが、その様子が恋人同士のみたいというのがもっぱらの噂。だが、本人はノーマルと主張している。

好きな言葉は『世は相持ち』。

今日はここまでにします。

前スレで五十鈴、飛龍をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました艦載機妖精、大淀の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




飛龍は正規空母の中でも結構好きな方。

乙です
雪風お願いします(水木しげるさんの追悼絡むかどうか別にして)

乙乙
ビスマルクお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました艦載機妖精さん、大淀の話を書いていきます。

>>37-39
 雪風、雲龍、ビスマルク、了解しました。


それでは、投下していきます。

【妖精談話】

 ―18時過ぎ、???―

≪中でだれが艦載機の扱いが上手いかと言う話になった妖精さん達≫

九七式艦攻妖精(以下九七妖精)「私はやっぱり赤城さんだと思うな~」

彗星妖精「どして?」

九七妖精「そりゃ、あれだよ。赤城さんと意識をリンクさせるとき、ちゃんと『頑張ってね』とか『よくやったわね』って言ってくれるんだよ?」

烈風妖精「そ……。いいんじゃないかしら?」

流星妖精「でも私は、加賀さんがいいと思います」

天山「えー?加賀さんってぶっきらぼうでちょっとおっかないと思うよ~」ズゾゾゾゾ

紫電改二妖精「いや、私は流星ちゃんの意見に賛成するよ」

九九艦爆妖精(以下九九妖精)「きゅ~?(どうして?)」

流星妖精「加賀さんは確かに普段そっけない態度をしてきますよ」

九七妖精「そうだね~。何か言っても『そう…』とか『そうね』ってばっかり。烈風ちゃんみたい」

烈風妖精「ち、ちがっ…私はそんなつもりは…」

紫電改二妖精「でもね、頑張って敵を倒したら、加賀さんが聖母みたいな笑顔で『よくやったわね』って撫でてくれるんだよ?」

零式艦戦52型妖精(以下52型妖精)「な、なにっ!?加賀さんの聖母のような笑顔だって!?」

彗星妖精「それは見てみたい!いろんな意味で!!」

流星妖精「もちろん、笑顔だけってわけではありませんよ。私達が撃墜されそうになったら、加賀さんは私達を気遣いつつ、敵の深海棲艦をギロッと睨んで、

     『許さない……私の大切な仲間を……』ってすごい声をひねり出してたから……」

天山妖精「わー、なんかカッコいいね~」ズゾゾゾゾ

彩雲妖精「天山ちゃん、ラーメン食べながら話しちゃだめだよ……」

彗星妖精「私は飛龍さんと蒼龍さんのコンビが好きだな~」

烈風妖精「え、コンビもいいの?」

流星妖精「いいんじゃないでしょうか?それで、どうしてその2人を?」

彗星妖精「あの2人って、とにかく明るいでしょ?だから、私も明るくなれるなーって」

紫電改二妖精「うーん、確かに分かるかな……」

九九妖精「きゅ~~(私は翔鶴さんと瑞鶴さんが好きだな~)」

彗星妖精「え、ああ…あの2人…?」

九七妖精「あー、あの2人は好きなんだけど……」

天山妖精「翔鶴さんと一緒に出撃すると、なんかやたらと被弾しまくるんだよね~」ズゾゾゾゾ

彩雲妖精「そうだね………」

52型妖精「私は、雲龍さんが好き!あののんびりとしたところが好き!」

烈風妖精「ああ、だから最近アンタは出撃する時準備が遅くなったんだね」

彗星妖精「毒されちゃったか~…」

52型妖精「どっ、毒されてなんかないやい!」

天山妖精「私は龍驤さんと瑞鳳さんが好き~」

九九妖精「きゅ……きゅ(ああ、その理由は何となく想像がつくよ……)」

九七妖精「あれでしょ?頑張ったらご褒美くれるからでしょ?」

天山妖精「そうそう。龍驤さんはたこ焼き作ってくれて~、瑞鳳さんは卵焼き作ってくれるから~」

震電改妖精「でも、瑞鳳さんは九九艦爆ちゃんが好きって噂だよ?」

九九妖精「きゅ~……///(嬉しい……)」

天山妖精「じゃあ龍驤さんは私のモノ!」

烈風妖精「食いしんぼめ……」

 ―同時刻、装備倉庫―

嵐「へ~、結構量があるんだな~」

提督「各装備最低2つはありますからねぇ。ま、さすがに貴重な装備は2つもありませんけど。試製35.6cm三連装砲とか」

嵐「いや、あったらすごいって」

『…!……?』トテトテ

嵐「ん?提督今何か言ったか?」

提督「いえ、別に?」

『……!!……?……!?』タタタタタッ

『…………!!』ドテッ

嵐「なあ提督。なんか天井から変な音が聞こえるんだが…」

提督「ああ、おそらく妖精さんですよ」

嵐「妖精さん?何で屋根裏に?」

提督「妖精さんの家は基本的に、屋根裏なんですよ。屋根裏を住みやすいように勝手に改造して、そこで自由に生活しているんです」

嵐「マジで!?大丈夫なのかそんな天井裏を改造って……リフォームの匠とか無しで?」

提督「ですが現に、今まで何ともありませんでしたから。ちなみに、ここ装備倉庫の屋根裏には艦載機妖精が、艦娘の皆さんの量の屋根裏には主砲の妖精が、

   本館の屋根裏にはその他の妖精さんが住んでいます」

嵐「妖精さんってすげぇな……。ちょこまかと走り回ったり、屋根裏で生活していたり、まるで鼠みたいだな……」

彩雲妖精「鼠って言われた…ショック」

嵐「しかも地獄耳かよ!」


【終わり】

【働き者】

 ―10時過ぎ、執務室―

大淀「提督、失礼いたします」

提督「大淀さん、任務ですか?」

大淀「はい。こちら、本日発令する任務になります。ご確認を」

提督「ありがとうございます」

大淀「それと、5つの鎮守府から演習の申し込みが届いております。編成については、後ほどお伝えいたします」

提督「返事をどうするかは、編成を見てから考えましょう」

大淀「それと―」


大淀「―――以上になります」

提督「お疲れ様です」

大淀「では、失礼いたします」

パタン

司令長官「大淀君、いつもてきぱき働いているねぇ」

提督「そうですね。どこかの司令長官と違って」

司令長官「それ、ほとんど儂の事を名指ししているようなもんじゃないか」

提督「まあそれはともかく、大淀さんがいつもてきぱき働いているというのは同意します。むしろ、働き過ぎとも言えますね」

司令長官「確かに…。彼女、昼夜問わずいつも何か仕事をしているからねぇ…」

提督「朝は皆さんの今日の予定を表にして張り出し、先ほどのように私へ任務を通達、さらに他の鎮守府との折衝や各地の鎮守府への電文通達、

   徹夜をしていない分彼女が働いていると言えますね」

司令長官「体を壊さないといいんだけど……」

 ―翌朝7時前、講堂―

ざわざわ…

川内「あれ、大淀は?」

神通「さあ……私は見ていないですね……」

那珂「お寝坊しちゃったのかも?」

川内「うーん……気になるね……」


 ―9時過ぎ、執務室―

川内「あー、提督?」

提督「どうしました?」

川内「大淀、なんかまだ寝てるみたいなんだよね…」

提督「大淀さんが?…そう言えば彼女、朝礼にも朝食にも姿を見せませんでしたねぇ……」

川内「そそ。でさ、これは私の提案なんだけど…」

提督「?」

川内「今日は大淀を休ませてあげたら?」

提督「…………………」

川内「大淀って、他の鎮守府とのやり取りとか、任務関係の事とか、色々頑張ってくれてるじゃない?それで、今日はその疲れが溜まって寝過ごしてるんだと、

   私は思うんだ……。だから、今日くらいは休ませてあげた方がいいと思って」

提督「………確かに、私達は少々大淀さんに頼り過ぎていたかもしれませんね。分かりました、今日は大淀さんを休みとしましょう」

川内「流石提督!」

提督「代わりと言ってはなんですが…」

川内「え?」

 ―20時過ぎ、執務室―

大淀「提督、大変申し訳ございません!!」バン

提督「落ち着いてください、貴女らしくもない。そんなに慌てて」

大淀「慌てますよそりゃ!夜寝たはずなのに起きたら夜で日付も変わっていたなんてことになったら!」

提督「大淀さんは普段からの仕事で疲れていて寝過ごしてしまったんですよ。それと普段から一生懸命働いているから、今日は休ませてあげる事にしたんです」

大淀「大変申し訳ございません……。このような事は、今後は二度と致しませんので……!」

提督「大丈夫ですから。それと、大淀さんは明日も休みにします。ゆっくり休んでください」

大淀「そんな、いくら何でも…!」

提督「これが、せめてもの私からのお礼ですから。受け取ってください」

大淀「……ありがとうございます」

提督「お礼なら川内さんに言ってください。大淀さんを休ませてあげようと言い出したのは、川内さんですから」


 ―数分後、軽巡洋艦寮・休憩室―

大淀「川内さん!」

川内「んぁ……大淀?」

大淀「私の事を気遣ってくださって、私を休ませてくれるなんて……本当にありがとうございます!!」

川内「……お礼はいいよ……。それより、大淀は少し体力をつけた方がいいと思うよ……」←大淀がやるはずだった仕事を全てやった。

大淀「体力?わ、分かりました。あ、明日も休みをいただきましたので、体を少し鍛えようと思います!」

川内「………え…明日も大淀……休み?」

大淀「?そうですけど…」

川内「……………はふぅ」コテッ

大淀「川内さん!?川内さーん!?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪大淀≫

大淀型軽巡洋艦一番艦。艦娘No.183。凛々しい表情と長い髪、白いカチューシャが特徴の知的なお姉さん。艦隊指揮、鎮守府運営の役目を一手に担っており、

艦娘達の個性や戦闘能力を提督と同じくらい熟知している。普段から書類整理、任務及び電文通達、さらに出撃など多忙な日々を送っているが、本人はそれを

特に苦と思ってはいない。ただし、体は少し弱いためにたまにバテてしまう事もある。明石とは仲が良く、夕張はデータ分析仲間。

好きな言葉は『勝って兜の緒を締めよ』。

今日はここまでにします。

艦載機妖精さん、大淀をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は>>1の都合上投下できません。

次回の投下は明後日の12月29日、リクエストにありました五月雨、磯風の話を書いていきます。また、この投下を今年最後の投下とします。

>>1の都合で投下できず、申し訳ございません。


感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



働き者と思う艦娘は、明石と大淀。

空母水鬼リクエストします

こんばんは、>>1です。大変遅くなってしまい、申し訳ございません。諸事情で遅れてしまいました。

今日は、五月雨と磯風の話を書く予定でしたが、話のネタ的に、年明けに磯風の話を書く事にします。

というわけで、今日は五月雨の話を書いていきます。>>25さん、申し訳ございません。

>>53
  空母水鬼、了解しました。


それでは、投下していきます。

【大誤解】

 ―7時過ぎ、講堂―

司令長官『えー、今年も残すところあと数日となって寒さも一段ときつくなってきており~…』

秋雲「……………」カックン、カックン

五月雨「あ、秋雲ちゃん…起きないと―」

提督『そこの夕雲型擬き駆逐艦!寝てないで司令長官の話を聞け!!』

秋雲「おふぁっ!?申し訳ございませんです!」

提督『こんなのでも一応司令長官ですから、その話は聞いておくのが礼儀と言うものでしょう!』

司令長官『こんなのって君ね…』

秋雲「はーい……ふぁ」

五月雨「…………………」


 ―8時過ぎ、食堂―

秋雲「………………」モグ、モグ

五月雨「秋雲ちゃん?眠いの?」

秋雲「あ、五月雨……ちょっと、最近徹夜ばっかりしてるから……」

五月雨「徹夜?秋雲ちゃんが…?」

五月雨(もしかして、何か重大な書類を処理しているとか!?)←秋雲が薄い本を書いている事を知らない

秋雲(あー……締め切りがもうすぐな上に、提督に検閲を頼むからもっと早く仕上げないと……)

五月雨「な、何か手伝おうか…?」

秋雲「あー、大丈夫大丈夫」

五月雨「本当…?」

 ―13時過ぎ、駆逐艦寮・休憩室―

五月雨(昼ごはんに、秋雲ちゃん居なかったな……)

五月雨(秋雲ちゃんはああ言ってたけど、私もやっぱり仲間が困ってるときは手伝いたい……)

五月雨(よーし、ココアでも作ってあげよう!)


 ―数分後、秋雲の部屋前―

五月雨「秋雲ちゃーん」コンコン

シーン

五月雨「?秋雲ちゃーん?」コンコンコン

ガチャ…

秋雲「ふぁあああああ……い」ギィ

五月雨「だ、大丈夫?ココアを持ってきてあげたけど……」

秋雲「あー……ありがとうね。ありがたく頂戴します…」スッ

五月雨「それと、ほんとに何かできる事ってない?見るからに秋雲ちゃん、すごい疲れてるようだけど……」

秋雲「あー、それだったら……」ガサゴソ

五月雨「?」

秋雲「この封筒を、提督に渡して……」スッ

五月雨「これって?」

秋雲「提督に見てもらうんだ。『秋雲さんからです』って言えば、多分通じるから…」

五月雨「わ、分かった……」

秋雲「それと、中身は見ない方がいいからね……後、なるべく急いでね……じゃ」パタン

五月雨「?」

秋雲(な、何とか冬コミ前に間に合った……ちょっと寝る……)バタンキュー

 ―廊下―

五月雨「はっ…はっ…はっ…」タッタッタッ

五月雨(急いでって言ってたけど、一体何を書いてたんだろう?そんなに急ぎの書類なのかな……)タッタッタッ

五月雨(それに、何の書類なんだろう…中身は見ないでって言われたし……)タッタッタッ

五月雨(でも、秋雲ちゃんが徹夜してまで作ったんだから、それなりに重大なんだろうなぁ……)タッタッタッ

五月雨(なら、もっと急がなくっちゃ!)タタタタ

ドシッ

五月雨「きゃっ!?」ドサッ

提督「っとっと」

バサバサバサ

五月雨「て、提督!?ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」

提督「いえ、私は別に……それより、五月雨さんの方は?」

五月雨「わ、私は何も……って、ああっ!?書類が―」


(まき散らされている薄い本の原稿)


五月雨&提督「」

提督「これは……」

五月雨「こ、これは違うんです!!あ、秋雲ちゃんから――はっ!」

提督(秋雲さん…?ああ、次のコミケに出す同人誌の検閲を私に頼もうとしたんでしょうか?)

五月雨(秋雲ちゃんが徹夜してこれを作った→さらにそれを提督に急いで渡そうとしていた→提督はそれを早く求めていた→つまり提督は……?)

五月雨「//////」プシュ~

提督「五月雨さん?」

五月雨「え……///」

提督「え?」



五月雨「えっちなのは、いけないとおもいます!!///」


提督「」

五月雨「…お、男の人はこういうのに興味があるって事は知っていますけど……でも、そういう事を女の子に頼むのは、いけないと思いますっ!!///」

提督「」

五月雨「で、でも大丈夫です!私は、提督の趣味に口出しをするつもりは全くございませんので!で、ではごゆっくり~!!///」ダダダ

提督「」


 ―数分後、執務室―

提督「……では、この同人誌の検閲をお願いします」

鎮守府妖精「はーい、了解しましたー」

提督「………はぁ」

鎮守府妖精「んー?どうしたんですかー?」

提督「……いえ、ただあらぬ疑いを掛けられてしまったなぁ、と」

鎮守府妖精「?」

提督(さて……どう誤解を解いたものか……)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪五月雨≫

白露型駆逐艦六番艦。艦娘No.83。蒼く長い髪と蒼い瞳、さらにどこか華奢な雰囲気が特徴的な女の子。自他ともに認めるドジっ子で、日常的にドジをやらかす

(砂糖と塩を間違える、滑ってこけてパンチラ等)。しかし実は鎮守府でも最古参組で、あ号艦隊決戦や北方海域艦隊決戦にも参加し、さらにその時の戦闘で

戦艦と空母を撃沈せしめた実力者。初期艦である吹雪や、同型艦の涼風とはとても仲が良い。ドジであるがゆえに思い込みが激しい方。

好きな言葉は『為せば成る』。


≪鎮守府妖精さん≫

妖精さんの1種。鎮守府が設立されると同時に、その鎮守府に最低3人出現する妖精さん。ただしその姿は、普通の提督、艦娘には視認する事ができないが、

司令長官とその補佐官の提督、それと他の妖精さんは視認する事ができる。鎮守府の様子を常に監視しており、ブラック鎮守府に該当するような事案が発生

した場合は、その情報を各地の鎮守府の鎮守府妖精さん同士で構成される‶妖精さんネットワーク‶にリークし、情報を共有、その後海軍総司令部に伝えて、

最終的に憲兵団に通報する。他の妖精さんと同様、甘いものが(特にお菓子)大好き。提督と艦娘の行動が監視されているため、迂闊な事ができない。

今日はここまでにします。

五月雨をリクエストしてくれた方、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下は、年が明けた1月2日の夜9時以降に、リクエストにありました磯風の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。皆さん、良いお年を!



何で正月グラフィックは曙にしかないんだ!畜生!

やかましい正規空母(らしい)葛城さんをリクエストします
自分で手に入れて確かめたいからつべとかでも聞いてない

新年あけましておめでとうございます。>>1です。

今年も、皆様のご期待に添えられるようなSSを書いていきますので、よろしくお願いいたします。

今日は、リクエストにありました磯風の話を書いていきます。

>>64
  葛城、了解しました。‶つべ‶とは、‶You Tu○e‶の事でしょうか…?


それでは、投下していきます。

 ―1月1日・9時過ぎ、食堂―

吹雪「新年、明けましておめでとうございます!!」

金剛「Happy New Year!!」

皆『いぇーい!!』

提督「しかし、どうも新年が明けたという実感がわきませんねぇ…」

司令長官「確かに……ここ数年、年が明けたっていう事は知ってるんだけど、はしゃいだりはしなくなったね」

長門「貴様らは大人だからだろう。そういうものだと本で読んだぞ」

提督「長門さんは、気分はいかがですか?」

長門「新年、胸がとても熱いな!」

赤城「ところで、おせち料理はまだでしょうか?」ソワソワ

提督「この正規空母ときたら……」

赤城「いえ、私だけではありませんよ。駆逐艦の子たちもおせちを楽しみにしていますよ?」

Libeccio(以下リベッチオ)「日本のオセチ、食べてみたーい!」

朝潮「さあ、おせち料理を食べて新年の決意を新たに決めましょう!」

Bismarck(以下ビスマルク)「去年食べたのはとても美味しかったから、また今年も期待しているわよ」


間宮「はーい、お待たせしました~!おせち料理持ってきましたよ~!」

皆『わーい!』

間宮「今年は磯風ちゃんに手伝ってもらったから、きっと美味しいですよ~」

磯風「私も頑張ってみたぞ。おせちは初めてだったが、我ながらいい出来だと思う」

皆(2016年早くも終了のお知らせ)

【おせち】

 ―12月29日、医務室―

提督「失礼します」ガラッ

医務妖精「あー、提督さーん。こんにちはー。どうしたんですか?」

提督「医務室の様子を見に―」


浦風「」チーン

谷風「」チーン

浜風「」チーン


提督「…彼女たちはどうして…?」

医務妖精「ちょっと、お腹を壊しちゃったらしくてー」

ガラッ

磯風「む、司令か。どうしたのだ?」

提督「………磯風さんが原因ですか」

磯風「?ああ、浦風達か。それがな、私がビーフストロガノフと言うものを作って、試食をしてもらったところ全員倒れてしまってな」

提督「はぁ……何回目でしょうか。磯風さんの料理でこの3人が犠牲になった回数は…」

医務妖精「犠牲になったのだー……」

磯風「犠牲?何を大げさな…」

提督「大げさじゃありませんよ。磯風さん、別に下手でも料理を作るのは構いませんが、自分で試食もせずに他人に振る舞うのはやめてください」

磯風「でもな……自分で作った料理って自信が無いだろう?だから皆に食べてもらって―」

提督「何言っちゃってんのこの子」

コンコン

間宮「失礼しまーす…」ガラガラ

提督「間宮さん?どうかしましたか?食中毒ですか?」

間宮「いえ、違います…ええと、今度のお正月のおせち料理なんですが―」

磯風「おせち?」

提督「おせちがどうかしたんですか?」

間宮「おせち料理を全員分作るんですけど、ここの鎮守府に新しく着任した子が増えちゃって、それで作る量も多くなって人手が足りないのよ…」

磯風「それならば、この磯風が手伝おうか?」

間宮「え、いいの?おせち料理を作るのって、結構大変なのよ?」←磯風の作る料理が不味い事を知らない

磯風「構わない、この私に任せておけ」フンス

間宮「本当?ありがとね~♪今度私の店でスイーツサービスしちゃうから!」

磯風「それはありがたいな…では、早速準備に取り掛かろうではないか」タタッ

間宮「…ごめんなさいね提督、相談事が解決しちゃいまして―」


提督&医務妖精「………はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」ズーン


間宮「?提督、どうなさったのですか?」

提督「……間宮さん、ちょっと執務室に来てください」

間宮「?」

医務妖精「間宮さん…やっちまったね…」

間宮「???」

 ―数十分後、執務室―

提督「―――と言うわけなんですよ」

間宮「」

陸奥「あらら…自分の失態にすごいショックを覚えたみたい」

提督「とにかく、磯風さんはああなった以上おせち料理を作ることを辞める事は無いでしょう。こうなっては、間宮さんに全力でサポートしてもらうしか」

間宮「…分かりました。何とか磯風さんのサポートをしてみます」

提督「お願いします。鎮守府全体で食中毒とかは勘弁してくださいね」


 ―12月30日、厨房―

磯風「さあ、頑張って作ろう!」

間宮「ええ、頑張りましょうね♪」

磯風「して、まずは何をするのだ?」

間宮「そうねぇ…まずは食器を洗ってもらおうかしら」

磯風「む?なぜだ?」

間宮「なぜって、ちゃんと料理前に殺菌消毒しなくちゃダメでしょう?軽く水で洗うだけでいいから」

磯風「…なるほど。先に器具を洗うとは盲点だった。では、張り切って洗うとしよう」ジャバジャバ

間宮(うーん…洗うかどうかは人のそれぞれだからいいけど……)


 ―数分後―

磯風「ふぅ…何とか洗い終わったぞ」

間宮「よし、じゃあまずは伊達巻きから作りましょうか」

磯風「分かった。まずは何をすればいい?」

間宮「そうね、まずは山芋の皮をピーラーで剥いてくれないかしら?私は出汁を作るから」

磯風「よし、任せておけ」

間宮「その後はミキサーで食材を液体化して―」

 ―調理途中―

磯風「間宮さん、次はどうすればいい?」

間宮「あ、それはねー」

間宮(おかしいわね……見るからに普通に作れてるけど…)

磯風「あ、そう言えば聞いたぞ。黒豆を作るには重曹がいるとか」

間宮「え?ええ、そうよ。重曹を使う必要があるけれど―」

磯風「重曹とはこれだな?」スッ


つ食器用洗剤


間宮「違うわよ!?」

磯風「違うのか?重曹とは洗剤にも使われているというから―」

間宮「ちゃんと食用の重曹があるのよ!こっち!」

磯風「ああ、こっちにあったのか。うっかりしていた」

間宮(勘違いが結構あるみたいね…この前はビーフストロガノフで失敗したみたいだし…。どこかで作り方を間違えたのかしら…)

 ―1月1日・10時過ぎ、食堂―

赤城「これ本当に磯風ちゃんが作ったの?すごく美味しいわね…」

長門「確かに……間宮さんの作ったのより美味しいな」

間宮「私がサポートしてあげたんだけど、ほとんど磯風ちゃん一人で作ってたましたよ?」

磯風「ああ、初めて作ってみたが中々に遣り甲斐のある料理だったぞ!」

提督「…して、磯風さんはどうしてそんなに料理が好きなのですか?」

磯風「………その、な」

提督「?」

磯風「私が大和先輩に憧れているのは知っているな?」

提督「ええ。その靴下の長さが左右違うのも、大和さんとお揃いにするため、でしたか」

磯風「…それで、大和先輩は料理も上手だと聞いてな。私も…その」

提督「…………………」

磯風「大和さんのようになりたいなぁ、と」

提督「……磯風さんって、存外女の子らしいんですね」

磯風「ど、どういう意味だそれは!」

提督「いえ、ただその努力が微笑ましいというわけで―」

磯風「そ、そもそも戦場で戦っているのであれば男も女も関係ない!しかし鎮守府で暮らしていく中で憧れの先輩など1人や2人できて当然というものだろう?

   だから私のこれはただ大和先輩のようになりたいという一種の羨望であり、人間の欲望に忠実に従った結果で―」

提督「訂正します、全然女の子らしくないです」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪磯風≫

陽炎型駆逐艦十二番艦。艦娘No.167。黒く長い髪と、左右長さの違う靴下が特徴のクールな女の子。常にクールな雰囲気をまとっている。また、冷静な分析力・

判断力を併せ持っており、戦場ではその力を活かして仲間をピンチから救ったり戦闘を有利に進める。大和に対して憧れを抱いており、靴下が左右非対称なのも

大和に対する憧れの現れ。ただし大和のように料理は上手ではなく、下手の横好き状態。主に浦風、谷風、浜風がその被害者。料理が下手な原因は主に勘違い。

好きな言葉は『勇猛果敢』。

今日はここまでにします。

>>25
  磯風の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました雪風、雲龍の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



大晦日は秘書艦を神通にしていました。

乙―扶桑リクエストお願いします



吹雪睦月夕立のアニメ三水戦トリオお願いします

山城の正月グラ中破が可愛すぐる

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました雪風、雲龍の話を書いていきます。

>>74,>>76
  扶桑、吹雪&睦月&夕立、了解しました。

>>77
  >>1は初見で『!?』となりましたがね…。

それでは、投下していきます。

【初詣】

※みんなで初詣に行くことになりました。

 ―10時過ぎ、とある神社前―

雪風「おお~、大きいです!」

提督「私は毎年見ていますが、雪風さんは初めてでしたね」

翔鶴「でも残念ですね……瑞鶴も連れて来たかった…」

瑞鳳「まあ、鎮守府総勢100人以上で来たって迷惑でしょうし……」

扶桑「今回は、私達だけで楽しみましょう」

雪風「はい、楽しみますっ!」

加古「あー……鎮守府で寝たかったのに、どうしてこんなとこに…」

提督「貴女はこうでもしなければ寝正月を過ごすでしょうに」

鬼怒「はー、やっぱり三が日だから人が多いねぇ。見ろ、人がゴミの―」

瑞鳳「やめて」


雪風「雪風、初詣って初めてです!」タタタ

提督「あ、参道は脇を歩いてください」

雪風「え、どうしてですか?」

扶桑「参道の真ん中は、神様が通る場所だから開けておかないとダメなのよ」

雪風「なるほど~…」

提督「扶桑さんはこういう事についてよくご存じですね」

扶桑「ええ、まあ…」

 ―手水処―

提督「ここで手と口を清めます」

雪風「ばしゃばしゃ~…って冷たいっ!」

扶桑「まあ、まだ冬ですしね…」

翔鶴「げほっ、ごほっ!?」

瑞鳳「しょ、翔鶴さん!?大丈夫ですか!?」

翔鶴「けほっ……水が…気管に……」

提督(大丈夫だろうかこの先)

加古「ぐびぐびぐび…」

鬼怒「加古先輩、眠りながら飲まないで~!!」


 ―狛犬の前―

雪風「しれぇ、これは何ですか?」

提督「これは狛犬です」

雪風「狛犬って事は、犬ですか?」

扶桑「こっちの口を『あ』と開けている方が獅子…つまりライオンね。反対側の口を『ん』と閉じている方が狛犬よ」

雪風「はぇ~…そうだったんですかぁ…」

提督「扶桑さん、その知識をどこで…」

扶桑「ちょっと本で読んだことがあるんです」

雪風「この狛犬さん……犬みたいな夕立ちゃんに変えたら……」

提督「それは失礼でしょう。狛犬に対しても夕立さんに対しても」

鬼怒「………!(夕立が狛犬のポーズでこっちを見ているシーンを思い浮かべて必死に笑いをこらえている)」

加古「鬼怒?どうしたんだ?」

 ―本殿―

提督「さあ、お参りを済ませましょう」

雪風「しれぇ、やり方は…」

提督「まず最初にお賽銭を賽銭箱に入れる」チャリーン

雪風「ほうほう」チャリーン

提督「次にこの鈴を鳴らす」ガラガラン

雪風「了解です」ガラララン

提督「そして、2回お辞儀」ペコペコ

雪風「……」ペコペコ

提督「さらに、2拍手」パチパチ

雪風「………」パン、パン

提督「そして、お祈り」

提督&雪風「…………………」

提督「最後に、1回お辞儀です」ペコリ

雪風「はいっ」ペコリ

雪風「はー…結構難しいんですね~…」

提督「まあ、何度か経験すれば体が自然と覚えますから」


翔鶴「あらっ…財布に穴が……」

扶桑「やだぁ…こっちは鞄に穴が…お財布がなくなってる……」

瑞鳳(ほんとにこの2人運悪いなぁ……)


鬼怒「最後に1回お辞儀…」ペコリ

加古「…………」ペコリ

加古「………ZZZZZZZ」

鬼怒(お辞儀のポーズのまま寝てる!?ある意味凄い!)

 ―おみくじ―

雪風「しれぇ、雪風大吉でした!」

提督「まあ、予想通りですねぇ」

雪風「しれぇはどうでしたか?」

提督「私は…半吉でした」

加古「うわっ…微妙…」

提督「別に気にしていませんよ。私、過去にも一度半吉を引いていますから。それで、加古さんは?」

加古「あー、あたしは中吉。まあまあだね」

雪風「しれぇ、引いたおみくじはあそこに結ぶんですか~?」

提督「いえ、あれは結果の悪かったおみくじだけ結ぶものなんです。『吉に転じるよう』にするためです」

雪風「なるほど~…じゃあ雪風たち3人は結ばなくてもいいんですね!」

提督「そういう事です」

加古「…にしても、これだけ結んであるって事は、それだけ凶系のくじを引いた人がいるって事か」

提督&雪風「……………………………………」


鬼怒「大吉キター!」ピョーン

瑞鳳「よかったね~。あ、私も大吉だぁ」

扶桑「……………分かってたわ。ええ、分かってたわ…………」←凶

翔鶴「…………………知ってました。所詮運の悪い私は、こんなのだって」←大凶

扶桑「大丈夫よ翔鶴さん、ほら見て?」スッ

翔鶴「?」

扶桑「あんなにおみくじが結ばれてる。私達と同じように、凶のおみくじを引いた人は何人もいるって事。そう思えば、気が晴れると思わないかしら?」

翔鶴「確かに……そう考えると少し気が楽になりますね」

扶桑「でしょう?じゃあ、私達も結んで―」チラッ


『大吉』『吉』『小吉』『中吉』『大吉』『凶』『大吉』←間違った知識によって結ばれている吉級のくじ


扶桑&翔鶴「」

扶桑&翔鶴「………………………嗚呼、如何不幸也………………………」ズーーーーーーーン

巫女さん(ええと……声を掛けてあげた方がいいのかしら……)

 ―帰り道―

雪風「しれぇ、しれぇは初詣で何てお願いをしたんですか?」

提督「そういうものは、口に出さないものなんですが」

雪風「そうなんですか……。雪風はこうお願いしました!『今年もみんなで一緒に楽しく暮らせますように』って!」

提督「さっきの私のセリフ覚えてますか?」

雪風「でも、しれぇには話しておこうと思って」

提督「私に?」

雪風「はい!雪風の願い事が叶うように、頑張ってほしいって!」

提督「………それは遠回しなプレッシャーにしかならないんですがねぇ」

雪風「えー…」ガッカリ

提督「まあ、頑張るとしましょうか」

雪風「はい!あ、扶桑先輩と翔鶴先輩は何とお願いしたのですか?」

扶桑「私?私はね、『今年1年平和に過ごせますように』って」

翔鶴「私は『今年も皆さんと仲良く、平和に過ごせますように』ってお願いしました」

提督「皆さんほとんど一緒の事ですか」

雪風「では、明日から皆さんの願いが叶うように頑張りましょう!」

扶桑「ええ、そうね」

翔鶴「はい、頑張りましょう!」


鬼怒(皆、鬼怒と一緒だな~。ところで、提督の願い事って何なんだろう?)

加古(眠い…帰ったら寝る……)

瑞鳳(……『胸が大きくなりますように』と願った私の初詣、やり直しを要求したい)


【終わり】

【食べ慣れないモノ】

 ―8時過ぎ、食堂―

雲龍「間宮さん…?」

間宮「はい?なんでしょうか?」

雲龍「これは、なんですか?」

間宮「それはですね、フレンチトーストと言う料理です」

雲龍「ふれ…んち?」

間宮「アメリカやヨーロッパでよく食べられてる、ポピュラーな料理ですよ?今日はちょっと作ってみようと思いましてね」

雲龍「…それは良いのだけれど…私、こういった感じの料理は食べ慣れてなくて……」

間宮「うーん…確かにそうなんですけれど、雲龍さんっていつもおにぎりとかコッペパンとか質素な食生活を送っているでしょう?だけどこのトーストで、

   少し慣れてもらおうと思ったんです」

雲龍「…………」

間宮「これまでみたいな食生活を送ってちゃ、健康にも悪いですよ?雲龍さんはまだまだ食べ盛りの年齢なんですから。これを機に、雲龍さんの食生活を、

   見直してみてはいかがですか?」

雲龍「………分かりました。食べてみます」

間宮「はい、頑張ってくださいね!」

 ―テーブル―

雲龍「…………」ジー

雲龍「…いただきます」スッ

雲龍「………はむっ」パク

雲龍「!…美味しい……!」

雲龍「こんな食感…味……初めて…」パクパク

雲龍「美味しい……とても美味しい…!これならいくらでも食べれそう…」モグモグ

提督「ええと、雲龍さん?」

雲龍「むぐ…はい?」クルッ

提督「そんなに気に入ったのでしたら、私の分も少し食べますか?」

雲龍「いえ、それは提督に悪いですし……」キラキラキラ

提督「言動と表情が一致してませんよ。それで、半分如何ですか?」

雲龍「提督は…それだけで大丈夫なんですか?」キラキラキラ

提督「私は大丈夫ですから」

雲龍「では……いただきます」パクッ

雲龍「ああ…やっぱり美味しい…♪」キラキラキラ

提督(これをきっかけに、普通の料理が食べられるようになればいいんですが……)

雲龍「こんな美味しいものが食べられるなんて…幸せ」キラキラキラ

提督(これで食事の消費量が他の空母と同等になってしまうと、食費がひっ迫してしまうんですよねぇ……)

 ―9時過ぎ、執務室―

提督「雲龍さんがフレンチトーストのおかげで戦意高揚状態となっていますので、戦闘意欲が高まっている今のうちにオリョール海に出撃させましょう」

大井「それは構いませんが…なぜ私に?」

提督「その艦隊の旗艦を大井さんに頼もうと」

大井「私ですか?」

提督「はい。それと、加賀さんも一緒に出撃させて、雲龍さんのサポートに回しましょう。万が一に備えまして。さらに雲龍さんには烈風、彗星、流星改、

   彩雲を搭載させます。それと、他のメンバーは…」


 ―10時前、執務室―

大井「ではこれより、大井、雲龍、古鷹、萩風、金剛、加賀。以上6名は、オリョール海へ残存勢力の掃討へ出撃いたします!」

提督「お願いします。雲龍さんは、まだ戦闘には不慣れな状態ですので、主に加賀さん、それと他の皆さんにもサポートをお願いしたいのですが…」

加賀「任せてください」

雲龍「皆さん、よろしくお願いしますね」キラキラキラ

萩風(フレンチトーストでこれだけキラキラするなんて……)

大井「では、出撃いたします!」


 ―数十分後、東部オリョール海・Cマス(敵巡洋艦隊)―

雲龍(美味しいものが食べられて、艦載機も豪華な艦載機を積めて…幸せです)キラキラキラ

ピクッ

雲龍「敵艦隊発見、艦載機は発艦準備を」バサッ

加賀「雲龍さん、メインは貴女で。私はバックアップに当たります」キリキリ

雲龍「お願いします。では、第一次攻撃隊、発艦始め」ビシュシュ

加賀「………………っ」ビュッ

キイイイイイイイイイイイン

流星改妖精(雲龍コントロール)「気分が高揚してるぜー!」

烈風妖精(雲龍コントロール)「目につく敵艦載機は全部倒す!」

彩雲妖精(雲龍コントロール)「この空は渡さないよー!」

ズドドドドドドドン!!!

重巡リ級elite「」撃沈

重巡リ級「」撃沈

軽巡ト級「」撃沈

軽巡へ級「」撃沈

駆逐ハ級「」撃沈

駆逐ハ級「」撃沈

雲龍以外「……………え?」

雲龍「やりました」ドヤッ

大井「そんな…私の開幕雷撃の出る幕が無いなんて…!」

加賀「私はバックアップに回ってたけど…まさか、雲龍さんの艦載機がほとんど敵を沈めるなんて…」

古鷹「す、すごいです!」

萩風「流石雲龍さんです!」

雲龍「それほどでもないわ。さあ、次へ参りましょう」

大井(魚雷撃ちたかった……)


 ―数十分後、Dマス・資源エリア―

萩風「あ、弾薬を見つけました!よいしょっと」

大井「よし、じゃあ萩風ちゃんはその弾薬の箱を曳航して」

雲龍「…………………」

ドックン

雲龍「!!」グッ

古鷹「雲龍さん?どうかしたんですか?」

雲龍「い、いえ…何でもないわ…」

雲龍(まさか……こんなところでお腹が痛くなるなんて………)グググ

雲龍(やっぱり、食べ慣れないモノを食べたせいかしらね………)グググ

雲龍(落ち着いて、こういう時は深呼吸よ。ひっひっふー…)

萩風「雲龍さん?どうかしたんですか?」

雲龍「だ、大丈夫…問題ないわ」

雲龍(落ち着け……北東のルートへ行けば、比較的軽い編成の敵艦隊と戦闘になる…。それならお腹への負担は少ないはず……)


 ―数十分後、Gマス(敵主力打撃群)―

雲龍「何でこういう時に限ってボス艦隊とかち合うのかしら……(涙目)」

加賀「どうかしたの?さっきまでの勢いはどうしたのかしら?」

雲龍「い、いえ。お気になさらず。第一次攻撃隊、発艦させます」ビシュシュ

加賀「何もないのなら、それでいいのだけれど」バシュッ

キイイイイイイイイイイイン

流星改妖精(雲龍コントロール)「な、なんだか様子がおかしいぞー…」

烈風妖精(雲龍コントロール)「調子が…出ない…」

彩雲妖精(雲龍コントロール)「なんだかなー……」

ズドドッドドドン

戦艦ル級elite「フン」無傷

戦艦ル級「問題ナイ」無傷

空母ヲ級「ドウトイウコトハナイ」小破

軽巡へ級「」撃沈

萩風「きゃっ!?」小破

古鷹「おっとっと…」損傷軽微

大井「雲龍さん?どうしたんですか?さっきまでの勢いは?」

グギュルルルルル

雲龍「ぐううう……いえ、ちょっとね」ガクガク

萩風(あっ……もしかして雲龍さん、食べ慣れないモノを食べちゃったせいでお腹がびっくりしちゃって、いまお腹が痛いのかも…)

萩風「皆さん、全力で敵を倒しましょう!」

大井「え、ええ!」

加賀「当然です」

古鷹「もちろんです!」

金剛「やっと私の出番デスネー!全力で行きマース!」


 ―戦闘終了―

金剛「全砲門、Fire!!」ズッドオン

戦艦ル級elite「ゴフェッ!」撃沈

金剛「私の活躍見てくれたノー?もっと頑張るから、目を離しちゃ―」МVP

萩風「良し皆さん、敵を倒しましたから早く鎮守府へ戻りましょう!」

金剛「え、アレー?」

萩風(雲龍さん、鎮守府までの辛抱です。頑張ってください)ヒソヒソ

雲龍(萩風ちゃん…ありがとう。ぐうっ……)ヒソヒソ


 ―数時間後、執務室―

大井「第一艦隊、帰投しました」

提督「お疲れ様です……って、雲龍さんは?」

萩風「雲龍さんは、ちょっとお花を摘みに……」

提督「?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪雲龍≫

雲龍型正規空母一番艦。艦娘No.201(改はNo.206)。露出の激しい服と、ふんわりした感じの髪が特徴の、のんびりとした感じのお姉さん。どこか他の艦娘と

ずれたところが目立ち、羞恥心が無いようにも見えるが根は至って真面目。ただ戦時急造艦であるために、他の艦娘と比べてあまり物事を知らない。艦載機の

扱いも当初は初心者レベルであったが、今では鎮守府でも赤城&加賀に並ぶレベルにまで成長している。好物はおにぎり。秘書艦の期間が長いがその理由は?

好きな言葉は『待てば海路の日和あり』。

今日はここまでにします。

>>37-38
  雪風、雲龍の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありましたビスマルクの話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




‶秋月にたらふく食べさせ隊‶があるんでしたら、‶雲龍にたらふく食べさせ隊‶もあった方がいいと思うんですが。


じゃあ秋月と雲龍にたらふく食べさせる話をリクエストお願い

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありましたビスマルクの話を書いていきます。

投下後は、キリ番安価を取ります。


>>93
  秋月と雲龍にたらふく食べさせる話、了解しました。

それでは、投下していきます。

【酒豪の集い】

 ―16時過ぎ、波止場―

隼鷹「いやー、疲れたねぇ~…」

那智「ううむ…肩がすごく凝ったな…」コキコキ

ビスマルク「それってあれでしょ?‶四十肩‶ってやつ―」

那智「なんか言ったか?」ガシャン

ビスマルク「なんでもないです、はい。それより那智、隼鷹」

那智「なんだ?」

隼鷹「んー?」

ビスマルク「今夜一杯、どうだ?」クイクイ

那智「なんだ珍しいな、ビスマルクの方から誘うとは」

ビスマルク「今夜は何か飲みたい気分なのよ…」

隼鷹「ま、酒飲むのに理由なんていらないけどね。あ、じゃあ千歳も誘おうか」

千代田「あー、残念だけど、この前千歳お姉酔って駆逐艦の子たちに絡んだから、しばらく禁酒令が出されてるの…」

ビスマルク&那智&隼鷹(千歳ェ……)


 ―19時半過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―

ビスマルク「鳳翔さん、熱燗で」

隼鷹「お、ビス子今日は日本酒なんだ?」

ビスマルク「なんか今日は、日本酒の気分なのよねぇ」

隼鷹「まあいいや。あたしは黒ビールで!」

那智「私も同じでいいぞ」

鳳翔「はい、分かりました」

 ―数分後―

ビスマルク「私ね…いつも思うところがあるのよ…」

隼鷹「何、どったの急に?」

ビスマルク「これよ」スッ

那智「?ただのお猪口だろう?それがどうしたのだ?」

ビスマルク「何で日本酒はいつもこんなちゃちいお椀でチマチマ飲むのよ面倒くさい!」

隼鷹「いやぁ、まあそう思った事もあるけども…」

ビスマルク「私の国のこれみたいに、もっと豪快に飲めばいいじゃない!」ジョッキドンッ!

那智「一度はそういう奴もやってみたいと思ったんだが…」

隼鷹「やー、あれだよ。そんなにガバガバ飲むより、静かに飲むのが日本酒の嗜み方っていうか…」

ビスマルク「じゃあせめてあれよ!ワイングラスぐらいの大きさでいいわよ!」

隼鷹「うーん…でもやっぱり、そのお猪口の方がしっくりくるんだよな」

那智「確かに。この小さいお椀の方が安心感があるというか…」

ビスマルク「それに、私の国のビールはみんなでわいわい楽しく飲むものだっていうのに、日本酒は静かに飲むか接待で出すぐらいの意味しかないじゃない!」

那智「言われてみれば…そうだな」

ビスマルク「Why japanese people!? Why japanese people!? 酒はもっと楽しく飲むもんだろうがよ!」

隼鷹「ビス子落ち着いて。それ元アメリカ人のネタだから」

ビスマルク「うー…理解に苦しむわ……日本酒……!」

隼鷹(ねえ、何でビス子、大して酒入っていないのにこんな荒れてんの?)ヒソヒソ

那智(あれだろう。さっきの珊瑚諸島沖で、敵中枢艦隊と鉢合わせたら南方棲戦鬼に一撃大破させられて、何の役にも立てずに帰ってきた事が、

   腹立たしいんだろう)ヒソヒソ

隼鷹(あー、あれね)ヒソヒソ

 ―数時間後―

ビスマルク「うー……飲めない……もう無理ぽ…」グデー

Prinz Eugen(以下プリンツ)「もう、ビスマルクお姉様ったらやっぱりこんなところに…さ、帰りますよ」

ビスマルク「あう~……那智は?隼鷹は?」

プリンツ「お2人ならもう戻りましたよ…私達も帰りましょう?ね?」

ビスマルク「お願い…寮まで連れてって…」

プリンツ「もう…甘えん坊なお姉様ね…」

ビスマルク「日本酒ってしちめんどくさい……」

プリンツ「…じゃあなんでビスマルクお姉様の周りには大量のとっくりがあるのかしら…」


 ―翌日9時過ぎ、執務室―

プリンツ「ビスマルクお姉様、二日酔いがひどくて起きられないって…」

妙高「右に同じです」

飛鷹「さらに右に同じよ」

提督「まったく……そのお三方にも禁酒令を出した方がいいんでしょうかね…」


 ―数日後、≪居酒屋・鳳翔≫―

ビスマルク「いやー、日本酒っていいわねぇ。この小さいお猪口、可愛いわね~」

那智&隼鷹「」

ビスマルク「それに、日本酒はやっぱり静か~に飲むのが良いわよねぇ。それが日本酒ってやつよね~」

那智&隼鷹(何だこの熱い掌返し)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪Bismarck/ビスマルク≫

Bismarck級戦艦一番艦。艦娘No.171(改はNo.172、zweiはNo.173、dreiはNo.178)。長い金髪と若干筋肉質な身体が特徴の、美人で頼れるお姉さん。性格は、

ドイツ人らしく真面目でしっかりしている。しかしマニュアルや前例、ルールに囚われて酷い目に遭う事が多々ある。大型建造でもかなりの資材を犠牲に

建造されたため、大いに歓迎された。ビールや日本酒、とにかくお酒が大好き。しかし自炊はあまりしない。皆からは憧れの戦艦として慕われている。

好きな言葉は『勤勉無しに賞は無い』。

今日はここまでにします。

>>39
  ビスマルクの話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


ここで、キリ番安価を取ろうと思います。

ルールは、>>1の指定した範囲内で安価を取った艦娘の話が優先的に消化されるという感じです。

なお、ただ今溜まっているリクエストは空母水鬼、葛城、扶桑、吹雪&睦月&夕立、秋月&雲龍です。

これらの艦娘はとらないようにしていただければ幸いです。


また、扶桑をリクエストしてくれた>>74さんに1つ…。

このスレでは>>1でも書きましたが、オリジナルの人名を持つ提督が何人も登場します。扶桑の話は、この斑提督とは別の提督(人間不信の提督)と

絡ませる話にしようとしているのですがよろしいでしょうか?


感想等があればお気軽にどうぞ。

レーベもマックスもいないわが鎮守府にはビスマルクなど無縁の存在。



キリ番安価:>>103

乙乙
時津風で

乙&おk、いいですよー


和服美人な祥鳳をリクします

こんばんは、>>1です。

キリ番安価の結果、和風美人の祥鳳となりました。

>>74
  リクエスト扶桑の件、ありがとうございます。

>>102さんの時津風は、通常リクエストと言う形で消化してもよろしいでしょうか


それでは、祥鳳の話を書いていきます。

【正しい着方】

 ―数日前・10時過ぎ、執務室―

提督「年が明けても寒いですね」

瑞鳳「ほんとにねー。提督、ストーブつけて~」

提督「だめです。まだ耐えられる寒さでしょう。カイロでも貼っていなさい」

瑞鳳「ちぇー、ケチ、鬼軍曹~」

提督「なんとでもいいなさい…っと、そろそろ工廠へ視察の時間です。伊勢さんはどうしますか?」

瑞鳳「寒いから外出たくない~」

提督「……鳳翔さんのお店、確か卵焼き始めたとか」

瑞鳳「どこまでもご一緒します!だから夜食べさせて!」

提督「現金な……」


 ―道中―

瑞鳳「あー、寒いね~……」ハーッ

提督「まだ息が白いですもんね」

瑞鳳「提督はコートとか着ないの?」

提督「皆さんが寒がっているというのに、私だけ着るというわけにはいきませんよ」

瑞鳳「提督って優しいね~…って、あれ?」

提督「どうかしましたか?」

瑞鳳「あれって……」スッ



祥鳳「あぁ、寒いなぁ~……」テクテク


提督「祥鳳さんじゃないですか?別におかしなところは―」

瑞鳳「あるじゃない、あれ!」

提督「?」


瑞鳳「祥鳳がちゃんと服を着ている!」


提督「ああ、なるほど」

祥鳳「私がいつも服着てないみたいな言い方しないで!」

提督「祥鳳さん、今日は普通に着物を着ているんですね」

祥鳳「ええ、今日は寒いから…肩を出してると寒いですし」

提督「普段からそうしていれば、祥鳳さんは大和撫子と言うイメージがあるんですけどねぇ」

祥鳳「そんな…肩を出してたら大和撫子じゃないんですか…」

提督「肩と胸を曝け出してる大和撫子がいるか。おしとやかさはどこ行った」

祥鳳「失敬な!胸は曝け出してません!ちゃんとサラシ巻いているでしょう!ほら!」バッ

提督「そーゆーのが大和撫子っぽくないって言ってんだよ」

祥鳳「もう……ひどい」

提督「ところで、祥鳳さんはどちらへ?」

祥鳳「いえ、ただ部屋で寝ているのも暇でしたので、外に出ようかと…」

提督「よろしければ、視察に行きますのでご一緒しますか?」

祥鳳「あら、いいんでしょうか?」

提督「瑞鳳さんがよろしければ」

瑞鳳「私は別に構わないけど…」

祥鳳「では、ご一緒させていただきますね」

 ―数分後、工廠―

ガラガラガラガラ

提督「明石さん、お疲れ様です」

明石「ああ、提督。お疲れ様でーす!」

瑞鳳「はわ~、ここは暖かいな~」

明石「工廠はいつも機械とかが動いてるからその熱で暖かいからね~。ま、機械油臭くなっちゃうのが悩みだけど」

瑞鳳「うぇ~…」

祥鳳「でも、こんなに暖かいのは羨ましいですね~…」

明石「え?え、ええ…まあ冬場は暖かいというのが利点ですね~あはは~…」

祥鳳「?明石さん?どうしたんですか、そんな初対面の人と話すような話し方で…」

明石(えーっと、提督…この方誰?)ヒソヒソ

提督(この人は祥鳳さんですよ)ヒソヒソ

明石「えっ、祥鳳さん!?いつも素肌曝け出してるから全然気づかなかった!」

祥鳳「orz」

瑞鳳「ああ……」

提督「祥鳳さん、元気出してください。要するに明石さんは、祥鳳さんが可憐な女性に突然変異したことに驚きを隠せなかったというわけですよ」

明石(別にそこまで言ったつもりじゃないんだけど…流石は天然ジゴロ)

祥鳳「そ、そうだったんですか……すみません、突然跪いてしまいまして…」テレッ

瑞鳳(我が姉ながら、ちょろいな~…)

 ―13時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―

祥鳳「ふぅ……こういう寒い日は、温かい緑茶が美味しいですね…」

提督「祥鳳さんも、こうやって着物を普通に着て緑茶でも飲んでいれば、美人な大和撫子なんですけど」

祥鳳「やはり…肩を出したりするのはいけないのでしょうか…」

瑞鳳「それは姉としてアウトかな…」

提督「それ以前に女性としてアウトです」

祥鳳「やはり提督は…はだけさせない方がいいんですか?」

提督「当たり前でしょう。目のやり場に困ります」

祥鳳「……分かりました。提督はこの格好の方が好みのようですし、しばらくはこれで行くことにします」

提督「待った、私は別にその格好が好きと言ったわけではありませんよ。後、しばらくって?」

祥鳳「でも、普通に着物を着ている方が皆さんの受けはいいですし」

間宮「そうですねぇ、確かに着物を着ている方がなんか落ち着くというか……」

伊良湖「祥鳳さん、梅雨の時期は普通に着物を着て傘をさしていたでしょう?あれ、綺麗だったな~」

祥鳳「…じゃあ、このままでいようかしらね」

瑞鳳(明らかに皆からもてはやされて調子に乗っちゃうタイプだこれ)


 ―数日後・9時過ぎ、執務室―

提督「冬だというのに、今日は少し暖かいですね」

瑞鳳「ほんとにね~…提督、アイス食べたーい」

提督「風邪ひきますよ」

ガチャ


祥鳳「提督、失礼します」←普通に着物の左側をはだけさせてる」


提督「……………普通に着るのではなかったのですか」

祥鳳「暖かくなってきましたし、耐えられないというか…」

瑞鳳「んもう…………」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪祥鳳≫

祥鳳型軽空母一番艦。艦娘No.94。つややかな長い黒髪と、白と黒の着物が特徴のやや子供っぽいお姉さん。顔もスタイルも良く『美人』と言ってもいいのだが、

普段から左半身の着物をはだけさせているせいでそのイメージが台無しになっている。斑提督が最初に仲間にした空母で、提督とはかなり長い付き合い。また、

艦載機の扱いも正規空母に劣らぬほどの腕で、これまでも数多くの強敵を相手にしてきた。瑞鳳は双子の妹のような存在。他の皆の認識はほとんど『痴女』。

好きな言葉は『立つ鳥跡を濁さず』。

今日はここまでにします。

>>103
  祥鳳の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

明日はリクエストにありました空母水鬼の話を書いていきます。

扶桑の話は若干長くなりそうですので、また別の日に投下いたします。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



祥鳳は確かに美人です。しかし、胸とか肩がはだけているせいで、イメージが台無しになっているんです。

乙―痴女ってひどすぎるww
作者は祥鳳に親でも殺されたのかww

梅雨グラ完璧な美人だっただろいい加減にしろ!

初春、リクエストします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました空母水鬼の話を書いていきます。

>>112
  好きなキャラクターをいじってみたくなる事、ありません?

>>115
  初春、了解しました。

それでは、投下していきます。

【希薄なインパクト】

 ―12時過ぎ、深海棲艦本拠地―

空母水鬼「…………フゥ……」

深海提督「ん?どうしたんだ溜息なんかついて」

空母水鬼「あ、提督…。ちょっとね…」

深海提督「なんか悩み事か?言ってくれてもいいんだぞ?」

空母水鬼「いえ、別に貴方が私の愚痴を聞く必要はないのよ?」

深海提督「俺はお前たちの司令官なんだぞ?皆の悩み事を聞くのは当然の事さ」

空母水鬼「……そうね、じゃあ聞いてもらってもいいかしら?」

深海提督「おう、どんと来い」

空母水鬼「…私の初戦の事、覚えてるかしら?」

深海提督「……悪いが、その時は俺はまだここには来ていない。装甲空母姫から、一昨年前の秋の大規模作戦だったか?」

空母水鬼「それだけわかってるなら十分よ。私はその大規模作戦の最終海域の中枢艦隊旗艦として初陣を飾ったわ」

深海提督「おお、初戦でいきなり最終海域のボスか。すごいじゃないか」

空母水鬼「…それと、私が生まれた時はすでにこの姿…。望んでこの姿になったわけじゃないのよ」

深海提督(だろうな。望んで姿を変えられるんなら、装甲空母姫なんて変態じゃないか)

空母水鬼「結局海域を守る事は出来なかったわ…。でもあの大規模作戦の後で、私の姿が地上の海軍連中たちの間で大きな話題を呼んでる事に気づいたわ」

深海提督「話題?」


空母水鬼「……『最終海域のボスの深海棲艦がすごい可愛い』…って」


深海提督「」

空母水鬼「…あの時ときたら、『何考えてんのよ人間どもは!』って感情と、『そ、そっか…可愛いんだ…へぇ…』って感情がごちゃ混ぜになったわ」

深海提督「あの、一人二役演じるのやめてください。見ててこっちが恥ずかしくなるから」

空母水鬼「まあそれは置いといて、その噂を聞いたとき私は、少し…いやかなり喜んだわ」

深海提督「まあ、分かる」

空母水鬼「でもねぇ……問題はその後なのよ」

深海提督「?」

空母水鬼「次の、冬季大規模作戦で、軽巡棲鬼って子が生まれたわ」

深海提督「ああ、あいつ結構生まれたの遅いんだな」

空母水鬼「それはどうでもいいわ。で、その軽巡棲鬼が、なんだか地上の奴ら曰く『那珂ちゃんと阿賀野を足して二で割ったような感じ』って印象で、

     結構印象に残ってたみたい」

深海提督「んまぁ……自分の艦娘と似たような敵が現れたら、印象に残るよな」

空母水鬼「で、その軽巡棲鬼が現れた次の海域では空母棲姫…海軍から『空母オバサン』と恨まれているあの人が海域中枢艦隊旗艦だったわ。その後は、

     大体理解できるでしょ?」

深海提督「ああ、空母棲姫絶対許さねぇ、ってやつらがたくさん出てきてまた印象に残るわな」

空母水鬼「その後で、新たな深海棲艦・戦艦水鬼が現れたわ…私と同じ水鬼よ」

深海提督「?」

空母水鬼「さらにその次の春季大規模作戦で、港湾水鬼と泊地水鬼がまた生まれて……」

深海提督「…………………ん?」

空母水鬼「それからさらに水母棲姫、防空棲姫、潜水棲姫と増えていき…そしてこの前の大規模作戦では駆逐水鬼なんて子まで生まれたわ」

深海提督「…………………んー?」

空母水鬼「それで、この前海軍の奴らのこんな会話を耳にしたの」


『そう言えばなんか、翔鶴に似た深海棲艦居なかったっけ?』

『あー、そう言えばいたな~。何て名前だったっけ?』

『いや~…どうだったっけ…。忘れちった』

『ま、可愛かったのと、後胸が大きいのだけは覚えてるわ』

空母水鬼「何であんたらはそこしか覚えてないっていうのよ!っつーか、私が生まれてきたときは皆私の事ちやほやしたくせに、飽きちゃったら飽きたで、

     忘れ去るなんて!残酷ってもんよ!いくら他の深海棲艦のインパクト強いからって、忘れるなんてひどくないと思わないかしら!?」

深海提督「あー…要するに、『登場した当初は人気だったのに、ちょっと他の子が増えたら忘れられるのが気に食わない』と」

空母水鬼「…そういう事よ。はぁ、ごめんなさいね。当たっちゃって」

深海提督「や、気持ちは何となくだけどわかるよ」

空母水鬼「ちくしょう……人間どもめ……飽きちゃったらすぐ忘れるとか…ひどいわよ…うぅ…」

深海提督(こいつらのこういう感情が、深海棲艦が強くなっていく理由なんだろうなぁ…)

空母水鬼「覚えてる場所が顔と胸ってどういう事よ!デリカシーのかけらもないじゃない!!」

深海提督「いやそもそも地上の海軍の連中が深海棲艦に対してデリカシーとかを気にするかどうかって話だし…」

空母水鬼「そんなこたぁ百も承知よ!それは分ってるんだけどそのうえで私は怒ってんの!お分かり!?」

深海提督「はいはい、分かった分かった。だから、今後の作戦でお前が出撃できる機会を作れればいいかな」

空母水鬼「…頼みますわよ」

深海提督「了解」

空母水鬼「………さっきの話なんだけど、続きがあるのよ」

深海提督「?何?」

空母水鬼「その、私の後に生まれた水鬼系の子がね…やっぱりインパクトが強くて人気もあるんだけど…」


港湾水鬼『この私が可愛いだと?地上の連中の目は腐っていると見える』

泊地水鬼『私が可愛いなんて……恐れ多くて、悲しいです』

駆逐水鬼『あの…憲兵呼んでいいですか?』


空母水鬼「……皆、浮かれてないのが、ね」

深海提督「自分と違ってて気に食わないってか?それは逆恨みってやつだぞ」

空母水鬼「」ガクッ


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪深海提督≫

深海棲艦たちの本拠地で指揮をする司令官。本名は不明。年齢は27歳ほど。過去に両親が無理心中をし、自分は『無理心中をした夫婦の息子』と言うレッテルを

貼られて今までの人生を歩み、人々から敬遠され見捨てられた。そのことに強い怒りを覚え、その感情が装甲空母姫の目に留まり、港湾棲姫によって深海棲艦達

の下へ連れてこられた。そして、自分を見捨てた人類への復讐のために、最終的な目的が合致している深海棲艦と手を組むことを決意する。提督となった今は、

すっかり深海棲艦達の軽いノリに馴染んでおり、深海棲艦全員から慕われている。特に港湾棲姫、北方棲姫、泊地水鬼は彼に対して恋をしている模様。

好きな言葉は『深謀遠慮』。

≪空母水鬼≫

深海棲艦の一種。艦種は正規空母。白く長い髪、黒いカチューシャとタートルネックが特徴の、ミステリアスな感じのお姉さん。『発動!渾作戦』の最終海域の

海域中枢艦隊旗艦として初陣を飾り、その可憐な容姿で提督達を虜にする。だが、他にインパクトの強い深海棲艦が何人も出現したことにより徐々にイメージが

薄れていき、最終的にはほとんどの提督から忘れられてしまった。そのことに対して多大なる不満を抱えている。普段は大人しく物静かな雰囲気を醸し出して

いるが、愚痴を語り出すと止まら無くなる。空母棲姫とは比較的仲が良い。家事全般は得意な方。本人はその理由がわからないが、運が悪い。

好きな言葉は『千差万別』。

今日はここまでにします。

>>53
  空母水鬼の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました扶桑の話を、人間不信の提督と絡める形で書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



演習で腹が立つ事

1位:疑惑の判定負け 2位:演習開始前後で相手艦隊の編成が変わってる 3位:miss連発

乙―
明石リクエストします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました扶桑の話を、人間不信の提督と合わせて書いていきます。

また、今回は地の文が所々ございますのでご注意ください。


>>124
  明石、了解しました。明石の話もまた、別の提督と整備員の話が絡みますが、それでよろしいでしょうか?


それでは、投下していきます。

 ―23時過ぎ、いすみ第壱拾鎮守府・執務室―

扶桑「…………」カリカリカリ

??『おや、もうこんな時間ですか』

 扶桑は、横から聞こえた機械室な声に反応し、部屋の壁にかけてある時計を見る。書類を片付ける事に没頭していたせいか、仕事始めたから大分時間が

経っていた。

 そして、声の聞こえた方に顔を向ける。

 そこにいるのは、扶桑にとっては見慣れているが、他の誰かが見たら異様に思うであろう出で立ちの男性。顔には青を基調としたフルフェイスのヘルメット。

首には白を基調とした、マフラーのように首を覆っている機械。その声は、この首の機械のスピーカー部分から聞こえている。

いすみ第壱拾鎮守府提督(以下臨憧)『扶桑さん、貴女はもう休んで構いませんよ』

 彼が、この鎮守府の提督だった。

扶桑「いえ、ですがまだ書類はかなりありますし…」

 扶桑は、臨憧の横に積まれている書類をちらと見る。確かに、まだかなりの量があった。

 だが、

臨憧『構いません。ここで貴女に倒れられても迷惑なだけです』

 臨憧はそう冷たく突き放した。

 こう言われては扶桑も、口答えができない。だから、潔く提督の指示に従うことにした。

扶桑「……はい、では失礼いたします。おやすみなさい」

臨憧『はい、おやすみなさい』

 臨憧が扶桑の言葉に答えた後、扶桑は静かに執務室の扉をぱたりと扉を閉めた。

【信じて】

 ―翌日8時過ぎ、食堂―

扶桑「……………はぁ」

山城「姉さま?どうしたんですか?」

扶桑「あぁ、山城…。実はね…昨日夜遅くまで提督のお手伝いをしたのだけれど―」

カクカクシカジカ

山城「そんなっ…なんてひどい言葉を……!」

扶桑「でも、提督の言っている事はある意味間違ってはいないし…」

山城「いえ、あの提督の言い方はひどすぎます!もっと他に良い言い方があったはずでしょう!」

扶桑「うーん……」

山城「そうよ…あの人はいつもそう…!私が開発に失敗した時も、『やはりこうなりましたか』って!」

扶桑(実際問題、私達姉妹って開発に成功した事ほとんどないんだけどね…)

山城「いいえ、私だけではありませんわ…他の皆さんも、提督の心無い一言で傷ついています…。まったく、あれでよく提督が務まる…」

扶桑「山城、それはいくらなんでも言い過ぎよ…」

山城「でも、誰もが思っているはずです」

榛名「お2人とも、どうかしたんですか?」

扶桑「榛名さん…」

山城「聞いてください榛名さん!実はお姉さまが昨日―」

コレコレウマウマ

榛名「まあ、そんな事が…」

山城「ねっ!?ひどい話でしょ?」

扶桑「山城、別にいいのよ…私はそんなに気にしていないし…」

榛名「ええっと…榛名も前に、似たような事を言われたことがあるんです…」

扶桑「え、榛名さんも?」

榛名「はい…」


 ―数日前9時過ぎ、廊下―

ドシッ

榛名「きゃっ!」

臨憧『あっと』

バサバサバサッ

榛名「す、すみません!大丈夫ですか!?」

臨憧『いえ、私は別に大丈夫です』

榛名「ああっ、書類が…手伝います!」

臨憧『お気になさらず。私だけで大丈夫です』

榛名「でもっ…」

臨憧『いいですから。本当に、余計な手間を掛けさせないでください』

榛名「……はい」


山城「信じられない…榛名さんみたいな献身的な方にまでそんな事を言うなんて…」

榛名「献身的って、そんな……」

扶桑「……………………」

山城「本当に、こんないい人に対して…って、姉さま?どうかなさったのですか?」

扶桑「ちょっと、気になって……」

扶桑「それにしても、提督も提督なりの事情があるとはいえ、どうしてそんな言い草を…」

山城「本当です。私達にまで当たる事は無いでしょうに」

榛名「で、でも提督の過去の事は私達も知っていますし…あんな経験をしたら、榛名達を遠ざけようとするのも当然と言えるかと……」

扶桑「!」ピクッ

山城「姉さま?」

扶桑「…………分かったわ、大体理由が」

山城「え?」

榛名「本当ですか?」

扶桑「ええ、つまり提督は―」


扶桑「―と言うわけよ」

山城「…………にわかには信じがたいわね」

榛名「でも、それなら合点が付きます……」

扶桑「そして提督は…私の事を……」ボソボソ

山城「姉さま?なんですって?」

扶桑「あ、いいえ。なんでもないわよ」

榛名「ところで、扶桑さんのいう事が本当でしたら…榛名達は今まで提督に対して…ひどい言い草を…」

扶桑「……今夜、私は提督とそのことについて話をします」

山城&榛名「えっ!?」

扶桑「…それで、提督の真意を聞き出します」

 ―21時過ぎ、執務室―

コンコン

臨憧『どうぞ』

ガチャ

扶桑「失礼いたします、提督」パタン

臨憧『珍しいですね、このような時間に訪れるとは…それで、何か御用でしょうか?』

扶桑「…提督と、少しお話がございます」

臨憧『話?何か相談事ですか?それでしたら、他を当たってください。私には貴女たちの抱える悩みと言うものが理解できませんし、理解したくもありません』

扶桑「……………………」

臨憧『それに、貴女には山城さんと言う自慢の妹さんがいらっしゃるじゃないですか。山城さんに相談した方がよほど―』

扶桑「………提督」

臨憧『はい?』


扶桑「…強がりは、もう終わりにしてはどうですか?」


 ヘルメットの奥にある臨憧の目が、ピクッと震えた、ように見えた。そして、ヘルメットの下側のアクリル板の奥に見える臨憧の口から笑みが消える。

臨憧『…………強がり、とは何のことですか?』

 口を動かさず臨憧が問いかける。ちなみに、‶口を動かさず‶とは比喩ではなく、本当に口を動かしていないのだ。喉に自ら付けた傷のせいで声帯を傷つけ、

そのせいで言葉を発する事ができなくなったのだ。だから、首のマフラー型の装置で脳の信号を読み取り、その信号を音声に変えて話しているだけだからだ。

扶桑「私達に対する態度が、強がりと言っているんです」

 扶桑は臨憧の明らかな動揺に対して、気づかないふりをして話を続ける。

臨憧『態度?』

扶桑「はい。これまで提督は、私達艦娘や他の鎮守府の提督に対して、突き放すような言葉と態度を向けてきました」

 臨憧は何も言わない。扶桑は話を続ける。

扶桑「それは、提督の過去を鑑みれば当然ともいえるものです。親友に裏切られ、恋人に騙され、信頼していた上司に陥れられる…。そんな人生を送ってきて、

   人をそう簡単に信じる事ができなくなるのも当然でしょう」

臨憧『………………………』

 臨憧が机の上で組んでいる手が、震えている。今度は錯覚ではなかった。

扶桑「簡単に人を信じては、またかつてのような事が起きるだろう。だから海軍に入ってからは最初から親友、恋人と言った関係を築かないようにすればよい。

   それが提督の、考えだったのでしょう?」

臨憧『……………………』

扶桑「でも、提督は同時にこうも思った…」カツ

 扶桑はそこで、臨憧の座っている執務机に向けて一歩踏み出す。

扶桑「『本当は、もっと艦娘達と親しくなりたい』」コツ

 また一歩踏み出す。

扶桑「『もっと、他の提督達と仲良くなりたい』」カツ

 また一歩。

扶桑「『だけどまた前のような事になるのは嫌だ』」コツ

扶桑「『だから、皆との関係を拒絶する』」カツ

扶桑「『しかし、やはり親しくなりたい』」コツ

 気づけば、扶桑は提督の目の前に迫っていた。

扶桑「そうして考え抜いた結果、私達には本音を隠して、遠ざけるような言葉を向け、しかし私達には積極的に接してきたのでしょう?」

臨憧『……………………」

扶桑「でも、提督は不器用です。あんな、遠ざけるような言葉を向けられたら、誰だって不愉快になるものですよ」

臨憧『………そうかもしれませんね』

 臨憧は冗談交じりに呟く。しかし、扶桑の目は真剣だ。

扶桑「昨夜私に対していった言葉だって、裏を返せば『倒れてほしくないから休んでほしい』…。榛名さんに向けた言葉も、『自分の手伝いなんかをしていて、

   手を煩わせたくない』…。そしてさっきの私への言葉は、『不器用な自分なんかに話さないで、山城に悩みを打ち明けた方がよほど扶桑の為になる』…。

   そう取れます」

臨憧『…………………』

 臨憧はまた、黙り込んでしまった。そこで扶桑が、一言告げる。


扶桑「提督は、本当は優しいお方です」


 臨憧の肩がビクッと震える。

扶桑「少なくとも私は、それに気づいています」

臨憧『……………………』

扶桑「皆さんは、提督の真意に気づけなかった。気づいていれば、提督に対する印象も、変わるでしょう」

臨憧『………………さい』

扶桑「これからは、私が傍に立ちます。提督の本音を分かっている私が貴方のそばにいますから」

臨憧『…………めてください』

扶桑「私は、提督の事が―」

 その続きは言えなかった。なぜなら…



臨憧『やめてください!!』


 臨憧が、扶桑が聞いた事も無いような声の大きさで叫んだからだ。

扶桑「提…督…?」

臨憧『そうやって私の心を理解していると偽って、私に近づいて私を懐柔し、最終的には私をだますつもりでしょう!分かっている!私には分かっています!!

   人の弱った心に漬け込み騙すとは……最低です……!』

 臨憧のいわれのない疑いに、扶桑は言葉を失う。

臨憧『私は騙されません…‶二度と‶騙されません!』

 臨憧の『二度と』と言う単語を聞いて、扶桑は全てを察した。

 つまりは、臨憧と恋人の関係になった女性も、扶桑と同じような言葉を言ったのだろう。そして、臨憧はその言葉を信じてしまい、その彼女に心を許した。

結果、騙された。

 そんなことを経験していれば、扶桑の言う事が信じられないのも当然と言える。

臨憧『やはり、そうでしたか……貴女も、私が信頼した貴女も、やはりそう言う人だったと!』

 扶桑は息をのんだ。

扶桑(私が…提督から信頼されていた…)

臨憧『この際だから言ってしまいます…』

 扶桑の衝撃にも気づかず、臨憧はさらに続ける。


臨憧『私は、貴女の事が女性として好きでした…!』


 扶桑は、さっきから驚きの連続だった。

臨憧『私は鎮守府の皆さんから敬遠されていました。まあ、私のせいと言ってしまえばそれまでですが…』

 臨憧の冗談に、扶桑は笑わない。

臨憧『ですが…貴女はそれでも皆さんより優しく、私に接してきてくれていた…。そして、人を信じられないという自分が言ってしまうのは勝手な話ですが、

   いつしか私は貴女の真摯さに惹かれていました…。それが恋愛感情だという事に気づくのは、時間がかかりませんでしたが』

臨憧『貴女なら信じられる、私はそう思い始めていました。しかし…今日の事で分かりました』

 そこで、臨憧は言葉を切る。

臨憧『貴女は結局、私を騙したあの女と同類だと!人の純粋な恋心を弄び、私の絶望に満ちた表情を見て愉悦に浸っているアイツと!同じだと!』

 臨憧は勢いに任せて立ち上がり、扶桑をにらみつける(ように見えた)。

臨憧『失望しました……貴女がそんな人だったとは…!私は―』

 扶桑はそれ以上言わせなかった。

 臨憧を抱きしめて、言葉を止めさせた。

臨憧『……何のつもりですか。これも私を騙すための手段ですか』

 臨憧は、もがいて扶桑を引き離そうとする。だが、扶桑は揺るがない。

扶桑「…これでも、私が貴方を騙そうとしていると、言えますか?」

臨憧『…思えます』

扶桑「そうですか………残念です」

 扶桑が、いつの間にか涙を流している。臨憧は、それに気づいた。

扶桑「私は、提督の事を愛していたというのに……」

臨憧『!』

 臨憧は、また体を震わせる。

扶桑「私が、本当に、貴方を騙した方と違って純粋に貴方に恋していたというのに…貴方はそれを突っぱねてしまうというのですか…?」

臨憧『……そう言うセリフは、男を騙そうとしている女性が言う言葉ですよ』

扶桑「…恥ずかしながら、このようなセリフしか思いつきませんでした」

 ふふっ、と扶桑は笑う。

扶桑「私は、貴方に何と言われようと、貴方を愛し続けます」

臨憧『……………………………』

扶桑「たとえ、私が沈むことになろうとも、他の皆さんが提督の敵になろうとも、どんなことがあろうとも、貴方を愛しております」

臨憧『……………………………』

扶桑「貴方が私の事をどう思おうと、それでも貴方をずっと好きでいますから」

臨憧『……………………………』

 臨憧は何も答えない。ただ、押し殺したような泣き声がかすかに聞こえてくるだけだった。


臨憧『…………先ほどはすみませんでした。貴女を疑うような言い方をしてしまい』

扶桑「…では、しんじていただけたのですか?」

臨憧『ええ。貴女なら、信じられます』

扶桑「私ならって……他の皆を信じてはいただけないのですか?」

臨憧『……貴女たち艦娘は、私を裏切るような外道ではないと…今ならなぜか信じられます』

扶桑「なら、これまでの態度と言動を、謝るところから始めないといけませんね」

臨憧『はは……ですね』

扶桑「…………提督」

臨憧『はい?』

扶桑「…………そのヘルメット、外してみては?」

臨憧『………………』

扶桑「……そのヘルメットは、提督の対人恐怖症…親しくない者の顔を見たら意識が途切れるという症状を緩和させるものです。今、提督が私の事を信じ、

   愛してくれているのなら、提督の対人恐怖症は発症しないと思うんですが…」

臨憧『………………では、外してみますが、倒れてしまったらその後はよろしくお願いします』

扶桑「はい」

 扶桑が答えると、提督はヘルメットをゆっくりと外す。

 ヘルメットの下にあったのは、漆黒の短髪と、決して整っているとは言えないが、普通の顔の男だった。

 この顔を見るのは、扶桑は初めてだった。だが、顔など扶桑は別に気にしない。

扶桑「…いかがですか?」

臨憧『…………大丈夫なようです。別に眩暈がするとかもありませんし』

扶桑「よかった……」

臨憧『ですが……貴女の前だけでしょう。他の人の顔を見たら、おそらく倒れてしまいます。信頼関係を築けたら、外していくことにしましょう』

扶桑「……そうですね。そうした方がいいです」

 扶桑がそう言う傍ら、臨憧はヘルメットを被りなおそうとする。それを、扶桑が止める。

扶桑「あ、提督ちょっと待ってください」

臨憧『はい?』

 臨憧が扶桑の方に顔を向けた直後、

 扶桑の唇と臨憧の唇が触れ合った。


 ―数日後、東京第壱鎮守府・執務室―

提督「おや、なるほど…」

羽黒「司令官さん?どうかしたのですか?」

提督「この前羽黒さんが会った、人間不信の提督…。どうやら自力で問題を解決したようです」

羽黒「え、本当ですか?」

提督「これで、厄介な提督問題がまた一つ解決した…」

羽黒(うわ…)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪臨憧 夕(りんどう ゆう)≫

関東・いすみ第拾鎮守府提督。性別は男性で、年齢は21歳。過去に親友、恋人、信頼していた上司に裏切られたことがあり、それが原因で人間不信となる。また

それが原因で、対人恐怖症(自分と親しくない者の顔を肉眼で見ると意識が途切れる)にかかっており、症状解消用のヘルメットと会話サポート用のマフラー型

装置を常に身に着けていたが、扶桑と和解したことによって対人恐怖症は回復しつつある。海軍着任後は、艦娘や他の提督達と仲良くなりたかったが、過去の

経験から簡単に人を信じられず、他者を敬遠する結果になった。しかし、扶桑の説得と話によってそうする事は無くなった。嫁艦は扶桑。趣味は読書。

好きな言葉は『晴耕雨読』。

今日はここまでにします。

>>74
  扶桑の話(?)、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

  また、今後扶桑のリクエストが出た場合は、総司令部にいる扶桑の話を書いていくこととなります。


明日は投下できるかどうかが少し分かりません。

投下する場合は、リクエストにありました葛城、吹雪&睦月&夕立の話を書いていきます。

今日はシリアスだったのでなるべくシリアス方面にはいかないようにします。

また、次の次の投下で、以下の話から1つを書いていきたいと思います。どれか読みたい話がございましたら、その番号をお書きください。

①:スロー鎮守府ライフ

②:温泉鎮守府でのひと騒ぎ

③:地味提督

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。

>>24を見てて思ったんだけど潜水艦派遣作戦まだやってない?
遠征でZ1手に入れて旗艦にしてレア駆逐レシピでZ3、大型建造でビス子が建造出来たはずだけど?(ビス子を持っているとは言っていない)

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました葛城と、吹雪&睦月&夕立の三水戦トリオの話を書いていきます。

また、多数決の結果、明日の話は『温泉鎮守府でのひと騒ぎ』となりました。ご協力いただきありがとうございます。


>>144
  実は>>1は潜水艦のレベリングが不十分なために、潜水艦派遣演習、潜水艦派遣作戦、海外艦との接触がまだできていないんです(最高で伊19のLV.30)。

  潜水艦以外の練度の高い艦娘を使う事を検討しておりますが、消費資源とかどうなんでしょうか…?


それでは、投下していきます。

【とにかく明るい葛城】

 ―約1年前、執務室―

葛城「雲龍型航空母艦三番艦、葛城よ!よろしくね!」

提督「よろしくお願いします」キーン

吹雪「よ、よろしく…お願いします…」キーン

葛城「早速だけどここって、予備の艦載機とかあるかしら?」

提督「あ、はい。流星とか烈風とかはそんなに在庫はありませんし、持っていない艦載機もありますが、一応各艦載機は2機以上あります」

葛城「ホント?じゃあ、早速装備させてくれないかしら?」

吹雪「あぅ……」キーン

提督「そうですねぇ…って、貴女は自前の艦載機を持っていないのですか?」

葛城「あ、そうなのよ…。なぜか目覚めたら持っていた装備がこれだけで…」シュン

つ25mm連装機銃&25mm三連装機銃

提督「……水上防空砲台…」ボソッ

葛城「あ、あなた何言ってんのよ!!」

提督&吹雪「」キーン

 ―現在10時過ぎ、執務室―

提督「…なんてことがありましたよねぇ」

吹雪「そうですねぇ…。あの時は、最初のインパクトと声の大きさに、腰を抜かしそうになりましたから…」

提督「ま、あれが彼女の持ち味と言いますか…」

吹雪「ただ…」チラリ


葛城「よーっし!初めての旗艦よ!オリョール海、頑張っていきましょ!!」

足柄「その意気よ葛城!戦場はノリで何とかなるわ!ノリノリで行きましょう!」

葛城「足柄…貴女良い事言うじゃない!」バシバシ


提督「…ここはライブハウスか」

吹雪「あのー、お二方それくらいにした方が…」

瑞鶴&鹿島&古鷹&比叡「」チーン

提督「声の高さに四人がダウンしましたか…」

葛城「あら、どうしたのよ皆、床に寝そべって……そんなんじゃ出撃なんてできないわよ!」カッ

提督「その声が原因なんですけど。とりあえず声を小さくしなさい」

葛城「あら、私の声ってそんなに通る?」

提督「通ります。貴女の予想以上に」

葛城「ふーん、そんなものなのね」

提督「とにかく、このメンバーで出撃は難しいでしょう。吹雪さん、至急翔鶴さん、鹿島さん、加古さん、霧島さんを呼んでください」

吹雪「あ、はい!」

提督「とにかく、ただでさえ声が大きく通りやすい貴女が足柄さんと一緒になってエキサイトしたら、誰だって耳鳴りがしますよ」

葛城「耳鳴りって、そういう言い方しなくても…」

足柄「何よ…提督ったら私の声が嫌いなの?」キュン

提督「そういう事言ってんじゃねぇよ。私はただ貴女たちの声が大きすぎると言ってるだけなんだっつの」

葛城「だから何度も言ってるけど、これがデフォルトなんだって」

提督「大体、何で雲龍型三姉妹の長女はぽやぽや、次女はのんびり、それでどうして三女がこうなったのか」

足柄「反動じゃない?」

提督「ああ、それなら納得がいきます」

葛城「勝手に私の性格が反動だって決めつけないで!あと雲龍姉と天城姉はのんびりしすぎなの!」

提督「…葛城さん、天真爛漫で元気がいいのは良い事ですが、あまり声を大きくされますと、私達の耳が疲れてしまいます。イヤホンで大音量の音楽を

   何時間も聞いていたら耳がおかしくなるのと同じです」

葛城「うーん…私はそんなに声が大きいって感じはしないけど…」

提督「自分の声ほどわかりにくいものですから」

葛城「でもねぇ…大声を発するのってストレス発散につながってるって聞いたわよ?つまり!いつも声が大きい私はストレスが全くないっていう事!どう?

   メリットもあるでしょ?」

足柄「ストレス発散!?いいじゃないそれ、やろうじゃないの!」

葛城「よーっし!じゃあ今日も元気に、出撃していきましょう!!」

足柄「イエーイ!」

提督「うるさいっつーの!!」


 ―ドアの外―

ギャイギャイギャースカギャースカ

吹雪(………執務室の中がカオスに…)


【終わり】

【三水戦】

 ―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―

吹雪「間宮さーん、こんにちは~」

間宮「あら、いらっしゃい吹雪ちゃん。今日は1人?」

吹雪「あー、はい。そんなところで…」

睦月「おりょ?吹雪ちゃん?」

吹雪「睦月ちゃん!」

夕立「あ、吹雪ちゃんだ。やっほー」

吹雪「夕立ちゃんも…どうしたの?」

睦月「いやぁ、睦月はちょっとふらっと散歩してて…」

夕立「夕立もそんな感じっぽい」

吹雪「実は私も…」

睦月「………ふふっ」

夕立「…………3人同じって、少し可笑しいっぽい」クス

吹雪「そうだね、あはは…」

間宮「3人一緒のテーブルにする?」

吹雪「あ、はい。それでお願いします」

睦月「わーい、久々にパフェ食べようかな~?」

 ―テーブル―

吹雪「私はこのいちごパフェにしようかな~」

睦月「睦月、この小倉パフェ小豆マシマシで!」

夕立「夕立、この羊羹でいいっぽい」

吹雪&睦月「えっ」

夕立「?どうしたの?」

吹雪「えっと、本当に羊羹だけでいいの?」

夕立「うん」

睦月「あれ、夕立ちゃんってこんなキャラだっけ…」

夕立「逆に夕立の前のキャラって何だったの…?」

吹雪「えーっと、首輪を掛けられて、司令官から『ご飯ですよ』って呼ばれたら、四つん這いでご飯を食べてる―」

夕立「…………………………………………………………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

睦月「ゆ、夕立ちゃん!ストップストップ!!吹雪ちゃんもそれは言っちゃダメだってば!」

夕立「ふ・ぶ・き・ちゃーん?悪夢、見せてあげよっか~?」

吹雪「いやああはは…ゴメンゴメン。夕立ちゃんって改二になってから、髪の毛が犬っぽくなったから、そんなイメージが…」

夕立「これ癖毛!それにしても……よく皆から犬っぽいって言われてるけど、そんなに犬に見える?」

睦月「うーん……見えるってわけじゃないけど、犬に似てるかな~…」

夕立「似てるってだけで犬っぽいって…ひどい」

吹雪「まあ、それを言っちゃあ時雨ちゃんも同じだからね~」


時雨「へくしっ………むぅ…誰かが僕の噂をしているのか…それとも風邪かな…?」

吹雪「それにしても、このメンバーで会うのって、久々な気がするね」

睦月「三水戦のこと?確かにねぇ~」

夕立「初めて夕立たち三人が会った時、なんか惹かれ合ったよね」

吹雪「睦月ちゃんと夕立ちゃんは、楽しそうな子だなって思ったよ」

夕立「夕立は吹雪ちゃんの事、なんか普通だなぁって思ったよ」

吹雪「普通って言うなぁ!」

夕立「ふふーん、さっきの仕返しっぽい」

睦月「もう、喧嘩はやめようよ~…せっかくのスイーツが美味しくなくなっちゃう…」

吹雪&夕立「あ、ごめん…」


 ―店のそば―

深雪&白露&皐月「…………………………」


吹雪『そう言えば、夕立ちゃんが一番早く改二になったよね~』

夕立『まあ提督さんは、夕立の火力が魅力的だったのかなぁ…』

睦月『でも改二は憧れるなぁ。あー、睦月も早く練度を上げて改二にならないとなぁ~』

吹雪『私ももう少しで改二になれるし、頑張らないと!』

夕立『頑張ってね、2人とも。夕立も応援するっぽい!』

吹雪『そこはぽいじゃだめでしょ!?』

睦月『あはは、こんなとこまで夕立ちゃんだね~』


深雪&白露&皐月(改二実装艦どもめ!!)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪吹雪≫

吹雪型駆逐艦一番艦。艦娘No.11(改二はNo.226)。至って真面目で、何でもてきぱきこなすしっかり者の女の子。斑提督の初期艦で、鎮守府最古参の艦娘。

また、提督とも鎮守府設立以来の付き合いであり、提督の心の闇を知っている数少ない人。他の艦娘達に比べて個性が薄い事が悩みで、それを明言されると

それなりに怒る。炊事洗濯、料理裁縫と家事全般ができる。また駆逐艦娘達のリーダー的な立ち位置にもいる。提督の事が好き。

好きな言葉は『一意専心』。

≪葛城≫

雲龍型正規空母三番艦。艦娘No.203(改はNo.230)。着崩した着物と、元気はつらつとした性格が特徴の明るいお姉さん。声がとても大きくよく通るため、

テンションが高くなると彼女の声は耳をつんざく音となる。ただし彼女にその自覚は無い。艦載機を持っていないことが少し悩みで、出撃のたびに艦載機を

借りている事が少し恥ずかしい。姉二人と対照的な性格になったのは反動かも。姉2人に比べて胸が小さいのがコンプレックス。瑞鶴は頼もしい先輩。

好きな言葉は『浮き沈み七度』。

今日はここまでにします。

>>64,>>76
  葛城、三水戦トリオの話、いかがでしたか?

  お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、‶温泉鎮守府でのひと騒ぎ‶の話を書いていく予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



葛城はその明るい性格が気に入っています。

乙―時報とか超かわいいイチャイチャっぷりだよね
羽黒リクエストします

こんばんは、>>1です。

今日は、『温泉鎮守府でのひと騒ぎ』を書いていきます。

>>158
  羽黒、了解しました。

それでは、投下していきます。

【温泉鎮守府でのひと騒ぎ】

 ―10時過ぎ、執務室―

提督「うーん……」

熊野「提督、どうなさったんですか?そんな悩んで…」

提督「熊野さん…いや、演習の申込書がございまして」

熊野「演習?受ければよろしいのでは?」

提督「それが、その申し込んできた鎮守府の提督が少々…ね」

熊野「?」

提督「申し込んできたのは、舘山寺第壱拾伍鎮守府。そこの鎮守府は近くに温泉地がありまして、あそこの浴場は本当の温泉で露天風呂です」

熊野「温泉!?露天風呂!?」キラキラキラ

提督「しかもオーシャンビュー」

熊野「提督!受けましょう!早く!さあ!!」←温泉好き

提督「…それだけ聞けば魅力的なんですが、そこの提督は少々厄介なんですよ」

熊野「厄介…とは?」

提督「あそこの提督は、私と司令長官が今の海軍ツートップであることに不満を抱き、私達を失脚させようと企んでいるいわば‶タカ派‶の人なんです」

熊野「司令長官と提督が気に入らないって…どこがですの?」

提督「さあ?私には理解できませんよ。まあ大方、総司令部の運営に艦娘を使っているのが気に食わないという事でしょう」

熊野「…どうやって提督達を失脚させようと?」

提督「手順は至って子供っぽいものです。同じく私達に対して不満を抱いている各地の提督を懐柔して協力、私達が発案した海軍体制は穴だらけだと主張し、

   責任を取らせて辞めさせようと」

熊野「そんな……」

提督「タカ派の人々は、大体元司令長官がクビにした海軍の方と知り合いです。おそらくは、その元海軍の方々にあることないことを吹き込まれて、

   私達に反感を抱かせて、司令長官が変わったら体制を変更させて自分たちを海軍に戻させようと企んでいると、私は思いますが」

熊野「そんな…なんて勝手な事を!」

提督「その舘山寺鎮守府の提督は、そのタカ派の人々のリーダーです。そいつを黙らせれば、タカ派の人々もいなくなるでしょう。この際ですから、タカ派は

   解散させましょう」

熊野「どうやって…?」

提督「まずは色々と、情報収集と根回しをしようかと」ジーコジーコ


 ―伊豆第壱拾参鎮守府・執務室―

リリリリリン、リリリリリン

瑞理「はい、こちら第壱拾参鎮守府提督……」ガチャ

瑞理「なんだお前かよ。何の用だ」

瑞理「…え?舘山寺鎮守府?何度か行った事はあるけど…」

瑞理「構造?何でそんなことを?」

瑞理「待て待て待て、教えるから。確か~……」

カクカクシカジカ

瑞理「って感じだな。ああ、ああ。それじゃ」ガチャリ

整備員(以下禊)「斑さんからですか?」

瑞理「それが、『舘山寺鎮守府の温泉の構造を教えろ』って」

禊「?}

瑞理「まったく、なんでそんなことを聞くのか…」


提督「続いて……」ジーコジーコ

 ―憲兵本部―

ガチャ

憲兵「失礼します、司令官」

憲兵司令官(以下城)「ん?何かな?」←女性です

憲兵「海軍総司令部の斑補佐官からお電話が」

城「黎明君から?何かな何かな?」ガチャリ

城「はいはーい、憲兵司令官の城さんだけど?」

城「……え?犯罪を犯す可能性のある提督?」


提督「これでよしと」ガチャリ

熊野「…なぜ、第壱拾参鎮守府の提督と憲兵司令官にお電話を?」

提督「……第壱拾伍鎮守府の演習は受けます」

熊野「あら、受けるんですの?先ほどの話を理解してるというのに」

提督「ええ。演習を行うこちらの編成は、熊野さん、加賀さん、日向さん、不知火さん、神通さん、瑞鶴さんとします」

熊野「わたくしも、ですか?」

提督「熊野さんは温泉が好きでしょう?ですから」

熊野「それは…ありがとうございます」

提督「それと、皆さんに少し協力していただきたいことが…」


 ―数分後―

提督「―――――というプランで行きます」

加賀「……なるほど、そういう事ね」

日向「まあ、このメンバーを選んだ理由も分かる気がするな」

提督「…もちろん、貴女たちが嫌だというのであれば、拒否していただいて構いません。これは、深海棲艦との戦いではなく、我々海軍内部でのいざこざです。

   貴女たちが付き合う必要は……」

神通「私はやります」

提督「…神通さん?」

神通「海軍内部の争いとはいえ、提督が巻き込まれるというのはいささか理不尽と言うものです」

不知火「その通りです。タカ派だか何だか知りませんが、そのような些末な争いに、提督が巻き込まれる必要は皆無です」

加賀「それに、私達の居場所がなくなるという話も、聞き捨てならないわ」

瑞鶴「任せて!私達ならそんなの朝飯前なんだから!」

熊野「提督、わたくしたちは、貴女と戦う覚悟をもってここに来ました。たとえそれが深海棲艦との戦いだろうと、海軍内部の争いだろうと」

提督「………つくづく私は、良い方たちに恵まれたと言いますか…。では、よろしくお願いいたします」

6人「はい!」ビシィ

提督「差し当たって、これを持って行っていただきたいのですが…」ガタン

熊野「?これは?」


 ―数日後、舘山寺第壱拾伍鎮守府・会議室―

舘山寺第第壱拾鎮守府提督(以下泉)「お久しぶりです、斑補佐官殿」

提督「ええ、お久しぶりです。今日は、よろしくお願いいたします」

泉「ええ、こちらこそ。お手柔らかに」

提督「今回は、‶演習前の編成が潜水艦艦隊だったのに演習開始時にはガチガチの脳筋艦隊に変わっていたにも関わらずそれをこちらに言わなかった‶なんて

   事にはなりませんよね?」

泉「ははは、そのような事にはなりませんよ」

提督(演習で私の艦隊が負ければ支持率が下がるなんて、考えが浅はかにもほどがある…)

泉(ちっ……こんな若造が海軍司令長官の補佐官など認められるか。それに、あんな怠け者が司令長官だという事も気に食わん…。今日はこの冷血若造を、

  社会的に抹殺してやる…)

 ―演習終了時―

大淀「勝利は、第壱鎮守府側の艦隊です。勝利判定は、Sです」

泉「いやはや、本当に貴方の艦隊は強いですねぇ。私達の艦隊が苦戦を強いられるとは…」

提督「私達も、成長するというものですよ」

泉(何をやっているんだ私の艦隊の奴らは!あんな編成を相手にして昼戦の内に負けてしまうとは…嘆かわしい!)

泉(……まあ、そんな事はもうどうでもいい。どうせこいつは今日、補佐官の立場から失脚する事になるのだからな。演習の勝敗など取るに足らん)

泉「…さて、貴方も貴方の艦隊の艦娘達も、演習とここまでの道程でお疲れでしょう。どうです?わが鎮守府自慢の展望露天風呂に入ってみては?」

提督「おや、よろしいんですか?ご迷惑では?」

泉「迷惑なんてとんでもない!私は貴方たちの身を案じているのですよ?迷惑なんて思うはずがないでしょう」

提督「…では、お言葉に甘えて、入らせていただきます」

泉「どうぞ、ごゆっくり」

提督(陰謀が見え見えなんですが、乗らなければ私の作戦が上手くいきませんし、仕方ありません)

泉(ふん。本来ならば貴様なんかに入らせはしないが、私の作戦のためだ。目をつむらねば)


 ―数十分後―

熊野「では提督、早く温泉に入りましょう」ウキウキ

提督「そうですね。では泉さん、お先に入らせていただきますよ」

泉「どうぞどうぞ。わが鎮守府自慢の温泉を、存分にご堪能ください」

不知火「温泉ですか、楽しみです」

日向「確かに、どれぶりだろうか……」


泉(ふふふ…覚悟しろよ若造。今日が貴様が補佐官最後の日だ!!)

 ―昨日―

のれん『←‶男湯‶   ‶女湯‶→』

泉「くくく……」

泉(作戦はこうだ。まずあの提督を引き留めて、先にあいつの艦隊の艦娘達を温泉に入らせる)

泉(そして、提督との話を一度切ってここへきて、のれんを逆にする)

泉(その後であいつが、のれんが逆になった状態の温泉に入れば、全裸で女湯に入った事になり、奴は白昼堂々女湯に全裸で入った犯罪を犯したこととなる!

  そして奴は社会的に抹殺!今の海軍総司令部体制も崩壊するだろう…)

泉(それこそが、私の作戦だ!)


 ―今―

泉「あー、斑補佐官殿。少々よろしいかな?」

提督「あ、すみません。少々応接室に忘れ物をしてしまいましたので、取ってきてもよろしいでしょうか?」

泉「構いませんよ。どうぞ」


 ―数分後、温泉前―

のれん『←‶男湯‶  ‶女湯‶→』

熊野「では、私達はお先に入らせていただきますわ」

提督「ええ。あ、皆さん。例のモノは持ちましたか?」

神通「大丈夫です」

日向「問題ないさ」

提督「では、それの着用を決して忘れないように」

瑞鶴「忘れるなと言う方が難しいんだけど…」

加賀「失敗したら、承知しませんから」

提督「大丈夫ですよ。お願いします」

 ―数分後、休憩室―

提督「お待たせしました」

泉「いえいえ、大丈夫です」

提督「ところで、話とは?」

泉「それはですね―」


泉「――という事なんです」

提督「なるほど…その話ですが…」

ム"-ッ、ム"-ッ

泉「っと、すみません。私の携帯です。ちょっと外に出ますね」

提督「はい」


 ―温泉前―

のれん『←‶女湯‶  ‶男湯‶→』

泉「くくく…ここでのれんを入れ替えればっと…」ガタン

のれん『←‶男湯‶  ‶女湯‶→』

泉「これで完璧だ。さて、戻るか」


 ―休憩室―

提督「……つまり、こういう方針で行きましょう」

泉「なるほど、分かりました。ありがとうございます」

提督「では、私も温泉へ入らせていただきましょうか」

泉「ええ、どうぞ。私は少ししてから行くことにします」

提督「貴方も入るんですか?」

泉「お恥ずかしながら、日々の執務で少し疲れが溜まってしまいましてね…」

 ―温泉前―

泉「やつは…もう入ったか。最後にこののれんを元に戻せば、完璧だ」ガコン

のれん『←‶女湯‶  ‶男湯‶→』

泉「これで奴はもう言い逃れをできまい。では、私は普通に男湯に入るとするか」


 ―脱衣所―

泉「うー寒い寒い…早く温泉に入って温まろう」

ガラッ


『きゃあああああああああああああああああああああああああああああっ!!?』


泉「………え?」

熊野「な、なんで!?」

神通「な、なぜ女湯に泉提督が!?」バッ

泉「えっ!?あれ!?す、すまない!!」バッ

泉(何故だ!?どうして男湯に奴の艦隊の艦娘共が入っているんだ!っていうか…今彼女たちは全裸で…)チラッ

瑞鶴「す、すけべへんたいのぞきまこっちみんなばかー!!」←ウェットスーツ着用

泉「あれー!?何で温泉でウェットスーツ!?」

不知火「貴様…女湯に全裸で入ってくるとは…やはり変態か…」ゴゴゴ

加賀「これは……気分が怒りで高揚します…」ゴゴッ

泉(ひぃ!この2人は素で怖い!!)

日向「貴様……どういう了見だ…?」ズズズズ

神通「制裁…焼き土下座……」ズズズズ

泉「こっちも尋常じゃなーい!?」

バァーン!!

長門「一体何事か!」

金剛「悲鳴が聞こえたのデース!?」

泉「あっ」

長門「……貴様…他人の鎮守府の艦娘に欲情するとは…失望したぞ」

金剛「テートク……私よりも他人の鎮守府の艦娘が好きだったなんて…しかも全裸で女湯に突入するなんて……」

泉「誤解だ!!私のせいじゃない!!」

ダダダダダダダ

女性憲兵「こちらは憲兵団だ!貴様を公然わいせつ罪で逮捕する!」

泉「憲兵!?待て誤解だ!のれんはこちらが男湯だと書いてあったはずだぞ!」

提督「こっちが女湯となっていましたよ」ヌッ

泉「斑補佐官!!貴様、貴様の方が女湯に入ったはずでは……!?」


 ―十数分前―

熊野「ではお先に入りますわね~」

提督「ええ、ごゆっくり」

のれん『←‶男湯‶  ‶女湯‶→』

提督「……………」ガコン

のれん『←‶女湯‶  ‶男湯‶→』

提督「よし」


女憲兵「斑補佐官殿、情報を提供していただき、感謝いたします」ビシィ

提督「いえいえ。いつもながら迅速な対応、感心いたします」

泉「貴様ァー!!憲兵とつるんで私を陥れてくれたなァー!!」

提督「それより憲兵さん。彼は今現在進行形で女湯で下半身をあらわにしています。私の艦隊の皆さんがウェットスーツを着てはいますが、あからさまに

   私の艦娘達は嫌がっています。犯罪行為でさっさと逮捕しましょう」

憲兵「ええ、その通りですね。さあ泉提督、一緒に来ていただこう!」

泉「てんめぇぇえぇぇぇぇぇ!斑ァァァァァァァァァ!!!」

 ―こういう事―

のれん『←‶男湯‶  ‶女湯‶→』

熊野「では、私達はお先に入らせていただきますわね~」



提督「ここで入れ替えると」ガコン

のれん『←‶女湯(男湯)‶  ‶男湯(女湯)‶→』



泉「くくく…」ガコン

のれん『←‶男湯(男湯)‶  ‶女湯(女湯)‶→』



提督「お先に入らせていただきます(普通に男湯に入る)」

泉「では私は普通に男湯に入るとするか(女湯ののれんがかかっているがは本当は男湯だと思い込んで女湯に入る)」


 ―数日後―

提督「自分の温泉のローテーションを覚えていれば、今回のように自分の策に溺れる事もなかったわけです」

熊野「結局あの提督、どうなったのですか?」

提督「普通に犯罪を犯しているので、海軍をクビにしたうえで刑務所行です。これで、タカ派が勢いを減らしてくれればいいのですが。それよりも、

   男性に入浴しているところを見られるなどと言う不快な思いをさせてしまって申し訳ございません」

熊野「いえいえ、提督にいただいたウェットスーツを着ていましたから大丈夫でしたわ。むしろ、他人を騙す事ができて、楽しかったんですの」

提督「…それで、今回のお詫びと言っては何ですが…」スッ

熊野「?これは?」

提督「温泉のクーポン券です。ほぼ無料で、お好きな温泉に入る事ができる奴ですよ。今回の件で協力していただいた方たちの人数分用意していますので、

   熊野さんもどうぞ」

熊野「よろしいんですか?」

提督「ええ。今度は、ごゆっくりと温泉をお楽しみ下さい」

熊野「……ありがとうございます」ニコッ


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪熊野≫

最上型重巡洋艦及び航空巡洋艦四番艦。艦娘No.125(改はNo.130)。栗色のロングヘアーと、おしとやかな雰囲気が特徴のマイペースなお姉さん。日常的に

お嬢様のような口調で喋り、振る舞いもお嬢様のようだが、戦闘時の掛け声はお嬢様と言うよりアマゾネス。戦い方は‶蝶のように舞い、鉢のように刺す‶。

実は温泉が大好きで、休日はよく温泉に行く。また、出先の温泉で港湾棲姫、北方棲姫と出会い、意気投合して仲良くなった。よく迷子になる。

好きな言葉は『思い立ったが吉日』。

≪泉 温気(いずみ おんき)≫

東海・舘山寺第壱拾伍鎮守府提督。性別は男性で、年齢は34歳。野心家で、いつかは自分が新日本海軍司令長官の座に就こうと狙っていた。海軍ツートップが

軍乃盾間司令長官と斑黎明補佐官である今の体制に不満を抱いており、同じく今の海軍体制に不満を抱いている他の提督を仲間に入れてタカ派を結成し、海軍

ツートップを失脚させようと企むが、最終的には失敗し憲兵に逮捕される。現在は刑務所の中だが、出所してもシベリア送りになる予定。未来はない。

好きな言葉は『蒔かぬ種は生えぬ』。

今日はここまでにします。

『温泉鎮守府でのひと騒ぎ』、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

この話の中で、憲兵司令官・城、第壱拾参鎮守府提督・瑞理、第壱拾参鎮守府整備員・禊といった人物が出てきましたが、いずれはキャラクター紹介で

紹介していきますので。


明日はリクエストにありました秋月&雲龍、時津風の話を書いていく予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




遂に木曾が改二になりました。なんだこのお○ぱいのついたイケメン。



しかしキャラが増えてきたな
毎投稿時のキャラ紹介じゃ間に合わなさそうな・・・

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました秋月&雲龍にたらふく食べさせ隊、時津風の話を書いていきます。

>>177
 一度、艦娘以外の提督、憲兵、その他人物のキャラ紹介でも書いた方がいいですかね…。


それでは、投下していきます。

【いっぱい食べる君が見たい】

 ―20時前、食堂―

提督「間宮さん、大丈夫ですか?」

間宮「ギリギリセーフですよ~。それで、どれになさいます?」

提督「A定食で」

間宮「ハーイ少々お待ちくださいね~」


間宮「お待たせしました~」コトッ

提督「ありがとうございます。さて…」


葛城&照月「………………はぁ~…」


提督「?葛城さん、照月さんどうしたんですか?」

葛城「あら、提督…こんばんは」

照月「こんばんは、提督…はぁ」

提督「溜息なんてついて、何かあったんですか?」

葛城「実はね、雲龍姉があんまりご飯を食べてくれないの…」

提督「…照月さんの悩みは?」

照月「秋月姉さんがご飯を食べなくて…」

提督「またその話題ですか…。その話は確か、食べるものをこつこつランクアップさせていく、と言う話で済んだ話ですが?」

葛城「え?何その話」

提督「照月さんが前に、葛城さんと同じような理由で私のところに相談に来たんです。それで私は解決策として、食べるもののグレードを徐々に上げていく、

   と言う提案をしたんですが…」

照月「やってみたんですけど、秋月姉さんが『やっぱり、おにぎりが一番おいしいわね』って言って、元に戻っちゃいました」

葛城「へぇ~…雲龍姉にも実践してもらおうかしら…」

提督「雲龍さんは多分ダメだと思いますよ」

葛城「何で?」

提督「前に一度、朝食でフレンチトーストが出てきたことがありましたよね?」

葛城「あー、あったわね。確かに」

照月「あれ、美味しかったですよねぇ~」

提督「それで雲龍さんがそのフレンチトーストをとても気に入り、私の分まで食べるくらい食べたんです」

葛城「す、すごい!普段の雲龍姉からは想像もつかない!」

照月(葛城さんの雲龍さんのイメージって…)

提督「ですが、その後オリョール海に出撃中、腹痛になってしまい帰投するや否やトイレに駆け込んだそうですよ」

葛城「」

提督「それ以来、彼女は輪を掛けて現代の食べ物を食べなくなったそうです」

葛城「そんな……」

提督「まあ私としては、現代の食べ物に慣れてしまうのもどうかと思いますが」

葛城&照月「え、何で(ですか)?」

提督「雲龍さんも秋月さんも、はっきり言って粗食です。しかし、それで栄養状態に異変が起きているわけではありませんし、むしろ食べさせてしまった方が、

   体調に支障をきたしていますから。さらに、現代の食事に慣れず今の食事のままなら食費がかさまず鎮守府の運営に余裕ができる事になります」

葛城「うーん…一理あるんだけど……」

照月「それはまあ、そうですけど…」

提督「かといって、このままでいいとも思いにくいです。これまでの食生活のままでこの先暮らしていくとなると、周りの方々と同調する事が困難になり、

   孤立して行ってしまうでしょう。そうなると、やはりちゃんと食べた方がいいんですが、先の理由もありますし…。どうしたらいいんですかね?」

葛城「それはこっちが聞きたいわよ!」

照月「ホント、どうしたらいいのかしらね…」

葛城「っていうか、あれなのよ!私は普通の食事が食べられるけど―」


 ―数日前、食堂―

葛城「間宮さん!ハンバーグ定食、ご飯大盛りで!」

間宮「はーい、分かりました。雲龍さんは?」

雲龍「おにぎり3種セットで」

葛城「えっ」

間宮「分かりました~」


葛城「……………………」

雲龍「もぐもぐ……。うん、やっぱりおにぎりは美味しいわね」

葛城「……………………」

雲龍「?葛城?どうしたの?早く食べないと冷めちゃうわよ」

葛城「あ、うん……」

葛城「正面で貧しい料理食べられてちゃ、私だけ豪勢な料理を食べにくいのよ!」

提督「分かるようなわからないような」

照月「私も…似たような事が…」


 ―数日前、≪甘味処・間宮≫―

照月「うーん、どれにしようかな~。悩むなぁ~」

秋月「むむむ……」

照月「……決まった!間宮さん!チョコレートパフェ、1つ!秋月姉さんは?」

秋月「……じゃあ私は、イチゴ大福2つで」

照月「えっ」


伊良湖「お待たせしました、チョコレートパフェと、イチゴ大福でーす」コトッ、コトッ

秋月「はむっ………あぁ、美味しい♪」

照月「………………」

秋月「照月?早くしないとチョコが溶けちゃうわよ?」

照月「あ、うん…」


照月「あれじゃ、1人で今風のメニューを頼んだ私がバカみたいじゃないですかぁ!」

提督「ああ、他の皆さんが真面目なメニュー頼んでいるのに自分だけちゃらちゃらしたメニューを頼んだら気まずくなりますよね」

葛城「とにかく、明日は何としても雲龍姉に食べてもらうんだから!」

照月「私も、秋月姉さんにしっかり食べさせます!」

 ―翌日19時過ぎ、食堂―

雲龍「……もぐ、もぐ………」←豚の生姜焼き定食

葛城「美味しい?ねえ、美味しい?」

雲龍「美味しいんだけど……。葛城…あと食べて……もうむり…」

葛城「何言ってんの!?このぐらいの量食べなきゃ、今の時代生きていけないわよ!」

雲龍「うぅ……」


秋月「ちょっ…照月…おかわりは勘弁……」←足柄特製とんかつ定食

照月「いえ、今の時代とんかつくらいこのくらいの量は食べなくちゃダメです。私が奢りますから、安心してください」

秋月「いや、お金の問題じゃなくて……うぷっ」

照月「ほら水で流し込んで!」

秋月「ごくっ、ごくっ……ふぅ、すっきりしたわ。じゃあ、私はこれで…」

照月「足柄さーん!とんかつもう1枚追加でー!」

秋月「照月!?」


 ―翌日―

『以下の者、体調不良につき出撃は中止とする。

 ・雲龍型正規空母一番艦 雲龍

 ・秋月型駆逐艦一番艦  秋月

 なお、上記の者の代役については、提督よりおって連絡する』


提督「体が壊れるまで食べさせちゃ、本末転倒でしょうが」

葛城&照月「深く反省しております」


【終わり】

【編成】

 ―10時過ぎ、執務室―

時津風「ねぇ、しれー」

提督「なんですか」

時津風「なんで雪風とあたし、同じ編成で出撃も遠征も演習もさせてくれないの~?」

提督「それはあれですよ。雪風さんが着任したのは貴女よりもずっと前なんです。それと、編成は大体姉妹艦、もしくは着任順で決まっていますから」

時津風「だったらあたしも雪風も同じ陽炎型だから、同じ艦隊でいいんじゃないの~?」

提督「………………」

時津風「ね~、なしてどして~?」

提督「………時津風さんって、いつも雪風さんと一緒にいますよね」

時津風「そうだよぉ~。雪風とあたしは~、とーっても仲がいいんだから~」

提督「そこです」

時津風「え?」

提督「見るからに、時津風さんはいつも雪風さんと一緒に行動していて、他の方と一緒にいる事が少ないような気がするんですよ」

時津風「えー?そんなことないよ~。他にも一緒にいる人いっぱいいるよ?神通先輩とか、長良先輩とか、利根先輩とか、龍驤先輩とか」

提督「史実関係ではなくてですね、もっとこう、他の友達的な人ですよ」

時津風「失礼だなぁ。そう言う人ならいっぱいいるから、見ててよね?」

 ―12時過ぎ、食堂―

時津風「それでね~、その時雪風があたしのことをかばってくれてね~」

島風「ふ、ふーん……」

時津風「それで、その時雪風がかばった理由が『時津風が傷つくのを見たくなかった』って!もー、嬉しいなぁ~♪」

天津風「よ、よかったわね…」


 ―16時前、≪甘味処・間宮≫―

雪風「それでさ、雪風がビスケットをサクサク食べてるのを見て可愛いって言ったら『やめてよ~』って言ってさ」

間宮「そ、そうなんだ~……」

雪風「それでいたずら半分でドングリを渡したら『もうやめてよ~!!』って頭から煙が出そうな勢いで怒って、それがまた可愛くてねぇ~♡」

伊良湖「わ、わーたのしそー」


提督「」

時津風「どう?」

提督「いや、どうと言われましても」

時津風「だって、友達と話すのって大体こんな感じなんでしょ?これで時津風がボッチじゃないって事がわかったでしょ?」

提督「そうだけどそういう事じゃない」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪時津風≫

陽炎型駆逐艦十番艦。艦娘No.186。犬の耳のような髪型と、きわどいスタイルのセーラー服の小動物系な女の子。雪風とは大の仲良しで、いつも一緒にいる。

また、他人との話題もほとんど雪風の話題で、聞かされる側はかなり辟易している。だがこれは、過去の軍艦‶雪風‶の生い立ちを知っているからの行動である。

ぼっちと見られやすいが、ちゃんと他の艦娘達とも仲良くしている。ちょこまかと走り回っている印象があり、髪型も相まって犬のような印象を持たれる。

好きな言葉は『多情多感』。

今日はここまでにします。

>>93,>>102
  雲龍&秋月にたらふく食べさせ隊、時津風の話、いかがでしたか?

  お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました初春の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



ついに大井&北上を改二にする事ができたぞォー!!

しかしその真価が示されるのは、装備の組み合わせと回収をマックスにした時だと実感した。

乙ー雷巡は迷ったら主砲2と甲標的
俺は詳しいんだ

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました初春の話を書いていきます。

>>190
  教えてくださってありがとうございます。参考にさせていただきます。

それでは、投下いたします。

【長女】

 ―11時過ぎ、執務室―

初春「提督よ、この書類はもう片付いたぞ」

提督「ありがとうございます。では、早速確認させていただきます」

初春「………ふぅ」コキコキ

提督「やはり、駆逐艦の貴女には、書類整理と言う堅苦しい仕事はきついですか」

初春「いや、そういうわけではないのだ。いや、あれも確かにきついがのう…」

提督「………何か気がかりな事でも?」

初春「うむ……実はの?」

提督「はい?」

初春「妾の妹たちの事なのじゃが……」

提督「…………なんか言いたいことが何となくわかりました」

初春「……すまぬ…皆、貴様に迷惑を掛けてしもうて……」

提督「いえ、それは今に始まった事ではありませんから」

初春「………本当にすまぬ」

提督「初春型長女の貴女でも大変な相手と言うと…子日さんですか?」

初春「子日はいつもちょこまかちょこまかと好きに振る舞っておるからのう…あやつの尻拭いをする妾もまた東奔西走…」

提督「お察しいたします」

初春「休日じゃと言うのに子日の起こすトラブルに丸一日付き合わされたこともあったのう…」

提督「お休み、一日追加しますか?」

初春「いや、結構じゃ。それに、深海棲艦との戦いに比べれば、子日の尻拭いなど取るに足らん」

提督「比較対象が深海棲艦と言うのもまたどうかと思いますけど…」

コンコン

提督「あ、どうぞ」

子日「初春~助けて~……」ガチャ

初春「はぁ…今度は何をしでかしたのじゃ?」

子日「それがさっき皆と遊んでたら池にはまっちゃって……」

提督「なんで風呂に直行しなかった」

初春「提督の言う通りじゃ!ほら、さっさと風呂場へ行くぞ!」

子日「は~い……」


 ―数分後―

初春「すまぬ……見苦しいものを見せてしまった…」

提督「その言葉は子日さんから聞きたかったです」

提督「まあ、若葉さんはあまり苦労しなさそうですが」

初春「ところがぎっちょん、そうはいかんのじゃ」

提督「?」

初春「若葉はその…なんというか好戦的な性格じゃろう?」

提督「ええ、まあ」

初春「前の休みの日、若葉が出撃したいと言ってきかなかったことがあってのう…」


 ―数日前、駆逐艦寮・休憩室―

初春「だめじゃ!」

若葉「なぜだ!ちょっと鎮守府近海に出るだけだぞ!」

初春「提督の許可もなしに出撃してみろ!一週間の禁固生活になるぞ!」

若葉「……………」

初春(聞いたか?)

若葉「一週間の禁固より、一回の戦闘!」

初春「こやつときたら!」


初春「あの後、引き留めるのに大分時間を食ってしもうた…」

提督「そんな一幕があったんですか」

バァン

初霜「提督!若葉ちゃんが、勝手に艤装を背負って鎮守府近海へ!」

提督&初春「あのバカ!」

※若葉は結局説教を受けたうえで禁固一週間となりました

初春「もう、唯一気が置けないのは初霜ぐらいじゃ…初霜は真面目じゃから、手もかからん…」

提督「果たしてそうでしょうか?」

初春「む?」

提督「彼女は確かに真面目で、あまり手がかかりません。それは私も知っています。ただ真面目過ぎるせいで……」

コンコン

提督「あ、どうぞ」

初霜「し、失礼します提督……///」

提督「………どうかしたのですか?(あの表情は…やばい)」

初霜「さっきは、若葉ちゃんが迷惑をおかけしました…」

提督「いえ、あれしきの事」

初霜「そ、それで……若葉ちゃんを止められなかったのは、同室の私にも責任があると思いまして…」モジモジ

提督「………………………」

初春「?」

初霜「そのお仕置きを―」


 ―数分後―

提督「真面目なせいでたまったストレスがドМと言う形で発散してしまったのですから、こちらが大変なんです」

初春「すまぬ……本当に済まぬ……本気で」

提督「しかし、同じ艦娘という事もありますが、初春さんは自分の妹たちの事をよく見ていますね。感心します」

初春「…………ふん」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪初春≫

初春型駆逐艦一番艦。艦娘No.75(改二はNo.204)。古風な話し方と、恐ろしく長い髪が特徴の和風美人な女の子。個性豊かな初春型をまとめ上げる長女で、

そのタフさは結構なもの。深海棲艦と戦うのに比べたら朝飯前らしい。火力は若干他の皆より劣っているが、本人はあまり気にしていない。ポジティブな方。

その髪の毛の長さは凄まじいもので、セットにはかなり時間を掛けている。和風文化を好んでおり、洋食はあまり好きではない。

好きな言葉は『大和撫子』。

今日はここまでにします。

>>115
  初春の話、いかがでしたか?

  お気に召さないようでしたら申し訳ございません。(初霜がМと言う設定はこの作品オリジナルですのであしからず)


間もなく200レスを迎えますので、キリ番安価を取ろうと思います。

現在リクエストされている艦娘は明石、羽黒ですので、この2人はなるべくリクエストしないようにお願いします。

キリ番安価範囲:>>200-201


また、感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




艦これとは関係のないこと。

‶未来日記‶の我妻由乃のヤンデレっぷりを見て、『一途だなぁ』としか思えなかった>>1はやばいかもしれない。

乙です
長良型の日常で

Z1の潜水艦派遣作戦のやつですけど大和型戦艦で出撃するわけじゃないので適当な艦娘を旗艦にしても問題ないですよ
潜水艦の練度上げの為にオリョクルもアリ

乙乙
初霜お願いします

こんばんは、>>1です。

キリ番安価の結果、長良型、初霜となりました。

今日は、長良型の話を書いていきます。

>>201
  教えてくださってありがとうございます。>>1は、練度が十分である潜水艦以外の艦娘を起用する事にしました。


それでは、投下していきます。

【久々の四人】

 ―20時過ぎ、浴場前―

長良「あ、由良に名取じゃん」

由良「長良姉さん」

名取「あ、こ、こんばんは…!」

五十鈴「いやいや、何姉妹なのに他人行儀なのよ…」

由良「でも何だか、久しぶりに四人そろった気がするね」

五十鈴「そりゃ、皆遠征とか出撃とかで時間がずれてたからね。同じ部屋の私と長良姉さんは別として」

長良「まあそうだね~。じゃ、今日はみんな一緒に風呂に入ろっか」

名取「お風呂にみんな一緒に入るのも、久々な気がするね…」

由良「確かに……そんなに遠征とかでいっぱいいっぱいだったっけ?」


 ―脱衣所―

長良「は~……疲れた体にはやっぱりお風呂だよね~」ヌギッ

五十鈴「何おっさん臭い事言ってんのよ…そんな歳じゃないでしょ…」ヌギッ

プルン

長良&由良「!」ピクッ

五十鈴「?何?五十鈴に何かついてる?」

由良「いやぁ…まあ、ついてるっちゃあついてるわね…」

名取「え?そうは見えないけどなぁ…」

プルーン

長良&由良「」

 ―浴場内―

カポーン

五十鈴「ま~、長良姉のいう事も分かるわね~。疲れた体に染み渡る~」

長良「でしょ~?今日も鎮守府の周り十周したからいい汗かいちゃってね~」

由良「え、十周……?」

名取「はわ~…すごいね……」

長良「それにしても…」チラッ

五十鈴「?」

長良「………何をしたらそんなに大きくなるのかしら」

五十鈴「え?ああ、これ?改二になったらなぜか大きくなったのよね~」

由良「それって勝手にそうなったって事…?なんだかそれはそれで腹立つわね…」

五十鈴「何言ってんのよ?二人ともそれなりにあるじゃない」

長良「いや、あるっちゃああるんだけど…」

由良「上を見るとそれを目指そうとするというか…」

名取「だ、大丈夫だよ!長良姉さんも由良姉さんも、今のままで十分魅力的だから!」

長良&由良「………………ああ、うん……………………ありがとう」

名取「え?あれ?」

五十鈴「名取、やめときなさい。青菜に塩よ」


 ―同時刻、休憩室―

龍驤「………今」

瑞鶴「何か……」

葛城「……邪な」

瑞鳳「煩悩を……」

夕張「……感じた気がする」

 ―数分後―

(背中流しっこ中)

五十鈴「しかしこれも運動の成果かしら…?」ゴシゴシ

長良「え?何が?」

五十鈴「いや、長良の背中って結構大きいというか…」ゴシゴシ

長良「たくましいでしょ~?」

由良「ええっと…そういう言葉は男の人が喜ぶというか…」ゴシゴシ

名取「女の子が言われたらちょっと凹むというか…」ゴシゴシ

長良「えっ、嘘!?」グルッ

五十鈴「ちょっ、急に振り向かないでよ!」

長良「なんてこった……女の子の背中が大きいのはいけない事なんだ……」

名取「ええっと、別にいけない事じゃないけど…」ゴシゴシゴシ

長良「今までの私の苦労は何だったのよ~!せっかく司令官に認めてもらうために運動をちゃんとして無駄な脂肪を落としたっていうのに…!」

由良(何だろう、この何を言っても無駄な感じ…)ゴシゴシゴシ

五十鈴「はぁ…でも最近は、鍛えてる女の子も需要があるらしいわよ(大嘘)」

長良「ホント!?じゃあいっか!」

五十鈴(ちょろい)

由良(ちょろいわね)ゴシゴシゴシ

名取(素直だな~)ゴシゴシゴシ

(向き変更)

長良「でねー、それでねー、あれがねー」ゴシゴシゴシ

五十鈴「じゃあそれがあーで、こーで、そーで、あーで」ゴシゴシゴシ

由良「………………」ゴシゴシゴシ

名取「ゆ、由良姉さん…無言で背中こすってると何だか怖いよぉ……」

由良「…………たい」ピタッ

名取「ふぇ?」

由良「………名取の背中…襲いたい」ボソッ

名取「ふぇえええええっ!?」

長良&五十鈴「はっ!?」

由良「ふふっ………ふふふふふっ……」

名取「……ゆ、由良姉さん…急にどうしちゃったの…?トチ狂っちゃったの?」

由良「そんなんじゃないわよ!ただなに話したらいいかわかんなくて、つい口から出ちゃったのよ!」

五十鈴「だからって、チョイスっていうモノがあるでしょうが…」

長良「そ、そうだよ…いきなりそんな事言いだすなんてこっちがびっくりしちゃったじゃないの……」

由良「ホント、何であんなこと言っちゃったんだろう……。なんかふと心に思い浮かんで…」

長良&五十鈴&名取(人はそれを本音と言うんだよ)

 ―風呂上がり―

長良「…っかーっ!風呂上がりのお風呂はサイコーよね!」

由良「……ぷは。確かに、とっても美味しいわね」

五十鈴「んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ、ぷはーっ!やっぱり牛乳は、こうして腰に手を当てて立って飲むのがいいのよね~!」

名取「…ちび…ちび…ちび…ちび…」

五十鈴「………………」

名取「…ちび…ちび…ちび…ちび…はふぅ。美味しい♪」

五十鈴「…………何、この敗北感」

長良「…ねえ、ところで何か忘れてない?」

由良「…………ドライヤー?」

五十鈴「体拭き?」

名取「お会計?」

長良「下着つける事?」

バーン

??「はー、はー…」

??「ぜー、はー…」

長良&五十鈴&由良&名取「あっ」


鬼怒「私達も!」

阿武隈「長良型なんですけどっ!!」


長良&五十鈴&由良&名取「ごめんなさい」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪長良≫

長良型軽巡洋艦一番艦。艦娘No.42。額に巻いた鉢巻きと、引き締まった体が特徴の活発な女の子。長良型皆をまとめる長女だが、長良は少々天然であるため、

五十鈴の方が姉のよう。常日頃から体を鍛えており、暇があれば運動をしている。その運動量は結構なもので、提督でも付いて行くことができないぐらい。

妹の五十鈴と名取の方が胸が大きい事を少し気にしている。運動しかできないわけではなく、料理や洗濯もできる。

好きな言葉は『一念発起』。

今日はここまでにします。

>>200
  長良型の話、いかがでしたか?日常とはちょっと違う感じの話になってしまいましたが、お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はキリ番安価の初霜の話を書いていきます。ただ、この初霜は別の鎮守府の初霜でもよろしいでしょうか?

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



最近、純愛系の作品(主にアニメ)が見れていないので、明石&禊の話は純愛系にしようかと考えています。

乙乙ー
百合系も見てみたいな

ん?風呂上がりのお風呂?バケツから飲んでるのか??

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありました初霜(第壱拾参鎮守府サイド)の話を書いていきます。

>>213
  うーん…百合は得意ではないのですが、蒼龍&飛龍がそれっぽい感じ何で、そうなるかもしれません(そうなるとは言っていない)。

>>214
  …ホントご指摘ありがとうございます。

  >>209
   長良「…っかーっ!風呂上がりのお風呂はサイコーよね!」→「…っかーっ!風呂上がりの牛乳はサイコーよね!」

  脳内変換お願いします。長良さん何飲んでるんですか。


それでは、投下していきます。

【こっちは真面目】

 ―14時過ぎ、第壱拾参鎮守府・執務室―

瑞理「あ、初霜ちゃん。今暇?」

初霜「え?あ、はい。暇ですけど」

瑞理「悪いんだけど、資料室からこの書類を取ってきてくれないかな?そんなに重くはないから」

初霜「分かりました、すぐ取ってきますね」タタタ


 ―数分後―

ガチャ

初霜「お待たせしました、提督」

瑞理「おっ、早いねぇ~」

初霜「この書類でよろしいでしょうか?」スッ

瑞理「えーっと……うん、オッケ。ありがとね」

初霜「いえ、お気になさらずに」

瑞理「じゃあ運んできてくれたご褒美に頭を撫でてあげよう」ススス

初霜「いえ、初霜はそう言うのは…」サッ

瑞理「じゃあ胸を…」

初霜「やっ!」ブン

瑞理「ぶへっ」

初霜「もう、まだ昼なんですから…そう言うのは」

瑞理「いたた…それはつまり夜だったらいいっていう意味でいいのかな?」

初霜「そういうわけじゃありませんっ!もう、どうしてこの人はこうなのかしら…」

瑞理「失礼だなぁ。欲望に忠実だと言ってよ」

初霜(理性を無くした人はこうなるんだろうなぁ)

瑞理「それにしても、初霜ちゃんはしっかり者だねぇ」

初霜「急にどうしたんですか?」

瑞理「いやね、こうやって僕がスキンシップを図ろうとしたらほとんどまんざらでもない子と、曙ちゃんとかスキンシップする前に反撃してくる子がほとんど

   なんだよね」

初霜「スキンシップと言う名のセクハラなんじゃ…」

瑞理「それ言ったらおしまいだよ。それはともかくとして、初霜ちゃんってきっちり仕事とオフでメリハリつけてるじゃない?それが珍しいなって」

初霜「そうでしょうか…。私はただ真面目にしているだけで」

瑞理「十分だって。っていうかそもそも、この世の中に今までずっと真面目に生きてきた人っているのかなぁ?」

初霜「……なんだかスケールの大きそうな話ですね」

瑞理「今が真面目な人だって、別に過去もずっと真面目だったとは限らないじゃない?飲み会とかで羽目を外したりすることだってあるはずだし、どこかで

   ストレスが爆発している事だってあると思うんだ」

初霜「……そうでしょうか…」

瑞理「……休日に3時間ぐらい寝坊した初霜ちゃんの事も言っているんだけど」

初霜「なっ……!?」

瑞理「ま、そんな真面目な人生をずっと過ごしてちゃ、きつくってつまらないだろうなぁ、って僕は思うんだ」

初霜「……………………………」

瑞理「ま、だから僕は真面目に仕事してる息抜きに女の子と遊んでるけどね♪」

初霜「…提督さんの場合、女性の方との火遊びの息抜きに仕事してる感じになっているんですけど…」

瑞理「細かい事は気にしないの」ナデナデ

初霜「あっ……何さりげなく私のお腹を撫でているんですか」

瑞理「いや、頭も胸もだめならお腹ぐらいしかないかなぁって」ナデナデ

初霜「もう……少しだけですよ?」

瑞理「ありがとね…あ、そう言えば思い出した」ナデナデ

初霜「?どうしたんですか?」

瑞理「総司令部のアイツの鎮守府の初霜ちゃん、アイツのSっぽい性格も相まって、Mらしいよ」ナデナデ

初霜「なっ……私はMじゃありませんっ!」

瑞理「いや、君がそうってわけじゃなくて……どうやら、日頃のストレスが原因でMに目覚めたらしいから、初霜ちゃんもちゃんと息抜きした方がいいよ?

   今こうやって僕とスキンシップしている感じで」

初霜「(無言の裏拳)」

瑞理「げふっ!!」


 ―同時刻、第壱鎮守府・執務室―

提督「くしゅっ

初霜「きゃっ…」ベチャッ

提督「あ、申し訳ございません。すぐに―」

初霜「…………提督の…体液…………」

提督「(ゴミ虫を見るような目)」


【終わり】

【おまけ】

 ―第壱拾参鎮守府・執務室―

明石「失礼しまーす、開発の結果が出まして―」


瑞理「いやぁ、初霜ちゃんのお腹ってすべすべだね~♪」ナデナデ

初霜「んもう……いつまで撫でてるんですか…早く仕事してくださいよ……」

瑞理「もう少しもう少し~♪」


明石「」


 ―数十分後、工廠―

禊「あ、明石さん!お疲れ様です!用事は済んで―」

明石「えいっ!」

ムギュッ

禊「ちょっ…何急に俺の腹さわってんですか!?」

明石「むむ…やはり筋肉質な……」ナデナデ

禊「明石さん…ちょっと……えっ」

明石「あ、ゴメンゴメン。ちょっとね。お詫びに私のお腹も撫でていいよ♪」

禊「い、いえ!結構です!!」

明石「あ……そっか、ゴメン……」シュン

禊(…………女性が男性のお腹を触るのは問題ないというのに、男性が女性のお腹を触るのはダメなのはなぜだろうか…)

瑞理(ほんとにね)

禊(こいつ…直接脳内に…!?)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪瑞理 兆(みずり きざし)≫

中部(東海)・伊豆第壱拾参鎮守府提督兼中部東海地方代表の提督。性別は男性で、年齢は26歳。超が付くほど女癖が悪く、運がすごく良い最強の雪風提督。

しかし本当は心優しい性格をしており、整備員・禊の恋を全面的に応援してくれるくらい。総司令部の斑提督とは犬猿の仲な状態にあり、中々仲直りしない。

しかし、その実力は全国第一位の実力を誇り、司令長官も一目置くほどである。自由奔放に生きているように見えて、実は結構色々な事を考えて過ごしている。

鎮守府のほとんどの艦娘とケッコンカッコカリを果たしており、その中でも気に入っている嫁艦は雪風。

好きな言葉は『据え膳食わぬは男の恥』。

≪初霜≫

初春型駆逐艦四番艦。艦娘No.78(改二はNo.219)。黒く長い髪と、とても高い声が特徴の真面目な女の子。初春型の末妹であるが、子日と若葉の行動に苦労する

初春のサポートに徹している。戦闘スタイルは、二丁拳銃のような手法を駆使して敵を翻弄する戦術を得意としている。また、夜戦・遠征・輸送作戦も得意と、

ほとんどオールマイティ。しかし、日頃生真面目に過ごしているせいか、オフの日は結構のんびりと過ごしている。

好きな言葉は『自己犠牲』。

今日はここまでにします。

>>202
  初霜の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました明石(と整備員・禊)の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




やはり、Мキャラには無理があります…。自分で書いといてなんですが、いずれは性格も直さねば…。

乙ー、さすがにここまで初霜ちゃん壊れるとなぁ・・・
村雨リクで

朝潮お願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました明石の話を書いていきます。

>>225-227
  村雨、夕立、朝潮、了解しました。全員駆逐艦かい…


なお、次に初霜がリクエストされた場合は、性格を克服する回となりますので、ご了承ください。

それでは、投下していきます。

【手料理】

 ―20時半過ぎ、第壱拾参鎮守府・工廠―

ガシャーン

明石「あ~…やっと終わった……!」

禊「今日はまた、随分と修理する艤装が多かったですね……」

明石「ホントにね……って、もうこんな時間じゃない!」

禊「?」

明石「あー…間宮さんの食堂、もう閉まっちゃってるだろうな……」

禊「あっ、そうだった……」

明石「禊君はどうする?」

禊「え、俺ですか?いや、一回くらい食事を抜いたからって別に問題は―」

ぐううううううう…

禊「」

明石「ぷぷっ……問題は無いって言いたかったのかな?お腹は正直―」

くううううううううう……

明石「」

禊「……………(必死に笑いを堪えている)」プルプルプル

明石「………あ、そうだ」

禊「は、はい?」

明石「よかったら、私の部屋でご飯にしようか?」

禊「………………………Realy?」

明石「Yes」

 ―数分後、明石の部屋の前―

明石『艤装置いてくるから、先に部屋に入っててね~』

禊「…………と、言われたが…」

禊(俺に1人で女性の部屋に入るような度胸は、無い!!)

禊「はぁ……瑞理さんだったら簡単に入るんだろうけど、俺には無理だって……」

禊「というか、女性の部屋で料理までごちそうになるって、相当な関係なんじゃないか?」

禊「………友達?それとも…こ、恋人?」

明石「誰が恋人!?」

禊「ふぉうはっ!?」

明石「ん?」

禊「い、いえいえ!何でもありません!!」

明石「それより、外で待っててくれたの?」

禊「え、ええ…まあ…」

禊(………本当は入る勇気が無くて部屋の前でヘタレてただけなんだけど…)

明石「……寒いのに、待っててくれたんだ。ありがとね」ニコ

禊「い、いえ……」ドキッ

禊(結果オーライだからいいか!)

明石「まあ、入っていいから。少し散らかってるけど」

ガチャ

禊「失礼しま―」

(すごいきれいな部屋)

禊「…………全然散らかってなんかないんですけど」

明石「あれ?そう見えるかなぁ?」

禊「あ、簡易キッチンがあるんですね」

明石「あ、うん。工廠は鎮守府の本館より少し離れてるから、食事に間に合わなくなった時用に提督が作ってくれたんだよ」

禊「へ~…俺の部屋にはなかったからな…」

明石「まあ、キミの部屋って元々倉庫だったからね…」

禊「……元倉庫で寝泊まりしてる俺って一体……」

明石(今度、私の部屋に住まわせてあげようかな……なんちゃって)

明石「さーってと、それより何作ろうかな~」ガコン

明石「…………うーん、この材料だと…カレーかな?禊君、カレーでいい?」

禊「あ、大丈夫です!」

明石「あ、でも明日金曜日だから明日もカレーになっちゃうか……」

禊「別に平気ですよ?明石さんが作るのだったらなんでも」

明石「え?あ、そ、そう……ありがとう///」

禊(あれ?俺何かおかしなこと言ったか?)

明石「じゃ、じゃあ私はカレー作っておくから、禊君はくつろいでくれていいから」

禊「いえ、俺にも何か手伝わせてください」

明石「えっ、でも疲れてるでしょ?」

禊「それを言ったら明石さんだって同じでしょう。それに、自分と同じく疲れている女性にだけ料理を作らせて自分は寛いでいるっていうのは、なんか……

  嫌なんです」

明石「…………ありがとう。じゃあ、サラダを作っておいてくれないかな?」

禊「お任せください!」

 ―数分後―

禊「………………」シャキシャキ

禊(ふぅ…何とか一人暮らしの為に家事を磨いておいたのが幸いしたかな……)

サクッ

明石「痛ッ!」

禊「明石さん!?」

明石「あはは…指切っちゃった…」

禊「笑ってる場合ですか!すぐに水で冷やさないと!」ギュッ

明石「あっ……」

ジャー

禊「痛くないですか?」

明石「う、うん………///」

禊「………よし、後は絆創膏を貼るだけですね」

明石「あ、それは自分で貼ってくるから…///」

禊「…顔が赤いですよ?大丈夫ですか?」

明石「だ、大丈夫だからっ。ホントにだいじょーぶだからっ!」

禊「あ、はい……」

明石「………………………………」ガサゴソ

明石(おかしいな……提督に手とかお尻とか触られたとは何度もあるのに…///)

明石(……どうして、禊君に触れられたら……急に体が熱くなっちゃうんだろう……///)

禊「………………………………………」

禊(今さら気づいたけど俺さっき明石さんの手を普通に握ってたか!?)

 ―数十分後―

明石「よっし、何とか出来たね!」グツグツ

禊「サラダもできてますよ~」

明石「じゃあお皿に盛り付けよっか」

禊「はい!」

明石「………………」カチャカチャ

禊「…………………」サッサッサッサッ

明石(でも…………)

禊(こういうのって………)


明石&禊(なんだか、夫婦みたい…………)


明石&禊(って、私/俺は何を考えているんだ!?)ブンブン

明石「…………………///」チラッ

禊「…………………///」チラッ

明石「…………ふふっ」

禊「…………ははっ」

明石「さて、続けようか」

禊「はい」


明石「じゃ、お疲れさまでした」

禊「明石さんも、です」

明石「ふふっ、いただきまーす!」

禊「いただきます!」

パクッ

禊「…………美味しい!」

明石「ホント?よかった~…カレーを作るのは久しぶりだったから、心配だったけど…」

禊「でも、このピリ辛具合とか、俺好みですよ!俺、このカレー好きです!」

明石「そ、そう?そんなに褒められると恥ずかしいな…」


禊「いやぁ、明石さんの婿さんになる人は幸せだろうなぁ~」


明石「えっ///」

禊「ははは……って、あれ?」

明石「い、いや~…そこまで褒められると流石に照れくさいって……も~///」

禊(ん?俺、すごい事言った気がするが………!!?)

禊「あ、いや…さっきのはその……深い意味は無くてデスね…!!///」

明石「で、でも君の作ったサラダも美味しいよ?うん、間宮さんの作るのより美味しいかも!///」

禊(聞いてねぇ!?)

禊「い、いえ…そんなサラダぐらいで大げさな…それに間宮さんより美味しいなんて、恐れ多いです……///」

明石「ううん、私はこのサラダ、好きだな~」

禊「いや、ほんとに照れくさいですね…明石さんの言う通りでっす……」


明石「うーん…禊君のお嫁さんになれたら、いいんだけどな~」


禊「くぁwせdrftgyふじこlp;@@@@@@:「」ざsxdcfvgbhんjmk、l。;・:¥」

明石「?あれ、禊君どうしたの?」

禊「な、何言ってるんですか明石さんもーきがはやいなぁあっはっはっはっは」パクパクパクパク

明石「え、あれ?」

禊「じゃ、じゃあ今日はこれで失礼します!ごちそうさまでした!また明日!!」バタン

明石「あっ、ちょっと!?」

 ―数秒後、禊の部屋―

バタン

禊「はー、ぜー、はー、ぜー、はー、ぜー」

禊(明石さんが……)


明石『うーん…禊君のお嫁さんになれたら、いいんだけどな~』


禊「………………………………」

禊(ぐおおおおおおおおお!!勘違いするようなセリフ言わんでくだせぇ!!)ブンブンブン


 ―同時刻、明石の部屋―

明石「禊君どうしたんだろ…急に」

明石(それにしても………)


禊『いやぁ、明石さんの婿さんになれる人は幸せだろうな~』


明石「」

明石「!!!////////」ボフッ


 ―翌日9時過ぎ、執務室―

瑞理「へ~、そんな事があったんだ~」ニヨニヨ

禊「は、はい………///」

金剛「甘――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――い!!デース!!」

禊「そんな事言ったって、俺女性とこういう関係になるの何て初めてなんですから、仕方ないでしょう!!///」

瑞理「いや、気持ちは分かるよ?ね?」

禊(でも……明石さんがさん嫁………か)


明石『あなた、お帰りなさい!』

明石『ご飯にする?お風呂にする?』

明石『それとも………』

明石『わ・た・し?』


禊「」シュー

瑞理「あれ、禊君?禊君!?ねえ!?」

金剛「Oh,頭がOverheatしちゃってますネー…」


 ―同時刻、工廠―

明石「……………………」ガシャン、ガチャン

明石(……禊君が、夫……)


禊『お、俺の……俺だけの…女になってください…!』←明石の想像力ではこれが限界


明石「」シュー

工廠妖精「あれ、明石さん!?」

夕張「わっ、明石さんの顔が真っ赤!!熱!?どうして!?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪明石(第壱拾参鎮守府)≫

工作艦。艦娘No.182(改はNo.187)。薄いピンクの長い髪にどこかお嬢様らしさを感じる、工場系のお姉さん。艤装の装備、開発、艦娘の建造、嗜好品の販売、

などなど多くの仕事を受け持ちしている鎮守府の要ともいえる人物。仕事が山積みしていると風呂に入れない事も多いが、髪の手入れには気を使っている。

手伝いとして雇われた禊整備員に対して、恋心に近い感情を抱いているが、本人はそれが恋だとまだ自覚していない。夕張は工業関係の仲間。

好きな言葉は『試行錯誤』。

≪禊 宗平(みそぎ しゅうへい)≫

中部(東海)・伊豆第壱拾参鎮守府で働いている整備員。性別は男性で、年齢は20歳。容姿はそこそこ、可でもなく不可でもないといった感じ。海軍学校では

機関科に所属して工業・システム関係の勉強をしていた。しかし、成績は突出して秀でているというわけではない。少し心が弱く泣き虫と言う一面も持つ。

瑞理提督の事は(女癖に目を瞑れば)尊敬している。明石に恋をしているが、恋愛経験が無いために結構初心。ちなみにその恋は瑞理、金剛に知られている。

好きな言葉は『布衣之交』。

今日はここまでにします。

>>124
  明石の話、いかがでしたか?

 ……うん、純愛とか言ったけど、どんな感じでしたかね?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました羽黒の話を書いていきます。

また、羽黒の話を消化した次の日の投下に、以下のうちのどれかを書く事にします。読みたい話がございましたらその番号をお書きください。

①:総司令部イメージアップ

②:イギリスからの来訪者

③:斑提督の同窓会


また、感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



普通の恋愛を、現実でも味わいたかった…。

こんばんは、>>1です。

多くのレス、ありがとうございます。

が、多数決の結果が同数という事でしたので、後ほど再度多数決をいたします。

今日は、リクエストにありました羽黒の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【優しい先輩】

 ―10時過ぎ、執務室―

羽黒「おはようございます、司令官さん」ペコリ

提督「羽黒さん、おはようございます」

羽黒「今日も一日、頑張りますからね。司令官さんも、頑張りましょう」

提督「…ありがとうございます」

羽黒「では」スタスタ

提督「…………………」

足柄「あら?あらあら?提督~?」

提督「………にやにやしながらすり寄らないでください」

足柄「それよりも、羽黒に見とれちゃって~」

提督「見とれていた理由は決して不純ではないのですが」

足柄「見とれてたのは否定しないんだ?きゃ~っ」

提督「……そうやって他人を茶化しているから、皆さんに年増とか言われるんですよ」

足柄「はぅっ!!」ガクッ


 ―閑話休題―

足柄「で、羽黒がどうかしたの?」

提督「最近、どうも羽黒さんから怯えと言うものが抜けた気がするんですよ」

足柄「怯え?」

提督「普段は私…というか他の提督に対してもですけど、おっかなびっくり話しかけるような気がしていたのですが…最近はそれが感じられないんです」

足柄「うーん…まあ、私としてもそんな感じはしなくもないけど……」

提督「私に話しかける時のみならず、びくびくしている小動物的な雰囲気の目立つ羽黒さんでしたが、最近ははきはきしているような感じがするんです」

足柄「まー…言われてみればそうかも」


 ―遠征前―

羽黒「じゃあ皆、補給はちゃんとした?」

天津風「え、ええ…」

羽黒「今回は少し時間の長い遠征だけど、大丈夫。皆ならできるって私は信じてるから!がんばろ!」グッ

時津風「う、うん!」


 ―演習後(敗北)―

天龍「チぃ、くそっ!あんな格下の奴らなんかに負けるとはよ……!」

羽黒「天龍ちゃん?そんな口のきき型しちゃだめだよ?天龍ちゃんは曲がりなりにも女の子なんだから」

天龍「お、おう…すまねぇ」

磯波「ぐすっ…もっと、私が頑張れば…」

羽黒「大丈夫だよ、磯波ちゃん。磯波ちゃんは勇敢に頑張ったんだよね?でも、相手が悪かったんだから、仕方ないよ。だから、磯波ちゃんは悪くないから。

   だから、泣かないで?」

磯波「は、はい……」


提督「言動がなんだか鳳翔さんに似てません?」

足柄「そう言われればそうかもね……」

提督「まあ、羽黒さんが少し強くなったというならそれでいいんですが、ここで新たな問題が出てくるわけです」

足柄「何?」


 ―数日前、執務室―

羽黒「では、報告は以上です」

提督「はい、お疲れさまでした」

羽黒「じゃあ皆、演習で頑張ったからご褒美に間宮さんのお店でスイーツを奢ってあげるね?」

村雨「やった~、羽黒さんだーい好き!」

夕立「羽黒さん、怒らないからいいよね~」

時雨「そうだね。出撃でも一緒の艦隊になれたらな~」

提督「……………………」


提督「怒らない、これって結構深刻なんですよね」

足柄「どして?駆逐艦の子たちから信頼されるにはいいじゃない」

提督「そうもいきません。確かに、怒られた側からすれば怒った人に対して不快感を覚えるでしょう。ですが、このまま怒らずにいれば、その相手はいずれ、

   怒られた時に簡単に心を閉じてしまうでしょう。それに、羽黒さん自身も怒りたいと思ったときに怒れないでしょう」

足柄「うーん……確かにそうかも。子供の頃に怒られることが少なかった子って、大人になって他人に怒られたら泣いちゃうこともあるし」

提督「そうです。羽黒さんも、怒り慣れてないと感情を上手くコントロールできませんから」

足柄「よーっし、そういう事なら、私も一肌脱がなくちゃ!」

提督「では、早速足柄さんに協力していただきたいのですが」

足柄「にゃ?」

 ―数時間後、重巡洋艦・足柄&羽黒の部屋―

提督「と言うわけで羽黒さん、足柄さんに怒ってください」

羽黒「ええと、何で足柄姉さんを?」

提督「羽黒さんが冷蔵庫に取っていた間宮さんのアイスをつまみ食いしました」

羽黒「ね、姉さん……どうして…」

足柄「てへっ☆」

提督「さあ、怒ってみてください」

羽黒「あ、足柄姉さん……私の週末の楽しみを奪うなんて………」プルプルプル

足柄(え、そんなに重いもんだったのあのアイス?)

提督「…………………」

羽黒「………………………こ」

足柄&提督「?」


羽黒「…こらー///」


足柄&提督「」

羽黒「//////」プシュー

足柄(何この可愛い生き物、持ち帰りたい)

提督(これは、怒るのは難しそうですね…)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪羽黒≫

妙高型重巡洋艦四番艦。艦娘No.58(改二はNo.194)。いつもおどおど泣き虫な、おっかなびっくり小動物系お姉さん。かつては怒られることを恐れていたり、

深海棲艦に同情して攻撃ができないと臆病な面があったが、最近になって大分改善されてきた。しかし、怒る事ができないという新たな欠点も露見してしまう。

そのすべては心優しい性格ゆえ。妙高達姉三人とは良好な関係が築けている。お酒には弱く、飲み過ぎると残虐非道な性格に豹変する。

好きな言葉は『一視同仁』。

今日はここまでにします。

>>158
 羽黒の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


さて、明日投下する話を次の中から多数決で決めようと思います。

①:総司令部イメージアップ

②:イギリスからの来訪者

範囲:>>257-262(同数になった場合は、コンマ数の合計で高い方)


また、感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




やっぱり妙高型姉妹は、良い。

乙でしたー①で

こんばんは、>>1です。

多数決の結果、①:3票、②:3票となり同数となりましたのでコンマ数合計で決定する事となりました。

そのため、①:合計159、②:合計69だったため、今日は①の‶総司令部イメージアップ‶となります。

②の話はまた次の機会に投下するという事で…


それでは、投下いたします。

【総司令部イメージアップ】

 ―10時過ぎ、枕崎第質拾鎮守府・正門―

第質拾鎮守府提督(以下質督)「本日は遠いところ、ようこそおいで下さいました」ペコリ

司令長官「いえいえ、それほどでもありませんよ」

質督「私達の艦隊の観艦式をご覧くださるとは、恐悦至極に存じます」

提督(敬語が重すぎやしませんかね)

司令長官「それで、観艦式は確か10時半からと言う話でしたけれども、こんな時間ぎりぎりに言われた通りに来ましたが、大丈夫でしたかね?」

質督「はい、大丈夫です。ささ、会場はこちらですので」

提督(開催間際に来るよう時間を指定したのは、直前まで準備ができるようにとのことでしょうか)


 ―10時半過ぎ、観艦式会場(演習海域)脇の観覧席―

司令長官「……………中々始まらないねぇ」

提督「そうですねぇ…もう10分ほど過ぎていますが…」

質督「た、大変申し訳ございません!ちょっと確認を取ってきます!」ダッ

司令長官「あ、いや別に気にしては…」


質督『おい、何ぐずぐずしてるんだ!総司令部からどんな評価されるかわからんぞ!!』


司令長官&提督「……………………」

 ―数日後11時過ぎ、休憩室―

司令長官「うーん…………………」

提督「………………………………」

川内「司令長官と提督?」

司令長官「おや、川内君」

提督「どうかしたんですか?」

川内「それはこっちのセリフだよ。どうしたの?そんなに悩みこんじゃって」

司令長官「いやいや、川内君にはあまり関係のないことだから…」

川内「…なんか微妙に私の事バカにしてない?」

提督「……まあ、総司令部の事でもありますし、話しましょうか」

司令長官「そうだねぇ」

川内「?」

提督「実は、枕崎鎮守府の観艦式に行ってきたんですが…」

カクカクシカジカ

川内「はー、なるほどねぇ」

提督「まさか、私達にも聞こえる距離であんな大声で怒鳴り散らすとは思ってもいませんでした」

司令長官「それに、儂らの総司令部の事をそんなふうに思っていたなんてねぇ…ちょっとショックだよ」

川内「確かにまぁ…ちょっとイラッと来るよね」

神通「まったく……もう…!」イライライラ

司令長官「ん?神通君?」

提督「神通さん、どうかしたんですか?そんな腹立たし気に…」

神通「どうしたもこうしたもありません!!」カッ

川内「おぉ…これはかなりおこだね」

神通「先ほどの演習で相手側の艦隊が……」


 ―数時間前、演習海域―

[S勝利!]

加古「よっしゃ!やったぜ!」

吹雪「やりました、やりましたよ!」

睦月「睦月も頑張ったぞ!褒めるがよいし!」

神通「ええ、皆さん本当に頑張りましたね」

陸奥「でも、大和型2人を相手に皆よく頑張ってくれたわねぇ」

加賀「…そうね、私達の編成を考えれば、相手のヘビーな艦隊を相手にしてここまで善戦できたのは、誇れることだわ」


(相手側匿名艦娘)「ちぇっ、総司令部の艦隊に負けるなんて、ショック…」

(相手側匿名艦娘)「いいよいいよ。どうせ総司令部何て金にモノを言わせてレアな装備や艦娘を造ってるって話でしょ?」

(相手側匿名艦娘)「そんな汚い連中に負けたって、別に何とも思わないさ」

(相手側匿名艦娘)「っていうか、そんな奴らの事なんて考えるだけ無駄っつーか、ばかばかしいっつーか」


神通&加賀「」ブチッ


神通「あの時…陸奥さんが止めていなかったら…あいつらを海の底に…!!」ブルブル

提督「やめてください。その方が面倒です」

神通「加賀さんも…今は練習場でデコイ艦載機を撃ちまくって鬱憤を晴らしているところですし…」

エリートや中央が疎まれるのは世の常とはいえ、これはひどい・・

浅学ですまないんだが司令部と大本営って何が違うの?

那珂「あっれー?神通ちゃんもそんな事があったんだ?」

提督「那珂さん?」

司令長官「神通ちゃん‶も‶って事は、那珂君もそういう事があったって事?」

那珂「あ、うん。前に遠征で船団護衛をした時に、船団の人たちが『総司令部ってこうやって色々なところに顔を売って根を張ってんだろうな~。怖い怖い』、

   って」

川内「それって要するに根回しって事?」

秋雲「それっぽい話なら秋雲さんも持ってるよ?」ヒョコッ

提督&司令長官「?」

秋雲「なんかさ~、ネットのSSとか見ても総司令部・上層部とかは、目障りとかゴミとかそれっぽいキャラ付けが多いし、同人誌とかの凌辱、寝取られ系も、

   総司令部が悪いって感じに書かれているのもあるし」

神通「くっ………殺す!」

提督「やめなさいっての」

司令長官「うーん……でもこれって、やばい傾向だよねぇ」

提督「確かに…総司令部の印象が悪いというのは少々…」

川内「私達って、そんなに悪いことした?」

神通「記憶にはありません。そんな、総司令部所属の艦娘という事で権力をひけらかすなんてことは」

那珂「そうそう、今のご時世そんな余裕もないっていうのに」

秋雲「あ、本描かなくっちゃ、じゃあね!」

提督「…まあ、大体のヘイトを集めるのは、仕方ないとは思いますが」

神通「仕方がない?これがですか!?」

提督「ぶっちゃけ、皆さんの言っていた問題の根幹は全て、イメージにあるんだと思います」

川内「イメージ?」

提督「枕崎鎮守府の提督の事は、『総司令部は権力をいいように振る舞って鎮守府を潰したり待遇を悪くしたりする』とでも思い込んでいるんでしょう。

   しかし、別に観艦式が遅れたぐらいで私達は別に鎮守府にマイナス評価を与えるなんてことはありませんし、むしろ私にも同じ経験がありましたから、

   同情しました。まあ、あの提督の一言で全部台無しですが」

司令長官「確かに…あの一言が無ければ、ね」

提督「神通さんの話でも、そう言うイメージが持たれているのでしょう。総司令部は金にモノを言わせて艦娘や装備をイカサマを使って造っていると。ですが、

   艦娘や装備を作っている妖精さんは金で買収する事はできませんし、艦娘も装備も金を掛ければいいものが造れるというわけでもありません。よって、

   勝手な思い恋とそれによる噂話に流されただけでしょう。深くは考えない事ですよ」

神通「そうだとしても…彼女たちの言い草は…!」

提督「那珂さんの話も、事実無根です。その船団を運用している海運会社は、『総司令部はこういう船団護衛で各所に顔を売り、いざとなった時は依頼された

   会社に助けを求めるんだろう』と言うイメージを社員にも植え付けているんでしょう。こちらの言い分としては、たかが一介の海運会社に顔を売って

   根回しをしたところで特にこちらに得はありませんし、はっきり言って無駄です。船団護衛を請け負うのは100%善意です」

那珂「まあ、うん。確かにね」

提督「あと、秋雲さんの話も、川内さんに話したイメージとほぼ同じです。あのイメージを具体的に表すと、艦娘を寝とったり権力をひけらかしたりして、

   鎮守府を潰すとか、そんな感じなんです」

神通「………ちなみに、提督。まさかとは思いますが、そんな事は…」

提督「断じてしていません。だから抜刀しないでください」

司令長官「まあ、黎明君のいう事は確かに正しいと思うよ?でも、まずは総司令部のイメージをアップさせないとこの状況は打破できないよねぇ…」

提督「確かに…」

川内「いっそさ、全部ぶっちゃけちゃえば?総司令部は皆の持ってるイメージのような汚い事はしてませーんって…………してないよね?」

提督「してませんよ。資金に関しても、各鎮守府の戦果に応じて分配していますし、給料に関しても同じです。私が総司令部の補佐官だからと言って給料は、

   他の提督の皆さんと同じです。まあ、司令長官は私より少し高いですが」

司令長官「艦娘の皆の給料も同じだよ。歩合給とか、艦種による差とかもないし」

提督「まあ、ここの資金は総司令部運営の面もありまして他の鎮守府より少し多めですが」

川内「ま、この規模を運営するならそれくらいはね~」

那珂「じゃあ、あれだ!雑誌とかに載せてもらうんだよ!それならみんなの興味も惹く事ができるし!」

提督「あの手の雑誌はあまり信用できません。インタビューでどれだけいい事を語ろうが、雑誌に載る時は悪い方向に改変されているんでしょうし」

川内「提督の雑誌に対する偏見も結構なもんだね…」

神通「では、どうやって?江ノ島鎮守府の加賀さんや那珂ちゃんみたいに、歌手デビューするとか?」

提督「あれは一過性のものですので、あまり期待はできません」

神通「せめて……他の誰かが総司令部は悪い事はしていないって言ってくれていればいいんですけど…」

提督「実は各地方代表の代表提督と、陸軍司令官の城さんはそう言った事について協力していると言っているんですが、まだ信用していない鎮守府の方が、

   多いようです」

那珂「…あれ?瑞理さんも協力してるの?」

提督「あいつは協力しているとは言っていましたが、舘山寺鎮守府のタカ派提督が私を陥れようとした例もありますからあまり信用はできませんね」

 ―結局総司令部のイメージ―

○権力をいいように使って鎮守府の運営を妨害したり評価を下げたりする。

○金にモノを言わせて装備や建造を有利に進めている。

○海運会社やその他関連事業に根を回していざとなったとき助け舟にしようとしている。

○他の鎮守府の艦娘を寝取る。

○国からの資金をがっぽりもらって、他の鎮守府にはろくに資金を出してない。

○ずるがしこい連中の集まり。


川内「って感じ?」

司令長官「ろくでもないね…」

那珂「これはあれだ!お祭りでも開いて、総司令部がそんなイメージ持っていないってアピールしなくっちゃ!」

川内「それって、テンションに任せて盛り上がるって感じ?なんかあまり効果なさそう…」

提督「………まあ、一般公開すれば一般人の評価は得られると思いますし、とりあえず保留としましょう」

那珂「それってやるって事?やったー!」

提督「ただし、司令長官がちゃんと仕事をした場合に限る」

司令長官「…………………あのさあ、前々から思ってたことなんだけど…」

皆「?」


司令長官「総司令部のイメージが悪いのって、大体黎明君のS気質な性格と雰囲気のせいじゃないかな……」


司令長官&提督以外「…………………………ああ、確かに」

提督「…………………濡れ衣です」


【終わり】

今日はここまでにします。

総司令部のイメージアップ、いかがでしたか?あまりアップしていませんが…。

お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


>>268
 ‶大本営‶は『陸海軍両方の』最高統帥機関で、‶総司令部‶は『海軍または陸軍の』統帥機関だそうです。


明日はリクエストにありました村雨と、できれば夕立の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



>>1提督、サブ島攻略に動きだす。

乙っしたー、阿武隈リクお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました村雨と夕立の話を書いていきます。

>>274-275
  阿武隈、瑞鶴、了解しました。

それでは、投下いたします。

【悪夢】

 ―19時半前、食堂―

白露「ごちそうさまでした~」

時雨「間宮さん、今日もおいしかったよ」

間宮「本当?ありがとうね~」

夕立「じゃあ、私達急いでいるから、また明日!早くお風呂入らなくっちゃ!」

間宮「はい、また明日」

村雨「……また明日ね、間宮さん」


提督「彼女たち、食べ終わるのがやけに早いですね」

司令長官「確かに、何でだろうねぇ?」

間宮「なんか、天龍ちゃんからDVDを借りて、寝る前に見ようって話みたい」

提督「……就寝時間までに観終われば、別に構いませんが」

司令長官「どんなDVDだろうねぇ?」

提督「……………司令長官が執務中にDVDなんて見なければ、今日も徹夜なんて事にはならなかったんですが」

司令長官「いやぁ、ゴメンゴメン。つい面白そうな内容だったから」

提督「止めないと、司令長官ご自慢のDVDセットを叩き割りますからね」

 ―20時前、娯楽室―

白露「ジュース持った?」

時雨「大丈夫だよ」

白露「お菓子は?」

夕立「用意したっぽい!」

白露「じゃあ、上映開始~」カチットナ

村雨「わ、わーい……」


 ―上映中―

ゾンビ『ヴアアアアアアア……』

主人公『や、やめろ!来るなぁ…!!』

ヒロイン『やめっ、たすけっ…いやあああああ!!!』


白露「………………」キラキラキラキラ

時雨「………………」ワクワクワクワク

夕立「………………」ドキドキドキドキ

村雨「…………うっ……うぅ…」ビクビクビクビク


ゾンビ『ヴォアアアアアアアアア!!!』

主人公『うわああああああああああああああああああ!!!う、腕がぁ……!』

ヒロイン『だ、大丈夫!?』


白露「うおおおおおおおおお!!」

時雨「あああああああああ!!!」

夕立「わあああああああ!」

村雨「いやあああああああああ!!」

 ―上映終了、22時前―

白露「あー、結構面白かったね~」

時雨「うん。でも僕的には、主人公とヒロインが最後に結ばれたのがよかったな」

夕立「うーん…でもゾンビ映画にしてはインパクトが無いっぽい」

村雨「そ、そうかしらぁ…?わ、私にはインパクトが十分すぎるくらいだったけど……」ビクビク

白露「って、もうこんな時間だ!早く寝ないと!」

夕立「今日の当直長は長門さんっぽい!怒られるとまずいっぽい!」

時雨「じゃあ村雨、夕立。また明日ね」

夕立「うん、また明日!」

村雨「お、お休み……」


 ―24時前、駆逐艦寮・村雨&夕立の部屋―

夕立「………………すぴー……すぴー……」

村雨「………う………うぅ………」


白露ゾンビ『ヴアアアアアアア……』

時雨ゾンビ『ム………ラ………………』

夕立ゾンビ『ポ……………ヰ…………………』

村雨『やっ……いやぁ…………』

村雨以外全員ゾンビ『ヴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』


村雨「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ガバッ

夕立「な、何何!?敵襲!?」ガバッ

村雨「やだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ダッ

夕立「あれっ、村雨ちゃん?」

 ―駆逐艦寮・廊下―

長門「~♪」コツコツ

長門(よしよし、夜更かししているような奴はいないな。関心関心)

<アアアアアアアアアアアア!!!

長門「ん?誰だ?こんな夜中に大声を上げて―」

<アアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

長門「おい!こんな夜更けに外へ出歩き大声を上げるなどどういう了見―」

村雨「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ダダダダ

長門「あっ、おい待て!」ダッ


 ―数分後、本館・提督の執務室―

提督「……日付が変わる……あと少しで、終わりにしますか」

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!>

提督「…ん?」

バァン

村雨「でい˝どぐうううううううううううううううううううううううううう!!!」ダキッ

提督「………こんな夜更けに、私の名前を絶叫しながら抱き付かないでください。ゾンビ映画ですか」

村雨「ゾンビ止めてぇ!!いやぁ!!」バタバタ

提督「…………………はぁ……」

 ―数分後―

提督「…と言うわけですので、心配なさらず」

長門「はぁ…駆逐艦寮の子たちは皆起きてしまったぞ?どう説明すればいい?」

提督「とりあえず適当に理由をつけておいてください。後、村雨さんは明日皆さんに謝るように」

村雨「………はい」

提督「では長門さん、よろしくお願いいたします。この時間の鎮守府の責任者は貴女ですので」

長門「心得た」

パタン

提督「さて、村雨さん?」

村雨「……何?」

提督「大体何が原因かは理解できますが、貴女の口から説明していただけませんか?」

村雨「……………実は……」


村雨「……………って事…です」

提督「………苦手なのに、何でゾンビ映画なんて見たんですか?」

村雨「…だって、怖いもの見たさって誰にでもあるじゃない?」

提督「まあ分からなくもないですが。とにかく、少し落ち着いたら駆逐艦寮に戻ってください。明日の出撃は休んでも構いませんので」

村雨「………………あの~、提督?」

提督「はい?」

村雨「あの~…その……ね?」

提督「?」



村雨「今日だけ………一緒に寝てくれない?」


提督「………………………」

村雨「………………………」ウルウルウル

提督「……………少し待っていてください。もう少しで仕事が片付きますから」

村雨「!」パアアアア


 ―数十分後、提督の私室―

村雨「失礼しま~す……」ゴソゴソ

提督(何が悲しくて、仕事を打ち切ってまで年端もいかない子と同衾しているのか…)

提督「しかし、意外でしたね」

村雨「何が?」

提督「村雨さんが、ホラー系が苦手だという事がですよ」

村雨「え、そうかなぁ?」

提督「他の駆逐艦より少々大人びている村雨さんが、子供だましのようなホラー映画を怖がるという事が少々、です」

村雨「……それってつまり~、私は大人の魅力に満ちているって事かしら?」

提督「もうそういう認識でいいですんで早く寝ましょう」

村雨「ふふっ…ありがとうね」

提督「………お礼を言われるような事はしていないと思いますが」

村雨「私を大人っぽいって言ってくれたのは、提督が初めてですから」

提督「………そうでしょうかね。確かに村雨さんは大人びていますし容姿も可愛いと言えます。ですがそれは、他の皆さんも思っているのでは?」

村雨「………………………………………………」

提督「……………寝ましたか」

村雨(………………どうしよう、顔がにやけちゃう……これじゃ眠れない……//)

※村雨にフラグが立ちました。


【終わり】

【悪夢2】

 ―20時過ぎ、サブ島沖海域・Kマス(敵サーモン方面主力艦隊)―

輸送ワ級flagship「ク…………」

夕立「これで…………トドメよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ズダァァァン

ドッゴオオオオオオオオオンン

輸送ワ級flagship「グアアアアアアアアアアアアア……」撃沈


夕立「やった………」

榛名「…………やった」

吹雪「………やった」

古鷹「……やった」

金剛「…やった!」

衣笠「やった!!」

金剛「サブ島沖、攻略成功デーッス!!!」

皆「いええええええええええええええええええええええええええええええええええええい!!!!」


 ―翌日10時過ぎ、執務室―

提督「皆さん、大変よくやってくれました。大規模作戦でないにもかかわらず、無理な出撃と深海棲艦の討伐に協力していただき、本当にお疲れ様です。

   そして、本当にありがとうございました」ペコリ

金剛「ウー……でもあそこは地獄デース…もう二度と行きたくないネー……」

提督「私も、同意見です。今後、あの海域に出撃する事は無いでしょう」

夕立「提督さん!夕立、敵の旗艦をぶっ倒したんだよ!褒めて褒めて~!」

提督「ええ、特に攻略に尽力してくれた夕立さんにはとても感謝しています」ナデナデ

夕立「えへへ~」

提督「それと、サブ島沖は難易度が桁外れと言われる海域で、攻略は困難と謳われておりました。その海域を貴女たちは勇猛果敢に戦い抜き、そして見事、

   攻略に成功しました。その祝いと言っては何ですが、これから貴女たち6人にはしばしの休暇を与える事とします」

金剛「やったデース!」

吹雪「ふい~…ちょっと休みたいかな……」

提督「それと、鳳翔さんのお店で祝勝会も」

榛名「でも、大丈夫なんですか?鳳翔さんのお店とか、大規模作戦前のあれこれとか…」

提督「大丈夫です。鳳翔さんにも許可はとっていますし、この程度であれば運用に支障は出ません」

榛名「提督…ありがとうございます」

提督「お礼を言いたいのはむしろこちらの方ですよ」


 ―19時過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―

長門「えー、では。サブ島沖海域攻略と、攻略をしてくれた6人の栄誉をたたえて、乾杯!」

全員『かんぱーい!』


長門「しかし、敵旗艦を倒し、ゲージを破壊したのは夕立だと聞いたぞ?すごいじゃないか」

夕立「えへへ…夕立はただ…がむしゃらに戦ってただけっぽい」

陸奥「でも、敵を倒したのは事実だからなおのこと凄いわ」

夕立「そ、そんなに褒めても…何も出ないっぽい///」

 ―数十分後―

※この時鳳翔は、お花を摘みに行っています。

隼鷹「あーよいよい!///」

千歳「そいやそいや!///」

長門「まったく…主役じゃない奴が音頭をとるとは…」

隼鷹「なー、夕立~。ちょっと酒飲んでみる~?///」

夕立「ええっ!?で、でも夕立ってまだそんな歳じゃないし…」

千歳「艦娘に都市も関係ないって~。ほれ、ここにお猪口に入った酒があるじゃろ?///」

夕立「で、でも~……」

長門「千歳も隼鷹もやめろ。まだ年端もいかない子供に酒など…」

隼鷹「え~、もう長門ってば頑固~、石頭~」

長門「ふん」

千歳「そんな頭の固い長門何て、ビッグセブンじゃな~い」

長門「夕立飲め!見逃してやるから!」

夕立「……長門さんも酔ってるっぽい?」

長門「さあ飲め、グイッと!さあ!」

隼鷹「ほらほら~」

千歳「さあさあ~」

夕立「………じゃあ、少しだけ……」

 ―数十分後、≪居酒屋・鳳翔≫付近―

提督「さて、そろそろお開きにするように言わないと…。明日出撃する方もいますし…」

ガラッ

提督「皆さん?そろそろお開きにしないと―」


夕立「アハハハハハハハ!!さあ、来い!戦艦だろーが何だろーが、ぶちのめしてやらぁ!!///」

(戦場の跡地みたいな感じの店内)


提督「」

長門「……くっ……強すぎる…ぞ」

夕立「おうどうしたビッグセブンとやら!その程度で音を上げるたぁ、ビッグセブンも角が取れたもんだねぇ!!///」

隼鷹「」チーン

千歳「」チーン

夕立「ちっ…こいつらも全然歯ごたえのねぇ……。結局胸がでけぇだけじゃねぇかぁ!?はっ、これだから大人の女性(笑)はよぉ!!///」

提督「…………はぁ……」

加古「流石…ソロモンの悪夢……がくっ」

夕立「はっはぁ!思い知ったか!これがソロモンの悪魔たる強さだ!よぉく覚えておきゃあがれぇ!!///」

提督「」

夕立「んお?そこにいるのぁ、てーとくさんかぁ!?てーとくさんも私の主砲の餌食にしてイ級の餌にしてやって―」

提督「せいっ!」

ビシィ

夕立「あうっ」ドサッ


 ―翌日10時過ぎ、中庭―

隼鷹&千歳[私は年端もいかない艦娘に酒を強要し暴れさせたことを深く反省しております]

夕立「ねえ提督さん、なんで隼鷹さんと千歳さんはあんなところ(ドラム缶の上)で正座しているの?」

提督「………さあ?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪村雨≫

白露型駆逐艦三番艦。艦娘No.81。長いツインテールと、バランスのとれた良いスタイルが特徴のおしとやか(?)な女の子。改造前は少し幼さが感じられたが、

改造した後は他の駆逐艦の子たちより大人っぽい雰囲気に。大人っぽい雰囲気をまとっているが、話し方とか仕草とかはとてもフランクで泣き虫な一面もある。

浦風や浜風などに気を取られがちだが、村雨も結構胸が大きい方。ホラー系が苦手だが、怖いもの見たさにたまに見てしまう。そして結局夜眠れなくなる。

好きな言葉は『三寒四温』。

今日はここまでにします。

>>225-226
  村雨、夕立の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました朝潮の話+αを書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。





サブ島沖海域を攻略したぞおおおおおおおおおおおお!!

でも言いたい事はただ一つ。二度と行きたくない。

P.S.海域解放と同時に、山雲をドロップしました。


そろそろ誰かのちょいデレ展開が見たいかなーと
まさかのデレデレぼのやんとか満潮とかもワンチャン

攻略乙ー
憲兵のお話リクします

乙です

乙、山雲ドロおめでとう

最上リクエストお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました朝潮の話+αの話を書いていきます。

>>292,>>295
  憲兵、最上、了解しました。憲兵は憲兵司令官(女性)の話でもよろしいでしょうか?

>>290
  うーん……1人、デレさせようと思っているキャラが1人います(曙でも満潮でもない)。

  それでもよろしいでしょうか?


それでは、投下いたします。

【雪】

 ―19時半過ぎ、食堂―

TV『明日は太平洋側を中心に大気が不安定で、都心でも大雪となるでしょう。また、海上の波も荒れるようで―』

司令長官「これじゃ、明日の出撃は中止した方がいいかもねぇ」

提督「そうですね。雪が降り始めるのは今夜からでしょうし、明日起きてから鎮守府の敷地と海の状態を見て決めましょう」

深雪「おっ、明日は雪が降るみたいだぜ!初雪だ!」

初雪「………私はここにいる……」

叢雲「なーにを雪ぐらいで喜んでるんだか」

磯波「あはは、叢雲ちゃんは大人っぽいね」


朝潮「雪ですか…これじゃ、明日の訓練は無理そうですね」

大潮「ラッキーです!雪が積もったらみんなで雪合戦しよう!」

霰「雪合戦…やってみたいです」

満潮「ふんっ。雪合戦なんて子供っぽいったらありゃしない」

霞「ホントホント」

荒潮「あらあら~?じゃあなんで二人ともウキウキしてるのかしら~?」

満潮&霞「!///」

 ―翌日9時過ぎ、中庭―

『本日は大雪と会場の天候が不安定なため、出撃・演習・遠征は全面中止とする』

大潮「それーっ!」ビシュッ

満潮「はっ、ぜんっぜん遅いわね!」

霞「そんなんじゃ、当んないわよ!」

霰「んちゃっ!」ヴン

バキャッ

満潮「いったぁ!?何これ、めっさ痛い!!」

霞「ちょっ、大丈夫―」

霰「ちゃっ!!」ヴヴン

ボグッ

霞「ぐ……っ」バタッ

荒潮「あら~霰ちゃん~……ちょーっとやりすぎじゃないかしらぁ~?」


 ―同時刻、倉庫―

提督「確かここらに、雪かき用の掃除があったはず……」ガサゴソ

提督「ありました。スコップです」

司令長官「せめて、除雪機ぐらいは欲しかったなぁ…」

提督「あんなのいくらすると思ってるんです?」

長門「さてと、ではやるとするか」

加賀「そうね。この雪は少し鬱陶しいし」

朝潮「精一杯頑張ります!」

 ―数時間後―

朝潮「えっほ、えっほ…」ガッシガッシガッシ

司令長官「朝潮君、本当に皆と遊ばなくていいの?」

朝潮「だ、大丈夫です!今日みたいな日は訓練ができませんし、雪かきをやってみたいと思っていたんです!それに、雪かきも体力作りになりますから!」

司令長官「…………別に構わないんだけど、朝潮君さっきから向こうの方を見過ぎじゃない?」

朝潮「えっ」

<ワーキャー!!

朝潮「いえっ、そんなことはっ……!」

司令長官「君はまだこういう時は遊んでいていい年ごろなんだから、こういう時くらい皆と遊んで来たら?」

朝潮「で、でも……!」

司令長官「こっちには長門君も加賀君もいるから、君は存分に遊んでおいで」

朝潮「……………………」

司令長官「真面目なのはいいことだけど、どこかでガス抜きしないと体がもたないよ?」

朝潮「…………………ちょっと、皆と遊んできます!」

司令長官「うん、いってらっしゃい」


 ―17時過ぎ、司令長官室―

朝潮「朝潮、ただ今戻りました!」

司令長官「うん、雪合戦はどうだった?」

朝潮「とても楽しかったです!訓練にもなりましたし!」

司令長官「……………そのようだね」

朝潮「?」←雪のせいでベッチョベチョ


【終わり】

【おまけ】

 ―13時過ぎ、北方AL海域・Fマス(北方AL泊地)―

※寒くて風も強い。雪も降ってる。

北方棲姫「寒い……寒いよぉ……」ブルブル

護衛要塞「そうですねぇ……。本土は都心でも雪が降っているようですし、そんなに寒い日は海上も寒いでしょう……」ガチガチガチ

北方棲姫「…もう寒すぎ……眠い……」カックンカクン

護衛要塞「ね、寝ちゃダメですよ!?死んで―いえ、死んでしまいます!」

北方棲姫「…………………………………………」ジー

護衛要塞「?ほっぽさん?」

北方棲姫「………たこ焼が飛んでる」ボケー

護衛要塞「だ・か・ら!!俺の名前は護衛要塞ですってば!この状況で名前間違えないでください!!」

北方棲姫「……たこ焼が喋ってる…大きい、美味しそう…」

護衛要塞「……え、何この反応…。もしかして、ガチで寒さで幻覚でも見えるようになったんですか、ほっぽさん!?」

北方棲姫「いいから大人しく私に食べられなさいたこ焼!!」

護衛要塞「いやあああああああああ!!仲間に食べられるなんて嫌だああああ!!!子供みたいな上司に食べられるとかどういうプレイだよおおおお!!!」

北方妖精「たこ焼きいいいいいい!!」

護衛要塞「誰か来てくれぇ!!ツ級さん!リ級ちゃん!ロ級さん!!誰か来てくれ!!SOS!お助けえええええ!!!」


 ―同時刻、北方AL海域・Kマス(北方増援艦隊主力)付近の島―

グツグツグツ

軽巡ツ級「……うん、そろそろいい具合ですね」ツンツン

軽巡ツ級「いただきます」パクッ

軽巡ツ級「ん~…。やっぱり、かまくらの中で食べる鍋はおいしいですねぇ」モグモグ


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪朝潮≫

朝潮型駆逐艦一番艦。艦娘No.85。黒いロングヘアと、ランドセルのベルトのように見える艤装のベルトが特徴の、しっかり者の女の子。超が付くほど真面目で、

暇があれば勉強し、遊ぶよりも訓練をするくらい、軍人気質。しかし、本当は年ごろの女の子のように他の皆と遊びたいとも思っている。朝潮型および駆逐艦の

全員をまとめる統率力も併せ持っており、吹雪、五月雨に次ぐ実力者。どんなことにも一生懸命取り組む。意外に甘党。

好きな言葉は『石の上にも三年』。

今日はここまでにします。

>>227
  朝潮の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


ここで、300レスを超えてしまいましたが、キリ番安価を取ります。

今現在リクエストされている艦娘は阿武隈、瑞鶴、憲兵、最上ですので、これらのキャラはリクエストしないようにお願いします。

また、300レス台では『イギリスからの来訪者』の話を書いていく予定です。

感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



サーモン海域、素晴らしいじゃないですかっ……!

キリ番安価範囲:>>303-305

五月雨

ビスコ

春雨

バーーーローー航戦(翔鶴型&大鳳)

こんばんは、>>1です。

キリ番安価の結果、五月雨、ビスマルク、春雨となりました。範囲外の新一航戦は、通常消化となります。

今日は、五月雨の話を書いていきます。

【頑張る五月雨】

 ―16時過ぎ、駆逐艦寮・休憩室―

五月雨「えっ、提督が…?」

時雨「うん。最近また徹夜が増えているって話だよ。戦艦の先輩たちが、夜間の巡視中に見つけたみたい」

五月雨「やっぱり、仕事のせいかなぁ…」

時雨「だろうね。提督が徹夜する理由何てそれぐらいしかないし」

五月雨「何か私達にできる事ってないかなぁ……」

時雨「それは五月雨、あれだよ」

五月雨「?」

時雨「こっそり提督に会いに行って手伝ってあげたり夜食を作ってあげたりして、ポイントを稼げばいいんだよ」

五月雨「え、ええーっ!?む、無理だよぉ!」

時雨「どうして?五月雨って、提督が鎮守府に着任して以来の付き合いなんだろう?何を気に病む必要があるんだい?」

五月雨「だ、だって……そんな、夜中に提督のところに行くなんて……///」

時雨「………先に言っておくけど、僕たち白露型は、五月雨が提督に気があるって事は知ってるからね」

五月雨「………………………え?」ポカン

時雨「気づいていないと思ったのかい?」

五月雨「………………………はぅ」カクッ

時雨「おやおや、初々しいね」

 ―十数分後、執務室―

提督「………指定時間就寝免除申請証?」

五月雨(………時雨ちゃんの言う通り、提督疲れてる感じがするなぁ……)

提督「…何のために、ですか?」

五月雨「えっと、ちょっと夜にしかできない事がありまして…それで……」

提督「……………分かりました。深くは尋ねません、許可します」

五月雨「あ、ありがとうございます!」

提督「ただし、トラブルは起こさないようにしてくださいね」


 ―17時過ぎ、駆逐艦寮・五月雨&涼風の部屋―

五月雨(もし手伝ったら多分ドジを踏んで、手伝いどころじゃなくなるから…)

五月雨(夜食でも作ってあげようかなぁ…)ウーン

五月雨(一応、起きられる許可はとったけど……)

五月雨(失敗とかしたらどうしよう……)

五月雨(料理は何とか作れるけど、ちょっと何品か作っておこうかなぁ……)

涼風「五月雨?何うんうんうなってるんだい?」

五月雨「涼風ちゃん…実はね……」カクカクシカジカ

涼風「は~、五月雨も乙女だねぇ」

五月雨「べ、別にいいじゃない!」

涼風「ははは、別にバカにしてるわけじゃないさ」

五月雨「それで、どんな料理作ったら、提督は喜ぶかなぁ…」

涼風「うーん、おかゆとか?」

 ―20時半過ぎ、厨房―

五月雨「うーん…おかゆかぁ………」

五月雨「何度か作った事があるけど…失敗しないよね…?」

五月雨「…悩むより、作ってみよう!」


 ―数分後―

五月雨「えーっと、確か塩を入れるといいって、鳳翔さんが言ってたよね……」

五月雨「ちょいちょいっと」ササッ

五月雨「後はねぎを切って……」トントントン

五月雨「よし、後は炊けるまで待ってと……」


 ―約20分後―

五月雨「できた~」ホカホカ

五月雨「うん、我ながら美味しそう。ちょっと味見…」パクッ

五月雨「…ッ!?何、甘い…!?な、何で……ッ!?」

五月雨「……………あ、砂糖と塩を間違えた……」

五月雨「はぁ~……どうしよう……」

間宮「…五月雨ちゃん?」

五月雨「ひっ…!?ま、間宮さん…?」

間宮「どうしたのこんな時間に……」

五月雨「じ、実は…提督に、お夜食を作ってあげようかと……」

間宮「あら、いいじゃない。それで、そのおかゆが?」

五月雨「それが…このおかゆ砂糖と塩を間違えちゃって…」

間宮「あら、じゃあ作り直す?」

五月雨「……うーん……」

間宮「……ああ、そう言えば」

五月雨「?」

間宮「提督も多分お仕事で徹夜をしているのでしょう?」

五月雨「は、はい…」

間宮「じゃあ、手軽に食べられるものにしたらどう?」

五月雨「手軽に?」

間宮「そう、例えば―」


 ―23時過ぎ、執務室―

提督「…………………………」カリカリカリ

コンコン

提督「?」

提督(こんな時間に…?何かトラブルでしょうか…)

提督「どうぞ」

ガチャ

五月雨「し、失礼します…」

提督「………五月雨さん?どうかしたんですか?」

五月雨「えーっと……提督、今夜も徹夜ですか?」

提督「ええ、書類が山積してまして」

五月雨「…………でしたら…そのう………」

提督「?」


五月雨「……おにぎり、作ってみましたので………おなかが空いたらどうぞ…」


提督「…すみませんね。私なんかのためにわざわざ」

五月雨「い、いえっ!丹精込めて作りましたので、召し上がってください!」

提督「………では、今一つ食べてみましょう」パクッ

五月雨「あっ―!」

提督「……………」モグモグ

五月雨「…………………」ドキドキドキ

提督「………美味しいです」

五月雨「あ、ありがとうございます」

提督「五月雨さんの愛情が込められてるのが良く分かります」←深夜のテンションと徹夜の疲れによるうわ言

五月雨「あ、あいっ……!?///」

提督「?どうかしましたか?」

五月雨「い、いえっ!では、私はこれで失礼します!提督も無理をなさらずにーっ!!」ダダダ

提督「?」

提督「…………さて、頑張りますか」パクッ


【終わり】

今日はここまでにします。

>>303
  五月雨の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はキリ番安価のビスマルクの話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




五月雨の可愛さに、艦これを始めてから約1年で改めて気づく。

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありましたビスマルクの話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【デカい暁】

 ―18時過ぎ、サーモン海域・Оマス(敵補給部隊本隊)―

ビスマルク「Feuer!(フォイヤー:撃て)」ズダァァン

ズッドゴオオオオン

輸送ワ級flagship「ヴアアアアアアア………」撃沈

ビスマルク「どんなもんよ!」

飛龍「やったぁ!これで輸送ワ級を5回倒したし、海域解放よ!」

蒼龍「ばんざーい」

ビスマルク「ふぅ……それにしても、なんだか肩透かしなくらい簡単だったわね」

北上「まー、前の海域がえげつないくらい難しかったからねぇ」


 ―19時過ぎ、執務室―

ビスマルク「と言うわけで、サーモン海域攻略成功よ」

提督「お疲れさまでした。ビスマルクさんも戦闘で疲れているでしょうし、今日のところはもう休んでいただいて構いませんよ。詳細を書いた報告書は、

   明日の夕方までで構いませんよ」

ビスマルク「お気遣い、感謝するわ」

提督「はい」

ビスマルク「…………………」ジー

提督「?何か?」

ビスマルク「い、いえ……じゃあ、失礼するわね」

パタン

 ―十分後、食堂―

ビスマルク「……はぁ」

北上「んー?どうしたのビスマルクさん?そんな溜息ついちゃって」

ビスマルク「北上……ちょっと、ね」

北上「サーモン海域を解放したヒーローさんが、その日の夕ごはん時に溜息なんて、らしくないねぇ」

ビスマルク「いえ、別にいいのよ。大したことでもないし………はぁ」

北上「あー、ほら。そんなに大したことでもないのに溜息なんてつかれちゃ、気にするなって方がって話だよ」

ビスマルク「むぅ………北上って、結構仲間思いなのね」

北上「む、その言い方は心外だね。北上さんはいつだって皆の事を思っていますよー」

ビスマルク(嘘こけ。駆逐艦うざー、とか言ってるくせに)

北上「で、どしたのさ?」

ビスマルク「えーっと………馬鹿にしないでくれる?」

北上「もちろん」

ビスマルク「その、ね?サーモン海域攻略したじゃない?」

北上「そうだねぇ」

ビスマルク「それでね、私が敵の旗艦を倒して海域を開放できたじゃない?」

北上「うんうん」

ビスマルク「それで…………ね?」

北上「?」

ビスマルク「そのー……要するに、あれよ」

北上「??」



ビスマルク「…………褒められたいのよ。提督に」


北上「」

ビスマルク「…な、何よその沈黙」

北上「ふ…ふふ…っ」

ビスマルク「…北上?」

北上「あはははははっ。あははははははははは」

ビスマルク「わ、笑うなぁ!」

北上「いや~。こりゃびっくりだぁ。あの規律に厳しいビスマルクが、提督から褒めてもらいたいなんてさ~」

ビスマルク「いいじゃない別に!それぐらい!」

北上「いや、さすがは‶デカい暁‶と呼ばれるだけの事はあるねぇ」

ビスマルク「何その不名誉なあだ名は!」

北上「ま、話を戻してと。褒められたいって、褒められたんじゃないの」

ビスマルク「いえ、全然?ただ、お疲れさまでした、としか」

北上「うーん、普段と大して変わらないねぇ。で、提督に褒めてもらいたい意外と子供なビスマルクさんは提督にどんな感じで褒めてもらいたいの?」

ビスマルク「いちいち言い方が腹立つわねぇ……」

北上「で、どうなのよ?」

ビスマルク「………………………」

北上「?」



ビスマルク「…………頭を、撫でてもらいたい」


北上「」

ビスマルク「……………ダメ、かしら」

北上「………………ふひっ」

ビスマルク「鼻で笑わないで!」

北上「あははははっっはははははははははっは!!うひーひひい…!」

ビスマルク「」


ビスマルク「そうよ。私みたいな堅物がそんな子供みたいなことを望むのが浅はかだってわけよ。滑稽でしょ?滑稽デショウ?笑いなさいよ。笑えばいいわ」

北上「あははは…もー、大いに笑わせてもらいましたっと」

ビスマルク「くっ……屈辱!よりによって北上に話すなんて…っ!」

北上「あはは…ひーひー……ふぅ。うん、ありがとうね。久々に笑わせてもらったよ」

ビスマルク「………で、どうすればいいと思う?こんだけ痴態を見せたんだから、アドバイス無しとかは許さないわよ」

北上「うーん、そうだねぇ~」

ビスマルク「………………」

北上「ま、あたしからは何もアドバイスできないかなー?」

ビスマルク「こいつときたらーっ!!」

北上「まあ、前の海域がすんごく難しくって、その時旗艦を倒した夕立を褒めちぎったから、簡単なサーモン海域にはあんまり関心が無いんじゃないかな?」

ビスマルク「な……」

北上「でも安心して。今日あの時あそこにいた皆は、ビスマルクセンパイの活躍をちゃーんと覚えていますから」

ビスマルク「でも……我儘かもしれないけど、提督からも褒めてもらいたかったなーって」


提督「そういう事だったんですか」


ビスマルク「そうなのよ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――え?」

提督「どうも」

ビスマルク「な、なんでぇ!?」

提督「いえ、私も夕食を食べに来ただけですし。それに、北上さんの凄い笑い声が執務室まで聞こえてましたので」

ビスマルク「!!」ギロッ

北上「ぴゅる~♪」

提督「で、さっきの話ですけど………」」

ビスマルク「何よ!貴方も私の事をバカにするんでしょ!?子供っぽいってバカにするんでしょう!?滑稽でしょ!笑えばいいじゃないの!」

ポフッ


提督「サーモン海域を開放してくれて、ありがとうございます」ナデナデ


ビスマルク「」

提督「……こんな感じでいいんですか?」

ビスマルク「え、えへへへへ…………Danke」

北上「へー」ニヤニヤ


後日、この様子を青葉に見られ、青葉新聞に『これがレディ!?明かされる大戦艦ビスマルクの素顔!!』と、鎮守府内に大々的に報じられて、

またひと悶着あったがその話は別の機会に。


【終わり】

今日はここまでにします。

>>304
  ビスマルクの話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はキリ番安価にありました春雨の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




次のスレは、何番煎じかもわかりませんが、民族性ジョーク×艦これになるかもしれません。

乙―、せっかくこのスレではカッコいいビスマルクが見られると思ったのに
失望しました、那珂ちゃんのファンやめます



艦これでジョーク集って最近見たような・・・

乙ですビス子可愛い

改二記念という事で霞をリクエスト御願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありました春雨の話を書いていきます。

>>329
  か、代わりにこのスレは長門さんがカッコいいですし…(震え)

>>331
  え、本当ですか…?

  ですが、このスレが終わってからですから、今すぐやるというわけではございませんので…。

>>333
 霞、了解しました。

それでは、投下していきます。

【輸送任務とドラム缶】

 ―15時過ぎ、執務室―

コンコン

提督「どうぞ」

春雨「失礼します、司令官」ガチャ

春雨「昨日の鼠輸送任務の報告書を提出に来ました」

提督「お疲れ様です。短距離の遠征とはいえ、初めての旗艦はいかがでしたか?」

春雨「その、ちょっと緊張しました……」

提督「まあ、最初は誰でもそんな感じです。後は場数を重ねていくしかないでしょう」

春雨「は、はい!」

提督「では、報告書を少し確認します」ペラッ

春雨「…………」ドキドキ

提督「……………あの」

春雨「な、なんでしょうか?」

提督「この、戦闘詳細に『ドラム缶で敵艦を2隻撃沈』とありますが、どういう事ですか?」

春雨「えっと、そのままの通りですけど…」

提督「いえ、まったくもってわからないんですけど、どういう状況ですか?」

春雨「えーっとですね……」

 ―昨日12時過ぎ、鎮守府近海―

春雨「みなさーん、あと少しで鎮守府ですけど、気を緩めないで行きましょ~」ザザザ

村雨「はーい」ザザザザ

夕張(最初は危なっかしかったけど、最後には結構慣れた感じだねぇ)

白露「でもドラム缶ってやっぱり重い~」ザザザザ

江風「ンな事言ったってよ~……この中には資源がたんまり入ってんだから捨てるわけにも行かねェだろ?」ザザザザ

白露「そうだけど~」ザザザザ

春雨「あっ!」ピタッ

夕張「ん?どうかしたの、春雨ちゃん?」ピタッ


春雨「11時の方向、敵艦見ゆ!」


夕張「えっ!?ウソ!?」

春雨「艦種……軽巡ホ級1、駆逐ハ級1、駆逐ロ級2!」

江風「なンだ。雑魚ばっかじゃねェか。楽勝楽勝」

村雨「江風ちゃん……私達は今、ドラム缶しか装備してないのよ~…」

江風「あッ、そうだった!畜生!」

夕張「どうしよう…こちらから見えたという事は、あちらからも見えた可能性が高い……」

白露「で、でも今ならまだ大きく回避すれば逃げられる可能性が高いかも……」

春雨「私に任せて」

夕張「春雨ちゃん!?」

白露「で、でも!春雨ちゃんだってドラム缶しか装備していないんだよ!?これじゃ戦えないって!」

春雨「それだけあれば十分だよ。私、ドラム缶の扱いには自信があるんだ」

夕張「そ、そんなの……」

春雨「大丈夫です、夕張さん」ザザザザ


軽巡ホ級「!」ピクッ

駆逐ロ級「!」ギロッ

春雨「やああああああああ!!」

軽巡ホ級(あいつ、ドラム缶しか持っていないのに突進してくるだと…?)ガション

駆逐ロ級(死にたがりか、ただのバカか……)ガシャリ

春雨「やぁっ!」グイン

軽巡ホ級「?」

春雨「えーいっ!!」ブン

ガアァン

軽巡ホ級「ガッ…!?」撃沈

駆逐ハ級(ドラム缶で殴る…だと!?)

駆逐ロ級(ホ級さーん!?)

春雨「たああああっ!!」ヒュン

ゴォォン

駆逐ロ級「ブベッ!?」撃沈

駆逐ロ級「!?」

春雨「みなさん!このすきに行きましょう!!」

夕張「え、ええ!」

白露「ドラム缶で2隻も撃沈するなんて……」

江風「すげー…ドラム缶にあンな使い方があったのか……」

村雨「まさに、‶その発想はなかった‶って感じね~」


春雨「っていうわけです」

提督「……にわかには信じがたいですが……」

春雨「本当ですってば~!!」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪春雨≫

白露型駆逐艦五番艦。艦娘No.205。薄いピンクの髪と対照的な黒い制服が特徴の、静かな雰囲気の女の子。元気な子が多い白露型の中では珍しく大人しくて、

それゆえに他の白露型の子からは妹のように扱われている。輸送任務が得意で、ドラム缶の扱いもお手の物。ドラム缶で深海棲艦を倒したことも少なくない。

料理が得意で、その腕は鳳翔や間宮のお墨付き。得意料理は(やっぱり)麻婆春雨。頭の帽子の中には何かが入っているらしい。

好きな言葉は『禍を転じて福と為す』。

今日はここまでにします。

>>305
 春雨の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました阿武隈、瑞鶴の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




ドラム缶しか積んでいない艦娘が、flagship級駆逐艦をcriticalhitで倒した時、『え?』と思う事が何度もある。

乙、龍田リクエストお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました阿武隈&瑞鶴の話を書いていきます。

>>342
 龍田、了解しました。

それでは、投下していきます。

【相性】

 ―10時半過ぎ、執務室―

阿武隈「納得がいきません!」ダン

提督「いえ、私も申し訳ないと思っていますよ?でも仕方ありませんって」

阿武隈「でもぉ!」クルッ


阿武隈「何であたしと北上さんが同じ艦隊なんですかぁ!!」


北上「あのさー、阿武隈ちゃん?そう言う言葉は本人のいない場所で言ってくれないかなぁ?あたしでも傷つくよ」

阿武隈「北上さんは黙ってて!それで提督、他にも軽巡洋艦の子がいたでしょ!何であたしなの!?」

提督「ですから、鬼怒さんは遠征ですし、大井さんは体調不良で欠席。他の軽巡の方もその他の任務やら仕事やらで手一杯なんです。阿武隈さんしか、

   手の空いている方はいないんですから」

阿武隈「でもぉ!」

北上「あー、阿武隈?いい加減あたしもキレていい?」」

提督「ほらほら、早く出撃してください。他の方たちも待っていますから」

阿武隈「んもう……」

北上「じゃ提督、行ってくるね~」

 ―数時間後、サーモン海域・Оマス(敵補給部隊本隊)―

阿武隈「えーいっ!」ドシュン

ドッゴオオン

戦艦ル級flagship「ガウッ…!?」中破

阿武隈「やった!ル級を中破にまで追いやった―」

北上「あらよっと」ドゥン

バゴオオオン

戦艦ル級flagship「グエエエエエ………」撃沈

阿武隈「」

北上「あー、いいねぇ。この爽快感」


 ―帰り道―

北上「いやー、資源も持って帰れて、輸送艦を倒して万々歳だねー」ザザザ

阿武隈「………ソウデスネ」

阿武隈(はぁ……倒せなかったな…)

北上「いやー、阿武隈には助かったよ~」ガシッ

阿武隈「ふぇっ!?なんですか急に~!」

北上「いやね、あの時ル級を中破にしてなくちゃ、いくら北上さんでも倒せなかったよ。あいつは。でも、阿武隈が中破にしてくれたから何とか倒せた。

   あたしの為にありがとうね~」

阿武隈「いやいやいや、あれは北上さんの為なんかじゃなくて―」

北上「照れ隠しなんていいよ~。くまっち~、お礼に頭を撫でてあげよう」グシャグシャ

阿武隈「あたしの名前は阿武隈です~!って、髪ぐしゃぐしゃしないで~!!」

 ―15時過ぎ、執務室―

阿武隈「あー、疲れた…」

提督「お疲れ様です」

阿武隈「もう、北上さんの相手は嫌……」

提督「そんなに嫌なんですか?」

阿武隈「それはもう、嫌ですよ!北上さんがじゃれついてくると、大井さんが鬼のような形相でこっちをにらんでくるし!」

提督「それは精神的に来そうですねぇ…」

阿武隈「他にもいっぱいあるんですよ!北上さんは何かあるたびにあたしの髪ぐしゃぐしゃしてくるし!」

提督「髪のセットが大変そうです」

阿武隈「あたしのこと‶くまっち‶って変なあだ名で呼んでくるし!」

提督「うーん……球磨さんが怒りそうですね」

阿武隈「あたしをパシらせるし!」

提督(キリがなさそうですね…)

阿武隈「旅行行ったらあたしにだけお土産くれるし!」

提督「………ん?」

阿武隈「廊下で会ったら『今日もべっぴんだね~』って褒めてくるし!」

提督「……………ん?」

阿武隈「あたしが遠征から帰ってきたらジュース奢ってくれるし!あたしが落ち込んでたら肩を叩いてくれるし!その後スイーツまで奢ってくれるし~!!」

提督「…………貴女、気に入られてません?」


【終わり】

【敵にさえ】

 ―10時過ぎ、珊瑚諸島沖・Dマス(敵機動部隊本隊)―

瑞鶴「稼働機、全機発艦!」ビシュシュッ

キイイイイイン

瑞鶴「いっけぇ!」

ズッドオオオオオオオオオオオオオオン

南方棲戦鬼「ガアアアアッ!?」中破

空母ヲ級flagship「クッ………」大破

戦艦タ級flagship「ゴアッ………」中破

瑞鶴「よーっし!」

翔鶴「すごいじゃない瑞鶴!一人であんなに倒すなんて!」中破

赤城「ええ、かなり艦載機操作の腕を上げましたね」中破

瑞鶴「ふっふーん。これでもう、七面鳥なんて言わせな―」


南方棲戦鬼「ヤルジャ……ナイカ……」ポヨーン

空母ヲ級flagship「チィ………ヤッテクレル………」ポヨヨーン

戦艦タ級flagship「ウヌゥ………カナリヤルナ………」ポヨヨヨーン


瑞鶴「」フッ

翔鶴「?瑞鶴?どうしたの?」

長門「瑞鶴、よくやった!後は私達に任せて―」

瑞鶴「……………………」キリキリキリ

赤城「ず、瑞鶴さん?何を―」

瑞鶴「……………………」ビシュッ

キイイイン

ドゴオオオオオオオオオオオオン

南方棲戦鬼「ガウアッ!?」撃沈

空母ヲ級flagship「ヲゥッ!?」撃沈

戦艦タ級flagship「アェッ!?」撃沈

瑞鶴「………………ふぅ」

長門「………瑞鶴?どうかしたのか…?」

瑞鶴「………成長って、残酷よね」

全員「?」


 ―17時過ぎ、執務室―

提督「大体の状況は理解しました」

瑞鶴「なんなのよ……敵のくせに、人間の敵のくせにあの胸は何なのよ……胸なんていらないんじゃないの…ホントなんなのよ……」

提督「最近出撃する度に愚痴る方が多いですねぇ…。そういう季節でしょうか…」

瑞鶴「提督さんはどう思う!?胸はやっぱりあった方がいいと思う!?」

提督「よく聞かれます、その質問。ですが、ノーコメントで」

瑞鶴「逃げないでよ!」

 ―19時過ぎ、食堂―

瑞鶴「って話があってね~」

翔鶴「珊瑚諸島のあれはそういう事だったのね……」

瑞鶴「翔鶴姉はいいよね~。あって」

翔鶴「べ、別にあってもいいものじゃないわよ?肩がこるだけだし、走ると痛くなるし…」

瑞鶴「そーいうのを贅沢っていうのよ!」

翔鶴「それに……相手の男の人がいなくっちゃ、これって無用の長物だし……」

瑞鶴「あ、ごめん…………」

翔鶴「いえ、いいのよ…。でも、瑞鶴は今のままの方がいいわ」

瑞鶴「え?」

翔鶴「胸の大きい瑞鶴なんて、瑞鶴じゃないって気がするの。失礼かもしれないけど、今の胸の小さい瑞鶴のままの方が、瑞鶴らしさがあっていいと思うの」

瑞鶴「………まあ、一理あるかも。でも、1ついい?」

翔鶴「?」

瑞鶴「深海棲艦だからって胸は必要ないと思うの!」

翔鶴「………まあ、うん……あれ?」

瑞鶴「もう、敵のくせに!!憎らしい!」

翔鶴「その感情を戦闘に回したらどう……?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪阿武隈≫

長良型軽巡洋艦六番艦。艦娘No.110(改二はNo.200)。飴を転がしたような甘ったるい声と、特徴的な金髪の髪型が目立つゆるふわ系のお姉さん。普段は

ほんわかしたところが目立ち不安げな行動をしているが、ちゃんとしている時は凛々しい姿を見せてくれる。北上との相性は悪く本人は毛嫌いしているが、

傍から見れば北上に気に入られている言動がほとんど。長良型だという事を皆覚えてくれないのが悩み。改二になるために日々是鍛錬中。

好きな言葉は『蛍雪の功』。

今日はここまでにします。

>>274-275
  阿武隈、瑞鶴の話、いかがでしたか?


感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




セリフを全てひらがなにしても違和感のない艦娘

1位:那智 …『でるぞ!おじけづくものはのこっておれ!』

2位:阿武隈…『かんたいがぼこーにきかんしました!』

3位:曙  …『か、かいそうとかいって、あたしのはだかがみたいだけなんでしょっ、このくそていとく!』



ここで多数決を取ります。

↓5まで
 明日の話は次のうちどっち?

①:憲兵(>>163にでてきた女性憲兵司令官)の話

②:『イギリスからの訪問者』

2で

これデレさせるとか言ってたキャラはビスマルクて事でいいのかな?
それとも他に予定があるのかな?

乙乙ー
摩耶お願いします

こんばんは、>>1です。

多数決の結果、②となりましたので、今日は『イギリスからの来訪者』の話を書いていきます。

>>361
  ビスマルクじゃないんです。とある航空戦艦なんです。

>>362
  摩耶、了解しました。


それでは、投下していきます。

【イギリスからの来訪者】

 ―(イギリス)16時過ぎ、イギリス海軍司令部・司令長官室―

イギリス海軍司令長官(以下アネリ)「………………………ふむ」カチャリ

アネリ「そろそろ、頃合いかしらね。ランスロット」

ガチャ

イギリス海軍司令長官補佐官(以下、ランスロット)「お呼びでしょうか、司令長官」

アネリ「貴方に、ある仕事をしてもらいたいのだけれど」

ランスロット「仕事?なんでしょうか?」

アネリ「日本の海軍総司令部に行き、‶艦娘‶に関する情報を持ち帰ってもらいたいわ」

ランスロット「………また、どうして日本に?」

アネリ「今、世界中の海を支配している‶深海棲艦‶は、我が国の領海の外側にもいるわ。そして今私達海軍は、そいつらの侵攻を『食い止める』事は出来ても、

    『撃滅する』事は未だ出来ていない…」

ランスロット「分かっております」

アネリ「でも、あの東洋の島国は別。あの国は深海棲艦の侵攻を食い止めている上に、撃滅する事も出来ている。そのおかげであの国は、海上輸送に関しては

    不自由の無い状況よ」

ランスロット「ええ、確かにニュースでもそのように報道されておりますが」

アネリ「その日本へ行き、深海棲艦と戦っている‶艦娘‶の情報を我が国へ持ち帰り、そのメカニズムを解析する事ができれば、我が国でも‶艦娘‶を作り出す

    事が可能となる。そして、深海棲艦を撃滅する、と」

ランスロット「………事情は分かりました。しかし、なぜ私が?司令長官自らが行けばいいのでは……」


アネリ「だって、面倒くさいじゃないの」


ランスロット「……………はあ」

 ―(日本)数日後10時、新日本海軍総司令部・正門―

ランスロット(俺の名はランスロット=オールポート。イギリス海軍司令長官の補佐官を務めている)

ランスロット(今回こんな小国の海軍総司令部を訪ねた理由は、深海棲艦と互角、いやそれ以上に戦っている日本の‶艦娘‶に関する情報を持ち帰るためだ)

ランスロット(アメリカはしくじったようだが、その二の轍を踏む気は無い。これを機に、アメリカを出し抜いて再び世界の頂点に立つ…!)

提督「大変お待たせいたしました、ランスロット補佐官」

ランスロット「いや、私も今来たところだからな。それで、お前が海軍の司令長官か?」

提督「いえ、私は司令長官の補佐官を務めております、斑 黎明と申します」

ランスロット「補佐官?司令長官はいないのか?」

提督「はい。司令長官は今日、四国の方へ出張に行っております」

ランスロット「ほう、出張ね」

提督「ええ、大変申し訳ございません。本日は、司令長官の補佐官である私が案内をさせていただきます」

ランスロット「そうか。俺の司令長官も多忙な故に訪問する事ができなかったからな。お互い、多忙な上司を持つ者同士仲良くしようじゃないか」

提督「善処いたします」

提督(ま、司令長官は温泉旅行で四国に行っているんですが)

ランスロット(ま、司令長官は面倒くさいからの一言で来なかったんだが)

ランスロット「では、早速だが中を見学させてもらっても構わんか?」

提督「あ、その前に少々手荷物を見せていただいてもよろしいでしょうか?」

ランスロット「ん?別に構わんが」スッ

提督「ありがとうございます。では、青葉さん」

青葉「はいはーい!では、失礼しまーす」シュタッ

ランスロット(こいつも艦娘か?)

ランスロット「しかし、なぜ手荷物検査を?空港の手荷物検査はパスしているが?」

提督「いえ、隠しカメラや盗聴器などを持っていないかをチェックしますので」

ランスロット(なるほど、やはりその手の事に関しては手を抜かないな。アメリカもしくじるわけだ)

提督「実は昨年の12月に、中国の海軍司令長官が訪問されたのですが、カバンの中に盗聴器と隠しカメラを大量に入れておりましたので、規制を強くしました」

ランスロット「」

提督「後、その司令長官には『二度と来るな』と言って蹴とばしました」

ランスロット(こいつ…一国の司令長官になんつー態度取っているんだ!?)

青葉「はい、異常なしですね。ありがとうございます~」

提督「………それにしても」

ランスロット「なんだ?」

提督「ニワトコの杖は入っていませんでしたね」

ランスロット「………お前うちの国を何だと思っているんだ。まあ、魔法とかそういうオカルト方面の伝統が強いのは否めんが」

提督「後イギリスのイメージと言えば、紅茶か、大して美味しくもない食事か、世界一エロい国としか―」

ランスロット「お前ホントうちの国を何だと思っているんだ!!」


 ―数分後、中庭―

暁「それーっ、響パース!」ピューン

雷「させないわよっ!」バシィ


ランスロット「あの少女達も、艦娘なのか?」

提督「ええ。あのように子供の姿ですが、戦闘能力に関しては何ら問題もありません。彼女たちは、駆逐艦です」

ランスロット「…あんな幼い子供を戦場に放り出すというのも、心が痛むがな」

提督「ごもっともです。しかし、あの子たちが深海棲艦を倒す希望という事も事実ですし、なるべく危険な海域には出撃させないという事が精一杯ですが」

ランスロット「いや、その心がけだけでも十分だと俺は思うぞ」

提督「…ありがとうございます」

 ―数十分後、工廠―

明石「どうも、この工廠の責任者の明石です!」

ランスロット「俺はイギリス海軍司令長官の補佐官、ランスロットだ。よろしく」

明石「こちらこそ、よろしくお願いします!」

ランスロット「…こんな危険な場所でも艦娘が働いているのか」

提督「彼女だけだはありませんよ。ほら」スッ

ランスロット「?」チラッ

妖精さん「あ、こんにちはー。お客様ですかー?」

ランスロット「…………なんだ、こいつは」

提督「妖精さんです。というか、見えるんですか?」

ランスロット「あ、ああ。作業用のつなぎを着て、ヘルメットを被ってるだろ?」

提督「その通りです。しかし、初見で妖精さんが見えたのは貴方が初めてです」

ランスロット「……それより、このちっこいのも工廠で働いているのか?」

提督「ええ。まあ、妖精さんは艤装にくっついているのとかもいますし」

ランスロット「………なおさら不安だ」


 ―数分後、本館―

鈴谷「でさー。そうなんだよ~」

熊野「あら、そうなんですの?」


ランスロット「しかし…」

提督「?」

ランスロット「やはりと言うかなんというか、‶艦娘‶だから女性ばかりなのだな」

提督「その通りです。どうやら妖精さん曰く、英語圏では船の事を女性名詞で呼ぶかららしいんですが、その点どうなんですか?」

ランスロット「俺に言われてもな……。しかし、こういう状況だとあれだろ?」

提督「…あれ、とは?」

ランスロット「欲情せんのか?」

提督「やはりあなたはイギリス人ですね」

ランスロット「うるさいな。で、実際どうなんだ?」

提督「………私は別に、そう言った感情を表に出すという事はありませんから」

ランスロット「建前はそうなんだろう?で、本音はどうなんだ?」

提督「………………………………正直、してます」

ランスロット「…分かるぞ、その気持ち。俺も同じ状況になったらそうなると思う」

提督「……そうですか」

ランスロット「だが、艦娘達はどうやらお前の事を慕っているようだし、この状況なら男冥利に尽きるんじゃないのか?」

提督「一見女性たちの中に男性がただ1人って状況、とても気まずいんですよ?そんな、欲情する前に」

ランスロット「あー……それは分らんでもない」

提督「ランスロットさんは海軍司令長官の補佐官ですから、女性の事で苦労したりしなさそうですが」

ランスロット「……俺の上司は女性だからな……。下手な発言してセクハラとか言われたら、目も当てられない事になるから……」

提督「…それは、お察しいたします」

ランスロット「分かってくれるか」

提督「ええ、分かりますよ」

ランスロット「ありがとう」



 ―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―

ランスロット「総司令部の中にこんな施設が…しかも運営しているのは艦娘か」

提督「間宮さん…ここを運営している方が店を開きたいと仰っていましたので、その希望に応える事にしました」

ランスロット「なるほどな…。しかし、このスイーツ美味しいな」

提督「間宮さんの作るスイーツはいつも美味しいですからねぇ」

金剛「失礼しマース!テートク!」タタタ

提督「金剛さん。どうかしたのですか?」

金剛「テートクにmailが届いていマース!Loveletterは許さないからネー!!」

提督「分かりました…って、速達?」ビリッ

金剛「Oh?Youは誰でスカー?」

ランスロット「おっと、自己紹介が遅れてしまったな。これは失礼。俺はイギリス海軍司令長官の補佐官、ランスロット=オールポートだ」

金剛「Oh,イギリス!Meは英国生まれの戦艦・金剛デース!」

ランスロット「おお、あの金剛か!いやぁ、こんな可憐な女性に生まれ変わって…」

金剛「ヘイヘイ、お世辞は照れくさいネー」

ランスロット「ははは」


金剛「では、失礼するネー」

ランスロット「ああ。いや、済まなかったな。つい話が盛り上がってしまって―」

提督「…………………………………………」ズーン

ランスロット「…ど、どうかしたのか?」

提督「この手紙を見ればわかります」

ランスロット「?俺が見てもいいのか?」

提督「構いませんよ」

ランスロット「そうか、では失礼して……」チラッ

……

ランスロット「…なあ、この‶ケッコンカッコカリ‶ってなんだ?」

提督「艦娘と提督が、強い絆で結ばれることです」

ランスロット「そうか…で、この手紙は要するに、『艦娘と結婚しました。お世話になったあなたにお礼を言いたい』とあるが?」

提督「大して親しくもない他人が結婚したって報告を自慢げに見せられて、嬉しいと思いますか」

ランスロット「………ちなみにお前、結婚は…」

提督「してませんよ!艦娘とのケッコンカッコカリはおろか、妻もいません!この状況で他人がケッコンカッコカリしたって報告を受けたら傷つきますよ!

   まったく、こちとら総司令部の仕事と提督個人の仕事が山積していて結婚する暇がないというのに!!」

ランスロット「そ、そうか……。俺も同じだぞ…」

提督「?」

ランスロット「こっちは司令長官の分の仕事をして、関係部署に視察やら会議やらで忙しくて…俺も独身なんだ」

提督「…そうでしたか」

ランスロット「………あんた、意外といい奴なんだな」

提督「どういう事ですか?」

ランスロット「最初に会ったときはイヤミばっかり言ってくる嫌な奴だと思っていたが、ここを見学している間に、俺とお前には似ているところが結構ある、

       という事がわかった。要するに、気が合うという事だ」

提督「…そうですか」

ランスロット「艦娘にも少なからず欲情しているという事も、仕事が多くて結婚できないという事も、上司がろくでもないというところも、性格的なところも、

       どことなく似ている。親近感がわくのだ、お前には」

提督「……私も、貴方にはどことなくシンパシーを感じていました」

ランスロット「………」ガタッ

提督「………」ガタッ


ランスロット「改めて、ランスロット=オールポートだ。これからも、よろしくな」ガシッ

提督「斑 黎明です。こちらこそ、よろしくお願いいたします」ガシッ



ランスロット「…すまんな。今日はこちらの情報を持ち帰ろうと企んでいたのだが、すまない」

提督「いえ、その程度の事、今となっては関係ありませんよ」

ランスロット「?」

提督「貴方なら、艦娘の方たちを大切にしてくれるでしょう。それに妖精さんが見える貴方には、提督になる素質がある」

ランスロット「つまり、どういう事だ?」

提督「要するにですね―」

 ―(イギリス)数日後、イギリス海軍司令部・司令長官室―

コンコン

ランスロット『ランスロットです』

アネリ「どうぞ」

ガチャ

ランスロット「日本より、帰還致しました」

アネリ「ご苦労様。それで、艦娘に関する情報を持ち帰ることはできた?」

ランスロット「それがですね……」

アネリ「?」


ランスロット「我が国へ艦娘を派遣、さらに日本の鎮守府の設備をこちらに建造してくれることとなりました」


アネリ「」

ランスロット「と言っても、まだ承認はされていません。司令長官が承認すればこのプロジェクトはすぐに実行されます」

アネリ「……………………………………………………………………………え?」

ランスロット「いや、『え?』じゃありません。そのままの意味です」

アネリ「そ、それって我が国にも鎮守府ができるって事!?」

ランスロット「はい」

アネリ「ちょちょちょちょっと待って!そりゃこっちとしては万々歳だけど、ただ情報を持ち帰るだけが何でそんな事に!?」

ランスロット「…ちょっと、日本の海軍に気の合う奴ができましてね」


 ―(日本)同時刻、新日本海軍総司令部・司令長官室―

司令長官「ええっ!?そんな勝手な事されちゃ困るよ!」

提督「いえ、あちらの使者も結構優しいお方でしたので、これなら任せられるかと思いまして」

司令長官「しかしねぇ…海外に艦娘を派遣するって………」

提督「派遣する艦娘は、出撃でドロップした艦娘をある程度送り、工廠などの施設を建造すれば後は妖精さんがやってくれますから」

司令長官「君、何でそんなに嬉しそうなの?」

提督「…ちょっと、イギリスの海軍に気の合うやつができましてね」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪アネリ=ローウェル≫

イギリス海軍司令長官。性別は女性で、年齢は54歳。イギリスの領海及び世界中の海洋に深海棲艦が出現し、イギリスに深海棲艦を撃滅する力がないことを憂い

日本の艦娘に関する情報を探ろうとする。50を超えてもまだ凛とした表情をしており、体の方もまだ衰えていない。自由奔放かつ豪快な性格であるため、部下の

多少無茶な出撃や作戦に関しても笑って容認するくらい。しかし、単に面倒くさいだけと言う意見もある。

好きな言葉は『行いが美しい者は、姿も美しい』。

≪ランスロット=オールポート≫

イギリス海軍司令長官の補佐官。性別は男性で、年齢は28歳。短い金髪と蒼い瞳が特徴。生真面目で少し仕事人間と、少し斑補佐官に似た性格をしている。

イギリス海軍のアネリ司令長官から、日本の艦娘に関する情報を探るように指示を受けて日本に来たが、その過程で斑補佐官の人となりをみて共感を覚え、

最後には斑補佐官と親友ともいえる関係になる。その結果、イギリスに日本の鎮守府の支部ができる予定になった。常に冷静な性格であると自負しているが、

突発的なアクシデントでパニくることが多々ある。また、自分の国に誇りを持っており、バカにされると怒る。むっつりスケベ。

好きな言葉は『ミスを犯さない人間には、何もできない』。

今日はここまでにします。

『イギリスからの来訪者』、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました憲兵の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




長門、翔鶴、大鯨…来てくれないと色々困ってしまう。

乙でしたー、遂に親友キャラができたかww
鹿島リクエストお願いします

乙です
六駆お願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました憲兵(やっぱり憲兵団)の話を書いていきます。

>>375,>>379
  鹿島、第六駆逐隊(暁、響、雷、電)、了解しました。


それでは、投下していきます。

【憲兵と海軍】

 ―10時前、憲兵本部前―

提督「お久しぶりです、城さん」

城「久しぶり~。で、そいつが?」

ブラック提督「離せ、離せ!」ジタバタ

提督「はい。ブラック鎮守府判定された鎮守府の提督です」

城「了解っと。じゃあ君たち、後よろしくね」

憲兵×2「はい、司令官!」ガシッ

ブラック提督「やめろっ!悪かった!あれはただの出来心で!!」

憲兵「はいはい、話は取調室で聞いてやるから」

憲兵「大人しく着いて来い」

ブラック提督「お助けえええええ!!慈悲を~…!!」

憲兵×2「慈悲は無い」

城「で、アイツ何したの?」

提督「鎮守府内で艦娘に裸でいる事を強要し、あまつさえ暴行にまで及んだとか」

城「なるほど、人でなしだね。刻んで堆肥にしてやろうか」

提督「あんな奴、殺す価値もありません。シベリアで死ぬまで強制労働で十分です」

城「それもそうだね。それじゃ、本題に移ろうか?」ペラッ

提督「ええ」

城「まったく、イヤな世の中になったもんだねぇ」

提督「まったくです」

 ―数日前、海軍総司令部・応接室―

城「艦娘の護衛強化?」

提督「つい先日、某鎮守府に所属している、非番で艤装を外していた駆逐艦の艦娘が鎮守府の外を散歩したら、ハイエースされて暴行を受けてしまったという、

   事件が発生しましてね」

城「………………………うっ」

提督「…やはり貴女には、少しトラウマに触れてしまうようなものでしたか」

城「…いや、大丈夫。続けて」

提督「それで、そのハイエースした犯人は海軍とは無関係の、ただの一般人だったという事でした。その犯人は普通の警察に引き渡されて判決が下されました。

   しかし、それで解決するはずはありません」

城「まあ、だろうねぇ」

提督「このような事件は、過去に数件ほど起こっております。犯人は海軍内外問わずに」

城「報道規制がかかっていたのかなぁ」

提督「それは貴女が単にニュースをあまり見ないからでしょう」

城「それで、その襲われちゃった艦娘達って、どうなっちゃったの?」

提督「…………残念ながら、海軍にいた時の記憶をなくすために、解体して一般人にする事としました」

城「…………それは………」

提督「そこで、このような事態をこれ以上起こさないためにも、憲兵団の方々に協力をしていただきたいのです」

城「なるほどねぇ」

提督「憲兵団はあくまで陸軍所属ですが、海軍内部での警察行為も実施しております。ですから、海軍に所属している艦娘の警備をしてくださるのもまた、

   憲兵団の仕事ではないかと思ったのですが」

城「私は別に構わないよ。憲兵団の皆も協力してくれると思うし」

 ―現在、憲兵本部・会議室―

提督「と言うわけで皆さん、よろしくお願いいたします」

憲兵たち「よろしくお願いいたします!」

提督「さて、手元の資料にも書いてある通り、ここ最近非番で艤装をつけていな艦娘が襲われるという被害が何件か発生しております。このような事態を

   防ぐために、憲兵団の方々にも協力していただきたいのです」

憲兵A(周防)「あの~、1つ質問してもいいでしょうか」

提督「なんでしょうか?」

周防「こういう事件が起きているというのは、理解できました。ただ、民間人…でいいのか?の警備をするのって大体警察の仕事でしょう?それなのに、

   どうして我々憲兵団がこのような仕事を…?」

城「………」ジロッ

周防「あ、いえ…別に斑補佐官の案を否定するというわけではなくてですねっ…!」

憲兵B(円上)「すみません補佐官殿。こいつ新入りで状況がまだ上手く呑み込めていないんでさぁ…」

提督「いえ、別に気にしていませんよ。それで先ほどの質問の答えですが、憲兵団は主に、海軍内でブラック鎮守府の摘発やブラック提督の逮捕などなど、

   警察の役割を務めているんです。ですから、非番とはいえ海軍の艦娘の警備は、海軍で警察の役目を持っている憲兵団に頼みたいという事です」

円上「って事らしい。分かったか?」

周防「は、はい。すみませんでした」

憲兵C(笠戸)「非番の艦娘の警備を憲兵がするという事は分かりました。しかして、具体的にはどのように?」

城「どのように、って?」

笠戸「まず第一に、鎮守府は日本全国に100近くあります。それで、その鎮守府に所属している艦娘はそれぞれ大体100人前後…。単純計算で1万人ほどいる、

   彼女たちを憲兵が警護するというのは少々難しい話だと思いますが…」

提督「ですが、全ての鎮守府の艦娘1万人が一度に全員外出するというわけではありません。平均して1回につき大体20人ぐらいが外出しております」

笠戸「あ、そのぐらいなんですか」

提督「各地方に憲兵の詰所は2~3か所。その詰所には大体30~40人ほどの憲兵が所属していますよね?そして各地方の鎮守府の数は12で、その全ての鎮守府に

   艦娘が100人ほど所属しているとすれば、憲兵約100人に対して艦娘は約1200人。この時点で憲兵の数は艦娘のおよそ1/12です」

憲兵D(屏風)「一地方に1200人……」

周防「そんなにいるのか……」

提督「ですが、一度に外出するであろう艦娘は一鎮守府につき最高で20人。その12ある鎮守府すべてから20人艦娘が外出するとすれば敬語対象艦娘は約240人。

   ですが、一度に20人も一斉に外出するという事はほとんどないでしょうし、十分カバーできると思いますが」

屏風「まあ、そうかもしれんが……。つまりは、憲兵総出で艦娘の警護をしろと?」

提督「ありていに言えば、そうなりますね」

円上「あー、1ついいか?」

提督「はい?」

円上「艦娘の警護を憲兵がやるというのは賛成だが、総出でっていうのはちと難しい。他にブラック鎮守府が発見されたって通報があったらそっちに行かねば

   ならんからな。つきっきりっていうのは難しいぞ」

提督「確かにそうですね。ですが、何も四六時中警護しろと言うわけではありません。ただ、人目のつかない場所については特に警備を強化してほしい、

   と言いたいんです」

憲兵E(志々)「じゃあ、こうしたらどうでしょうか?」

提督&全憲兵「?」

志々「まず数日の間、艦娘が外出する際は我々憲兵が警護する。そして、しばらく経った後、その外出する方々が行くであろう場所に憲兵を配置するとか。

   そうすれば、人員を割く必要があまり無くなりますし」

提督「なるほど……そういう手もありますね」

城「まあ、そうだねぇ。その方が、人件費も削減できるからねぇ」

円上「あるいはだが~」

 ―数時間後―

城「じゃあつまり、最初の内は憲兵団が可能な限り艦娘の警護をして、時期が経ったら要所要所に憲兵を配置する。そしてまたしばらく経ったら憲兵団で

  艦娘の護衛…この繰り返しをしていくってことで、いい?」

提督「はい。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします」

円上「しかし、あんたみたいな腕利きでも憲兵に頼らなくちゃならないとは…相当ヤバい案件案だなこれ。今さらだが」

提督「艦娘は全員女性ですから、2人一組にするという手も考えましたが、2人まとめて襲われるって事もありますから…。それと妖精さんにも協力を

   仰いでみましたが、どうも人手が不足しているようで…」

周防「妖精さんって……」

屏風「しかし、私達は今回の会議で出た結論に賛成だが……」

志々「あの陸軍司令官が承認するかどうか…」

城「そうなんだよねぇ…。憲兵はあくまでも陸軍の配下だから、陸軍司令官の承認を得なきゃダメなんだけど、あの耄碌爺は反対しそうなんだよねぇ~」

提督「海軍に関しては問題ありません。司令長官はこの案件を私に丸投げ―任せてくれていますから」

笠戸「丸投げって言いませんでした、今?」

提督「それと、陸軍司令官についても問題ありません」

城「え、どうして?」


提督「前に行った艦娘の暴行事件の犯人の1人が、陸軍司令官でしたから」


全員「」

提督「ですから、今この案を承認する権利を持っているのは、憲兵司令官の城さんですよ」

周防「えっ!?本当なんですか!?」

円上「あいつ…旅行とか言っときながら艦娘にけしからんことしてたのか…」

笠戸「ううむ………まあ、陸軍司令官がいなければいいんじゃないでしょうか?承認しても」

城「ま、元々無理を通してでも黎明君の案は通すつもりだったんだけどね」

周防&円上&笠戸&屏風&志々(本当にこの人一途だな)

城「近いうちに憲兵団内で決議を取ってから返事をするから。待っててね~」

提督「ありがとうございます」

※結局、提督達の立てた案は承認されました。


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪城 瑠璃(じょう るり)≫

陸軍憲兵司令官。性別は女性で、年齢は26歳。みんなのモチベーションを爆上げする統率力を持つ、はつらつとした女性。高校生時代の3年間、斑、鳥川、蓮村

と同じクラスだった。明るい性格だが、高校時代に男子生徒から強姦されそうになったというトラウマを持っている。が、その時助けてくれた上にその後自分を

支えてくれた斑に対し恋慕している。また、そのトラウマを胸に抱いて憲兵となった。その過去ゆえ、憲兵の皆も彼女を慕っている。

好きな言葉は『言わぬが花』。

≪陸軍司令官≫

名前は不明。性別は男性で、年齢は60歳。憲兵団からは‶耄碌爺‶と言われるくらい評判が悪い。深海棲艦を駆逐し、その評判によって世間から脚光を浴びている

海軍に対して忌避感、嫉妬心を抱いており、それゆえに海軍が嫌い。あきつ丸を使って諜報活動をした事もある。艦娘に対して暴行を加えた事によって警察に

逮捕されて、陸軍から追放されることとなった。この事件について、陸軍軍人のほぼ全員が『せいせいした』とコメントした。それくらい陸軍でも嫌われてる。

今日はここまでにします。

>>294
 憲兵の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

  ちなみに、今日の話で出てきたモブ憲兵の名前は、瀬戸内海の島の名前から取っております(どうでもいい)。


明日はリクエストにありました最上、新一航戦(翔鶴、瑞鶴、大鳳)の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




イベント前にバケツを5つも使わせた戦艦ル級flagship絶対に許さない。

乙っした
深海sideのお話も読みたいです

乙乙ー
北上リクエストします

乙です
加賀さんをばリクエストします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました最上と、新一航戦の話を書こうと思いましたが、400レスが近くなってきましたので、

最上の話だけ投下いたします。>>306さん、申し訳ございません。


>>390,>>393,>>395
  深海棲艦勢、北上、加賀、了解しました。


また、本日の投下終了後にはキリ番安価を取る予定です。

それでは、投下いたします。

【どことなく男に見える】

 ―14時過ぎ、街中―

最上「でさー」アハハ

三隈「あら、そうなんですの?」

男「おっ、君たち結構可愛いね~」

最上「えっ」

三隈「なんですの?」

男「あっ、ヤローに興味は無いから。興味あんのは君の方さ」

最上「」ピクッ

三隈「ええと、その……」

男「ね、暇なら僕とお茶でもしない?そこの冴えない彼氏何てほっといてさー」

三隈「あのですね…そのお方は……」

最上「……いいよ、三隈。ボクが直接言う」

男「あ?なんだテメ―」

最上「ボクは女の子だっ!!」バキィ

男「げぶぅ!?」


 ―翌日10時過ぎ、執務室―

最上「っていう事が昨日あってさ~」

司令長官「それは災難だったねぇ…」

三隈「いえ、くまりんこは別に大丈夫でした。ただ、モガミンが…」

最上「そうなんだよ!ボクの事を男だと思ってたんだよそいつ!」

提督「いや、そこは仕方がないでしょう」

最上「提督!仕方がないってどいう意味さ!」

提督「どうもこうも、そのままの意味ですよ」

司令長官「確かに…今も短パンに黒髪ショートカット、それにボクっ子口調でしょ?普通の人が見たら、男の人って勘違いするよ」

最上「司令長官まで!ひどい!」

三隈「まあ、昨日のモガミンの服装も男性に見えるような服装でしたから…」

最上「なんてことだ……ボクは、どうしたら女の子と認識されるんだ………」

三隈「そうですわねぇ……。モガミンは家事全般はできますけど……女子力だけじゃダメですわよね…」

提督「髪の長い同じボクっ子の皐月さんみたいに髪を伸ばすのはすぐにはできないでしょうし、口調を変えてもあまり変化はありませんから、やはり服装から

   見直していくべきでは?」


 ―数分後―

三隈「と言うわけで、鈴谷の制服を借りてきましたけど……」


最上「うーん……色々と慣れないなぁ……したがスースーするし」


提督「男性が女性の格好をしているようにしか見えませんね…」

司令長官「一理あるねぇ……」

最上「2人とも…そろそろボクも怒るよ…?」

三隈「くまりんこ的には、このモガミンもありだと思いますわ!」

最上「あと、なんだか胸の部分が大分空いているような……」ポフポフ

提督「ノーコメントで」

司令長官「黙秘するよ」

最上「もっと女の子らしい服ってないの?」

提督「そうですねぇ……金剛型、扶桑型の巫女服とか、長門型の露出の高い服とか…」

最上「その辺りは恥ずかしいな……。妙高さん達の服は少し地味だし……。もっと普通のってないのかな…」

提督「あ、手っ取り早く行きたいのであれば潜水艦娘のスク水とか―」

最上「やめてっ!!」

最上「あっ、そうだ。着てみたい服が1つあるんだけど……」

提督&司令長官&三隈「?」


 ―数十分後―

提督「明石さんが20分で作ってくれました。後でお礼を言った方がいいですよ」

最上「……うん、そうするよ」

司令長官「しかしまあ……よく作ったもんだねぇ………」


最上「一度、ウェディングドレスって着てみたかったんだ~///」


三隈(純白のウェディングドレス……普段のボーイッシュなモガミンとのギャップが……後胸元が少し見えて…………いけませんわ、鼻血が…)ボタボタ

提督「申し訳ありませんが百合はNGで」

最上「でも何だか、重くて動きにくい~……///」

提督「貴女は作ってもらっておいてそれですか」

最上「でも、ウェディングドレスって女の子の夢なんだよ?一度は着てみたいものだよ」

提督「そういうものなんでしょうか?私は男性ですので全く分かりませんが」

最上「そ、それで提督…その、どうかな?ボクのウェディングドレス姿…………」

提督「……とても、よく似合っていますよ。まさに花嫁と言った感じです」

最上「あ、ありがとう………///」

提督「…ま、最上さんはどっちかと言えばタキシードの方が似合っていると思いますが」

司令長官&三隈「ああ、確かに」

最上「んも~~~~!!!///」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪最上≫

最上型重巡洋艦及び航空巡洋艦一番艦。艦娘No.51(改はNo.101)。黒髪ショートカットとボーイッシュなしゃべり方が特徴の、ちょっと天然気味な女の子。

自らの事を‶ボク‶と呼び容姿も男性的であるために、男性と間違えられてしまう事が多々ある。本人はそれをひどく嫌っており、そのイメージを払拭しようと

日々努力を重ねている。家事全般はお手の物。たまに見せる女の子らしさが魅力的。三隈、日向と仲が良い。ただし、三隈とはぶつかりやすいそう。

好きな言葉は『英姿颯爽』。

今日はここまでにします。

>>295
  最上の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下は1月27日の午後9時前後を予定しております。投下する内容は、キリ番安価の内容次第です。

そして、400レスを超えてしまいましたが、キリ番安価を取ろうと思います。

現在リクエストされている艦娘は新一航戦(翔鶴&瑞鶴&大鳳)、霞、龍田、摩耶、鹿島、第六駆逐隊、深海棲艦勢、北上、加賀ですので、

これらの艦娘はリクエストしないようにお願いします。

また、感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



最上は、>>1が艦これを始めた初期の頃に来てくれたことと、ボーイッシュでボクっ子と言う好きな属性をピンポイントで突いてきたので、

思い入れのある艦娘です。


キリ番安価範囲:>>403->>407

一ニ五航戦

大和

第二駆逐隊(白露型の方)

秋月

瑞鳳

乙―、金剛型リクエストします

こんばんは、>>1です。

キリ番安価の結果、一二五航戦(赤城&加賀&飛龍&蒼龍&翔鶴&瑞鶴)、大和、第二駆逐隊(白露、村雨、春雨、五月雨)、秋月、瑞鳳になりました。

大和は、話の都合上この中では一番最後に消化する事とします。


>>409
  金剛、了解しました。


今日は、キリ番安価の一二五航戦、第二駆逐隊の話を書いていきます。

それでは、投下いたします。

【風呂】

 ―21時前過ぎ、浴場前―

瑞鳳「…うーん……」

龍驤「おんや?瑞鳳、どないしたん?風呂入らんの?」

瑞鳳「あ、龍驤……今はちょっと、ね」

龍驤「妖精さんが掃除でもしてるんか?」

瑞鳳「それがね、さっき脱衣所に入ったらね…」

龍驤「ふんふん」

瑞鳳「…赤城さんと加賀さんと飛龍さんと蒼龍さんと翔鶴さんと瑞鶴さんの着物が入っている脱衣かごがあったんだ…」

龍驤「あっ」

瑞鳳「今風呂に入ったら、加賀さんと瑞鶴さんのギスギスした雰囲気と、飛龍さんと蒼龍さんの甘々な雰囲気にのまれて疲れを取るどころじゃないから…」

龍驤「………また、出直すか」

瑞鳳「………そうだね」


 ―同時刻、浴場―

飛龍「それでね、間宮さんが新しいパフェを作っているそうなんですよ~」

赤城「あら、それじゃあ今度食べに行ってみないとね、加賀?」

加賀「赤城さんが行くというのなら……」

瑞鶴「おーおー、一航戦のお2人はお熱いですね~」

蒼龍「…いやいや、一日のほとんどの時間翔鶴と一緒にいる瑞鶴には言われたくないけど…」

翔鶴「それを言うんでしたら、いつも飛龍さんと一緒にいる蒼龍さんも同じですが……」

赤城「それにしても、加賀と瑞鶴さんも大分仲が良くなりましたね」

加賀&瑞鶴「えっ」

飛龍「あー、確かに。前までは出会った直後に互いにバカにしてきたしね~」

加賀「…今となっては、なんで五航戦なんてだけで毛嫌いしていたのか、自分でも不思議に思えるわね」

瑞鶴「まあ、うん。加賀さんが辛く当たらってこなくなったから、私もあんまりばかな事言ったりしなくなったから…」

加賀「あら、先に謝ってきたのは貴女の方だった気がするけど」

瑞鶴「でっ、でもあの時許してくれた加賀さんも優しいっていうか…!」

蒼龍「本当、ちょっと前からすれば想像もつかない会話だよね」

飛龍「まったくね。でも安心して蒼龍、私達は絶対離れたりしないから!」ギュッ

蒼龍「ちょっ…苦しい…」

赤城「この二人もちょっと仲が良すぎるというかなんというか……」

翔鶴「そうですねぇ…瑞鶴も流石にここまでは引っ付いてきたりはしないわね…」

飛龍「え、しないんですか?」

瑞鶴「しないわよ!そこまで私はシスコンじゃないわよ!」

加賀「そう言えば……翔鶴と瑞鶴以外、姉妹艦じゃないわね」

飛龍「あっ、確かにそうだね……」

蒼龍「うん……」

赤城「だからでしょうか……翔鶴さんと瑞鶴さんみたいな関係がうらやましいのは…」

翔鶴「あら、じゃあ瑞鶴。一日だけ誰かの妹になってあげたら?」

瑞鶴「や、ヤだよ!私の姉は翔鶴姉だけなんだから!」

飛龍「やっぱシスコンじゃん」

蒼龍「そうだね~」

瑞鶴「ちょっとおおお!!」


瑞鳳「………なんだ、全然普通じゃん」


【終わり】

>>411で述べた第二駆逐隊のメンバーですが、正しくは村雨、夕立、春雨、五月雨でした。

【第一の第二駆逐隊】

 ―15時過ぎ、駆逐艦寮・休憩室―

村雨「さあ五月雨ちゃん?どうする~?」

五月雨「むむむむむむ………」

夕立「五月雨ちゃん早くするっぽい」

春雨「さ、五月雨ちゃん、焦らなくていいんだよ~?」

五月雨「…………こっちだっ!」カシュッ

五月雨「ッ!!」

村雨「はーい、じゃあ私はこっちね~」カシュッ

村雨「あーがり♪」ポイッ

五月雨「うわあああん~……」

夕立「じゃあ五月雨ちゃん、ジュース買ってきてね~」

五月雨「はーい…………」トボトボ


 ―数分後―

五月雨「ラムネでいいかな…?」

村雨「大丈夫だよ~」

夕立「ありがとねっ」

春雨「あの、ごめんね…?」

五月雨「ううん…ババ抜きで負けた私が悪いんだから」

村雨「五月雨ちゃん考えてる事が表情に出ているんだもん、ポーカーフェイスの真逆って感じだよ」

五月雨「でも何で夕立ちゃんにも負けちゃったんだろ~…」

夕立「夕立、こういうゲームは得意っぽい」

春雨「大丈夫だよ、五月雨ちゃん。ただのゲームなんだから、そこまで思いつめなくても大丈夫だよ…」

五月雨「……一番に上がった春雨ちゃんに言われてもなぁ~……」

春雨「ふえっ!?」

五月雨「って、冗談だよ。はぁ…」

夕立「ところで五月雨ちゃん」

五月雨「なあに?」

夕立「提督さんとは、どんな感じなの?」

五月雨「ぶぶっ!?」

春雨「!?」

村雨「」ピクッ

五月雨「なななななな。何を言っているのかなぁ……」

村雨「そ、そうだよぉ…夕立ちゃん話題のチョイスっていうモンがねぇ…」

夕立「え?でも女の子が集まるとする会話って大体こーゆーのがいいっぽい」

春雨「わ、私は気になるな…ぶっちゃけ、五月雨ちゃん。どうなの?」

五月雨「あ、あーっ!ラムネの瓶を捨ててこなくっちゃ~!」

夕立「あっ、逃げた」

春雨「面白そうだったんだけどなぁ~……」

夕立「じゃあ村雨ちゃん、何かネタを~…」

村雨「逃げるが勝ちっ!」ダッ

夕立&春雨「あれっ?」


【終わり】

今日はここまでにします。

>>403,>>405
  一二五航戦、第二駆逐隊の話、いかがでしたか?

  お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次の投下は、明後日の1月29日の午後9時前後に、キリ番安価にありました秋月、瑞鳳の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。





うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

翔鶴ついに来たあああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

乙おめー
瑞加賀リクエストします

そろそろZ1とZ3も解禁かな?
ビス子?知らない子ですね

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありました秋月、瑞鳳の話を書いていきます。

>>418
  瑞鶴&加賀、了解しました。

>>424
  あと少しで、Z1が来る予定です。


それでは、投下いたします。

【劣る食事】

 ―19時過ぎ、執務室―

提督「では、今日のところはこれぐらいで切り上げましょうか」

秋月「え、もういいんですか?まだ書類は残っていますが」

提督「このぐらいの量でしたら、私一人で処理する事ができますから。それよりも、食事にしましょう」

秋月「では、お言葉に甘えさせていただきまして……」


 ―廊下―

提督「今日のメニューは…Aが妙高さんのから揚げ定食、Bが鮭の塩焼き定食、Cがいつものおにぎりセットですか」

秋月「秋月はおにぎりで……」

提督「鮭セットでしたら食べられるのでは?」

秋月「そんな…祝い事でもないのに鮭を食べるなんて…!」

提督「大げさすぎますって。半分の量でも食べてみては?」

秋月「うーん……気になりますが……では、半分で食べてみます」

提督「良い心がけです」


 ―数分後、食堂―

提督「では、いただきます」

秋月「い、いただきます」

秋月「………………………」パクッ

秋月「……心が、暖かくなります」

提督「鮭ぐらいで大げさな……」

TV『チャーチャラッチャー』

提督「…妹の照月さんは現代の食事に慣れてきたというのに、秋月さんはまだ戦時中の食事しか食べられないとは…」

秋月「だって……見た事もない料理に手を出すなんて無理ですって!」

提督「そりゃそうですが…唐揚げとか鮭の塩焼きとかは見た事があるでしょう?」

秋月「そうですけど……」

TV『ワンちゃんの事を考えたドッグフード―』

提督&秋月「?」チラッ

TV『栄養バランス良く配合し、ワンちゃんが食べやすい大きさに仕上げました!』

提督&秋月「」

TV『厳選された素材を使用した、ワンちゃんの事を第一に考えたドッグフード』

提督&秋月「」

TV『人間に寄り添うワンちゃんに、人間と同じ食生活を』

提督&秋月「」

提督「………………犬に劣る秋月さんの食事事情…」

秋月「………提督、その唐揚げ1個貰えますか」

提督「………どうぞ」スッ

秋月「………ありがとうございます」


【終わり】

【失敗】

 ―14時過ぎ、カレー洋制圧戦・Dマス(東方主力艦隊)―

ドォォォン、ズドォォォォォォン

瑞鳳「くぅぅ……強い……!」

瑞鳳「まさか、ル級flagShipとヲ級flagShipとかち合うなんて……っ!」

榛名「瑞鳳さん、起きてしまったことを悔やんでも仕方がありません。今は、目の前の敵を倒す事に集中しましょう」小破

瑞鳳「でも、榛名さんもけがしちゃって……」

榛名「この程度の傷、榛名は大丈夫です。さ、行きましょう」

瑞鳳「う、うん!」ギリギリ

瑞鳳「攻撃隊、発艦!」バシュッ

九七艦攻(村田隊)妖精「まっかせてー!」バルルルルルルルル

ズドドドドドドドン

重巡リ級elite「グオオオアッ!?」撃沈

軽巡ト級elite「ゴフアッ!」撃沈

駆逐ロ級elite「グベッ!?」撃沈

瑞鳳「よーっし!」グッ

ドッゴオオオオオオン

榛名「きゃああああっ!?」大破

瑞鳳「榛名さん…なんで………ッ」

空母ヲ級flagship「……………………」ニヤリ

瑞鳳「ヲ級……よくも榛名さんを……!」

バゴオオオオオオンン

利根「なぬぅっ!?」大破

瑞鳳「利根さん…!?ル級め……ッ!!」

バシューーーーーーン

瑞鳳(魚雷航走音!?どこに―)

ガァァァァァン

瑞鳳「私ッ!?」中破

赤城「瑞鳳さん!」

瑞鳳「……すみません、残ったロ級の雷撃でやられちゃいました。飛行甲板が壊れちゃって…発艦は無理っぽいです」

赤城「何てこと……」

ガシャン

赤城&瑞鳳「!!」ピクッ

戦艦ル級flagship「…………………………」ニヤ

空母ヲ級flagship「…………………………」ニイイイイイイイ

赤城&瑞鳳「……」

赤城「……これまで、ね」


 ―敗北 D―


 ―17時前、執務室―

瑞鳳「………報告は以上です」

提督「…そうですか、お疲れ様でした。では、瑞鳳さんも入渠ドックへ行って入渠を済ませてきてください」

瑞鳳「ごめんなさい……本当にごめんなさい」

提督「瑞鳳さんが謝る事はありませんよ。今回の作戦は、相手が悪かったと言うべきです。瑞鳳さんに非はありませんよ」

瑞鳳「でも………でもっ……」ポロポロ

提督「…………………」

瑞鳳「私がもっとちゃんと指揮を取れていれば、こんな…5隻も損傷を負うなんてことにもならなかったはずですし……」グスッ

提督「…………………」

瑞鳳「この海域何て、何度も出撃したことがあるのに……何度も旗艦を務めた事だってあったのに……」エグッ、エグッ

提督「…………………」

瑞鳳「だから……本当に、ごめんなさい………ッ」

提督「…………………」ガタッ

瑞鳳「!」ビクッ

提督「…………………」ナデナデ

瑞鳳「?」

提督「……そうやって自分の失敗を認める事は、大切です。ですが、その失敗に囚われて前に進む事ができなくなるのでは、いけません」

瑞鳳「…………………」

提督「この失敗を人生の糧とし、次のためその失敗を生かす事が、大切だと私は思いますよ。だから、そうやって自分を責めてはいけませんから」

瑞鳳「……………………はい」

提督「それに、同じ失敗をする方を私は非難したりすることはありませんから、安心してください」

瑞鳳「…………はい」

提督「この次は、頑張ってください」

瑞鳳「……はい!」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪瑞鳳≫

祥鳳型軽空母二番艦。艦娘No.112(改はNo.113)。スマートな体系と子供のような幼げな声が特徴の、ほんわかとした感じの女の子。艦載機がとても好き(特に

九九艦爆が好き)で、部屋には艦載機のプラモがたくさん作り置きしてある。料理も得意で、得意料理はやっぱりと言うか卵焼きで、皆からの評判も良いが、

食べ過ぎてアレルギーになってしまう人もいる。姉の祥鳳と比べて胸が小さいのは、飛行甲板要素が強いかららしい。龍驤とはとても仲が良い。

好きな言葉は『案ずるより産むが易し』。

今日はここまでにします。

>>406-407
  秋月、瑞鳳の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、キリ番安価にありました大和の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




艦これあるある?

艦娘所有数が上限に達している事に気づかず出撃して、ボスS勝利後になにもドロップしない事に憤慨する。

乙―、鳳翔リクします

逆にイベントでそれやると[ピーーー]るから
条件満たさないと出撃不可になる仕様にした運営、有能
普段の時?それは提督の慢心だ(無慈悲

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありました大和の話を書いていきます。

>>434
  鳳翔、了解しました。


それでは、投下いたします。

【運命の大型建造】

 ―6時過ぎ、講堂―

提督「えー、本日は演習の予定はありませんが、東京急行へ行ってもらう方が多数おり…」

長門「メンバーはこの表に載せてある。後ほど確認するように」


 ―8時過ぎ、食堂―

ざわ・・・ざわ・・・

鈴谷「あー、美味しい~」ズズズ

熊野「たまにこう、味噌汁とご飯と目玉焼きという、古き良き日本の食事を食べたくなる事ってありますよね」モグモグ

雲龍「おにぎりをたまに食べたくなるのと同じよね」パクパク

葛城「いや、雲龍姉はいつもおにぎり食べてるじゃん……」

酒匂「…………………」キョロキョロ

陸奥「美味しいわね~」

比叡「私赤だしが好きですから~」

榛名「榛名は白だしが好きです」

霧島「私は合わせみそでもいける口です」

酒匂「……………」キョロキョロ

提督「酒匂さん?どうしたんですか?」

司令長官「おはよう、酒匂君」

酒匂「あ、司令、司令長官。おはよっ♪ちょっと気になることがあって…」

提督「気になること、ですか?」

司令長官「何?」


酒匂「この鎮守府に、大和さんとか武蔵さんとかいないの?」




シン…………


酒匂「え、あれ?」


提督&司令長官「………………………………………………………」

戦艦達「………………………」

空母達「………………………」

重巡洋艦達「………………………」

軽巡洋艦達「………………………」

駆逐艦達「………………………」

潜水艦達「………………………」


間宮&明石「………………………」

酒匂「あ、あれー?皆急に黙っちゃって、どうしたの~?」

全員「………………………………………」

提督「…………あれは、3年くらい前の事です」

酒匂「え、きゅうにどうしたの?」

提督「あの時私はまだ司令長官の補佐官ではなく、一鎮守府の提督でした」

酒匂「え、え?」

提督「それは、私の鎮守府が北方海域全域を攻略している時に起きました…」

酒匂「昔話?」

提督「当時、北方海域全域の攻略には難航しておりました。敵艦隊の装備・艦種・陣形があまりにもハイスペックなものであったため、まだ力不足であった

   私達の艦隊では出撃する度に敗北し、艦娘達は損傷しました」

酒匂「い、いや……あれ?何この話……」

提督「いくら装備を改良しても倒せず、どれだけ近代化改修を施しても倒せない……。そんな時、鎮守府ではある結論にたどり着きました」

酒匂「結論?」

提督「火力が高く装甲も厚い、大和型を建造すればよい、と」

酒匂「?」

提督「私の鎮守府は、徹底海峡作戦のサーモン海域最深部を攻略する事ができなかったため、武蔵さんを鎮守府に迎え入れる事も出来ていませんでした。

   しかし、大和型の2人は、大型建造で出会う事ができる……。ですから私達は、大型建造で大和さんもしくは武蔵さんを建造する事にしました」

酒匂「あっ(察し)」

提督「しかし、こちらも失敗の連続でした…。他の鎮守府で大和が出た事がある配分で資源を投入し、開発資材を大量投入しても、建造する事はできず……。

   そして最後には……」

酒匂「………………………」

提督「……各資源が3ケタになりました」

酒匂「」

提督「その後は失った資源を取り戻すために、ひたすら遠征を繰り返し、禁断のオリョールクルージングにまで手を出す始末……」

酒匂「つ、つまり~………」

提督「この鎮守府に、大和さんと武蔵さんはいません」

酒匂「で、でもこの鎮守府には、大鳳さんもシオイちゃんもいるじゃない!あきつ丸さんに、阿賀野姉たちだって…!」

提督「大鳳さん、シオイさんは大和型を建造する過程で建造されたものです。あきつ丸さんは、陸軍から派遣されて正式に仲間になったのですし、阿賀野型は、

   特別海域を攻略する過程で仲間にしたのです」

酒匂「そ、そんな…………」

司令長官「その話は、黎明君が補佐官になる時に聞いたよ。随分ひどい目に遭ったって」

提督「ですから私は、つぎ込んだ資源の割に目当ての艦娘を着任する事ができない大型建造に反対なんですよ」

酒匂(皆が落ち込んでるのは、これが原因なのかな……)

酒匂「そ、そうだ!」

提督「?」

酒匂「この際だから、今日建造しちゃおう!」

全員「………………………………………………………………………………………え?」

酒匂「ほら!もうすぐ大規模作戦を発令するでしょ?どんな強い敵が出てくるかわからないもの!だから今のうちに戦力を増強すればいいんだよ!」

提督「無理です。この大規模作戦前に、資源を徒に消費するなんて愚かな行為はしてはなりません」

酒匂「でっ、でも!大和さんや武蔵さんが来なくて寂しがっている艦娘もいると思うよ!」

提督「む………………」

利根「確かにのう……我が戦友武蔵がいなければ、どうも調子が狂う…」

鳳翔「そうですね…………大和さんともまた、お話がしたいですし…。‶あの‶時は言葉を交わす事もできませんでしたから……」チラッ、チラッ

『そろそろ、世界最強の戦艦ってやつを見てみたいぜ』

『大和ホテル、武蔵旅館……………体験してみたい…』

『あの主砲、直に見てみたいよ!』

艦娘達「………………………(期待のまなざし)」キラキラキラキラ


提督「………………確か、予備の資源が倉庫に入っていましたね」

艦娘達「!」

提督「その資源の中でなら建造するとしましょう」

艦娘達「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


 ―数分後、中庭―

提督「……………第一艦隊の編成を、考えましょうか」

長門「すまんな、私達の期待に応えさせてしまって………」

提督「いえ。それより、向こう数週間の遠征スケジュールとローテーションも見直さなくてはなりませんね……」

長門「私も付き合おう。もとはと言えば、私達のせいだからな」

提督「では、頼らせていただきます」

 ―10時、工廠―

秘書艦…瑞鶴

第一艦隊…雪風、伊58、時雨、瑞鳳、飛龍、日向

残り資源…燃料:50000、弾薬:50000、鋼材:50000、ボーキサイト:50000、開発資材:500


明石「………本当に、よろしいんですか?」

提督「はい、皆さんの期待に応えるために」

明石「分かりました。資源配分はどういたしますか?」

提督「配分は、大和さんも武蔵さんも建造されている確率が高い、燃料4000、弾薬7000、鋼材7000、ボーキサイト2000にしましょう。開発資材は20で」

明石「それですと……単純計算で7回建造する事ができますね」

提督「できれば、早いところ済ませたいところです」

明石「それでは、大型建造ドックを2つ使って………ゲームスタート!」

工廠妖精さん「ゴー!」

カチッ


[第一大型建造ドック…建造残り04:58:53]

[第二大型建造ドック…建造残り06:01:32]


提督&明石&工廠妖精さん「」

提督「……………高速建造剤、使用で」

工廠妖精さん「りょうかーい」

ゴオオオオオオオオオオオオ

ナガトガタセンカンニバンカンノムツヨ.ヨロシクネ.

ショウカクガタコウクウボカンイチバンカン、ョウカクデス.

提督「次」

明石「2回目~、ゴーッ!」

工廠妖精さん「いっけー!」


[第一大型建造ドック…04:57:36]

[第二大型建造ドック…02:49:59]


提督&明石&工廠妖精「」

エイコクデウマレタ、キコクシジョノコンゴウデース!

チトセデス.

提督「次!」


 ―数分後―

提督「だめでしたか……………」

明石「結局、出ませんでしたね~」

提督「出たのは、陸奥さん、翔鶴さん、金剛さん、千歳さん、隼鷹さん、榛名さん、そして最上さん……。近代化改修には十分ですが、それでは無意味……」

明石「提督、こういうのは勢いですから、もっとやっちゃいましょうか!」

提督「しかし、大規模作戦前ですよ?そんな無暗に資源を使うのは………」

明石「大丈夫ですって!後数回で成功しそうな感じがしますから!」


 ―16時過ぎ―

残り資源…燃料:16498、弾薬:22242、鋼材:42457、ボーキサイト:78882

提督「確か、大型建造をする前は10万近くあったはずですが?」

明石「申し訳ございません」

提督「確か、貴女はあと数回で成功しそうって言っていましたが?」

明石「申し訳ございません」

提督「やはり、無謀でしたか。大和型を建造するなど」

明石「いくら秘書艦と第一艦隊に運の高い艦娘を配属しても、ダメなんですね~。いやー、勉強になるな~」

提督「あ?」

明石「ごめんなさい、すみません」

大鳳「提督、どうですか?」カツコツ

提督「残念ながら」

大鳳「そうですか……」

ツルッ

大鳳「きゃぁっ!?」

明石「あっ、機械油が………」

ドテッ

ピッ

大鳳「?何かいま、ピッって音が…」

明石「あ、それ……大型建造のスイッチ」

提督「」

明石「レシピは………今までと同じ4000/7000/7000/2000ですねぇ……しかも、2つの大型建造ドックで」

提督「」チラッ

残り資源…燃料:8498、弾薬:8242、鋼材:28457、ボーキサイト:74882

提督「…………大鳳さん、何てことを」

大鳳「も、申し訳ございません!私、取り返しのつかないことを……!!」

明石「あっ」

提督「あっ、じゃないですよ。なんですか」

明石「あ、あれ……」

提督&大鳳「?」



[第一大型建造ドック…残り07:59:22]

[第二大型建造ドック…残り07:45:49]


提督&明石&大鳳「」

提督「高速建造剤!」

工廠妖精「い、いえっさー!!」

妖精さん「焼き払え!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

[第一大型建造ドック…残り00:00:00]

[第二大型建造ドック…残り00:00:00]

アナウンス『建造終了。建造終了』

鉄の扉「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴン

提督&明石&大鳳「………………………………………………」


大和「大和型戦艦一番艦、大和!押して参ります!」

武蔵「フッ、随分待たせたようだな………。大和型戦艦二番艦、武蔵。参る!」


提督&明石&大鳳「」

大和「?貴方が、私達の提督ですか?」

武蔵「そのようだな。よろしく頼むぜ、提督」


提督「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!」


大和&武蔵「な、何!?」

※この日、鎮守府では盛大な歓迎会が開かれ、翌日からはひたすら遠征漬けの日が続いたという。


【終わり】

今日はここまでにします。

>>404
  大和の話…………うん、大和を当てる話、になってしまいました。

  お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次の投下は明後日の2月1日、リクエストにありました新一航戦の翔鶴&瑞鶴&大鳳の話と、大和の話を書いていく予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




なお>>1の鎮守府にはいまだに大和も武蔵も長門もいません。

乙ー名取リクエストで

おかしい…デレキャラが来ないぞ
バァバに言いつけてやる!

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました新一航戦と大和の話を書いていきます。

>>450
  名取、了解しました。

>>451
  いやぁ……リクエストの消化に少し時間がかかってしまって…合間を見つけてその話を書く事にします。

 すみません。

それでは、投下していきます。

【不運の哨戒】

 ―10時過ぎ、執務室―

コンコン

提督「どうぞ」

ガチャ

瑞鶴「失礼するね、提督さん」

翔鶴「失礼します、提督」

大鳳「提督、失礼いたします」パタン

提督「えー、貴女たち3人に集まってもらったのは、少し頼みたいことがあるのです」

瑞鶴「提督さんから頼み事?珍しいね。それで、どうかしたの?」

提督「実は、珊瑚諸島沖に哨戒へ行ってもらいたいのです」

翔鶴「さ、珊瑚礁島沖に?あそこはもう、攻略したはずでは…?」

提督「それがですね、別の鎮守府から『珊瑚諸島沖に大規模な艦隊が停泊しているのを見た』という報告が上がってきていまして、それを総司令部が確認し、

   その情報に誤りがあるかどうかを見てきてもらいたいのです」

大鳳「大規模な艦隊……まさか、新種の姫級ですか…!?」

提督「それは定かではありません。ですので、それを確認してきてもらいたいのですが」

瑞鶴「…………分かった。でも一つ、質問してもいい?」

提督「なんでしょうか?」

瑞鶴「何で、私と翔鶴姉と大鳳さんなの?他の空母の人とかは?」

提督「実は、他の空母の方々は先日の作戦やら演習での疲労やらで、出撃できる状況ではないので、貴女たちに任せたいと思ったんです」

瑞鶴「そ…………分かった。ありがとうね」

提督「ありがとうございます。他のメンバーは、木曾さん、陸奥さん、長門さんです。艦載機は艦戦1、艦攻2、偵察機1でお願いします」

翔鶴「了解しました!必ずや、哨戒任務を成功させます!」

大鳳「私も、見つけた場合は撃滅するよう精進いたします!」

瑞鶴(どうしよう………失敗するビジョンしか見えない)

 ―13時過ぎ、珊瑚諸島沖・海上―

瑞鶴「でも、その報告を上げた鎮守府も神経質だよね~。そんな事をいちいち報告するなんて」

翔鶴「コラ瑞鶴、そんな言い方してはダメよ?もしその艦隊がかなり大規模な艦隊で、そのまま放置されていたらまた珊瑚諸島沖を掌握されてたかも…」

大鳳「ええ、事前に芽を摘むことはとても重要よ」

瑞鶴「それは分ってるんだけど…自分でも行動してよって話なんだよね~。総司令部に任せっきりにしないでさ~」

大鳳「………提督がつぶやいていたんだけど、その報告をした鎮守府の提督って、提督が補佐官だっていう事が気に食わない人みたいで……」

翔鶴「じゃあ、総司令部に面倒ごとを持ち込んでやろうって魂胆かしら?」

瑞鶴「うわ、まだいたんだそんな人…。提督さんの何がそんないけないんだろう」

翔鶴「人は誰しも、誰かしらから妬まれたりされるものなのよ。前に加賀さんが私達五航戦を毛嫌いしていたみたいに…」

瑞鶴「あー、今はもうそんなことはなくなったけどね~」

長門「3人とも。そろそろ目撃情報があった座標だ。戦闘準備に入っておくように」

翔鶴&瑞鶴&大鳳「了解!」

大鳳「さあ、どんな艦隊がいるのかしら?楽しみでもあるわね」

翔鶴「まあ、せいぜい戦艦ル級が2、3隻ぐらいでは?ひどくてもまた南方棲戦鬼がいるくらいで…」

大鳳「ま、そんな戦力をこっちに回してきたりはしないような気がするけど……」

瑞鶴(どうしよう、その可能性しか考えられなくなってきた)


 ―数十分後、珊瑚諸島沖・Dマス(敵機動部隊本隊)付近―

長門「くっ………」

陸奥「もう、なんなのよ一体………」

木曾「こいつは……予想外過ぎるぜ………」

大鳳「…まあ、早めに気づいてよかったと言いますか………」

翔鶴「そうね……、放っておいたらどんなことになっていたか………」

瑞鶴「………だからってぇ……」

Z1「私たちがいたらビスマルク姉様に」
Z3「会えたかもしれないのにね」
プリンツ「姉様!?」



瑞鶴「何でこんなトコに戦艦レ級がいるのよおおおおお!!!」


戦艦レ級「ヒャッハー!サア、カカッテコイ!ドンナ奴デモ塵ニシテクレルワ!!」ダァンダァン

翔鶴「レ級は確か…サーモン海域北方で目撃されていたはずなのに……」

大鳳「それなのに…どうして珊瑚諸島沖に?」

戦艦レ級「イヤ、ナカナカ艦娘共ガ俺ノ海域ニ来ナイカラ、暇ダッタノデ」

瑞鶴「そんな感覚で他の海域に出てくんな!」

戦艦レ級「デ、オ前ラドウスンノ?マダヤル?」

翔鶴「………」チラッ

長門「………くっ」小破

陸奥「いたたた……あーん、新調した服が…」中破

大鳳「けほっ……こほっ…」大破

翔鶴「いいえ、これ以上の攻撃はやめておきます」

瑞鶴「そうだね、皆が心配だし、こんなフレンドリーな敵艦も初めて会ったし、倒すのもはばかれるっていうかね…」


長門「私はまだ戦える…!」

陸奥「長門、ここはあの子たちに任せてみましょう?」


戦艦レ級「………俺ヲ見テ、ふれんどりート言ッタノハオ前達ガ初メテダ。俺モ、オ前達を攻撃スルノハヤメテオクヨ」

瑞鶴「珍しいね。深海棲艦がこんな事を言うなんて」

大鳳「それで、レ級さん」

戦艦レ級「ナンダ?」

大鳳「見逃してくれたお礼と言っては何ですが、代わりの艦隊をここへよこすので。そいつらで暇つぶしをしていただけませんか?」

戦艦レ級「ホウ?」

翔鶴「大鳳さん…まさか」

大鳳「………ええ」

 ―執務室―

ガチャ

大淀「提督、珊瑚諸島沖に哨戒中の大鳳さんから通信が来ています」

提督「ありがとうございます。大鳳さん?感度は如何ですか?」スッ

大鳳『あ、提督…感度は良好です。すみません、哨戒任務を仰せつかったのですが、その艦隊が目撃された場所に、戦艦レ級とその手下がおりまして………』

提督「…それで、どうなってしまったのですか?」

大鳳『申し訳ございません…戦力を大きくそがれてしまいまして…増援をお願いしたいのですが』

提督「増援ですか…ウチの鎮守府から出すとなると……」

大鳳『いえ、‶他の‶鎮守府から出してもらいたいんです』

提督「………何ですって?」

大鳳『増援をお願いしたい鎮守府は、第弐拾弐鎮守府で』

提督「…………ああ、そういう事ですか。分かりました、連絡しておきます」


 ―17時過ぎ、珊瑚諸島沖・Dマス付近―

戦艦レ級「オラオラオラオラーッ!!」ズダダダダダダダダ

ドドドドドドッドオーン

『くそっ、戦艦レ級なんて聞いてないぞっ!』

『あーん、倒せない~っ!!』

『ちくしょーっ、こんなことを押し付けた提督の奴絶対許さない!』

戦艦レ級「キンモチイイイイイイイイ!!!」


大鳳「提督の事を悪く言った鎮守府に増援をお願いしました」

翔鶴「元々、自分で見つけた種だし、あの鎮守府でカタをつけてもらいましょう」

瑞鶴「2人とも……提督さんの事信頼してるからって、そこまでするかね……」

結局、大規模な艦隊を発見したのは第弐拾弐鎮守府だったため、その艦隊と戦った第弐拾弐鎮守府は総司令部に対して何も言ってこなかった。


【終わり】

【最強の戦艦】

 ―数日前、執務室―

大和「改めまして、大和です。よろしくお願いいたします」

提督「私がここの鎮守府の提督であり、海軍司令長官の補佐官、斑と申します。よろしくお願いいたします」

大和「こちらこそ」

大和(挨拶前に皆から聞いた話だと、この提督はとても厳しくて怖いって言っていたけど……)


天龍『あ?提督?あいつはマジで恐ろしいぜ。俺の事を初対面で‶変‶って真っ向から言ってきたからな』

加賀『提督は…そうね、他の鎮守府よりも少し厳しいお方かしらね』


大和(一方で、優しいとか頼りになるって言っていたけど……本当のところはどうなのかしら…)

提督「さて、着任した当日は歓迎会であいさつができませんでしたが、一晩過ごしていかがでしたか?」

大和「はい、皆さんとても私に優しくしていただいて…武蔵も皆さんの事を気に入っております」

提督「武蔵さんは、歓迎会が終わった後で私のところに挨拶に来ましたからねぇ。まあ、大和さんは隼鷹さんとかに付き合わされてしまったので、仕方が

   ありませんが」

大和「それは…申し訳ございません」

大和(あれ?そんなに厳しくない…?)

提督「それにしても、やはり人間の体を持つと、色々と勝手が違うでしょう?」

大和「ええ、それはもう……。酒を飲んだのも、食べ物を食べたのも初めてですし……」

提督「まあ、ですよね。皆さん、そう言いますよ」

大和「あと、目覚めたら2016年って……!もう驚きですよ!」

提督「沈んでから70年も経っていたらそうですよね」

大和(なんだ…意外と優しい提督なんですね……よかった~)

提督「さて、少しお伝えしたいことがありまして…」

大和「は、はい?」

提督「過去の戦艦・大和及び、他の鎮守府の艦娘・大和の情報を見るに、大和さんはどうも燃費が悪いと聞きます」

大和「…お恥ずかしながら」

提督「私の鎮守府も総司令部と同じと言っても、資源の数が無限にあるわけではありませんので。申し訳ございませんが、大和さんを運用する機会は、

   演習や大規模作戦の終盤当たり、と限定的になってしまうでしょう」

大和「…はい」

提督「私もできる限り貴女を戦線に出したいとは思っていますが、やはり資源の問題があるのでそれは難しいです」

大和「ですよね……分かっています」

提督「で、まあ…これは某鎮守府の話なんですが…」

大和「?」


提督「とある鎮守府で、他の艦娘が大和さんを秘密裏にサーモン海域へ出撃させたそうなんです」コォッ


大和「!」ビクッ

提督「その鎮守府は、資源の異常な減り具合によって事を把握したようですが……。私の鎮守府でそのようなまねはさせません」ゴゴゴゴ

大和「」

提督「もしそんな真似をした場合は、無許可の出撃等による規律違反で貴女には然るべき処分を下させていただきます。最悪、解体する事にもなりますので」

大和「」

提督「私はあまり部下には厳しくしない主義なのですが、譲れないものもあるという事で、一応知っておいてください」

大和「は、はい!」

大和(どうしよう…この人、すごい怖い…)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪大和≫

大和型戦艦一番艦。艦娘No.131(改はNo.136)。黒く長い髪をポニーテールにまとめ、バランスの良いスタイルが特徴のお姉さん。落ち着いた雰囲気をまとい、

常に冷静沈着、おしとやかとまさに大和撫子と言った感じ。かつての戦艦・大和が燃費の悪さゆえに『大和ホテル』と言われていたからなのか、彼女の作る食事

は天下一品。その他の家事もこなす事ができる。しかし本人は『大和ホテル』と言われたくない。胸はパッド説があるが、ちゃんとある。

好きな言葉は山紫水明』。

今日はここまでにします。

>>304
  新一航戦の話、いかがでしたか?

  お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下は明後日の2月4日、リクエストにありました霞、龍田の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



>>1鎮守府に初のドイツ艦となるZ1が着任いたしました。

乙―、さあ次はマックスかビスマルク建造だ
節分のお話リクエストします

今、試製35.6cm三連装砲を狙ってて思ったんだけどなんか装備と絡めた話リクします。装備に関してはお任せします。

それと今更ですけど葛城のリクありがとうございました。

こんばんは、>>1です。

投下日を1日勘違いしてしまいました。申し訳ございません。

今日は、リクエストにありました霞、龍田、そして今日は節分という事で>>467の節分の話を書いていきます。

>>469
  装備の話、了解しました。

それでは、投下していきます。

【改二】

 ―12月24日、妖精さんの部屋―

鎮守府妖精「そろそろさー」

工廠妖精「うんー」

鎮守府妖精「また誰かの改二実装とかいう時期じゃんー?」

工廠妖精「そうだねー」

鎮守府妖精「誰にしようかー?」

工廠妖精「メジャーな艦はやめた方がいいかもねー。マイナーな艦にした方がいいってー」

鎮守府妖精「そんな事言って前の改二実装は確か阿武隈さんだったでしょー?」

工廠妖精「いいやー、この前は翔鶴さんと瑞鶴さんだったよー」

鎮守府妖精「だったらー、マイナーな艦でいいかー」

工廠妖精「あ、そう言えばー」

鎮守府妖精「んー?」


 ―数日前、執務室―

提督「と言うわけで、次の改二は貴女という事になりました。霞さん」

霞「どういうわけよ、ク―司令官!」

提督「暁さんとか白露さんとかのメジャーな艦でなく、なおかつ他の艦娘と比べてインパクトの強い貴女が、妖精さんの気分で抜擢されたそうですよ」

霞「インパクトが強いって?」

提督「そうやって自分の提督の事をクズと呼び、ずけずけとした態度を取っているところでしょうか」

霞「し、仕方ないじゃないこの口調は!」

提督「それと、この話し合いがあったのは約70年前に礼号作戦が発令されたのと同じ日に行われたから、だそうですよ」

霞「場の雰囲気って事……?」

提督「とにかく、さらなる改装が可能になったんですから、喜んでください」

霞「そんな曖昧な理由で選ばれた改二なんて喜べないわよ!それに…」

提督「それに?」

霞「………あの作戦由来何て、ね」

提督「……まあ、私も少し無神経でした。申し訳ございません」

霞「い、いいわよ別に謝んなくても」

提督「では、大淀さん。霞さんの改二実装決定の件、各地の鎮守府へ通達してください」

大淀「はい、了解しました。霞さん、おめでとうございます」ペコッ

霞「………ありがとね」


 ―数分後、駆逐艦寮・霰&霞の部屋(霰は外出中)―

霞「…………」パタン

霞「………ふふ」

霞「私にも……改二実装か~」

霞「ク…司令官の前じゃああいったけど…やっぱり嬉しいわね…」テレッ

霞「なんだか、改二が実装された時の吹雪の気持ちが分かるかも~…」テレtレ


 ―翌日9時過ぎ、執務室―

霰「って感じで、霞は結構喜んでたよ」

提督「そうでしたか」

霞「離してっ!あのアラレちゃんをぶちのめすッ!!///」

足柄「落ち着きなさいっての!」


【終わり】

【反面教師】

 ―10時過ぎ、執務室―

提督「では龍田さん、駆逐艦の方たちを連れて、キス島沖へ向かってください」

龍田「あら~。ま~た私がキスクル~?」

提督「ええ、お願いいたします。駆逐艦の方たちのレベリングがまだ不十分でして、教育と指導もかねてお願いしたいのですが」

龍田「え~?私はそんな指導とかそんな柄じゃないよぉ~?香取さんとか鹿島さんとかに任せたら~?」

提督「龍田さんも、最近出撃とかが無かったでしょう?香取さんとかの練習巡洋艦は演習や遠征で出番がありましたけど」

龍田「まぁ~、いいんだけどね~。で、誰を連れて行けばいいのかしら~?」

提督「萩風「さんと、巻雲さんを連れて行ってください。他のメンバーはこちらで招集済みですので」

龍田「りょうかーい」


 ―数十分後―

龍田「では~、旗艦・龍田、以下睦月、巻雲、摩耶、鳥海、龍驤は~、キス島沖へ練度向上のために出撃しま~す」

提督「はい、お願いします。あそこの敵は比較的強くはありませんが、油断は禁物です。全員の無事を祈っています」ビシッ

全員「了解!」ビシィ

摩耶「よーっし、駆逐艦どもにあたしの本気を見せてやるぜ!」

鳥海「まあ、キス島で全力全開で戦うって事もあまりないと思うけど…」

龍田「龍驤さ~ん?航空戦では少し手加減してね~」

龍驤「?なんでや?」

龍田「敵を多く倒しちゃったら~、駆逐艦の子たちにお手本を見せられないからよ~」

龍驤「ああ、そないな理由か。ほんなら、任せとき!」

睦月&巻雲「龍田さん!今日はよろしくお願いします!」

龍田「は~い、よろしくね~」

 ―12時前、キス島沖・Aマス(敵水雷戦隊)―

ズッドオオオン

駆逐ハ級「ギオオオオオ……」撃沈

龍田「…って言った感じに倒すのよ~?分かった~?」

睦月「睦月、分かりました!やってみます!」

巻雲「巻雲も、頑張ります!」

睦月「てぇーっ!」ダァン

ビスッ

雷巡チ級elite「クッ………」小破

龍田「あら~、すごいわね~。いきなりチ級eliteを小破にするなんて~」

睦月「そ、そうですか?///」

巻雲「ま、巻雲もやりますっ!」ズドン

ガァァン

軽巡ホ級flagship「フ……ッ!」小破

巻雲「た、龍田さん!巻雲もやりました!」

龍田「2人とも筋がいいわね~。私の初戦闘の時よりもすごいわ~」

摩耶「おう、二人ともいい筋してるな!」

鳥海「初出撃でeliteとflagship級を小破にするなんて、なかなかできない事よ?」

龍驤「せやせや!2人とも胸張ってええんやで!」

睦月「えっへん!」フンスッ

巻雲「ふふーん!」フンスッ

龍田「うふふふ~」

雷巡チ級elite(ちっ……私達が駆逐艦共の練習相手だと…?なめた真似を…)ガシャン

軽巡ホ級flagship(おのれ…私達をバカにするとは……目にモノ見せてくれる…)ガシャン

摩耶「お、おい!敵艦が―」

雷巡チ級elite「シズメ!」バシュシュッ

軽巡ホ級flagship「クラエ!」バシュシュシュッ

シューン

睦月「えっ、えっ?」

巻雲「ふわぁ!?」

龍田「危ないっ!!」ドンッ

ズッドオオオオオオオオオオオオオオン

龍田以外「龍田(さん)!」

龍田「…………」大破

摩耶「だ、大丈夫か…?」

龍田「……大丈夫よ~。それにしても~、ちょ~っと頭に来たかな~?」スッ

鳥海「た、龍田さん?」

龍田「私の得物、あいつらをぶった切りたくてうずうずしてる~♪」

龍驤(あ、これあかんパターンや)

龍田「うふふふふふ~♪」ザザザザザザザ

雷巡チ級elite(遅いな、このスピードなら魚雷の方が―)

龍田「させないわよ~」ザシュッ

雷巡チ級elite「ア?」チラッ

ブシャァァァァァァァァァァ

雷巡チ級elite「ガ、アアアアアアアアアアア!?」大破

軽巡ホ級flagship「ち級!!右腕ガ―」

龍田「とどーめっ♪」

グサッ

雷巡チ級elite「」死―撃沈

軽巡ホ級flagship「ウッ………」

龍田「次は貴女よ~?」クルッ

軽巡ホ級flagship「コチラノ主砲ノ方ガ早イ!」ズダダダダダン

龍田「る~るる~♪」ヒュンヒュン

軽巡ホ級flagship「スベテ避ケタダト…!?」

龍田「え~いっ♪」ズバッ

ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

軽巡ホ級flagship「ゴ、ア、ガアアアアアアアアアアア!!!」大破

龍田「や~っ♪」

ザクッ

軽巡ホ級flagship「」死―撃沈

駆逐ハ級elite「!!」ゾクッ

龍田「…………………」ニタアアアアアアアア

ガッ、ダチュッ、ベキャッ、ゴシャッ

龍田「ふ~、終わりね~」

摩耶「ま、龍田はキレるとああなるからな~」

睦月&巻雲「…………………」ビクブルビクブル


 ―13時過ぎ、執務室―

龍田「って感じよ~」

提督「もう少し教育上よろしい指導をしてくださいよ」


【終わり】

【節分】

 ―13時過ぎ、執務室―

提督「…………………………」

タタタタタタタタタタ

提督「?」

バァン

鬼怒「ゴメン提督、ちょっとかくまって!」

提督「鬼怒さん?どうかしたのですか?」

鬼怒「いいから!」ゴソゴソ

長門「おい、机の下にもぐるなど―」

駆逐艦達「提督~」

提督「皆さん、どうしたのですか?」

暁「鬼怒さん見なかった?節分の豆まきで鬼役を鬼怒さんにしたんだけど……」

提督「鬼怒さんなら、先ほどすれ違いましたが……鬼怒さんを鬼役にするの、やめた方がいいですよ」

深雪「えー、どうしてー?」

提督「鬼怒さん、本気で嫌がってる感じで逃げていましたし、本人が嫌がっているのに鬼役と勝手に決めつけて豆を投げるのは、少々見過ごせませんがね」

吹雪「う、ごめんなさい……」

提督「で、代わりと言っては何ですが、長門さん鬼役をやってもらえませんか?」

長門「私がか?なぜ?」

提督「いえ、その頭の信号旗用のアンテナが鬼の角に見えたので」

長門「ふむ……まあ、駆逐艦の子たちが健康で過ごす事ができるのであれば、この長門僭越ながら鬼役を買って出よう」

提督(この長門さんの行動、別に駆逐艦が好きだから、ってわけではないんですよね。分かりますよ)ヒソヒソ

長門(当たり前だ。私が駆逐艦にうつつを抜かすはずがないだろう?)ヒソヒソ

提督(そうですよね。失礼しました)ヒソヒソ

長門「よーし、駆逐艦達よ!中庭で豆まきとしようじゃないか!」

駆逐艦「はーい!」

鬼怒「いや~、助かったよ。ありがとうね~」モゾモゾ

提督「名前に鬼の名を持つ艦娘も、苦労しますね」

鬼怒「ホントだよ~!何も鬼の名前がついてるからって勝手に鬼役にされちゃ、こっちもたまったもんじゃないよ!」プンスカ

提督「まあ、鬼役は長門さんに変わってもらいましたし、鬼怒さんも嫌がっているという事は伝えましたので、しばらくは大丈夫だと思いますよ」

鬼怒「いや~、ほんとにありがとうね~!助かったよ~」

提督「…後、長門さんに任せる予定だった仕事をやってもらっても構いませんか?」

鬼怒「それぐらい、鬼怒には朝飯前だよ!ところで、その書類なぁに?」

提督「先週の資源増減表ですよ。それで、こちらの書類が昨日の…」


鬼怒「はー、ほんとに提督ってマメだね~。豆まきだけに。なんちって~、あははははは♪」


提督「…………」イラッ

提督「ああ、すみませんが書庫に行って昨年の1月の資源増減表を取ってきてもらってもいいですか?」

鬼怒「あ、はーい。ちょっと待っててね~」


 ―数分後、書庫―

鬼怒「えーっと、これだね。よし」

ピンポンパンポーン

鬼怒「?なんだろう、放送?」

提督『えー、中庭で豆まき中の駆逐艦の方たちに連絡いたします』

鬼怒「?」

提督『鬼怒さんが、自ら鬼役を買って出ましたので、皆さん存分に鬼怒さんに豆を投げてください』

鬼怒「」

提督『なお、現在鬼怒さんは2階書庫におりますので、お早めに』プツッ

鬼怒「ちょちょちょ、ちょっと待って!鬼怒はそんな事一言も言ってないよ!!」

ダダダダダダ

鬼怒「ひい!駆逐艦の子たちの足音が聞こえる!まずい、どこかに身を隠して―」

バァン

鬼怒「!!」ビクッ

駆逐艦達「鬼は~、うち~!!」びしゅしゅ

鬼怒「うにゃあああああああああああああああああああああああ!!!」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪鬼怒≫

長良型軽巡洋艦五番艦。艦娘No.109。赤い髪と独特のポーズが特徴の、元気な女の子。訓練が大好きで、演習には積極的に参加している。長良型であるが、

なかなかそうと認識してもらえないのが悩み。名前に‶鬼‶という感じが入っている唯一の艦娘であるため、節分では鬼役にされるのが鎮守府の暗黙の了解。

本人は嫌がっているが、提督の癪に障ったために鬼役にされる。よくダジャレを嗜み、周りを凍りつかせる(だから夏場は駆逐艦の子たちに人気)。

好きな言葉は『駑馬十駕』。

【キャラクター紹介】

≪鬼怒≫

長良型軽巡洋艦五番艦。艦娘No.109。赤いショートカットの髪とコロンビアのポーズが特徴の、元気な女の子。常に努力を怠らず、演習には積極的に参加する。

長良型の一員であるが、なかなかそうと認識してもらえないのが悩み。名前に‶鬼‶とつく唯一の艦娘であるため、節分では鬼役にされて豆を投げつけられる。

よくダジャレを嗜んでおり、ダジャレを披露しては周りを凍りつかせる(駆逐艦の子たちには人気)。恋も訓練、料理も訓練、全ては訓練あるのみ。

好きな言葉は『駑馬十駕』。

今日はここまでにします。

>>333,>>342,>>467
  霞、龍田、節分の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

 (鬼怒のキャラクター紹介が2つある理由は、>>1が『あ、書き込みじゃなくて更新クリックしちゃった』と勘違いしたからです。すみません)


明日は、リクエストにありました摩耶、鹿島、第六駆逐隊の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




なお、神通も艦娘で唯一‶神‶という漢字が入っている。

乙乙
吹雪お願いします

こんばんは、>>1です。

諸事情によって遅れてしまいました。申し訳ございません。

今日は、リクエストにありました摩耶、鹿島、第六駆逐隊の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

>>485 吹雪、了解しました。

【コーヒー】

 ―14時半過ぎ、倉庫―

摩耶「よっこらしょっと………」ゴトッ

摩耶「ふー…これでいいか?」

提督「大丈夫です。これ、1人で持つには大きすぎたので、ありがとうございます」

摩耶「石油ストーブも終わりか…」

提督「新しく暖炉を購入しましたので…それより、手伝ってくれたお礼にコーヒーでも淹れましょう。ま、インスタントですが」

摩耶「おっ、いいのか?じゃ、いただこうかな」

提督「では、執務室に戻りましょう」


 ―数分後、執務室―

摩耶「ふー…疲れた。しかし、今になって何で暖炉なんて買ったんだ?」ドサッ

提督「石油ストーブだと、遠征で持ち帰ってきた燃料を使ってしまうので、空き箱の木が使える暖炉の方がいいと思ったんですよ」

摩耶「へー。ま、提督らしい理由だな」

提督「どういたしまして……っと、できましたよ。コーヒー」

摩耶「お、さんきゅーな」

提督「ミルクや砂糖はどうしますか?」

摩耶「そうだな…ミルクは―」ハッ

摩耶(待て…普通はミルクを結構多めに入れてるが…提督の前で‶カッコいい摩耶様‶のイメージを崩したくはない……ならここは…ミルクは入れられねー…)

提督「?」

摩耶「い、いや。いらない。そのままでいい」

提督「ブラックでよろしいんですか?」

摩耶「あ、ああ。ちょっと眠気があったから、目を覚ましたくてな」

提督「…分かりました、どうぞ」スッ

摩耶「さ、さんきゅー」スッ

摩耶(ブラック何て飲むのは初めてだが…………)

摩耶「んぐっ」ゴクッ

摩耶(………………苦ぇ………)

提督「…苦かったですか?」

摩耶「い、いや……大丈夫だ、うん」

提督「そうですか」コポコポ

摩耶「て、提督もブラックか?」

提督「いえ、私はココアですよ」

摩耶「……………………え?」

提督「恥ずかしながら、私コーヒーが飲めなくて…。コーヒー牛乳とかココアは飲めるんですが、コーヒーは苦いのが嫌いで普段飲まないんです」

摩耶「あんた性格の割に舌がお子様だな!」

コンコン

提督「はい?」

鳥海「お疲れ様です、司令官さん。先日の各鎮守府の戦力データ表です」ガチャ

提督「いつもお疲れ様です。ちょうど、お湯を沸かしたところですので、インスタントではありますがコーヒーでもいかがですか?」

鳥海「よろしいんですか?」

提督「ええ、構いませんよ」

鳥海「では、いただきます」

提督「はい」コポコポコポ

摩耶「データ課も大変だろ?全部手作業なんて」

鳥海「大丈夫ですよ?徹夜も3日を過ぎれば眠くなくなりますし」

摩耶「それ、末期っていうぞ…」

提督「どうぞ、お待たせしました。ミルクはどうしますか?」

鳥海「いえ、ブラックでお願いします」キッパリ

摩耶「」

提督「どうぞ」スッ

鳥海「ありがとうございます…………ずずっ。はぁ、美味しいです」

摩耶(ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!)


【終わり】

【総司令部色】

 ―14時前、書庫―

鹿島「えーっと、この書類はこっちで……これはあそこに…っと」スッ

鹿島「ふー……」


提督「総司令部には慣れましたか?」

鹿島「ええ。ここに来てから3カ月ぐらいになりましたけど、やっと慣れてきたって感じです」

提督「まあ、新しい場所に就いたら慣れるのにそれぐらいは必要ですから。それにしても、鹿島さんは呑み込みが早いですねぇ」

鹿島「ほ、本当ですか~?」

提督「ええ、嵐さんや萩風さんはもとより、酒匂さんも阿賀野さん達のサポートがあってもまだ仕事が覚えていないのですから…」

鹿島(阿賀野さんのサポートって役に立つのかなぁ……)

提督「ですが、鹿島さんはもうほとんどの仕事をこなす事ができてますよね。遠征・出撃の旗艦、報告書の作成など色々…流石と言うべきです」

鹿島「そ、そんな…嬉しいです…///」

提督「流石、あの香取さんの妹と言うべきですね」

鹿島「……もう、提督?」ジロッ

提督「?」

鹿島「…私の事をほめているんでしたら、他の方の名前を出さないでいただきたいものですね」

提督「………すみませんね」

鹿島「女性はそういう事には敏感なんですからっ」

提督「これからは気を付けていきます」


『おーい』


提督&鹿島「?」

木更津第鉢鎮守府提督(以下鳥川)「おっす、黎明」

湯河原第陸鎮守府提督(以下蓮村)「やあ、黎明」

提督「鳥川さん、蓮村さん」

鹿島「??」

提督「ああ、こちら私の幼馴染の鳥川さんと蓮村さんです。2人とも、見てのとおり提督ですよ」

鳥川「よろしくな、鹿島さん」

蓮村「よろしくね」

鹿島「は、はい!よろしくお願いします!」

鳥川「それにしても、鹿島さんも可哀そうだねぇ」

鹿島「?ど、どうしてですか?」

蓮村「そりゃ、こんな鉄面皮のS気質なのが提督だなんて、気苦労も多いでしょ?残業とかも多そうで…」

提督「あんたらはケンカを売りに来たのか」

鹿島「そ、そんな!私は提督に良くしてもらっています!」

蓮村「本当に?」

鳥川「ぜってー、そんなことないって」

鹿島「い、いえ!大丈夫です!いつも22時には仕事を切り上げさせてもらっていますし、担当の仕事だってもらっていますし!

鹿島「常に演習の旗艦で皆さんを指導していますし!提督のが忙しい時は食事を用意させてもらってますから!」

鳥川「あー、ちょっといいか?」

鹿島「は、はい?」

鳥川「普通の鎮守府って就業時間は21時までで、各艦娘が担当案件を持っているなんてことは無いんだが…」

蓮村「それに、提督が忙しいときとかって、食事は基本的に提督が自分で用意するか、善意で用意するかのどっちかなんだけど…」

鹿島「……………………」

鹿島(私………総司令部に毒されてる……!?)


【終わり】

【お部屋訪問再び】

 ―11時半過ぎ、廊下―

暁「司令ちょうかーん!」

司令長官「おや、暁君。それに響君たちも。どうしたんだい?」

響「朝に司令官を見なかったんだけど、もしかして…」

司令長官「うん、また働き過ぎてたから休ませたんだよ」

雷「もうっ、私を頼っていいって何度も言ってるのに!」

司令長官「ま、黎明君も君たちみたいな女の子を夜遅くまで起こしたくはないって事だろうね」

電「…私達の事を気遣ってくれるのは嬉しいのですけど、それで司令官が負担を抱えてるっていうのは、ちょっと間違っていると思うのです」

司令長官「だよねぇ。儂もそう思って、黎明君の仕事の量を減らしているんだけど、やっぱり総司令部っていう場所だから情報量とかは毎日毎日、山のように

     送られてくるから……データ課はデータ関連の事でいっぱいいっぱいだから…」

響「ところで、司令官は今も寝ているのかな?」

司令長官「多分ね」

響「だったら、私達がまた起こしに行こうか」

暁「い、嫌よ!そんな、男の人の部屋に入るなんて、レディらしくないわ!」

雷「とか何とか言って…前に司令官が起きていたことにびっくりしたから嫌なんじゃないの?」

暁「そ、そんなんじゃないわよ!」

電「前は傍で騒いじゃって起こしてしまったのですけど、今日は普通に起こしてみるのです。そうすれば、前みたいな事にはならないと思うのです」

司令長官「うーん……ま、多分ボコられるのは儂だから、起こしても大丈夫だと思うよ」

響「じゃあ、司令長官の許しも出た事だから、行こうか」

暁「しょ、しょうがないわね!ま、お寝坊さんな司令官を起こすのもレディの嗜みかしらね!?」

司令長官&響&雷&電(ちょろい)

 ―数分後、提督の私室前―

雷「何度来ても、この部屋からは威圧的な何かを感じるわね…」

響「それじゃあ、入るとしようか」

暁「ま、待って!入るんなら私が一番に入るわよ!レディだし、一番艦だし!」

電「なんで、白露ちゃんみたいなことを言っているのです?」

暁「いいから!私が一番に入るから!」

響「じゃあ、お好きにどうぞ」

雷「いっちゃって~」

暁「じゃ、じゃあ入るわよ~」グッ


提督「はい?」ガチャ


暁「ほわあああああああああああああああああああ!!?」

響「あ、司令官。Доброе утро(ドーブラエ ウートラ:おはよう)」

雷「おはよ、司令官!」

電「おはようございます、なのです」

提督「はい、おはようございます」

暁「あっ、おっ…はははははは…よよよよぅ…」ガタガタガタ

提督「暁さん?」

暁「べっ、別にびっくりしたわけじゃないんだからねっ!ドアノブを握ろうとした瞬間にドアノブが回って中から提督が出てきたから怖かったんじゃ、

  無いんだからねっ!ただちょっと提督の顔が怖くてびっくりしただけなんだからっ!」

提督「あ、はい」

提督「それにしても、皆さんどうかしたのですか?」

雷「まだ司令官が寝てるっていうから、健康面を考えて起こしに来たのよ!」

提督「ああ、またですか」

電「でも、今日はもう起きていたのですね?」

提督「ええ、昨日仕事はちょっと中途半端なところで終わらせてしまってまして、つい先ほど起きて、部屋で確認をしていたんですよ」

響「そうなんだ。それで、体調は大丈夫なのかい?」

提督「何とか大丈夫です」

暁「あ、部屋はやっぱりきれいなのね」

提督「ええ、綺麗にしていないと落ち着かないので」

雷「いいことじゃない!」

電「本棚は、難しそうな本がいっぱいなのです…」

響「そうでもないよ?ほら」クイッ

電&雷「?」

響「こっちの本棚には漫画やライトノベルがあるよ」

暁「し、司令官ってそういうのがすきだったの!?」

提督「こういうサブカルチャーも好きなんですよねぇ」

響「ふーん……」

ぷらず…電「でも、電達もぶっちゃけちゃえば二次元―」

提督&暁&響&雷「やめろ!!」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪鳥川 将(とりかわ しょう)≫

関東・木更津第鉢鎮守府提督。性別は男性で、年齢は26歳。斑・蓮村とは小学校からの付き合いで、他人からの認識は‶凄いバカ‶。だが、突飛な発想力から、

とんでもない真理をつく事もある。高校までは斑・蓮村と同じだったが、卒業後は工業大学へ進学する。深海棲艦が出現した後は、通っていた大学を辞め、

斑を誘い元々興味のあった海軍に入る。その後、提督としての適性試験に合格して提督になる。憲兵司令官の城とも面識がある。嫁艦は木曾。

好きな言葉は『笑う門には福来る』。

≪蓮村 宗(はすむら しゅう)≫

関東・湯河原第陸鎮守府提督。性別は男性で、年齢は26歳。斑・鳥川とは小学校からの付き合いで、他人からの認識は真面目。しかしさらっと毒を吐く事も。

それが原因でたまに鳥川をキレさせる。高校までは斑・鳥川と同じだったが、卒業後は海軍学校へ進学する。深海棲艦が出現した後は、提督の適性試験を受け、

合格して提督となる。提督歴は斑・鳥川よりも長い。鳥川(と間接的にだが斑)に提督募集の情報を流した。嫁艦は長良。

好きな言葉は『無病息災』。

今日はここまでにします。

>>362,>>375,>>379
 摩耶、鹿島、第六駆逐隊の話、いかがでしたか?

  お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました深海棲艦組と、できれば北上の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



サーモン海域ボスマスでやたら龍驤をドロップする。なんで?

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました深海棲艦組の話を書いていきます(北上の話は後日とします。すみません)

なお、キリ番安価ですが、リクエストが消化しきれていないため、後で行う事とします。

それでは、投下していきます。

【深海提督の憂鬱】

 ―10時過ぎ、執務室―

提督「……………ううむ」

榛名「提督?どうなさったのですか?」

提督「いえ、皆さんからの遠征や出撃の報告書を見ると、どうも深海棲艦の動きが変わってきていると思いまして」

榛名「変わっている…とは?」

提督「前までは、深海棲艦は力任せに敵を打倒しているような感じがしたのですが、今はどこか動きが戦術的に…つまり戦略を持つようになっていると…」

榛名「………気のせいでは?」

提督「…取り越し苦労であれば幸いなのですが」


 ―同時刻、深海棲艦本拠地・執務室―

深海提督「……………」カリカリカリ

ガチャ

北方棲姫「てーとく!帰ってきた!」

深海提督「お、ほっぽちゃん。お帰り」

北方棲姫「ただいま!」ビシッ

深海提督「北の方は寒くなかったかな?」

北方棲姫「寒かった!けど、おねーちゃんが作ってくれたマフラーのおかげで暖かかった!」

深海提督「そうかそうか。港湾棲姫さんは妹思いだからな~。あ、そのおねーちゃんだけど、今台所でお菓子を作ってるはずだから、手伝っといで」

北方棲姫「うん!分かった!」テテテテテ

パタン

深海提督「……………はぁ」

護衛要塞「?提督、どしたんですか?」

深海提督「いや、ちょっとな…」

護衛要塞「あ、うちのほっぽさんの態度が気に入らなかったんだったら、部下である俺から謝ります…すみません」

深海提督「いや、そういう事じゃなくてだな…」

護衛要塞「何か悩みでもあるんですか?」

深海提督「ああ…そうだ、な」

護衛要塞「俺で良かったら、聞きますけど?まあ、俺はほとんど北方AL海域にいるから本拠地の事は分からないんですが」

深海提督「悪いな……。実は―」


 ―数日前・15時過ぎ、食堂―

深海提督「ううむ……少し小腹がすいたな……菓子とかないかねぇ…」

アーダーコーダー、ギャイギャイ

深海提督「ん?何の騒ぎだ?」

戦艦タ級「あ、提督!ちょうどいいところに!」

重巡リ級「え、提督?」

深海提督「タ級にリ級?何かあったのか?」

戦艦タ級「実は私、さっきクッキーを焼いていたんですよ。それで、自分で味見したら結構いい出来だと思ったんです」

深海提督「そうか。じゃあ後で1つおくれ」

戦艦タ級「そしたらですね!そこにリ級さんが来て、クッキーを1つ食べてもらったんです。そしたら…………」


重巡リ級『まあ、タ級にしてはいい出来なんじゃないの?』


戦艦タ級「なーんてことを宣ったんですよ!」

重巡リ級「タ級が料理って、そんなイメージじゃないもん。どうせ不味いんだろうなーと思ったから」

戦艦タ級「それでリ級さんがクッキーを作るって言ったんですよ。それでできたヤツを食べてみたら、大して美味しくも無くてっ!」

深海提督「要するに、上手くもないのに自分のクッキーをからかわれたのが気に食わない、と」

重巡リ級「私はそんなクッキーなんて何度も作った事が無いんだもの!一回作って形になっただけでも私の技量をほめてほしいモンね!」

戦艦タ級「なんですってぇぇぇぇぇぇ?」

深海提督「どうでもいいが、小腹がすいてるんだ。そのクッキー余ってるのなら1つくれないかね」

重巡リ級「………そうだわ。それなら、どっちのクッキーが美味しいか提督に見極めてもらおうじゃない」

深海提督「へ?」

戦艦タ級「いいですね、それ。提督が美味しいと言った方が勝ちという事で」

重巡リ級「望むところよ!」

深海提督「え、あのー…………」


深海提督「で、その後クッキーをたらふく食べさせられてしばらくの間トイレから出られなくなった」

護衛要塞「…んで、どっちのクッキーが美味しかったんですか?」

深海提督「タ級だった。ただ、途中から食べる事が苦痛になっていったから味が分かんなくなった」

護衛要塞「…さいですか」

深海提督「他にはなぁ…」


 ―数日前20時前、提督用浴場―

深海提督「ぶあー……やっぱり風呂は疲れが取れるね~……」

深海提督「しっかし、皆の相手をするのは別に嫌じゃないんだが、疲れるねぇ……」

ガラガラガラッ

深海提督「ん?」クルッ



空母棲姫「失礼するわね」←すっぽんぽん

戦艦レ級「よーっす!邪魔するぜー!」←すっぽんぽん


深海提督「んなああああっ!!?」

空母棲姫「あら?どうしたのかしら?」

深海提督「どうしたもこうしたもあるか!何でお前らが男湯にいる!そして何で前を隠さない!」

戦艦レ級「なんだよ硬い事言うなよな~。俺とお前の仲なんだぜ?別に裸何てどうってことないだろ?」チャプ

空母棲姫「レ級の言う通りよ。私達は仲間なんだから、これぐらい普通でしょ?『裸の付き合い』って言葉もあるくらいだし」チャプ

深海提督「その言葉は同性の間のみ有効な言葉だ!後さりげなく一緒の湯船に入るな!」

戦艦レ級「あー、戦いの疲れが抜けていくぜー…」

空母棲姫「そうねぇ…はー、癒されるわ~」

深海提督「風呂入りたいんなら女湯行け!」

戦艦レ級「なー、もうちっと提督そっち寄ってくれよ。狭くてしょうがない」グイグイ

深海提督「ちょっ…お前…っ」

空母棲姫「そうねぇ、悪いけどちょっと寄らせてもらうわよ」ギュムッ

深海提督「あの、空母棲姫さん…色々当たって」

空母棲姫「別にいいじゃない。減るもんじゃないんだし。それに普段頑張ってる貴方へのサービスって事で」

深海提督「だからだなぁ…………」

空母棲姫「それとも何?私のボディじゃ興奮しない?」

深海提督「そりゃ興奮するけども……じゃなくて!」

戦艦レ級「ひゅーひゅー」

深海提督「あーもー!先に上がる!」ザバァ

ビシャン

空母棲姫「あらら…残念ね」

戦艦レ級「ちぇー、つまんないのー」


深海提督「まともに風呂にも入れん」

護衛要塞「………大変ですねー」

深海提督「これまでも、港湾棲姫や港湾水鬼、離島棲鬼とかも入ってきたし……はぁ」

護衛要塞(何だろう、だんだん腹が立ってきたぞ)

深海提督「それにな…」

 ―22時過ぎ、深海提督の私室―

深海提督「…思いのほか仕事が早く終わったし、もう寝るとしようかな」パチン

深海提督「おやすみ………」


 ―数時間後―

モゾモゾモゾ

深海提督「……………………んぁ?なんだ?」

ゴソゴソゴソ

深海提督(な、なんだなんだ?何の感触だこれ…!?)ガバッ

泊地水鬼「んむ~………」

深海提督(なんでだよ…)

深海提督「泊地水鬼さん……起きてください」

泊地水鬼「んぅ…?てい…とく?」

深海提督「そうです。俺です。早く自分の布団に戻って―」

泊地水鬼「おやすみなさい……」グデーン

深海提督「待て!どうして眠る!」

泊地水鬼「だって……1人で寝るのは寂しいですから……」

深海提督「だったら俺じゃなくて他の人と寝ればいいじゃないですか!その~…戦艦水鬼とか、装甲空母姫とか!」

泊地水鬼「私は……提督と一緒の方がいいんですぅ……」

深海提督「意味わかんないですって!」

泊地水鬼「提督と寝ると………暖かい気持ちになれますからぁ……」

深海提督「……………………」

泊地水鬼「おやすみなさい………………」

深海提督「………今日だけですよ」

泊地水鬼「…ありがとうございますぅ………」

泊地水鬼「………すぅ……すぅ……」

深海提督「それでも結局、何度か俺の布団に入ってくることがあって………」

護衛要塞「…………」ガブッ

深海提督「いてぇ!何で腕にかみつく!しかも無言で!」

護衛要塞「うるせぇ!何不満げに深海棲艦の女の子達とイチャコラしたエピソードなんて話してやがる!聞いててめっさ腹が立つわ!」

深海提督「俺のせいじゃねぇっての!」

護衛要塞「そんな女の子とのふれあいなんてこの体の俺からすればイラつく話題にしかならんがな!俺だって好きでこんな体になったわけじゃねーのに!」

深海提督「いてっ、いててっ!やめろっての!」ダダダ

護衛要塞「逃がすかっ!」

ガチャッ

飛行場姫「えっ」

深海提督「あっ」

ドチン

飛行場姫「きゃっ!」

深海提督「いてて……あっ、ごめ―」


ムニュッ(飛行場姫の胸をわしづかみにしている深海提督の手)


飛行場姫「あっ…………」

深海提督「………………………本当に、ごめんな―」

飛行場姫「いやあああああああああ!!!えっち!すけべっ!!」バチィ、ベチィ

深海提督「ぶべらっ」ドサッ

飛行場姫「うわああああああああんん……」タタタタタ

護衛要塞「……………けっ」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪護衛要塞≫

深海棲艦の一種。艦種は護衛要塞。北方棲姫のお供の1人で、北方棲鬼からは‶たこ焼き‶と呼ばれているが、本人はそれを嫌っている。戦闘では主に、北方棲姫

のサポートに徹している。一度、とある艦娘に捕らえられて食べられそうになったことがあり、寸でのところで港湾棲姫に食べられそうになったが、それが今も

トラウマになっている。深海棲艦組の数少ない良心。性別は男(雄?)の模様。

今日はここまでにします。

>>390
  深海棲艦組の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


次回の投下は明後日の2月7日に、リクエストにありました北上、加賀の話を書く予定です。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




最後のダメ提督製造機、夕雲が着任しました。

なお、>>1は深海棲艦(空母棲姫)が主役の同人誌で初めて泣きそうになりました。

乙ー、暁の水平線にかな?
明石リクエストお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました北上、加賀の話を書いていきます。

>>510
  明石、了解しました。明石の話は、第壱拾参鎮守府の禊との話でよろしいでしょうか?

  あと、同人誌はそれです。


それでは、投下していきます。

【魚雷】

 ―14時過ぎ、装備倉庫―

カツ、コツ

提督「ふむ…12.7cm連装砲が5、10cm連装高角砲が2、61cm三連装魚雷が6……」カチャ、カチャ

提督「………ふむ…む?」ピクッ


 ―数十分後、執務室―

ガチャ

提督「戻りました」

北上「あ、お疲れ~」

提督「確か、午前中に装備倉庫の個数確認をしたのは北上さんでしたよね?」

北上「え?そうだけど?」

提督「61cm四連装(酸素)魚雷の数なんですが、記録は3になっていたんですが…今さっき数えてみたら10でした」

北上「あ、あれ~?そうだったけ~?いや~、ちょっと暗くてわからなかったな~…」

提督「倉庫の中はちゃんと蛍光灯が付いていましたし、誤差が1や2ならまだしも、3本と10本を間違えるっていうのは、妙と思うんですが」

北上「あ、あははは~……」

提督「今のうちに本当の事を言っておいた方が身のためですよ」

北上「……ごめんなさい、わざと書き間違えてました」

提督「なぜそのような事を…まあ、大方『酸素魚雷がもっとほしくて記録上は少なく書いて、今後開発しよう』ってところですかね」

北上「……ご明察です…」

提督「魚雷がもっとほしいんでしたら、申請書を書けばいいものを」

北上「え、出したら作ってくれたの?」

提督「数が十分にある場合…例えば今みたいに10本もあれば作る必要はありませんが」

北上「ですよね」

このスレ読んでたらビス子の建造6回目で成功しました、那珂ちゃんのファン辞めます

提督「しかし、大井さんに負けず劣らず北上さんも魚雷が好きですよねぇ」

北上「えー、だって魚雷カッコいいじゃん~」

提督「カッコいいですか、あれ」

北上「カッコいいよ~。男の人ってあれでしょ?ああいうメカ系のに惹かれるんでしょ?」

提督「私はあれをカッコいいとは思いませんし、思ったらおしまいだとも思っています」

北上「でもさ~、魚雷のいいところはやっぱあれよ。雷撃戦でどんな強い敵にも大ダメージを与える!戦艦でも空母でも装甲を貫き、撃沈させる!」

提督「まあ、雷撃戦で駆逐艦の方が戦艦を撃沈したって報告は何度も聞いていますが」

北上「でしょ?いや~、あれにはホントに痺れるねぇ~。ま、酸素魚雷もいいけど、あたしたち雷巡と潜水艦にしか装備できない甲標的が、最強の魚雷だと

   思うけどね」

提督「阿武隈さんが物陰で泣いてますよ。忘れないであげてください」

北上「あー、でも魚雷っていいよねぇ~。いやぁ~、外国の魚雷も実装されないかな~?」

提督「それは、装備開発の夕張さんに相談しないと無理でしょう。まあ、実現性なら回天の方が技術的にも簡単と思いますが」

北上「かっ、回天!?あ、あれはちょっと勘弁願いたいね……っていうか………中の人とか…その…」

提督「中の人はシベリア送りの予定だったブラック鎮守府の提督にしましょうか。艦娘を酷使させたり法を犯したのはあっちですし、戦場で散った方が海軍の

   軍人としても本望でしょう」

北上「あの、いや~……できれば人道的にしてほしいかなぁ~……っていうか、回天は潜水艦の子たちも嫌って言ってるからやめた方がいいし」

提督「冗談ですよ」

北上「じゃあ、代わりと言っちゃアレだけど、61cm四連装(酸素)魚雷大量開発とか―」

提督「それとこれとは別です」

北上「ちぇっ」


【終わり】

【一航戦の心配性な方】

 ―9時前、執務室―

提督「では、加賀さん。今日一日秘書艦をよろしくお願いいたします」

加賀「ええ、こちらこそよろしく」

提督「で、早速で申し訳ないんですけれども、マルフタサンマル(09時30分)から、赤城さん率いる第一艦隊がサーモン海域へ出撃予定なので、装備開発は

   その後としたいのですが―」

加賀「…そう、分かったわ」

提督「?」

提督(一瞬残念そうな顔をしていた気が…)


 ―9時半前―

赤城「第一艦隊旗艦赤城、以下5名。これより、サーモン海域へ出撃いたします」

提督「はい。道中は装甲空母鬼などの強敵と遭遇する可能性がございますので、十分に気を付けてください」

赤城「了解しました!」ビシィ

加賀「赤城さん、お気をつけて」

赤城「ありがとう、加賀。私は大丈夫だから、加賀も秘書艦のお仕事を頑張ってね」

加賀「…ええ。分かっています」

提督(できれば、皆さんの前で1人にだけ声をかけるというのは少々避けてもらいたいのですが、ね)


 ―数分後、波止場―

赤城「では第一艦隊、出撃いたします!」ビシィ

提督「お願いします」ビシィ

加賀「………………」ペコリ

 ―10時前、工廠―

加賀「では、このレシピで開発をお願い」

工廠妖精さん「ん~?加賀さん、このレシピでいいんですか~?」

加賀「?何か、問題でもありましたか?」

工廠妖精さん「このレシピ、三式水中聴音機のレシピですよ~?確か今日の開発予定装備って、電探じゃありませんでしたっけ~?」

加賀「…っ、そ、そうだったわ。ごめんなさい、じゃあ電探のレシピでお願い」

工廠妖精さん「ほいさっさ~」

加賀「…………はぁ」


 ―13時過ぎ、執務室―

加賀「…………………」カリカリカリ

提督「………加賀さん」

加賀「……何かしら?」クルッ

提督「この書類なんですが、数値のミスが何か所かあるんですが…」

加賀「そ、そう………。ごめんなさいね、すぐに書き直すわ」

提督「…先ほど、工廠の開発でも誤った開発をしようとしていたみたいですし…何かあったんですか?」

加賀「それは………」

提督「やはり、赤城さんの事が心配ですか」

加賀「………ええ、やはり心配だわ」

提督「大丈夫だと思いますよ。赤城さんには紫電改二、彗星、九七艦攻(村田隊)、さらに彩雲を持たせておりますし、彼女の僚艦もそれなりの手練れです。

   それに赤城さん自身も今は慢心したりはしていませんし、轟沈するなんてことは無いでしょう」

加賀「…貴方はそう言うけれど、やはり心配だわ」

提督「………それでしたら、波止場まで迎えに行かれては?もうそろそろ戻ってくる時間ですし」

加賀「で、でも秘書艦としての仕事が…」

提督「赤城さんの事が気にかかってこちらの作業がおろそかになりミスを犯しかけてしまうようであれば、無理に仕事をさせたりはしませんよ。今加賀さんは、

   赤城さんが心配で仕事にも手が付けられない…。ならば、その不安の素である赤城さんに会いに行けば解決するでしょう」

加賀「………ありがとうございます。今夜、仕事を途中で投げてしまったお詫びとして奢らせていただいてもいいですか?」

提督「できれば、赤城さんも誘ってあげてください」

加賀「無論、そうします」

パタン

提督「まったく、加賀さんも心配所なんですねぇ」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪加賀≫

加賀型正規空母一番艦。艦娘No.7。青い袴にサイドテールの、落ち着いた雰囲気が特徴的なお姉さん。ぶっきらぼうで感情を表に出す事がほとんどないが、

心はとても熱い。同じ一航戦の赤城ととても仲が良く、赤城に対しては深い信頼を抱いている。艦載機運用能力は鎮守府でもトップで、デスクワークも難なく

こなし、長門と同じく提督代理業を行う事ができる。赤城ほどではないが食欲旺盛。提督に好意を抱いているような言動をするが、真意は定かではない。

好きな言葉は『鎧袖一触』。

今日はここまでにします。

>>393,>>395
  北上、加賀の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。

>>516
  こちとらマックスも建造できていないというのに…後那珂ちゃん関係ないやろ!


次回の投下は明後日の2月9日、リクエストにありました金剛型と、瑞鶴&加賀の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



比叡が改二になりました。比叡は気に入っている艦娘の1人です。

乙乙ー
加古鷹でお願いします

こんばんは、>>1です。

本日は、諸事情により投下が遅れてしまいました。申し訳ございません。

今日は、少々>>1の体調がよろしくないので金剛型の話だけ書いていきます。

>>526
  古鷹&加古、了解しました。


それでは、投下していきます。

【戦いの前】

 ―21時過ぎ、戦艦寮・金剛&比叡の部屋―

金剛「いよいよ、明日からは大規模作戦デスネ…」

比叡「そうですね、お姉様…なんだか緊張します…」

霧島「ですが、司令の話では、今回の敵勢力は比較的小規模なため作戦機関もそれほど長くはないという話です」

榛名「そ、そうですか……ちょっと安心しました」

比叡「そうですねぇ。そこまで大規模でないのであれば、資源が枯渇するという心配もなさそうですし」

金剛「ですが、油断はできまセン。そうやって慢心しているト、取り返しのつかないコトになりそうな気がするのデース」

榛名「ええ、金剛お姉様の言う通りですね。油断は禁物です」

金剛「………それよりも、重要な事がありマース…」

比叡「重要な事…ですか?」

榛名「大規模作戦よりも…ですか?」

金剛「Yes.この戦いは、勝つか負けるか、ただそれだけしか残らないのデース…」

霧島「イ、一体……それは………?」

金剛「それハ……」

比叡&榛名&霧島「……………………」ゴクリ


金剛「2月14日、Valentine Dayデース!!」


榛名「!」

霧島「……あれ?」

比叡「なーんだ、そんな事ですか」

金剛「ヒエー、何が‶そんな事‶デスカっ!!」

比叡「ひえっ!?」

金剛「この日ばかりは、鎮守府は戦場と化しマース……。艦娘達による血みどろの戦いの火ぶたが切って落とされ……テートクのHeartを射抜くのは誰か…

   そしてテートクと添い遂げられるのが誰になるのかが……決められるのデース!!」カッ

比叡「へ、へー……」

榛名(そうでした……失念しておりました…!大規模作戦に気を取られ……バレンタインデーの準備を一切しておりませんでした…っ!!どうしましょう…。

   明日階に行くのは…いえいえ、明日からは大規模作戦!外にのんきに買い出しに行けるような雰囲気にはならないはず…ああ、どうしましょう…)

霧島「あ、あのー……」

金剛「2月14日!その日、テートクの…そして、私たちの運命が決まるのデース!!大規模作戦なんて目じゃネーのデス!!」

霧島「ちょっと、金剛お姉さま?」

金剛「What?なんデスカ、キリシマ?」

霧島「その…2月14日なんですけど……」

金剛&比叡&榛名「?」


霧島「司令は、2月14日に提督大会議を開く予定だと、仰っておりましたが…」


金剛&榛名「」

比叡「なーんだ。じゃあ司令は一日中会議室にいるって事ですよね?それじゃ、チョコも渡せないですよね~…」

金剛「……そ、そうデスネ………」

榛名「え、ええ………」

金剛(オーマイゴッド!!)

榛名(嬉しいような…悲しいような……)


【終わり】

今日はここまでにします。

>>409
  金剛型の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました瑞鶴&加賀、鳳翔の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




明日からは小規模ですがイベントが始まりますね。頑張っていきましょう。3海域ぐらい…?

乙―
空母棲姫リクエストします

乙 体調気をつけて無理は禁物

早霜リクお願いします

>>1です。

諸事情により投下が遅れます。

また、内容は鳳翔の話のみとなります。大変申し訳ございません。

こんばんは、>>1です。

予定詐欺や投下遅延など、色々申し訳ございません。

今日は、鳳翔さんの話を書いていきます。

>>534,>>537
  空母棲姫、早霜、了解しました。

それでは、投下いたします。

【大規模作戦発令前夜】

 ―22時過ぎ、執務室―

提督「…………………」カリカリカリカリ

鳳翔「提督、お茶でございます」カチャ

提督「ああ、すみません。ありがとうございます」

鳳翔「…あまり、無理はなさらないでくださいね?」

提督「もう明日からは大規模作戦ですから、少しの無理でもしないと書類が片付かないんですよ…」

鳳翔「…大規模作戦、ですか」

提督「はい。作戦名は、『出撃!礼号作戦』…。妖精さんも、考えたものです」

鳳翔「………私達は、いつまでこんな戦いを続けなければならないのでしょうか……」

提督「……いつかは分かりませんねぇ」

鳳翔「………………」

提督「深海棲艦を根絶するか、深海棲艦側と和平条約を結んで共存の道を選ぶか…どちらかでしょうね」

鳳翔「……どちらも、望み薄そうですね…」

提督「………少なくとも私は、後者の意見を推奨したいのですが…世間の目もありますから公にこの意見は言いづらいです……」

鳳翔「提督は、深海棲艦と共存したいと…?」

提督「ええ、そう思っております」

鳳翔「そうですか……」

鳳翔「……少し、私の話を聞いてもらってもよいですか?」

提督「構いませんよ」

鳳翔「……私、深海棲艦との戦いが終わったら、小料理店とか居酒屋とか、開いてみたいんです」

提督「………」

鳳翔「ただ、その夢が多くの犠牲の果てに叶うというのであれば、叶ってほしくないとも思うのですが…ね」

提督「…………」

鳳翔「でもこの夢は、簡単には諦めたくないんです」

提督「…………」

鳳翔「…犠牲があるのなら叶えたくない…でも叶えたい…この矛盾、どうすればいいのでしょうか…………」

提督「………それは、私からは何とも答えがたいものです…」

鳳翔「………そうですか」

提督「あと、それ死亡フラグにしか聞こえませんよ?」

鳳翔「し、死にませんよ私はっ!」

提督「冗談ですよ」

鳳翔「でも、ありがとうございます…。ほんのわずかですが、気分が落ち着きました」

提督「それは何よりです」

鳳翔「私の夢がかなうよう、頑張ります」

提督「…頑張ってください」

鳳翔「はい」

鳳翔(そして…提督の妻にもなって……ふふっ、いやー//)

鳳翔「あん……だめです……こんな…昼間から…」クネクネ

提督(情緒不安定でしょうか?明石さんを呼んだ方がいいですかねぇ…)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪鳳翔≫

鳳翔型軽空母一番艦。艦娘No.25。長い黒髪をポニーテールに纏めた、和服姿が奥ゆかしいお姉さん(?)。大和撫子を地で行くように静かで、温和な性格。

その言動がまさに‶お母さん‶のようであることから、皆からは‶お艦‶と呼ばれている。得意料理も唐揚げ、ハンバーグとまさにお母さん。ただし‶おばあちゃん‶

は禁句。鎮守府内で≪居酒屋・鳳翔≫と言う店を開いており、戦艦・重巡・空母艦娘の行きつけの店となっている。夢は料理店を開く事。

好きな言葉は『温厚篤実』。

今日はここまでにします。

>>434
  鳳翔の話、いかがでしたか?急ぎ足になってしまいました…お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は今度こそ、瑞鶴&加賀の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




イタリアの重巡洋艦!?何それ絶対欲しい!!

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました瑞鶴&加賀の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【ショッピング】

 ―10時過ぎ、鎮守府外・歩道―

加賀「…大規模作戦中に、外出をするというのは少し気まずいものだけれど」

瑞鶴「大丈夫だって。提督さん、第一次作戦と第二次作戦は戦艦と空母の出番はないからって、言ってたし」

加賀「…それは、出撃に関する出番はないと言っても、鎮守府での仕事が無いというのとは別。提督も気を遣ってくださったのでしょう」

瑞鶴「あ、そっか……提督さんには、少し悪いことしちゃったかな…」

加賀「…貴女が理解できれば、それで十分だと、あの人は言うでしょうね」

瑞鶴「そっか…そうだよね……」

加賀「…話を変えてしまうけど、今日は無理を言ってしまってごめんなさいね」

瑞鶴「ううん、私もショッピングモールに用があったんだし。それにしても、赤城さんにプレゼントって、急にどうしたの?」

加賀「…別に、赤城さんは日々頑張って皆を率いて深海棲艦と戦っているというのに、特に感謝を込めてプレゼントとかしていなかったから…ね」

瑞鶴「あ、それじゃあ私と同じだ。私も、翔鶴姉に日頃のお礼を、って事で買い物しようとしていたから…」

加賀「…そ」

瑞鶴(あ、ちょっと言いすぎちゃったかな…)

加賀「…私達、意外と似た者同士なのかもね」

瑞鶴「うぇっ!?う、うん…」


 ―同時刻、第壱鎮守府・執務室―

伊勢「提督……第一次作戦からいきなり潜水棲姫が出てきたんだけど…」

提督「はぁ……いきなりアイツですか」

 ―数十分後、ショッピングモール―

瑞鶴「で、加賀さんは何を赤城さんにプレゼントするの?」

加賀「…そうね、食べ物のほうがあの人は喜ぶかもしれないけど…」

瑞鶴「ふふっ、多分ね」

加賀「…でも、今日は洋服とかにしようかしら」

瑞鶴「あ、そうだね。赤城さん、鎮守府の外に出る事が結構多いし、この前私服が少ないってぼやいていたし」

加賀「…ええ。だから、洋服屋に行くことにするわ」

瑞鶴「そうだね。翔鶴姉にも洋服とかアクセサリーとかをあげようと思ったし……」

加賀「………ところで、瑞鶴」

瑞鶴「?何?」

加賀「…………ショッピングモールの中で、どの服屋がいいのかしら」

瑞鶴「えっ、もしかして加賀さんってショッピングモールに来たことないの!?」

加賀「…そ、そんな事は無いわ。ただ、ここで洋服を買った事が無いってだけで……」

瑞鶴「そっか…じゃあ、この店とかがいいんじゃないかな?」

加賀「…では、貴女を信じるわね」

瑞鶴「こういうところで言われると、ちょっと重いかな~……」


 ―同時刻、オートロ島マーマレード湾沖・Fマス(陸上爆撃機隊 第2飛行中隊)―

飛行場姫「飛ベェ!」ビシュシュ

ズドドドドン

最上「ああっ、瑞雲が落とされたッ!日向先輩に怒られるっ…!」

吹雪「痛い!何ここぉ~…!」

 ―数十分後、洋服店―

加賀「…どれがいいのかしら………」カチャカチャ

瑞鶴「そうだねぇ~……ちょっと難しいね~。赤城さんって大人っぽいしスタイルもいいからどんな服でも似合いそうだし…」

加賀「…確かに…でも、やっぱり選びにくい…」

瑞鶴「あ、これなんてどう?」スッ

加賀「?その色…赤城さんのイメージには少しくらい気がするけれど…」

瑞鶴「え?あっ……ほんとだ。加賀さん見ながら選んでたから、加賀さんに似合いそうなの選んじゃってたかも…」

加賀「………///」カァ

瑞鶴「あれ?加賀さんどうしたの?顔紅いけど…」

加賀「な、なんでもないわ。ちょっと、外が寒かったから…」

瑞鶴「えー?大規模作戦中なんだから気を付けた方がいいよ~?」

加賀「え、ええ…」

瑞鶴「う~ん……先に翔鶴姉にあげるの選んでいい?」

加賀「…構わないわ。で、貴女はどれにするの?」

瑞鶴「それなんだよね~…翔鶴姉って、どこかしら赤城さんと雰囲気が似ているから……。選びにくいんだよね~」

加賀「……これならどうかしら?」カチャリ

瑞鶴「え~?それってなんかきっちりしていて、ほんわかした感じの翔鶴姉には合わない気がするけど…」

加賀「…ああ、ごめんなさいね。貴女に似合うものを間違って選んでたわ」

瑞鶴「えっ、ええっ?」

加賀「さっきの、これであいこよ?」

瑞鶴「むー………」


 ―同時刻、オートロ島マーマレード湾沖・Oマス(戦略補給物資集積地)―

PT小鬼群「ケケケッ!」

陽炎「なんなのよアイツ!雷撃戦強いし、無駄に回避の値が高いし!面倒くさいったらありゃしない!」中破

大淀「うう…あんなのにやられるなんて…」中破

集積地棲姫「ア、アノ……」

足柄「あんたは黙ってなさいよ、っと!!」ドドドドドドン

集積地棲姫「アヒィ!?」破壊

 ―13時過ぎ、ロビー―

加賀「…とりあえず、目当てのモノは買う事ができたわね。アドバイス、ありがとう」

瑞鶴「う、うん。そうだね…。こちらこそ、どうも…」

瑞鶴&加賀「………………………」

瑞鶴「あ、あの…加賀さん。ちょっと、買いたいものがあるから、少しいい?」

加賀「…構わないわ。私も、少しほしいものがあるから」

瑞鶴「じゃ、じゃあ30分後にまたここにね」

加賀「…ええ」


 ―30分後―

瑞鶴「はい、これ」スッ

加賀「?これは?」

瑞鶴「赤城さんだけじゃなくって、加賀さんもいつも頑張ってるし…赤城さんと違って提督代理業もこなしているから、その日々のお礼もかねて、どうぞ」

加賀「…………」スッ

加賀「…ネックレス?」

瑞鶴「加賀さんに似合うかな~って」

加賀「…ありがとう。大切にさせてもらうわね」

瑞鶴「う、うん。失くしたら承知しないからね!」

加賀「…じゃあ、私からもこれ」スッ

瑞鶴「……え?」

加賀「貴女は私達みたいに仕事は器用ではないし、少し至らないところもあるけれど、貴女が頑張っているのはちゃんと見ていたから、そのご褒美よ」

瑞鶴「……なんだか若干バカにされている感じがあったんだけど…ありがとうね」スッ

瑞鶴「あ……リボン」

加賀「貴女に似合うと思って」

瑞鶴「ね、ねえ!加賀さん、結んでくれない?」

加賀「えっ?」

瑞鶴「ねっ?ね?」

加賀「………甘えん坊ね。少しジッとしていなさい」

瑞鶴「……………」ドキドキドキ

加賀「………」シュル、シュル

加賀「…できたわ、どう?」

瑞鶴「ありがとうね」ニコッ

加賀「…じゃあ、このネックレスを首にかけてくれないかしら?」スッ

瑞鶴「お安い御用」チャリ

加賀「んっ………」

瑞鶴「はい、オッケー!どう?」

加賀「…綺麗ね、ありがとう」

瑞鶴「どういたしまして」

加賀「…では、帰りましょう」

瑞鶴「はーいっ♪」


 ―数十分後、第壱鎮守府・執務室―

加賀&瑞鶴「」

提督「またテメェらかPT小鬼群共!お前らのせいで攻略がしちめんどくさい事になってんだよぉオおおおお!!体力がたったの9しかないくせに生意気な!

   後第三次作戦がまた輸送連合部隊だとぉ!?ふざけやがって!!どォしてこォも面倒くさいシステムに住んだ深海棲艦どもぉおおおおおおおおお!!」

司令長官「あっ、加賀君!瑞鶴君!ちょうどいいところに!手伝って!!」

足柄「第二次作戦でPT小鬼群が出てきたのと、第三次作戦が秋季大規模作戦で面倒極まりない輸送連合艦隊だったのと、日頃の徹夜でストレスが爆発して…」

大淀「て、提督!冷静になってください!」

間宮「提督、特製アイスです!これでも食べて落ち着いて!」

瑞鶴「……さっきまでの雰囲気が嘘みたいだね」

加賀「…そうね」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪瑞鶴≫

翔鶴型正規空母二番艦。艦娘No.107(改はNo.108、改二はNo.262、改二甲はNo.267)。迷彩を施した弓道着とツインテールが特徴の、ポジティブなお姉さん。

竹を割ったような性格をしており、五航戦を毛嫌いする加賀とは仲が悪かったがとある一件で和解する。艦載機の扱いは上級者クラスだが、加賀に言わせれば

まだまだらしい。翔鶴との姉妹仲は上々。胸部装甲が薄い事から、大鳳、龍驤、瑞鳳、夕張とは接点がある。葛城は良い後輩。

好きな言葉は『剛毅果断』。

今日はここまでにします。

>>418
  瑞鶴&加賀の話、いかがでしたか?仲良くけんかしな的な話を望んていたのでしたら、申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました名取、装備開発の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



蘇る悪夢→①:PT小鬼群 ②:輸送連合艦隊 ③:レア艦掘り


P.S.春雨ゲットしました


春雨着任おめでとうございます
記念に春雨リクお願いします

乙っしたー
こういう和気藹々なのもいいね!
ドイツ艦娘リクで

乙です 飛鷹か鳥海を

乙乙ー
集積地棲姫リクエストします
てか集積地棲姫ってなんやねん

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました名取と、装備開発の話を書いていきます。

>>556,>>558-559
  春雨、飛鷹、鳥海、集積地棲姫、了解しました。

>>556
  バレンタイン当日に投下予定の話は提督会談、バレンタインの翌日の話は明石&禊の話ですので、その後でよろしければ…。

>>557
  一応このスレの中ではビスマルク、レーベ、マックスがいるので、まあOKにしましょうかね…。

それでは、投下していきます。

【どこへ行こうというのかね】

 ―10時過ぎ、執務室―

コンコン

提督「どうぞ」

名取「し、失礼しまぁす…。夜間遠征より帰還しましたので、報告に来ましたぁ…」

提督「お疲れ様です。では、報告をお願いします」

名取「は、はい。ええと…遠征には成功して、資源は燃料と弾薬を500、鋼材とボーキサイトは200ずつ持ち帰りました…」

提督(名取さんは、羽黒さんと似たように、常に何かに怯えているような仕草をしていて、正直前線に出すのには不安を感じていましたが…)

名取「それで、ですね…。その、鎮守府へ帰還する途中で、深海棲艦の集団と遭遇しました…。ただ、艦種は軽巡や駆逐など、さほど脅威ではなく―」

提督(こうしてちゃんと遠征の詳細を説明できているのを見るに、ちゃんと旗艦としての務めを果たせたようですね…よかったです)

提督(ただ……)

名取「それで、報告は大体そんな感じです…」

提督「分かりました。では、詳細な報告書は後日提出をお願いします」

名取「りょ、了解しました!では、私はこれで…」ソソクサ

提督「はい」

パタン

提督(…『ではこれで…』の後、どこに行っているのか…)

 ―数日後・11時前、執務室―

提督「青葉さんに一つお願いがあるのですが」

青葉「はいはい、なんでしょうか?」

提督「名取さんが『では、私はこれで…』と言った後でどこに向かうのかを探ってほしいのです」

青葉「……えっと、ストーキングですか?青葉、犯罪の片棒を担ぐのは御免で―」

提督「そのカメラ粉砕してやろうか」

青葉「止めてください青葉の商売道具なんですからマジで勘弁してください」

提督「ハァ……。名取さんは誰かと話した後でよく、どこかへそそくさと向かう仕草を見せている…。もし、1人で泣いていたりでもしたら、

   何か悩みでも抱えているのかもしれませんし…」

青葉「なるほどなるほど……事情は分かりました。それにしても、なぜ青葉に?」

提督「青葉さんは隠密行動や尾行に長けていますから、適材適所というヤツです」

青葉「…地味に青葉のことけなしてません?」

コンコン

青葉「っと、名取さんみたいですね。じゃ、青葉は引っ込んでまーす」

提督「お願いします。どうぞー」

ガチャ

名取「失礼しまぁす…。夜間遠征から帰還しましたので、報告をしに来ましたぁ…」

 ―数分後―

名取「では、私はこれで…」ソソクサ

提督「はい、お疲れさまでした」

パタン

青葉「では、行ってきます!」サササッ

提督「お願いします」


 ―中庭―

名取「……………はぁ」

青葉(どこかと思えば、中庭?)

名取「………………また、びくびく話しちゃったぁ……」

名取「なんでだろう…皆の前だと、緊張しちゃって話しにくくなっちゃって……」

青葉(それは多分、しれーかんが威圧的だからなんじゃ…)

名取「ううん……皆と話す時だと、胸がドキドキしちゃって…口の中が乾いちゃって……顔が熱くなっちゃって…」

名取「上手くしゃべれないよぉ……」

青葉(………………可愛らしい悩みですが、これは自分で直した方がいいでしょうねぇ)


 ―17時過ぎ、執務室―

提督「いかがでしたか?」

青葉「あー…確かに悩みはありましたけど…聞かない方がいいですよ」

提督「?」


【終わり】

【衝撃】

 ―14時過ぎ、執務室―

提督「やはりまだ、電探が足りてませんねぇ…」

長門「電探か?」

提督「対空電探は余るほどあるのですが…水上電探が足りてなくて…。ぶっちゃけてしまえば、今回の大規模作戦ではどちらかと言えば水上電探の方が、

   重宝されるんですよ」

長門「まあ、確かにな。今回の作戦では、敵航空戦力がほとんどと言っていいほどいないからな」

提督「今は、他の方が持っている水上電探を使っていますが、今後の事も考えてストックは作っておいた方がいいでしょう」

長門「…それを私に説明するとは、もしや?」

提督「ええ。貴女に、電探を開発していただきたいのです。それも、水上電探を」

長門「また、急な話で無茶な話をしてくるな。提督は」

提督「だめでしょうか?」

長門「いや、任せておけ。私はビッグセブンだぞ?その程度の事、容易いものだ」

提督「では、お願いします。レシピは―」


 ―数十分後、工廠―

長門「というわけで、電探を作っていただきたい」

工廠妖精さん「長門さん直々にですか~?珍しいですねー」

長門「うむ。今は作戦期間中で、皆疲弊しているからな」

工廠妖精さん「分かりましたー。それでー、レシピはどうしますかー?」

長門「では、これで頼む」スッ

工廠妖精さん「はいはーい、了解しましたー」

 ―1時間後―

長門「ちがう、私が欲しいのは水上観測機じゃないんだ!」

工廠妖精さん「えー、でも観測機も索敵値が上がりますよ?」

長門「しかしだな、水上電探の方が索敵値と命中値が上がるのであってだな…!」

工廠妖精さん「しかしですねー…電探は出てきたは出てきましたけど、14号対空電探が2つに中型艦バルジが1つ…後は機銃とかペンギンとか……。正直、

       開発率は結構悪いですよ?」

長門「それでも、それでもだ!今は大規模作戦中…戦場では皆血と汗と涙を流して敵と戦っている…。そんな彼女たちの負担が少しでも減ればと思い、

   提督は電探開発に踏み切ったのだ…!」

工廠妖精さん「……………」

長門「その提督の期待と願いにこたえるために……水上電探を開発したいんだ!」

工廠妖精さん「……………分かりました。やってみましょう!」

長門「…すまない!」


 ―数十分後―

33号水上電探×3、22号水上電探×4

長門「やった……やったぞ!」

工廠妖精さん「これで皆さんの負担も減りますし、提督も喜びますね!」

長門「ああ、早速伝えてくる!」

長門(これで……皆の負担も減る…!)


 ―数分後、執務室―

長門「………何?作戦完遂?」

提督「丙作戦だと、どうも難易度が緩すぎてしまったようで……」

長門「……なんのために私はここまで電探を開発したのだろうか……」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪長門≫

長門型戦艦一番艦。艦娘No.1。長いストレートの黒髪とすらっとしたスタイルが特徴の、きっちりとしたお姉さん。世界に誇れるビッグセブンの1人で、

その名に恥じぬ戦闘能力と仕事処理能力を兼ね合わせている。鎮守府では、提督代理業を務める事ができる数少ない艦娘でもあり、提督も信頼を置いている。

ただし、戦闘以外の事には少々疎く、陸奥からの話で少し学んでいる程度。決して総司令部の長門は‶ながもん‶ではない。トラウマスイッチは‶アメリカ‶。

好きな言葉は『初志貫徹』。

今日はここまでにします。

>>450,>>469
  名取、装備開発の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました吹雪、古鷹&加賀の話を書いていきます。

明石&禊の話は、バレンタインの翌日に書く事としますので、ご了承ください。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



全海域丙作戦で礼号作戦全海域クリアしました。

E-3ラスダンまでに入手した新艦娘は春雨、清霜、初月、風雲……駆逐艦ばっかかい。



これからはE-3で掘りでもしようと思うんですけど、ゲージが表示されていなければ掘りって上手く行かないんでしたっけ?

(狙いはプリンツ、大鯨、グラーフ、長門)

乙でしたー
ゲージは堀には関係ない
熟練提督は堀は丙、終わったらクリア報酬目当てで甲にするから
ゲージを割らないで堀るのが主流なだけ

乙乙ー
新艦が駆逐艦ばかりってなかなかないぞwいやまてよ...ということは駆逐艦は何かに引かれてやって来たということか...そうか!主は実はロリコンだったから駆逐艦しか出ないのか!

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました吹雪、古鷹&加古の話を書いていきます。

>>571
  教えてくださってありがとうございます。


それでは、投下していきます。

【バレンタインに向けて】

 ―昨日9時過ぎ、駆逐艦寮・吹雪&白雪の部屋―

吹雪「はぁ…」

白雪「吹雪ちゃん、どうしたの?」

吹雪「明後日、バレンタインでしょ?」

白雪「そうだね。今年も吹雪ちゃんは、司令官に渡すんでしょ?」

吹雪「司令官…2月14日は提督会談だって言ってたから…」

白雪「あぁ…忙しくて渡せないかも、って事?」

吹雪「そう……」

白雪「…うーん…でも、明後日は吹雪ちゃんが秘書艦でしょ?」

吹雪「……………………はっ!?」

白雪「じゃあ、私はちょっと出かけてくるね」パタン

吹雪「……………」


 ―数十分後、厨房―

吹雪(そうだった……明後日の秘書艦は私だった…。それだったら、司令官に渡せるチャンスはあるはず…!)

提督「吹雪さん?」

吹雪「ふぁいっ!?」

提督「いや、そんな驚かなくても」

吹雪「し、司令官…どうなさったのですか?」

提督「いえ、私はちょっと間宮さんに用があったのですが…いないみたいですね」

吹雪「あ、はい。この時間でしたら、間宮さんはお店の方に行って仕込みをしてるんじゃないかと…」

提督「そうでしたか……。ありがとうございます。あ、ところで吹雪さん」

吹雪「はい?」

提督「明後日の事なんですが…」

吹雪「な、なんでしょうか!?」


提督「私は会議場へ行ってしまいますが、秘書艦の吹雪さんは、会議中は鎮守府で待機していて下さい。会議へは長門さんを連れていきますので」


吹雪「」

提督「?吹雪さん?」

吹雪「あ、はい。分かりました」

提督「では、よろしくお願いします」スタスタ

吹雪「……………」

吹雪(まっ、まだだよ!まだ夜にも渡せるチャンスはあるはず!)

吹雪(頑張らなきゃ!)セカセカ

―15時過ぎ―

吹雪「とりあえず、吹雪型の皆の分と、お世話になった先輩の方への分と、間宮さんと伊良湖さんと……」

吹雪「し、司令官の分………」

吹雪(……ハート形の包装って、ベタベタかなぁ…。いやでも、これぐらいしないとあの司令官は気付かないし……)

吹雪(うん……後は、当日渡すだけ!)

司令長官「ん?チョコレートかな?」

吹雪「しっ、司令長官!?」

司令長官「いや、儂は別にいちゃもんつけたりしないから、安心してね」

吹雪「は、はい…」

司令長官(黎明君も、罪な男だねぇ)

吹雪「あ………」

司令長官「どうしたの?」

吹雪「…司令長官の分のチョコ、作るの忘れてた………」

司令長官「………………いや、儂はこの年だから甘いものは控えようかとね」

吹雪「………なんか、すみません」


【終わり】

【ある休日】

 ―6時半過ぎ、重巡洋艦寮・古鷹&加古の部屋―

ピピピピピピ

古鷹「………ん…」パチッ

ピッ

古鷹「ん~んっ……はぁ」ノビー

加古「んがー……くおー…」

古鷹「ほら、加古?起きなよ」

加古「うん……あー…後、1光年…………」

古鷹「寝ぼけてないで、起きないと朝礼に遅れちゃうよ?」

加古「いいじゃ~ん……あたし今日休みなんだし…古鷹も休みでしょぉ~?休みの艦娘って朝礼に参加しなくてもいいんじゃなかったっけ…?」

古鷹「そうだけど、あまり寝過ぎるのも体に悪いんだよ?眠れなかったらどうするの?」

加古「ふぇ~い…起きますよ~…」ムクッ


 ―7時過ぎ、講堂―

提督「えー、本日も遅刻者はおらず病気による欠員もいなくて何よりです。本日は―」

青葉「…珍しいですね、加古がオフなのに朝礼に参加するのって」ヒソヒソ

古鷹「放っておくと、1日中寝てそうだし…体に悪いと思ったから…」ヒソヒソ

青葉「はー…やはりお2人は仲がよろしいですねぇ…」ヒソヒソ

加古「んがー………」

衣笠「…ま、当の本人は古鷹の善意を完全スルーしてるみたいだけど」ヒソヒソ

古鷹「ちょっ…加古起きて!ほら、提督が木曾さんから刀を借りてこっちへ―」

 ―8時過ぎ、食堂―

加古「あー……ひどい目に遭った…」←提督に木曾の刀の鞘で思いっきり殴られた

古鷹「何でそんなに加古って眠たがりなの?」

加古「いいじゃん別に~。‶寝る子は育つ‶ってことわざがあってだね…」

古鷹「…‶寝る子は育つ‶って言うけど、あんまり寝過ぎると夜眠くなっちゃって、生活リズムが崩れちゃうよ?私はそれが心配なんだから…」

加古「むぅ………」

古鷹「別に眠るのが良くないって言ってるんじゃないよ?ただ、自分で眠気をコントロールできるようにならなきゃダメっていうわけであって―」

加古「あーはいはい。分かったって、もー、古鷹はあたしのお母さんかって」

古鷹「お母さんじゃないよー!」

青葉(いやいや、古鷹の発言って保護欲溢れるというか、鳳翔さんと違ったような感じがまた…)


 ―10時過ぎ、休憩室―

古鷹「オフの日だし…加古と外に出かけるのもいいかな―」

加古「んがー………」

古鷹「もう……さっき寝過ぎるのはダメって言ったばっかりなのに…。起きてー」ユサユサ

加古「ずももも……」

古鷹「…はぁ、どうしようかな……」

提督「別に、古鷹さんだけでも出かけては?」

古鷹「あ、提督…」

提督「それとも、加古さんと一緒じゃなければ済ませられない用事があるとか?」

古鷹「い、いえ…。ただ、加古と一緒じゃないとなんだか落ち着かないというか……。本当は、演習とかも一緒にしたかったんだけど、加古は見てのとおり…

   おかげで先に私が改二になっちゃったから…」

提督「……要するに古鷹さんは、加古さんと一緒じゃなければ嫌だという事ですか」

古鷹「…ありていに言えば……はい」


 ―16時過ぎ、重巡洋艦寮・古鷹&加古の部屋―

加古「ぐー…」

古鷹「もう……寝るならベッドで寝ようよ?」

加古「んあー……」

古鷹「……………………隣、失礼するね」ゴロン

加古「んお……………」ギュッ

古鷹「あっ………」

加古「……ふ…るた……かぁ…」

古鷹「………ふふっ。私はここにいるから、ね?」

加古「…………ぐおー…」

古鷹「………すー…ぴー…」


 ―24時過ぎ―

加古「んがー………」

古鷹(………昼に寝ちゃったせいで…眠れないよぉ………)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪古鷹≫

古鷹型重巡洋艦一番艦。艦娘No.52(改二はNo.216)。ショートカットの髪と輝く左目が特徴の、優しいお姉さん。普段はおっとりした性格であるけれど、

結構したたかな面も持ち合わせている。右腕の艤装がすごいが、本人は全く苦にしていない。妹の加古とはとても仲が良く常に一緒に行動しており、加古に

説教をする姿はお母さんに見えるというのが一部の噂。青葉、衣笠とも仲が良い。提督の事が好きなのを本人は隠しているつもりだが、周囲にはバレバレ。

好きな言葉は『勇気凛々』。

今日はここまでにします。

>>485,>>526
  吹雪、古鷹&加古の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、提督会談(会談内容を細かく書くつもりはありません。ただ多くの提督が登場する感じ)の話を書いていきます。

リクエストにありました明石&禊の話は、明後日とさせていただきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




>>573
作戦難易度が‶丙‶だからかもしれませんけど、確かにE-3のボスドロップが駆逐艦以外隼鷹、龍驤、北上、高雄、三隈、瑞鳳(既持のため三隈・瑞鳳はノーカン)

と、ぞんざいなのばかりです……。やはり>>1はロリコンなのか……艦これ限定で。

乙ー
礼号組リクエストで

こんばんは、>>1です。

今日は、バレンタインですが、提督会談について書いていきます。

>>585
礼号組(足柄、大淀、霞、朝霜、清霜でよろしいですか?)了解しました。


それでは、投下していきます。

【バテレンタイン】

 ―数週間前21時過ぎ、近畿・第弐拾伍鎮守府執務室―

第弐拾伍鎮守府提督(以下、山科)「あ~…つかれた……」

鈴谷「お疲れお疲れ~」

山科「2月はほんとに疲れるんだよなぁ~…冬季大規模作戦があるし、節分で駆逐艦共の相手もしなくちゃならねーし…」

鈴谷「でも提督もノリノリで鬼役やってたじゃん」

山科「うるせー!…でも、2月には救いがあるんだ」

鈴谷「救い?」

山科「そう!それは、バレンタインデーだよ!」

鈴谷「……………あれ?」

山科「日々書類との戦いと、深海棲艦との戦いで精神的・肉体的に披露している中での一筋の希望…!ああ、提督になるまでは女の子からチョコが貰った事

   なんて皆無だったから、夢みたいだ…」

鈴谷「あー、提督?」

山科「ん?なんだ?」

鈴谷「…盛り上がってるとこ悪いんだけど、総司令部からの連絡、見てないの?」

山科「え?何かあったか?」

鈴谷「はぁ……ちっとは連絡にはちゃんと目を通した方がいいよ~?」

山科「うるさいな。で、何があるんだよ?」


鈴谷「2月14日、総司令部で大提督会談があるよ?」


山科「……………………………………………………………えぇ?」

鈴谷「いや、そんなこの世の終わりみたいな顔を鈴谷に向けられても」

 ―2月13日12時過ぎ、新幹線車内―

山科「ちくしょう………なんてこった……」

鈴谷「まーまー、提督元気出してって」

山科「何でだ…何でよりにもよって2月14日にピンポイントで大提督会談なんて開くんだこんちくしょう……」

鈴谷「まー、総司令部にも事情ってのがあるんじゃない?」

山城「くそう…斑さんめ……恨むぞ…」

鈴谷「バレンタインデーが潰れたぐらいで……別にいいじゃん。結局明後日とかにチョコ貰えるんでしょ?」

山科「違うんだ鈴谷。そういう事じゃない。2月14日にチョコをもらわないと意味がないんだ」

鈴谷「?どういう事?」

山科「それはだな―」

ピンポンパンポーン

アナウンス『ご乗車お疲れさまでした。間もなく、終点東京です…』

山科「っと、そろそろだな。鈴谷、準備するぞ」

鈴谷「はいはいっと。それにしても、舞鶴からここまで6時間って……疲れるねぇ」

山科「仕方ねぇだろ…。舞鶴って交通の便と接続が悪いんだから…」

鈴谷「飛行機で来たかったな…」

山科「経費も無駄にできないからな。新幹線に乗れただけでもありがたいと思わなければな」

鈴谷「はいはいっと」

山科「しかし、会談は明日の9時から…今日の午後はどうしようかね…東京観光でもするか?」

鈴谷「おっ、いいね~」

 ―2月14日8時半過ぎ、新日本海軍総司令部・会議場―

ザワザワ・・・・

山科「よっと」ストン

鈴谷「お隣失礼~」ストン

山科(しっかし……)チラッ

男提督「……………ちっ」

男提督「…………くそっ」

山科(見るからに不機嫌そうな顔の奴らが多いな……)

手稲「おや、山科さん。お隣、よろしいですか?」

山科「ああ、手稲さん…。どうぞ」

手稲「失礼します…」ストン

響「やあ、山科さん」ストン

山科「響ちゃんか…」

手稲「しかし、何と言いますかね…」

山科「何がですか?」

手稲「……皆さん、不機嫌そうです」

山科「あ、そう思いますよね?やっぱり、バレンタインデーのせいですかね?」

手稲「あー…そうですか。そう言えば、今日がそうでしたね」

山科「そんな日に総司令部へ招集命令って、そりゃ怒る奴もいるでしょうよ」

第壱拾玖鎮守府提督(以下朱鷺)「バレンタインごときで一喜一憂するなんて、私には分からないね~…」

手稲「おや、朱鷺さん。お久しぶりです」

朱鷺「お久ぶり」

山科「朱鷺は女だからわからんだろうが、男にとっては一大イベントだぜ?お前もそういう経験あんだろ?」

朱鷺「私は今までは無いな~。あそこのほんわか提督はどうだか知らないけど」

山科「あ?ああ、保柄ちゃんか…あの子はそう言うのには疎そうに見えるがな……」

朱鷺「っと、そろそろ黎明君が来るね。静かにしないと」

山科「あ、ああ」

手稲「響、静かにしているんですよ」

響「私は暁ほどお子様じゃないさ」

山科「鈴谷も、気を付けろよ」

鈴谷「りょうかーい」


ガチャン


提督「……………」スタスタ

チッ

チッ

ペッ

山科(おいおい、バレンタインに呼ばれたぐらいで舌打ちとか痰捨てたりとかするかね…)

提督「えー、皆さん。大規模作戦中でお忙しい中お集まりいただき、大変申し訳ございません」ペコリ

山科(ああ、そうか。バレンタインにばかり気を取られてたが、今大規模作戦中だったな……)

提督「本日は―」

 ―12時半過ぎ、廊下(休憩時間)―

山科「おい、斑さん!」

提督「ああ、山科さん。お久しぶりです」

山科「ああ、久しぶりだな」

手稲「斑さん、お久しぶりです」

朱鷺「おひさ~」

提督「手稲さん、朱鷺さんも。お久しぶりです」

臨憧『おや、皆さんお揃いで…』

提督「あ、臨憧さん。お久しぶりです」

臨憧『お久しぶりです』

提督「それで、私に何か御用ですか?」

山科「用も何もねぇよ…。見ただろ?他の連中の態度…」

提督「ああ、皆さんが痰を吐き捨てたり舌打ちをしたりのことですか」

朱鷺「気づいていたんだ?」

手稲「しかして、なぜこのようなバレンタイン…しかも大規模作戦中に全国の提督を集めて大提督会談などを…?去年は2月14日ではなかったはずですが…」

提督「ああ、そのことですか…」

臨憧『私みたいに、関東や静岡、福島の鎮守府の提督は日帰りで来ることも可能と言えば可能ですが…ほとんどの提督の皆さんは2月13日に鎮守府を離れて、

   東京のホテルで泊まり、大提督会談に参加してまた一泊し、帰るという流れが一般的です…。つまり、バレンタインの日には鎮守府にはいられない…』

山科「つまり、2月14日のバレンタインデーに艦娘の子たちからチョコが貰えないって事だ」

提督「…別に、もらえるんだったら2月15日でもいいでしょう」

山科「分かってねぇな……斑さん」

提督「?」

山科「…チョコってのは、2月14日にもらってこそ意味があるもんなんだよ…。それ以外の日にもらったら、ただの‶日頃の感謝を込めたプレゼント‶って意味の

   一品にしかならねぇからだ!」クワッ

提督&朱鷺「………………」

手稲「…若いですねぇ…」

臨憧『いえ、貴方も十分若いでしょう』

提督「まあ、山科さんの力説は置いておいて、ちゃんと2月14日にした意味はありますよ?」

朱鷺「あ、そうなんだ?てっきり、『自分が書類処理で悲鳴を上げている中で、皆は艦娘の子たちからチョコもらってイチャコラしてるのが許せない』とか、

   大体そんな感じの理由かと思ったけど」

提督「それもありますが」

朱鷺「あるんだ!?」

臨憧(自分の事もあるけど、この人も大概自分勝手なんだよな…)

提督「それ以外の理由としましては、去年の2月14日の各地の鎮守府のデータを確認したところ、どうも他の日と比べて艦娘の被弾率と、提督の仕事の進捗率が

   下がっているんです。おそらく原因は、バレンタインによって提督と艦娘が浮かれているせいでしょう」

手稲「流石は総司令部の補佐官…。そのような情報は逐一リークしているのですね」

提督「それはともかく……実際にあった事例なのですが、とある鎮守府の艦娘…Fさんとしましょうか。このFさんはそこの鎮守府の提督に、潜水艦哨戒が

   終わったらチョコを渡す予定でした。しかし、そのFさんは上手く渡せるかが不安で脳内でシミュレーションを繰り返しており…戦闘の方に気が回らず

   どこか危なげでした」

山科&朱鷺&手稲&臨憧「『あ』」

提督「それで結局、Fさんは潜水艦の雷撃で大破…あと少しで轟沈するという事態に陥りました…」

手稲「なんとまぁ……」

提督「同日、そこの鎮守府の提督も、『バレンタインで艦娘からチョコ貰ってウハウハだぜ~!』みたいな感じのテンションで書類処理能力がいつもの1/3と、

   ひどい状態でした」

朱鷺「やーっぱり、男ってわからんね…」

提督「そのような事例があったため、仕事に集中できず艦娘もまともに出撃ができないのであれば、鎮守府から提督を除いて出撃できないようにしようと、

   思い至ったわけです」

臨憧『結構、まともな理由なんですね。まあ、今は大規模作戦中…。そのような事態になるのも危険ですし…』

提督「ええ」

山科「でもよ、これって他の奴らは分かってんのかね?俺たちは話を聞いたからわかるが、他の連中からすれば‶楽しみを奪われた‶ってムカついてるだろうよ」

提督「でしょうね。ですが、クリスマスや大晦日、ハロウィンとかではない、日本独自でしかもお菓子業界の戦略に載せられてるだけのイベント何て、端から

   無い方がいいですし、そんなイベントが潰れたぐらいでイラつくようなら、まだまだだという事ですよ」

手稲「ふぅむ………一理ありますね」

山科「そ、そうだよな……。俺たち、曲がりなりにも軍人だからな…浮かれてた方が間違いかもしれん……」

提督「その口ぶりでは…どうやら貴方もバレンタインが潰れて凹んだようですね」

山科「はっ、はぁ!?別にちげーし!そんなんじゃねーから!ば、ばかやろー!」

朱鷺「さっき、2月15日にもらうチョコに意味はないとか言ってたやつが言ってもねー…」

山科「何を~…?」

手稲「それにしても、瑞理さんをチラッと見ましたが、彼はあまり動揺していませんでしたね」

臨憧『あの人は、日頃から酒池肉林的な生活を送っていますから、別段不満に思っていないんでしょう』

提督「あんな奴みたいな生活を送っていると、清々しいほどのクズになりそうですがね」

朱鷺「あ、そうだ黎明君。忘れてた」

提督「はい?」



朱鷺「はい、バレンタインチョコ」


山科&手稲&臨憧「『!?』」

提督「おや、よろしいんですか?」

朱鷺「日頃お世話になってるし、この前色々と戦術について教えてもらったからね。そのお礼も含めて」

提督「…ありがとうございます」スッ

朱鷺「それじゃね~」

山科「……お前それ、受け取るの?」

提督「せっかく私の為に買ってくれたのですし、『ハニートラップ防止で』とか『甘いもの苦手で』とか、そんな理由で断るのも気が引けるでしょう」

山科「お、おう…」

第質拾參鎮守府提督(以下、保柄)「あ~、斑さん~」

提督「おや、保柄さん。今日は遅刻しませんでしたね」

保柄「そんな事より~、はい。ハッピー・バレンタイン~」スッ

提督「……ありがとうございます」

山科&手稲&臨憧「『…………』」

女性提督1「あ、斑さん!はい、どうぞ!」

女性提督2「(玉の輿…!)これ、よかったら…!」

女性提督3「あ、あの………受け取ってください!」


鈴谷「おっ、補佐官殿、モテモテじゃーん」

響「‶両手に花‶って、ああいうのを言うのかな」

扶桑「艦娘だけではなく、一般の女性からも慕われているとは…すごいですね…」



山科&手稲&臨憧(…………あんた………そりゃないよ…………)



【終わり】

【キャラクター紹介】

≪山科 仁(やましな じん)≫

近畿・舞鶴第弐拾伍鎮守府の提督兼近畿地方の代表提督。性別は男性で、年齢は26歳。普段は口が少し悪くかっこつけてる仕草を取っているが、本当は真面目。

前は‶仁和(にんな)‶という名前だったが、女性らしくて嫌だったので改名した。いろいろ文句は言いつつも面倒を見たり厄介ごとを引き受けたりするなど、

どこかツンデレ染みている。艦娘からも‶ツンデレ‶と言われているが、やっぱりツンデレである。嫁艦は鈴谷。

好きな言葉は『弱肉強食』。

今日はここまでにします。

バレンタインの話、いかがでしたか?


明日はリクエストにありました明石&禊の話を書いていきます。知ってるかと思いますが、純愛系の話です。多分長めの話になります。

キリ番安価は、やはりリクエストがさばき切れていないので無しとさせていただきます。申し訳ございません。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



まるゆって、どうしてます?

乙っしたー

まるゆは改にしてから近代化改修

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました明石&禊の話を書いていきます。

>>598
  ありがとうございます。

それでは、投下していきます。

【自覚】

 ―2月13日、第壱拾参鎮守府・執務室―

禊「え、瑞理さん、明後日留守なんですか?」

瑞理「あれ、言わなかったっけ?明後日は総司令部で大提督会談なんだよ」

禊「総司令部……斑さんのところですか」

瑞理「バレンタインデーっていうめでたい日に、あんなヤローのところに行くのは癪だけど仕方ないからね」

禊「ああ…そうか、明後日はバレンタインデーでしたね」

瑞理「ま、僕が留守の間は赤城ちゃんに任せてあるし、出撃も演習もお休みって事で、禊君もゆっくりするといいよ」

禊「はあ……」

瑞理「それにしても、バレンタインデーに女の子からチョコが貰えないって、残念だね~…」

禊「まあ、それは分らなくもないですが…」

瑞理「で、禊君も明石ちゃんからチョコ貰いたいって思ってるんでしょ?」

禊「なっ、何をそんな事をぉ!?」

瑞理「欲しくないの?」

禊「…………欲しいです」

瑞理「ま、明後日は僕はいないし、ゆっくりしてなよ」

禊「はい……」


 ―数分後、工廠―

禊「ところで明石さん、明後日瑞理さんがいないのって聞いてますか?」

明石「へぇっ!?」

禊「うわっ…どうしたんですか?」

明石「ななな、何でもないよ!提督が明後日いないって、それは知ってるよぉ!?」

禊「あ、えっと…そうですか。すみません」

※すみません。>>602レスの会話は、2月12日の事でした。


 ―22時過ぎ、工廠・明石の部屋―

明石(最近……私の調子がおかしい…)

明石(………時々、胸の鼓動が速くなったり、顔が熱くなったり……)

明石(その原因は分からない…。それに…この症状は痛いとかそういうのじゃなくて……)

明石(何と言うか……心地の良いものだ…)

明石(でも、どうしてだろう…?こんな気持ちになるのは……)

明石(っていうか…いつからだろう…あれは確か…)

明石(……………禊君と…この部屋で一緒にご飯を食べた時……かな)

明石(…それで、あの時確か………)


禊『いやぁ~、明石さんの婿になれる人は幸せだろうな~』


明石「……………///////////」カァ

明石(いやいやいや、絶対違う!!)

明石(この感情は…‶それ‶じゃない。違う)

明石(そうじゃない……と思う)

明石(っていうか……………なんなのよも~…!!)ジタバタジタバタ

明石(こんなもやもやに一喜一憂するなんてさ~…!!私の柄じゃないってば~!!)ゴロゴロゴロロゴロ

コンコン

明石「ひゃいっ!?」

禊『あ、明石さん?大丈夫ですか?なんかドタバタ音が聞こえてきますけど……』

明石「な、何でもないよぉ!大丈夫大丈夫!」

禊『そうですか……それじゃあ、おやすみなさい」

明石「う、うん、おやすみ~…」

 ―2月13日8時過ぎ、食堂―

TV『明日は女の子が主役の日、バレンタインデー!今日は、デパ地下の最新チョコ事情を直撃!』

明石「………………」

大淀「明日はバレンタインデー、ですか…。私達には縁のない話ですが…」

明石「へ、へー…。大淀は、提督にチョコレートとか渡さないんだ…」

大淀「ええ…私自身、チョコが苦手ですし…。それに、義理チョコなんてもらった側からすれば失礼極まりないと思うでしょうし、好きとかそういう想いは、

   チョコではなく自分の口で伝える方が大事だと思いますし」

明石「大淀ってホントに真面目だね~」

大淀「明石さんは?提督に渡すんですか?」

明石「いやぁ、私は―」


禊『明石さん!お疲れ様です!』


明石「っ」

大淀「?明石さん?」

明石「あ、あははは…なんでもないよ~。そうだね…提督には渡そうかな…?」

大淀「整備員の禊さんには渡さないのですか?」

明石「わ、渡すに決まってるじゃん!」ガタッ

大淀「あ、はい……」

明石(な、何で今………提督より先に禊君の顔が思い浮かんだんだろう…)

大淀(これは……確実に………)

提督(ほの字だねぇ)

大淀(提督…いつの間に…!?)

 ―21時過ぎ、明石の部屋―

明石(私は……どうしてこんなことをしてるんだろう……)グールグール

明石(提督の分のチョコは用意している……市販のだけど……)グツグツ

明石(ほかにも、大淀とかの分のチョコは用意してある……市販のだけど)

明石(……じゃあどうして……手作りのチョコなんて作ってるんだろう……)

明石(言うまでもなく……彼の為のモノだ…)

明石(………その…………ただ、日頃手伝ってくれているお礼の気持ちを表すためにチョコを渡すのに…義理なのに……)

明石(義理なのに、手作りでチョコを作るだろうか………?)

明石(………やっぱり………私は……)


 ―2月14日7時、運動場―

赤城「本日は提督は外出しておりますので、私が提督代理として仕事をいたします」

禊(やっぱり瑞理さんは、もう出ちゃったか…。ま、6時前ぐらいに出なくちゃ東京に9時前にはつかないだろうし)

禊(それにしても、皆………)

金剛「……………ハァ…」

雷「……………はぁ…」

禊(見るからに残念そうだなぁ…。ま、あの辺の子たちは皆『提督大好き~♡』な子たちだからな…)

禊(……何であんなスケコマシなのに、あんな可愛い子たちから慕われてるのかわからん…………)

禊(いや、多分人がいいからだろうなぁ………)

 ―14時過ぎ、工廠―

明石(結局、渡せずにいる………)

禊「いやぁ~、演習も出撃もないから、暇ですねぇ」

明石「そ、そうだね……」

禊「あー…もっと平和になったら、いつもこんな日を過ごせるんでしょうね~……」

明石「そ、そうだね……」

禊「あの、明石さん?」

明石「な、なに?」

禊「どうかしたんですか?先ほどから調子が悪そうですけど……」

明石「べ、別に大丈夫だよ!?あははははははは」

禊「いえ、それ空元気にしか見えませんけど…」

明石(今、渡した方がいいよね………)

明石「あ、あの……禊君?」

禊「はい?」

明石「えっと…その………」モジモジ

禊「?」


赤城「禊さん、いらっしゃいます?」ガラガラ


明石「!」ビクッ

禊「あ、はい!」

赤城「ごめんなさい、今お時間大丈夫ですか?」

禊「ええ、大丈夫ですけど…」

赤城「ちょっと、力仕事を頼みたいのだけれど…いいかしら?」

禊「俺で良ければ、構いませんよ!」

赤城「じゃあ、来てくれないかしら?」

禊「はい!じゃ明石さん、ちょっと失礼します」

明石「あ、うん…いってらっしゃい」

禊「はい、行ってきます!」タタタ

明石「……………はぁ」


 ―十分後、本館―

禊「……ふっ…ぬぅ………」

禊(重い………いったい何が入っているんだこれ………)

禊(それにしても………………チョコ、もらえないなぁ…)

禊(いや、別に期待してるわけじゃないけどね、別に。仮にも、俺はここで雇わせてもらってるんだし、そんなのを望むなんておこがましいって)

禊「どっこいしょっと…………」ドスン

禊「あー、重かった………」

摩耶「あー、禊?」

禊「あ、摩耶さん…どうかしたんですか?」

摩耶「ちょっと手伝ってほしい事があるんだが、いいか?」

禊「?構いませんよ?」

摩耶「ありがてぇ、じゃあ来てくれ!」タタッ

禊「あ、はい!」タタッ


飛龍「あ、ごめーん、ちょっと手伝ってほしいんだけど…」


霧島「少々、お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」


赤城「すみません…もう一度頼みごとをしたいのですが…」

 ―20時過ぎ、執務室―

赤城「お疲れさまでした、私だけじゃなくて他の皆さんの手伝いまでしていただいて…」

禊「いえいえ、これしきのこと…」

禊(と言いつつ…疲れた)

赤城「今日はもう休んでいただいて構いませんよ、明石さんにも言っておいてください」

禊「え、いいんですか?」

赤城「ええ。明石さんと貴方には普段から働いてもらっていますから、ね」

禊「あ、ありがとうございます」


 ―数分後、工廠―

明石「…………………はぁ」

明石(何だろう……このもやもやは………)

明石(どうして、こんなに気持ちがもやもやするんだろう………)

明石(このチョコをあげられないっていう……もどかしさ………)

明石(早くこのチョコをあげたいっていう……焦燥感………)

明石(このチョコを食べてもらいたいっていう……願望………)

明石「やっぱり………私は………」


禊「明石さーん!」ガラガラガラッ


明石「!」ビクッ

禊「いやぁ……すみません……」ハァ、ハァ

明石「どうしたの…?こんなに遅くなっちゃって………」

禊「いやぁ、赤城さんからの頼まれごとはすぐに終わったんですが、その後皆さんからいろいろ頼まれちゃって……気づいたらこんなに遅くなっちゃって…」

明石「そうだったんだ……」

禊「それで、赤城さんが『普段の感謝も込めて』って事で、今日はもう上がっていいそうです」

明石「そ、そう………」

禊「じゃあ、俺食事まだでしたんで…これで」

明石「ちょ、ちょっとまって!」

禊「はい?」

明石「えっと……その……」


明石(ああ……やっぱり………)


禊「どうかしたんですか?」


明石(禊君が来てくれて、どこかほっとして……)


明石「え、えっとね…」


明石(それと同時に、心が安心して……)


明石「その………ね」


明石(いままでのもやもやが無くなって……)


禊「どうかしたんですか?」


明石(やっぱり私は………)


明石「………これ………」スッ

禊「え、これって………」

明石「うん………作ったの……」


明石(……………………………そうなんだ)





明石「……バレンタインチョコ、どうぞ♪///」ニコッ




明石(禊君に……………恋してるんだ……………)



禊「え、あ………ありがとうございます!」

明石「初めて作ったから……美味しいかはわからないけど…」

禊「そんなことないですって!明石さんの作ったのなら何でも美味しいですから!」

明石「ふえっ!?そ、そっか………///」

禊「あ、すみません。じゃ、失礼します!お疲れさまでした!」

明石「あ、うん。お疲れ…………///」


 ―数分後、中庭―

禊「……………」

禊(明石さんの手作りチョコ…………)バサッ

禊「……………いただきます」パクッ

禊「……………………………………美味しい」



 ―同時刻、明石の部屋―

明石「………………………」

明石(禊君、喜んでくれるかな……………」

明石「…………えへへ♪」


【終わり】

今日はここまでにします。

>>510
  明石&禊の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました春雨、空母棲姫、早霜の話を書いていきます。

また、>>597でリクエストがさばき切れていないのでキリ番安価は無し、と書きましたが、

今現在リクエストされているキャラ(上記3名を除きドイツ艦娘、飛鷹、鳥海、集積地棲姫、礼号組)の消化が終わったら、

キリ番安価を取ろうと思います。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。





遂に出やがったよ……。ボスS勝利で、背景銀でも何でもないノーマル艦ドロップ……。

乙でした、甘ーーーーーい!
由良リクします

乙乙ー
ちょっとブラック珈琲飲んでこようかな
夕立(狂犬ver)でお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました春雨、空母棲姫、早霜の話を書いていきます。

>>613,>>615
  由良、夕立、了解しました。


それでは、投下していきます。

【錯覚】

 ―2月13日17時過ぎ、駆逐艦寮・簡易キッチン―

春雨「よいしょ……とっと………」

漣「あっ、春雨」

春雨「ひゃうっ!?って…漣ちゃん?」

漣「ちょっとちょっと、話しかけただけでそんな驚くなんてやめてくだせぇ…」

春雨「ごめん…びっくりしちゃって」

漣「そいで、何してるの?」

春雨「えっと…その、チョコを……」

漣「ご主人様宛?」

春雨「う…………うん」

漣「なるほどなるほど…。それにしても春雨って、エプロン姿が似合ってるね~」

春雨「えっ、そ、そうかな…………」

漣「馬子にも衣裳、って感じで」

春雨「それは褒めてるのかな……?」

漣「あ、そうだ!」

春雨「?」

漣「ご主人様のハートを射抜いちゃう言葉、教えてあげようかね?」

春雨「!」ピクッ

 ―2月15日10時過ぎ、執務室―

提督「さて、昨日の会談の内容をまとめないと…」ガタッ

コンコン

提督「はい」

春雨『は、春雨です…』

提督「どうぞ」

ガチャ


春雨「失礼しまーす…」←エプロン姿


提督「おや、エプロンをつけたままですか?」

春雨「えっとその……バレンタインのチョコを…一日遅れですが……」

提督「ああ、ありがとうございます」

春雨「ところでその、司令官………その………」

提督「はい?」

春雨「これ………メイド服に見えませんか?」

提督「はい?………まあ、そうだと言われれば、そうと見えなくもないですが………」

春雨「そ、そうですか…。め、メイド服の私からチョコをもらえて、嬉しいですか?」

提督「は?」

春雨「漣ちゃんが、『男の人はメイド服が好きだから、メイド服っぽい服で迫ればご主人様もイチコロですっ!』って―」

提督「ちょっと漣さん探してきます」ガタッ

春雨「あっ…」

バタン

『ドーモ、漣=サン。テイトクです』

『アイエエエ!?テイトク!?テイトクナンデ!?』

春雨「???」


【終わり】

【人間怖い】

 ―13時過ぎ、深海棲艦本拠地・執務室―

空母棲姫「うわー、怖いわねー」

深海提督「ん?どうかしたのか?」

空母棲姫「海軍のある鎮守府で、艦娘が別の艦娘を騙し陥れて解体に追いやる、だって~」

深海提督「ちょっと待て、どこからお前はその情報仕入れたんだ?

空母棲姫「陸上偵察部隊。それで理由は『その艦娘が提督と仲良くしてたのが気に食わなくて』だって」

深海提督「はー、要するに嫉妬か」

空母棲姫「それで、その鎮守府は解体だって。怖い怖い」

深海提督「浅ましいなぁ」

空母棲姫「他にも、その提督は皆から好かれていて、たびたび提督を巡って論争とか喧嘩が怒ってたんだって」

深海提督「モテる男も大変だな」

空母棲姫「ま、貴方はそんなにモテてないし、そんな事にはならないだろうから安心して」

深海提督「なんだとゴラ」

空母棲姫「冗談よ冗談」

深海提督「どの部分がだよ」

空母棲姫「でも…まあ、そうね………」ジーッ

深海提督「な、何だよ」


空母棲姫「私は結構、貴方の事好きかな」


深海提督「!!そっ、ばっ、バカな事を言うな!」

空母棲姫「照れてるのかしら?可愛い~」

深海提督「やかましい!」

深海提督「ところで…さっき、怖いって言ったよな?あれ、どういう意味だ?」

空母棲姫「ああ、あれ?そんな、自分の醜い感情に左右されて人を騙して陥れて挙句に自分自身の居場所を失くすっていう人間の愚かさが、怖いって事」

深海提督「そうか…………」

空母棲姫「それがどうかしたの?」

深海提督「いや………お前がある意味で人間が怖いっていう理由は分かった。だとすれば、だよ」

空母棲姫「?」

深海提督「人間の俺は、怖くないのか?」

空母棲姫「………真面目に考え過ぎよ。私の言ったのはただの比喩みたいなもんで、人間そのものが怖いって言ってるんじゃないわ」

深海提督「………そうだよな」

空母棲姫「でもまあ、確かに人間は怖いわね」

深海提督「?」

空母棲姫「友情を誓った者同士でも、どちらかが約束を破ったりすればいきなり絶縁する事だって結構あるし、永遠の愛を誓っても浮気する奴はするし、

     つまり、何て言うの…?そう、友情とか親友とかの固い絆が築いてもすぐに崩れる事とか、悪い事だと分かっていてもやっちゃう罪悪感の無さ…

     そういう面を持っている事が怖いって言えるかしら」

深海提督「……そうか」

空母棲姫「でも、貴方は別よ」

深海提督「?」

空母棲姫「貴方は、さっき私が言ったような事を平気でするような人間には見えない…。まっとうに生きている人間に見えるわ。そんな貴方を怖がるなんて、

     無いじゃない。だから、他の皆も貴方に付いて行ってるんだから」

深海提督「そう…か」

空母棲姫「だから、安心なさい。私…私達が貴方を嫌ったり、反旗を翻したりするなんてことは、無いから」

深海提督「……ああ。ありがとう」

空母棲姫「どういたしまして、とここは答えるべきよね」


【終わり】

【不気味】

 ―15時過ぎ、執務室―

提督「…………」カリカリカリ

コン、コン

提督「はい」

早霜『…私、です。早霜です』

提督「どうぞ、お入りください」

ガチャ

早霜「…失礼します……。第3艦隊、東京急行より戻りました…。ふっ、ふふふふ……」

提督「不気味な笑い声をあげるのはやめなさい。僚艦の駆逐艦の子たちが泣きそうですよ」

早霜「…あら、ごめんなさいね…。怖がらせてしまったのなら、謝るわ…」

提督「まあそれは置いといて、報告を」

早霜「…分かりました。じゃあ、報告を始めるわね……。あっ」

提督「どうかしましたか?」

早霜「…いえ、さっき遠征を‶終えて‶戻ってきたのに、報告を‶始める‶……。ふふふふふふ…」

提督「いえ、まったく面白くないですから。早く報告してください。那珂さんが泣きそうですよ」

早霜「…アイドルは、涙を流しちゃダメでしょう…?ねぇ、那珂さん…?」

提督「その声のボリュームで諭すように言うな」


 ―19時過ぎ、食堂―

提督「早霜さんも、もっと明るくしたらどうですか?」

早霜「…私はこれでも、十分明るいつもりなんですが…」

提督「本人の『明るいつもり』は、まったく説得力が無いのが常なんですがね」

早霜「…私は、司令官が思っているほど暗くはありませんわ…。ちゃんと、笑う時は笑いますし…」

提督「笑い方が問題なんだよ。その見た目で魔女みたいな笑い方したら誰だって怖がるでしょうが」

早霜「…司令官は、あの笑い方が好きではないのかしら?」

提督「見た目相応の笑い方をしてください。たとえば…卯月さんとか睦月さんみたいな」

早霜「…睦月さんみたいに笑うのはできなくはないけど…卯月さんと同じ笑い方はちょっとハードルが高いわねぇ……」

早霜「…ぷっぷくぷぅ~………ふふっ…ふふふふふふふふふふ…………」

提督「自分でやって自分で笑うな」

早霜「…でも、お風呂では清霜の背中を流して上げたり、昼寝している巻雲姉さんのに毛布を掛けてあげたり…明るくないなんてことはないと思うけど…」

提督「いえ、夕雲型のほのぼのとしたエピソードはどうでもいいんです。問題は、貴女自身にあるんですって」

早霜「…はぁ………」

提督「貴女はかいがいしく妹や姉の世話をしているのは知っていますが、貴女自身は不気味な笑い方をして皆さんを怖がらせているじゃないですか。そこが、

   問題なんですよ」

早霜「…………」

提督「別に、貴女の不気味な雰囲気を全否定するというわけじゃありません。ただ、もう少し明るく振る舞ってほしいのであって…」

早霜「……ちょっと、思ったんですけど…」

提督「はい?」


早霜「…いつも真面目で暗い雰囲気の司令官も、人の事は言えないと思うのだけれど………」


提督「…………………」

早霜「…………………」

提督「……この話は、無かったことにしましょう」

早霜「…あっ…逃げた…。ふっ、ふふふふふふふふふふ…………」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪空母棲姫≫

深海棲艦の一種。艦種は空母。深海棲艦共通の白い髪と、サイドテールが特徴の大人な女性。深海棲艦の航空戦力の中枢を務めており、搭載している艦載機は

常に最新鋭のもの。戦場では艦娘達を無慈悲に大破に追いやるなど、多くの悪夢を見せつけている。しかし大規模作戦以外では戦場に出る機会が無いため、

普段は深海棲艦本拠地で家事全般をしている。そのため、料理が得意。よく深海提督の相談相手となることもある。深海提督に対する恋愛感情は???

好きな言葉は『栄枯盛衰』。

今日はここまでにします。

>>534,>>537,>>556
  空母棲姫、早霜、春雨の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら、申し訳ございません。


明日は、リクエストにありましたドイツ艦娘、飛鷹、鳥海の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



ああそうだ。きっと疲れているからだ。

春雨のバレンタイングラフィックが、メイド服を着ているように見えてしまったのは、>>1がE-3掘りで全くレア艦をドロップできていなくて疲れてるからだ。

と言うわけで、一回難易度を‶乙‶に上げて掘りに挑戦してみる事にします。それでもダメだった場合は、大人しく丙で掘りを再開する事にします。

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありましたドイツ艦、飛鷹、鳥海の話を書いていきます。

それでは、投下します。



E-3ですが、丙作戦をクリアしてしまったので、難易度の変更ができませんでした。なんてこったい。

【束の間の休息】

 ―14時過ぎ、執務室―

隼鷹「それじゃあこれより第一、第二艦隊、北海道北東沖へ出撃するぜ!」

提督「はい、お願いします。ご武運を」

隼鷹「ひゃっはー!出撃だぜー!」


 ―同時刻、休憩室―

Z1(以下レーベ)「このイベントでも、僕たちは待機か…」

Z3(以下マックス)「仕方がないわ。私達には特に秀でた性能とかがあるわけでもないし…」

レーベ「でも、ビスマルクまで待機っていうのは意外だね」

ビスマルク「そうでもないわ。私って、あまり大規模作戦には参加しないのよ」

マックス「あら、意外ね」

ビスマルク「いえ、参加させてもらえない…っていう方が正しいのかしら」

レーベ「?どういう意味?」

ビスマルク「なかなかね、こういう大規模作戦には出撃したくてもさせてもらえないのよ。よほどのことが無い限りはね」

レーベ「どうして?」

ビスマルク「提督が言うには、『大規模作戦なんて危険な海域に、貴重な海外の艦を参加させるのはリスクが高い』って」

レーベ「…あー」

ビスマルク「まったくもう…。私だって未知の深海棲艦と戦ってみたいっていうのに…。あの提督ったらSっぽい性格でチキンなんだから」

マックス「あの、ビスマルク?いいかしら?」

ビスマルク「何?」

レーベ「実は、ビスマルクを建造するためにね…資源を大分使っちゃったんだ…」

ビスマルク「どれくらい?せいぜい1万とかそこらでしょう?」




レーベ「…12万……」



ビスマルク「…………………嘘でしょ?」

マックス「残念ながら、本当の話よ。マックスを秘書艦にして10回以上失敗し、私が秘書官を務めても5回失敗した…。それでようやく手に入れたのよ」

ビスマルク「……………」

レーベ「それだからまあ、そんな多大な資源と引き換えに仲間にしたビスマルクを、万一沈めちゃったら嫌だから…って事だよ」

ビスマルク「…………そ、そういう事だったのね………」

マックス「ところで…その理由を聞いたのって、いつの話?」

ビスマルク「え?えーっと…確か、一昨年の秋季大規模作戦の時…だったかしら…」

レーベ「……それって、ビスマルクが着任したばっかりの時じゃないか」

マックス「じゃあ、提督も心配になるでしょうね。そんな、着任したばかりで練度も低い時に大規模作戦に参加したいなんて言ったら…」

ビスマルク「あ、そういう事だったの!?じゃ、今私ツヴァイだから十分参加できるじゃない!」

マックス「確かに…まあ」

レーベ「あり、だと思う」

ビスマルク「よーっし、そうときたら早速提督に意見具申よ!」



 ―数分後、執務室―

提督「却下です」

ビスマルク「ど、どうして…?」

提督「今、掘りをしているE-3はそれなりに練度の高い艦娘を起用しなければならない海域です。ビスマルクさんの練度は、他の金剛さんや榛名さんより、

   若干低いので、起用するにはまだ至りません」

ビスマルク「」

レーベ(ああ……)

マックス(ドンマイね)


【終わり】

【旧習復古】

 ―16時過ぎ、空母寮・飛鷹&隼鷹の部屋(隼鷹は出撃中)―

飛鷹「…………」サラサラ

コンコン

飛鷹「はーい?」

提督『提督です。よろしいでしょうか?』

飛鷹「ちょっと待ってて~」バサリ

ガチャ

飛鷹「どうかしたの?」

提督「少々相談したいことがありまして、よろしいでしょうか?」

飛鷹「構わないわよ。それで、何?」

提督「それが、E-3での掘りなんですが、千歳さんが少々疲れ気味でして、明日から千歳さんに代わって出撃してもらえませんか?」

飛鷹「ああ、そんな事?別にいいわよ。っていうか、隼鷹が千代田の代わりに出撃してるんだし、それぐらいはね?」

提督「ありがとうございます」

飛鷹「ま、千歳の場合酒の禁断症状とかだったりして」

提督「あり得ますね」

飛鷹「ふふっ」

提督「では、明日からはよろしくお願いいたします」

飛鷹「分かったわ」

提督「……それで、1つ気になるのですが」

飛鷹「?何かしら?」

提督「貴女の机に乗っているの…巻物ですか?」

飛鷹「え?ああ、あれ?あれは日記よ」

提督「日記ですか。今時、毛筆に巻物で日記をつけてるんですか?」

飛鷹「ええ…出撃する時、巻物から艦載機を発艦するじゃない?それでなんか、巻物じゃなくっちゃ落ち着かなくて…」

提督「なるほど…それにしても、不便じゃないですか?毛筆」

飛鷹「そうでもないわよ。慣れると使いやすいもんだし、逆にシャーペンとかは落ち着かないのよね~。あなたにもない?鉛筆を使い慣れていたせいで、

   シャーペンを使い始めた時にこれじゃない感があったでしょ?」

提督「まあ、ありますけど…」

飛鷹「あと、隼鷹も毛筆・鉛筆派よ」

提督「それは意外ですね」

飛鷹「まあ、私と隼鷹の部屋は皆からは少し古臭いと思われちゃうかもね」

提督「?」

飛鷹「さっきの毛筆しかり、他の部屋みたいなベッドじゃなくて煎餅布団だし…」

提督「まあ、昔のモノを尊重するっていうのは、いいと思いますけど」

飛鷹「昔はベッドなんてなかったから、なかなか慣れないのよ~」

提督「でも、客船にはベッドぐらい常設されていたのでは?」

飛鷹「私はあくまで‶計画‶だし、本当はどうなっていたのかはわからないわね。ま、今時の客船みたいにベッドだったのかもしれないけどね」

提督「夢は広がりますねぇ………って、確か寮はベッドが常設されていたはずですが、それはどこへやったんですか?」

飛鷹「捨てたわよ」

提督「おい」


【終わり】

【データにうずもれて】

 ―7時過ぎ、重巡洋艦寮・摩耶&鳥海の部屋―

鳥海「……………」ムクッ

鳥海「ふわぁ…………」

鳥海「7時か…そろそろ起きないと……」


 ―前日21時過ぎ、データ課―

提督「鳥海さん」

鳥海「はい?」

提督「明日は休んで構いませんよ」

鳥海「へ?どうしてですか?」

提督「連日の戦果集計と、各鎮守府からの情報整理で疲れているでしょう?明日は夕張さんに仕事を代わっていただくので、休んで構いませんよ」

鳥海「で、でも…」

提督「霧島さんにも休んでもらっていますし、何より霧島さんも貴女が休むことを望んでいます。ですからここは、大人しく先輩の顔を立てて、休みなさい」

鳥海「………はい」


鳥海「お休みかぁ…どうしようかなぁ……」

鳥海「読書でもしようかしら………」


 ―10時前―

鳥海「じゃあ、この本でも……」ペラッ

鳥海「………………………」

鳥海(……休みの日に部屋に引きこもってるって……なんだか調子が良くない…)

鳥海「外に出ようかしら…」

 ―数分後、中庭―

鳥海「なんだか、久々に外に出た気がするかも……」スタスタ

提督「おや、鳥海さん」

鳥海「あ、司令官さん…。ごきげんよう」

提督「良く休む事ができましたか?」

鳥海「ええ。ちゃんと、7時間眠る事ができただけで十分回復しました」

提督「重ね重ね言いますが、働き過ぎですよ」

鳥海「ところで司令官は、こちらで何を?」

提督「いえ、これまでの出撃による消費資源とドロップの比率を見直してまして……」

鳥海「どんな感じですか?」

提督「…正直言って、よくありませんね。作戦難易度が丙だからかもしれませんが、消費する資源の割に、中枢海域でドロップする艦娘がそれほど貴重でも

   ないという…」

鳥海「でも司令官さん、この前風雲さんを迎えたって…」

提督「あれは多分偶然ですね」

鳥海「…お言葉ですが司令官さん。この編成なんですが、日向さんを霧島さんとか比叡さんとかに代えれば、燃料の消費を抑える事ができますよ」

提督「?ああ、これですか」

鳥海「はい。後は装備も見直して、フィット砲を装備させれば無駄に資源を消費する事もなくなりますし…」

提督「なるほど……」

鳥海「それで、こちらはああでこうでこうでああでうんたらかんたらうんたらかんたら…」

提督「…………なるほど、ありがとうございます」

鳥海「…はっ!せっかくのお休みなのに…私ッたら…ごめんなさい!」

提督「いえ、とても参考になりましたし…」

鳥海「なんだかいつもデータ課にいるからか……こういう統計とかを見たら何だか口を出さずにはいられなくて…」

提督「これも一種のワーカホリックでしょうか…」


【終わり】

今日はここまでにします。

>>557->>558
  ドイツ艦組、飛鷹、鳥海の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はリクエストにありました集積地棲姫、礼号組の話を書いていきます。また、明日は>>612で述べた通り、

キリ番安価を実施する予定ですので。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。





まるゆ2隻目ゲット。これでリアルラックが上がってくれればいいんですが…

乙ー
衣笠リクで

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました集積地棲姫、礼号組の話を書いていきます。

>>639
  衣笠、了解しました。

それでは、投下していきます。

【新たなる姫】

 ―12時過ぎ、オートロ島マーマレード湾沖・Оマス(戦略補給物資集積地)―

集積地棲姫「アツメタ…ブッシ…ハ……ヤラセハ……シナイ………ッ!」

夕立「…なんだか、見たことない深海棲艦がいるっぽい」

大淀「そうですね…。あれは、新しい深海棲艦の一種ですね……」

足柄「関係ないわ!要は、勝てばいいだけよ!」ドオォォン

ズッドゴゴン

集積地棲姫「ヤメロヨ…!セッカクアツメタノニ、モエテシマウ…ヤメロォ!」混乱

霞「な、何なのこいつ……」

集積地棲姫「ヤメロッテ…イッテルダロォ!!」


 ―17時過ぎ、深海棲艦本拠地・執務室―

装甲空母姫「と言うわけで、新しく私達の仲間に加わった、集積地棲姫よ」

集積地棲姫「初めましてだな。よろしく、司令官」

深海提督「あ、ああ。よろしく…」

深海提督(眼鏡かけてる深海棲艦か……初めて見たな)

集積地棲姫「何をじろじろ見ている?」

深海提督「あっ、いや!別にっ……」

集積地棲姫「?」

深海提督「そっ、それより‶集積地‶ってことは、陸上型の深海棲艦って事か?」

集積地棲姫「ああ、その通りだ。私の使命は、補給物資を集積地に保管し、それを守る事にある。陸上型の私なら私がいるからには、安心してくれ」

深海提督&装甲空母姫「お、おう」

深海提督&装甲空母姫(どうしよう…。飛行場姫とか泊地水鬼とかの例があるから、あまり信用できない」

 ―数日後15時過ぎ、オートロ島マーマレード湾沖・Оマス(戦略補給物資集積地)―

霞「●ねばいいのに!」ズドドオン

ドゴゴゴオン

集積地棲姫「ヤメロ…モエテシマウ…!」混乱

足柄「ふははははははー!」ドドドドッ

ボゴォ

集積地棲姫「ヤメロヨ…!セッカクアツメタノニ、モエテシマウ…ヤメロォ!」損害

大淀「てーっ!」ドゴゴゴン

グシャッ

集積地棲姫「モヤスノハ、ヤメテ…」


 ―18時過ぎ、深海棲艦本拠地・休憩室―

集積地棲姫「なんなんだよぉ~…私陸上型なのに、何で艦娘共の攻撃もろに受けるんだよぉ~…」

深海提督「あー、そりゃ三式弾とWG42だろうな。あれで陸上型深海棲艦への貫通攻撃が可能になるんだ」

集積地棲姫「それは先に言ってほしかったよぉ……ああ、せっかくの補給物資がパアに……」

深海提督「いや、補給物資は別にいいよ…、そんなに気にしなくても…」

集積地棲姫「私はちゃんと大丈夫、安心してくれって言ったのに…マモレナカッタ…」

深海提督(なあ、どうしてこの人こんなに気にしてるんだ?)ヒソヒソ

装甲空母姫(この子は、ちょっと真面目過ぎる上に正義感が強すぎて、自分の言った事は絶対守らなくちゃならないって縛りがあるようなの…)ヒソヒソ

集積地棲姫「無念…」

深海提督「そんなに気にしなくても…」

集積地棲姫「私は気にするんだっ!」クワッ

深海提督&装甲空母姫(めんどくせー)


【終わり】

【礼号】

 ―15時過ぎ、休憩室―

足柄「零号作戦っていうから身構えてたけど、ふたを開けたら大したことはなかったわね」

大淀「そうでしたね…。私達が攻略の鍵になる…と思っていたのですが、出番は第2海域でしかも、そろっていなくても別に攻略は可能だったってオチですし…

   拍子抜けと言ったところですね」

霞「ホント、やってらんないわ!」

足柄「と言う割に、霞ちゃんって張り切って出撃してたわよね?『改二になって初めての出撃ね…腕がなるわ!』って」

霞「ちょっ、何言ってんのよ!」

大淀「あの時の霞さんは、普段の刺々しさが抜けていて、可愛らしかったですね」

霞「大淀先輩までぇ!」

清霜「へ~、なんだか私が着任する前は楽しそうだったんだなぁ」

足柄「あら、嫌ねぇ。その言い方じゃ、清霜が着任してからは楽しくないなんて言い方じゃない」

大淀「そんな事はありませんよ。清霜さんが来てくれてからもっと楽しくなりましたから」

清霜「ホント?よかった~。でも、私も一緒に出撃したかったな~」

霞「馬鹿言ってんじゃないわよ。清霜がここに来たのは今の大規模作戦で、第2海域の敵艦隊の手前の会敵区域だったのよ?そんな、練度が一ケタの、

  新米のぺーぺーを大規模作戦に参加させるなんて、うちのク―司令官が許すはずないじゃない!」

清霜「ク?」

足柄「知らない方がいいわよ」

清霜「ふーん…。それよりも、あれだね」

霞「なっ、何よ」

清霜「霞って、ここの司令官の事をよく知ってるんだね!」

霞「は、はーっ!?はぁーっ!?な、何言ってんのよこの子ったら!」

足柄「確かにねぇ~…」

大淀「ええ、確かに何だかんだで提督には素直になっていますし…もしかしたら…」

霞「うっさい!この年増と腹黒黒幕!」


足柄「あぁん?(孤高の狼のような鋭い目)」ギロッ

大淀「あ、そう言えば今日は不要な艦を2隻解体する任務がまだでしたねぇ(黒い笑顔)」ニコォ


霞「ごめんなさい、調子こきました」

清霜「自然と下僕に成り下がった…」

足柄「でもま、ウチの提督はちょっと鉄面皮でぶっきらぼうだけど、いい男よねぇ」

大淀「足柄さんの言い方は少々……ですが、提督は優しいお方ですよ。清霜さんも、この大規模作戦が終わったら正式な挨拶をするでしょうけど……。でも、

   安心してくださいね」

清霜「うん、分かった!」

霞「はっ、あんな奴が優しいなんて……。どこ見たらそんな事言えるのかしら?」

足柄「ホントこの子ったら愛想の‶あ‶の字も無いわね~」

霞「艦娘に愛想っているかしら?」

足柄「ま、それは置いといて、大淀も大変じゃない?普段の書類整理とか各鎮守府への電文とかに加えて、今回は大規模作戦参加なんて」

大淀「ええ…でも、いい気分転換になりました。普段はデスクワークばかりやっていますから…」

霞「大規模作戦で気分転換って…」

清霜「は~……」

足柄「うん?どうかしたの?」

清霜「なんだかみんな、楽しそうだね!」

霞「え?今までのどこを見て?」

清霜「皆、気の置けない仲って感じで皮肉とかを言い合ったりしたりするし、大淀さんとか霞ちゃんとか疲れたような感じで言ってるけど楽しそうだし…。

   それに、足柄さんは毎日が楽しそう!」

足柄(何だろう…言い方が色々アレなんだけど…)

清霜「早くみんなと一緒に遊んだりしたいな~」

霞「…はぁ。ホントに無邪気ね。そんな子供っぽくちゃ、戦艦になんてなれないわよ?」

清霜「なっ、なれるよ!絶対!」

足柄&大淀「…ふふっ」


【終わり】※朝霜はまだ着任していません。

【キャラクター紹介】

≪集積地棲姫≫

深海棲艦の一種。艦種は集積地。眼鏡にヘッドホンと、これまでに例を見ないような容姿が特徴。オートロ島マーマレード湾沖の島にある補給物資集積地の

護衛を任されていた。正義感が強く少々真面目過ぎるためか、自分の言った事は絶対に守らなければならないという、変なこだわりを持っている。それゆえに、

言った事を守れなかった時は結構落ち込む。見た目がオタクっぽいとよく言われるが、本人からすれば不愉快以外の何物でもない。

好きな言葉は『有言実行』。

≪足柄≫

妙高型重巡洋艦三番艦。艦娘No.57(改二はNo.193)。白いカチューシャとストレートの黒みがかった髪が特徴の、頼もしい姉さん。砲雷撃戦が大好きな典型的

バトルジャンキーで、戦いとは‶自分の価値を示すもの‶と思っている。しかし別にただの戦闘バカと言うわけではなく、お洒落や家事などにも力を入れている。

妙高と那智の姉2人の事を尊敬し、妹の羽黒の事を可愛がっている。普段からやかましいせいか、‶黙っていれば美人‶とよく言われる。‶年増‶はNGワード。

好きな言葉は『先んずれば人を制す』。

今日はここまでにします。

>>559,>>585
  集積地棲姫、礼号組の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


また、中途半端なところですがキリ番安価を取ろうと思います。現在リクエストを受けている艦娘は由良、夕立、衣笠ですので、

これらの艦娘はリクエストしないようにお願いします。

感想等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



初風2隻目ゲット。

だから、どうして駆逐艦のドロップには恵まれているんですか。


キリ番安価:>>651-654

居酒屋鳳翔での一幕

連装砲ちゃんメイン回

妖精さん

由良

こんばんは、>>1です。

キリ番安価の結果、居酒屋・鳳翔、連装砲ちゃん、妖精さんとなりました。連装砲ちゃんとはまた珍しいものが……

また、由良は通常消化とさせていただきます。

と言うわけで、今日はキリ番安価にありました居酒屋・鳳翔でのひと幕の話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【居酒屋の一時】

 ―19時半過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―

鳳翔「~♪」カチャカチャ

ガラララッ

隼鷹「ばんは~」

鳳翔「いらっしゃい、隼鷹さん―あら」

提督「お疲れ様です」

司令長官「こんばんは、鳳翔さん」

鳳翔「提督…司令長官も…珍しいですね。どうかなさったのですか?」

隼鷹「いやぁ~、提督がここ数日執務室にカンヅメだからちょっと気分転換がてら飲もうと誘って」

司令長官「大規模作戦でなかなかいい艦がドロップしないのは分かるけど、あんまり根を詰めてると体壊しちゃうからねぇ」

提督「いえ、貴方がポンコツで私に仕事を押し付けてこなければ、私はもう少しゆとりある生活を送る事ができたはずなんですが」

鳳翔「まあまあ、隼鷹さんも司令長官も、提督の事を考えて誘ってくださったのですから…。さ、お席にどうぞ」

隼鷹「ありがとね~。どっこらせっと」ストン

司令長官「よっこらせ」ドスン

提督「まったく2人とも…おっさんくさい」

司令長官「ははは。ま、これでも50目前のおやじだからねぇ」

隼鷹「なんだよなんだよー、このセクシーな私がおっさんだって~!?」

提督「どの口が言えるんですか」

鳳翔「はい、お通しどうぞ」コトッ

提督「しらすおろしですか」

隼鷹「いっただっきまーす!」

司令長官「ん~、美味しいねぇ」

提督「…美味しいですね」

鳳翔「ありがとうございます。あ、お飲み物はどうしますか?」

隼鷹「黒ビール!」

司令長官「あ、熱燗で」

提督「私は………ジンジャーエール」

隼鷹「なんだよー、酒飲まないのか?」

鳳翔「提督って、お酒に弱いんですか?

司令長官「いやいや、彼は結構飲む方だよ。って言うか、飲んでも全然酔わないんだ」

提督「ですが、明日もまた仕事ですからあまり飲んでもいられませんし、私はコールドドリンクでも我慢できる人ですので」

鳳翔「ふふっ。分かりました、黒ビールと、熱燗と、ジンジャーエールですね」

隼鷹「あー、それとなんかテキトーに出してー」

鳳翔「はーい」

提督「それでいいんですか」

司令長官「大丈夫だよ。隼鷹君はこの店に何度も来てるから、あれで大体通じちゃうんだ」


 ―数分後―

鳳翔「はい、黒ビールと、熱燗と、ジンジャーエールです」ゴトッ、ゴトッ、ゴトッ

鳳翔「それと今日のおすすめ、手羽先の甘辛煮です」ゴトッ

隼鷹「おほっ、美味しそうだね~」

司令長官「うーん、この鼻を刺激する匂いがたまらないねぇ~」

提督「ふむ…美味しそうです」

鳳翔「それと、キュウリと白菜の浅漬けです」コトッ

司令長官「儂、この浅漬け好きなんだ~」

提督「ますますオヤジ臭い…」

司令長官「ほっといてよ」

隼鷹「はむっ」パクッ

モグモグ

隼鷹「あー、美味いねぇ。この手羽先のピリ辛具合が、あたし好みだな~」

司令長官「うん、確かにね~」

提督「…………」パリポリ

提督「浅漬けもおいしいです」

ガララッ

那智「む、司令官。貴様も来ていたのか」

妙高「こんばんは、皆さん」

司令長官「那智君に妙高君。君たちも?」

那智「うむ、演習で大勝利を挙げたからな」

妙高「私はその付き添い。那智がべろんべろんになっちゃってから呼ばれるのもあれだし、最初から飲もうかと」

提督「酔いやすい姉を持つのも、大変ですねぇ」

那智「ところで、司令官よ。貴様は酒は飲まないのか?」

提督「明日もまた仕事ですから」

那智「それは残念だ。ぜひ、飲み比べをしてみたかったものだからな」

司令長官「あ、じゃあ代わりに儂が―」

ゴスッ

提督「お前も明日仕事だろうが」

司令長官「あの、黎明君…ビールジョッキで殴るのはやめてくれないかな…シャレにならないくらい痛い…」

隼鷹「ところで足柄は?」

妙高「足柄なら、『ダイエット始めるわ!』とか言って飲むのを止めちゃって…」

提督「毎回思うのですが、女性はなぜそこまでダイエットに専念するのか、まったくわからないんですが…」

鳳翔「提督、それは男性には分かりませんよ。女性には、色々あるものですから」カチャカチャ

提督「まあ、私としては、ありのままの姿の方がいいのですが」

妙高&鳳翔「!」ピクッ

隼鷹「ぷはー。まあ確かに、ダイエットした方が健康にいいって話はよく聞くけど、ダイエットしすぎて拒食症になるって話もいくつかあるし~。あたしは、

   ダイエットとかはしないなぁ」

提督「貴女の場合、ダイエットしないんじゃなくて、ダイエットする気が無いんでしょう」

隼鷹「ありゃ、ばれた?」

鳳翔「…カツオのたたきです」ゴトッ

提督「あ、どうも」

隼鷹「おー、ええ感じだな~」パクッ

隼鷹「うん、美味い!」

提督「そうやって、ご飯を食べておいしいと言って笑う姿を見る方が、ダイエットで苦しんでいる姿を見るよりもはるかに気持ちのいいものです」

那智「ま、確かにな。人の苦しんでいる姿を見て愉悦に浸るなど、深海棲艦かドSのやる事だしな。あ、鳳翔さん。日本酒で」

鳳翔「はーい」

妙高「そうね…。やっぱり、好きなものをちゃんと食べられる今に感謝しないとね。あ、私はコーラで」

鳳翔「分かりました」

那智「なんだ、姉さん。飲まないのか」

妙高「私が酔ったら誰が貴女を寮に連れて帰るのよ」

那智「司令官がいるじゃないか」

提督「さらっと私をこき使おうとするんじゃありません」


 ―22時過ぎ―

足柄「えっ、ありのままの姿!?じゃあ、ダイエット止めるわ!」

妙高「そうやってあっさり止めちゃうのもまたどうかと…」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪妙高≫

妙高型重巡洋艦一番艦。艦娘No.55(改二はNo.191)。短い黒髪と温和な雰囲気が特徴の、おしとやかなお姉さん。どこかズレている妙高型姉妹を束ねる長女で、

仕事にもお休みにも真面目に取り組む。提督業代理を任せてるには至らないが、事務処理能力はとても優れている。戦闘でも上位クラスの腕前を持っている。

少しお茶目な一面もあり、クリスマスや豆まきなどのイベントは無邪気に楽しんでいる。初風は可愛い後輩。妙高型共通なのか、酒には強い。

好きな言葉は『誠心誠意』。

今日はここまでにします。

>>651
  居酒屋・鳳翔でのひと幕、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、キリ番安価にありました連装砲ちゃんの話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



山雲2隻目ゲット。あの………

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありました連装砲ちゃんの話を書いていきます。

それでは、投下していきます。

【相棒】

 ―10時過ぎ、執務室―

島風「ただいまー!」バァン

提督「ノックはしなさい」

島風「海上護衛任務から帰ってきたよー!大成功で弾薬と燃料をたくさん持ち帰ってきたよー!はい、報告終わり!」

提督「待てコラ」

島風「何さ~」

由良「島風ちゃん、先に戻っちゃだめだよ…」

提督「本来、遠征の結果報告は旗艦がするものです。島風さんは僚艦でしょう」

島風「ぶー…だって由良先輩遅いんだもん」

連装砲ちゃん「キュイ~…」ペコペコ

提督「連装砲ちゃんは礼儀正しいですね。どこかのスピードバカと違って」

島風「むっ!バカとは心外だよ!」

由良「はいはい、喧嘩は後後。それより提督さん、報告を…」

提督「あ、すみませんでした。お願いします」

島風「むぇ~……」

連装砲ちゃん「キュ~……」


由良「―――――――――――」

提督「―――――――?」


島風「報告おっそーい!」

提督「黙らっしゃい」

 ―13時過ぎ、装備倉庫―

連装砲ちゃん(は~…疲れた…)

連装砲くん(おう、お疲れ。どうだった?)

連装砲ちゃん(遠征自体は疲れなかったんだけど…島風さんが暴走しちゃって…)

連装砲くん(はー、お前も大変なんだなぁ)

連装砲ちゃん(連装砲くんは楽しそうだね…。天津風さんは何だかんだで面倒見のいい人だし…)

連装砲くん(いんや、そうでもないさ。あの人、存外寂しがり屋だし…)

連装砲ちゃん(へ、意外!)


島風「連装砲ちゃんは、人間の言葉はしゃべれないけど、連装砲くんとか二式大艇ちゃんとかと話す事ができるんだって」

提督「はあ……」

島風「すごいでしょ!」

提督「いや、私から見ればただ動く艤装が手をわちゃわちゃしながら向かい合っているだけにしか見えないんですけど」

島風「おーい、連装砲ちゃん!出撃だよ!」

連装砲ちゃん(あ、出撃の時間だ…。ゴメン、またあとでね)

連装砲くん(おう、頑張ってな)

島風「で、どこに出撃するの?」

提督「鎮守府近海の潜水艦哨戒に…」

島風「えっ、じゃあ……」

提督「ええ、連装砲ちゃんに爆雷を装備してください」

連装砲ちゃん「キュイ!?」

島風「ぶぇー……あれ面倒くさいんだよね~……」

 ―14時過ぎ、鎮守府近海・Cマス(敵潜水艦隊C群)―

島風「連装砲ちゃん!あいつに爆雷攻撃だよ!」

連装砲ちゃん「キューイ!」バシュシュッ

ズドゴォン

潜水カ級elite「グブェ!!」撃沈

島風「やったー!」

五十鈴「島風、調子に乗ってると―」

潜水ヨ級elite「シズメ!」バシュッ

ドゴム

島風「おぅっ!?」大破

連装砲ちゃん「キュ~イ!?」

五十鈴「ああん、もう言わんこっちゃない!」


 ―14時半過ぎ、執務室―

提督「…分かりました。では、すぐに島風さんは入渠ドックへ向かってください」

島風「うぅ~…1時間もお風呂かぁ~…」

提督「言っておきますが、無断で高速修復剤を使ったら、拳で尻を100回叩きますからね」

島風「せめてパーにしてっ!」

連装砲ちゃん「キュイキュイ~!」パタパタ

島風「ほっ、ほら!連装砲ちゃんも『やめて』って言ってるし!」

連装砲ちゃん(尻を叩いたら‶セクハラ‶って言われちゃいます!だから、尻はやめた方がいいですよ~!)パタパタ

五十鈴「そうでもないように見えるんだけど…」

 ―15時前、装備倉庫―

連装砲ちゃん(はぁ………)

二式大艇ちゃん(どうしたの?連装砲ちゃん。何か悩み事かも?)

連装砲ちゃん(いや、悩みってわけじゃないんだけど…。ちょっと疲れる事がね…)

長10cm砲ちゃん(何でもいいですよ、話してみてくださいな)

連装砲ちゃん(実はね……)

カクカクシカジカ

二式大艇ちゃん(…大体事情は分かったかも)

連装砲ちゃん(島風さんってば、暴走機関車並みに破天荒だから…)

長10cm砲ちゃん(でも、連装砲ちゃんは島風さんの事を嫌っているわけではないのでしょう?)

連装砲ちゃん(へっ?う、うん。そりゃそうだよ……)

二式大艇ちゃん(連装砲ちゃん、島風さんの事を話している時とても生き生きしているかも。だから、連装砲ちゃんも島風さんの事が好きなのかも!)

連装砲ちゃん(……………)

長10cm砲ちゃん(羨ましいですわね。ご主人とそんなに仲が良いなんて。二式大艇ちゃんもそうと言えばそうだけど…)

二式大艇ちゃん(秋津洲さんは、家族みたいなものかも!でも、連装砲ちゃんは島風さんといつも一緒にいるから、親友みたいなものなのかも!)

連装砲ちゃん(そう…だね。親友……なのかな)

連装砲ちゃん(…うん、いいね)


 ―同時刻、入渠ドック―

天津風「えーっ?潜水ヨ級eliteにやられて大破?だっさいわね~」

島風「なっ、何よ!そう言う天津風はどうしてこんなトコにいるの?」

天津風「そっ。それは、あれよ。駆逐イ級flagshipの雷撃を食らって…」

島風「駆逐イ級にやられるなんて、だっさー」プー

天津風「だっ…!駆逐イ級flagshipの雷装なめんじゃないわよ!下手すりゃ戦艦も一撃で中破にされるくらいなんだから!それに比べてあんたは対潜装備も

    ガン積みのくせに潜水艦にやられるなんて、なっさけないわね~」

島風「なんだと~!」

連装砲くん(…………あー…連装砲ちゃん、助けてくれ~…………)


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪島風≫

島風型駆逐艦一番艦。艦娘No.10。うさ耳、色の抜けた金髪、過度な露出の服装と、色々アブナイ要素満載の女の子。最速の駆逐艦であることを誇りにしており、

とにかくせっかち。遅いのは大嫌いで、周囲からは‶スピードバカ‶と呼ばれる始末。同型艦がいないためにボッチと思われがちだが、陽炎型の天津風や雪風とは

つながりがある。戦闘でも1人突っ走るところが目立っており、そこが少し問題となっている。連装砲ちゃんは相棒。

好きな言葉は『疾風迅雷』。


≪連装砲ちゃん≫

島風がいつも連れている自立行動式の艤装。手足が動き、表情もわずかながら変わる。普段は『キュイ』としか話す事ができないが、同じく自立行動式の艤装の

連装砲くん、長10cm砲ちゃん、二式大艇ちゃんとは会話を交わす事ができる。また爆雷等の対潜装備を装備する際は砲塔を取り外す必要があるが、連装砲ちゃん

自身はあまり好きではない模様。島風の暴走ぶりに頭を悩ませているが、それでも島風を嫌っているというわけではない。

今日はここまでにします。

>>652
  連装砲ちゃんの話、いかがでしたか?


明日は投下できるかどうかが少し分かりません。

投下できる場合は、キリ番安価の妖精さんの話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた。



山雲3隻目ゲット。だからさ………

秋津洲も欲しくなってきました。使い道が無い?知ら管

乙―
秋津洲は1-5でルート固定&ソナーと爆雷シナジーできる有能やで

江風リクお願いします

こんばんは、>>1です。

今日は、キリ番安価にありました妖精さんの話を書いていきます。

>>678
  江風、了解しました。

>>675
  あ、ソナーと爆雷積めるんですか…。なおの事、欲しくなりました(物欲センサー)


それでは、投下していきます。

【謎】

 ―11時過ぎ、サーモン海域・Оマス(敵補給部隊本隊)―

加賀「鎧袖一触よ」ビシュッ

キィィィィン

流星妖精「鎧袖一触だよー!皆、ガンバロー!」

紫電改二妖精「合点!」

烈風妖精「………」コクッ


 ―16時過ぎ、カンパン湾沖・Jマス(先遣哨戒潜水艦隊 旗艦艦隊)―

五十鈴「潜水艦発見!爆雷、投下!」

三式水中聴音機妖精「あそこだよー!」ピピピ

三式爆雷投射機妖精「りょうかーい!」ポイッ

ズドオン

潜水棲姫「イタイ…!ヤメテヨォ…!」


 ―19時過ぎ、北海道北東沖・Tマス(侵攻部隊 旗艦艦隊)―

綾波「この海域は…譲れません!」

敷波「探照灯照射!」ガシャン

探照灯妖精「シャイニーング!」ペカー

重巡棲姫「ウォッ、マブシッ」

綾波「照明弾、てー!」

照明弾妖精「ほいさっさー!」バシュッ

戦艦棲姫「メガ!メガアアアア!!」

 ―翌日10時過ぎ、中庭―

九六式艦戦妖精「ちょうちょさん~、待って~」

天山妖精「ラーメンうまうま」ズゾゾゾゾ

彗星妖精「はっけよーい、のこった!」


龍驤「………なあ、キミ」

提督「はい?」

龍驤「あの妖精さん達って………なんなん?」

提督「なんなん、とは?」

龍驤「いや、ウチら普段からフツーに妖精さん達と話したりご飯食べたりしてるけど、改めて思うとあれ…なんなん?」

提督「そう言われましても……私にも妖精さんの生態については詳しく分かりません」

龍驤「もうこの世界の住人として…なんかこう…鳥なんかと同じ動物か何かと認識した方がええんとちゃうか…」

提督「動物はひどいでしょう。動物は」

龍驤「けどな?妖精さんがホンマに‶妖精さん‶やとして、それを世間で吹聴してみぃや?イタイ人やと思われるで~…」

提督「確かに………私達普段から妖精さん妖精さんって言ってますが、傍から見れば電波ですよね」

龍驤「せやろ…?にしても、ホンマに妖精さんってなんやろか…」

提督「そうですねぇ……。まあ、いくつか推測されてはいますし、他の提督の中でも妖精さんの正体について探っている方も何人かいますし…」

龍驤「他の提督達も、やっぱり不思議に思うとるんか…」

提督「まあその中でも、私が特に興味をひかれたものがありますけど…」

龍驤「おっ、話してくれへん?」

提督「妖精さんと言うのは、まず艦娘が装備する艤装、装備に必ず付属しております」

龍驤「そんなオマケみたい扱わんでも…」

提督「またそのほかに、工廠にいる妖精さん、入渠ドックにいる妖精さん、家具を作ってくれる妖精さん、羅針盤を回してしまう妖精さん、そして鎮守府を

   監視している妖精さんがおります。まあ、鎮守府を監視している妖精さんは司令長官と司令長官の補佐官である私にしか見えません」

龍驤「あー、そう言えばそんな話を聞いたな~」

提督「そして妖精さんの中には、艦娘とよく似た容姿の者もおります。たとえば、20.3cm(2号)連装砲の妖精さんは妙高さん、羽黒さんによく似ており、

   25mm三連装機銃 集中配備の妖精さんは、摩耶さんに似ております」

龍驤「確かに…似とるとは何度か思ったけども…」

提督「そこで、ある仮説が立てられました」

龍驤「仮説?」


提督「妖精さんの正体は、艦娘の成り損ない、と」


龍驤「………なっ」

提督「艦娘と同じく、艤装を用いて深海棲艦と戦う事ができる存在、過去の軍艦の装備を使役する事ができる…。それはまるで、艦娘の劣化版だと、提督の

   誰かが推測しました」

龍驤「……ありえへん話でもない…か」

提督「その仮説が正しいという賛同者も大勢いましたが…結局その推測は、世に知れ渡る事はありませんでした。そんな夢物語を、誰が信じるのかと…」

龍驤「まあ確かに、妖精さんなんてわからん存在を、そないな根拠のない仮説で説明しようなんて、信じられへんもん」

提督「しかし今でも、妖精さんの正体を突き止めようとしている研究は続いておりますが―」


艦隊司令部施設妖精「私達がどうかしたんですかー?」ヒョコッ


龍驤「ひょっ!?」

提督「いえ、龍驤さんが、貴女たち妖精さんとは何なのかが気になっていたらしくて…」

艦隊司令部施設妖精「あははは、なんだそんな事ですか~。龍驤さん~」

龍驤「な、なんや?」




艦隊司令部施設妖精「……世の中には知っていい事と、よくないことがあるんですよ?」ニコッ



龍驤「!?」ゾクッ

艦隊司令部施設妖精「あはは~。それではまた~」トテトテ

龍驤「な、何や今のは……!?」

提督「…そのままの意味でしょう。妖精さんの正体を詮索するのは、これ以上はやめた方がいいという事です」

龍驤「せ、せやな…。なんや、ろくなことにならへん気がするし……」

提督「ビビりましたか?」

龍驤「…こわいわ…」


 ―19時過ぎ、妖精さん達の寮―

艦隊司令部妖精「―って言ったら、龍驤さん本気で怖がってたよ~!」

艦艇修理施設妖精「えー、本当に~?」

大発動艇妖精「だったら自分も今度、龍驤先輩に『うふふ、いつも見てるわ…』とささやいてみるのであります!」

洋上補給妖精「えー、それはちょっと悪戯が過ぎるよ~?」

ドラム缶妖精「あんまりばかにすると、しっぺ返しを食らっちゃうよ~?」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪妖精さん≫

装備にくっついている妖精さん、施設内にいる妖精さん、鎮守府を監視している妖精さんなど、何種類も存在している謎の生命物体。甘いものが大好きで、

敵を倒したご褒美にねだる事が何度もある。居住地は工廠や艦娘の寮の屋根裏など。性格は食いしん坊、高所恐怖症など多種多様。その正体はまったく不明で、

一部の提督の間では『艦娘の成り損ない説』が流れている(が、根拠はない)。装備の持ち主の艦娘とよく似た容姿の妖精さんもいる。

好きな言葉は『縁の下の力持ち』。

今日はここまでにします。

>>653
  妖精さんの話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました由良の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



E-3掘りを始めてから実に10日。ボスS勝利数は41回。未だに新艦娘をドロップできず、

ただ近代化改修用の素材が増えて、燃料と弾薬が減っていくだけ……。

乙―戦艦棲姫リクします

掘りじゃなくレベリングと考えるんだ
気分転換にE2でもやってみるとイイよー

Iowa砲と長門の話リクします、確かここの長門はアメリカアレルギーでしたよね?

こんばんは、>>1です。

今日は、リクエストにありました由良の話を書いていきます。

>>686,>>689
 戦艦棲姫、アイオワ砲と長門、了解しました。


それでは、投下していきます。

【恐怖のぬこ】

 ―8時過ぎ、食堂―

TV『今日は2月22日、にゃん・にゃん・にゃんの日!という事で今日は、猫ちゃん特集~!』

名取「はわ~……猫ちゃん可愛いな~…」

由良「ホント……可愛いわねぇ…」

名取「は~…鎮守府にも猫がいたらいいのに…」

由良「そうね……こんだけ広い敷地なのに…野良猫すらいないなんて…」

名取「提督さん、野良猫対策には凄い力を入れていたらしいし…。迷い込む事なんてないのかも…」

由良「うーん……」


 ―9時過ぎ、執務室―

提督「だめです」

由良「何で?」

提督「アレルギーのある方もいるかもしれませんし…。飼育費等の確保も難しい状態ですので…何より、艦娘の方たちが猫にかまけてしまったりしたら…。

   という事です」

由良「まあ、確かにそうね…。ペットの餌槍の順番でもめるなんてこともありそうだし…」

提督「一時期、ペットを飼おうとした人がいたんですが、他の鎮守府の方から…」


『総司令部がペットを飼うなんて、弛んでる』

『このご時世、前線で戦わなきゃいけない海軍が何してるんだ』


提督「と、非難を受けましたので」

由良「ホント他の人たちも、お互いさまって感じだね…」

 ―15時過ぎ、中庭―

由良「はー…。お休みの日にこうしてのんびり過ごすのも、いいね…」

由良「それにしても…。ペットが飼えないなんて…演習先の鎮守府は犬とか猫とかを飼っていたのに……」

由良「…なんだか、不公平って感じ…」

ニャー

由良「?」キョロキョロ

由良「今の…猫の鳴き声?」

ニャー

由良「???」キョロキョロ

由良「……ね、猫ちゃ~ん?どこでちゅか~?」

ガサガサ

猫「にゃ~」ヒョコッ

由良「あっ、そこにいたんだ…。可愛い~」ナデナデ

猫「にゃ」

由良「白い猫~……あ、お腹の毛が丸く抜けてる…可愛い~♪」サワサワ

猫「にゃにゃ~…」モゾモゾ

由良「可愛いな~…。この猫、ここで飼えないかな…」

由良「ビスマルクさんも猫飼いたいって言ってたし……」

由良「よし、提督さんに直談判しよう」スクッ

由良「一緒に来てね~♪」ダキッ

猫「にゃ~?」

 ―同時刻、工廠―

ビーッ、ビーッ

明石「何が起きてるの!?」

工廠妖精さん「建造ドックで異常発生!タイマーが動いてません!」

夕張「装備開発炉も止まってしまってます!」

明石「いったいどうして…」


 ―同時刻、鎮守府付近海上―

ザザザザザピタッ

天龍「おっ、おおっ!?」

電「はわわっ!?動かなくなっちゃったのです!?」

響「おかしいな…さっきまで順調に航行できたはずなのに…」

暁「もう、どうなっちゃってんのよ!」プンスカ

雷「なんで、もう鎮守府はすぐそこだっていうのに!」


 ―同時刻、入渠ドック―

赤城「るんるんるん♪」

ピ――――――――――――――――――――――――――――――ッ

赤城「あらっ?」

[残り入渠時間・99:99:99]

赤城「ちょっ、あれっ!?タイマーが壊れてる!?」ペチペチ

五十鈴「だめよ!こっちも故障しちゃってるわ!!」

飛龍「あっれー?動かなくなっちゃってるな……」

 ―数分後、執務室―

由良「提督さん?ちょっと相談事が……」


明石「どうしたことか、機能が停止しちゃったんです!」

龍田「今、鎮守府近くまで来てる天龍ちゃんが、艤装が動かなくなって戻ってこれないって~…」

加賀「入渠ドックの赤城さんから、ドックの修復タイマーが止まってしまい、入渠ドックとしての機能が停止していると」

提督「まったく、どうしてこのような事に……」

霧島「各鎮守府からのデータが送られてくるはずなのに、来ていません!」

大淀「各鎮守府への電文、送る事ができません!」


由良「あの~、何かあったんですか?」

提督「由良さん。実はですね―」


猫「にゃ?」


提督&明石&龍田&加賀&霧島&大淀「!!!」ピクッ

由良「な、何?どうしたの?」

提督「その猫を放せえええええええええええええええええええええええええ!!!」

由良「えっ、ええっ!?」

明石&龍田&加賀&霧島&大淀「鎮守府存亡の危機なの!!お願いだからっ!!」

由良「ふえっ!?」ビクッ、バッ

猫「にゃーっ!」ダダダダダ

由良「あっ……」

提督「鎮守府内の艦娘に告げます。今現在、鎮守府内を彷徨っている猫はそのまま鎮守府の敷地外へ出してください!とどまっているのを見つけた場合は、

   敷地外へ追い出すように!!」

由良「ちょっと、提督さん!いくらなんでもそれはひどすぎ―」

ピロロロロロ、ピリリリリリリ、プルルルルルルル

明石「あ、もしもし夕張ちゃん?え、動いた?建造タイマーは?開発炉は?ばっちり?よかった~…」

霧島「あ、鳥海さん?データは届いた?そう、は~よかったわ…」

加賀「もしもし、赤城さん?そう、良かったわ。大丈夫なのね」

大淀「あっ、送信できました…!直ったんですね…」

龍田「天龍ちゃん、艤装が復旧したからすぐ戻るって~」

提督「ふぅ……よかった」

由良「え、え?」


 ―閑話休題―

提督「先ほどは理由を述べずに命令してしまい、申し訳ございません」

由良「あ、ううん…別にいいんだよ…」

提督「由良さんが連れていた猫は、エラー猫と呼ばれる猫です」

由良「エラー猫…?」

提督「エラー猫は地上・海上問わずにどこからともなく現れて、その猫が艦娘と接触した場合、その艦娘が所属している鎮守府の全ての機能が停止すると

   言われております…。実際、そうなりましたが」

由良「じゃ、じゃあ…工廠も入渠ドックもデータ関係も、艦娘の艤装が止まったのも…」

提督「……そういう事です。ここは総司令部に併設されているため、機能が停止してしまっては運営に支障が出てしまいますので…。早急に事態を回復する

   必要があったんです。これまで私の鎮守府には現れなかったのですが…現れてしまいましたか…」

由良「そんな……」シュン

提督「…………そんなに猫が飼いたかったんですか…」

由良「ええ………」

提督「本物の猫は飼えませんが、代わりに多摩さんを連れて来ましょうか?」

由良「あ、それはいいです」


【終わり】

【キャラクター紹介】

≪由良≫

長良型軽巡洋艦四番艦。艦娘No.45。薄いピンクの長いポニーテールと両手に構える単装砲が特徴の、物静かなお姉さん。名取のお姉さんとよく勘違いされるが、

艦の番号的には名取の妹に当たる。あまり目立つことをするのは嫌いで、裏方に徹するタイプ。戦闘でも基本的には皆のサポートに回る事が多いが、別段弱いと

言うわけではない。髪の手入れには相当気を使っている。心の底では戦争を嫌っており、戦いたくないとも思っている。動物が好き。

好きな言葉は『小春日和』。

今日はここまでにします。

>>613及び>>654
由良の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました夕立、衣笠の話を書いていきます。

また、投下終了後に小範囲のキリ番安価を取る予定ですので、よろしければどうぞ。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



気分転換もかねてE-2へ出撃したら、足柄さんの独壇場。

あと、PT小鬼群を考えた人は半年は恨む。

乙―
E2はウイークリー任務がモリモリ進むわ

運改修が足りないのかイベントのたびにE-1以外は甲クリア出来ない
さっきザラに邂逅して終わったけどプリンツ探しの旅に出なくては・・・

こんばんは、>>1です。

諸事情により、遅くなってしまいました。申し訳ございません。

今日は、リクエストにありました夕立、衣笠の話を書いていきます。

>>700
  なお‶い号作戦‶は上ルート固定だとできない模様

>>701
  プリンツなんていなかったんや(錯乱)


それでは、投下していきます。

【バトルジャンキー】

 ―10時前、駆逐艦寮・村雨&夕立の部屋―

夕立「う~…」

村雨「夕立ちゃん?どうしたの、そんなに唸って」

夕立「…暇っぽい」

村雨「え~?そうかなぁ…」

夕立「夕立、北海道北東沖の重巡棲姫撃破を最後に出撃してないっぽい」

村雨「それはあれでしょ?提督が、敵勢力旗艦を撃破したご褒美ってことで、お休みをもらってるんじゃない」

夕立「そんな事は百も承知なんだけど、休日が何日も続いたら退屈するっていうか……。とにかく、艤装をつけて出撃したいの」

村雨「うーん…暇なら、演習でもしたら?」

夕立「提督さん、この前『この時期は演習先の鎮守府の第一艦隊は強力なところばかりで演習しても勝てない』ってぼやいてたから、ダメっぽい」

村雨「そっかー…じゃあ、諦めたら?」

夕立「いやっ!」


 ―11時過ぎ、休憩室―

夕立「あーあ…道場へ行ってチャンバラでもしようかな~…」

ワイワイ

夕立「?」

足柄「いやー、さいっこうね!こんなに砲雷撃戦ができるなんて、夢みたい!」

夕立「足柄さん?どうしたの?」

足柄「あら、夕立ちゃん。実はね、今沖波って子を探すためにオートロ島マーマレード湾へ出撃してるんだけど、私はそこに出撃する時何時も旗艦なの。で、

   そこじゃ心行くまで砲雷撃戦ができてもう…天国みたいよ!」

夕立「……………それだ!」

足柄「にゃ?」

 ―数分後、執務室―

提督「出撃がしたい、ですか」

夕立「そう!今、足柄さんはオートロ島マーマレード湾へ出撃してるって言ってたし、そこはあまり敵が強くないんでしょ?だったら夕立が誰かの代わりに

   出撃しても、問題は無いっぽい!」

提督「まあ、それは別に構いませんが…疲れていないんですか?」

夕立「疲れなんてないっぽい!この私の主砲が、魚雷が、深海棲艦を倒したいと疼いて熱いのよ!」

提督(この子こんなバトルジャンキーだったのか)

古鷹「提督…どうしますか?」

提督「こういうガス抜きは、早くやっておいた方がいいんですよね。仕方ありません、許可しましょう」

夕立「やったー!」

提督「では、暁さんは下がらせて、代わりに夕立さんを投入。装備は、暁さんのを引き継いで10cm連装高角砲×2、それと照明弾を。次の出撃は、

   ヒトサンマルマル(13時00分)で」

古鷹「はい、そうさせます」

提督「では、オートロ島マーマレード湾で、思う存分ストレスを発散してください」

夕立「いやっほーい!!」


 ―13時過ぎ、鎮守府付近波止場―

夕立「久しぶりの出撃よ!腕がなるっぽい!」

足柄「ふふ、夕立ちゃんったらやる気満々ね」

夕立「そうよー!1週間近く出撃できなかった分、深海棲艦どもをボコボコにしてうっぷんを晴らすんだから!」

響「ソロモンのハウンドドッグとはまさにこのことだね」

大淀「勝手な二つ名をつけないでください…」

足柄「あら、じゃあ夕立ちゃん。どっちが深海棲艦を多く倒せるか勝負しましょ!」

夕立「乗った!」

響「飢えた狼対狂犬……見ものだね」

北上「あー、ほらほら早く行きましょうよ~」

 ―数十分後、オートロ島マーマレード湾・Aマス(潜水艦哨戒線Aライン)―

夕立「ぽいぽいっと!」バシュッ

ズドン

潜水カ級「アヒィ!?」撃沈

夕立「これで私が1点リードね!」

足柄「ちょっとちょっと、私は潜水艦には攻撃できないのよ?これはノーカンだわ!」

夕立「ぶー…」

大淀(真面目に戦ってほしいものですが…。ゲーム感覚で出撃なんて……)


 ―数十分後、Jマス(深海船団 間接護衛隊)―

重巡リ級flagShip「ハァッ!!」ドオオオン

夕立「きゃあっ!?」中破

響「ふっ」バシュッ

ズドゴォン

重巡リ級flagShip「ゴフッ!」撃沈

足柄「あらあら、夕立ちゃん。その傷じゃあもう敵は倒せないかしら?」

夕立「な、なんてことないって!まだまだいけるっぽい!」

北上「大淀さん、どう思うー?」

大淀「え、そうですね…まだ中破ですし、進軍は可能ですけど…」

夕立「ほら!まだまだ夕立は戦えるよ!」

足柄「その意気やよし!進軍するわよー!」

大淀(夕立さんも大淀さんも慢心してるところがありますから退避した方がいいですよーって言おうとしましたけど、言えませんでした…)


 ―数十分後、Мマス(警戒魚雷艇船体 I群)―

足柄「ここまで倒した深海棲艦の数は…私が3、夕立ちゃんも3ね……」

夕立「次の戦いで決着がつくわよ……負けないわ!」

足柄「私も負けないわよ!」

北上(あー、あたし先攻雷撃含めて4隻沈めてんだけどなぁ~)

 ―14時半過ぎ、Oマス(戦略補給物資集積地)―

集積地棲姫-壊「マタ…キタノカ……。モウ……カエレッ…ヨォ………ッ!(訳:疲れた)」

足柄「うるさい黙れっ!」

夕立「貴女の首は、砂浜に掲げられるのがお似合いっぽい!」

集積地棲姫-壊(私、泣いてもいいかな)

輸送ワ級(後で提督に泣きついても責められないと思いますよ)

北上「さくさくっと終わらせちゃいましょー」バシュッ

ドゴオオン

PT小鬼群「ギイイイッ!!」撃沈

夕立「ちょっと北上先輩何してんの!?」

北上「へっ?何って、先攻雷撃で敵を処分して―」


夕立「敵を倒しちゃ、的が減って夕立が倒せる敵の数が減っちゃうでしょ!」


北上「えっ、あたし敵倒して怒られたの初めてなんだけどー…」

大淀「北上さんは怒ってもいいと思いますよ…」

足柄「私の先攻!食らえっ!」ズドドオン

バゴオゴン

輸送ワ級「べぶっ!」撃沈

集積地棲姫-壊(ああっ!私の良き相談相手がっ!)

夕立「夕立もいくよ!えーい!」ドォン

ガァァン

PT小鬼群「ヒヒヒッ」

夕立「もうなんなのアイツ!素直に沈めっ!」

足柄「ふふーん、まだまだお子様ねっ!」ズドオォン

バゴッ

PT小鬼群「キャハハッ!」

足柄「」


響「ハラショー」バシュッ

ドオン

輸送ワ級「あべえしっ!」

北上「おー、響ちゃんナーイス」

大淀「流石ですね」

 ―昼戦終了時―

足柄「私がワ級1隻とPT小鬼群を1隻倒して、合計5隻……」

夕立「夕立も同じく、合計5隻……」

足柄「つまり…」チラッ

夕立「ええ…」チラッ


集積地棲姫-壊(皆私を攻撃してこないな~…なんでだろう)無傷

足柄&夕立(集積地棲姫を倒した方が勝ち!)


足柄「我、夜戦ニ突入ス!」

ブゥン(周りが夜のように暗くなる音)

足柄(残念だけど、この勝負は私の勝ちね。だって、夕立ちゃんは対陸上型深海棲艦に有効な弾薬が無いもの。三式弾がある私の方が圧倒的有利!)

足柄「これで、私の勝ちよぉ!!」ズドドドドドン!!

ゴガガガガガガ

集積地棲姫-壊「ヤメロ…モエテシマウ!」混乱

足柄「さらにもう一発!!」ズドドドドドン!!

バゴォォォン

集積地棲姫-壊「モヤスノハ、ヤメテ…」損壊(体力残り7)

足柄「あらっ!?」

夕立「ここだぁぁっ!!」ズダァァン

ボフッ

集積地棲姫-壊「ヤメロヨ…セッカクアツメタノニ、モエテシマウ…ヤメロォ」破壊

足柄&夕立「……………」

大淀「あー、引き分け、ですか」

足柄「ちょっと待って!私は無傷の集積地棲姫を損壊状態にまで追い詰めたのよ!与えたダメージの方なら私の方が上よ!」

夕立「冗談じゃないわよ!集積地棲姫を破壊したのは夕立なんだから、夕立の勝ち!」

足柄「夕立ちゃん一人の力じゃ集積地棲姫を破壊する事は出来なかったわ!夕立ちゃんが集積地棲姫を破壊するお膳蓼をしたのは私なんだから、私の勝ち!

   っていうか、どうして陸上型深海棲艦に有効な弾薬何て持っていないのに、攻撃が貫通するの!」

夕立「そりゃ、主砲を思いっきり上に掲げて撃てば、陸上の深海棲艦に届くし…」

足柄「それじゃ、装備面の方から見ても私の方が上