八幡「由比ヶ浜が薬を・・・」 (11)
八幡「由比ヶ浜が倒れたんだろ・・・」
雪乃「私は薬を渡しただけよ・・・」
八幡「それでお前は金を取ってたんだろう」
雪乃「当たり前よ。タダじゃないんだから」
八幡「由比ヶ浜は・・・本当に」
雪乃「通常価格の6倍の値段を貰ったわ。これでもオマケしたのよ」
八幡「何故だ・・・何故なんだ」
雪乃「この薬あまり出回ってないのよ。本当に危険で絶大な効果があることでね」
八幡「だからって」
雪乃「仕方ないじゃない!貴方が振り向かないんだから」
八幡「意味がわからん!俺を拘束して何になる!」
雪乃「私だってまさか彼女が貴方に飲ませる薬を間違えて自分で飲むなんて思わなかったのよ!」
八幡「しかも倒れるほどやばいんだろ?そんな薬で俺をどうするつもりだったんだ」
雪乃「掘れ薬よ・・・ほんの少量で効果がでるくらいの」
八幡「な・・・なんで。」
雪乃「わかるわよね?薬の意味なら」
八幡「違う!何故その薬で由比ヶ浜が倒れた」
雪乃「全部飲んだらしいわ。安全な薬って伝えたから全部使ったのかもしれないわ」
八幡「」ゾクッ
雪乃「あら?もしかしたら自分が倒れていたかもとでも思ったのかしら」
八幡「いや、雪ノ下・・・お前薬の分量について嘘をついただろ」
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八幡「薬を全部使うとか必要量以上使うなんて流石にあいつもしない」
八幡「間違えて飲んだ?薬の量が仕組まれていたとしたら間違えて飲んだことも怪しくなる。
八幡「俺を[ピーーー]つもりならこんな拘束しなくていいしな」
雪乃「・・・ふふ」
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