カガリ「キミと......エンゲイジしたい」 ユウキ(エンゲイジって何?) (87)

~マグマ団アジト~


カガリ「............ボクに残された使命は」

カガリ「............キミを ......足止めすること ............リーダーマツブサが去るまで」

カガリ「............でも ............今はただ」

カガリ「............したい ............キミと」

カガリ「............エンゲイジ(交戦)、したい」

ユウキ「エンゲイジ……!!」ゴクリ


ユウキ(……って、どういう意味だっけ?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449407349

ユウキ(英語は苦手だからなぁ)

ユウキ(ホムラさんといい、なんでマグマ団の幹部はルー語を使いたがるんだろう)

ユウキ(エンゲイジ…… スペルは engage だったような? ……そうだ!)ピコーン

ユウキ(こんな時はYahoo!翻訳を使えばいいんだ!)ポチポチ


《 I want to engage with you. → ??? 》
(私はあなたと engage したいです。)


ユウキ(原文はこんな感じかな? じゃあ翻訳っと)ポチー


《 I want to engage with you. → 私は、あなたとつき合いたいです。 》

ユウキ「なーーっ!?」

カガリ「.............?」

ユウキ(ま、まて、原文がおかしかったのかも知れない。言い回しを変えて確かめてみよう)ポチポチ


《 Please engage with me. → ??? 》
(私と engage してください。)


ユウキ(今度はこれで翻訳だ!)ポチー


《 Please engage with me. → 私とつき合ってください。 》


ユウキ「なんてこった…… なんてこった……」

カガリ「............どうしたの?」

ユウキ「どどど、どうしたのって! そんな!」

ユウキ「いきなり……エンゲイジ(付き合う)なんて言われても……///」

カガリ「............予想外」

カガリ「こういうの(交戦)、慣れてると思ってた ............キミなら」

ユウキ「一回もないですよ、こんな経験…… こっちから申し込む事はありますけど」

カガリ「............ふぅん」

カガリ(......道中の下っ端達を、すすんで殲滅してきたってこと?)

カガリ(.........好戦的 ............思ったより ......ずっと)

カガリ「......やっぱり ......キミ ............オモチロイ♪」

ユウキ「面白い!?」ガーン

ユウキ(ウブな奴だと思われたのか…… ちょっと悔しいなぁ)

ユウキ「すみません、こんなこと初めてで…… せめて考える時間を下さい」

カガリ「............関係ない ......どっちから申し込もうと」

カガリ「............拒否権は無いから」

ユウキ「ご、強引な!」

ユウキ「仮にボクが渋々従ったとして、あなたはそれで満足なんですか?」

カガリ「............キミだって」

カガリ「......そう ......してきたくせに ............色んな人と」

ユウキ「なに勝手に決めつけてるんですか!?」

ユウキ「駄目なら駄目でキッパリ諦めてきましたから!」

ユウキ「失礼ですけどあなた、いくつですか?」

ユウキ「ボクはまだ12歳です。子供ですよ」

カガリ「............関係ない ............年齢なんて」

カガリ「キミだって ......してきたでしょ ............エンゲイジ」

カガリ「............メルヘン少女や ............ふたごちゃんとも」

ユウキ「えぇー……」(ロリコンだと思われてたのか)

ユウキ「あの、どうしてボクなんかと…… その…… エンゲイジ、したいと思うんですか」

カガリ「............南の孤島」

カガリ「あの時の .........戦い」

カガリ「......見て、思った」

カガリ「したいって ......もっと ............この人を ......アナライズ」

ユウキ(たしか『アナライズ』は『分析』だよね。ポケモンの特性にもあるから知ってるぞ)

ユウキ「つまりボクの事をもっと知りたいと思った、という事ですか?」

カガリ「............」コク

ユウキ(それは分かるかも。好きな人のことは色々知りたくなるよね)ウンウン

カガリ「.........言ったはず」

カガリ「............ターゲットロック ......したからって」

カガリ「エクスペリメント(実験) ......するからって ......キミを ............ずっと」

ユウキ(エクスペリメント?)

ユウキ(リスペクト(尊敬)の進化形みたいな語感だから多分『敬愛』とかだろう)

ユウキ(ターゲットロックって、そういう意味で言ってたのか!)

ユウキ「そっか…… ずっとそんな風に思っていたんですね」

カガリ「........................」コク

ユウキ(あれ? なんか急にカガリさんが可愛く見えてきたぞ)

ユウキ(たしかに頭は電波で、ちょっと目つきも悪いけど)

ユウキ(けっこう一途みたいだし、身長もボクとそんなに変わらないし)

カガリ「はやく」ジーッ

ユウキ(うっ…… 目つきは悪いけど瞳は綺麗だ!)

ユウキ(好きなものを見るときは瞳孔が開くっていうけど、まさにそれだ!)

カガリ「はやく」

ユウキ「えっと…… その……///」

ユウキ「本当に、ボクなんかで良いんですか?///」

カガリ「............キミじゃないと ......だめ」

ユウキ「」ズドン ←ハートを射抜かれる音

ユウキ「わ、分かりました……///」

ユウキ「よろしく、おねがい…… します///」プシュー

カガリ「.....................ァハ♪」

ユウキ(かわいい///)

カガリ「............いけ ......バクーダ」

バクーダ「ロウオオォォォオオオオオオオオ!!!!」ポン

ユウキ(えっ…… なんで今ポケモンを?)

カガリ「はやく」

ユウキ(あぁ そっか)ピコーン

ユウキ(トレーナー同士だしポケモンバトルで親睦を深めようってことだね)

ユウキ「よーし行け! ハリテヤマ!」

ハリテヤマ「ドッソーイ!」ポン

カガリ「......なんで? ......ハリテヤマ?」

カガリ「.........ラティオス ............いるくせに」ムス

ユウキ(かわいい)

ユウキ「いいじゃないですか。ハリテヤマだって強いですよ」

ユウキ(これは親睦を深めるスポーツなんだ。ラティオスなんか出したら試合にならないよ)

ユウキ「さあハリテヤマ、つっぱり!」

ハリテヤマ「ドッソイオラー!」バシ バシ

カガリ「............耐えて、大地の力」

バクーダ「バモォォォオオオオオオオッッ!!!!」ゴゴゴゴゴ

ハリテヤマ「ドッソイグワーッ!」キュウショー

ハリテヤマ「」ヒンシー

ユウキ「なっ なんだこの威力は!?」ビクッ

ユウキ(恋人同士の戯れの威力とは思えない…… それに急所を狙ってきた!?)

ユウキ(まるで本気で潰しにかかってるかのような)

ユウキ「……さすが。強いですね」

カガリ「......はやく出して ...ラティオス」ギロ

ユウキ(も もしかして手加減したことに怒ってるのかな……?)

ユウキ(それもそうか。手加減と舐めプは紙一重なんだ)

ユウキ(今のカガリさんは恋人から見下されたような気分に違いない…… そんなの男として最低だよ!)

カガリ(ラティオス ......メガシンカ ............エクスペリメントしたい)

カガリ(......ハリテヤマは ......興味ない)

ユウキ「ごめんなさい。あなたを舐めていた訳じゃないんです」フーッ

ユウキ「ここから本気で行きますよ!」

ユウキ「行けっ ラティオス! 波乗りだ!」




こいびとの カガリとの 勝負に 勝った!


カガリ「............はぁはぁ......」

カガリ「......んぅ...はぁはぁ.........」 ※原文ママ

ユウキ(い 色っぽい……///)

カガリ「.........予想外のキミに教えてあげる」

カガリ「リーダーマツブサは .........海底洞窟に向かった」

ユウキ「そうだった! マツブサさんを止めないと!」

ユウキ(カガリさんの事で頭がいっぱいだった…… 早くもメロメロじゃないか///)

カガリ「.........海底洞窟に行く ......方法」

カガリ「ボクは知らない .........知っていても、教えない」

ユウキ「ですよね……」

ユウキ(カガリさんはボクの恋人である前にマグマ団の一員なんだ)

ユウキ(それにPCの画像フォルダもマツブサさんの写真でいっぱいだったぐらいだから)

ユウキ(きっとマツブサさんのことを凄く大切に思ってるに違いない)

ユウキ「……カガリさんは、マツブサさんと」

ユウキ「マツブサさん…… と……」

カガリ「...............?」

ユウキ(マツブサさんとボク、どっちが大事かなんて。聞くのは野暮だよね)

ユウキ「何でもないです。ボクもう行きますね」タッ


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マツブサ「見たまへ、グラードンの雄大なる姿を!」

ユウキ「ラティオス! 波乗り!」ザバーン

マツブサ「グワーッ! ヤラレターッ!」


ゲンシグラードン「異常気象を起こしといたぞ」

ユウキ「ラティオス、竜星群!」ザバーン

ゲンシグラードン「グワーッ! ヤラレターッ!」


ダイゴ「さぁキミが旅で見たもの感じたもの! 全部ボクにぶつけてくれ!」

ユウキ「ラティオス、シャドーボール!」ザバーン

ダイゴ「グワーッ! ヤラレターッ!」


ハルカ「ユウキくんが旅で見たもの感じたもの…… 全部教えて欲しい!」

ユウキ「ラティオス、サイコキネシス!」ザバーン

ハルカ「グワーッ! ヤラレターッ!」


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~ユウキの家~


ユウキ「おはようママ」スタスタ

センリ「おおユウキ! ポケモンリーグ制覇おめでとう!」

ユウキ「パパ! 帰ってたんだね」

ユウキ「ん? その手に持ってる物は何?」

センリ「これはリーグ制覇のお祝いだ。なおこれはユウキの為にわざわざ買ってきたものであって決してママと二人で行こうと買ったが都合が合わなくなったから譲るとかじゃないぞ」スッ

ユウキ「ペアチケット…… 天体ショーの?」

センリ「そうだ。隣のハルカちゃんとでも行ってきなさい」

ユウキ(せっかくだからカガリさんを誘おうかな」

センリ「カガリ? 誰のことだ?」

ユウキ「しまった! 声に出てた!」

センリ「カガリ…… そんな子、この辺に住んでいただろうか」ウーム

ユウキ「秘密だよ! 秘密!」

センリ「! そうか…… ユウキもそんな年頃か。フフ」

ユウキ「ちょっと出かけてくるね!」カオアライー キガエー

センリ「フフ…… 嬉しくもあり寂しくもあり、不思議な気持ちだよ」


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(あらすじ)

カガリを天体ショーに誘うべく家を出たユウキだが、カガリの連絡先を知らないことを思い出す。

妙な胸騒ぎがしてハルカの家に向かったところ、何者かによってハルカのキーストーンが奪われていた。

犯人は強くてちょっと電波な女の人だという。

ユウキは直前に出会った謎の女・ヒガナが犯人なのではと推測するが、証言からはカガリが犯人である可能性も捨てきれない。

次はトウカシティ、と言い残した犯人を追いラティオスと共に大空へと飛び立つのであった。

急げ、ユウキ! 急げ!

~トウカシティ~


ユウキ「まさかカガリさんが……? いや、恋人を疑うなんて最低だよね」キョロキョロ

ユウキ「今は信じるしかない!」キッ


「やめてください!」

「............隠しても、ムダ」


ユウキ「あれ? 今の声は」


ミツル「僕にひどい事するつもりでしょう!? エロ同人み

カガリ「いいからっ......... キーストーンを............」

カガリ「............よこせっ!」


ユウキ「ミツル君のキーストーンを、カガリさんが……奪おうとしてる!?」

ユウキ「そんな…… カガリさん…… どうして……」ワナワナ

ミツル「あっ ユウキさん! おはようございます!」フリフリ

ユウキ「カガリさん! どうしてこんな事を!?」タタタタ

カガリ「! ............オマエ」ギロ

ユウキ「えっ?」ビク

ユウキ(いま『オマエ』って呼ばれた?)

ユウキ(前は『キミ』って呼んでくれてたのに)

カガリ「......丁度いい ......先にオマエのキーストーンを」

カガリ「よこせっ.........!!」

ユウキ「待ってください! いったい何が……」




こいびとの カガリとの 勝負に 勝った!


カガリ「............!!」ギリ ギリィ

ユウキ(悔しがるカガリさんも可愛い...... じゃなくて!)

カガリ「............いつもいつも ......ジャマばっかり!!」ギロ

カガリ「......嫌いだ......!! ............オマエなんて!!」タタタタ

ユウキ「」

ミツル「あの…… 助けて頂いてありがとうございます」

ユウキ「……う ……ん」ズーン

ミツル「今の人、マグマ団の幹部の人ですよね?」

ミツル「マグマ団は改心したって聞きましたけど。あの人は穏やかじゃないですね」

ユウキ「あの人はボクの ……恋人だよ」

ミツル「えぇっ! 彼女さんですか!」

ユウキ「うん。異常気象が起こるちょっと前、アジトに潜入した時に付き合い始めたんだ」

ミツル「それってけっこう最近じゃないですか?」

ユウキ「うん。マグマ団がまだ悪い奴らだった頃だね」

ミツル「敵対組織の幹部との恋愛…… なんかこう…… 良いですね!」ワクワク

ユウキ「いやぁ~ それ程でも」テレテレ

ミツル「でもその割に…… なんというか」

ミツル「すごく険悪そうに見えましたけど」

ユウキ「うん……」

ミツル「ケンカでもしたんですか?」

ユウキ「いや、理由はボクにも分からないんだよ……」

ミツル「とにかくちゃんと話し合うべきですよ。電話でもなんでも」

ユウキ「それが連絡先を知らなくて……」

ミツル「……」

ミツル「…………」

ミツル「……失礼ですけど」

ミツル「お二人は、本当に恋人同士なんですか?」

ユウキ「なっ!?」

ミツル「ユウキさんが一方的に、自分は彼氏なのだと思い込んでいる」

ミツル「……なんて事はあり得ませんか?」

ユウキ「それは無いよ!」

ユウキ「だってカガリさんの方から『キミとエンゲイジしたい』って言ってきたんだよ!?」

ミツル「エンゲイジ? ……あちゃー」

ユウキ「?」

ミツル「ユウキさん。あなたはとんでもない勘違いをしています」

ミツル「その『エンゲイジ』は付き合うという意味ではありません」

ユウキ「えっ……」

ミツル「いいですか。その『エンゲイジ』の正しい意味は」














ミツル「婚約、です」

ユウキ「えぇっ!?」

ユウキ「そ、それは間違いないの!?」

ミツル「旅に出る前に通信教育でそう習った気が、しなくはないです。」

ミツル「あなた達は彼氏彼女というよりも婚約者と言った方が正しいですよ」

ユウキ「でもYahoo!翻訳では 《 私は、あなたとつき合いたいです。 》 って」

ミツル「スペルを間違っていたんじゃないですか?」

ユウキ「……可能性はあるかも」

ミツル「こんな時はエキサイト翻訳の再翻訳機能の出番ですね」ポチポチ

ユウキ「再翻訳? 何に使うの?」

ミツル「例えばこんな文があったとしますよね」ポチポチ


《 ドッグもウォークすればスティックにヒットする → ??? → ??? 》


ユウキ「ルー語だね」

ミツル「『犬も歩けば棒に当たる』です。これを再翻訳すると……」ポチー


《 ドッグもウォークすればスティックにヒットする
 → When Dog does a walk, too, I make a hit with a stick.
 → 犬も歩行をする時には、私は棒で命中をする。 》


ミツル「この通り、ちゃんとした日本語に直してくれます」

ユウキ「『犬も歩けば~』とは言い回しは違うけど意味としては合ってるね」

※語源は『犬もジッとしていれば良いものを、余計に歩き回ったりするから人間が振り回す棒に当たって痛い思いをする』なので大体合ってる

ミツル「でしょう? ルー語を日本語に翻訳する時に便利なんですよ」

ユウキ「という事は」


《 カガリはユウキとエンゲイジしたい。 → ??? → ??? 》


ミツル「そうです。これを再翻訳すればカガリさんの言いたかった事が分かるはずです」ポチー


《 カガリはユウキとエンゲイジしたい。
 → I'd like to engage a mosquito sweet-vinegared ginger with YUUKI.
 → 私は、蚊甘ヴィネガーで味付けされたショウガをYUUKIとかみ合わせたい。 》


ユウキ「味付けされたショウガ…… かみ合わせたい……? YUUKIっていうのはボクのことだよね」

ミツル「ショウガをユウキさんに食べて欲しかった、という事でしょうか?」

ミツル「これだけじゃ解読が難しいですね……」ウーン

ユウキ「でもエンゲイジのスペルは engage で合ってると判明したね」

ミツル「じゃあYahoo!翻訳も使って情報を照らし合わせてみましょう。メディア・リテラシーってやつです」※惜しいけど違います

ユウキ「すごい! ミツル君は何やら難しい言葉を知ってるんだね」

ミツル「えへへ。セカンド・オピニオンとも言いますね」ポチポチ ※惜しいけど違います

ユウキ「あっ、『 I want to engage with you. 』『 Please engage with me. 』は以前に試したから、それとは違う言い回しでお願い」

ミツル「う~ん、でしたら……」ポチポチ ポチー


《 Kagari want to be engaged to Yuuki → カガリ貧困は、結城と婚約していることになっています 》

ミツル「やっぱり! 婚約って意味で合っていますよ!」

ユウキ「カガリ貧困? あのひと経済的に苦しかったんだ……」

ミツル「ここに来て新たなキーワードが出てきましたね」

ユウキ「でももうキーワードは出揃ったと思うし、そろそろ情報を照らし合わせてみようよ」

ミツル「そうですね」

ミツル「今までに出た重要そうなワードは『つき合う』『味付けされたショウガ』『貧困』『婚約』あたりです」

ユウキ「う~ん、どうも脈絡がないね」

ミツル「一見そう感じるかもしれません…… でも安心してください」

ミツル「これらのキーワードを総合的にロジックした結果、ついにカガリさんの真意が見えましたよ」

ユウキ「本当!?」

ミツル「ええ。カガリさんの言いたかった事は、ずばり……」


カガリ『ボクは ......経済的な立場が弱い ......から 』

カガリ『......食卓に、ショウガしか上がらないような ......ひもじい思い ......させるかも、しれない』

カガリ『.........それでも ......味付けする ............愛情を込めて』

カガリ『だから ............結婚を前提に ......付き合って、ください』


ミツル「こうですね」ドーン

ユウキ「なんてこった…… なんてこった……」フルフル

ユウキ「そこまで本気でボクのことを…… カガリさん、惚れ直しました」ブワッ

ミツル「ユウキさん。あなたは幸せ者ですよ」

ミツル「そして大ばか者です」

ミツル「カガリさんはあなたのこと、こんなにも想ってくれているんですよ?」

ミツル「だのに、アジトで別れて以来いちども連絡を取っていなかったんですか?」

ミツル「そんなの怒るに決まっているじゃないですか!」

ユウキ「でも連絡先を知らなかったから……」

ミツル「それは連絡先も聞かずに一方的に去ったユウキさんが悪いんでしょう!?」

ユウキ「うぅ…… ごめんなさい…… ごめんなさい……」

ミツル「僕に謝ってどうするんですか」

ミツル「さあ、早くカガリさんの元に向かってあげて下さい!」

ユウキ「でもさっき、ボクのこと嫌いって……」

ミツル「嫌いな相手からの連絡がなくて怒りますか? おかしいと思いませんか? あなた」

ミツル「カガリさんはユウキさんのことが好きだからこそ、あんなに怒っているんです!」

ユウキ「そっか…… そうだよね」

ミツル「ちゃんと謝れば大丈夫です。きっと上手くいきますよ」

ミツル「だってユウキさんは、僕の……僕の」

ミツル「……エクス……リス、リスペリ………………尊敬する人ですから」ニコ

ユウキ「うぅ……」ジーン

ユウキ「……ありがとう……ございます、ミツルさん……」グスッ

ユウキ「まずは何とかしてカガリさんの居場所を突き止め


TELLLLLL......TELLLLLLL......


ユウキ「着信! もしやカガリさんから!?」

ミツルさん「マツブサさんあたりから番号を聞いたのかな?」

ユウキ「もしもし!」ポチッ

???『可愛い女の子かと思ったかい? 残念! それは大誤算だよ!』

ユウキ「そうなんですか。それは大変ですね」

ダイゴ『ユウキ君かい? 突然すまない。ダイゴだよ』

ダイゴ『少々まずい事が起きていてね』

ダイゴ『勝手を言って申し訳ないけど、今すぐデボンまで来てくれないか』

ユウキ「今それどころじゃ……」

ミツルさん(待ってユウキ君)

ミツルさん(もしかしたらキーストーン強奪の件かもしれないよ)

ユウキ(なるほど。カガリさんの手がかりが掴めるかも知れませんね)

ユウキ「分かりました。すぐ向かいます」ブツ


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切りが良いので今日はここまで
明日のうちに終わらせたいです

(あらすじ)

ダイゴから呼び出されたユウキは、ホウエンに巨大隕石が迫っていることを知らされる。

隕石をワープさせる次元転送装置で世界を守るため、そしてカガリとの仲を修復するため、ミツルさんと共に東奔西走し始めた。

その結果、ついにカガリがトクサネ宇宙センターを襲撃しているとの情報を得たのであった。

走れ、ユウキ! 走れ!

~トクサネ宇宙センター~


五つ子「「「「「ダッテメッコラー!?」」」」」

ミツルさん「レアコイル、放電!」ザバーン

五つ子「「「「「グワーッ!」」」」」

レアコイル「まぁ~↑僕はあえて群れバトルに対応するために放電を採用しているんですけれども、ま非常に強力ですよねー。(早口)」

ユウキ「カガリさん…… いったい何が目的なんだ……」

したっぱ「悔しいが俺達じゃカガリ様を止めることはできない……」

したっぱ「どうか頼むっ…… カガリ様を救ってくれ!」

ユウキ「この先にカガリさんが?」

ミツルさん「行こうユウキ君! カガリさんを救えるのはキミしかいない!」タタタタ

ユウキ「はい!」タタタタ

~宇宙センター 2階~


ダイゴ「マグマ団、その転送装置をどうするつもりだ?」

ダイゴ「この星にとって最後の希望なんだぞ?」

カガリ「........................」

カガリ「...............キ・ボ・ウ?」

カガリ「........................ァハハッ♪」

カガリ「ァハハハハ ァハハ♪」

カガリ「ァハハハハ ァハハハハハハハ♪」

カガリ「............ボクの」

カガリ「ボクの .........希望だった、組織は」

カガリ「.........リーダーマツブサは」

カガリ「...............壊 ...された」


カガリ「あいつにィッ!!!」

カガリ「あいつにッ ......壊されたんだッ!!」

ダイゴ「『あいつ』というのはユウキ君のことか?」

カガリ「...............!!」ギリ ギリィ

ダイゴ「逆恨みもいいところだな」


タタタタタ......


ダイゴ「ちょうど来たみたいだよ、ユウキ君たちが」


ミツルさん「ダイゴさんっ! これはどういう状況ですか!?」タタタタ

ダイゴ「隕石をワープさせる装置が、そこのマグマ団に奪われたんだ」

ユウキ「カガリさん……」

カガリ「..................オマエ .........!!」ギロ

ユウキ(やっぱり凄く怒ってる……)

カガリ「もう.........」

カガリ「もうッ! こんなッ!」

カガリ「キボウの無いっ! セカイなんてッ!」

カガリ「いらないッ!!」


ユウキ(そこまで寂しい思いをさせてしまったのか、ボクは……!)ギュ......


カガリ「あのロケットに詰まってる、途方もなく膨大な生命エネルギー」

カガリ「ここで爆発させて............」

カガリ「ボクが、自分の手で...... 世界を終わりにする」


ミツルさん(いくらなんでも拗ね過ぎじゃ…… メンヘラどころの話じゃないよ)


カガリ「もちろん、隕石をどこかへワープさせるっていう」

カガリ「この次元転送装置ってのもぶっ壊してあげちゃうよ♪」

ダイゴ「ユウキ君。あいつ本気だ!」

ダイゴ「ボク達で止めないと世界が大変なことになってしまう!」

ユウキ「そうですね」

ユウキ「ボクが…… ボクがカガリさんを止めないと!」キッ

カガリ「...............!!」ギロ

カガリ「いつも いつも いつも いつも............」

カガリ「............ジャっ ...マ .........ッ」

カガリ「するなあああああッッッッ!!!!!!」

カガリ「オマエなんてっ!! 顔も見たくないッ!!!」

ユウキ「」ガーン

ユウキ「」

ユウキ「」

ユウキ「ぼく まつぶささん には なれません でした」ブツブツ

ユウキ「かがりさん いつかどこかで ほんとうの まつぶささん と くらせると いいですね」ブツブツ


ダイゴ(アカン)

ミツルさん(うーんこのメンヘラ夫婦)

ダイゴ「……ミツル君、戦えるかい?」

ミツルさん「はい。たとえユウキ君が(カガリとの和解を)諦めたとしてもボクは諦めません!」

ミツルさん「行くよっ エルレイド!!」




カガリ「...............!!」ギリ ギリィ

したっぱ「こっちのガキもつええ……」

カガリ「............クソッ! クソッ!」

カガリ「元はと言えば............ オマエがッ.........!」ギロ

ユウキ「ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい」ブツブツ

ミツルさん「カガリさん! いいかげんに
カガリ「黙れッ...!!」ギロ

ミツルさん「くっ……」タジ

ミツルさん(だめだ、今のカガリさんは聞く耳を持っていない!)

ミツルさん(なにか彼女の心境が変わるようなイベントでも起これば、あるいは……)




「ユウキくんっ!!」


ミツルさん「!」

ユウキ「今の声は……」ハッ

ハルカ「ユウキくんっ!」タタタタ

ユウキ「ハルカちゃん!?」

ハルカ「はぁっ…… はぁっ…… やっと追いついた……」

ユウキ「ど、どうしてここに?」

ハルカ「だって…… 友達が世界のために頑張ってるんだもん」

ハルカ「あたしも何か頑張らなきゃって思って…… 来ちゃった」

ユウキ「そっか。でもどうしてボクがここに居るって分かったの?」

ハルカ「……」

ハルカ「分かるよ…… ユウキくんの事なら……」ギュ

ユウキ「えっ……?」

ハルカ「さっき言ったのはね、嘘」

ハルカ「本当はね…… ユウキくんを誰よりもそばで支えていたかった」

ハルカ「一緒に旅に出たあの時みたいに…… これから先も、ずっと」

ハルカ「だから来たの」

ハルカ「……でも、やっぱり」チラ


カガリ「......?」


ハルカ「それはあたしの役割じゃないみたいだね。てへへ……」

ユウキ「ハルカちゃん……」

ハルカ「あなたがカガリさんですよね?」

カガリ「......誰? オマエ」イライラ

カガリ「いきなり出てきて ......何の用?」イライラ


ダイゴ(話の腰を折られて少し冷静になったか? それと怒りの矛先がハルカちゃんに向いた)

ミツルさん(カガリさんが聞く耳を持った! そしてハルカさんを睨みつけている?)

ミツルさん(きっとユウキ君と親しげな女の子だから嫉妬しているんだ!)

ミツルさん(嫉妬心が聞く耳を持たせる事もあるんだね。勉強になるなぁ)フム

ハルカ「どうか、ユウキくんの気持ちも分かってあげて下さい」

カガリ「そんなの知らない .........そいつなんて .........そいつなんてッッ!!」

ハルカ「たしかにユウキくんは、あなたに何か辛い思いをさせたんだと思います(例えば連絡を取らないとか?)」

カガリ「そうッ!! そいつがッ!!(マグマ団とマツブサを壊した)」

ハルカ「でも! それを償うために……今までどんな気持ちでホウエン中を走り回ってきたのか」

ハルカ「あたしには分かる気がするんです」

カガリ「............!?」

カガリ「償う......?」


ミツルさん(カガリさんの気持ちが揺れている! 説得するなら今しかない!)

ミツルさん「その通りです!」

ミツルさん「今まであなた(婚約者)に辛い思いをさせてきたから、それと同じ分だけ……」

ミツルさん「いや、それ以上に幸せにしてみせるんだって!」

ミツルさん「ユウキ君はただそれだけを願って頑張ってきたんですよ!?」

カガリ「............ボク(キボウを壊されたマグマ団員)の幸せを ......願って?」

カガリ「...............」ジーッ

ユウキ「……!」ハッ

カガリ「............オマエ、」

ミツルさん「『オマエ』じゃないです! ちゃんと名前で呼んでください!」

カガリ「...............」

カガリ「...............ユウキ」

カガリ「............それ ......本当?」

ユウキ「はい……」

ユウキ「ただ、幸せにしたい。それだけです」

カガリ(.........キボウを壊していった ......だけじゃ、ない)

カガリ(その後に残された人のことも......... ちゃんと......)

カガリ「......そこまで .........考えて」

カガリ「...............」

カガリ「............キミ」

カガリ「.........いい奴」

ユウキ「!」パァ

カガリ「誤解してた」

カガリ「ごめんなさい」

カガリ「............これ ............返す」スッ

ユウキ「転送装置…… 本当にいいんですか?」

カガリ「............ただし」

カガリ「.........条件が、ある」

ユウキ「何でも言って下さい。もう絶対にあなたを悲しませたりしません!」

カガリ「ァハ♪ 頼もしい♪」

カガリ「............条件って、いうのは」

カガリ「一緒に .........考えて欲しい」

カガリ「......これからの(自分が償うべき)事 ......と」

カガリ「............ボクは .........大切な人(マツブサ)に、何ができるのか ...を」

ユウキ「(二人の)将来のことと……」

ユウキ「(妻としてボクに)何ができるのか……」

ユウキ「はい。喜んで。一緒に考えていきましょう!」ニコ

カガリ「.....................ありがとう」ニコ


ミツルさん「よかった、これで解決ですね!」

ハルカ「……じゃあユウキくん。あたしもう帰るね」

ユウキ「ハルカちゃん……」

ハルカ「てへへ、気にしないで」

ハルカ「まだダイゴルートとカズラルートが残ってるから」

ダイゴ(ボクも攻略対象だったのか……)

ミツルさん(攻略対象が皆お金持ちなのは偶然でしょうか?)

ハルカ「それじゃ、上手くやってね! また明日!」タッ

ユウキ「……ありがとう」

ミツルさん「とにかくおめでとうユウキ君」

ミツルさん「ちゃんとショウガ、食べるんだよ!」

ユウキ「はい。カガリさんが味付けしてくれるんだから、ショウガオンリーだろうと美味しく頂きますよ」

ダイゴ(ショウガ?)

したっぱ(ショウガ?)

カガリ「............ショウガ? ......なんで?」

ミツルさん「なんでって。あなたが言ったんでしょう?」

ミツルさん「ユウキ君にショウガを食べて欲しいって」

カガリ「............記憶にない」

ミツルさん「えっ…… でも、『キミとエンゲイジしたい』って…… えっ?」

カガリ「えっ」

ミツルさん「えっ」

ダイゴ「ミツル君。何をどう勘違いしているのかは知らないけど」

ダイゴ「『エンゲイジ』は『交戦』という意味だよ」

ミツルさん「交際?」

ダイゴ「交戦」

ミツルさん・ユウキ「「!? !? !?」」

ダイゴ「他にも『かみ合わせる』『婚約している』みたいな使い方もされるけど、文脈的に『交戦』で間違いないだろう」ポチポチ

ダイゴ「英和辞典にもそう書かれている」スッ

ミツル(英和辞典! その手があったか!)ポロリ ←目から鱗が落ちる音

ミツル(ど、どうしましょうユウキさん)オロオロ

ユウキ(そんな……)ワナワナ

ユウキ(カガリさんはボクと戦いたかっただけで、ボクの事が好きな訳じゃなかった……?)ワナワナ

ユウキ(なら)

ユウキ(今までカガリさんが言ってくれたこと…… 全部……)


『したいって ......もっと ............この人を ......アナライズ』

『............キミじゃないと ......だめ』

『だから ............結婚を前提に ......付き合って、ください』

『......作ろう ......二人で ............幸せな家庭』


ユウキ(全部ボクの勘違いだったっていうのか……!!)

今日はここまで
明日こそ完結させます(ゲッソリ

ミツル(じゃあカガリさんはユウキさんのこと、『いい奴』としか思っていないんでしょうか……?)

ミツル「こんなのってないよ……!」ギュッ

ユウキ「……」

ユウキ「……いや。これで良いんだよ、ミツル君」フーッ

ユウキ「いつかは本当のことを知る必要があったんだ」

ユウキ「その時が今、来たってだけさ」

ミツル「ユウキさん……」グスッ

ユウキ「……でも本当は」ウルウル

ユウキ「まだ、しばらく……勘違い……していたかった、かな……あはは」ウルウル

ミツル「ユウキ……さん゙…………」ポロポロ

ミツル「ぅ……ぇっ……うええぇぇぇえん……」ポロポロ


物陰のヒガナ(泣くほどショックだったんだ……たかがショウガで)ドンビキ

ミツル(で、でもまだフラれた訳じゃないですよ。これから仲良くなっていけば……)

ユウキ(違うんだよミツル君。カガリさんには……)

ユウキ「……カガリ、さん」ゴシゴシ

ユウキ「さっき言っていた、大切な人っていうのは」

ユウキ「やっぱりマツブサさんですよね?」

カガリ「...............最初から」

カガリ「ずっと」

カガリ「.........今も」

カガリ「ここから ......最後まで」

カガリ「リーダーマツブサ、ただひとり」


ユウキ(マツブサさんとボク、どっちが大事かなんて)

ユウキ(比べるまでもなかったって事だね)

ミツル(……さようなら、かりそめの希望)

カガリ「でも...... リーダーマツブサは......... 変わった」

カガリ「............ボクは ......変われなかった」

カガリ「ボクは............ どう ...すればいいの......?」

ユウキ「大丈夫です。一緒に考えていきましょう」

カガリ「やっぱりキミ .........いい奴」ニコ

ミツル「ユウキさん…… それで、いいん、ですか……?」グスッ

ミツル(ここで協力したらカガリさんは、マツブサさんと)

ユウキ「うん」

ユウキ(たとえカガリさんの隣にいるべき人がボクじゃなかったとしても)

ユウキ「ボクはカガリさんに幸せになって欲しいから」ニコ

ミツル「あうぅっ…… うえええぇええぇん……」ポロポロ


ヒガナ(あの子泣き過ぎでしょ…… たかがショウガで)

ヒガナ(こりゃ、とても乱入できるような空気じゃないね)ヤレヤレ

ユウキ「ボク、マグマ団に入ります」

ダイゴ「唐突だね。どうしてまた?」

ユウキ「だってマツブサさんはボクのことを気に入っているみたいですから」

ダイゴ「それ自分で言うか」

ユウキ「つまりカガリさんからスカウトされた事にすれば」

ユウキ「カガリさんはマグマ団を想って行動しているんだってアピールできると思います」

ミツル「待って、ください、ユウキ、さん」グスッ

ミツル「ユウキさんの、実力、ならっ、遅かれ早かれ、幹部にっ、なるはずです」ズビッ

ミツル「もし、そうなったら……」ゴシゴシ


ヒガナ(お? 泣き止むかな?)


ミツル(そうなったら、カガリさんとマツブサさんがイチャコラする様を間近で見るハメに……)

ユウキ(もういいんだ。もう、いいんだよ)

ユウキ(カガリさんが幸せなら……それでいいんだ)

ユウキ「ミツル君、今まで応援してくれて本当にありがとう」ナデ

ミツル「うぁぁああぁぁあぁん……」ポロポロ


ヒガナ(あぁもう! 行けそうだと思ったのに!)ムズムズ

カガリ「入団 ......してくれるの? ......本当に」

ユウキ「しますけど、自分でもちゃんと謝ってくださいね」

ユウキ「それで、ちゃんとマツブサさんと仲直りしてください」

ユウキ「そうでないと……」

ユウキ「……」

ユウキ「そうでないと、諦めがつきませんから」

カガリ(......諦める? .........ショウガの事?)

カガリ「ショウガくらいなら ......買ってあげるけど」

ユウキ「お情けのショウガに何の価値があるって言うんですかッ!!!」クワッッ

カガリ「!?」ビク

ユウキ「……とにかくボクの決断を無碍にしないで下さいね」

カガリ「は はいっ............」

ミツル(ユウキさん。あなたは男です……)

ミツル「うぇぇ……ひっく……ぁああぁぁあぁ……」ポロポロ


ヒガナ(駄目だねこりゃ。今日はもう帰って寝よう。明日から頑張ればいいや)


________
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(あらすじ)

かくしてヒガナは次元転送装置の破壊に失敗した。

隕石の脅威が去り、全てが終わった後、ユウキとカガリはマグマ団アジト・マツブサの部屋を訪れる。

そしてホムラとユウキの後押しもあり、無事カガリはマツブサに謝ることができたのだった。

マツブサ「……私はね、カガリよ」

マツブサ「過ちを犯したからこそ気付いた真実があったのだ」

マツブサ「それを忘れぬよう、ここから再び新たな道を踏み出したいと思っている」

マツブサ「……いま一度ついて来てはくれぬか? カガリよ」

カガリ「......うぇっ ...うぇっ うえええええ」

カガリ「びええ もちろんですぅっぅぅっ!!」

マツブサ「フ…… よく泣くヤツだな……」

ホムラ「これにて一件落着ですなっ! ウヒョヒョヒョヒョっ!!」

ユウキ「じゃあカガリさん。仲直りの儀式という事で、あれを」

カガリ「うん ......リーダー...マツブサ」ゴシゴシ

カガリ「ボクと...... エンゲイジ、してくださぁい......」グスッ

マツブサ「フ…… エンゲイジ、か」



マツブサ(はて、どういう意味だったか)

マツブサ(…………Yahoo!翻訳で調べてみるか)ポチ


おしまい

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