ちゃおラジの続編です。今まで読んでなくても大丈夫です。
前回
蘭子「混沌電波第37幕!(ちゃおラジ第37回)」
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外伝
美波「みなみ、Venusで行きます!」
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飛鳥「ラジオネーム『ヒッポ』さんからのお便りだよ」
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今月のカバーガールが発表されましたね。1人目は17歳に思えない高身長のきらりちゃん。2人目は反対に小学生と見間違うほど小さい杏ちゃん。そして最後に菜々さん…菜々さん?!なぜ17歳じゃない菜々さんがそこに?!…ハッ!まさか本物の17歳の2人と並べることで肌年齢の差を見せつけるためか?!許さないぞドンサウザンドリバー!
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飛鳥「結局ドンサウザンドリバーのせいなんだね」
飛鳥「この『ちゃおラジ』はゲストを呼んで掘り下げていく番組だよ。パーソナリティーはちゃおっす!二宮飛鳥と」
蘭子「混沌!神崎蘭子と」
のあ「カオス!高峯のあでお送りするわ」
のあ「確かにある意味ドンサウザンドリバーのせいかもしれないわね。多くの人がドンサウザンドリバーに貢いだ結果だもの」
飛鳥「そうだね。多額のモバコインがこの結果を生み出したんだよね」
蘭子「地獄との契約が十七の齢に最も不適格な者共を頂きの座につかせたのだな!(ちひろさんと取引して一番17歳らしくない人たちをカバーガールにしたんですね)」
飛鳥「明日から美波のヴァルハラがCGIに追加されるよ」
蘭子「無慈悲なる天使が氷雪姫を封殺したな!(クリスティアがアーニャちゃんを封じましたね)」
のあ「今の所特殊召喚を封じられたらほぼ詰むわね」
飛鳥「それではゲストを呼ぼうか」
のあ「今回はパッションね」
蘭子「連なり過ぎにも限度があるからな!では今宵の生け贄を札より召喚するぞ!今宵の生け贄は…幻妄の夢想姫!(いくら何でも続き過ぎですからね。では今日のゲストをカードから呼びましょう。今日のゲストは…この人です)」
日菜子「むふふふ♪喜多日菜子です。今日はよろしくお願いしますねぇ」
飛鳥「よろしく」
蘭子「歓迎するわ!(よろしくお願いします)」
のあ「よろしく」
飛鳥「さて、ツイッターの反応は」
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日菜子ちゃんキター!
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むふふふ。
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果たしてカオスと妄想力どっちが勝つかな。
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リスナーなら日菜子ちゃんの妄想力を越えられるはずだ!
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常に最悪の状況を妄想していろ。やつらは必ずその斜め上を行く。
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日菜子「むふふふ…妄想で日菜子に勝つ気なんですかぁ~?」
蘭子「何やら気が放出しておるぞ!(何かオーラが見えます)」
のあ「まともにぶつかって大丈夫なのかしらね」
飛鳥「それでは質問に行こうか」
日菜子「むふ…質問ですかぁ~。何でも答えますよ」
蘭子「真に答えられるのか?!(本当に答えられるんでしょうか?)」
のあ「最初の質問に行くわ。ラジオネーム『せーめー』さんからの質問よ」
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日菜子ちゃんに質問です。日菜子ちゃんなら当然1日に77時間妄想してますよね?
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日菜子「むふふふ。それくらい当然ですよぉ。むふふ」
飛鳥「いや、それはさすがに不可能だよ。1日は24時間だしね」
日菜子「妄想してれば同じことです。妄想から覚めたら3日経ってたなんてことはよくありますよぉ?」
蘭子「それで偶像として君臨できるのか?!(それでアイドルやっていけるんですか?)」
日菜子「それが不思議なことに日常生活も仕事も出来てるんですよねぇ。もしかして妖精さんがやってるんでしょうかぁ?むふふ」
のあ「その方がある種自然な感じがするわね」
のあ「次はラジオネーム『宇佐美』さんからの質問よ」
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日菜子ちゃんに質問です。日菜子ちゃんは7年に1歳歳をとるって本当ですか?
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日菜子「むふふふ。確かに妄想の日菜子は成長してませんねぇ」
飛鳥「妄想の中の日菜子ってやっぱりお姫さまなのかな?」
日菜子「むふふ。当然です。ただ色々変化は出てきましたねぇ。アイドルになるまでは顔がわからなかった王子の顔がいつも同じになりましたぁ。最近では魔王を従えてたり、騎士の正体がロボットだったり、髪が翼になってる鳥人間が出たりします」
蘭子「我らが幻想の住人に?!(私たちが妄想に出てくるんですか?)」
日菜子「アイドルになった影響かしらね」
のあ「最後はラジオネーム『ラビット』さんからの質問よ」
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日菜子ちゃんに質問です。日菜子ちゃんは当然ニンジンの馬車に乗りますよね
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日菜子「いや、そこは普通にカボチャの馬車でしょう」
飛鳥「日菜子の真顔が出たね。そこまでニンジンの馬車はないかな?」
日菜子「ないですね。そもそも形状が馬車に不向きです。鉄道やロケットがいいんじゃないですかぁ?むふふふ」
蘭子「兎星に渡航する手段としては適しているな!(ウサミン星に行く方法としては合ってますね)」
日菜子「兎星?…ウサミン星ってそういう設定なんですか?」
のあ「日菜子としてはウサミン星の設定は甘いようね」
日菜子「そうですね。日菜子ならもっと…むふふふふ」
飛鳥「妄想に突入してしまったみたいだね」
のあ「以上で質問を終わるわ」
日菜子「むふふふ。皆さん日菜子をウサミン星にアブダクションしたかったんですかぁ?」
蘭子「おお!よくぞ察知したな!(よくわかりましたね)」
日菜子「やっぱりですかぁ。なんだか7が多いからそうなんじゃないかと思ったんですよねぇ。むふふふ」
飛鳥「確かにこの番組の設定では7押しだね」
日菜子「これ菜々さんが考えたんじゃないんですねぇ。どうりで…むふふふ」
飛鳥「次は『闇変換』だよ。これはゲストにちなんだ言葉を蘭子の言葉に言い換えるコーナーさ」
日菜子「蘭子ちゃんの言葉でですかぁ?日菜子の妄想とは方向性が違い過ぎますね~」
のあ「それでも案外混沌に染まるものよ」
蘭子「ククク。我が瞳の力とくと見よ!(私が何を書いたか考えて下さいね♪)」
飛鳥「最初の言葉はこれだよ」
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妄想の具象化
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日菜子「むふふ。よくわかりませんねぇ」
のあ「ヒントが必要ね。蘭子」
蘭子「妄想を形にすることが出来るわ!(妄想を目に見える形にできます)」
日菜子「手芸でしょうかぁ?長いマフラーを2人で…むふふふ」
飛鳥「日菜子が手芸部に入ってるのってそういう理由だったんだね。ただリスナーにも考えさせるからかなりのファンしかわからないことは問題にはならないかな」
飛鳥「まだヒントが必要だね。蘭子」
蘭子「己の心象風景を現出するわ!(自分の心の中を描き出します)」
日菜子「わかりました。絵ですね。むふ」
のあ「正解よ。心象風景はわかりやすいヒントだったわね」
のあ「劇場では由愛が手の隙間から覗いてたけど卑猥な絵でも描いたのかしら」
日菜子「いいえ~。極めて王道のラブストーリーですよ」
蘭子「何かしら王道に一味加えてるのではないか?(何だか普通の王道じゃない気がします)」
飛鳥「だろうね。あまり想像できないけどさ」
飛鳥「次の言葉はこれだよ」
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恋落ちの定番
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日菜子「むふ?妄想しすぎててどれかわからないですねぇ」
のあ「まあ日菜子ならそうでしょうね」
蘭子「これが夢想家の末路か!(いつも妄想してるからでしょうね)」
のあ「ヒントが必要ね。蘭子」
蘭子「なぜ口に含まない!(なんで食べてなかったんですか?)」
日菜子「ジュース?いえ、それなりに恋は進展してますねぇ。むふふ」
飛鳥「まあ千佳みたいによくわかってない子はともかく、普通はデートでする物だよね」
飛鳥「まだヒントが必要だね。蘭子」
蘭子「何故その程度の危機を予知できぬ!(なんでもっと注意しないんですか)」
日菜子「むふふ。トークバトル前に曲がり角でPさんとぶつかった時のことですねぇ?」
のあ「正解よ。予期できる危険が決め手ね」
飛鳥「まあ予期はできるかもしれないけどそれでは話が進まないよね」
日菜子「ですよねぇ。そこでかっこいい転校生が助け起こしたりして恋が始まったりするんです。むふふふ」
のあ「ラノベなら主人公がラッキースケベでパンツ見て第一印象最悪で始まる所よね」
蘭子「まるで夢が広がらぬな!(全くロマンスを感じませんね)」
日菜子「パンツはともかく最初は最悪な人だと思っててだんだんいい所に気付くのもいいですねぇ。むふふふふ」
飛鳥「最後の言葉はこれだよ」
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物語の終着点
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日菜子「むふ?なんだか引っ掛かることはありますねぇ」
蘭子「どうやら開眼してきたようだな!(だんだんわかってきたみたいですね)」
のあ「そうね。コーナーをやっていくうちにわかることもあるわ」
のあ「ヒントが必要かしら。蘭子」
蘭子「そして永遠の幸福がもたらされたのだ!(そして2人は幸せに暮らしましたとさ)」
日菜子「むふふ。わかりましたよぉ。結婚式ですねぇ」
飛鳥「正解だよ。物語の終わりの1つではあるわね」
のあ「実際は永遠に幸せが続くなんてありえないけどね。いつかは必ず別れが来るんだもの」
日菜子「そうですねぇ。だから女の子はお姫さまに憧れるんです」
蘭子「うむ。我ら偶像もまた然りだ!(私たちアイドルも同じです)」
飛鳥「そうだね。ボクたちもみんなの夢物語を紡ぐ存在でなくてはいけないよ」
飛鳥「残念ながらそろそろお別れの時間だよ。日菜子、今日はどうだったかな?」
日菜子「そうですねぇ。たまにはブラックな想像に付き合うのも悪くないと思いましたよ。むふふふ」
飛鳥「日菜子ならそこから自分の妄想を広げられるだろうね。それでは番組を終わるよ。お相手はちゃおっす。二宮飛鳥と」
蘭子「混沌!神崎蘭子と」
のあ「カオス!高峯のあと」
日菜子「むふふふ。喜多日菜子でお送りしました」
蘭子「それでは皆」
蘭子・飛鳥・のあ・日菜子『闇に飲まれよ!』
放送終了後
飛鳥「それで結局今日はどんな妄想してたのかな?」
日菜子「むふふふ。もちろん王子さまとあんなことやこんなことですよ」
のあ「そう。そこは次回まで気力を残すためにとっておくわ」
蘭子「次回の生け贄は定まっておるからな!(次のゲストは決まってますからね)」
おわりです。日菜子がどんな妄想してるかはご想像におまかせします。
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