女騎士「くっ、殺せ!」オーク「やだよ!」 (100)

バイト中おにぎり作ってたらフッとこのネタを思い付く。始めて書き手側になりますが、完結目指して頑張ろうと思いまふ。



女騎士
「な、何故だ?」

オーク
「何故、って…面倒だからだよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446009610


女騎士
「う、嘘をつけ!どうせそんなこと言って私に…そ、そのエッチな…は、辱しめる気だろう!」

オーク
「いやだから面倒だからだy」

女騎士
「そ、そうか!勇者達が言ってたパターンか!?」

オーク
「は?」

女騎士
「そ、その…い、色々辱しめて、わ、私の精神が壊れてから、なぶり殺しに…!」

オーク
「だから待てt」

女騎士
「そんな事になるくらいなら今死んだ方がマシだ!殺せっ…!殺せー!今すぐ殺s…」

オーク
「やかましいわぁぁぁ・・」

>攻撃 スタンナックルlv10

女騎士
「んきゃ!?」
クリティカル! STM-80

女騎士 は 気絶 した!

オーク
「あ、ヤベ…加減したつもりだったが気絶しちまった…」

誤字(?)
・・→!!
環境依存文字だったかな…開幕からサーセンorz

……………
………………
…………………

女騎士
「…ん…んぅ…頭いたい…」

オーク
「お、起きたか」

女騎士
「なっ、貴様!私に一体何を…ま、まさか!?」

胸元を触る、どうやら防具等は装備されたままのようだ!

オーク
「悪い、大人しくさせようとしたんだが戦闘後でスタミナ(STM)が減ってたの忘れてて気絶させちまった」

スタミナについて
Max100固定のパラメーター。0になると気絶。
強力な技の使用や、ダメージを受けると減少する。
食事を取ったり休息することで回復
MGS3のスタミナゲージ的な感じ。

オーク
「そのままあの荒野に放置もヤバイと思って、俺の家に連れてきた」

女騎士
「ま、まさか…」

オーク
「お前が考えてる事は一切やらないから安心しろ、面倒だし」

女騎士
「し、信じられるか!お前の家と言う事は…ここは…!」

オーク
「ま、魔王領だわな」


世界観について
この世界は、人間領と魔王領に区分されている。
状況はRPGでよくある魔王が復活したから退治宜しく!退治したら国王からすげぇ褒美あるよ!と人間領の国王が全国民に告知。
腕に自信がある冒険者達が複数名集まり、「勇者パーティー」を名乗り、魔王領最奥に位置する魔王城を目指して旅をする…金の為、名誉の為、目的の為…
魔王領側はこれに抗戦する姿勢を取る。
だが、族や所属によって意見がバラバラで「好戦派」と「防戦派」、極めて少数の「非戦闘派」と三区分に分けられる。

オーク
「ま、魔王城まではまだ遠いけどな。大体魔王領のど真ん中辺りだ」

女騎士
「……何故…」

オーク
「ん?」

女騎士
「…何故助ける?私はお前達を倒す為にここまで来た勇者パーティーだぞ?」

オーク
「…だから面倒だからだよ、あの場で殺したら俺が死体処理しなきゃならんだろうが」

女騎士
「へ?」

オーク
「いくら荒野だからって、死体そのままにしたら色々な衛生上ヤバイだろうが。穴掘って埋めるの割りと面倒なんだかんな?浅い穴だとハウンドドッグが掘り返しちまって大変なんだぞ?」

女騎士
「は、はぁ…(なんか愚痴りはじめた…)」

オーク
「んなもん新人の時だけで十分だっつーの、あのクソ先輩のせいでどんだけ穴掘るハメになったか…任せた!ミスター○リラー!じゃねぇっつの!○スム君に失礼だろうが糞がァ!」

女騎士
「…(魔物も苦労してるのか…な?)」

オーク
「…すまん、話が脱線した。こっちからも質問がある」

女騎士
「な、なんだ!?言っておくがパーティーの情報は…」

オーク
「そのパーティーは何処よ?なんでお前一人なんだ?」

女騎士
「そっ、れは…その…勇者様達から斥候を頼まれて…」

オーク
「んで哨戒中の俺に見つかった訳だ…荒野の中木箱被って」

女騎士
「勇者様達から、こうすれば敵を欺いてバレずに斥候出来るって…」

オーク
「そんなアホ居るわけ無いだろ…考えれば分かるだろ」

女騎士
「…うぅ…グスッ」

オーク
「つーかさ、戦闘の時に感じた事があるんだが…」

女騎士
「な、なんだ?」

オーク
「お前…この辺まで来れてる割には…その…なんだ…」

女騎士
「?」

オーク
「…弱すぎないか?」

女騎士
「っ!!」ビクッ

…………………

オーク
「誰だ!?」

女騎士
「っ!見つかった!?」

Encount!
オーク が あらわれた!
女騎士 の 攻撃!

女騎士
「や、やあっ!!」

オーク
「むぉ…っ?」
オーク に 12 の ダメージ!

女騎士
「えいっ!」

オーク
「ん…ん?」
オーク に 10 の ダメージ!

オーク
「…えいっ」
オーク の 攻撃!

女騎士
「きゃああぁぁっ!?」
62 の ダメージ!

女騎士
「か、回復…!」

オーク
「…ていっ」
オーク の 盗む!

女騎士
「あ、あっ!勇者様に渡された回復薬が!」
回復薬×1 を 盗まれた!

女騎士
「こ、こうなったら…あの技を!」

オーク
「む…!?」

女騎士 は 技をくりだした!

女騎士
「やああぁぁぁっ!!」
やたらめったら斬り を くりだした!
5、7、5、4、2…
5回当たった!STMが30減った!

オーク
「…」ポリポリ

女騎士
「なっ…効いてない!?」

オーク
「…」
オーク の デコピン!

女騎士
「んきゃ!?」
35 の ダメージ!

女騎士
「うぅ…こ、ここまで…なのかな…」

オーク
「…(…弱すぎないか?コレ…なんか弱いものイジメしてる気分…)」
>>1に至る

………
オーク
「…後装備もボロいし、武器は歯欠けしまくりの鉄剣、防具は皮シリーズ…回復手段も回復薬一個だけとか…」

女騎士
「…うぅ…」

オーク
「くっ殺なんぞ10レベル早いわ、レベル上げて出直せ」

女騎士
「…無理だもん」

オーク
「は?」

女騎士
「この斥候で成果…出せなかったら…パーティー外されちゃうもん……グスッ」

オーク
「……あそ…」

女騎士
「頑張って…勇者様達の…グスッ…やくに…たたなきゃぁ…ヒグッ…パーティー外すってぇ…うぇぇぇ…」

オーク
「な、泣くなよバカ…」

女騎士
「わた、私…勇者様達の…グスッ…役に立…たって…グスッ、分け前をっ…ヒグッ…増やしてっ、お母様にっ…仕送りしなきゃ…ズズッ…ならないのにぃぃぃ…うぇぇ…」

オーク
「あーあーもー…女なら鼻水垂らしながら人前…人前?…で泣くなよ…ほら、ハンカチ」

女騎士
「…グスッ…ズビーッ…」

オーク
「(洗濯物増えちまった…)」


女騎士
「…ありがとう…こざいます…」

オーク
「落ち着いたか?」

女騎士
「はい…だいぶ…」

オーク
「…まー、その、なんだ」

女騎士
「?」

オーク
「…お前と戦ったあの場所からちょっと北に行った場所に、俺らオークの哨戒拠点がある」

女騎士
「!」

オーク
「他にも調教されたハウンドドッグが哨戒する拠点が東に二ヶ所」

女騎士
「…メモメモ…!」

オーク
「マトモに戦闘するには両方兵が多いから、どうにかスルーするこったな」

女騎士
「あ…ありがとうございます!」

オーク
「…独り言だよ」

女騎士
「あ、あの…何かお礼を…」

オーク
「いらねーよ、低レベルの女騎士から貰い物とかカツアゲみたいじゃねーか」

女騎士
「な…し、失礼な!私はレベル51です!」

オーク
「嘘つけ!そんだけありゃあ幾ら装備が糞でもあんなカスダメージになるわけねーだろ!」

女騎士
「本当だもん!なら確かめて見る!?」

オーク
「上等だゴルァ!」

パーティーin
オーク が 加入した!


オーク
「えーと、女騎士のステータスは…と」

女騎士 レベル51
STR 10(ストレングス)=力
VIT 10(バイタリティ)=生命力
DEX 10(デクステリティ)=器用さ
AGI 10(アジリティ)=敏捷性
INT 10(インテリジェンス)=知力
LUK 10(ラック)=幸運

オーク
「…弱っ、糞弱っ!オール10とかナメてんのか!?レベル偽装してんじゃねぇ!」

女騎士
「本当だもんっ!経験値見て!」

オーク
「あ?…お、確かに経験値はある…」

女騎士
「でしょう?本当に51レベルだもん!」フンス

オーク
「んー…??ならなしてこげな事に…」

女騎士
「勇者様達からも、オール10でも可愛いからそのままで良いよ、って言われたし!」

オーク
「…あっそ…ん?まだ数字が…」

Point 163 SP105
振り分け可能です!

オーク
「ス テ 振 り し て ね え の か よ ! !」

女騎士
「すてぶり?」

オーク
「レベルアップした時に貰えるポイント振り分けしなきゃ強くなる訳ねーだろーが!」

女騎士
「ポイント?そのポイントは勇者様達が魔王を倒したら恩赦と引き換えになるから両方貯めておいた方がいい、って言われて…」

オーク
「…なんか頭痛くなってきた…」


オーク
「…あのな、勇者達に何言われたか知らないけど、普通はこうだっつの」


オーク レベル70

STR=80(ストレングス)=力
VIT=40(バイタリティ)=生命力
DEX=40(デクステリティ)=器用さ
AGI=50(アジリティ)=敏捷性
INT=60(インテリジェンス)=知力
LUK=10(ラック)=幸運

スキル
スタンナックル lv10
スタンシールド lv10
盗む lv10

……

女騎士
「あ、運は私と同じ」

オーク
「運ゲー嫌いなんだよ、狙ってクリティカル出せるなら別だが」

オーク
「…とにかく、普通はこうやって振り分けて、強化していかないとダメなの。お前今までどうやって生きてきたんだよ?」

女騎士
「…勇者様達が、後ろで回復薬使って援護するだけでいい、他には何もしなくていい、って…」

オーク
「…マジイミフだなその勇者達、回復呪文使える奴とか、居なかったのか?」

女騎士
「…私以外は、攻撃魔法使い様二人が中衛、勇者様とシールダー様が前衛…私が後衛で回復を…」

オーク
「…回復術師入れればいいのに」

女騎士
「…その事言ったら、勇者様に怒られました…俺様の決めたパーティーに文句あるのか、って…」

オーク
「……なんだそりゃ…」

夜勤バイトの為、これから仮眠しまつ。
続きは明日…おやすみなさい…

質問、感想、改善点とか大歓迎ですので、オナシャス!
質問は答えられる範囲で答えます。ストーリー内で明かす情報もあるので、もし答えられなかったら更新を待ってね?

勇者は嫌な奴?

>>17
ストーリー内で明かす予定です。
…まあ、大体想像付くかもですが。
もう寝ます!だけど質問云々は受付続行!
目が覚めて夜勤まで時間あったら解答するっす!

女騎士の育成したいです
あ、いやらしい意味ではなくて

>>21
今後、安価で行動や物語を左右する展開を盛り込む予定なので、お楽しみに!


オーク
「…ま、なんにせよ敵哨戒拠点が分かったって言えば、少しは認めてくれるんじゃないか?」

女騎士
「は、はい!あのっ、ありがとうございます!」

オーク
「…知らねぇな、独り言だし?もしかしたら木箱に隠れていた人間に聞かれてたかもしれないしな」

女騎士
「…優しいんですね」

オーク
「あ?」

女騎士
「私、オークって…粗野で乱暴で脳筋で頭も良くない種族ってイメージがあったので…その…」

オーク
「…まあ、大体間違いはないな。臭いし、汚いし、基本不潔だし、バカだし、単細胞だし…」

女騎士
「……」

オーク
「…あんなのと一緒なんざ、御免だ」ボソッ

女騎士
「え?」

オーク
「…独り言だよ。それよりこれからどうする気だ?「勇者様」の所に戻るのか?」

女騎士
「あ…は、はい、そのつもり…です」

オーク
「帰還結晶はあるのか?」

帰還結晶について
目的地を思い浮かべて使用すれば、その場所まで飛べる使い捨てアイテム。ル○ラとか○レポ的な

女騎士
「…ありません、お金無くて…」

オーク
「勇者様とやらに渡されなかったのか?」

女騎士
「渡されたのは…その回復薬だけです…」

オーク
「…そうか」
(いくらなんでもこれはおかしい…これじゃまるで捨て駒みたいじゃねーか…)


…………………新入りは新入りらしく、捨て駒に……

オーク
(……糞が…っ…)




オーク
「…ちょっと待ってろ、確かボックスに…」

女騎士
「?」

オーク
「えーと、帰還結晶、帰還結晶…あ…か…き…」

女騎士
(…頭文字毎に凄くきちんと収納スペースを分けてる…)

オーク
「…あったあった、ホレ」ポイッ

女騎士
「え?わっ!」

帰還結晶 を 手に入れた!

女騎士
「い、いいんですか?」

オーク
「…ストックはまだある、気にするな」
(私用で使う機会も無いしな、仕事じゃ支給品使えばいいし)

女騎士
「…ごめんなさい、御返し出来るものが無くて…」

オーク
「だから気にするな、たまたま偶然帰還結晶拾った程度に考えとけよ」

女騎士
「でもっ…な、なら…」

…シュル…カチャ…

オーク
(ん…?何の音だ?後ろで…)クルッ
「ぶっ!!?」

女騎士
「そ…その…私の身体で…おっ、恩返しを……」カァァ…



オーク
「ちょ、な、おまっ!!?」
(胸デカっ…!!)

女騎士
「…そ、その…これくらいしか私…取り柄が…」

オーク
「と、か…かっ、隠せバカ!!」

オーク の 投げる !

女騎士
「きゃっ!?」

女騎士 に シャツ が 当たった!
1 の ダメージ!

オーク
「バカ!良いって言ってるだろうが!!自分を大切にしろ!バカ!」

女騎士
「…で、でも」

オーク
「良いって言ってんだろがァ!スタンナックル食らわすぞ!」

女騎士
「…わ、分かり…ました…」

オーク
「…じ、自分を大切にしやがれバカ、二度とすんなよ」

女騎士
シュル…シュル「…ごめんなさい」

オーク
「…はよ行け、お仲間の勇者様達の所にな」

女騎士
「…はい」

オーク
「…次会うときは敵同士、殺すか殺されるかだ。もしまたエンカウントしたら、俺は迷い無くお前から潰す」

女騎士
「…!」ビクッ

オーク
「弱い所から叩くのは戦闘の基本だからな、回復役だし」

女騎士
「…分かり…ました」トボトボ

オーク
「…じゃあな、もう会うこともないだろ。あ、出口はあっちだ」

女騎士
「…ありがとうございます」

オーク
「…おう」

トボトボ…


オーク
「…増援要請の申請書類書くか…後は各拠点に警戒レベルを上げるように通達して…あぁ、隊員装備の総チェックまだだったな…早めるか…ネンドクセ…」





……んー…んー…!


オーク
「…ん?」

……開か…ないー…

オーク
「…やれやれ」ガタッ


…ギギギィ…

オーク
「悪いな、お前さん弱い事すっかり忘れてたわ」

女騎士
「い、いえ…こちらこそ…」

オーク
「今度こそ、じゃあな。その…頑張れよ」

女騎士
「…!はいっ!ありがとうございます!」

オーク
「…頑張れよ…」

ギギギィ…バタン

オーク
「…さて、今度こそ書類書くかな………








…ん?何か忘れて…






…あっ」



パーティー
女騎士
オーク

オーク
「やべぇ!!」ドタドタ!!

バーン!!

オーク
「その帰還結晶ちょっと待ったァー!!!!」

女騎士
「ふえっ!?」

パァ……!!

オーク
「あ」

女騎士
「あ」

バシュウゥゥゥゥ!!

女騎士
「きゃあああぁぁぁぁ!!」

オーク
「ぎにゃあああぁぁぁぁ!!」

ぁぁぁぁぁぁ…………



帰還結晶について補足
パーティー全員に効果アリなので、緊急時の撤退のような使い方も可能


………………………………………


………ぁぁぁぁぁぁああああ!!

ドサーッ!!

女騎士
「……痛…く、ない?」

オーク
「…おい、降りろ…」

女騎士
「あ、あれ?なんで…?」

オーク
「お前…パーティーアウトさせんの忘れただろ…」

女騎士
「あ…」

オーク
「とにかく…俺の顔から尻をどけろ…」

女騎士
「え…きゃっ!」バッ

オーク
「痛っ…つぅ…ったく…」ムクリ
(…柔らかかった…)

女騎士
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

オーク
「別にいーよ…(…初めてラッキースケベ体験したし)ゴニョゴニョ」

女騎士
「え?今なんて?」

オーク
「な、なんでもない!」

女騎士
「???」



オーク
「ったく…ここは…どこだ?」

女騎士
「えと…魔王領と人間領の境界にある街…」

オーク
「…カジノシティか…にしては何も無いんですけど、こないだの休日に息抜きに来たけど、こんな森は無かったぞ…」

カジノシティについて
人間領と魔王領の境にある巨大なギャンブル都市
ここではこの街中と周囲50km圏内に「不戦の約定」的な取り決めがあり、人間と魔族が安心(?)してギャンブルに興じる事が出来るようになっている。ラスベガス的なイメージ

女騎士
「あ、あれ?」

オーク
「お前ちゃんと目的地思い浮かべてたのか?」

女騎士
「えと…それは…」

……ガヤガヤ…ワイワイ…

オーク
「ん?なんだ?誰か居るのか?」

ガサガサ…

オーク
「うおっまぶしっ…ん?」

騎士 
「え?」

…………………

騎士
「て、敵襲…!」

オーク
「タイム!!」

騎士
「!?」




オーク
「2.3.5.7.11.13…」

騎士
「は?」

オーク
「何やってんだ、お前も素数数えろ!」

騎士
「お、おう…17.19.23.29.31.37.41…」

オーク
「43.47.53.59.61.67.71.73.79…」

騎士
「83.89.97.101.103.107.109.113.117…


オーク
「ん?ちょっと待て、117は素数じゃねぇだろ」

騎士
「あれ?マジ?」

オーク
「マジ。えーと、枝…」バキッ

ガリガリ

117÷9=13

騎士
「あ、本当だ」

オーク
「エラトステネスの篩もやって確認するか?」

騎士
「いや、後で戻って自分でやってみるわ。ありがとさん」

オーク
「そうか、頑張れよ」

ハハハハハハ…

騎士
「…敵襲ー!!」

オーク
「チクショウ!駄目か!」


オーク
「くっそ!切り抜けられると思ったのに!」

女騎士
「なんで素数数えたんですか!?」

オーク
「バーロー、素数は俺らに勇気を与えてくれるんだぞ!?」

女騎士
「いや意味が…」

ヒュン!

オーク
「うおっ!弓か!?」

騎士
「出てこいオークめ!王都まで攻めてくるとは!」

オーク
「…ハァ!?王都!?ここはカジノシティじゃあ…!?」

女騎士
「…その…帰還結晶使う前に…王都にいるお婆ちゃん思い出してて…その時にオークさんが…」

オーク
「mjsk」

ヒュン!ヒュン!

オーク
「ッベー、ッベーわコレ…武器や鎧は家で脱いだままだし…ハッ!アイテムは?」

所持アイテム
お弁当
リンゴ
果物ナイフ
変わり玉飴
小さなゴミ袋
(未鑑定)のスクロール
呪:固定の指輪

オーク
「……鑑定アイテムは無いから賭けか…」

女騎士
「ど、どうするんですか!?」

オーク
「こんな所で死ぬのは嫌だからな…切り抜けるに決まってんだろ!」

オーク は (未鑑定)のスクロール を 使った

オーク
「763…いや南無三!」

女騎士
「きゃっ!?」

オーク が 光輝く!

騎士
「な、なんだ!?」




………………

オーク
「……ん?何も……起こらない?」

女騎士
「………」

オーク
「くっそ、不発か?もしくは外れ…?」

女騎士
「あ、あの…」

オーク
「しょうがない…果物ナイフだけでもなんとか…」

装備
武器:果物ナイフ
防具:無し
アクセサリー1:指輪
アクセサリー2:ソニックリング

女騎士
「あのっ!」

オーク
「なんだよ!?」

女騎士
「か、身体が…」

オーク
「は?身体?」

オーク は 自分の身体を見た!

オーク
「な…」





オーク の 身体が 人間になっていた!


オーク
「擬態スクロールかよ!?」

擬態スクロール
名前通り敵に擬態して、やり過ごしたり、逆に敵に発動させて混乱を巻き起こしたり用途は様々
バッドステータス扱い

女騎士
「…ちょっとカッコいいかも」

ヒュン!ヒュン!

騎士
「何かわからんがくらえッ!」

オーク
「呑気な事言ってる場合か!?クソ、身体が縮んでやがる…流石に防具無しの上このまま戦っても…」




オーク
「…いや、むしろチャンスか!?」

オーク は 呪:固定の指輪 を取り出した!

オーク
「…呪いがあるから後で売り飛ばそうと思っていたが…まさか役にたつとはな…!」

オーク は 指輪 を外した!
オーク は 呪:固定の指輪 を装備した!

呪い付き装備について
呪われた装備を装備すると、解呪するまで外せない、強化不可、付加能力が発動しないor付加能力が逆転する、買い取り価格暴落…等デメリットしか無い

固定の指輪について
ステータスの状態を固定する
強化状態は装備中永続し、マイナス状態は弾くレアアクセサリー

オーク
「んで…ここからか…」チラ

女騎士
「ふぇっ?」

オーク
「悪いけど、協力してもらうから…なッッ!」

ヒュッ、ザクッ!

女騎士
「あっ!?何を!?」

オーク の 攻撃!
オーク に 40 のダメージ!

オーク
「ぐっ…痛ぅ…!」

女騎士
「あ、足から血が…!直ぐに手当てを…!」

オーク
「まだ、いい…それより肩貸せ!」

女騎士
「えっ…は、はい!」



騎士
「…む!?誰だ!?」

オーク
「うぅ…そ、そこの騎士様…助けて下さい…」

女騎士
「お、おねがいしますー(棒)」

騎士
「だ、大丈夫か!?君たち!?」

女騎士
「わ、わたしは大丈夫ですが、こ、この少年がー(棒)」

騎士
「あ、足を怪我しているのか!待ってろ!薬草と包帯を…」

オーク
「(その棒読みなんとかならないのか?)ヒソヒソ」

女騎士
「(む、無理ですっ!)ヒソヒソ」

騎士
「大丈夫かい?すぐ治療してやる!」

オーク
「あ、ありがとうございます…」

女騎士
「ありがとうございますー…」

………………

オーク は 20 回復した!

オーク
「ありがとうございます!騎士様!」

騎士
「応急措置程度だから、早く城下街で治療した方が良いぞ?」

女騎士
「……(罪悪感が……)」

騎士
「君たちは、先程のオークに襲われのかな?」

オーク
「はい……私は野草を摘みに来たのですが、先程のオークに襲われて……その時にこの女騎士様が助けに……」

女騎士
「へ!?」

今日も夜勤なのでここまで
質問や感想云々受付中!
おやすみなさい……

レッツ!貢献!(社蓄精神)


騎士
「なんと……だからこんなに装備がボロボロなのですな……これほど損傷が激しいとなると、さぞ厳しい戦いだったのでしょう……」

オーク
「はい……私を守りながら防戦一方で……騎士様が来てくれなければどうなっていたか……」

女騎士
「いえ…装備は元々…」

オーク
「(口裏合わせろバカ!シメるぞ!?)」

騎士
「素晴らしい騎士道精神の持ち主だ!自らの危険を顧みず見知らぬ人を助ける為にこんなにボロボロになるまで戦うとは…感激である!」


……ガヤガヤ……

騎士
「む!増援か!」

騎士2
「弓兵隊、白兵隊、合計15名到着しました!」

騎士
「敵はオーク一体!森の中に逃げ込んだ!三人一組のパーティーを組み見付け次第討伐せよ!」

オオオオオォォォ!!

騎士
「っと、そこの弓兵1人と白兵2人のパーティー!彼女達を王都まで護送せよ!私の馬の使用を許可する、これ以上小さな英雄を傷付けたら許さんからな貴様等ァ!」

イェッサー!!

女騎士
「あわわわわ……」

オーク
「危機は脱した……と思いたい、な……」




…………………………

医者
「……思っていたより浅い傷だ、処置も適切だから、明日には傷痕も残らないだろう。」

オーク
「あ、ありがとうございます…」

女騎士
「……」

医者
「そっちの女騎士さんも……戦いで受けた傷は無いようだが、一応打撲用の塗り薬を処方しとこうか」

女騎士
「は、はい……ありがとうございます」

オーク
「……?」




お大事に―……

オーク
「……さて……どーすっかな……」

女騎士
「……あ、あの」

オーク
「明日明後日は警備シフト入ってないから良いとして……いやでもここ王都だから馬使っても3日は掛かるだろうし……」ブツブツ

女騎士
「お、オーク……さん?」

オーク
「帰還結晶……買うにしても手持ちが足りなすぎる……文を飛ばす……どう説明すりゃ……女騎士のパーティーに入ったら帰還結晶の巻き添え食らったと……信じられるか普通……」ブツブツ

女騎士
「オークさんってば」

オーク
「それにこの指輪の解呪もしなきゃならねぇし……あぁ……最悪だぁぁ……」

女騎士
「オークさんってば!」

オーク
「うるせぇ!なんだよ!?」

女騎士
「ひっ……ごめんなさい!」ビクッ

オーク
「え……あ……わ、悪いな怒鳴って……ん?」

女騎士
「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」カタカタ

オーク
「お、おい?女騎士?」


……ザワザワ……何?……喧嘩か?……

オーク
「……あーもー……」


…………………………

酒場

オーク
「……落ち着いたか?」

女騎士
「……お見苦しい所をお見せしてしまいました……」

オーク
「……気にするな、こっちも悪かったな。いきなり怒鳴って……」

女騎士
「……その、これからどうしますか?」

オーク
「帰る、とにかく急いで帰る。シフトに穴空ける訳にはいかん!」

女騎士
「は、はあ……」
(シフト制なんだ……)


オーク
「お前はどうするんだ?」

女騎士
「え?」

オーク
「カジノシティに居る勇者達に合流すんのか?」

女騎士
「そ……れは……そのつもり……です」

オーク
「……そうか」ガタッ

女騎士
「あ、あれ?」

オーク
「頑張って合流するんだな、俺は帰る。シフトに穴は空けられんし……無断欠勤なんてもっての外だからな」

女騎士
「は……はい……ありがとうございます…」

オーク
「……んじゃあな」スタスタ

女騎士
「あ……」

オーク
「ん?」

女騎士
「……いえ、ごめんなさい……」

オーク
「……」スタスタ

……あ、居たぞ!ボロボロの皮鎧装備の女騎士!

女騎士
「へ?」

うちの騎士団長様が探してましたよ!さ、一緒に来てください!

女騎士
「あ、えぇぇ!?」

きゃあぁぁぁぁ…………

オーク
「……拉致かよ……」


パーティーout
女騎士

オーク
「……さて、どうするかな……」

1 王都から出る
2 装備を整える
3 道具屋へ行く
4 メシ
5 女騎士を追う
6 王都を観光

行動回数 3

所持金 2047G

神の声
>>48よ……行動を一つ選ぶのじゃ……」

5

>>45
>>48

オーク
「……あの女騎士…大丈夫かね……余計な事言わなきゃ良いけど……」

オーク
「騎士団長が探してるって言ってたな……ってーと……駐在所とか探すか」

………………オーク移動中……

オーク
「駐在所の騎士に聞いた場所はこの辺に居るらしいが……」

衛兵
「む?騎士学校に何か用かね?」

オーク
「あ、すみません…ここにボロボロの皮鎧を着た女騎士様が拉致…連れてこられませんでしたか?」

衛兵
「…あー、さっきのアレかな?確かに見たけど…」

オーク
「俺…いや私、その女騎士様に助けられたんですが、お礼を言いそびれてしまい…宜しかったらお目通り出来ませんか?」

衛兵
「んー…暫くは駄目だね、今ちょっと式典準備の真っ最中でてんやわんやしてるみたいなんだ」

オーク
「式典?」

衛兵
「団長がその女騎士さんの行動にいたく感動したらしくてね、感謝状やらの授与式を急遽開く事にしたみたいでね…多分女騎士さんも授与式用の鎧合わせとかで会えないんじゃないかな?」

オーク
「そう…ですか」

衛兵
「そう落ち込むな少年、女騎士さんには私が言っておくから…授与式が終わる頃合いにまた来るといい」

オーク
「分かりました、ありがとうございます」

衛兵
「うむ、礼儀正しいのは良いことだ。またな少年!」

……………………………

オーク
「…予想外だな、こりゃ…出直すか…」

1 王都から出る・
2 装備を整える・
3 道具屋へ行く・
4 メシ・
6 王都を観光・

行動回数 2・

所持金 2047G・

神の声・
>>52よ……行動を一つ選ぶのじゃ……」

3

>>49
>>52

オーク
「王都の道具屋か……どんな品揃えか興味あるな………手持ちアイテムもロクなアイテムが無いしな……」

所持アイテム
お弁当
リンゴ
小さなゴミ袋
変わり玉飴
指輪

オーク
「……行くか」


……………オーク移動中………

カランカラーン

店員
「いらっしゃいませー♪カタログはこちらでございまーす♪」

オーク
「お、おう……」
(建物でかいし、随分繁盛してんな……)

店員
「ん?少年、準備は万端かい?転ばぬ先のなんとやらだ、荷物はちょっと多い位がちょうどいいよ?」

オーク
「は、はあ……」
(随分グイグイ来る女店員だな……)

所持金
2047G

カタログ

1 薬草 5G
2 回復薬 10G
3 状態異常回復薬 20G
4 包帯3セット 30G
5 薬草5&包帯5セット 好評につき50G継続!
6 回復薬5&状態回復薬5セット サービス120G 
7 店員特製回復薬 効果は国のお墨付き!500G
8 蘇生薬 劇薬指定につき取扱注意 1000G
9 帰還結晶 入荷未定!ラスト1! 5000G
10 ガチャチケ 100G

オーク
「……何を買うかな…」


ガチャチケについて
安価内の数字の個数合計=品物ナンバーと交換


jtgamwtpa ハズレ
59tjd2ptw 数字の個数は3なので3と交換

>>56

6

>>53
>>56


オーク
「回復手段は持っておくか……すげぇお買い得だし」

店員
「毎度ありー♪」

回復薬 5個
状態回復薬 5個 手にいれた!

オーク
「………まだ余裕はあるが…どうするか?」

所持金
1927G

買い物を止める場合
店を出る
とコマンド

1 薬草 5G
2 回復薬 10G
3 状態異常回復薬 20G
4 包帯3セット 30G
5 薬草5&包帯5セット 好評につき50G継続!
7 店員特製回復薬 効果は国のお墨付き!500G
8 蘇生薬 劇薬指定につき取扱注意 1000G
9 帰還結晶 入荷未定!ラスト1! 5000G
10 ガチャチケ 100G

>>60

5

>>57
>>60

オーク
「こっちも一応買っておくか………お買い得だし」

店員
「毎度ありー♪」

薬草 5個
包帯 5個 手にいれた!

所持金 1877G

オーク
「………まだ買うか?」


買い物を止める場合
店を出る
とコマンド

1 薬草 5G
2 回復薬 10G
3 状態異常回復薬 20G
4 包帯3セット 30G
7 店員特製回復薬 効果は国のお墨付き!500G
8 蘇生薬 劇薬指定につき取扱注意 1000G
9 帰還結晶 入荷未定!ラスト1! 5000G
10 ガチャチケ 100G

>>64

店を出る

>>61
>>64


オーク
「こんなもんかな…道中の宿代も考えりゃこれで充分か」

店員
「ありがとうございましたー♪」

……………オーク退店中………

オーク
「さて……アイテムも補充したし……次はどうすっかな……」

1 王都から出る
2 装備を整える
4 メシ
6 王都を観光

行動回数 1

所持金 1877G

神の声
>>68よ……行動を一つ選ぶのじゃ……
行動回数が0になったらメインストーリーが進行するぞよ……」・

人間は非力な生き物なので2

暗闇が見通せなくて「人間とはなんと不便な生き物なのだ!」とか言いたいけど、擬態してるだけだっけ?

2

>>67
擬態(バッドステータス)を呪い付きの装備で無理矢理固定させてるイメージ、裏技的な
解呪したら元の姿には戻るけど……暫くはこのままの予定
仮にも敵地のど真ん中な訳ですし

>>68

オーク
「……装備も軽く整えるかな…果物ナイフだけじゃあ……」

…………オーク移動中…

店員
「いらはい」

オーク
「……あの」
(なんだこの滲み出るヤル気の無さ……)

店員
「てきとーに見て回ってちょ」

オーク
「……」イラッ

所持金 1877G

1 こんぼう 100G
2 ナイフ 300G
3 鉄剣 500G
4 クレイモア 1000G
5 ドラゴンころし 8000G
6 荊質管制装備  120000G

>>75
値段が明らかに足りないやつは質問するだけ

>>69
67はその擬態が完全に人間(体の造りとか能力まで)なのか見た目が人間なだけかっつってんだろst

>>71
完全に人間に変態してます。設定は15の少年位に
身長は思いっきり縮み、体重はごっそり減ってるので擬態前と同じように身体を動かすのには少し慣らしが必用
ステータスやスキルはそのままだけど、上記の関係上、やっぱり慣れるまで十全に発揮されない……
と考えてます
すみません……orz書き手は初めてなので許してくださいなんでも……ゲフンゴフン

あえて4のクレイモア


オーク
「……このクレイモアを頂くよ」

店員
「ありゃざーっす」

オーク
「………」イライラ

店員
「でもいーんスかぁ?身長位あるっスけど………カッコ付けなら止めた方がイイっすよwww」

オーク
「………」イライライライラ

店員
「別に金払ってくれるんならガキんちょにもドラゴンころし売りますけどさwwwそれを中二病こじらせて振り回して怪我しても当方一才責任を負いかねますんでwwwブフォwwwワチキカッコヨスwww」

オーク
「……」ブチッ

ブォン!!

店員
「ヒイッ!?」

店員の 鼻先に 切っ先が突きつけられる!

オーク
「………貰っていく、問題無いね?」

店員
「はははははははい!!ありゃざー………ありがとうございます故ー!!」
(なんだこのガキ!?ドラゴンころし程じゃ無いにしろ重いクレイモアを片手持ち!?)

クレイモア を 手にいれた!

オーク
「………フン、帰る」

店員
「ああ、ありゃざとぅーございましたぁぁっ!!」

オーク
「………」
(腕痛ぇ………やっぱりこの身体じゃ片手は厳しいか………?)

オーク
「ま、慣らして行きますかね………」

………………オーク移動中………


今日はここまで
やべぇ仮眠時間がががが………

お休みなサイ………

すまない………頭痛が酷くて文章が思い浮かばないんだ………
今日は更新出来ない………すまない………

待たせたな……
最後の書き込みの後、仕事を首になり、恋人にフラれ、事故って利き腕怪我したりとギャグ漫画みたいな悪夢が立て続けに起こり正直忘れてたorz

なんとか再就職してちょっぴり余裕が生まれ始めたので、更新再開しようと思います
どこぞのH×H作者並みの鈍足更新になりそうだけど頑張ります


オーク
「……装備も整ったし、そろそろ……」


……急がなくては!

オーク
「ん?」

「へ?」

ドカッ!

オーク
「うわっ!?」

???
「おっと……あっ!?」

ぶつかった拍子に 相手の手から 何かが 落ちた!

落ちて紙が ちらばった!

オーク
「やべっ……すみません!すぐ拾います!」

???
「あ、いや待て!触るな!見るな!」

オーク
「風で飛ばされちゃいま……す……よ……?」

オークは 紙を 見た!





男と男が裸で抱き合って「うわあぁぁぁぁぁ・見るなぁぁぁぁ・」

??? の ぶんどる!

オーク
「おわっ!?」

オーク に 5 のダメージ!
紙 が 盗まれた!

???
「はー……はー……はー……」

オーク
「……あ、あの」

???
「少年っ!!」

オーク
「は、はっ!」

???
「これをやる!!だから今見たことは全部忘れなさい!!」

??? から 紙袋を 貰った!

オーク
「え、いやその」

???
「い い な!!?」

オーク
「は、はっ!了解しました!!」

オーク は 敬礼 した!

???
「よし!素直な子供は嫌いではないそ?」

オーク
「ありがとうございます!」
(……思わず敬礼までしちまった)



???
「……では少年、そのまま回れ右して真っ直ぐ進んで、後ろは振り向かないようにするんだ」

オーク
「はい!」

???
「……原稿は……うん、全部あるな……」ガサガサ……

オーク
「……」

???
「……では少年!さらばた!」タタタタタ……

足音が 遠ざかる!

オーク
「……あれが……びーえる、なのか?分からないな……」

紙袋 を 調べた!

高級菓子を 手に入れた!
チケットを 手に入れた!

オーク
「なんだこのチケットは……君の小鳥になりたい?劇団……タンタラス?」

チケットは お芝居のチケットだった!

オーク
「……いいのか、これ……劇団タンタラスって……かなり人気の劇団の筈だが……ん?」

予約席 Aー15
氏名  グランベリア様

オーク
「……いやいやまさかな、雰囲気似てたけど四天王はグランベリ「ナ」様だし……そもそも今のは人間だったし……」


…………………………

オーク
「……裏技使ってるとはいえ俺も他人の事言えないか……戻ったらちょいと聞いてみるかな」

…………オーク移動中……




…………王都 北門……

オーク
「……さて、と……こっからカジノシティまで徒歩か……道中で馬とか手に入れば楽なんだろうが……」

兵士A
「……ZZZ」

オーク
「……呑気な兵士だな……まあいいや、余計な事聞かれたりする前にさっさと……」


緊急~ッッ!緊急~ッッ!

兵士A
「ふがっ……!?」

オーク
「!?」

兵士B
「緊急!12時の方向より狼の群れに教われている馬車を発見!馬車はこちらに向かっている模様です!」

兵士C
「狼の詳細は!?」

兵士B
「…………5……8……13……13体目視で確認!」

兵士A
「それくらいなら今居るメンバーで何とかなるな!先に出撃する!」ダッシュ

兵士C
「馬っ……鹿!!先行すんな!」

兵士B
「馬車!、門まで距離、およそ800!」

兵士C
「……糞が!」ダッシュ

オーク
「……面倒くさいのに巻き込まれたなこりゃ」


…………

兵士A
「そこの馬車ァー!!そのまま走れェー!!」

老人
「あ、ありがとうごぜぇます!!」

兵士A
「おらおらァー!!犬っころ共!!遊んでやるぜぇえぇぇぇ!!」

ウルフ
「ガウッ!!」

兵士A
「邪魔ァ!!」

兵士Aの 攻撃!
ウルフAに 124のダメージ!!

兵士A
「おらおらァ!!」

兵士Aの 攻撃!
ウルフBに 117のダメージ!!

ウルフ
「ガウッ!!」

ウルフCの 攻撃!
バックアタック!!
兵士Aに 85のダメージ!!

兵士A
「痛っ……てぇなゴラァ!!」

兵士Aの 攻撃!
ミス!

ウルフAの 攻撃!
バックアタック!!
兵士Aに 91のダメージ!!

兵士A
「この犬畜生がァ!!」

兵士Aの 攻撃!
ミス!

ウルフBの 攻撃!

兵士A
「くっ!?」

兵士C
「おりゃァァァァ!!」

兵士Cの 攻撃!
カウンター!
ウルフBに 203のダメージ!!
ウルフBは 倒れた!

兵士C
「先行し過ぎだ馬鹿!!一回死ね!!」

兵士A
「うっせ馬鹿!お前が遅いんだよ!!」

互いに 背中を預け合う!

兵士A・C
「うらぁぁぁぁァァ!!」


………………




………………

兵士B
「そこの少年!」

オーク
「……あ、俺?」

兵士B
「早く逃げなさい!!まだ馬車を追ってるウルフがこちらに来る!危ないから走って逃げなさい!!」

オーク
「ぅーい」
(……終わるまで適当に待つか……加勢する義理も無いし……)

兵士B
「……敵……4体……左右2体……」ギリリッ

兵士Bは 弓を構えた!

オーク
「…………」

兵士B
「……射っ!」

兵士Bの スナイプアロー!
ウルフDに ヘッドショット!

オーク
「……高所から的確に弓矢を脳天に当てやがった……すげぇ……」

兵士B
「…3……!!」ギリッ

兵士Bの スナイプアロー!
ウルフEに ヘッドショット!

兵士B
「2……!!」

兵士Bの スナイプアロー!
ウルフFに ヘッドショット!

兵士B
「ラス1……!?」

目標が 居ない!

オーク
「あら?ラス1は……」

兵士B
「馬車の真後ろか……!!」






兵士B
「下に降りてから射つんじゃ間に合わない……なら!」ダッ!

兵士Bは 高くジャンプした!

オーク
「おおっ」

兵士B
「……見えた!!」

兵士Bの スナイプアロー!
ウルフGに 157のダメージ!

兵士B
「外した……!!少年、逃げ……」ドポーン……

オーク
「橋下の川に落ちたか……さて」

ウルフG
「ガルルルル……」

オーク
「脳天ぶち抜きは避けられたか、だがその位置は致命傷だ。威嚇すらキツいだろ」

ウルフG
「……黙れ人間……!!その首、食いちぎってくれる……!!」

ウルフGは 突撃をくりだした!

オーク
「食いちぎれるなら……な!」

ウルフG
「!?」

オークの ジャストガード!
0 のダメージ!

ウルフG
「貴様……何故我等の言葉を…………この臭いは……!?」

オーク
「じゃあな犬っころ」

オークの 攻撃!
クリティカル! 528のダメージ!

ウルフG
「貴様……オークの分際で……ガハッ……」

ウルフGは 倒れた!

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