女勇者「返せ・・・鎧と剣と服と下着を・・・」(9)

気が向いたら書く

気が向いた

ザコ娘「ばいば~いお姉さん」

女勇者「ま、まってくれ、せめて落とし穴から出してくれ・・・行ってしまった」

女勇者「こんなレベル1の簡単な、ダンジョンとも言えない平地で、最初のモンスターにやられるなんて・・・」

女勇者「こんな姿ではだれかに助けを求めるわけにも・・・ってか誰も来ないし」

女勇者「登るにしても深すぎる・・・」

おおありくいが来るのか?それともスライムか?
まさか…マドハンドか!?

女賢者「なにしてるの、すっぽんぽんで」

女勇者「み、みるな!」

女賢者「なによ、偉そうに。」

女勇者「わ、私は勇者だぞ!」

女賢者「おおいばりね。そんなカッコで大声上げて、お間抜けサン」

女勇者「くっ」

女賢者「おおかた雑魚モンスターにでもやられたんでしょう。レベルも低そうだし、頭もわるそうだし」

女勇者「だ、黙れ黙れ!」

女賢者「あーそう出してあげようと思ったのに。やめたわ」

女勇者「う! ま、まってくれ・・・・」

女勇者「うう、出してくれてありがとうございました・・・」

女賢者「そういう謙虚な姿勢を忘れないように」

女勇者「ところで、余った布の服か旅人の服とか・・ありませんか?」

女賢者「こちらも他に着物はないの。あってもせいぜい、薬草だけね」

女勇者「な・・・・っ、私に葉っぱ一枚になれというのか!?」

女賢者「なにそれ無様ww」

女勇者「く・・・」

ザコ娘「>>5様の言ったモンスターたちを応援に呼びました~」

まもののむれがあらわれた!

女賢者「かなりの数ね。裸勇者さん、10分の一くらいはお願いできる?」

女勇者「だ、誰が裸勇者だっ! うわ、マドハンドに足を取られた・・・!」

おおありくい「ぺろぺろぺろ」

女勇者「ひいいいっ!どこをなめているぅうう!」

スライム「とつげきっ!」

女勇者「ふひいいっ!」

女賢者「あら、ひんやりしてそーね~」

女勇者「は、早く敵をたおせぇえ・・・」

散々やられまくり・・・

女勇者「や、やめろおおお!やめてくれえ!」

女賢者「助けてあげるから、『哀れで惨めで無様な裸女を助けてください、お願いします賢者様』といいなさい」

女勇者「哀れで惨めで無様な裸女を助けてください、お願いします賢者様!!!!」

女賢者「イオナズン」

モンスターあっさり撃退

女勇者「うぐ・・ぐすっ」

女賢者「お鍋のフタ×2を手に入れたからあげる」

女勇者「これじゃ裸踊りだ・・・」

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